オトーサンの2007年その1

ほのぼの映画批評

前口上

もう映画は、DVDで見る時代。
DVDプレイヤーの世帯普及率は、70%とか。
携帯でいつでもどこでも見る時代へ。   

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目次

2456 ROUND1(TV 2002) 2455 レッド・サイレン(TV 2002) 2454 エア・バディ(TV 1997) 2453 リッチー・リッチー(TV 1994) 2452 日本一のホラ吹き男(TV 1964)
2451 コラテラル・ダメージ(TV 2002) 2450 ロミオ&ジュリエット(TV 1996) 2449 タイトロープ(TV 1984) 2448 魔界転生(TV 2003) 2447 ブラックブック(2006)
2446 ゼブラーマン(TV 2003) 2445 子ぎつねヘレン(TV 2005) 2444 悪魔をやっつけろ(DVD 1953) 2443 腰抜けペテン師(DVD 1951) 2442 フランシスコの2人の息子(2005)
2441 ホリデイ(2006) 2440 愛しのシバよ帰れ(DVD 1952) 2439 第17捕虜収容所(DVD 1953) 2438 ザ・ターゲット(TV 1992) 2437 ブレス・ザ・チャイルド(TV 2000)
2436 エネミー・ライン(TV 2001) 2435 デジャブ(2006) 2434 ディープ・インパクト(TV 1998) 2433 サン・ジャックへの道(2005) 2432 ラストキング・オブ・スコットランド(2006)
2431 疑惑の幻影(TV 1998) 2430 失楽園(TV 1997) 2429 ナイト ミュージアム(2006) 2428 ハッピーフィート(2006) 2427 東京ゴッドファーザーズ(TV 2003)
2426 スチームボーイ(TV 2003) 2425 戦闘機対戦車/砂漠の対決(TV 1973) 2424 スズメバチ(TV 2002)> 2423 TAXi(TV 1998) 2422 今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006)
2421 英空軍のアメリカ人(DVD 1941) 2420 パヒューム ある人殺しの物語(2006) 2419 ワイルド・グリズリー(TV 1999) 2418 鮮血の情報(DVD 1947) 2417 ローレライ(TV 2005)
2416 ドリームキャッチャー(TV 2003) 2415 “アイデンティティー”(TV 2003) 2414 ボビー(2006) 2413 砂塵(DVD 1939) 2412 ロイヤル・ウェディング(DVD 1951)
2411 ブラックボード 背負う人(TV 2000) 2410 守護神(2006) 2409 墨攻(2006) 2408 ドリームガールズ(2006) 2407 どろろ(2007)
2406 ロビン・フッドの冒険(DVD 1938) 2405 SPY_N(TV 2000) 2404 謎のストレンジャー(DVD 1946) 2403 善きひとのためのソナタ(2006) 2402 ブレイド(TV 1998)
2401 東京の休日(TV 1958) 2400 あなたになら言える秘密のこと(2005)> 2399 牛泥棒(DVD 1943) 2398 フォーエバー・フィーバー(TV 1998) 2397 類猿人ターザン(DVD 1932)
2396 モンスターハウス(2006) 2395 ナショナル・セキュリティ(TV 2003) 2394 パンチドランク・ラブ(TV 2002) 2393 追撃者(TV 2000) 2392 世界最速のインディアン(2005)
2391 抹殺者(TV 2001) 2390 SHINOBI(TV 2005) 2389 赤い月(TV 2006) 2388 マリー・アントワネット(2006) 2387 シックス・パック(TV 2000)
2386 ファム・ファタール(TV 2002) 2385 幸せのちから(2006) 2384 不都合な真実(2006) 2383 リトル・ミス・サンシャイン(2006) 2382 キングの報酬(TV 1986)
2381 それでもボクはやってない(2006) 2380 ディパーテッド(2006) 2379 カリフォルニア・ドールス(TV 1981) 2378 チアーズ!(TV 2000) 2377 ラッキーナンバー7(2006)
2376 トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース(TV 2001) 2375 スター・ウォーズ ジェダイの復讐(DVD 1980) 2374 スター・ウォーズ 帝国の逆襲(DVD 1980)> 2373 スター・ウォーズ(DVD 1977) 2372 スパルタカス(TV 1960)
2371 ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ(TV 2002) 2370 ドロップ・ゾーン(TV 1994) 2369 ラスト・アクション・ヒーロー(TV 1993) 2368 甘い嘘(TV 2000) 2367 ピアノ・レッスン(TV 1993)
2366 殺人カメラ(DVD 1952) 2365 クォ・ヴァディス(DVD 1951) 2364 アレキサンダー(TV 2004) 2363 ハートブレイカー(TV 2001) 2362 リトル・ブッダ(TV 1993)
2361 グース(TV 1996) 2360 ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日記(TV 1995) 2359 センチメンタル・アドベンチャー(TV 1982) 2358 フル・モンティ(TV 1997) 2357 ヒップホップ・プレジデント(VHS 2003)


ROUND1

オトーサン、 日韓合作映画なんだ。 出来はともかく、ま、いいことです。 原題:ROUND1(2002) 監督:山田大樹 脚本:三村渉 Genre: Crime /Suspence Coutry:Japan /Korea 上映時間 104分 あらすじ: トッポは俳優志望。 韓国に渡り、やくざの用心棒になったが、 抗争が始まるとビビって、さっさと帰国。 今度は、サギ師になることにする。 だが、失敗続きだった。 そんな時、大仕事が舞い込んできた。 30億はする百済の財宝を強奪しようというのだ。 だが、韓国のヤクザがトッポを追ってきて...   出演者: 畑山隆則 .... トッポ ソン・ソンミ ....ネネ カン・ソンピル .... チョン オトーサン、 「畑山くん、やはり素人だなぁ」 チョンのコミカルな演技が印象に残りました。 その他の出演者: 西村和彦 ....ダンディ 大竹一重 ....りつ子 イ・イルジェ .... パク 夏木陽介...鬼頭泰介 中江有里 ....明日香 黒部進 .... 梅川 団時郎 .... 田島 中原文雄 .... 拝 User Ratings: - オトーサン、 「ま、5点台前半だな」 TOM46さん 2006年3月21日 ふせえりも出てるね 畑山ブーム、最高潮の時に作ったのがこれ。 もう「ガチンコ」みたいなテレビ番組は できないのかな。最近は出演者みんなヤンキーと遊んでるだけ なんだよなぁ〜 たまにはガチみせてくれやぁ〜〜 オトーサン、 「このひと、知らなかったな」 ○畑山 隆則  1975/7/28 - 青森県青森市出身の元プロボクサー。  WBA世界スーパーフェザー級、同世界ライト級チャンピオン。 日本人4人目の世界2階級制覇を達成。 現在は太田プロダクション所属のタレント・俳優として芸能界で活躍。  K-1 WORLD MAXの解説も務めている。  身長172.5p。血液型はA型。  青森山田高等学校を一度中退するも、再入学し卒業。  現在、青森大学経営学部に在学中。  真言宗智山派の信徒。  東北楽天ゴールデンイーグルスファンクラブ名誉創立会員の一人。  現役時代、十字架のネックレスをつけて入場をしたり、  ラウンド開始ごとに手で十字を切っていたことから、  畑山=クリスチャンという噂も流れた。  本人曰く「試合前で神経がピリピリしていた時、  何となく入った教会の雰囲気に凄く癒された」ので、  以来ゲン担ぎとして、教会通いや十字を切る行為などをするようになった  また、氷室京介の大ファンであり、  現役時代は彼の曲(「STAY」「Re-Born」「NATIVE STRANGER」等)を  入場曲として使用した。  2006年6月17日にフリーアナウンサーの清原久美子と都内のホテルで挙式。  畑山は再婚、清原は初婚となる。  同年9月28日に待望の第1子となる男児を出産。  畑山には前妻との間に1996年生まれの男児がいる。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


レッド・サイレン

オトーサン、 「救急車の映画?」 辞書を引くとサイレンは、号笛、妖精とあります。 「どっちの映画かなぁ?」 原題:La Sirene rouge(2002) The Red Siren 監督:Olivier Megaton 原作:Maurice G. Dantec 脚本:Alain Berliner/ Robert Conrath Olivier Megaton / Norman Spinrad Genre:Crime / Thriller / Action Rated R for strong violence and language. Country:France Language:French / English / Portuguese 上映時間:118分 あらすじ: 13歳のアリスは反抗期。 パリの警察に母親は殺人者だと言う。 アリスには証拠がない。 母親のエヴァは、富豪で権力者だから容疑を免れる。 アリスは直ちに家出し、 ポルトガルで暮らしていると思われる父親に会いに行く。 警察は彼が死亡していると信じるが、アリスは否定する。 それにもかかわらず、警察はアニータを派遣する。 彼女は、イタリアの警官で、フランス警察に借りがある。 アリスをみつけ、連れ戻そうとする。 一方、エヴァは、自前の軍隊を駆使してアリスを追う。 アリスは、庇護者ヒューゴーに出会う。 元兵士で、ヒットマンとギャングの一員になったのだが、 少女を父親のもとへ連れて行くと約束する。 こうしてすべての道は、ポルトガルの海辺の小さな町へ通じていく。 出演者: Jean-Marc Barr ... Hugo(ヒューゴー) Asia Argento ... Anita(アニータ) Frances Barber ... Eva(エヴァ) Alexandra Negrao ... Alice(アリス) オトーサン、 「ジャン・マルク・バール、かっこいい!」 新007に起用してもいいほどです。 どこかで見たような気がしていましたが、 そうでした。 「グラン・ブルー」のジャック・マイヨールを演じていました。 アーシア・アルジェントは、切れ長の鋭い目つきが印象的でした。 JEAN-MARC BARR  ジャン・マルク・バール 誕生日 1960/9/27 出身 独ビトブルグ 父はアメリカの空軍軍人、母はフランス人。 幼少時はドイツ、少年時代をカリフォルニア州サンディエゴで過ごし、 UCLAから80年、パリに渡り、ソルボンヌ大学へ転入。 哲学を学ぶが、ジャン=リュック・ゴダールの 「アルファヴィル」を観たのがきっかけで俳優を志し、 82年にロンドンのギルドホール・スクールで演技を学ぶ。 映画デビューは84年。 「グラン・ブルー」のジャック・マイヨール役で セザール賞主演男優賞受賞。 99年「ラヴァーズ」で監督デビュー。 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1985年「キング・ダビデ/愛と闘いの伝説」 1987年「戦場の小さな天使たち」 1988年「グラン・ブルー」 1991年「赤と黒の接吻」「ヨーロッパ」      「日曜日の恋人たち」 1994年「アイアン・カウボーイズ ミーツ・ゴーストライダー」 1996年「奇跡の海」「パラダイス・ブルー」 1998年「日曜日の恋人たち」 2000年「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「SEX:EL」 2002年「レッド・サイレン」◇ 2003年「ドッグヴィル」 ASIA ARGENTO  アーシア・アルジェント 誕生日 1975/9/20 出身 イタリア・ローマ 父は映画監督ダリオ・アルジェント、母は女優ダリア・ニコロディ、 姉はフィオーレ・アルジェント。 86年「デモンズ2」で映画デビュー。 96年「雨上がりの駅で」などで イタリアのドナテッロ賞主演女優賞に二度受賞。 2000年「スカーレット・ディーバ」で監督デビュー。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1986年「デモンズ2」 1988年「デモンズ3」 1989年「赤いシュート」 1992年「トラウマ/鮮血の叫び」 1994年「王妃マルゴ」 1996年「雨上がりの駅で」「スタンダール・シンドローム」 1997年「ダリオ・アルジェント 鮮血のイリュージョンPART3」 1998年「ダリオ・アルジェントのオペラ座の怪人」◇「Bモンキー」◇ 2000年「スカーレット・ディーバ」◇      「ダリオ・アルジェント 鮮血の魔術師」 2001年「レッド・サイレン」◇ 2002年「トリプルX」◇ 2003年「ザ・キーパー[監禁]」◇ 2004年「サラ、いつわりの祈り」◇ 2005年「ランド・オブ・ザ・デッド」◇「ラストデイズ」 2006年「マリー・アントワネット」◆ その他の出演者: Andrew Tiernan ... Koesler Edouard Montoute ... Oliveira Vernon Dobtcheff ... Vitali Johan Leysen ... Travis Jean-Christophe Bouvet ... Lucas Carlo Brandt ... Vondt Francois Levantal ... Sorvan Dominique Bettenfeld ... Mitja Joao Pedro Cary ... Child Patrick Fontana ... Policeman reception Stephan Guerin-Tillie ... Julian User Rating: 5.2/10 (439 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 IMDBの投票者たちは、 外国の映画、とくにフランス映画となると、 1点ほど減点するようです。 User Comments: Melbourne, Australia 2004年2月14日 いくつかのすばらしい撮影がある この映画をみる主たる理由は、 ジャン・マルク・バールの力強い演技をみることだった。 だが、助演陣は弱く、脚本もプアーだ。 私が驚いたのは、ストーリーの暗さだった。 いいイメージといいアクション・シーンがあった。 母親エヴァは、これまで見たことのない最悪の人物だ。 私はヨーロッパ映画が好きだ。 より独創的で、リスクを冒すからだ。 だが、この人物は、「101匹わんちゃん」のクルエラのモノマネに見える。 外見もマナーも「クライング・ゲーム」のジュードに似ている。 そして、うまく機能していない。 彼女は脅威というより迷惑そのものだ。 実際の敵役は彼女ではなく、その子分たちである。 ジャン・マルク・バールは、手堅い演技をみせた。 好評である演技は、この映画でも文句なく発揮されている。 子役のアリスは、オーケー。 だが、この役柄にしては、感情移入できなかった。 この映画で一番力強かったのは、撮影と美術監督だ。 信じられるかどうかはともかく、 アクション・シーンの監督にも力強さがあった。 全体に、興味深い映画だった。 見る価値はある。 間違いなく、だんだんと好きになる味がある。 オトーサン、 「Marcさん、いいコメントだけど、 なんで、突然、"101匹わんちゃん"や "クライング・ゲーム"が出てくるの?」 ○101匹わんちゃん  101 Dalmatians  舞台はロンドン。  音楽家のロジャーとアニータの家に住むダルメシアン犬のカップル、  ボンゴとパーディタに15匹の子犬が生まれました。  やんちゃな子犬たちが家族に加わった幸せもつかの間、  アニータの友人クルエラに 子犬たちがそっくり誘拐されてしまいます。  クルエラは子犬たちの毛で コートを仕立てようとたくんでいたのです。  街中の犬たちの助けを借りて、 大切な子犬たちを探すボンゴとパーディタ。  たどり着いた郊外の屋敷で2匹が見つけたのは、  なんと99匹ものダルメシアン犬の子犬たちでした。  クルエラから逃れて、 大好きなご主人のもとにみんな揃って帰るため、  総勢101匹のにぎやかな大冒険が始まります。 ○クライング・ゲーム  アイルランド、川辺りの移動遊園地。  そこに出会ったばかりの男女がいた。  イギリス軍黒人兵士ジョディと、ブロンドの女ジュード。  遊園地を出ると女は男を誘い、2人は抱き合ってキスを交わす。  と、その時、男の頭上で拳銃の撃鉄を上げる音がした。  慌てて見上げるジョディ。  するとそこには、銃口を向けた男が立っている。  驚く間もなく彼は、数人の男に押さえつけられると顔に袋を被せられ、  いずこかへ連れ去られた……。  人質となった英軍兵士とIRA闘士との束の間の友情。  英軍兵士の遺言に従ってロンドンで出会った謎の美女ジュード...


エア・バディ

オトーサン、 「エア・ジョーダンと関係あるのか?」 当たりました。 バスケの名手、マイケル・ジョーダンを彷彿させる ゴールデン・リトリーバーが主人公のようなものです。 原題:Air Bud (1997) 監督:Charles Martin Smith 脚本:Kevin DiCicco (character Air Bud)    Paul Tamasy/ Aaron Mendelsohn 脚本 Genre:Comedy / Drama / Family / Sport Rated PG for brief mild language. Country:USA / Canada Language:English 上映時間:98分 あらすじ: 父親の事故死に押しつぶされて、 12歳のジョシュは、ワシントンの小さな町に引越す。 彼は町になじめず、バスケットボール・チームに入りたいが、 それも言い出せない。 人気のないコートで、ひとりで練習の日々、 彼は家出をしてきたバディという名のゴールデン・リトリーバーと仲良くなる。 ジョシュが驚いたのは、バディがバスケットボール好きで、 プレイもできるのを知ったことだ。 ようやく学校のバスケのチームに入り、 バディは、チームのマスコットとして、ハーフタイムのスターになる。 これがメディアの注目を引く。 残念ながら、それがバディの元の持ち主、ノームの目に留まり、 これで有名になり、一儲けしようとしてやってくる。 ジョシュとバディは、別れなければならないのだ... 出演者: Kevin Zegers ... Josh Framm(ジョシュ) Wendy Makkena ... Mrs. Jackie Framm(ジャッキー) Michael Jeter ... Norman F. 'Norm' Snively/Clown the Hound(ノーム) Bill Cobbs ... Coach Arthur Chaney(コーチ) オトーサン、 「ジョシュ、可愛いなぁ」 カルキンくんより好感がもてました。 「何だ、この病人くさいやつ?」 犬を取り戻しにくる役を演じたのは、マイケル・ジェッター。 このひとの経歴はぜひ目を通してください。 KEVIN ZEGERS  ケビン・ゼガーズ 誕生日 1984/9/19 出身 カナダ・オンタリオ州 93年「ライフwithマイキー」で映画デビュー。 テレビでは「タイタンズ 欲望のラプソディ」のイーサン役など。 「クライモリ」「ドーン・オブ・ザ・デッド」で リンディ・ブースとカップルになる役どころ。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1993年「ライフwithマイキー」 1997年「エア・バディ」「生きていく理由」(TM)      「シャドウビルダー」 1999年「エア・バディ2」「コモド」 2000年「2002 ワンワンカップ」 2002年「ゴースト フロム ダークネス」 2003年「クライモリ」 2004年「ドーン・オブ・ザ・デッド」 2005年「トランスアメリカ」 MICHAEL JETER マイケル・ジェッター(ジーター) 誕生日 1952/8/26-2003/3/30 出身 米テネシー州ローレンスバーグ メンフィス州立大学で医学を学んだ後、俳優に転じ、 1978年「ONCE IN A LIFETIME」でブロードウェイ・デビュー。 79年「ヘアー」で映画デビュー。 97年に自身のHIV感染を公表。 2003年、HIV障害でロサンゼルスにて死去。 出演作 1979年「ヘアー」 1983年「カメレオンマン」 1989年「デッド・フォール」「サンタモニカ・ダンディ」 1992年「フィッシャーキング」 1993年「天使にラブソングを2」 1996年「ウォーターワールド」 1997年「マウス・ハント」「エア・バディ」 1998年「パッチ・アダムス」「聖なる嘘つき、その名はジェイコブ」      「ラスベガスをやっつけろ」「ホネツギマン」 1999年「トゥルー・クライム」「グリーンマイル」 2000年「ギフト」 2001年「ジュラシック・パークV」 2002年「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」 2003年「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」 2004年「ポーラー・エクスプレス」(声) その他の出演者: Eric Christmas ... Judge Cranfield Jay Brazeau ... Referee #1 Nicola Cavendish ... Principal Pepper Brendan Fletcher ... Larry Willingham Norman Browning ... Mr. Buck Willingham Stephen E. Miller ... Coach Joe Barker Shayn Solberg ... Tom Chris Turner ... Greg Christine Kennedy ... Melissa Frank C. Turner ... Bailiff Marian Dodd ... Reporter User Rating: 4.3/10 (2,117 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 犬がバスケをやるなんて、愉快じゃないですか。 この減点は、ディズニー映画だからでしょう。 近年ますます評判が悪くなっていますからね。 User Comments: Transformerさん CT 2003年9月28日 ご両親も好きになるだろう 子供向け映画は恐ろしい。 両親が死んで、子供のそばにいたりする。 だが、この映画は、人畜無害、いい感じ、親も一安心だ。 ちびっ子は信じられない。 スタントも、あまりに安易すぎる。 だが、それがどうだと言うのだ。 不信感を抑えて、映画を楽しもう、 そうじゃないかね? オトーサン、 「ははは、よほど酷評に頭にきたな」 ここでは、映画そのものよりも、 "エアー"について、お勉強してみましょう。 ○マイケル・ジョーダン  Michael Jeffrey Jordan, 1963/2/17 -  アメリカ合衆国の元バスケットボール選手。  バスケットボール史上最高のプレーヤーと言われる。  類まれな運動能力に恵まれ、ジャンプの滞空時間の長さから、  「エアー(Air)」という愛称を持ち、空中での動きに非凡な才能を見せた。  1992年のバルセロナオリンピック出場、  所属するNBAのシカゴ・ブルズを通算6回の優勝に導いたこと、  そしてその並外れた技術により世界的な人気を集め、  NBAの知名度向上や商業的な成功に大いに貢献した。  1984年と1992年のオリンピック金メダリスト。  1996年には、NBA 50周年を記念した「50人の偉大な選手」の一人に選ばれた。  15年間にわたった選手生活の平均得点は30.12点でNBA歴代1位、  通算得点は32,292点で歴代4位。  5度の年間MVP、6度のNBAファイナルMVP受賞。  身長198cm、体重 97kg(全盛期)。  垂直飛び 122cm、最高到達点 382cm。  プレイオフ記録となる63得点を上げたジョーダンに対し、  ラリー・バードが「彼はマイケル・ジョーダンの姿をした神だ」と言ったことから、  ジョーダンは神(GOD)に譬えられるようになる。  現役時代の背番号23はシカゴ・ブルズ、マイアミ・ヒートの永久欠番。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


リッチー・リッチー

オトーサン、 「おお、名子役登場!」 マコーレー・カルキン、「ホーム・アローン」シリーズで、 大いに楽しませてもらいました。 原題:Ri¢hie Ri¢h (1994) 監督:Donald Petrie 原作:Neil Tolkin 脚本:Tom S. Parker/ Jim Jennewein Genre:Comedy / Family Country:USA Language:English / Latin 上映時間:95分 あらすじ: 世界一のお金持ちの子供、リッチーは、 欲しいものはみな手に入った。 例外は、お友達。 新工場のオープニングでは、父親の代わりを務める。 そのとき、子供たちが空き地で野球をしているのをみる。 リッチーは仲間に入りたがったが、拒まれる。 Rich Industriesの社長、バンドーが、 オーナーの父母を抹殺しようとしたので、 リッチーは両親を探す間、会社の指揮をとらなければならなくなる。 それには、新しい友達が手伝ってくれる。 出演者: Macaulay Culkin ... Richie Rich(リッチー) Jonathan Hyde ... Herbert Arthur Runcible Cadbury(執事) Edward Herrmann ... Richard Rich(父:リチャード) Christine Ebersole ... Regina Rich(母:レジーナ) John Larroquette ... Lawrence Van Dough(バンドー) オトーサン、 「カルキンくん、大人になったなぁ」 MACAULAY CULKIN  マコーレー・カルキン 誕生日 1980/8/26 出身 米ニューヨーク 父は舞台俳優クリストファー・カルキン。 叔母は女優ボニー・ベデリア。 7人兄弟でキーラン、クイン、ローリー、クリスチャンも俳優。 4才からYMCAのダンス・スクールでバレエを習い、 アメリカン・バレエ・スクールに進む。 ニューヨーク、シティ・バレエ団で「くるみ割り人形」などの舞台に立つ。 87年「ジブラルタル号の出帆」で映画デビュー。 「ホーム・アローン」の主役で一躍人気スターとなるが、 父親との間で親権問題や金銭トラブルが発生し、 彼のキャリアに大きな悪影響を与える。 98年6月21日、レイチェル・マイナーと結婚するが、 2000年9月に離婚。 活躍度 ▲↓ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1987年「ジブラルタル号の出帆」 1989年「いくつもの朝を迎えて」「おじさんに気をつけろ!」      「7月4日に生まれて」(シーン・カット) 1990年「ジェイコブズ・ラダー」「ホーム・アローン」 1991年「オンリー・ザ・ロンリー」「マイ・ガール」 1992年「ホーム・アローン2」 1993年「危険な遊び」「くるみ割り人形」 1994年「ゲッティング・イーブン」「リッチー・リッチー」      「ページ・マスター」 2003年「パーティ☆モンスター」 JONATHAN HYDE  ジョナサン・ハイド 誕生日 1947 出身 英ロンドン 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1986年「カラヴァッジオ」 1994年「リッチー・リッチ」 1995年「ジュマンジ」 1997年「アナコンダ」「タイタニック」 1999年「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」◆ 2001年「レジェンド・オブ・アロー ロビンフッドの娘」 その他の出演者: Michael McShane ... Professor Keenbean Chelcie Ross ... Ferguson Mariangela Pino ... Diane Pazinski Stephi Lineburg ... Gloria Pazinski Michael Maccarone ... Tony Joel Robinson ... Omar Jonathan Hilario ... Pee Wee Reggie Jackson ... Baseball Coach Claudia Schiffer ... Aerobics Instructor Wanda Christine ... Newswoman at Factory User Rating: 4.3/10 (5,218 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 ラジー賞受賞 ・ワースト主演男優賞:マコーレー・カルキン ccthemovieman-1さん Lockport, NY, United States 2006年11月13日 楽しめる十代と大人向けの映画 これはまったくの十代向け映画だが、 実に面白いので、大人も大声で笑える。 どのコメディもそうだが、 メンバーの何人かは、ほんとに馬鹿ばかしい。 何人かは、ほんとにおかしい。 途中、ハリウッド流の反宗教的言辞や悪口がある。 これは子供たちに聞かせたくない。 だが、全体として、そう不満はない。 たくさんの滑稽な仕草や事態があって、大笑いした。 犬の斑点やマコーレー・カルキンのウエアには、 ドルのサインがある。 奇抜な登場人物たちは、悪役も含めて、みな見応えがある。 執事役のジョョナサン・ハイドが、人気をさらっていた。 オトーサン、 「世界の富豪って、どんなひとがいるのかなぁ」 1位はおなじみ、ビル・ゲーツ。 でも、ウォルマートのWalton一族すごいですね。 ベスト10には入っていませんが、合計すると90.7。 断トツの1位じゃないですか! ○世界長者番付(「フォーブス」2005年版)   名前 年齢 金額($bil) 国名 住所 1 William GatesIII 49歳 46.5 米 WA Medina 2 Warren Buffett 74 44.0 米 NE Omaha 3 Lakshmi Mittal 54 25.0 インド London 4 Carlos Slim Helu 65 23.8 メキシコ Mexico City 5 Prince Alwaleed Bin Talal Alsaud 48 23.7 サウジ Riyadh 6 Ingvar Kamprad 78 23.0 スエーデン Lausanne 7 Paul Allen 52 21.0 米 WA Seattle 8 Karl Albrecht 85 18.5 ドイツ Mulheim an der Ruhr 9 Lawrence Ellison 60 18.4 米 CA,Silicon Valley *10 S Robson Walton 61 18.3 米 AR Bentonville *11 Jim Walton 57 18.2 米 AR Bentonville *11 John Walton 59 18.2 米 AR Bentonville *13 Alice Walton 56 18.0 米 TX Fort Worth *13 Helen Walton 85 18.0 米 AR Bentonville 15 Kenneth Thomson & family 81 17.9 カナダ Toronto 16 Liliane Bettencourt 82 17.2 フランス Paris 17 Bernard Arnault 56 17.0 フランス Paris 18 Michael Dell 40 16.0 米 TX Austin


日本一のホラ吹き男

オトーサン、 録画しておいた「プロジェクトA」をみようとして、 「ありゃ、変だな」 どうも、放送予定が変わったようです。 3月27日に植木等さんが亡くなられて、 30日の木曜洋画劇場では、追悼番組に差し替えたのです。 原題:日本一のホラ吹き男(1964) 監督:古澤憲吾 脚本:笠原良三 Genre: Comedy 上映時間 93分 あらすじ: オリンピック三段跳び候補だった初等は、 アキレス腱を切って、進路を変更する。 先祖の一代記に発奮したものの、 日本一の増益電器の採用試験に落第。 だが、臨時雇いの守衛として入社し、社長に認められる。 宣伝係長、秘書課長、役員待遇の部長と三段跳びで出世。 美貌の社長秘書に猛アタック、そのハートも射止める。   出演者: 植木等 .... 初等(はじめひとし) 浜美枝 .... 南部可那子 曽我廼家明蝶 .... 増田益左衛門 オトーサン、 「植木さん、ホントにいいねぇ」 こんなに元気だったひとお亡くなりになるなんて。 年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。 まさに諸行無常ですなぁ。 浜美枝さん、いまどうしてらっしゃるのかなぁ。 ボンドガールのまばゆい肢体を拝見しましたが、 この映画でもハツラツとした若さが光っています。 その他の出演者: 飯田蝶子 .... つね 山茶花究 .... 大野総務部長 三井弘次 .... 古井資料係社員 谷啓 .... 井川 安田伸 .... 宮本 江川宇礼雄 .... 西條社長 草笛光子 .... 清水花江 高田稔 .... 山下教授 坂本武 .... 本屋のおやじ 田島義文 .... 陸上コーチ 桜井センリ .... 社長の運転手 清水元 .... 工場研究室主任 由利徹 .... 本社守衛 人見明 .... 本多宣伝課長 佐々木孝丸 .... 七味一刀斎 富田仲次郎 .... 道場主 堤康久 .... 労働組合幹部 寺島貢 .... 野牛連日斎 池田生二 .... 工場長 二瓶正也 .... 土木作業員 User Ratings: 5.00 オトーサン、 「低すぎる!」 この映画、7点台でもいいくらいです。 User Comments: ご飯さん 2003年4月10日 植木等に救われる ニッポン無責任男といっても出世というのが当時の男の目標。 したがって主人公は大言壮語を言ってもやりとげるのだから、 実は責任感が強いのじゃないかと、突っ込みを入れたくなるのだが、 この作品では無責任を謳っていなかった。 立身出世物語を喜劇にしているものだから、 他のサラリーマン映画と変わりが無い。 湿っぽい日本映画では異色の個性である植木等の乾いたキャラクターが、 作品をスッキリしたものにしているのが良い。 オトーサン、 「高度成長期そのものだなぁ」 ノーテンキな歌の数々がいいですねぇ。 とくに、青島幸男さんの歌詞は絶妙です。 ・ホラ吹き節(作詞:青島幸男/作曲:萩原哲晶) ・学生節(作詞:西島大/作曲:山本直純) ・世界は僕らのためにある(作詞:塚田茂/作曲:宮川泰) ・馬鹿は死んでも直らない(作詞:塚田茂/作曲:萩原哲晶) ・私はウソを申しません(作詞:青島幸男/作曲:萩原哲晶) ○ホラ吹き節(主題歌)  さあーイッチョヴァーッといくか! ♪ホラも吹かなきゃ ホコリも立てず いびきもかかなきゃ ねごとも云わず ボソボソ暮らしても 世の中ァ同じ デッカイホラ吹いて ヴァーッといこう ホラ吹いて ホラ吹いて 吹いて吹いて吹いて吹いて 吹きあてろ


コラテラル・ダメージ

オトーサン、 「おお、シュワちゃん、まだ映画に出ていたのか?」 そう、この映画は2002年、カリフォルニア知事になったのは、 2003年ですから、最晩年の出演作になります。 原題:Collateral Damage (2002) 監督:Andrew Davis 原作:Ronald Roose/ David Griffiths/ Peter Griffiths 脚本:David Griffiths/ Peter Griffiths Genre:Action / Thriller Rated R for violence and some language. Country:USA Language:English / Spanish 上映時間:108分 あらすじ: 消防士のゴーディーは、 国際テロの複雑にして危険な世界に飛び込む。 クラウディオの爆弾で妻子を失ったからだ。 当局の捜査ぶりに不満を募らせ、 また、この殺人の責任者は 正義の裁きを受けねばならないという思いに駆られ、 ゴーディーは、自分の手で問題を解決しようとする。 獲物を追って、最後にコロンビアにまで行く。 出演者: Arnold Schwarzenegger ... Gordy Brewer(ゴーディー) Francesca Neri ... Selena Perrini(セリーナ) Elias Koteas ... Peter Brandt(ブラント) Cliff Curtis ... Claudio Perrini(クラウディオ) オトーサン、 「やっぱり、いいね」 シュワちゃん、健在です。 相手役セリーナを演じたフランチェスカ・ネリが 掘り出し物でした。 ARNOLD SCHWARZENEGGER  アーノルド・シュワルツェネッガー 誕生日 1947/7/30 出身 オーストリア・グラーツ 少年時代はサッカーと陸上競技に熱中。 15歳になると、重量挙げに打ち込み、 3年間の鍛錬の後、ボディ・ビルに転向。 20歳でミスター・ユニバースに優勝したのを皮切りに 13もの世界タイトルを獲得する。 70年「SF超人ヘラクレス」で映画デビュー。 鍛え上げた肉体を武器にアクション映画で活躍。 84年「ターミネーター」のターミネーター役でブレイクし、 以後は大作アクション映画からコメディ映画まで懐の深い演技ぶりを披露する。 妻は86年に結婚した放送ジャーナリストのマリア・シュライヴァー。 キャサリン、クリスチナ、パトリック、クリストファーという4人の子供たちがいる。 97年に心臓疾患の手術を受ける。 2003年10月、米カリフォルニア州知事のリコール(解職請求)選挙と 後継知事選に立候補し当選。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1970年「SF超人ヘラクレス」 1973年「ロング・グッドバイ」 1975年「ステイ・ハングリー」 1977年「アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男」◇ 1979年「サボテン・ジャック」 1982年「コナン・ザ・グレート」◇ 1984年「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」◇      「ターミネーター」◇ 1985年「コマンドー」◇「レッドソニア」◇ 1986年「ゴリラ」◇ 1987年「バトルランナー」◇「プレデター」◇ 1988年「レッド・ブル」◇ 1989年「ツインズ」◇ 1990年「キンダガートン・コップ」◇「トータル・リコール」◇ 1991年「ターミネーター2」◇ 1993年「ラスト・アクション・ヒーロー」◇「ゴリラ2」△「デイブ」 1994年「ジュニア」◇「トゥルーライズ」◇ 1996年「イレイザー」◇「ジングル・オール・ザ・ウェイ」◇ 1997年「バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲」◇ 1999年「エンド・オブ・デイズ」◇ 2000年「シックス・デイ」◇ 2002年「コラテラル・ダメージ」◇「アルマーニ」 2003年「ターミネーター3」◇ 2004年「80デイズ」 FRANCESCA NERI  フランチェスカ・ネリ 誕生日 1964/2/10 出身 伊・トリノ→トレント 激しさと冷たさを併せ持つ女優。 ローマの演劇学校で学んだ後、87年映画デビュー。 代表作は93年アントニオ・バンデラスと共演した「愛よりも非情」。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1988年「バンコマット」 1991年「ルルの時代」 1993年「愛よりも非情」 1997年「ライブ・フレッシュ」 2001年「ハンニバル」 2002年「コラテラル・ダメージ」 その他の出演者: John Leguizamo ... Felix Ramirez John Turturro ... Sean Armstrong Jsu Garcia ... Roman Tyler Posey ... Mauro Michael Milhoan ... Jack Rick Worthy ... Ronnie Raymond Cruz ... Junior Lindsay Frost ... Anne Brewer Ethan Dampf ... Matt Brewer Jorge Zepeda ... Rocha Miguel Sandoval ... Joe Phipps Rating: 5.1/10 (12,873 votes) オトーサン、 「低すぎないか」 911テロで延期になって話題を呼びました。 蓋を開けたら、ただの娯楽映画だったので、 期待が外れたのでしょう。 ccthemovieman-1さん Lockport, NY, United States 2006年7月7日 毎度のことだが、面白い。 とくに、フランチェスカ・ネリがいい。 そう、これはアーノルド・シュワルツェネッガーものだ。 つまり、(a)とにかく面白く(b)凶暴で、(c)ありそうにないのだ。 この映画では、アーノルドは、ただの年老いた消防士だが、 一転して、スーパーヒーローになる。 スーパーマンやバットマンしかできないことをやるのだ.... だが、見ていて面白い。 妻子がコロンビアのテロリストらに吹っ飛ばされて、 アーノルドは、連中を追って、南米のジャングルへいき、 連中をつかまえるのだ! 最後に、彼はワシントンにきて、 さらなるテロ活動を未然に防止しようとする。 彼はすばらしい。 この男に不可能はない? そう、馬鹿げているがそうなのだ.... だが、諸君、生真面目に受け取る必要はないのだ! これは、アクション映画フアン向けの娯楽作で、 それ以上でも以下でもないのだ。 コノストーリーの最後にはすてきなひねりがある。 それには、実に好奇心をそそられる女性 フランチェスカ・ネリがからんでくるのだ。 私はただ、彼女の顔が好きだ。 実にセクシーで、とくに、その年にしては。 (訳注、38歳) 彼女は、「ハンニバル」にも出ており、 他は、イタリア映画だけだ。 もっと見たいものだ。 ちょっと顔をみせるのは、 2人のいつも楽しませてくれる俳優、 ジョン・タトゥーロとジョン・レグイザモだ。 アーノルドのアクション映画は、 いつもからかい半分のユーモアが多い。 この2人は、そのせりふを言う場面を助けている。 エリアス・コーティアスは、やる気まんまんのFBIの男を演じる。 ハリウッドは、FBI、CIA、 DEA、その他の政府機関を 好意的に描くことはない。 (訳注:DEAは、Drug Enforcement Administration:麻薬取締局) 映画産業のリベラルな連中を怒らせているからだ。 だから、コーティアスは、信用できない法律家を演じている。 だが、著名な批評家の言うことなど信じる必要はない。 これは、2時間物のいい気晴らしなのだから。 オトーサン、 「海外映画俳優マガジン、間違ってる!」 透き通るのような美貌の持ち主フランチェスカ・ネリの 出身地を人口200万人もあるトリノにしていますが、 同じ北イタリアでも、その西にあるトレントなのです。 日本で言えば、四方を山で囲まれた松本のような感じ。 「トレントってどこにあるの?」 ○トレント  Trento, ドイツ語(Trient)  人口11万人強のイタリアの都市。  トレンティーノ=アルト・アディジェ州の州都で  トレント県の県庁所在地にあたる。  ケルト人の街として発展。  続いて征服したローマ人によってTridentumと名付けられた  (民間伝承によると街を取り囲む三つの丘の意)。  トレントを有名にしたのは、 対抗改革から始められた  トレント公会議(1545年-1563年)である。  第一次世界大戦まではオーストリア領であった。  ヴェローナの100km北、アディジェ渓谷の底に位置し、  西にモンテ・ボンドーネ(2091m)、北西にパガネッラ(2125m)、  北東にモンテ・カリシオ(1096m)、東にマルゾーラ(1738m)、  南東にベッコ・ディ・フィラドンナ(2150m)などの山々を従える。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ロミオ&ジュリエット

オトーサン、 「あれ?この映画、見ていないか?」 あまりにも有名な"ロミオとジュリエット"、 実は、何本もつくられているのです。 これは、現代版の"ロミオとジュリエット"、 なんとオートバイやヘリまで出てくるのです。 原題:Romeo + Juliet (1996) 監督:Baz Luhrmann 原作:William Shakespeare 脚本:Craig Pearce/ Baz Luhrmann Genre:Crime / Drama / Romance Rated PG-13 for scenes of contemporary violence       and some sensuality. 上映時間:120分 あらすじ: シェイクスピアの有名な戯曲が現代によみがえった。 原作のせりふを残しながら、 ヒップな現在のヴェローナ郊外が舞台となっている。 星回りの悪い恋人たちの悲劇的な運命をよそに 両家の拳銃をもった若者たちが、 ストリートで危険な戦いを繰り広げる。 出演者: Leonardo DiCaprio ... Romeo(ロミオ) Claire Danes ... Juliet(ジュリエット) オトーサン、 「すさまじい美貌だなぁ」 若きレオの美しいこと! クレア・デーンズですら、ブスに見えるのです。 LEONARDO DICAPRIO  レオナルド・ディカプリオ 誕生日 1974/11/11 出身 独アーケンシュミット ダ・ヴィンチの絵の前で胎内にいた動いたことからつけられた。 イタリア系の父とドイツ人の母の間に生まれたが、 幼い頃、離婚し、母子家庭でハリウッドで育つ。 子供の頃から俳優を目指して、エージェントに所属する。 14歳からコマーシャルに出演し始めて、 徐々に活躍の場をテレビ・ドラマへ。 91年「クリッター3」で映画デビュー。 TVでは「GROWING PAINS」でレギュラーだった。 代表作は「タイタニック」のジャック役や 「ロミオ&ジュリエット」のロミオ役など。 ディカプリオは「バスケットボール・ダイアリーズ」のジム役や 「ボーイズ・ライフ」のトバイアスなどの少年役を演じていた頃は、 思春期の心の機微を表現することにたけた俳優だったが、 最近は役柄にあまり方向性が感じられないのが気になるところ。 私生活ではモデルのアンバー・バレッタや ヴィルジニー・ルドワイヤンなど新しい恋人の噂が絶えず。 現在はブラジル・モデル、ジゼル・ブンチェンと交際中だが…… 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「クリッター3」 1992年「ボディヒート2」 1993年「ギルバート・グレイブ」「ボーイズ・ライフ」 1995年「クイック&デッド」◆「太陽と月に背いて」      「バスケットボール・ダイアリーズ」◇ 1996年「マイ・ルーム」◇「ロミオ&ジュリエット」◇ 1997年「タイタニック」◇ 1998年「仮面の男」◇「セレブリティ」◆ 1999年「ザ・ビーチ」◇ 2000年「あのころ僕らは」(1995年撮影) 2001年「ギャング・オブ・ニューヨーク」 2002年「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」 2004年「アビエイター」 2006年「ディパーテッド」 CLAIRE DANES  クレア・デーンズ 誕生日 1979/4/12 出身 米ニューヨーク イエール大学在学中。 テレビでは「アンジェラ/15才の日々」の少女役。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1994年「若草物語」 1995年「キルトに綴る愛」      「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ」 1996年「ロミオ+ジュリエット」◇「プラトニック・ゲーム」 1997年「レインメーカー」◆「自由な女神たち」◇「Uターン」◆ 1998年「レ・ミゼラブル」◆ 1999年「ブロークダウン・パレス」◇「モッドスクワッド」◇      「PRINCESS MONONOKE」(声) 2002年「めぐりあう時間たち」「17歳の処方箋」 2003年「ターミネーター3」◇「アンビリーバブル」◇ 2005年「幸せのポートレート」 その他の出演者: John Leguizamo ... Tybalt Pete Postlethwaite ... Father Laurence Harold Perrineau ... Mercutio Paul Sorvino ... Fulgencio Capulet Brian Dennehy ... Ted Montague Paul Rudd ... Dave Paris Vondie Curtis-Hall ... Captain Prince Miriam Margolyes ... The Nurse Jesse Bradford ... Balthasar M. Emmet Walsh ... Apothecary Zak Orth ... Gregory Jamie Kennedy ... Sampson Dash Mihok ... Benvolio User Rating: 6.8/10 (32,439 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート ・美術監督装置賞 ベルリン国際映画祭ノミネート ・銀熊賞(男優賞):レオナルド・ディカプリオ User COmments: Stephさん PA 1999年12月30日 目を奪い息を呑む大胆不敵なシェークスピア劇の現代版 この映画、信じられない。 そう、シェークスピア劇が現代化されたのだ。 この映画を撮ったひとたちは、実に独創的である。 バズ・ラーマン監督は、原作のせりふを残した。 この結果、映画に正統性を付与することができた。 つまり、10代の若者を喜ばせるために、 傑作を安手なものに変えてはならないのだ。 暗いシーンでは、カメラはすばやく動き、 力強く、いまなお憂鬱で悲劇的な雰囲気を醸し出している。 主演陣は強力だ。 クレア・デーンズとレオナルド・ディカプリオ、 この2人は、バツグンの相性だった。 当時、ディカプリオは有名でなかったから、 彼がこの映画の足を引っ張っているとは、 いくら何でも批評家たちも決めつけられないだろう。 クレア・デーンズは、純粋で献身的なところが感動的だった。 批評家たちが気に入っている"My So-Called Life"を除けば、 この映画は、彼女の最良の作品ではなかろうか。 そう、主演俳優は、しかるべき理由で選ばれる。 これ以上の配役は考えられないだろう。 助演陣も、すばらしい。 マーキュティオとティボールト役者はお見事。 そして、物語で重要な役割を受け持っている神父を ピート・ポスルスウェイトが生き生きと演じている。 水中で2人が愛し合う夢みるようなシーンには魅せられた。 この古典悲劇のバズ・ラーマン版は、 若いひとも、年寄りも、剣から銃に変えた理由を理解できるだろう。 さらに、舞台は、イタリアのファンタスティックなヴェローナから、 フロリダのヴェローナ・ビーチに変わっている。 時空を超えたストーリーは、不必要かつ馬鹿げた批判を この映画に招き寄せるかもしれない。 だが、心を開いて鑑賞すべきだ。 シェークスピアが書いたストーリーが、 ラーマンの想像力によって、 現代によみがえっているのだから。 オトーサン、 「本物のヴェローナが舞台だったら、 もっとよかったのになぁ...」 大胆な現代版にしたことで、 ヴェローナでのロケが許可されなかったのでしょうか。 製作費の問題もあったのでしょうね。 話は飛びますが、 近々、ヴェローナに行くことになりました。 ロミオとジュリエットが愛を囁く有名なバルコニーを訪れて 記念撮影でもしてきましょう。 ○ヴェローナ  イタリアの北東部、アルプス山脈の麓。  ヴェネツィアから100km。  古くから交通の要衝だった。  多くの国の支配下に置かれた。  最盛期は、13世紀から14世紀、デッラ・スカラ家の統治時代。  その後、ミラノのヴィスコンティ家の支配下に入り、  15世紀初めからはヴェネツィア共和国に属した。  シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」や  「ヴェローナの二紳士」の舞台になったことでも有名。  <見所>  ・円形闘技場   建造は、紀元前1世紀。   ローマのコロッセオ、ナポリの円形劇場についで3番目の大きさ。   収容人数は、2万5000人。   舞台、座席も残り、保存状態が良い。  ・エルベ広場   長方形の大きな広場で、野菜市が開かれた。   ヴェネツィア共和国の象徴、サンマルコの円柱や   カンピオーネの作によるマドンナの噴水がある。   奥にはバロック様式のマッフェィ宮殿が建つ。  ・シニョーリ広場   中央にダンテの像が立っている。   そばに高さ84mのランベルティの塔がそびえる。  ・ヴェッキオ城   14世紀後半にカングランデ2世が建築。   スカラ家の居城として用いられる。   赤煉瓦の城壁と6つの塔、跳ね橋が残る。   ナポレオンがヴェローナを支配したときはこの城が兵舎として使われた。   現在は、市立博物館。   城からアディジェ川に向って、スカリジェロ橋がかかる。   橋は、白い石で基礎とアーチが、他の部分は赤いレンガで作られた3重橋。   第二次世界大戦中にドイツ軍に爆破されたが、戦後、復元された。  ・スカラ家の墓廟   ゴシック様式、4角錐の屋根の上に騎士像。  ・ジュリエットの家   ジュリエットのモデルとなったカプレーティ家の娘の家   映画や舞台で有名なバルコニーがあり、前庭にはジュリエットの像。   館内には当時の家具や日用品を展示。   ロミオの家も残っている。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


タイトロープ

オトーサン、 「おお、イーストウッドの映画だ」 TVでタダで見られるなんて、贅沢な気分になります。 しかも、全盛期なのです。 原題:Tightrope (1984) 監督・脚本:Richard Tuggle Genre:Action / Crime / Drama / Thriller 上映時間:115分 あらすじ: ブロックは、ニューオリンズ市警の刑事。 連続殺人事件を捜査中である。 被害者はみな若くきれいな娘ばかりで、 レイプされてから殺されるのだ。 そして、その対象は聞き込みをした娼婦にとどまらず、 次第にブロックの知り合いに及んでいくのだった。 出演者: Clint Eastwood ... Capt. Wes Block(刑事ブロック) Genevieve Bujold ... Beryl Thibodeaux(ベリル) Alison Eastwood ... Amanda Block(アマンダ) オトーサン、 「イーストウッドは、いいなぁ」 人生の悲哀を感じさせるのです。 比べては何ですが、相手役のジュヌビエーブ・ビュジョルド、 「あたし、巧いでしょ」という雰囲気が鼻につきました。 CLINT EASTWOOD  クリント・イーストウッド 誕生日 1930/5/31 出身 米カリフォルニア州サンフランシスコ 父の仕事の関係で、北カリフォルニア州内で引っ越しと転校を繰り返す。 45年にオークランドで一家が定住すると、 チャーリー・パーカーの演奏を生で聴いたのがきっかけでジャズに傾倒。 トランペットとピアノを始める。 高校では、舞台に立つ。 卒業後、木材伐採工、トラック運転手、地元のクラブで ピアノの弾き語りのアルバイトなどをした。 51年に徴兵のため、陸軍に入隊。 モンテレー半島にあるフォート・オード基地に3年間駐留。 入隊中に知り合ったマギー・ジョンストンを追って、 除隊後、南カリフォルニアへ。 53年、ロサンゼルス市立大学入学し、経営学の演技論を学ぶ。 同年12月にマギーと結婚。 54年にユニバーサル映画のスクリーン・テストに合格。 ユニバーサル主催の俳優養成所で演技、発声法、歌、ダンスなどを習う。 週給75ドルと薄給だったため、妻マギーが水着モデルとして生計を支える。 55年「半漁人の逆襲」で映画デビュー。 2年間で7本の映画に端役出演。 57年「二人の可愛い逃亡者」の時、撮影で初来日。 ユニバーサルとの雇用契約期間が終わり、大学も中退。 プール掘りの仕事などで生活資金を稼ぐ。 58年CBSのテレビ西部劇「ローハイド」で 準主役ロディ・イエーツ役を得て、人気に。 そこから、スペインで撮る西部劇の話が舞い込み、 64年イタリア映画「荒野の用心棒」に出演。 「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と出演し、 一躍、西部劇スターとなる。 「ローハイド」で知り合ったロクサーヌ・チュニスとの子キンバーが生まれる。 67年、製作プロダクション「マルパソ・カンパニー」設立。 68年、長男カイル誕生。 71年「恐怖のメロディ」で初監督。 同年「ダーティハリー」のハリー・キャラハン役で主演し、大ヒット。 72年、長女アリソン誕生。 77年「ガントレット」で共演したソンドラ・ロックと同棲。 79年から別居状態にあった妻マギーと85年に正式離婚。 89年、ソンドラ・ロックと破局。 92年「許されざる者」でアカデミー賞監督賞受賞。 93年8月、フランシス・フィッシャーとの間に フランチェスカ・ルーカス・フィッシャーが生まれる。 96年3月、テレビ・キャスター、ダイナ・ルイスと結婚。 同年12月、娘モーガンが誕生。 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」で2度目のアカデミー賞監督賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1955年「半魚人の逆襲」「タランチュラの襲撃」 1956年「全艦発進せよ」「底抜け西部へ行く」      「最初の女セールスマン」 1957年「二人の可愛い逃亡者」 1958年「壮烈!外人部隊」 1964年「荒野の用心棒」 1965年「夕陽のガンマン」 1966年「続・夕陽のガンマン」 1967年「華やかな魔女たち」 1968年「奴らを高く吊せ!」「マンハッタン無宿」 1969年「荒鷲の要塞」「ペンチャーワゴン」 1970年「真昼の決闘」「戦略大作戦」 1971年「白い肌の異常な夜」「恐怖のメロディ」「ダーティハリー」 1972年「シノーラ」 1973年「荒野のストレンジャー」「愛のそよ風」「ダーティハリー2」 1974年「サンダーボルト」 1975年「アイガー・サンクション」 1976年「アウトロー」「ダーティハリー3」 1977年「ガントレット」 1978年「ダーティーファイター」 1979年「アルカトラズからの脱出」 1980年「ダーティファイター燃えよ鉄拳」「ブロンコ・ビリー」 1982年「ファイヤーフォックス」「センチメンタル・アドベンチャー」 1983年「ダーティハリー4」 1984年「タイトロープ」「シティヒート」 1985年「ペイルライダー」 1986年「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」 1988年「ダーティハリー5」 1989年「ピンク・キャデラック」 1990年「ホワイトハンター/ブラックハート」「ルーキー」      「許されざる者」 1993年「ザ・シークレット・サービス」「パーフェクト・ワールド」 1995年「マディソン郡の橋」 1997年「目撃」 1999年「トゥルー・クライム」 2000年「スペース・カウボーイ」 2002年「ブラッド・ワーク」 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」 GENEVIEVE BUJOLD  ジュヌビエーブ・ビュジョルド 誕生日 1944/7/1 出身 カナダ・ケベック州モントリオール 修道院付属のミッション・スクールで教育を受け、 14才で演劇学校に入り、舞台俳優の勉強を続ける。 卒業と同時に舞台デビュー。 68年、結婚。 70年「1000日のアン」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。 活躍度 △→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1964年「青春の記録」 1966年「戦争は終わった」「まぼろしの市街戦」 1967年「パリの大泥棒」 1968年「ISABEL」 1969年「1000日のアン」 1970年「ACTE DU COEUR」 1971年「トロイヤの女」 1972年「JOURNEY」 1973年「KAMOURASKA」 1974年「大地震」 1975年「ベルモンドの怪人二十面相」 1976年「カリブの嵐」「愛のメモリー」「ALEX AND THE GYPSY」 1977年「続・男と女」 1978年「コーマ」 1979年「黒馬車の影」 1980年「THE LAST FLIGHT OF NOAH'S ARK」「FINAL ASSIGNMENT」 1982年「バチカンの嵐」 1984年「タイトロープ」「チューズ・ミー」 1985年「トラブル・イン・マインド」 1988年「モダーンズ」「戦慄の絆」 1989年「バチカンの嵐」 1990年「ペーパー・ウェディング」「SECRET PLACES OF THE HEART」      「FALSE IDENTITY」 1991年「RUE DU BAC」 1992年「抱きしめたい夏」「AN AMBUSH OF GHOSTS」 1993年「ザ・ドキュメント・オブ・イーストウッド」 1994年「偽りのプロファイル」 1995年「ピノキオ」 1996年「密室」 1997年「ストーム」 1998年「氷の接吻」 2002年「ラ・タービュランス」 その他の出演者: Dan Hedaya ... Det. Molinari Jenny Beck ... Penny Block Marco St. John ... Leander Rolfe Rebecca Perle ... Becky Jacklin Regina Richardson ... Sarita Randi Brooks ... Jamie Cory Jamie Rose ... Melanie Silber Margaret Howell ... Judy Harper Rebecca Clemons ... Girl with Whip Janet MacLachlan ... Dr. Yarlofsky Graham Paul ... Luther Bill Holliday ... Police Chief User Rating: 6.2/10 (2,588 votes) オトーサン、 「残念だな」 ストーリーが素人ぽくて、損しています。 User Comments: ccthemovieman-1さん Lockport, NY, United States 2005年11月25日 イーストウッドの暗い映画のひとつ これは、まさに緊迫したスリラーだ。 ニューオリンズ市警の刑事が連続殺人者を追う..... そんなお話だ。 文字通り暗い映画で、フィルム・ノワール風だ。 まあ、ネオ・ノワールかも。 1950年代以降の暗い映画はみんなこんな感じだ。 この映画でのイーストウッドの役は、複雑である。 一方で、彼は可愛い2人の娘の愛すべき父親である。 (長女のほうは、実際の娘が演じている。うまい) そして、売春婦のところに通ってしまう弱い男である。 だが、暗い面、明るい面、そのいづれにおいても、 彼は、興味深い。 同じことは、ジュヌビエーブ・ビュジョルドにもいえる。 主演女優で、海千山千の表情をし、フランス語なまりがある。 Dan Heyada も、抑制された演技が光る。 そう、この映画、私の普段の趣味からすると、 冴えない映画で、まったく薄汚い映画だが、 よく出来ている。 はじめから終わりまで観客を釘づけにする。


魔界転生

オトーサン、 「"転生"? てんしょうと読むのか?」 ま、仏教でいう輪廻のようなものでしょうか。 生まれ変わり。 原題:魔界転生(2003) 監督:平山秀幸 原作:山田風太郎 脚本:奥寺佐渡子 Genre: SF/ Drama/ War 上映時間 105分 あらすじ: 1638年、島原の乱。 天草四郎の妖術を恐れる幕府は、切支丹を全滅する。 紀州藩主・徳川頼宣は家光の後釜を狙う。 ある日、頼宣の前に死んだはずの四郎が姿を現わす。 四郎は頼宣の野望実現を約束する。   出演者: 窪塚洋介 .... 天草四郎時貞 麻生久美子 .... クララお品 佐藤浩市 .... 柳生十兵衛 オトーサン、 「佐藤浩市さんだけだな、演技しているのは」 「ピンポン」の窪塚洋介さんは、ミスキャストでは。 麻生久美子さん、美人ですが、学芸会レベル。 その他の出演者: 杉本哲太 .... 徳川頼宣 黒谷友香 .... おひろ 吹石一恵 .... お雛 高橋和也 .... 伊達小三郎 加藤雅也 .... 荒木又右衛門 古田新太 .... 宝蔵院胤舜 中村嘉葎雄 .... 柳生但馬守 長塚京三 .... 宮本武蔵 User Ratings: 4.5 オトーサン、 「低いね」 User Comments: 黒美君彦 2003年5月14日 魔界ねえ 散漫といえば散漫、やはり中途半端か。 佐藤浩市はそれなりに味があったと思うが・・・。 毎回「魔界衆」と闘うTVシリーズにでもすれば (何となく「どろろ」っぽいが) 『タイガーマスク』や『仮面ライダー』の時代劇版になっていいかも。 (『快傑ライオン丸』かよ...いずれにしても例えが古い) それにしても「宮本武蔵」は笑えた(その弱さにも)。 オトーサン、 「黒美君彦さんにしては、コメントに力が入っていないなぁ」 真面目に撮ってはいけないのに、生真面目に撮っているので、 見ているほうは、力が抜けるのです。 深作欣二監督の同名映画(1981)のリメイクですが、 比較したひとがいました。 天草四郎を沢田健二さんが熱演していました。 User Comments2: くたぼうさん 203年11月5日 ダメっす 前作のファンですが、この作品を見た限りの、 前作と比較した正直な感想。 1)天草四郎に魅力が無い  窪塚の四郎は、最初から最後まで、ほぼ ”無表情”。  マジで復讐する気があるのかい?って感じ。  魔性の怪しさという点ではジュリーの方が上。  憎々しい表情もあったし。キスするしね(笑)。 2)柳生十兵衛がイマイチ  佐藤浩市は、”あんちゃん”  千葉真一は、”おっちゃん”  渋いのはおっちゃんであり、男としては、おっちゃんに魅力を感じる。  っていうか、柳生十兵衛=おっちゃん、のイメージが私にはある。 3)悪玉のヒロインの妖艶さは?  麻生久美子はいいのだが、現代的な顔立ち...サービス?も中途半端。  大関優子は、切れ長の目で、いかにも昔の美女風。 サービス旺盛(笑)。ぶちキレた演技も魅力でした。 4)時代考証  前作は、摩訶不思議なジャパネスク色が  全面に雰囲気を醸し出していた気がするが、 今回のは何だか「SF時代劇」で終わってないかい? 5)魔界衆の描写  今回には魔界衆が、あんま”魔界衆”に見えない。人間って感じ。 特に顕著なのが、宝蔵院の坊さんと宮本武蔵。 目が光るだけじゃん。顔色に血の気もあるし。 6)クライマックスの戦い  前作の燃える城での戦いの印象が強すぎ! 千葉ちゃんの御経顔も印象強すぎ! 7)音楽  前作の音楽は、心に残るような音楽...です私にとって。 宮本武蔵との決闘の笛の音や、ラストの音楽! 今回の音楽は...どんなだったっけ?? 以上、考えればもっとありそうな気がする。


ブラックブック

オトーサン、 「またもや、単館上映だ」 いい映画が近くで見られないのは、残念です。 2時間ほどかけて、豊洲まで見に行きました。 原題:Zwartboek (2006) 監督:Paul Verhoeven 脚本:Gerard Soeteman/ Paul Verhoeven Genre:Thriller / War Rated R for some strong violence, graphic nudity, sexuality and language. Country:Netherlands / Belgium / UK / Germany Language:Dutch / English / German / Hebrew 上映時間:145分 あらすじ: 第2次世界大戦の終わり。 ドイツ占領下のオランダ。 ユダヤ人女性が、ポーランドで辛うじて生きのびた話である。 自由な南部に逃れるようとして、家族全員が殺害される。 彼女は、裏切り者を発見しようとレジスタンスに加わる。 出演者: Carice van Houten ... Rachel/Ellis(ラヘル/エリス) Sebastian Koch ... Ludwig Muntze(ミュンツェ) オトーサン、 「いやー、大熱演だった!」 ここまでやるかと息を呑むシーンがいくつも。 どんなものかは、見てのお楽しみです。 SEBASTIAN KOCH  セバスチャン・コッホ 誕生日 1962/5/31 出身 カールスルイエ、独 シュツットガルトで育つ。 82年から3年間、著名なミュンヘンの オットー・ファルケンベルグ演劇学校で学ぶ。 舞台でキャリアを積み、ウルムやダルムシュタットの国立劇場を経て、 90年にベルリン国立劇場へ進出。 86年以降はテレビを中心に活躍。 オランダ女優、カリス・ハウ・ホーテンとは、長年の伴侶。 娘は、ポーリーナ。 ベルリン在住。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 2001年「トンネル」 2006年「善き人のためのソナタ」「ブラックブック」 その他の出演者: Thom Hoffman ... Hans Akkermans(ハンス) Halina Reijn ... Ronnie Waldemar Kobus ... Gunther Franken Derek de Lint ... Gerben Kuipers Christian Berkel ... General Kautner Dolf de Vries ... Notary Smaal Peter Blok ... Van Gein Michiel Huisman ... Rob Ronald Armbrust ... Tim Kuipers Frank Lammers ... Kees Matthias Schoenaerts ... Joop Johnny de Mol ... Theo Xander Straat ... Maarten User Rating: 8.0/10 (3,375 votes) オトーサン、 「このスコア、当然だ!」 ヴェニス映画祭ノミネート ・金獅子賞:ポール・バーホーベン User Comments: adriaan-dekkers056さん Canada 2006年9月15日 すばらしい第2次世界大戦のスリラー トロントの国際映画祭でみた。 舞台には、ポール・バーホーベンとカリス・ハン・ホウテンがいた。 この映画には、バーホーベン印がいたるところにある。 彼にとって、個人的な思い入れのある映画であることは明白である。 アクションの連続、 いい演技。 特に、主演女優カリス・ハン・ホウテンがいい。 第2次世界大戦の闘士たちを扱った アメリカやフランスの映画を観たことがあるが、 この映画ほど、喉の締め付けられるような映画はなかった。 確かに、バーホーベンがやり過ぎのところもある。 例えば、ドイツのマシンガンの効果音。 だが、ストーリーには、淀みがない。。 これは、"By the seat of your pants" タイプの映画だ。 映画を見終わった後も、 ストーリーのインパクトが数日は尾を引くだろう。 北米で、地元の映画館で上映されたら、 見にいくべし。 強くお勧めする。 オトーサン、 「ああ、オレと同年なんだ」 ○監督インタビュー  おすぎ:  監督は68歳ですから、子供時代に戦争を体験してるわけだけど、  ナチスの実態を覚えていらっしゃるのかしら?  監督:  はっきりとね。ハーグに住んでいたんだ。  映画の舞台になっているところだ。  1944年頃には、レジスタンスがドイツ兵が撃ったりした。  スナイパーのようにね。そうなるとドイツ軍ももちろん、反撃する。  ある日、父と家に帰ろうとしていたときに、  いきなりドイツ兵が現れて、別の道を行けといわれたんだ。  その道には死体が横たわっていた。  わざわざ死体の近くを通るように強制されたんだよ。  そして「歯向かったヤツはこうなるんだ」と脅された。  よく覚えているよ。  また克明に覚えているけど、  日曜日の朝、英国軍機が自宅のすぐ近くでクラッシュしたんだ。  父親と現場を見に行ってみると、死体を集めている兵士がいた。  ばらばらになった体の破片をかきあつめて、箱におさめていたんだ。 経歴をみてみましょう。 ○PAUL VERHOEVEN   ポール・バーホーベン  誕生日 1938/2/18  出身 オランダ・アムステルダム  監督作  1973年「ルトガー・ハウアー/危険な愛」  1975年「娼婦ケティ」  1982年「4番目の男」  1985年「グレート・ウォリアーズ〜欲望の剣」  1987年「ロボコップ」  1990年「トータル・リコール」  1992年「氷の微笑」  1995年「ショーガール」  1997年「スターシップ・トゥルーパーズ」  2000年「インビジブル」  2006年「ブラックブック」 つぎに、IMDBで。  ライデン大学の数学・物理学科を卒業。  王立オランダ空軍に入隊し、  空軍用の記録映画を製作し、やがてTV界へ。  1969年、ポピュラーなオランダのTVシリーズ、  中世の騎士 "Floris"を手がけた。  このときの俳優 Rutger Hauerは、  以後、かれの多くの作品に出演することになる。  最初の映画は、"What do I See?"(1971)。  第2作"Turks Fruit"は、  荒っぽいセックスと痛烈な筋運びで、  オランダの、特に男性に評判を呼んだ。  "Soldaat van Oranje" と"De Vierde Man"が  国際的に認められ、アメリカに渡った。  最初の映画は、"Flesh + Blood"(1985)。  「ロボコップ」と「トータル・リコール」が大成功。  暴力を描きすぎという批判もあるが、  かれは、こう答えている。  「社会の暴力を写しているだけだ」  2本の共同脚本がある。  "Soldaat van Oranje" と"Flesh + Blood"である。  HBOのTVシリーズ "Hitchhiker"のエピソードも監督している。  撮影は、Jost Vacanoが担当することが多い。


オトーサン、 「ゼブラーマン?」 シマウマ男? その昔、続々と新しいキャラが登場しました。 宣伝部でも、新しいキャラを作っていたひとがいました。 スケッチが50体くらいありましたっけ。 原題:ゼブラーマン(2003) 監督:三池崇史 脚本:宮藤官九郎 Genre: Action/ Drama / Hero 上映時間 115分   あらすじ: 2010年、横浜市。 小学校教師、新市は、家庭崩壊寸前。 彼の唯一の楽しみは、34年前、7話で打ち切りとなった 幻のヒーロー“ゼブラーマン”。 コスチュームまで作り、夜な夜な通りを歩くが、 ある日、カニ男と遭遇し、退治する。 新市は地球を守るために宇宙人たちと闘うのだ。 出演者: 哀川翔 .... 市川新市=ゼブラーマン 鈴木京香 .... 浅野可奈 安河内ナオキ .... 浅野晋平 オトーサン、 「哀川翔さん、渋いね」 「鈴木京香さん、いい感じだなぁ」 その他の出演者: 大杉漣 .... 目黒国治(八千代小学校教頭) 内村光良 .... 一本木(小学校体育教師) 渡部篤郎 .... 及川(防衛庁特殊機密調査部指揮官) 岩松了 .... 神田(防衛庁特殊機密調査部長) 近藤公園 .... 瀬川(防衛庁特殊機密調査部員) 柄本明 .... カニ男(援助交際の男) 市川由衣 .... みどり(新市の娘) 麻生久美子 .... ニュースキャスター 袴田吉彦 .... スーパー店員 古田新太 .... 駄菓子屋店主 渡洋史 .... TV版ゼブラーマン 十文字譲 User Ratings:6.81 オトーサン、 「こんなにいいかな?」 日本アカデミー賞 ・優秀主演男優賞受賞:哀川翔 filmakerさん 2004年2月15日 うーむ 入りは意表を突いていて楽しく、各々のシーンもよい絵なのですが、 全体的には私にとって満足度が低いものでした。 私感ですが、折角の宮藤さんのギャグが上手く生かされてないのと、 シーケンスの繋がりがなんだかよくないのが原因ではないかと思います。 ラストシーンなんてとてもよいのですが、 十分に感動できるものになっていないのです。 間違いなく才能のある人たちが努力して作ったもののはずなので、 とても残念に思います。 オトーサン、 「ゼブラーマン、そんな番組あったっけ?」 ○テレビ版ゼブラーマン  1978年3月4日から、同年4月15日まで  土曜日19:30 - 20:00 にテレビハンドレッド系で  7話放送され、視聴率1.8%で打ち切られた特撮テレビ番組  ……という架空の設定の作品。  いわゆる劇中劇である。  新川優馬演ずる主人公の十文字譲は、とある小学校に勤める教師。  世間で騒がれている環境破壊や公害、犯罪などには、  人一倍憤る強い正義感を持つ男だが、引っ込み思案で目立たない。  動物園の飼育係をしている譲の伯父・十文字念二郎、  通称「念仏おやじ」の一家と共に暮らしている。  そんな平凡な生活に、ある日謎の少年とその母が現れることから、  十文字の人生は急転する...  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


子ぎつねヘレン

オトーサン、 「TVでやってるんだ、うれしいねぇ」 予告編に感動したものの、見逃した映画。 見はじめて、たちまち失望感が... 原題:子ぎつねヘレン(2005) 監督:河野圭太 原作:竹田津実 脚本:今井雅子 Genre: Drama /family 上映時間:108分  あらすじ: 春の北海道。 世界を飛び回る母に置き去りにされ、 北海道の動物診療所に預けられた太一。 ある日、子ぎつねと出会う。 元気のない子ぎつねを放っておけず、 動物診療所へと連れていく。 獣医の矢島は目も耳も不自由なきつねに ヘレンと名付けて、世話をする。 出演者: 大沢たかお .... 矢島幸次 松雪泰子 .... 大河原律子 深澤嵐 .... 大河原太一 吉田日出子 .... 森に住む謎の老婆 オトーサン、 「子役も、大沢たかおも、下手クソだなぁ」 光っていたのは、端役の吉田日出子さん。 その他の出演者: 小林涼子 .... 矢島美鈴 田波涼子 .... 山口先生 阿部サダヲ .... 派出所の警官 藤村俊二 .... 上原教授 User Ratings: 6.29 オトーサン、 「これでも、高すぎる」   Cinema Trekさん 2006年3月28日 予告編に期待させられた作品 予告編を観た時、これは、お涙頂戴映画と思った。 そして本編を観た時は、涙は出なかったどころか 予告編がストーリーとして、全てが凝縮して完成品だった。 物語は3人をメインに起伏もなく淡々と進む。 子ぎつねの演技は、時たま発作が起こる時はCGを使ったことは分かるが、 ヘレン・ケラーのように三重苦を表現するのに どのように撮影したのか非常に興味が残った。 その他の動物においても撮影はたいへんだったろうと感じる。 また挿入されている西村由紀江のピアノ演奏も美しく 大変、印象の残る旋律であった。 今回の作品は演じている俳優より、 まわりの動物やスタッフの苦労の方が目立つような作品に思えた。 「予告編で期待させられ、入場料を払って何を観たのだろう。 予告編以上のものは何もなかった。」 というのが正直な感想である。 60点 オトーサン、 「どうして? キタキツネ、可愛いのに」 「抱いたりすると、病気が移るぞ!」 大沢たかおさんがエラソーに太一を叱ったのです。 ネットで調べてみました。 ○キタキツネ  食肉目 イヌ科 キツネ属        体長62〜78cm、尾の長さ38〜44cm、生息地は北海道。 鋭い目つきは野生動物の威厳を感じさせる。 キタキツネの足跡は爪のハッキリわかるもので、イヌ科のものだ。 するどい歯をもつキタキツネの口は、ひらくと驚くほど大きい。 目、耳、鼻がよくはたらき、ひじょうに足も速い。 食べ物は、ねずみや昆虫、やまぶどうやこくわの実などを食べている。 獲物(ねずみ)の捕らえ方は、  草原などに隠れていても耳を使って位置を確かめ、 少しでも動いた瞬間、前方に円を描くように高くジャンプし、 着地したときに前足でとらえるようだ。  近年、エキノコックスとのかかわりが問題となっている。  動物に寄生するサナダムシの仲間で、幼虫と成虫が  それぞれ異なる哺乳動物宿主に寄生する。  幼虫は主に経口摂取により人間やネズミの肝臓に寄生し、  強い病原体を発揮し肝臓がやられてしまいます。  成虫はキツネなどの肉食獣の小腸に寄生し、病原性は示さない。  成虫に対しては有効な駆虫薬があるが、幼虫は外科的な切除が必要。  ...おそろしい! 出典:http://www8.ocn.ne.jp/~konski/aboutkitakitune.htm


悪魔をやっつけろ

オトーサン、 「おお、めずらしい!」 ジーナ・ロロブリジーダ、若い頃好きでした。 「わらの女」よかったなぁ。 大富豪のショーン・コネリーの看護婦役でした。 ああ、オレも看護されたーい。 原題:Beat the Devil (1953) 監督:John Huston 原作:James Helvick 脚本:Truman Capote /John Huston Genre:Adventure / Comedy / Drama / Crime / Romance Country:UK / USA / Italy Language:English / Italian Color:Black and White 上映時間:89分 あらすじ: 国際的な悪者四人組、 ピーターソン、オハラ、ロス、ラベロは、 イタリアで、立ち往生している。 蒸気船が修理中なのだ。 一緒にいるのは、ビルとマリア夫妻。 この6人は、アフリカを目ざしている。 掃除機の売り込みを名目にしているが、 ウランが埋まった土地を買うのが目的だった。 そこに別のひとが加わってくる。 出演者: Humphrey Bogart ... Billy Dannreuther (ビリー) Jennifer Jones ... Mrs. Gwendolen Chelm (グェンドリン) Gina Lollobrigida ... Maria Dannreuther(マリア) Robert Morley ... Peterson (crook #1)(ピーターソン) オトーサン、 「やっぱり、渋いなぁ」 ハンフリー・ボガートです。 「やっぱり、ステキだなぁ」 ジーナ・ロロブリジーダです。 HUMPHREY BOGART  ハンフリー・ボガート 誕生日 1899/1/23-1957/1/14 出身 米ニューヨーク 出演作 1920年「誘惑の人生」 1930年「哄笑の世界」「河上の別荘」 1931年「肉と霊」「各国の女」「モダーン西部王」 1932年「舗道の三人女」 1936年「化石の森」「弾丸か投票か!」「太平洋横断機」 1937年「黒の秘密」「札つき女」「倒れるまで」      「デッドエンド」「身替り花形」 1938年「犯罪博士」「汚れた顔の天使」「少年院」「夜までドライブ」 1939年「オクラホマ・キッド」「愛の勝利」「彼奴は顔役だ!」      「前科者」「脱獄者の報酬」 1940年「ヴァジニアの決闘」「ニューヨークの顔役」      「夜までドライブ」 1941年「ハイ・シエラ」「マルタの鷹」 1942年「追憶の女」 1943年「カサブランカ」「北大西洋」「サハラ戦車隊」 1944年「渡洋爆撃隊」「脱出」 1945年「追求」 1946年「三つ数えろ」 1947年「大いなる別れ」「第二の妻」「潜行者」 1948年「黄金」「キー・ラーゴ」 1949年「暗黒への転落」「東京ジョー」 1950年「孤独な場所で」「大空への挑戦」 1951年「脅迫者」「モロッコ慕情」「アフリカの女王」 1952年「デッドラインU.S.A.」「パリ島珍道中」 1954年「悪魔をやっつけろ」「ケイン号の叛乱」      「麗しのサブリナ」「裸足の伯爵夫人」 1955年「俺たちは天使じゃない」「必死の逃亡者」 1956年「殴られる男」 1972年「ボギー!俺も男だ」 JENNIFER JONES  ジェニファー・ジョーンズ 誕生日 1919/3/2 - 出身 米オクラホマ州タルサ 活躍度 ×↓ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 「聖処女」でアカデミー主演女優賞受賞 出演作 1943年「聖処女」 1944年「君去りし後」 1945年「ラブ・レター」 1946年「小間使」「白昼の決闘」 1948年「ジェニーの肖像」 1949年「ボヴァリー夫人」 1950年「女狐」 1952年「黄昏」「ルビー」 1953年「終着駅」 1954年「悪魔をやっつけろ」 1955年「慕情」「美しき想い出」 1956年「灰色の服を着た男」 1957年「武器よさらば」 1962年「夜は帰ってこない」 1974年「タワーリングインフェルノ」 GINA LOLLOBRIGIDA  ジーナ・ロロブリジーダ 誕生日 1927/7/4 - 出身 イタリア・スビアコ 歌手を目指していたが、第二次世界大戦で一家が没落し、 音楽学校への進学を断念。 美術学校に通いながら、映画へエキストラ出演。 ミス・イタリア・コンテストをきっかけに女優となる。 52年「花咲ける騎士道」で国際的評価を得る。 74年に写真集「私のイタリア」を出版。 近年は写真家として活動している。 活躍度 ▲↓ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1950年「白い国境線」 1951年「街は自衛する」 1952年「花咲ける騎士道」「夜ごとの美女」      「懐かしの日々」 1953年「剣侠と美女」「パンと恋と夢」 1954年「悪魔をやっつけろ」「外人部隊」      「ローマの女」 1955年「美女の中の美女」 1956年「空中ブランコ」「ノートルダムのせむし男」 1958年「恋はすばやく」 1959年「掟」「ソロモンとシバの女王」「戦雲」 1961年「蒼い渚」「九月になれば」 1962年「皇帝のビーナス」 1963年「波止場」 1964年「わらの女」 1965年「バンボーレ!」「お熱い出来事」 1968年「セルバンテス」「殺しを呼ぶ卵」      「さらば恋の日」 1969年「想い出よ、今晩は!」「スタントマン」 ROBERT MORLEY  ロバート・モーレイ 誕生日 1908/5/26-1992/6/3 出身 英 出演作 1938年「マリー・アントワネットの生涯」 1945年「大空に散る恋」 1951年「文化果つるところ」「アフリカの女王」 1953年「ギルバートとサリバン」「メルバ」      「悪魔をやっつけろ」 1954年「騎士ブランメル」 1955年「古城の剣豪」 1958年「旅」 1961年「若さでぶつかれ!」「人間の絆」 1962年「ミサイル珍道中」 1963年「恋愛留学生」「戦慄の殺人屋敷」「暗殺5時12分」 1964年「トプカピ」「地獄のガイドブック」 1966年「ホテル・パラディソ」「月世界宙返り」 1967年「大強盗団」「女と女と女たち」 1969年「電撃!スパイ作戦」「おませなツインキー」 1970年「クロムウェル」 1971年「八点鐘が鳴るとき」 1973年「シェイクスピア連続殺人!!血と復讐の舞台」 1976年「青い鳥」 1978年「料理長殿、ご用心」 1979年「ヒューマン・ファクター」 1980年「名探偵ベンジー」 1981年「マペットの大冒険/宝石泥棒をつかまえろ!」      「マーチン・シーン/アルバート・フィニーの大強奪」 1983年「ハイ・ロード」 1984年「スパイ大混戦」 1985年「不思議の国のアリス」(TM) 1986年「キラー・ウインド/嵐の中の猟奇殺人」 1989年「新80日間世界一周」(TM) その他の出演者: Edward Underdown ... Harry Chelm Peter Lorre ... Julius O'Hara (crook #2) Ivor Barnard ... Maj. Jack Ross (crook #3) Marco Tulli ... Ravello (crook #4) Bernard Lee ... Jack Clayton (CID Inspector, Scotland Yard) Mario Perrone ... Purser, SS Nyanga Giulio Donnini ... Administrator Saro Urzi ... Captain, SS Nyanga Aldo Silvani ... Charles (restaurant owner) Juan de Landa ... Hispano-Suiza driver User Rating: 6.5/10 (1,675 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: ironsideさん Mexico 2005年4月23日 ボガート自身が"駄作"という。 筋書きは、そう呼べるものなら、 イタリアの港で足止めを食らっている6人の冒険者がいて、 連中は東アフリカの土地を買おうとしている。 ウラニウムが埋まっているようなのだ。 裏切りという名のゲームがすぐさま展開する。 ボガートとその共謀者らが、 お互いにクレイジーな方法でお互いを出しぬこうとするのだ。 ボガートは、必死に平静さを装おうとしている。 下らないせりふを言わされるのだ。 「やらなきゃならないんだ。 医者からたくさんのお金が必要ですと言われている。 お金がないと、無気力になって、顔色も悪くなる」 だが、このせりふだけが、調子外れではない... 外では、銃殺部隊が日常業務を果たしていて、 逮捕されて尋問されている部屋のなかで、 無表情に聞かれる。 「さあ、言え。ほんとにリタ・ヘイワースを知っているのか?」 この映画、稀なケースだ。 観客は好きになるかキライになるかのどちらかで、 その中間はありえない... 偽者だけがほんとうに面白いのだ... 多くの観客は、すべてが味気ないジョークで、 時間や才能やお金のムダだと思うだろう... いずれの場合でも、 ボガートは、半ばおちゃらけ役だが、 実に満足すべき演技をしている。 映画自体も、ボガート映画の回顧展での出し物になっている。 これは、ゴガートがいかに成熟した俳優かを示す好例である。 明らかに不適切な材料をこなすのは、そう簡単なことではない。 それなのに、意義ある演技を見せるのだから... オトーサン、 「ないなぁ」 ジーナのことをもっと知りたいのに、 ネットでは詳しいことが出ていないのです。 唯一、ジーナの名前をとったバラがみつかりました。 「そう!こんな感じの女だった」 ○ジーナ・ロロブリジーダ フランス 四季咲大輪系  作出者 メイアン  作出年 1990  褪色が少なく、強健で育てやすい品種です。  一世を風靡したイタリア人女優の名前です。  花色:濃黄色   花形:半剣高芯咲き   芳香:微香


腰抜けペテン師

オトーサン、 「腰抜けも、ペテン師も死語になったなぁ」 50年も経つと、映画の題名も様変わりします。 豪傑なんていう言葉も、最近は流行しませんねぇ。 ボブ・ホープのようなひとは、もう出ないのでしょうか。 原題:The Lemon Drop Kid (1951) 監督:Sidney Lanfield/ Frank Tashlin 原作:Edmund Beloin / Damon Runyon 脚本:Irving Elinson/ Edmund L. Hartmann Robert O'Brien/ Frank Tashlin Genre:Comedy / Musical / Romance Color:Black and White 上映時間:91分 あらすじ: 腰抜けペテン師が、うっかりして、 ムースの彼女をだまして儲けをフイにさせて、 怒り狂ったギャングに1万ドルよこせと脅迫される。 幸いにも、クリスマスのシーズンだった。 ひとびとは、よき理由があれば、 お金を恵んでもいいという気分になっていたのだ。 出演者: Bob Hope ... Sidney Melbourne(シドニー) Marilyn Maxwell ... 'Brainy' Baxter(ブレイニー) Jane Darwell ... Nellie Thursday(ネリー) Fred Clark ... Moose Moran(ムース) オトーサン、 「ボブ・ホープ節、全開!」 老女ネリー役ジェーン・ダーウェルの名演技をお見逃しなく。 BOB HOPE  ボブ・ホープ 誕生日 1903/5/29-2003/7/27 出身 英ロンドン・エルサム 4才の時にアメリカへ渡り、クリーブランドで育つ。 10才の時にチャップリンの扮装コンテストで入賞したのが きっかけでボードビルの道へ進む。 ミュージカル・ショーの下積みを経て、ラジオ・スターに。 37年「百万弗大放送」から映画は本格的デビュー。 40年代の「腰抜け」シリーズでヒットを飛ばした。 40,44,52,59,65年にアカデミー特別賞受賞。 65年以降はアカデミー賞の授賞式の司会を何度も務めた。 出演作 1937年「百万弗大放送」 1940年「シンガポール珍道中」 1941年「アフリカ珍道中」 1942年「モロッコへの道」 1943年「腰抜けスパイ騒動」「腰抜けと原爆娘」 1944年「姫君と海賊」 1945年「アラスカ珍道中」「ハリウッド宝船」 1946年「吾輩は名剣士」 1947年「腰抜け私立探偵」「ハリウッド・アルバム」 1948年「南米珍道中」「腰抜け二挺拳銃」 1949年「腰抜け顔役」「腰抜け大捕物」 1950年「腰抜け千両役者」 1951年「腰抜けペテン師」「腰抜けモロッコ騒動」 1952年「地上最大のショウ」「腰抜け二挺拳銃の息子」      「バリ島珍道中」 1953年「腰抜けMP」「底抜けびっくり仰天」 1954年「豪傑カサノヴァ」 1955年「エディ・フォイ物語」 1956年「すてきな気持」「ロマンス・ライン」 1957年「ボー・ジェームス」 1958年「パリの休日」「五つの銅貨」 1959年「腰抜け列車強盗」 1960年「よろめき珍道中」 1963年「腰抜けアフリカ博士」 1965年「テスト・ハネムーン」 1966年「オスカー」「おフロの女王様」 1967年「一家8人逃亡す」 1976年「イッツ・ショータイム」 1979年「マペットの夢見るハリウッド」 1985年「スパイ・ライク・アス」 JANE DARWELL  ジェーン・ダーウェル 誕生日 1879/10/15-1967/8/13 出身 米ミズーリ州 「怒りの葡萄」でアカデミー助演女優賞受賞 出演作 1914年「農場の薔薇」 1920年「百万長者」 1930年「トム・ソーヤの冒険」「腕白大将」 1931年「激斗の河」 1932年「恋を喰べる女」「七月の肌着」「鉄窓と花束」「裏町」 1933年「恋人の仇を討った女」「狂恋のつばさ」      「動物園の殺人」「昨日」「ジェニイの一生」      「羅馬太平記」「生活の設計」「或る日曜日の午後」 1934年「火の鳥」「輝く瞳」「地下街」「ホワイト・パレード」      「偽物紳士」「生活と恋愛」「自殺合戦」「紐育の口笛」      「水兵がんばれ」「最初の接吻」「春の夜明け」「夫の日記」      「恋のページェント」「ワンダー・バー」「流行の王様」 1935年「可愛いオディ」「メトロポリタン」「喧嘩友達」      「廻り来る春」「テムプルちゃんお芽出度う」 1936年「ラモナ」「クレイグの妻」「白牙」「愛の華籠」      「テムプルの福の神」「テムプルの灯台守」      「子供の世界」「五つ児誕生」 1937年「唄う陸戦隊」「奴隷船」「誘拐者」「恋は特ダネ」 1938年「天晴れテムプル」 1939年「地獄への道」「風と共に去りぬ」「雨ぞ降る」 1940年「怒りの葡萄」 1941年「悪魔の金」 1943年「夫は還らず」「牛泥棒」 1944年「深夜の告白」 1946年「荒野の決闘」 1947年「レッド・スタリオン/荒原の凱歌」 1948年「三人の名付親」 1950年「幌馬車」「女囚の掟」 1951年「腰抜けペテン師」 1953年「愛情作戦」「太陽は光り輝く」 1958年「最後の歓呼」 1959年「疑惑の愛情」 1964年「メリー・ポピンズ」 その他の出演者: Lloyd Nolan ... Oxford Charley Andrea King ... Stella Jay C. Flippen ... Straight Flush William Frawley ... Gloomy Willie Harry Bellaver ... Sam the Surgeon Sid Melton ... Little Louie Ben Welden ... Singing Solly Ida Moore ... The Bird Lady Francis Pierlot ... Henry Regan Charles Cooley ... Goomba Salvatore De Lorenzo ... Street-corner Santa Claus User Rating: 6.9/10 (362 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 User Comments: artzauさん Sacramento, CA 2002年2月28日 偉大なるボブ・ホープの古典 ボブ・ホープの映画は、おふざけ満載。 この Damon Runyon ストーリーのリメイクでは、 ボブ・ホープが全開でしている。 あるコメントが面白かった。 誰かが、怒っていた。 ボブ・ホープがセックスから殺人まがいのことまでやる 確かに、誰かを傷つけるのは政治的にも正しくないが、 この程度のものは、おとなしいほうではないか。 それに、私は老人だが、憤りなど感じなかった。 すばらしい俳優たちが勢ぞろいしているのは楽しい。 フレッド・クラークは悪漢役でサイコーだったし、 安っぽい舞踏会も、ギャングの愉快な見せ場だった。 それに、マリリン・マクスウェルが出ている。 彼女の歌、"Silver Bells"は、新しいクリスマス・キャロルで、 クリスマス・シーズンになるとよく歌われている。 コメントを書いたひとのなかで何人かが立腹しているのは残念だ。 この映画、よく出来ているし、 ボブ・ホープのおふざけをみるのは今もなお楽しみだ。 デートしている気になる。 当時、中学生だった。 当時もいまも、この映画が好きだ。 オトーサン、 「そういえば、ステキな歌があった」 映画では、少ししか聞きとれなかったので、 ネットで歌詞を入手しました。 ○Silver Bells ♪Christmas makes you feel emotional  It may bring parties or thoughts devotional  Whatever happens or what may be,  Here is what Christmas time means to me.  City sidewalk, busy sidewalks  dressed in holiday style.  In the air there's  a feeling of Christmas.  Children laughing, people passing,  meeting smile after smile,  And on every street corner you'll hear:  Silver bells, silver bells,  It's Christmas time in the city.  Ring-a-ling, hear them ring,  soon it will be Christmas day.  City street lights,  even stop lights,  blink a bright red and green,  As the shoppers rush home  with their treasures.  Hear the snow crunch,  see the kids bunch,  This is Santa's big scene,  And above all this bustle you'll hear:  Silver bells, silver bells,  It's Christmas time in the city.  Ring-a-ling, hear them ring,  soon it will be Christmas day. 出典:http://www.the-north-pole.com/carols/silverbells.html    (メロディつき)


フランシスコの2人の息子

オトーサン、 「ブラジル映画か」 何でも、アカデミー賞外国語映画賞に ブラジル代表で出品された大ヒット作だとか。 「シティ・オブ・ゴッド」も傑作でしたし、 ブラジル映画、あなどれません。 原題:2 Filhos de Francisco    - A Historia de Zeze di Camargo & Luciano (2005)    Two Sons of Francisco 監督:Breno Silveira 脚本:Patricia Andrade / Domingos de Oliveira Carolina Kotscho / Breno Silveira Genre:Drama more Country:Brazil Language:Portuguese 上映時間:132分 あらすじ: 素朴で貧しいフランシスコの夢は、 子供たちをカントリー・ミュージックのスターにすること。 そうなるように彼は全力をふりしぼる。 出演者: Angelo Antonio ... Francisco Jose de Camargo(フランシスコ) Dira Paes ... Helena Siqueira de Camargo(エレーナ) Dablio Moreira ... Young Mirosmar/Zeze Di Camargo(ミロズマル) Marcos Henrique ... Emival(エミヴァル) オトーサン、 「子役が断然いい!」 どうして、開発途上国の子供たちって、 すてきな目をしているのでしょう? 大奮闘の両親の姿は、"貧乏人の子だくさん"そのもの。 昔の日本がそうでした。 その他の出演者: Marcio Kieling ... Mirosmar/Zeze Di Camargo Thiago Mendonca ... Welson/Luciano Camargo Paloma Duarte ... Zilu Natalia Lage ... Cleide Wigor Lima ... Young Welson/Luciano Camargo Zeze di Camargo ... Himself Luciano Camargo ... Himself Jackson Antunes ... Ze do Fole Jose Dumont ... Miranda Lima Duarte ... Benedito User Rating: 7.4/10 (428 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 User Comments: Claudio Carvalhoさん Rio de Janeiro, Brazil 2006年1月3日 偏見を捨て、美しく感動的な物語を注視せよ 「フランシスコの2人の息子」、 この映画は、見る気がなかった。 ブラジルのドン百姓デュオ( "redneck-duo") ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノとその歌がキライだからだ。 だが、息子と友人が、見ろ見ろとすすめる。 2006年のアカデミー賞候補に選ばれたというのだ。 昨日、偏見を捨てることにして、 ほんとうに美しく感動的な物語を見た。 私の趣味に合うすてきな音楽とすてきな演技だった。 ゼゼ・ヂ・カマルゴとその家族の過酷な暮らし、 父親フランシスコの夢が見事に描かれている。 まさに、好例だ。 われわれは夢を捨ててはいけない。 いかにそれが途方のなく、不可能に見えたとしても。 ミロズマルを演じた子役Dablio Moreiraの演技が印象に残った。 フランシスコを演じたAngelo Antonioの演技も力強かった。 残念だったのは、 この映画のスポンサーの名前を宣伝し過ぎなことだった。 この映画、私のようなものにすすめたい。 ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノのフアンではないひとだ。 フアンなら、天にも昇る心地がするだろう。 私の採点は、8点だ。 オトーサン、 「まるで、ビートルズを聞いているようだ」 ○ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ  Zeze di Camargo & Lucian  シンプルなメロディーに素直な4ビート、  飾りっ気のないアレンジはボーカルの“魂”を際立たせ、  聴く者を感動させるブラジル音楽界のスーパースター。  リード・ボーカルの兄ゼゼ(62年生れ)と  11才年下の弟でコーラス担当のルシアーノ(73年生れ)による  セルタネージョ・デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ& ルシアーノは  これまでリリースした14枚のアルバムの総売り上げが2千万枚を突破する。  その名は、広い国土に知れ渡り、ブラジル人の大半がその音楽を聞いているという。  デビューアルバム『ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ』は  シングルカット曲「エ・オ・アモール」が全国的にヒットしたのをきっかけに、  いきなりミリオンセラーとなる快挙を達成した。   2003年リリースの『ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ』からは  「Nosso Amor E Ouro」が年間ラジオチャート1位に輝いたほか、  2004年のラテングラミーでベスト・ロマンチック・アルバム部門を受賞。  同時期には2003、04年と二年連続で来日公演も行い、  在日ブラジルを中心にチケットは完売。    出典:http://www.tokyo-art.info/c040.htm


ホリデイ

オトーサン、 「コマーシャル、目立つなぁ」 ソフトバンクの大宣伝の顔々顔、キャメロン・ディアスです。 評価していなかったのですが、少し見直しました。 原題:The Holiday (2006) 監督・脚本:Nancy Meyers Genre:Comedy / Romance Rated PG-13 for sexual content and some strong language. 上映時間:138分 あらすじ: 予告編の製作編集者のアマンダは、ロス在住。 記者のアイリスは、英国サーレイ州在住。 5000マイル離れて暮らしており、一度も会ったことはない。 だが、同じ悩みを抱えていた。 男性問題だ。 アマンダは、不誠実な恋人イーサンと破局、 アイリスのほうは、ジャスパーが好きだが、 彼は、他の女性と婚約してしまう。 そこで、彼女はクリスマス休暇をとることにする。 2人は、自宅交換サイトで知りあう。 2週間、ちがう家に住むことで、トラブルを忘れようとした。 だが、愛は結局2人を見捨てなかった。 アマンダはアイリスの兄、編集者のグラハムに恋し、 アイリスは、映画音楽の作曲家マイルズに恋をする。 新しい恋を得た2人は、まったく違う人生を歩むことになる。 出演者: Cameron Diaz ... Amanda(アマンダ) Kate Winslet ... Iris(アイリス) Jude Law ... Graham(グラハム) Jack Black ... Miles(マイルズ) オトーサン、 「バツグンの演技力だ!」 上記4人のうち誰だと思いますか? 答えは、ケイト・ウィンスレット。 経歴紹介は、長くなりますが、4人全部にしましょう。 だって、「ナチョ・リブレ 覆面の神様」、 ジャック・ブラックが真面目に演技しているもの。 CAMERON DIAZ キャメロン・ディアス 誕生日 1972/8/30 出身 米カリフォルニア州サンディエゴ 16才からモデルとして世界中で活躍。 89年には日本でもファッション・カタログやCMに出演していた。 21才の時、オーディションを受け、 ジム・キャリー主演「マスク」(1994)で クラブ歌手ティナ役を得て映画デビュー。 「マスク」の映画ヒットで人気も上昇。 翌年、「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」で初主演。 その後も「フィーリング・ミネソタ」、「ベスト・フレンズ・ウェディング」、 「メリーに首ったけ」と出演。 プライベートでも恋愛の話題が尽きない。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1994年「マスク」◇ 1995年「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」◇ 1996年「彼女は最高」◆「フィーリング・ミネソタ」◇      「ブラック・メール/脅迫」 1997年「ベスト・フレンズ・ウエディング」◇      「普通じゃない」◇「真夏の出来事」◇ 1998年「メリーに首ったけ」◇「ラスベガスをやっつけろ」◆      「ベリー・バッド・ウェディング」◇ 1999年「マルコヴィッチの穴」◆「エニイ・ギブン・サンデー」◇      「彼女を見ればわかること」 2000年「チャーリーズ・エンジェル」◇「姉のいた夏、いない夏。」◇ 2001年「シュレック」(声)      「バニラ・スカイ」◆ 2002年「ギャング・オブ・ニューヨーク」◇      「クリスティーナの好きなコト」◇ 2003年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」◇ 2004年「シュレック2」(声) 2005年「イン・ハー・シューズ」◇ 2006年「ホリデイ」◇ KATE WINSLET  ケイト・ウィンスレット 誕生日 1975/10/5 出身 英バークシャー・レディング 両親ともに俳優という演劇一家に育ち、 11才の時から地元のドラマ・スクールで学ぶ。 94年「乙女の祈り」で映画デビュー。 95年「いつか晴れた日に」でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、 イギリスのアカデミー賞BAFTAの最優秀助演女優賞を受賞。 97年「タイタニック」ではヒロイン役を演じ、 アカデミー主演女優賞にノミネート。 2001年「アイリス」でも若き日のアイリスを演じ、 同賞主演女優賞にノミネートされている。 98年「グッバイ・モロッコ」の出演で知り合った 助監督のジム・スレプレトンと98年11月に結婚。 2000年10月12日に長女が生まれるが、 2001年12月13日、離婚。 2003年5月、サム・メンデス監督と結婚。 2003年12月22日、男児(ジョー)出産。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1994年「乙女の祈り」 1995年「いつか晴れた日に」 1996年「タイムマスター/時空をかける少年」(V)      「日陰のふたり」「ハムレット」 1997年「タイタニック」◇ 1998年「グッバイ・モロッコ」◇ 1999年「ホーリー・スモーク」 2000年「クイルズ」◆ 2001年「アイリス」◇「エニグマ」◇ 2002年「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」◇ 2004年「ネバーランド」◇「エターナル★サンシャイン」◇ 2006年「オール・ザ・キングスメン」◇「ホリデイ」◇ JUDE LAW  ジュード・ロウ 誕生日 1971/12/29 出身 英ロンドン ビートルズの”ヘイ・ジュード”と ハーディングの小説”JUDE”にちなむ名前。 12歳の時から演技を始め、17歳の時 グラナダTVのドラマ”FAMILIES”に出演するチャンスを得て、 高校を辞める。 92年からロンドンで多くの舞台を経験、 オリビエ賞の新人賞を受賞する。 ロンドンで「恐るべき親たち」を上演した後、 ブロードウェイでの再演では トニー賞の助演男優賞にノミネートされた。 その活躍でアメリカ映画に進出。 97年「ガタカ」「オスカー・ワイルド」などに出演。 97年9月、「ショッピング」で共演したサディ・フロストと結婚。 その彼女と友人のユアン・マクレガーらと 映画製作プロダクション「ナチュラル・ナイロン」を設立。 2003年、離婚。 2004年に婚約した女優シエナ・ミラーとは、 一度は破局となるも、また復縁している。 99年、オムニバス映画「チューブ・テイルズ」の一話を監督。 99年「リプリー」でアカデミー賞と ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされ、 BAFTA賞助演男優賞に選ばれた。 「コールドマウンテン」ではアカデミー賞主演男優賞にノミネート。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1994年「ショッピング」 1996年「プラトニック・ゲーム」 1997年「オスカー・ワイルド」「ガタカ」「真夜中のサバナ」      「ベント」 1998年「ファイナル・カット」◇「クロコダイルの涙」◇      「ミュージック・フロム・アナザー・ルーム」◇ 1999年「イグジステンズ」◇「リプリー」◆「ロンドン・ドッグス」◇ 2000年「スターリングラード」◇ 2001年「A.I.」◆ 2002年「ロード・トゥ・パーディション」◆ 2003年「コールドマウンテン」◇ 2004年「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」◇      「アビエイター」      「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(声)      「クローサー」◇「アルフィー」◇ 2005年「ハッカビーズ」◇ 2006年「オール・ザ・キングスメン」◇「ホリデイ」◇      「こわれゆく世界の中で」◇ JACK BLACK  ジャック・ブラック 誕生日 1969/4/7 出身 米カリフォルニア州サンタモニカ UCLAに在学中、同行のOBのティム・ロビンスが主催する 劇団「アクターズ・ギャング」に所属。 92年にティム・ロビンス監督の「ボブ・ロバーツ」で映画デビュー。 2000年「ハイフィデリティ」の傲慢なレコード店員役が印象を集め、 以後、「愛しのローズマリー」「スクール・オブ・ロック」など コメディ映画で主役を飾るようになる。 俳優活動と平行して、カイル・ガスと共にテネイシャスDというバンドを結成し、 こちらの方でも人気を得ている。 2006年3月にミュージシャンのターニャ・ヘイデンと結婚し、 6月に長男が誕生した。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1992年「ボブ・ロバーツ 陰謀が生んだ英雄」 1993年「デモリションマン」 1994年「ネバー・エンディング・ストーリー3」 1995年「デッドマン・ウォーキング」「ウォーターワールド」 1996年「ケーブルガイ」「ザ・ファン」「マーズ・アタック!」 1997年「ジャッカル」「モンタージュ・証拠死体」 1998年「エネミー・オブ・アメリカ」 1999年「クレイドル・ウィル・ロック」 2000年「ハイ・フェデリティ」◆ 2001年「愛しのローズマリー」◇「マテリアル・ウーマン」◇      「セービング・シルバーマン」 2002年「アイス・エイジ」(声)「オレンジ・カウンティ」 2003年「スクール・オブ・ロック」◇「隣のリッチマン」◇ 2004年「シャーク・テイル」(声) 2005年「キング・コング」◆ 2006年「ナチョ・リブレ 覆面の神様」◇「ホリデイ」◇ その他の出演者: Eli Wallach ... Arthur Edward Burns ... Ethan Rufus Sewell ... Jasper Miffy Englefield ... Sophie Emma Pritchard ... Olivia Sarah Parish ... Hannah Shannyn Sossamon ... Maggie Bill Macy ... Ernie Shelley Berman ... Norman Kathryn Hahn ... Bristol John Krasinski ... Ben User Rating: 6.6/10 (10,355 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 anoble1-1さん United States 2006年12月8日 最高のロマンティック・コメディ 笑った、泣いた、尊敬した。 顎が何回か外れそうになった。 この映画、当初の期待をはるかに超えていた。 2時間半だから、だらけるかと思ったが、 まったく長く感じなかった。 この映画、傷心だけでなく、自分探しの映画である。 自分の人生において本当のものは何かを発見するのだ。 ケイト・ウィンスレットとキャメロン・ディアスは、すてきだった。 まったくちがう世界に住んでいるのに、 2人とも、同じものを求めている。 ...脱出願望だ。 目的地に着いて、期待以上のものに出会う。 最後に、まったく思ってもいなかったことに出会うのだ。 ジュード・ロウは、いつもの通り魅力的のスターだ。 そして、ブラック・ジャックは、そう、彼そのもの。 休日の"to-do"リストに、この映画の鑑賞を入れておくとよい。 保証したい。 いずれDVDが発売されたら、私のコレクションに加えたい。 ナンシー・マイヤーズは、この映画でヒットを飛ばした。 誰もが、いい休日を過ごした気分になれるだろう。 オトーサン、 「自宅交換サイトって、あるの?」 Google1に"home exchage"と入力してみました。 「おお、ホントにあるんだ」 http://www.homeexchange.com/ そのなかに、FQAコーナーがありました。 ・HOW DOES IT WORK / HOW DO I MAKE AN EXCHANGE?  (選ぶ手順は?) ・IS IT SAFE?  (ダイジョウブ?) ・WHAT ABOUT VALUABLES, INSURANCE AND LIABILITY?  (貴重品、保険、責任は?) ・WHAT ABOUT CARS AND PETS?  (クルマとペットは?) ・DO YOU HAVE TO EXCHANGE AT THE SAME TIME?  (時期を合わせる必要があるの?) ・WHO WOULD WANT TO COME TO MY HOUSE?  (ウチに来たがるひといるの?) ・HOW MUCH DOES IT COST?  (いくらかかるの?) ・HOW MUCH CAN I SAVE?  (いくら節約できるの?) ・IS IT ONE-TO-ONE OR ARE YOU IN A POOL?  (1対1なの?それとも数人なの?) ・WHO CLEANS THE HOUSE?  (家の掃除は誰がするの?) ・CAN I DO AN EXCHANGE WITHIN MY COUNTRY?  (自国内でも交換できるの?) ・HOW LONG IS THE TYPICAL EXCHANGE?  (普通、どの位の期間なの?) ・WHAT IS YOUR PRIVACY POLICY  (プライバシーは守れるの?) ・WHAT ARE SOME OF THE BENEFITS OF A HOME EXCHANGE,  ASIDE FROM SAVING MONEY?  (為替の節約できる?) ・MAY I EXCHANGE MY APARTMENT?  (アパートも交換できるの?) ・WHAT ARE THE ADVANTAGES OF THE WEBSITE?  (ネットのメリットは?) ・WHAT'S THE GUARANTEE?  (保証は?) ・WHAT'S THE DIFFERENCE BETWEEN A HOME EXCHANGE  AND A HOSPITALITY EXCHANGE?  (自宅交換と知人・友人間の交換とは、どうちがうの?)


愛しのシバよ帰れ

オトーサン、 「いい題名だなぁ」 このシバ、女性の名前ではないのです。 イヌ、それも柴犬ではなく、 Shebaという名の子犬なのです。 原題:Come Back, Little Sheba (1952) 監督:Daniel Mann 台本:William Inge 脚本:Ketti Frings Genre:Drama Color:Black and White 上映時間:86分 あらすじ: ドクとローラは、若気の至りで、 出来心で結婚してしまった。 だが、結婚後20年も経ったのに、 その話題に触れるのを拒んできた。 ローラは、子供を死産。 愛情のすべてを子犬のシバに注いできた。 だが、数ケ月前に、行方不明になってしまった。 ドクは、医学学校を脱落して、 本物の医者になれなかったことを悔いている。 禁酒協会に入り、この1年、彼はアルコールを絶っている。 だが、ある日、画学生マリーが間借りすることになる。 ドクは、20年ぶりに血が騒いだ。 だが、年頃のマリーには、言い寄る男が2人いた。. ドクの感情に気づかぬローラは、 マリーの将来について、わが娘のように気遣うようになる。 出演者: Burt Lancaster ... Doc Delaney(ドク) Shirley Booth ... Lola Delaney(ローラ) Terry Moore ... Marie Buckholder(マリー) オトーサン、 「シャーリー・ブースの演技に、涙!」 結局、あたしの一生って何だったの? この映画をみたら、憎たらしい世のおばさんですら いとおしく思えるようになるでしょう。 画学生マリーを演じているテリー・ムーア、 文字通りピチピチしています。 BURT LANCASTER  バート・ランカスター 誕生日 1913/11/2-1994/10/20 出身 米ニューヨーク サーカスの花形だったが、負傷し映画界へ。 46年「殺人者」での映画デビュー。 翌年、ハロルド・ヘクトと組み独立プロを設立。 サーカスの経験を生かし、「怪傑ダルド」「真紅の海賊」などで 数々のアクション映画で活躍。 60年「エルマー・ガントリー」でアカデミー主演男優賞受賞。 後年はイタリアのビスコンティ監督の「山猫」「家族の肖像」にも出演。 94年、心臓麻痺で亡くなった。 出演作 1946年「殺人者」 1947年「真昼の暴動」「砂漠の怒り」      「ハリウッド・アルバム」▲「暗黒街の復讐」 1948年「私は殺される」「暴れ者」 1949年「裏切りの街角」「欲望の砂漠」 1950年「怪傑ダルド」 1951年「復讐の谷」「アメリカ野郎」「タルファ駐屯兵」 1952年「真紅の盗賊」「愛しのシバよ帰れ」 1953年「南海ピンク作戦」「地上より永遠に」「白人酋長」 1954年「アパッチ」「ヴェラクルス」 1955年「ケンタッキー人」「バラの刺青」 1956年「空中ブランコ」「雨を降らす男」 1957年「OK牧場の決闘」「成功の甘き香り」 1958年「深く静かに潜航せよ」「旅路」 1959年「悪魔の弟子」 1960年「許されざる者」「エルマー・ガントリー」 1961年「明日なき十代」「ニュールンベルグ裁判」 1962年「終身犯」 1963年「愛の奇跡」「秘密殺人計画書」▲「山猫」 1964年「5月の7日間」「大列車作戦」 1965年「ビッグ・トレイル」 1966年「プロフェッショナル」 1968年「インディアン狩り」「泳ぐひと」 1969年「大反撃」「さすらいの大空」 1970年「大空港」 1971年「迫撃のバラード」「追跡者」 1972年「ワイルド・アパッチ」 1973年「スコルピオ」「ダラスの熱い日」 1974年「真夜中の男」 1975年「家族の肖像」 1976年「1900年」「ビッグ・アメリカン」「エンテベの勝利」 1977年「カサンドラ・クロス」「合衆国最後の日」      「ドクター・モローの島」 1978年「戦場」 1979年「ズールー戦争/野望の大陸」 1981年「狂える戦場」「アトランティック・シティ」 1983年「ローカル・ヒーロー」「バイオレント・サタデー」 1985年「トレジャーinメキシコ」 1986年「タフガイ」「鷲の翼に乗って・人質奪回緊急指令!」 1988年「ジブラルタル号の出帆」 1989年「フィールド・オブ・ドリームス」 1990年「ファントム・オブ・オペラ」「恐怖の航海 アキレ・ラウロ号事件」 1991年「裁かれた壁 〜アメリカ・平等への闘い〜」 1999年「ビートニク」 SHIRLEY BOOTH  シャーリー・ブース 誕生日 1898/8/30-1992/10/16 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク 52年「愛しのシバよ帰れ」でアカデミー主演女優賞受賞。 出演作 1952年「愛しのシバよ帰れ」 1953年「ブロードウェイへの道」 1958年「花嫁売り込み作戦」 1968年「華麗なる共犯者」(TM) TERRY MOORE  テリー・ムーア 誕生日 1929/1/7 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 幼い頃からモデルをし、11才で映画デビュー。 パサディナ・プレイハウスで演技を学ぶ。 「愛しのシバよ帰れ」でアカデミー助演女優賞にノミネート。 子役から大人の女優への脱皮に苦心した女優の一人。 活躍度 △↓ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1941年「明日への戦ひ」 1944年「君去りし後」「ガス燈」 1949年「猿人ジョー・ヤング」 1952年「愛しのシバよ帰れ」 1953年「綱渡り男」「十二哩の暗礁の下に」「壮烈カイバー銃隊」 1955年「足ながおじさん」 1956年「ならず者部隊」 1957年「青春物語」 1965年「勇者の街」「黒い拍車」 1966年「渡り者」「零戦突破」 1968年「短刀と呼ばれる男」 1982年「二重露出」 1985年「ヘル・ホール」 1989年「ビバリーヒルズ・ブラッツ」 その他の出演者: Richard Jaeckel ... Turk Fisher Philip Ober ... Ed Anderson Edwin Max ... Elmo Huston Lisa Golm ... Mrs. Coffman Walter Kelley ... Bruce User Rating: 7.6/10 (864 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・主演女優賞:シャーリー・ブース 同ノミネート ・助演女優賞:テリー・ムーア ・編集賞 User Comments: Turriduloverさん 2002年5月20日 決して古くならない名画 この映画、10代の頃みたが、 いまもなお強く心に響いてくる。 50年も経てば、もう古くなるのが普通だが、 この映画のテーマは、昔よりも今のほうが当てはまるのではないか。 台本を書いたウィリアム・インジは、 不幸にも評価されなかった脚本家である。 彼は、同時代の誰よりも、より感情に訴える。 それが、今になっても興味を失わない理由だ。 かれは、妙にインテリぶらない。 彼は自分が体験したことを書いている。 身の丈以上のことは書かない。 今日、ほんとうのBlanche DuBoisや Willie Lomansは、いるだろうか? この演劇に耳を傾け、そのすばらしさに感動する。 それ以上、つけくわえることはない。 だが、つねにローラは存在する。 誰もが身近にローラがいる。 この映画、みるからに低予算で出来ている。 それが却ってよかったのだ。 もし、主演がRosiland Russellやジミー・ステュワートだったら、 どうなっただろう。 確かに、バート・ランカスターは、ミスキャストだが、 かれはいつも偉大な俳優だった。 だから、この役も見事に演じているのだ。 特筆すべきは、シャーリー・ブースだ。 彼女の舞台を見たかったなぁ。 彼女の演技力を前にすれば、言葉もない。 この映画を好きになったひとは、 ミュージカル版の新しいレコーディングを聞くとよい。 ウィリアム・インジの仕事についての 心からの愛情と尊敬の念で書かれたものだ。 オトーサン、 「この不幸な脚本家に拍手を!」 ○WILLIAM INGE  ウィリアム・インジ   誕生日:1913/5/3- 1973/6/10  出身:カンサス州インデイペンデンス  彼は、アメリカ中西部の小さな町の人生を  ブロードウェイにもちこんだ。  4つの成功せるドラマ(*)で知られている。  「草原の輝き」がアカデミー賞を受賞したことへの  異議申し立てが災いして、後の演劇や作品は、  初期の作品のような成功を収めることはできなかった。  もはや書くまい。  彼は、鬱病になり、自殺に追いこまれた。  主な台本:  1952年「愛しのシバよ帰れ」*  1955年「ピクニック」*  1956年「バス停留所」*  1960年「階段の上の暗闇」*  1961年「草原の輝き」  1963年「七月の女」  1978年「さよならミス・ワイコフ」


第17捕虜収容所

オトーサン、 「いまさら、戦争映画でもなぁ」 イラク戦争、はや4年目、それなのに増派とは。 でも、ビリー・ワイルダーの名画のひとつです。 原題:Stalag 17 (1953) 監督:Billy Wilder 台本:Donald Bevan/ Edmund Trzcinski 脚本:Billy Wilder/ Edwin Blum Genre:Comedy / Drama / War Country:USA Language:English / German Color:Black and White 上映時間:120分 あらすじ: ドイツの捕虜収容所。 撃墜されたアメリカ空軍兵士が収容されている。 バラックのなかに、スパイがまぎれこんでいることが分かる。 脱走に失敗して、2人が殺されたことで分かったのだ。 捕虜たちは、最初、セフトンを疑う。 お調子者で、ドイツ兵たちと取引して儲けている。 ぶっ叩かれたセフトンは、 本当のスパイを探しだそうと決心する。 その結果、陰謀と裏切り、そして驚愕の結末が。 出演者: William Holden ... Sefton(セフトン) Don Taylor ... Lt. Dunbar(ダンバー) Robert Strauss ... Stanislas Kasava(アニマル) オトーサン、 「ウィリアム・ホールデン、若いなぁ。 それに、アニマル役のロバート・ストラウスがいいねぇ!」 コミカルな演技の連続でした。 海外映画俳優マガジンに経歴が出ていないのは、残念。 WILLIAM HOLDEN  ウィリアム・ホールデン 誕生日 1918/4/17-1981/11/16 出身 米イリノイ州オファロン カリフォルニア州パサデナ短大から パサディナ・プレイハウスに入り演劇を学んだが、 パラマウント社からスカウトされ、 39年「ゴールデン・ボーイ」で映画デビュー。 大戦中に空軍に入隊、戦後再び映画界に復帰。 53年「第17捕虜収容所」でアカデミー主演男優賞。 代表作は「麗しのサブリナ」「パリで一緒に」など。 出演作 1939年「ゴールデン・ボーイ」「前科者」 1940年「我等の町」「アリゾナ」 1941年「空の要塞」「掠奪の町」 1943年「俳優志願」 1947年「ハリウッド・アルバム」「恋文騒動」 1948年「コロラド」「荒原の女」 1949年「テキサス決死隊」 1950年「ボーン・イエスタディ」「サンセット通り」      「武装市街」 1951年「太平洋の虎鮫」「戦場の誓い」 1952年「黒い街」 1953年「月蒼くして」「第17捕虜収容所」「女性よ永遠に」      「ブラボー砦の脱出」 1954年「重役室」「トコリの橋」「麗しのサブリナ」「喝采」 1955年「慕情」「ピクニック」 1956年「ロケット・パイロット」「誇りと冒涜」 1957年「戦場にかける橋」 1958年「鍵」 1959年「騎兵隊」 1960年「スージー・ウォンの世界」 1961年「偽の売国奴」 1962年「誘惑の夜」「ライオン」 1963年「パリで一緒に」 1964年「第7の暁」 1966年「アルバレス・ケリー」 1967年「007/カジノ・ロワイヤル」「コマンド戦略」 1969年「クリスマス・ツリー」「ワイルド・バンチ」 1971年「夕陽の挽歌」 1972年「復讐の荒野」 1973年「愛のそよ風」 1974年「タワーリング・インフェルノ」「ダーティハンター」 1976年「ネットワーク」 1978年「オーメン2/ダミアン」「悲愁」「オフサイド7」 1979年「アシャンティ」 1980年「世界崩壊の序曲」 1981年「アドベンチャーロード」「S・O・B」 その他の出演者: Otto Preminger ... Col. von Scherbach Harvey Lembeck ... Harry Shapiro Richard Erdman ... Hoffy Peter Graves ... Price Neville Brand ... Duke Sig Ruman ... Sgt. Schulz Michael Moore ... Manfredi Peter Baldwin ... Johnson Robinson Stone ... Joey Robert Shawley ... Blondie Peterson William Pierson ... Marko the Mailman Gil Stratton ... Clarence Harvey Cook User Rating: 8.1/10 (10,680 votes)        Top 250: #208 オトーサン、 「世界の名画だ。やっぱりなー」 アカデミー賞受賞 ・主演男優賞:ウィリアム・ホールデン 同ノミネート ・監督賞:ビリー・ワイルダー ・助演男優賞:ロバート・ストラウス blankicaさん Canada 2005年11月20日 サスペンスあふれ、夢中になる 私って、30歳より若い女の子なの。 この映画、2005年にはじめてみたの。 監督のことも、俳優たちのことも知らなかった。 席を外せなかった。 ミステリ−の答えを知りたかったから。 演技はすばらしかったし、会話のテンポも早く、筋書きも予想外。 最近のハリウッド映画と比べると、新鮮で微妙だった。 おそらく特殊効果が単純だからだろう。 会話に重点が置かれていた。 環境が変わるなかで、手がかりに目をこらし、 影のある人物たちに注目する。 最後の数分には、息をのんだ。 映画が終わったあとでも、 「何が起きたの?  警備員たち、収容棟に飛び込むのかしら?  翌朝、何が起きるの? 映画の最後の数秒は平穏だったが、 結末に吹かれた口笛のメロディに希望がある... でも、絶対、何か不味いことが起きるはずよ! オトーサン、 「ビリー・ワイルダー、名匠だ!」 ○ビリー・ワイルダー  Billy Wilder, 1906/6/22 - 2002/3/27 映画監督、脚本家、プロデューサー。  50年以上映画に関わり、60本もの作品に携わった。  鉄道駅内の喫茶店を経営するマックス・ヴィルダーを父に、  オイゲーニア・バルディンガーを母に、ポーランドで生まれた。  ウィーン大学卒業後、新聞記者を経て  1920年代後半にドイツで脚本家として仕事を始めた。  1933年ナチスが台頭してきたため、  ユダヤ人のワイルダーはフランスへ移住し、  その後アメリカ合衆国に渡った  (彼の母・祖母はアウシュビッツで亡くなっている)。  脚本を映画会社に売り込むが2年間は鳴かず飛ばずの状態で、  エルンスト・ルビッチ監督にチャールズ・ブラケットと共同執筆した脚本が採用されて  その後ハリウッドで活躍。  ワイルダー=ブラケットのコンビは共同脚本のみならず、  監督ー製作の緊密な関係にあって、監督人生の半分はそのコンビで映画を作った。  ブラケットが離れた後、今度はI.A.L.ダイアモンドと優れた脚本を作り、  自らは製作・監督を兼業した。  シリアス・ドラマからコメディ、スリラーまで幅広い演出力をもっっていた。  1945年『失われた週末』でアカデミー監督賞とアカデミー脚本賞、  『サンセット大通り』(1950)ではアカデミー脚本賞、  『アパートの鍵貸します』(1960年)では  アカデミー作品賞、アカデミー監督賞、アカデミー脚本賞を受賞。  1本の映画でひとりの人物が3つのオスカーを受賞したのは、この時が唯一である。  アカデミー賞の常連であり、ノミネート回数は20回に及ぶ。  大のネクタイ嫌いで知られていた。  温厚な人柄であり、美術コレクターでもあった。  1981年に映画界を勇退。  2002年、カリフォルニア州・ロサンゼルスにて95歳で逝去。  監督作:  1943年「熱砂の秘密」  1944年「深夜の告白」  1945年「失われた週末」  1948年「皇帝円舞曲」  1950年「サンセット大通り」  1951年「地獄の英雄」  1953年「第十七捕虜収容所」  1954年「麗しのサブリナ」  1955年「七年目の浮気」  1957年「昼下りの情事」「翼よ!あれが巴里の灯だ」  1958年「情婦」  1959年「お熱いのがお好き」  1960年「アパートの鍵貸します」  1961年「ワン・ツー・スリー」  1963年「あなただけ今晩は」  1964年「ねえ!キスしてよ」  1966年「恋人よ帰れ!わが胸に」  1970年「シャーロック・ホームズの冒険」  1972年「お熱い夜をあなたに」  1974年「フロント・ページ」  1978年「悲愁」  1981年「新・おかしな二人 バディ・バディ」  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ザ・ターゲット

オトーサン、 「大統領暗殺か、すごいね」 大統領って、何人も殺されているのですね。 リンカーン、ケネディ... だから、この映画の設定も、そういい加減ではないのかも。 原題:Shadow Conspiracy (1997) 監督:George P. Cosmatos 脚本:Adi Hasak /Ric Gibbs Genre:Action / Thriller Rated R for violence and language. 上映時間:103分 あらすじ: ボビーは、大統領補佐官。 偶然、恩師ポチェコに街で出会う。 恩師は、ホワイトハウスで進行中の陰謀について語る。 だが、たちまち暗殺者に殺されてしまう。 いまや悪漢たちが筋書きを知っているボビーを追いはじめる。 ボビーは、何とかして生きのびねばならない。 また、連中が目的を果たすのを止めなければならない。 だが、誰を信用していいのか分からなかった。 出演者: Charlie Sheen ... Bobby Bishop(ボビー) Donald Sutherland ... Jacob Conrad(ジエイコブ) Linda Hamilton ... Amanda Givens(アマンダ) Stephen Lang ... The Agent (エージェント) オトーサン、 「チャーリー・シーンって、いい役者なんだ」 生真面目で、バランスの取れた演技力でした。 CHARLIE SHEEN  チャーリー・シーン 誕生日 1965/9/3 出身 米ニューヨーク 父はマーティン・シーン、 兄はエミリオ・エステベス、ラモン、妹はレネーという芸能一家。 95年にモデルのドナ・ピールと結婚し、翌年離婚。 映画は「地獄の黙示録」のエキストラが最初だが、 正規には84年「グリスビー2」がデビュー作。 2002年、デニース・リチャーズと結婚。 娘が二人いる。2006年、離婚。 活躍度 ○→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1979年「地獄の黙示録」 1984年「グリスビー2」「若き勇者たち」 1985年「ブロークン・ジェネレーション」 1986年「ルーカスの初恋メモリー」「フェリスはある朝突然に」      「処刑ライダー」「ウイズダム/夢のかけら」「プラトーン」 1987年「ハートビートで追いかけて」「ノーマンズ・ランド」      「ウォール街」 1988年「ヤングガン」「エイトメン・アウト」「ハートに火をつけて」 1989年「メジャーリーグ」「チャーリー・シーン/アルプスを越えて」 1990年「ルーキー」◇「ネイビー・シールズ」「ミリタリー・ブルース」      「メン・アット・ワーク」「レッドボーダー」 1991年「ホットショット」◇ 1993年「キング・オブ・ハーレー」「ローデッド・ウエポン1」      「プロフェッショナル」「ホット・ショット2」◇「三銃士」◇ 1994年「ザ・チェイス」「ターミナル・ベロシティ」◇「メジャーリーグ2」◇ 1996年「天使のわんちゃん/チャーリーとイッチー」      「アライバル/侵略者」◇ 1997年「ザ・ターゲット」◇「ランナウェイ」「プレッシャー/壊れた男」◇ 1998年「フルブラント」◇「フリーマネー」◇「ポスト・モーテム/検死台」 1999年「マルコヴィッチの穴」◆「ファイブ・エイセス」 2000年「キング オブ ポルノ」 2003年「ビッグ・バウンス」◆「最‘狂’絶叫計画」◇ DONALD SUTHERLAND  ドナルド・サザーランド 誕生日 1935/7/17 出身 カナダ・ニュー・ブランズウィック トロント大学在学中に演劇に興味を持ち、卒業後、劇団員となる。 その後、ロンドン音楽演劇学院で学ぶ。 役者修行を積んで、63年「生きた屍の城」でデビュー。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1963年「生きた屍の城」 1965年「テラー博士の恐怖」「駆逐艦ベッドフォード作戦」 1966年「のぞき」 1967年「特攻大作戦」 1968年「しのび逢い」「ジョアンナ」「汚れた七人」 1969年「004/アタック作戦」 1970年「戦車大作戦」「M★A★S★H」 1971年「コールガール」「ジョニーは戦場へ行った」 1973年「赤い影」 1974年「ダイヤモンドコネクション」「ス☆パ☆イ」 1975年「イナゴの日」 1976年「カサノバ」 1977年「鷲は舞いおりた」「ケンタッキー・フライド・ムービー」      「殺しに愛のバラードを」「刑事キャレラ/血の絆」「1900年」 1978年「SF/ボディ・スナッチャー」「アニマル・ハウス」      「大列車強盗」「名探偵ホームズ/黒馬車の影」 1979年「オーロラ殺人事件」「男と恋と銀行強盗」 1980年「普通の人々」 1981年「針の眼」 1983年「キャッシュ・マン」 1984年「ドーバー海峡殺人事件」      「クラッカーズ/警察システムを突破せよ!」 1985年「レボリューション/めぐり逢い」「パニック・スクール/冒涜少年団」 1987年「スパイ大混戦」「黄金の肉体/ゴーギャンの夢」      「殺しのロザリオ」 1988年「殺人見習い」「あまねく愛」 1989年「タフガイは踊らない」「白く渇いた季節」「ロックアップ」      「ロスト・エンジェル」 1990年「黄土の英雄/軍医ベシューンの生涯」 1991年「彼方へ」「JFK」「バック・ドラフト」「ノー・エスケイプ/砂の迷路」      「密告者」 1992年「落陽」「バッフィ/ザ・バンパイア・キラー」 1993年「シャドウ・オブ・ウルフ」「私に近い6人の他人」      「グローリーデイズ/夢見る頃はいつも」 1994年「ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物」      「ディスクロージャー」 1995年「アウトブレイク」「バッドマックス」 1996年「評決のとき」 1997年「ザ・ターゲット」「アサインメント」「同居人/背中の微かな笑い声」 1998年「悪魔を憐れむ歌」「スイトー・ヒア・アフター」「ナチャラル・エネミー」      「フリーマネー」「ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート」 1999年「ヴァイラス」◆「ハーモニーベイの夜明け」◆ 2000年「スペース・カウボーイ」「アート・オブ・ウォー」      「パニック/脳壊」 2001年「ファイナル・ファンタジー」(声)「ハッピー・フューネラル」      「アップライジング」 2002年「フェリーニ 大いなる嘘つき」 2003年「ミニミニ大作戦」「コールドマウンテン」 2005年「プライドと偏見」 その他の出演者: Ben Gazzara ... Vice President Saxon Nicholas Turturro ... Grasso Stanley Anderson ... Atty. Gen. Toyanbee Theodore Bikel ... Prof. Yuri Pochenko Charles Cioffi ... Gen. Blackburn Paul Gleason ... Blythe Terry O'Quinn ... Frank Ridell Sam Waterston ... The President Gore Vidal ... Congressman Page Henry Strozier ... Murphy Dey Young ... Janet User Rating: 4.5/10 (1,523 votes) オトーサン、 「低すぎないか」 でも、尊敬する現職大統領暗殺をテーマに、 面白おかしく映画をつくられたのでは、 頭にくるひともいるのでしょう。 User Comments: mfsorさん San Francisco Bay Area 2006年2月7日 あまりにも安易 この映画をつくった連中、すべてに実に安易だ。 例の「インディ・ジョーンズ」を思いださせる。 海原を横断する際に、潜水艦の外に隠れるのだ。 誰も、何が起きているか知っていて、 お好み次第でホワイトハウスのどこへでも出没できるなんて、 実に安易だ。 なぜ、半分も見てしまったのだろう。 チャーリー・シーンとドナルド・サザーランドが好きだからだ。 どんな角度からの銃弾も避けられ、オートバイよりも早く駆ける。 大部分、馬鹿気ている。 ホワイトハウスに10階のエレベーターなんてあるのか? ともかく、陰謀っていうのは、面白いのだ。 オトーサン、 「この際だから、ホワイトハウスの建物を見学しておくか」 勿論、招待されるわけもないので、ネットでお勉強しましょう。 地階、1階、2階、3階で構成されていますから、 10階のエレベーターはありえません。 でも、あるいは緊急避難用に大深度の部屋があるのに、 公表されていないのかもしれません。 ○ホワイトハウス  アメリカ合衆国の大統領府。  白亜館「メインハウス (Main House)」だけをさすのではなく、  隣接したウェストウィング、イーストウィング、アイゼンハワー行政府ビルを含めた  「大統領府」とその敷地をさす。  「政府」、「政権」、「ホワイトハウスのスタッフの総称」としても使われる。 <本館 地階>  トルーマン・バルコニー  イースト・ルーム  ブルー・ルーム  レッド・ルーム  ステート・ダイニング・ルーム  イエロー・オーバル・ルーム  センター・ホール  外交官控室  マップ・ルーム  チャイナ・ルーム  バーメイル・ルーム  図書室  パーム・ルーム  診療室  キッチン  学芸員オフィス <一階>  イースト・ルーム  グリーン・ルーム  ブルー・ルーム  レッド・ルーム  ステート・ダイニング・ルーム  ファミリー・ダイニング・ルーム  北ポーチ  南ポーチ <二階>  セントラル・ホール  ウエスト・シッティング・ホール  イースト・シッティング・ホール  イエロー・オーバル・ルーム  トルーマン・バルコニー  リビング・ルーム  書斎  ベッドルーム  ドレッシング・ルーム  プライベート・ダイニング・ルーム  ファミリー・キッチン  ウエスト・ベッドルーム  イースト・ベッドルーム  クイーンズ・ベッドルーム  クイーンズ・シッティング・ルーム  リンカーン・ベッドルーム  リンカーン・シッティング・ルーム  美容室 <三階>  センター・ホール  ミュージック・ルーム  ゲーム・ルーム  トレーニング・ルーム  サン・ルーム <その他>  テニスコート、ボーリング場、映画館  ジョギング専用路、プール  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ブレス・ザ・チャイルド

オトーサン、 「なぬ?子供を押しつぶす?」 "プ"と"ブ"では大違いでした。 原題を直訳すると、子供を祝福せよ。 原題:Bless the Child (2000) 監督:Chuck Russell 原作:Cathy Cash Spellman 脚本:Thomas Rickman/Clifford Green/Ellen Green Genre:Thriller / Horror Rated R for violence, drug content and brief language. Country:USA / Germany Language:English 上映時間:107分 あらすじ: マギーの規則正しく仕事に追われる暮らしには、 予感も善と悪の対立などというものはなかった。 NYの病院で看護婦として仕事に打ち込んでいたのだ。 ある雨の夜、妹のジェンナがやってきて、 実の娘を彼女の家に置き去りにして消えてしまう。 マギーは赤児をケアし、赤児は実の娘のようになる。 6年後、ジェンナが突然現れる。 ミステリアスな新しい夫エリックと一緒に、 コーディを誘拐していく。 マギーには、法的には何らコーディの養育権がなかった。 そこに現れたのが、FBIの特別捜査官トラヴィスだった。 彼は、儀式殺人とオカルト関連の犯罪のエキスパートで、 マギーの訴えを取り上げる。 というのも、コーディは最近失踪した子供たちと 誕生日がまったく同じだったからだ。 この少女は、まもなく、"特別の"存在であることが明らかになる。 悪魔が数世紀の間待ちこがれていた異常な力をもっているのだ。 コーディの誘拐は、善の兵士と悪の兵士の間の衝突を招く。 最後に、この衝突が解消されたが、それは この少女の力と彼女が触れたものに引き起こす愛のによってだった。 出演者: Kim Basinger ... Maggie O'Connor(マギー) Jimmy Smits ... Agent John Travis(トラヴィス) Angela Bettis ... Jenna O'Connor(ジェンナ) Rufus Sewell ... Eric Stark(エリック) Holliston Coleman ... Cody O'Connor(コーディ)オトーサン、 「好きだなぁ、キム・ベイシンガー」 経歴をみてお分かりのように、健気に生きてきたのです。 それが演技に、にじみでているから好きなのです。 身長171cm、スレンダーな体型を維持しているのもステキです。 悪役エリックを演じたルーファス・シーウェル、 目ん玉の大きいのが印象的でした。 KIM BASINGER  キム・ベイシンガー 誕生日 1953/12/8 出身 米ジョージア州アセンズ 父はジャズのバンドマン、母は水泳選手からモデルとなった女優。 内気な性格を治すため、幼い頃からバレエを習う。 16歳の時にアセンズ・ジュニア・ミス・コンテストで優勝し、 ニューヨークの全国大会に出場。 これがきっかけでモデル・エージェンシーと契約し、 数多くの雑誌・広告を飾り、トップモデルに。 女優を目指し、仕事の合間を縫って、 ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、 76年にロサンゼルスに移り、 「チャーリーズ・エンジェル」「600万ドルの男」 といったテレビ作品の出演を経て、 81年「HARD COUNTRY」のヒロインで映画デビュー。 83年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」にボンドガールで起用され、 プレイボーイ誌にヌードを披露し、注目される。 84年「ナチュラル」でゴールデングローブ賞に初ノミネート。 93年「ボクシング・ヘレナ」の主演を途中降板したことで、 訴えられ、損害賠償金を支払い、破産宣告を受けた。 1997年「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー賞、 ゴールデングローブ賞の助演女優賞などを受賞。 93年8月のアレック・ボールドウインと結婚。 2001年、離婚。娘が一人いる。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1981年「HARD COUNTRY」 1982年「大金塊」 1983年「グッバイ、デイビッド」「ネバーセイ・ネバーアゲイン」 1984年「ナチュラル」 1985年「フール・フォア・ラブ」「ナインハーフ」 1986年「ノー・マーシイ/非情の愛」 1987年「ブラインド・デート」      「ナディーン/消えたセクシーショット」 1988年「花嫁はエイリアン」 1989年「バットマン」 1991年「あなたに恋のリフレイン」 1992年「愛という名の疑惑」「クール・ワールド」 1993年「ウェインズ・ワールド2」「ブロンディー/女銀行強盗」 1994年「プレタポルテ」「ゲッタウェイ」 1997年「L.A.コンフィデンシャル」 2000年「永遠のアフリカ」◇「ブレス・ザ・チャイルド」◇ 2002年「8 MILE」◆「ニューヨーク 最後の日々」◆ 2004年「セルラー」「トラブルinベガス」「ドア・イン・ザ・フロア」 2006年「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」 RUFUS SEWELL ルーファス・シーウェル 誕生日 1967/10/29 出身 英ミドルセックス州 ロンドンのセントラル・オブ・スクール・オブ・スピーチ&ドラマで学ぶ。 1991年「21/TWENTY ONE」で映画デビュー。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1991年「21/TWENTY ONE」 1994年「マン・オブ・ノー・インポータンス」 1995年「キャリントン」「ヴィクトリー/遙かなる大地」 1996年「ハムレット」 1998年「ダーク・シティ」◇「マーサ・ミーツ・ボーイズ」◆      「天井桟敷の淫らな人々」「娼婦ベロニカ」◇ 2000年「アラビアン・ナイト」(TM)「ブレス・ザ・チャイルド」◇      「人食い人魚伝説」(TM) 2001年「ROCK YOU![ロック・ユー!]」◆ 2002年「EX エックス」◇ 2005年「レジェンド・オブ・ゾロ」◆「トリスタンとイゾルデ」◆ その他の出演者: Christina Ricci ... Cheri Post Michael Gaston ... Det. Frank Bugatti Lumi Cavazos ... Sister Rosa Dimitra Arliss ... Dahnya Eugene Lipinski ... Stuart Anne Betancourt ... Maria Ian Holm ... Reverend Grissom Helen Stenborg ... Sister Joseph Matthew Lemche ... New Dawn Kid at Van Dan Warry-Smith ... New Dawn Kid User Rating: 4.8/10 (5,073 votes) オトーサン、 「低過ぎないか」 誰だ、キムをけなす奴は? ・ラジー賞ノミネート:キム・ベイシンガー Jack the Ripper1888さん 2002年6月4日 いい映画。似たような筋書き... この映画、まさに次のカテゴリーに属する。 悪魔がヒトになりすまし、世界を征服せんとする。 ('satan-becomes-man-and-is-about-to-take-over-the-world') このジャンルでは、ほかに「エンド・オブ・デイズ」や 「ロスト・ソウルズ」があって、どちらもいい映画だった。 これは、それより良くも悪くもなく、おんなじだ。 マギーは、妹の娘コーディと暮らしている。 特殊な力や能力があると分かって、 コーディは、妹の婚約者エリック率いるカルト集団のターゲットになる。 ゴシックカルト教団の信者の助けを借りて、 マギーは、カルト集団がコーディの力を 悪魔を呼び出すために悪用するのを食い止めようとする。 そう、クールな映画なのだ。 アクションはそう多くない。 適度にホラー要素があり、スリリングなシーンもある。 まあ、いい映画だ。 このジャンルのフアンならば、見るべし。 そうでないと、好きになれないだろう。 ともかく、これはスリル満点の映画だ! 10点満点で10点。 オトーサン、 「念のために、悪評のほうもみてみよう」 Martin Bradleyさん Derry, Ireland 2006年8月13日 一番よかったのは、悪魔。 この精神錯乱のアホなホラー映画は、 「オーメン」の母方に似ている。 この映画では、子供が悪魔からではなく、 神からやってくる。 悪魔の所業を食い止めるのは、彼ではなく彼女である。 いかにもいいアイディアだが、やはりモノマネだ。 おそろしいことなどが皆無。 その代わり、あるのは、アホな一連の断片で 守護天使がいいひとたちを助け、 悪者らがあやしげなアニメの悪魔の仲間として出てくる。 この映画のアイディア、あるいはオリジナリティは、 少女に「イエス・キリスト」を注入したことだろう。 地上における悪魔の代理人を演じたのは、 邪悪にしてハンサムなルーファス・シーウェル。 自分だけ楽しんでいるみたいだった。 それでも、神の子の地上の守護者役を演じたキムベイジンガーよりはいい。 彼女は敬虔な聖人のふりをしている。 Christina Ricciも、Ian Holmも、あまりにも出番が少なかった。 Holliston Colemanは、世界を救う子供にしては、ド下手で、 悪魔のほうを声援したくなる。 オトーサン、 「そうか、そういうわけか」 底流には、"GOD BLESS AMERICA"があるのです。 この程度の映画に"BLESS"をつけるなという怒りがあるのです。 911の悲劇のあと出たチャリティ・アルバムの題名が "GOD BLESS AMERICA"(アメリカに幸あれ)でしたよね。 アメリカ人の心の底からの祈りを踏みにじるなかれ。 ♪God bless America  Land that I love  Stand beside her, and guide her  Through the night from the light from above  From the mountain, to the prairies,  To the oceans, wide with hope,  God bless America  My home sweet home


エネミー・ライン

オトーサン、 「これ見ていないかなぁ」 何度も総索引を見直しました。 この映画、手に汗握る逃亡劇ですが、 舞台がボスニアというのが貴重でした。 原題:Behind Enemy Lines (2001) 監督:John Moore 原作:Jim Thomas/John Thomas 脚本:David Veloz/Zak Penn Genre:Action / War / Drama / Thriller Rated PG-13 for war violence and some language. 上映時間:106分 あらすじ: 戦闘機乗りのクリス大尉は、 退屈な偵察飛行に飽き飽きしていた。 クリスマスだというのに、 またも戦争に疲れたボスニア上空を飛ぶのだ。 同僚のパイロット、スタックハウスに言う。 ちょっくらコースを外れて、見物に行こうや。 そして、撃墜される。 クリス大尉は、すぐひとりぼっちになる。 同僚のスタックハウスが射殺されたのだ。 追ってくる軍隊から逃げまくり、無線で救助を要請するが、 レイガート提督は、政治的理由でそれができない。 クリス大尉は、気の遠くなる先まで逃げのびなければならない。 出演者: Owen Wilson ... Lt. Chris Burnett(クリス大尉) Gene Hackman ... Admiral Leslie McMahon Reigart(レイガート提督) Gabriel Macht ... Stackhouse(スタックハウス) Vladimir Mashkov ... Sasha(追跡者サシャ) オトーサン、 「下手だなー。上手だなぁ」 もちろん、前者はオーウェン・ウィルソン、 後者は、ジーン・ハックマンです。 この映画、2人の演技力を比べる楽しみがあります。 ただ、頑張ればいいというものではないのです。 観客を共感させる力が大切です。 追跡者サシャ役のウラジミール・マシュコフの演技が光っていました。 OWEN WILSON オーウェン・ウィルソン 誕生日 1968/11/18 出身 米テキサス州ダラス 作家志望でテキサス大学に入学するが、 戯曲の授業でウェス・アンダーソンと知り合い、演技に開眼。 91年に卒業後、96年アンダーソンの初監督作品 「アンソニーのハッピー・モーテル」で映画デビュー。 2000年にジーナ・ガーションと結婚。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1996年「アンソニーのハッピー・モーテル」「ケーブル・ガイ」 1997年「アナコンダ」◆ 1998年「アルマゲドン」◆「天才マックスの世界」「パーマネント ミッドナイト」 1999年「ホーンティング」◆      「クアドロフォニア 多重人格殺人」◇ 2000年「シャンハイ・ヌーン」◇「ミート・ザ・ペアレンツ」◆ 2001年「エネミー・ライン」◇「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」◆      「ズーランダー」◆ 2002年「アイ・スパイ」◇ 2003年「シャンハイ・ナイト」◇「ビッグ・バウンス」◇ 2004年「80デイズ」◆「スタスキー&ハッチ」◇ 2005年「ウェディング・クラッシャーズ」◇ 2006年「カーズ」(声) GENE HACKMAN  ジーン・ハックマン 誕生日 1931/1/30 出身 米カリフォルニア州サン・バーナディノ 父は旅行記者。1才でイリノイに移住。 16才で学校を中退し、海兵隊に入隊。 除隊後、ニューヨークに出て、トラックの運転手、靴のセールス、 レストランのドアマンなど職を転々とする。 30代でテレビ局のADとなり、この頃、本格的に俳優になることを決め、 パサディナ・プレイハウスで演技を学ぶ。 サマーストックを経て、オフ・ブロードウェイやブロードウェイにデビュー。 60年代から映画にも出演し、 71年「フレンチ・コネクション」でアカデミー主演男優賞を受賞、 92年「許されざる者」でアカデミー助演男優賞を受賞した。 その他では「スーパーマン」シリーズの悪役レックス・ルーサー役が有名。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1961年「機関銃を捨てろ」 1964年「リリス」 1966年「ハワイ」 1967年「体当たり決死隊」「俺たちに明日はない」「夜の誘惑」 1968年「汚れた7人」 1969年「暴動」「さすらいの大空」      「白銀のレーサー」「宇宙からの脱出」 1970年「父の肖像」 1971年「さらば荒野」      「フレンチ・コネクション」◇ 1972年「ブラック・エース」「ポセイドン・アドベンチャー」 1973年「スケアクロウ」 1974年「カンバセーション…盗聴…」      「ヤング・フランケンシュタイン」      「西部に来た花嫁」 1975年「フレンチコネクション2」◇「弾丸を噛め」      「ナイト・ムーブス」「ラッキー・レデイ」 1977年「遠すぎた橋」「外人部隊フォスター少佐の栄光」      「ドミノ・ターゲット」 1978年「スーパーマン」◆ 1981年「スーパーマン2/冒険編」◆「レッズ」 1982年「錆びた黄金」 1983年「アンダー・ファイアー」「ウィンター・ローズ」      「地獄の7人」「セカンド・チャンス」(声) 1985年「ターゲット」「燃えてふたたび」「キングの報酬」 1986年「勝利への旅立ち」 1987年「スーパーマン4/最強の敵」◆「追いつめられて」◆ 1988年「傷だらけの青春」「ミシシッピー・バーニング」◇      「ブルーウォーターで乾杯」      「私の中のもうひとりの私」「BAT★21」 1989年「ザ・パッケージ」 1990年「カナディアン・エクスプレス」◇「キャノンズ」      「ハリウッドに口づけ」 1991年「訴訟」「ロシアン・ルーレット」 1992年「許されざる者」◆      「ザ・ファーム/法律事務所」◆      「ジェロニモ」「ザ・ドキュメント・オブ・イーストウッド」 1994年「ワイアット・アープ」 1995年「クイック&デッド」◆「クリムゾン・タイド」◆      「ゲット・ショーティ」 1996年「バード・ケージ」「チェンバー/凍った絆」      「ボディバンク」 1997年「目撃」◆「アンツ」(声)◆ 1998年「エネミー・オブ・アメリカ」◆「トワイライト」 2000年「リプレイスメント」◆「アンダー・サスピション」◇ 2001年「ザ・メキシカン」◆「ハートブレイカー」◆      「エネミー・ライン」◆      「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」◇      「ザ・プロフェッショナル」◇ 2003年「ニューオーリンズ・トライアル」◇ VLADIMIR MASHKOV  ウラジミール・マシュコフ 誕生日 1963/11/27 出身 旧ソ連 ロシアでは有名な監督兼俳優。 20本近いロシア映画に出演。 94年「LIMITA」でロシア国立映画アカデミー最優秀男優賞にノミネート。 97年「パパって何?」でロシア国立映画アカデミー最優秀男優賞受賞。 「エネミー・ライン」ではセルビア人スナイパーを好演。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1997年「パパってなに?」「泥棒」 2000年「ブルー・イグアナの夜」◆ 2001年「15ミニッツ」◆「エネミー・ライン」◆ その他の出演者: Charles Malik Whitfield ... Capt. Rodway, USMC David Keith ... Master Chief Tom O'Malley Olek Krupa ... Miroslav Lokar Joaquim de Almeida ... Admiral Piquet Marko Igonda ... Bazda Eyal Podell ... Petty Officer Kennedy Geoffrey Pierson ... Admiral Donnelly Aernout Van Lynden ... Aernout Van Lynden Sam Jaeger ... Red Crown Operator #1 Shane Johnson ... Red Crown Operator #2 Don Winston ... Red Crown Operator #3 User Rating: 6.0/10 (16,280 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 jonathon_naylorさん Manitoba, Canada 2006年9月4日 ワーォ! これは「クリフハンガー」と「トップガン」を足したようなもの。 2人の海軍操縦士が敵地で撃墜される。 安全と思われる地点にパラシュートで落下したが、 ひとりは射殺され、クリス大尉だけが取り残される。 荒地で敵兵たちの一団から逃げのびなければならない。 唯一の望みは、レイガート提督が救出してくれるまでの 時間かせぎをすることだった。 「エネミー・ライン」は、手に汗にぎる映画だ。 これは、椅子にしがみつくタイプのすごいスリラー映画だ。 われらがヒーローは、何度も何度も窮地を脱するのだ。 はじめからムリと分かった逃亡劇なのだ。 冬の原野の景色に息を呑む。 演技も最高。 いつも落胆させられるオーウェン・ウィルソンすらもいい。 この映画、この10年で最高でスリラー映画のひとつだ。 大きな期待をしてみたが、文字通り吹っ飛ばされた。 オトーサン、 「ボスニアか...、ひどい戦争だった」 背景を知っておくと、 レガート提督がどんな政治的理由で、 すぐにクリス大尉を救出に向かえなかったが納得できます。 ○ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 旧ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで 1992年から1995年まで続いた内戦。 独立時に430万人の人口の33%を占めるセルビア人と、 17%のクロアチア人、44%のムスリム人が対立し、  セルビア人が分離を目指し、戦争となった。  死者20万、難民200万が発生し、  第二次世界大戦後の欧州で最悪の紛争となった。  紛争の開始直後は、セルビア人が優勢であった。  94年に入ると、アメリカの圧力によりクロアチア人勢力が  ボシュニャク人勢力と同盟を結んだ。  NATOによるセルビア人への空爆が実施された。  これに対し、セルビア人は、国連保護軍兵士を人質にした。  事態は、カーター元アメリカ大統領による和平交渉で打開され、  95年1月1日から4ヶ月の停戦が実現した。  その後、再び激しい戦闘が始まり、セルビア人が最後の攻勢に出た。  NATOはれまでにない大規模空爆を実施する。  この結果、セルビア人は、クロアチア方面で敗退しただけでなく、  ボシュニャク人からの反撃を支える力も失った。  10月13日、停戦が実現、戦闘は終結した。  <民族浄化> 1995年、ボシュニャク人の武装グループが セルビア人居住区のブラトゥナッツを攻撃し、 セルビア人の老若男女に多数の犠牲者が出た。 セルビア人はボシュニャク人のセルビア人虐殺に対する報復として スレブレニツァに侵攻した。 セルビア人はスレブレニツァのボシュニャク人男子を全員虐殺。 残された女子に対し集団レイプを行った。 両者の間には、今なお、わだかまりが残っている。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


デジャヴ

オトーサン、 「おい、新庄よ、発音違ってるよ」 フランス語ですから、"デジャヴ"でなくて、 "デジャビュ”と発音すべきなのです。 大宣伝中ですが、題名からしていい加減な映画、 果たして見る価値などあるのでしょうか? 「ま、いいか、デンゼルが出ているんだから」 原題:Deja Vu (2006) 監督:Tony Scott 脚本:Bill Marsilii /Terry Rossio Genre:Action / Romance / SF / Thriller Rated PG-13 for intense sequences of violence and terror,       disturbing images and some sensuality. 上映時間:128分 あらすじ: ニューオリンズのマルディグラのお祭り見物に向かう 空母ミニッツの乗組員とその家族を満載した フェリーが爆破される。 BAFT捜査官ダグ・カーリンは、 膨大な捜査をすすめるなか、FBI特別捜査班と接触する。 過去4日と6時間を透視できるテクノロジーを駆使できるのだ。 爆撃犯を追うなかで、ダグの頭にひらめく。 時間を遡って爆破を阻止するだけでなく、 爆破に使わされたトラックの持ち主の女性殺しも 阻止できるだろうか? 出演者: Denzel Washington ... Doug Carlin(ダグ) Paula Patton ... Claire Kuchever(クレア) James Caviezel ... Carroll Oerstadt(オースタッド) オトーサン、 「やっぱり巧いな」 DENZEL WASHINGTON デンゼル・ワシントン 誕生日 1954/12/28 出身 米ニューヨーク州マウント・バーノン 父は牧師、母はゴスペル歌手。 フォーダム大学でジャーナリズムを専攻するが、 やがて演劇を志し、卒業後、サンフランシスコの演劇学校で学ぶ。 その後、ニューヨークへ戻り、 プロの俳優としてオフ・ブロードウェイの舞台に上がる。 テレビでは77年「ウィルマ」や 6年続いたシリーズ「ST.ELSEWHERE」の医師役がある。 映画デビューは81年「ハロー・ダディ」。 89年「グローリー」でアカデミー賞助演男優賞、 2001年「トレーニング・デイ」の悪徳警官役でアカデミー賞主演男優賞受賞。 87年「遠い夜明け」でアカデミー賞助演男優賞、 92年「マルコムX」のマルコムX役、 99年「ザ・ハリケーン」のボクサー役でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。 2002年「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」で監督デビュー。 私生活では歌手のポーレッタ・ピアソンと結婚し、4児の父。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1981年「CARBON COPY」「ハロー・ダディ」 1984年「ソルジャー・ストーリー」 1986年「キングの報酬」 1987年「遠い夜明け」 1988年「デンゼル・ワシントン/女王と祖国のために」 1989年「グローリー」◆アカデミー助演男優賞     「刑事クイン 妖術師の島」「リユニオン 再会」 1990年「モ’・ベター・ブルース」「私の愛したゴースト」 1991年「ミシシッピー・マサラ」「リコシェ 炎の銃弾」 1992年「マルコムX」◇ 1993年「から騒ぎ」「フィラデルフィア」「ペリカン文書」◇ 1995年「青いドレスの女」「クリムゾン・タイド」◇      「バーチュオシティ」 1996年「戦火の勇気」◇「天使の贈り物」 1997年「悪魔を憐れむ歌」◇ 1998年「ラスト・ゲーム」◇ 1999年「マーシャル・ロー」◇「ボーン・コレクター」◇「ザ・ハリケーン」◇ 2000年「タイタンズを忘れない」◇ 2001年「トレーニング・デイ」◇ 2002年「ジョンQ」◇「アントワン・フィッシャー/きみの帰る場所」 2003年「タイムリミット」◇「マイ・ボディガード」◇ 2004年「クライシス・オブ・アメリカ」◇ 2006年「インサイド・マン」◇「デジャヴ」◇ その他の出演者: Val Kilmer ... Agent Andrew Pryzwarra Adam Goldberg ... Denny Elden Henson ... Gunnars Erika Alexander ... Shanti Bruce Greenwood ... Jack McCready Rich Hutchman ... Agent Stalhuth Matt Craven ... Larry Minuti Donna W. Scott ... Beth Elle Fanning ... Abbey Brian Howe ... Medical Examiner Enrique Castillo ... Claire's Father Mark Phinney ... Agent Donnelly User Rating: 6.9/10 (9,551 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 時間を操作できるという設定にムリがある。 User comments akeanefanさん United States 2006年11月23日 すぐれた上出来のスリラー おお、久しぶりだ。 美しく出来ていて、ほとんど欠点のない映画なんて。 演技は自信満々。 ストーリーも、マイケルクライトンばり。 IMDbの評点には驚いた。 もっといい投稿をして、 せめて7点台半ばになるようにしてほしい。 保証しよう。 絶対に失望しない。 例えば、主演はデンゼル・ワシントンやジム・カヴィーゼル そして、敵役を好演したヴァル・キルマーやブルース・グリーンウッドがいる。 この4人がそろえば悪い映画になるはずはない。 この4人とも三流芸能誌の話題になったことはないし、 今日このごろ流行っているハリウッドの"屁"にも属していない。 稀な才能の持ち主であり、 この映画でいかんなくその美貌ぶりや演技力をみせている。 この映画は、出だしから観客の心をつかみ、 最後まで離さない稀な映画なのだ。 映画が終わると、観客はみんな拍手していた。 賞賛に値するからだ。 この感謝祭の週末、他に何もやることがなかったら、 何はともあれ、この映画をTo Doリストに載せておくべきだ。 約束しよう。 あなたも、家族も、友人たちも、仰天するだろう。 オトーサン、 「なーんだ、お祭りは、撮ってないんだ」 娘たちが感動したと言っていました。 宿が混むので早めの予約が必要だとか。 ○マルディグラ  Mardi Gras フランス語で「肥沃な火曜日」、謝肉祭の最終日、 「灰の水曜日」の前日。 ニューオーリンズでは、謝肉祭を指す。  カトリック教会などの西方キリスト教における  四旬節の前に行われる祝賀であるため、  南部や、カリブ海諸国、南アメリカ、ベルギーなど  ヨーロッパ各地で行われている。  マルディグラの日は、2月3日から3月9日の間の、  各年のイースターの日に影響を受ける移動祝祭日である。  今後のマルディグラの日は以下の通り。  2008 2月5日 /2009 2月24日/2010 2月16日  2011 3月8日 /2012 2月21日/2013 2月12日  2014 3月4日 ニューオリンズのマルティグラは、  リオのカーニバルと並ぶ世界三大カーニバルのひとつ。  宗教色は消え、パレードや音楽が中心の祭りになっている。  マルディグラの日を最終日とする11日間の祭りの間は、  マルディグラ・カラーと呼ばれる紫・金・緑の三色に町中が染まる。  紫は正義、金は権力、緑は運命の象徴である。  フロートと呼ばれる巨大な山車から、  マルディグラ・カラーのビーズを大量に投げ、  それを人々が競って受け止める。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ディープ・インパクト

オトーサン、 「ディープ・インパクト? ウソでしょ」 ご存知、話題騒然となった7冠馬です。 おそらく、オーナーの金子さんが、 この映画に触発されて命名したのでしょう。 原題:Deep Impact (1998) 監督:Mimi Leder 脚本:Bruce Joel Rubin/Michael Tolkin Genre:Drama / SF / Thriller Rated PG-13 for intense disaster related elements and brief language. 上映時間:120分 あらすじ: 惑星が地球に衝突するコースにいる。 ひとびとは、死ぬという事実に対処しなくてはならない。 大統領は、できるだけ多くのひとが生存できる計画を立案する。 科学者たちは、百万人を収容できる巨大洞窟をつくる。 政府は、洞窟に棲める80万人を宝クジで決める。 残りの20万人は、科学者、芸術家、医者なのだ。 出演者: Robert Duvall ... Capt. Spurgeon 'Fish' Tanner(フィッシュ) Morgan Freeman ... President Tom Beck(大統領) Tea Leoni ... Jenny Lerner(ジェニー) オトーサン、 「2人とも、バツグンの安定感があるなー」 勿論、ロバート・デュバルとモーガン・フリーマンのこと。 フリーマンは、黒人大統領役をどんな気持ちで演じたのでしょうか? ティア・レオーニは、好きな女優さんです。 「口元がトム・クルーズに似てない?」 ROBERT DUVALL  ロバート・デュバル 誕生日 1931/1/5 出身 米カリフォルニア州サンディエゴ 父は海軍提督という軍隊一家の三人の息子の一人として生まれる。 イリノイ州のプリンシピア大学で歴史と政治学を学ぶ。 その後、演劇科に専攻を変え、学位を取得。 2年ほど米国陸軍に入隊した後、55年にニューヨークに移り、 ネイバーフッド・プレイハウスに入団。 映画デビューは62年「アラバマ物語」のプー・ラドリー役。 82年「テンダー・マーシー」でアカデミー賞主演男優賞受賞。 79年「パパ」72年「ゴッド・ファーザー」79年「地獄の黙示録」 98年「シビル・アクション」など6度アカデミー賞にノミネートされた。 ゴールデングローブ賞は「地獄の黙示録」「テンダー・マーシー」など4度受賞。 監督としても「アンジェロ・マイ・ラヴ」 2002年「愛と暗殺のタンゴ」などを手がけている。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1962年「アラバマ物語」 1963年「ニューマンという男」 1966年「逃亡地帯」 1968年「宇宙大征服」「刑事(デカ)」「ブリット」 1969年「雨の中の女」「勇気ある追跡」 1970年「オリビア・ニュートン・ジョンのトゥモロー」      「追跡者」「M★A★S★H」 1971年「ジョージ・ルーカスのTHX−1138」 1972年「ゴッドファーザー」◆「シノーラ」「ミネソタ大強盗団」 1973年「組織」「バッジ373」 1974年「カンバセーション 盗聴」      「ゴッドファーザーPART2」◆      「ダイヤモンドコネクション」「ブレイクアウト」 1976年「キラー・エリート」      「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」      「ネットワーク」 1977年「鷲は舞い下りた」「アリ・ザ・グレーテスト」 1978年「ベッツィー」「SF/ボディ・スナッチャー」 1979年「地獄の黙示録」◆「パパ」 1981年「告白」      「ハイジャックコネクション クーパーの大仕事」 1982年「テンダー・マーシー」◇アカデミー主演男優賞 1983年「テリー・フォックス物語」「ホテル・コロニアル」 1984年「ナチュラル」 1985年「ライトシップ」 1986年「ハリー奪還」 1988年「カラーズ 天使の消えた街」 1989年「ロンサム・タブ」(TM) 1990年「デイズ・オブ・サンダー」「テロリストを撃て!」      「闇の聖母 侍女の物語」「旅立ちの季節」 1991年「ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録」      「ランブリング・ローズ」 1992年「ニュージーズ」「プレイグ」「独裁/スターリン」 1993年「ジェロニモ」      「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」      「フォーリング・ダウン」 1994年「ザ・ペーパー」 1995年「愛に迷った時」「スカーレット・レター」      「ヘンリエッタに降る星」 1996年「スリング・ブレイド」「フェノミナン」「ファミリー」 1997年「相続人」◆「THE APOSTLE」 1998年「ディープ・インパクト」◆「シビル・アクション」◆ 2000年「60セカンズ」◆「シックス・デイ」◆      「地獄の黙示録〈特別完全版〉」 2002年「ジョンQ−最後の決断−」◆ 2003年「ウォルター少年と、夏の休日」◇ 「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」◇ 2006年「サンキュー・スモーキング」◆ MORGAN FREEMAN モーガン・フリーマン 誕生日 1937/6/1 出身 米テネシー州メンフィス 高校卒業後、カリフォルニアのLAコミュニティ・カレッジで働きながら 舞台芸術を学び、兵役に就いた後、 サンフランシスコのミュージカル劇団に参加。 71年「WHO SAYS I CAN'T RIDE A RAINBOW?」で映画デビュー。 「N.Y.ストリート・スマート」でアカデミー助演男優賞にノミネート。 「ドライビング・ミス・デイジー」と「ショーシャンクの空に」で アカデミー主演男優賞にノミネートされた。 2005年「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞助演男優賞受賞。 活躍度 ◎↑ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「WHO SAYS I CAN'T RIDE A RAINBOW?」 1980年「ブルベイカー」 1984年「ハリー&サン」「りんご白書」 1985年「目撃者マリー」「BAD/傷だらけの疾走」 1987年「N.Y.ストリート・スマート」 1988年「偽りのヘブン」 1989年「グローリー」「ドライビング・ミス・デイジー」       「ジョニー・ハンサム」「ワイルド・チェンジ」 1990年「虚栄のかがり火」「恋はワインの香り」 1991年「ロビン・フッド」 1992年「パワー・オブ・ワン」「許されざる者」◆ 1994年「ショーシャンクの空に」◆ 1995年「アウトブレイク」◆「セブン」◇ 1996年「チェーン・リアクション」◆「モル・フランダース」 1997年「アミスタッド」◇「コレクター」◇ 1998年「ディープ・インパクト」◆「フラッド」◇ 2000年「ベティ・サイズモア」◆「アンダー・サスピション」◇ 2001年「スパイダー」◇ 2002年「ハイ・クライムズ」◇「トータル・フィアーズ」◇ 2003年「ドリームキャッチャー」◆「ブルース・オールマイティ」◇      「ビッグ・バウンス」◇ 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」◆「ダニー・ザ・ドッグ」◆ 2005年「バットマン ビギンズ」◆「ラッキーナンバー7」◆ TEA LEONI  ティア・レオーニ 誕生日 1966/2/25  出身 米ニューヨーク サラ・ローレンス・カレッジで人類学と心理学を専攻。 卒業後、ブロードウェイで舞台デビュー。 91年「スウィッチ/ボクと彼女の関係は…」で映画デビュー。 97年デビッド・ドゥカブニーと結婚し、二児がいる。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1991年「スウィッチ/ボクと彼女の関係は…」 1992年「プリティ・リーグ」 1994年「ワイアット・アープ」 1995年「バード・ボーイズ」◇ 1996年「アメリカの災難」 1998年「ディープ・インパクト」◇ 2000年「天使のくれた時間」◇ 2001年「ジュラシック・パークV」◇ 2002年「ニューヨーク 最後の日々」◆      「さよなら、さよならハリウッド」◇ 2004年「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」 2005年「ディック&ジェーン 復讐は最高!」◇ その他の出演者: Elijah Wood ... Leo Beiderman Vanessa Redgrave ... Robin Lerner Maximilian Schell ... Jason Lerner James Cromwell ... Alan Rittenhouse Ron Eldard ... Dr. Oren Monash Jon Favreau ... Dr. Gus Partenza Laura Innes ... Beth Stanley Mary McCormack ... Andrea 'Andy' Baker Richard Schiff ... Don Beiderman Leelee Sobieski ... Sarah Hotchner Blair Underwood ... Mark Simon Dougray Scott ... Eric Vennekor User Rating: 5.8/10 (30,749 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 manonfire_jer209さん United States 2005年3月26日 あまりにも過小評価だ 5.9!? 信じられない。 災難映画は、おおむね屑だ。 「デイ・アフター・トモロウ」、「アルマゲドン」「ゴジラ」 「インディペンデス・デイ」など。 だが、この映画は、屑ではない。 すばらしい出演者がいる。 モーガンフリーマンとロバート・デュバルがとくにいい。 他の出演者も、いい。 ストーリーは、ほぼリアルにできていて、 他の映画のように、筋書きの怪しさに目を回すこともない。 唯一の欠点は、私に言わせれば、ティア・レオーニの起用だ。 いつもは、信頼できるが、味気ない。 これまでいい仕事をしてきた。 そうした欠点もあるが、いい映画だ。 どういうわけか、過小評価されている。 オトーサン、 「この際、競馬馬のほうを調べておくか」 ○ディープインパクト  栗東トレーニングセンター池江泰郎厩舎に所属していた競走馬。  サンデーサイレンスを父に持つ市場取引馬であり、  当歳時の落札価格は7,000万円。  2004年12月に2歳でデビューするとクラシックへ順調に駒を進め、  2005年に史上6頭目となるクラシック三冠馬に輝いた。  シンボリルドルフ以来史上2頭目となる無敗の三冠馬として  2005年、社会的に注目される存在となったが、  有馬記念ではハーツクライに生涯初の黒星を喫した。  なお主戦である武豊騎手は皐月賞における同馬の走りを  「飛んでいる」ような走りと表現しており、  以来ディープインパクトの走りは「飛ぶ」と表現されるようになる。  有馬記念の敗戦の弁では「今日は飛ばなかった」と評した。  明けて2006年、古馬としては天皇賞(春)、宝塚記念を難なく制し、  優勝すれば日本調教馬として初となる凱旋門賞の制覇に向け  ファンはもとより関係者も各種マスメディアも空前の盛り上がりを見せた。  現地での評価も高く、優勝もしくはそれに順ずる成績が期待されたものの、  10月1日の凱旋門賞は3位に敗れた。  僅か十日後の10月11日、オーナーの金子真人氏が池江泰郎調教師を通じて  年内限りで現役を引退させる意向を明らかにした。  フランスの競馬統括機関フランスギャロより、  禁止薬物であるイプラトロピウム*1が検出されたと発表され、  11月16日に凱旋門賞失格の裁定が下り、  薬物管理への懐疑も含め世論はネガティブな論争に暗転した。  帰国後はジャパンカップ、有馬記念を危なげなく制し  シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、アドマイヤドンに続く四頭目の七冠馬に輝き、  2006年12月24日の有馬記念を最後に引退、  同日の最終レース終了後にそのまま引退式が行われた。  既に総額51億円の種牡馬シンジケートが組まれており、  今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。  出典:http://d.hatena.ne.jp/keyword/¶\AoCI


サン・ジャックへの道

オトーサン、 「IMDbのスコアよくないけど、 おすぎさんは、ほめてるなぁ」 ”コリーヌ・セローの作品だから悪いはずが無い。 巡礼をテーマにし、 自然の中で歩き続ける人間を面白く描いている” 原題:Saint-Jacques... La Mecque (2005) 監督・脚本:Coline Serreau Genre:Comedy / Drama Country:France Language:French 上映時間:110分 あらすじ: オトーサン、 「IMDb、さぼってる!」 Allcinemaのあらすじがよく書けています。 仲の悪い3人の子どもたち、 長男ピエール、長女クララ、次男クロード。 ある日、彼らのもとに亡き母の遺言書が届く。 そこには、遺産相続の条件として、 フランスのル・ピュイからスペインの西の果て、 キリスト教の聖地サン・ジャックまで1500kmにも及ぶ 巡礼路を一緒に歩ききることとなっていた。 信仰心などまるでない3人だったが、 遺産欲しさに巡礼路のツアーに参加する。 そんな彼らと2ヵ月の長旅を共にするのは、 メッカへ行けると勘違いしたアラブ系の少年や、 どこかワケありな女性などそれぞれに事情を抱えた 個性豊かな面々だった... 出演者: Muriel Robin ... Clara(クララ) Artus de Penguern ... Pierre(ピエール) Jean-Pierre Darroussin ... Claude(クロード) オトーサン、 「このおばさん、いいね」 主役がおばさん。 ハリウッド映画ではありえないことです。 この仲の悪い3兄弟の経歴をみましょう。 出演歴が少ないのですが、かえって新鮮です。 このほかの出演者も、さまになっていました。 MURIEL ROBIN  ミュリエル・ロバン 誕生日 1955/8/2 出身 仏 モンブリソン 作家活動や舞台への出演後、 1998年に「ビジター」で映画初出演。 2000年には作家としてのキャリアに終止符を打って映画に専念。 同年ミシェル・シャレフ監督の「Marie-Line」で主役を演じた。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1998年「ビジター」 2005年「サン・ジャックへの道」 ARTUS DE PENGUERN  アルチュス・ド・パンゲルン 誕生日 1957/3/13 出身 仏 ヌイィ・シュル・セーヌ 活躍度 △→ 作家、脚本家、ワン・マン・ショー俳優。 「Prends ton passe-montagne, on va la plage」(82)でデビュー。 「アメリ」で、挫折した作家を演じた。 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1982年「ダントン」 1984年「他人の血」 1985年「今夜誰かが殺される」 1985年「ソフィー・マルソーの刑事物語」 1986年「巴里ホテルの人々」 1987年「大迷惑」 1988年「フランティック」 1990年「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」 1992年「美女と時計とアブナイお願い」 1994年「ミナ」 1996年「恋人たちのポートレート」 1999年「趣味の問題」 2001年「アメリ」 2005年「サン・ジャックへの道」 JEAN-PIERRE DARROUSSIN  ジャン・ピエール・ダルッサン 誕生日 1953/12/4 出身 仏 オードセーヌ県 クルブヴォア コンセルヴァトワールでマルセル・ブリュワルに師事し、 数々の舞台出演と演出者としてのキャリアを持つ。 セドリック・クラピッシュなど個性派監督作品の常連。 実力派ながら、常にさりげないところが魅力で、 独特の雰囲気と深い味わいを残す名優。 2005年には初長編監督作「Pressentiment」を撮った。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1992年「百貨店大百科」 1996年「家族の気分」「マルセイユの恋」 1998年「幼なじみ」 1999年「ブッシュ・ド・ノエル」「うつくしい人生」 2005年「ダニエラという女」「サン・ジャックへの道」 その他の出演者: Pascal Legitimus ... Guy Marie Bunel ... Mathilde Marie Kremer ... Camille Flore Vannier-Moreau ... Elsa Aymen Saidi ... Ramzi Nicolas Cazale ... Said Helene Vincent ... La mere superieure Michel Lagueyrie ... Le cure du presbytere Anik Belaubre ... La vieille dame Anne Kessler ... Edith Olivier Claverie ... Le notaire User Rating: 5.9/10 (97 votes) オトーサン、 「低すぎる」 User Comments: writers_reignさん 2005年10月23日 苦難の旅 私はいぶかっている。 なぜ、IMDbは、こんなに少ない情報しか提供しないのか。 パリだけでも17館、2週間も上映されている映画を。 それはともかく、この映画は、 われらが旧友、エキセントリックなWillが 別な姿で、あらわれたようなものだ。 オードリー・ヘップバーンの完全主義者ぶりは、 初期の出演作"Laughter In Paradise"に現れている。 彼女が演じた煙草売りは、遺産の分け前にありつくために、 ある課題を与えられ、その過程で、本来のいい性格を失っていく。 この映画では、三人兄弟が、遺産を手に入れるために、 有名寺院へ巡礼の旅を強いられる。 しかも、過酷な方法である徒歩で巡礼しなければならないのだ。 そういう物語では当然のことだが、 旅そのものが目的ではなく、一種の覚醒がゴールになる。 実に楽しい映画だ。 コリーヌ・セローにしてはもう一息、 そう思うひともいるかもしれないが。 何といっても、彼女は、「赤ちゃんに乾杯!」をつくり、 「ロミュアルドとジュリエット」をつくった監督なのだから。 ミュリエル・ロバンが演技に戻ったのもステキだ。 それに、ジャン・ピエール・ダルッサンは、 いつもお金を払ってみる価値がある。 なんで見ないの。 オトーサン、 「この女流監督、どういうひと?」 サボっているIMDbや海外映画監督マガジンに代わって 苦労して調べてみました。 COLINE SERREAU コリーヌ・セロー、 誕生日:1947/10/29 出身: 仏パリ 女優、監督、脚本家、作曲家。 文学、音楽、ダンス(クラシック&モダン)を学ぶ。 その後、演劇、脚本、映画に興味を抱く。 「赤ちゃんに乾杯!」は、観客1200万人を動員。 2004年シラク大統領から名誉勲章を授与される。 監督作: 1977年「彼女と彼たち〜なぜ、いけないの〜」 1982年「ファンタスティック・カーニバル/フランス式CMの作り方」 1985年「赤ちゃんに乾杯!」 1989年「ロミュアルドとジュリエット」 1992年「女と男の危機」 2001年「女はみんな生きている」 2005年「サン・ジャックへの道」 ○監督インタビュー  Qフランス本国ではサンティエゴ・コンテスポーラへの巡礼は   ポピュラーな文化なのでしょうか?  A社会的な立場にもよりますが、   年間80万から100万のフランス人が巡礼をしています。   年齢層も幅広いのですが、   車で行くよりも「歩きたい」という気持ちによるもので、   宗教的な理由がきっかけで出かける人は少ないですね。   みんな「美しいものを見たい」という願望がありますよね。   この巡礼路はユネスコの世界遺産に登録されています。   日本にもそういう巡礼路はありますよね。   もちろん歩くことを嫌う人もたくさんいます(笑)。   パリでも自転車に乗っている若い人をよく見かけるようになりましたし。   年配の人より若い人が生活スタイルを変えようとしていると思います。    Q撮影で訪れた場所で特に印象に残った素晴らしい風景を教えてください。  Aロゼール県ですね。国内で1平米辺りの人口が一番少ない県で、   全く観光地化されていないし、ホテルもあまりありません(笑)。   だからジットと呼ばれる安宿に泊まるしかなかったのですが、   私にとってはフランスの中で一番美しい地方だと思います。  Q今まで監督の作品では男女の対比を描いているものが多かったと思いますが、   さらに大きな視点へと変化した心境について教えてください。  A私自身はそれほど視点が変わったとは思っていないんです。   むしろ今の社会の変化、激動の時代の道すがらを見せたかったのです。   男性達もまさに今危機に直面していて、   変化を強いられている時代だと思うので、   その変化の様子も表現したかったのです。   今、ドイツ、フランス、アメリカが女性によって   主導されていく時代になりかけています。   今の社会は色々な争いの転換期でもあると思います。  Q夢のシーンが幻想的で美しかったのですが、   どういうアイディアで出てきたのでしょうか?  A夢のシーンは私にとってとても大事で、   夢のシーン無しでは撮れないと思っていました。   なぜなら夢は人間の内面の変化をものすごく力強く表現してくれます。   それに加えて夢というのは全ての人にとって共通の言語だと思うんです。   言葉や文化に関係なく、それよりも深いところを表現し、   全ての人にとって共通のところに触れますよね。   また、とても美しいと思うのは、   ひとりひとりの抱える内面の問題を表現しながら、   グループ全体の神話のような部分もつなげていきます。   さらに夢は全ての人に共通する普遍性のある薬の様なものです。   でも薬剤師にとっては全く効果がない、無料ですから!(笑)  Q監督はとても細かく演出をする方だと伺ったのですが、   演出をする上で重要視しているところは?  Aまず脚本の段階でよく書き込んでいます。   アドリブは一切許さず、句読点まで考え抜いて書いています。   次に俳優とのリハーサルを二ヶ月ほど繰り返して行います。   そして照明にマニアックなほどこだわります。   特に私自身写真の撮影もしますから、   明かりについてはこだわりがあります。   さらに音楽についても撮影に入るだいぶ前、   執筆が終わった頃から準備に取りかかります。   この作品はハイビジョンで撮影したもので35ミリではないんです。   それは俳優さんとの作業がとても自由になります。   一つ一つのカットを仕上げの段階で絵画のように色調などを   自分で修正することができます。   私はそうやって映像を作る作業がすごく好きで、感動的にやっています。  出典:http://www.cinematopics.com/cinema/topics/topics.php?number=982


ラストキング・オブ・スコットランド

オトーサン、 「これは見逃せないぞ!」 長年脇役に甘んじてきたフォレスト・ウィテカーが、 アカデミー主演男優賞を獲った記念すべき映画です。 原題:The Last King of Scotland (2006) 監督:Kevin Macdonald 原作:Giles Foden 脚本:Jeremy Brock /Peter Morgan Genre:Drama / History / Thriller Rated R for some strong violence and gruesome images,     sexual content and language. Country:UK Language:English 上映時間:121分 あらすじ: In the early 1970s, ニコラス・ギャリガンは、スコットランドの若い医師。 理想に燃えて、ウガンダの田舎の病院を手伝いに行く。 そこで、彼は、新しく大統領になったアミンに出会う。 アフリカの黄金時代を約束していた。 スコットランドのフアンだったこともあって、 アミンに気に入られ、 ニコラスは、アミンの主治医兼アドバイザーになる。 だが、時が経つにつれて、 ニコラスは、アミンの突飛な行動についていけなくなる。 暗殺される恐怖から精神異常をきたし、 ウガンダを流血の巷にしてしまった。 この悲惨な状況を前にして、帰国したがるニコラスだが、 アミンはそれを許そうとしない。 そこで、ニコラスはついに残酷な意思決定をする。 だが、それが露見したら、確実に死がやってくるのだ。 出演者: Forest Whitaker ... General Idi Amin Dada(アミン将軍) James McAvoy ... Dr. Nicholas Garrigan(ニコラス・ギャリガン) Gillian Anderson ... Sarah Merrit(サラ) オトーサン、 「フォレスト・ウィテカーがスゴイ!」 いつもは涙目の目立つ大男の脇役ですが、 今回は、欣喜雀躍、憧れの主役を演じ切りました。 FOREST WHITAKER  フォレスト・ウィテカー 誕生日 1961/7/15 出身 米テキサス州ロングヒュー ロサンゼルスで育ち、 南カリフォルニア大学在学中はオペラ歌手になろうとしたが、 同時に興味のあった俳優志願に転向。 卒業後、地方の劇団をまわり、演技を磨く。 88年「バード」でカンヌ映画祭最優秀男優賞に選ばれた。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1982年「初体験リッジモント・ハイ」 1985年「青春の賭け/ビジョン・クエスト」 1986年「プラトーン」「ハスラー2」 1987年「張り込み」「グッドモーニング、ベトナム」 1988年「バード」「ブラッド・スポーツ」 1989年「ジョニー・ハンサム」 1990年「ダウンタウン」 1991年「レイジ・イン・ハーレム」「錆びついた銃弾」 1992年「隣人」「ドク・ソルジャー/白い戦場」       「クライング・ゲーム」 1993年「バング・ラバー」「ラッシュ・ナイフ」       「ボディ・スナッチャーズ」 1994年「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」「プレタポルテ」 1995年「スピーシーズ/種の起源」「スモーク」 1996年「フェノミナン」 1997年「ボディ・カウント」 1998年「ホープ・フローツ」 1999年「ゴースト・ドッグ」◇      「ハイスクール・ジャック 怒りの教室」 2000年「バトルフィールド・アース」◆      「ウィットネス・プロテクション 証人保護」 2001年「パニックルーム」「フォース・エンジェル」 2002年「フォーン・ブース」 2006年「ラストキング・オブ・スコットランド」 JAMES MCAVOY  ジェームズ・マカヴォイ 誕生日 1979/1/1  出身 英スコットランド ロイヤル・スコティッシュ・アカデミーで演技を学び、 テレビ界で活躍。 2001年のテレビ・ミニ・シリーズ「バンド・オブ・ブラザース」や 2003年のテレビ・シリーズ 「デューン/砂の惑星U」に出演し、人気を得る。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 2004年「ウィンブルドン」 2005年「ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女」 2006年「ラストキング・オブ・スコットランド」 その他の出演者: Kerry Washington ... Kay Amin Simon McBurney ... Nigel Stone David Oyelowo ... Dr. Thomas Junju Abby Mukiibi Nkaaga ... Masanga Adam Kotz ... Dr. David Merrit Barbara Rafferty ... Mrs. Garrigan David Ashton ... Dr. Garrigan (senior) Giles Foden ... British Journalist #1 Andy Williams ... British Journalist #2 Martina Amati ... Italian Journalist Peter Salmon ... White Businessman Michael Wawuyo ... Air Force Commander User Rating: 7.8/10 (8,433 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・最優秀主演男優賞:フォレスト・ウィテカー User Comments: jim pykeさん United States 2006年10月24日 フォレスト・ウィテカーだけで、お金を払う価値がある。 俳優が一言も言わずに、顔や身体を動かさずに、 恐怖させることができるなんて。 どうやってやってのけたのか分からない。 だが、ウィテカー氏は、それを何度もやってのけた。 次の瞬間、巨大なテディベアになって、ハグしてくるのだ。 他の映画は忘れなさい。 これぞ、今年最高のホラー映画だ。 この映画、特に、彼の演技は、観客を鷲づかみにして離さない。 ウィテカーは、アカデミー賞の最優秀主演男優賞を獲るべきだ。 わが人生で、これほどの演技を見たことはない。 もうひとり注目すべきは、ニコラス・ギャリガン役。 うまく書かれているし、巧妙に演じられている。 アフリカ人以外の観客をウガンダとアミンの世界に連れていってくれる。 ニコラスは、アミンのカリスマの網にやすやすと落ちていくが、 それによって、この問題多き人種差別主義者の物語をソフトにしている。 2人の主役の文化的背景からくるやりとりが、 単なる性格の違いを超えて、物語を動かし、 痛烈な社会政治的な分析と評論の領域へと導いていく。 途方もない映画だ。 ほんとうに。 オトーサン、 「背筋が凍るとはこのこと」 狂気のアミン、恐怖のアミン。 権力を握って次第に独裁者になっていき、 身内も信用できず、自分さえも疑う始末。 誰も信用できない孤高の存在に化けていくのです。 独裁者が成立する極限の貧困や外交状況が絶えない以上、 いまも世界のどこかで独裁者が誕生しているのでは... とくに隣国に独裁者?がいるわが日本の若者は、 この映画を見逃すべきではないでしょう。 ○イディ・アミン  Idi Amin Dada Oumee  1923年- 2003/8/16 ウガンダの軍人出身の元大統領で独裁者。 イスラム教徒。 身長2mを超す巨漢で、 アフリカのボクシングヘビー級チャンピオンになったこともある。 ウガンダ北西端に住むカクワ族出身。 小学校卒業後、イギリス植民地軍に炊事係として雇われた。 その体格を生かし部隊内の体育大会で活躍、衆目を浴びる。 ボクシングではヘビー級チャンピオンになったほか、 白人ばかりのウガンダラグビーチーム唯一の黒人選手として活躍し、 植民地軍中尉にまで昇進する。 軍参謀総長だった1971年1月に、クーデターでオボテ政権を打倒。 ヒトラーを尊敬し、1970年代のウガンダに独裁政治を敷いた。 反体制派の国民約30万人を虐殺し、 「アフリカで最も血にまみれた独裁者」「人食い大統領」と呼ばれた。 だが、菜食主義者で、肉は鶏肉以外は口にしたことがない。  1978年、隣国タンザニアに侵攻するも失敗、  逆にタンザニア軍に首都のカンパラまで攻め込まれた。  1979年、反体制派のウガンダ民族解放戦線に攻撃されて失脚。  リビア経由でサウジアラビアへ亡命。  2003年8月16日、ジッダの病院で、多臓器不全による合併症で死去。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


疑惑の幻影

オトーサン、 「メラニー・グリフィスか」 "デブラ・ウインガーを探して"に出た女優さんのひとり。 「35歳の頃よく言われたわ。そろそろ引退の危機と」 この映画、彼女が40歳を超えて撮った映画。 さて、彼女、中年をどう乗り切ろうとしているのでしょうか? 原題:Shadow of a Doubt (1998) 監督:Randal Kleiser 脚本:Myra Byanka /Raymond De Felitta Genre:Mystery / Thriller more Rated R for strong violence, sexuality and language. 上映時間:103分 あらすじ: 著名な実業家の娘が無残に殺され、 高名な弁護士キット・デブローが、 殺人で告発さえた売れはじめたラッパー、 ボビー・メディーナの弁護を引き受ける。 麻薬や暴力沙汰の過去があるボビーは、 いかにも犯人らしい。 だが、キットは、ほかに犯人がいると思う。 元夫の刑事ジャック・キャンピオーニと 息子が大統領候補の金満婦人が犯人だと狙いをつける。 自分の過去と向き合い、 頼りにならぬボビーと折り合いをつけながら、 キットは、顧客の無実を証明しなければならない。 出演者: Melanie Griffith ... Kitt Devereux(キット・デブロー) Tom Berenger ... Jack Campioni(ジャック・キャンピオーニ) Wade Dominguez ... Bobby Medina(ボビー・メディーナ) オトーサン、 「お見事!」 若くして有名になった女優は、 中年に差しかかった頃が、一番難しいのですが、 メラニー・グリフィス、見事に演じ切りました。 若い娘の美しさと中年の疲れが交錯するのが、いいのです。 まさに、熟女の美しさ。 相手役のトム・ベレンジャー、相変わらず渋いなぁ。 MELANIE GRIFFITH  メラニー・グリフィス 誕生日 1957/8/9 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク 母は女優のティッピ・ヘドレン。 88年「ワーキング・ガール」で ゴールーデン・グローブ主演女優賞受賞、 アカデミー主演女優賞にノミネートされた。 夫は、アントニオ・バンデラス 活躍度 ○↑ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1973年「青い接触」 1975年「SMILE」「ナイス・ムーブス」 1976年「新・動く標的」 1977年「ワン・オン・ワン」「セクシー・ジョイライド」 1981年「パーキング・ボーイズ」「ロアーズ」 1984年「処刑都市」「ボディ・ダブル」 1986年「サムシング・ワイルド」 1988年「チェリー2000」「ミラグロ/奇跡の地」      「ストーミー・マンディ」「ワーキング・ガール」 1990年「虚栄のかがり火」「イン・ザ・スピリッツ」「パシフィック・ハイツ」 1991年「愛に翼を」 1992年「嵐の中で輝いて」「刑事エデン/追跡者」 1993年「ボーン・イエスタデイ」 1994年「ミルク・マネー」「ノーバディーズ・フール」 1995年「DEARフレンズ」「あなたに逢いたくて」      「バッファロー・ガール」 1996年「狼たちの街」「TWO MUCH」 1997年「ロリータ」◆ 1998年「疑惑の幻影」◇      「アナザー・デイ・イン・パラダイス」◇「セレブリティ」◆      「クレイジー・イン・アラバマ」 1999年「ザ・ディレクター/[市民ケーン]の真実」(TM) 2000年「セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ」◇ 2002年「スチュアート・リトル2」(声)「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「ラブ&クライム」 TOM BERENGER  トム・ベレンジャー 誕生日 1950/5/31 出身 米イリノイ州シカゴ スポーツ記者を目指し、ミズーリ大学でジャーナリズムを勉強するが、 地元劇団のオーディションに合格したのをきっかけに舞台出演。 その後、ニューヨークのHBステュディオで演技を学ぶ。 77年「センチネル」で映画デビュー。 86年「プラトーン」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。 「メジャーリーグ」シリーズのジェイク・テイラー役や 「山猫は眠らない」シリーズのトーマス・ベケット役が有名。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1977年「センチネル」      「ミスター・グッドバーを探して」◆ 1978年「官能の夜」 1979年「新・明日に向かって撃て!」 1981年「戦争の犬たち」 1982年「愛の謝肉祭」 1983年「エディ&ザ・クルーザーズ」「再会の時」 1984年「処刑都市」 1985年「Mr.早撃ちマン」 1986年「プラトーン」◆ 1987年「誰かに見られてる」 1988年「影なき男」「背信の日々」 1989年「メジャーリーグ」◇「7月4日に生まれて」 1990年「探偵より愛を込めて」◇「ザ・フィールド」 1991年「プラスティック・ナイトメア/仮面の情事」 1993年「硝子の塔」「山猫は眠らない」      「ゲティスバーグの戦い/南北戦争運命の三日間」 1994年「メジャーリーグ2」◇「逃げる天使」「沈黙の大地」 1996年「野獣教師」「ボディ・ランゲージ」「シェイド」 1997年「相続人」◆「シャドウ・オブ・ダウト」      「ワン・マンズ・ヒーロー」 1998年「疑惑の幻影」◆「コンフェッション」◆ 2000年「エアブレイク」 2001年「トレーニング・デイ」◆「ハリウッド・ゲーム」      「トム・ベレンジャー in 処刑岬」◇      「トゥルー・ブルー」 2002年「D−TOX」◆「山猫は眠らない2 狙撃手の掟」◇ 2004年「山猫は眠らない3 決別の照準」◇ その他の出演者: Craig Sheffer ... Laird Atkins Huey Lewis ... Al Gordon James Morrison ... Paul Saxon Lisa Pelikan ... Leslie Saxon Nina Foch ... Sylvia Saxon Tony Plana ... Detective Krause Victor Love ... Detective Baker Richard Portnow ... Marvin Helm Kimberley Kates ... Bridget Paul Danielle Nicolet ... Cheryl James Karen ... Norman Calloway Greg Callahan ... Judge Nathan User Rating: 5.2/10 (572 votes) オトーサン、 「6点台じゃないの?」 ヒッチコックの名画「疑惑の影」と題名が似ています。 そうしても、比較されて損をしています。 "Shadow of a Doubt"は、世界の名画152位! こちらは、"Shadow of Doubt"。 Silvio Pelleraniさん Milan, Italy 2000年7月18日 大いに期待された法廷映画。 想像した通りだった。 何も足さない、何も引かない。 これは、法廷映画の最後のシリーズである。 たくさんの共通の場所が出てくる。 大衆受けするスリラーの諸要素がつまっている。 性的倒錯、エロティズム、麻薬、権力、 そして、キャリア・ウーマンをメラニー・グリフィスが好演している。 トム・ベレンジャーは、そのまんま銅像になる。 あるシーンでは、家具そのもの。 最後の候補者であり、最後の選挙キャンペーンがある 予想通りのリメイク。 このホームビデオは、いい慰めになるだろう。 採点は、10点満点8点。 オトーサン、 「ヒッチコックの「疑惑の影」見たなぁ」 Allcinemaの解説をご紹介しましょうか。 ○疑惑の影  カリフォルニア州サンタローザ。  その街で家族と共に平凡に暮らす長女チャーリーは、  突然やって来た叔父に秘密の匂いを嗅ぎとる。  やがて二人の探偵が現れ、チャーリーは  叔父に未亡人殺しの疑いがかかっている事を知る。  明るい日常生活の中でチャーリーひとりが、  叔父が殺人犯かどうかの疑惑にさいなまれていく……。  直接的なショック演出など一切無し、  チャーリーと叔父の心理の綾を巧みに描写してサスペンスを  織り成すヒッチコック芸術のひとつ。  “映画”が単に時間軸にそってストーリーを追うものだけでなく、  画面に隠されたいくつものキーワードや  映像の持つ意味で構成されているという事実。  そして、それらを吟味する事で得られる醍醐味を味わうべきだ。  58年に"STEP DOWN TO TERROR"としてリメイクされている。


失楽園

オトーサン、 「へぇ」 "愛ルケ"(愛の流刑地)がヒット中とか。 この「失楽園」の2番煎じのようなものですが。 原題:失楽園(1997) 監督:森田芳光 原作:渡辺淳一 脚色:筒井ともみ Genre:Romance /Porno 映倫: R15 上映時間:119分 あらすじ: 久木は、中年のサラリーマン。 人生の転機にさしかかっている。 ひょんなことで、書道講師・松原凛子と出会う。 あまりの肌の相性の良さに、不倫とは知りつつも、 片時も離れられなくなり、ついに心中へ。 題名の「失楽園」は、英国の詩人、 ジョン・ミルトンの壮大な叙事詩から、 心中事件のほうは、有島武郎(45)と 婦人公論の記者、波多野秋子(30)の 「軽井沢心中」からヒントを得ている。 出演者: 黒木瞳 .... 松原凛子 役所広司 .... 久木祥一郎 寺尾聰 .... 衣川和記 星野知子 .... 久木文枝 木村佳乃 .... 知佳 オトーサン、 「黒木瞳さん、魅力全開!」 惜しげなく肌を露出しています。 役所広司さん、好演していますが、 大方の男性からは、 「役得だ!」とねたまれたでしょう。 その他の出演者: 柴俊夫 .... 松原晴彦 平泉成 .... 水口吾郎 岩崎加根子 .... 三浦節子 中村敦夫 .... 小畑常務 小坂一也 .... 鈴木 あがた森魚 .... 横山 石丸謙二郎 .... 村松 原千晶 .... 宮田秀子 金久美子 .... 今井美都里 速水典子 .... 水口雅代 村上淳 .... 徹 井上肇 .... 水口の部下 ローガン・ピーク .... アンリ User Ratings: - オトーサン、 「ま、いいとこ、5点台後半だな」 日本アカデミー賞受賞 ・主演女優賞:黒木瞳 ・新人俳優賞:高瀬比呂志/ 木村佳乃 NYYさん 2004年3月4日 下らない映画。 会社に居場所を無くしたサラリーマンが、 女にハマって、ハメるだけの話。 しかしですねえ、一般に女にモテる親父っていうのは 金と地位があるからなんですね。 地位を無くした親父なんかにやらせてくれて、 一緒に死んでくれるオメデタイ女なんて存在するわけが無いのね。 男に都合の良い話。あり得ない話。 そうであって欲しいっていう願望。 つまり、単なる情けない親父のファンタジー。 それも宮崎アニメよりも俗悪なファンタジー。 日本の親父達はこんなファンタジーにすがる程に、堕ちていたのか... 情けなすぎる。 保護した方が良いかも。ダメ親父保護条例とか作ったら... オトーサン、 「NYYさん、やきもち焼くなよ。 さては、性の深淵を覗いたことないな」 でも、この程度の映画では、それが伝わらないもの事実ですが... ところで、渡辺淳一先生、 講演会の講師として、ご一緒したことがあります。 こんな批評を聞いたら、 苦虫をかみつぶしたような顔になるかも。 その時も、ご機嫌が悪く、 ほとんどお話しができませんでした。


ナイト ミュージアム

オトーサン、 「予告編が最高だ!」 ティラノザウルスの全身骨格に追いかけられるのです。 ベン・スティラーのあたふたした顔と動き! これでは、見に行かざるをえません。 先行上映で字幕版を見ました。 原題:Night at the Museum (2006) 原作:Milan Trenc 脚本:Ben Garant/Thomas Lennon/Ben Garant/Thomas Lennon 監督:Shawn Levy Genre:Action / Comedy / Family / Fantasy Rated PG for mild action, language and brief rude humor. 上映時間:108分 あらすじ: ラリーは、離婚されてしまう。 就職しても、一週間もたないグータラおやじだからだ。 息子のためと言い聞かせて、自然史博物館の夜警となる。 だが、いとも簡単にみえたこの仕事は、恐怖そのものだった。 というのも、古代の呪いが博物館の住民たちを 夜な夜、よみがえらせるからだ。 出演者: Ben Stiller ... Larry Daley(ラリー) Robin Williams ... Teddy Roosevelt(テディ・ルーズベルト) Jake Cherry ... Nick Daley(ニック) オトーサン、 「適役だ」 ベン・スティラー、こすっからい役をやらせたら、 右に出るものはありません。 端役ですが、ロビン・ウィリアムスがいい味を出していました。 BEN STILLER ベン・スティラー 誕生日 1965/11/30 出身 米ニューヨーク コメディ俳優である両親の影響でショー・ビジネスの道を志す。 UCLAで舞台芸術を学んだ後、 85年「HOUSE OF BLUE LEAVES」でブロードウェイ・デビュー。 「ハスラー2」のパロディ「THE HUSTLER OF MONEY」を監督し、 それが「サタデー・ナイト・ライブ」に放映されたのがきっかけで 番組の出演者兼アシスタント・ライターとなる。 また、スティラーは自身の映画製作会社レッド・アワー・フィルムズで 「サバー・バンズ」を監督し、長編映画監督デビューとなった。 「ズーランダー」の共演をきっかけにクリスティン・テイラーと結婚した。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆☆★ 出演作 1987年「太陽の帝国」 1989年「思い出のジュエル」 1990年「ステラ」 1994年「リアリティバイツ」 1996年「アメリカの災難」「ケーブルガイ」◇ 1998年「メリーに首ったけ」◇「ゼロ・エフェクト」◇      「僕らのセックス、隣の愛人」      「パーマネント ミッドナイト」 1999年「ミステリー・メン」◆ 2000年「僕たちのアナ・バナナ」◇「ミート・ザ・ペアレンツ」◇ 2001年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」◆「ズーランダー」◇ 2002年「オレンジ・カウンティ」 2003年「隣のリッチマン」◇「おまけつき新婚生活」◇ 2004年「ポリー my love」◇「スタスキー&ハッチ」◇ 「ドッジボール」◇「ミート・ザ・ペアレンツ2」◇ 2006年「ナイト ミュージアム」◇ その他の出演者: Dick Van Dyke ... Cecil Mickey Rooney ... Gus Bill Cobbs ... Reginald Ricky Gervais ... Dr. McPhee Carla Gugino ... Rebecca Mizuo Peck ... Sacajawea Kim Raver ... Erica Daley Patrick Gallagher ... Attila the Hun Rami Malek ... Ahkmenrah Pierfrancesco Favino ... Christopher Columbus Charles Q. Murphy ... Taxi Driver Steve Coogan ... Octavius User Rating: 6.3/10 (12,546 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 スッチャカメッチャカとはこのこと。 この荒唐無稽さを許せるひとは、楽しめるかも。 User Comments keithclockさん Indiana, United States 2006年12月19日 すてきな子供映画! 本当にいやだ。 誰かがこの子供向け映画をけなしていたのだ。 アケデミー賞受賞の演技や製作を期待しているのだろうか? この映画、キュートだと思う。 子供の夢想としてはカンペキじゃないか。 試写会で見た。 見終わって、子供たちはみな笑っていて、 興奮して映画について話していた。 確かに、下らないジョークもあったりするが、 全体としては、いい。 とくにクールだったのは、 Dick Van DykeとMickey Rooneyが共演していていたこと。 子供を連れて、この映画を見に行くべし。 想像力が刺激されて、 子供たちは、自然史博物館に行きたくなるだろう。 オトーサン、 「自然史博物館か、一度行ったっけ」 4階の恐竜化石の展示スペースに直行しました。 映画よりも、はるかに恐竜の数は多いのです。 連れあいは、巨大な宝石にため息をついていました。 ○アメリカ自然史博物館   American Museum of Natural History  3400万点を超える膨大な標本を所蔵する世界有数の自然史博物館。 コレクションは恐竜など古生物の化石、 アフリカや北アメリカの野生動物のはく製(ジオラマ)から 隕石や宝石などの鉱物まで幅広い。 重厚な地上4階建ての建物の中には、 人類の進化の歴史や世界各地の民族文化に関するものまでさまざま。 効率よく見学するならば、75分のハイライト・ツアーを利用するとよい。  無料で、予約は不要。  ツアー出発時刻に「アフリカのほ乳類」のコーナーに行けばいい。  出発時刻は毎日10:15、11:15、13:15、15:15。  コートやかばん、かさなどをクローク($1)に預け、入館料を支払い、 チケット代わりのシール式紙テープを腕に巻く。 ビデオ、写真の撮影は可能。 日本語の案内ガイドも入手可能。  大型スクリーンで迫力ある映像を楽しませてくれる  IMAXシアターは1階にある。  1時間ごとに異なるプログラムが上映されるので、  希望の上映時間を告げてチケットを購入する($4)。 館内に9つあるミュージアム・ショップの最大のものは、 77丁目入口を入ったすぐにあり、ビデオや書籍、  世界各地の工芸品などが販売されている。  休憩には、地下1階のカフェが便利。  住所:725 Central Park West, 79 St.   電話:212-769-5100  交通:メトロB,C,K線 81St.-Museum of Natural History駅下車、 地下入口に直結。 日〜木曜 10:00〜17:45、金・土 10:00〜20:45 入館料 $8(学生・シニア$6、12歳以下$4.5)  出典:http://www2k.biglobe.ne.jp/~c-navi/ny/museum.htm


ハッピーフィート

オトーサン、 「吹き替え版、優遇か」 朝からやっているのは、吹き替え版のみ。 春休みのお子様需要を当て込んでの措置。 でも、歌の部分が非常に多く、 その部分は"吹き替えなし"だったので救われました。 原題:Happy Feet (2006) 監督:George Miller 脚本:Warren Coleman/John Collee/George Miller/Judy Morris Genre:Animation /Adventure /Comedy /Family /Musical Rated PG for some mild peril and rude humor. Country:Australia / USA Language:English 上映時間:108分 あらすじ: 北極の冷たい大陸で、 皇帝ペンギンたちは、心の底からの歌を歌い、 真実の恋を吐露する。 だが、マンブルは歌えない。 その代わり、タップダンスの才能がある。 エネルギーにあふれ、表現豊かで、まるで魔法のようだ。 だが、保守的な長老たちは、 若いペンギンたちのオーソドックスでないやり方に怯え、 魚が獲れなくなったのは、そのせいだと糾弾する。 不当な拒絶を前にして、マンブルとその仲間たちは、 飢饉のほんとうの原因を見つけようとする。 マンブルら混成軍団は、力を合わせて、数々の危険を乗り越え、 氷の世界の現状について多くのことを学ぶ。 彼のタップダンスの才能は、ペンギンたちを救うかもしれないのだ。 声の出演者: Elijah Wood ... Mumble(マンブル) Hugh Jackman ... Memphis(メンフィス) Nicole Kidman ... Norma Jean(ノーマ・ジーン) Robin Williams ... Ramon/Lovelace(ラブレス) オトーサン、 「やはり、字幕版をみるべきだった」 こうして、声の出演者をみると、そういう感じが強くなります。 その他の声の出演者: Brittany Murphy ... Gloria Carlos Alazraqui ... Nestor Lombardo Boyar ... Raul Johnny A. Sanchez ... Lombardo Jeffrey Garcia ... Rinaldo Hugo Weaving ... Noah the Elder Elizabeth Daily ... Baby Mumble Magda Szubanski ... Miss Viola Miriam Margolyes ... Mrs. Astrakhan Fat Joe ... Seymour Alyssa Shafer ... Baby Gloria User Rating: 6.8/10 (10,502 votes) オトーサン、 「おお、大したもんだ」 アカデミー賞受賞 ・アニメーション作品賞 ela-heynさん United States 2006年11月20日 前半が後半よりもいい。 全体に、私はこの映画を楽しんだ。 見に行ったことを後悔していない。 私はアニメーターや声優たちが好きになった。 Savion Glover (綴りが間違っていないことを願う!)は、 粗悪な質の脚本をよくしようとムダな努力をしている。 環境問題をとりあげたのはいい。 だが、喉元に突きつけられているような気がした.. まもともな解決が示唆されていないのだ。 脚本のある部分で、説明がうまくなされていない.. 例えば、 マンブルが動物園から家族のもとへどうやって戻ってきたのか。 オーケー..なぜ、マンブルは卵からすぐ出てこられなかったのか。 なぜ、彼の顔は大人のペンギンとちがったように見えるのか? こうしたことは、まったく説明されていない。 前半は、私は大笑いし、微笑んだ。 後半になると、どんどん重たくなり、意味がなくなっていった。 もっと好きになれるかと期待していたのに。 オトーサン、 「サビオン・グローバー(Savion Glover)?」 なぜ彼の名前が出てくるのでしょうか? ネットで探索開始、ようやく判明しました。 でも、英語のウィキペディアです。 拾い読みしましょう。 ○Savion Glover  誕生日 1973/11/19 -  出身 ニュージャージー州ニューワーク  アメリカの俳優、タップダンサー、振り付け師。  Newark Arts High School卒。  マンハッタンのBroadway Dance Center在学中に、  教師がブロードウェイの振り付け師 Henry LeTangの オーディションを受ける手配をしてくれた。 タップダンスキッドとして10歳でブロードウェイにデビューした。  映画出演は、1989年。  Tapで共演したのは、Gregory HinesとSammy Davis Jr.だった。  1990年、 子供向けTVシリーズ「セサミ・ストリート」に出る。  有名になったのは、1996年。  George C. Wolfe製作のミュージカル「Bring in 'da Noise/Bring in 'da Funk」  スパイク・リー監督の「バンブーズルド」(2000)に出演した。  2003年、DVD "The One"に出演。  伝説のポップスター、マイケル・ジャクソンの半生記(40分)である。  もともと11月にスペシャル番組"Number Ones"として放送される予定のものだった。  たまたま、ジャクソンのヒット作のパッケージと同じ題名だった。  ジャクソンの逮捕で番組は延期させられたのだ。  2004年、 Glover partnered with spoken word artist  Reg E. Gaines and saxophonist Matana Roberts  in a John Coltrane-inspired improvisation session,  "If Trane Wuz Here".  In 2005, he further challenged the norm,  collaborating with a string chamber orchestra and his band. 最新作は、ワーナーブラザースのアニメ映画「ハッピーフィート」の  ペンギン、マンブルの踊り。  (彼の踊りを撮ってアニメ化したのだ)  He is now in a production called "Classical Savion",  where he taps to classical pieces played by a chamber string group.  The show jazzes and blues it up a bit towards the end  adding drums and a pianist.  From Wikipedia, the free encyclopedia


東京ゴッドファーザーズ

オトーサン、 「おいおい、これもアニメか」 アニメはできれば避けたいところですが、 みはじめたら、はまってしまいました。 原題:東京ゴッドファーザーズ(2003)    Tokyo Godfathers 監督:原作:今敏 脚本:今敏/ 信本敬子 Genre:Adventure / Animation / Drama / Comedy 上映時間:90分 あらすじ: オトーサン、 「IMDb1のはよくないな。書くか」 新宿の裏町。 ホームレス3人が、身を寄せ合って棲んでいる。 元競輪選手ギン、元ドラッグ・クイーンのハナ、家出少女ミユキだ。 クリスマスの夜、3人はゴミ置き場に赤ん坊を見つける。 赤ん坊を欲しがっていたハナは、清子と名づけ手離さない。 3人は警察に届けずに、親を探しをはじめる。 手掛かりといえば、スナックの名刺と写真だけ。 ようやく、母親らしい女性をみつけるのだだが... 声の出演: 江守徹 .... ギン 梅垣義明 .... ハナ 岡本綾 .... ミユキ オトーサン、 「ハナのキャラクター造形はお見事!」 微塵も美人ではない、 そこらに大勢いそうな荒んだ顔つきのおばさん、 実はおかまなのです。 醜い、気味わるーい。 でも、その喜怒哀楽を見ているうちに、 次第にその存在がいとおしくなってくるのです。 その他の出演者: 飯塚昭三 .... 太田 加藤精三 .... 母さん 石丸博也 .... 泰男 槐柳二 .... 老人 屋良有作 .... ミユキの父 寺瀬今日子 .... 幸子 大塚明夫 .... 医者 小山力也 .... 新郎 こおろぎさとみ .... 清子 柴田理恵 .... 猫ババ 矢原加奈子 .... 山之内 犬山犬子 .... 胡桃沢 山寺宏一 .... タクシー運転手 User Rating: 7.6/10 (2,102 votes) オトーサン、 「おお、こんなに高いのか」 User Comments: alitakさん Vancouver, Canada 2004年5月17日 すばらしいアニメ! 今敏 is one of a kind! 今敏のアニメは、新作が出るたびに、 ますます印象に残るものになっていく。 この映画、日本アニメのスタイルで、 技術的に傑作であるばかりでなく、 そのストーリーにおいても、 一流のライブ・アクション映画に匹敵する。 筋書きは、東京の底辺での暮らしへの 外面的だけでなく内面的な社会批評にもなっている。 (ホームレス問題だけでなく、 文化的マイノリティや心に傷のあるものを扱っている) 西欧人のひとりとして、驚いた。 ホームレスが生き延びるために、 いかに日本の伝統的な風俗に適応しているかが分かる。 「東京ゴッドファーザーズ」は、 今敏の前作「パーフェクトブルー」や「千年女優」よりも、 注目に値し、心温まる映画になっている。 前作でも特徴となっているセミ・リアルな描き方は、 本作でも、依然、顕著である。 アクション・シーンでのそれぞれの人物の動きのちがいなど、 特筆すべきものだ。 背景も複雑かつカンペキに描かれている。 いくつかのシーンでの背景のビルの描写も、 筋書きに一層のリアリティを加えている。 現実のものよりもリアルである! 今敏は、次の宮崎駿だ。 今後、国際市場における日本アニメ映画の評価を高めるだろう。 オトーサン、 「今さんって、前途有望なんだ!」 ○今 敏(こん さとし)  1963/10/12 - アニメ監督、漫画家。 釧路市出身。 父の転勤により、小学4年生の時から中学2年生まで札幌で過ごした。 漫画家の滝沢聖峰は札幌での同級生で親友。 釧路湖陵高等学校時代にアニメーターを志し、 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科に入学。 「週刊ヤングマガジン」の「虜 -とりこ-」で、ちばてつや賞を受賞。  卒業後、「海帰線」、「ワールドアパートメントホラー」  (大友克洋による映画を漫画化したもの、   デビュー作から大友作品による影響が強い)などを発表。  その後、アニメーションの仕事を手がけるようになり、  「パーフェクトブルー」で監督デビュー。  「千年女優」で、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」と共に  文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した。  ギタリストの今剛は、実兄。  ・監督作品  1997年「パーフェクトブルー」  2001年「千年女優」  2003年「東京ゴッドファーザーズ」  2004年「妄想代理人」(TV) 2007年「パプリカ」   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


スチームボーイ

オトーサン、 「大友克洋? 知らんなぁ」 TBSの深夜映画を録画しました。 疑心暗鬼でみはじめたのですが、 そのビジュアルの見事さに圧倒されました。 古いロンドンの煉瓦の家、多種多様な機械と金属の輝き、 千変万化する蒸気の様子、独創的なアングル... 世界に冠たる宮崎駿=スタジオ・ジブリよりも、いいんじゃない? 原題:スチームボーイ STEAMBOY(2003) 監督:大友克洋 脚本:大友克洋/ 村井さだゆき Genre:Animation /Action /Adventure /SF /Thriller Rated PG-13 for action violence. Country:Japan Language:English /French /German /Italian /Spanish /Japanese 上映時間:126分 あらすじ: レイは、幼い発明家。 19世紀半ばの英国に住んでいる。 第1回万国博覧会の直後、 凄い発明品である“スチームボール”が、 アメリカにいた祖父のロイドから送られてきた。 だが、それには、恐ろしい力が隠されていたのだった。 やがて、邪悪なオハラ財団がスチームボールを手に入れるべく、 配下の者たちを送りこんでくる。 不正な目的のために、その力を悪用しようというのだ。   声の出演: 鈴木杏 .... レイ 小西真奈美 .... スカーレット 中村嘉葎雄 .... 祖父ロイド 津嘉山正種 .... 父エディ オトーサン、 「オレ、耳が遠くなったのかなぁ?」 せりふが効果音に消されて何を言っているのか 分かりませんでした。 どうして、こんな簡単なことがチェックできなかったのでしょうか? 聞き取れた範囲でいえば、 レイとスカーレットの相愛、祖父と父の対立など、 人間関係がどうなっているのか、分からないままに終わりました。 ビジュアルが秀逸なだけに、その甘さが残念です。 その他の出演者: 児玉清 .... ロバート 沢村一樹 .... デイビッド 斉藤暁 .... サイモン 寺島進 .... アルフレッド User Rating: 6.8/10 (2,824 votes) オトーサン、 「おお、こんなに高いスコアなのか」 Keiichiさん Germany 2005年4月4日 2つの矛盾点が印象に残る この映画、ビジュアルは、驚異的といえる。 CGを駆使して、ここまでやれるとは、驚異的だ。 他のアニメ映画とはまるで比較にならない。 だが、いくつかのシーンで、欠点があった。 違う視座と合成レイヤーがあるのだ。 時々、背景が精密描写されているのに、 肝心の人物が表面的に描かれている。 両者の感じがあまりにも違うので、苛々する。 被写体深度のシミュレーションが混乱しているのではないか。 その結果、パッチを当てたような感じになる。 境界線のはっきりした陰影をつけるシェーダーは実にいいのだが、 いかにもCGだと分かってしまう。 彼らが後処理をどの程度やったのか、考えたくもない。 残念ながら、このアニメの人物たちや筋書きが、 非常に底が浅く、生気がないのが印象的だった。 まったく夢中になれなかった。 ストーリーのどの部分についても、 ひとかけらの興味も抱くことはなかった。 そう、この映画は、単なるきれいな絵の流れであり、 ありきたりの筋書きを寄せ集めたものだった。 1キロ先から匿名のひとびとを見ているようだった。 映画が進むにつれて、陳腐さがいや増してきた。 苛立ちの後には、失望が訪れてきて、 最後の3分の1は、見るに耐えなかった。 要約しよう。 技術的には興味深く、ヴィジュアルはいい。 推奨できるのは、その点だけで、 肝心の筋書きがあまりにも貧弱なので、がっかりだ。 オトーサン、 「すごい漫画家がいるんだ」 いい脚本家が仲間に加われば、鬼に金棒のはず。 ○大友克洋(おおとも かつひろ)  1954年4月14日 -  漫画家、映画監督。 宮城県登米郡迫町出身。 同郷の同じ佐沼高校出身に、石ノ森章太郎がいる。  大胆な画面構成と  背景を細部まで克明に描き込むのが特徴。  劇画から漫画の時代に回帰する時期に現れ、  新進漫画家に多大な影響を与えた。  「AKIRA」以降は海外でも評価が上り、  アニメ映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(監督:押井守)とともに  洋画の映像手法やカット割りに影響を与えた。  1983年のアニメ映画「幻魔大戦」にキャラクターデザイナーとして  参加したのをきっかけとして、アニメ制作に関わるようになる。  1984年にはキヤノンのカメラのCMアニメでキャラクターデザインのほか、  絵コンテと原画を手掛けた。  オムニバスアニメ「迷宮物語」の中の一編を監督したあと、  1988年には監督として「AKIRA」をアニメ映画化した。  以降、漫画よりもアニメでの活躍が目立つようになる。  なお、大友の有名な映像表現として「車・オートバイのテールライトの残光」  「超能力を使うと球体状に空間が歪む」などがある。 ・監督作  1988年「迷宮物語」「AKIRA」  1991年「ワールド・アパートメント・ホラー」  1995年「MEMORIES(彼女の想いで、最臭兵器、大砲の街)」  2004年「スチームボーイ」  2006年「FREEDOM」  2007年「蟲師」  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


戦闘機対戦車/砂漠の対決

オトーサン、 「何か、怪しい映画だな」 テレビ東京の深夜番組で、たったの76分。 でも、低予算で、ここまで面白くやれるとは。 原題:Death Race (1973) (TV) 監督:David Lowell Rich 脚本:Charles Kuenstle Genre:Action / Drama / War 上映時間:76分 あらすじ: 第2次大戦下の北アフリカの砂漠で、 損傷したアメリカの戦闘機が飛行不能になった。 執拗に追いかけてくるナチの戦車から逃れ、 戦車を破壊しようと試みるのだが... 出演者: Lloyd Bridges ... Hans Pimler(バイムラー機甲師団長) Doug McClure ... Lt. Del Culpepper(カルペッパー中尉) Roy Thinnes ... Arnold McMillan(マクミラン少佐) オトーサン、 「この頑固親父が秀逸です」 LLOYD BRIDGES  ロイド・ブリッジス 誕生日 1913/1/15-1998/3/10 出身 米カリフォルニア州サン・レアンドロ 出演作 1941年「幽霊紐育を歩く」 1943年「サハラ戦車隊」 1944年「幻影のハーケンクロイツ」 1946年「静かなる対決」「インディアン渓谷」 1947年「復讐の二連続」 1950年「拳銃(コルト)45」「火星探検」「白銀の塔」 1951年「群狼の街」 1952年「真昼の決闘」 1955年「法律なき町」「荒野の待伏せ」      「死のゲーム」 1956年「雨を降らす男」 1966年「海底世界一周」 1968年「鉄海岸総攻撃」「海底大脱走」 1969年「ハッピーエンド/幸せの彼方に」 1979年「オーロラ殺人事件」      「宇宙空母ギャラクティカ/サイロン・アタック」 1980年「フライング・ハイ」 1982年「フライング・ハイ2・危険がいっぱい月への旅」 1986年「ハリウッド・エアフォース」 1987年「ポリス・スクワッド」 1988年「タッカー」 1989年「今ひとたび」「ウィンターピープル」 1990年「ジョー、満月の島へ行く」 1991年「ホット・ショット」 1992年「ジャイアント・ベビー」      「ガンドッグ/復讐の導火線」 1993年「ホットショット2」 1994年「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」 その他の出演者: Eric Braeden ... Stoeffer Brendon Boone ... Pvt. Huffman Christopher Cary ... British Radioman Dennis Rucker ... Lt. Voelke Dennis Dugan ... Pvt. Becker Ivor Barry ... Maj. Waverly William Beckley ... British Airman Eric Micklewood ... British Officer User Rating: 6.5/10 (52 votes) オトーサン、 「TV映画にしては、高いスコアだ」 User Comments: Geoffrey901さん United States 2005年1月30日 この時間にしては、上出来の 第2次世界大戦を描いた短い映画 これは、TV 映画である。 この短い時間にしては、上出来だ。 ドイツ戦車は、実際に北アフリカで使われた跡がある。 カーチス P-40 ウォーホークも、本物。 軍服や武器は、おおむね正しい。 もっとも、実物は、ぎらついてはいないが。 ロイド・ブリッジス演じるバイムラー機甲師団長は、 ルーガーの拳銃を見せびらかしている。 この拳銃、第1次世界大戦中のドイツ軍の正規の武器で、 下士官クラスが常備していたもの。 よりモダーンで信頼性があって好まれたのはワルサーP-38である。 明らかに間違っているが、P-40が翼銃として20mm砲を持っている。 どんなシリーズのカーチスP-40も、NYの工場製で、 英国軍がやった唯一の改造は、翼とカウルに設置した銃を 標準装備の .30 caliber U.S.から.303 Browningsにしたことだ。 私は、この映画の多くを楽しんだ。 正統派だし、私のような軍事史マニアには, 事実に近いほど、見るのが楽しく、ストーリーに夢中になれる。 もうすこし上映時間が長ければと思う。 そうすれば、登場人物の活躍がもうすこし見られただろう。 マクルーア演じるカルペッパー中尉は、 はじめのうちは、やる気のない男として描かれる。 戦争や大義には、まったく関心がなく、 次のメシとシャワーのことしか頭にない。 だが、1日経つと、"何でおれがやらなきゃならないの"から "おお、オレがやってやろうじゃないか"に変わる。 ロイ・シン演じるイーグル部隊のパイロット、 マクミラン少佐と苦楽を共にするなかで、 打ち解けてくる。 マクミランは、なぜ英軍に徴集されたのか、 なぜ、負傷したのかを語りはじめるが、 その理由は明かさない。 最後の戦闘シーンは、かなりエキサイティングだ。 だが、急ぎすぎ。 上映時間は、ほぼ90分。 だから、上記のコメントを除けば、 第2次大戦映画フアンや アクション/ドラマ映画ウォッチャーにとって この映画は楽しめるものだ。 オトーサン、 「軍事オタクか」 平和国家日本にもいるのですね。 ○カーチス P-40  全長:10.16m 全幅:11.38m   出力:1200hp  全備重量:4014kg   最高速度:552km/h  武装:12.7ミリ機関銃×6      真珠湾攻撃時、パールハーバーの空を守っていたのが、 このP-40である。 カーチス社は当時アメリカを代表する航空機メインブランドの一つ。 前作のP-36は期待以上に成功した戦闘機として知られているが、 P-40はそのP-36の機体が装備していた空冷エンジンではなく、 液冷エンジンへの換装を実施する為に再設計された。 だが、大柄な機体が災いし、機敏性や小回りが下回った。  先行量産型のP-40Aは、フランスが降伏したために、  イギリスに引き取られ、「トマホーク1」と呼ばれた。  米陸軍への実戦配備は1939年の二期生産型のP-40Bから。 貧弱な武装の見直しがはかられ、P-4OCが本格的な配備となった。  1941年に入ると、本格的な実戦型戦闘機としての改修が行われた。 これがP-40Dと呼ばれ、イギリスではキティホークと呼ばれている。  日米開戦に際して多くが太平洋方面に配備され、 日本陸軍戦闘機機の隼や海軍戦闘機の零戦と渡り合う事になったが、 大味な性能が災いし、苦戦を強いられた。 欧州でも高性能なドイツ機の前にはやはり歯が立たなかった。 それでも、余裕のある爆載能力と生産性の高さを生かして大量投入され、 戦闘爆撃機として活躍の場を見いだす事になる。 なお、米国でP-40がウォーホークと呼ばれるのはF型からである  出典:http://www.uraken.net/museum/milt/mlt03.html


スズメバチ

オトーサン、 「テレビ東京って、よく映画を放送するなぁ」 昼、夜、深夜と3本もやっていることがあります。 これは、3月5日の1時30分からやっていました。 原題:Nid de guepes (2002) 監督:Florent Emilio Siri 脚本:Florent Emilio Siri/Jean-Francois Tarnowski Genre:Action / Crime / Thriller Rated R for strong violence and language. 上映時間:107分 あらすじ: ラボリは、仏の特殊警察部隊の中尉。 その任務は、アルバニア・マフィアのボス、アベディンを 欧州法廷まで護送することだった。 アベディンは、売春ネットワークを率いる凶悪犯として、 告発されていたのだ。 移送中に、アベディン一味がボスを解放しようと待ち伏せしていた。 だが、ラボリとその部下たちは、振り切ろうとして、 猛烈な追跡劇の後、工業地帯の中心にある倉庫へ囚人とともに逃げ込む。. そこで、ラボリは、たまたまコンピュータを盗みだそうとしていた ナセールらに出食わすのだった。 やがて、アベディン一味が、倉庫を取り巻くのだが、 さて、事態は、どうなるのだろうか? 出演者: Nadia Fares ... Laborie(ラボリ) Samy Naceri ... Nasser(ナセール) Angelo Infanti ... Abedin Nexhep(アベディン) オトーサン、 「おっ、"TAXi”男だ」 見たばかりの俳優が出てくるって、いいもんです。 経歴紹介は、ラボリ役のナディア・ファレスと ナセール役のサミー・ナセリの2人。 例によって、海外映画俳優マガジンのお世話になりますが、 欠落部分を補っておきました。 NADIA FARES  ナディア・ファレス 誕生日1973/12/20 出身モロッコ・マラケシュ 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1995年「世界でいちばん好きな人」 2000年「クリムゾン・リバー」 2002年「スズメバチ」 SAMY NACERI  サミー・ナセリ 誕生日1961/7/2 出身 仏パリ 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1994年「レオン」 1997年「TAXi」「ナインハーフ2」 2000年「TAXi2」 2002年「スズメバチ」「ザ・コード」「愛のはじまり」 2003年「TAXi3」 その他の出演者: Benoit Magimel ... Santino Pascal Greggory ... Louis Sami Bouajila ... Selim Anisia Uzeyman ... Nadia Richard Sammel ... Winfried Valerio Mastandrea ... Giovanni Martial Odone ... Martial Martin Amic ... Spitz Alexandre Hamidi ... Tony Grigori Manukov ... Le Passager VAB Paul Hervet ... Vigile 1 Frederic Kontogom ... Vigile 2 User Rating: 6.7/10 (1,543 votes) オトーサン、 「案外高いスコアだ」 攻撃的なスズメバチそのもの。 何匹死んだでしょうか? User Comments: loddarさん 2005年7月30日 これぞ、真のリメイク 「ジョン・カーペンターの要塞警察」を 誰かがリメイクしていると聞き、私は悩んだ。 この映画ができた。 その通り、リメイクだった。 そこで、この映画をTVで見た。. どうなっているのか分からなかったが、 ちょつとみは、サミー・ナセリの「Taxi」のような感じだったので、 引き続き見ることにした。 倉庫に全員が集まるシーンにきて、 すぐさま、これは「要塞警察」だと思った。 カーペンターの映画にまるまる似てはいなかったが、 いくつかの新しい道具立てを除けば、 キーになる筋書きは、まったく同じだった。 オリジナルを損なうような改変は気に食わないが、 2つを見比べて、判断してほしい。 だが、別の観点に立てば、これは見事なリメイクだ。 誰が死ぬことになるのか分からない。 面白い新しい筋書きもあるし、 登場人物たちは、信じられる。 (「要塞警察」では、お望みのひとのことが分からない。 マフィアの連中は、まったくちがう感じだった...) そう、10点満点で、8点だ。 オトーサン、 「すごいガンファイトシーンだった。 "要塞警察"、どんな映画なんだろう?」 ○概要  ストリートギャングに娘を殺された男が  逃げ込んだ警察署は移転のために  わずかばかりの署員しかいなかった。  追いかけて来たストリートギャングは  分署を完全に包囲し姿無き攻撃を開始。  偶然護送されて来ていた凶悪犯と黒人警官の二人は  協力して彼等を迎え撃つ。  投げ渡されたショットガンで  敵を撃つ有名なカットの再現に見られるように、  ハワード・ホークスに心酔するカーペンターが  「リオ・ブラボー」のオマージュとして作り上げたアクション。  闇にまぎれて分署の回りを蠢くストリートギャングや、  サイレンサーによる一斉射撃のシーン等  じわじわとサスペンスを盛り上げる演出は一見の価値有り。  カーペンターのアクション志向と寡黙なプロフェッショナルという  凶悪犯のキャラクターは  後の「ニューヨーク1997」に受け継がれる。 JOHN CARPENTER  ジョン・カーペンター 誕生日 1948/1/16 出身 米ニューヨーク 監督作 1974年「ダーク・スター」 1976年「ジョン・カーペンターの要塞警察」 1978年「ハロウィン」 1980年「ザ・フォッグ」 1981年「ニューヨーク1997」 1982年「遊星からの物体X」 1983年「クリスティーン」 1984年「スターマン愛・宇宙はるかに」 1986年「ゴースト・ハンターズ」 1987年「パラダイム」 1988年「ゼイリブ」 1992年「透明人間」 1993年「ボディ・バッグス」 1995年「マウス・オブ・マッドネス」「光る眼」 1996年「エスケープ・フロム・L.A.」 1998年「ヴァンパイア 最期の聖戦」 2001年「ゴースト・オブ・マーズ」 2005年「世界の終り」(TM)


TAXi

オトーサン、 「リュック・ベッソンものか」 ご存知、フランスを代表する映画監督。 この映画の監督は、仲間に譲って、脚本を書いています。 軽妙な演技、時速250kmのカーチェ−スが光る秀作です。 原題:Taxi (1998) 監督:Gerard Pires 脚本:Luc Besson Genre:Action / Comedy / Crime more Country:France Language:French / German / Korean 上映時間:86分 あらすじ: マルセイユ。 ダニエルは、ピザハウスの配達係、 オートバイで配達している。 仲間に、4つ足に退化するのかと冷やかされるが、 仕事を変えて、タクシー運転手になる。 彼の夢は、F1レーサー。 早速、スピード違反で警察につかまって、 ドイツ人銀行強盗団を追跡するために 運転下手の刑事エミリアンを手伝う羽目になる。 そうすれば、免許を取り上げられずにすむし、 仕事も失わずにすむというのだ。 出演者: Samy Naceri ... Daniel Morales(ダニエル) Frederic Diefenthal ... Emilien Coutant-Kerbalec(エミリアン) Marion Cotillard ... Lilly Bertineau(リリー) オトーサン、 「最高のコンビ!」 ダニエル役のサミー・ナセリ、実に個性的です。 「レオン」に出演したといっても端役でした。 せりふがたったの三言だぜ。 そうぼやいていたのが、ベッソンの頭に残っていて、 この大役に起用されたとか。 人生いろいろ、ぼやくのが幸運につながるとはね。 SAMY NACERI  サミー・ナセリ 誕生日 1961/7/2 出身 仏パリ 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1994年「レオン」 1997年「TAXi」「ナインハーフ2」 2000年「TAXi2」 2002年「スズメバチ」「ザ・コード」「愛のはじまり」 2003年「TAXi3」 FREDERIC DIEFENTHAL  フレデリック・ディーファンタル 誕生日 1967/7/26 出身 仏パリ、Val-de-Marne 演劇学校に通っていた友人の影響で、 普通科学校から演劇学校に入り直して演技を学ぶ。 テレビ出演を経て、90年に短編で映画デビュー。 映画は「TAXi」シリーズの刑事役が有名。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「おせっかいな天使」 1997年「TAXi」◇ 2000年「TAXi2」◇「シックス・パック」◇ 2001年「ルーヴルの怪人」◇ 2003年「TAXi3」◇ その他の出演者: Manuela Gourary ... Camille Coutant-Kerbalec Emma Sjoberg ... Petra Bernard Farcy ... Commissaire Gibert Georges Neri ... Joe Guy Quang ... Pizza Joe motorcyclist Maurice Murcia ... Pensioned Taxi Driver Sabine Bail ... Femme Prefecture Dan Herzberg ... Paulo Sebastien Thiery ... Driving Instructor Eric Berenger ... Butcher Philippe Du Janerand ... Passenger To Airport Christophe Fesquet ... Flic Radar 1 User Rating: 6.6/10 (9,518 votes) オトーサン、 「もっと高くていいのでは」 ドイツ人が減点したのでしょう。 なにせ、強盗団の名前がメルセデス、 連中が使っているクルマがベンツ。 刑事がクソ・ドイツ人と言い放つのですから。 User Comments: Pascal Harrisさん London, England 19 October 2004 筋書きは単純だが、ジョーク満載。見るべし! これは実にフランス的な映画だ。 フランス映画のフアンのひとりとして そして、フランス好きとして、 この映画は、ほんとうに楽しめた。 筋書きには、ところどころ弱いところもある。 だが、そんなことは、どうでもいいのだ。 この映画、オエラ方向けの映画じゃないのだ。 カーチェース、ジョーク、ユーモア、 まさに、フランス人の得意技満載である。 カーチェースは、見応えがある。 「60セカンズ」、「マトリックス・リローデッド」、 「ワイルド・スピード」よりも、さらにいい。 ハリウッドが駄作をつくるのは、 海の向こうで、どうやってクルマ映画をつくるのか、 学ばなかったからだ。 残念ながら、最近学びはじめたようだが、 フランスのをコピーしろとは言っていない。 オリジナルのアイディアがいるのだ。 フランス流のセンスが必要なのだ。 ジョークが矢継ぎ早やに出てくる。 お腹をかかえて笑いころげてしまう。 筋書きがいい加減でも、ユーモアが補って余りがある。 この映画は、絶対そうなのだ。 楽しめる映画だ。 アメリカの失敗作のほうは見るなかれ。 (訳注:"TAXI NY") このオリジナルをみるべし。 後悔しないだろう。 オトーサン、 「"TAXi 2"も、面白そうだな」 この映画が大ヒットしたので、続編が出来ました。 こちらも、大ヒット。 「タイタニック」「スター・ウォーズ」を越え、 フランス映画史上歴代No.1の記録を打ち立てたとか。 こちらのプジョー406は、さらに改造され、 スピードは、何と時速306kmとなりました。 カーキチにも見逃せない映画です。


今宵、フィッツジェラルド劇場で

オトーサン、 「邦題がいいな」 何が起きるか、期待をもちます。 原題のほうは、意訳ですが、”大平原のお友達”。 このほうが、映画の雰囲気を伝えていました。 カントリー・ミュージックのフアンなら涙するかも。 原題:A Prairie Home Companion (2006) 監督:Robert Altman 原作:Garrison Keillor /Ken LaZebnik 脚本:Garrison Keillor Genre:Comedy / Drama / Music Rated PG-13 for risque humor. 上映時間:105分 あらすじ: この映画は、ギャリソン・キーラーによる 同名のラジオ・ショウの有名人版。 ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場。 毎週土曜日の夜、長年、公開生中継が行われてきた 人気ラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」。 この映画は、ショウの最後の日のライブを撮っている。 新しいラジオ局のオーナーがショウを打ち切る男 (トミー・リー・ジョーンズ)を派遣してきたからだ。 もうひとつファンタスティックなのは、天使を設定したこと。 劇場に忍び込み、ミュージシャンのひとりを天国に送るのだ。 ギャリソン・キーラーは、自作自演。 リリー・トムリンとメリル・ストリープは、 カントリー歌手ジョンソン姉妹を演じている。 それに配するのは、リンゼイ・ローハン。 自殺願望のある娘で、ストリープの娘役である。 ウディ・ハレンソンとジョン C. ライリーは、陽気だ。 カウボーイシンガー、ダスティ&レフティを演じる。 ケビン・クラインは、保安係であり、ナレーターでもある。 マヤ・ルドルフは、妊娠中のステージ・コーディネーター。 下ネタがいっぱいである。 出演者: Garrison Keillor ... Garrison 'G.K.' Keillor(ギャリソン・キーラー) Meryl Streep ... Yolanda Johnson(ヨランダ) Lindsay Lohan ... Lola Johnson(ローラ) オトーサン、 「巧い語りだなぁ」 これだけの名調子のパーソナリティは日本にいないのでは? 「へぇ、案外、歌もうまいんだ」 "プラダを来た悪魔"のメリル・ストリープが歌うとは。 「このひと、だあれ?」 そんなことを言うと、怒られそうなのが、リンゼイ・ローハン。 若いひとなら、みんな知っているのでしょう。 MERYL STREEP  メリル・ストリープ 誕生日 1949/6/22 出身 米ニュージャージー州サミット ヴァッサー・カレッジの演劇科とイエール・オブ・スクール・ドラマを卒業後、 舞台俳優としてスタート。 映画は77年「ジュリア」がデビュー。 「ディア・ハンター」ほかアカデミー賞にノミネートされたのは12回。 「クレイマー、クレイマー」でアカデミー助演女優賞、 「ソフィーの選択」でアカデミー主演女優賞、 「A CRY IN THE DARK」でカンヌ映画祭主演女優賞獲得。 私生活では76年に舞台共演したジョン・カザールと同棲するが、 2年後に癌で死去。 その後、弟の親友の彫刻家ドン・ガンマーと結婚。 79年11月男児誕生。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1977年「ジュリア」「スラップ・シュート」(TM) 1978年「ディア・ハンター」 1979年「マンハッタン」「或る上院議員の私生活」      「クレイマー、クレイマー」 1981年「フランス軍中尉の女」 1982年「殺意の香り」「ソフィーの選択」 1983年「シルクウッド」 1984年「恋におちて」「IN OUR HANDS」 1985年「プレンティ」「愛と哀しみの果て」 1986年「心みだれて」 1987年「黄昏に燃えて」 1988年「クライ・イン・ザ・ダーク」 1989年「シー・デビル」 1990年「ハリウッドに口づけ」 1991年「あなたの死後にご用心!」 1992年「永遠に美しく…」 1993年「愛と精霊の家」 1994年「激流」 1995年「マディソン群の橋」「判決前夜」 1996年「マイ・ルーム」 1997年「誤診」(TM) 1998年「母の眠り」 1999年「ミュージック・オブ・ハート」 2001年「A.I.」(声) 2002年「めぐりあう時間たち」「アダプテーション」 2003年「ふたりにクギづけ」 2004年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」      「クライシス・オブ・アメリカ」 2006年「プラダを来た悪魔」「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 LINDSAY LOHAN  リンゼイ・ローハン 誕生日 1986/7/2 出身 米ニューヨーク 3歳から名門モデルエージェンシーに所属し、 〈GAP〉など60本以上にCM出演。 96年、テレビシリーズ「アナザー・ワールド」で俳優デビュー。 98年「ファミリー・ゲーム 双子の天使」で双子の二役を演じ主演映画デビューし、 ヤング・アーティスト・アワード主演女優賞受賞。 2003年「フォーチュン・クッキー」が大ヒットし、ティーン・アイドルに。 2004年12月、CDアルバム「スピークス」で全米歌手デビュー。 活躍度 △↑ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1998年「ファミリー・ゲーム」◇ 2003年「フォーチュン・クッキー」◇ 2004年「ミーン・ガールズ」◇「彼女は夢みるドラマ・クイーン」◇ 2005年「ハービー 機械じかけのキューピッド」◇ 2006年「ラッキー・ガール」◇「今宵、フィッツジェラルド劇場で」◆ その他の出演者: Woody Harrelson ... Dusty John C. Reilly ... Lefty Tommy Lee Jones ... Axeman Kevin Kline ... Guy Noir Virginia Madsen ... Dangerous Woman Maya Rudolph ... Molly Lily Tomlin ... Rhonda Johnson Marylouise Burke ... Lunch Lady L.Q. Jones ... Chuck Akers Sue Scott ... Donna Tim Russell ... Al Tom Keith ... Sound Effects Man User Rating: 7.3/10 (5,536 votes) オトーサン、 「やはり、高いスコアだな」 User Comments: AMohajer1さん United States 2006年4月19日 驚いた、驚いた リンゼイ・ローハンがこんなにうまい演技ができるとは、 誰が思っていただろう? 私も友人たちも映画フアンだが、 みんな彼女の演技力におどろいていた。 脇役だけどね。 まさか、こんなことを言えるとは。 先に言ったように、これぞ、 リンゼイ・ローハンの真の意味での映画デビュー作なのだ。 でも、彼女は、すばらしいアンサンブルに支えられている。 特に、リリー・トムリンとメリル・ストリープが、 めくるめく演技をみせている。 トムリン、こんなに歳月が過ぎたのに健在だった。 彼女は、ロバート・アルトマン監督のお気に入りだし、 アドリブのやりとりでも引けをとっていない。 いつもながら、彼の監督には、苦い塩っ気がある。 好きなひともキライなひともいるだろうが、 演技の数々がこの映画を夢の世界へと羽ばたかせている。 すばらしい! オトーサン、 「これが遺作なんだ」 ご冥福をお祈りします。 ○巨匠ロバート・アルトマン監督が死去  ハリウッドの大作主義に背を向け、  鋭い洞察力と辛口なユーモアで人間の本質に迫る傑作を  次々と生み出した巨匠ロバート・アルトマン監督が  2006年11月20日夜、入院先の病院で亡くなった。  享年81。  70年の「M★A★S★H マッシュ」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞、  世界的な名声を獲得。  アカデミー賞では5度ノミネートされるが、いずれも受賞を逃し、  今年のアカデミー賞でついに名誉賞を贈られ初のオスカー像を手にした。  人気ラジオショーの舞台裏を描いた群像劇  「ア・プレイリー・ホーム・コンパニオン(原題)」が遺作となった。  その他、「ロング・グッドバイ」「ナッシュビル」「ザ・プレイヤー」  「ショート・カッツ」「クッキー・フォーチュン」「ゴスフォード・パーク」などの  代表作がある。  出典:http://www.allcinema.net/prog/news_details.php?NsNum=2907


英空軍のアメリカ人

オトーサン、 「あまり食指が動かないなぁ..」 戦争映画というよりも、上出来の恋愛映画でした。 原題:A Yank in the R.A.F. (1941) 監督:Henry King 脚本:Karl Tunberg/ Darrell Ware Genre:Romance / War Color:Black and White 上映時間:98分 あらすじ: ティムは、パイロット中のパイロット。 彼は、自分の能力しか信じていない。 NYでなく、カナダに新しい戦闘機を着陸させた。 当時は法律違反だったので、トラブルになるが、 腕を見込まれ、戦時下の英国空軍の爆撃機パイロットになる。 休暇中、昔の恋人キャロルに出会う。 民主主義のために戦おうと空軍の慰問にきていたのだ。 彼は、彼女とよりを戻そうとする。 度重なる任務のなかで、 彼は自分が戦っているものの正体を知っていく。 出演者: Tyrone Power ... Tim Baker(ティム) Betty Grable ... Carol Brown(キャロル) John Sutton ... Group Cmdr. John Morley(ジョン) オトーサン、 「水のしたたる美男子!」 30代後半、タイロン・パワーの全盛期でしょう。 TYRONE POWER  タイロン・パワー 誕生日 1914/5/5-1958/11/15 出身 米オハイオ州シンシナティ 舞台俳優だった父の影響で、シカゴのシェイクスピア劇団に入団後、 父と共にハリウッドに行き、20世紀フォックスにスカウトされる。 38年「スエズ」のヒットで一躍人気スターに。 「シカゴ」「世紀の楽団」とヒットを飛ばす。 58年「ソロモンとシバの女王」撮影中、心臓麻痺で亡くなった。 出演作 1932年「鉄血士官学校」 1934年「お姫様大行進」 1936年「四つの恋愛」 1937年「勝鬨」「狙はれたお嬢さん」「氷上乱舞」 1938年「スエズ」「シカゴ」「世紀の楽団」      「マリー・アントアネットの生涯」 1939年「地獄への道」「雨ぞ降る」 1940年「怪傑ゾロ」「地獄への逆襲」 1941年「血と砂」「英空軍のアメリカ人」 1942年「激闘」「純愛の誓い」「海の征服者」 1943年「潜航決戦隊」 1946年「剃刀の刃」 1947年「征服への道」 1948年「幸福の森」 1949年「狐の王子」 1950年「黒ばら」 1951年「狙われた駅馬車」 1952年「国務省の密使」「荒野の襲撃」 1953年「ミシシッピーの賭博師」「壮烈カイバー銃隊」 1955年「長い灰色の線」「野性の女」 1956年「愛情物語」 1957年「二十七人の漂流者」「月の出の脱走」(ナ)      「陽はまた昇る」「情婦」 BETTY GRABLE  ベティ・グレイブル 誕生日 1916/12/18-1973/7/2 出身 米ミズーリ州セントルイス 第二次大戦中に花開いたセクシー・ミュージカル女優。 幼い頃からダンス、歌を学ぶ。 ハリウッド・プロフェッショナル・スクールに学んだ後、 17歳の時、歌手としてラジオや舞台に出演。 30年に映画デビューし、音楽映画や喜劇映画のコーラスガールとして出演。 40年にフォックスと契約し、ミュージカル女優として活躍。 戦中のアメリカ軍兵士のための慰問用映画の中で ベティは一番のアイドルだった。 73年、肺ガンでカリフォルニア州のセント・ジョーンズ病院で亡くなった。 出演作 1930年「一九三〇年フォックス・フォリイス」「フーピー」 1931年「お転婆キキ」「突貫勘太」 1932年「仰言ひましたわネ」「カンターの闘牛士」      「大帝国行進曲/カヴァルケード」 1934年「コンチネンタル」 1935年「大学の人気者」「女学生大行進」 1936年「艦隊を追って」 1938年「カレッジ・リズム」 1941年「マイアミの月」「英空軍のアメリカ人」 1942年「ロッキーの春風」 1953年「百万長者と結婚する方法」 1955年「私の夫は二人いる」 その他の出演者: Reginald Gardiner ... Flying Officer Roger Pillby Donald Stuart ... Cpl. Harry Baker Ralph Byrd ... Al Bennett Richard Fraser ... Flying Officer Thorndyke Denis Green ... RCAF Flight Lt. Redmond Bruce Lester ... Flying Officer Starling-Richardson Gilchrist Stuart ... Senior Flying Officer Wales Lester Matthews ... Group Captain Frederick Worlock ... RCAF Major H.R. Stone Ethel Griffies ... Lady FitzHugh Fortunio Bonanova ... Louis, Headwaiter at Regency James Craven ... Instructor at Spitfire User Rating: 6.5/10 (183 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞ノミネート ・特殊効果賞 David Atfieldさん Canberra, Australia 1999年6月23日 もっとも魅力的なタイロン・パワー タイロン・パワーは、まさにカリスマ。 ひとり、この映画で輝いている。 驚くべき美貌と気楽さが、この映画の魅力だ。 だが、監督もいいし、 機知のある脚本もいいし、 アカデミー賞を受賞した特殊効果賞もすばらしいし、 撮影も見事だ。 ベティ・グレイブルは、私にはピンとこなかったが、 とても愉快だった。 だが、航空機のシーン、ほとんどが実機なので、 実に力強い景観だった。 ダンケルクの戦いは、見事に再現されていた。 これは戦意高揚映画だ。 アメリカに欧州戦線への参加を促そうというのだ。 だが、さほど愛国的ではない。 いくつかのオリジナルなシーンがある。 例えば、タイロン・パワーが目覚めて、 自分がどこにいるか分からないシーンだ。 カメラは、異常に長く彼の表情をクロースアップする。 われわれもまたどこにいるのか分からない。 恐怖と困惑の入り混じった表情。 われわれも、奇妙な音を聞く。 最後に、彼の表情はリラックスし、 カメラが引いて分かるのは... これ以上は言うまい。 だが、これは実にすてきな監督の決定だ。 ヘンリーキング監督は賞賛されるべきだ。 この映画、楽しめる。 オトーサン、 「ダンケルクって、何?」 ○ダンケルクの戦い 仏の最北端、ベルギー国境から10km地点。  第二次世界大戦の西部戦線における戦闘。  ナチス・ドイツのフランス侵攻の5月24日から6月4日の間に起こった。  ドイツ軍は、ポーランドを手はじめに、  オランダ・ベルギー・ルクセンブルク、さらに北仏に侵攻した。  その卓越した戦車・航空機や火力・機動力によって、  仏・英軍を包囲し、ドーバー海峡に追いつめた。  チャーチルは、35万人の救出を命じ、漁船・ヨットまで動員したが、  3万人が捕虜になり、重装備を失った。  続いて、イタリアがドイツ側につく。  フランスは、ダンケルクから撤退し、パリも占領され、降伏する。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


パヒューム ある人殺しの物語

オトーサン、 見終わった後、週刊文春の映画評をみる。 「おっ、おすぎさん、絶賛だ」 映像の楽しさ、語り口のうまさ。 ド肝を抜く展開!! ラストの破天荒さに拍手喝采!! 香りをはじめて映画化!! 原題:Perfume: The Story of a Murderer (2006) 監督:Tom Tykwer 原作:Patrick S・kind 脚本:Andrew Birkin /Bernd Eichinger/Tom Tykwer Genre:Crime / Drama / Thriller MPAA:Rated R for aberrant behavior involving nudity,       violence, sexuality, and disturbing images. Runtime:147 min Country:Germany / France / Spain Language:English 上映時間:147分 あらすじ: ジャン-バティスト・グルヌイユは、 18世紀のパリの悪臭のなかで生まれた。 優れた嗅覚に磨きをかけて、世界最高の香水を作り出した。 だが、彼の作品には、暗い一面があった。 究極の香水を求めて、生娘の匂いを保存しようとしたのだ。 出演者: Ben Whishaw ... Jean-Baptiste Grenouille( ジャン-バティスト・グルヌイユ) Rachel Hurd-Wood ... Laura Richis(ローラ・リシ) Alan Rickman ... Antoine Richis(アントワーヌ・リシ) Dustin Hoffman ... Giuseppe Baldini(ジュゼッペ・バルディーニ) オトーサン、 「ベン・ウィショー、レイチェル・ハード-ウッド、いいね」 無名の若手俳優が、好演しています。 ベテランのアラン・リックマンやダスティン・ホフマンも、 見事な演技をしていました。 でも、この映画が傑出しているのは、 香水(パヒューム)を主役に仕立てたことでしょう。 ALAN RICKMAN  アラン・リックマン 誕生日 1946/2/21 出身 英ロンドン・ハマースミス グラフィック・デザイナーを経て、 26歳の時、RAMDAに入学。 その後、舞台俳優としてロンドンの ロイヤル・コート・シアターを拠点に現代劇で活躍する。 映画デビューは88年「ダイハード」で テロリストのリーダー、ハンス・グルバー役。 91年「ロビンフッド」で英アカデミー賞助演男優賞、 94年「MESMER」でモントリオール映画祭主演男優賞を受賞。 活躍度 △↑ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1988年「ダイハード」 1990年「ブラッディ・ガン」 1991年「愛しい人が眠るまで」「クローゼット・ランド」      「ロビン・フッド」「クローズ・マイ・アイズ」 1992年「ボブ・ロバーツ」 1994年「恋する予感」 1995年「いつか晴れた日に」 1996年「マイケル・コリンズ」 1997年「ウインター・ゲスト」 1999年「ドグマ」 2000年「ギャラクシー・クエスト」「シャンプー台のむこうに」 2001年「ハリー・ポッターと賢者の石」 2002年「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 2003年「ラブ・アクチュアリー」 2004年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 2005年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」 2006年「パヒューム ある人殺しの物語」 DUSTIN HOFEMAN  ダスティン・ホフマン 誕生日 1937/8/8 出身 米ロサンゼルス 幼少の頃からクラシック・ピアノを正式に習い始め、 ロサンゼルス音楽院を経て、サンタモニカ・カレッジへ。 パサディナ・プレイハウスで演技を学びながら、 58年カレッジを卒業。 ニューヨークのアクターズ・スタジオに入るが、 生活は苦しく、ダンスホールのピアノ弾き、ウエイター、 皿洗い、ビルの掃除人など職を転々。 舞台でも長く活躍できず、 "HARRY, NOON AND NIGHT"のナチ将校役で 8年目にしてようやくオビー賞最優秀男優賞受賞。 67年「TIGER MAKE OUT」の端役で映画デビュー。 同年、「卒業」でアカデミー主演男優賞にノミネート。 「真夜中のカーボーイ」「リニー・ブルース」でもノミネートされ、 79年「クレイマー、クレイマー」でアカデミー主演男優賞受賞。 88年「レインマン」で二度目の受賞を果たした。 私生活では69年元バレエ・ダンサーの女優アン・バーンと結婚。 80年10月リサ・ゴットセーゲンと再婚。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1967年「TIGER MAKES OUT」「100万ドル大捜査」      「卒業」 1969年「真夜中のカーボーイ」「ジョンとメリー」 1970年「小さな巨人」 1971年「ケラーマン」「わらの犬」 1972年「アルフレード・アルフレード 1973年「パピヨン」 1974年「レニー・ブルース」 1976年「大統領の陰謀」「マラソンマン」 1978年「ストレート・タイム」 1979年「アガサ 愛の失踪事件」      「クレイマー、クレイマー」 1982年「トッツィー」 1985年「セ−ルスマンの死」 1987年「イシュタール」 1988年「レインマン」 1989年「ファミリービジネス」 1990年「ディックトレーシー」 1991年「フック」「ビリー・バスゲイト」 1992年「ヒーロー 靴をなくした天使」 1995年「アウトブレイク」 1996年「アメリカン・バッファロー」「スリーパーズ」 1997年「マッド・シティ」「ワグ・ザ・ドッグ 噂の真相」 1998年「スフィア」 1999年「ジャンヌ・ダルク」「マルコヴィッチの穴」 2002年「ムーンライト・マイル」「くたばれ!ハリウッド」「コンフィデンス」 2003年「ニューオーリンズ・トライアル」 2004年「ネバーランド」「レーシング・ストライプス」 「ミート・ザ・ペアレンツ2」 2005年「ハッカビーズ」 2006年「パヒューム ある人殺しの物語」 その他の出演者: Francesc Albiol ... Court Official Simon Chandler ... Mayor of Grasse David Calder ... Bishop of Grasse Richard Felix ... Chief Magistrate Birgit Minichmayr ... Grenouille's Mother Sian Thomas ... Madame Gaillard Michael Smiley ... Porter User Rating: 7.4/10 (9,160 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 あと、0.5点足してもいいくらいです。 User Comments: Nauryaさん Germany 2006年9月13日 批評家は間違っている、すばらしい! 「パヒューム ある人殺しの物語」は、娯楽大作ではない。 批評家がほめたら、おそろしいし、 けなしたら、すばらしいのだ。 この映画、今夜、試写会でみる機会があった。 一驚した。 この映画、ほんとうにいい! オーケー。 われわれは、映画では実際の匂いや香りを嗅ぐことはできない。 だが、イメージと音楽が、主人公のグルヌイユが 生まれ落ちて味わった感動や雰囲気を体験することが可能になる。 映画館で、真の香りを味わう以外に近づけることはできない。 この映画のストーリーは、ナレーションで語られるが、 (多くは、原作からの引用) それでも、とにかくスリリングで、エキサイティングだ。 パトリック・ジュースキントの原作を巧みに脚色している。 不用なわき道を省いて、原作の多くの出来事を生かしている。 (だが、毒ガスの話がカットされているは残念だ!) その結果、上出来の見応えのある映画ができた。 俳優たち、特に、グルヌイユ役のベン・ウィショーは、 実に見事な仕事をやってのけている。 原作同様、グルヌイユは、愛憎入り乱れる人物で、 その天才を愛すべきか、それとも残酷な殺人を憎むべきか迷うだろう。 ベン・ウィショーの半ば狂気の怖ろしい目付きに震えた。 ダスティン・ホフマンは、年老いた冴えない調香師バルディーニを 自信満々演じている... 彼がグルヌイユに傲慢に接する様子がいい。 実は、若者がどんなに優れた才能をもっているか知っているのだ。 バルディーニは、つねに、笑いの種を提供してくれる。 物足りなかったのは、原作ほど野蛮でなかったことだ。 16歳以下視聴禁止を避けるためだろうが、 私見では、原作を読んだのと同様のショックを感じるためには、 野蛮さは必要だったと思う。 例えば、私は原作の最後にショックを受けた。 映画では、何が起きたのか分からないだろう。 だが、この映画は、実にスリルのある物語で、 見事に映像化されている。 「パヒューム ある人殺しの物語」、 見に行くべし! 失望することはないだろう。 オトーサン、 「そういえば、最近、ドイツ映画が元気だな」 ○ドイツ映画界のクリエイティブなアーチストたち  最近はヒット作が続いているおかげで、  2006年のドイツ映画の国内シェアは数十年ぶりに25%に達した。  成功作品としては、トム・ティクヴァーの「香水 ある人殺しの物語」、  オットー・ヴァールケスの「7人の小人 ウッド・イズ・ノット・イナフ」、  あるいはゼンケ・ヴォルトマンの「ドイツ- 夏物語」があげられる。 ベルント・アイヒンガーが75億円をかけて制作した 「香水 ある人殺しの物語」は、ドイツで530万人の観客を動員した。 センセーションを巻き起こしたのは、 新進監督ドナースマルクの「善き人のためのソナタ」。 ドイツ映画賞の金賞、ヨーロッパ映画祭最優秀作品賞、 アカデミー賞外国語映画部門にドイツの代表作品になった。 主役のウルリッヒ・ミューエはヨーロッパ映画祭主演男優賞を受賞。  ドイツで160万人の観客を動員し、世界30カ国に配給される。  マルティーナ・ゲーデックは、ヨーロッパ映画賞の最優秀女優賞にノミネート、  秋には、シュテファン・クローマー監督の「2004年の夏」に出演し、  今年のカンヌ国際映画祭で脚光を浴びた。  ドイツ映画界のスターといえば、  フランシス・フォード・コッポラ監督が戦前を描いた新作  「Youth Without Youth」に出演したアレクサンドラ・マリア・ララ。  シューティングスター賞を受賞したユルゲン・フォーゲルは  現在、ゼバスティアン・シッパー監督の雰囲気満点のロードムービー作品  「僕の友人の一人」でアウトバーンを走り回っている。  有能な新人を輩出しているベルリンのXフィルム・クリエイティブ・プール社の  映画で有名になったのは、共演者のダニエル・ブリュール。  旧東ドイツを絶妙なタッチで描いたコメディ「グッバイ、レーニン」で  世界的に有名になった。  ドイツ映画がルネッサンス時代を迎えることができたのは、  ベルリン国際映画祭のディレクター、ディーター・コスリックが  2002年の就任時に大胆なドイツ映画のイメージチェンジを行ったおかげ。  ハンブルク在住のファティ・アキン監督は、「愛より強く」で、  金熊賞を受賞し一躍有名になり、現在は「反対側」を制作中。  カメラの後ろ側でも、クリエイティブな新人が頭角を表している。  ラインハルト・クロースとホルガー・タッペの二人は、  手間のかかるCGIアミメーションを使って  「アウグスブルガー・プッペンキステ」というマリオネット劇団でお馴染みの  「氷から生まれた小さな恐竜ウルメル」という作品を映画化した。  アイヒンガーのコンスタンティン映画配給会社は、  続編「不思議の国のウルメル」の制作を発表した。 出典:http://www.osaka-kobe.diplo.de/Vertretung/osaka/ja/01/Nachrichten    /Film__Kreativ__Kuenstler.html


ワイルド・グリズリー

オトーサン、 「クマの映画か」 巨大熊がひとを食うのは、只事でないはず。 でも、最近の日本では、そんなニュースばかり。 映画になるのかなぁ? 原題:Wild Grizzly (1999) (TV) 監督:Sean McNamara 原作:Michael Jacobs /Jeff Phillips 脚本:Jeff Phillips /Sean McNamara MPAA:Rated PG for wildlife violence/peril and brief language. Genre:Drama / Horror 上映時間:89分 あらすじ: 都会っ子ジョシュは、母レイチェルと モンタナの寒村に引っ越してくる。 何もかもイヤになって、投げた石が森林保護官の クルマのガラスを割ってしまう。 代金弁済のために、捕獲された熊の世話をすることになる。 次第に子熊へ愛情が芽生えてきたが、 保険金目当ての連中が、熊を檻から出してしまい、 ジョシュが犯人と疑われる。 続々と犠牲者が出てくるなかで、 巨大な熊の襲撃をどう防ぐか、 ジョシュは、フランクの娘テリーと協力しながら、 策を練り、実行に移そうとするのだが... 出演者: Riley Smith ... Josh Harding(ジョシュ) Courtney Peldon ... Terri Bradford(テリー) Fred Dryer ... Ranger Frank Bradford(フランク) Michele Greene ... Rachel Harding(レイチェル) オトーサン、 「可もなし、不可もなし」 TV映画ですから、役者もそれなり、演技もそれなり。 4人とも、海外映画俳優マガジンに出ていませんでした。 その他の出演者: Steve Reevis ... Jack Buck Daniel Baldwin ... Harlan Adams Brendan O'Brien ... Earl John O'Hurley ... Mayor Sam Ron Rogge ... Deputy Phillips Valerie Bickford ... Reporter Christopher Doyle ... Dad Tarren Noel Wilson ... Heather Patrick Ecclesine ... Deputy Powell Carlos Sanchez ... Deputy Sanchez User Rating: 4.4/10 (104 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 User Comments: Frederique-Miquelさん France 2006年12月31日 きれいな気持ちになる 典型的な10代映画。 英雄視していた父を失った可哀想な少年と 過保護の母親が、道の田舎町にやってくる。 野生の凶暴な熊を救おうとする。 荒れる原因は、歯痛だったのだ。 ステレオタイプな悪漢どもが、 保険金目当てで母熊を殺そうとする。 信じられないような細部に目をつぶるならば、 サスペンスも、俳優たちも、サイコーだ。 とくにいいのは、Michele Greene。 ヒステリカルな母親を演じている。 森林保護官役のFred Dryerがいい。 有能で、毅然として、人のために働いている。 だが、2人の若手については、将来に期待しよう。 この映画、役に立つ。 クマがテディ・ベアとは違うことが分かるのだから。 オトーサン、 「分かったけれど...  クマとグリズリーとは、どうちがうの?」 ○グリズリー  哺乳綱/ネコ目/クマ科/クマ属/ヒグマ/ハイイログマ 北アメリカに生息するクマ科の猛獣で、ヒグマの一亜種。 日本に生息するエゾヒグマと近縁種である。 ハイイログマの最大級個体には体重が450kg以上に達するものもある。 平均的な大きさは日本のヒグマとあまり変わらない。 肩のコブがより盛り上がっている。 日本でもグリズリーという英名の方がよく知られる。 絶滅したカリフォルニア・グリズリーは平均でも、  今のグリズリーの最大級ぐらいだった。  かつては北アメリカ大陸に幅広く生息していたが、  開発に伴って生息域が減少し、今ではアラスカとイエローストーン国立公園のみ。  絶滅危惧種保護法発効以来、個体群数は回復の傾向にあるが、  放牧業を営む畜農家との軋轢、拡大する住宅地、観光客との接触、交通事故など、  人とグリズリーとの共存は容易ではない。  北米では、内陸に棲む同種をグリズリー、沿岸にするのをヒグマ (Brown Bear)  と呼ぶことが多いが、実際のところ、ヒグマと区別する明確な基準はない。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


鮮血の情報

オトーサン、 「おお、ジェームス・キャグニーだ」 ギャグニーといえば、冷酷非情なギャングスター。 そのアクの強いキャラが楽しめるでしょう。 原題:13 Rue Madeleine (1947) 監督:Henry Hathaway 脚本:Sy Bartlett/John Monks Jr./James L. Shute Genre:Thriller / War Color:Black and White 上映時間:95分 あらすじ: 出だしは、ドキュメンタリー・スタイル。 そして、敵地に乗り込んだ第2次世界大戦中の 戦略事務局(CIAの前身)エージェントの活躍を追う。 そのグループのひとつに、ドイツのスパイが潜入していた。 リーダーのボブたちは、この事実を知ったうえで、 そいつに欧州進攻についての偽情報をつかませようとする。 その一方で、エージェントがフランスに行き、 V-2ロケットの秘密基地を発見しようとする。 だが、ドイツのスパイは、それを見抜き、エージェントを殺す。 ボブは、捨て身の覚悟で単身敵地に乗り込むことにする。 出演者: James Cagney ... Robert Emmett 'Bob' Sharkey(ボブ) Annabella ... Suzanne de Beaumont(スザンヌ) Richard Conte ... Kuncel(クンネル) オトーサン、 「いいねぇ、この笑顔!」 拷問に耐え、ついに連合軍の爆撃開始。 任務を達成した満足感で、かれは微笑むのです。 でも、次の瞬間、彼は味方の爆撃で死ぬ運命にあるのです。 映画史上に残る名場面ではないでしょうか。 好演した通信兵スザンヌ役の女優さんの経歴もみておきましょう。 JAMES CAGNEY  ジェームス・キャグニー 誕生日 1899/6/17-1986/3/30 出身 米ニューヨーク 出演作 1930年「地獄の一丁目」 1931年「千萬長者」「民衆の敵」「夜の大統領」「腕の男」 1932年「タクシー」「群衆の歓呼」「挙闘のキャグネー」 1933年「駄々っ子キャグニー」「地獄の市長 「フットライト・パレード」「スター悩殺」 1934年「偽者紳士」「彼女の男」「これがアメリカ艦隊」「運ちゃん武勇伝」 1935年「太平洋攻防戦」「Gメン」「頑張れキャグニー」「真夏の夜の夢」      「シスコ・キッド」「無限の青空」 1936年「グレート・ガイ」 1937年「キャグニーハリウッドへ行く」 1938年「汚れた顔の天使」 1939年「オクラホマ・キッド」「我れ暁に死す」「彼奴は顔役だ!」 1940年「熱帯」「栄光の都」 1941年「いちごブロンド」 1942年「空軍の暴れん坊」「ヤンキー・ドゥドゥル・ダンディー」 1943年「キャグニーの新聞記者」 1946年「鮮血の情報」 1949年「白熱」 1950年「明日に別れの接吻を」 1951年「六年目の疑」 1952年「栄光何するものぞ」 1955年「追われる男」「情欲の悪魔」「ミスタア・ロバーツ」 「エディ・フォイ物語」 1956年「悪人への貢物」 1957年「千の顔を持つ男」 1959年「地獄で握手しろ」 1960年「太平洋紅に染まる時」 1961年「ワン・ツー・スリー」 1968年「アリゾナの勇者」(ナ) 1981年「ラグタイム」 ANNABELLA  アナベラ 誕生日 1909/7/14-1996/9/18 出身 仏バシンサンイレール 26年「ナポレオン」で映画デビュー。 33年「巴里祭」の花売り役で人気に。 35年「戦ひの前夜」でベネチア映画祭主演女優賞受賞。 出演作 1926年「ナポレオン」 1930年「掻払ひの一夜」「巴里の屋根の下」「ル・ミリオン」 1932年「春の驟雨」 1933年「君と暮せば」「巴里祭」 1934年「モスコウの一夜」「キャラバン」 1935年「最後の戦闘機」「戦ひの前夜」ベネチア映画祭女優賞      「ヴァリエテ」「地の果てを行く」 1936年「夜の空を行く」 1937年「暁の翼」「UNDER THE RED RODE」「素晴らしき接吻」 1938年「北ホテル」「THE BARONESS AND THE BUTLER」「スエズ」 1939年「BRIDAL SUITE」「ESCAPE FROM YESTERDAY」 1943年「TONIGHT WE RAID CALAIS」「BOMBER'S MOON」 1946年「鮮血の情報」 1947年「永遠の争い」 その他の出演者: Frank Latimore ... Jeff Lassiter Walter Abel ... Charles Gibson Melville Cooper ... Pappy Simpson Sam Jaffe ... Mayor Galimard Dick Gordon ... Psychiatrist Horace McMahon ... Burglary instructor User Rating: 6.9/10 (468 votes) オトーサン、 「もっと高いスコアでもいいのでは」 User Comments: planktonrulesさん Bradenton, Florida 2005年7月16日 第2次世界大戦中のスパイを描く卓越の小品 ジェームス・キャグニーは、この映画のスターだが、 ほとんど表には出てこない。 代わりに、ストーリーは、戦略事務局(O.S.S.)エージェントの 訓練風景や敵地に配置される様子を描いている。 私が好きだったのは、 どうやって一人前になっていくのか。 -例えば、欧州流の食事スタイルを学ぶとか。 (いつも、左手にフォークをもっている) キャグニーは、訓練中に常に顔を出している。 前線に赴くのは、秘密任務が暴露されて、 チームメンバーを救いに行くのである。 その間、映画はチームメンバーたちに焦点をあてる。 彼らは、フランスにおけるナチの脅威を除く努力をするのだ。 すばらしかった。 脚本、ペース、そして演技の順に。 オトーサン、 「見事な監督ぶりだった!」 B級映画の監督ですが、なかなかのものです。 HENRY HATHAWAY  ヘンリー・ハサウェイ 誕生日 1898/3/13-1985/2/11 出身 米カリフォルニア州サクラメント 監督作 1932年「砂漠の遺産」「白馬天国」 1933年「森の男」「燃ゆる山道」「轟く天地」      「最後の一人まで」「幽霊牧場」 1934年「女装陸戦隊」「国境の狼群」「久遠の誓ひ」      「猫眼石怪事件」 1935年「ベンガルの槍騎兵」「永遠に愛せよ」      「浮気名女優」「丘の一本松」 1937年「海の魂」「北海の子」 1939年「暁の討伐隊」 1941年「丘の羊飼い」「砂丘の敵」 1944年「勝利の園」 1945年「Gメン対間諜」「愛への旅路」 1946年「鮮血の情報」 1947年「死の接吻」 1948年「出獄」 1949年「海の男」 1950年「黒ばら」 1951年「砂漠の鬼将軍」「狙われた駅馬車」 1952年「国務省の密使」「人生模様」(挿話) 1953年「ナイアガラ」「蛮地の太陽」 1954年「悪の花園」「炎と剣」 1955年「スピードに命を賭ける男」 1956年「黒の誘拐」「脱獄囚(別題/瓶の底)」 1957年「失われた者の伝説」 1958年「向う見ずの男」 1959年「愛は憎しみの彼方に」 1960年「アラスカ魂」「賭場荒し」 1962年「西部開拓史」(挿話) 1964年「サーカスの世界」「人間の絆」(共) 1965年「エルダー兄弟」 1966年「ネバダ・スミス」 1967年「サハリ!」 1968年「五枚のカード」 1969年「勇気ある追跡」 1971年「ロンメル軍団の叩け」「新・ガンヒルの決闘」 次に、IMDbで詳しく。 ヘンリー・ハサウェイは、 舞台女優とマネージャーの息子である。 Allan Dwan監督の西部劇に子役として出演した。 第2次世界大戦中、俳優活動は中断する。 除隊後、ファイナンスの世界に身を置くが、 ハリウッドに戻り、有名監督の助監督になる。 例えば、Frank Lloyd、Paul Bern、Josef von Sternberg、 そしてVictor Flemingである。 特に、Victor Flemingの成功に寄与している。 監督デビュー作は、西部劇「砂漠の遺産」(1932)である。 そのスタイルは、単純明快で、 同時に、彼の多くの映画は、 驚異的な視覚効果とめずらしいロケーションが特徴である。 俳優たちに厳しいことで知られていたが、 何人かの役者、例えば、ジョン・ウェインやマリリン・モンローは、 彼に育てられたようなものだった。 だが、ハサウェイは、非常な成功を収めた。 ハリウッドのスタジオ・システムともうまくやっていた。 だが、批評家たちは、あまり注目しなかった。


ローレライ

オトーサン、 「紛らわしいなぁ」 どうしたって、あの名曲を思い出しまよね。 ♪なじかは知らねど 心わびて  でも、こちらは、まったくちがうもの。 ♪なぜかは知らねど 心わびしの映画でした。 原題:ローレライ(2005) 監督:樋口真嗣 原作:福井晴敏 脚本:鈴木智 Genre: Drama/ Action/ War 上映時間: 128分 あらすじ: オトーサン、 「IMDBに出ていないなぁ」 1945年8月。 広島に原爆が投下される。 日本軍はドイツから接収した潜水艦"イ507"に望みを託す。 ”ローレライ”を搭載する"イ507"に課せられた任務は、 南太平洋の原爆搭載機の発進基地の奇襲。 この無謀としか思えぬ作戦を遂行するのは、 艦長・絹見をはじめとして、クセのある兵隊ばかりだった...   出演者: 役所広司 .... 絹見真一 柳葉敏郎 .... 木崎茂房 妻夫木聡 .... 折笠征人 香椎由宇 .... パウラ・アツコ・エブナー オトーサン、 流石の役所さんも、柳葉さんも、いまいち。 臭い演技を要求されたのでしょう。 若手2人がたまーにいい表情をみせています。 その他の出演者: 石黒賢 .... 高須成美 粟根まこと .... 船田家光 塚本耕司 .... 鍋坂定夫 井上肇 .... 西島昭司 近藤公園 .... 唐木義高 KREVA  .... 小松機関員 國村隼 .... 時岡纏 佐藤隆太 .... 清永喜久雄 ピエール瀧 .... 田口徳太郎 小野武彦 .... 岩村七五郎 ゴードン・ウェルズ .... エリック大尉(退役後) コルター・アリソン .... エリック大尉 タイロン・パワー・Jr .... フレッド・ジェイコブス艦長 阿川佐和子 .... 西宮桂子 橋爪功 .... 西宮貞元 野口雅弘 .... 稲垣定国 大河内浩 .... 江藤浩輔 佐藤佐吉 .... 高部佐吉 忍成修吾 .... 土谷侑 江畑浩規 .... 中村政之助 平賀雅臣 .... 森本広大 鶴見辰吾 .... 大湊三吉 伊武雅刀 .... 楢崎英太郎 上川隆也 .... 作家 堤真一 .... 浅倉良橘 User Ratings: - オトーサン、 「5点台の前半だろうな」 User Commnents: Nakaさん 2006年1月7火 力いれて作ったのはわかるが・・・ 聞いてはいたが、ほんとに何から何までアニメ(風の)映画だった・・・。 まさに「宇宙戦艦ヤマト」とかに夢中になった人が好む(そして作った)映画だ。 確かにCGの安っぽさが目立つが、慣れてしまえば許せるし、そこそこ迫力があった。 作品の完成度も(少なくとも)「亡国のイージス」よりはいいかと。 しかしあくまでも「期待していなかった」ことと、 上記した通り「アニメ風であること」を踏まえた上でのこと。 酷な比較だと思うが、やはり洋画と比べるとまだまだか。 ドラマも盛り上がりに欠ける。 それに今に始まったことじゃないが「亡国〜」同様、 ハリウッド映画から“そのまま”持ってきた様なシーンが多い。 そういう所が直せないと、いくら迫力があっても邦画は良くならないと思う。 完成度の面では「亡国〜」より上回るとは書いたが、 今後この手の戦争大作を作るなら「亡国〜」のようなものを期待したい。 頑張れ、日本映画。 オトーサン、 「歌でも歌うか」 ♪なじかは知らねど 心わびて   昔の伝えはそぞろ身にしむ   わびしく暮れゆくラインの流れ   入り日に山々 あかくはゆる  うるわし乙女の 岩に立ちて   黄金の櫛とり 髪の乱れを ときつつ口ずさむ   歌の声の くすしきちからにたまもまよう  こぎゆく舟人 歌にあこがれ   岩根も見やらず 仰げばやがて 波間に沈むる   人も舟も くすしきまが歌 歌うローレライ   この歌に魅せられてライン川下りをしました。 「おお、あれがそうなんだ」  でも、どうっていうことのない岩山でした。 勿論、妖艶な美女もいません。


ドリームキャッチャー

オトーサン、 「題名はいいなぁ」 夢をつかむひとって、いいですよね。 青年よ大志を抱け。初心を忘れず。 でも、この映画、全く別の方向に向かうのです。 原題:Dreamcatcher (2003) 監督:Lawrence Kasdan 原作:Stephen King (novel) 脚本:William Goldman/ Genre:Drama / Fantasy / Horror / SF / Thriller Rated R for violence, gore and language. Country:USA / Canada Language:English 上映時間:136分 あらすじ: メイン州の町に住む4少年、 ジョンジー、ヘンリー、ピート、ビーバーは ある日、いじめられっ子のダディッツを助け、 お礼に不思議な力を与えられる。 長じても、そのパワーが受けつがれている。 ジョンジーは、交通事故にあうが、一命を取りとめるのだ。 4人は、森の狩猟小屋で楽しく再会するが、 そこで、とんでもないことが起きるのだった。 出演者: Andrew Robb ... Young Duddits(ダディッツ) Morgan Freeman ... Col. Abraham Curtis(カーチス) Damian Lewis ... Gary 'Jonesy' Jones(ジョンジー) Jason Lee ... Joe 'Beaver' Clarenden(ビーバー) オトーサン、 「この2人が印象的だったな」 いじめられっ子のダディッツを演じた少年、 そして、ビーバー役のジェイソン・リー。 この種の映画では、モンスターが主役、 よほどアクが強くないと、役者は印象に残りませんよね。 JASON LEE  ジェイソン・リー 誕生日 1970/4/25 出身 米カリフォルニア州 95年「モール・ラッツ」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1995年「モール・ラッツ」デビュー 1998年「チェイシング・エイミー」      「エネミー・オブ・アメリカ」◆ 1999年「ドグマ」◆「マムフォード先生」 2000年「あの頃ペニー・レインと」◆ 2001年「バニラ・スカイ」◆「ハートブレイカー」      「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 2002年「ドリームキャッチャー」「キャンパス・クレージー」      「オトコのキモチ」 2004年「世界で一番パパが好き」▲「Mr.インクレディブル」(声) その他の出演者: Thomas Jane ... Dr. Henry Devlin Timothy Olyphant ... Pete Moore Tom Sizemore ... Lt. Owen Underhill Donnie Wahlberg ... Douglas 'Duddits' Cavell Mikey Holekamp ... Young Henry Reece Thompson ... Young Beaver Giacomo Baessato ... Young Jonesy Joel Palmer ... Young Pete Eric Keenleyside ... Rick McCarthy Rosemary Dunsmore ... Roberta Cavell Michael O'Neill ... Gen. Herman Matheson User Rating: 5.2/10 (15,796 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 rbverhoefさん The Hague, Netherlands 2003年9月9日 出だしはいいが、ひどく悪くなっていく この映画の出だしは、実に面白い。 だが、モーガン・フリードマンが出てくるあたりから、 まったくのクソ映画になる。 出だしで予想していたのは、超自然スリラー。 だが、不吉なSFホラーになってしまった。 言ってみれば、ステファン・キングの"Sleepwalkers"のようだ。 ステファン・キングの原作を映画化するのは、難しい。 異星や異次元の不思議な化け物などが出てくる場合には。 「ランゴリアーズ」が、いい例だ。 これも出だしは面白いが、化け物が出現するとアホらしくなる。 そちらでは、出てくるのに間があるが、 こちらでは、4分の1で出てきてしまう。 私が言う面白い超自然な部分とは、 4人の友人たち、ヘンリ、ビーバー、ジョーンジー、ピートが出てくるあたり。 知恵遅れのいじめられっ子ダディッツは、 超自然の能力をもっていて、それを少年たちに分け与えるのだ。 大人になっても、彼らは超能力を保ち続ける。 そんな風にして、映画ははじまる。 テレパシー能力があるのだ。 見知らぬひとの言うことが分かる。 しゃべらないでも、言いたいことが仲間には通じる。 そんなことが、開幕シーンで、披露されている。 4人の友人たちが、森に狩りに出かけたあたりから、 事態は悪化する。 それは、彼らにとってだけでなく、映画そのものにとっても。 これ以上、筋書きを話すのはやめよう。 この映画、ちっとも怖くも、面白くもない。 唯一楽しめたのは、 空から雪が降ってきて演技もいいシーンだ。 2時間と10分は長すぎる。 こうしたアホな予想しやすい映画を見るのは、 時間の浪費だ。 原作を読んで、想像をめぐらしたほうがいい。 オトーサン、 「巨大ヒルか、どうせフィクションだろう」 えてして、化け物の正体が分かると興ざめですが、 この映画も同様でした。 噛みつかれると、首筋に赤い傷口や痣が出るのです。 ぬめぬめして、気持ちの悪いこと。 でも、この際、こわがってばかりいないで、 ヒルについてお勉強しましょう。 「...へぇ、巨大ヒルって、いるんだ」 ○ヒル  環形動物門ヒル網に属する生物。  雌雄同体。  体長0.2〜40cmで淡水に住むが、陸上や海水に住むものもある。  体の前後端に吸盤を持つ。  大型動物の血を吸うが、そうでないものもある。  外見上は多くの体節を持つように見えるが、  ほとんどは環状のしわで、体節は34である。  感覚器は見えないが、体前方の背面に眼点がある。  大きなものには、ヤツワクガビルがいる。  全長は50cmを越え、全身鮮やかな黄色に黒の縦スジ。  湿った地面に住み、40cmもの大型ミミズを丸飲みにする。  人間は、川に入っているときや登山中に吸われる。  痛みはないが、なかなか血が止まらない。  処置としては、煙草の火や煙や殺虫剤を浴びせて離れさせる。  患部から血を絞り出し、水洗い、消毒した後に  絆創膏で止血する。アンモニアは使用してはならない。  他方、血の凝固を防ぐので、古来から薬として用いられている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


“アイデンティティー”

オトーサン、 「いい映画やってるなぁ」 テレビ東京の木曜洋画劇場です。 午後9時からといい時間に放送しています。 看板番組らしく、いい映画が選ばれています。 原題:Identity (2003) 監督:James Mangold 脚本:Michael Cooney Genre:Horror / Mystery / Thriller / Drama Rated R for strong violence and language. 上映時間:90分 あらすじ: いろんな人生を歩んできた人々、 映画女優をエスコートしてきたリムジンの運転手、 息子連れの夫婦、犯人を護送中の警官、 売春婦、若いカップル、そしてモーテルの管理人が、 人里は離れたネバダ州のモーテルに閉じこめられる。 ひとりずつ殺されていくにつれて、 彼らは、何か別の理由で、ここにいるようだと思いはじめる。 緊張感がめらめら燃え上がり、犯人が名指される。 どん底の叫び、なぜ、ここにいるのか? 一方、地名を伏せたある場所で、再審事件を扱う心理学者が、 殺人罪で告発された男が無実であることを立証しようとしていた。 この2つの話は、一体どこで結びつくのだろうか? 出演者: John Cusack ... Ed (エド) Ray Liotta ... Rhodes(ロード) Amanda Peet ... Paris(パリス) オトーサン、 「なぜなんだろう、この説得力の源は?」 ジョン・キューザック、毎度のことですが、 いつもその演技に引き込まれてしまいます。 目付きでしょうか、語り口でしょうか、 それとも、物腰でしょうか? JOHN CUSACK ジョン・キューザック 誕生日 1966/6/28 出身 米イリノイ州シカゴ 姉はアン・キューザック、ジョーン・キューザック、 兄はビル、妹にスージーがいる。全員俳優。 幼少からCMに出演。 ピヴン・シアター・ワークショップで学ぶ。 83年「恋のスクランブル」で映画デビュー。 活躍度 ◎↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1983年「恋のスクランブル」 1984年「グランビューU・S・A」「すてきな片思い」 1985年「シュア・シング」 1986年「スタンド・バイ・ミー」「やぶれかぶれ一発勝負」       「ワン・クレイジー・サマー」「ナティ物語」 1987年「トラブル・バケーション」「ブロードキャスト・ニュース」 1988年「エイトメン・アウト」「テープヘッズ」 1989年「シャドー・メーカーズ」「セイ・エニシング」 1990年「グリフターズ/詐欺師たち」 1991年「トゥルー・カラーズ」 1992年「ウディ・アレンの影と霧」「蜃気楼ハイウェイ」      「ボブ・ロバーツ」「ザ・プレイヤー」「ボブ・ロバーツ」 1993年「心の地図」「ビッグ・マネー・ブルース」 1994年「ブロード・ウェイと銃弾」「ケロッグ博士」 1996年「訣別の街」「スマイル・ライク・ユアーズ」 1997年「アナスタシア」(声)「コン・エアー」◆      「ポイント・ブランク」◇「真夜中のサバナ」 1998年「シン・レッド・ライン」◆「フィオナが恋していた頃」◆ 1999年「狂っちゃいないぜ!」◇「マルコヴィッチの穴」◇      「クレイドル・ウィル・ロック」◆「シカゴ・ドライバー」◇      「ジャック・ブル」(TM) 2000年「ハイ・フィデリティ」◇ 2001年「アメリカン・スウィートハート」◇「セレンディピティ」◇ 2002年「アドルフの画集」「アダプテーション」▲ 2003年「“アイデンティティー”」◇「ニューオーリンズ・トライアル」◇ 2005年「理想の恋人.COM」◇「アイス・ハーヴェスト 氷の収穫」◇ RAY LIOTTA  レイ・リオッタ 誕生日 1955/12/18 出身 米ニュージャージー州ニューアーク マイアミ大学を卒業後、ニューヨークで舞台に立ち、テレビにも出演。 83年「LONELY LADY」で映画デビュー。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1986年「サムシング・ワイルド」 1988年「ニッキーとジーノ」 1989年「フィールド・オブ・ドリームス」 1990年「グッドフェローズ」 1992年「不法侵入」「ドク・ソルジャー/白い戦場」 1994年「コリーナ、コリーナ」「ノー・エスケイプ」 1995年「ダンボ・ドロップ大作戦」 1996年「アンフォゲッタブル」 1997年「コップランド」◆「乱気流/タービュランス」◇ 1998年「フェニックス」◇ 1999年「人妻」 2001年「ハンニバル」◆「ブロウ」◆「ハートブレイカー」 2002年「ジョンQ」◆「チェーン・オブ・ファイア」「NARC ナーク」◇ 2003年「“アイデンティティー”」◇ 2004年「コントロール」「ラスト・ショット」 その他の出演者: John Hawkes ... Larry Alfred Molina ... Dr. Malick Clea DuVall ... Ginny John C. McGinley ... George York William Lee Scott ... Lou Jake Busey ... Robert Maine Pruitt Taylor Vince ... Malcolm Rivers Rebecca De Mornay ... Caroline Suzanne Carmen Argenziano ... Defense Lawyer Marshall Bell ... District Attorney Leila Kenzle ... Alice York Matt Letscher ... Assistant District Attorney User Rating: 7.3/10 (28,536 votes) オトーサン、 「ホラーにしては高いスコアだ」 User Comments alexandros85sofさん Greece 2005年2月23日 予想できず、エキサイティングな ミステリ−とホラーに満ちた心理スリラー。 まず言いたい。 この映画は見る価値がある。 現存する最高の心理スリラーだ。 この種の映画が好きなひとに大いに推薦したい。 筋書きは実にいい。 ひねりもあって、配役は飛びぬけていい。 ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、 アマンダ・ピート、ジョン・ホークが最高の演技をし、 その結果は、すばらしいものだ。 冒頭にある沢山の回想シーンがいい。 さらに、映画全体のアイディアがバツグンである。 その一方で、率直に言えば、 過度の流血や殺人があるのは、あまり感心できない。 この映画の大部分は、殺人に集中しているからだ。 もうひとつ好きでないのは、降り続く雨だ。 何度も何度も豪雨というのは、飽き飽きする。 さらに、多くのひとと違う点だが、結末がいい。 予測できないのだ。 それに、結末が容易に分からない数少ない映画だ。 実に興味深く、私は、椅子にしがみついてしまった。 より詳しく言うと、我を忘れるのだ。 Peerの熱い存在を忘れるべきではないだろう。 彼女の配役能力を超えて、映画を色どっている。 最後に、何が起きているか分かるには、 この映画に100%集中すべきだ。 これは、理解しづらい映画のひとつだからだ。 観客をミステリーに投げこみ、 同時に、あれこれ考えてしまう。 だが、その予想は最後には裏切られるのだが。 10点満点で、少なくとも9点はあげたい。 オトーサン、 「この監督、すごい。どんなひと?」 JAMES MANGOLD  ジェームズ・マンゴールド 誕生日 1963/12/16 出身 米ニューヨーク・ハドソンバレー 映画監督・脚本家。 コロンビア大学のフィルム・スクールで学び、 カリフォルニアのCalArtsで、演技と映画を学んだ。 「君に逢いたくて」で、サンダンス映画祭審査員賞を受賞。 監督作 1995年「君に逢いたくて」 1997年「コップランド」 1999年「17歳のカルテ」 2001年「ニューヨークの恋人」 2003年「“アイデンティティー”」 2005年「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」 オトーサン、 「IMDb、さぼってるな。 もっと詳しい情報ないかな?」 Yahoo! Moviesにあったので、翻訳し、 年表形式でまとめてみました。 ○年表  1963 12/16、父ロバート、母シルビアの間に生まれる。     父は抽象画家、母は風景画家。     近所は、警官や消防士で疎外感を味わう。   1975 12歳、父が8ミリカメラを買ってくれたので、     アニメとライブ・アクション映画をつくる。  1985 California Institute of the Artsを卒業する。     短編映画"Barn"がエージェントに見いだされ、     ディズニー映画と1年契約を結ぶ。  1986 TV映画"Deacon Street Deer"の脚本を書く。  1988 ディズニーのアニメ映画 "Oliver & Company" で脚本家デビュー。 5000万ドルのヒット作になる。     "Deacon Street Deer"の監督になるが、3日で首になり、     スタジオシステムに幻滅する。     小説に取り組むが、ここは自分の場所ではないと自覚。  1989 NYに戻り、コロンビア大学の映画科に入る。  1991 アカデミー賞を受賞した監督Milos Formanの     上級脚本・監督セミナーに入り、修士課程卒業。     この間に「君に逢いたくて」("Heavy") の構想が芽生える。  1996 監督デビュー作「君に逢いたくて」は、ヒットしなかったが、     カンヌ、サンダンス、トロントで受賞し、自信を回復する。 1997 「コップランド」は、低予算のインディペンデント映画。     スタローンとデニーロが出演し、ヒットした。     1999 「17歳のカルテ」がヒットし、批評家にも好評だった。     アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー賞を受賞。 2001 "Kate & Leopold" を脚本・監督。     メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマンが出演した     タイムトラベル・ロマンティック・コメディだった。     そこそこヒットしたが、批評家たちは路線変更に疑問を呈した。  2003 スリラー「“アイデンティティー”」     ヒッチコックの「サイコ」を思わせる作品だった。  2005 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」でも、路線を変更した。   伝説のカントリーミュジシャン、ジョニー・キャッシュの伝記で、     キャッシュ役は、ホアキン・フェニックス。     ジューン・カーター役に、リース・ウェザースプーン。     "Tree/Line"を監督。     彼の母親であるアーチストSylvia Mangold Plimackのドキュメンタリー。     彼女のミュージアムショウもある。  出典:http://movies.yahoo.com/movie/contributor/1800022028/bio


ボビー

オトーサン、 「封切りの映画ないかな?」 全体に不作ななかで、光るのがこの映画。 内容をあまり知らずに見に行きました。 原題:Bobby (2006) 監督・脚本:Emilio Estevez Genre:Drama 上映時間:120分 Country:USA Language:Spanish / English あらすじ: 1968年6月6日に暗殺された アメリカ合州国・上院議員ロバート・F・ケネディ。 この物語は、彼が殺されたアンバサダーホテルに居合わせた 22人に焦点をあてた物語である。 出演者: Sharon Stone ... Miriam(ミリアム) Demi Moore ... Virginia Fallon(ヴァージニア) Laurence Fishburne ... Edward Robinson(エドワード) Freddy Rodriguez ... Jose(ホセ) Heather Graham ... Angela(アンジェラ) Martin Sheen ... Jack(ジャック) Helen Hunt ... Samantha(サマンサ) オトーサン、 「オールスターキャストだ!」 誰が上手下手とか、 どうのこうのというレベルではありません。 それぞれの人生を 精一杯生きていれば、それでいいのです。 それで十分なのです。 その他の出演者: Anthony Hopkins ... John Casey Ashton Kutcher ... Fisher Nick Cannon ... Dwayne Lindsay Lohan ... Diane Elijah Wood ... William Christian Slater ... Timmons Harry Belafonte ... Nelson Joy Bryant ... Patricia Emilio Estevez ... Tim Fallon Brian Geraghty ... Jimmy Joshua Jackson ... Wade Shia LaBeouf ... Cooper William H. Macy ... Paul Svetlana Metkina ... Lenka Janacek Jacob Vargas ... Miguel Mary Elizabeth Winstead ... Susan Taylor Gene Borkan ... Salesman David Krumholtz ... Phil Dave Fraunces ... Robert F. Kennedy Spencer Garrett ... David Novak David Kobzantsev ... Sirhan Sirhan John Lavachielli ... Donnely Louis Mustillo ... Mario Orlando Seale ... Morris User Rating: 7.0/10 (3,076 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 ゴールデングローブ賞ノミネート: ・作品賞(ドラマ) ・歌曲賞 User Comments: AuntieEm03さん Vienna, Austria 2006年10月27日 時代とひとを捉えている この映画を先週、ヴェニス国際映画祭で見た。 実にパワフルな映画だった。 ロバート・ケネディが暗殺された日に、 アンバサダーホテルに居あわせた20人ほどのひとに焦点を当てている。 滅多にないオールスターキャストだ。 登場人物たちはくっきりと描かれている。 最後の瞬間に彼らは何をしていたのかが分かるが、 それは決して一面的なものではないのだ。 エミリオ・エステヴェス監督の配役は、大当たりだ。 みんな100%、その役に集中していた。 観客は、その時代に生きていた。 出演者は、驚異的である。 なかでも、すばらしかったのは、シャロン・ストーン。 (「氷の微笑2」に目をつぶってくれるなら、 アカデミー賞の助演女優賞を取ったかもしれない) 選挙キャンペーンで働く若い黒人アメリカ人を演じたニック・キャノン、 レストランの厨房で働く若いラテンアメリカ人を演じたフレディ・ロドリゲス。 この2人は、ある男の人生を救うために結婚するリンゼー・ローハンとともに、 この映画のハートを代表しているし、 当時の熱い話題を巧みに紹介する役を演じている。 この映画には、信じられない感動的なクライマックスがある。 実際のボビー・ケネディの演説があるのだ。 その人生を紹介するケネディの短い映像・音声は、 大衆が彼にどんなに期待していたかを物語ってくれる。 この映画から政治宣伝を読み取ることもできようが、 最後の部分で、ロバート・F・ケネディのひととなりと その時代をよみがえらせてくれている。 オトーサン、 「ゴアさんやボビーが大統領になっていればなー」 もうすこし、アメリカはマシな国になり、 世界中の暴力、不幸・貧困・格差が減ったかもしれません。 今となっては、死児の齢を数えるようなものですが... ○ロバート・ケネディ  Robert Francis "Bobby" Kennedy, 1925/11/20 - 1968/6/6 大統領ジョン・F・ケネディの実弟で、同政権の司法長官を務めた。 キューバ危機は、アメリカのみならず世界の重大な危機であったが、 兄と共に対処して最悪の事態の回避に尽力した。 1963年にケネディ大統領が暗殺された後、 ニューヨーク州の上院議員選に出馬して勝利したが、 1968年、大統領候補指名選キャンペーン中に暗殺された。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 映画の最後のほうで流れた歌を紹介して、終わりにしましょうか。 "The Sound of Silence" ♪Hello darkness my old friends  I've come to talk with you again  Because the vision softly creeping  Left its seeds while I was sleeping  And the vision that was planted in my brain  Still remain within the sounds of silence      暗闇よ、こんにちは   またあんたと話したくなってきたよ   絶望が静かに忍び寄ってきて   眠っている間に、種が蒔かれ   頭のなかに根を下ろして   いまだにひっそりとたたずんでいる


砂塵

オトーサン、 「冴えない邦題だな」 西部劇であることを表しているのでしょうか? でも、主演は伝説のマレーネ・ディートリヒ。 見逃せない名画のひとつです。 原題:Destry Rides Again (1939) 監督:George Marshall 原作:Felix Jackson 脚本:Max Brand/Gertrude Purcell/Henry Myers Genre:Comedy / Western Color:Black and White 上映時間:94分 あらすじ: 舞台は西部の町、ボトルネック。 無法なボス、ケントは、インチキ賭博で、 牧場主から虎の子の牧場を巻き上げ続けている。 制裁に動く保安官を消す。 ケントとグルになっている市長は、 後任に飲んだくれの年寄りウォシュを任命する。 扱い易いと思ったのだ。 だが、ウォシュは、案に反して堅物だった。 有名な弁護士デストレーの息子トムを助手として呼び寄せる。 赴任したトムは、丸腰で、酒場の歌手フレンチーにも 嘲笑される体たらくだった。 だが、トムは拳銃の名手で、頭の切れる男だった。 出演者: Marlene Dietrich ... Frenchy(フレンチー) James Stewart ... Thomas Jefferson 'Tom' Destry Jr(デストリー) Charles Winninger ... Washington Dimsdale(ウォシュ) Brian Donlevy ... Kent(ケント) オトーサン、 「ディートリッヒ、最高!」 これまでみたマレーネ・ディートリヒの映画のなかでは最高でした。 妖艶+歌唱+鉄火肌ときているのですから。 ジェームス・スチュワートも、勿論いいですね。 彼の全盛期ですもの。 MARLENE DIETRICH  マレーネ・ディートリヒ 誕生日 1901/12/27-1992/5/6 出身 独ベルリン 出演作 1923年「DER KLEINE NAPOLEON」「愛の悲劇」      「DER MENSCH AM WEGE」 1925年「喜びなき街」 1926年「MANON LESCAUT」      「EINE DUBARRY VON HEUTE」      「KOPT HOCH CHARLY!」      「MADAMEWUNSCHT KEINE KINDER」 1927年「DER JUXBARON」「SEIN GROSSTER BLUFF」      「CAFE ELECTRIC」 1928年「PRINZESSIN OLALA」 1929年「ICH KUSSE IHRE HAND MADAME」      「三つの愛」      「DAS SCHIFF DER VERLORENEN MENSCHEN」      「GEFAHREN DER BRAUTZEIT」 1930年「嘆きの天使」「モロッコ」 1931年「間諜X27」 1932年「上海特急」「ブロンド・ヴィナス」 1933年「恋の凱歌」 1934年「恋のページェント」 1935年「スペイン狂想曲」 1936年「真珠の首飾」「砂漠の花園」 1937年「天使」「鎧なき騎士」 1939年「砂塵」 1940年「妖花」 1941年「焔の女」「大雷雨」 1942年「淑女の求愛」「スポイラーズ」「男性都市」 1944年「FOLLOW THE BOYS「キスメット」 1946年「狂恋」 1947年「黄金の耳飾り」 1948年「A FOREIGN AFFAIR」 1949年「JIGSAW」 1950年「舞台恐怖症」 1951年「NO HIGHWAY IN THE SKY」 1952年「無頼の谷」 1956年「80日間世界一周」 1957年「モンテカルロ物語」「情婦」 1958年「黒い罠」 1961年「ニュールンベルグ裁判」 1962年「BLACK FOX」(ナ) 1963年「パリで一緒に」 1978年「ジャスト・ア・ジゴロ」 1986年「マレーネ」 JAMES STEWART  ジェームス・スチュワート 誕生日 1908/5/20-1997/7/2 出身 米ペンシルバニア州 プリンストン大学卒業後、地方劇団で舞台デビュー。 すぐにNYのブロードウェイで舞台に立つが、 MGMのスクリーン・テストで合格し、映画界入り。 35年「舗道の殺人」で映画デビュー。 第二次大戦時には空軍に入隊。 40年「フィラデルフィア物語」でアカデミー主演男優賞受賞。 授賞式会場には軍服で駆けつけた。 84年、アカデミー名誉賞受賞。 97年、心臓発作で死去。 出演作 1935年「舗道の殺人」 1936年「ローズ・マリィ」「結婚設計図」「妻と女秘書」「小都会の女」      「超スピード時代」「豪傑一代娘」「踊るアメリカ艦隊」「夕陽特急」 1937年「第七天国」「最後のギャング」「海の若人」 1938年「我が家の楽園」「モーガン先生のロマンス」 1939年「スミス都へ行く」「砂塵」 1940年「桃色の娘」「フィラデルフィア物語」アカデミー主演男優賞 1941年「美人劇場」 1946年「素晴らしき哉、人生!」 1947年「魔法の町」 1948年「出獄」「不時着結婚」「我が道は愉し」「ロープ」 1949年「燃える熱球」 1950年「ウィンチェスター銃’73」「折れた矢」「ハーヴェイ」 1952年「地上最大のショウ」「怒りの河」「カービン銃第一号」 1953年「裸の拍車」「雷鳴の湾」 1954年「グレン・ミラー物語」「裏窓」 1955年「遠い国」「戦略空軍命令」「ララミーから来た男」 1956年「知りすぎていた男」 1957年「翼よ!あれが巴里の灯だ」「夜の道」 1958年「めまい」「媚薬」 1959年「或る殺人」「連邦警察」 1960年「戦略爆破命令」 1961年「馬上の二人」 1962年「リバティ・バランスを射った男」「H氏のバケーション」 1963年「西部開拓史」「恋愛留学生」 1964年「シャイアン」 1965年「ボクいかれたヨ」「シェナンドー河」 1966年「飛べ!フェニックス」「スタンビート」 1967年「ファイヤークリークの決斗」「バンドレロ」 1968年「愚者の行進」「テキサス魂」 1974年「ザッツ・エンタテインメント」 1976年「ラスト・シューティスト」 1977年「エアポート’77・バミューダからの脱出」 1978年「ラッシー」「大いなる眠り」 1980年「アフリカ物語」 1991年「アフリカ物語2/ファイベル西へ行く」(声) その他の出演者: Mischa Auer ... Boris Allen Jenkins ... Gyp Watson Warren Hymer ... Bugs Watson Irene Hervey ... Janice Tyndall Una Merkel ... Lily Belle Billy Gilbert ... Loupgerou Samuel S. Hinds ... Judge Slade Jack Carson ... Jack Tyndall Tom Fadden ... Lem Claggett Virginia Brissac ... Sophie Claggett Edmund MacDonald ... Rockwell User Rating: 7.7/10 (2,268 votes) オトーサン、 「世界の名画クラスだ!」 User Comments: 最近の映画は、この映画よりよくなっていない olds2347さん Dacula Georgia 2003年6月29日 この映画、ストライク・スリーで アカデミー賞を逸してしまった。 1)1939年、この年は名画ぞろいだった。 2)西部劇だった。  (「シマロン」以降、西部劇は作品賞を受賞せず、  ようやく、「ダンス・ウィズ・ウルブス」が受賞) 3)映画フアンなら分かるだろう、  コメディ映画がアカデミー賞でどう扱われてきたか。 多くのひとは白黒映画や古い映画をみたがらない。 私見だが、この映画、ストーリーも楽しめるし、 今日でも充分通用する。 主演者だけでなく、脇役もすばらしい。 そこで言いたいのだが、 カラー映画でないという理由で、 この映画を見ないようなひとは、楽しい映画を知らないのだ。 古いからという理由で見ないひとに言いたい。 この映画、あなたにとって新しいのではないか。 私自身について言えば、 この映画を支持しないものの、 2度も貴重なお金を投じてしまった。 VHSを買い、楽しみ尽くした。 DVDが出たと聞いて、それも買った。 画質がすばらしかった。 普通あるはずの特典がないのに、すこし失望した。 だが、額縁がないから絵画の評価を下げるようなものだろう。 この映画、アカデミー賞を総なめしてもよかった。 別の年だったら、そうなっただろう。 オトーサン、 「1939年、そんなに豊作だったの?」 ○アカデミー賞受賞作一覧 ・作品賞:風と共に去りぬ ・監督賞:ビクター・フレミング(風と共に去りぬ) ・主演男優賞:ロバート・ドーナット(チップス先生さようなら) ・主演女優賞:ビビアン・リー(風と共に去りぬ) ・助演男優賞:トーマス・ミッチェル(駅馬車) ・助演女優賞:ハティ・マクダニエル(風と共に去りぬ) ・オリジナル脚本賞:スミス都へ行く ・原案賞:風と共に去りぬ ・美術監督賞:風と共に去りぬ ・撮影賞(カラー):風と共に去りぬ ・撮影賞(白黒):嵐が丘 ・音響賞:最後の抱擁 ・オリジナル作曲賞:オズの魔法使 ・作曲・編曲賞:駅馬車 ・主題歌賞:OVER THE RAINBOW(オズの魔法使) ・特殊効果賞:雨ぞ降る ・編集賞:風と共に去りぬ


ロイヤル・ウェディング

オトーサン、 「だまされた!」 見た映画を何度も借りてきたので、 最近は、索引を持ち歩くなど用心しています。 この映画、題名がちがうので、安心していました。 でも、「恋愛準決勝戦」と同じ映画でした。 勝手に題名を変えて売るなんて、商道徳を疑わざるをえません。 原題:Royal Wedding (1951) 監督:Stanley Donen 原作・脚本:Alan Jay Lerner Genre:Comedy / Musical / Romance 上映時間:93分 あらすじ: 舞台ダンサーのトムとエレンは、英国でショウをやることになる。 無邪気に見えるエレンは、いわば女性ドン・ファン。 兄のトムほどダンスに集中していない。 英国への航海中、彼女はブリンデール卿と相思相愛の仲になる。 ロンドンに着くと、独身主義者のトムは オーディションをやって、クールなアンを採用する。 このロマンスは、ダンスに終止符を打つのだろうか? 出演者: Fred Astaire ... Tom Bowen(トム) Jane Powell ... Ellen Bowen(エレン) Peter Lawford ... Lord John Brindale(ブリンデール卿) Sarah Churchill ... Anne Ashmond(アン) オトーサン、 「天井でのダンス、秀逸!」 アステアときたら、全身しなやかな鞭のようです。 スパイダーマンではないのですから、 天井でダンスなどできるはずがありませんが、 アステアならやりかねないと思わせるところがスゴイですね。 相手役のジェーン・パウエル、なかかな好演しています。 経歴紹介の評価はいささか厳し過ぎるのでは? FRED ASTAIRE  フレッド・アステア 誕生日 1899/5/10-1987/6/22 出身 米ネブラスカ州オマハ 出演作 1933年「ダンシング・レデイ」「空中レヴュー時代」 1934年「コンチネンタル」 1935年「ロバータ」「トップ・ハット」 1936年「艦隊を追って」「有頂天時代」 1937年「踊らん哉」「踊る騎士」「気侭時代」 1939年「カッスル夫妻」 1940年「踊るニューヨーク」「セカンド・コーラス」 1941年「踊る結婚式」 1942年「スイング・ホテル」「晴れて今宵は」 1943年「青空に踊る」 1946年「ジーグフェルド・フォーリーズ」「ブルー・スカイ」 1948年「イースター・パレード」 1949年「ブロードウェイのバークレー夫妻」 1950年「土曜は貴方に」 1951年「恋愛準決勝戦」 1952年「ザ・ベル・オブ・ニューヨーク」 1953年「バンド・ワゴン」 1954年「我が心に君深く」 1955年「足ながおじさん」 1957年「パリの恋人」「絹の靴下」 1959年「渚にて」 1961年「結婚泥棒」 1962年「悪名高き女」 1968年「フィニアンの虹」 1969年「強奪超特急」 1974年「ザッツ・エンタテインメント」▲「タワーリング・インフェルノ」 1976年「ザッツ・エンタテインメントPART2」      「ドーベルマンギャングV」 1977年「紫のタクシー」 1978年「家族の誤算」 1981年「ゴースト・ストーリー」 JANE POWELL  ジェーン・パウエル 誕生日 1929/4/1 出身 米オレゴン州ポートランド 活躍度 ×↓ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1948年「スイングの少女」 1951年「恋愛準決勝戦」 1954年「我が心に君深く」「掠奪された七人の花嫁」      「艦隊は踊る」 1957年「求婚大作戦」 1958年「恐怖の島」 1976年「メイデイ40,000フィート」 その他の出演者: Keenan Wynn ... Irving Klinger/Edgar Klinger Albert Sharpe ... James Ashmond User Rating: 6.6/10 (863 votes) オトーサン、 「ま、こんなものでしょう」 User Comments: Tommy-92さん 2000年6月3日 このすばらしいダンス・シーンは必見... ここには、フレッド・アステアの楽しい伝説となった 天井での革新的なダンスや帽子かけ相手のダンスがある。 両方ともすばらしい。 だが、かれのダンス・パートナー、ジェーン・パウエルとの相性もいい。 彼女は、アデール・アステア風の妹を演じている。 幕開けの歌、"Every Night At Seven"、 ゆれる船室でのキュートなダンス、 ダイナミックな"How Could You Believe Me"、 さらに、"I Left My Hat in Haiti"もある。 ジェーン・パウエルは、オペラ歌手のような歌声で知られる。 彼女の忘れ難い歌も聞ける。 だが、日常の会話の声のほうは、まったく似ていない。 Ginger Rogersのライバルで、アステアと踊るステップが合っている。 ミュージカル、ミュージカルのなかのダンス、 そしてミュージカルのアステアが好きならば、 この映画、見逃すなかれ。 その他の点についていえば、 やはり筋書きは薄っぺらだが、スムースで心地よい。 英国人の描き方は、かなり風刺がきいている。 (Alan Jay Lernerが、脚本と詩を書いている。 だが、これは、何と「マイフェア・レデイの5年前なのだ) Keenan Wynn は、1人2役で、アメリカのエージェントと その双子の英国のエージェントを演じている。 Peter Lawfordの役は、ジェーン・パウエルの英国での遊び相手。 (実生活では、アデール・アステアは、 英国貴族と結婚してから、ダンスをやめている) それから、サラ・チャーチルが出ている。 首相ウィンストン・チャーチルの娘だ。 この映画では、フレッド・アステアの恋人役を演じている。 オトーサン、 「ふーん、昔、書いた映画評のほうがいいなぁ」 恋愛準決勝戦 この映画には、エリザベス女王の結婚パレードの実録シーンがあります。 「ロイヤル・ウェディング」という題名はそこからきているのです。 ウエストミンスター寺院に向かう馬車をみようと、 沿道は大変なひとだかりでした。 この映画の主人公たちは、その華麗なシーンを沿道でみて、 感動のあまり、結婚を決意するのです。 余談になりますが、 その1世代後のチャールス皇太子とダイアナ妃の結婚式の頃、 ロンドンに行ったことがあります。 いたるところに旗が飾られ、それはそれは華やかなものでした。 ○エリザベス2世  1926/4/21 -  イギリスの現女王。ジョージ6世の長女。  1947年、フィリップ(エディンバラ公)と結婚。  1952年に即位し、現在に至っている  「征服王」ウィリアム1世から数えて40代目の君主。  即位は、父君ジョージ6世の亡くなった1952年2月6日。  戴冠式は1953年6月2日、ウエストミンスター寺院に  8,000人を集めて行われた。  その際の一番高価な落とし物は、ダイヤのネックレスだった。  2002年にはエリザベス女王が即位して50周年、  「ゴールデン・ジュビリー」を迎え盛大なお祝いが催された。  誕生日はカバラ数秘術による占いでは「平和と美を招く愛の使者」。 「親切で優しく寛大」な性格だが、「強情で頑固、独占欲の強い一面」もある。  夫君のエジンバラ公フィリップ殿下とは1947年11月20日にご結婚。  1997年には金婚式を迎えた。  子供はチャールズ皇太子、アンドリュー王子、エドワード王子、アン王女の4人。  即位以来、3,000以上の法律を裁可し、授与した勲章は38万件。  128ヵ国をのべ251回訪問した。  公式行事への参加はほぼ1日1件のペースと、超多忙。  小型犬コーギー好きは有名で、18歳の誕生日にプレゼントされて以来  30匹を飼育し、現在も4匹飼っている。  「英国最高のブリーダー」とはチャールズ皇太子の弁。


ブラックボード 背負う人

オトーサン、 「へぇ、イラン映画をやっている」 2月17日の深夜は、3本もの映画があって、 時間帯が重なったので、どれがいいか迷いました。 原題:Takhte siah (2000) 監督:Samira Makhmalbaf 脚本:Mohsen Makhmalbaf/Samira Makhmalbaf/Zaheer Qureshi Genre: Drama Country: Iran / Italy / Japan Language: Kurdish 上映時間:85分 あらすじ: オトーサン、 「またIMDb、さぼっている」 allcinemaのものを引用しましょう。 黒板を背負って村々を巡回している 若い教師サイードは、移動する老人の集団に出会う。 彼らはイラク領内に住むクルド人で、 戦争の終結にともない、避難先のイランから イラク側の故郷の村へ戻ろうとしているところだった。 サイードは長老格の老人に教職を申し出るが、 老人はサイードにイラクとの国境までの道案内を頼む... 出演者: Said Mohamadi .... Said (サイード) Behnaz Jafari .... Halaleh(ハレラ) Bahman Ghobadi .... Reeboir(レボワ) オトーサン、 「素朴そのもの」 どんなに虐げられていても、 地べたを這っていようが、 ヒトは生きていく価値があるのです。 その他の出演者: Mohamad Karim Rahmati .... Father Rafat Moradi .... Ribvar Mayas Rostami .... Young boy storyteller Saman Akbari .... Group leader Ahmad Bahrami .... Marriage registrar Mohamad Moradi .... Match maker Karim Moradi .... Old man Hassan Mohamadi .... Child Rasool Mohamadi .... The boy porter Somaye Veisee .... Little girl User Rating: 6.9/10 (593 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 カンヌ国際映画祭受賞 ・審査員賞:サミラ・マフマルバフ 同ノミネート ・パルム・ドール:サミラ・マフマルバフ User Comments: Ruby Liangさん sf, usa 2003年2月6日 第2作は、実にリッチ。 勇気、ヒューマニティ、繊細な理解力。 「ブラックボード 背負う人」は、ヒューマンなストーリーだ。 難儀そのもの。 人間精神の強固さを確認できる。 あるひとにとっては、不愉快な劇薬だろう。 その中心には、心を温めるものが流れている。 監督・脚本のサミラ・マフマルバフは真のアーチストだ。 微妙な詩的なアクセントを駆使している。 イランとイラク国境付近、 クルディスタンの岩だらけの地帯で撮影されている。 草木もなく、ごつごつした岩だらけ。 ひとびとは、けわしい岩山の道や風の吹きすさぶ谷底を歩いていく。 私はいくつかのシーンが気に入った。 黒板を背負った一団の教師たちの姿を俯瞰したところ。 - そして、カメラは静かに足のクロースアップする。 ズボンが、はためいている。 逆巻く風のせいだ。 音響効果は不要である。 詩的で、効果的なシーンだった。 サミラ監督は、何と時間を表現する名手なのだろう。 これは、20歳のイランの女性監督の第2作である。 サミラ・マフマルバフは、末おそろしい。 感受性豊かで、成熟した視点をもっている。 自分のプロジェクトを完成させるために辛抱強いのだ。 事態を鋭く認識している。 彼女の映画は、政治的プロパガンダではなく、 日常をひたすら簡潔に描こうとしている。 放浪民たちの故郷に帰りたいという平凡な人間的ニーズだ。 羊飼いの少年たちは、わずかのお金をかせごうと苦闘している。 だが、互いに助け合っているのだ。 教師たちは、食物と引き換えに生徒を探している。 哲学的である。 旅の途中で、黒板を背負うひとびとは、 進もうとしても、いろいろな目に会ってしまう。 生き残りと適応が共存する。 サミラには、いい導師がいる。 父親のMohsen・マフマルバフだ。 彼は、「ブラックボード 背負う人」の脚本を手伝っているし、 第1作 "THe Apple"(1998)も手伝っている。 (ドキュメンタリー・ドラマの大胆な語り) 彼女は、撮影にエキスパートのEbrahim Ghaforiを起用している。 彼もまた"Apple"で一緒だった。 教師役を演じたのは、Bahman Ghobadi。 密輸品を背負う羊飼いの少年たちの遠征隊に加わる。 彼は、"A Time for Drunken Horses"(2000)の 監督・脚本家・プロデューサーである。 この映画は、雪が舞台ではないが、 彼と少年たちとの間に短いドラマティックな筋書きがある。 現実というものは、苦い真実である。 だが、サミラは、健全な人間性を忘れない。 マフマルバフ一家は、映画ファミリーで、 母親のMarziehが、次の作品を撮っている。 "The Day I Became A Woman"(2000) サミラの兄、Mezssamも映画を撮っている。 "How Samira Made the Blackboards" 父親のMohsenは、2つの映画を手がけている。 "Gabbeh"(1996)と"Kandahar"(2001) イラン映画についてもっと知りたい? では、監督・脚本家Majid Majidiの"Baran"(2001)がいい。 テヘランに住む17歳の少年の豊穣な物語である。 貧しく不法なアフガニスタン人を助けようとしながら 大人になっていく。 人間賛歌"Color of Paradise"(2000)や "Children of Heaven"(1999)もいい。 オトーサン、 「黒板を背負って歩く?」 ・黒板が病人を運ぶ板になる。 ・黒板が銃撃から身を隠す盾になる。 ・黒板を隔てて愛をささやく。 ・黒板は歩く物干しにもなる。 イランやイラクでは、 こういう貧しい素朴なひとびとが犠牲になっているのです。 こういうひとを増やし続けるのはやめようよ。 「ブッシュさん!」 オトーサン、 「やはり見ておくか」 時々送られてくるメルマガが激賞していました。 「ケビン・コスナーも出てるしな」 監督業もやっている名優。 出演するときは、いい映画を選んでいることでしょう。 原題:The Guardian (2006) 監督:Andrew Davis 脚本:Ron L. Brinkerhoff Genre:Action / Adventure / Drama 上映時間:136分 あらすじ: この映画は、「トップガン」のアメリカ沿岸警備隊版。 それに「愛と青春の旅立ち」がふりかけてある。 ベンは、アメリカ沿岸警備隊の伝説のレスキュー隊員。 海難事故にあった200人以上を救った。 緊迫した任務中に親友の相棒が死亡し、自分は生き残る。 この出来事に前後して、妻は離婚を宣言する。 あなたは、いつも任務のことしか考えていなかったわ。 情緒面で破綻をきたした彼に、 上官は、任務を離れ、教官になるようにうながす。 彼は、渋々、ルイジアナにある アメリカ沿岸警備隊の訓練施設に赴任し、 カリキュラムを増やし、厳しい訓練を開始する。 彼の目についた生徒は、ジェイク。 素行が悪く反抗的だが、技能は天下一品。 経歴を調べると、元高校の水泳チャンピオンだった。 出演者: Kevin Costner ... Ben Randall(ベン・ランドール) Ashton Kutcher ... Jake Fischer(ジェイク・フィッシャー) Sela Ward ... Helen Randall(サラ・ランドール) オトーサン、 「名演技だ!」 バツグンの安定感のあるケビン・コスナー、 そして訓練生を演じるアシュトン・クッチャーが、 予想以上にいいのです。 「..デミ・ムーアと結婚して演技開眼したのか?」 KEVIN COSTNER ケビン・コスナー 誕生日 1955/1/18 出身 米カリフォルニア州リンウッド カリフォルニア州立大学フラートン校 マーケティング科に入学後、演劇科に移り、 コミュニケーション・シアターの舞台に立つようになる。 映画は85年「ファンダンゴ」の主演、 87年「アンタッチャブル」のエリオット・ネス役でブレイクする。 監督としては自ら主演も務めた 90年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」で アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1981年「黒の殺人リスト」(未) 1982年「ギャンブラーズ/最後の賭け」      「ラブinニューヨーク」「女優フランセス」 1983年「5人のテーブル」「再会の時」(場面カット)      「テスタメント」 1985年「シルバラード」「ファンダンゴ」      「アメリカン・フライヤーズ」 1986年「マリブ・ビーチ物語」      「世にも不思議なアメージング・ストーリー」 1987年「アンタッチャブル」◇「追いつめられて」◇ 1988年「さよならゲーム」「ドリーム・リーグ」 1989年「ガンランナー」「フィールド・オブ・ドリームス」◇ 1990年「リベンジ」「ダンス・ウイズ・ウルブズ」◇ 1991年「ロビン・フッド」◇「イン・ベッド・ウイズ・マドンナ」      「JFK」◇ 1992年「ボディガード」◇ 1993年「パーフェクトワールド」◇ 1994年「ワイアット・アープ」◇「チャイナ・ムーン」      「8月のメモワール」 1995年「ウォーターワールド」◇ 1996年「ティン・カップ」◇ 1997年「ポストマン」◇ 1999年「メッセージ・イン・ア・ボトル」◇      「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」◇ 2000年「13デイズ」◇ 2001年「スコーピオン」◇ 2002年「コーリング」◇ 2003年「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」◇ 2005年「ママが泣いた日」◇「迷い婚 すべての迷える女性たちへ」 2006年「守護神」◇ ASHTON KUTCHER  アシュトン・クッチャー 誕生日 1978/2/7 出身 米アイオワ州 人口わずか100人という小さな村で生まれ、農場で育つ。 シダーラピッズの食品工場で掃除係をしながら学費を稼ぎ、 心臓疾患の双子の弟マイケルの役に立つため、 病理研究者を目指していたこともあり、 アイオワ大学では生化学エンジニアリングを専攻。 バーでビリヤードをしていた時、モデル・エージェントに フレッシュ・フェイス・コンテスト出場を勧められ、優勝。 これをきっかけにモデル業に進出。 ピザハットのCMやドルチェのコレクションなどに出演。 その後、ハリウッドに移り、テレビ俳優として活躍の場を広げ、 「That's 70's Show」のマイケル・ケルソ役などで有名に。 99年「エクスタシーをさがして」で映画デビュー。 2000年「ゾルタン★星人」のジェシー役で初主演。 2005年9月、女優のデミ・ムーアと結婚。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1999年「エクスタシーをさがして」 2000年「レインディア・ゲーム」◆「ゾルタン★星人」◇ 2001年「テキサス・レンジャーズ」◆ 2003年「ジャスト・マリッジ」◇「バタフライ・エフェクト」◇ 2006年「守護神」◇「オープン・シーズン」(声) その他の出演者: Melissa Sagemiller ... Emily Thomas Clancy Brown ... Capt. William Hadley Omari Hardwick ... Carl Billings Alex Daniels ... Wild Bill Adam Pena ... Benjamin Reyes Joe Arquette ... Co-Pilot Antunez Rusty Tennant ... Mover #1 James Barnes ... Doctor #1 Jay Bingham ... Ops Tech Keith Sweitzer ... Whaley Shane Walker ... Swimmer Nelson John Heard ... Capt. Frank Larson User Rating: 6.5/10 (5,594 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 テーマが地味なので、スコアは期待できないでしょう。 でも、7点台後半の映画でした。 japoti1さん United States 2006年9月19日 アメリカ沿岸警備隊を描く秀逸のフィクション。 そのレスキュー隊員たちがすごい! わが一家は「守護神」を楽しんだ。 おそらく試写会に参加した全員が同じだっただろう。 ケビン・コスナーとアシュトン・クッチャーは、 レスキュー隊員ベンとジェイクを物の見事に演技した。 この映画をみた後、誰もが考えを変える。 アメリカ沿岸警備隊の訓練施設を卒業し、 実際に隊員になるのは、どんなに困難なのか分かる。 これがフィクションであろうと、 アメリカ沿岸警備隊のメンバーたちの チーム・スピリット、献身、勇気といった徳を伝えている。 レスキュー・シーンを描いた特殊効果は、 信じられないほどよく出来ている。 自分がレスキューの任務の一翼を担っているように感じる。 やや不満だったのは、"ハリウッド" 的なバーのシーン。 これはなくてもよかったのでは。 実際のアメリカ沿岸警備隊は、こんな馬鹿はやらない。 実に興味あり、アクション満載だ。 絶対に見る価値がある。 ありがとう、アメリカ沿岸警備隊。 そして、ヘリのレスキュー隊員たち。 「自らを犠牲に」 この映画、万人に強く推奨したい。 ○アメリカ沿岸警備隊  合衆国の7つの統合組織のうち、5番目に小さい。  最小の武装組織でありながら、法の強制執行権を有し、  捜索救難、海洋汚染の調査から沿岸整備や監視まで幅広い任務にあたっている。  日本国内では、横田基地内に極東支部があるほか、  かつては南鳥島にロラン局、上瀬谷・慶佐次に通信所があった。   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


墨攻

オトーサン、 「ここは、やはり見ておくか」 そろそろ上映が終わりそうですが、気になったので。 「反戦」と「兼愛(人類愛)」がテーマだそうです。 原題:Muk gong (2006)    Battle of Wits 監督・脚本:Chi Leung 'Jacob' Cheung 原作:酒見 賢一 Genre:Action / Drama / War Country:China / Japan / South Korea / Hong Kong 上映時間:133分 あらすじ: 紀元前370年、中国は7ケ国に分かれていた。 そのひとつに、強国・趙があった。 この国の勇猛な武将の名は、巷淹中。 小国・梁などひとひねりだと攻撃を命じる。 悲惨な民を守ろうと駆けつけたのは、戦士・革離だった。 彼は、Mo-Tsu tribeからやってきた。 その防衛術で知られている。 巷淹中の軍は強力で、彼だけが望みの綱だった。 梁の未来は、いまや革離の双肩にかかっていた... 出演者: Andy Lau ... Ge Li(革離) Sung-kee Ahn ... Xiang Yan-zhong(巷淹中) Bingbing Fan ... Yi Yue(逸悦) オトーサン、 「アンディ・ラウ、大活躍!」 おかげで、後の役者が霞んでしまいました。 ANDY LAU  アンディ・ラウ(劉徳華) 誕生日 1961/9/27 出身 香港 80年にTVBの俳優養成所に入学。 卒業後、テレビドラマ出演を経て、82年、映画デビュー。 2000年「暗戦 デッドエンド」、 2003年「マッスルモンク」で香港電影金像奨最優秀主演男優賞受賞。 2000年「ファイターズ・ブルース」で香港金紫荊賞最優秀主演男優賞受賞。 2003年「インファナル・アフェアV」で台湾金馬奨主演男優賞受賞。 歌手としてもジャッキー・チュン、アーロン・クォック、レオン・ライとと共に 香港四天王の一人。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1982年「望郷/ボート・ピープル」 1985年「七福星」 1986年「マジッククリスタル」 魔翡翠」 1987年「愛と復讐の挽歌」 1988年「今すぐ抱きしめたい」「香港極道/野獣刑事」 1989年「カジノ・レイダース」「ゴッド・ギャンブラー」 1990年「アンディ・ラウの逃避行」「川島芳子」      「アンディ・ラウ/仁義なき抵抗」「欲望の翼」「富貴兵團」 1991年「ラスト・ブラッド/修羅を追え」「蒼き狼たち」      「極道追踪」「炎の大捜査線」      「アンディ・ラウ/暗黒英雄伝」      「アンディ・ラウの神鳥伝説」 1992年「九龍帝王/ゴッド・オブ・クローン」「神鳥聖剣」 1993年「アンディ・ラウのスター伝説」      「死闘伝説/ベスト・オブ・アクション」      「戦神 ムーンウォリアーズ」 1994年「酔拳2」「キリング&ロマンス/狂気の愛」      「死闘伝説TURBO!」「酔拳3」      「アンディ・ラウ/天與地」「カジノ・シンジケート」 1995年「復讐のプレリュード/大冒険家」      「フル・スロットル/烈火戦車」 1996年「アンディ・ラウ/戦火の絆」「上海グランド」 1997年「アルマゲドン」「黒金」 1998年「職業特工隊」「激戦 A TRUE MOB STORY」 1999年「暗戦 デッドエンド」◇「愛は波の彼方に」      「ゴッド・ギャンブラー ラスベガス大作戦」      「アンディ・ラウのセンチュリー・オブ・ザ・ドラゴン」 2000年「決戦・紫禁城」「ファイターズ・ブルース」      「Needing You」 2001年「フルタイム・キラー」「ダイエット・ラブ」 2002年「ブルー・エンカウンター」「インファナル・アフェア」      「アンディ・ラウの麻雀大将」 2003年「マッスルモンク」「インファナル・アフェアV 終極無間」「剣客之恋」 2004年「LOVERS」「ベルベット・レイン」「イエスタデイ、ワンスモア」      「マジック・キッチン」「マクダル・パイナップルパン王子」(声) 2005年「愛と死の間で」「靴に恋する人魚」(ナ) 2007年「墨攻」 その他の出演者: Zhiwen Wang ... Liang Wang Siu-hou Chin ... Niu Zi Zhang Si Won Choi ... Liang Shi Tin Chiu Hung ... Gao He-yong Ma Wu ... Si Tu Nicky Wu ... Zi Tuan User Rating: 6.5/10 (359 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: Harry T. Yungさん Hong Kong 2006年12月3日 普通の戦争映画ではない。 「墨攻」は城の防御戦を描いている。 表面的には、「アラモ」連想するかもしれない。 だが、似ているのはそこまで。 「アラモ」は、単純な甘ったるいヒロイズムだが、 「墨攻」はより複雑である。 最後に、"中国の史劇"に投資する勇気あるひとがいるのだ。 これは、ハリウッド流の一般観客を喜ばせるようなものではない。 今回、この映画をつくったのは、香港の監督・ジェイコブ・チェン。 彼は、じっくり取り組むことを怖れない男で、 大勢の観客が「退屈」しても構わないのだ。 "Ji sor" (1997)がそのいい例だ。 砂まみれの茶色がかった色で撮影された「墨攻」は、 すばらしい戦略家・革離を描いている。 彼は、圧倒的に不利な防御戦に身を投じる。 (このあたりは、「用心棒」に似ている) これ以上、歴史的背景について述べるのは、 おそらく映画鑑賞のさまたげになるだろう。 革離は、戦略家であるが、 何といっても、哲学者である。 非暴力と人類愛の福音を広げようとしている。 戦闘シーンは、時に、印象的だが、 この映画の核心部分ではない。 革離は複雑な人物であり、 もっとも重要な役を演じている。 鑑賞力のある観客の注目を引くだろう。 策略をめぐらすのは、強敵である将軍・巷淹中である。 (演じるのは、韓国のベテラン俳優 Ahn Sung-kee) そして、骨の髄まで腐っている梁王である。 (演じるのは、中国のベテラン俳優 Wang Zhiwen) 「墨攻」は、フツーの戦争物ではない。 そこらにある一面的な人物があふれているものとはちがう。 かといって、いいアクションシーンがないわけではない。 登場人物に深みを与えるように努めている。 (この映画のアンディ・ラウは、「LOVERS」に出ている) 見終わったあと、観客に何かを考えさせようとしている。 欠点もないではないが、 (ペースがのろいし、時々説教臭くなる) この映画、ほぼ狙いを達しているのではないだろうか。 オトーサン、 「中国名だと、誰が誰なのか分からん」 この映画、原作漫画を読むか、予備知識をもつか、 どちらかしたほうが楽しめるでしょう。 「それにしても、この映画の公式サイトは×だな」 こんな凝ったつくりでは、つくったひとしか満足できないのでは... ○墨攻  戦国時代の中国を舞台とした酒見賢一の歴史小説。  また、それを原作とした森秀樹の歴史漫画  およびそれらを原作とした日中韓合作の映画作品。  なお、「墨攻」という単語は、酒見が「墨守」という言葉から作り出した造語。  兼愛・反戦を説き墨子が築いた墨家であるが、  三代目巨子・田襄子の代となり徐々にその体質を変え腐敗し、  権力と結びつく道をとろうとしていた。  そんな中、祖の意志を貫こうとする墨者の革離は、  趙軍に攻められている燕国の梁城城主・梁溪からの依頼により、  田巨子の命に背き単身梁城に乗り込み、趙の大軍を相手に梁城を守ることとなる。  墨家の協力が得られないまま、革離はたった一人で梁城の民をまとめあげ、  巷淹中将軍率いる趙軍を相手に奮戦する。 <主な登場人物> ・革離(かくり)   主人公の墨者。 腐敗した墨家教団の命に逆らい、単身で梁城の防衛に赴く。   墨家内では戦闘部門にあってトップクラスの実力を誇る。   様々な戦闘方法に精通し、自ら槍の穂先の鋳造なども行った。   梁城戦では4500の民を部隊分けして統率する指揮力や、   趙軍の穴攻に対する地聴という戦法、巷淹中との模擬戦での勝利など、   戦闘におけるスペシャリストであることが窺える。 ・巷淹中(こうえんちゅう)   趙の将軍。字は伯魯。梁城への侵攻を指揮する。   勇猛果敢な歴戦の名将であり、革離を高く評価し さまざまな攻城術を駆使して梁城を攻撃、激戦を繰り広げる。 ・梁渓(りょうけい)   梁適の父。戦中においても女色に耽る暗愚な城主。  ・梁適(りょうてき)   梁渓の息子。怠惰で好色な父親を軽蔑している。   覇気のある若者だが世間知らずで墨者に反感を抱いていおり、   革離に対して敵愾心を剥き出しにして反抗するが、   次第にその徳に心服するようになる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ドリームガールズ

オトーサン、 「おすぎさん、激賞だ」 IMDbのスコアはそう高くないのですが、 大好きなミュージカルなので、チェックしに。 ステーキ500gを食したカンジでした。 原題:Dreamgirls (2006) 監督:Bill Condon 原作:Tom Eyen 脚本:Bill Condon Genre: Drama / Musical Rated PG-13 for language, some sexuality and drug content. 上映時間:131分 あらすじ: 1981年のブロドウェイ・ミュージカルの映画化。 貪欲、憎悪、ロマンスの物語である。 ディーナ、エフィ、ローレルの3人は、流行歌手になろうし、 その望みをかなえることになる。 伝説の歌手ジェームズ・アーリーのバックダンサーに選ばれたのだ。 そして、3人は、ようやく主役になる。 だが、カーチスとエフィの弟C.C.は、 ディーナを主役にすることにし、エフィーは仰天する。 出演者: Jamie Foxx .... Curtis Taylor, Jr.(カーティス) Beyonce Knowles .... Deena Jones (ディーナ) Eddie Murphy .... James "Thunder" Early(ジェームズ・アーリー) Jennifer Hudson .... Effie White(エフィー) オトーサン、 「ジェイミー・フォックス、渋いな」 でも、この映画で大活躍しているのは、 やはりエディ・マーフィでしょう。 「ビヨンセ・ノウルズはどうなの?」 このひとのことを知らずにみていました。 歌も、演技力もパッとしません。 「歌も?」 ジェニファー・ハドソンにすっかり食われていました。 JAMIE FOXX  ジェイミー・フォックス 誕生日 1967/12/13 出身 米テキサス州テレル サンディエゴのユナイテッド・ステーツ・インターナショナル大学で クラシック音楽を学ぶ。 2005年「Ray/レイ」でアカデミー賞主演男優賞受賞。 ほか2003年「コラテラル」でもタクシー運転主役でアカデミー賞、 ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされている。 音楽では99年「エニイ・ギブン・サンデー」のサントラ2曲を自ら書き、 プロデュースと演奏も兼ねた。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1984年「恋のトリセツ 別れ編」 1996年「ファイト・マネー」「好きといえなくて」 1999年「エニイ・ギブン・サンデー」◆ 2000年「ワイルド・チェイス」 2001年「アリ」◆ 2003年「コラテラル」◇「シェイド」 2004年「Ray/レイ」◇「クリップス」(TM) 2005年「ステルス」◆「ジャーヘッド」◆ 2006年「マイアミ・バイス」◇「ドリームガールズ」◆ BEYONCE KNOWLES  ビヨンセ・ノウルズ 誕生日 1981/9/4 出身 米テキサス州ヒューストン 97年11月にデスティニーズ・チャイルドの リードボーカルとしてデビュー。 2005年に解散まで全世界でアルバム・シングル・トータル 4000万枚以上のセールスを記録。 2003年には5つのグラミー賞を受賞。 2002年「オースティン・パワーズ ゴールド・メンバー」の フォクシー役で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 2002年「オースティン・パワーズ ゴールド・メンバー」◆ 2003年「ファイティング・テンプテーションズ」◆ 2006年「ピンクパンサー」◆ EDDIE MURPHY  エディ・マーフィ 誕生日 1961/4/3 出身 米ニューヨーク州ヘムスティード 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆☆★ 出演作 1982年「48時間」◇ 1983年「大逆転」◇ 1984年「おかしな関係/絶体絶命」 1985年「ビバリーヒルズ・コップ」◇ 1986年「ゴールデン・チャイルド」◇ 1987年「ビバリーヒルズ・コップ2」◇「エディ・マーフィ/ロウ」◇ 1988年「星の王子ニューヨークへ行く」◇ 1989年「ハーレム・ナイト」◇ 1990年「48時間PART2/帰ってきたふたり」◇ 1992年「ブーメラン」◇「エディ・マーフィのホワイトハウス狂想曲」◇ 1994年「ビバリーヒルズ・コップ3」◇ 1995年「ヴァンパイア・イン・ブルックリン」◇ 1996年「ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合」◇ 1997年「ネゴシエーター」◇ 1998年「ドクター・ドリトル」◇「ホーリーマン」「ムーラン」 1999年「ビッグムービー」「エディ&マーティンの逃走人生」 2000年「ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々」◇ 2001年「ドクター・ドリトル2」◇「シュレック」(声) 2002年「ショウタイム」◇「アイ・スパイ」◇「プルート・ナッシュ」◇ 2003年「チャーリーと14人のキッズ」◇「ホーンテッド・マンション」◇ 2004年「シュレック2」(声) 2006年「ドリームガールズ」 その他の出演者: Danny Glover .... Marty Madison Anika Noni Rose .... Lorrell Robinson Keith Robinson .... C.C. White Sharon Leal .... Michelle Morris Hinton Battle .... Wayne Mariah I. Wilson .... Magic Yvette Cason .... May Ken Page .... Max Washington Ralph Louis Harris .... M.C. Michael-Leon Wooley .... Tiny Joe Dixon Loretta Devine .... Jazz Singer User Rating: 6.7/10 (7,170 votes) オトーサン、 「せめて7点台にすべきでは」 出演者すべてが黒人のミュージカルなので、 白人票が1点ほど逃げたのかも。 アカデミー賞ノミネート ・助演男優賞:エディ・マーフィ ・助演女優賞:ジェニファー・ハドソン ・歌曲賞 “Listen”“Love You I Do”“Patience” ・美術賞 ・衣裳デザイン賞 ・音響賞 User Comments: vmus_buhlerさん United States 2007年1月9日 ドリームガールズ、ミュージカルだ。 この映画、あらゆる観点から、ミュージカルだ。 あなたの好みでないかも。 だが、ミュージカルというだけで、 そう早々と決めつけてはいけない。 そう、この映画、現代のアフリカ系アメリカ人歌手たちを描いている。 そして、個人的な確執を描いている。 それは、われわれすべての、あらゆる種族に起こることだ。 だが、それをミュージカルの形式で描いている。 (ご存知ないひとに言いたいが、 ミュージカルは、互いに歌いあうひとから成り立っている。 会話あり、ストーリーを語る歌あり、 必ずしもリズムは不要である。 なんとなくミュージカルを避けているひともみてほしい) 映画の流れや込められたメッセージを楽しむために 必ずしも、音楽好きである必要はないのだ。 私見では、この映画は異常なほど美しく、 ブロードウェイ・ミュージカルを見ているようで、 それよりもいい。 この映画がよくなったのは、 力強い歌手ジェニファー・ハドソンとビヨンセ・ノウルズのおかげだ。 だが、ストーリーも、ミュージカルの演技も、感動に満ち満ちている。 これこそ映画が観客に伝えたかったものだ。 オトーサン、 「この肥っちょの新人歌手、すごい!」 ○JENNIFER HUDSON ジェニファー・ハドソン 誕生日:1981/09/12 出身 イリノイ州シカゴ 聖歌隊のメンバーだった祖母の影響で 幼い頃からショーやミュージカルに出演し、 地元の舞台でプロ・デビュー。 2004年にアメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の 第3シーズンにエントリーし、優勝は逃すものの ファイナリストに残ったことで注目を浴びる。 そして、同名の傑作ミュージカルを映画化した「ドリームガールズ」の オーディションでは、逆に「アメリカン・アイドル」で優勝者だったライバルを押し退け、 主要キャストのエフィー・ホワイト役を獲得。 本作で映画デビューながら、そのパフォーマンスが各映画賞で絶賛された。 女優と歌手の両面で更なる活躍が期待される。


どろろ

オトーサン、 「やはり見ておかなくては」 大宣伝のせいでなく、評判もいいようなので。 見終わって、感心しました。 数々の妖怪が出てくるので、見飽きることがありません。 原題:どろろ(2007) 監督:塩田明彦 原作:手塚治虫 脚本:NAKA雅MURA/ 塩田明彦 Genre: Action / Fantasy 上映時間 138分 あらすじ: 戦乱の世だ。 男として育った女戦士どろろ。 どろろは、若い侍に出会い、 その願いを叶えるのに協力することになる。 百鬼丸は、父・醍醐景光が契約によって妖怪たちに与えてしまった 自分の肉体48カ所を取り戻し、自然な身体に戻ろうとする。 出演者: 妻夫木聡 .... 百鬼丸 柴咲コウ .... どろろ 中井貴一 .... 醍醐景光 オトーサン、 「妻夫木くんも、柴崎さんもいいね」 片方は、口数少なく、もうひとりは金切り声の連続。 そのコントラストが成功しています。 「柴崎さんは、妻夫木くんを好きなのかな」 そういう下世話なことを考えながらみていました。 その他の出演者: 瑛太 .... 多宝丸 原田美枝子 .... 百合 杉本哲太 .... 鯖目 麻生久美子 .... お自夜 土屋アンナ .... 鯖目の奥方 劇団ひとり .... チンピラ 中村嘉葎雄 .... 琵琶法師 原田芳雄 .... 寿海 User Rating: 7.5/10 (6 votes) オトーサン、 「お、高いスコアだ!」 やはり、手塚治虫さんは偉大でした。 User Comments: いづみ屋 2007年2月3日 あー面白かった 正確に覚えていないが、 戦後社会に手塚治虫がいたことで、 世の中はいくぶんかしのぎやすくなった、 というようなことを言った人がいる。 吉本ばななの父親だが、 それを読んだときに、難解で聞こえたこの思想家も こんな分かりやすいことを言うようでは 年をとったと感じたものだった。  この映画を観る前、なんとなく、 そんな手塚治虫的ヒューマニズムは取り去られた、 CGを駆使したアクション時代劇であろうかと思っていた。 塩田明彦のかつての「害虫」のような インヒューマンな話だとかったるいな、とも懸念していた。  だが、幸いなことに、 この映画は、世のため人のために妖怪を退治する話だった。 もっとも百鬼丸は、 自分の失われた48カ所の体を取り返すために妖怪と戦っているのだが、 そのことが必然的に、他の人々を救うことになる、 そのような徹底的に利他的な人間として存在している。  これは、人から愛されると、 体が大きくなってその人を幸せにする魔法が使えるようになる ユニコーンの子供ユニコと同じように、 典型的な手塚ワールドの住人なのである。 そして実際、心優しい百鬼丸とどろろがこの上なくいとおしくて、 何度も涙を流したのであるし、その縦横の活躍ぶりを見て大満足であった。 もっとも、虫や爬虫類はニガ手なので少し気持悪かったですけど。 最期の柴咲コウの泣き顔が良かった。 オトーサン、 「"どろろ"、原作を読んでない」 すこし勉強してから見たほうがよさそうです。 ○どろろ  手塚治虫原作の少年漫画作品。  1967年から1968年にかけて週刊少年サンデーに連載。  手塚得意のバラエティ豊かなドラマ、  特に戦争に対する庶民の怒りが語られ、  一つの村が隣同士の争いに巻き込まれて  「ばんもん」という壁に分断されてしまうあたりは  ベルリンや板門店に対する強烈な風刺で描かれている。  「どろろ」は、手塚治虫の友達の子供がどろぼうのことを片言で  “どろろう”といったことをヒントにした。 <主要人物>  ・百鬼丸   醍醐景光の子として生まれるはずであったが、 48体の魔神への生贄として差し出される。 その結果、彼は体の48箇所が欠損したヒルコとして生まれ、 父により川に流されてしまう。 川下で医者の寿海に拾われ、 欠損部分を義手・義足等で補ってもらい、旅に出る。 自分の体の一部を持つ妖怪を退治する度にその部分を取り戻すことができる。 腕には仕込み刀、足には焼け水、鼻は爆薬など、 体中に武器が仕込まれているほか、 テレパシーを使い欠損機能の代わりとしている。 会話は腹話術で行なっている。 ・どろろ 盗賊の火袋とお自夜の間に生まれるが、 父親は盗賊狩りの追っ手に討たれ、母親は雪の中で衰弱死してしまう。 両親を喪いながら一人こそ泥として生活しているところを百鬼丸と出会い、 彼の義手に仕込まれた刀に目をつけて後を付け回す。 後に、父親の遺した財宝の在り処が背中に白粉彫りとして隠されていることが分かる。 実は少女。 ・醍醐景光(だいご かげみつ) 室町時代の武士。 48体の魔神像に天下取りを祈願、 その生贄として来月生まれる自分の子を差し出すことを約束する。 その結果、体の48箇所が欠損して生まれた子供を川に流してしまう。 その後生まれた多宝丸を嫡男として育てる。 己が利の為ならどんな手段も選ばず、か弱い者すら無惨に殺す。 大名・富樫政近の家臣。 <アニメと原作のラストの違い> 原作では、百鬼丸は魔神を全て倒す前にどこかへ去っていってしまい、 「その後百鬼丸の姿を見たものはいない」と打ち切りになっている。 アニメでは、百鬼丸は最後の魔神である醍醐景光を倒して、 体をすべて取り戻して終わる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ロビン・フッドの冒険

オトーサン、 「おお、こりゃ愉快そうだ」 子供の頃、夢中になって本を読んだことがあります。 ワンコインで買ったDVDです。 原題:The Adventures of Robin Hood (1938) 監督:Michael Curtiz/William Keighley 脚本:Norman Reilly Raine /Seton I. Miller    Rowland Leigh Genre: Action / Adventure / Romance Rated PG for adventure violence. 上映時間:101分 あらすじ: サクソン貴族サー・ロビンは、 圧制に苦しむサクソン人の守護神だった。 ノルマン人の支配者と衝突し、無法者になる。 陽気な仲間たちとともに、 金持ちから盗み、貧乏人に与えた。 愛らしいマリアン姫に求愛し、 残酷なサー・ガイを打ち負かし、 邪悪なジョン王子を王座から追い払う。 出演者: Errol Flynn .... Robin Hoodロ(ロビン・フッド) Olivia de Havilland .... Maid Marian(マリアン姫) Basil Rathbone .... Sir Guy of Gisbourne(サー・ガイ) オトーサン、 「生き生きしている!」 数あるロビン・フッド役者のなかでも、 このエロール・フリンはずばぬけているそうです。 「オリビア・デ・ハビランド、きれいだなぁ」 ERROL FLYNN  エロール・フリン 誕生日 1909/6/20-1959/10/14 出身 オーストラリア タスマニア島 出演作 1935年「躍り込み花嫁」「海賊ブラッド」 1936年「進め竜騎兵」「緑の灯」「放浪の王子」「砂漠の朝」 1938年「ロビン・フッドの冒険」「結婚スクラム」「黄昏」「突撃爆撃隊」 1939年「無法者の群」「女王エリザベス」 1940年「ヴァジニアの血闘」「シー・ホーク」「カンサス騎兵隊」 1941年「暗闇の殺人」「急降下爆撃隊」「壮烈第七騎兵隊」 1942年「戦場を駈ける男」「鉄腕ジム」 1943年「暴力に挑む男」「北部への追撃」 1945年「サン・アントニオ」 1947年「恐怖の叫び」「嘆きのプレリュード」 1948年「賭博の町」「ドン・ファンの冒険」 1949年「フォーサイト家の女」 1950年「モンタナ」「勇魂よ永遠に」「印度の放浪児」 1952年「マニラ」「すべての旗に背いて」 1953年「バラントレイ卿」「剣侠と美女」 1955年「覆面の騎士」 1956年「イスタンブール」 1957年「暗黒街の罠」「陽はまた昇る」 1958年「自由の大地」 OLIVIA DE HAVILLAND  オリビア・デ・ハビランド 誕生日 1916/7/1 出身 日本・東京 父は弁護士で母は女優。 妹は女優のジョーン・フォンティン。 2才の時に両親が離婚し、母と妹と共にサンフランシスコに移る。 33年「不思議の国のアリス」で舞台デビュー。 39年「風と共に去りぬ」のメラニー・ハミルトン役で注目され、 アカデミー助演女優賞に初ノミネート。 41年に主演女優賞にノミネート。 46年「遙かなる我が子」、49年「女相続人」で アカデミー賞主演女優賞を受賞。 活躍度 ×↓ 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1935年「真夏の夜の夢」「ブラウンの怪投手」      「頑張れギャグニー」「海賊ブラッド」 1936年「風雲児アドヴァーズ」「進め竜騎兵」 1937年「恋愛合戦」 1938年「ロビンフッドの冒険」「結婚スクラム」「黄金の罠」 1939年「太平洋の翼」「無法者の群」      「風と共に去りぬ」「女王エリザベス」 1940年「犯人は誰だ」「カンサス騎兵隊」 1941年「いちごブロンド」「壮烈第七騎兵隊」 1942年「男性」「追憶の女」 1943年「カナリヤ姫」「陽気な女秘書」 1946年「まごころ」      「遙かなる我が子」アカデミー主演女優賞      「暗い鏡」 1948年「蛇の穴」 1949年「女相続人」アカデミー主演女優賞 1952年「謎の佳人レイチェル」 1955年「見知らぬ人でなく」「王女アナ・メンドーサ」 1956年「恋は巴里で」 1958年「誇り高き反逆者」 1964年「不意打ち」 1965年「ふるえて眠れ」 1970年「冒険者」 1977年「エアポート77・バミューダからの脱出」 1978年「スウォーム」 1979年「ROOTS/.ルーツ2」(TM) 1982年「ロイヤル・ロマンス/ダイアナ世紀の恋」(TM)      「殺人は容易だ」(TM) 1986年「アナスタシア/光・ゆらめいて」(TM) その他の出演者: Claude Rains .... Prince John Patric Knowles .... Will Scarlett Eugene Pallette .... Friar Tuck Alan Hale .... Little John Melville Cooper .... High Sheriff of Nottingham Ian Hunter .... King Richard the Lion Heart Una O'Connor .... Bess Herbert Mundin .... Much-the-Miller's-Son Montagu Love .... Bishop of the Black Canons Leonard Willey .... Sir Essex Robert Noble .... Sir Ralf Kenneth Hunter .... Sir Mortimer User Rating: 8.2/10 (10,915 votes)        top 250: #145 オトーサン、 「おお、世界の名画145位だ!」 アカデミー賞受賞 ・オリジナル作曲賞 ・美術監督賞 同ノミネート: ・作品賞 User Comments: 2000年5月22日 ironsideさん Mexico エロール・フリンは、いい時代の暴れ者... マイケル・カーチスは、アカデミー賞をひとつだけ受賞している。 戦時のスパイを描いた映画「カサブランカ」である。 だが、いい古典映画を何本もつくっている。 「海賊ブラッド」、「進め竜騎兵」、「シー・ホーク」 そして「ロビン・フッドの冒険」である。 すばらしいスターたちを熱狂的に指揮し、 熟練の技を駆使している... 魅力的で、洗練された筋書きや役者たち。 流麗なカメラワーク、精巧な照明、 独特のユーモア・センスを交えたアクション すばらしい撮影もある。 シャーウッドの森の自然な風景 ノッテインガム城のクールなトーン。astle 暖炉のあるルートンの宿屋... この映画には、数々のすばらしいシーンがある。 ロビンは、ジョン王子にタックルすることを決意する。 ロビンと勇敢なFriar Tuckとの剣術くらべ。 ロビンと森の無法者たちが、マリアン姫を迎え入れるために、 サー・ガイとハイ・シェリフに率いられた金貨満載の馬車を襲撃する。 弓の試合。 ロビンの陽気な仲間のノッティンガム城への入場、 剣術の名人、ロビンとサー・ガイの最後の決闘... すばらしい音楽の伴奏つきだ。 エロール・フリンは、 いい時代の最高の暴れ者だった... サクソン貴族サー・ロビン役としては理想的だ。 反抗的無法者になり、金持ちから盗んで貧乏人に与える... 陽気な仲間たちとともに、ノルマン人の野望に歯向かい、 サクソン人の英国を救う... 彼の宿敵は、こうるさいノッティンガムのハイ・シェリフ、 ブラック・キャノンの邪悪な大僧正、 雄弁な陰謀の首謀者サー・ガイ、そしてジョン王子である... エロール・フリン演じるロビンは、 跳び、飛び、よじ登り、スイングし、 老人や寄る辺のないひとびとを保護する偉大なリーダーとなる... ロマンティックなヒーローであり、悪さをして輝き、 絶妙なオリビア・デ・ハビランドを優雅にエスコートする... オリビア・デ・ハビランドはきれいでデリケートな女性であり、 勇敢で無慈悲な無法者と恋に落ちる... Basil Rathboneは、傲慢なサー・ガイとして見事だった。 マリアン姫に恋するロビンを苦しめ、ライバル視する ... クロード・レインズは、裏切り者のジョン王子を演じる。 彼は、ノルマン人の騎士たちに命じて、 無力なサクソン人を強奪や農園焼き払いによって弾圧する... 彼は、ロビンを逮捕すると誓う... この映画は、アカデミー賞3部門で受賞した。 (オリジナル作曲賞、美術監督賞、編集賞) 愉快な高度の冒険物語であり、 アクション満載で、実にカラフルな野外劇である。 すべての家族向きの映画だ... オトーサン、 「へぇ、この監督、"カサブランカ"をつくったんだ」 MICHAEL CURTIZ  マイケル・カーチス 誕生日 1888/12/24-1962/4/11 出身 ハンガリー・ブダペスト 監督作 1923年「サムソンとデリラ」「悪魔の満潮時」 1924年「イスラエルの月」 1927年「砂塵」「夢想の名優」「十字路の女」「人生サーカス」 1928年「テンダーロイン」 1929年「大地の果まで」「ノアの箱船」 1930年「マミィ」「氷原の彼方」 1931年「狂へる天災」 1932年「ブレナー博士」「暁の耕地」「ドクターX」「モンテカルロの女」 1933年「春なき二万年」「ケンネル殺人事件」「肉の蝋人形」 1934年「偽者紳士」「南風の恋歌」 1935年「黒地獄」「海賊ブラッド」「小さい親分」 1936年「進め龍騎兵」「流行の女王」「歩く死骸」 1937年「倒れるまで」「山の法律」「躍り込み花嫁」 1938年「ロビンフッドの冒険」(共)「汚れた顔の天使」「四人の姉妹」      「結婚スクラム」「黄金の罠」 1939年「無頼者の群」「女王エリザベス」 1940年「カンサス騎兵隊」「シー・ホーク」「ヴァージニアの血闘」 1941年「急降下爆撃機」「海の狼」 1942年「空軍の暴れん坊」「カサブランカ」「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」 1943年「ロナルド・レーガンの海軍中尉」 1944年「渡洋爆撃隊」 1946年「夜も昼も」 1947年「ライフ・ウィズ・ファーザー」 1948年「洋上のロマンス」 1949年「嘘クラブの女王」「夢はあなたに」 1950年「破局」「燃えつきた欲望」「情熱の狂想曲」 1951年「アメリカ野郎」 1953年「勝負に賭ける男」 1954年「西部の掟」「エジプト人」「ホワイト・クリスマス」 1955年「俺たちは天使じゃない」 1956年「放浪の王者」 1957年「追憶」 1958年「闇に響く声」「誇り高き反逆者」 1959年「決断」 1960年「バラ色の森」 1961年「コマンチェロ」「剣と十字架」 カーチスは、役者だった。 それから祖国ハンガリーで、1912年に監督に転じた。 第1次世界大戦の後、オーストラリアとドイツで映画をつくり、 1920年代初期に、欧州の他の国で監督をした。 1926年、アメリカに移住し、 ハリウッドのワーナー・ブラザースで、映画をつくりはじめ、 スタジオ・システムに習熟するようになる。 1930年代、40年代には、ほぼすべてのジャンルを手がけた。 そして、「カサブランカ」(1942)や Mildred Pierce (1945)は、 古典映画と考えられている。 彼の輝きは、1950年代には衰え、 ワーナー以外の会社で、多くの平凡な映画をつくった。 最後の映画は、1961年。 翌年、74歳で死去した。


SPY_N

オトーサン、 へぇ、藤原紀香、海外映画初主演作? 英語しゃべれるの? 心配しながら、日本テレビを録画しました。 原題:Leui ting jin ging (2000)    Thunder Cop 監督:Stanley Tong 脚本:Stanley Tong/ Steven Whitney Genre: Action Rated R for violence and language. Country: Hong Kong Language: English / Mandarin 上映時間:92分 あらすじ: 上海警察のダレンは、チーム808に所属することになり、 麻薬や腐敗と戦うことになる。 日本のインターポールの係官 Norika は、 ダレンと協力して、国際麻薬カルテルの殲滅を狙う。 その頃、警察署長の娘に、 腐敗に関与している嫌疑がかかっていた。 出演者: Aaron Kwok .... Darren Tong(ダレン) Mark Dacascos .... Tony Lau(トニー) Norika Fujiwara .... Norika オトーサン、 「紀香、下手クソ!」 井川慶投手並みとは言いませんが、 同じ日本人として恥かしくなりました。 それに、ストリップまがいのこともやらされています。 主演のアーロン・クォックも下手。 目だったのは、マーク・ダカスコスのハンサムぶりと 小柄な黒人俳優Coolioの活躍ぶりでした。 AARON KWOK FU SHING  アーロン・クォック 誕生日 1965/10/26 出身 香港 84年にテレビのショー番組でデビュー。 90年に台湾のCMに出演して人気になり、 90年に「飛越危牆」で映画デビュー。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1990年「ケネディタウン・ストーリー 嵐の季節」 1991年「アンディ・ラウ 神鳥伝説」 1993年「風よさらば 天若有情U」 1996年「野獣の瞳」 1998年「アンナ・マデリーナ」「風雲 ストームライダーズ」 2000年「SPY_N」「電脳警察 サイバースパイ」 2003年「1:99 電影行動」 2004年「柔道龍虎房」 2005年「ディバージェンス 運命の交差点」 MARK DACASCOS  マーク・ダカスコス 誕生日 1964/2/26 出身 米ハワイ州 ともにマーシャツアーツのチャンピオンである両親のもとに生まれ、 18歳の時、カンフーのヨーロッパ選手権で優勝し、 注目を集めた後、俳優に転身。 85年「dim sum」で映画デビュー。 テレビでは「クロウ」で主役を演じた。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1989年「仁義なき闘いインL.A./エンジェル・タウン」 1992年「バトル・マスター/USAサムライ伝説」 1993年「オンリー・ザ・ストロング」 1994年「ダブルドラゴン」 1995年「キック・ボクサー5」 1996年「D・N・A」「クライング・フリーマン」「サボタージュ」 1997年「迫撃者」「サンクチュアリ」      「地獄のハイパー・ウェポン/レッドライン」「D・N・AU」 1998年「クロウ ザ・リベンジ」「コマンドライン/ザ・ベース」      「フル・ブラント」「クロウ」(TM) 1999年「クロウ/ウィッチクロウ」 2000年「SPY_N」 2001年「ジェヴォーダンの獣」「リーサル・トリガー」 2002年「ディープ・コア2002」 2004年「エアポート’04」 2006年「デッドライン 報復の導火線」 その他の出演者: Lee-Hom Wang .... Alex Cheung Coolio .... Coolio Ruby Lin .... Ruby Lin Paul Chun .... Sheriff Lin Siu-Ming Lau .... Uncle Ma Ken Lo .... Ken Jennifer Lin .... Jennifer Jung Yuen .... Lee (Coolio's bodyguard) User Rating: 5.0/10 (551 votes) オトーサン、 「こんなものだろうなぁ」 User Comments: Wizard-8さん Victoria, BC 2003年2月19日 失望。いいアクション・シーンがあったが... まず、この香港映画は、明らかに国際市場を狙っている。 そのこと自体は、何ら問題がない。 事実、私は、マーク・ダカスコスが出演していると知って興奮した。 過去、彼の出演作を楽しんできた。 彼は、才能があるし、存在感もあり、演技力もある。 だが、ダカスコスが、北米ではまだ知られていないせいだろう。 彼を補うネーム・バリューの俳優が必要だった。 このことは理解できるが、 クーリオを選んだのは、本当に間違った選択だった(!) クーリオを批判しているのではない。 これまで、才能を発揮してきたからだ。 だが、脚本と監督は、彼にとって悩ましいものだった。 スラングや侮辱語がノンストップだったのだ。 さらに悪いのは、クーリオの演じる人物が、 ダカスコス演じる人物よりも目立っており、 クライマックス・シーンを受け持ってしまったからだ。 いわば、ダカスコスは、つまらない役を受けもったことになる。 クライマックスのアクション・シーンは、面白い。 その前にあったアクション・シーンも同様だった。 その他の上映時間は、まさにオシャベリの連続。 問題は、筋書きが弱く、当たり前すぎたことだ。 下らないアクション映画になってしまった。 (だから、製作されて3年も経過したのに、 まだ北米では上映されていない!) Stanley Tong監督は、そのルーツにもどるべきだ。 過去のよい作品を振り返るべきだ。 オトーサン、 「Stanley Tong監督、知らんなぁ」 アクション・シーンが見事だったので、興味をもちました。 STANLEY TONG  スタンリー・トン 誕生日 1960/4/7 出身 香港 監督作 1992年「ポリス・ストーリー3」 1993年「プロジェクトS」 1994年「レッド・ブロンクス」 1996年「ファイナル・プロジェクト」 1997年「Mr. マグー」 2000年「SPY_N」 2005年「THE MYTH 神話」 次に、もっと詳しく。 スタンリー・トンは、 子供の頃、マーシャルアーツを学んだ。 10代では、サッカーとバスケットボールが得意だった。 高校卒業後、カナダに行き、マーシャルアーツを教えた。 1979年、帰国し、義理の兄弟の紹介で、 Shaw Bros. Studioに、スタントマンとして入社した。 同じくスタントマンとしてスタートした ジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーといったスターに憧れ、 何とか彼らの後を歩みたいと思った。 何度も、香港スターの代役になった。 チョウ・ユンファからティ・ロン、 そして女役も、例えば、マギー・チャンの代役もやった。 スタントマンならみんな体験する様々な怪我をして 1982年、彼はギアを入れ替え、助監督になった。 彼のスタントワークの知識と映画製作への情熱によって、 スタント・コーディネーターになった。 この仕事は、香港映画においては、監督業そのものよりも重要である。 1987年、"Angel 2"で共同監督になった。 1989年、自分のプロダクション「ゴルデン・ゲート」を設立。 "Stone Age Warriors"をこのプロダクションで手がけたおかげで、 (ニューギニアの現地のヘッドハンターと共同した初の映画だった) ジャッキー・チェンに、監督を依頼された。 西欧でよく知られている「ポリス・ストーリー」の3作目である。 「ポリス・ストーリー3」がアジアとアメリカで成功したので、 チェンの共演者ミシェル・ヨー主演の"Supercop 2"の監督をやることになった。 そして、その続編"Police Story 4: First Strike"も監督した。 脚本も書いた。 さらに、ジャッキー・チェンの「レッド・ブロンクス」も、 アメリカでヒットした。 他の香港映画人と同じく、彼はアメリカ市場に参入しようとしている。 「Mr. マグー」(漫画の映画化)は、失敗したが、 香港映画界では、依然として活躍している。 ジャッキー・チェンが好きな数少ない監督だから、 この先も、彼の作品をもっとみることができるだろう。 出典:http://www.hkfilm.net/stantong.htm


謎のストレンジャー

オトーサン、 「おお、これはありがたい!」 オーソン・ウェルズの映画です。 彼の手になる「市民ケーン」や「第三の男」は、 映画史に燦然と輝いていますよね。 原題:The Stranger (1946) 監督:Orson Welles 原作:Victor Trivas 脚本:Victor Trivas/ Decla Dunning/ Anthony Veiller John Huston/ Orson Welles Genre: Drama / Film-Noir / Mystery / Thriller Color: Black and White 上映時間:95分 あらすじ: 戦争犯罪局のウィルソンは、 ホロコーストの首謀者フランツ・キンドラーを捜索している。 身分を偽って姿をくらましているのだ。 ウィルソンは、キンドラーの元同僚メニケを釈放し、 その後をつけて、コネチカット州ハーパーに行く。 だが、メニケは、あっけなくキンドラーに殺されてしまう。. いまやウィルソンの唯一の手がかりは、 キンドラーが時計狂だということだけ。 だが、キンドラーは、結婚して新しい身分を手に入れて、 過去を封印したと思いはじめていた。 出演者: Edward G. Robinson .... Mr. Wilson(ウィルソン) Loretta Young .... Mary Longstreet (メアリー) Orson Welles .... Professor Charles Rankin(ランキン/キンドラー) オトーサン、 「みんな、うまいなぁ」 エドワード・G・ロビンソンは、 一癖も二癖もある役をやらせたら、ピカイチです。 悲劇の新婚の妻を演じたロレッタ・ヤングは、 やはりアカデミー賞女優だけのことはあります。 EDWARD G.ROBINSON  エドワード・G・ロビンソン 誕生日 1893/12/12-1973/1/26 出身 ルーマニア・ブカレスト 出演作 1923年「ブライト・ショール」 1929年「壁の穴」「夜襲」 1930年「法の外」「東は西」 1931年「犯罪王リコ」「夜の大統領」「特輯社会面」 1932年「天晴れウォング」「二秒間」「虎鮫」 1933年「笑ふ巨人」「吾れは愛せり」 1935年「俺は善人だ」「バーバリ・コースト」 1936年「弾丸か投票か!」 1937年「倒れるまで」「最後のギャング」 1938年「暗黒王マルコ」「犯罪博士」「俺が法律だ」 1939年「戦慄のスパイ網」「恐喝」 1940年「偉人エーリッヒ博士」「ニューヨークの顔役」「ロイター特派員」 1941年「海の狼」「大雷雨」 1942年「詐欺請負会社」「運命の饗宴」 1943年「肉体と幻想」 1944年「深夜の告白」 1945年「飾窓の女」「緑のそよ風」 1946年「謎のストレンジャー」 1947年「赤い家」 1948年「キー・ラーゴ」「夜は千の眼を持つ」 1953年「目撃者は語らず」 1954年「私刑五分前」 1955年「欲望の谷」「法に叛く男」 1956年「地獄の埠頭」「悪夢の殺人者」「十戒」 1959年「波も涙も暖かい」 1960年「賭場荒し」「ペペ」 1961年「青い目の蝶々さん」 1962年「明日になれば他人」「サミー南へ行く」 1964年「逆転」「ちょっとご主人貸して」「七人の愚連隊」「暴行」      「シャイアン」 1965年「シンシナティ・キッド」 1967年「ブロンドの罠」「盗みのプロ部隊」 1968年「大泥棒」「怪盗大旋風」 1969年「マッケンナの黄金」 1970年「ソング・オブ・ノルウェー」 1973年「ソイレント・グリーン」 LORETTA YOUNG  ロレッタ・ヤング 誕生日 1913/1/6-2000/8/12 出身 米ユタ州ソルトレイクシティ 「ミネソタの娘」でアカデミー主演女優賞受賞 出演作 1916年「SWEET KITTY BELLARIS」 1927年「娘新旧両面鏡」 1928年「棚からぼた餅」「LAUGH,CLOWN LAUGH」「情炎夜曲」      「真紅の海」「THE WHIP WOMAN」 1929年「彼と女優」「愛すればこそ」「ラグビー時代」      「硝子箱の処女」「THE SHOW OF SHOWS」「スコール」 1930年「キスメット」「尖端一目惚れ」      「THE MAN FROM BLANKLEY'S」「楽園の路」      「THE SECOND FLOOR MYSTERY」「THE TRUTH ABOUY YOUTH」      「放蕩息子」 1931年「独立守備隊」「繁盛娘」「I LIKE YOUR NERVE」      「プラチナ・ブロンド」「THE RIGHT OF WAY」「支配する声」      「娘三人記」「TOO YOUNG TO MARRY」 1932年「天晴れウォング」「生の創め」「PLAY GIRL」「タクシー」      「THEY CALL IT SIN」「WEEK-END MARRIAGE」 1933年「暁の砂漠」「EMPLOYESS'ENTRANCE」「GRAND'SLAM」      「飢ゆるアメリカ」「男の一頁」「青空天国」「真夜中の処女」      「SHE HAD TO SAY YES」「ブダペストの動物園」 1934年「濁流」「霧に立つ影」「キャラバン」「ロスチャイルド」      「ホワイト・パレード」 1935年「野生の叫び」「戦ふ巨像」「十字軍」「上海」 1936年「4つの恋愛」「愛の花篭」「ラモナ」「人妻の戒律」 1937年「CAFE METROPOLE」「狙はれたお嬢さん」「LOVE UNDER FIRE」      「SECOND HONEYMOON」「WIFE,DOCTOR,AND NURSE」 1938年「4人の復讐」「KENTUCKY」「スエズ」 1939年「ETERNALLY YOURS」「科学者ベル」「WIFE,HUSBAND,AND FRIEND」 1940年「THE DOCTOR TAKES A WIFE」「HE STAYED FOR BREAKFAST」 1941年「BEDTIME STORY」「THE LADY FROM CHEYENNE」「嘆きの白薔薇」 1942年「A NIGHT TO REMEMBER」 1943年「CHINA」 1944年「愛はあけぼの」「LADIES COURAGEOUS」 1945年「無宿者」 1946年「THE PERFECT MARRIAGE」「謎のストレンジャー」 1947年「気まぐれ天使」「ミネソタの娘」 1948年「美しき被告」「荒原の女」 1949年「星は輝く」「ママは大学一年生」 1950年「KEY TO THE CITY」 1951年「CAUSE FOR ALARM」「HALF ANGEL」 1952年「BECAUSE OF YOU」「PAULA」 1953年「IT HAPPENS EVERY THURSDAY」 その他の出演者: Philip Merivale .... Judge Adam Longstreet Richard Long .... Noah Longstreet Konstantin Shayne .... Konrad Meinike Byron Keith .... Dr. Jeffrey Lawrence Billy House .... Mr. Potter Martha Wentworth .... Sara User Rating: 7.5/10 (2,621 votes) オトーサン、 「もっと高くてもいいのでは?」 User Comments: Snow Leopardさん Ohio 2005年3月4日 ウェルズ、ロビンソン他による上出来のスリラー 2人の伝説の俳優を見るのは、実に興味深い。 オーソン・ウェルズとエドワード・G・ロビンソンが共演しているのだ。 それに、この2人に加えて、ロレッタ・ヤングだ。 しかも、ストーリーが面白い。 この映画は、かなりいいスリラーだ。 ウェルズとロビンソンは、ネコとネズミのゲームを繰り広げる。 コネチカットの平和な町に潜んでいる昔のナチを追うのだ。 他のひとも言っているように、 時に会話が当たり前すぎると指摘すべきだろう。 だが、ウェルズとロビンソンには、 そんなことを吹き飛ばす演技力がある。 ロレッタ・ヤングは、ウェルズ演じる男の妻という難しい役だ。 脚本は彼女向きではないが、 物語に大切な人物を見事に演じ切っている。 助演陣では、Billy Houseが傑出している。 店主役で、驚くほどいい活躍をみせている。 おそらく、この映画の最もクリエイティブな面は、 時計塔の効果的な使いかただろう。 筋書き上もそうだし、アイディアとしてもいい。 時計とその時刻という関連性が効いている。 手に汗にぎるクライマックスは、こうした要素をうまく使っている。 ウェルズとロビンソンの2人は、多くの名画に出演し、 どうしても、比較の対象になってしまう。 この「謎のストレンジャー」を他の作品と比較するなかれ。 この映画そのものを見れば分かるが、 これはいいスリラーであり、楽しめる映画である。 オトーサン、 「ほんとに、このひとは天才だ」 でも、”天才、世に容れられず”だったようです。 ○ORSON WELLES   オーソン・ウェルズ  誕生日 1915/5/6-1985/10/10   出身 米ウィスコンシン州  ハリウッドを代表する映画監督、脚本家、俳優。  詩、漫画、演劇に才能を発揮する天才児で、傍若無人だった。  母は9歳の時に亡くなり、父は発明に没頭するアルコール中毒患者。  祖母は神経質でオカルトと魔術に耽溺していた。  イリノイ州の自由な校風のトッド校に通ったが、演劇を作り自ら出演した。  登校早々に怪談で同級生を怖がらせ、手品やほら話を披露した。  肥満児だとしていじめを受けると、赤いペンキを顔に塗り、  大怪我になった演技をして相手を狼狽させたりもした。  1931年、ダブリンのゲート劇場で舞台デビュー。  1934年、アメリカに戻ってラジオドラマのディレクター・俳優になり、  社交界の名士ヴァージニア・ニコルソンと結婚し、  短編映画「The Hearts of Age」の共同監督となった。  1936年、大不況の中、政府による連邦劇場計画(FTP)が始まった。  わずか21歳でニューヨーク市ハーレム地区でのアフリカ系アメリカ人の  俳優・スタッフたちとの演劇制作事業として、  「マクベス」をプロデュースし、大ヒットさせた。  ウェルズは、劇団「マーキュリー劇場」を主宰し、  シェークスピア劇の実験的な公演を行って高く評価された。  1938年夏から、CBSラジオにも出演し、短編ドラマを毎週提供した。  H.G.ウェルズの宇宙戦争」の翻案、「火星人襲来」は、  本物のニュースと間違われ、パニックを引き起こし、全米に名を知られる。  RKOはウェルズを招き、映画の製作を任せた。  「市民ケーン」は、新聞王ハーストの人生を暴く内容が物議を醸し、  ハースト系の新聞による全面攻撃を受け、興行的には惨敗したが、  オールタイム・ベストテンのトップに位置する。  以後、自分の企画が実現出来ず、テレビなどに拠点を移し、  「存在感で見せる怪優」として復活した。  マジックが趣味だった。  映画制作への情熱は生涯失わなかったが、多額の製作費を集めるのには  いつも苦労しており、B級映画への出演を続けてやりくりしていた。  出演作  1941年「市民ケーン」  1942年「偉大なるアーバンソン家の人々」(ナ)  1943年「恐怖への旅」  1944年「ジェーン・エア」  1946年「離愁」「謎のストレンジャー」  1947年「上海から来た女」  1948年「白昼の決闘」(ナ)「マクベス」  1949年「第三の男」「狐の王子」  1950年「黒ばら」  1951年「オセロ」  1953年「トレント最後の事件」「人間と野獣と美徳」  1954年「谷間の争い」  1955年「ナポレオン」「秘められた過去」  1956年「白鯨」  1957年「長く暑い夏」「悪魔に支払え!」  1958年「黒い罠」「自由の大地」「南海の大冒険」(ナ)       「ヴァイキング」(ナ)  1959年「脅迫/ロープ殺人事件」「香港定期船」「ダビデとゴライアス」  1960年「鏡の中の犯罪」「ナポレオン/アウステルリッツの戦い」  1961年「審判」「ロゴパグ」「キング・オブ・キングス」(ナ)  1963年「予期せぬ出来事」  1964年「マルコポーロ大冒険」  1965年「パリは燃えているか」  1966年「オーソン・ウェルズのフォルスタッフ」「わが命つきるとも」  1967年「007/カジノ・ロワイヤル」「ジブラルタルの追想」「明日に賭ける」  1968年「サファリ大追跡」「非情の切り札」  1969年「ネレトバの戦い」「004/アタック作戦」(ナ)  1970年「ワーテルロー」「クレムリンレター」  1971年「キャッチ22」  1972年「ウィッチング」「宝島」  1975年「オーソン・ウェルズのフェイク」「そして誰もいなくなった」(声)  1976年「さすらいの航海」  1979年「マペットの夢見るハリウッド」  1980年「将軍」(ナ)  1981年「珍説世界史PARTT」(ナ)  1983年「双子の鶏フン大騒動」(ナ)  1984年「トニー・カーチスの発明狂時代」  1986年「トランスフォーマー/ザ・ムービー」(ナ)    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


善きひとのためのソナタ

オトーサン、 「舌を噛みそうな長い名前だな」 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督、 何と弱冠33歳!身長2メートル超の偉丈夫です。 指導者の愚を高みから俯瞰した映画でした。 原題:Das Leben der Anderen(2006)    The Lives of Others 監督・脚本:Florian Henckel von Donnersmarck Genre: Drama Rated R for some sexuality/nudity. Country: Germany Language: German 上映時間:137分 あらすじ: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクのデビュー作は、 背筋も凍る、時におかしな元東独の監視システムに焦点を当てている。 1980年代初期、人気劇作家ドライマンと女優クリスタは、 長年の恋人で、社会主義国家・東独の著名な知識人だった。 だが、党の綱領に必ずしも忠実でないと思われていた。 ある日、文化大臣が魅力的なクリスタをモノにしようとして 国家保安省局員ヴィースラー大尉に、このカップルの盗聴を命じる。 だが、ヴィースラーは、彼らの生き方に魅了されてしまう... 出演者: Martina Gedeck .... Christa-Maria Sieland(クリスタ) Sebastian Koch .... Georg Dreyman(ドライマン) Ulrich Muhe .... Captain Gerd Wiesler(ヴィースラー大尉) オトーサン、 「真実の匂い!」 クリスタ役のマルティナ・ゲデックは、 東独で息のつまるような体験をしたそうですし、 長身の劇作家ドライマンは、まるで監督自身のようですし、 監視役のヴィースラー大尉のやや丸くなった背中は、 国家、上司の圧力を一身に背負ってしまったせいなのです。 SEBASTIAN KOCH  セバスチャン・コッホ 誕生日 1962/5/31 出身 ドイツ カールスルイエ 82年から3年間、ミュンヘンのオットー・ファルケンベルグ演劇学校で学ぶ。 その後、舞台でキャリアを積み、ウルムやダルムシュタットの国立劇場を経て、 90年にベルリン国立劇場へ進出。 86年以降はテレビを中心に活躍。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 2001年「トンネル」 2006年「善き人のためのソナタ」 その他の出演者: Ulrich Tukur .... Lieutenant Colonel Anton Grubitz Thomas Thieme .... Minister Bruno Hempf Hans-Uwe Bauer .... Paul Hauser Volkmar Kleinert .... Albert Jerska Matthias Brenner .... Karl Wallner User Rating: 8.4/10 (3,427 votes)        top 250: #210 オオーサン、 「おお、世界の名画210位だ」 強烈なせりふがありました。 "こんなクズに、この国は操られていたのか" アカデミー賞審査委員が、ブッシュ大統領にノーという またとないチャンスですが、どうなるでしょうか。 受賞するでしょうか? アカデミー賞外国語映画賞ノミネート User Comments: hareckさん Berlin, Germany 2006年5月20日 すばらしい 他の方々の好意的なコメントに賛成する。 ひとつだけ、つけ加えておきたい。 元東独をコメディのように描いていない 私にとって、はじめての映画だった。 「サンアレイ」や「グッバイ・レーニン」は、 確かに素晴らしいし、愉快な映画だったが、 西独人の私は、以下の印象をもってしまった。 東独はある種の「ミッキーマウスの国」で、 間抜けだが、魅力的な人々が住んでいると。 だが、「善きひとのためのソナタ」をみて、 この印象が大きく変わった。 そうなのだ。 ベルリンの壁の向こうには、 苦悩や身をよじる絶望があり、 おそろしい断末魔の雰囲気があったのだ。 この映画は、元東独の暗部をもっともリアルに描いたものかもしれない。 製作者、俳優、監督にお礼をいいたい。 10点満点で、10点。 オトーサン、 「いかにもドイツ的な映画だったな」 膨大な記録、厳密な時刻へのこだわりなど、 随所にドイツならではの雰囲気が出ていました。 ところで、上記のコメントに出ている映画"グッバイ・レーニン"は、 見ましたが、”サン・アレイ”は、見ていませんでした。 早速ネットで調べてみました。 原題:Sonnenallee(1999) Sun Alley 監督:レアンダー・ハウスマン 脚本:トーマス・ブルッスイヒ/レアンダー・ハウスマン Genre: Commedy 上映時間:101分 あらすじ: 1970年代、ベルリン国境のゾネンアレー通り。 国境近くとあって、通りからは西側の様子が見え、 西側の住民とも話ができそうな距離にある。 西側から入ってくる観光バスが通るが、 観光客は下車できず、バスの中から物珍しそうに住民を見ている。 そんな街で暮らす17歳のミーシャ(シェール)は、 流行の服を身にまとい、ポップ音楽のスターになることを夢見ている。 激動の時代にありながらも、抑制された日々の中で人々は精一杯日常を謳歌し、 ささやかな幸せを慈しみながら生きている姿が、 多感なミーシャの表情を通して描かれていく。 大人への反抗、社会への反抗、友情がありケンカがあり、 恋をして、伸び切ったカセットテープで音楽を聴きながら懸命に生きるミーシャ。 その姿は、現代も変わらず、世界中のどこにでもいる、 元気で屈託のない17歳の少年そのものに思えてくる。 父(ヘンリー・ヒュープヒェン)、母(カタリーナ・タールバッハ)、 ミヒャの友人たちマリオ(バイヤー)、ミリアム(ヴァイスバッハ)も好演。 一つの国が「東」と「西」に分断されるという特殊な社会的状況、 極端な抑圧政策の中にありながらも、厳しい逆境を逞しく生きる 人間像がリズミカルなタッチで描かれていく。 出演者: アレクサンダー・シェール、ヘンリー・ヒュープヒェン、 カタリーナ・タールバッハ、アレクサンダー・バイヤー、 テレーザ・ヴァイスバッハ、マルティン・メラー ロベルト・シタットローバー、デットレフ・ブック、 出典:http://www.oeff.jp/database/129_Sonnenallee.html    http://www.japan-art-design.de/film/film05.htm#093


ブレイド

オトーサン、 「録画しようかなぁ?」 どうも血なまぐさい映画のようなのです。 テレビ東京の木曜洋画劇場で放送していました。 アメリカン・コミックの映画化で評判の名画とか。 原題:Blade (1998) 監督:Stephen Norrington 脚本:David S. Goyer Genre: Action / Horror / Thriller Rated R for strong, pervasive vampire violence      and gore, language, and brief sexuality. Country: USA Language: English / Russian 上映時間:114分 あらすじ: ブレイドの母親は妊娠中に吸血鬼に噛まれて死んだ。 彼女は、息子にどんな才能を与えたか知らないままだった。 よい吸血鬼の利点に加え、人間的スキルも獲得したのだ。 ブレイドは、母親の死に復讐するために吸血鬼ハンターとなる。 吸血鬼たちは、あらゆる組織に侵入し、 ブレイドの特別の血を必要としていた。 それによって、血の神「マルガ」を呼び出すことができるならば、 人間を家畜にすることができるのだ。 出演者: Wesley Snipes .... Blade/Eric Brooks/'The Daywalker'(ブレイド) Stephen Dorff .... Deacon Frost (フロスト) N'Bushe Wright .... Dr. Karen Jenson(カレン) オトーサン、 「2人とも、かっこいい!」 WESLEY SNIPES ウェズリー・スナイプス 誕生日 1962/7/31 出身 米フロリダ州オルランド 幼い頃にサウス・ブロンクスへと移り住み、 ハイスクール・オブ・パフォーミング・アーツ およびパーチェイス大学に入学して演技を学ぶ。 ブロードウェイの舞台出演を続けながら、 映画のオーディションを受け続け、 85年「ワイルド・キャッツ」で映画デビュー。 89年「メジャーリーグ」で注目され、 92年「パッセンジャー57」の主役あたりから 格闘アクション・スターとして地位を得る。 悪役、ヒーロー役問わず、マーシャルアーツを駆使した アクションで存在感を見せ、 ブレイド役を演じた「ブレイド」は3作製作された。 97年「ワン・ナイト・スタンド」で ヴェネチア国際映画祭主演男優賞受賞。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「ワイルド・キャッツ」 1986年「S・O・S・ドクター・ノーグッド!」      「ニューヨーク ベイサイド物語」 1989年「メジャー・リーグ」 1990年「キング・オブ・ニューヨーク」「モ’ベター・ブルース」 1991年「ニュー・ジャック・シティ」「ウォーターダンス」      「ジャングル・フィーバー」 1992年「ハード・プレイ」「パッセンジャー57」◇      「ポイリング・ポイント」 1993年「ライジング・サン」「シュガーヒル」      「デモリションマン」◇「ウォーターダンス」 1994年「ドロップゾーン」◇「シュガーヒル」 1995年「3人のエンジェル」◇      「マネー・トレイン」◇「ため息つかせて」 1996年「ザ・ファン」◇ 1997年「ホワイトハウスの陰謀」◇「ワン・ナイト・スタンド」◇ 1998年「追跡者」◇「ブレイド」◇「デス・ゲーム2025」◇ 2000年「アート・オブ・ウォー」◇「フェイス・イン・ラブ」(TM) 2001年「デッド・ロック」◇ 2002年「ブレイド2」◇「スナイパー」◇ 2004年「アウト・オブ・タイム」◇「ブレイド3」◇ 2005年「デトネーター」◇「ザ・マークスマン」◇ 「7セカンズ」◇「CHAOS カオス」◇ STEPHEN DORFF  スティーブン・ドーフ 誕生日 1973/7/29 出身 米ジョージア州アトランタ 父は映画音楽の作曲家。 9才から演技を始め、「ファミリー・タイズ」などのTVドラマを経て、 87年にカナダ映画「ザ・ゲート」と映画デビュー。 92年に二千人以上の候補者の中から選ばれて 主役の高校生ボクサーを演じた「パワー・オブ・ワン」で注目される。 94年の「バック・ビート」での早逝したビートルズ五人目の男 スチュアート・サトクリフ役も高く評価された。 活躍度 △↑ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1987年「ザ・ゲート」 1991年「わたしを助けて/レスキュー・ミー」「この愛を忘れない」 1992年「パワー・オブ・ワン」◇ 1993年「ジャッジメント・ナイト」 1994年「バック・ビート」◇「S.F.W メディアへの銃弾」◇      「イノセント・ライズ」 1995年「I SHOT ANDY WARHOL」 1996年「スペース・トラッカー」「ブラッド&ワイン」 1997年「バッド・デイズ」 1998年「ブレイド」◇ 1999年「ウィズアウト・ユー」◇ 2000年「セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ」◇ 2001年「ズーランダー」▲「クレイジー・ワールド」◆ 2002年「フィアー・ドット・コム」◇「デュース・ワイルド」      「スティール」 2003年「コールド・クリーク 過去を持つ家」「コンクリュージョン」 2004年「アローン・イン・ザ・ダーク」 2006年「ワールド・トレード・センター」 その他の出演者: Kris Kristofferson .... Abraham Whistler Donal Logue .... Quinn Udo Kier .... Vampire Elder Dragonetti Arly Jover .... Mercury Traci Lords .... Racquel Kevin Patrick Walls .... Officer Krieger Tim Guinee .... Dr. Curtis Webb Sanaa Lathan .... Vanessa Brooks Eric Edwards .... Pearl Donna Wong .... Nurse Carmen Thomas .... Senior Resident Shannon Lee .... Resident User Rating: 6.8/10 (34,338 votes) オトーサン、 「こんなに高いスコアでいいのかなぁ?」 血だらけの映画をみてうれしがるひとが、 こんなに多くていいのでしょうか? User Comments: Matthew Williamsさん England 2006年12月24日 すばらしい吸血鬼映画 ウェズリー・スナイプスのブレイド役はカンペキ。 半ば人間、半ば吸血鬼。 デイウォーカーとして知られている。 彼は、吸血鬼の力をすべて持っている。 唯一の弱点は、血に飢えていること。 彼は、ウィスラーと組み、吸血鬼狩りをする。 数世紀の間、知られずに人類の間で暮らしてきたのだ。 だが、全能の大君主フロストは、共存に飽きて、 人類をエサと呼ぶようになっていた。 血の神を弱体化して、自らが世界を支配しようとする。 この映画、配役もいいし、脚本も監督もいい。 最初から最後まで、スリリングなライドを保証してくれる。 すてきなファイト・シーンとすごい会話がある。 「ブレイド」は、ホラーというよりアクション映画だ。 迫力満点だ。 10点満点で、8点。 オトーサン、 「もう少し詳しい批評ないかなぁ」 ネットで探すと、トヨタの新車「ブレイド」や 「ブレイド2」や「ブレイド3」が出てきて、 肝心の情報が映画「ブレイド」の情報が少ないのです。 ひとつだけ発見しました。 ○感想 『マトリックス』よりも一歩早く“弾丸避け”と “ビルからビルへジャンプ”といったアクション演出を見せた、 アクション・ホラーの傑作です。 元々はコミック原作の映画ですけど、 このブレイドというキャラクターが スナイプスの為に作られたものではないというのが信じられいぐらいですね。 それぐらいのハマりっぷりです。 この映画の面白い点はいくつかありますが、 その中に、「アクションシーン中のスナイプスの動きを見てるだけで楽しい」 というのがあります。 アクションの華麗さはいつも通り素晴らしいですが、 今回はそれだけでなく、 「どうだ!」というスナイプスの心の声が聞こえてくるかのような、 見事な”決めポーズ”みたいなのが アクションの合間に挿入されるんです。 これがもう、そのポージングがあまりにキマり過ぎてて 笑ってしまうぐらいです。 これがやれるハリウッドスターは スナイプスただ一人と言っても過言ではあるまい。 『マトリックス』の一歩先を行っていただけあって、 アクションの演出は実に見事です。 ホラー映画的なショック描写も有り、 見た目の楽しさは 全アクション・ホラー映画の中でも屈指のレベルだと思いますね。 アクション面では、 主演のスナイプスの華麗なアクション演技と相まって、 「あまりにカッコ良すぎて、見た瞬間爆笑してしまう」 というシーンが何ヶ所か出て来ます。 特に、冒頭のアクションシーンの素晴らしさはもう言葉は不要ですね。 「とにかく見ろ!」といった感じです (要するに、このシーンの素晴らしさを 言葉にする能力が私に無いだけなんですが・笑)。 このシーン唯一の欠点は、 「あまりに凄すぎて、これ以降、どんなアクションが出て来ても 冒頭ほどのインパクトが感じられない」という点でしょうか。 贅沢な欠点ですが(笑)。 あと、一瞬ではありますが、クライマックスの 「とられたグラサンを取り返すシーン」も最高でしたね。 実はストーリー展開にはそれほど面白味は感じられなかったんですが、 悪役が最高なのでそれも帳消しです。 何しろ、この映画を最初に見た時、 最も印象に残ったのはスナイプスではなくて、 悪役のフロストを演じたスティーブン・ドーフの方でしたからね。 何か、どう見てもヴァンパイアに見えないんですよね、この人。 あと、全然強そうに見えないです。 それなのに、ある種のカリスマ性みたいなのがしっかり感じられるんです。 ちょっと間違えたら「ただイキがってるだけの若造」に 見えかねないところだと思うんですが、 冒頭であれだけのアクションの披露したスナイプスの相手役として 全く不足を感じない「悪の魅力」というのがバリバリ感じられるんですよね。 その見た目の「強そうじゃない」という点と、 それでも全身から感じられる悪のカリスマ性。 このギャップがたまらなく魅力的でしたね。


東京の休日

オトーサン、 「こんな古い邦画みてどうするの?」 でも、実に懐かしい映画でした。 バスガイドが憧れだった時代があったのです。 FUJIYAだって、そのネオンが銀座の夜を彩っていたのです。 若い頃の八千草薫さんや小林桂樹さんもみられて、 感激を新たにしました。 原題:東京の休日(1958) 監督:山本嘉次郎 脚本:井手俊郎 / 山本嘉次郎 Genre: Drama 上映時間:87分 あらすじ: メリー川口は、NYで活躍中のデザイナー。 両親の墓参りに帰国したが、 それを知った幼な馴染みの蝶子は、ホテルを訪れ、 一緒にファッション・ショウを開くことを提案した。 パトロンの小松原の名声復活のためだった。 だが、しばらく秘密にしておくはずが、 小松原が芸者八千代に漏らすなど、 この話はたちまち巷に拡がっていく。 メリー川口帰朝記念のショウが開催されたが、 賞賛されたのは、彼女の新感覚のデザインだけだった。   出演者 山口淑子 .... メリー川口 久慈あさみ .... マダム蝶子 上原謙 .... 小松原寛 八千草薫 .... 芸者八千代 小林桂樹 .... 林敬太 オトーサン、 「演技以前の感動だ!」 一応、この5人を主演としましたが、 その他の出演者のきらびやかなこと、目を奪うようです。 三船敏郎が端役ですよ。 その他の出演者: 沢村いき雄 .... フランク仁田 三好栄子 .... キャザリン仁田 小杉義男 .... ヘンリイ三木 出雲八重子 .... キチイ三木 池部良 .... バーテンダー 三船敏郎 .... 天海の甥 根岸明美 .... バレーの踊り子 中田康子 .... バレーの踊り子 重山規子 .... バレーの踊り子 羽鳥雅一 .... バレーの踊り子 淡路恵子 .... バレーの踊り子 草笛光子 .... バレーの踊り子 白川由美 .... ユキ子 青山京子 .... キヨ子 杉葉子 .... バスガイド 扇千景 .... ちかげ 乙羽信子 .... のぶ子 新珠三千代 .... みちよ 司葉子 .... 堀洋子 宝田明 .... ジョージ田中 原節子 .... おでん屋の女将 志村喬 .... ジャマイカの権造 山田真二 .... 自動車ショウのMC 団令子 .... スピードガールA 家田佳子 .... スピードガールB 三井美奈 .... スピードガールC 水野久美 .... スピードガールD 笹るみ子 .... スピードガールE 磯村みどり .... スピードガールF 小泉博 .... 泉二郎 越路吹雪 .... 日本メドレー 雪村いづみ .... チャイナ・マンボ 陳恵珠 .... 台湾の歌手 柳家金語楼 .... 天海の和尚 宮城まり子 .... 子守唄を歌う女 香川京子 .... 子守唄を歌う女 久保明 .... ボーイ 加東大介 .... 営業部長 User Ratings:- オトーサン、 「アメリカ人は知らないんだ」 User Comments: GREEN MOONさん 2007年2月11日 李香蘭と満州 李香蘭という名前で日本、満州で人気になった山口淑子さんですが、 その活躍の場となった満州映画協会において理事長をつとめていたのは 大杉事件で歴史に名を残す甘粕正彦でした。 東条英機の子飼いと言える彼は、犯罪者という過去を背負いながら 戦後の日本映画にも影響を与え、 01年に永眠された朝比奈隆が指揮するハルビン交響楽団にも協力しました。 話は山口淑子さんに戻りますが、 わたしは彼女の名を知ってはいてもその歌や映画の演技を知りませんでした。 一昨日にようやく昼にテレビ東京でやっていた「東京の休日」を観て それらを知ることができましたが、 わたしとしてはそれらより若い頃の小林桂樹さんや 森繁久彌さんを観ることができたことの方が新鮮でした。 1958年の作品と言うことなので彼女は38歳。 李香蘭という名で絶大な人気を誇った作品を見れば もっと感動できたのかもしれません。 オトーサン、 「波乱万丈の人生だったんだ」 いくつもの人生を生きたひと、偉大なひとでした。 山口淑子→李香蘭→山口 淑子→Shirley Yamaguchi→大鷹淑子 ○山口 淑子  1920年2月12日 -  満州の炭鉱の町・撫順で生まれの国際的な女優・歌手。  満鉄で中国語を教えていた山口文雄とアイの間に生まれた。  中国語を学び、父親の友人、瀋陽銀行頭取・李際春将軍の  義理の娘分になり、李香蘭と命名された。  13歳より、オペラ歌手・マダム・ポドレソフから声楽を習う。  奉天放送局の歌手に抜擢された後、  中国人女優「李香蘭」としてデビューする。  戦中は、国策映画「サヨンの鐘」などに出演。  「萬世流芳」の大ヒットで、中国人に爆発的人気を勝ち取る。  「夜來香」等が大ヒットし、中国三大スターの一人となった。  敗戦後、彼女の運命は暗転する。  売国奴の嫌疑をかけられ、軍事裁判に掛けられる。  処刑寸前だったが、日本人だと分かり、国外追放になる。  帰国後、本名の「山口淑子」に戻り、銀幕に復帰。  以後、日本映画界を中心に香港映画界でも活躍する。  Shirley Yamaguchiの名でハリウッド映画でも主演した。  1951年、彫刻家イサム・ノグチと結婚したが、1958年離婚。  同年、外交官大鷹弘と再婚し、引退。  引退直前に、芸能生活20周年記念映画として「東京の休日」が製作された。  この映画が最後の出演映画となった。  1969年、フジテレビのワイドショー「3時のあなた」の司会者になる。  1974年、大鷹淑子として参議院議員に当選。  環境庁政務次官、参院北方問題特別委員長、参院外務委員などを歴任。  出演作  1938年「蜜月快車」「私の鶯」「富貴春夢」「冤魂復仇」  1939年「白蘭の歌」「東遊記」  1940年「支那の夜」「孫悟空」「熱砂の誓ひ」  1941年「美しき犠牲」「君と僕」「蘇州の夜」  1942年「迎春花」「黄河」  1943年「戦ひの街」「萬世流芳」「サヨンの鐘」       「誓ひの合唱」「野戦軍楽隊」  1948年「わが生涯のかゞやける日」「情熱の人魚」  1949年「流星」「人間模様」「果てしなき情熱」「帰国」  1950年「初恋問答」「暁の脱走」「女の流行」「醜聞」  1951年「東は東」  1952年「風雲千両船」「霧笛」「戦国無頼」「上海の女」  1953年「抱擁」  1954年「土曜日の天使」  1955年「金瓶梅」「東京暗黒街・竹の家」  1956年「Navy Wife」「白夫人の妖恋」  1957年「神秘美人」  1958年「一夜風流」「東京の休日」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を修正


あなたになら言える秘密のこと

オトーサン、 「甘ったるい題名だなぁ」 でも、あの名優ティム・ロビンスが主演とあれば、 見ないわけにはいきません。 戦争シーンのひとつもない反戦映画でした。 原題:The Secret Life of Words (2005) 監督・脚本:Isabel Coixet Genre: Drama Country: Spain Language: English 上映時間:115分 あらすじ: ハンナは、勤勉そのものの女子工員。 なぜか補聴器をつけている。 組合の圧力で、上司から休暇を取りなさい、 1ケ月ほど、南の島で遊んでおいでと命じられる。 だが、休暇中に彼女は、仕事をみつける。 それも、油田掘削所でひどい火傷を負ったジョゼフの看護だ。 彼は、失明寸前で、容態が安定すれば、 陸上の病院へ搬送することになっている。 この海上の油田掘削所にいるのは、 コック、海洋学者、その他数人である。 ハンナは、ジョゼフに魅せられ、 ジョゼフは、次第に彼女の沈黙の殻を破るようになる。 出演者: Sarah Polley .... Hanna(ハンナ) Tim Robbins .... Josef(ジョゼフ) Javier Camara .... Simon(サイモン) オトーサン、 「こういう演技をみたかった!」 心の奥底で響きあうひとびと。 ハリウッド映画の空々しさとは無縁の別世界の人間像です。 世界帝国アメリカにはいないひとびとです。 SARAH POLLEY  サラ・ポーリー 誕生日 1979/1/8 出身 カナダ テレビでは「アボンリーへの道」のヒロイン、セーラ役や 「丘の家のジェーン」など。 活躍度 △↑ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「クリスマスに届いた愛」デビュー 1987年「ビッグタウン」 1988年「ぞうのババール」(声)「バロン」 1990年「丘の上のジェーン」(TM)「アヴォンリーへの道」(TM) 1994年「エキゾチカ」 1996年「JOE'S SO MEAN TO JOSEPHINE」 1997年「スウィート・ヒアアフター」「THE HANGING GARDEN」      「THE PLANET OF JUNIOR BROWN」 1998年「go」◇「イグジステンズ」◆ 1999年「写真家の女たち」◇ 2000年「悪魔の呼ぶ海へ」 「めぐり逢う大地」 2002年「死ぬまでにしたい10のこと」◇ 2003年「Re:プレイ」「LUCK ラック」 2004年「ドーン・オブ・ザ・デッド」◇ 2005年「アメリカ、家族のいる風景」「あなたになら言える秘密のこと」 TIM ROBBINS  ティム・ロビンス 誕生日 1958/10/16 出身 米カリフォルニア州ウエストコヴィーナ ニューヨーク大学、UCLAの演劇科で勉強した後、 ジョン・キューザックらと劇団アクターズ・ギャングを作る。 「ザ・プレイヤー」でカンヌ映画祭主演男優賞。 「ショーシャンクの空に」の脱獄囚役も評価された。 92年「ボブ・ロバーツ」で監督デビュー。 監督二作目の「デッドマン・ウォーキング」では アカデミー監督賞の候補にも挙がる。 2003年「ミスティック・リバー」でアカデミー助演男優賞受賞 私生活ではスーザン・サランドンがパートナー。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1984年「恋人ゲーム」「トイ・ソルジャー」 1985年「シュア・シング」 1986年「ハワード・ザ・ダッグ/暗黒魔王の陰謀」 1988年「テープヘッズ」      「ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち」      「メイド・イン・ヘブン」「さよならゲーム」 1989年「ミス・ファイアー・クラッカー」      「エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海」 1990年「ジェイコブズ・ラダー」「キャデラックマン」 1991年「ジャングル・フィーバー」 1992年「ザ・プレイヤー」「ボブ・ロバーツ」 1993年「ショート・カッツ」 1994年「未来は今」「星に想いを」「ショーシャンクの空に」◇      「プレタポルテ」 1995年「デッドマン・ウォーキング」◇ 1998年「ナッシング・トウ・ルーズ」◇「隣人は静かに笑う」◇ 1999年「オースティン・パワーズ・デラックス」▲ 2000年「ミッション・トゥ・マーズ」◇「ハイ・フィデリティ」◆ 2001年「サベイランス/監視」「ヒューマンネイチュア」 2002年「シャレード」 2003年「ミスティック・リバー」「CODE46」 2005年「宇宙戦争」「ザスーラ」「あなたになら言える秘密のこと」 その他の出演者: Sverre Anker Ousdal .... Dimitri Steven Mackintosh .... Doctor Sulitzer Eddie Marsan .... Victor Julie Christie .... Inge Daniel Mays .... Martin Dean Lennox Kelly .... Liam Danny Cunningham .... Scott Emmanuel Idowu .... Abdul Reg Wilson .... Manager Leonor Watling .... Josef's friend's wife Peter Wright .... Dullman User Rating: 7.4/10 (1,325 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 ゴヤ賞 ・最優秀作品賞: ・最優秀監督賞:イザベル・コイシェ ・最優秀脚本賞:イザベル・コイシェ ・最優秀製作者:エステル・ガルシア 同ノミネート ・助演男優賞:ハビエル・カマラ User Comments: efewebberさん www.petcomic.tk 2005年10月23日 秘密の詩 私は、イザベル・コイシェ監督映画を見に行った。 3時間前のことだ。 その美しく力強いストーリーが、まだ頭に響いている... 海、ティム・ロビンスの眼差し、ハンナの美しい声、 感情を抑える強烈なやりかた、 海の真っだ中なのにサイモンの美味しい料理.. 考え出されたのは、実に単純で、神秘的な女性だった。 私見だが、実に見事にサラ・ポーリーが演じている。 たまたま寂しい場所に着き、 孤独なものたちが、それぞれ心のなかに深い傷をもっている。 映画のなかでも明白に述べられているが、 「神がかれらをつくりたもうた..」 そこに慣れるにしたがって、 彼女は、彼女は自己を解放し、くつろげるようになる。 誰も、ひとから何かを期待しないからだ。 撮影は美しい。 数千もの相反する感情が、海中油田掘削のさなかに噴出する。 すばらしい映画だ。 出演者も手堅い。 助演陣も、いい演技をしている。 観客に基本的に何が語られているか理解させてくれる。 最後になるが、最後のほうで、Tom Waitsを起用したのは、サイコー。 だが、まあ、これしかないのでは? Tom Waitsの音楽は、心の深い感情に訴えかけてくる。 そう、だから、この映画を次のようなひとに薦めたい。 何らかの点で、深く痛手を負っているひとを 気遣っているひと、気遣いたいひと、 あるいは、気遣える立場にあるひとだ。 そして、願わくば、あなたもそうであってほしい。 イザベル、ありがとう。 オトーサン、 「どういうひとなのだろう?」 スペインの監督なので、詳しいデータがありません。 ISABEL COIXET イザベル・コイシェ 誕生日:1962年4月9日 - 出身地:スペイン・バルセロナ バルセロナ大学で歴史を学んだ後、 ジャーナリストとして働いていたが映画監督に転身。 「あなたになら言える秘密のこと」で2005年のゴヤ賞を受賞した。 英語圏の俳優をよく起用する。 監督作 1966年「あなたに言えなかったこと」 2003年「死ぬまでにしたい10のこと」 2005年「あなたになら言える秘密のこと」 2006年「パリ、ジュテーム」 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


牛泥棒

オトーサン、 「へぇ、このおじいさん、そうなの?」 3人の男のひとりが、フランシス・フォード。 かの有名なジョン・フォード監督の兄だそうです。 原題:The Ox-Bow Incident (1943) 監督:William A. Wellman 原作:Walter Van Tilburg Clark 脚本:Lamar Trotti Genre: Drama / Western Country: USA Language: Spanish / English Color: Black and White 上映時間:75分 あらすじ: 2人の放浪者が西部の町に通りかかる。 そのとき、農場主が殺され、牛が盗まれたというニュースが入る。 町のひとびとは、犯人たちを捕まえるべく、民兵隊を結成する。 彼らは、牛をもっていた3人の男をみつけ、その場で裁きを決める。 出演者: Henry Fonda .... Gil Carter)(カーター) Dana Andrews .... Donald Martin(マーチン) Anthony Quinn .... Juan Martinez/Francisco Morez(マルチネス) オトーサン、 「やはり上手い演技だなぁ」 傍観者として、何もできない男の無念さを見事に演じています。 イラク戦争、地球温暖化...、現代人は無力ですねぇ。 HENRY FONDA  ヘンリー・フォンダ 誕生日 1905/5/16-1982/8/12 出身 米ネブラスカ州 出演作 1935年「運河のそよ風」「東への道」「恋の唄」 1936年「丘の一本松」「月は我が家」「浪費者」 1937年「暁の翼」「暗黒街の弾痕」「高圧線」      「或る女」 1938年「黒蘭の女」「封鎖線」「美人は人殺しがお好き」      「北海の子」 1939年「地獄への道」「科学者ベル」「若き日のリンカーン」      「モホークの太鼓」 1940年「怒りの葡萄」「地獄への逆襲」 1941年「レディ・イヴ」「新妻はお医者様」 1942年「男性」「運命の饗宴」 1943年「ビッグ・ストリート/美しき女への挽歌」      「牛泥棒」 1946年「荒野の決闘」 1947年「朝はまだ来ない」「逃亡者」「哀しみの恋」 1948年「わが道は愉し」「アパッチ砦」 1955年「ミスタア・ロバーツ」 1956年「戦争と平和」 1957年「間違えられた男」「十二人の怒れる男」      「胸に輝く星」 1958年「女優志願」 1959年「ワーロック」「断絶の嵐」 1961年「野望の系列」 1962年「史上最大の作戦」「西部開拓史」 1963年「スペンサーの山」 1964年「最後の勝利者」「求婚専科」「ランダース」      「未知への飛行」 1965年「危険な道」「バルジ大作戦」 1966年「秘密大戦争」「テキサスの五人の仲間」 1968年「ファイヤークリークの決闘」「刑事マディガン」      「合併結婚」「絞殺魔」 1969年「ウエスタン」 1970年「テキサス魂」「燃える戦場」「大脱獄」 1971年「わが緑の大地」 1973年「エスピオナージ」「ミスター・ノーボディ」「別離」 1974年「ブラック・シャツ/独裁者ムッソリーニを狙え!」 1976年「ミッドウェイ」 1977年「テンタクルズ」「ジェット・ローラー・コースター」 1978年「ザ・ビッグ・バトル」「スウォーム」「悲愁」 1979年「メテオ」「グランド・キャニオンの黄金」「シティ・オン・ファイア」 1981年「黄昏」 その他の出演者: Mary Beth Hughes .... Rose Mapen/Rose Swanson William Eythe .... Gerald Tetley Harry Morgan .... Art Croft Jane Darwell .... Jenny Grier Matt Briggs .... Judge Daniel Tyler Harry Davenport .... Arthur Davies Frank Conroy .... Maj. Tetley Marc Lawrence .... Jeff Farnley Paul Hurst .... Monty Smith Victor Kilian .... Darby Chris-Pin Martin .... Poncho Willard Robertson .... Sheriff User Rating: 8.3/10 (3,127 votes)         top 250: #239 オトーサン、 「おお、世界の名画239位だ!」 アカデミー賞ノミネート ・作品賞 User Comments: 民兵隊の考えかた jotix100さん New York 2005年5月17日 「牛泥棒」は、われわれが生きている 大変な時代と重なっている。 ダリル・F・ザナックは、 この企画が多くのひとに賞賛され、 共感を受けるものになるとは、考えもしかったにちがいない。 監督のウィリアム・ウェルマンは、 Walter van Tilburg Clarkの原作、Lamar Trotti脚本で、 すばらしい映画をつくった。 この映画、わずか75分という短い時間に多くを詰め込んでいる。 倍の長さがある他の映画が失敗しているというのに。 Arthur C. Millerの撮影は、この映画の長所だ。 この映画、ヘンリー・フォンダの「12人の怒れる男」を想起させる。 そこでは、大衆が多かれ少なかれ、 極悪犯罪を犯したとして告発された若者の運命を決めるのだ。 この映画も、おなじようなアイディアである。 ここでは、暴徒化した民兵隊が、 3人の不幸な男を有罪と決めつけ、縛り首にしてしまう。 法廷で裁かれるならば、無実だったにちがいないのだ。 カーター役のヘンリー・フォンダは、すばらしい。 だが、最大の驚きは、無名のDana Andrewsだ、 犯してもいない罪を償なわされ男たちのひとりを演じている。 また、この映画で、初期のアンソニー・クインが 不運な男のひとりとして顔を出している。 監督は、脇役陣から見事な演技を引き出している。 特に、Frank Conroy、William Eythe、Jane Darwell、 そしてMary Beth Hughesがいい。 これは、映画の至宝だ。 オトーサン、 「そうなんだ...」 名監督の手にかかると、こうも映画はよくなるのです。 何度もダメ出しをしたのでしょう。 WILLIAM AUGUSTUS WELLMANN  ウィリアム・A・ウェルマン 誕生日 1896/2/29-1975/12/9 出身 米マサチューセッツ州ブルックライン 第一次世界大戦中にフランス外人部隊に参加し、 ファイエット空軍のエース・パイロットとして活躍。 1920年にゴールドウィン社に入社し、1923年に初監督。 1927年に第一次世界大戦中に活躍する パイロットを描いた「つばさ」の監督に抜擢され、 自身の経験を生かしたこの作品が第一回アカデミー作品賞を受賞したが、 完ぺき主義から制作のパラマウント映画と衝突し、 何度も首になりかけたという。 監督作 1923年「豪傑ダン」「命を的に」「男の中の男」 1924年「冒険児」「曠原の哀歌」「漂白の兄弟」 1926年「踊る英雄」「猫の寝間着」「女心を誰が知る」 1927年「つばさ」 1928年「人生の乞食」「暗黒街の女」「空行かば」 1929年「支那町の夜」「君恋し」「女性の罠」 1930年「危険な楽園」「若き翼」 1931年「夜の看護婦」「民衆の敵」「都会の世紀末」 1932年「立ち上る米国」「天晴れウォング」「母」 1933年「つばさの天使」「フリスコ・ジェニー」      「飢ゆるアメリカ」「真夜中の処女」「家なき少年群」 1934年「電話新撰組」「秦西侠盗伝」 1935年「野性の叫び」 1936年「ロビンフッドの復讐」「小都会の女」 1937年「スタア誕生」 1938年「翼の人々」 1939年「ボー・ジェスト」「消え行く灯」 1943年「牛泥棒」 1944年「西部の王者」 1945年「G.I.ジョウ」 1947年「魔法の街」 1948年「鉄のカーテン」「廃墟の群盗」 1949年「戦場」 1951年「ミズーリ横断」「女群西部へ」 1953年「男の叫び」 1954年「紅の翼」「血ぬられた爪あと」 1955年「中共脱出」 1958年「特攻決死隊」「壮烈!外人部隊」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


フォーエバー・フィーバー

オトーサン、 「何かなぁ」 "サタディ・ナイト・フィーバー”のパクリのような題名。 「シンガポール映画か...、はじめてだから見てみるか。 原題:Forever Fever (1998) 監督・脚本:Glen Goei Genre: Comedy / Drama / Romance Rated PG-13 for momentary language and some violence. Runtime: 95 min Country: Singapore Language: English / Hokkien 上映時間:95分 シンガポールでは、カンフーとディスコが出会う。 ホックは、スーパーの店員。 オートバイが欲しくてたまらない。 両親や姉と一緒に住んでいるが、 家族は医学生である弟のベンを偏愛している。 ホックは、ブルース・リーのフアン。 その動きをマネしたりしている。 地元の安手な番組"サタディ・ナイト・フィーバー"をみて、 ディスコが気に入り、 幼なじみのメイに夜のレッスンに通おうと提案する。 コンテストに勝って、賞金でオートバイを買うのだ。 彼は、メイが彼を好きなことに気づかず、 コンテストの相手に、別の女性を選んでしまう。 やがて、ベンは家族に秘密を打ち明ける。 実は、源氏名レスリーのゲイだったのだ。 ホック、ベン、メイ、そして彼女のライバル。 まさに、ナイト・フィーバーだ。 出演者: Adrian Pang .... Hock(ホック) Medaline Tan .... Mei(メイ) Caleb Goh .... Leslie/Ah Beng(レスリー) オトーサン、 「好青年だ」 演技はともかくいい印象です。 経歴紹介は、内容のないものでした。 ADRIAN PANG  エイドリアン・パン 誕生日 出身 −− −− 活躍度 ▲→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 2001年「スパイ・ゲーム」 その他の出演者: Pierre Png .... Richard Anna Belle Francis .... Julie Steven Lim .... Boon Westley Wong .... Bobby Alaric Tay .... Ah Seng Dominic Pace .... Hock's Guardian Angel Pam Oei .... Mui Kay Siu Lim .... Father Margaret Chan .... Mother Lily Siew Lin Ong .... Grandmother Kumar .... Tranny #1/Larry/Host Kay Tong Lim .... Mr. Tay User Rating: 6.7/10 (292 votes) オトーサン、 「案外高いスコアなんだ」 User Comments: Seanさん New York, NY 2002年2月8日 愉快な映画だ この映画、ほんとうにハリウッド映画よりもいい。 シンガポールのように、 アジアの伝統と西洋文明の影響が交錯する地域では、 ストーリーが沸点にまでいき、いい映画が生まれる。 多くのアメリカ人は、 この映画の題名や訴求する点を評価しないだろう。 (私はアイルランド系ノールウェー人なので、  こうした状況はよく分かる) だが、この映画、ほんとうにすばらしい。 オトーサン、 「案外面白かったな」 エイドリアン・パンの経歴を探してみよう」 前掲の海外映画俳優マガジンも、IMDbもダメ。 こういうときは、ウィキペディアが頼りになります。 英語版なので、翻訳しました。 ○Adrian Pang  1966/1/8- 中国系シンガポール人の俳優。  Royal Academy of Dramatic Artに学ぶ。 MediaCorp TVに俳優として端役で出演し、 2001年に新会社SPH MediaWorksに変わる。.  バイリンガル俳優として、  Channel iで、すみやかに地歩を固める。.  多彩な才能をもつ彼は、"comedy Durian King"のホスト役や、  channelの最後の映画で主演俳優として活躍した。  2005年にMediaCorpと合併する6週間前だが)  合併後、MediaCorp TV に再雇用され、 MediaCorp TVのチャネル8で、中国ドラマに出演する。  例えば、大作ドラマ"Portrait of Home”(2005)など。  エキセントリックなDadi役で、 Star Awards 2005の最優秀俳優にノミネートされた。 また、Jack Neoのロマンティック・コメディ "I Do I Do with Sharon Au"に主演した。  さらに、Channel Uで"Nine Lives in Arts Central"、 今年はChannel 5で、"Maggi & Me"に出演した。  チャネル5において、ショウ番組"The Arena"のホストもつとめた。 香港女優Jessica Hsuenとシリーズ番組"Parental Guidance"で  共演している。  From Wikipedia, the free encyclopedia


類猿人ターザン

オトーサン、 「おお、ターザン映画だ!」 子供の頃みて、血湧き、肉躍った映画です。 何と製作が1932年、いまから75年前! それでも、全然古くなんかなっていないのです。 原題:Tarzan the Ape Man (1932) 監督:W.S. Van Dyke 原作;Edgar Rice Burroughs 脚本;Cyril Hume/ Ivor Novello Genre: Action / Adventure 上映時間:99分 あらすじ: ジェームスとハリーは、アフリカ探検中。 象の墓場を求めている。 見つければ巨万の富が手に入るのだ。 パーカーの美しい娘ジェーンが、突然、加わってくる。 ハリーは、ジェーンに一目ぼれし、 ジャングルで経験するあらゆる危険から彼女を守ろうとする。 ジェーンは、ターザンとその猿の仲間たちに誘拐され、 はじめは恐れおののくものの、父親の探検に復帰し、 ターザンと別れることになると考えが変わる。 探検隊は、凶暴な種族の捕虜になったが、 ジェーンは、猿のCheetahに頼み、ターザンに救いを求めるのだった... 出演者: Johnny Weissmuller .... Tarzan(ターザン) Maureen O'Sullivan .... Jane Parker(ジェーン) C. Aubrey Smith .... James Parker(ジェームス) Neil Hamilton .... Harry Holt(ハリー) オトーサン、 「ワクワクするなぁ」 ジャングルの動物たち(ライオン、豹、カバ、ワニ、象や猿...) も迫力ありますが、何と言ってもターザンとジェーンの出会い、 その後の純愛の交換シーンには、どきどきしてしまいました。 JOHNNY WEISSMULLER  ジョニー・ワイズミューラー 誕生日 1904/6/2-1984/1/20 出身 米ペンシルバニア州ウインドバー シカゴの大学で教育を受け、水泳のチャンピオンとなり、 24年(パリ)と28年(アムステルダム)のオリンピックで金メダルを獲得。 29年にプロに転向。 ウォーター・ショーなどを経て、映画界に入り、MGMと契約。 30年代から40年代末にかけて6代目ターザンを演じた。 ターザン役以後はふるわず、 60年代に健康食品などの多くの事業を手がけた。 75年に痴呆症が悪化し、79年に精神病院に入院。 結婚は6度している。 出演作 1929年「アメリカ娘に栄光あれ」 1932年「類猿人ターザン」 1934年「ターザンの復讐」 1936年「ターザンの逆襲」 1939年「ターザンの猛襲」 1941年「ターザンの黄金」 1942年「ターザン紐育へ行く」 1943年「ターザンの凱歌」「ターザン砂漠へ行く」 1945年「魔境のターザン」 1946年「ターザンと豹女」「燃える密林」 1947年「ターザンの怒り」 1948年「絶海のターザン」「ジャングル・ジム」 1949年「ジャングルの宝庫」 1952年「ジャングルの妖精」 1955年「ソロモンの秘宝」 1976年「名犬ウォン・トン・トン」 MAUREEN O'SULLIVAN  モーリン・オサリバン 誕生日 1911/5/17-1998/6/23 出身 アイルランド・ロスコモン郡 出演作 1930年「我が心の歌」「五十年後の夜」      「春ひらく」 1931年「摩天楼の悲劇」「天晴れ突貫大当たり」 1932年「類猿人ターザン」「インチキ競馬」「摩天楼の狼」 1933年「西部の渡り鳥」「海上御難の巻」「酔ひどれ船」      「胡蝶となるまで」 1934年「ターザンの復讐」「影なき男」「白い蘭」「愛の隠れ家」 1935年「孤児ダビド物語」「空の軍隊」「晩春」      「アンナ・カレニナ」「脱線僧正」 1936年「闇に叫ぶ声」「悪魔の人形」「ターザンの逆襲」 1937年「マルクス一番乗り」「春に背くもの」 1938年「響け凱歌」「群衆は叫ぶ」 1939年「ターザンの猛襲」 1941年「ターザンの黄金」 1942年「ターザン紐育へ行く」 1948年「大時計」 1957年「反撃の銃弾」 1965年「お呼びの時間」 1985年「仮面のレジデンス」 1986年「ハンナとその姉妹」「ペギー・スーの結婚」 1987年「A.T.エイリアン・トラベラーズ」 その他の出演者: Doris Lloyd .... Mrs. Cutten Forrester Harvey .... Beamish Ivory Williams .... Riano User Rating: 7.2/10 (1,611 votes) オトーサン、 「もっと高くても、いいのでは」 User Comments: ironsideさん Mexico 2003年3月2日 唯一無二のターザン! ジョニー・ワイズミューラー! ジョニー・ワイズミューラーは、 オリンピックの水泳選手で、ハリウッドのなかで、 衣服を着用しないで、まっとも自然で新鮮なひとと言われている。 モーリン・オサリバンがその相手役に選ばれて、 映画は、そのロマンスに集中する。 ターザンの出生には触れない... ターザンは、知的ではないが、 実にセクシーな類猿人として描かれている。 これは映画フアンのほとんどが認めるところである。 有名な文句「わたしターザン、あなたジェーン」は出ないが、 この映画では、ターザンがしばしば自分を、次いでジェーンを指さし、 「ターザン - ジェーン」を表現している。 また、チンパンジーのCheetahがデビューしたのも、この映画である。 この映画は、大成功し、 ワイズミューラーの単純素朴なヒーローは、多くの続編の前駆者となった... オトーサン、 「この映画のリメイクやってほしいなぁ」 カラー化で、特撮技術を駆使すれば、 21世紀型の愉快なターザン映画ができるでしょう。 肝心のターザン役は、誰がいいでしょう? 実は...私的には、もう決まっているのです。 イアン・ソープ(Ian James Thorpe、1982/10/13 -) 昨年、現役引退を表明しました。 ワニに追われながらも、 川を見事に泳ぎきれるのは、 もはや、彼しかいません。 ○ターザン  米国の作家エドガー・ライス・バローズの小説の主人公。  英国の貴族グレイストーク卿の遺児で、  アフリカの密林に取り残され類人猿に育てられた。    1918年、エルモ・リンカーンが主演したサイレント映画『ターザン』以下、  数多くの映画が製作され、ターザンの名は人口に膾炙した。  なかでも『類猿人ターザン』(1932) をはじめとする  ジョニー・ワイズミュラーのターザンは有名である。  ワイズミュラー映画で有名な「アアア〜〜」というターザンの雄叫びは、  豹の鳴き声など十数種の音源をミックスしてMGMの特殊効果部が作り上げた。  MGMのターザンに不満だった原作者のバローズは、  自ら映画会社を興しハーマン・ブリックス主演の連続活劇を製作した。  フィルモグラフィー ( ) 内はターザン役 ターザン (1918) (エルモ・リンカーン) 続編ターザン (1918) (エルモ・リンカーン) ターザンの復讐 (1920) (ジーン・ポラー) ターザン第二世 (1920) (P・デンプシー・タブラー)  大ターザン (1921) (エルモ・リンカーン)  獅子王ターザン (1927) (ジェームズ・ピアース)  巨人ターザン (1928) (フランク・メリル)  猛虎ターザン (1929) (フランク・メリル)  類猿人ターザン (1932) (ジョニー・ワイズミュラー)  蛮勇タルザン (1933) (バスター・クラブ)  ターザンの復讐 (1934) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンの新冒険 (1935) (ハーマン・ブリックス)  ターザンの逆襲 (1936) (ジョニー・ワイズミュラー)  大ターザン (1938) (グレン・モリス)  鉄腕ターザン (1938) (ハーマン・ブリックス)  ターザンの猛襲 (1939) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンの黄金 (1941) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザン紐育へ行く (1942) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンの凱歌 (1943) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザン砂漠へ行く (1943) (ジョニー・ワイズミュラー)  魔境のターザン (1945) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンと豹女 (1946) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンの怒り (1947) (ジョニー・ワイズミュラー)  絶海のターザン (1948) (ジョニー・ワイズミュラー)  ターザンと魔法の泉 (1949) (レックス・バーカー)  ターザンと密林の王女 (1951) (レックス・バーカー)  ターザンの憤激 (1952) (レックス・バーカー)  ターザンと巨象の襲撃 (1955) (レックス・バーカー)  ターザンと消えた探検家 (1957) (ゴードン・スコット)  ターザンの激闘 (1958) (ゴードン・スコット)  ターザンの決闘 (1959) (ゴードン・スコット)  類猿人ターザン (1959) (デニー・ミラー)  ターザン大いに怒る (1960) (ゴードン・スコット)  ターザンと猛獣の怒り (1962) (ジョック・マホニー)  ターザン三つの挑戦 (1963) (ジョック・マホニー)  ターザンと黄金の谷 (1966) (マイク・ヘンリー)  ターザンと断崖の怒り (1967) (マイク・ヘンリー)  ターザンの大逆襲 (1968) (マイク・ヘンリー)  類猿人ターザン (1981) (マイルズ・オキーフ)  グレイストーク ターザンの伝説 (1983) (クリストファー・ランバート)  ターザン ニューヨークへ行く (1989) (ジョー・ララ)  ターザン・リターンズ (1996) (ジョー・ララ)  ターザン 失われた都市 (1999) (キャスパー・ヴァン・ディーン) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


モンスターハウス

オトーサン、 「日本語吹替版か」 アニメ映画のうえに、ホラー映画、 そのうえ、日本語吹替版では避けるべきですが、 アカデミー賞にノミネートされたとなれば、 見ないわけにはいきません。 原題:Monster House (2006) 監督:Gil Kenan 脚本:Dan Harmon/ Rob Schrab Genre: Animation / Comedy / Family / Fantasy / Mystery 上映時間:91分 あらすじ: DJの向かいの家は、まったく変だ。 敷地に一歩でも踏み込むと、おやじが怒り狂う。 3人の子供、D.J、チャウダー、ジェニーも、 そのおやじネバークラッカーの被害者だった。 だが、おやじが心臓発作で倒れ、 無人になったので、3人は家に近づこうとする。 だが、彼らより先に、ベビーシッターのボーイフレンドが 家に近づき、飲み込まれてしまう。 あのおばけ屋敷、生きてるんだ! だが、このことを警官は頭から信用してくれない。 こうなれば、自分たちで、その秘密を解明しなければならない。 声の出演者: Mitchel Musso .... D.J. Sam Lerner .... Chowder(チャウダー) Spencer Locke .... Jenny(ジェニー) Steve Buscemi .... Nebbercracker(ネバークラッカー) オトーサン、 「CGも進歩したなぁ」 もう生身の役者はいらないのでは。 その他の声の出演者: Maggie Gyllenhaal .... Zee Jason Lee .... Bones Kevin James .... Officer Landers Nick Cannon .... Officer Lister Catherine O'Hara .... Mom Fred Willard .... Dad Ryan Newman .... Little Girl Woody Schultz .... Paramedic #1 Ian McConnel .... Paramedic #2 Jon Heder .... Reginald 'Skull' Skulinski Kathleen Turner .... Constance User Rating: 6.8/10 (6,334 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート ・長編アニメ賞 User Comments: cokerblさん Seattle 2006年6月16日 まったく楽める映画! この映画、シアトル国際映画祭で見たばかりだ。 どういう映画か知らなかったが、 実に楽しめたと言わざるをえない。 この映画については、前からいろいろ言われてきた。 ひとびとが言うには、 幼い子供には怖すぎる。 だが、大人が満足するようなものでもない。 確かに、幼児には、ときに怖いシーンもあったが、 泣き叫ぶほどのものではなかった。 幼児がどのくらい満足したか分からないが、 大人の観点からすると、見る価値は充分ある。 この映画の一番いいのは、キャラクターである。 どの人物も、実によく考えぬかれている。 声優の起用も適切で、いい仕事をしたものだ。 人物の表情が愉快だ。 いろんなことを言い、やるのをみて、ときどき笑うだろう。 アニメがすばらしい。 破天荒なものではないが、巧みにつくっている。 いくつかのシーンは、実に愉快だ。 多くの笑いがあって、面白く穢れのない映画を求めているなら、 まさにこれがその映画だ。 見逃すなかれ! オトーサン、 「吹き替え、みんな上手だったな」 D.J.役の高山みなみさんは、ベテランの声優。 コナンの声で有名だそうです。 2005年に、「名探偵コナン」で有名な漫画家・青山剛昌さんと結婚。 まさに、「名探偵コナン」のとりもつ縁かいな。 ジェニー役は、石原さとみさんとか。 ○石原さとみ:おてんば少女の声に挑戦   アニメ映画「モンスター・ハウス」公開アフレコ  米アニメ映画「モンスター・ハウス」  (スティーブン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキス製作総指揮)の   日本語吹替版で、女優の石原さとみさん(19)が声優に初挑戦することになり、  都内のスタジオで公開アフレコを行った。  石原さんは好奇心旺盛なおてんば少女ジェニーの声を担当。  「小学生なので声のトーンを上げて滑舌よくしゃべりました。  難しかったけど、やりがいがあった」とアフレコを楽しんだ様子だった。  この映画は、世界中どこの町にもある怪しい家(モンスター・ハウス)が舞台。  12歳の少年、D.J.は、なんでも家の中に消えていってしまう 向かいのネバークラッカー家を怪しいと感じていた。  ハロウィンの前日、D.J.が友人とバスケットボールをしていたら、  ボールがその家の中に吸い込まれていった。  友人のジェニーも家に飲み込まれそうになる。  「あの家は何かよからぬことを企んでいる」と訴えても誰も信じてくれないので、  自分たちで調べることにした……という少年たちの冒険物語。  謎の家に住む頑固じいさん役を担当した歌手の泉谷しげるさん(58)も参加。  「俺たちが子供の頃には近所にああいう“やばい家”が絶対にあった。  最近少なくなったので、我が家をモンスター・ハウスにしようかな」とジョークを飛ばし、  「役作りはしていない。子供を追っかけ回す怖いおじさんを地でやってます」と語った。  スピルバーグさんから直々に選ばれたという石原さんは  「作品が大好きなので、選ばれて光栄」と喜びを語り、  役について「自分の意見をはっきり言うところが似ているけど、  私が小学生の頃はあんなに生意気じゃなかった」と話した。  ちなみに、石原さんはおばけ屋敷に行くのが好きで  「好きな人と行ったら腕をつかめるチャンスですね」と茶目っ気のある笑顔を見せた。


ナショナル・セキュリティ

オトーサン、 「この題名、どういう意味かなぁ?」 国家安全保障と翻訳していいのでしょうか? テレビ東京の午後のロードショーをで録画しましたが、 2時間のうち、本編はわずか1時間半。 あとは、予告編とCF。 これって、放送倫理に反しないのでしょうか? 原題:National Security (2003) 監督:Dennis Dugan 脚本:Jay Scherick / David Ronn Genre: Action / Comedy / Crime / Thriller Rated PG-13 for violence, language and some sensuality. 上映時間:88分 あらすじ: アールとハンクには、共通点がある。 2人ともロス市警に入れなかったのだ。 ひとりは、不採用、ひとりは試験も受けられなかった。 手のつけられない交通事件で、反対の立場になったが、 この不運な2人は、低給与の警備員として、相棒になる。 Nashら悪漢仲間の知能犯的な密輸入事件を暴き、 最初は悪漢に、次はロス市警に追われる。 凸凹コンビは果たして窮地を脱出できるだろうか。 つまり、互いに殺し合うことにならなければ。 出演者: Martin Lawrence .... Earl Montgomery (アール) Steve Zahn .... Hank Rafferty(ハンク) Colm Feore .... Detective Frank McDuff(フランク刑事) オトーサン、 「いいコンビだけどなぁ」 MARTIN LAWRENCE  マーティン・ローレンス 誕生日 1965/4/16 出身 独 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1989年「ドゥ・ザ・ライト・シング」 1990年「ハウス・パーティ」 1991年「ハウス・パーティ2」 1992年「ブーメラン」◆ 1995年「バッドボーイズ」◇ 1997年「ナッシング・トウ・ルーズ」◇ 1999年「ブルー・ストリーク」◇「エディ&マーティンの逃走人生」 2000年「ビッグ・ママス・ハウス」◇ 2001年「ビッグ・マネー」◇ 2002年「ブラックナイト」◇ 2003年「ナショナル・セキュリティ」◇「バッドボーイズ2バッド」◇ 2005年「リバウンド」◇ 2006年「ビッグママ・ハウス2」◇「オープン・シーズン」(声) STEVE ZAHN スティーブ・ザーン 誕生日 1968/11/13 出身 米ミネソタ州 ハイスクール時代はフットボールの選手や生徒会長として活躍。 同時に学生演劇や地元の劇団にも参加。 89年からマサチューセッツ州の アメリカン・レパートリー・センターで2年間経験を積み、 ニューヨークへ移り、オフ・ブロードウェイに参加。 映画は94年「リアリティ・バイツ」でデビュー。 99年「HAPPY,TEXAS」でサンダンス映画祭特別審査員賞、 インディペンデント・スピリット・アワード最優秀主演男優賞などを受賞した。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1994年「リアリティ・バイツ」◆ 1995年「クリムゾン・タイド」 1996年「すべてをあなたに」 1998年「アウト・オブ・サイト」◆「セーフ・メーン」 1999年「ユー・ガット・メール」◆「恋は嵐のように」◆      「M:I−2」「スチュアート・リトル」(声) 2000年「ハムレット」 2001年「ロード・キラー」◇「サンキュー、ボーイズ」◇      「ドクター・ドリトル2」(声)「マテリアル・ウーマン」 2002年「チェルシーホテル」「スチュアート・リトル2」(声) 2003年「ナショナル・セキュリティ」◇「チャーリーと14人のキッズ」◆      「ニュースの天才」◆ 2005年「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」 その他の出演者: Bill Duke .... Lieutenant Washington Eric Roberts .... Nash Timothy Busfield .... Charlie Reed Robinne Lee .... Denise Matt McCoy .... Robert Barton Brett Cullen .... Heston Cleo King .... Woman in Car Gerry Del Sol .... Booking Clerk Ken Lerner .... Hank's Lawyer Mari Morrow .... Lola Stephen Tobolowsky .... Billy Narthax Joe Flaherty .... Owen Fergus User Rating: 4.7/10 (6,041 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 基本的には、ドタバタ喜劇ですが、 社会風刺が度を超えたと思うひともいるかも。 User Comments: cdaddyさん Pleasanton, CA 2003年5月28日 マーティン・ローレンスの映画はどんどん悪くなっていく、 そう思うのはオレだけ? マーティン・ローレンスの映画はどんどん悪くなっていく。 そう思える。 この映画、あるべきように話が進まない。 予告編とちがう。 はじめの20分、私は考えていた。 「これって、コメディ?」 マーティン・ローレンスは、ただうるさい。 いくつか面白い点もあるが、ほんとにイライラする。 実に愉快だが、最近の映画は、ダメ。 これも例外ではない。 スティーブ・ザーンも好きだが、 (特に「マテリアル・ウーマン」) だが、全編を通じてアホだった。 気味悪い顔つき。 まるで便秘をしているみたいだ。 マーティン・ローレンスときたら、白人がどうのこうの。 まるで人種差別を描いた映画みたいだ。 全編、そんな話ばかり。 この映画、借りてはいけない。 評価は、D。 オトーサン、 「やはり、黒人差別は根深いなぁ」 ○人種差別   Racial discrimination  白人は類を見ない侵略と略奪を繰り返してきた。  大英博物館は世界中から貴重な歴史遺産が集められた  有意義な博物館だが、 強盗博物館と自嘲する声もある。  白人は大航海時代から帝国主義時代が終わるまでの時期、  その迷いのない思想と、発達した科学技術・武力によって、  他人種の文明圏に到達すると、一方的に虐殺・征服してきた。  「白人こそが最も進化した人類である」という価値観を生んだ。  人種間に特徴的な差異を「劣っている証拠」とし、優生学が正当化した。  優等人種である白人が、劣等人種である有色人種に文明を与えるのは義務である。  そう正当化した。  大航海時代以降、アフリカ南部地域に住む黒人を暴力で捕らえ、奴隷にした。  アフリカには多数の部族があり、中には他の黒人部族の者を捕らえ、  白人の奴隷商人に引き渡して利益を得ている部族もあった。  捕らえられた黒人は奴隷船の船倉に積み込まれ、貨物として市場へ運ばれた。  奴隷市では商品として台の上に陳列され、売買された。  奴隷は人格を否定され、死ぬまで家畜のように働かされた。  こうした黒人奴隷制度は、イブラハム・リンカーンによって  奴隷解放宣言が発せられ、1864年に南北戦争が終結するまで続いた。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


パンチドランク・ラブ

オトーサン、 「ダイジョウブかな?」 題名をみると、ヤクザ映画みたいです。 日本テレビ・月曜映画でやっていました。 原題:Punch-Drunk Love (2002) 監督・脚本:Paul Thomas Anderson Genre: Comedy / Drama / Romance Rated R for strong language including a scene of sexual dialogue. 上映時間: 95分 あらすじ: バリーは、ロスである事業をはじめているが、 7人の姉たちにいじめられ続けて、精神異常の寸前だ。 愛する心を失って、一人前の大人になれない。 マイレージ特典を利用し、 無料で飛行機に乗ろうとプリンを買い漁る毎日。 何となく女性紹介電話をかけてしまい、 脅迫され、金をむしられ、散々な目にあっている。 だが、リナに出会い、徐々に愛することを覚えていく。 傷をもった魂は互いに癒しあえるのだ... 出演者: Adam Sandler .... Barry Egan(バリー) Emily Watson .... Lena Leonard(リナ) Philip Seymour Hoffman .... Dean Trumbell(ディーン) オトーサン、 「みんなうまいねぇ」 アダム・サンドラーは、傷をもつ純情な若者、 エミリー・ワトソンは、愛に生きる女性、 フィリップ・シーモア・ホフマンは、笑ってひとを殺せる脅迫者、 それぞれ、見事に描きだしていました。 ADAM SANDLER  アダム・サンドラー 誕生日 1966/9/9 出身 米ニューヨーク州ブルックリン 17歳からスタンダップ・コメディアンして活躍。 ニューヨーク大学に通いながら、全米のコメディ・クラブに出演。 91年から「サタデー・ナイト・ライブ」に出演し、人気に。 89年「GOING OVERBOARD」で映画デビュー。 以後、「ウェディング・シンガー」「ウォーターボーイ」など 主演コメディ作品で大ヒットに。 2003年、「ビッグ・ダディ」で共演したジャッキー・ティトンと結婚。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1991年「殺人ピエロ狂想曲」(V) 1993年「コーン・ヘッズ」 1994年「ハードロック・ハイジャック」 1995年「ビリー・マジソン/一日一善」(V) 1996年「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」(V)      「ダーティ・ボーイズ」(V) 1998年「ウェディング・シンガー」◇「ウォーターボーイ」◇ 1999年「ビッグダディ」◇ 2000年「リトル・ニッキー」◇ 2001年「アニマルマン」▲ 2002年「Mr.ディーズ」◇「パンチドランク・ラブ」◇「ホット・チック」▲ 2003年「N.Y.式ハッピー・セラピー」◇ 2004年「50回目のファースト・キス」◇      「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」 2005年「ロンゲスト・ヤード」◇ 2006年「もしも昨日が選べたら」◇ EMILY WATSON  エミリー・ワトソン 誕生日 1967/1/14 出身 英ロンドン ブリストル大学で英文学を専攻、大学院で演技を学ぶ。 ロイヤル・シェークスピア・カンパニーに所属し、舞台で活躍。 映画デビュー作「奇蹟の海」でアカデミー主演女優賞にノミネートされる。 活躍度 △→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1990年「奇蹟の海」 1997年「ボクサー」「METROLAND」 1998年「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」◇ 1999年「アンジェラの灰」◇「グレイドル・ウィル・ロック」 2000年「愛のエチュード」 2001年「ゴスフォード・パーク」 2002年「レッド・ドラゴン」「パンチドランク・ラブ」「リベリオン」 2004年「ライフ・イズ・コメディ ピーター・セラーズの愛し方」 2005年「ティム・バートンのコープス・ブライド」(声) PHILLIP SEYMOUR HOFFMAN  フィリップ・シーモア・ホフマン 誕生日 1967/7/23 出身 米ニューヨーク州フェアポート ハイスクール時代から演技に興味を持ち、 ニューヨーク大学で演劇を学び、卒業後、舞台俳優として活躍。 91年「トリプル・ボギー」で映画デビュー。 98年「ハピネス」でインディペンデントスピリット賞助演男優賞にノミネート。 99年「フローレス」でロンドン映画批評家協会賞と 全米映画俳優協会賞の助演男優賞にノミネート。 99年「マグノリア」と99年「リプリー」で ナショナル・ボード・オブ・レヴュー助演男優賞受賞。 2005年「カポーティ」のカポーティ役を演じ、 アカデミー賞とゴールデングローブ賞と全米映画俳優協会賞の主演男優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「トリプル・ボギー」 1992年「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」◆      「マイ・ニュー・ガン 危ない若妻」      「スティーブ・マーティン 奇跡を呼ぶ男」 1994年「ノーバディーズ・フール」「男が女を愛する時」 1996年「ツイスター」 1997年「ブギーナイツ」 1998年「ビッグ・リボウスキ」「パッチ・アダムス」◆      「ハピネス」◇ 1999年「マグノリア」◆「リプリー」◆「フローレス」◇ 2000年「あの頃ペニー・レインと」◆ 2002年「レッド・ドラゴン」◆「パンチドランク・ラブ」◆「25時」◆ 2003年「コールドマウンテン」◆ 2004年「ポリー my love」 2005年「カポーティ」◇ 2006年「M:i:V」◆ その他の出演者: Luis Guzman .... Lance Jason Andrews .... Operator Carter (voice) Don McManus .... Plastic (voice) David Schrempf .... Customer #1 Seann Conway .... Customer #2 Rico Bueno .... Rico Hazel Mailloux .... Rhonda Karen Kilgariff .... Anna (voice) Julie Hermelin .... Kathleen Salvador Curiel .... Sal Jorge Barahona .... Jorge Ernesto Quintero .... Ernesto User Rating: 7.4/10 (25,907 votes) オトーサン、 「秀作だ」 カンヌ国際映画祭 ・監督賞 同ノミネート ・パルムドール User Comments: Isakさん 2003年1月29日 The stuff dreams are made of. 今日、ゲチスバーグ映画祭で、 「パンチドランク・ラブ」をみて、圧倒された。 待ち焦がれていた映画だった。 というのも、ポール・トーマス・アンダーソン監督の初期作品が好きだからだ。 「マグノリア」は、私の最高の映画5指に入るので、 期待はいやがうえにも高まっていた。 実を言うと、アダム・サンドラーが真面目な役をやるというのが、 心配だった。 だが、バリー役を見事に解釈してみせた。 7人もの姉たちにいじめられっ放しなのだが、 このみじめな個人企業主は、ある女性に出会うのだ。 それが、エミリー・ワトソン演じるリナだった。 エミリー・ワトソンは、不思議で孤独な女性を見事に演じている。 バリーと恋に落ちるのだ。 うまくない演技もあるが、見ていて楽しい。 カメラワークがすばらしい。 ポール・トーマス・アンダーソン監督は、映像の才能がある。 1時間半の間、すべてのフレームが凍りつき、絵画のようだった。 だが、この映画で、最も印象的だったのは、 やはりアダム・サンドラーだ。 せりふ、表情、ニュアンス、そのすべてがカンペキで天才的だった。 アカデミー賞にノミネートされないなら、なにをかや。 彼の演技は最近の5人の受賞者よりもいい。 「パンチドランク・ラブ」は映画はこうあるべきだのお手本だ。 この映画のポスターを壁にかけておくことにしょう。 オトーサン、 「どんな監督なんだろう?」 ○PAUL THOMAS ANDERSON  ポール・トーマス・アンダーソン  誕生日:1970/6/26 - 出身:カリフォルニア州スタジオ ティンエイジャーの頃から脚本を書き始め、 ニューヨーク大学に入るがすぐに中退。 テレビ番組のプロダクション・アシスタントを経て短編映画を製作。 短編がサンダンス映画祭で上映され、ハリウッドから声がかかる。 「ブギーナイツ」のヒットで注目され、  「マグノリア」でベルリン国際映画祭金熊賞、  「パンチドランク・ラブ」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。  作品には多くのキャラクターが登場し、ストーリーは複雑。  長回しが多いのも特徴。  フィリップ・シーモア・ホフマンやジョン・C・ライリーをよく起用する。  女優のマーヤ・ルドルフと事実婚関係にあり、娘がひとりいる。  監督作:  1996年「ハードエイト」  1997年「ブギーナイツ」  1999年「マグノリア」  2002年「パンチドランク・ラブ」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


追撃者

オトーサン、 「スタローン主演だ!」 うれしくなって録画してしまいました。 テレビ東京、午後のロードショーです。 原題:Get Carter (2000) 監督:Stephen T. Kay 原作:Ted Lewis 脚本:David McKenna Genre: Action / Crime / Drama / Thriller MPAA: Rated R for violence, language, some sexuality and drug content. 上映時間:102分 あらすじ: ジャックは、ラスベガスに住む金の取立て屋だ。 弟の葬儀に立ち会うべく、故郷のシアトルへ。 滞在中に、弟の死因は交通事故ではなく殺人だったことを知る。 彼は、弟を死に至らしめたものたちを殺しはじめる。 出演者: Sylvester Stallone .... Jack Carter(ジャック) Rachael Leigh Cook .... Doreen(ドリーン) Alan Cumming .... Jeremy Kinnear(ジェレミー) Mickey Rourke .... Cyrus Paice(サイラス) Michael Caine .... Cliff Brumby(クリフ) オトーサン、 「いいねぇ」 殴り倒されて血を流してからの彼の活躍がいいのです。 「彼って、だあれ?」 「スタローンに決まってるだろう」 脇役では、若きIT長者役のアラン・カミングが印象的です。 弟の娘役、レイチェル・リー・クックも影があって上手い演技でした。 将来有望なのでは? 大御所2人、ミッキー・ルークとマイケル・ケインは、いつものお味。 SYLVESTER STALLONE  シルヴェスター・スタローン 誕生日 1946/7/6 出身 米ニューヨーク 活躍度 ○→ 両親の離婚から少年時代は素行が悪く、 ウェイト・トレーニングやスポーツに明け暮れた。 スイスの大学時代に俳優を志し、マイアミ大学演劇科に編入したが中退する。 69年にニューヨークへ出て、生活苦の中、役者を志す。 75年、クローズド・サーキッドで観たヘビー級チャンピオン戦に刺激されて 三日で書き上げたシナリオが映画「ロッキー」として自ら主役を演じ、大ヒット。 以後、「ロッキー」「ランボー」シリーズで アクション・スターとしての地位を不動のものにする。 私生活ではサーシャ夫人とは二子をもうけたが、離婚。 ブリジット・ニールセンとも再婚したが別れ、現在は三人目。 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「ザ・イタリアン・スタローン」      「ウッディ・アレンのバナナ」「レベル」 1974年「ブルックリンの青春」 1975年「ビッグ・ボス」「さらば愛しき女よ」 1976年「デス・レース2000」「爆走!キャノンボール」      「ロッキー」◇ 1978年「パラダイス・アレイ」「フィスト」「ロッキー2」◇ 1980年「勝利への脱出」◇ 1981年「ナイトホークス」◇ 1982年「ランボー」◇「ロッキー3」◇ 1983年「ステイン・アライブ」 1984年「クラブ・ラインストーン/今夜は最高」 1985年「ランボー/怒りの脱出」◇「ロッキー4 炎の友情」◇ 1986年「コブラ」◇ 1987年「オーバー・ザ・トップ」◇ 1988年「ランボー3/怒りのアフガン」◇ 1989年「デッドフォール」◇「ロックアップ」◇ 1990年「ロッキー5/最後のドラマ」◇ 1991年「オスカー」◇ 1992年「刑事ジョー/ママにお手上げ」◇ 1993年「デモリションマン」◇「クリフハンガー」◇ 1994年「スペシャリスト」◇ 1995年「暗殺者」◇「ジャッジ・ドレッド」◇ 1996年「デイライト」◇ 1997年「コップランド」◇「メン・イン・ブラック」▲ 1998年「アンツ」(声)◆「アラン・スミシー・フィルム」 2000年「追撃者」◇ 2001年「ドリヴン」◇ 2002年「D−TOX」◇「ザ・ボディガード」◇ 2003年「スパイキッズ3−D/ゲームオーバー」◇「Taxi3」▲ 2007年「ロッキー・ザ・ファイナル」◇ RACHAEL LEIGH COOK  レイチェル・リー・クック 誕生日 1979/10/4 出身 米ミネソタ州ミネアポリス ジョシュ・ハートネットと同じミネアポリスのサウス高校に通った後、 ミネソタ州のローレルスプリングス・スクールで演技を学ぶ。 5年間、モデルとして働いた後、 テレビの「ドーサング・クリーク」や 「アウター・リミッツ」のゲスト出演を経て、映画へ。 「シーズ・オール・ザット」への主演で注目される。 活躍度 ○↑ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1995年「ベビー・シッター・クラブ」「トム・ソーヤの冒険」 1996年「ドタキャン・パパ」 1997年「オーメン18 エンジェル」◇「ロード・トゥ・ヘブン」 1998年「ガールズ・ルール!100%おんなのこ主義」      「記憶の旅人」「ホネツギマン」 1999年「シーズ・オール・ザット」◇ 2000年「追撃者」◆「シャンプー台のむこうに」◆ 2001年「サベイランス/監視」◇「プッシーキャッツ」◇      「テキサス・レンジャーズ」◆「フラッシュバック」◇ 2002年「サリー 夢の続き」◇ 2003年「ラブ&クライム」◇ その他の出演者: John C. McGinley .... Con McCarty Miranda Richardson .... Gloria Rhona Mitra .... Geraldine Johnny Strong .... Eddie John Cassini .... Thorpey Mark Boone Junior .... Jim Davis Garwin Sanford .... Les Fletcher Darryl Scheelar .... Security Guard Crystal Lowe .... Girl #1 Lauren Lee Smith .... Girl #2 User Rating: 4.6/10 (7,131 votes) オトーサン、 「ひどい、低すぎる!」 User Comments: invincibleさん seattle 2002年8月1日 悪評の偶像が主演する評判悪い映画 どういう理由か、 映画産業のおエライさんたちは、 シルヴェスター・スタローンをブラックリストにのせて、 大作映画の主役をやらせないことにした。 与えた役は、ヒットしないものんばかり。 思うに、この傾向がはじまったのは、90年代初期で、 大ヒットした「クリフハンガー」の後からだろう。l にもかかわらず、スタローンは、映画をつくり続け、 その多くはいい映画だった。 言いたいのは、「追撃者」は、おそらく 最近10年で、スタローンのいい映画に属するということだ。 (「コップランド」の次だと思う) スタローンは、ジャックを演じている。 彼の言うところでは「金融調整業者」である。 助演陣は、ミッキー・ルーク、レイチェル・リー・クック、 ジョン・C・マッギンリー、アラン・カミング、そしてマイケル・ケイン。 いずれも、自信にあふれた演技をしている。 登場人物の感情を見事に伝えている。 この映画の編集と撮影がマッギンリーをぶちのめした後、 最後に向かって一変したのに気づいた。 数秒でカットが変わっていくやりかたは、見応えがある。 多くの奇妙な撮影アングルがシーンの不確かさを高めている。 シアトルに住んでいて、毎日見ているランドマークを 映画でみるのも、いいものだ。 記録によれば、ひとびとが考えるほど、 当地は雨が降るわけでもない。 まだ、この映画をみていず、 業界に雇われた批評家たちの悪い評価を聞いているならば、 そんなものは無視して、借りるべきだ。 驚き喜ぶだろう。 オトーサン、 「しまった!」 録画時に、気をつけてチェックしているのですが、 見逃したようです。 すでに見ていた映画でした。 アラン・カミングが登場したあたりで、気づいたのです。 こんな風に書いております。 (参照:総索引 108) ビルゲーツを思わせる若きベンチャー企業の帝王には、アラン・カミング。 「タイタス」(2000)で、お目にかかったばかり。 神経症患者みたいな風貌ですが、若者特有の感情の起伏を演じさせたら天下一品です。 舞台を前作のロンドンからシアトルに変えたのも成功しました。 坂の多い街なので、カーチェイスのシーンが華やかになります。 オトーサン、シアトル観光を楽しみましたが、 「あっ、あそこ、この前、おれたちが泊まった ヒルトンホテルの手前の急坂じゃないか。 あそこ、旅行鞄もって登るの大変だった」 何でも、ロケ地がニューヨークばかりなので、シアトルにしたそうです。 音楽も、アップテンポで、ビートが効いていて、 まるでロッキーのテーマ音楽みたいでした。


世界最速のインディアン

オトーサン、 「おお、アンソニー・ホプキンスの映画だ」 上映初日の朝一番に見に行きました。 観客がかなり多かったので、ヒットするかも。 原題:The World's Fastest Indian (2005) 監督・脚本:Roger Donaldson Genre: Adventure / Biography / Drama / Sport Rated PG-13 for brief language, drug use and a sexual reference. Country: New Zealand / USA Language: English 上映時間:127分 あらすじ: ニュージーランド。 小さな町のアバラ家に独り暮らしのバート。 彼の夢は、オートバイ(“1920年型インディアン”)を改造し、 聖地・米ボンヌヴィル塩平原で世界記録に挑戦することだった。 狭心症になり、旅費もないものの、夢は捨てたくなかった。 そんな彼に周囲の支援が集まって、渡米の夢がかなう。 オンボロ車を駆って、聖地を目指すものの、トラブル続き。 おまけに、主催者からレースに出場できぬと宣告される。 出演者: Anthony Hopkins .... Burt Munro(バート) Iain Rea .... George(ジョージ) Tessa Mitchell .... Sarah(サラ) オトーサン、 「安心して演技を楽しめる」 ANTHONY HOPKINS アンソニー・ホプキンス 誕生日 1937/12/31  出身 英ウェールズ州マーガム パン屋を営む両親の一人息子として生まれる。 17歳で地元のYMCAのアマチュア劇団に参加すると、 カーディフにあるウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック&ドラマの奨学金を得る。 2年間学んだ後、イギリス軍に2年間在籍。 61年に奨学生として王立舞台芸術学校に通い、 63年に銀勲位授与者として卒業する。 卒業後は舞台で活躍。 映画は67年「冬のライオン」のリチャード役から本格的にデビュー。 91年「羊たちの沈黙」のレクター役でアカデミー賞主演男優賞を受賞。 93年「日の名残り」95年「ニクソン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。 97年「アミスタッド」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。 活躍度 ◎↑ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1967年「冬のライオン」 1969年「ハムレット」 1970年「鏡の国の戦争」 1971年「八点鐘が鳴る時」 1972年「戦争と冒険」 1973年「人形の家」 1974年「ジャガー・ノート」 1976年「エンテベの勝利」 1977年「オードリー・ローズ」「遠すぎた橋」 1978年「インターナショナル・ベルベット」「マジック」 1980年「エレファントマン」「LOVEシーズン」 1984年「バウンティ 愛と反乱の航海」 1986年「チャーリング・クロス街84番地」 1988年「青い夜明け」「浮気なシナリオ」 1990年「逃亡者」 1991年「羊たちの沈黙」      「スポッツウッド・クラブ」 1992年「チャーリー」「トライアル審判」      「ドラキュラ」「ハワーズ・エンド」「フリー・ジャック」 1993年「日の名残」「永遠の愛に生きて」      「愛の果てに」 1994年「レジェンド・オブ・フォール果てしなき想い」      「ケロッグ博士」 1995年「ニクソン」 1996年「サバイビング・ピカソ」 1997年「アミスタッド」「ザ・ワイルド」◇ 1998年「マスク・オブ・ゾロ」◇      「ジョー・ブラックをよろしく」◇ 1999年「ハーモニーベイの夜明け」◇「タイタス」◇ 2000年「M:I−2」◆「グリンチ」(ナ) 2001年「ハンニバル」◇「アトランティスのこころ」◇ 2002年「9デイズ」◇「レッド・ドラゴン」◇ 2003年「白いカラス」◇ 2004年「アレキサンダー」◆ 2005年「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」◆「世界最速のインディアン」◇ その他の出演者: Aaron Murphy .... Tom Tim Shadbolt .... Frank Annie Whittle .... Fran Greg Johnson .... Duncan Antony Starr .... Jeff Kate Sullivan .... Doris Craig Hall .... Antarctic Angel Jim Bowman .... Cook Alison Bruce .... Doctor Phoebe Falconer .... Janice Charles Pierard .... Bank Manager Barry Ryan .... Burt's Neighbour User Rating: 8.1/10 (6,415 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 User Comments: swassociatesさん Seattle, USA 2006年1月2日 すばらしい映画づくり、すばらしい物語。 この映画をみられて幸運だった。 12月はじめにロスからメルボルンに行く カンタス航空の機中でみたのだ。 低予算で、低調なモータースポーツ映画と思っていた。 だが、見て、驚嘆した。 アンソニー・ホプキンスは、その抑制されたバート役の演技で アカデミー賞にふさわしい。 いつも丁寧に、いつもバートの夢に焦点を当てたこの映画は、 あなたの心に深く刻みこまれ、あなた自身の夢になるだろう。 旅そのものがストーリーだ。 途中で、彼が出会うひとびとはみな彼の夢に夢中になる。 ボンヌヴィル塩平原のシーンは、驚くべきもので、美しかった。 私は微笑し、また涙を抑えられなかった。 単純な前提の単純な映画だが、 私にとって、2005年最高の映画になった。 オトーサン、 「監督さんも、好人物なんだろうな」 体育会系のノリが横溢していました。 スピード狂たちやニュージーランドの田舎の人たち、 みんなおおらかで、ひとを疑うことなんかないのです。 いいねぇ。 ROGER DONALDSON  ロジャー・ドナルドソン 誕生日 1945/11/15 出身 オーストラリア・バラート 19歳でニュージーランドに移住し、スチール・カメラマンを経て、 CMやドキュメンタリー、TVの世界に入る。 TVシリーズ監督デビューは、 7本のショート・ドラマ・シリーズ「勝利と歯医者」。 劇映画のデビュー作は、「テロリストたちの夜/自由への挽歌」(兼製作)。 続く脚本、製作も務めた「スマッシュ・パレス−孤独な暴走−」で 全世界の注目を集める。 以後、古典的なドラマから社会派ドラマ、政治スリラー、 ブラック・コメディ、SF等、様々なジャンルの映画を手掛ける。 息子のクリスは、 1966年と2000年のオリンピックに ニュージーランド代表として陸上100メートルに出場している。 監督作 1977年「テロリストの夜」 1981年「スマッシュパレス」 1984年「バウンティ・愛と反乱の航海」 1985年「目撃者マリー」 1987年「追いつめられて」 1988年「カクテル」 1990年「キャデラック・マン」 1992年「ホワイト・サンズ」 1994年「ゲッタウェイ」 1995年「スピーシーズ 種の起源」 1996年「ダンテズ・ピーク」 2000年「13デイズ」 2005年「世界最速のインディアン」


抹殺者

オトーサン、 「おお、エルサレムが舞台だ」 まだ見ぬ都市で、嘆きの壁を見たいのですが、 この中東紛争下では、危なかっしく近づけません。 映画でみられるのは、ありがたいことです。 テレビ東京・午後のロードショウを録画しました。 原題:The Body (2001) 監督・脚本:Jonas McCord 原作:Richard Sapir Genre: Drama / Thriller Rated PG-13 for some violent sequences and brief language. Country: USA / Israel / Germany Language: English / Arabic / Hebrew 上映時間:109分 あらすじ: 考古学者シャロン博士は、 エルサレムの遺跡で紀元後1世紀の キリストのものと思われる遺体を発見する。 新約聖書のリサーチャー、マット神父は、 彼女の発見を確認すべく現地に赴く。 調査が進むにつれ、トラブルが起きる。 イスラエルとパレスチナ過激派が、 遺体を手に入れようと暗躍しはじめたのだ。 出演者: Antonio Banderas .... Father Matt Gutierrez(マット神父) Olivia Williams .... Sharon Golban(シャロン) Derek Jacobi .... Father Lavelle(ラベル神父) オトーサン、 「バンデラス好演!」 相手役のオリビア・ウイリアムズも、好感をもてました。 ラベル神父役のDerek Jacobiは、オーバーな演技でした。 ANTONIO BANDERAS  アントニオ・バンデラス 誕生日 1960/8/10 出身 スペイン・マラガ 幼少時はプロ・サッカーに憧れるが、膝を壊し断念。 13才から地元の演劇学校に学び、卒業と同時に小劇団に入団する。 81年、マドリッドに移り、 アンサンブル・メンバーとしてスペイン国立劇団に加わる。 82年「セクシリア」で映画デビュー。 代表作は数多いが、95年「デスペラード」、 2003年「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」でエル・マリアッチ役、 98年「マスク・オブ・ゾロ」、 2005年「レジェンド・オブ・ゾロ」でゾロ役を演じている。 99年「クレイジー・イン・アラバマ」で監督デビュー。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1982年「セクシリア」 1984年「ロス・ザンコス/竹馬の男」 1985年「マタドール<闘牛士>」      「炎のレクイエム、凶弾」 1987年「欲望の法則」「最も危険な男」 1988年「神経衰弱ぎりぎりの女たち」 1990年「アタメ」「インセスト/近親相姦」      「暴走遊戯」 1992年「マンボ・キングス/わが心のマリア」 1993年「愛よりも非情」◇ 1994年「愛の奴隷」「フィラデルフィア」◆      「愛と精霊の家」◆      「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」◆ 1995年「暗殺者」◇「デスペラード」◇      「マイアミ・ラプソディー」◇「フォー・ルームス」◆ 1996年「あなたに逢いたくて」「ストレンジャー」◇      「エビータ」◇ 1998年「マスク・オブ・ゾロ」◇ 1999年「13ウォーリアーズ」◇「バウンティ・キッド」◇ 2000年「マイ・スウィート・ガイズ」◇「ポワゾン」◇      「抹殺者」◇ 2001年「スパイキッズ」◇ 2002年「スパイキッズ2/失われた夢の島」◇「フリーダ」      「バリスティック」◇「ファム・ファタール」◇ 2003年「スパイキッズ3−D:ゲームオーバー」◆      「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」◇      「ジャスティス 闇の迷宮」◇ 2004年「シュレック2」(声) 2005年「レジェンド・オブ・ゾロ」◇ OLIVIA WILLIAMS  オリビア・ウイリアムズ 誕生日 1968/7/26 出身 英ロンドン ケンブリッジ大学で英文学を専攻、 ブリストルのオールド・ヴィグ・スクールで演技を学び、91年卒業。 以後、舞台で活躍。 97年「ポストマン」でケビン・コスナーのヒロイン役を演じ、映画デビュー。 その後は「シックス・センス」「ラッキー・ブレイク」と ヒロイン役での出演が続いている。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「ポストマン」◇「エマ」(TM) 1998年「天才マックスの世界」(TM) 1999年「シックス・センス」◆ 2000年「抹殺者」◇「デッドベイビーズ」 2001年「ラッキー・ブレイク」◆ 2002年「ビロウ」◆ 2003年「ピーター・パン」 2006年「X−MEN:ファイナルディシジョン」▲ その他の出演者: John Shrapnel .... Moshe Cohen Jason Flemyng .... Father Walter Winstead Lillian Lux .... Mother John Wood .... Cardinal Pesci Makram Khoury .... Nasir Hamid Vernon Dobtcheff .... Monsignor Ian McNeice .... Dr. Sproul Mohammed Bakri .... Abu Yusef Yoav Dekelbaum .... Avi Sami Samir .... Achmed Jordan Licht .... Dorene Limor Goldstein .... Galic User Rating: 5.3/10 (2,366 votes) オトーサン、 「もう少し高いスコアでもよいのでは」 微妙な宗教対立をテーマにしたせいでしょう。 User Comments: いい試みを映画化 greyollieさん Canberra, Australia 2004年6月6日 アントニオ・バンデラスが、またも演技力を示している。 この映画、10点満点で9点。 とくに、エルサレムを舞台に、 大きな危険をおかして、この映画をつくったのがすごい。 あのエルサレム、クリスチャン、ユダヤ教徒、パレスチナ人や 過激派が同居する場所で、映画をとるなんて。 多少フクション気味であっても、よく撮れている。 暴力シーンは、タランティーノ映画に敵わないかもしれないが、 「死を!」というお互いの不寛容さは充分伝わってくる。 こうした過激派集団が今日跋扈しているのは、恥ずかしいことだが。 役者たちも脚本も、他者の権利を認めようとせず、 信仰のちがいも、存在すらも認めない連中の すさまじさを示すのに成功している。 映画は、この連中の信仰や信条が 暴力的な不寛容さに直結するさまをわれわれに思い起こさせてくれる。 中東の様々なプレーヤーがいかに頑固か。 ありのままの現実に立ち向かうことは実に困難である。 この映画は、そのところをよく描いている。 特に、過激派の"悪用/乱用"志向を明らかにしている。 家族と平和に暮らしたいと願っている無実のひと。 戦闘員たちがを信頼する者や追従者やその反対者たち。 中東の悲劇は、これらの信条を生きた古代の予言者と同じ運命が 今日に降りかかっていることである。 数世紀も前のことなのに。 この映画は、宗教的不寛容な攻撃を描いている。 いかに信条が正しいものであろうと。 役者たち、映画監督、この映画に関与したひとびは、 その勇気をほめたたえられるべきだろう。 不寛容な連中からの危険を冒しているのだから。 オトーサン、 「お勉強しておこう」 ○エルサレム  地中海から車で約一時間、  小高い丘の上にある人口78万人の内陸都市。  西部はイスラエルが実効支配し、  東部もイスラエルが占領するが、パレスチナが領有を主張している。  古代イスラエル・ユダ王国の首都で、エルサレム神殿があった。  キリストが処刑された地でもあり、  ユダヤ教・キリスト教・イスラム教共通の聖地となっている。  嘆きの壁は有名である。 紀元後70年にローマ帝国がエルサレム神殿を破壊したときに  外壁の一部が残されたもの。  キリスト教にとっては、イエス・キリストが教えを述べ、  そして処刑され、埋葬され、復活したとされる場所である。  イスラム教では、ムハンマドが一夜のうちに昇天する旅を体験した場所。  宗教それぞれにとってエルサレムは重要な都市なので、  エルサレムの帰属の問題はパレスチナ情勢を難しいものとしている。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


SHINOBI

オトーサン、 「仲間由紀恵って、最近、売れっ子だなぁ」 (「大奥」 TVドラマ「エラいところに嫁いでしまった!」) 長い黒髪に顔が隠れて、ユーレイみたいに見えます。 「演技力あるひとなのかなぁ?」 日本テレビの金曜ロードショーに出ていました。 原題:SHINOBI(2005) 監督:下山天 原作:山田風太郎 Genre:action / romance 上映時間:101分 あらすじ: オトーサン、 「IMDbに出ていないなぁ」 Movie Walkerの紹介が原作の雰囲気を伝えています。 1614年。 初代・服部半蔵との約定で、 長きに渡って戦うことを禁じられ、 憎しみ合って来た忍者の二大勢力・伊賀と甲賀。 だが、伊賀“鍔隠れの里”の党首・お幻の孫である朧と、 甲賀“卍谷”の党首・弾正の跡継ぎ・弦之介は、 互いの身分を知ることなく出会い、秘かな愛を育んでいた。 そんなふたりに悲劇が起こる。 天下人・徳川家康の命によって、伊賀と甲賀、5対5の忍術合戦を強いられたのだ。 しかも、その結果次第で次期将軍を決すると言う。 かくして、各5人の精鋭のうちのひとりに選ばれた朧と弦之介は、 敵同士として戦う破目になるが、 実はその指令の裏には、天下統一、泰平の世を目指す家康と 側近・南光坊天海の、“忍の根絶やし”と言う真の目的が隠されていた。 ただひとりそれを洞見し、戦いを回避させようとする弦之介。 しかし、伊賀甲賀争忍の禁は解かれ壮絶な戦いが展開、 伊賀の鍵爪を武器とする野生児・蓑念鬼、 糸で敵を切り裂く夜叉丸、毒蛾を操る少女・蛍火、 冷徹な策士・薬師寺天膳、甲賀の先読みに長けた盲目の室賀豹馬、 棒手裏剣の名手・筑摩小四郎、何人にも姿を変える如月左衛門、 体内で猛毒を発生させる妖艶な美女・陽炎が、次々と命を落としていった。 そして、朧と弦之介の宿命の対決――弦之介は、朧に両里の命運を託すと、 彼女にわざと刺され絶命した。 こうして、最後まで生き残り駿府へと上がった朧は、 弦之介の遺志を全うすべく、 時を同じくして開始された双方の里への攻撃を 中止してくれるよう家康に上申するが、 その願いは自ら両目を潰し秘術を封印することによって聞き入れられ、 その後、265年続いた徳川の世をふたつの里は生き抜いたのであった。 出演者: 仲間由紀恵 .... 朧(おぼろ) オダギリジョー .... 甲賀弦之介 黒谷友香 .... 陽炎 椎名桔平 .... 薬師寺天膳 オトーサン、 「こりゃ、大根役者だ」 仲間由紀恵も、オダギリジョーも、ひどいもの。 仲間は、せりふが聞こえないし、 オダギリの怒鳴る声の無様なこと。 黒谷友香さんや、椎名桔平くんのほうが巧みです。 その他の出演者: 沢尻エリカ .... 蛍火 りりィ .... お幻 寺田稔 .... 甲賀弾正 坂口拓 .... 夜叉丸 升毅 .... 室賀豹馬 虎牙光揮 .... 筑摩小四郎 木下ほうか .... 如月左衛門 伊藤俊 .... 蓑念鬼 User Ratings: - オトーサン、 「ま、5点台の前半がいいところだ」 User Comments: フリクリさん 2005年10月11日 おいおい... 友人が先に観て、 「酷すぎる!無茶苦茶だ!全然面白くない!」と酷評していたので、 かえって興味をそそられた。 そんなに面白くないのか? 「甲賀忍法帳」を原作にして どこまで酷いのか見極めたくなって、結局、観た。 ...確かに酷い。 てゆーか、それ以前に全く面白くない。 面白い要素が全くない。 駄作なりにも笑わせてくれるかと期待もしたが、 本当に何もない映画だった。 安っぽいCG、トロくて迫力ゼロの戦闘、 下らないストーリー展開、人物描写の薄っぺらさ。 何から何まで低レベル、寸足らず、力不足。 日本映画の力のなさを強烈に感じる。 原作を汚した点も含めて、「デビルマン」に次ぐ駄作だな。 それにしてもオダギリジョーってこんなに大根役者だったんだな。 甲賀弦之助の性格が捻じ曲げられてる。 あれじゃだたのワガママでキレた現代の若者。 あの髪型からして既に時代的におかしいけどね。 仲間由紀恵は良かったという声も聞くが、 ほとんど彼女のために作った映画みたいなものだから、良く思えて当然。 彼女一人の自己満足映画とも言えなくもないね。 原作小説や漫画だけでなく、 アニメでも「バジリスク 甲賀忍法帳」をやってるので、 ぜひそっちのほうを薦めます。 長々とウンチク垂れましたが、一言で言えばこの映画はクソ。 オトーサン、 「ちと、プロフィールをみておくか」 ○仲間由紀恵  1979/10/30 - 女優、タレント。 沖縄県浦添市出身。5人兄弟の末っ子。血液型はA型。 日出女子高等学校全日制卒。 2級小型船舶操縦士の資格を持つ。 特技は琉球舞踊(師範代レベル)  出演作:  1996年「友子の場合」  1998年「ラブ&ポップ」  1999年「GAMERA3 邪神〈イリス〉覚醒」  2000年「リング0 〜バースデイ〜」  2001年「LOVE SONG」「溺れる魚」  2002年「TRICK トリック―劇場版―」「明日があるさ〈THE MOVIE〉」  2005年「SHINOBI」 <演技力について> 10代の頃から役者としてのキャリアを持っており、  脇役で地道に経験を積み、一通りの演技力は持っている。  恋愛ドラマよりもコメディや学園ドラマで弾けるタイプ。  ブレイクしていた広末涼子、ともさかりえ、深田恭子に先を越されており、  美少女タレントとして認知されていた時期を経てからブレイクした。  女優としての演技力の認知によるもので、歌手、アイドル活動によるものではない。  結果的にむしろアイドル路線を追求しなかったことが功を奏したといえる。  透き通るような透明感のある声が特徴で、  1998年までは「現役女子高生のアイドル声優」だった。  「リング0 バースデイ」の山村貞子役のオーディションに合格し、  「TRICK」で注目され、「ごくせん」でブレイク、  「ザテレビジョン」のドラマアカデミー賞主演女優最優秀賞を受賞した。  いまは、“視聴率の女王”と呼ばれるまでになっている。  椎名桔平とは「SHINOBI」や「溺れる魚」でも共演している。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


赤い月

オトーサン、 「なかにし礼さんの映画化だな」 作詞家でありながら、直木賞を受賞した異才。 監督は、降旗康男さん。 「ホタル」「鉄道員 (ぽっぽや)」も素敵でした。 早速、日本テレビの金曜ロードショーを録画しました。 原題:赤い月(2003) 監督:降旗康男 原作:なかにし礼 脚本:井上由美子 / 降旗康男 Genre: Drama / Romance 上映時間:111分 あらすじ: 1934年、小樽に住んでいた波子は、 夫・勇太郎とともに満州へ移住し、森田酒造を開業した。 幸い事業は成功し、子供も生まれ、幸せだった。 波子は、かつての恋人の大杉と再会し、 関東軍・諜報員の氷室にも恋情を抱く。 だが、1945年8月、ソ連軍が満州侵攻。 酒屋はつぶれ、波子は子供たちを連れて、ハルビンへ向かう。 日本が敗れ、夫はシベリアに抑留され、死亡。 波子は、阿片中毒になった氷室に出会う。   出演者: 常盤貴子 .... 森田波子 伊勢谷友介 .... 氷室啓介 香川照之 .... 森田勇太郎 布袋寅泰 .... 大杉寛治 オトーサン、 「こんな女優さんだったのか」 表情は素敵ですが、ぜりふがまったく下手クソ。 全員のせりふ、聞くにたえませんでした。 誰も言わなかったのでしょうか? 「そのせりふ、棒読みだよ、撮り直そう」 その他の出演者: 山本太郎 反田孝幸 山中聡 大杉漣 User Rating: 6.9/10 (10 votes) オトーサン、 「案外高いなぁ」 日本語の分からぬ外国人には評判がよかったのでしょう。 kennyさん 2006年7月11日 原作を越えるのは難しいのかも 先に原作を読んでいた。 著者・なかにし礼氏の実母がモデルという 主人公・波子の考え方は個性的すぎて共感は少なかったが、 原作はとても面白くて一気に読んだ。 ちなみに氷室は実在の人物がモデルで阿片治療も実話と知りビックリ… 著者によると「ハルビンの押し入れから夜毎覗き見た 母と阿片患者の格闘は非現実的と思えるほど凄かった」そうだ。 ま、そんで原作を読んだからには「ガッカリするかもしれない」 そう思いながらも映画を見て…やっぱりガッカリした。 この手の映画は金も時間も労力もかかりすぎる事を考えると及第点レベルなのか。 映画で良かったと思えたのは広大な中国大陸の映像と、 原作イメージ通りの香川氏の演技くらいか。 常盤貴子はビジュアル的には原作通りなんだけど、 申し訳ないが今ひとつ上手いと思えない。 オトーサン、 「名作揃いなのに、この映画だけ手抜き?」 あるいは、功なり名をとげて、老境に入られたのかも。 ○降旗 康男  ふるはた やすお、1934/8/19 - 映画監督。 長野県松本市生まれ。松本深志高校卒。 1957年東京大学文学部フランス文学科卒。 東映入社。1978年東映を退社し、フリーに。 父は、松本市長を勤め、1968年から1980年まで 長野放送社長を務めた。 監督作:  1978年「冬の華」  1981年「駅station」  1983年「居酒屋兆冶」  1985年「魔の刻」「夜叉」  1989年「極道の妻たち 三代目姐」、「将軍家光の乱心・激突」       「あ・うん」「別れぬ理由」  1990年「タスマニア物語」「遺産相続」  1991年「首領になった男」  1992年「寒椿」  1994年「極道の妻たち 惚れたら地獄」  1995年「蔵」  1997年「現代仁義伝」  1999年「鉄道員 (ぽっぽや)」  2001年「ホタル」  2003年「赤い月」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


マリー・アントワネット

オトーサン、 「評判が割れているなぁ」 他愛ない、他愛ないのがいい、 ソフィアはダメ、ソフィアはいい。 原題:Marie Antoinette (2006) 監督・脚本:Sofia Coppola Genre: Biography / Drama Country: Japan / France / USA Language: French / English 上映時間:123分 あらすじ: アントニア・フレーザーの原作を映画化。 オーストリアの不幸な皇女にして後年フランス王妃になる マリー・アントワネットの物語である。 歴史上、もっとも誤解され、虐待された女性として描かれている。 出演者: Kirsten Dunst .... Marie-Antoinette(マリー・アントワネット) Jason Schwartzman .... Louis XVI(ルイ16世) オトーサン、 「下手な演技だ!」 キルスティン・ダンストも、ジェイソン・シュワルツマンも、 ミスキャストではないでしょうか? KIRSTEN DUNST キルスティン・ダンスト 誕生日 1982/4/30 出身 米ニュージャージー州ポイントプレザント 3才で芸能界入りし、70本以上のCMに出演。 89年「ニューヨーク・ストーリー」で映画デビュー。 94年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で ゴールデン・グローブ賞ノミネート、 ブロックバスター・ビデオ・アワードの助演新人賞、 MTVアワードのベスト・ブレークスルー・アーティスト賞、 サターン・アワードのベスト・ヤング・アクトレス賞を受賞。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「ニューヨーク・ストーリー」 1990年「虚栄のかがり火」 1994年「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」      「若草物語」      「ジム・キャリー IN ハイ・ストラング」 1995年「ジュマンジ」◇ 1996年「マザー・ナイト」 1997年「噂の真相/ワグ・ザ・ドッグ」 1998年「スモール・ソルジャーズ」◇      「ガールズ・ルール!100%おんなのこ主義」 1999年「ヴァージン・スーサイズ」◇      「わたしが美しくなった100の秘密」      「タイム・ラビリンス 時空の扉」      「キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!」 2000年「クロウ 復讐の翼」「デッド・ヒート・コネクション」 2001年「チアーズ!」◇「クレイジー/ビューティフル」◇      「ブロンドと柩の謎」◇ 2002年「スパイダーマン」◇ 2003年「ケイナ」(声)「モナリザ・スマイル」◇ 2004年「スパイダーマン2」◇[エターナル★サンシャイン」◆      「ウィンブルドン」◇ 2005年「エリザベスタウン」◇ 2006年「マリー・アントワネット」◇ JASON SCHWARTZMAN  ジェイソン・シュワルツマン 誕生日 1980/6/26 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 母は女優タリア・シャイア、 父は映画プロデューサー、ジャック・シュワルツマン。 1998年「天才マックスの世界」で主演映画デビュー。 シカゴ映画批評家協会新人賞にノミネートされる。 活躍度 △↑ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1998年「天才マックスの世界」 2001年「CQ」 2002年「シモーヌ」 2002年「SPUN スパン」 2005年「奥さまは魔女」「ハッカビーズ」 2006年「マリー・アントワネット」 その他の出演者: Rip Torn .... Louis XV Marianne Faithfull .... Maria Teresa Steve Coogan .... Ambassador Mercy Clara Braiman .... Austrian Girlfriend #1 Melodie Berenfeld .... Austrian Girlfriend #2 Judy Davis .... Comtesse de Noailles Rose Byrne .... Duchesse de Polignac Al Weaver .... Comte d'Artois Shirley Henderson .... Aunt Sophie Molly Shannon .... Aunt Victoire Jean-Christophe Bouvet .... Duc de Choiseul Io Bottoms .... Lady in Waiting #1 Celine Sallette .... Lady in Waiting #2 User Rating: 6.6/10 (6,222 votes) オトーサン、 「高すぎないか?」 アカデミー賞ノミネート ・衣裳デザイン賞 User Comments: Paskyさん Amsterdam 2006年5月23日 いい映画になったはずだが... 「マリー・アントワネット」をアムステルダムの試写会で見た。 この映画についてはたくさん見聞きしてきたので、 いやが上にも期待していた。 期待が高すぎたから、がっかりした。 なんて奇妙な混合だろう! キルスティン・ダンストは素敵だったし、 ルイ16世役のジェイソン・シュワルツマンもそう。 だが、その他の出演者たちがみなひどい。 アクセントが入り乱れている。 (アメリカ語、英語、フランス語、にせフランス語...) ソフィア・コッポラ監督は、 現代風にひとひねりした「マリー・アントワネット」物語をつくった。 (ロック・ミュージックとドグマ・スタイルの撮影である) だが、あることを発見して... 驚いた。 オペラ座での仮面舞踏会だ。 だって、それが築造されたのは、1874年。 マリー・アントワネットの悲劇の死から、80年も後だ。 だが、私は思った。 なぜ、いけないのか? まあ、いいじゃないの... 実際、私が問題にしたいのは、この点ではない。 映画がリズムを欠き、長すぎることだ(ほぼ2時間!) 歴史的にみて大きなギャップがある。 ソフィアは、絵画で説明している。 (子供の死んだ子供を絵画から消してみせるあたり) おかしい。 ああ! ありえない。 だが、不平を言うのはやめよう。 この映画、7点をつけたい。 なぜなら、いくつかのシーンが魔法のようだったから。 マリー・アントワネットが ヴェルサイユ宮殿の小農園で心の平和を見出す場面だ。 このシーンをみて、 私は「ヴァージン・スーサイズ」のLux Lisbonを思い出した。 (この映画も、キルスティン・ダンストが主演している...) ある種の永遠の世界が展開されている。 純粋の美! こうしたシーンをみて、私は思う。 何という女王だ! オトーサン、 「この映画、失敗作だ!」 若い女流監督が、自分の夢想を飛翔させる、 それ自体は、歓迎すべきで、 何ら問題にすべきことではありません。 でも、ヴェルサイユ宮殿でのロケが特別に許可されたのに、 フランス文化と歴史への敬意を欠いた撮り方をみると、 憤慨せざるをえません。 ハリウッド、やりたい放題といいたくなります。 「ソフィア、キライになったなぁ」 才能はあるものの、親の七光りでいい気になっている小娘。 ブーイングを起こしたフランス人記者たちの気持ち、 よーく分かります。 ○映画「マリー・アントワネット」  製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ 他  音楽 ブライアン・レイツェル 撮影 ランス・アコード 制作費 $40,000,000 ソフィア・コッポラ監督が、 初監督作『ヴァージン・スーサイズ』の主演である キルスティン・ダンストを再び主演に迎えて マリー・アントワネットを描いた伝記映画。 原作は英国の歴史家アントニア・フレーザーの『マリー・アントワネット』 伝記映画というよりは、マリー・アントワネットを一人の少女として描いた 青春映画の側面があり、知る人のいない異国にわずか14歳で 単身やってきた少女の孤独であることは、 前作の「ロスト・イン・トランスレーション」と似ている。 第59回カンヌ国際映画祭に出品。 その際、プレス試写ではブーイングが起こった。 ロケーションはフランスのヴェルサイユ宮殿で3ヶ月に渡り行われた。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


シックス・パック

オトーサン、 「おお、フランス映画やってる」 1月22日深夜、日本テレビで放映していました。 原題:Six-Pack (2000) 監督・脚本:Alain Berberian 原作:Jean-Hugues Oppel Genre: Thriller Country: France Language: French / English 上映時間:108分 あらすじ: 腹を切断された女性死体が発見される。 これで5人目だ。 主任刑事ナタンと相棒のフィリップ刑事は、 犯人の手がかりを得られず苦悶する。 やがて、犯人はアメリカ人、"シックス・パック"と判明。 ナタンはアメリカに飛び、手がかを得て帰国する。 なぜか休職を命じられるが、命令に背き単独捜査をする。 女性警官マリーヌをおとりにして、現行犯逮捕を狙うのだが... 出演者: Richard Anconina .... Nathan(ナタン) Frederic Diefenthal .... Philippe Saule(フィリップ) Chiara Mastroianni .... Marine(マリーヌ) Jonathan Firth .... Blade(ブレイド) オトーサン、 「このひと、小粒のジャン・ギャバンだな」 リシャール・アンコニナ、熱演していました。 この刑事役、猟奇連続殺人犯のジョナサン・ファースのほうが、 似合っていたかも。 女性警官役のキアラ・マストロヤンニ、 名優マルチェロ・マストロヤンニと 名女優カトリーヌ・ドヌーブの娘さんだそうです。 「娘って、やはり、父親似なんだ」 RICHARD ANCONINA  リシャール・アンコニナ 誕生日 1953/1/28 出身 仏パリ 78年に映画デビュー。 83年「チャオ・パンタン」で セザール賞助演男優賞と有望若手男優賞受賞。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1983年「チャオ・パンタン」 1984年「残火」 1985年「遠い日の家族」「ソフィー・マルソーの刑事物語」 1988年「ライオンと呼ばれた男」 1990年「ピストルと少年」 1997年「原色パリ図鑑」 2000年「シックス・パック」 2002年「ギャングスター」 JONATHAN FIRTH  ジョナサン・ファース 誕生日 1967/4/6 出身 英エセックス 兄は俳優コリン・ファース。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1992年「嵐が丘」 2000年「シックス・パック」 その他の出演者: Bernard Fresson .... Paul Benetti Francois Berleand .... Thomas Jean-Claude Dauphin .... Fouquier Carole Richert .... Helene Moulinier Betty Bomonde .... Jeune femme Passy Patrick Rocca .... Homme section speciale Hubert Saint-Macary .... Charcot Cedric Chevalme .... Flic au volant Stefan Elbaum .... Deuxieme flic Philippe Kara-Mohamed .... Dealer Olivier Pages .... Chauvel User Rating: 5.4/10 (250 votes) オトーサン、 「ちょつと低すぎる」 フランス映画には、よくアメリカ批判がありますが、 この映画は、常軌を逸しています。 「アメリカは、連続殺人犯の母国だからな」と皮肉るのはいいとしても、 連続猟奇殺人犯がアメリカ人というのでは、 アメリカ人なら怒り心頭に発するでしょう。 User Comments: dbdumonteilさん 2002年6月10日 2ビットのスリラー スリラーは、フランスの監督の専売特許ではない。 得意なのは、心理的な探偵物語であるが、 最近は、このジャンルがほとんど消滅している。 唯一、Claude Chabrolのミステリーと社会批評をブレンドした名作があるのみ。 いまでは、フランスの監督は、アメリカ風のほんもののスリラーを夢みている。 そこで、この映画は、次のルールを尊重している。 2人の警官、殺人鬼、不可欠なアメリカの刑務所めぐり。 いかにもフランス的な刑事が、 血塗られた過去をもつ囚人に出会う。 美女がおとりとして使われる。 偉大な「羊たちの沈黙」そっくりだ。 監督は、本物のアメリカン・スリラーをみていると感じてほしいのだ。 観客がゆったり座り、つかの間の恐怖を感じてほしいのだ。 そうあるべきだが、明らかに目的を達成していない。 アメリカの最悪のスリラーよりも悪い。 ものうげなリシャール・アンコニナ主演で、 不必要な相棒を配している。 何と、連続猟奇殺人犯がアメリカの外交官なのだ! Bernard Fressonが最初にちらっと出るだけなのも、寂しい。 彼は最高の俳優なのに。 Chiara Mastroianniのボウリング・シーンも、減点材料だ。 シックス・パック? Six c.... 似てるなぁ! オトーサン、 無名のキアラ・マストロヤンニに興味をもちました。 「美男・美女の娘なのに、影がある...」 そこで、両親の出会いを調べてみました。 「そうか、私生児なんだ」 ○マルチェロ・マストロヤンニ  1924/9/28-1996/12/19 20世紀のイタリアを代表する映画俳優。 若いときからアニタ・エクバーグ、ソフィア・ローレン、フェイ・ダナウェイ、 カトリーヌ・ドヌーヴなど多くの女優などと浮名を流したが、 結婚は生涯で1回、1948年にイタリア人女優のフローラ・カラベッラのみ。 後年マスコミのインタビューで、 「本当に自分が心底愛した女はエクバーグとドヌーブの二人だけ」と語った。 妻のフローラとの間に一女をもうけたほか、 長年の愛人でフランス人女優のカトリーヌ・ドヌーヴとの間にも一女 (女優のキアラ・マストロヤンニ)をもうけている。 「プレタポルテ」(1994年)など複数の作品でキアラと共演を行っていたし、 ドヌーブ・キアラ母子は晩年のマストロヤンニの看護も行い・臨終にも立会っている。 ○カトリーヌ・ドヌーヴ 1943/10/22-  フランス映画界の女王。  「世界最高の美女」と呼ばれた。  イギリスの写真家デビッド・ベイリーと1965年に結婚、1972年離婚。  子が二人あり、映画監督のロジェ・ヴァディムとの間に息子クリスチャンが、  俳優のマルチェロ・マストロヤンニとの間に娘キアラ・マストロヤンニがいる。  バディム・マストロヤンニとはいずれも正式な婚姻関係になることは  諸事情ありかなわなかった。  マストロヤンニとは晩年までキアラ共々交流があり、臨終にも立会った。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ファム・ファタール

オトーサン、 「いい映画やってるじゃん」 テレビ東京で、木曜日の夕方放映していました。 主演は、美男俳優アントニオ・バンデラス、 ド派手なデ・パルマ監督お得意のサスペンス・スリラー。 サイコーじゃないですか。 原題:Femme Fatale (2002) 監督・脚本:Brian De Palma Genre: Thriller / Crime / Fantasy (more) MPAA: Rated R for strong sexuality, violence and language. Country: France Language: English / French 上映時間:114分 あらすじ: 国際的なアーチスト兼詐欺師のロールは、 カンヌ国際映画祭でダイヤモンドを盗む手伝いをする。 彼女は、犯罪仲間を裏切り、ダイヤをもってパリへ走る。 そこで偶然、自殺を図っている女に出会い、 自殺した女になりすまして、フランスを離れる。 7年後、ロールは、 いまは、リリー・ワッツ、 新任の駐仏アメリカ大使夫人となっている。 そのとき、スペインの写真家ニコラスが彼女の写真を撮ったのだが、 それが契機となって、事態は動きだす。 性悪オンナのロールは、元の身分を隠しおおせるために、 下手に出て、情とカネの両面で、ニコラスを破滅させようとする。 一方、ダイヤを盗み逃げされた元の仲間は、彼女の行方を追っていた。 出演者: Rebecca Romijn .... Laure/Lily(ロール/リリー) Antonio Banderas .... Nicolas Bardo(ニコラス) Peter Coyote .... Watts(ワッツ) Eriq Ebouaney .... Black Tie(ブラック・タイ) Edouard Montoute .... Racine(ラシーヌ) オトーサン、 「美男美女、息を呑むようだ」 運命の悪女ロールを演じたレベッカ・ローミン=ステイモス、 大変な美人でした。 その相手役のアントニオ・バンデラス、 監督がそれはきれいにきれいに撮っていました。 REBECCA ROMIJN-STAMOS  レベッカ・ローミン=ステイモス 誕生日 1972/11/6 出身 米カリフォルニア州バークレー 世界一の美形女優。 家具職人のオランダ人の父と 英語教師のオランダ系アメリカ人の母との間に生まれる。 サンタクルーズのカリフォルニア大学に在学中、 パリからのモデル・スカウトに見いだされ、 モデルを目指して半年間休学してヨーロッパに渡ると、 一躍トップモデルの仲間入り。 そのまま学業には戻らず、スーパーモデルとして、 ファッションショーや雑誌、TV番組で活躍。 98年にMTVのファッション番組「HOUSE OF STYLE」で司会。 ピープル誌では97年と99年に世界最高の美女50人に選ばれた。 TVでは「フレンズ」や「JUST SHOOT ME」など。 映画では98年「ダーティ・ワーク」で長編映画デビュー。 「X−メン」のミスティーク役で3作出演。 2002年「ファム・ファタール」で初主演。 98年9月に長年のボーイフレンドの俳優ジョン・ステイモスと結婚した。 活躍度 △↑ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1999年「オースティン・パワーズ:デラックス」▲ 2000年「X−メン」◆ 2002年「ローラーボール」◇「ファム・ファタール」◇ 2003年「X−MEN2」◆ 2004年「パニッシャー」◆「アダム−神の使い 悪魔の子−」◇ 2006年「X−MEN:ファイナルディシジョン」◆ ANTONIO BANDERAS  アントニオ・バンデラス 誕生日 1960/8/10 出身 スペイン・マラガ 幼少時はプロ・サッカーに憧れるが、膝を壊し断念。 13才から地元の演劇学校に学び、卒業と同時に小劇団に入団する。 81年、マドリッドに移り、 アンサンブル・メンバーとしてスペイン国立劇団に加わる。 82年「セクシリア」で映画デビュー。 95年「デスペラード」、 2003年「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」で エル・マリアッチ役、 98年「マスク・オブ・ゾロ」、 2005年「レジェンド・オブ・ゾロ」でゾロ役を演じている。 99年「クレイジー・イン・アラバマ」で監督デビュー。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1982年「セクシリア」 1984年「ロス・ザンコス/竹馬の男」 1985年「マタドール<闘牛士>」      「炎のレクイエム、凶弾」 1987年「欲望の法則」「最も危険な男」 1988年「神経衰弱ぎりぎりの女たち」 1990年「アタメ」「インセスト/近親相姦」      「暴走遊戯」 1992年「マンボ・キングス/わが心のマリア」 1993年「愛よりも非情」◇ 1994年「愛の奴隷」「フィラデルフィア」◆      「愛と精霊の家」◆      「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」◆ 1995年「暗殺者」◇「デスペラード」◇      「マイアミ・ラプソディー」◇「フォー・ルームス」◆ 1996年「あなたに逢いたくて」「ストレンジャー」◇      「エビータ」◇ 1998年「マスク・オブ・ゾロ」◇ 1999年「13ウォーリアーズ」◇「バウンティ・キッド」◇ 2000年「マイ・スウィート・ガイズ」◇「ポワゾン」◇      「抹殺者」◇ 2001年「スパイキッズ」◇ 2002年「スパイキッズ2/失われた夢の島」◇「フリーダ」      「バリスティック」◇「ファム・ファタール」◇ 2003年「スパイキッズ3−D:ゲームオーバー」◆      「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」◇      「ジャスティス 闇の迷宮」◇ 2004年「シュレック2」(声) 2005年「レジェンド・オブ・ゾロ」◇ その他の出演者: Rie Rasmussen .... Veronica Thierry Fremont .... Serra Gregg Henry .... Shiff Fiona Curzon .... Stanfield Phillips Daniel Milgram .... Pierre/Bartender Jean-Marc Mineo .... Seated Guard Jean Chatel .... Cannes Commentator Stephane Petit .... Bodyguard One Olivier Follet .... Bodyguard Two Eva Darlan .... Irma User Rating: 6.3/10 (8,909 votes) オトーサン、 「もっと高くてもいいのでは?」 User Comments: scoob-さん 2002年11月10日 監督中心主義は生きている。 デ・パルマがそうだ。 Mr.デ・パルマは、批評家のお気に入りではない。 最新作「ファム・ファタール」も、いつもの香りがする。 いい映画か? 彼の映画を好きでないにしても、 その映画は、ビジュアルなきらめきや技量によって、 ユニークなアートとなっている。 「ファム・ファタール」は、デ・パルマが その砦のサスペンス・スリラーに帰還した作品である。 最近、不作続きだったことを考えると、歓迎すべきだ。 「ミッション・トゥ・マーズ」や「ミッション:インポッシブル」は、 70年代後半と80年代前半に巨匠が手がけた映画の形骸だった。 この映画は、20分間の驚くべき宝石強盗シーンではじまる。 舞台は、何とカンヌ国際映画祭なのだ。 まったく会話なしで、 レベッカ・ローミン=ステイモス演じる女が、 トイレで、Rie Rasmussunと激しいキスをしながら、 その着衣から、ダイヤモンドを剥ぎ取っていくのだ。 10年前にデパルマが書いた最初のオリジナル脚本は、 手堅い物語で、ひねりもあったが、 観客を引っ張っていく類のものではなかった。 再度に見ると、違った観点が透けてくる。 アントニオ・バンデラスは、 ロバート・ロドリゲス監督作品に出演する以外は、 てきぱきと演技し、ときに手抜きをする。 レベッカ・ローミン=ステイモスは、目の保養だ。 題名の「ファム・ファタール」を演じている。 演技は最高ではないが、誰も期待していない。 デ・パルマ監督中心主義の一要素に過ぎないからだ。 映画は、カメラを伴った舞台以上のものなのだ。 デ・パルマは、カメラと映画技術で輝かしい効果を生む。 急降下する巨大カメラ、スクリーン分割、 スローモーション、会話なし、包みこむようなオーケストラ。 デ・パルマ印が横溢している。 これはいいことだ。 監督は、絶対、大衆によだれを発生させる装置ではない。 ハリウッドには、お雇い監督があふれている。 この点、デ・パルマは非難される筋合いではない。 「ファム・ファタール」は、好例である。 監督が自分が好きでよく分かっているジャンルを選び、 自由に創造している。 完全な映画かも? その匂いに興奮してしまう。 ようこそ、Mr.デ・パルマ、お帰りなさい。 オトーサン、 「最新作"ブラック・ダリア"も、監督中心主義だった」 批評家の評価も、好悪がはっきり分かれていましたっけ。 ○BRIAN DE PALMA   ブライアン・デ・パルマ  誕生日 1940/9/11  出身 米ニュージャージー州ネワーク  フィルムスクール出身のニューハリウッド世代の監督。  サスペンス・タッチの作品に定評がある。  初期はコメディが多く、大作アクションも手がける。  アルフレッド・ヒッチコック、オーソン・ウェルズ、  ジャン=リュック・ゴダール、ミケランジェロ・アントニオーニ、  アンディ・ウォーホル、メイズルス兄弟に影響を受けた。  派手なアクションは好まず、 独特のカットを縦横無尽に使って演出することが多い  (デ・パルマカットと通称される)。  分割画面や、長回し、スローモーションなどを使用し、凝った画作りを行う。  そのためアクション演出はスピーディかつ流麗でありながらも  異質な雰囲気が漂っている。 90年代以降、批評と興行の両面で低迷。  「アンタッチャブルが当たっただけのホラー監督」、  「ヒッチコックの模倣監督」という評価が一般的になった。  だが、その映像技術は超一流なので注目されている。  イラストレーター、映画ライターの三留まゆみは、  キネマ旬報ベストテンで、デ・パルマ作品に必ず最高点を入れる。  樋口泰人ら、カイエ・デュ・シネマ・ジャポン系の評論家が、  デ・パルマを高く評価している。    監督作  1969年「御婚礼ウェディング・パーティー」  1970年「ブルーマンハッタン/哀愁の摩天楼」  1973年「悪魔のシスター」  1974年「ファントム・オブ・パラダイス」  1976年「キャリー」「愛のメモリー」  1978年「フューリー」  1979年「悪魔のファミリー」  1980年「殺しのドレス」  1981年「ミッドナイトクロス」  1983年「スカーフェイス」  1984年「ボディダブル」  1987年「アンタッチャブル」  1989年「カジュアリティーズ」  1990年「虚栄のかがり火」  1992年「レイシング・ケイン」  1993年「カリートの道」  1996年「ミッション:インポッシブル」  1998年「スネーク・アイズ」  2000年「ミッション・トゥ・マーズ」  2002年「ファム・ファタール」  2006年「ブラック・ダリア」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


幸せのちから

オトーサン、 「じゃ、見ておくか」 ウィル・スミスが、アカデミー賞・主演男優賞にノミネートされました。 息子さんと共演ということで、話題が盛り上がっています。 原題:The Pursuit of Happyness (2006) 監督:Gabriele Muccino 脚本:Steve Conrad Genre: Biography / Drama Rated PG-13 for some language. 上映時間:117分 あらすじ: 1981年、クリスは骨密度測定機器のセールスマンだった。 高すぎて需要のない高額医療機器を抱えて、四苦八苦。 妻は、夜勤もやって家計を支え、幼い息子クリストファーを育てている。 この苦境を打開するため、クリスは株式仲買人になろうと思う。 だが、研修生のなかで本採用になるのは、20人に1人。 こうした生き方に絶望した妻は去っていくが、 クリスは夢にしがみつき、息子を抱えて生きのびようとする。 だが、日増しに事態は悪くなる一方だった。 父子はホームレスに転落し、刑務所にも放り込まれる。 税金を取りたてられ、容赦なく悪いことが続く。 そのなかでも、クリスは夢をあきらめなかったために、 百万長者になれたのだった。 出演者: Will Smith .... Chris Gardner(クリス) Jaden Smith .... Christopher(クリストファー) Thandie Newton .... Linda(リンダ) オトーサン、 「最高!」 ウイル・スミス、これまでで一番いい演技ではないでしょうか。 実の息子さん、ジェイデン、サイコー! 去っていく母親役のサンディ・ニュートンも好演していました。 WILL SMITH  ウイル・スミス 誕生日 1968/9/25 出身 米ペンシルバニア州フィラデルフィア 当初はミュージシャンとしての方が有名で、 1986年にジェフ・タウンズと共に、 D.J.ジャジー・ジェフ・アンド・ザ・フレッシュ・プリンスを結成。 グラミー賞を2回、アメリカン・ミュージック・アワードを3回受賞し、 ラップ・ミュージックのトップスターとして、不動の地位を築いている。 90年にTV界に進出。「ベルエアのフレッシュ・プリンス」に出演。 これがきっかけで1992年、 青春映画「ハートブレイク・タウン」で映画デビュー。 「私に近い6人の他人」 「メイド・イン・アメリカ」(1993)での演技力を認められ、 1995年「バッド・ボーイズ」で主演デビューとなった。 その後は、「インデペンデンス・デイ」(1996)、 「メン・イン・ブラック」(1997)と主演作が次々とヒットした。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1992年「ハートブレイク・ダウン」 1993年「メイド・イン・アメリカ」「私に近い6人の他人」 1995年「バッドボーイズ」◇ 1996年「インデペンデンス・デイ」◇ 1997年「メン・イン・ブラック」◇ 1998年「エネミー・オブ・アメリカ」◇ 1999年「ワイルド・ワイルド・ウエスト」◇ 2000年「バガー・ヴァンスの伝説」◇ 2001年「アリ」◇ 2002年「メン・イン・ブラック2」◇ 2003年「バッドボーイズ2バッド」◇ 2004年「アイ,ロボット」◇「シャーク・テイル」(声)「最後の恋のはじめ方」◇ 2006年「幸せのちから」◇ THANDIE NEWTON  サンディ・ニュートン 誕生日 1972/11/6 出身 ザンビア 母はジンバブエのショナ族の王女。父は英国人。 政情不安に伴い、英国に移住し、11歳までコーンウォールで過ごす。 その後、ロンドンでモダンダンスを学び、ダンサー志すが怪我で断念。 オーディションに合格し、 91年「ニコール・キッドマンの恋愛天国」で映画デビュー。 その後、ロサンゼルスへ渡るが、英国アクセントがとれず、仕事に恵まれなかった。 帰国後、ケンブリッジ大学で人類学を学びながら、女優業を続ける。 その後、「M:I−2」でのトム・クルーズの相手役を得て、 注目され、「シャレード」「シェイド」などのヒロイン役が続く。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1990年「ニコール・キッドマンの恋愛天国」 1993年「プレイデッド」 1994年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」 1995年「ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の情事」 1996年「夫の恋人、妻の愛人」 1997年「グリッド・ロック」 1998年「シャンドライの恋」「愛されし者」 2000年「M:I−2」 2002年「シャレード」 2003年「シェイド」 2004年「リディック」 2005年「クラッシュ」 2006年「幸せのちから」◆ その他の出演者: Brian Howe .... Jay Twistle James Karen .... Martin Frohm Dan Castellaneta .... Alan Frakesh Kurt Fuller .... Walter Ribbon Takayo Fischer .... Mrs. Chu Kevin West .... World's Greatest Dad George Cheung .... Chinese Maintenance Worker David Michael Silverman .... Doctor at First Hospital Domenic Bove .... Tim Ribbons Geoff Callan .... Ferrari Owner Joyful Raven .... Hippie Girl Scott Klace .... Tim Brophy User Rating: 7.4/10 (8,643 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート: ・主演男優賞:ウィル・スミス User Comments: Neil Carlsonさん Grand Rapids, Michigan 2006年12月15日 娯楽山盛り。 それに家族、企業家、社会行動へのヒントあり この映画よかった。 観客も私も、泣き、笑い、喝采し、拍手した。 クライマックス・シーンは、力強く、胸がすーっとした。 「ショーシャンクの空に」の最高のシーンのようだった。 ウイル・スミスはすごい。 息子のジェィデンも、すばらしい。 サンディ・ニュートンは立派な助演をやってのけた。 映画に出てくる1980年代のサンフランシスコは、 魅力的で、ホンモノで、映画を損なっていない。 何よりも、あなたが考える人ならば、 この映画は、あなたの家族観、仕事観、社会観への挑戦だろう。 一方で、この映画は、偉大なるアメリカの神話 ー自立した人間と機会均等という概念を強化するものである。 神話が神話であるには、ウソはいらない。 選択することによって、それを事実にすることができる。 この神話信仰は、いまだにアメリカを偉大なものとしている。 自由市場を基本とする資本主義は、あらゆる困難への治療薬ではない。 --それどころか、多くの困難のもとでもある。 だが、社会へのドアは開かれており、妨げられることはない。 他方、映画を見終わって、 アメリカの子供たちが寝る場所を確保するのに苦闘している そういう現実に何ら憤りを感じないひとは、シニカル過ぎる。 この映画は、一秒たりとも、ソープ・オペラではなかった。 これはまぎれもなく実話である。 映画を見終えた後、何人かでも、 何年か、やる気を持続するように望みたい。 オトーサン、 「成功したひとでなければ、言えないせりふだ!」 来日して舞台挨拶で、ウィルはこう言っています。 「夢を持っている人に言いたい。  夢を叶えるのを阻害している原因は外にあると思っていないか? 階級や人種差別だったり、誰かの圧力だったり……。 でも、自分の考えや信念、直感したもの、 そして夢をずっと信じ続けていればそれはきっと叶う! この映画を見れば僕の言ったことがわかってもらえると思うよ」 ○“救世主”コンビの誕生!  18日、「幸せのちから」のプロモーションのために来日中の  ウィル・スミスが、安倍首相を表敬訪問して作品をアピールした。  ウィル・スミスといえば、『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』  といったハリウッド超大作に主演し、 その度に世界を救うヒーローの役を演じていることでお馴染み。 あまりに何度もヒーロー役を演じているために、  すっかり世界を守る“救世主”のイメージがついている。  日本を守る“救世主”こと安倍首相を表敬訪問した、  世界を守る“救世主”ことウィル・スミス。  最新作では今までのようなアクション・ヒーロー役ではなく、  ホームレスから億万長者へと変身を遂げた実在の人物にふんし、  愛する家族のため奮闘する父親を感動的に演じている。  主人公の人生が、安倍首相の掲げる “再チャレンジプロジェクト”に通ずるものがあると、  安倍首相は「『幸せのちから』を観ていただければ、  わたしのプロジェクトを理解してもらえると思います」と映画に太鼓判を押した。 出典:http://cinematoday.jp/page/N0009803 オトーサン、 「...足蹴りにしておいて、再チャレンジとは、よく言うよ」 銀の匙を加えて生まれてきた2世議員などに、 再チャレンジなんて、えらそうに言われたくありません。


不都合な真実

オトーサン、 「おお、アカデミー賞にノミネートされたんだ」 地球温暖化は、他人事+1000年後の問題と思っていましたが、 とんでもない間違いであることが分かりました。 まさに、すぐそこにある危機なのです。 ぜひ、気候危機をチェックしてください。 原題:An Inconvenient Truth (2006) 監督:Davis Guggenheim Genre: Documentary Rated PG for mild thematic elements. 上映時間:100分 あらすじ: 監督のデイビス・グッゲンハイムは、 地球温暖化の科学をゴア氏の個人史や 長年の地球温暖化の逆効果への関与を交えて語っていく。 環境問題についての論客として、 ゴアは、思慮深く注目すべき方法で、事実と情報を列挙していく。 グッゲンハイムは、こう語る。 「ゴアのプレゼンテーションは、 魅力的で、愉快で、魅力的なスタイルだ。 政治問題を避けて、聴衆に事実を紹介し、 彼ら自身が結論を出すようにしている。 最後に、聴衆はみんな身を乗り出して、 彼のおそろしいメッセージに夢中になる」 この映画は、絶望の物語ではないが、 われわれが分かちあう唯一の天体である 地球を守ろうという呼びかけなのだ。 ゴアは言う。 「いまや明らかだ。 われわれは、地球規模の気候変動の危機に直面している。 われわれは大胆に素早く賢く対処すべきだ」 出演者: Al Gore .... Himself オトーサン、 「雄弁だなー」 真実を知っているものだけのもつ迫力を感じました。 User Rating: 8.3/10 (10,256 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート: ・ドキュメンタリー長編賞 ・歌曲賞 User Comments: Doug Leighさん Long Beach, CA 2006年6月5日 この映画をみる責務がある... 「...もし、何もしないなら、  なぜしないことにしたのか、  孫たちに説明すべきだ」 - Roger Ebert 「不都合な真実」を見終えて、 映画館から出て駐車場のマイカーに行った。 ロサンゼルスの不名誉な靄が低くたれこめ、 深紅色のたそがれ時だった。 前景では、わびしい石油ポンプが、 数億年間、眠っていた石油を掘削している。 ビッグマックの愛好者なのが恥ずかしい。 たった5km先の家へ帰るのに、6気筒のクルマに乗るとは 「不都合な真実」は、諸君を非難してるわけではない。 地球温暖化は、”誰のせいか”を問題にしているわけでもない。 聴衆は、次の問いかけをしたくなる。 「自分には、何ができるのか?」 映画とそれに連動するサイトは、 地球が直面している海流変動の動きを伝えている。 映画が示す証拠は、実に注目すべきものだった。 実に明白だ。 私は、環境科学者ではないが、そう断言できる。 1000人もの科学ジャーナリストが地球温暖化を懸念しているのに、 大衆誌は、半数しか懸念していない。 次のことも言っておきたい。 この映画のホストは、アル・ゴアだが、彼についての映画ではない。 6年前の大統領選挙の頃の彼は、堅苦しく、退屈な男に見えたかもしれないが、 この問題を語る彼は、有益な事実を面白く紹介している。 見事なものだ。 この映画、まずは自分で見てほしい。 友人を誘ってほしい。 信じてほしいが、映画を見た後では、 カープール制度導入に賛成しているだろう。 オトーサン、 「このひとが大統領になっていればなぁ」 イラク戦争もなかったでしょうし、 地球温暖化を防止する京都議定書に、 世界中の国が署名したのに、アメリカが署名しないという 異常異様無様な決定をしなかったことでしょう。 ○アルバート・アーノルド・ゴア・ジュニア  Albert Arnold Gore, Jr.  1948/3/31-  クリントン政権の副大統領。 大統領に立候補し、G.ブッシュよりも得票数で上回ったが、  フロリダ州での開票手続きトラブル後、落選が決定。  彼の情報スーパーハイウェイ構想によって  インターネットが爆発的に普及した。  ナノテクノロジーを世界的に注目されるきっかけもつくった。  テネシー州選出民主党上院議員アルバート・ゴア・シニアと  ポーリーン・ラフォンの間に、ワシントンD.C.で生まれた。  テネシー州カーセッジで幼少期を過ごした。  ワシントンのホテルに住み、セント・アルバヌス・スクールに通学。  夏季休暇中はカーセッジの自家農場で働いた。  1965年、ハーバード大学に入学し、政治学を専攻。  ルームメートは俳優トミー・リー・ジョーンズだった。  1970年、メアリー・エリザベス・アチソンと結婚した。  1976年、ロースクールを退学し、テネシー州下院議員に当選  1984年上院議員に当選し、1992年に副大統領に選出された。  子供は4人。 カレナ、クリスティン、サラ、アルバート。  1989年4月3日、当時6歳アルバートが交通事故で瀕死の重傷を負った。  (環境問題について)  1970年代から地球温暖化について関心を持っている。  環境問題の論客として知られ、『地球の掟』はNYタイムズのベストセラー入り。   ここ数年は、世界中で地球温暖化防止についての関心を高める運動を展開。  少なくとも1000回の講演を行っている。  ハイブリッド車を所有。  地球環境問題に積極的な企業を対象にした投資会社  ”Generation Investment Management”を設立し、会長に就任。  2006年、パラマウント・ピクチャーズのドキュメンタリー映画  「不都合な真実 (An Inconvenient Truth)」に出演した。  アメリカ映画史上3番目の興行成績を収めている。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


リトル・ミス・サンシャイン

オトーサン、 「こりゃ、見逃せないぞ」 アカデミー賞にノミネートされたと知りました。 久しぶりに、舞浜まで。 原題:Little Miss Sunshine (2006) 監督:Jonathan Dayton/ Valerie Faris このお2人、夫婦だそうです。 脚本:Michael Arndt (written by) Genre: Comedy / Drama 上映時間:101分 あらすじ: フーヴァー家は、辞書の定義を借りるなら、 "機能不全"の家族である。 父親のリチャードは、"勝ち組・負け組み理論"を講義している。 妻のシェリルは、チェーン・スモーカーの主婦。 叔父のフランクは、ゲイだが、最近自殺を図った。 おじいちゃんのエドウィンは、麻薬常習者。 息子のドウェーンは反抗期で、 空軍に入隊するまで、しゃべらないことに決めている。 そして、オリーブがいる。 7歳児で、 美少女コンテスト"リトル・ミス・サンシャイン・ページェント”に 参加したがっている。 さて、この家族、一体、どうなるのか? 出演者: Abigail Breslin .... Olive(オリーヴ) Alan Arkin .... Grandpa(おじいちゃん) Greg Kinnear .... Richard(リチャード) Toni Collette .... Sheryl(シェリー) Steve Carell .... Frank(フランク) Paul Dano .... Dwayne(ドウェーン) オトーサン、 「アンサンブルが絶妙だ」 このフーヴァー一家、みんな好き勝手にしています。 考えているのは、自分のことばかり。 家族のためなーんていう考えはゼロ。 よく言えば、とても個性的。 非常に長くなりますが、経歴は、6人全員ということで。 見事な演技力を披露しています。 ABIGAIL BRESLIN  アビゲイル・ブレスリン 誕生日 1996/4/14 出身 米ニューヨーク州 兄は「キッド」で子役を演じたスペンサー・ブレスリン。 3歳からCM出演。 2002年「サイン」のボー役で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 2002年「サイン」 2004年「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」      「プリティ・ヘレン」 2006年「リトル・ミス・サンシャイン」      「ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3 クリスマス大決戦!」 ALAN ARKIN  アラン・アーキン 誕生日 1934/3/26 出身 米ニューヨーク フォーク・グループ「タリアーズ」で音楽活動後、 ルイジアナの「コンパス・シアター」で舞台俳優に転身。 シカゴのコメディ劇団「セカンド・シティ・シアター」の創設に携わり、 61年にブロードウェイ・デビュー。 同年にトニー賞助演男優賞とシアター・ワールド賞受賞。 66年「アメリカ上陸作戦」で映画デビューし、 アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、 ゴールデン・クローブ賞主演男優賞を受賞。 68年「愛すれど心さびしく」でアカデミー賞に再びノミネート。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1966年「アメリカ上陸作戦」 1967年「暗くなるまで待って」「女と女と女たち」 1968年「クルーゾー警部」「愛すれど心さびしく」 1969年「ふたりの天使」 1970年「キャッチ22」 1971年「殺人狂想曲」 1974年「フリービーとビーン大乱戦」 1975年「ブルージーンズ・ジャーニー」 1976年「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」 1979年「あきれたあきれた大作戦」「ルプリンの魔術師」 1981年「ハイ・スクール・ウルフ」 1982年「キャプテン・ザ・ヒーロー/悪人は許さない」 1984年「ビッグ・トラブル」 1985年「ドクターストップ」 1990年「キャデラック」「ストレンジ・ピープル」      「シザーハンズ」「ハバナ」 1991年「ロケッティア」 1992年「摩天楼を夢見て」 1993年「インディアン・サマー/タマクワの英雄たち」      「ハネムーンは命がけ」△ 1994年「ノース/小さな旅人」      「ザ・ジャッキー・ボーイズ/いたずら電話大作戦」 1995年「ジョン・キャンディの大進撃」      「悪魔たち天使たち」 1996年「MOTHER NIGHT」 1997年「ポイント・ブランク」「ガタカ」「クアトロ・ディアス」 1998年「フォーデイズ・イン・セプテンバー」 1999年「聖なる嘘つき その名はジェイコブ」 2000年「Fカップの憂うつ」 2001年「アメリカン・スウィートハート」 2004年「愛の神、エロス」「NOEL ノエル」 2006年「ファイヤーウォール」      「ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3 クリスマス大決戦!」      「リトル・ミス・サンシャイン」 GREG KINNEAR グレッグ・キニア 誕生日 1963/6/17 出身 米インディアナ州 父は国務省の外交官であったため、 子供の頃はアテネやベイルートなど世界中で暮らした。 アリゾナ大学で放送ジャーナリズムを勉強した後、 エル・エンターテイメント・テレビジョンの「TALK SOUP」の司会で人気を得る。 映画デビューは「サブリナ」でハリソン・フォードの弟役。 97年「恋愛小説家」のゲイ役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、 ナショナル・ボード・オブ・レヴュー助演男優賞受賞。 99年に6年の交際を経て、ヘレン・ラブドンと結婚した。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「マーダー・イン・ミシシッピ/炎の十字架」(TM) 1990年「デリンジャー」(TM) 1994年「ブランクマン・フォーエヴァー」      「パパはキャリア・ウーマン/肉親探し大騒動」 1995年「サブリナ」 1996年「ゴッド・エージェント」      「劇場版ビーバス&バットヘッド DO AMERICA」(声)      「スマイル・ライク・ユアーズ/緊急!子づくり宣言」 1998年「恋愛小説家」 1999年「ユー・ガット・メール」「ミステリー・メン」 2000年「ベティ・サイズモア」「ギフト」      「2999年異性への旅」      「恋は負けない」 2001年「恋する遺伝子」「ワンス・アンド・フォーエバー」      「ディナー・ウィズ・フレンズ」 2002年「ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター」 2003年「ふたりにクギづけ」◇ 2004年「アダム−神の使い 悪魔の子−」◇ 2005年「ロボッツ」(声)      「がんぱれ!ベアーズ ニュー・シーズン」◆ 2006年「unknown アンノウン」◆「リトル・ミス・サンシャイン」◇ TONI COLLETTE  トニ・コレット 誕生日 1972/11/1 出身 オーストラリア・シドニー オーストラリアのナショナル・インスティテュート・ オブ・ドラマティック・アーツ在学中に、 91年「スポッツウッド・クラブ」の脇役で映画デビュー。 94年「ミュリエルの結婚」でゴールデングローブ賞にノミネート、 99年「シックスセンス」ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。 上目遣いの視線と内に秘めたる野性味を感じさせる魅惑の女優。 2003年、オーストラリアのミュージシャンのデイブ・ガラファッシと結婚。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「スポッツウッド・クラブ」 1994年「ミュリエルの結婚」 1995年「ハーモニー」「LILIAN'S STORY」 1996年「エマ」 1997年「クロックウォッチャーズ/私に気をつけて」      「ハッピー・ブルー」「THE BOYS」 1998年「ベルベッド・ゴールドマイン」      「ダウン・アンダー・ボーイズ」◇ 1999年「シックス・センス」「8 1/2の女たち」 2000年「シャフト」「ホテル・スプレンディッド」◇ 2002年「アバウト・ア・ボーイ」「チェンジング・レーン」      「めぐりあう時間たち」 2004年「ラスト・ショット」「コニー&カーラ」 2005年「イン・ハー・シューズ」 2006年「リトル・ミス・サンシャイン」 STEVE CARELL  スティーブ・カレル 誕生日 1963/8/16 出身 米マサチューセッツ州アクトン シカゴの即興コメディ劇団「セカンド・シティ・シアター」で活躍後、 ダナ・カービーにスカウトされ、 「サタデー・ナイト・ライブ」に脚本家として参加。 同番組の報道パロディ「ザ・デイリー・ショート」の司会者に抜擢され、注目される。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 2003年「ブルース・オールマイティ」 2004年「メリンダとメリンダ」「俺たちニュースキャスター」 2005年「奥さまは魔女」「40歳の童貞男」◇ 2006年「リトル・ミス・サンシャイン」◆ PAUL DANO  ポール・ダノ 誕生日 1983/6/19 出身 米コネチカット州ウィルトン 子役としてブロードウェイ劇「クリスマス・キャロル」などに出演後、 2000年「THE NEWCOMMERS」で映画デビュー。 2001年「L.I.E.」でインディペンデント・スピリット賞受賞。 アコースティック・ロックバンド‘チェリー・レヴィジョン’のメンバーでもある。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 2002年「卒業の朝」 2004年「テイキング・ライブス」「ガール・ネクスト・ドア」 2005年「キング 罪の王」 2006年「リトル・ミス・サンシャイン」 その他の出演者: Marc Turtletaub .... Doctor #1 Jill Talley .... Cindy Brenda Canela .... Diner Waitress Julio Oscar Mechoso .... Mechanic Chuck Loring .... Convenience Store Proprietor Justin Shilton .... Josh Gordon Thomson .... Larry Sugarman Steven Christopher Parker .... Teen Boy #1 Bryan Cranston .... Stan Grossman User Rating: 8.1/10 (28,299 votes)        top 250: #221 オトーサン、 「おお、世界の名画なんだ」 アカデミー賞ノミネート ・作品賞 ・助演女優賞:アビゲイル・ブレスリン ・助演男優賞:アラン・アーキン ・脚本賞 User Comments: Matthewさん Sydney Australia 2006年6月22日 実に楽しめるアンサンブルのロード・ムービー。 愉快な作品。 この映画、シドニー映画祭で1週間前にみた。 観客はみな好きになっていた。 笑いがたくさん起きた。 とくに、陽気な結末。 ジョークを使いながら、うまくテーマを表現している。 夢を追うことの価値、 勝ち組になることがいいのか、 それともありのままの自分を認めるのがいいのか。 別の言い方をすれば、 勝ち組になることに囚われた文化を失う喜びを祝っている。 筋書きについては、立ち入らないことにしよう。 いずれ、広く公開されることになるだろうから。 筋書きに、ひねりはないが、 ストーリーの展開を知らなければ、楽しめるだろう。 映画がはじまったとき、そうなるか分からなかった。 登場人物たちは、みんな奇抜だ。 (おそらくトニ・コレットを除いて) インディ映画のコメディらしく作られている。 だが、映画が進むにつれて、ほのぼのしてくる。 おそらく役者たち自身のもつ本物の愉快さなのだろう。 最初、この連中は、家族とは思えない。 なんでお互いに、こういがみあうのか疑問に思った。 だが、物語りが進むにつれて、 この特異な家族のもつ力が明らかになってきて、 どんどん面白くなっていく。 コメディというものは、こうあるべきだ。 最後に判明する脚本にあるメッセージがいい。 説教臭もないし、感傷的でもない。 出演者全員が見事なアンサンブルをつくっていた。 上映されたら、大ヒットしてほしい。 オトーサン、 「グランパ、いいねぇ」 年寄りとは、こうあるべき。 いつまでも、色気たっぷり。 言いたい放題、やりたい放題で、大往生。 孫娘のオリーブに吐いたせりふがいいですね。 「真の負け組みとは、勝たない者のことじゃない。 負けることを怖がるあまり挑戦すらしない人間だ」 このせりふが明らかにするのは、 安倍首相の言う「再チャレンジ」なるものは、インチキ。 試みに、中身をみてみましょう。 勝ち組の視点からの空疎な施策が羅列されています。 まるで新興宗教の勧誘パンフ並み。 ○主要な再チャレンジ支援策  みなさんの再チャレンジを支援します (1)就業 ・新卒でないので、採用・人事面で不安 ・公務員になりたい ・農業をやりたい   ・林業をやりたい   ・漁業をやりたい ・農林漁業分野へ就業・就職したい ・U、Iターンして就職したい ・環境に関わりたい ・パートタイマーで働きたい ・パートタイマーを活用したい ・仕事を探したい ・自分自身に力をつけたい ・働く人のキャリアアップを図りたい ・障害に負けず働きたい ・在宅ワークに関心がある (2)学習 ・社会人になったけれど、また勉強したい (3)創業 ・創業資金を調達したい ・新事業の立ち上げ資金を調達したい ・厳しい経営を立て直したい ・担保や保証なしで資金を借りたい ・創業を希望する方へ ・女性の起業! ・パートタイマーを活用したい ・高齢者で共同して創業したい ・多重債務を負ってしまったが ○若者、子どものチャレンジ、再チャレンジを支援します ・仕事を探したい ・仕事について相談したい ・自分自身に力をつけたい ・子どものチャレンジを支えたい ○女性の方の再チャレンジを支援します ・出産・育児で一度退職したがまた働きたい ・女性の起業! ・仕事を探したい ・就職や地域活動するために勉強したい ・在宅ワークに関心がある ○高齢者・団塊の世代の方の再チャレンジを支援します ・退職後は子どもたちの教育に関わりたい ・国際的に活躍したい ・企業でまだまだ働きたい ・意欲と能力のある限り働きたい ・経験を活かして学校や地域社会で活躍したい ・農業をやりたい ・林業をやりたい ・漁業をやりたい ・農林漁業分野へ就業・就職したい ・地方に住みたい ・環境に関わりたい


キングの報酬

オトーサン、 「おお、いい映画やってるじゃん」 フジテレビで、日曜日の深夜放映していました。 社会派シドニー・ルメット監督、そして リチャード・ギア主演ならサイコーじゃないですか。 原題:Power(1986) 監督:Sidney Lumet 脚本:David Himmelstein Genre: Drama 上映時間:111分 あらすじ: セント・ジョンは、強く成功した政治コンサルタントで その顧客は、国中にひろがっている。 彼の長年の友人で、顧客のオハイオ州上院議員 サム・ヘイスティングが、政治活動から引退する。 後釜になるのは、未知の不思議な実業家Jerome Cadeで、 彼はその選挙キャンペーンを手がける羽目になる。 彼は、元妻でワシントンの政治記者の助けを借りて、 ヘイスティング脱落をめぐる秘密を解明していったが、 そのことの危険に思いが及ばなかった。 だが、利害は、ローカルな腕相撲の賭けどころではなかった。 事態はあらぬ方向へと進んでいったのだ。 出演者: Richard Gere .... Pete St. John(セント・ジョン) Julie Christie .... Ellen Freeman(エレン) Gene Hackman .... Wilfred Buckley(バックレイ) Beatrice Straight .... Claire Hastings(クレア) オトーサン、 「リチャード・ギア、やっぱりカッコいいなぁ」 ジーン・ハックマンも、いまいち。 ヘイスティング上院議員の妻、クレア役の ビアトリス・ストレイトの過剰演技が鼻につきました。 RICHARD GERE  リチャード・ギア 誕生日 1949/8/31 出身 米ペンシルバニア州フィラデルフィア ニューヨーク・シラキュースで育つ。 学生時代に体操で奨学金を得て、マサチューセッツ大学で哲学と演劇を学ぶが、 中途退学して、プロビンスタウン・プレイハウスでの夏期興行で舞台デビュー。 75年「警視総監への報告」で映画デビュー。 78年「天国の日々」で初主演し、 ダヴィッド・ディ・ドナッティロ賞外国映画部門主演男優賞受賞。 賞歴は少ないが、「プリティ・ウーマン」「愛と青春の旅立ち」など 恋愛映画の主人公役としては確固たる地位を築いている。 活躍度 ◎→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1975年「警視総監への報告」「ニューヨーク麻薬捜査線」 1977年「ミスター・グッドバーを探して」 1978年「天国の日々」「愛の断層」 1979年「ヤンクス」 1980年「アメリカン・ジゴロ」 1982年「愛と青春の旅だち」 1983年「ブレスレス」「愛と名誉のために」 1984年「コットンクラブ」 1985年「キング・ダビデ/愛と闘いの伝説」 1986年「キングの報酬」「ノー・マーシィ/非情の愛」 1988年「マイルズ・フロム・ホーム」 1990年「背徳の囁き」「プリティ・ウーマン」◇ 1991年「八月の狂詩曲」 1992年「愛という名の疑惑」 1993年「ジャック・サマースピー」「心のままに」 1994年「わかれ路」 1995年「トゥルーナイト」 1996年「真実の行方」◇ 1997年「ジャッカル」◇「赤い迷路」「北京のふたり」◇ 1998年「レッド・コーナー」◇ 1999年「プリティ・ブライド」◇ 2000年「オータム・イン・ニューヨーク」◇      「Dr.Tと女たち」◇「プロフェシー」◇ 2002年「運命の女」◇ 2005年「Shall we Dance?」「綴り字のシーズン」 その他の出演者: Denzel Washington .... Arnold Billing Kate Capshaw .... Sydnet Betterman E.G. Marshall .... Senator Sam Hastings, Ohio Fritz Weaver .... Wallace Furman, New Mexico Gubernatorial Candidate Michael Learned .... Governor Andrea Stannard, Washington J.T. Walsh .... Jerome Cade, Ohio Senatorial Candidate E. Katherine Kerr .... Irene Furman Polly Rowles .... Lucille DeWitt Matt Salinger .... Phillip Aarons, Independent Ohio Senatorial Candidate Tom Mardirosian .... Sheikh Omar Torres .... Roberto Cepeda, Presidential Candidate User Rating: 5.5/10 (633 votes) オトーサン、 「ま、この程度かも」 ラジー賞ノミネート ワースト助演女優賞:ビアトリス・ストレイト User Comments: kidwltmさん Butler, PA 2003年8月17日 混乱し、盛り上がりなし。 この映画の主な問題は、 あまりにも多くの無関係な人物が登場し、 サブプロットが映画そのものにまったく寄与していない点だ。 しばらくすると退屈してくる。 じっと待っていても、何ら見るべきものが出てこない まあ、登場人物を描きこんでいるところだ。 そう思っていても、同じことが繰り返されたり、 平板でつまらないことが続く。 シドニー・ルメット監督は、助演陣が活躍する時間を許していない。 数人は削るべきだった。 (例えば、ハックマンの妻) そして、他の人物に集中すべきだった。 (例えば、デンゼル・ワシントン) この映画、すばらしい手堅い政治スリラーになれたはずなのに、 劣悪な脚本と演技のおかげで、何のメッセージもない ハチャメチャ映画になってしまった。 出演者も一考を要する。 かのジーン・ハックマンの演技も、平均以下だった。 デンゼル・ワシントンは唯一人みるべき演技をしていた。 リチャード・ギアや他の役者たちは、まあまあの演技。 シドニー・ルメット監督は、1970年代に立ち戻るべきだ。 (例えば、「セルピコ」) 「十二人の怒れる男」や「未知への飛行」の成功を夢見ないことだ。 シドニー・ルメット監督には、ムリなのだ。 アルトマン監督のアンサンブル・ドラマを望むなかれ。 10点満点で3点。 オトーサン、 「老いたり、名監督!」 SIDNEY LUMET  シドニー・ルメット 誕生日 1924/6/25 出身 米ペンシルバニア州フィラデルフィア アメリカの映画監督。 ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。 幼少の頃一家でニューヨークに移り住んだ。 4歳で子役としてラジオドラマに出演、 十代から子役としてブロードウェイの舞台に立った。 1939年には映画にも出演している。 1942年、コロンビア大学に入学、 陸軍で第二次大戦に参加した。 終戦後はオフ・ブロードウェイで、 ユル・ブリンナーなどと俳優グループを結成。 このグループはのちのアクターズ・スタジオの母胎となった。 1950年代、俳優活動に飽きたらなくなり、演出家に転向。 CBSテレビで初期のテレビ・ドラマの売れっ子演出家となった。 5年間に約500本の作品を演出した。 1957年に初の劇場映画「十二人の怒れる男」を監督する。 映画は大ヒットし、アカデミー監督賞にノミネートされた。 その後も1964年の「質屋」(1964)、「セルピコ」(1973)、 「狼たちの午後」(1975)など、 ニューヨークを舞台にした硬派な作品を撮り続けている。 監督作 1957年「十二人の怒れる男」 1958年「女優志願」 1959年「蛇皮服を着た男」「私はそんな女」 1962年「橋からの眺め」 1964年「未知への飛行」 1965年「丘」「質屋」 1966年「グループ」 1969年「約束」 1972年「盗聴作戦」 1973年「セルピコ」 1974年「オリエント急行殺人事件」 1975年「狼たちの午後」 1976年「ネットワーク」 1977年「エクウス」 1978年「ウィズ」 1981年「プリンス・オブ・シティ」 1982年「デストラップ」「評決」 1984年「ガルボトーク」 1986年「モーニング・アフター」「キングの報酬」 1988年「旅立ちの時」 1989年「ファミリー・ビジネス」 1990年「殺人調書Q&A」 1992年「刑事エデン・追跡者」 1993年「ギルティ 罪深き罪」 1997年「N.Y.検事局」 1999年「グロリア」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


それでもボクはやってない

オトーサン、 「痴漢冤罪事件か」 「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、 まったく違った映画をつくってみせました。 マスコミや映画評論家の評判もいいようです。 原題:それでもボクはやってない(2007) 監督・脚本:周防正行 Genre:Drama/ Comedy 上映時間:143分 あらすじ: 金子徹平は、フリーター。 会社の面接に向かうため 通勤ラッシュの電車に乗っていた。 乗換えの駅でホームに降り立った彼は、 女子中学生への痴漢行為で、警察へと引き渡される。 取り調べでは一貫して”やっていない”と訴えるが、 誰もまともに聞いてくれない。 起訴され、法廷で争うことになる。 出演者: 加瀬亮 .... 金子徹平 瀬戸朝香 .... 須藤莉子 役所広司 .... 荒川正義 オトーサン、 「おっ、加瀬くんも、朝香ちゃんもいいね」 若いひとが真面目にお芝居をしているのって、いいものです。 弁護士役の役所広司さん、相変わらずうまいですね。 その他の出演者: 山本耕史 .... 斉藤達雄 もたいまさこ .... 金子豊子 田中哲司 .... 浜田明 光石研 .... 佐田満 尾美としのり .... 新崎孝三 大森南朋 .... 山田好二 鈴木蘭々 .... 土井陽子 唯野未歩子 .... 市村美津子 柳生みゆ .... 古川俊子 野間口徹 .... 小倉繁 山本浩司 .... 北尾哲 正名僕蔵 .... 大森光明 益岡徹 .... 田村精一郎 北見敏之 .... 宮本孝 田山涼成 .... 和田精二 石井洋祐 .... 平山敬三 大和田伸也 .... 広安敏夫 田口浩正 .... 月田一郎 徳井優 .... 西村青児 清水美砂 .... 佐田清子 本田博太郎 .... 三井秀男 竹中直人 .... 青木富夫 小日向文世 .... 室山省吾 高橋長英 .... 板谷得治 User Ratings: - オトーサン、 「まあ、7点台かな」 た・ぴ・お・か さん 2007年1月20日 法は力なり この作品を観て、「法は力なり」という言葉を思い出した。 この言葉、正しくは「法は正義なり」なのだが、 ある小説の主人公が 「法は力であり、自分はそれを力で打ち負かしてきた」 といった趣旨の言葉を吐いており、 今回のこの作品はまさに「法は正義」ではなく 「力」なのだと改めて感じた。 裁判とは、決して真実を明らかにする場ではない。 それは分かり切っていた。 いかに証拠や証言を提示して、 何の先入観も持たない裁判官を説き伏せるか、 それが裁判なのだ。 もちろん、明らかな物証があれば別だが、 どの証拠や証言を採用するか、 採用した証拠や証言を基にどのように判断するか、 それが裁判官の責務であって、 それがいかに公正を期したものであっても、決して正義ではない。 それが冤罪が生まれる所以なのだ。 主人公は、自分が痴漢をやっていないという 「真実」を知るただ一人の人間だった。 自分の潔白を知っているからこそ、 裁判で有罪になるはずがないと考える、 それは「裁判は正義を実行する場」であるという、 (悲しいが)誤った認識に基づいていた。 そして、事実とは違う「誤った」判決が下されることで初めて知る。 法は正義ではなく力なのだと。 そして、法という力業によって真実が歪曲されることがある、 それが裁判なのだと。 「疑わしきは罰せず」とは、刑法の大原則であり、 証拠が明らかに犯人であることを示していない限り、 「疑わしい」者は罰してはいけない、 冤罪者を生んではいけないという観念に基づいている。 しかし、刑事裁判において、検事は被疑者を起訴した以上は 有罪にしなければならないという責務を負う。 一方、裁判官は上訴審で覆されるような判決を下してはならないという責務を負う。 法の番人たる以前に、一個人の保身が優先されるのだ。 こういった日本の裁判の実情を知る上でも、極めて興味深い作品だ。 しかも、息をもつかせぬ緊張の中にも、 時折ウィットが効いたシーンがちりばめられていて、 面倒な理屈を抜きにしても退屈させないできばえになっていると言えるだろう。 オトーサン、 「植草か、アホクサ」 映画を見た同じ日に次のような記事をみかけました。 フリーターの金子徹平くんが 「それでもボクはやってない」と無実を主張しているのに、 大学教授の植草一秀さんは、 「ボクはやっているけど無罪だ」と主張しています。 このひと、どういう頭の構造をしているのでしょう。 ○無言…植草被告4カ月ぶりに保釈  電車内で痴漢行為をしたとして、  東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元大学教授植草一秀被告が  22日、昨年9月の逮捕以来、4カ月ぶりに保釈となり、 小菅の東京拘置所を出た。 グレーのスーツに白色のワイシャツ姿の植草被告は 報道陣の問い掛けに一切答えず、  無言のまま迎えのワゴン車に乗り込んだ。  被告は昨年9月13日夜、京浜急行品川―蒲田間を走行中の電車内で、 私立高2年の女子生徒のスカート内に手を入れ、 下半身を触ったとして起訴された。 同12月6日の初公判で無罪を主張した。 (サンスポ 1月23日)


ディパーテッド

オトーサン、 「香港映画のリメイクか」 「インファナル・アフェア」は名作中の名作。 でも、流石、マーティン・スコセッシ監督、 彼らしい解釈で新しい世界をつくりあげていました。 原題:The Departed (2006) 監督:Martin Scorsese 脚本:William Monahan/ Siu Fai Mak/ Felix Chong Genre: Crime / Drama / Thriller Rated R for strong brutal violence, pervasive language,     some strong sexual content and drug material. 上映時間:151分 あらすじ: マサチューセッツ州警察と アイルランド系アメリカ人ギャングの抗争をめぐるお話し。 ひとりのギャングが警察に潜入する。 一方、若い警官がギャングに潜入すべく選ばれる。 彼らの道が交錯するとき、何が起きるだろう? 出演者: Leonardo DiCaprio .... Billy Costigan(ビリー) Matt Damon .... Colin Sullivan (コリン) Jack Nicholson .... Frank Costello(コステロ) Mark Wahlberg .... Dignam(ディグナム) オトーサン、 「豪華キャストだなぁ」 ディカプリオは、久しぶりの名演技。 マット・デイモン、その愚直さが生きています。 ジャック・ニコルソンは、相変わらずの怪演。 マーク・ウォルバーグ、こんなに上手い役者だったか。 長くなりますが、名優4人の経歴をみておきましょう。 LEONARDO DICAPRIO  レオナルド・ディカプリオ 誕生日 1974/11/11 出身 独アーケンシュミット  「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の絵の前で 母の胎内にいた彼が動いたことからつけられた。 イタリア系の父とドイツ人の母の間に生まれたが、 幼い頃、離婚し、母子家庭でハリウッドで育つ。 子供の頃から俳優を目指して、エージェントに所属する。 14歳からコマーシャルに出演し始めて、 徐々に活躍の場をテレビ・ドラマへ。 91年「クリッター3」で映画デビュー。 TVでは「GROWING PAINS」でレギュラーだった。 代表作は「タイタニック」のジャック役や 「ロミオ&ジュリエット」のロミオ役など。 「バスケットボール・ダイアリーズ」のジム役や 「ボーイズ・ライフ」のトバイアスなどの少年役を演じていた頃は、 思春期の心の機微を表現することにたけた俳優だったが、 最近は役柄にあまり方向性が感じられないのが気になるところ。 私生活ではモデルのアンバー・バレッタやヴィルジニー・ルドワイヤンなど 新しい恋人の噂が絶えず。 現在はブラジル・モデル、ジゼル・ブンチェンと交際中だが…… 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「クリッター3」 1992年「ボディヒート2」 1993年「ギルバート・グレイブ」「ボーイズ・ライフ」 1995年「クイック&デッド」◆「太陽と月に背いて」      「バスケットボール・ダイアリーズ」◇ 1996年「マイ・ルーム」◇「ロミオ&ジュリエット」◇ 1997年「タイタニック」◇ 1998年「仮面の男」◇「セレブリティ」◆ 1999年「ザ・ビーチ」◇ 2000年「あのころ僕らは」(1995年撮影) 2001年「ギャング・オブ・ニューヨーク」 2002年「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」 2004年「アビエイター」 2006年「ディパーテッド」 MATT DAMON  マット・デイモン 誕生日 1970/10/8 出身 米マサチューセッツ州ボストン ハーバード大学在学中、「ミスティック・ピザ」の端役で映画デビュー。 大学を休学して、「青春の輝き」「ジェロニモ」などに出演した。 「戦火の勇気」では体重を落としてまで役作りに挑んだ。 しかし、主演クラスの役を得るのは難しく、 幼なじみのベン・アフレックと二人で書いた 「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」を 自分たちが主役として出演することを条件に映画化に奔走。 紆余曲折の末、ミラマックス社によって実現した。 この作品でマットはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、脚本賞を受賞。 1998年、ベン・アフレック、クリス・ムーアと共に 現在の制作会社ライヴ・プラネットの前身である パール・ストリート・プロダクションを設立。 99年「リプリー」でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネート。 2006年、婚約者のルシアナ・バロッソと結婚。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1988年「ミスティック・ピザ」 1992年「青春の輝き」 1994年「ワイルド・メン」(TM)「ジェロニモ」 1996年「戦火の勇気」◆「グローリー・デイズ 旅立ちの日」(TM) 1997年「レインメーカー」◇「チェイシング・エイミー」◆      「グッド・ウイル・ハンティング/旅立ち」◇ 1998年「プライベート・ライアン」◆「ラウンダーズ」◇ 1999年「ドグマ」◇ 2000年「タイタンA.E.」(声)◇「リプリー」◇      「バガー・ヴァンスの伝説」◇「小説家を見つけたら」◆      「すべての美しい馬」◇ 2001年「オーシャンズ11」◆      「恋の方程式 あなたのハートにクリック2」      「マジェスティック」(声)      「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」◆ 2002年「ボーン・アイデンティティー」◇「スピリット」(声)      「コンフェッション」▲「GERRY ジェリー」 2003年「ふたりにクギづけ」◇ 2004年「ボーン・スプレマシー」◇「オーシャンズ12」◆      「世界で一番パパが好き」▲ 2005年「ブラザーズ・グリム」◇「シリアナ」◇ 2006年「ディパーテッド」◇ JACK NICHOLSON  ジャック・ニコルソン 誕生日 1937/4/22 出身 米ニュージャージー州ネプチューン 大学卒業後、MGMの動画部門で働き、 56年「お茶と同情」の端役で映画デビュー。 「カッコーの巣の上で」「恋愛小説家」でアカデミー主演男優賞、 「愛と追憶の日々」でアカデミー助演男優賞受賞。 「イージーライダー」、「ファイブ・イージー・ピーセス」、 「さらば冬のかもめ」「アバウト・シュミット」などで 12度アカデミー賞にノミネートされている。 監督作として78年「ゴーイング・サウス」、 90年「黄昏のチャイナ・タウン」など。 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1956年「お茶と同情」 1961年「青春のさまよえる時」      「ジャック・ニコルソンのダーティ・ライダー」 1962年「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」 1963年「忍者と悪女」「古城の亡霊」 1965年「ミスタア・パルバー」 1967年「爆走!ヘルスエンジェルス」「マシンガン・シティ」「銃撃」 1968年「ジャック・ニコルソンの嵐の青春」 1969年「イージーライダー」 1970年「晴れた日に永遠が見える」      「ファイブ・イージー・ピーセス」 1971年「愛の狩人」 1972年「キング・オブ・マーヴィン・ガーデン儚き夢の果て」 1974年「さらば冬のかもめ」「チャイナタウン」「トミー」      「さすらいの二人」 1976年「おかしなレディキラー」「カッコーの巣の上で」      「ミズーリ・ブレイク」「ラスト・タイクーン」 1978年「ゴーイング・サウス」 1980年「シャイニング」 1981年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「レッズ」 1982年「ボーダー」 1983年「愛と追憶の日々」 1985年「女と男の名誉」 1986年「心みだれて」 1987年「イーストウィックの魔女たち」      「ブロードキャスト・ニュース」「黄昏に燃えて」 1989年「バットマン」 1990年「黄昏のチャイナタウン」 1992年「お気に召すまま」「ア・フュー・グッドメン」「ホッファ」 1994年「ウルフ」 1995年「クロッシング・ガード」 1996年「夕べの星」「マーズ・アタック!」 1997年「恋愛小説家」 1999年「ビートニク」 2001年「プレッジ」◇ 2002年「アバウト・シュミット」◇ 2003年「N.Y.式ハッピー・セラピー」◇「恋愛適齢期」 2006年「ディパーテッド」 MARK WAHLBERG  マーク・ウォルバーグ 誕生日 1971/6/5 出身 米マサチューセッツ州ドーチェスター 下層階級の貧しい9人家族で育ち、 少年時代はストリートの不良少年だった。 11歳の時に両親が離婚。 12歳の時にブレイク・ダンサーとして活躍し始め、 14歳の時にはエレクトリック・ジェネレイションに所属。 一方で同じ14歳の時、学校を中退し、盗みや麻薬の売買に関わるようになる。 16歳の時、二人のベトナム人の強盗・暴行の罪で逮捕される。 服役中に心を入れ替え、 出所後、人気バンド‘ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック’で 成功していた兄の協力で、 自身のラップ・バンド‘マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ’を結成。 91年「MUSIC FOR THE PEOPLE」がヒットし、 カルヴァン・クラインの下着モデルにも起用される。 しかし、過去の逮捕歴が明るみにでて、 マスコミの攻撃でファンの支持を失うと、 俳優に転身。 94年「勇気あるもの」で映画デビュー。 96年「悪魔の恋人」で初主演。 他ジョージ・クルーニーと共演した「スリー・キングス」 「パーフェクト・ストーム」がある。 活躍度 ◎→ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「悪女は三度涙を流す」(V) 1994年「勇気あるもの」 1995年「バスケットボール・ダイアリーズ」 1996年「悪魔の恋人」◇ 1997年「フェイクディール 偽札」「ブギーナイツ」 1998年「ビッグ・ヒット」 1999年「スリー・キングス」◆「NYPD15分署」◇ 2000年「パーフェクト・ストーム」◇「裏切り者」◇ 2001年「PLANET OF THE APES/猿の惑星」◇「ロック・スター」◇ 2002年「シャレード」 2003年「ミニミニ大作戦」◇ 2005年「ハッカビーズ」◆「フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い」◇ 2006年「ディパーテッド」◆ その他の出演者: Martin Sheen .... Oliver Queenan Ray Winstone .... Mr. French Vera Farmiga .... Madolyn Anthony Anderson .... Brown Alec Baldwin .... Ellerby Kevin Corrigan .... Cousin Sean James Badge Dale .... Barrigan David O'Hara .... Fitzy Mark Rolston .... Timothy Delahunt Robert Wahlberg .... FBI Agent Frank Lazio Kristen Dalton .... Gwen User Rating: 8.4/10 (52,255 votes)        top 250: #80 オトーサン、 「おお、世界の名画80位だ」 ゴールデン・グローブ賞受賞 ・監督賞:マーティン・スコセッシ 同ノミネート ・作品賞 ・男優賞:レオナルド・ディカプリオ ・助演男優賞:マーク・ウォールバーグ  ジャック・ニコルソン ・脚本賞 User Comments: Movie_Buff_Bradさん United States 2006年11月11日 すばらしい 見る前に大いに期待していたが、 「ディパーテッド」は、期待以上だった。 演技がすばらしい。 レオナルド・ディカプリオは、おそらく最高の演技をみせた。 彼がきらいなひとでも、 「そう、ディカプリオはキライだが、今回はかなりいいね」 マット・デイモンとジャック・ニコルソンは、サイコー。 「リプリー」と「恋愛小説家」以来の出来だ。 マーク・ウォルバーグは、コミカルな役で、 ほとんど画面をひとり占めした。 Martin Sheen も、よかった。 「ディパーテッド」は、動きの早い強烈なアクション・スリラーだ。 スマートなユーモアがあり、見事な演技がある。 登場人物の造形もいいし、 スコセッシ監督フアンが好きな強烈な暴力もある。 2000年代の最高の映画のひとつだ。 この映画、おそらく作品賞、監督賞、脚本賞に選定されるだろう。 私見では、3つとも獲れる。 ディカプリオとニコルソンも、ノミネートされるだろう。 できるだけ早く見るべし。 オトーサン、 「なるほど、こういう意見もあるか」 rustyさん 2007年1月12日 早速比較 比較するのは良くないのかもしれないけど、早速比べてしまった。 他の人も書かれてある通りオリジナルを知っているとなかなか辛い… そもそも「インファナル・アフェア」は無間道という そのタイトルからもわかるように 永遠に続く苦しみという精神性を描いているからこそ 奥深いものになっているのだと思う。 「あいにく俺は警官だ」と「俺は善人になりたい」というセリフが まさにそれを象徴している。 つまり警官とマフィアにそれぞれスパイがいると言うのは、 あくまでその精神を表現するための方法であって映画の本質ではない。 しかし今回のリメイクでは その表面的な設定と役柄を再現しているだけで、 本質部分は見えてこなかった。 なぜ警官であることに苦しむのか、なぜマフィアであることに苦しむのか、 その部分は抜きにして表面上取り繕ってみても オリジナルは超えられなかったように思う。 例としてデイモンとニコルソンとの最後のやり取りを見ても、 デイモンはマフィアからのスパイであることに 特に不満を持たず納得しているように映ったし、 むしろ撃ったことを後悔するような演出…。 ディカプリオも苦しむ演技はしたが、 それでも最後まで警官としての誇りは忘れないという 内面的な部分は見えなかったように思う。 またこれも別の人が書かれている通り、 オリジナルと共通するカットや演出は多かった。 まあ別にそれ自体は良い。 しかし、それらの印象があまりに薄い。 見ていない人のためにあまり詳しく書かないほうが良いかもしれないが、 屋上のやりとりや、落下する場面、 最後の対峙するところとその後のノワール的処理などなど… 映画の見せ場だしオリジナルでは美しく、 また虚しく描かれている分だけ比較してしまう。 それから最後になるが、 なぜウォールバーグが常に怒ってるのかわからなかった… 多分結論へと到達させるための布石なんだろうが、 ウォールバーグだけでなく役者全体に大味な設定である感は否めない。 それぞれがもっと冷静で知的な部分を描いた方が良いし、 ノワールでいくならもっとそれを徹底した方がバランスが良いのにと思いました。


カリフォルニア・ドールス

オトーサン、 「女子プロレスの映画か」 完全に馬鹿にしていました。 見はじめて、あっ!コロンボが出ている。 最後には、よくできた映画だと感心していました。 原題: ...All the Marbles (1981)    The California Dolls 監督:Robert Aldrich 脚本:Mel Frohman/ Rich Eustis Genre: Action / Drama / Comedy / Romance 上映時間:113分 あらすじ: ハリーは、“カリフォルニア・ドールス”なる 女子プロレスのチームをマネージしている。 選手のひとり、アイリスと熱愛中だが、 いつも文無しで地方巡業ばかりである。 はては、泥んこレスリングの契約まで取る始末! だが、遺恨試合の機会がめぐってくる。 出演者: Peter Falk .... Harry Sears(ハリー) Vicki Frederick .... Iris(アイリス) Laurene Landon .... Molly(モリー) オトーサン、 「なつかしいなぁ」 こういう哀愁を帯びた中年男を演じられるのは、 ピーター・フォークしかいません。 その昔、夢中になって「刑事コロンボ」を見たものです。 海外映画俳優マガジンに経歴は出ていませんでしたが、 女子プロレスラー、アイリスとモリーを演じた2人に喝采! PETER FALK  ピーター・フォーク 誕生日 1927/9/16 出身 米ニューヨーク テレビでは「刑事コロンボ」のコロンボ役があまりにも有名。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1958年「ジャングル・ガードマン」 1960年「悪の実力者」「殺人会社」「紫暗礁の秘密」 1961年「ポケット一杯の幸福」 1963年「おかしな、おかしな、おかしな世界」 1964年「七人の愚連隊」 1965年「グレート・レース」 1966年「泥棒がいっぱい」「美人泥棒」 1968年「アンツィオ大作戦」 1969年「明日よさらば」「大反撃」 1970年「ハズバンズ」 1972年「シシリー要塞異常なし」 1974年「こわれゆく女」「裏切りのメロディー」 1976年「名探偵登場」「マイキー&ニッキー」 1977年「オープニング・ナイト」 1978年「名探偵再登場」「ブリンクス」 1979年「あきれたあきれた大作戦」 1981年「カリフォルニア・ドールス」「マペットの大冒険」 1986年「ビッグ・トラブル」「ベルリン・天使の詩」      「プリンセス・ブライド・ストーリー」「恋する大泥棒」 1987年「バイブス・秘宝の謎」 1989年「私のパパはマフィアの狩猟」 1990年「ラジオタウンで恋をして」「イン・ザ・スピリット」 1992年「ザ・プレイヤー」▲ 1993年「時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!」 1995年「最高のルームメイト」 2000年「消滅水域」 2001年「コーキ・ロマーノ FBI潜入捜査官?」 2002年「デッド・ロック」 2004年「シャーク・テイル」(声) その他の出演者: Burt Young .... Eddie Cisco Tracy Reed .... Diane, Toledo Tiger Ursaline Bryant .... June, Toledo Tiger Claudette Nevins .... Solly, Woman Promoter Richard Jaeckel .... Bill Dudley (Reno referee) John Hancock .... Big John' Stanley, TTs Promoter Lenny Montana .... Jerome, Eddie's Bodyguard Charlie Dell .... Merle LeFevre, Open-air Fair Promoter Chick Hearn .... Himself - TV Reporter Cliff 'Fatty' Emmich .... Obese Promoter Clyde Kusatsu .... Clyde Yamashito, Japanese Promoter Joe Greene .... Himself - Football Player User Rating: 5.8/10 (452 votes) オトーサン、 「傑作!もっといいスコアを」 User Comments: grendelkhanさん Xanadu 2003年1月9日 映画にしては、かなりリアル 女子プロレスラ−の映画にしては、かなりリアルだ。 プロレスを本当の競技のように描いているのは妙だが、 旅興行の女子プロレスラ−の暮らしぶりをよく捉えている。 女子プロレスは本拠地がないので、 レスラーたちは、次の試合のために、いつも旅をしなければならない。 興行主たちが報酬や自分たちに都合のよい試合を決める。 レスラーたちは、怪我を承知で働き、健康保険もない。 過酷な暮らしだが、好きなのだ。 俳優たちはよかった。 ストーリーの組み立てもいい。 ピーター・フォークは、まことに傑出していたし、 2人の女子プロレスラーも、実によかった。 レスリングのシーンもよく出来ていて、 WWEの興行よりなんかメじゃない。 ありそうもないのは、女子プロレスの大きな試合が ラスヴェガスでTV中継で行なわれること。 そう、映画だもの。 プロレス映画としては最高の出来だ。 この映画によって、GLOWの宣伝とTV番組ができたらしい。 (Gorgeous Ladies of Wrestling) そうだとしたら、連中はもっとこの映画を研究すべきだ。 放映しているよりも、こちらのほうがずっといいからだ。 勿論欠点もあるが、面白い。 ファイナルの試合は、椅子から身を乗り出してみたくなるだろう。 オトーサン、 「そりゃそうだ。最前列で見られるんだもの」 女子プロレスを、こんなに見事な映画に仕上げた 監督に敬意を表して、その経歴をみてみましょう。 ROBERT ALDRICH ロバート・アルドリッチ 誕生日 1918/8/9-1983/12/5 出身 米ロングアイランド州クランストン 監督作 1954年「アパッチ」「ヴェラクルス」 1955年「キッスで殺せ」 1956年「攻撃」 1959年「怒りの丘」 1961年「ガン・ファイター」 1962年「何がジェーンに起こったか」 1963年「テキサスの四人」「ソドムとゴモラ」(共) 1965年「ふるえて眠れ」 1966年「飛べ!フェニックス」 1967年「特攻大作戦」 1968年「甘い抱擁「「女の香り」 1970年「燃える戦場」 1971年「傷だらけの挽歌」 1972年「ワイルド・アパッチ」 1973年「北国の帝王」 1974年「ロンゲスト・ヤード」 1975年「ハッスル」 1977年「クワイヤーボーイ」「合衆国最後の日」 1979年「フリスコ・キッド」 1981年「カリフォルニア・ドールズ」 次に、IMDbで。 1941年、ロバート・アルドリッチは、 RKO映画の製作係としてこの業界に入った。 すぐに脚本係に昇進し、ついで助監督になった。 さらに、制作主任、プロデユーサー補佐になった。 1950年代初期には、TVシリーズの脚本を書き、監督をやりはじめた。 最初の監督作品は、”Big Leaguer”(1953)だった。 その後まもなく、自分の制作会社を設立し、 自分の映画をつくった。 脚本も手がけた。 よく知られている映画は、 「キッスで殺せ」(1955)、「何がジェーンに起こったか」(1962) そして、第2次世界大戦を力強く描いた「特攻大作戦」(1967)である。


チアーズ!

オトーサン、 「チアガールの映画か」 18日のお昼、テレビ東京で放映していました。 「ま、元気な女の子たちの姿でも、楽しむか」 原題:Bring It On (2000) 監督:Peyton Reed 脚本:Jessica Bendinger Genre: Comedy / Sport Rated PG-13 for sex-related material and language. 上映時間:98分 あらすじ: サンディエゴのランチョ・カルネ・ハイスクールの チアリーディングのチーム・トロスは、 気迫も勇気もあり、究極の演技レパートリーを引っさげて、 6年連続で全国選手権大会で優勝している。 だが、新しく選出されたキャプテン、トーランスは 栄光へ突き進むはずが、失意のどん底に突き落とされる。 というのも、究極の演技レパートリーが、 実は、イ−スト・コンプトンのヒップホップチーム・クローヴァーズの それを前のキャプテンが盗んだものと知ったからだった。 チーム・トロスが新しいレパートリー習得に苦しんでいるなかで、 アイシスに率いられたクローヴァーズは、問題を抱いていた。 選手権大会への遠征費用が足りないのだ。 時間が切迫し、プレッシャーがいや増すなかで 両方のキャプテンは、チームを極度に疲労するまで追いこむ。 トーランスは、トロスの名声を保とうとし、 アイシスは、チームの力量を認めさせようと意気込んでいた。 だが、優勝はただ1チーム。 いい動きがカギだ。 出演者: Kirsten Dunst .... Torrance Shipman(トーランス) Eliza Dushku .... Missy Pantone(ミッシー) Jesse Bradford .... Cliff Pantone(クリフ) オトーサン、 「美人じゃないが、愛嬌があるな」 キルスティン・ダンスト、いずれ個性派の女優になれるでしょう。 美人だったのは、エリザ・ダシュク。 経歴は、海外映画俳優マガジンに出ていませんでした。 トーランスの恋人役クリフを演じたジェシー・ブラッドフォード、 「父親たちの星条旗」で活躍していましたね。 KIRSTEN DUNST キルスティン・ダンスト 誕生日 1982/4/30 出身 米ニュージャージー州ポイントプレザント 3才で芸能界入りし、70本以上のCMに出演。 89年「ニューヨーク・ストーリー」で映画デビュー。 94年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で ゴールデン・グローブ賞ノミネート、 ブロックバスター・ビデオ・アワードの助演新人賞、 MTVアワードのベスト・ブレークスルー・アーティスト賞、 サターン・アワードのベスト・ヤング・アクトレス賞を受賞。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「ニューヨーク・ストーリー」 1990年「虚栄のかがり火」 1994年「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」      「若草物語」      「ジム・キャリー IN ハイ・ストラング」 1995年「ジュマンジ」◇ 1996年「マザー・ナイト」 1997年「噂の真相/ワグ・ザ・ドッグ」 1998年「スモール・ソルジャーズ」◇      「ガールズ・ルール!100%おんなのこ主義」 1999年「ヴァージン・スーサイズ」◇      「わたしが美しくなった100の秘密」      「タイム・ラビリンス 時空の扉」      「キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!」 2000年「クロウ 復讐の翼」「デッド・ヒート・コネクション」 2001年「チアーズ!」◇「クレイジー/ビューティフル」◇      「ブロンドと柩の謎」◇ 2002年「スパイダーマン」◇ 2003年「ケイナ」(声)「モナリザ・スマイル」◇ 2004年「スパイダーマン2」◇[エターナル★サンシャイン」◆      「ウィンブルドン」◇ 2005年「エリザベスタウン」◇ 2006年「マリー・アントワネット」◇ JESSE BRADFORD  ジェシー・ブラッドフォード 誕生日 1979/5/28 出身 米コネティカット州ノーフォーク 両親はCMタレント。生後8か月からCMデビュー。 その後、子役モデルとして活躍。 84年、「恋に落ちて」で映画デビュー。 コロンビア大学で学ぶ。 93年「わが街 セントルイス」で シカゴ批評家協会最優秀主演男優賞受賞にノミネートされる。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1984年「恋に落ちて」 1989年「プランサー」 1990年「マイ・ブルー・ヘブン」「推定無罪」 1993年「わが街 セントルイス」 1995年「サイバーネット」「イエロードッグ」 1996年「ロミオ+ジュリエット」 1998年「シャンヌのパリ、そしてアメリカ」◆ 2000年「チアーズ!」◆「インシデント」◇ 2002年「プール」◇「タイムマイン」◇ 2005年「ハッピー・エンディング」 2006年「父親たちの星条旗」◇ その他の出演者: Gabrielle Union .... Isis Clare Kramer .... Courtney Nicole Bilderback .... Whitney Tsianina Joelson .... Darcy Rini Bell .... Kasey Nathan West .... Jan Huntley Ritter .... Les Shamari Fears .... Lava Natina Reed .... Jenelope Brandi Williams .... Lafred Lindsay Sloane .... Big Red Bianca Kajlich .... Carver User Rating: 5.9/10 (16,568 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: Boyo-2さん 2000年9月7日 実に楽しめる この映画、実に楽しめる。 おすすめだ。 ほとんど登場人物に悩まされることはない。 新顔のエリザ・ダシュクとジェシー・ブラッドフォードがとくにいい。 存在感がある。 有望だから、今後カメラの前に立ち続けるだろう。 とくに、エリザは、ほんとうに美しい。 彼女を見るがいい。 何かが感じられる。 表情が何も伝えない多くの女優たちとは大違いだ。 その表情をみれば、心のなかで起きていることが分かる。 脚本は知的だ。 愉快だし、間延びしたシーンもないではないが、 この映画は好きだ。 「クルーレス」などとはちがう。 (訳注"Clueless"(1995):90年代ティーンを描く青春コメディ) 主演:アリシア・シルバーストーン) 勿論、いい意味でだが。 私の好きなシーンは、クリフとトーランスが歯を磨いているシーンだ。 おそらく見逃されるシーンだろうし、 会話もないのだが、私には、実によかった。 オトーサン、 「エリザ・ダシュク、そんなにいいかなぁ?」 意外にフアンがいるようで、何とウィキペディアに出ていました。 ○ELISA DUSHKU エルザ・ドゥシュク 誕生日:1980/12/30 ボストン近郊のウォータータウン出身の女優。 父方はアルバニア系アメリカ人、母方はデンマーク系アメリカ人。 3人の兄がいるが、3番目の兄のネイトも俳優。 モルモン教の信仰で育てられた。 10歳の時にスカウトされ、11歳で映画デビュー。 アーノルド・シュワルツネッガーの娘役として出演した 「トゥルーライズ」(1994)、全米Box Office週間一位の「チアーズ!」で  日本でもよく知られている  TVシリーズでは「バフィー 〜恋する十字架〜」(1998〜2003)、 主演した「トゥルー・コーリング」(2003〜2005)が有名である。  エリザ・ドゥシュクと表記されることが多いが、  正しい発音は、イライザ(ilaiz? du?ku)である。  出演作  1992年「恋に焦がれて」  1993年「ボーイズ・ライフ」  1994年「トゥルーライズ」  2000年「チアーズ!」  2001年「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」  2003年「クライモリ」  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 なお、IMDbにも、ちょっと出ていました。 Eliza Dushku は、「恋に焦がれて」(1992)で、 ジュリエット・ルイスの敵役であるアリスの役を カンペキに演じられる女の子ということで、 全米中を探し回った末に選ばれた。 以来、いくつかの映画に出演し、有名俳優との共演も果たしている。 Robert De Niro、Ellen Barkin、Leonardo DiCaprio、 Paul Reiser、James Belushi。 1980年12月30日、ボストンに生まれた。 ピアノ、ドラム、いくつかのダンスを習った。 (jazz, tap, and ballet). それ以前、アマチュア時代には、 Watertown Children's Theaterでいくつも舞台に立っていた。


ラッキーナンバー7

オトーサン、 「ジョシュ・ハートネットが主演? あの”パール・ハーバー”の大根役者だろう。 それじゃ、駄作に決まってるじゃん」 でも、共演者に、ブルース・ウィリスとモーガン・フリーマン、 「ひょっとすると、面白い映画なのかも?」 原題:Lucky Number Slevin (2006) 監督:Paul McGuigan 脚本:Jason Smilovic Genre: Crime / Drama / Thriller Rated R for strong violence, sexuality and language. Country: Germany / USA Language: English 上映時間:109分 あらすじ: ニューヨークで、 新顔のスレヴンが、友人のアパートに遊びにいくが、 2人の犯罪王ボストラビに借金がある友人と間違えられ、 ボスの息子が殺された復讐として、ラビの息子を殺せと言われる。 友人の隣人リンジーは、死体安置所で働いているが、 スレヴンを助けようとし、2人は恋におちる。 一方、冷血な殺人者グッドキャットは、 なぜかボスとラビの双方を助けている。 スレヴェンは、ボスとラビを追っている探偵にも追われる。 最後に、カンペキな形で復讐がなされる。 出演者: Josh Hartnett .... Slevin(スレヴン) Bruce Willis .... Mr. Goodkat(グッドキャット) Lucy Liu .... Lindsey(リンジー) Morgan Freeman .... The Boss(ボス) オトーサン、 「”パール・ハーバー”よりは、いいな」 ブルース・ウィルスとモーガン・フリーマンは、 相変わらずの演技巧者でした。 「うまいな、こんなにうまかったのか」 そう思わされたのは、ルーシー・リュー。 JOSH HARTNETT  ジョシュ・ハートネット 誕生日 1978/7/21 出身 米カリフォルニア州サンフランシスコ ミネソタ州セントポールで育ち、 レイチェル・リー・クックと同じサウス高校時代は フットボール選手として活躍。 しかし、怪我がもとで俳優を目指す。 高校卒業後、ニューヨーク州立大学パーチェス校で演技プログラムを修了する。 テレビでは「CRACKER」など。 映画は98年「ハロウィンH20」で映画デビュー。 「パラサイト」で初の主役。 「パールハーバー」の主演でスターの地位に躍り出る。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1998年「ハロウィンH20」      「パラサイト」◇ 1999年「ヴァージン・スーサイズ」◆ 2000年「愛ここにありて」◇「シャンプー台のむこうに」 2001年「パールハーバー」◇「O[オー]」◇      「メンバー」(短)「フォルテ」◆      「ブラックホーク・ダウン」◇ 2002年「恋する40days」◇ 2003年「ハリウッド的殺人事件」◇ 2004年「ホワイト・ライズ」◇ 2005年「シン・シティ」◆「ラッキーナンバー7」◇「ロスト・ストーリー」 2006年「ブラック・ダリア」◇ LUCY ALEXIS LIU  ルーシー・アレクシス・リュウ 誕生日 1968/12/2 出身 米ニューヨーク州クイーンズ ニューヨーク大学で学んだ後、 ミシガン大学でアジアの言語及び文化を専攻。 在学中に学生演劇アンドレ・グレゴリー版「不思議な国のアリス」の 脇役オーディションを受けたところ、主役に抜擢され、 女優としてのキャリアが始まった。 TVでは97年「PEARL」で主演を務めたほか、 「アリーmyラブ」では当初はゲストだったが、 視聴者の反響ぶりに物語の設定を変えて、 ルーシーにリン・ウーの役が用意された。 ゲストでは「X−ファイル サード」「NYPDブルース」などに出演。 映画では「チャーリーズ・エンジェル」のアレックス役ほか、 「ペイ・バック」での敵のサディスティックな女性役、 「シャンハイ・ヌーン」でのお姫様役など多彩。 93年、ニューヨーク・ソーホーの カースト・アイアン・ギャラリーでの展示が評価され、 芸術奨学金を受けて中国へ行った。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1996年「ザ・エージェント」 1997年「グリッドロック」 1998年「モリー」「ワイルドスティンガー」 1999年「ペイバック」◆「オースティン・パワーズ・デラックス」      「トゥルー・クライム」「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式」 2000年「シャンハイ・ヌーン」◆「チャーリーズ・エンジェル」◇      「マイ・スウィート・ガイズ」◆ 2001年「カンパニー・マン」◇「HOTEL」 2002年「シカゴ」◆「バリスティック」◇ 2003年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」◇「キル・ビルVol.1」◆ 2005年「ドミノ」「ラッキーナンバー7」 その他の出演者: Ben Kingsley .... The Rabbi Michael Rubenfeld .... Yitzchok Peter Outerbridge .... Dumbrowski Stanley Tucci .... Brikowski Kevin Chamberlin .... Marty Dorian Missick .... Elvis Mykelti Williamson .... Sloe Scott Gibson .... Max Daniel Kash .... Bodyguard #1 Dmitry Chepovetsky .... Bodyguard #2 Sam Jaeger .... Nick Fisher User Rating: 7.8/10 (25,028 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 User Comments: Bad Clumps tedgさん Virginia Beach 2006年11月7日 私は楽しめなかった。 いわゆる詐欺師の映画では、珍しいことだ。 詐欺師映画のアイディアは、こういうものだ。 あるプレイヤーの間にゲームがある。 すくなくとも、脚本家と観客の間に。 時には、探偵と発見者の間に。 この映画では、Stanley Tucci演じる探偵と 隣人の女性リンジーである。 そして、手がかりがある。 物語りの発見者としてこうしたひとがいると、 われわれが馬鹿にされる機会が出てくる。 複数の顔をもった探偵物なのだ。 それが機能するには、 読みとれる何か予期せぬことが必要である。 この映画のケースでは、 すくなくとも、5人、あるいは7人の詐欺師がいる。 だが、彼らは、面白くない。 お互い、そう変わった人種でないからだ。 重要なことは、明らかなルールがある。 意味のある距離がいるのだ。 (つまり、発見者と発見のあいだの距離だ) そこが大事なのだ。 見つけることも、測定できることも不可能だと思わないように。 この映画のケースでは、 すべての詐欺師らは、同じようなタイプ(悪者)だ。 違う意味の距離なのだ(これも悪い) "Old Boy"は、いくつか欠点もあるが、 この部分では正しい。 詐欺という点では、共通しているが、 観点と距離の点がちがっている。 双方ともスタイリッシュだが、出来がちがう。 私、Tedの評価は、3点満点で2点。 いくつか興味深い要素もあるから。 オトーサン、 「流石、TEDさん、いいこと言うなぁ」 おすぎさんは、週刊文春の映画評で、こう書いていました。 「グングン面白くなっていき、見終わったら手をたたいていた」 でも、最後のドンデン返し、誰だって分かるはずがありません。 探偵映画としては、ルール違反です。


トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース

オトーサン、 「オス猫映画か」 題名からして品のない映画です。 テレビ東京が16日のお昼に放送していました。 原題:Tomcats (2001) 監督・脚本:Gregory Poirier Genre: Comedy Rated R for strong sexual content including dialogue, and for language. 上映時間:95分 あらすじ: 7年前、友人仲間8人が賭けをした。 最後まで独身を貫いた奴に大金をやろう。 次々と仲間が陥落するなか、残ったのはマイケルとカイルのみ。 資金運用がうまくいって、積み立て金は何と50万ドルに達した。 さて、マイケルは、ラスベガスのカジノで大負け。 1ケ月以内に、50万ドルを支払わなければならなくなる。 マイケルは、何が何でも、カイルを結婚させて、 返済に当てるべく、賭けの50万ドルを手に入れなければならない。 出演者: Jerry O'Connell .... Michael Delany(マイケル) Shannon Elizabeth .... Natalie Parker(ナタリー) Jake Busey .... Kyle Brenner(カイル) Dakota Fanning .... Little Girl in Park(公園の女の子) オトーサン、 「ジェリー・オコネル、ときどき見かけるなぁ」 演技力はありませんが、好青年のようです。 お相手のナタリー役の女優さん、 演技幅も広く、前途有望では? カイル役のジェイク・ビジー、ド素人です。 JERRY O'CONNELL ジェリー・オコネル 誕生日 1974/2/17  出身 米ニューヨーク州 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1986年「スタンド・バイ・ミー」 1993年「カレンダー・ガール」 1996年「ジョーズ・アパートメント」(V)「ザ・エージェント」 1997年「スクリーム2」◆ 1999年「ボディ・ショット」 2000年「ミッション・トゥ・マーズ」◆ 2001年「トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース」 2002年「アン・ラッキー ハッピー」 2003年「カンガルージャック」 2005年「ヘレンとフランクと18人の子供たち」 SHANNON ELIZABETH  シャノン・エリザベス 誕生日 1973/9/7 出身 米テキサス州ヒューストン テキサス州ウェイコーツ育ち。 高校卒業後、ニューヨークに出てモデルになる。 舞台では「ガラスの動物園」「オズの魔法使い」「マイ・フェア・レディ」の 地方公演に出演経験を持つ。 96年「ブラスト/沈黙のテロリスト」で映画デビュー。 ほか「アメリカン・パイ」では交換留学生のセクシーな女性ナディア役。 現、ロサンゼルス在住。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1996年「ブラスト/沈黙のテロリスト」「キラー・スノーマン」 1999年「アメリカン・パイ」◆「孤独の中の光」 2000年「最終絶叫計画」◆ 2001年「アメリカン・サマー・ストーリー」◆      「トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース」◆      「13ゴースト」◆「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 2005年「ウェス・クレイヴン’s カースド」 JAKE BUSEY  ジェイク・ビジー 誕生日 1971/6/15 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 活躍度 △↑ 演技幅 個性 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1978年「ストレート・タイム」 1996年「ツイスター」 1997年「さまよう魂たち」「コンタクト」      「スターシップ・トゥルーパーズ」 1998年「エネミー・オブ・アメリカ」 2001年「トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース」 2003年「“アイデンティティー”」 その他の出演者: Horatio Sanz .... Steve Jaime Pressly .... Tricia Bernie Casey .... Officer Hurley David Ogden Stiers .... Dr. Crawford Travis Fine .... Jan Heather Stephens .... Jill Julia Schultz .... Shelby Scott Beehner .... Max Kam Heskin .... Kimberly J. Kenneth Campbell .... Mr. MacDonald Brandi Andres .... Kelly John Patrick White .... Gary User Rating: 4.6/10 (5,218 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 User Comments: Peter Hayesさん United Kingdom 2003年9月19日 こうしたことを好まないひとには、 あまりにも分別のないセクシー・コメディだろう 漫画家が窮地に陥る。 ラスヴェガスで負けて巨額の負債を負ったのだ。 半ば詐欺のような負債を支払う唯一の機会は、 アホだが仲のいい金持ちの親友との賭けに勝つしかなかった。 粗野で無分別なコメデイのひとつ。 「アメリカン・パイ」が残酷さとセクシーさが 現代アメリカ社会で通用することが分かってから 柳の下の泥鰌狙いが続出している。 ゴルフカートが尻軽女を轢くのが面白いか? 下らない笑いと引きつった顔を時代が要求している。 われがヒーローは、墓穴を掘ることに専念させられる。 若い奴らをゾクゾクさせるようにヌードが惜しげなく披露される。 いくつかのシーンは、まあ愉快なのだろうが、 私の肋骨はビクともしなかった。 ありがたいことに、紆余曲折があって 馬鹿騒ぎと残酷さが骨身にしみる前に終わりになった。 そう、見てもいい。 だが、面白がろうとすると、辛い。 皮肉だが、ほんとだ。 オトーサン、 「この映画、絶対、映画史に残らないだろうなぁ」 でも、あるユーザーコメントをみていたら、 ダコタ・ファニングが端役で映画初出演しているとありました。 「おお、この公園で遊んでいる女の子か」 ほんの一瞬ですので、 注意していないと、見逃してしまいます。 でも、流石、名子役です、 すでに演技力の片鱗があらわれています。 DAKOTA FANNING  ダコタ・ファニング 誕生日 1994/2/23 出身 米ジョージア州アトランタ スティーブン・ファニングとジョイとの間に生まれる。 妹は女優のエル・ファニング。 5才の時、TIDEのコマーシャルのオーディションで 数千人の中から選ばれ、芸能界入り。 地元のアトランタで何本かCM出演後、 テレビ「ER 緊急救命室」でゲスト出演。 その後も「アリーMYラブ」「ザ・プラクティス」「スピン・シティ」にゲスト出演。 2001年「トム・キャッツ」で映画デビュー。 2001年「アイ・アム・サム」のルーシー役で BFCA最優秀新人賞、シカゴ映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、 ラスベガス映画批評家協会賞、映画俳優協会賞など新人賞を総なめした。 テレビではそのほか「TAKEN テイクン」「マルコム・イン・ザ・ミドル」 「CSI:科学捜査班」などがある。 趣味は読書、ピアノ、編み物、人形のコレクション、乗馬、バレエなど。 スペイン語とフランス語を勉強中。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 2001年「トム・キャッツ/恋のハメハメ猛レース」      「I am Sam アイ・アム・サム」◆ 2002年「ヘンゼルとグレーテル」◇「コール」◆「メラニーは行く!」◆ 2003年「アップタウン・ガールズ」◇「マイ・ボディガード」◇ 2005年「宇宙戦争」◇「ハイド・アンド・シーク 暗闇でかくれんぼ」◇      「美しい人」◆「夢駆ける馬ドリーマー」◇ 2006年「シャーロットのおくりもの」◇


スターウォーズ ジェダイの復讐

オトーサン、 「いよいよ、三部作の最後か」 この傑作シリーズとお別れかと思うと、 一抹の寂しさがあります。 50インチ大画面TVで、そのすごさを実感しました。 でも、ビエラの103インチなら、 この高精細度をもっと生かせるでしょう。 でも、お値段は、最安値でも464万円! 原題:Star Wars: Episode VI - Return of the Jedi (1983) 監督:Richard Marquand 原作:George Lucas 脚本:Lawrence Kasdan/ George Lucas Genre: Action / Adventure / Fantasy / SF Rated PG for sci-fi action violence. 上映時間:134分 あらすじ: ダース・ベイダーと帝国は、 いまや新たな堅固なデス・スターを再建しつつあった。 やがて、ハン・ソロは捕らえられ、 ルーク・スカイウォーカーは、ハン・ソロを取り戻すべく R2-D2とC-3POを送る。 賞金稼ぎに変装したレイア姫とチューバッカも同行する。 最後の戦いが緑の惑星エンドアで起き、 土着民イーウォックたちも、反乱軍に手を貸す。 ダース・ベイダーと暗黒面は、反乱軍を平定し、 宇宙を支配できるだろうか? 出演者: Mark Hamill .... Luke Skywalker(ルーク・スカイウォーカー) David Prowse .... Darth Vader(ダース・ベイダー) Harrison Ford .... Han Solo(ハン・ソロ) Carrie Fisher .... Princess Leia(レイア姫) Billy Dee Williams .... Lando Calrissian(ランド) Peter Mayhew .... Chewbacca(チェバッカ) Ian McDiarmid .... The Emperor(帝王) オトーサン 「おお!」 この映画の見所は、仮面を外したダース・ベイダーでしょう。 アクション・フアンならば、森のなかの高速の決闘シーン。 その他の出演者: Frank Oz .... Performing Yoda (voice) Alec Guinness .... Ben (Obi-Wan) Kenobi Anthony Daniels .... C-3PO Kenny Baker .... R2-D2/Paploo Sebastian Shaw .... Anakin Skywalker James Earl Jones .... Voice of Darth Vader (voice) Michael Pennington .... Moff Jerjerrod Kenneth Colley .... Admiral Piett User Rating: 8.2/10 (114,124 votes)        top 250: #107 オトーサン、 「おお、世界の名画107位だ」 この三部作、11位、10位、107位でした。 User Comments: TxMikeさん Houston, Tx, USA, Earth 2004年、10月7日 「スターウォーズ」シリーズの完結編、いまやDVDに。 私の5人の子供は大きくなったが、 「ジェダイの復讐」が上映されたのに、まだ家にいる。 宇宙を舞台にした多くのSF映画があるが、 「スターウォーズ」三部作は、 他の映画は真似のできぬ想像力を提供してくれる。 ファンタスティックで、奇妙な世界が、現前する。 エイリアンたちが、酒場に集い、酒を飲み、 ありとあらゆる言語をしゃべっている。 この映画に出てきたような本物の宇宙船は、 それまでに描かれたことはなかった。 巨大都市が銀河系を航海するのだ。 光速へのジャンプもすごい! 一瞬、画面が消えるのだ。 そして、ジェダイの騎士のライトセーバー. このジェダイの騎士は、驚くほど日本のサムライに似ている。 ファンタスティックな「スターウォーズ」と「帝国の逆襲」に続く、 (いま、DVDでは、パートIV と Vと命名されている) 最後のエピソード「ジェダイの復讐」は、やや見劣りするが、 それでも大したものだ。 反乱軍と悪の帝国との戦いの解決編である。 ダース・ベイダーとルークの関係、 そして、レイア姫とハン・ソロの関係。 ヨーダの下でのルークのジェダイ騎士としての訓練が見られる。 ルークは、それによって、「ラスト・サムライ」になれるのだ。 つまり、ジェダイに。 ついに、先月、DVDが発売された。 ほとんどパーフェクトだ。 ル−カス映画社とTHX社に期待してよい。 ビットレートは、高精細で、息を呑むのみ。 Dolby EX サラウンドも、すごい。 妻と私は、今週、この3つのDVDをすべて見た。 「スターウォーズ」、「帝国の逆襲」、「ジェダイの復讐」 わが地元の図書館に感謝したい。 この映画シリーズがどんなに優れているのか、 依然、時代の先を行っていることを想起させてくれる。 この三部作を上回る映画はない。 オトーサン、 「最後に、このシリーズの構成をみておくか」 ○「スター・ウォーズ」シリーズ  本シリーズは、6部構成からなるサーガの形式をとっている。  第一作にあたるエピソード4が成功したのち、  9部作として発表されたが、現在の公式見解では、  6部作ということになっている。  エピソード1以前や7以降、各作品の間を埋める物語は  ルーカス公認の数々のスピンオフ作品が小説として発表されている。  しかしルーカス本人はそういった他人が作った「外伝」については関心が無く、  ほとんどの作品を読んでいない。  なお、ルーカスの要望によって製作されたエピソード2と3の間に起きた  クローン大戦を描いたアニメ作品「スター・ウォーズ クローン大戦」も  ルーカス本人の公認を受けている。  1977年『スター・ウォーズ』(エピソードIV)      後に、新たなる希望、という副題がつけられた  1980年『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(エピソードV)  1983年『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(エピソードVI)  1997年『スター・ウォーズ 特別篇』(エピソード4)  1997年『スター・ウォーズ 帝国の逆襲 特別篇』(エピソード5)  1997年『スター・ウォーズ ジェダイの帰還 特別篇』(エピソード6)      当初「ジェダイの復讐 (Revenge of the Jedi)」だったが、      「ジェダイは復讐しない」との理由から「Return of the Jedi」に変更。      しかし、日本はすでにメディア露出していたためタイトルを変更せずに公開。      2004年のDVD化の時に『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』に邦題を改題。  1999年『スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス』      ファントム・メナスの意味は見えざる脅威)。  2002年『スター・ウォーズ エピソードII クローンの攻撃』  2005年『スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐』  1977年から1983年にかけてエピソード4・5・6が発表された。  その後ルーカスは当時のSFX技術が自分の空想を表現できないとして制作を中断。  しかし1993年のスティーヴン・スピルバーグの映画  「ジュラシック・パーク」におけるCGの技術革新を見て、  まず、エピソード4・5・6をCG技術を用いて化粧直しとシーンの追加を行い、  1997年に特別篇として再発表した。  その時に培われた技術を応用、発展させてエピソード1・2・3の制作を開始した。  エピソード4・5・6は先に作られたので「旧三部作」  (クラシック・トリロジーもしくはトリロジー)、  エピソード1・2・3は後に作成され、新しいので「新三部作」と呼ばれる。  2005年7月に公開された『エピソード3 シスの復讐』で、  映画としての本シリーズは完結となった。  全6作の3D版が、2007年から毎年に1作ずつ2012年まで公開される。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


スター・ウォーズ/帝国の逆襲

オトーサン、 「大画面の魅力たっぷりだ」 そんなことを思いながら、数日過ごしてきましたが、 50インチじゃダメだなぁ、106インチじゃなくては。 それほど、この「帝国の逆襲」は、規模壮大でした。 原題:Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back (1980) 監督:Irvin Kershner 原作:George Lucas 脚本:Leigh Brackett /Lawrence Kasdan Genre: Action / Adventure / Fantasy / SF Rated PG for sci-fi action violence. 上映時間:127分 あらすじ: 邪悪な銀河帝国から逃れて 反乱軍は、新しい基地、雪の惑星ホスを放棄する。 レイラ姫、ハン・ソロ、ロボットのR2-D2とC-3P0は、 傷ついたミレニアム・ファルコン号に乗って ベスピンにある美しい都、クラウド・シティに逃がれるが、 やがて、ダース・ベイダーに捕まえられてしまう。 やがて、ルークは、ベン・ケノービの死後の命令を受けて nd receives ジュダイ training by ヨーダ 沼の惑星ダゴバにいる伝説のマスター、ヨーダの下で、 ジュダイ騎士としての訓練を積む。 ルークは、はたして、仲間たちを ダース・ベイダーの手から取りもどせるだろうか? 出演者: Mark Hamill .... Luke Skywalker(ルーク) Harrison Ford .... Han Solo(ハン・ソロ) Carrie Fisher .... Princess Leia(レイラ姫) Billy Dee Williams .... Lando Calrissian(ランド・カルリジアン) David Prowse .... Darth Vader(ダース・ベイダー) Frank Oz .... Performing Yoda (voice:ヨーダ) Clive Revill .... Voice of Emperor (voice:帝王) オトーサン、 「おお!ついにヨーダが登場する!!」 一度見たら忘れられないジュダイ・マスターです。 余談ですが、このDVDを買った新星堂柏店に、 ヨーダそっくりの女店員さんがいました。 その他の出演者: Anthony Daniels .... C-3PO Kenny Baker .... R2-D2 Peter Mayhew .... Chewbacca Alec Guinness .... Ben (Obi-Wan) Kenobi Jeremy Bulloch .... Boba Fett John Hollis .... Lando's Aide Jack Purvis .... Chief Ugnaught Des Webb .... Snow Creature User Rating: 8.8/10 (143,802 votes)        top 250: #10 オトーサン、 「おお、世界の名画10位とは!」 前作が11位でしたから、さらに上へ行ったのです。 アカデミー賞受賞 ・音響賞 ・特別業績賞:スターウォーズ/帝国の逆襲(視覚効果) 同ノミネート: ・美術監督装置賞 ・作曲賞 User Comments: EggoManさん Chicago, Illinois 2000年5月2日 原作3部作のうち最高の映画 「帝国の逆襲」は、スターウォーズ3部作のうち最高の映画だ。 第1作のもつすばらしい美点をすべてもっている。 素敵な特殊効果(上映時点だが)、 心に響く登場人物たち、多くの息を呑むアクション。 第1作にあった問題点を解消している。 ストーリーはよりタイトになり、 登場人物の描写はさらに深みをましている。 演技は、特筆もの。 特に、ハン・ソロを演じるハリソン・フォードと ランド・カルリジアン役のBilly Dee Williamsがいい。 映画の冒頭の雪上車の戦闘シーンは魅惑的で、 このことだけでも、ジョージ・ルーカスは記憶に残るだろう。 結末のダース・ベイダーとルークのライトセーバーの死闘は、 このシリーズのなかでも、手に汗にぎる最もドラマチックなシーンだ。 これは、本当にすばらしい映画だ。 永遠に記憶に残すに値する。 巨費を投じた大作が、浅薄でも単調でもないことを立証した。 最初から最後まで、あらゆる年齢の視聴者を楽しませてくれるだろう。 オトーサン、 「いろいろ疑問がわいてきたなぁ」 ・シリーズ最高傑作は、どの映画なの? ・スターウォーズ9部作構想はどうなったの? 流石、「スターウォーズ」、熱狂的なフアンがいるようです。 ●遠い昔、遥か彼方の銀河で・・  1978年に公開され大ヒットを記録した映画「スターウォーズ」は  まるで中世の騎士物語を宇宙で展開するようなファンタスティックなストーリーと  当時誰もが目を見張った特撮で映画史上に残る金字塔を打ち立てました。  ジョージ・ルーカスという新鋭監督、  マーク・ハミルやハリソン・フォードといった無名の若手俳優を  主役にすえたこの作品のヒットにより、  ちょっとした宇宙活劇ブームがおこり、  かつての人気TV映画であった「スタートレック」が映画化されるなど、  社会現象を巻き起こしました。  しかしこの大ヒット映画を観に行った観客の多くは(私も含めて)  映画のタイトルシーン・・・「STAR WARS」の後に出る 「Episode4 A NEW HOPE」というサブタイトルを気にも留めてはいませんでした。 ●スターウォーズは9つのエピソード スターウォーズは全部で9つのエピソードから成る物語であると 当時、ジョージ・ルーカスは語っておりました。 その4つめのエピソードがこの作品であると。 じゃあ何で最初から順番にやらないんだ?と思ったものです。 (その理由はもちろん、みなさんもすでにご存知の通り) 第2作目のエピソード5「帝国の逆襲」を見終わったときには 「なんじゃこりゃ!?」と思ったものです。 なぜならストーリーが完結せずに途中で終わってしまったからです。 まるでTVドラマの「つづく」です。 それまで映画と言うのはたとえシリーズものであったとしても、 必ず一話ごとに完結するのが常識でしたから、 これには結構非難の声もあがったものです。 ところがエピソード6「ジェダイの復讐(帰還)」が発表され、 壮大なストーリーが完結してみると、 「帝国の逆襲」はシリーズ中でも傑作として評価が高まったのだから不思議なものです。 たしかに私も今見ると、一番見ごたえがあるのが「帝国の逆襲」です。 ●そしてスターウォーズ新3部作へ 1999年、ついにスターウォーズすべての始まりとなる、 エピソード1「ファントムメナス」が公開されました。 新3部作のスタートです。 主人公は旧3部作の主人公、ルーク・スカイウォーカーの父親であり、 後のダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの少年期。 旧3部作ではオビ=ワン、ヨーダ、そしてルークの3人しか存在しない ジェダイの騎士が、全宇宙に散らばる一大勢力であった時代の物語です。 ジェダイのライトサイドのフォースに対抗するダークサイドのフォースを操る シスの影がちらつきはじめる・・・・。 ●クローン戦争を経て伝説は今ひとつになる 2002年エピソード2「クローンの攻撃」が公開されました。 青年期のアナキンの物語。ジェダイの禁を破ってのパドメとの恋。 そしてアナキンの心に芽生え始めるダークサイドへの傾倒。 またダークサイドに堕ちたジェダイマスター、カウント・ドゥークーの登場と エピソード3に繋がる複線は十分に張り巡らされました。 2005年にはいよいよ新3部作の最終章エピソード3「シスの復讐」が公開されます。 この作品が公開されば、27年の時を経てついにひとつの壮大な物語の断片が ひとつになるのです。 ●ところでエピソード7〜9はどうなる? 昔確かにルーカスは「スターウォーズは全9作ある」と発言しておりましたが、 最近では「全6作」と言っているようです。 これは当初ルーカスは全9作を前世紀のうちに完結するつもりだったのが、 大幅に遅れてしまったことや、 別のヒットシリーズ「インディジョーンズ」の新作に色気を出し始めたことなどから、 「スターウォーズはこれで十分」と考え始めたのかもしれません。 現時点ではエピソード7〜9が作られる見込みはありません。 しかしまあそれもルーカスの気分と懐具合(?)しだいですから、 将来はどう転ぶか・・・ 私はいつかは作られるであろうと思っているんですが。


スター・ウォーズ

オトーサン、 柏の新星堂で、店員に聞きました。 「なんで、W、X、Yのほうが、値段が安いの?」 「T、U、Vのほうが新しいからです」 「???」 第1作の大ヒット後、 ジョージ・ルーカスは、9部構成に変更し、 第1作を「エピソードIV:A New Hope」としたためでした。 原題:Star Wars (1977)    Star Wars IV: A New Hope 監督・脚本:George Lucas Genre: Action / Adventure / Family / Fantasy / SF Rated PG for sf violence and brief mild language. 上映時間:125分 あらすじ: ジョージ・ルーカスのサガ、Part IV 「スター・ウォーズ:新たな希望」は、 専制的なダースベイダーが乗り込んできた 反乱軍の船から幕明けする。 次に、素朴な農場の青年ルーク・スカイウォーカーが 新たな仲間たちと出会う。 (ハン・ソロ、チェバッカ、ベン・ケノービ、C-3PO、 R2-D2) 彼らは、帝国に捕らえられた反乱軍のリーダー、レイラ姫を救おうとする。 そして、映画は最高潮を迎える。 スカイウォーカーが操縦するWedge Antillesが 強力で不気味な帝国の攻撃要塞デス・スターに突入するのだ。 出演者: Mark Hamill .... Luke Skywalker(ルーク・スカイウォーカー) Harrison Ford .... Han Solo(ハン・ソロ) Carrie Fisher .... Princess Leia Organa(レイア姫) Alec Guinness .... Ben Obi-Wan Kenobi(ベン・ケノービ) Anthony Daniels .... C-3PO Kenny Baker .... R2-D2 オトーサン、 「おお、ハリソン・フォードが出ている!」 名優アレック・ギネスは、やはり見事な演技でした。 若い2人、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫の演技は、??? ロボットのC-3POとR2-D2が大活躍です! MARK HAMILL  マーク・ハミル 誕生日 1952/9/25 出身 米カリフォルニア州オークランド 活躍度 △↓ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1975年「エリックの青春」(日本のみ劇場公開) 1977年「スター・ウォーズ」◇「コルベット・サマー」 1980年「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」◇「最前線物語」 1981年「さよならジョージア」 1982年「ブリタニア・ホスピタル」 1983年「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」◇ 1989年「風の惑星/スリップ・ストリーム」 1990年「ミッドナイト・ライド」 1991年「魔性の血族」「ガイバー」 1992年「EX エグザイル」 1993年「ボディ・バッグス」「バットマン/マスク・オブ・ファンタズム」(声) 1995年「光る眼」◆ 2001年「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 HARRISON FORD  ハリソン・フォード 誕生日 1942/7/13 出身 米イリノイ州シカゴ ウィスコンシンのリボン・カレッジに学び、 夏休み中に舞台に立つようになる。 映画俳優になるべくロスに移り、64年「現金大作戦」で映画デビュー。 「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ役や 「インディ・ジョーンズ」シリーズのインディ役が有名。 64年に最初の結婚。79年に離婚後、 83年、「E.T.」の脚本家メリッサ・マティスンと結婚するが、 2000年11月に別居、2004年1月離婚。 子供は最初の妻に二人、メリッサとの間に二人いる。 現在はキャリスタ・フロックハートと養子リアムと同居。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1966年「現金作戦」 1967年「大いなる砲火」「テキサスの7人」 1970年「……YOU…」 1973年「アメリカン・グラフィティ」◆ 1974年「カンバセーション…盗聴」◆ 1977年「スター・ウォーズ」◇「幸福の旅路」◇ 1978年「ナバロンの嵐」◇ 1979年「ハノーバー・ストリート」◇「地獄の黙示録」◆      「フリスコ・キッド」◇ 1980年「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」◇ 1981年「レイダース/失われたアーク」◇ 1982年「ブレード・ランナー」◇ 1983年「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」◇ 1984年「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」◇ 1985年「刑事ジョン・ブック/目撃者」◇ 1986年「モスキート・コースト」◇「フランティック」◇      「ワーキング・ガール」◇ 1989年「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」◇ 1990年「推定無罪」◇ 1991年「心の旅」◇ 1992年「パトリオット・ゲーム」◇ 1993年「逃亡者」◇ 1994年「今そこにある危機」◇ 1995年「サブリナ」◇「百一夜」▲ 1997年「デビル」◇「エアフォース・ワン」◇ 1998年「6デイズ7ナイツ」◇ 1999年「ランダムハーツ」◇ 2000年「ホワット・ライズ・ビニース」◇      「地獄の黙示録〈特別完全版〉」 2002年「K−19」◇ 2003年「ハリウッド的殺人事件」◇ 2006年「ファイヤーウォール」◇ CARRIE FISHER  キャリー・フィッシャー 誕生日 1956/10/21 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 父は歌手のエディ・フィッシャー、母は女優のデビー・レイノルズ。 2歳の時、父がエリザベス・テイラーと結婚し、母の元で育った。 75年「シャンプー」で映画デビュー。 ジョージ・ルーカスにスカウトされ、 「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で人気スターに。 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1975年「シャンプー」 1977年「スター・ウォーズ」 1980年「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」      「ブルース・ブラザース」 1983年「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」 1984年「ガルボ・トーク/夢の続きは夢…」 1985年「赤い靴をはいた男の子」 1986年「ハンナとその姉妹」      「特捜コマンド/恐怖の救出指令」 1987年「アメリカン・パロディ・シアター」      「タイム・ガーディアン」 1988年「死海殺人事件」 1989年「メイフィールドの怪人たち」「愛の宅配/ピザボーイ」      「シーズ・バック/奥様はユーレイ」      「恋人たちの予感」 1990年「ハリウッドにくちづけ」「マージョリーの告白」 1991年「私の彼は問題児」「ソープディッシュ」 1992年「ディス・イズ・マイライフ」 2000年「スクリーム3」 2001年「ハートブレイカー」「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 ALEC GUINNESS  アレック・ギネス 誕生日 1914/4/2-2000/8/5 出身 英ロンドン 出演作 1933年「夕暮れの歌」 1946年「大いなる遺産」 1948年「オリヴァ・ツイスト」 1952年「地中海夫人」 1953年「マルタ島攻防戦」 1955年「マダムと泥棒」 1956年「白鳥」 1957年「戦場にかける橋」アカデミー主演男優賞 1959年「ハバナの男」 1962年「戦艦デファイアント号の反乱」      「アラビアのロレンス」 1964年「ローマ帝国の滅亡」 1965年「戦場はどこだ!」「ドクトル・ジバゴ」 1966年「さらばベルリンの灯」 1967年「危険な旅路」 1969年「クロムウェル」 1970年「クリスマス・キャロル」 1972年「ブラザーサン/シスター・ムーン」 1973年「アドルフ・ヒトラー/最後の10日間」 1976年「名探偵登場」 1977年「スター・ウォーズ」 1980年「レイズ・ザ・タイタニック」      「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」「小公子」 1983年「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」 1984年「インドへの道」 1988年「ハンドフル・オブ・ダスト」 1991年「KAFKA/迷宮の悪夢」 1995年「ミュート・ウィットネス」 その他の出演者: Peter Cushing .... Grand Moff Tarkin Peter Mayhew .... Chewbacca David Prowse .... Darth Vader James Earl Jones .... Darth Vader (voice) Phil Brown .... Uncle Owen Shelagh Fraser .... Aunt Beru Jack Purvis .... Chief Jawa Alex McCrindle .... General Dodonna Eddie Byrne .... General Willard User Rating: 8.8/10 (180,608 votes)        top 250: #11 オトーサン、 「おお、世界の名画の11位だ!」 アカデミー賞受賞 ・美術監督装置賞 ・音響賞 ・作曲賞 ・特殊視覚効果賞 ・衣装デザイン賞 ・編集賞 同ノミネート: ・作品賞 ・監督賞 ・助演男優賞:アレック・ギネス ・オリジナル脚本賞: User Comments: davidsarahさん cornwall, england 2004年12月12日 この映画が世界を変えた 「スターウォーズ」は、宇宙史劇をリアルにした。 1世代前のひとびとは、映画体験の何たるかを知ったのだ。 今日では、パソコンゲームのほうが、 より深い満足できる娯楽を提供できるだろう。 だが、純粋なビジュアルや聴覚の喜びが、 基本的な感情操作と相俟って、 25年前に、「スターウォーズ」が出現したときの 驚きを超えることはもはやないだろう。 「スターウォーズ」を考えるとき、 当時の出来事を知っておく必要がある。 アメリカでは、ヴェトナム戦争の敗北があった。 イギリス経済は、壊滅的だった。 (労働時間は、週3日。軍隊がゴミ収集) 世界に名だたる2つの先進国が、後退しつつあった。 「スターウォーズ」は、みんなを現実から逃避させ、 未来に希望をもたせた。 不確実ではあるが、究極的には善い未来に。 オトーサン、 「偉大なジョージ・ルーカス!」 世界で、もっとも幸せな監督でしょう。 ○ジョージ・ルーカス  George Walton Lucas Jr, 1944/5/14 - アメリカの映画監督・プロデューサー。 「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」などの  世界的大ヒットシリーズの製作で知られ、商業的に成功した  映画製作者の一人。  カリフォルニア州モデストに生まれた。  1960年代、フィルムに関する専門学科を早くから設けた  ロサンゼルスの南カリフォルニア大学(USC)で映画の勉強をした。  短編「電子的迷宮 THX−1138 4EB」が数々の賞を受ける。  卒業後、ワーナーのスタジオでの研修中、  フランシス・フォード・コッポラと出会って意気投合し、  ハリウッドのシステムに強制されない映画制作者の為の環境を作ることをめざして  コッポラが設立したアメリカン・ゼオトロープ社に副社長として参加する。  そして、アメリカンゼオトロープの第一作「THX1138」で初監督をつとめる。  その後、自らの映画制作会社ルーカスフィルムを設立し、  制作・監督した「アメリカン・グラフィティ」の大ヒットで一躍有名になる。  20世紀フォックスに企画を持ち込んで「スター・ウォーズ」の制作を始める。  1975年、SFX会社インダストリアル・ライト&マジック(ILM)を設立。  シリーズの成功によりスカイウォーカー・サウンドやTHXなどの関連会社を設立、  映像・音響技術面でデジタル化推進を軸に映画界に多大な功績を残している。  早くからキャラクタービジネスに取り組み、  「スター・ウォーズ」シリーズの関連商品のロイヤリティで巨万の富を築いた。  「スター・ウォーズ」新3部作の制作費は全て自分で出資し、  「世界で最も贅沢なインディーズ映画」と言われている。  初めは監督より編集者として活躍していただけに、  早くからフィルムをカットしていく従来の方法ではなく  ビデオを利用した電子編集を導入したり、  世界最初のノンリニア編集システム"editdroid"の開発をも支援した。  スター・ウォーズ新3部作ではまず扮装したスタッフに構想した場面を演じさせ、  視覚効果と合成した時の仕上がりや各場面の尺、編集のタイミングを見通した上で  俳優を起用した撮影に入る、という撮影前に編集するプロセスを採った。  更にその時の映像を撮影前に俳優に見せる事により、  後でCGをはめ込む為撮影中は周りの風景が見えないブルースクリーンの中でも  より演技しやすい環境を作った。  映画製作のデジタル化推進の急先鋒であるにもかかわらず、  本人は至ってアナログ派で「スター・ウォーズ」新3部作の脚本は、  バインダー式ノートに鉛筆で書かれている。  子供の頃からSFマニアで、映画で得た利益のほとんどをルーカスフィルムに費やして、  生活は質素。  マリンカウンティのハンバーガー店でハンバーガーを食べている姿をよく見かける。  なお、ブドウを栽培しており、コッポラの経営するニバウム・コッポラ・ワイナリーで  ワインとして販売されマニアの間で高値で取引されている。  今でこそBMWに乗っているが、「帝国の逆襲」が成功したときでさえ、  古いカマロに乗っていた。  友人がルーカス宅を訪ねると、冷蔵庫には冷凍食品がびっしり詰まっていた。  友人が「楽にコックを雇えるだろ?」と言うと、  「コック?それはいい考えだね!」と答えたという。  また、若い世代の育成に熱心で、2006年、USCに205億円の寄付をした。  昔の連続活劇のファンであり、「インディ・ジョーンズ」や  「スター・ウォーズ」の演出には連続活劇の手法を用いている。  スティーブン・スピルバーグとは長い付き合いで、  「インディ・ジョーンズ」シリーズを一緒に製作しているほか、  「スター・ウォーズ」シリーズでスピルバーグが手伝っている。  現在「インディ・ジョーンズ4」と、  第二次世界大戦時に空軍に参加した黒人パイロットの物語「Red Tails」を製作中  だが、映画業界からの引退も表明している。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


スパルタカス

オトーサン、 「おお、2夜連続か」 テレビ朝日で、12日と13日の深夜やっていました。 早速録画しました。 「この史劇娯楽大作の監督、あのキューブリックだって?」 原題:Spartacus (1960) 監督:Stanley Kubrick 原作:Howard Fast 脚本:Dalton Trumbo Genre: Action / Biography / Drama / History / Romance / War 上映時間:198分 あらすじ: 反抗的なトラキア人、スパルタカスは、 奴隷として生まれ育った。 奴隷商人で、剣闘士育成者のバタイアタスに売られる。 数週間の訓練のあと、円形競技場で、 スパルタカスは、オーナーたちに反抗し、 他の奴隷たちを反乱軍に仕立てる。 反乱は、町から町へと広がり、 逃れてきた奴隷たちが加わって、急速に数が増える。 スパルタカスの指導のもと、南イタリアをめざす。 海を渡り、故郷に帰るのだ。 一方、ローマでは、 奴隷の反乱は、2人の元老院議員の間の 権力闘争を左右する案件になっていた。 元老院のグラッカスと将軍クラサスは、 互いに、反乱は権力を握るチャンスだと思う。 成功か、挫折かのキーになるのだ。 2人の政治家は、自己の利益のために、反乱を助け、妨げ、そして操る。 スパルタカスとその仲間たちは、自由を求めて進軍する。 出演者: Kirk Douglas .... Spartacus(スパルタカス) Jean Simmons .... Varinia (バリニア) Laurence Olivier .... Marcus Licinius Crassus(クラサス) Charles Laughton .... Sempronius Gracchus(グラッカス) Peter Ustinov .... Lentulus Batiatus(バタイアタス) オトーサン、 「いい役者を揃えたなぁ」 カーク・ダグラスは、自信満々だし、 ジーン・シモンズは、キュート。 ローレンス・オリビエは、エリート貴族そのもの、 チャールズ・ロートンは、老獪な政治家そのもの、 そして、ピーター・ユスチノフは、俗物根性まるだし。 KIRK DOUGLAS  カーク・ダグラス 誕生日 1916/12/9 出身 米ニューヨーク セントローレンス大学卒業後、米演劇アカデミーで学び、 46年映画界入り。 長男はマイケル・ダグラス。 活躍度 △↓ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1946年「呪いの血」 1947年「過去を逃れて」「暗黒街の復讐」 1948年「三人の妻への手紙」 1949年「チャンピオン」 1950年「情熱の狂想曲」 1951年「ガラスの動物園」「死の砂塵」「地獄の英雄」「探偵物語」 1952年「ザ・ビッグ・ツリー」「果てしなき蒼空」「悪人と美女」      「三つの恋の物語」 1954年「想い出」「ユリシーズ」「海底二万哩」 1955年「星のない男」「スピードに賭ける男」「赤い砦」 1956年「炎の人ゴッホ」 1957年「将軍ベッドに死す」「OK牧場の決斗」「突撃」 1958年「ヴァイキング」「ガンヒルの決闘」 1959年「悪魔の弟子」 1960年「スパルタカス」 1961年「非情の街」「ガン・ファイター」「逢うときはいつも他人」 1962年「脱獄」「明日になれば他人」「零下の敵」 1963年「秘密殺人計画書」「恋のクレジット」 1964年「5月の7日間」 1965年「危険な道」「テレマークの要塞」 1966年「巨大なる戦場」「パリは燃えているか」 1967年「大西部への道」「戦う幌馬車」 1968年「暗殺」「ボディガード」 1969年「アレンジメント」 1970年「大脱獄」 1971年「世界の果ての大冒険」「雨のパスポート」 1972年「ザ・ビッグマン」 1975年「明日なき追撃」「いくたびか美しく燃え」 1976年「エンテベの勝利」 1977年「悪魔が最後にやってくる!」 1978年「フューリー」「サボテン・ジャック」 1979年「スペース・サタン」「悪魔のファミリー」 1980年「ファイナル・カウントダウン」 1982年「遙かなるスノー・リバー」 1983年「愛に向かって走れ」 1987年「タフガイ」 1991年「オスカー」 1994年「遺産相続は命がけ!?」 2003年「グロムバーグ家の人々」 LAURENCE OLIVIER  ローレンス・オリビエ 誕生日 1907/5/22-1989/7/11 出身 英サリー州ドーキング 「ハムレット」でアカデミー主演男優賞受賞 出演作 1936年「お気に召すまま」「無敵艦隊」 1937年「淑女は離婚がお好き」 1939年「嵐が丘」 1940年「レベッカ」 1941年「潜水艦轟沈す」「美女ありき」 1943年「ヘンリー五世」 1948年「ハムレット」 1952年「黄昏」 1953年「三文オペラ」 1955年「リチャード三世」 1957年「王子と踊子」 1960年「スパルタカス」「客席芸人」 1962年「可愛い妖精」 1965年「オセロ」「バニー・レークは行方不明」 1966年「カーツーム」 1968年「栄光の座」「ロミオとジュリエット」(ナ) 1969年「素晴らしき戦争」「空軍大戦略」 1970年「さすらいの旅路」 1971年「ニコライとアレクサンドラ」 1972年「レディ・カロライン」「探偵スルース」 1973年「放浪紳士チャーリー」(ナ)「廃墟の中の恋」 1976年「マラソンマン」「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」 1977年「遠すぎた橋」 1978年「ベッツイ」「ブラジルから来た少年」 1979年「ドラキュラ」「リトル・ロマンス」 1980年「ジャズ・シンガー」 1981年「タイタンの戦い」 1983年「ジグソーマン」 1984年「バウンティ・愛と叛乱の航海」 1985年「ワイルド・ギースU」 1989年「ウォー・レクイエム」 2002年「くたばれ!ハリウッド」 2004年「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」 JEAN SIMMONS  ジーン・シモンズ 誕生日 1929/1/29 出身 英ロンドン 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1945年「シーザーとクレオパトラ」 1946年「大いなる遺産」「狂乱の狼火」 1947年「黒水仙」 1948年「ハムレット」 1949年「青い珊瑚礁」 1952年「アンドロクレスと獅子」 1953年「悲恋の王女エリザベス」「聖衣」 1954年「エジプト人」「デジレ」 1955年「デッドロック」「野郎どもと女達」 1958年「大いなる西部」「黄昏に帰れ」 1959年「太陽の谷」 1960年「エルマー・ガントリー 魅せられた男」      「スパルタカス」「芝生は緑」 1967年「ジェリコ」 1971年「昨日にさようなら」 1984年「マイ・ディア・ボディガード」 1985年「未来警察」 1986年「WANTED ウォンテッド」 1987年「ハロウィン1988 地獄のロック&ローラー」 1988年「青い夜明け」 1989年「TRUE BLUE(レッド・サーフ)」 1991年「ラルフ一世はアメリカン」 1995年「キルトに綴る愛」 CHARLES LAUGHTON  チャールズ・ロートン 誕生日 1899/7/1-1962/12/15   出身 英ヨークシャー州スカーボロウ 出演作 1929年「ピカデリー」デビュー 1932年「魔の家」「悪魔と深海」「暴君ネロ」「百万円貰ったら」 1933年「獣人島」「ヘンリー8世の私生活」「白い肉体」 1934年「白い蘭」 1935年「人生は四十二から」「噫無情」「南海征服」 1936年「描かれた人生」 1939年「岩窟の野獣」「ノートルダムの傴僂男」 1942年「タヒチの食いつぶし一家」「運命の饗宴」 1944年「幽霊は臆病者」「容疑者」 1945年「海賊キッド」 1948年「パラダイン夫人の恋」「大時計」「凱旋門」      「若い愛情」 1949年「賄賂」「エッフェル塔の男」 1951年「青いヴェール」「人生模様」「凸凹海賊船」 1953年「情炎の女サロメ」「悲恋の王女エリザベス」 1954年「ホブスンの婿選び」 1958年「情婦」 1960年「全艦船を撃沈せよ」「スパルタカス」 1962年「野望の系列」 PETER USTINOV  ピーター・ユスチノフ 誕生日 1921/4/16-2004/3/28 出身 英ロンドン 父イオナはジャーナリスト、母ナディアは画家。 16歳の時、ロンドン・シアター・スタジオに入り、17歳で初舞台。 「スパルタカス」「トプカピ」でアカデミー助演男優賞を受賞。 「ナイル殺人事件」の私立探偵エルキュール・ポアロ役が有名。 出演作 1944年「最後の突撃」 1951年「極楽ホテル」 1952年「クォ・ヴァディス」 1955年「エジプト人」「俺たちは天使じゃない」      「歴史は女で作られる」 1958年「スパイ」 1960年「スパルタカス」 1961年「サウダウナーズ」「びっくり大将」 1962年「奴隷戦艦」 1964年「トプカピ」 1965年「レディL」 1967年「黒ひげ大旋風」「危険な旅路」 1973年「ロビン・フッド」(声) 1976年「2300年未来への旅」「マタクンベの黄金」 1977年「紫のタクシー」「Oh!外人部隊」 1978年「ナイル殺人事件」 1979年「アシャンティ」「バグダッドの盗賊」 1981年「オリエンタル探偵殺人事件」「マペットの大冒険」 1982年「地中海殺人事件」 1988年「死海殺人事件」 1990年「ドッグ・イン・パラダイス」 1993年「ロレンツォのオイル」 1999年「プロポーズ」 その他の出演者: John Gavin .... Julius Caesar Nina Foch .... Helena Glabrus John Ireland .... Crixus Herbert Lom .... Tigranes Levantus John Dall .... Marcus Publius Glabrus Charles McGraw .... Marcellus Joanna Barnes .... Claudia Marius Harold J. Stone .... David Woody Strode .... Draba Peter Brocco .... Ramon User Rating: 8.0/10 (24,044 votes)        top 250: #170 オトーサン、 「おお、世界の名画170位だ」 アカデミー賞受賞: ・助演男優賞:ピーター・ユスティノフ ・撮影賞(カラー) ・美術監督・装置賞(カラー) ・衣装デザイン賞(カラー) 同ノミネート ・劇・喜劇映画音楽賞 ・編集賞 User Comments: Miles Charrier London, England 2005年2月5日 「スパルタカス」あるいは ハリウッドから身を遠ざける。 これは、キューブリックのハリウッドへの決別作品である。 壁に頭をぶつけたほうがいい。 一瞬たりとも、こんな生き方をしたくない。 つまり、キューブリックは、戻らなかったのだ、 2度とハリウッドへ! 「突撃」で、キューブリックは、 カーク・ダグラスに役者として、 必ずしも最高の役を与えなかったが、 それは、彼の最高の映画になった。 この後、カーク・ダグラスは、キューブリックに声をかけ、 「スパルタカス」を撮るように言った。 カーク・ダグラスは、既に大スターで、 言うことを聞かざるをえなかったのだ。 見れば明らかである。 「スパルタカス」は、キューブリックの作品というよりも、 カーク・ダグラスの作品である。 そう、見ていて、実に楽しい。絶対に。 ブラック・リストに乗ったドルトン・トランボの脚本がすばらしい。. ある種の決闘シーンは、映画史上、並ぶものはない。 カーク・ダグラスとWoody Strodeの決闘を見よ。 そして、「トロイ」や「グラディエーター」のそれと比べてみよう。 いかに、いまは堕落しているか、知ろう。 悲しいことだが。 コンピュータでつくったイメージもそうだ。 配役は、信じられないもの。 だが、明らかに、キューブリックのものではない。 映画の配役を自ら決めるのは、彼の当初計画だった。 例えば、ライアン・オニールやバリー・リンドンを起用したかったのだ。 そうすれば、妙な色をつけなくても、完全な絨毯を織ることができる。 同じことは、「2001年宇宙への旅」のケア・デュリアについても言える。 (訳注:ケア・デュリアは、コンピュータ"ハル"のオペレーター、 ブラウン博士役を演じた) だが、実際の主役は、ロボットだったのだ。 絶頂期のキューブリックは、俳優が必要なケースでは、 ピーター・セラーズ、カルコム・マクドウエル、 あるいはジェームス・メイソンを起用した。 トム・クルーズの起用すらも、意味があるだろう。 彼は、裏切りのもつ夢のような能力について、 話すために、スターたちや妻を使った。 「スパルタカス」では、トニー・カーチスが、 古典の教師役アントナイナスに起用されている。 キューブリック映画においては、 空前絶後のホモっぽいアイディアである。 公平を期すために、いい点に触れよう。 主な配役を紹介しよう。 チャールズ・ロートンは、いつもながら、すばらしい。 ピーター・ユスチノフは、すごい。 ローレンス・オリビエは、 人間のもつ弱さ、恐怖、貪欲といったものを多面的に描こうとした。 ジーン・シモンズは、ひとり生きのびていく理由を納得させてくれた。 だが、光輝く髪をしたスパルタカスとの可愛いラブ・シーンは、 ほんとうに、すばらしい。 ダメ押しは、 暑っ苦しいありきたりのテーマ音楽だ。 これで、言い尽くした。 この史劇を見逃すなかれ、 これは、キューブリックのハリウッドへの決別である。 この点でも、巨匠は本気だったのだ。 オトーサン、 「巨匠キューブリックが、なぜ腕を振えなかったのだろう?」 まず、この映画をつくったときの年齢をチェックしてみましょう。 「おお、32歳だったんだ!」 STANLEY KUBRICK  スタンリー・キューブリック 誕生日 1928/7/26-1999/3/7 出身 米ニューヨーク・ブロンクス 監督作 1955年「非情の罠」 1956年「現金に体を張れ」 1957年「突撃」 1960年「スパルタカス」 1962年「ロリータ」 1964年「博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか」 1968年「2001年宇宙への旅」 1971年「時計じかけのオレンジ」 1975年「バリー・リンドン」 1980年「シャイニング」 1987年「フルメタル・ジャケット」 1999年「アイズ・ワイド・シャット」 次に、腕が振えなかった理由を調べましょう。 1959年、スタンリー・キューブリックのもとに、 カーク・ダグラスからすぐにスペインに来て 「スパルタカス」の監督をしてほしいという依頼が舞い込みます。 「スパルタカス」はカーク・ダグラスが自分のプロダクションで製作、 もちろん主演は自身というワンマン映画でした。 ところが撮影開始1週間で監督アンソニー・マンと対立したダグラスは 彼をクビにし、キューブリック監督の「突撃」で主演したことから、 彼に白羽の矢を立てたのでした。 既に、「恐怖と欲望」、「現金に体を張れ」など いくつかの個性的な映画を撮っていた 31歳のキューブリックにとって、 ハリウッドの70ミリ歴史大作は肌に合わないものでした。 ダグラスや脚本家のドルトン・トランボに脚本の変更を何度も申し入れますが、 まったく取り合ってもらえず、 彼は結局最後まで「雇われ監督」としてこの映画を完成させます。 彼は死ぬまでこの映画を自分の映画とは認めなかったと言います。 しかし、世の評論家たちはトランボのメロドラマ性よりも、 キューブリックの演出と映像づくりの方に高い評価を与えました。 出典:http://www.actv.ne.jp/~yappi/eiga/EA-02spartacus.html


ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ

オトーサン、 「大げさな題名だなぁ」 11日夜テレビ東京で放映していました。 あまり期待しないで見はじめましたが、 大画面でみる巨大な森林火災は迫力充分でした。 原題:Superfire (2002) (TV) 監督:Steven Quale 原作:Richard Preston Jr./ Douglas Preston 脚本:Michael Vickerman Genre: Thriller Rated PG-13 for fire destruction and peril. Country: USA / Canada / Germany / New Zealand Language: English 上映時間:114分 あらすじ: オトーサン、 「IMDb、サボってる」 消防隊のパイロットのメリックは、 山火事で仲間を失い、鬱状態だった。 いあは、過去の山火事の研究に没頭している。 そんな折、乾ききった森林で火災が起きる。 強風にあおられた飛び火があちこちへ。 メリックは、気象条件と地形を勘案すると、 恐ろしい"スーパーファイアー"が起こると警告するが、 ボスのベイリスは、一笑にふす。 だが、メリックの恐れた通り、大火災となり、 いまや火の手は、ポートランドの市街地を襲いかかろうとしていた。 メリックは、同僚のサミーと協力して、 身の危険も顧みず、奇想天外な手を打つのだった。 出演者: D.B. Sweeney .... James Merrick(メリック) Diane Farr .... Sammy Kerns(サミー) John Noble .... Paul Baylis(ベイリス) オトーサン、 「スウィーニー、いい眼をしている」 経歴が海外映画俳優マガジンに出ていなかったので、 作成しました。 これからのひとのようです。 サミー役のDiane Farr、美人ではないですが、 個性派で幅広い演技ができそうです。 頑固なボス役のジョン・ノーブル、 どこかで見たと思って、経歴を調べたら、 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」に出ていました。 D.B.SWEENEY D・B・スウィーニー 誕生日 1961/11/14 出身 米ニューヨーク 子供の頃から野球を続け、高校時代は3割打者。 大学も野球目当てで入るが、膝をバイク事故で痛めて断念。 NY大学に移り、演劇科を専攻。 劇団を結成して演出などを手掛けた。 卒業後舞台デビューして下積み生活を送り、 86年「キングの報酬」の端役で映画デビューする。 翌年「友よ、風に抱かれて」では名優たちに囲まれながら 血気盛んな若き兵士を好演。 その後、芸域を広げている。 出演作: 1986年「キングの報酬」「禁じられた恋」 1987年「友よ、風に抱かれて」「ノーマンズ・ランド」 1989年「父の恋人」 1990年「メンフィス・ベル」 1992年「冬の恋人たち」 1993年「あなたが聞こえない」 1997年「スポーン」 2001年「陽だまりのグラウンド」 JOHN NOBLE  ジョン・ノーブル 誕生日 1948/8/20 出身 オーストラリア、ポート・ピリー 活躍度 ▲→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 2000年「ポエトリー,セックス」 2003年「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」 2005年「リンガーズ 〜ロード・オブ・ザ・ファンズ〜」 その他の出演者: Chad Donella .... Rob Torreck Ellen Muth .... Jill Perkins Gedeon Burkhard .... Reggie Craig McLachlan .... Jack Skidder Wes Studi .... Joe Nighttrail Katrina Hobbs .... Kathy Kate Raison .... Beth Perkins Belinda Nicole Bentley .... Receptionist Jay Bunyan .... Dennis Lori Dungey .... Base Despatcher Latham Gaines .... Dr. Simon Orr Jim McLarty .... Reporter Dan Mott .... Sean Jon Palino .... Reporter Alex Reekers .... Rachel User Rating: 5.2/10 (120 votes) オトーサン、 「低すぎないか?」 エミー賞ノミネート: ・特殊効果賞 User Comments: George Parkerさん Orange County, CA USA 2003年3月8日 ハンバーグをたべながら、山火事をみる 「スーパーファイアー」は、 燃えさかる森林火災を2つの視点で語っていく。 ひとつは、火災につかまった無実の人々の視点、 もうひとつは、消防隊員やパイロットの視点である。 メロドラマだし、明らかにB級映画だ。 「スーパーファイアー」に欠けているのは、 高級感であり、洗練であり、予算だ。 忙しいつくりになっている。 例えば、われらがヒーローは、不当に非難され、 悪い仕事仲間や気になる女性に取り巻かれている。 専門バカがいて、コンピュータの画面で 火事の場所を特定できるのがご自慢。 爆弾を抱いた飛行機を、祈りながら操縦する。 キュートな女の子と、母親と友人たちが、火事場に取り残される。 消防隊員らがいて、危うく焼け死ぬところ。 などなど。 そして、勿論、火事がある... たくさんの、沢山の火事だ。 そう、これらすべては、馬鹿気ていて、わざとらしく、 まったくのナンセンスである。 「スーパーファイアー」は、せわしない映画だ。 欠点を確認するヒマもない。 私は、火事の映画が好きではない。 「バックドラフト」に大アクビしたほうだ。 だが、「スーパーファイアー」には、にやっとし、楽しんだ。 火事映画好きには必見だ。 寝そべってみるには最高だ。 評価は、C+ メモ - この種の映画が好きなら、 スピルバーグの"Always"(1989)を見るといい。 オトーサン、 「ロスは山火事が多いのに、 George Parkerさん、能天気だなぁ」 山火事は恐ろしいことをみんなが忘れています。 数年前、南仏を旅行したとき、車中から山火事をみました。 放火か煙草の不始末が原因だったとか。 日本だって、いまのような雨が降らない時期は、 森林火災が心配です。 ○山火事世界地図  欧州宇宙機関(ESA)はこのほど、世界のどこで山火事が起きているか、  継続的に把握できる「地図」をネット上で公開し始めた。  ESAの人工衛星に積まれたセンサーで地上温度を観測し、  312Kを越えた地点を把握し、地図上に赤い点で表示していく。  衛星が情報をキャッチしてから、6時間後にネットに表示できる。  地球上では毎年、5000万ヘクタール(日本の国土面積より大きい)  もの森林が山火事で焼失しており、地球温暖化との関連が指摘されている。  アメリカやロシアなどでは、時々とんでもない山火事が起こることがる。  仏、伊など地中海沿岸国が発生件数、焼失面積が大きい。  放火が原因である。オーストラリアでは自然発火が大部分。 出典:http://tftf-sawaki.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_f412.html


ドロップ・ゾーン

オトーサン、 「おお、スカイダイビングの映画だ」 1月10日深夜、テレビ東京で放映していました。 この他愛ない映画のおかげで、 "ドロップ・ゾーン"の意味が分かりました。 原題:Drop Zone (1994) 監督:John Badham 原作:Tony Griffin / Guy Manos / Peter Barsocchini 脚本:Peter Barsocchini/ John Bishop Genre: Action / Thriller 上映時間:101分 あらすじ: スカイダイビングの悪漢チームが存在し、 そのリーダーは、 麻薬捜査官から犯罪人に転じたビジーだった。 警察の屋根に着地し、押し入るのが得意だった。 一味には、コンピューターのオタクがいて、 覆面捜査官の記録を盗み、それを麻薬王に売っていた。 FBIの捜査官スナイプスは、この連中に弟を殺され、 彼らを追い詰めるために、スカイダイビングを習うことにする。 インストラクターは、タフだが、可愛いバトラーだった。 「ダイハード」に「PASSENGER 57」や「クリフハンガー」を加えたもの。 出演者: Wesley Snipes .... Pete Nessip(ピート) Gary Busey .... Ty Moncrief(タイ) Yancy Butler .... Jessie Crossman(ジェシー) オトーサン、 「ま、全員、元気が取り得だ」 出演者全員が、体育会系という映画です。 主役のウェズリー・スナイプス、 あまり好きな俳優ではありません。 WESLEY SNIPES ウェズリー・スナイプス 誕生日 1962/7/31 出身 米フロリダ州オルランド 幼い頃にサウス・ブロンクスへと移り住み、 ハイスクール・オブ・パフォーミング・アーツ およびパーチェイス大学に入学して演技を学ぶ。 ブロードウェイの舞台出演を続けながら、 映画のオーディションを受け続け、 85年「ワイルド・キャッツ」で映画デビュー。 89年「メジャーリーグ」で注目され、 92年「パッセンジャー57」の主役あたりから 格闘アクション・スターとして地位を得る。 悪役、ヒーロー役問わず、 マーシャルアーツを駆使したアクションで存在感を見せ、 ブレイド役を演じた「ブレイド」は3作製作された。 97年「ワン・ナイト・スタンド」で ヴェネチア国際映画祭主演男優賞受賞。 (追加情報) 特技はマーシャルアーツ。 12歳の時にカンフーなどを習得し、空手は5段。 マーシャルアーツを生かしたアクション映画で独自の地位を築いている。 ドラマとアクションの両方を確実にこなす俳優は少なく、貴重な存在。 脱税疑惑により、書類送検された。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「ワイルド・キャッツ」 1986年「S・O・S・ドクター・ノーグッド!」      「ニューヨーク ベイサイド物語」 1989年「メジャー・リーグ」 1990年「キング・オブ・ニューヨーク」「モ’ベター・ブルース」 1991年「ニュー・ジャック・シティ」「ウォーターダンス」      「ジャングル・フィーバー」 1992年「ハード・プレイ」「パッセンジャー57」◇      「ポイリング・ポイント」 1993年「ライジング・サン」「シュガーヒル」      「デモリションマン」◇「ウォーターダンス」 1994年「ドロップゾーン」◇「シュガーヒル」 1995年「3人のエンジェル」◇      「マネー・トレイン」◇「ため息つかせて」 1996年「ザ・ファン」◇ 1997年「ホワイトハウスの陰謀」◇「ワン・ナイト・スタンド」◇ 1998年「追跡者」◇「ブレイド」◇「デス・ゲーム2025」◇ 2000年「アート・オブ・ウォー」◇「フェイス・イン・ラブ」(TM) 2001年「デッド・ロック」◇ 2002年「ブレイド2」◇「スナイパー」◇ 2004年「アウト・オブ・タイム」◇「ブレイド3」◇ 2005年「デトネーター」◇「ザ・マークスマン」◇      「7セカンズ」◇「CHAOS カオス」◇ GARY BUSEY  ゲーリー・ビジー 誕生日 1944/6/29 出身 米テキサス州グース・クリーク 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1972年「エンジェルズ/地獄の暴走」「荒野の七人/真昼の決闘」 1973年「ロリ・マドンナ戦争」「ラスト・アメリカン・ヒーロー」 1974年「サンダーボルト」 1976年「激走!5000キロ」「スター誕生」 1978年「ストレート・タイム」「ビッグ・ウェンズデー」 1979年「バディ・ホリー・ストーリー」 1980年「フーリング」 1983年「D.C.キャブ」 1985年「死霊の牙」 1986年「アイ・オブ・ザ・タイガー」「マリリンとアインシュタイン」 1987年「リーサル・ウエポン」「ハリー奪還」 1988年「サンダーブラスト」 1989年「ザ・ハウス/屋根裏の悪魔」「ネオン・エンパイア/バグジーの野望」 1990年「プレデター2」「地獄の戦闘邸バラクーダ」 1991年「ハート・ブルー」 1992年「ザ・プレイヤー」「沈黙の戦艦」「レイジング・シティ/野獣捜査線」 1993年「がんばれ!ルーキー」「ザ・ファーム/法律事務所」      「サスペクト」「ザ・ウォリアーズ」「プロブレムでぶ/何でそうなるの」 1994年「サバイビング・ゲーム」「逃げる天使」「裏切」「チェイサーズ」 1995年「ドロップ・ゾーン」「密会」 1996年「ザ・キャノン」「ザ・テロリスト」「ロスト・ハイウェイ」      「プロブレムでぶ 何でそうなるの」      「スタンド・バイ・ミー・リベンジャーズ 俺たちが銃を握った日」 1997年「スティールジャスティス」「ザ・レイジ」「デストラクション/制御不能」      「ザ・テロリスト」「ファイナル・デシジョン」「パレット」「疑惑の悪女」      「スティールシャークス」 1998年「ソルジャー」◆「ラフ・ドラフト 殺人実況報道」      「ノー・トゥモロー」◆「ユニバーサル・ソルジャー2」      「ラスベガスをやっつけろ!」「ミリオネア」 1999年「ホット・ボーイズ」 2000年「ダークサイド」 YANCY BUTLER  ヤンシー・バトラー 誕生日 1970/6/2 出身 米ニューヨーク 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1993年「サウス・ビーチ」(TM)「ヒットリスト」「ハードターゲット」 1994年「ドロップ・ゾーン」 1995年「ブロークン・マネー」「スウィート・ダンス」 1996年「異常心理」 1997年「ラベジャー」 1999年「感染」 その他の出演者: Michael Jeter .... Earl Leedy Corin Nemec .... Selkirk Kyle Secor .... Swoop Luca Bercovici .... Don Jagger Malcolm-Jamal Warner .... Terry Nessip Rex Linn .... Bobby Grace Zabriskie .... Winona Robert LaSardo .... Deputy Dog Sam Hennings .... Torski Claire Stansfield .... Kara Mickey Jones .... Deuce Andy Romano .... Tom McCracken User Rating: 5.2/10 (4,267 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 娯楽映画としては、???だらけですが、 スカイダイビングの記録映画としては秀逸です。 User Comments: FIVEDOLPHINSさん SOUTH DAKOTA 2002年9月10日 ウェズリーとビジーが最高の演技 この映画を月に1回はみている。 アドレナリンが湧き出してくるのだ。 時々、出すぎることもあるが! ウェズリーは、この映画をサイコーのものにしている。 出演者、全員がいい! 勿論、ビジーもいい。 この映画の脚本家や配役係は、細かい点にも気を配っている。 芝生での戦い、レースでない戦い。 だが、"あなたは、ここでは歓迎されていないのよ" ウェズリーがジェット機で飛行中に読んでいる本、 "The Title On The Book"というのも愉快。 彼は女の子にもてないが、 映画の世界では、たったひとりで、 大きな仕事をやりとげている。 オトーサン、 「スカイダイビング、いいなぁ」 ハングライダーを一度かじっただけですが、 スカイダイビングは、やってみたいとは思いません。 でも、この競技、北京五輪で採用してほしいものです。 とにかく「絵」になります。 ○スカイダイビング  航空機で高度1000m - 4000m程度まで上昇後に跳び出し、  一定の高度まで降下したらパラシュートを開いて着地する。  スピード感やスリルを楽しむレジャーと思われがちだが、  落下により発生する風を利用して身体をコントロールしたり、  パラシュートの操縦技術を競うスカイスポーツの一種である。  1952年にユーゴスラビアで第1回世界選手権が行われ、  現在では各国、各地方での大会の他、ワールドカップも行われている。 <競技について> ・アキュレシーランディング(精度着地)  パラシュートの操縦精度を競う競技。  競技中の風の状況を読みながらパラシュートをコントロールして  地上に置いたターゲットにどれだけ近く着地できるかを競う。  スカイダイビング競技の中では最古参。  ターゲットの中心はデッドセンターと呼ばれる直径3cmの円であり、  一般的には靴の踵でそこにタッチすることを目指す。  世界大会レベルではデッドセンターを踏めるのは当然で、  順位は誰が先にデッドセンターをはずすかという争いとなる。 ・フォーメーションスカイダイビング  4人のスカイダイバーによるフォーメーション4〜16人のチームで   一定の時間内で幾つの隊形を作れるか、そのスピードと正確さを競う。  採点はヘルメットにビデオカメラを装着したスカイダイバーが 競技者と一緒に降下して撮影した映像で審判が判定する。 ・フリースタイル  演技者とカメラマンのペアでフリーフォール中に規定演技や自由演技を行い、  その技術や正確さ、芸術性を競う。  空中の新体操かフィギュアスケートとも言える。 ・スカイサーフィン  サーフボードを足部に装着し、サーフィンのように空中を滑空する競技。  回転や移動など、フリースタイル同様の技術を求められる。 ・フリーフライ  比較的新しい競技。  フリースタイルと違い、個々人の回転や移動といったテクニックではなく、  二人組みのペアがお互いの足と足を合わせるなど特定の「形」を演じ、  その速さと正確さを競う。  単純に垂直姿勢(椅子に座ったような姿勢、立った姿勢、逆さまの姿勢)で  自由落下するだけの遊びもフリーフライに含まれる。 ・キャノピーフォーメーション  自由落下ではなく、パラシュートを開いた状態で特定の「形」を演じる競技。  わざと失速して素早く移動したり、足で相棒のパラシュートにしがみつくなどの  テクニックを使用する。  失敗するとパラシュートが絡まる恐れがあり、危険度が高い。 ・スープ(SWOOP)ランディング  小型の高速パラシュートで、着地寸前に勢いをつけて地上すれすれを  水平に滑空する着地技術。上級者は数十メートルもの距離を滑空する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ラスト・アクション・ヒーロー

オトーサン、 「おお、シュワちゃんの映画だ」 9日のお昼、テレビ東京でやっていました。 いまは州知事となったシュワちゃん、 こんな映画にイヤ気がさして政界をめざしたのかも。 原題:Last Action Hero (1993) 監督:John McTiernan 原作:Zak Penn/ Adam Leff 脚本:Shane Black/ David Arnott Genre: Action / Adventure / Comedy / Fantasy 上映時間:130分 あらすじ: ダニー少年は、映画狂。 アクション映画をみているときに、 ダニーの魔法の切符が彼を映画のなかに移してくれる。 大好きなヒーロー、ジャック・スレーターと共演しているのだ。 夢がかなえられたダニー。 だが、事態は最悪の方向へ。 映画の悪漢たちが、切符を奪い、 リアルワールドへ出ていってしまったのだ。 ダニーとジャックは、悪漢を食いとめるべく、 リアルワールドへ戻らなければならない。 出演者: Arnold Schwarzenegger .... Jack Slater/Himself(ジャック) Austin O'Brien .... Danny Madigan(ダニー) Charles Dance .... Benedict(ベネディクト) オトーサン、 「シュワちゃん、相変わらず下手な演技だ」 とくに、顔の無表情さが目立ちます。 ダニー少年が好演していましたし、 悪漢役のチャールズ・ダンスもうまい役者でした。 「ま、シュワちゃんと比べてのことだけど」 ARNOLD SCHWARZENEGGER  アーノルド・シュワルツェネッガー 誕生日 1947/7/30 出身 オーストリア・グラーツ 少年時代はサッカーと陸上競技に熱中。 15歳になると、重量挙げに打ち込み、 3年間の鍛錬の後、ボディ・ビルに転向。 20歳でミスター・ユニバースに優勝したのを皮切りに 13もの世界タイトルを獲得する。 70年「SF超人ヘラクレス」で映画デビュー。 鍛え上げた肉体を武器にアクション映画で活躍。 84年「ターミネーター」のターミネーター役でブレイクし、 以後は大作アクション映画からコメディ映画まで懐の深い演技ぶりを披露する。 妻は86年に結婚した放送ジャーナリストのマリア・シュライヴァー。 キャサリン、クリスチナ、パトリック、クリストファーという4人の子供たちがいる。 97年に心臓疾患の手術を受ける。 2003年、カリフォルニア州知事のリコール選挙と後継知事選に立候補し当選。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1970年「SF超人ヘラクレス」 1973年「ロング・グッドバイ」 1975年「ステイ・ハングリー」 1977年「アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男」◇ 1979年「サボテン・ジャック」 1982年「コナン・ザ・グレート」◇ 1984年「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」◇      「ターミネーター」◇ 1985年「コマンドー」◇「レッドソニア」◇ 1986年「ゴリラ」◇ 1987年「バトルランナー」◇「プレデター」◇ 1988年「レッド・ブル」◇ 1989年「ツインズ」◇ 1990年「キンダガートン・コップ」◇「トータル・リコール」◇ 1991年「ターミネーター2」◇ 1993年「ラスト・アクション・ヒーロー」◇「ゴリラ2」△「デイブ」 1994年「ジュニア」◇「トゥルーライズ」◇ 1996年「イレイザー」◇「ジングル・オール・ザ・ウェイ」◇ 1997年「バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲」◇ 1999年「エンド・オブ・デイズ」◇ 2000年「シックス・デイ」◇ 2002年「コラテラル・ダメージ」◇「アルマーニ」 2003年「ターミネーター3」◇ 2004年「80デイズ」 AUSTIN O'BRIEN  オースティン・オブライエン 誕生日 1981/5/11 出身 米オレゴン州ユージーン 姉と弟に挟まれた五人家族。 92年「バーチャル・ウォーズ」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1992年「バーチャル・ウォーズ」デビュー 1993年「ラスト・アクション・ヒーロー」 1994年「マイ・ガール2」 1995年「アポロ13」「ベビー・シッターズ・クラブ」 1996年「バーチャル・ウォーズ2」 CHARLES DANCE チャールズ・ダンス 誕生日 1946/10/10 出身 英プリマス レクター美術大学に学んだ後、 75年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加。 81年「007/ユア・アイズ・オンリー」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1981年「007/ユア・アイズ・オンリー」 1984年「プレンティ」 1985年「McGUFFIN」 1986年「ゴールデン・チャイルド」 1987年「グッドモーニング・バビロン!」「白い炎の女」 1988年「パスカリの島」 1992年「エイリアン3」 1993年「ラスト・アクション・ヒーロー」 1995年「ゴールデン・アイ」 1996年「マイケル・コリンズ」 1997年「インモラル・ビーチ 灼熱の貞操帯」 1998年「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」 2001年「ゴスフォード・パーク」「ダーク・ブルー」 2002年「アリ・G」 2003年「スイミング・プール」 その他の出演者: F. Murray Abraham .... John Practice Art Carney .... Frank Frank McRae .... Lieutenant Dekker Tom Noonan .... Ripper/Himself Robert Prosky .... Nick Anthony Quinn .... Tony Vivaldi Mercedes Ruehl .... Irene Madigan Ian McKellen .... Death Professor Toru Tanaka .... Tough Asian Man Joan Plowright .... Teacher Jason Kelly .... Lieutenant Governor Noah Emmerich .... Rookie User Rating: 5.5/10 (21,174 votes) オトーサン、 「おお、低いなぁ」 「E.T」や「バック・トゥー・ザ・フューチャー」など あちこちの映画から盗んできたようなシーンがあります。 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ノミネート ・ワースト作品賞 ・ワースト主演男優賞:アーノルド・シュワルツェネッガー ・ワースト監督賞:ジョン・マクティアナン ・ワースト脚本賞 ・ワースト音楽賞 ・ワースト新人賞:オースティン・オブライエン User Comments: malkane316さん NI(訳注:州名に、こんな略語はありません) 2004年5月23日 お手軽批評! これも低評価の映画。 分かるひとは少ないし、分かろうとするひとも少ない。 これは、アクション映画を茶化した映画だ。 つまり、Arnie(アーノルド・シュワルツェネッガー)や スターローン主演の映画を、 ジョン・マクティアナン監督がおちょくっていくのだ。 アクション、スタント、特殊効果がいい。 出演者、とくにArnieは、大げさに演じていて、 筋書きもかなり賢い。 沢山の内輪のジョークが、この映画を楽しめるものにしている。 そう、それでいいのだ。 それが、やろうとしたことのすべてなのだ。 オレに対して、芸術的な価値とか、人物像の掘り下げとか、 人生についての瞑想とか、その種のたわけたことを言うな。 そういう映画のリストは、別に持っている。 これは、アクション映画。 悪漢どもは死ぬし、クルマはすぐ爆発し、いい奴は不死身。 身の程を知っているのだ。 10点満点で、8点。 オトーサン、 「そのまんま東さん、シュワちゃんい憧れたのかなぁ」 宮崎県知事に立候補、善戦しているとか。 ○アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー  Arnold Alois Schwarzenegger, 1947/7/30 - オーストリア生まれでアメリカ人の俳優、 ボディービルダー、政治家および実業家。 身長187cm。 青年時代はボディビルダーとして知られ、 ハリウッドで世界中に名を知られるようになった。 主演作は「ターミネーター」「プレデター」 「コナン・ザ・グレート」「トゥルーライズ」「コマンドー」など。 日本でもシュワちゃんという愛称で親しまれており、 数度の来日でバラエティ番組や各種のCMに出演した。 シュワルツェネッガーは、英語形で、 出身地オーストリアでは、アルノルト・シュヴァルツェネッガーとなる。  その話し言葉のアクセントから"Ah-nuld"、"Arnie"と呼ばれている。 <政治経歴>  2002年12月リベラルな風土で知られるカリフォルニアで、 保守の共和党から立候補し、半数の支持を受けて当選した。 民主党支持者の票や、ヒスパニック系の票も獲得した。  同性愛者の権利や妊娠中絶など、考え方が民主党に近く、  移民だったことも効いた。  電力危機よって60億ドルに上る負債を抱えた州財政の再建、  経済の活性化についても、増税なき財政再建を掲げた。  当選後「私に休みはない。24時間、州知事だ」と勢いこんだが、  就任後は、民主党主導の議会や労組との対立に苦しみ、  目立った業績を上げられなかった。  2005年11月、財政改革のための州憲法改正など、  4項目を問う住民投票を行ったが、大差で否決された。  2005年12月、ある死刑囚の恩赦請求を拒否し、非難ごうごう。  2006年、ヒスパニック系女性議員への差別的発言を謝罪した。  2006年11月、環境問題で女性票や民主党票を得て再選された。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


甘い嘘

オトーサン、 「おお、フランス映画だ」 9日深夜、日本テレビでやっていました。 舞台は、パリのモンマルトル。 景色や住まい方も楽しめそうです。 原題:En face (2000) 監督:Mathias Ledoux 脚本:Valerie Guignabodet Genre: Thriller Country: France Language: French 上映時間:90分 あらすじ: オトーサン、 「また、IMDbさぼっている」 しょうがない、あらすじを書きましょう。 駆け出しの作家ジャンには、美しい妻ミシェルがいて、 モンマルトルの古いアパートで、ラブラブ生活を送っていた。 ある日、向かいに建つ豪邸の持ち主が亡くなり、 なぜか、2人はその豪邸や莫大な遺産を相続することになる。 ただ条件があった。 豪邸を他人に譲ってはならない。 メイドのクレマンスを雇い続けるべし。 貧乏な2人には、願ってもない幸運にみえたのだが、 次々と発覚する新事実の前に、 2人の愛は、嵐の海の小舟のようにゆらぎはじめる。 出演者: Jean-Hugues Anglade .... Jean(ジャン) Clotilde Courau .... Michelle(ミシェル) Christine Boisson .... Clemence(クレマンス) オトーサン、 「この俳優さん、うまいなぁ」 ジャン・ユーグ・アングラード、名優です。 相手役のクロチルド・クロウ、 苦労のひとつもしたことのない顔つきでした。 JEAN-HUGUES ANGLADE  ジャン・ユーグ・アングラード 誕生日 1955/7/29 出身 仏ドゥーセーブル・トゥアール 父は獣医。幼少から音楽好きで、 後に”レ・ジプシー”というバンドでプロを目指す。 その後、役者志望となり、二十歳から5年、 パリのコンセルバトワールで学び、82年デビュー。 「傷ついた男」でセザール賞最優秀新人賞受賞。 「サブウェイ」でセザール賞助演男優賞にノミネート、 「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」で同賞主演男優賞にノミネート。 そして、94年「王妃マルゴ」で同賞助演男優賞受賞。 89年、「インド夜想曲」の共演を機会に女優パメラ・スーと結婚。 97年にはパメラ・スーを主演に「裸足のトンカ」で監督デビューを飾った。 結婚以前はマチルダ・メイ他数々の女優との噂があった。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1983年「傷ついた男」 1985年「サブウェイ」 1986年「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」 1987年「恋の病」 1989年「インド夜想曲」 1990年「ニキータ」「真夜中の恋愛論」 1991年「夜ごとの夢/イタリア幻想譚」「ラストファンタジー」      「ベティ・ブルー/インテグラル」 1992年「鯨の中のジョナ」 1993年「キリング・ゾーイ」「メランコリー」 1994年「王妃マルゴ」 1995年「とまどい」「世界で一番好きな人」「君が、嘘をついた」 1996年「マキシマム・リスク」 1997年「裸足のトンカ」 2000年「プリンセシーズ」「青い夢の女」「甘い嘘」 2002年「略奪者」 2004年「テイキング・ライブス」 CLOTILDE COURAU  クロチルド・クロウ 誕生日 1969/4/3 出身 仏 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1990年「ピストルと少年」 1992年「心の地図」「フライング・ピクルス」 1995年「ひとりぼっちの狩人たち」「エリザ」 1996年「パトリス・ルコントの大喝采」 2000年「赤ずきんの森」「EXIT イグジット」      「甘い嘘」 その他の出演者: Jose Garcia .... Hugo Daniele Lebrun .... Woman in red Jean Benguigui .... Henri de Villard Emmanuel Salinger .... Inspector Ruault Laurence Fevrier .... Ghislaine de Villard Daniel Dublet .... Notary Ariel Wizman .... Vet Anne Loiret .... Victoria Gerard Bole du Chaumont .... Inspector assistant Jerome George .... Video technician Helene Rodier .... Janitor Frederic Norbert .... Flowershop manager User Rating: 4.8/10 (165 votes) オトーサン、 「低過ぎるぞ」 ポルノ映画を思わせるシーンもあって アメリカの良識派の観客を怒らせたのでしょう。 User Comments: toclementさん 2001年9月2日 スタイリッシュな映画だが、最後にこけた。 「甘い嘘の宣伝文句には、 強烈な情念のラブ・ストーリーとあった。 だから、実際には、サスペンス/スリラーと知って驚いた。 だが、椅子に腰かけて、物語りに集中した。 ギアの切り替えに成功したので、いい気分だった。 ラブラブ・カップルの物語だったが、 パリの中心部モンマルトルにある ”お化け屋敷”の相続人になった2人が哀れだった。 邸宅そもののは、こわくないが、気味悪い。 そこで働くメイドは、もっと気味悪い。 (古典的なお化け屋敷スタイルだが、 相続の条件としては、メイドを雇い続けないと、 相続が無効になる) メイドの態度や衣装は、真面目に受け取れないにしても、 おふざけが度を越している。 だが、このおふざけは置いておくにしても、 だんだん筋書きに幻滅してきた。 ドラマティックで面白いクライマックスがないかと期待した。 名画をみているつもりではなかったが、 入場料金に値するくらいは、面白いだろうと期待した。 残念なことに、結末がそれを吹き飛ばした。 事態の変化がオーバーで、 妙な音楽や絶え間ないカットや編集にあふれている。 ナンセンスだ。 筋書きには、多くの欠点があり、未回答の問いがある。 私は、”何だったんだ”という顔をして映画館を去った。 この映画は、良い結末をつくるよりも、 脚本家(あるいは監督)の 愛についての最終弁論をしたいという欲求に負けている。 よくない。 だが、そうひどくもない。 10点満点で、5点だ。 オトーサン、 「この監督、才気煥発だ。 どういうひとだろう?」 残念ながら、IMDbには、作品名だけ。 ネットで検索しましたが、フランス語版のウィキペディアのみ。 一応翻訳してみましたが、腑に落ちない箇所もあります。 マティアス・ルドゥーは、カメラマンからスタートし、 長くTV業界を中心に活躍してきたひとだけに、 この映画、視聴者を飽きさせない工夫が一杯でした。 ○Mathias Ledoux  マティアス・ルドゥー  1953年ー2005/7/10 癌のためパリで死す  フランスの映画製作者、テレビ・ディレクター。  代表作は、"Une souris verte"(2003)  子供が3人いる。Colin、Anais、Gregoire。 (テレビ)  1972年、Ecole Vaugirard-Louis Lumiereを卒業。 マティアス・ルドゥーは、l'ORTFのカメラマンになる。 (訳注:The Office de Radiodiffusion-Television Francaise: フランス・ラジオ・テレビ放送協会。日本のNHKに似ている) ついで、記録映画シリーズ、一般TV映画やスペクタクル映画の監督になる。 (訳注:フランスの地上波テレビ放送局は、6局からなる。   TF1、フランス2、フランス3、Canal+(有料)、フランス5、M6)  彼は、当時、Andre Rousseletが、社長として開局宣言をした ”Canal+”の創設に参加し、監督となった。 ルドゥーは、また、1992年アルベールヴィルで開催された  冬季オリンピックの開会式を撮影した。 さらに、1993年にオリンピアで催されたVanessa Paradisや  2000年にベルシーで催されたBen Harperのコンサートを撮影している。  また、テレビチャネル"M6"も、手がけている。  Bruno SoloとYvan Le Bolloc'h 出演の"カメラ・カフェ"も撮った。 その他、記録映画も手がけている。 "Warhol, nothing special"(1990) "Le Cinema de Roman Polanski"(2000) (映画) 主として短編映画に熱心な映画監督だった。 "Les Yeux en face des trous"  "Le Retour" "Le Maitre chanteur" (1987年 セザール賞ノミネート) 1991年、"Secrets professionnels du Dr Apfelgluck"に参加。 出演者は、Alain Chabat、Michel Blanc、Josiane Balaskoだった。 最初の長編映画は、探偵映画「甘い嘘」(2000) 出演者は、ジャン・ユーグ・アングラードとクロチルド・クロウ。 第2作は、英仏共同製作のスリラー、”Une souris verte”(2003) 出演者は、Edward Furlong、Emilia Fox、Elsa Zylbersteinだった。  出典:Un article de Wikipedia, l'encyclopedie libre.


ピアノ・レッスン

オトーサン、 「TV映画って、多いな」 最低、1日に1本はあります。 これに有料放送を加えたら、 映画漬けで、1日が過ぎていく本数になります。 「おお、名子役、アンナ・パキンが出ている!」 元旦に録画した「グース」でお目にかかったばかり。 しかも、彼女のデビュー作にしてアカデミー賞受賞作です。 原題:The Piano (1993)    The Piano Lesson 監督・脚本:Jane Campion Genre: Drama / Romance Rated R for moments of extremely graphic sexuality. Country: Australia / New Zealand / France Language: English / British Sign Language / Maori 上映時間:121分 あらすじ: 19世紀半ば。 エイダは口がきけない。 写真見合いの結果、故郷のスコットランドを去る。 娘のフロラと大好きなピアノが一緒だった。 ニュージーランド南島の厳しい森林での暮らしは、 想像したものとは違っていた。 夫・スチュワートとの関係も冷たかった。. スチュワートが、ピアノを隣人のジョージに売ってしまい、 苦しみと喪失感に打ちひしがれる。 ジョージがエイダにこう囁く。 オレにピアノを教えてくれば、ピアノを買い戻させてあげよう。 だが、ひとつの条件があったのだ。 最初、エイダは、ジョージを軽蔑していたが、 やがて、2人の関係は変わっていく。 恐ろしい状況へと追いやられていくのだ。 出演者: Holly Hunter .... Ada McGrath(エイダ) Sam Neill .... Alisdair Stewart(スチュワート) Anna Paquin .... Flora McGrath(フロラ) Harvey Keitel .... George Baines(ジョージ) オトーサン、 「みんな演技がうまいなぁ」 アカデミー賞に輝いたのは、 母親役のホリー・ハンターと娘役のアンナ・パキンですが、 夫役のサム・ニールも、隣人役のハーヴェイ・カイテルも、 2人に負けず劣らぬ名演技を披露していました。 長くなりますが、経歴紹介は、この4人です。 HOLLY HUNTER  ホリー・ハンター 誕生日 1958/3/20 出身 米ジョージア州コンヤーズ 高校1年の時から演劇を始め、高校演劇コンクール出演時、 審査員だったアトランタのストック劇団の監督に勧められ、 同劇団に参加。 ピッツバーグのカーネギー・メロン大学で演技の勉強をする。 87年「ブロードキャスト・ニュース」で アカデミー主演女優賞にノミネート。 93年「ピアノ・レッスン」でアカデミー主演女優賞と カンヌ映画祭主演女優賞を受賞した。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1981年「バーニング」 1984年「スイング・シフト」「ブラッド・シンプル」(声) 1987年「赤ちゃん泥棒」「ハロー・マイ・トレイン」      「ブロード・キャスト・ニュース」「ルイジアナの夜明け」 1989年「ミス・ファイヤークラッカー」「ANIMAL BEHAVIOR」      「オールウェイズ」 1991年「ワンス・アラウンド」 1992年「愛を奏でて」 1993年「ザ・ファーム/法律事務所」      「ピアノ・レッスン」 1995年「コピー・キャット」「ホーム・フォーザ・ホリデイ」 1996年「クラッシュ」 1997年「普通じゃない」 1999年「美しき家政婦」「彼女を見ればわかること」      「マンハッタンで抱きしめて」 2000年「オー・ブラザー!」 2002年「ムーンライト・マイル」「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」 2004年「Mr.インクレディブル」(声) 2005年「美しい人」 HARVEY KEITEL  ハーヴェイ・カイテル 誕生日 1939/5/13 出身 米ニューヨーク州ブルックリン 83年に女優ロレイン・ブラッコと結婚し、94年に離婚。 2001年、イスラエルの映画監督・女優のダフナ・カストナーと結婚。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1968年「ドアをノックするのは誰?」 1973年「ミーン・ストリート」 1975年「アリスの恋」 1976年「タクシードライバー」「走れ走れ救急車」      「ビッグ・アメリカン」 1977年「デュエリスト 決闘者」 1978年「マッド・フィンガーズ」 1979年「イーグル・ウイング」 1980年「スペース・サタン」「ジェラシー」 1982年「革命輪舞曲」「ボーダー」 1983年「愛と死の天使」「コップキラー」 1984年「恋に落ちて」 1985年「女と路地と陰謀と」 1986年「オフビート」「メンズ・クラブ 真夜中の情事」      「スターナイト」 1987年「インク・アイリー/審問」「殺人モニター/裏切りの報酬」      「ピックアップ・アーチスト」 1988年「最後の誘惑」「ゴルバチョフへの手紙」 1989年「アメリカン・ブライド」「乙女座殺人事件」      「マスターズ・オブ・ホラー/悪魔の狂宴」      「ニューヨークストーリー」 1990年「黄昏のチャイナタウン」 1991年「愛を殺さないで」「テルマ・アンド・ルイーズ」      「バグジー」 1992年「レザボア・ドッグス」「天使にラブソングを…」      「バッド・ルーテナント」 1993年「アサシン」「ピアノ・レッスン」「プレイデッド」      「スネーク・アイズ」「ライジング・サン」 1994年「パルプ・フィクション」「詐欺/イマジナリークライム」      「サムバディ・トウ・ラブ」「愉快な天使/トラブルモンキー」 1995年「ブルー・イン・ザ・フェイス」「クロッカーズ」      「ユリシーズの瞳」「スモーク」「ゲット・ショーティ」 1996年「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 1997年「コップランド」「バッドデイズ」「フェアリー・テイル」      「真夏の出来事」 1998年「ルル・オン・ザ・ブリッジ」「グレイスランド」 1999年「シャドラック」「季節の中で」 2000年「U−571」「ホーリー・スモーク」      「FAIL SAFE/未知への飛行」(TM)「リトル・ニッキー」 2001年「灰の記憶」 2002年「レッド・ドラゴン」 2004年「ナショナル・トレジャー」 SAM NEILL サム・ニール 誕生日 1947/9/14 出身 アイルランド カンタベリー大学在学中に演劇に目覚め、 卒業後、国立映画ユニットでドキュメンタリーの演出 及び舞台俳優として活躍する。 77年「テロリストたちの夜」で映画デビュー。 89年に結婚した日本人メーキャップ・アーティストの妻と2人の娘がいる。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1977年「テロリストたちの夜/自由への挽歌」 1979年「わが青春の輝き」 1981年「特別奇襲戦隊Z」「オーメン最後の闘争」      「ポゼッション」 1982年「エニグマ奇襲指令」 1984年「他人の血」 1985年「プレンティ」 1987年「普通の女」 1988年「デッドカーム/戦慄の航海」 1990年「レッド・オクトーバーを追え」 1991年「夢の涯てまでも」「チャイナシャドー」 1992年「透明人間」「ダーティ・ゲーム/堕ちた工作員」 1993年「ピアノ・レッスン」「ジュラシック・パーク」 1994年「泉のセイレーン」「ジャングル・ブック」      「ヴィクトリー/遙かなる大地」 1995年「マウス・オブ・マッドネス」「恋の闇 愛の光」 1996年「革命の子供たち」「コリン・マッケンジー/もうひとりのグリフィス」 1997年「スノーホワイト」「イベント・ホライゾン」      「モンタナの風に抱かれて」 1998年「エクスカリバー 聖剣伝説」 1999年「アンドリューNDR114」 2000年「月のひつじ」 2001年「ジュラシック・パークV」「N.Y.犯罪潜入捜査官」 2004年「ウィンブルドン」「愛をつづる詩(うた)」 ANNA PAQUIN  アンナ・パキン 誕生日 1982/7/24 出身 米ニュージーランド・ウェリントン 体育教師の三人兄妹の末っ子として生まれる。 兄も姉も運動と音楽に秀でていたが、 彼女は特別なレッスンを受けずに普通に育つ。 ある日、姉の友人から映画の新人オーディションの話を受けて、 応募したところ、5000人の中から選ばれて、 93年「ピアノ・レッスン」で映画デビュー。 11歳という史上二番目の若さでアカデミー賞助演女優賞を受賞。 その後は自分をアピールできる役に恵まれていなかったが、 99年「キャスティング・ディレクター」ではセクシーな家出娘、 2000年「X−メン」ではローグ役など演じ、新境地を見せ始めた。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「ピアノ・レッスン」◆ 1996年「ジェイン・エア」「グース」◇ 1997年「アミスタッド」◆ 1999年「シーズ・オール・ザット」◆「キャスティング・ディレクター」◆      「オーバー・ザ・ムーン」「イッツ・ザ・レイジ」 2000年「X−メン」◇「小説家を見つけたら」◇「あの頃ペニー・レインと」◆      「戦争のはじめかた」◆ 2002年「ダークネス」◇「25時」◆ 2003年「X−MEN2」◆ 2005年「イカとクジラ」◆ 2006年「X−MEN:ファイナルディシジョン」◆ その他の出演者: Kerry Walker .... Aunt Morag Genevieve Lemon .... Nessie Tungia Baker .... Hira Ian Mune .... Reverend Peter Dennett .... Head Seaman Te Whatanui Skipwith .... Chief Nihe Pete Smith .... Hone Bruce Allpress .... Blind Piano Tuner Cliff Curtis .... Mana Carla Rupuha .... Heni (Mission Girl) Mahina Tunui .... Mere (Mission Girl) User Rating: 7.4/10 (16,230 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・主演女優賞:ホリー・ハンター ・助演女優賞:アンナ・パキン ・脚本賞:ジェーン・カンピオン 同ノミネート: ・作品賞 ・監督賞:ジェーン・カンピオン ・撮影賞 ・衣裳デザイン賞 ・編集賞 User Comments: John G. Olsonさん Elk River, Minnesota 2006年3月9日 表情の演技 真の演技を見たかったら、 この映画のホリー・ハンターを見ればいい。 顔の表情で、20人の俳優たちが、数千語を費す以上の 演技をみせてくれた。 彼女の存在、彼女の気品、彼女の決意は、実に強烈である 随所で、彼女に同情したくなる。 彼女は、私達が理解できない理由のために、 世界から引き離されてしまっている。 彼女は消耗しきっている。 ニュージーランドに着いた時、 大事に扱われるものと思っていたのだ。 娘役のアンナ・パキンは、新しい環境になじんでいく。 だが、それには犠牲が伴っていた。 ピアノは、取り残されたもののシンボルである。 彼女のマオリ族ジョージとの情事は、 報酬目当てであり、情欲からでもある。 それがどのようなものなのかは、知るべくもない。 演技は、全く驚くべきものであり、アカデミー賞にふさわしい。 実に官能的なシーンがある。 危険なシーンもある。 苦痛、利己心、そして暴力シーンだ。 ホリー・ハンターは、すべてを超越し、 この窮地を進んでいく。 (この場合、熱帯雨林だ) 彼女なりのやりかたで、誇らしく立ち上がる。 オトーサン、 「スゴイ女流監督がいたもんだ」 女性心理の描写の深さには、特筆すべきものがあります。 JANE CAMPION  ジェーン・カンピオン 誕生日 1954/4/30 出身 ニュージーランド・ウェリントン 監督作 1984年「キツツキはいない」 1986年「ルイーズとケリー」 1989年「スウィーティー」 1990年「エンジェル・アット・マイ・テーブル」 1993年「ピアノ・レッスン」 1996年「ある貴婦人の肖像」 1999年「ホーリー・スモーク」 2003年「イン・ザ・カット」 次にIMDbで。 ジェーン・カンピオンは、ニュージーランドのウェリントンで生まれ、 現在は、豪州のニューサウスウェールス州のシドニーに住んでいる。 1975年、ヴィクトア大学を人類学で学士号をとって卒業した後、 1979年、シドニー美術学校で、修士号をとった。 1980年代初期、オーストラリア・フィルム&テレビ・スクール在学中に 映画製作をはじめる。 最初の短編映画「ピール」(1982)は、 1986年、カンヌ映画祭・短編映画部門でパルムドールを獲得した。 もうひとつの短編映画”Passionless Moments”(1983)、 ”A Girl's Own Story”(1984)、 ”0086858”、そしてTV映画”2 Friends”(1986)、 これらのすべてが、オーストラリアや海外の映画祭で受賞した。 最初の長編映画は、「スウィーティー」(1989)で、 共同脚本で監督だった。 この映画は、1989年、Georges Sadoul prizeの最優秀外国語映画賞を受賞し、 また、1990年、ロサンゼルス批評家協会の新世代賞を受賞した。 さらに、American Independant Spirit Awardの優秀外国語映画賞を受賞し、 オーストラリア批評家協会賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、 最優秀主演女優賞を獲得した。 続いて、「エンジェル・アット・マイ・テーブル」(1990)は、 Janet Frameの自伝をドラマ化したものだったが、 1990年、ヴェニス映画祭・Silver Lion賞を受賞するなど、7つの賞を受賞した。 トロントとベルリン映画祭でも受賞し、 American Independent Spirit Awardを再び受賞し、 シドニー映画祭では、1990年のもっとも人気のある映画に選出された。 「ピアノ・レッスン」(1993)は、カンヌ映画祭でパルムドールを獲得した。 この名誉ある賞を受賞したはじめての女性監督である。 1993年のアカデミー賞では、最優秀脚本賞も受賞している。 同時に、最優秀監督賞にノミネートされている。


殺人カメラ

オトーサン、 「おお、ロッセリーニの名作だ」 この映画が表現しているイタリアの街の風景、 そして、メッセージは、永久不滅です。 原題:La Macchina ammazzacattivi(1952)    Machine to Kill Bad People 監督:Roberto Rossellini 原作:Eduardo De Filippo /Fabrizio Sarazani 脚本:Sergio Amidei/Giancarlo Vigorelli/ Franco Brusati/Liana Ferri/Roberto Rossellini Genre: Drama Country: Italy Language: Italian Color: Black and White 上映時間:80分 あらすじ: 悪魔が、あるひとりよがりの写真家に、 地上から「邪悪な者」を襲うカメラパワーを与える。 当然のことながら、 怒れる写真家は、その新しい武器を村人たちに向ける。 最初は、金持ちや有名人だ。 まもなく、その犠牲者は貧者にも拡大される。 いらだちと軽蔑に駆られ、わずかな欠点が殺しを招く。 必然的に、彼は、みんなを破滅させはじめる。 出演者: Gennaro Pisano .... Celestino(セレスティノ) William & Helen Tubbs/Marilyn Buferd .... American tourist(米人旅行者夫妻) Giovanni Amato .... The Mayor(町長) オトーサン、 「セレスティ、この老人、いいねぇ」 ハリウッド映画では絶対に主役になれませんが、 “イタリアン・ネオリアリズム”では、堂々の主役です。 勿論、海外映画俳優マガジンに経歴など出ていません。 その他の出演者: Clara Bindi .... Giulietta Del Bello Alfonso Della Mura .... Celestino Pietro Carloni Joseph Falletta Camillo Buonanni Giacomo Furia Carlo Giuffre Aldo Nanni Gaio Visconti User Rating: 6.3/10 (24 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 名匠ロッセリーニの傑作です。 User Comments: k.onodera 2006年11月16日 写すと死ぬという、殺人カメラ登場。 殺したい人物の写真を撮影してもOK、遠隔殺人も可能。 平凡な漁村の平凡なカメラ屋の男の前に悪魔が現れ、 死をつかさどるカメラを与えたのだ! …というコメディなんだけど、 意外なことにこの映画、『無防備都市』や『ドイツ零年』の ロベルト・ロッセリーニ監督作品なんですね。 横暴な政治家や搾取する者、シャイロックなど、 一部の人物を殺せば社会は良くなるという思想。 正義感に燃えるカメラ屋が悪人を撮りまくっていると、 世慣れたお医者の先生が言う。 「お前はよく善悪の区別がつくな。 俺はこの歳になっても全く分からん。 善人も悪人も同じ顔をして歩いている」 「浜の真砂は尽きるとも世に悪人の種は尽きまじ」 と、石川五右衛門も言っていた。 金持ちも貧乏人も、同じように悪い。 こうなったらみんな撮らないとだめなわけだ。 プロレタリアートがあんまり好きじゃないぼくにとっては、 すごく共感できる哲学だ。 デ・シーカの『自転車泥棒』だって、 プロレタリアート的なシーンは邪魔だものね。 今回のロッセリーニのユーモアセンスは、社会風刺ということもあって、 ジョセフ・マンキーウィッツとか、市川崑あたりに似てるが、 少し上品でおとなしい感じかな。 ハワード・ホークスだとか、ビリー・ワイルダーだとかの下品な笑いに慣れていると、 少しもの足りないかもしれない。 それにしてもイタリアの漁村は、観てていやになるくらい貧しいなぁ。 アメリカ人が来るだけで、大人も子供も大騒ぎするし。 ヴィスコンティの、『揺れる大地』を思い出した。 オトーサン、 「この監督はスゴイ!」 映画史に名を残しましたし、 バーグマンの熱愛相手としても名を残しました。 ROBERTO ROSSELLINI  ロベルト・ロッセリーニ 誕生日 1906/5/8-1977/6/3  出身 伊ローマ 子供のときから映画に興味を持ち、 34年に教育映画連盟で編集などを手掛け、短編映画と撮り始める。 41年の「白い船」で長編デビュー。 45年「無防備都市」、46年「戦火のかなた」を発表、 “イタリアン・ネオリアリズム”として世界的に反響を呼んだ。 63年に「ロゴパグ」のエピソードの一つを演出後、 テレビ映画に活動の場を移した。 イングリット・バーグマンとの熱愛事件は有名。 娘は、イザベラ・ロッセリーニ。 77年に心臓発作でこの世を去った。 監督作 1945年「無防備都市」 1946年「戦火のかなた」 1947年「ドイツ零年」 1948年「殺人カメラ」「アモーレ」 1950年「神の道化師フランチェスコ」「ストロンボリ」 1951年「ヨーロッパ一九五一年」 1952年「七つの大罪」(挿話) 1953年「イタリア旅行」「われら女性」(挿話) 1955年「不安」 1958年「インディア」 1959年「ロベレ将軍」 1960年「ローマで夜だった」 1962年「ロゴパグ」


クォ・ヴァディス

オトーサン、 「クォ・ヴァディスか、面白そうだ」 ラテン語で「いずこへ?」という意味ですが、 新約聖書では、”ドミネ−・クォ・ヴァディス” 「主よ、何処に行き給ふか?」という有名な文言です。 ローマの大火から命からがら逃げてきたペトロが、 その途中でイエスに出会い、問いかけた文言です。 それに対してイエスはこう言います。 「ローマへ行って十字架にかかるのだ」 息を呑んだペドロは、ローマに引き返し、焼け死ぬのです。 中学生の頃、この本をわくわくしながら読みました。 ローマを焼き払った皇帝ネロに憤りを覚え、 一時期、隠れキリシタンになったものです。 原題:Quo Vadis (1951) 監督:Mervyn LeRoy 原作:Henryk Sienkiewicz 脚本:S.N. Behrman / Sonya Levien/ John Lee Mahin Genre: Drama / History 上映時間:171分 あらすじ: 英国の戦場で3年間戦って ローマに帰還した将軍マーカスは、 リジアに出会い、恋に落ちる。 彼女は、キリスト教徒で、戦士になどかかわりたくなかった。 ローマで、引退した将軍の養女として育ったものの、 リジアは、敗戦国の王女で、正式にはローマの人質だった。 マーカスは、皇帝ネロに願い出て、戦功の褒賞として彼女を貰う。 リジアは憤慨するが、マーカスと恋に落ちる。 やがて、皇帝ネロの残虐さは並外れたものになる。 彼は、ローマを焼きつくし、キリスト教徒たちを非難する。 マーカスは、リジアとその一家を救おうとする。 皇帝ネロは、彼らやすべてのキリスト教徒たちを捕らえ、 ライオンの餌にしようとするが、マーカスとリジアは助かる。 そして、最後にキリスト教が普及していく。 出演者: Robert Taylor .... Marcus Vinicius(マーカス) Leo Genn .... Petronius(ペトロニウス) Deborah Kerr .... Lygia(リジア) Peter Ustinov .... Nero(ネロ) オトーサン、 「どこかでみた顔だな?」 そうでした、あの名探偵ポアロでした。 「若い頃のデボラ・カー、清純だったんだ」 「地上より永遠に」や「王様と私」で魅了された女優さんです。 相手役の将軍マーカスを演じたロバート・テイラー、 その叔父役のレオ・ゲンも、ハリウッドの大スター、 安心してみていられました。 DEBORAH KERR  デボラ・カー 誕生日 1921/9/30 出身 スコットランド・ヘレンズバー イングランドはバレエ学校に学び、 野外劇に出演したところをカブリエル・パスカル監督の目に留まり、 41年に映画で初主演を果たした。 「わが息子エドワード」「地上より永遠に」「王様と私」「白い砂」 「旅路」「サンダウナーズ」で6度もアカデミー賞にノミネートされるが、 受賞に至らず。 94年にアカデミー特別名誉賞が贈られた。 活躍度 ▲↓ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1941年「バーバラ大佐」 1943年「老兵は死なず」 1947年「黒水仙」「自信売ります」 1949年「わが息子エドワード」 1950年「キングソロモン」 1951年「クェ・ヴァディス」 1952年「ゼンダ城の虜」 1953年「東方の雷鳴」「悲恋の王女エリザベス」      「ジュリアス・シーザー」「地上より永遠に」 1955年「情事の終わり」 1956年「怒りと冒涜」「王様と私」「お茶と同情」 1957年「白い砂」「めぐり逢い」 1958年「悲しみよこんにちは」「旅路」 1959年「旅」「悲愁」「愛ふたたび」 1960年「サンダウナーズ」「芝生は緑」 1961年「六年目の疑惑」「回転」 1964年「ドーヴァーの青い花」「イグアナの夜」 1965年「結婚専科」 1967年「007/カジノ・ロワイヤル」 1968年「天使のいたずら」 1969年「さすらいの大空」「アレンジメント/愛の旋律」 1982年「検察側の証人」 1986年「炎のエマ」 PETER USTINOV  ピーター・ユスチノフ 誕生日 1921/4/16-2004/3/28 出身 英ロンドン 父イオナはジャーナリスト、母ナディアは画家。 16歳の時、ロンドン・シアター・スタジオに入り、17歳で初舞台。 「スパルタカス」「トプカピ」でアカデミー助演男優賞を受賞。 「ナイル殺人事件」の私立探偵エルキュール・ポアロ役が有名。 出演作 1944年「最後の突撃」 1951年「極楽ホテル」 1952年「クォ・ヴァディス」 1955年「エジプト人」「俺たちは天使じゃない」      「歴史は女で作られる」 1958年「スパイ」 1960年「スパルタカス」 1961年「サウダウナーズ」「びっくり大将」 1962年「奴隷戦艦」 1964年「トプカピ」 1965年「レディL」 1967年「黒ひげ大旋風」「危険な旅路」 1973年「ロビン・フッド」(声) 1976年「2300年未来への旅」「マタクンベの黄金」 1977年「紫のタクシー」「Oh!外人部隊」 1978年「ナイル殺人事件」 1979年「アシャンティ」「バグダッドの盗賊」 1981年「オリエンタル探偵殺人事件」「マペットの大冒険」 1982年「地中海殺人事件」 1988年「死海殺人事件」 1990年「ドッグ・イン・パラダイス」 1993年「ロレンツォのオイル」 1999年「プロポーズ」 ROBERT TAYLOR  ロバート・テイラー 誕生日 1911/8/5-1969/6/8 出身 米ネブラスカ州フィリー 出演作 1934年「我が家の誇り」 1935年「空の軍隊」「歓楽の女王」      「踊るブロードウェイ」「愛と光」 1936年「小都会の女」「愛の花籠」「愛怨二重奏」      「豪華一代娘」 1937年「椿姫」「坐り込み結婚」 1938年「踊る不夜城」「響け凱歌」「三人の仲間」      「群衆は叫ぶ」 1940年「哀愁」「大編隊」 1941年「最後の無法者」 1949年「賄賂」「アパッチ族の最後」 1950年「流血の谷」 1951年「クォ・ヴァディス」「女群西部へ!」 1952年「黒騎士」「決戦攻撃命令」「荒野の疾走」      「兄弟は皆勇敢だった」 1953年「円卓の騎士」 1954年「王家の谷」「悪徳警官」 1955年「渡るべき多くの河」「古城の剣豪」 1956年「最後の銃撃」「あの日あの時」 1958年「西部の旅がらす」「ゴーストタウンの決闘」      「暗黒街の女」 1959年「決断」 1960年「キリマンジャロの決闘」 1963年「白馬奪回作戦」「決闘ブラック・ヒル」 1964年「禁じられた家」 1967年「荒野のアパッチ」 1968年「青春ダイナマイト」 その他の出演者: Patricia Laffan .... Poppaea Finlay Currie .... Peter Abraham Sofaer .... Paul Marina Berti .... Eunice Buddy Baer .... Ursus Felix Aylmer .... Plautius Nora Swinburne .... Pomponia Ralph Truman .... Tigellinus Norman Wooland .... Nerva Peter Miles .... Nazarius Geoffrey Dunn .... Terpnos User Rating: 7.0/10 (1,848 votes) オトーサン、 「世界の名画でもいいのでは?」 アカデミー賞ノミネート: ・作品賞 ・助演男優賞:レオ・ゲン ・美術監督装置賞(カラー) ・撮影賞(カラー) ・劇・喜劇映画音楽賞 ・衣装デザイン賞(カラー) ・編集賞 User Comments: Mika Pykalaahoさん Jarvenpaa, Finland 202年4月28日 実に楽しめた3時間 私見だが、 マービン・ルロイ監督の名作「クォ・ヴァディス」は、 間違いなく、ローマ帝国を描いた最高の映画である。 アカデミー賞をひとつも獲れなかったことは、 はずかしい不名誉である。 8年後、MGMは、ある映画を上映した。 「クォ・ヴァディス」よりも大きく、長く、いい映画だった。 それは、勿論、「ベン・ハー」であり、アカデミー賞を総ナメにした。 (訳注:作品賞、監督賞:ウィリアム・ワイラー  主演男優賞 チャールトン・ヘストン/ 助演男優賞:ヒュー・グリフィス 美術監督装置賞(カラー)、撮影賞(カラー)、音響賞、劇・喜劇映画音楽賞、  特殊効果賞、衣装デザイン賞、編集賞) 確かに、それは大作スペクタルだったが、 私は、それでも、この「クオ・ヴァディス」のほうが好きだ。 「クォ・ヴァディス」のほうが、面白く、心に響くものがある。 サー・ピーター・ユスチノフの壮大な演技は、 まさに映画の半分を占めている。 スタンレー・キューブリックの「スパルタカス」で、 アカデミー賞助演男優賞を受賞した役も素晴らしいが、 狂気の皇帝ネロ役のすばらしさには、勝てないと思う。 彼のキャリアのなかでも最高の役であり、 彼が天才的俳優であったことの証左である。 この「クォ・ヴァディス」には、謹んで10点満点を献上する。 ありきたりだが、このコメントを次の言葉で閉じることにしたい。 こんな映画はもう作れないだろう。 オトーサン、 「オリーバー・ストーンには、申し訳けないが、 マービン・ルロイのほうが、名監督だったなぁ」 それは、人生経験の差なのでしょう。 ローマの大火を撮るべく運命づけられていたのです。 MERVYN LeROY  マービン・ルロイ 誕生日 1900/10/15-1987/9/13 出身 米カリフォルニア州サンフランシスコ 監督作 1927年「蛮婚崇拝」 1928年「与太空中旅行」「ハロルド・ティーン」「万事円満」 1929年「レヴュー時代」「高速度娘ジャズの巻」「高速度娘蕾の巻」 1930年「高速度娘恋愛合戦」「ハリウッド盛衰記」「女が第一」 1931年「犯罪王リコ」「特輯社会面」「運命の兄弟」「選手の後に娘あり」      「今宵ひととき」 1932年「仮面の米国」「舗道の三人女」「二秒間」 1933年「ブラウンの本塁打」「ゴールド・ディガース」「酔ひどれ船」「世界は還る」 1934年「春の夜明け」「彼の第六感」 1935年「母の素顔」「支那ランプの石油」「いとしのアデリン」 1936年「風雲児アドヴァース」 1938年「婚約リレー」 1940年「哀愁」 1941年「塵に咲く花」 1942年「心の旅路」 1943年「キューリー夫人」 1944年「東京上空三十秒」 1946年「恋愛超特急」 1948年「帰郷」「若草物語」 1951年「クォ・ヴァディス」 1952年「百万弗の人魚」 1954年「ローズ・マリー」 1955年「ミスタア・ロバーツ」(共)「荒野の貴婦人」 1956年「悪い種子」「ロケット・パイロット」 1958年「黄昏に帰れ」「軍曹さんは暇がない」 1959年「連邦警察」 1961年「四時の悪魔」 1962年「ジプシー」 1966年「その日その時」 次に、IMDbで詳しく。 サンフランシスコの大地震と1906年の大火は、 マービン・ルロイにとって、悲劇だった。 彼と父は、生き延びたものの、すべてを失った。 カネを得るために、ルロイは新聞を売り、 歌手のコンテストに参加したりした。 ボ−ドビルの世界では、ルロイとクーパー、 2人の子供たちとピアノで売り出した。 芝居が失敗して後、従兄のJesse L. Laskyと契約し、 ハリウッドに行った。 衣装係、映画のラボ、カメラの助手をやり、 コメディのギャクのライターになり、 サイレント映画でたまに俳優をつとめた。 監督になって、最初の仕事は、「蛮婚崇拝」(1927)だった。 最初のヒット作は、「ハロルド・ティーン」(1928)で、. 週あたり $1,000稼いだ。 ワーナーの"The Boy Wonder"という渾名をもらった。 ライト級の利益を得るという意味だ。 彼のモットーは、シェイクスピアの言葉を借りれば、 「いいストーリーが、いい映画をつくる」であった。 ルロイは、その後の10年間、よりライト級に磨きをかけた。 最初のトーキー映画「Naughty Baby」(1928) 「レヴュー時代」(1929),「高速度娘ジャズの巻」(1929), そして、素朴だが、かなり革新的なミュージカル映画 「高速度娘蕾の巻」(1929)を物にし、 ミュージカルもつくれることを立証した。 大不況の苦しみのなかで、 スタジオのなかでは、不協和音が鳴り響いていた。 観客が欲しているのは、現実逃避ものなのか、 それとも、今日の厳しい現実に対応したテーマの物語がいいのか。 ルロイは、Darryl F. Zanuckの現実主義に味方して、 次の映画の契約を結んだ。 「犯罪王リコ」(1931)は、ギャングスターの流行のはじまりだった。 ルロイは、ドラマティックな監督という名声を得た。 (もっとも、次の作品は、「ハリウッド盛衰記」(1930)だったが) 1930年代を通じて、彼のいくつかの作品は、 社会的主張をテーマにしていた。 通常、負け犬の目でみたものだった。 そのなかの代表作は "I Am a Fugitive from a Chain Gang" (1932)だった。 だが、ワーナーの専属契約の戦馬のひとりとして、 より消化しやすい映画もつくらされた。 ギャン映画の記念碑となった「ゴールド・ディガース」 (1933)である。 もっとも、この作品のなかには、 かなりの社会派意識が含まれているといえる。 Irving Thalbergの死によって、 彼は、MGMの製作陣のトップとなった。. ルロイは、古典映画「オズの魔法使い」 (1939)をプロデュースした。 (部分的に監督もした。クレジットには名前が出なかったが) この映画が受けなかったので、 ルロイは、映画製作から離れる決心をして、監督業に戻った。 彼はいつも俳優たちといい関係だった。 少なからざる大スターを発掘した。 例えば、クラーク・ゲーブルである。 彼は、 Jack L. Warnerの反対で、 ”Little Caesar”の役をもらえなかった) その他には、Loretta Young、Robert Mitchum、 Lana Turnerがいる。 1940年代、彼は多くのヒットを飛ばした。 「塵に咲く花」(1941)、「心の旅路」 (1942)、 そして、当時最も愛国的な映画「東京上空三十秒」である。 戦争末期、彼は1年間、RKOで、プロデューサー兼監督として働いた。 だが、すぐにMGMに戻り、1954年まで働いた。 1950年代のスタジオ・システムの崩壊により、 プロデューサーとは何かを考え直すことになった。 自分の製作会社を設立した。 ワーナー・ブラザースを拠点として、 ヒットした舞台劇をベースにした映画をプロデュースし、監督した。 ルロイは、コメディ、ドラマ、ファンタジー、ミュージカル... いろいろなタイプの映画をつくれるという評判を得たし、 同じタイプの映画は、2度とつくらなかった。 1960年代になると、作品の勢いが失われ、 映画産業の監督業にあきたらなくなっていった。 Pierre Boulleの「猿の惑星」(1968)を手がけようとしたものの、 失敗し、自分のカネをつぎ込むのはリスキーだと思い知った。 とくに、60代半ばの男にとっては。 最後の監督作品は、ジョン・ウエイン主演の 「グリーンベレー」(1968)のいくつかのシーンだった。 1970年代には、Mego Internationalの代表者となり、 西部劇のプロデュースについて語ったが、実らなかった。 だが、長きにわたり才知あり、成功した監督であり、 いくつもの古典作品を生み出したルロイが、 アケデミー賞の最優秀監督賞を受賞しなかったのは、 彼にも責任がある。 カンペキな失敗作はなかったと冗談を言った彼は、 1987年に死んだ。


アレキサンダー

オトーサン、 「おお、これ見逃した映画だ」 元旦の深夜にTBSが放映していました。 監督は、あのオリバー・ストーン。 世界帝国を築いたアレクサンダー大王を題材に 現代の世界帝国・米国をどう批判しているのでしょうか? 原題:Alexander (2004) 監督:Oliver Stone 脚本:Oliver Stone /Christopher Kyle/ Laeta Kalogridis Genre : Action / Adventure / Biography / Drama / War Rated R for violence and some sexuality/nudity. Runtime: 175分 Country: Germany / USA / Netherlands / France Language: English あらすじ: マケドニアの支配者にして征服者である、 かの有名なアレキサンダー大王(紀元前356-323)。 この映画は、その人生を描いた壮大な歴史劇である。 神秘的、宗教的要素もあるが、 主として彼の青年時代と ペルシャおよびインド征服を描いている。 彼は、マケドニア王・フィリポスII世とオリンピアの息子であり、 20歳で国王になり、32歳で死んだ。 そのときまでに、当時知られていた世界の90%を征服し、 その支配は、3大陸と7ケ国に及んだ。 出演者: Colin Farrell .... Alexander(アレキサンダー) Jared Leto .... Hephaistion(ヘファイスティオン) Val Kilmer .... Philip(フィリポス) Angelina Jolie .... Olympias(オリンピアス) Anthony Hopkins .... Old Ptolemy(老プトレマイオス) オトーサン、 「全員、ミス・キャストだなぁ」 コリン・ファレルは、線が細くて神経質なタイプ。 豪胆な大王には、向いていません。 王妃アリンピアス役のアンジェリーナ・ジョリーときたら、 噴飯もの。 名優アンソニー・ホプキンスは、端役。 ヴァル・キルマー演じるフィリポス国王をやるべきでは。 COLIN FARRELL  コリン・ファレル 誕生日 1976/5/31 出身 アイルランド・ダブリン 父イーモン、叔父トミーもサッカー・チーム、 シュムロック・ローバーズの選手。 幼い頃はサッカー選手を目指していたが、演技に関心が移り、 ダブリンのガイエティ演劇学校に入学。 映画は「素肌の涙」で注目され、 「タイガーランド」で主役のボズを演じ、 ボストン批評家協会賞主演男優賞を受賞した。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1998年「素肌の涙」 2000年「私が愛したギャング・スター」      「タイガーランド」◇ 2001年「ジャスティス」◇「アメリカン・アウトロー」◇ 2002年「マイノリティ・リポート」◆「フォーン・ブース」◇ 2003年「デアデビル」◆「S.W.A.T」◇「リクルート」◇      「ヴェロニカ・ゲリン」◆「ダブリン上等!」 2004年「アレキサンダー」◇ 2005年「ニュー・ワールド」◇「イノセント・ラブ」◇ 2006年「マイアミ・バイス」◇ JARED LETO  ジャレッド・レト 誕生日 1971/12/26 出身 米ルイジアナ州ボシエー・シティ お坊ちゃん風の顔立ちの美形俳優。 少年期は母親と弟と共にヒッピー生活を送り、 生活費を稼ぐためにレストランの皿洗いのアルバイトをしていた。 映画デビュー作は「キルトに綴る愛」。 「バジル」(1997)では、クリスチャン・スレーター、 クレア・フォラーニを相手に悩み多き青年貴族バジルを演じ、 見事主演をつとめた。  映画ごとにイメージの違う役を演じていて、演技は多彩。 テレビでは「アンジェラ/15才の日々」でジョーダン役を演じている。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1995年「キルトに綴る愛」 1996年「THE LAST OF THE HIGH KINGS」 1997年「プリフォンテーン」◇「バジル」◇「スイッチバック」◆ 1998年「シン・レッド・ライン」◆「ファイト・クラブ」◆      「ルール」◆「サンセット・ストリップ」 1999年「17歳のカルテ」◆ 2000年「アメリカン・サイコ」◆「レクイエム・フォー・ドリーム」◇ 2001年「パニックルーム」◆ 2004年「アレキサンダー」 2005年「ロード・オブ・ウォー−史上最強の武器商人と呼ばれた男−」 その他の出演者: Rory McCann .... Crateros David Bedella .... Scribe Christopher Plummer .... Aristotle Gary Stretch .... Cleitus John Kavanagh .... Parmenion Nick Dunning .... Attalus Marie Meyer .... Eurydice Joseph Morgan .... Philotas Ian Beattie .... Antigonus Jonathan Rhys Meyers .... Cassander Denis Conway .... Nearchus Neil Jackson .... Perdiccas Garrett Lombard .... Leonnatus Chris Aberdein .... Polyperchon Raz Degan .... Darius Erol Sander .... Persian Prince Francisco Bosch .... Bagoas Annelise Hesme .... Stateira Toby Kebbell .... Pausanius Rosario Dawson .... Roxane Bin Bunluerit .... Indian King Jaran Ngamdee .... Indian Prince Brian McGrath .... Doctor User Rating: 5.4/10 (25,927 votes) オトーサン、 「駄作!」 ラジー賞ノミネート ・ワースト作品賞 ・ワースト監督賞:オリヴァー・ストーン ・ワースト主演男優賞:コリン・ファレル ・ワースト主演女優賞:アンジェリーナ・ジョリー ・ワースト助演男優賞:ヴァル・キルマー ・ワースト脚本賞 User Comments: Tunさん Skanderborg, Denmark 2004年11月27日 最悪の映画をつくるには: オリヴァー・ストーンによる安易な10のステップ。 1) まず、どの役者もミスキャストにする。   これは、実に簡単なことだ。 どの役者も演じている役が何たるか分かっていない。 2) オーケストラでは、ノンストップでハープを演奏させる。   ムードをあおるために。 3) アレキサンダー大王を女々しく性的にイライラしたファビオに仕立てる。 4) 何が起きているのか、誰もわからない。  そうした方法で、すべての戦闘シーンを撮影する。   勿論、戦闘の渦中にいるように、カメラを振り回す。   戦いが最高潮に達したら、めちゃめちゃな色のコントラストを使う。 5) マケドニア語の会話をアイルランドのアクセントにする。 ギリシャ語は、英語のアクセントにする。   全員が、ぼそぼそしゃべっている。 6) 焦点が定まらないようにする。  観客が映画館を去る前に、こう言ったら。   "OK、何を言いたかったんだ?"   それは失敗作の証拠だ。 7) 歴史上最高の戦士を笑うべき哲学で描き、   3時間のうち、2時間半を時間のムダにする。 8) 映画の出演者には、最低6-7ケのニセの傷をつける。 9) 史上最悪の映画をつくろうとしたら、   メーキャップ・アーティストを追加して雇い入れる。  すべての俳優に過剰なお化粧をする必要があるからだ。 10) 何かきちんとしている部分があったら、撮り直す。   どのシーンも、前より悪くする。   これによって観客を完全にどちらからの状態にさせる。 実際に見た上で大笑いするか、大泣きする。 クールなテーマだったのに、なんて悪い映画にしてしまったんだ。 これが「アレキサンダー」の実態である。 10点満点で、1点。 オトーサン、 「オレが監督だったら、  ヘファイスティオンを主人公にして撮ったなぁ」 大王を演じる役者なんか、この世にはいません。 急がば回れ。 間接的に描いたほうが、 大王の映画になったのでは? ○ヘファイスティオン  Hephaistion、紀元前356? - 324  アレキサンダー大王の幕僚、軍師、親友。  同い年だったが、身長と体格で優っていた。  容貌は美しく武勇に優れていた。  大王と親密な関係であり、大王よりも1年早く病死したが、  そのとき大王は大いに悲しんだという。  アテネにはヘファイスティオン神殿がある。  マケドニアの首都、ペラに生まれる。  貴族アミュンタスの子。  アレキサンダーの親友で、即位すると護衛官に任じられた。  東方遠征が開始されると副官として侍った。  紀元前333年のイッソスの戦いのあと、  連れ立って捕えられたダレイオス3世の母親と妃のもとを訪れたとき、  母親は二人のどちらが王であるか見分けがつかず、  上背のあるヘファイスティオンの前に跪いてしまう。  大王は「お気になさるな。この男もまたアレキサンダーなのだから」  そう笑って咎めなかった。  フェニキア征服戦のさいは、シドンの町の新しい王を選び出し、  エジプト侵攻前には艦隊を率いてフェニキア沿岸を巡航し、一帯の治安を保った。  ガウガメラの戦いでは騎兵将校の一員として奮戦し、  左翼のパルメニオンの部隊を助け、乱戦のなかで腕を槍で貫かれるという重傷を負う。  フィロタスの陰謀事件のさいには、  幕僚の多くが即時処刑を要求したのに対し、  クラテロスらとともに拷問による真相究明を主張して容れられた。  フィロタスの処刑の結果、ヘタイロイ騎兵指揮官の座が空席となると  クレイトスとともに後任の指揮官に任じられた。  ソグディアナの平定からインド侵攻にかけては、しばしば別働隊を率いて活躍し、  ペルディッカスとともにカーブル渓谷を確保。  大王の本隊に先駆けてインダス川までくだり、渡河の準備をする。  ヒュダスペス河畔の戦いでは本隊に加わって奮戦し、  その後別働隊を率いてパンジャブ東部の諸侯、小ポロスに降伏を勧告。  大王が撤退を決意すると、インダス川をくだる船隊に並行して  陸路を南下し、住民が逃げさったシンド南部のパタラ砦を接収。  その後、大王とともにゲドロシアの砂漠を行軍して  ペルシア本国に到達し、紀元前324年春にスーサで行なわれた合同結婚式で  ダレイオス3世の娘、ドリュペティスを娶る。  (彼女は大王の妻、皇女バルシネの妹)  また、舅のオクシュアルテスの娘アマストリネも彼の妻となった。  エクバタナで突如病に倒れ、7日ほどで病死した。  このとき大王は嘆き悲しみ、投薬を誤ったかどで医師を処刑し、  三日間にわたって食事もとらず衣服も整えずにひきこもり、  バビロンに1万タランタを費やして巨大な火葬壇を築き、  神として祭るように命じたという。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ハートブレイカー

オトーサン、 「しまった!」 ジャッキー・チェンの「酔拳」を録画したはずが、 この「ハートブレイカー」しか録画していませんでした。 半信半疑で見たのですが、美女大活躍の映画でした。 原題:Heartbreakers (2001) 監督:David Mirkin 脚本:Robert Dunn/ Paul Guay/ Genre: Comedy / Crime / Romance Rated PG-13 for sex-related content including dialogue. Country: USA Language: English / Russian 上映時間:123分 あらすじ: マックスとペイジは、母と娘の詐欺師。 マックスが金持ちの男を誘惑して結婚した後、 ペイジが、不倫をしかけて、 マックスが巨額の慰謝料をせしめるという手口だ。 そして、母娘は次の犠牲者にとりかかる。 出演者: Sigourney Weaver .... Max Conners(マックス) Jennifer Love Hewitt .... Page Conners(ページ) Gene Hackman .... William B. Tensy(ウィリアム) Ray Liotta .... Dean Cumanno(ディーン) Jason Lee .... Jack Withrowe(ジャック) オトーサン、 「いいコンビだ!」 母親役のシガニー・ウィーバーは演技上手。 娘役のジェニファー・ラブ・ヒューイットは、ナイスボディ。 「眼福」とは、まさに、このこと。 SIGOURNEY WEAVER シガニー・ウィーバー 誕生日 1949/10/8 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク市 エール大学演劇科に入学し、修士号を取得。 卒業後はアクターズ・ワークショップで演技を学び、 75年に舞台女優としてデビュー。 映画デビューは77年「アニーホール」。 87年「エイリアン2」のリプリー役で アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。 88年「愛は霧の彼方に」と「ワーキングガール」で アカデミー主演女優賞と助演女優賞にダブル・ノミネートされた。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1976年「MADMAN」 1977年「アニー・ホール」 1979年「エイリアン」◇ 1981年「目撃者」 1983年「危険な年」「世紀の取引」 1984年「ゴーストバスターズ」◆ 1985年「シガーニー・ウィバーの大発掘」◇ 1986年「エイリアン2」◇「ハーフムーン・ストリート」 1988年「愛は霧の彼方に」「ワーキング・ガール」◆ 1989年「ゴーストバスターズ2」◇ 1992年「エイリアン3」◇「1492コロンブス」 1993年「デーヴ」 1994年「死と処女」◇ 1995年「コピー・キャット」◇「ジェフリー!」 1997年「アイス・ストーム」◇「エイリアン4」◇「スノーホワイト」◇ 1999年「マップ・オブ・ザ・ワールド」◇ 2000年「ギャラクシー・クエスト」◇「CIAの男」◇ 2001年「ハートブレイカー」 2002年「9.11あの日を忘れない」 2003年「穴/HOLES」 2004年「ヴィレッジ」 JENNIFER LOVE HEWITT  ジェニファー・ラブ・ヒューイット 誕生日 1979/2/21 出身 米テキサス州ウェイコ 9才の時からテキサス・ショー・チームの一員として活躍し、 その後、ロサンゼルスでテレビや映画に出演し、人気を得た。 テレビでは「サンフランシスコ空の下」でスコット・ウルフの ガール・フレンド役でブレイク。 1997年の「ラストサマー」で殺人犯と戦う 知的な美女ジュリー役で主演を勝ち取り、 翌年「ラストサマー2」でも続いて主演。 「スクリーム」のネーブ・キャンベルの後追いとも揶揄されがちだが、 美しさと体当たりの演技力でカバー。 1992年から歌手としても活躍しており、 「レッツ・ゴー・バング」「ジェニファー・ラブ・ヒューイット」他 3枚のアルバムを発表している。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1992年「まんちい」(TM) 1993年「天使にラブソングを2」 1996年「パーフェクト・ファミリー」 1997年「ラストサマー」◇「トロイアン・ウォー」 1998年「ラストサマー2」◇「待ちきれなくて」「テリング・ユー」 1999年「ザ・サバーバンズ」◇ 2000年「オードリー・ヘプバーン物語」 2001年「ハートブレイカー」「ノートルダムの鐘U」(TM) 2002年「タキシード」 2004年「ガーフィールド」 その他の出演者: Anne Bancroft .... Gloria Vogal/Barbara Jeffrey Jones .... Mr. Appel Nora Dunn .... Miss Madress Julio Oscar Mechoso .... Leo Ricky Jay .... Dawson's Auctioneer Sarah Silverman .... Linda Zach Galifianakis .... Bill Michael Hitchcock .... Dr. Arnold Davis Pierre Gonneau .... Priest at First Wedding Shawn Colvin .... Minister at Second Wedding User Rating: 6.1/10 (11,136 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: inga_cutebaby_ellaさん United Kingdom 2006年4月29日 クール、何度も見たわ!!!!!! なんて素敵におかしな映画なの!!!! ジェニファー・ラブ・ヒューイットとシガニー・ウィーバーが、 うまく演じているわ。 いい感動的なシーンもあるの。 それに、見て! ジェニファー・ラブ・ヒューイット。 明るい色の超ミニ・ドレスが素敵よ。 そうなの。 彼女って、”小さな雌犬”から、 みんなが振りむく官能的な美女になったのよ。 シガニー・ウィーバーは、おかしいの。 彼女が演じるロシア女・オルガ役には、はまったわ。 でも、混乱したの。 髪の色が同じなのに、長さが変わっているのよ。 あるときは、長髪で赤毛。 あるときは、短い巻き毛で金髪、かつらなのね。 そうだとしても、気配がないのよ!!!! 彼女の歌う"back in the U.S.S.R"は、愉快で覚えやすかった。 レイ・リオッタ、ジーン・ハックマン、ジェイソン・リー、 みんなカンペキな愛の犠牲者だった。 ジェニファー・ラブ・ヒューイットがベッドで眠っていて、 眼を開けて泣くシーン、 いまでも、これをみると、胸がつまるわ。 素敵な映画。 10点満点で10点。 オトーサン、 「結婚詐欺か...」 この映画では、男が女に騙されるのですが、 フツーは、女が男に騙されるようです。 でも、基本的な用心をすれば、騙されないですむハズ。 ○石田陽子 <結婚をエサに罠を仕掛ける人を見抜く方法>  外見、肩書き、年収、年齢、学歴など、   条件だけで相手を判断するのは危険。 結婚しているのに未婚を装ったり、   同棲中の彼女がいるのにフリーだといって 女性を騙そうとする男性は、もともと嘘をつくのが上手です。 ●日頃から軽い嘘をよくつく。 ●自分の都合がいいときだけ連絡してくる。 ●ムードを大切にする。 ●話が大きく、見栄っ張り。 ●家族や友達に紹介してくれない。 ●お金の話をよくする。 ●なかなか連絡をくれない(仕事中以外でも留守電が多い)   「結婚」をエサに女性を騙そうという人の特徴でいえるのは、   自分の素性をできるだけ知られたくないということ。   「今度、家に行ってもいい?」「ご両親に会いたい」と言ったとき、 相手はどんな反応を示すか。 自分のことが好きだから甘い言葉をささやいてくれる…… そう信じたいのが女心だけど、では、 大人の男がまだ結婚していない大切な女性からお金を借りようとするでしょうか?  そのへんのところを冷静に判断する必要があります。 <被害に遭わないために> 「結婚しよう」「愛している」という甘い言葉に惑わされて お金を渡す前に、結婚相手について、次のことを確かめておく必要があります。  (1)名前(偽名を使っていないか)  (2)住所は確認済み?  (3)勤務先は確認済み?   携帯電話の番号やメールアドレスしか知らないと、 すぐに連絡が取れなくなる可能性があるからです。 名刺にある名前、勤務先だけを信じていると、 他人の名刺を自分のものとして渡していた、 自分で勝手に作ったものだった、なんてことがあるようです。 不安を感じていても、いきなり「身元が証明できる書類を見せてほしい」というのは 言いづらいことかもしれません。 「私の免許書の写真って、寝起きって感じで眠そうな顔なの。 ね? ○○さんの写真見せて」という軽いノリで住所と本籍地、名前を確認する そういうのもアリでしょ。   「誰かに必要とされたい」その思いが強すぎると、   自分を必要としてくれる人を信じたいという気持ちから判断力が鈍ります。 自分だけで悩みを抱えてしまわないように、信頼できる第三者に その相手を「本当に信用していいのか」チェックしてもらうのも、 結婚詐欺を事前に防ぐ一つの方法です。      出典:http://allabout.co.jp/relationship/love/closeup/CU20041006A/


リトル・ブッダ

オトーサン、 「よくチェックしなくては」 昨日の「グース」見ていました。 そこで、録画前に、allcinemaでチェックしました。 ベルナルド・ベルトルッチ監督作品か。 期待してよさそうです。 原題:Little Buddha (1993) 監督:Bernardo Bertolucci 原作:Bernardo Bertolucci 脚本:Rudy Wurlitzer/ Mark Peploe Genre: Drama Country: Liechtenstein / UK / France Language: English 上映時間:123分 あらすじ: ラマ僧ノルブー師がシアトルにやってきて、 崩御されたドルジェ師の生まれ変わりを探し回る。 ジェシー少年をみつけ、 その後、カタマンドで浮浪児ラジャ、 さらにインド上流家庭の少女ギータを探し当てる。 彼らはうちそろってブータンに赴く。 そこで、誰が高僧の真の生まれ変わりか試験をする。 この話に挿入されるのが、 後に仏陀として知られるシッダルータ王子の物語である。 無知から真の悟りへの心の旅路を追う。 出演者: Keanu Reeves .... Siddhartha(シッダルタ) Ruocheng Ying .... Lama Norbu(ノルブー師) Alex Wiesendanger .... Jesse Conrad (ジェシー) Raju Lal .... Raju(ラジェ) Greishma Makar Singh .... Gita(ギータ) オトーサン、 「えっ?このひと、キアヌ?」 あまりに若いので、シンジラレナーイ状態になりました。 KEANU REEVES  キアヌ・リーブス 誕生日 1964/9/2 出身 レバノン・ベイルート レバノン・ベイルート生まれ。 父親はハワイ系中国人、母親はイギリス人。 オーストラリア、ニューヨークと引っ越し、 6才からカナダのトロントに移り住む。 高校時代はアイス・ホッケーの選手で シアター・アーツ・スクールに通いながら夜間の演技塾で学ぶ。 大学でもアイス・ホッケーの選手として活躍したが、 プロの誘いを断り、俳優になることを決め、俳優学校へ通う。 16才で地元のテレビ番組に初出演。 映画デビューは、アイスホッケー映画の カナダ作品「栄光へのフィニッシュ」(1985)。 その後、ヒッチハイクでハリウッドに行き、 俳優として本格的活動を始めた。 「リバース・エッジ」「パーマネント・レコード」など 初期の作品ではナイーブで青年を演じ、 「ビルとテッドの大冒険」での脳天気な高校生テッド役が受け、 全米の人気アイドルに。 1994年「スピード」の大ヒットで大スターとなる。 1991年にはロックバンド「ドッグ・スター」を結成し、ライブ活動を開始。 バンドではベースを担当。左利き。 1995年には、カナダのウィニペグで「ハムレット」の舞台に立ち、 ハムレットを演じた。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「栄光へのフィニッシュ」 1986年「栄光のエンブレム」「アクト・オブ・ベンジェンス」 (TM)      「リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン」 (TM)      「アンダー・ブルー」 (TM)      「おもちゃの国のクリスマス」 (TM)      「ザ・ブラザーフッド」 (TM) 1987年「リバース・エッジ」 1988年「ミッドナイトをぶっとばせ!」      「パーマネント・レコード」「旅立ちの季節」      「プリンス・オブ・ペンシルバニア」「危険な関係」 1989年「ビルとテッドの大冒険」◇「バックマン家の人々」      「熱砂の恋 アヴァンチュール・サマー」 (TM) 1990年「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」      「ラジオタウンで恋をして」 1991年「ハートブルー」◇「ビルとテッドの地獄旅行」◇      「マイ・プライベート・アイダホ」 1992年「ドラキュラ」 1993年「から騒ぎ」「カウガール・ブルース」      「ミュータント・フリークス」 1994年「リトル・ブッダ」「スピード」◇ 1995年「雲の中で散歩」◇「JM」◇ 1996年「チェーン・リアクション」◇「フィーリング・ミネソタ」◇ 1997年「死にたいほどの夜」◇「ディアポロス/悪魔の扉」◇ 1998年「ミー&ウィル」 1999年「マトリックス」◇ 2000年「リプレイスメント」◇「ザ・ウォッチャー」◇「ギフト」◆ 2001年「スウィート・ノベンバー」◇「陽だまりのグラウンド」◇ 2003年「マトリックス リローデッド」◇「マトリックス レボリューションズ」◇      「恋愛適齢期」◇ 2005年「コンスタンティン」◇「サムサッカー」◆ 2006年「イルマーレ」◇「ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー」      「スキャナー・ダークリー」(声) その他の出演者: Chris Isaak .... Dean Conrad Bridget Fonda .... Lisa Conrad Sogyal Rinpoche .... Kenpo Tenzin Ven. Khyongla Rato Rinpoche .... Abbot Ven. Geshe Tsultim Gyelsen .... Lama Dorje Jo Champa .... Maria Jigme Kunsang .... Champa Thubtem Jampa .... Punzo Surehka Sikri .... Sonali T.K. Lama .... Sanjay User Rating: 5.5/10 (3,430 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 キリスト教世界には、仏教は違和感があったのでしょう。 User Comments: fulanoさん New York 2000年1月21日 仏教への誘い 登場人物が信じられないのはイヤだ。 あなたが、そんなことを気にしないひとなら、 この映画は別世界へと導いてくれる。 善と悪が交錯する世界へと。 シッダルタ王子は、 われわれ全員がもつ”内なる悪魔”と戦う。 シッダルタ王子の人生を追うシーンは美しい。 これは仏教徒入門であり、 シッダルタ王子が悟りを求めて試みる修行の様が見られる。 映画のその他の部分では、 そう、いろいろな場所に連れていかれ、 様々な信じられないような人物たちに出会える。 チベット仏教について知らないが、 教義を学ばず精神修養もせず、 ただかじってみたい人にとっては、 この映画は、いいイントロになるだろう。 オトーサン、 「輪廻転生、いいねぇ」 年をとると、病や死が身近なものになってきます。 死んだら最後ではなく、天国にいけるとか、 生まれ変わって、この世に現れてくる そうした考えは、大変魅力的です。 この映画、そんな希望を与えてくれるのですが... ネットで、素敵な解説をみつけました。 歴史的背景や難しい教義を これだけ分かりやすく書けるとは、大したものです。 ○輪廻転生  輪廻転生…。生まれ変わり…。前世…。  東洋系の宗教で、よく聞く与太話だが。  それって、本当にあるのだろうか?  そもそも、キリスト教の影響が強い西洋では、  「生まれて、死んで、審判を受けて、天国か地獄へ行く」という、  「ただ一回の生」しか認めていない。  まぁ、少なくとも、どっちかがウソを言っているわけだ。  (もちろん、どっちも、自分は真理を言っていると豪語しているわけだが)    じゃあ、輪廻転生は、ウソなのだろうか?  いやいや、そう結論するのは、まだ早い。  偉大な先人達の教えは、そう簡単に切り捨てられるものじゃない。  だって、「前世の記憶を持つ転生者」 が世界中にたくさんいて、  「輪廻転生した」と証言しているではないか!  なにより、輪廻転生のたしかな証拠として、  チベット仏教の「ダライ・ラマ」がいる!  チベット……、なんて神秘的な響きだろう。  インドもそうだが、僕たちは、チベットという場所に対して、  ものすごく神秘的なイメージを持っている。  「チベット(もしくはインド)の奥地には、  ストイックに真理を探究している人たちがいて、  そこには、本当の宗教と教えがある。」  そんな憧れにも似たイメージを僕らは持っている。  (精神世界や東洋哲学にハマッているココロの弱い連中ほど、その傾向は強い。)  その、チベット仏教が「輪廻転生」があるって言っているんだよ?  他の戦争ばっかりやっている宗教や、うさんくさい新興宗教なんかが、  言っているんじゃない。  チベット仏教の悟りを開いた高僧たち……そして、その最高峰が言っているんだよ!?  「ワタシ 輪廻転生 シマシタ〜。シンジナサイ。」って。  もし、チベット仏教までも、どこぞの新興宗教と同じように、信者を騙すために、  ウソばっかり並べていたとしたら……、もう、宗教なんて信じられませんよ、ホント。  じゃあ、そのチベット仏教の歴史を追ってみましょう。  そもそも、  「民衆を救済するために、何度も生まれ変わって、世界を導いてくれる」  というダライ・ラマ制度は、  1578年、モンゴルの王族アルタン・ハンから  「ダライ・ラマ(大海上人の意)」という称号を与えられるところから始まります。  って、おい!1578年!?  歴史的に言えば、つい最近じゃねえか?  昔から、あったわけじゃないのかよ!!  チベットでは、仏教が盛んだったが、ひとつ大きな問題があった。  そもそも、どんな宗教でもそうだが、宗教家というのは、  高いカリスマ性をもっている必要がある。  カリスマ性、指導力のない人物のもとには、人々は集まってこない。当たり前の話だ。  だから、逆にいえば、カリスマ性を持ったお坊さんがいる寺には、  たくさんの民衆が集まっていく。  だが、もちろん、そんな偉いお坊さんだって、いつかは死んでしまうのだ。  問題は「その偉いお坊さんが死んだらどうするか?」である。  そういう偉いお坊さんの後継者として、親族や弟子が引き継いだとしても、  うまいこと師匠に匹敵するようなカリスマ性や指導力を持っているとは限らない。  (というか、大抵はダメ。)  後継者がダメだと、民衆は、去っていく。  民衆の支持で、生活が成り立っている寺にとって、それは死活問題なのだ。  さてさて。  当時、チベット仏教は、4つの宗派に分かれて争っていたのだが…。  そのうちの、カギュ派(さらにそのなかの一派であるカルマ・カギュ派)が、  この問題について、うまい方法を考えた。  「あ、そうだ!じゃあ、師匠の生まれ変わりを立てればいいんじゃないの?」  と考えたのである。  そこで、いきなり、他人の家に上がりこみ  「この子こそ、ワレワレが探していた師匠の生まれ変わりです!」と持ちかける。  そりゃあもう、信仰心の厚い国柄だもの  「オラの子供が?へぇへぇ〜、もったいねぇ〜。」と言って、当然のように子供を差し出す。  そうして、何も知らない子供も教育して、師匠の生まれ変わりとして、祭り上げるのだ。  そうしたら、これが大ヒット!!  カギュ派は、大きく発展した。  これで、もう偉大な師匠が死んでも、師匠の信者をそのまま維持できるのだ。  減る心配はもうない。  さらに、「生まれ変わり」という神秘性も功を奏して、信者がどんどん  集まってきたのだ。  こうなると、当然、他の宗派は、面白くない。  そうきたら、もう手はひとつ。  「ウチの師匠は死にましたが、この子が、その生まれ変わりです」  と他の宗派も一斉にマネをし始めたのである。  こうして、チベットの歴史に、突如、  「お坊さんの輪廻転生ブーム」が巻き起こるのであった。  まったく……。  チベット仏教として、古くから、  「お坊さんが輪廻転生で生まれ変わって、民衆に道を説く」ということが  いつのまにかあった……という話であれば、まだいい。  それなら、まだ信じるに値する。  だが、歴史的に、チベット仏教をみてしまえば、  「輪廻転生による高僧の生まれ変わり」が、いかに歴史が浅く、  明らかに信者獲得のために作られた、ウソっぱちだってことが、  はっきりしてしまうのである。  出典:http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/rinne.html


グース

オトーサン、 TVの番組表をチェック。 元旦の正午からTOKYO MXで映画をやっていました。 「グース?何だっけ?」 辞書を引いたら、"goose:ガチョウ" 「変だな、飛べないよなー」 原題には、飛んで家路に着くとあります。 (この映画、鑑賞済みでした:題名総索引1098) 原題:Fly Away Home (1996) 監督:Carroll Ballard 原作:Bill Lishman 脚本:Robert Rodat/ Vince McKewin Genre: Family / Adventure / Drama Rated PG for an opening accident scene and some mild language. 上映時間:107分 あらすじ: 母親が交通事故死をしたので、 エイミーは父親と暮らすことになる。 新しい暮らし、人生そのものに絶望して、引きこもる。 だが、伐採された林の跡地にガチョウの卵を見つける。 環境保護運動への参加、 孤児になったガチョウの飼育や渡りの指導... それが、彼女の生きがいになったのだ。 出演者: Jeff Daniels .... Thomas "Tom" Alden(トム) Anna Paquin .... Amy Alden (エイミー) Dana Delany .... Susan Barnes (スーザン) オトーサン、 「子役のアンナ・パキン、可愛いなぁ」 演技も、アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派です。 JEFF DANIELS  ジェフ・ダニエルズ 誕生日 1955/2/19 出身 米ジョージア州アセンズ セントラル・ミシガン大学卒業後、 ニューヨークのサークル・レパートリー劇団に入り活躍。 81年「ラグタイム」で映画デビュー。 83年「愛と追憶の日々」のデブラ・ウィンガーの夫役で アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1981年「ラグタイム」 1983年「愛と追憶の日々」 1985年「カイロの紫のバラ」「目撃者マリー」 1986年「心みだれて」「サムシング・ワイルド」 1987年「ラジオ・デイズ」 1988年「事件を追え」「スウィート・ハート・ダンス」 1989年「チェッキング・アウト」 1990年「アラクノフォビア」「悲しみよさようなら」 1991年「グランド・ツアー」「夢の降る街」 1992年「ペイダート」 1993年「ゲティスバーグの戦い/南北戦争運命の三日間」 1994年「スピード」 1995年「ジム・キャリーはMr.ダマー」 1996年「グース」「101」「トゥー・デイズ」 1997年「Mr.ダマー2 1/2」 1998年「プレザントビル」「ブラボー火星人2000」      「カラー・オブ・ハート」 1999年「イッツ・ザ・レイジ」 2000年「REM(レム)」「デラウェア渡河作戦/勝利への決断」(TM)      「不正発覚/スタインメッツ校事件」(TM) 2002年「ブラッド・ワーク」「めぐりあう時間たち」 2005年「グッドナイト&グッドラック」 「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」      「イカとクジラ」 2006年「RV」 ANNA PAQUIN  アンナ・パキン 誕生日 1982/7/24 出身 米ニュージーランド・ウェリントン 体育教師の三人兄妹の末っ子として生まれる。 兄も姉も運動と音楽に秀でていたが、 彼女は特別なレッスンを受けずに普通に育つ。 ある日、姉の友人から映画の新人オーディションの話を受けて、 応募したところ、5000人の中から選ばれて、 93年「ピアノ・レッスン」で映画デビュー。 11歳という史上二番目の若さでアカデミー賞助演女優賞を受賞。 その後は自分をアピールできる役に恵まれていなかったが、 99年「キャスティング・ディレクター」ではセクシーな家出娘、 2000年「X−メン」ではローグ役など演じ、新境地を見せ始めた。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「ピアノ・レッスン」◆ 1996年「ジェイン・エア」「グース」◇ 1997年「アミスタッド」◆ 1999年「シーズ・オール・ザット」◆「キャスティング・ディレクター」◆      「オーバー・ザ・ムーン」「イッツ・ザ・レイジ」 2000年「X−メン」◇「小説家を見つけたら」◇      「あの頃ペニー・レインと」◆「戦争のはじめかた」◆ 2002年「ダークネス」◇「25時」◆ 2003年「X−MEN2」◆ 2006年「X−MEN:ファイナルディシジョン」◆ その他の出演者: Terry Kinney .... David Alden Holter Graham .... Barry Stickland Jeremy Ratchford .... DNR Officer Deborah Verginella .... Amy's Mother Michael J. Reynolds .... General David Hemblen .... Dr. Killian Ken James .... Developer Nora Ballard .... Jackie Sarena Paton .... Laura Carmen Lishman .... Older Girl Christi Hill .... Older Girl Judith Orban .... Teacher User Rating: 6.8/10 (4,144 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート: ・撮影賞 User Comments: purvesgrundyさん 2000年3月30日 美しく繊細 「トイ・ストーリー」に続き「グース」がやってきた。 子供向け映画の長い列に、もうひとつ珠玉の作品が加わった。 大人も楽しめる。 ストーリーは、こうだ。 13歳のエイミーは、アメリカのニュージーランドに住む女の子。 母親の交通事故死の後、 疎遠になっていたカナダに住む父親のもとで暮らすことになる。 エイミーは、引きこもりになる。 だが、孤児になったガチョウのひな(gosling)を発見し、 卵を暖め、餌をやり、アメリカ南部への渡りができるようになるまで さまざまな面倒をみることになる。 安手の子供映画に堕すところだが、 登場人物をよく描いていることで、救われている。 エイミーを演じるのは、アンナ・パキン。 息を呑むほど大人っぽい子だ。 大人向けの映画よりも、複雑な人物として描きこまれている。 助演陣も、生き生きしており、映画を信頼できるものとしている。 撮影は、美しい。 薄暗い秋の風景。 赤、黄、オレンジの紅葉の爆発が、時間を洗い清めてくれる。 最後の飛行シーンがすばらしく、 信じられないほど新鮮な映画に仕上がっている。 オトーサン、 「どうも、区別がつかんなぁ」 悪役の業者が、あのアヒルのやつらのせいで、 何で、開発中止になるんだと怒っていました。 無知という点では、同類なので、 あらためて、お勉強をしておきましょう。 ○ガチョウ  ガチョウ(鳥、英名:goose、複数形はgeese) ガンカモ科の鳥。家禽。 野生のガン(wild goose)を飼いならして家禽化したもの。 ガンと似ているが、太っており、飛ぶ力は全くない。 肉用としてよりも、肝臓を肥大化させたフォアグラのほうが有名。 ○アヒル  アヒルアヒル(家鴨、英名:Duck)  カモ科のマガモから人為的に作り出された家禽で、水鳥。  用途は愛玩、食肉、採卵、羽毛採集。  公園などの池に放し飼いにされているほか、ペットとしても飼われている。  太っており、翼が小さく数メートルしか飛べない。  一年で150〜200個の卵を産む。  アヒルとマガモの交配種が、アイガモで、飛ぶことができる。 ○雁(がん、かり)  カモ目カモ科の水鳥の総称。  大きさはカモより大きく、ハクチョウより小さい。  狩猟の対象であったが、日本では保護鳥で禁猟。  北海道宮島沼や宮城県伊豆沼などに冬鳥として飛来する。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日記

オトーサン、 「おい、フジ! 馬鹿な題名つけるな」 フジテレビの深夜番組を録画したのですが、 ふざけた邦題に激怒いたしました。 でも、これって配給会社がつけたようです。 原題を直訳すると、「より不機嫌な老人たち」となります。 地味過ぎたのでしょうか? 原題:Grumpier Old Men (1995) 監督:Howard Deutch 脚本:Mark Steven Johnson Genre: Comedy / Romance Rated PG-13 for salty language and innuendos. 上映時間:101分 あらすじ: Wabashaカウンティは、なーんも変わらぬ田舎。 マックスとジョンは、35年間も喧嘩し続けている。 95歳のおじいちゃんは、依然として飲酒、喫煙、女漁り。 伝説の"Catfish Hunter"を誰も釣りあげられない。 そいつは、巨大ナマズで、釣ろうとした男に向かって、 にやりと笑うのだ。 6ケ月前、ジョンは、町に新しくやってきた女と結婚した。 ひとびとは、独身のマックスは寂しかろうと噂する。 マックスの唯一の楽しみは、釣りだというのに、 新オーナーは、釣具店を閉じ、リストランテをオープンする。 出演者: Walter Matthau .... Max Goldman(マックス) Jack Lemmon .... John Gustafson (ジョン) Sophia Loren .... Maria Sophia Coletta Ragetti(マリア) オトーサン、 「このひと、大好きだなー」 ひょうひょうとした役者さんです。 「おっ、このひと、ジャック・レモン?」 若い頃の映画しかみていないので、びっくり。 年をとったレモンなんて。 「えっ、ソフィア・ローレンも、出てくるの?」 懐メロ番組を見聞しているかのようです。 WALTER MATTHAU  ウォルター・マッソー 誕生日 1920/10/1-2000/7/1 出身 米ニューヨーク 出演作 1955年「ケンタッキー人」「赤い砦」 1956年「群衆の中の一つの顔」「黒い報酬」 1958年「水兵さんには暇がない」「闇に響く声」 1960年「逢う時はいつも他人」 1962年「脱獄」「浮気の計算書」 1963年「シャレード」 1964年「さよならチャーリー」「未知への非行」 1965年「蜃気楼」 1966年「恋人よ帰れ!我が胸に」「プレイラブ48章」 1968年「おかしな二人」「キャンディ」 1969年「ハロー・ドーリー!」「サボテンの花」 1971年「おかしな求婚」「おかしなホテル」「コッチおじさん」 1973年「おかしな結婚」「突破口!」「マシンガン・パニック」 1974年「サブウェイ・パニック」「大地震」「フロント・ページ」 1975年「ニール・サイモンのサンシャイン・ボーイズ」      「放浪紳士チャーリー」(ナ) 1976年「がんばれ!ベアーズ」 1978年「すばらしき仲間たち」「カリフォルニア・スイート」 1979年「ホップスコッチ」 1981年「バディ・バディ」 1982年「わたしは女優志願」 1983年「大奮戦サバイバル特訓」 1985年「映画の作り方教えます」 1986年「ポランスキーのパイレーツ」 1988年「カウチ・トリップ」 1991年「JFK」「わんぱくデニス」 1994年「星に想いを」「ラブリー・オールドメン」 1995年「ラブリー・オールドメン釣り大将LOVELOVE日記」 1996年「I'M NOT RAPPAPORT」「グラス・ハープ」 1997年「カリブは最高!」 1998年「おかしな二人2」 2000年「電話で抱きしめて」 JACK LEMMON  ジャック・レモン 誕生日 1925/2/8-2001/6/27 出身 米マサチューセッツ州ボストン 出演作 1955年「私の夫は二人いる」「ミスタア・ロバーツ」 1956年「夜の乗合自動車」 1957年「海の荒くれ」 1958年「カウボーイ」「媚薬」 1959年「お熱いのがお好き」 1960年「南太平洋ボロ船作戦」「アパートの鍵貸します」「ペペ」 1962年「悪名高き女」「酒とバラの日々」 1963年「あなただけ今晩は」「ヤムヤム・ガール」 1964年「ちょっとご主人貸して」「女房の殺し方教えます」 1965年「グレート・レース」 1966年「恋人よ帰れ!わが胸に」 1968年「おかしな二人」 1969年「幸せはパリで」 1970年「おかしな夫婦」 1971年「コッチおじさん」 1972年「おかしな関係/絶体絶命」「お熱い夜をあなたに」 1973年「セーブ・ザ・タイガー」 1974年「フロント・ページ」 1975年「放浪紳士チャーリー」(ナ) 1976年「寄席芸人」(TM) 1977年「エアポート’77/バミューダからの脱出」 1979年「チャイナ・シンドローム」 1980年「マイ・ハート マイ・ラブ」 1981年「バディ・バディ」 1982年「ミッシング」 1984年「青春の祈り・司祭への道」 1985年「マカロニ」 1988年「七十年目の審判」(TM) 1989年「晩秋」 1991年「JFK」 1992年「摩天楼を夢見て」「ザ・プレイヤー」      「大富豪、大貧民」(TM)「チャーリー」 1993年「黄昏のブロードウェイ/ライフ・イン・ザ・シアター」 1994年「ラブリー・オールドメン」「ショーツ・カッツ」 1995年「グラスハープ 草の竪琴」 1996年「ラブリー・オールドメン釣り大将LOVELOVE日記」「ハムレット」      「元大統領危機一髪/プレジデント・クライシス」      「あやしい奴ら」 1997年「カリブは最高!」「12人の怒れる男」(TM) 1998年「おかしな二人2」 1999年「風の行方」(TM)「モリー先生との火曜日」(TM) 2000年「バガー・ヴァンスの伝説」 SOPHIA LOREN  ソフィア・ローレン 誕生日 1934/9/20 出身 イタリア・ローマ 活躍度 △→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1951年「アンナ」「クォ・ヴァデス」 1953年「ナポリの饗宴」 1954年「侵略者」「河の女」 1955年「バストで勝負」「殿方殺し」 1957年「島の女」「誇りと情熱」「失われたものの伝説」 1958年「楡の木陰の欲望」 1959年「鍵」「月夜の出来事」「黒い蘭」「私はそんな女」 1960年「西部に賭ける女」「ナポリ湾」「バラ色の森」      「求む!ハズ」 1961年「ふたりの女」アカデミー主演女優賞      「エル・シド」「戦場に駆ける女」 1962年「ボッカチオ’70」「真夜中へ五哩」「アルトナ」 1963年「昨日・今日・明日」 1964年「ローマ帝国の滅亡」「あゝ結婚」 1965年「クロスボー作戦」「レディL」 1966年「栄光の丘」「アラベスク」 1967年「チャップリンの伯爵夫人」「イタリア式奇蹟」 1969年「ひまわり」 1971年「結婚宣言」 1972年「ラ・マンチャの男」 1973年「旅路」 1974年「愛の終わりに」「逢いびき」 1975年「ガンモール」 1977年「カサンドラ・クロス」「特別な一日」 1978年「ブラス・ターゲット」 1979年「愛の彷徨」「リベンジャー」 1989年「ふたりの女」 1994年「プレタポルテ」 1995年「釣り大将LOVELOVE日記/ラブリー・オールドメン」 2002年「微笑みに出逢う街角」 その他の出演者: Ann-Margret .... Ariel Gustafson Burgess Meredith .... Grandpa Gustafson Daryl Hannah .... Melanie Gustafson Kevin Pollak .... Jacob Goldman Katie Sagona .... Allie, Melanie's Daughter Ann Morgan Guilbert .... Mama Ragetti James Andelin .... Sven Marcus Klemp .... Eddie, Assistant Manager Max Wright .... County Health Inspector Cheryl Hawker .... Lena Wayne A. Evenson .... Handsome Man Allison Levine .... Assistant at Dog Pound User Rating: 6.2/10 (5,022 votes) オトーサン、 「もう少し高くてもいいいのでは?」 User Comments: Corrieさん Spokane, WA 2002年10月8日 第1作より面白い! この映画は、徹底的に陽気だ。 何トンものしゃれた寸言にあふれている。 ウォルター・マッソーとジャック・レモンは、 2人とも、歴史に残る愉快な役者だ。 (2人とも、安らかに眠りたまえ) マックス役とジョン役、 ほかの誰も、演じられないだろう。 ソフィア・ローレンは、映画史における最高の美女だ! もっとも愉快なシーンのひとつを紹介しよう。 彼女が、マックスにキスされた後、 "Holy moly"(おやまあ)と言うのだ。 この映画、見るべし。 楽しめるだろう。 ユーモアのセンスがあれば! オトーサン、 「えっ、これって第2作だったの?」 第1作は、"Grumpy Old Men" (1993)で、 筋書きも、出演者も、似たようなものです。 大感激した覚えがあります。 (注:題名索引 877) この映画では、95歳のメレディスが、 眠ったように死んでいたシーンがありました。 「いいなぁ、ああいう最後は...」 老境に達したものの気持ちを見事に表現しています。 同じ文脈で、第1作のユーザー・コメントが、 実に見事だったので、ご紹介しましょう。 User Comments: xflrocksさん PA, USA 2002年7月14日 俳優は不死身、コメディは永遠不滅。 (前略) マックスとジョンの掛け合いは、 ノンストップで、100分以上笑わせてくれる。 筋書きも、結末も、いい加減なものだが、 誰が気にするだろう? リアリティを追求するなら、 気落ちする映画や、新聞、CNNをみればいいのだ。 この映画の配役がすんなり決まったかどうか知らないが、 出演者全員が、その役を完全に演じきっている。 アン・マーガレットは、 60年代は、踊り、腰を回すセクシーなイメージだったが、 ごく自然ですばらしい女優になった。 バージェス・メレディス...どう言ったらいいのか? ジョンの父親役として完全だった。 下品で愛すべき老人だ。 ジャック・レモンとバージェス・メレディスの間柄は、 お気楽なものだが、それも悪くないだろう? 80歳を越えた老メレディス以上に 94歳の老人をうまく演じられる役者はいるだろうか? メレディスは、愛すべきひとだが、 Daryl Hannahは、愛らしい。 (中略) この映画を再びみて、落ち込むのは、 弦楽器が終わってしまったという事実だ。 ウォルター・マッソー、ジャック・レモン、 そしてバージェス・メレディスも、この世を去ってしまった。 私は、この映画を悲しみなくして見ることはできない。 いい年をした俳優たちがこの世を終えるとき、 われわれは悲しみをおぼえる。 そして、10年前のかれらの古典映画をみる。 ウォルター・マッソーとジャック・レモン、 まだまだ頑張ってほしかった。 どこかで読んだことがある。 この映画は、第3作も予定されていると。 ("Grumpy Old Men 3" 、"Odd Couple 3") この輝くチームが、成功する映画を この先、もっと作れるかどうかは分からない。 この成功の方程式は、古臭くなったかも知れない。 ウォルター・マッソーとジャック・レモンがもう演技できないから... その役は、まさに彼ら自身そのものだったからだ。 「ラブリー・オールドメン」や 「ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日記」では、 映画をみている間中、旧友を訪問している気になれる。 古い友人たちは、年とともに愛らしくなる。 訪れてくれると、うれしくなる。 どんな役を演じていようと。 バージェス、ウォルター・マッソー、ジャック・レモン..... あなたたちが、いまどこにいようと... 何年ものあいだ、贈りとどけてくれた笑いの数々に、 ありがとうと言いたい。 「あなたたちは、いい気持ちにさせてくれた」 これは、誰もが望みうる最高の墓銘碑だろう。


センチメンタル・アドベンチャー

オトーサン、 「おお、やっとる!」 いま話題の監督だからでしょうか、 クリント・イーストウッドの監督映画を 深夜のTVで上映していました。 早速、録画して、翌日、ゆっくり鑑賞しました。 原題:Honkytonk Man (1982) 監督:Clint Eastwood 原作・脚本:Clancy Carlile Genre: Comedy / Drama / Music 上映時間:122分 あらすじ: 大不況時代のオクラホマ。 Wagoneer一家に、2人の訪問者があった。 ものすごい砂嵐、そして乱暴な運転のコンバーチブル。 運転していたのは、悪漢レッド。 女房の弟だった。 カントリーウエスタンのミュージシャンで、 グラン・オールオプリーのオーデイションに招待されていた。 (彼が成功する一生に一度のチャンスなのだ) 運転が下手で、一文なしで、おまけに結核にかかっていた。 14歳のウィットは、一生綿摘み人夫で終わりたくない、 これがチャンスと思い、レッド叔父さんの運転手と保護者として 行かせてほしいと母親に頼みこむ。 こうして陽気で痛烈な悪漢の旅がはじまる。 出演者: Clint Eastwood .... Red Stovall(レッド) Kyle Eastwood .... Whit (ウィツト) Alexa Kenin .... Marlene(マリーン) オトーサン、 「哀愁そのもの、いいねぇ」 実の息子のカイルとの共演も、いいですね。 CLINT EASTWOOD  クリント・イーストウッド 誕生日 1930/5/31 出身 米カリフォルニア州サンフランシスコ 父の仕事の関係で、 北カリフォルニア州内で転校を繰り返す。 オークランドに落ち着いて、 チャーリー・パーカーの生演奏を聴き、ジャズに傾倒。 トランペットとピアノを始める。 高校では、舞台に立つ。 卒業後、木材伐採工、トラック運転手、 地元クラブでピアノの弾き語りのアルバイトをする。 51年、徴兵で陸軍に入隊し、フォート・オード基地に3年駐留。 入隊中に知り合ったマギー・ジョンストンを追って、 除隊後、南カリフォルニアへ。 53年、ロサンゼルス市立大学に入学し、演技論を学ぶ。 同年12月にマギーと結婚。 54年にユニバーサル映画のスクリーン・テストに合格。 ユニバーサル主催の俳優養成所で演技、発声法、歌、ダンスを習う。 薄給だったため、妻マギーが水着モデルとして生計を支える。 55年「半漁人の逆襲」で映画デビュー。 2年間で7本の映画に端役出演。 57年、ユニバーサルとの雇用契約期間が終わり、大学中退。 プール掘りの仕事などで生活資金を稼ぐ。 58年CBSのテレビ西部劇「ローハイド」で 準主役ロディ・イエーツ役を得て、人気に。 64年イタリア映画「荒野の用心棒」に出演。 「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」で、一躍西部劇スターへ。 67年、製作プロダクション「マルパソ・カンパニー」設立。 71年「恐怖のメロディ」で初監督。 同年「ダーティハリー」のハリー・キャラハン役が大ヒット。 85年、妻マギーと離婚。 92年「許されざる者」でアカデミー賞監督賞受賞。 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」で 2度目のアカデミー賞監督賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 監督作 1971年「恐怖のメロディ」 1973年「荒野のストレンジャー」 1975年「アイガー・サンクション」 1976年「アウトロー」 1977年「ガントレット」 1980年「ブランコ・ビリー」 1982年「ファイヤーフォックス」「センチメンタル・アドベンチャー」 1983年「ダーティハリー4」 1985年「ペイルライダー」 1986年「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」 1988年「バード」 1990年「ルーキー」「ホワイトハンター・ブラックハート」 1992年「許されざる者」 1993年「パーフェクト・ワールド」 1995年「マディソン郡の橋」 1996年「目撃」 1997年「真夜中のサバナ」 1999年「トゥルー・クライム」 2000年「スペース・カウボーイ」 2002年「ブラッド・ワーク」 2003年「ミスティック・リバー」 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」 2006年「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」 その他の出演者: John McIntire .... Grandpa Verna Bloom .... Emmy Matt Clark .... Virgil Barry Corbin .... Arnspringer Jerry Hardin .... Snuffy Tim Thomerson .... Highway Patrolman Macon McCalman .... Dr. Hines Joe Regalbuto .... Henry Axle Gary Grubbs .... Jim Bob Rebecca Clemons .... Belle Johnny Gimble .... Bob Wills Linda Hopkins .... Blues Singer User Rating: 6.2/10 (1,159 votes) オトーサン、 「地味な作品だけど、もっと高くていいのでは」 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ノミネート ・ワースト主題歌賞:"No Sweeter Cheater Than You" User Comments: jamesbondさん 2004年8月30日 珠玉の作品 クリント・イーストウッドの注目作だ。 強く心に訴えてくる。 アメリカそれ自身と同じく古くからあるテーマの 暖かく哀れみのある物語である。 ひとりの男とその甥への愛、音楽、 結核で死ぬまえに有名になりたいという思い。 クリント・イーストウッドの声は最高ではないが、 容赦なく迫りくる時間と戦う男の気持ちを理解させてくれる。 不況の描写は、すばらしい。 歌も並外れたものだ。 テーマソングの後半を歌い継いだMarty Robbinsにも注目したい。 要するに、すばらしい映画だ。 いつまでも、長く心に残るだろう... オト−サン、 「邦題はよくないな。 ”センチメンタル・アドベンチャー”ではなく、 ”センチメンタル・ジャ−ニー”にすべきです。 若いひとは、大冒険を期待して、がっかりするでしょう。 なお、ネットで、彼の知られざる一面をみつけました。 ○クリント・イーストウッド  Clint Eastwood, 本名Clinton Eastwood Jr.  アメリカの映画俳優、映画監督。身長187cm。  数多くの西部劇やアクション映画に出演し、トップスターの地位を確立。  監督としても「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」で  アカデミー賞作品賞と監督賞を2度ダブル受賞するなど、  現代のアメリカ映画界を代表する人物と目されている。  古くからジャズに対する造詣が深く、  「ミスティック・リバー」、「ミリオンダラー・ベイビー」、  「父親たちの星条旗」では、音楽担当のクレジットに名前を連ねている。  政治活動への参加も積極的で、  1986年から約2年間カリフォルニア州カーメル市の市長を務めた。  共和党員でありながらリバタリアニズムを主張。  自ら資金を調達し、知事グレイ・デイヴィスへ退陣を迫る投票を行い、  民主的な政治家の政治への参加を求めるテレビCMを製作した。  2003年5月には、当時開戦したばかりのイラク戦争と、  開戦を敢行した国家の双方を「極めて重大な過ちを犯した」と批判。  政治論争に積極的で『ミスティック・リバー』で主演に起用した  ショーン・ペンがバグダッドに向かうのを説得して止めた。  同性結婚に対して臆することなく持論を展開している。  1997年にファッションブランド「テハマ」を共同経営者名義で設立。  (ネイティブ・インディアンの言語で「大自然」の意)  同名のゴルフコースも所有している。  出演映画のチラシはファンの間で、  スティーブ・マックイーンと双璧を成すほど人気が高く、  「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」、  「華やかな魔女たち」、「奴らを高く吊るせ!」の初版チラシは  1枚で数十万円単位まで価格が高騰している。  なお、”Clint Eastwood”という名前はアナグラムで  ”Old West Action”(懐かしい西部劇)になる。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


フル・モンティ

オトーサン、 「おっ、やっとる!」 早朝、何気なしに新しいTVの番組検索をみて発見。 録画して、午前中かけてのんびり鑑賞しました。 「フルモンティ」って、意味分かりますよね。 原題:The Full Monty (1997) 監督:Peter Cattaneo 脚本:Simon Beaufoy Genre: Comedy Rated R for language and some nudity. Country: UK Language: English 上映時間:91分 あらすじ: 舞台は、イギリスのシェフィールド。 かつては、”鉄鋼の街”として栄え、 大規模な鉄鋼業が集まり、仕事も多かった。 今は、鉄鋼業も衰退し、製鋼所も閉鎖され、 失業と絶望が広がっている。 2人の失業者が地元女性に人気の男性ヌード・ショウをみて、 同じことをやってみようとする。 だが、踊れないし、仲間も必要だった。 悩みながらも、やることに決める。 そんななか、いかにも似合わぬ仲間をスカウトし、 ショウに備えて、練習を開始する。 人々の興味をそそるには、 ”フルモンティ”を売りにしなければならない。 果たして決行できるだろうか? その馬鹿騒ぎを家族に隠しおおせるだろうか? トラブルなしですむだろうか? ひとびとが集まってくるだろうか ? やがて、そのすべてが判明するだろう。 出演者: Robert Carlyle .... Gaz(ガズ) Mark Addy .... Dave(デイブ) Tom Wilkinson .... Gerald(ジェラルド) Lesley Sharp .... Jean(ジーン) オトーサン、 「芸達者がそろうと、愉快だなぁ」 大盤振る舞いで、経歴は4人とも紹介してしまいましょう。 ROBERT CARLYLE  ロバート・カーライル 誕生日 1961/4/14 出身 スコットランド・グラスゴー 4歳で母と死別し、17歳で学校を中退、 ペンキ職人をしながら、生活費を稼ぎ、演技の勉強をする。 ロンドン王立音楽演劇アカデミーで学び、 89年「沈黙の叫び」で映画デビュー。 代表作は「フル・モンティ」のガズ役。 他「ワールド・イズ・ノット・イナフ」では007の敵役、 「プランケット&マクレーン」では主役を演じている。 アントニア・バード監督作品の常連で 「司祭」「フェイス」「ラビナス」に出演。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「リフラフ」 1994年「司祭」 1996年「トレインスポッティング」「ゴー・ナウ GO NOW」      「カルラの歌/戦士たちの鎮魂歌」 1997年「フェイス」「フル・モンティ」 1998年「フェローズ」 1999年「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」◆「アンジェラの灰」◇      「ラビナス」◇「プランケット&マクレーン」◇      「ザ・ビーチ」◆ 2000年「リトル・ストライカー」 2001年「エンド・オブ・オール・ウォーズ」 2002年「ケミカル51」◇「家族のかたち」◇ 2006年「エラゴン 遺志を継ぐ者」◆ MARK ADDY  マーク・アディ 誕生日 1963 出身 英ヨーク市 15歳の時からヨーク・シアター・ロイヤルの裏方として働き始め、 その後、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで学び、 多くの舞台に立つ。 97年「フル・モンティ」で、英国アカデミー賞助演男優賞受賞。 映画では「フリント・ストーン2」で主役を務めた。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「フル・モンティ」 1998年「ジャック・フロスト/パパは雪だるま」 2000年「フリント・ストーン2/ビバ・ロック・ベガス」      「天国から来たチャンピオン2002」 2001年「ROCK YOU!〈ロック・ユー!〉」 2002年「タイムマシン」 2003年「悪霊喰」 TOM WILKINSON トム・ウィルキンソン 誕生日 1948/12/12 出身 英ヨークシャー カンタベリーのケント大学で英文学の学位を修得。 97年「フル・モンティ」の鉄鋼所の監督役で、 英国アカデミー賞助演男優賞受賞。 2001年「イン・ザ・ベッドルーム」でアカデミーと賞と BAFTAの主演男優賞にノミネートされ、 インディペンデント・スピリット賞と ニューヨーク映画批評家協会賞の主演男優賞と サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。 テレビ・シリーズでは84年「サハロフ/愛と自由を求めて」、 90年「第一容疑者」などがある。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1990年「背徳の仮面」 1993年「父の祈りを」 1994年「司祭」 1995年「いつか晴れた日に」 1996年「ゴースト&ダークネス」 1997年「オスカー・ワイルド」「フル・モンティ」      「オスカーとルシンダ」 1998年「ラッシュアワー」「恋に落ちたシェイクスピア」 1999年「楽園をください」 2000年「パトリオット」 2001年「イン・ザ・ベッドルーム」「ブラックナイト」 2002年「真珠の耳飾りの少女」 2004年「エターナル・サンシャイン」「理想の女(ひと)」 2005年「エミリー・ローズ」 LESLEY SHARP  レスリー・シャープ 誕生日 1964/ 出身 英リヴァプール ギルドホール音楽演劇学校で学び、舞台女優として活躍。 97年「フル・モンティ」で、英国アカデミー賞助演女優賞受賞。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1993年「ネイキッド」 1994年「司祭」 1997年「フル・モンティ」 2001年「フロム・ヘル」 その他の出演者: William Snape .... Nathan Steve Huison .... Lomper Paul Barber .... Horse Hugo Speer .... Guy Emily Woof .... Mandy Deirdre Costello .... Linda Paul Butterworth .... Barry Dave Hill .... Alan Bruce Jones .... Reg Andrew Livingston .... Terry Vinny Dhillon .... Sharon User Rating: 7.2/10 (26,657 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・オリジナル作曲賞(ミュージカル・コメディ) 同ノミネート ・監督賞:ピーター・カッティーノ ・オリジナル脚本賞 User Comments: elektraking007さん Hungary 2002年12月4日 この映画のことを何も知らずに、 テープに録画し日をいまだに祝っている。 数ケ月前にTVで、「フル・モンティ」をみた。 ちょうどはじまるところだったので、 空いたビデオテープがないか探した。 どんな映画か知らなかったが、 テープにとっておくべきとなぜか思ったのだ。 そして、びっくり。 録画する価値があったのだ! いまや、毎週末に見ている。 最初に見たときと同様、楽しんでいる。 スタイル、ユーモア、すべてがいい。 仕事を得ようと懸命なフツーのひとをみるのはナイスだ。 そのためなら、何でもやってのけるのだ。 私は、音楽を買った。 ハッキリ言おう、 70年代の音楽のフアンなら買う価値がある。 この映画、私のお気に入りになった。 シンプルなのがいい。 同時に、非常に楽しめる。 オトーサン、 「フル・モンティって、どういう意味だっけ?」 あやうく、カマトトしそうになりました。 ヌード、スッポンポン、フルチンのことでしたよね。 でも、実は、深ーい意味があったようなのです。 ○フル・モンティ」の語源  ”Monty”とは、第二次大戦でナチス・ドイツ陸軍将軍ロンメルを破った、  英国陸軍元帥 Bernard Law Montgomery(1887-1976)の愛称。  Montgomery将軍は、豪快で何事も徹底的にやる人柄で知られる。  たとえば、決戦が近づくと、どんなに優秀な軍人でも食が細くなるのに、  作戦実行の朝でも、食べ応えのあるこってりした英国式の朝食を  フルコースで平らげていたというエピソードがある。  "Full Monty"という言葉は、ここから生まれたもので、  「徹底的に、最後まで、とことんやる」という意味もある。  出典:須田泰成「モンティ・パイソン大全」 http://britannia.cool.ne.jp/cinema/title/title-fu.html#Full-Monty


ヒップホップ・プレジデント

オトーサン、 「茶番劇だけど、大事なんだ」 4年毎に行なわれるアメリカ大統領選挙。 候補者たちは支持を得ようと 歯の浮くようなセリフを吐いたり、 子供の肩を抱いてみせたりするのです。 来年の参院選でも、同じような光景が展開するでしょう。 選挙後には、消費税増税が待っているのです。 原題:Head of State (2003) 監督:Chris Rock 脚本:Chris Rock/ Ali LeRoi Genre: Comedy Rated PG-13 for language, some sexuality and drug references. 上映時間:95分 あらすじ: ワシントン近郊の市会議員ギリアムは、失職し、窮地に。 だが、党のリーダーの死で、突如拾われ、 大統領候補という檜舞台に立ってしまう。 ギリアムの人生を彩るメンバーをあげよう。 ・無粋な兄ミッチ...副大統領候補になる。 ・以前、彼を見限った元恋人のキム...  ファーストレディになれそうになって突然心変わり。 ・マーチン...選挙キャンペーン責任者。 ・リサ...ギリアムを信じきっている女性。 ・デブラ...ギリアムの大統領候補擁立に賛同しないが、  渋々、アドバイザーになる。 出演者: Chris Rock .... Mays Gilliam(ギリアム) Bernie Mac .... Mitch Gilliam (ミッチ) Lynn Whitfield .... Debra Lassiter(デブラ) オトーサン、 「この人、知らんなぁ」 クリス・ロック、この映画の監督・脚本・主演の大活躍。 「...あまり演技派じゃないけれど」 他の出演者も、さほど見るべき演技はありませんでした。 CHRIS ROCK  クリス・ロック 誕生日 1966/2/7 出身 米サウスカロライナ州アンドリュー ブルックリン育ち。 89年からNBCの「サタデー・ナイト・ライブ」に出演し、人気者に。 HBOでは「クリス・ロック・ショー」という自分の番組を持っている。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1987年「ビバリーヒルズ・コップ2」 1991年「ニュー・ジャック・シティ」 1992年「ブーメラン」 1993年「CB4」 1995年「パンサー」 1998年「リーサル・ウエポン4」◆ 1999年「ドグマ」◆ 2000年「ベティ・サイズモア」◆      「天国から来たチャンピオン2002」◇ 2001年「A.I.」◆「プーティ・タン」      「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 2002年「9デイズ」◇ 2003年「ヒップホップ・プレジデント」◇ 2005年「ロンゲスト・ヤード」◇ BERNIE MAC  バーニー・マック 誕生日 1958/10/5 出身 米イリノイ州シカゴ シカゴの小さなクラブで スタンダップ・コメディアンとしてキャリアを開始。 92年「モー・マネー」で映画デビュー。 テレビでは2001年開始のファミリー・コメディ 「THE BERNIE MAC SHOW」で二つのエミー賞を受賞。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1992年「モー・マネー」 1993年「ビート・オブ・ダンク」 1994年「クレイジー+ファンキー+ハイパー+パワービート」 1995年「friday」 1996年「ゲット・オン・ザ・バス」 1997年「リングサイドの帝王/ドン・キング・ストーリー」(TM) 1998年「ザ・プレイヤーズ」 1999年「エディ&マーティンの逃亡人生」 2000年「キング・オブ・コメディ」 2001年「オーシャンズ11」「ビッグ・マネー」 2003年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」      「バッド・サンタ」「ヒップホップ・プレジデント」 2004年「オーシャンズ12」「Mr.3000」 LYNN WHITFIELD 出演作 リンウィット・フィリールド 1983年「ダン・エイクロイドのDr.デトロイトを探せ!」 1985年「スラッガーズ・ワイフ」「シルバラード」 1986年「FBI シークレット・プロジェクト」      「ジョージ・マッケンナ物語 暴力教室に挑んだ男」 1987年「ジョーズ'87 復讐篇」 1991年「裸の女王 ジョセフィン・ベイカー・ストーリー」 1992年「青春のサボイ・ボール」 1994年「緊急病棟」      「イン・ザ・アーミー こちら最前線、異常あり」 1996年「バッドフェロー」 1997年「ゴーン・フィッシン’」 1997年「プレイヤー 死の祈り」 1998年「グッドナイト・ムーン」「ビューティフル・ウェディング」 1999年「勇気への道」 2003年「ヒットポッププレジデント」 2004年「クリップス」 その他の出演者: Dylan Baker .... Martin Geller Nick Searcy .... Brian Lewis Robin Givens .... Kim Tamala Jones .... Lisa Clark James Rebhorn .... Sen. Bill Arnot Keith David .... Bernard Cooper Tracy Morgan .... Meat Man Stephanie March .... Nikki Robert Stanton .... Advisor Jude Ciccolella .... Mr. Earl Nate Dogg .... Himself Angie Mattson .... Nate's girl User Rating: 5.0/10 (4,265 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 黒人監督、黒人大統領候補とは何事という 白人が批判票を投じたのでしょう。 sillylizardさん United Kingdom 2005年3月12日 クリス・ロックにはガッツがある。 知的だ。 クリス・ロックは肝っ玉がある。 彼は、保守派のコメディと現在のアメリカ政治をミックスした。 共和党も民主党も腐敗し、あこぎだ。 誰もアメリカのことなど考えちゃいいない。 考えているのは、自分のことだけ。 だが、クリス・ロックは、この映画について、 これは、コメディであって、政治風刺をする気はなかった、 そうコメントしている。 この映画が面白いと思うひとがなぜ少ないのか? おそらく、自国にユーモアを見出せないのだ。 「神の祝福あれ」式の、世界一の強く富んだ国家が、 いまやみじめにもばらばらになっているからだ。 選挙の年の政府は、市民を気遣うフリをする。 ほんとうは、選挙資金を提供するひとのことしか、 気にかけていないのだが。 楽しい非礼。 クリス・ロックは、まな板の鯉を選んだ。 オトーサン、 「クリス・ロックって、どういうひと?」 興味をもったときは、ネットで調べてみましょう。 雑学ですが、脳トレになるでしょうから。 ○クリス・ロック  アメリカでは8月28日に  MTVビデオミュージックアワードの放送があります。  日本でもいつか放送されるでしょうし、  「司会やってる、あのうっせー黒人は誰だ?」  そう言う人が一人でも居なくなるように、  2003年のVMAホストであるクリス・ロックが  どれだけ偉大な人か先制しておこうかと思いまして。  ...とココまでは2003年に書いた前段。 しかし! 2004年10月14日、2005年に放送のアカデミー賞の司会に クリス・ロックが決まったそうです! ま、上の前段のMVAをアカデミー賞に置きかえてなんら問題なさそうですな。 2005年初頭でもクリス・ロックは無名のままでしょうし。 と、最新作はアダム・サンドラーと共演の「ロンゲスト・ヤード」。 こちらも楽しみ! 66年生まれの今年37歳。 ベテランというかコメディアンとしてスーパースターです。 10代の頃からスタンダップコメディアン (日本でいう漫談のようなものでアメリカのコメディの基本。 アメリカでは2人で行う”漫才”の形式はほとんどない)をスタートさせ、 21歳のときに映画「ビバリーヒルズコップ2」に出演。 でも、チョイ役で出演料はわずか600ドルだし、  本当の彼のキャリアは90年からレギュラー出演兼脚本した  TV「サタデーナイトライブ(SNL)」が本格的なスタートでしょう。  もちろん、「ビバヒル2」で共演したエディ・マーフィ  (元SNLレギュラー)に気に入られてSNLに推されたことはいうまでもなく。  クリス・ロックの持ち味は、物まねやアクション等に頼らず、  とにかく喋り倒すタイプのコメディ。  取り上げるテーマは身近なことから社会風刺までさまざまだけど、  特に黒人社会とその環境をネタにすることが多いので  レイシストと勘違いをされることもある。  彼のコメディをちゃんと聞いていれば、自虐的なネタも多いし、  レイシストとして扱うのはナンセンスなことがわかるはず。  でも、アブナイ発言が多いので、見ているこっちがハラハラするのも確か。  またそれが面白いんだけどね。  クリス・ロックはSNLで人気者になったものの、  まあ、とにかく「喋る」タイプのコメディなので、  わずか3分のスケッチの中で多数のコメディアン達が個性を発揮しようと  凌ぎを削るタイプのコメディであるSNLでは、  その個性が存分に生かされず  (当時はマイク・マイヤーズ、アダム・サンドラー、クリス・ファーレイ、  ディナ・カービー、ロブ・シュナイダー等がレギュラーの黄金期であった)、  93年に降板、裏番組でライバルのコメディ番組  「イン・ザ・リビングカラー」  (ジム・キャリー、ウェインズ兄弟等がレギュラー。  主な出演者は黒人コメディアン)に1年間レギュラー出演。  テレビの出演と平行して映画出演も積極的に行い、  93年のヒット作「CB4」では主演・脚本・制作を務め、  「リーサルウェポン4」「ドグマ」「バッドカンパニー」等に出演する。  97年にはHBOで「The Chris Rock Show」という  コメディアンの最終目標といわれる  ”自分の名前の冠付トークショウ”をスタートさせる。  しかし、クリス・ロックの活躍は既存の黒人コメディアンの枠を超え、  今年公開された映画「ヒップホップ・プレジデント」では主演・脚本のみならず  監督も務め、見事初登場1位の快挙を成し遂げ、  3月にはハリウッドの”ウォーク・オブ・フェイム”で星を刻むという名誉も。  そのクリス・ロックがVMAの司会を務めるのは99年以来。  MTV世代からは特にクリス・ロックの支持も高いし、  数年前のMTV「セレブリティデスマッチ」では”  どちらが一番面白いコメディアンか”対決で  クリス・ロックVSアダム・サンドラー戦が行われたほど。  もちろん、クレイアニメだけど。  ということで、今年のVMAはクリス・ロックで楽しみなわけであります。  アニメで思い出したけど、クリス・ロックが主演の声を務める  アニメ「Osmosis Jones」(邦題は”バクテリア・ウォーズ”らしい?)は  変わっていて面白いです。  実写とミックスされた映画なんだけど、子供むけアニメとはいえ、  風刺が効いててイイ!と思ったらファレリー兄弟作品でした。  ビル・マーレイ(本人登場)扮する不摂生な男の体内でおこることを  アニメ化したもので、ローレンス・フィッシュバーンなども声の出演。  ま、余談ついでに。SNLのオーディションを同日に受け同日に受かった仲でもある  コメディアン・クリス・ファーレイとは大親友で、  ファーレイが亡くなる数日前にもふたりで食事をしたそうです。  また、ファーレイの「ビバリーヒルズ・ニンジャ」にも出演してますね。  出典:http://abcdane.net/archives/000539.html


映画の採点簿

ヒップホップ・プレジデント****
フルモンティ*****
センチメンタル・アドベンチャー****
ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日記****
グース****
リトル・ブッダ****
ハートブレイカー****
アレキサンダー***
クォ・ヴァディス*****
殺人カメラ*****
ピアノ・レッスン*****
甘い嘘****
ラスト・アクション・ヒーロー****
ドロップ・ゾーン****
ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ****
スパルタカス*****
スター・ウォーズ*****
スター・ウォーズ 帝国の逆襲*****
スター・ウォーズ ジェダイの復讐*****
トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース***
ラッキーナンバー7****
チアーズ!****
カリフォルニア・ドールス*****
ディパーテッド*****
それでもボクはやってない*****
キングの報酬****
リトル・ミス・サンシャイン*****
不都合な真実*****
幸せのちから****
ファム・ファタール*****
シックス・パック****
マリー・アントワネット****
赤い月****
SHINOBI****
抹殺者****
世界最速のインディアン*****
追撃者****
パンチドランク・ラブ****
ナショナル・セキュリティ****
モンスターハウス*****
類猿人ターザン*****
フォーエバー・フィーバー****
牛泥棒*****
あなたになら言える秘密のこと*****
東京の休日****
ブレイド****
善きひとのためのソナタ*****
謎のストレンジャー*****
SPY_N****
ロビン・フッドの冒険*****
どろろ*****
ドリームガールズ*****
墨攻****
守護神*****
ブラックボード 背負う人*****
ロイヤル・ウェディング****
砂塵*****
ボビー*****
“アイデンティティー”*****
ドリームキャッチャー***
ローレライ***
鮮血の情報*****
ワイルド・グリズリー****
パヒューム ある人殺しの物語*****
英空軍のアメリカ人****
今宵、フィッツジェラルド劇場で*****
TAXi****
スズメバチ****
戦闘機対戦車/砂漠の対決****
スチームボーイ****
東京ゴッドファーザーズ****
ハッピーフィート****
ナイト ミュージアム****
失楽園***
疑惑の幻影****
ラストキング・オブ・スコットランド****
サン・ジャックへの道****
ディープ・インパクト****
デジャブ****
エネミー・ライン****
ブレス・ザ・チャイルド****
ザ・ターゲット****
第17捕虜収容所*****
愛しのシバよ帰れ*****
ホリデイ****
フランシスコの2人の息子*****
腰抜けペテン師****
悪魔をやっつけろ****
子ぎつねヘレン***
ゼブラーマン***
ブラックブック*****
魔界転生***
タイトロープ****
ロミオ&ジュリエット****
コラテラル・ダメージ****
日本一のホラ吹き男****
リッチー・リッチー****
エア・バディ****
レッド・サイレン****
ROUND1***
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