オトーサンの2007年その2

ほのぼの映画批評

前口上

もう映画は、DVDで見る時代。
DVDプレイヤーの世帯普及率は、70%とか。
携帯でいつでもどこでも見る時代へ。   

映画の採点簿へ

目次

2556 逢びき(DVD 1945) 2555 時をかける少女(TV 2006) 2554 ブレイド3(TV 2004) 2553 ハートブルー(TV 1991) 2552 初体験リッジモンド・ハイ(TV 1982)
2551 キングコング(TV 1978) 2550 魔女の宅急便(TV 1989) 2549 舞妓 Haaaan!!! (2007) 2548 ダニー・ザ・ドッグ(DVD 2005) 2547 傷だらけの男たち(2006)
2546 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007) 2545 マイ・ガール(TV 1991) 2544 アドレナリン(2006) 2543 クルーエル・インテンションズ(TV 1999) 2542 ママは美人警官No.1(TV 1983)
2541 ブラック・ライダー(TV 1986) 2540 ハイエナの賭け(TV 1984) 2539 アライバル/侵略者(TV 1996) 2538 緊急逃亡(TV 2002) 2537 約三十の嘘(TV 2004)
2536 エイティーン・アゲイン/これで2度目の18歳(DVD 1988) 2535 恋の選択(TV 1994) 2534 シュレック3(2007) 2533 ボルベール <帰郷>(2006) 2532 ラスト・ボーダー (DVD 1993)
2531 ダイハード4.0(2007) 2530 ゴッド・ディーバ(TV 2004) 2529 山猫は眠らない2 狙撃手の掟(TV 2002) 2528 愛に翼を(TV 1991) 2527 フライド・グリーン・トマト(TV 1991)
2526 ダブル・チーム(TV 1997) 2525 トブルク戦線(TV 1967) 2524 ホット・ショット2(TV 1993) 2523 監督・ばんざい!(2007) 2522 ファイアーストーム(TV 1998)
2521 アポカリプト(2006) 2520 地獄の戦線(TV 1955) 2519 ゾディアック(2007) 2518 300 スリーハンドレッド(2006) 2517 オクラホマ巨人(TV 1973)
2516 子鹿物語(DVD 1946) 2515 C.C.ライダー (TV 1970) 2514 プレステージ(2006) 2513 エグゼクティブ・コマンド(DVD 1997) 2512 恋愛アパート(DVD 1951)
2511 有頂天時代(DVD 1936) 2510 張り込みプラス(TV 1993) 2509 大日本人(2007) 2508 大空港(TV 1970) 2507 キュラソー カリブの凶弾(TV 1993)
2506 ザ・シューター/極大射程(2007) 2505 シティヒート(TV 1984) 2504 荒鷲の要塞 (TV 1968) 2503 ディレイルド 暴走超特急 (TV 2002) 2502 9時から5時まで (TV 1980)
2501 海賊キッド(DVD 1945) 2500 紅の豚(TV 1992) 2499 レディホーク(TV 1985) 2498 ブラッド・クライム 血に染まる森(TV 2002) 2497 ホット・スポット(TV 1990)
2496 ヘブンズ・プリズナー(TV 1996) 2495 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(2007) 2494 スパイダー(TV 2001) 2493 マスク(TV 1985) 2492 ザ・コア(TV 2003)
2491 野獣死すべし(TV 1980) 2490 ペインテッド・ヴェール ~ある貴婦人の過ち~ (2006) 2489 アラン・ドロンのゾロ(TV 1975) 2488 フリック・ストーリー(TV 1975) 2487 ブーメランのように(TV 1976)
2486 ミス・ポター(2006) 2485 あるスキャンダルの覚え書き(2006) 2484 バベル(2006) 2483 主人公は僕だった(2006) 2482 スパイダーマン3(2007)
2481 お手をどうぞ(仮題)(2006) 2480 ハリウッドランド(2006) 2479 黒いチューリップ (TV 1964) 2478 復讐のビッグガン(TV 1985) 2477 従妹ベット(TV 1998)
2476 地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン(TV 1996) 2475 沈黙の聖戦(TV 2003) 2474 101(TV 1996) 2473 ラブソングができるまで(2007) 2472 オー・ブラザー!(TV 2000)
2471 ハンニバル・ライジング(2007) 2470 特攻野郎Aチーム/必殺大西部作戦(TV 1983) 2469 探偵物語(TV 1983) 2468 蘇える金狼 (TV 1979) 2467 あらしのよるに(TV 2005)
2466 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 2465 ツォツィ(2005) 2464 クイーン(2006) 2463 ロッキー・ザ・ファイナル(2006) 2462 ワーキング・ガール(TV 1988)
2461 ドラゴン・ハート(TV 1998) 2460 オール・ザ・キングスメン(2006) 2459 ファイナル・プロジェクト(TV 1996) 2458 プロジェクトBB(2006) 2457 ブラッド・ダイヤモンド(2006)


逢びき

オトーサン、 「おお、デヴィッド・リーンだ!」 この名監督、代表作は数えられないほど。 「戦場にかける橋」や「アラビアのロレンス」、 いいですねえ。 そのほか「大いなる遺産」「オリヴァ・ツイスト」 「旅情」、「ドクトル・ジバゴ」も、いいですねえ。 原題:Brief Encounter (1945) 監督:David Lean 脚本:Noel Coward/ Anthony Havelock-Allan David Lean/ Ronald Neame Genre:Romance / Drama Black and White Country:UK Language:English 上映時間:86分 あらすじ: 駅のカフェで、人妻ノローラは、 医者のアレックに出会う。 2人とも結婚していたが、次第に好きになる。 小さなカフェで、毎週木曜日に出会うものの、 愛が成就しないことを予感していた。 出演者: Celia Johnson ... Laura Jesson (ローラ) Trevor Howard ... Dr. Alec Harvey(アレック) オトーサン、 「セリア・ジョンソン、最高の演技!」 でも、海外映画俳優マガジンに経歴が載っていません。 これだけの歴史に残る名演技なのに残念です、無念です。 相手役のトレバー・ハワード、彼も名演技でした。 彼の経歴は掲載されていました。 TREVOR HOWARD  トレバー・ハワード 誕生日 1916/9/29-1988/1/7 出身 英ケント州クリフトンビル 出演作 1944年「最後の突撃」デビュー 1946年「逢びき」「青の恐怖」 1947年「許されざる女」 1948年「情熱の友」 1949年「第三の男」「黄金の竜」 1952年「文化果つるところ」「封鎖作戦」 1953年「事件の核心」 1954年「過去を持つ愛情」 1955年「生き残った二人」 1956年「太陽に向かって走れ」「八十日間世界一周」 1957年「旅券八二一四の女」「船の女」 1958年「鍵」 1959年「自由の大地」 1960年「息子と恋人」 1962年「戦艦バウンティ」「ライオン」 1964年「銃殺指令」「がちょうのおやじ」 1965年「脱走特急」「クロスボー作戦」「モリツリ」「殺しのエージェント」 1966年「悪のシンフォニー」「トリプルクロス」 1967年「長い長い決闘」「遙かなる戦場」 1969年「空軍大戦略」「おませなツィンキー」 1970年「ライアンの娘」 1971年「クイン・メリー/愛と悲しみの生涯」「雨のパスポート」 1973年「ルードウィヒ/神々の黄昏」「人形の家」「狂気のいけにえ」 1974年「新おしゃれ泥棒」 1975年「怒りの日」 1977年「Oh!外人部隊」「スカイ・エース」 1978年「スレイバーズ」「スーパーマン」 1979年「ハリケーン」「メテオ」 1980年「シーウルフ」「ウィンドウォーカー」 1982年「ガンジー」「ストップ・ザ・売春天国」 1983年「勇者の剣」 1985年「熱砂の情事」 1986年「サクセス・ストーリー’88」 1987年「白い炎の女」 1988年「ファイナル・エクソシスト/悪魔の封印」 その他の出演者: Stanley Holloway ... Albert Godby Joyce Carey ... Myrtle Bagot Cyril Raymond ... Fred Jesson Everley Gregg ... Dolly Messiter Marjorie Mars ... Mary Norton Margaret Barton ... Beryl Walters, Tea Room Assistant User Rating: 8.3/10 (5,954 votes)        Top 250: #159 オトーサン、 「おお、世界の名画159位だ」 アカデミー賞ノミネート ・主演女優賞:セリア・ジョンソン ・監督賞:デヴィッド・リーン ・脚色賞   カンヌ国際映画祭受賞 ・グランプリ:デヴィッド・リーン ・批評家賞:デヴィッド・リーン User Comments Ron Kerriganさん Whidbey Island, Washington 1998年11月6日 痛々しいほど、感動的 配役がどんなに大事かの見本である。 トレバー・ハワードは好演しているが、 彼に劣らぬ才能ある俳優をみつけることは可能だろう。 だが、セリア・ジョンソン以上の女優をみつけることは、 ほとんど不可能だろう。 彼女は、信じられるし、好ましく、 その置かれて状況への同情心をかきたてる。 そして、デヴィッド・リーンも賞賛に値いする。 この版の出だしをTVのリメイクと比べれば分かるが、 名監督のなせる技をさとることができるだろう。 オトーサン、 「ほんとにいい映画だ」 何度でも繰り返し見たくなる映画は少ないですが、 これは、そのわずかな中に入ります。 こんな名画がワンコインで買えるなんて、幸せ! hs0077さん 2000年7月16日 男と女のおとぎ話 これだけ性の話題が成熟(爛熟、腐敗直前)の現在において、 この慎ましやかな男女の物語をまっとうに評価するのは難しい。 私は10点の採点をしたが、最初の人は2点しかいれていない。 確かに古めかしいモラルから脱却せず、 妻が夫の元に帰るというラストは議論の余地大いに有りでしょう。 名作といわれているこの作品が今現在でも色あせず 人々に感動を与え続けられるかそれはわからない。 けれど語り口の巧さ、ラフマニノフのピアノ協奏曲を使った音楽、 主役2人の名演技は当然として駅員、売店の女主人、ピアノを弾く太った女性、 そして妻の異変に気づきつつ優しく迎え入れる夫等、 全ての面に目の行き届いた、その名に恥じない秀作だと思う。 ちなみに、ほとんどこの映画の再映画化といってよい 「恋におちて」(デ・ニーロとストリープ)も大好きです。 オトーサン、 「恋愛映画、いいなぁ」 まだ見ていない名画がありますねぇ。 ○IMDbによる恋愛映画ベスト20 順位 スコア 題名(上映年)   1.  8.8 「カサブランカ」(1942) 2.  8.6 「サンセット大通り」(1950) 3.  8.6 「素晴らしき哉、人生!」(1946)   4.  8.5 「めまい」 (1958)   5.  8.5 「アメリ」(2001)   6.  8.4 「エターナル・サンシャイン」(2004)   7.  8.4 「ロイドの要心無用」(1923)   8.  8.4 「メトロポリス」(1927)   9.  8.4 「モダン・タイムス」(1936)   10.  8.4 「誓いの休暇」(1959)   11.  8.4 「レベッカ」(1940)   12.  8.4 「雨に唄えば」(1952)   13.  8.4 「街の灯」(1931)   14.  8.3 「波止場」(1954)   15.  8.3 「お熱いのがお好き」(1959)   16.  8.3 「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)   17.  8.3 「アパートの鍵貸します」(1960)   18.  8.3 「逢びき」 (1945)   19.  8.3 「汚名」(1946)   20.  8.2 「ブレイブハート」(1995)


時をかける少女

オトーサン、 「正直、あんまり見たくないな」 原田知世の下手な演技、見てもしょうがないでしょう。 でも、この録画映画、アニメでした。 すると、人間って、変なものですね。 急に、原田知世の健気な姿を見たくなりました。 原題:時をかける少女(2006) 監督:細田守 原作:筒井康隆 脚本:奥寺佐渡子 Genre:fantasy /romance 上映時間 100分 あらすじ: 真琴は高校2年生だ。 友達の功介と千昭と野球漬けの毎日を送っている。。 ある日、叔母の家へ自転車で向かう途中、 踏切事故に遭って、一時意識不明になる。 だが、それがきっかけで、タイムリープになる。 時間を消す能力が身についたのだ。 だが、千昭から突然、愛を告白されて 動揺した真琴は、タイムリープによって、 告白がなかったことにしてしまう。 声の出演者 仲里依紗 .... 紺野真琴 石田卓也 .... 間宮千昭 板倉光隆 .... 津田功介 オトーサン、 「真琴、可愛いいね。...思春期っていいね」 気になっていた彼女が、 ほかの男子生徒と話していると、気になって... そんなシーンをみて、急に昔のことを思いだしました。 時は去り、戻ってこない... その他の出演者: 原沙知絵 .... 芳山和子 谷村美月 .... 藤谷果穂 垣内彩未 .... 早川友梨 関戸優希 .... 紺野美雪 User Ratings: 9.0 (13 votes) オトーサン、 「高いスコアだなぁ」 荒川の風景、すてきでした。 空に浮かぶように首都高が長く伸びていて、 決まっていつも渋滞中なのです。 まるで暗い未来のように。 日本アカデミー賞受賞 ・アニメーション作品賞 User Comments: tomovskyさん 2007年5月10日 一番いいな。 笑いあり、涙ありで最高。 実写版より完成度が高いと思う。 声優と未来人と告白する所と 叔母がタイムリープの説明をする所が極端すぎて 少し無理がある感じがするが、 それでも十分に補うストーリー展開だと思う。 オリジナルの方のタイムリープより、 今作のタイムリープの方が設定が良い。 馬鹿らしいが、主人公が何度も同じ一日を繰り返すのも面白い。 主人公の性格もいいな。 感情の起伏はかなり激しいが、その分感情移入し易かった。 俺は高校時代はつまらなく過ごしてしまったから、 こいつらがうらやましくて仕方ない。 最後の分かれ方も原作よりよっぽどいい。 爽やかで、良く出来た青春映画だ。 オトーサン、 「おっ、黒美君彦さんの批評だ」 allcinemaには、たくさんの批評が載っていたので、 危うく見逃すところでした。 例によって、水準が高く、感心しました。 そう、この映画、黄金の60年代への挽歌なのでしょうね。 「真琴、未来で待っているからね。 「うん」 黒美君彦さん 2006年8月10日 タイム・トラベラー タイトルこそ同じだし、 ところどころ設定は似ているが、 筒井康隆の原作にインスパイアされた別作品と考えた方がいいだろう。 原作では、ごく平凡な少女がタイム・リープという SF的設定に放り込まれとまどう姿を、 思春期の少女特有の漠然とした未来への不安や期待と重ねた佳品だった。 それは原作が生まれた60年代後半が、まだ未来に期待がもてる時代だったからか。 ケン・ソゴルが提示した未来は必ずしもいい未来ではなかったが、 少女にはそんな未来を変えることができる希望すら託されていたように思う。 だが21世紀の「時かけ」は、そうした大命題などそ知らぬ風に、 小さな恋愛話にまとまっていく。 40年前、技術革新の嵐は様々な夢をみせたが、 大概のものが手に入り、物質的に飽和状態になっている現代からみて、 未来は「現在の延長」に過ぎない。 原作では日常とSF的状況が新鮮だったが、この作品では主はあくまで日常。 SF的状況すらそこに取り込まれてしまう…。 そうした中、本広克行監督『サマータイムマシン・ブルース』(05年)でもそうだったが、 タイム・リープする理由は他愛のないことばかり。 “タイム・リープ能力を持ったのがたまたまバカなヤツで良かった” といった趣旨の台詞が登場するが、そうした免罪符を与えることにとって、 SF的状況の日常化は許容されていく。 ちょいと理屈っぽいが、この作品を観てそんなことを考えた。 さてアニメとしては精緻をきわめた背景画が素晴らしかった。 動かないようで少しずつ変化していく雲の描写や、河原の夕景など、 ノスタルジックな町の風景も含め、とても秀逸。 青春アニメとしては満足できる作品に仕上がっていることは確かだ。 SF面は正直物足りないが、先述した理由によりそれも致し方ないのかもしれない。


ブレイド3

オトーサン、 「ブレイド、シリーズになったんだ」 やはり、第1作がヒットすると、 柳の下にドジョウが3匹となるのでしょうね。 大体、続編は、失敗作と決まっていますが、 この第3作は、どうなのでしょうか? 原題:Blade: Trinity (2004) 監督:David S. Goyer 脚本:David S. Goyer/ Marv Wolfman/ Gene Colan Genre:Action / Fantasy / Horror / Thriller Rated R for strong pervasive violence and language, and some sexual content. Country:USA Language:English / Esperanto 上映時間:113分 あらすじ: ヴァンパイア退治人のブレイド。 射殺した男が実は人間だったために、FBIに逮捕されるが、 武器の達人ハンニバル・キングと相棒の娘アビゲイルに救われる。 ヴァンパイア狩りのナイトウォーカーと出会い、 ドラキュラが、4000年の眠りから目覚めたことを知る。 出演者: Wesley Snipes ... Blade(ブレイド) Ryan Reynolds ... Hannibal King(ハンニバル・キング) Jessica Biel ... Abigail Whistler(アビゲイル) Dominic Purcell ... Drake(ドレイク/ドラキュラ) オトーサン、 「かっこいいシーンが減ったなぁ」 ロー・アングルで、コートを羽織ったブレイドの長身を 見上げるシーンが少ないのが残念でした。 それに、目先を変えるために、登場人物を増やしたために、 彼が脚光を浴びるシーンが少なくなりました。 WESLEY SNIPES ウェズリー・スナイプス 誕生日 1962/7/31 出身 米フロリダ州オーランド 幼い頃にサウス・ブロンクスへと移り住み、 ハイスクール・オブ・パフォーミング・アーツ およびパーチェイス大学に入学して演技を学ぶ。 ブロードウェイの舞台出演を続けながら、 映画のオーディションを受け続け、 85年「ワイルド・キャッツ」で映画デビュー。 89年「メジャーリーグ」で注目され、 92年「パッセンジャー57」の主役あたりから 格闘アクション・スターとして地位を得る。 悪役、ヒーロー役問わず、マーシャルアーツを駆使したアクションで存在感を見せ、 ブレイド役を演じた「ブレイド」は3作製作された。 97年「ワン・ナイト・スタンド」で ヴェネチア国際映画祭主演男優賞受賞。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「ワイルド・キャッツ」 1986年「S・O・S・ドクター・ノーグッド!」      「ニューヨーク ベイサイド物語」 1989年「メジャー・リーグ」 1990年「キング・オブ・ニューヨーク」「モ’ベター・ブルース」 1991年「ニュー・ジャック・シティ」「ウォーターダンス」      「ジャングル・フィーバー」 1992年「ハード・プレイ」「パッセンジャー57」◇      「ポイリング・ポイント」 1993年「ライジング・サン」「シュガーヒル」      「デモリションマン」◇「ウォーターダンス」 1994年「ドロップゾーン」◇「シュガーヒル」 1995年「3人のエンジェル」◇      「マネー・トレイン」◇「ため息つかせて」 1996年「ザ・ファン」◇ 1997年「ホワイトハウスの陰謀」◇「ワン・ナイト・スタンド」◇ 1998年「追跡者」◇「ブレイド」◇「デス・ゲーム2025」◇ 2000年「アート・オブ・ウォー」◇「フェイス・イン・ラブ」(TM) 2001年「デッド・ロック」◇ 2002年「ブレイド2」◇「スナイパー」◇ 2004年「アウト・オブ・タイム」◇「ブレイド3」◇ 2005年「デトネーター」◇「ザ・マークスマン」◇      「7セカンズ」◇「CHAOS カオス」◇ RYAN REYNOLDS  ライアン・レイノルズ 誕生日 1976/10/23 出身 カナダ・バンクーバー カナダで俳優デビューし、後にアメリカへ移住。 テレビシリーズ「X−ファイル」の第3シーズンに出演。 98年にはテレビ・コメディ「ふたりの男とひとりの女」の主演で人気を博す。 2004年「ブレイド3」でハンニバル・キングを演じ、 2005年「悪魔の棲む家」では主人公ジョージを演じた。 活躍度 △↑ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1998年「ザ・ブレイン」 2003年「セイブ・ザ・ワールド」 2004年「ブレイド3」◆ 2005年「悪魔の棲む家」◇ その他の出演者: Kris Kristofferson ... Abraham Whistler Parker Posey ... Danica Talos Mark Berry ... Chief Martin Vreede John Michael Higgins ... Dr. Edgar Vance Callum Keith Rennie ... Asher Talos Paul Levesque ... Jarko Grimwood Paul Anthony ... Wolfe Francoise Yip ... Virago Michael Rawlins ... Wilson Hale James Remar ... Ray Cumberland Natasha Lyonne ... Sommerfield User Rating: 5.7/10 (21,443 votes) オトーサン、 「低いなぁ」 User Comments: scruffysadieさん United Kingdom 2005年1月6日 がっかりした ワーォ、ブレイド・シリーズの第3作には、 まったくのところ、がっかりした。 2日過ぎたら、ほとんど、みな忘れてしまった。 第1作と2作は、エキサィテイングだった。 パンチの効いたせりふ、印象的な悪漢、 そして、一番大事なヒーロー、ブレイドそのひとだ。 この第3作では、ヴァンパイアのどのグループも、 どういう社会背景や歴史や力の源泉があるのか不明である。 連中は、地下室から究極の悪漢を呼び起こすために放り込まれ、 ブレイドの足蹴りで、粉末状になるだけなのだ。 そして、究極の悪漢ドレイクが登場する。 だが、怖いけれども印象的ではない。 巨大なブーツ。 だが、こいつがそれに値するとは思えなかった。 もっと印象的で、サディスティックで、陽気な悪者だとよかったのだが。 そうではなかった。 この男が思い出させたのは、"He-Man"のRam-Manで、 敵にとっては、あまり恐ろしくない存在だった。 この映画に、1点ではなく、4点をつけた理由は、 ハンニバル・キングを演じるライアン・レイノルズだ 。 彼は、2回目に登場したときは、ブレイドのお株を奪っていた。 ブレイドが大したことも言わず、何もしないのに対して、 彼は明らかに血を流して戦っていた。 ハンニバル・キングは、注目を浴びるように努力していた。 ハンニバル・キングは、いいショットとせりふをひとり占めしていた。 私にとっては、この映画は、ハンニバル・キングのものであり、 ブレイドはいらなかったし、別のエピソードにすべきだった。 この映画では、ライアン・レイノルズが、主役だった。 オトーサン、 「やはり、3作みてるひとが多いんだ」 ○メンタイさん  2005年5月19日  「ブレイド」じゃなきゃ誉めてるけど  ハリウッドNo1の“オレサマ役者”ウェズリー・スナイプス。  この「ブレイド3」のタイトル・ロール、ここ近々の映画という映画の中で  一番名前の文字サイズが大きいのではないだろうか。  “WESLEY SNIPES”(どーん!)  もちろんスナイプス兄ィだけね。共演さんのサイズは普通。  PART1の公開当時、友人は知ってるが、  おいらは“ブレイド・ジャンキー”になっていた。  劇場に5回観に行った。もう好きで好きでしょうがなかった。  いちいちカッコつけるばかばかしさが逆に新鮮でハマりまくっていた。  もちろん、その年公開作品の中のメンタイランキングで堂々1位。  最高のヴァンパイア・ムービーだった。  面白く仕上がった理由は監督のスティーブン・ノリントンだろう。  天才がためにいつも役者から嫌われている(誉め過ぎ?)  「リーグ・オブ・レジェンド」の時なんて病人扱いされた。  でも、それがよかったのだ。  スナイプス兄ィのわがままを止めれる監督が必要だったのだ。  で、PART2。期待しすぎたおいらが悪いのか?  いや、ギレルモが撮る時点で期待はしてない。  というかスナイプス兄ィのYESマンとしての起用だったらしい。  なんにしても呆れるほどつまらなかった。  「ピンサロに隠れてるヒーローなんてイヤだ!!(大泣き)」  で、今作。  「音楽はHIPHOPだ!」「シャツは赤だ!」など、  スナイプス兄ィの“聞いちゃいねないワガママ”が乱発・・・。  不安だ・・・・・・・・・・。  しかし、そこまで不安な仕上がりではなかった(ほっ)  しっかりアメコミ調に戻り、1つ1つのポーズが  かっこいい作品に少しだけ戻った。  でも、まーそれなりのアクション映画。  まず、脇役の方が完全に存在感あったし・・・。  「ブレイド」じゃなかったら結構ベタ誉めしてるとは思うけど、  「ブレイド」の最終章だとしたら・・・・  まぁPART2よりはいいけどさ(どっちよ!)


ハートブルー

オトーサン、 「おぅ、キアヌ・リーブス主演だ!」 代表作といえば、「マトリックス」や「スピード」ですが、 この映画の水準も、負けていないとか。 27歳のキアヌに出会えるなんて、素敵じゃないですか。 まぶしいほどの若さです。 原題:Point Break (1991) 監督:Kathryn Bigelow 原作:Rick King/ W. Peter Iliff 脚本:W. Peter Iliff Genre:Action / Adventure / Crime / Drama / Sport / Thriller 上映時間:120分あらすじ: 舞台は、ロスの沿岸の町。 元大統領のレーガン、カーター、ニクソン、 そして、ジョンソンのマスクをかぶった銀行強盗団が暗躍中。 F.B.I.は、そのメンバーがサーファーだと思い、 若い捜査官ジョニーをビーチに潜入させ、 サーファーと仲良くなり、情報収集をさせる。 ジョニーは、そこで、ボディに出会い、 彼のライフスタイルに魅力を感じていく。 出演者: Patrick Swayze ... Bodhi(ボディ) Keanu Reeves ... FBI Special Agent John 'Johnny' Utah(ジョニー) Gary Busey ... FBI Agent Angelo Pappas(アンジェロ) Lori Petty ... Tyler Ann Endicott(アン) オトーサン、 「このひと、いいね」 パトリック・スウェイジ、 カリフォルニアならではの 自由で反体制的な雰囲気を体現しています。 彼の出演作をみたのは、これがはじめて。 演技力もあるのに、出演作に恵まれないのでしょうか。 キアヌの相棒役Gary Busey、恋人役のLori Petty、 いずれも、溌剌とした演技をしていました。 PATRICK SWAYZE  パトリック・スウェイジ 誕生日 1952/8/18   出身 米テキサス州ヒューストン 母は振付家のパッツィ・スウェイジ。 バレエを学び、ダンサーとして活躍。 ブロードウェイで「グリース」に出演後、79年に映画デビュー。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1983年「アウトサイダー」 1984年「地獄の七人」「若き勇者たち」「グランドビューUSA」 1985年「栄光のエンブレム」 1987年「ダーティ・ダンシング」      「スティール・ドーン/太陽の戦士」 1988年「故郷への長い道」 1989年「パトリック・スウェイジ/復讐は我が胸に」      「ドライビング・フォース」      「ロードハウス/孤独の街」 1990年「ゴースト/ニューヨークの幻」◇ 1991年「ハートブルー」◇ 1992年「シティ・オブ・ジョイ」 1993年「パパと呼ばれて大迷惑!?」 1995年「3人のエンジェル」「WISH/夢がかなう時」 1997年「レターズ・フロム・ア・キラー」 1998年「ブラック・ドッグ」◇ 1999年「ボイスレター」◇ 2001年「ドニー・ダーコ」◆ 2003年「ダンス with me!」  KEANU REEVES  キアヌ・リーブス 誕生日 1964/9/2 出身 レバノン・ベイルート 父親はハワイ系中国人、母親はイギリス人。 オーストラリア、ニューヨークと引っ越し、 6才からカナダのトロントに移り住む。 高校時代はアイス・ホッケーの選手で シアター・アーツ・スクールに通いながら夜間の演技塾で学ぶ。 大学でもアイス・ホッケーの選手として活躍したが、 プロの誘いを断り、俳優になることを決め、俳優学校へ通う。 16才で地元のテレビ番組に初出演。 映画デビューは、アイスホッケー映画のカナダ作品「栄光へのフィニッシュ」(1985)。 ヒッチハイクでハリウッドに行き、俳優として本格的活動を始めた。 「リバース・エッジ」「パーマネント・レコード」など初期の作品では ナイーブで青年を演じ、 「ビルとテッドの大冒険」での脳天気な高校生テッド役が受け、 全米の人気アイドルに。 1994年「スピード」の大ヒットで大スターとなる。 1991年にはロックバンド「ドッグ・スター」を結成し、ライブ活動を開始。 バンドではベースを担当。左利き。 1995年には、カナダのウィニペグで「ハムレット」の舞台に立ち、 ハムレットを演じた。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「栄光へのフィニッシュ」 1986年「栄光のエンブレム」「アクト・オブ・ベンジェンス」 (TM)      「リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン」 (TM)      「アンダー・ブルー」 (TM)      「おもちゃの国のクリスマス」 (TM)      「ザ・ブラザーフッド」 (TM) 1987年「リバース・エッジ」 1988年「ミッドナイトをぶっとばせ!」      「パーマネント・レコード」「旅立ちの季節」      「プリンス・オブ・ペンシルバニア」「危険な関係」 1989年「ビルとテッドの大冒険」◇「バックマン家の人々」      「熱砂の恋 アヴァンチュール・サマー」 (TM) 1990年「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」      「ラジオタウンで恋をして」 1991年「ハートブルー」◇「ビルとテッドの地獄旅行」◇      「マイ・プライベート・アイダホ」 1992年「ドラキュラ」 1993年「から騒ぎ」「カウガール・ブルース」      「ミュータント・フリークス」 1994年「リトル・ブッダ」「スピード」◇ 1995年「雲の中で散歩」◇「JM」◇ 1996年「チェーン・リアクション」◇「フィーリング・ミネソタ」◇ 1997年「死にたいほどの夜」◇「ディアポロス/悪魔の扉」◇ 1998年「ミー&ウィル」 1999年「マトリックス」◇ 2000年「リプレイスメント」◇「ザ・ウォッチャー」◇「ギフト」◆ 2001年「スウィート・ノベンバー」◇「陽だまりのグラウンド」◇ 2003年「マトリックス リローデッド」◇「マトリックス レボリューションズ」◇      「恋愛適齢期」◇ 2005年「コンスタンティン」◇「サムサッカー」◆ 2006年「イルマーレ」◇「ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー」      「スキャナー・ダークリー」(声) その他の出演者: John C. McGinley ... FBI Agent Ben Harp James LeGros ... Roach John Philbin ... Nathanial Bojesse Christopher ... Grommet Julian Reyes ... Alvarez Daniel Beer ... Babbit Chris Pedersen ... Bunker Weiss Vincent Klyn ... Lupton 'Warchild' Pittman Anthony Kiedis ... Surf Gang Dave Olson ... Archbold Lee Tergesen ... Rosie Rating: 6.6/10 (18,454 votes) オトーサン、 「ちょっと長すぎたな」 でも、一瞬のために生きる、 そんな青春が巧みに描かれています。 User Comments: AuthorKeegenさん Melbourne, Australia 1999年1月6日 評価の低い古典作品 この映画、みんなに愛されているものの、 さほど話題にはなっていない。 会話に出るときは、 みんな決まって楽しかったよと言う。 この映画のよい点は、2つ。 監督と脚本が期待以上なのだ。 Kathryn Bigelowの監督ぶりは、見事というほかない。 アクションとサスペンス・シーンはすばらしいし、胸を打つ。 2つのスカイダイビングのシーンは、すばらしい。 また、街路を駆けぬけての素足での追跡もすごい。 W. Peter Illifの脚本も実にいい。 映画に貢献している。 多面的であり、ヒーローと悪漢の関係も独創的だ。 ストーリーの展開も、結末も、 ハリウッド映画の水準に比べれば、すばらしい。 この映画、1990年代のいいアクション映画のひとつとして、 記憶されるべきだ。 「ダイハード3、4」や「スピード」に比ぶべくもないが、 今日の90%の下らないアクション映画よりはいい。 すくなくとも、この映画には筋書きがある。 オトーサン、 「スカイダイビング、こわくない?」 この映画のシーンをみると、誰でも憧れるのでは。 一度くらい空を飛んでみたいなぁ。 ○スカイダイビング 命綱もなく速いスピードで落下するさまと、  もしパラシュートが開かず地面に叩きつけられたら、  という想像が未経験者の恐怖をたいへん煽る。  初心者はインストラクターに体を固定して2人でとぶ「タンデムジャンプ」なら  恐怖感を和らげてスカイダイビングに慣れることができる。  例えば、体重60kgの人が高度3000mから落下した場合、  重力加速度を9.8m/s2とすると、  地上に打ち付けられるときの速さは、毎時871qになるが、  実際には、空気抵抗と重力加速度が釣り合い、  速度は時速200キロメートル程度で安定する。  空中では自分の落下速度との比較対象となる建物が周囲にないため、  強烈な風圧を感じるもののスピード感はほとんど無く、  強い風に乗って空に浮かんでいる感じになる。  パラシュートが開く瞬間に上昇すると考えている向きも多いが、  エアカメラマンが落下しながらパラシュートによって減速する  スカイダイバーを映す映像による錯覚であり、実際に上昇することはない。  自由落下すると自然に頭部が下になるように思われがちだが、  実際には意図的に姿勢をコントロールしない限り  仰向けで腰部を折り曲げた状態で水平方向に回転しながら落下する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


初体験リッジモンド・ハイ

オトーサン、 「初体験か、そんなこともあったっけ」 この年齢になると、記憶の彼方です。 初体験、ファースト・キスでしょうか、 行くところまで行ったことを指すのでしょうか? それとも...大地震に出会ったとか(笑) 原題:Fast Times at Ridgemont High (1982) 監督:Amy Heckerling 原作・脚本:Cameron Crowe Genre:Comedy / Drama / Romance 上映時間:90分 あらすじ: 南カリフォルニアで育つ高校生たちを追う。 Cameron Croweの日記にある実際にあった冒険談がベース。 ステイシーとラットは、性体験を求めている。 年長の旧友 Linda Barrett と Mike Damoneに教えを請う。 映画の中心は、ジェフ。 意固地なサーファーで、生徒はみんなアホと信じている 教師Mr. Handとことごとに対決する。 出演者: Jennifer Jason Leigh ... Stacy Hamilton(ステイシー) Judge Reinhold ... Brad Hamilton(ブラッド) Sean Penn ... Jeff Spicoli(ジェフ) Robert Romanus ... Mike Damone(マイク) Brian Backer ... Mark 'Rat' Ratner(ラット) オトーサン、 「結局、記憶に残るのは、ショーン・ペンだけだなぁ」 見ている最中は、ジェニファー・ジェイソン・リーの美しい身体や ジャッジ・ラインホールドの筋肉美に惹かれるのですが。 SEAN PENN  ショーン・ペン 誕生日 1960/8/17 出身 米カリフォルニア州バーバンク 父は演出家のレオ・ペン、母は女優のアイリーン・ライアン、 弟クリスも俳優。 サンタモニカ・ハイスクール卒業後、 ロサンゼルス・グループ・レパートリー・シアターで助手を務めながら、 演技の勉強を始め、ニューヨークの舞台「ハートランド」で絶賛される。 映画デビューは81年「タップス」。 95年「デッドマン・ウォーキング」の死刑囚役で アカデミー主演男優賞ノミネート。 他「ギター弾きの恋」「アイ・アム・サム」で同賞ノミネート。 97年「シーズ・ソー・ラブリー」でカンヌ映画祭主演男優賞、 「キャスティング・ディレクター」でヴェネチア映画祭主演男優賞を獲得した。 91年に「インディアン・ランナー」で監督デビュー。 2003年「ミスティック・リバー」でアカデミー主演男優賞受賞 最初の妻マドンナとは暴力事件をたびたび起こし離婚。 現在の妻はロビン・ライト・ペン。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1981年「タップス」 1982年「初体験リッジモント・ハイ」 1983年「バッド・ボーイズ」 1985年「CRACKERS」「月を追いかけて」      「コードネームはファルコン」 1986年「ロンリーブラッド」「JUDGEMENT IN BERLIN」      「上海サプライ」 1987年「ディア・アメリカ/戦場からの手紙」(声) 1988年「カラーズ/天使の消えた街」「ジャッジメント・イン・ベルリン」      「恋人たちのキャンバス」△ 1989年「カジュアリティーズ」「俺たちは天使じゃない」 1990年「ステート・オブ・グレース」 1993年「カリートの道」 1996年「デッドマン・ウォーキング」 1997年「シーズ・ソー・ラブリー」「Uターン」◇ 1998年「ゲーム」◆「シン・レッド・ライン」◇ 1999年「キャスティング・ディレクター」◇「マルコヴィッチの穴」      「ギター弾きの恋」◇ 2000年「夜になるまえに」◆「悪魔の呼ぶ海へ」「真夜中の銃声」 2001年「アイ・アム・サム」◇「DOGTOWN & Z-BOYS」(ナ) 2002年「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「ミスティック・リバー」◇「21グラム」◇「アンビリーバブル」◆ 2004年「ザ・インタープリター」◇「リチャード・ニクソン 暗殺を企てた男」◇ 2006年「オール・ザ・キングスメン」◇ JENNIFER JASON LEIGH  ジェニファー・ジェイソン・リー 誕生日 1962/2/6 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 父は俳優ビック・モロー。 80年「他人の眼」で映画デビュー。 89年「ブルックリン最終出口」と 90年「マイアミ・ブルース」で ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞受賞。 94年「ミセス・パーカー ジャズエイジの華」で アメリカ映画批評家協会賞、シカゴ映画批評家協会賞主演女優賞受賞。 95年「ジョージア」でニューヨーク映画批評家協会賞、 モントリオール映画祭主演女優賞受賞。 「アニバーサリーの夜に」でアラン・カミングと共同で監督デビュー。 2005年9月、監督ノア・バームバックと結婚。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1980年「他人の眼」 1982年「シークレット・レンズ」「初体験リッジモンド・ハイ」 1983年「イージー・マネー」 1984年「グランドビューUSA」 1985年「グレート・ウォリアーズ」 1986年「ヒッチャー」「THE MEN'S CLUB」 1987年「アンダーカバー」「地獄のシスター」 1988年「ハート・オブ・ミッドナイト」 1989年「ハリウッドに挑戦」「ブルックリン最終出口」 1990年「マイアミ・ブルース」 1991年「ねじれた家族」「バックドラフト」「ラッシュ」 1992年「ルームメイト」 1993年「ショート・カッツ」 1994年「未来は今」「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」 1995年「黙秘」「ジョージア」「カンザス・シティ」 1996年「冷たい一瞬を抱いて」 1997年「シークレット/嵐の夜に」 1998年「ラブレター/時を越えた恋人」 1999年「イグジステンズ」 2000年「キング・イズ・アライブ」◇「誘惑の接吻(キス)」 2001年「アニバーサリーの夜に」◇ 2002年「ロード・トゥ・パーディション」 2003年「イン・ザ・カット」 2004年「マシニスト」「おわらない物語 アビバの場合」 2005年「ジャケット」 JUDGE REINHOLD  ジャッジ・ラインホールド 誕生日 1956/5/21 出身 米ウィルミントン 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1980年「シカゴ・コネクション/夢みて走れ」 1981年「パラダイス・アーミー」 1982年「初体験/リッジモント・ハイ」 1984年「ビバリーヒルズ・コップ」◇「グレムリン」 1986年「殺したい女」「オフビート」 1987年「ビバリーヒルズ・コップ2」◆ 1988年「ボクとパパの大逆転/バイス・バーサ」◇ 1989年「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」「ハリーの妻難」 1990年「浮気はパリで」「家族狂想曲」 1991年「ザンダリーという女」 1994年「ビバリーヒルズ・コップ3」◇「サンタクローズ」◆ 1996年「クラッカージャック」◇ 2000年「ニュース・ブレイカー」「ベートーベン3」◇ 2002年「サンタクロース・リターンズ クリスマス危機一髪」      「ヒューマン・ボム」◇(TM) 2006年「ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3 クリスマス大決戦!」 その他の出演者: Phoebe Cates ... Linda Barrett Ray Walston ... Mr. Hand Scott Thomson ... Arnold Vincent Schiavelli ... Mr. Vargas Amanda Wyss ... Lisa D.W. Brown ... Ron Johnson Forest Whitaker ... Charles Jefferson Kelli Maroney ... Cindy Tom Nolan ... Dennis Taylor Blair Tefkin ... Pat Bernardo User Rating: 7.1/10 (17,280 votes) オトーサン、 「若いひとにウケたんだろうな」 User Comments: sajeeva sinniahさん Sri Lanka 2004年11月21日 なかなかよかった 上映後ほぼ22年経過しても、 この映画は、依然として、すばらしい。 Amy Heckerling監督の作品としては、 90年代のヒット作品"Clueless"に並ぶものだ。 間違いなくカルト向けの古典映画になっている。 この映画、10代の若者をとりまく高校生映画だ。 80年代につくられたにもかかわわず、 好色な10代映画に含まれるすべての要素をもっている。 トップレスの女性、喫煙、マスタベーション、カンニング、 処女喪失、セックス談義、さらには、妊娠まで!!! だが、ひとを笑わせようと不必要なことまで、 過度に描いているわけでもない。 ちょうどいい時に出てくるし、実におかしい。 ショーン・ペンは、すばらしい。 ジェフ役で、まったくいい演技をみせた。 いまやアカデミー賞俳優であることを思うと、 こんな端役からスタートして長い旅をしてきたものだ。 これは、10代のすてきな映画だ。 高校生映画が好きなひとには、この映画、 枕元に置いておくべきものだ。 オトーサン、 「へぇ、若いひとの投稿がある」 オトーサンの高校生時代、受験、受験で暗いものでした。 いまの若いひとはどうなのでしょうか? この映画に描かれたような青春があるのでしょうか? ロビーJさん 2007年7月11日 80年代らしい青春群像劇! 期待以上の傑作青春映画でした! ショーン・ペンのヘアスタイルは可愛いし、 ジェニファー・ジェイソン・リーとフィービー・ケイツの 可愛らしさと美しさも半端じゃありません!! 他にも『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズでも素敵な ジャッジ・ラインホルドも出てたし、 エリック・ストルツやフォレスト・ウィッテカー、 ニコラス・ケイジなども少し出演しているのが本当に嬉しかったです。 青春群像劇として本当に良く出来ているし、 それぞれのキャラクターも魅力的で、キャストも皆ハマっています。 それに80年代の音楽も満載で、 最初のGo-Go’sの♪「We Got The Beat」からして最高に嬉しいし、 途中のジャクソン・ブラウンの ♪「誰かが彼女を見つめてる」なんかも素敵でしたね! そして、もちろんティモシー B シュミットの ♪「ソー・マッチ・イン・ラヴ」は最高でした! 皆悩みなど抱えながらも、 友情という絆で結ばれている所が何よりも素敵で、 特にロバート・ロマナスとブライアン・バッカーの友情は 感動的でもありましたね。 とにかく最後まで十分楽しめたし、 80年代らしい素敵な青春映画でした。 本当に80年代の青春モノって最高ですね!


キングコング

オトーサン、 「これ、見たよ」 でも、この1976年版は見てませんでした。 実は、何度もリメイクされているのです。 この1976年版、ワールド・トレード・センターが出ている 唯一の「キングコング」映画でもあります。 なお、1933年版と2005年版については、 総索引のNo.434とNO.1962に批評が載っています。 原題:King Kong (1976) 監督:John Guillermin 脚本:Lorenzo Semple Jr./Merian C. Cooper/Edgar Wallace James Ashmore Creelman/Ruth Rose(1933の脚本) Genre:Action / Adventure / Fantasy / Horror / Romance / Thriller 上映時間:134分 あらすじ: Petrox社は、石油鉱脈の探索に乗りだす。 彼らが到着した奇妙な島には、 巨大な猿、キングコングがいた。 石油がみつからなかった代わりに、 キングコングを捕獲し、世界中に見せて回って儲けようとする。 NYに着いたとき、この巨大ゴリラは、落ち着きをなくし、 何とかして故郷に帰ろうとする... 出演者: Jessica Lange ... Dwan(ドワン) Jeff Bridges ... Jack Prescott(ジャック) Charles Grodin ... Fred Wilson(フレッド) オトーサン、 「若いなぁ、可哀想だなぁ」 いまでは、名女優と謳われるジェシカ・ラング、 当時は若い美人女優です。 でも、駆け出しですから、絶叫させられたり、裸にされたり... 後年、彼女が、この映画に触れたがらない気持ちも分かります。 ジェフ・ブリッジス、学者という感じがしません。 ジェシカ・ラングとの相性も、よくなかったよう... JESSICA LANGE  ジェシカ・ラング 誕生日 1949/4/20 出身 米ミネソタ州クロケット 演劇を専攻したミネソタ大学を中退。 その後、ニューヨークに出て、 ソーホーの小さなモダン・バレエ団に入る。 実験劇場などの舞台を踏みながら、マイムにとりつかれ、 パリに赴き、エティエンヌ・デュクローに師事する。 74年にニューヨークに戻り、モデルやウェイトレスをしながら、 アクターズ・スタジオに学んだ。 76年「キングコング」で映画デビュー。 82年「トッツィー」のジュリー役でアカデミー助演女優賞、 94年「ブルースカイ」でアカデミー主演女優賞を受賞。 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1976年「キングコング」 1979年「オール・ザット・ジャズ」 1980年「ひと妻窃盗団」 1981年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 1982年「女優フランシス」      「ペニーズ・フロム・ヘブン」      「トッツィー」 1984年「カントリー」 1985年「スウィート・ドリーム」 1986年「ロンリー・ハート」 1988年「熱き愛に時は流れて」「ファーノース」 1989年「ミュージック・ボックス」「メン・ドント・リープ」 1991年「ケープ・フィアー」 1992年「ナイト・アンド・ザ・シティ」 1994年「ブルー・スカイ」 1995年「代理人」「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」 1997年「シークレット/嵐の夜に」 1998年「従妹ベット」「沈黙のジェラシー」 1999年「タイタス」 2001年「私は「うつ依存症」の女」 2003年「ビッグ・フィッシュ」「ボブ・ディランの頭のなか」 2005年「アメリカ、家族のいる風景」「ブロークン・フラワーズ」 JEFF BRIDGES  ジェフ・ブリッジス 誕生日 1949/12/4 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 父のロイド、兄ボーも俳優という芸能一家。 1歳の時、51年「愛の十字路」で映画デビュー。 8歳の時、父の主演するテレビ番組「潜水王マイク・ネルソン」にゲスト出演。 ニューヨークのスティーブン・バーコフのスタジオで演技を勉強する。 71年「ラスト・ショー」74年「サンダー・ボルト」 2000年「ザ・コンテンダー」でアカデミー賞助演男優賞ノミネート、 74年「スターマン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。 自身の製作会社アシス・プロダクションで「アメリカン・ハート」を製作・主演で作った。 俳優以外にも画家やミュージシャンで活躍中。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1951年「愛の十字路」 1970年「怒りを胸にふり返れ!」 1971年「ラスト・ショー」 1972年「ゴングなき戦い」「夕陽の群盗」 1973年「ロリ・マドンナ戦争」「ラスト・アメリカン・ヒーロー」 1974年「サンダーボルト」 1975年「荒野にさすらう若者たち」「ステイ・ハングリー」 1976年「キングコング」 1978年「シャレード’79」 1979年「大統領の堕ちた日」 1981年「男の傷」「天国の門」 1982年「キス・ミー・グッバイ」「トロン」 1984年「カリブの熱い夜」「スターマン/愛・宇宙はるかに」 1985年「白と黒のナイフ」 1986年「800万の死にざま」「モーニング・アフター」 1987年「ナディーン・消えたセクシーショット」 1988年「タッカー」 1989年「いくつもの朝を迎えて」「恋の行方/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」      「チキン・ハート・ブルース/詐欺師と娼婦と殺し屋と」 1990年「新ラスト・ショー」 1991年「フィッシャー・キング」 1992年「アメリカン・ハート」 1993年「失踪」「フィアレス」 1994年「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」 1995年「ワイルド・ビル」 1996年「白い嵐」「マンハッタン・ラプソディ」 1998年「ビッグ・リボウスキ」「隣人は静かに笑う」 1999年「ハリウッド・ミューズ」「背信の行方」 2000年「ザ・コンテンダー」 2001年「光の旅人 K−PAX」「クリミナル・サスペクツ」 2002年「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(声) 2003年「シービスケット」「ボブ・ディランの頭のなか」 2004年「ドア・イン・ザ・フロア」 2005年「ローズ・イン・タイドランド」 その他の出演者: John Randolph ... Captain Ross Rene Auberjonois ... Roy Bagley Julius Harris ... Boan Jack O'Halloran ... Joe Perko Dennis Fimple ... Sunfish Ed Lauter ... Carnahan Jorge Moreno ... Garcia Mario Gallo ... Timmons John Lone ... Chinese Cook Garry Walberg ... Army General John Agar ... City Official Keny Long ... Ape Masked Man User Rating: 5.5/10 (6,438 votes) オトーサン、 「こりゃ、また低いなぁ」 視覚効果賞をとったようですが、 現在のCGの水準からすると、噴飯もの。 アカデミー賞受賞 ・特別業績賞(視覚効果) 同ノミネート ・撮影賞 ・音響賞 User Comments Kytescallさん An Undisclosed Location. 2006年1月3日 リメイクの失敗が過小評価されている この映画は失敗作とされている。 それはそうだが、いい要素もある。 その点では、原作映画よりも優れている。 古典となった原作映画では、 危機に陥った少女 Ann Darrowは、 不幸な巨大な猿に何らいい感情を抱いていない。 ストーリーにおける彼女の役割は、 勿論、絶叫だ。 だが、今回のメイクでは、ドラマ性が高まっている。 キングコングは、破壊マシーンではなく、 たまたま金髪美人に惑わされた人間のように扱われている。 Ann Darrowも、絶叫マシーンではなく、人間扱いされ、 キングコングに好意を抱くのだ。 それが、この映画を感動的にしている。 キングコングを捕獲し、文明世界へ持ち帰る変な男は、 当然、悪党として描かれている。 だが、問題は、「キングコング」が、 古いラブ・ストーリーでないことだ、 リメイクに欠けているのは、アクションだ。 原作映画の「キングコング」は、映画の半分を費して、 毒蛇の死のオンパレードだが、 この映画では、毒蛇の出番は一度だけで、 それも実に短く、退屈なものだった。 特殊効果の質も、実によくない。 カラーなのだが、実際のところ、原作映画よりも劣っている。 40年も前に、すでにカラーだったんだ。 もうひとつの問題は、 この映画は、まったくアクションがないことだ。 ひつつの要因は、 原作映画の映画のロケ地探しがキングコング発見に結びつくというのが、 企業の石油資源探索になってしまったことだ。 それ自体は何の問題もないが、 ひとつ大事なことを見逃しているのだ。 つまり、「キングコング」に求められているのは、 娯楽そのものということだ。 個人的に思うのだが、 企業社会の危険性というメッセージは、 実にいいし、重要だと思うが、 この映画では、微妙な不気味さを欠いている。 例えば、初期のエイリアンのように、 それがこの映画にふさわしいと思うのだが。 暗すぎるストーリーを求めていないフアンを意識してか、 キングコング追跡がいい加減になっている。 特殊効果は、やっつけだし、安っぽい。 要するに、この映画のいい点は、 ドラマに力を入れていることだ。 悪い点は、力を入れたのがそれだけということだ。 いい試みだったが、 この映画の失敗を要約すれば、 ドラマ性が他の映画よりも優れてはいるものの、 ストーリーは、ドラマ性だけでは不充分ということだ。 あらゆる怪物映画の帝王は、結局、ただの怪物映画だった。 オトーサン、 「このひと、絶対、暗い過去があるはず」 実生活での苦労や不幸が芸のこやしになったはずです。 ○ジェシカ・ラング  Jessica Phyllis Lange, 1949/4/20 - アメリカ合衆国の俳優。ミネソタ州クロケット出身。 ミネソタ大学で短期間学んだ後、パントマイムの勉強をしにパリに渡る。 1973年にニューヨークに戻り、ウェイトレスやモデルをしながら演技を学ぶ。 1976年公開のアメリカ映画「キングコング」で、主役のヒロインに抜擢されるも、  映画が酷評された上に、「キングコングの恋人」のイメージがつきまとった。  後年、「猿との共演を喜ぶ女優なんていないでしょう」と述懐している。  しかし、1981年の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」で注目され、  1983年に「トッツィー」でアカデミー助演女優賞、  1994年には「ブルースカイ」でアカデミー主演女優賞を受賞して  演技派女優としての地位を築く。  1992年には「欲望という名の電車」でブロードウェイ・デビューも果たしている。   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 オトーサン、 「公になっていないけれど、他に暗い面があるはず」 探したら、やはり、ありました。 ○ジェシカ・ラング 職を転々とした父の影響で幼少時代は貧困生活を送る。 ミネソタ大学で演劇を専攻したが中退。 1970年にスペイン人写真家と結婚し、ヒッピー生活を送り、 一女をもうけるが1971年に離婚。 その後ニューヨークに渡り、モデルやウェイトレスをしながら アクターズ・スタジオに学び、 1976年「キングコング」のオーディションで 見事ヒロインの座を射止め映画デビューを果たす。 1981年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でジャック・ニコルソンを翻弄する 妻役を演じ脚光を浴びる。 1982年、「トッツィー」と「女優フランシス」でアカデミー賞にダブル・ノミネートされ、 「トッツィー」でアカデミー助演女優賞を受賞。 以後、ブロードウェイにて舞台デビューも果たし、 1994年「ブルースカイ」ではアカデミー主演女優賞を受賞。 私生活では、俳優ミハイル・バリシニコフの間にも一女あり。 監督のボブ・フォッセと交際するが破綻し、 1982年頃から、脚本家で俳優のサム・シェパードと同棲、 2人の子供がいる。  出典:http://csx.jp/~piki/lange.html


魔女の宅急便

オトーサン、 「へぇ、いいものやるな」 日本テレビ金曜ロードショーを録画したもの。 この名画、実は、まだ見ていなかったのです。 確か、"宅急便"は、ヤマト運輸の登録商標でしたよね。 だから、業界2位の佐川急便は「飛脚宅配便」、 業界3位の日本通運は「ペリカン便」を使用しています。 原題:魔女の宅急便(1989)    KIKI'S DELIVERY SERVICE 監督・脚本:宮崎駿 原作:角野栄子 Genre:Animation / Family / Fantasy / Comedy / Adventure Country:Japan Language:French / German / Italian / Portuguese / Spanish / Japanese 上映時間:103分 あらすじ: キキは、修行中の魔女で、13歳になった。 伝統によって、魔女は1年間、家を離れ、 自分で暮らしていくことを学ばなければならない。 おしゃべりの黒猫ジジと一緒に飛行し、 コリコの海辺の町で暮らしはじめる。 魔法のホウキを駆使して宅急便をはじめたが、 新生活にいかになじむかを学ばなければならなかった。 特に、なぜか飛べなくなってからは。 声の出演者: 高山みなみ .... キキ/ウルスラ 佐久間レイ .... ジジ 戸田恵子 .... おソノさん 山口勝平 .... トンボ オトーサン、 「おなじみだ」 いつも思うのですが、普通の女性の顔が単調です。 今回は、おソノさん。 その他の声の出演者: 加藤治子 .... 老婦人 関弘子 .... バーサ(老女中) 井上喜久子 .... マキ(デザイナー) 土井美加 .... ケットの母(マキの姉) 渕崎ゆり子 .... ケット 浅井淑子 .... ケットの祖母 土師孝也 .... ケットの父親 西村知道 .... 時計番のおじさん 斎藤昌 .... ドーラ婆さん 山寺宏一 .... おソノさんの旦那/警官/アナウンサー 辻親八 .... ホテルのフロント係 鍵本景子 .... ケーキの少女 大塚明夫 .... 飛行船の船長 田口昂 .... デッキブラシのおじさん 小林優子 .... 先輩魔女 坂本千夏 .... 赤ん坊 信沢三恵子 .... コキリ(キキの母) 三浦浩一 .... オキノ(キキの父) User Rating: 7.8/10 (7,484 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 JeffG.さん Boston, MA 1999年6月5日 すばらしい映画だ! あらゆる年齢のひとにとって この映画がいいらしいと聞いていたが、 長い間、借りないできた。 他愛ない子供向けのものと誤解していたのだ。 みなさん、間違っていました! この映画は、子供だけでなく、 10代、さらに大人にも向いている。 ディズニーのスタッフが手がけるべきもの。 いまは、このビデオを持っている。 ビデオで再生するたびに、いい気分になる。 オトーサン、 「オレとおんなじだ」 ○魔女の宅急便  角野栄子「魔女の宅急便(第1巻)」原作の長編アニメ映画。  スタジオジブリ製作で宮崎駿監督作品(1989/7/29 公開)  原作をかなり自由に脚色し、  背景にはアイルランドやスウェーデン、ポルトガルなどで 取材してきた町の風景を使い、若者を中心に人気を集めた。  また、フォルクスワーゲン・ビートルが多数登場している事から、  ドイツも多少モチーフにされていると思われる。  白黒テレビが普及している一方で、  ボンネットバスや大きな飛行船が使われているなど、  現代ではなく過去の時代を舞台にしていると思われる  (宮崎監督によれば「第二次世界大戦を経験しなかったヨーロッパ」という設定)。  主な舞台になった町は、スウェーデンのゴトランド島にあるヴィスビュー  および首都ストックホルムの町とその近郊である。  ユーミンが歌う「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」は、  公開当時、リバイバルヒットとなった。  この映画は、「さらば宇宙戦艦ヤマト」(1978)を抜いて  日本の劇場用アニメ映画の興行記録を更新した。  英語版のほうは、題名が"Kiki's Delivery Service"となり、  主題歌は英語の歌が用いられている。  なお、日本テレビで2年に1回ほどの割合で金曜ロードショーで放送されている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


舞妓 Haaaan!!!

オトーサン、 「何か、気になるなぁ」 洋画の話題作をあらかた見終えたし、 雨続きなので、見に行きました。 おすすめです。 原題:舞妓 Haaaan!!!(2007) 監督:水田伸生 脚本:宮藤官九郎 Genre:Commedy 上映時間:120分 あらすじ: 鈴屋食品の東京本社に勤務する平凡なサラリーマン、鬼塚公彦。 彼は高校時代に修学旅行先の京都で舞妓に出会って以来、 熱狂的な舞妓ファンとなり、 いつかは“舞妓はんとの野球拳”という究極の夢を抱いていた。 まだ“お茶屋”で舞妓と遊んだことがない公彦だったが、 念願の京都支社への転勤が決まり、 同僚OLの彼女、大沢富士子をあっさりと捨てて京都入り。 はじめは“一見さんお断り”の壁に跳ね返されるものの、 お茶屋の常連だった社長から“仕事で結果を出せば連れて行ってやる”と言われ、 しゃかりきに働き、ついにお茶屋デビューを果たす。 そして公彦は、いよいよ念願だった舞妓との野球拳を実現しようとするのだが…。 出演者 阿部サダヲ ....鬼塚公彦 堤真一 .... 内藤貴一郎 柴咲コウ .... 大沢富士子/駒富士 小出早織 .... 駒子 オトーサン、 「阿部サダヲ、いいねぇ!」 長く端役でしたが、ついに主演。 その喜びが全身にみなぎっています。 あるいは、和製チャップリンとして大化けするかも。 堤真一さん、柴咲コウさん、いいお味でした。 駒子役の小出早織さん、可愛いな。 阿部サダヲ あべ サダヲ 誕生日 1970/4/23 - 出身 千葉県松戸市 松戸市立第六中学校、松戸高等学校卒業。 原辰徳に憧れたが、高校時代に石毛博史と出会い断念。 秋葉原のラオックスで働くが、退職し、トラック運転手などを経験。 松尾スズキの主宰する劇団大人計画に所属し、舞台を中心に活躍。 1955年、バンド「グループ魂」を結成し、ボーカルとして活動。 芸名の阿部サダヲは戦前の阿部定事件からきている。 出演作: 1966年「トキワ荘の青春」 1998年「F[エフ]」「蜘蛛の瞳」 1999年「ワンダフルライフ」「シングル・ブルー」      「グループ魂のでんきまむし」 2000年「うずまき」 2001年「血を吸う宇宙」 2002年「日雇い刑事」 2003年「日本の裸族」「新刑事まつり一発逆転 リハビリ刑事」      「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」 2004年「下妻物語」「eiko」 2005年「北の零年」「真夜中の弥次さん喜多さん」      「妖怪大戦争」 2006年「子ぎつねヘレン」「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」 2007年「アンフェア the movie」「ユメ十夜」      「舞妓Haaaan!!!」 小出 早織 こいで さおり 誕生日 1988/5/29 出身 京都府 京都両洋高等学校卒業。 2003年、フジテレビのイベント「お台場冒険王」のイメージキャラクター Snappeasのメンバーとしてデビュー。 同局の人気番組「ワンナイR&R」にレギュラー出演でブレイク。 TVドラマの代表作は、「電車男」(2005年7月 - 9月) 「1リットルの涙」(2005年10月 - 12月)。 映画主演は、「ケータイ刑事 銭形雷」 趣味は、八百屋めぐり、映画鑑賞、読書、写真。 特技は、ピアノ、ブログ。 出演作: 2006年「天使」「Water」 2007年「ケータイ刑事 銭形雷」「舞妓Haaaan!!!」 その他の出演者: 京野ことみ .... 小梅 酒井若菜 .... 豆福 キムラ緑子 .... 良江 大倉孝二 .... 大下 生瀬勝久 .... 先崎部長 山田孝之 .... 修学旅行生 須賀健太 .... カメラ小僧 Mr.オクレ .... 老社員 日村勇紀 .... カメラ小僧 北村一輝 .... 医師 植木等 .... 斉藤老人 木場勝己 .... 玄太 真矢みき .... こまつ 吉行和子 .... さつき 伊東四朗 .... 鈴木大海 User Ratings: - オトーサン、 「7点台だ!」 欧米で公開されたら、いいのに。 User Comments: はこまる さん これはこれで「日本映画」最前線の形 まず最初に、本作が遺作となられた植木等さんの ご冥福を改めてお祈りしたいと思います。 「ステッキ」な後ろ姿でした。合掌。 さて、まったく期待しないで観たのが良かったのか、 なかなか侮れない勢いを持った映画となっていました。 奇作『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)もかなり驚きの一作でしたが、 こちらも主人公のキャラがこれまでの日本映画にはない シュールな域に達しておりいい勝負です。 劇中よく使われる「一見さんお断り」というフレーズは、 ある意味舞台から映画の中に何度も入って来ようとする 宮藤や阿部に対し偏屈な日本映画が言っている言葉でもある訳ですから、 自虐的と言えばそれまでですが、 なかなか野心的な挑発と破壊行為で 日本映画ファンとしてはかなり興味深くスクリーンに見入ることができました。 まあ、どう見てもここでの阿部は、 『吹けば飛ぶよな男だが』(68年)のなべおさみや、 山田監洋次映画における武田鉄矢くらいに、 その装いや振る舞いがポップな色合いを持ちつつも 「非フィルム的」(古くてゴメンナサイ)としか言いようがありません。 それに物語自体も中盤を越えてクライマックスに近づくにつれ急激に失速。 弾けずにこじんまりとした世界に安住してしまいます。 本来は大きな笑いどころとなるはずの、 公彦が舞妓となった富士子にいつ気づくか?、 というシチュエーションも話術が発揮されずに信じられない程凡庸な扱いです。 「公彦と富士子」「公彦と内藤」「内藤と駒子」「駒子と公彦」「富士子と内藤」という 関係がどうにも欲張り過ぎたのか、 これらがある種の重さとなって弾んでいた物語自体を 普通のテンションの領域に引きずり下ろしてしまっています。 ハチャメチャなその男っぷりがなかなか好演の堤真一と、 どこまでもイタい阿部のコンビはかなりいい感じなだけに余計に残念です。 しかし、そういったある種の「ツマラナサ」は 本作の決定的な弱点にはなっておらず、 多彩な脇役陣の総力戦でなんとかその地盤沈下を防いでいます。 最初に合掌した植木さんをはじめ、 相変わらず達者な伊東四朗、吉行和子さん。 ヅラ頭がこの映画で一番笑えた生瀬勝久。 艶やかに踊る姿が美しい真矢みき。 ホントの舞妓さん(あんまり知らんけど)よりかわいらしい小出早織。 そして舞妓姿はあんまり似合ってないけど 何をやってもキャラ立ちしている我が愛しのコウちゃん。 コメディ演技もいいです。 京都の花街という「男なら一度は・・・」という舞台を扱いながら、 往年の伊丹十三や周防正行作品のような あくまでも知性を失わない映画的な収束を目指す形にはならずに、 あえて馬鹿に徹する姿は異論もあるでしょうが ある意味これが現代の日本そのままの姿なのですから これはこれで受け入れなければならないでしょう。 とにかく阿部クンは植木さんからバトンを受け継いだのですから パンツ一丁でもいいからこのまま突っ走って欲しいと思います。 また、宮藤も映画まであと一歩。 ここからが遠いとは思いますが、 日本映画の為にも諦めずチャレンジを続けて欲しいと思います。 その得難いバランス感覚を失わないままに。 「馬鹿」こそ誠に美しい。 「馬鹿」に幸あらんことを。 オトーサン、 「おれも改名しようか。"オトー saaan!!!" に」 週刊文春で、宮藤官九郎さんのエッセイを読んでいますが、 これほど才能豊かなひととは思いませんでした。 今後の活躍に目が離せなくなりました。


ダニー・ザ・ドッグ

オトーサン、 「変だな。見たはずなのに」 ダニーが首輪をはめられているシーン、 デジャビュ(既視感)です。 総索引をチェックしましたが、ありません。 邦題が変わったのか調べましたが、変わっていません。 「変だなぁ...」 あるいは予告編が強烈に印象に残ったのでしょうか? (後日判明:おお、総索引 1795 にあった!) 何はともあれ、リュック・ベッソン+ジェット・リー、 愉快でないはすはありえません。 原題:Danny the Dog (2005) 監督:Louis Leterrier 脚本:Luc Besson Genre:Action / Crime / Drama / Mystery / Romance / Thriller Rated R for strong violent content, language and some sexuality/nudity. Country:France / USA / UK Language:English 上映時間:102分 あらすじ: ダニーは、幼いときから闘犬として育てられる。 飼い主バートによって借金の取り立てに追いまくられている。 だが、ついに、バートもダニーもやられる日がやってくる。 そして...昏睡からさめると、介護してくれたのは、 目が不自由なピアノ調律師サムとその娘ヴィクトリアだった。 2人にピアノや料理などを教わり、ダニーは人間らしさを取り戻していく。 絶対外さなかった首輪が取れる幸せな日はくるのだろうか? 出演者: Jet Li ... Danny(ダニー) Bob Hoskins ... Bart(バート) Morgan Freeman ... Sam(サム) Kerry Condon ... Victoria(ヴィクトリア) オトーサン、 「芸域が広がったなぁ」 鍛えに鍛えられた武芸に加え、円熟の芸も披露しています。 脇役もいいですね。 モーガン・フリーマンは勿論いいのですが、 今回は、ダニーの飼い主、ボブ・ホスキンスの経歴を紹介しましょう。 こういう悪役は映画の味の素です。 JET LI  ジェット・リー 誕生日 1963/4/26 出身 中国・瀋陽 九歳から北京の業余体育学校で中国武術を学び、 11才の時に中国全国武術大会のチャンピオンとなり、以後、五度優勝。 74年には世界巡業でホワイトハウスに招かれ、 ニクソン大統領に対戦演技を披露した。 十代半ばで武術コーチ。 82年に「少林寺」で映画界入り。 88年「ファイナル・ファイター」からリー・リンチェイの名で 本格的に香港映画で活躍。 「リーサル・ウエポン4」の悪役でハリウッドでも注目されるようになった。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1982年「少林寺」 1983年「ドキュメント・燃えよカンフー」「少林寺2」 1986年「阿羅漢」 1988年「ファイナル・ファイター 鉄拳英雄」 1989年「ハード・ブラッド」 1989年「ドラゴン・ファイト」 1992年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱」       「スウォーズマン/女神伝説の章」 1993年「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲」「方世玉2」      「カンフー・カルト・マスター 魔教教主」      「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 格闘飛龍」      「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 電光飛龍」 1994年「ターゲット・ブルー」「マスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限」      「新・少林寺伝説」「フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳」 1995年「D&D/完全黙秘」「ハイリスク」 1996年「ブラック・マスク」◇「冒険王」 1997年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ」 1998年「リーサル・ウエポン4」◆ 2000年「ロミオ・マスト・ダイ」◇ 2001年「キス・オブ・ザ・ドラゴン」◇「ザ・ワン」◇ 2002年「英雄 HERO」 2003年「ブラック・ダイヤモンド」◇ 2004年「ダニー・ザ・ドッグ」◇ 2005年「SPIRIT スピリット」◇ BOB HOSKINS  ボブ・ホスキンス 誕生日 1942/10/26 出身 英サフォーク 高校卒業後、市場の運び屋、サーカスの火食い術師、 事務員、公園管理などの仕事を経て、 3年間会計士の訓練を受けた。 25歳の時、セイント・パンクラスのユニティ劇場に飲みに行き、 役をオファーされて出演した。 75年「ローヤル・フラッシュ」で映画デビュー。 80年「長く熱い週末」の主演で注目され、 86年「モナリザ」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、 カンヌ映画祭主演男優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1975年「ローヤル・フラッシュ」 1976年「ボーイ・ワンダーの孤独」 1979年「モンティ・バイソン/ライフ・オブ・ブライアン」      「ズールー戦争」 1980年「長く熱い週末」 1982年「ピンク・フロイド/ザ・ウォール」 1983年「愛と名誉のために」 1984年「コットン・クラブ」「未来世紀ブラジル」 1986年「くたばれ!ハリウッド」「モナリザ」 1987年「死にゆく者への祈り」      「私の愛した魔女」 1988年「ロジャー・ラビット」「ジプシー/風たちの叫び」 1990年「私の愛したゴースト」「恋する人魚たち」 1991年「フック」「プラスチック・ナイトメア/仮面の情事」      「映写技師は見ていた」 1992年「美女と時計とアブナイお願い」      「お葬式だよ全員集合」「ブルー・アイス」 1993年「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」 1995年「ニクソン」 1996年「バルト」(声)「マイケル」「シークレット・エージェント」 1997年「トゥエンティーフォー・セブン」 1998年「従妹ベット」 1999年「フェリシアの旅」 2000年「スターリングラード」 2002年「スリーピング・ディクショナリー」「メイド・イン・マンハッタン」 2003年「コンクリュージョン」 2004年「ビヨンドtheシー 〜夢見るように歌えば」「ダニー・ザ・ドッグ」 2005年「マスク2」「ステイ」「ヘンダーソン夫人の贈り物」 その他の出演者: Vincent Regan ... Raffles Dylan Brown ... Lefty Tamer Hassan ... Georgie Michael Jenn ... Wyeth Phyllida Law ... Distinguished Lady Carole Ann Wilson ... Maddy Mike Lambert ... The Stranger Jaclyn Tze Wey ... Danny's Mother Puthirith Chou ... Teen Danny Tony Theng ... Little Danny Owen Lay ... Baby Danny User Rating: 7.1/10 (18,657 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 User Comments observationalistさん United States 2005年11月1日 思っていたのとは違っていた...いい意味で。 この映画は、いろんな意味で、 これまでみたうちで最高の映画ではない。 だが、まったく想像とはかけはなれていた。 マーシャルアーツの風変わりな映画と思っていた。 部屋を飛び回り、殴りあい、唇から血が流れる etc. だが、そうではなかった。 そう、その種のシーンもないではなかったが、 多くは家族の物語だった。 ダニーを家族の一員として迎い入れた家族の。 基本的には、誰でも素手で殴り殺す犬から それを抜け出て真人間になることを決意する物語だった。 もう一度言う。 これはベストな映画ではないが、 思ったのとは違っていた。 見る価値がある。 実際のところ、いい映画だ。 オトーサン、 「ジェットリーも転換期にきたな」 もう若くもないのですから、芸域を広げなくては。 ジェット・リーの肉声を聞いてみましょう。 彼をただの飛び道具としてみてきたひとは、 ぜひ、ご一読下さい。 セットで、みんなのみている前で、 アクション・シーンを演じていると、自分が勇敢に思えてくる。 だが、女の子が近寄ってくるよ、赤面する。 シャイなのだ。 ぼくを殴っても大丈夫。 だけど、髪に触らないでほしい。 殺すぞ! ジャッキー・チェンには、いままで6回会ったことがある。 多くのひとは、私たちを天敵と思っているようだが、 個人的には、彼はクールな奴だと思っている。 一度、共演したが、正直、仕事を楽しんだ。 実に見事な映画になった! まだ16歳のときに、マーシャル・アーツ映画に足を踏み入れた。 この分野で自分の能力を生かせると思ったのだ。 それから5年も10年も、やり続けるのは、私には無意味に思えた。 「SPIRIT スピリット」を最後に、 マーシャル・アーツ・スターに別れを告げたい。


傷だらけの男たち

オトーサン、 「トニー・レオンか、それなら見るか」 「インファナル・アフェア」はステキでしたが、 この映画は、正直、期待外れでした。 原題:Seung sing (2006) 監督:Wai Keung Lau/ Siu Fai Mak 脚本:Felix Chong /Siu Fai Mak Genre:Crime / Drama / Thriller Country:Hong Kong Language:Mandarin / Cantonese / English 上映時間:110分 あらすじ: 2003年のクリスマス。 刑事ポンと彼の親友でもある上司ヘイは、 かねてから追跡していた連続殺人犯をついに逮捕する。 だがその夜、ポンが帰宅すると、 そこには既に息絶えた恋人の姿があった。 しかも彼女は身籠もっていた。 3年後、ポンは私立探偵に転職するも 未だ恋人の死から立ち直れず、 酒に身を任せる日々を送っていた。 一方、ヘイは香港の億万長者チャウの一人娘スクツァンと 幸せな新婚生活を送っていた。 そんなある日、チャウと執事が何者かに惨殺される。 その犯人は間もなく死体で発見され、 事件は金品目当ての強盗殺人として解決するかにみえた。 だが、事件には不可解な点がいくつも残り、 スクツァンはポンに協力を依頼。 そして調査を進めるうち、 意外な人物が捜査線上に浮上する…。 出演者: Tony Leung Chiu Wai ... Detective Hei(ヘイ) Takeshi Kaneshiro ... Bong(ポン) Jinglei Xu ... Susan(スクツァン) Qi Shu ... Feng(フォン) オトーサン、 「うまいなぁ」 トニーレオンのことですが、いまいち冴えません。 「何で人気があるのかなぁ?...大根役者なのに」 でも、金城武くん、すこし上手になりました。 TONY LEUNG  トニー・レオン 誕生日 1962/6/27 出身 中国・広東省台山 1981年、TVB芸員訓練班の試験を受け、合格。 82年、訓練班を出て、TVBと正式契約。 テレビ俳優として活躍の後、85年、映画デビュー。 歌手としてアルバムも出している。 95年「恋する惑星」2000年「インファナル・アフェア」などで4度、 香港金像奨最優秀主演男優賞、 2000年「花様年華」でカンヌ映画祭最優秀男優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1986年「チョウ・ユンファの地下情/追いつめられた殺意」 1987年「野獣たちの掟」 1988年「ロボフォース/鉄甲無敵マリア」 1989年「風にバラは散った」「悲情城市」 1990年「ワイルド・ブリット」「欲望の翼」 1991年「蒼き獣たち」「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」 1992年「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」 1993年「新流星胡蝶剣/秘術VS妖術」「大英雄」      「ツイ・ハークTHEマジック・クレーン」 「エンド・オブ・ザ・ロード」「月夜の願い」 1994年「キング・オブ・ギャンブラー」「恋する惑星」「楽園の瑕」 1995年「シクロ」「裏街の聖者」 1997年「ブエノスアイレス」 「トニー・レオンのミッドナイト・エクスプレス」 1998年「君が見つけた25時」「フラワーズ・オブ・シャンハイ」 「ロンゲストナイト」 1999年「ゴージャス」 2000年「花様年華」「東京攻略」 2001年「ファイティング・ラブ」 2002年「HERO」「インファナル・アフェア」 2003年「インファナル・アフェアV 終極無間」 「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋」 2004年「2046」 2006年「傷だらけの男たち」 TAKESHI KANESHIRO  金城 武 誕生日 1973/10/11 出身 台湾・台北 日本人の父と台湾人の母の間に生まれる。 小、中学校は日本人学校に通い、高校はアメリカン・スクールに通う。 92年、歌手デビュー後、映画出演。 93年「ワンダーガールズ/東方三侠2」で映画デビュー。 94年「恋する惑星」、95年「天使の涙」への主演でブレイク。 活躍度 △↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「ワンダーガールズ/東方三侠2」 1994年「恋する惑星」 1995年「チャイナドラゴン」「金城武の香港犯罪ファイル」      「金城武の死角都市・香港」「天使の涙」      「冒険王」「臭屁王」「危険な天使たち」      「世界の涯てに」「スクール・デイズ」      「トラブル・メーカー」 1997年「MISTY」「炎の大捜査線」「北京の夏」      「暗黒街・若き英雄伝説」「ダウンタウン・シャドー」      「初恋」「パラダイス」「炎の大捜査線2」 1998年「アンナ・マデリーナ」「ニューヨーク・デイドリーム」「不夜城」 1999年「君のいた永遠」 2000年「スペース・トラベラーズ」「ラベンダー」 2002年「Returner/リターナー」 2003年「ターンレフト ターンライト」 2004年「LOVERS」 2005年「ウィンター・ソング」 2006年「傷だらけの男たち」 その他の出演者: Chapman To ... Tsui Wing-kwong Hua Yueh ... Chow Yuan-sing Yeung Ming Wan ... Uncle Man Emme Wong ... Rachel Bo-yuan Chan Rating: 6.8/10 (609 votes) オトーサン、 「ちょっと高すぎる」 User Comments: helmuttyさん Singapore 2007年1月25日 見るのが苦痛 オーライ。まあまあのさ映画だ。 失望したのは、この映画にミステリーのないこと。 筋書き上は、ミステリーだが、そう思えなかった。 ストーリーがやや混乱している。 あるシーンから次のシーンへジャンプするのだ。 ヘイとポンは、事件を解決する。 スクツァンの父親が殺された事件だ。 監督は、登場人物たちがどう感じているか、 観客に感じさせようとしている。 それが苦痛だ。 ミステリ−のかけらもなく、苦痛のみ。 もし、監督らが、悪漢を早目に示さなかったら、 もっとミステリー風になっただろう。 だが、これは主要なポイントではない。 監督が訴えたがったのは、苦痛なのだ。 出演者もストーリーもいい。 BGMの音楽も美しい。 戦慄を身体に送りこんでくる。 やや気味悪いが。 もし、ヒマつぶしだったら、DVDで見るべし。 映画館でみるほどではない。 この映画、ミステリー・フアンには向いていない。 オトーサン、 「おっ、黒美君彦さん、もう見たのか」 黒美君彦さん 2007年6月30日 既視感が… 香港ノワールの流れが脈々と生きているだけでなく、 ますます映像的にも洗練されつつあることを実感させる作品。 ではあるが、『インファナル・アフェア』さながらの なりすましがストーリーのカギとなっているので、 やや既視感もあった(苦笑)。 ベテラン刑事ラウ・チンヘイ(トニー・レオン)の隠された過去が 事件の背景にあるわけだが、 観ているうちに『インファナル・アフェア』以外でも何かに似ているぞ、と思った。 子どものころに遡るなりすまし …そう、松本清張の『砂の器』(野村芳太郎監督、74年)の設定に似ているのだ。 どうせ似ているのならもう少しトニー・レオンの過去のつらさみたいなものを描いて欲しかった。 大人になるまでの恐怖、孤独があれば、より深い作品になったのではなかろうか。 ボン刑事(金城武)の心の傷の映像表現はなかなか面白い。 同じ空間で過去の時間が再現される回想シーンは悪くなかった。 ただストーリー展開でいくつか謎が解決されぬまま残った。 中盤でボン刑事と格闘したのは結局誰だったんだろう…?? トニー・レオンはさすがの演技力。金城武もカッコいい。 この二人を観ているだけで満足できる。 金城武の新しい恋人フォン役のスー・チーって、 『トランスポーター』(02年仏)以来久々に観たが、 場末のすれたホステス役が似合う年齢(!?)になったようで(苦笑)。 ただ映像的に洗練されることによって、 香港ノワール独特の暑苦しさはあまり感じられない。 それがいいのか悪いのか…。


ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

オトーサン、 「えっ、もうやっているの?」 "先行上映"も、多くの映画館で実施されれば"本格上映"。 三連休を狙ってのことでしょうが、商魂たくましいですね。 あえて、不入りの場末の映画館を選んで見に行きました。 大勢の子供に邪魔されず、ゆっくり鑑賞できました。 原題:Harry Potter and the Order of the Phoenix (2007) 監督:David Yates 原作:J.K. Rowling 脚本:Michael Goldenberg Genre:Adventure / Drama / Family / Fantasy Rated PG-13 for sequences of fantasy violence and frightening images. Country:UK / USA Language:English 上映時間:138分 あらすじ: ハリーは、5年生。 人間界で魔法を使い、追放されそうになる。 だが、校長が、かばってくれて処罰を免れる。 だが、魔法省大臣は、校長が嘘の証言をしたと勘ぐり、 防衛術を教えるアンブリッジを監察官として送り込み、 さらには、あろうことか新校長に任命する。 時を同じくして、闇の帝王・ヴォルデモート卿も 軍団を組織し、暗躍しはじめる。 ハリーたちは、対抗するために、 秘かにダンブルドア軍団を結成するが、 出生疑惑にさいまなれるハリーにとっては、 仲間と行動をともにすることさえ苦痛になってきた... 出演者: Daniel Radcliffe ... Harry Potter(ハリー・ポッター) Ralph Fiennes ... Lord Voldemort(ヴォルデモート卿) Imelda Staunton ... Dolores Umbridge(ドローレス・アンブリッジ) オトーサン、 「ハリー(急げ)、!」 第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、 そして第7作「ハリー・ポッターと死の秘宝」も映画化するなら、 早く撮らないと、ラドクリフくんがオヤジになってしまいます。 身体面だけでなく演技面での成長も大したものです。 「イメルダ夫人の起用、大成功!」 芸達者のイメルダ・スタウントンがはじめてお目見えしました。 今回限りでしょうが、コメディ色を加味していました。 DANIEL RADCLIFFE  ダニエル・ラドクリフ 誕生日 1989/7/23 出身 英ロンドン 父はアラン・ラドクリフ、 母はキャスティング・ディレクターのマーシャ・グレシャム。 「ハリー・ポッターと賢者の石」で主役を演じる。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1999年「デビッド・コパーフィールド」(TM) 2001年「テイラー・オブ・パナマ」◆「ハリー・ポッターと賢者の石」◇ 2002年「ハリー・ポッターと秘密の部屋」◇ 2004年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」◇ 2005年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」◇ 2007年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」◇ IMELDA STAUNTON  イメルダ・スタウントン 誕生日 1956/1/9 出身 英ロンドン 2004年「ヴェラ・ドレイク」で BAFTAやヴェネチア映画祭の主演女優賞受賞。 アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にもノミネートされる。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1992年「ピーターズ・フレンズ」 1993年「から騒ぎ」 1994年「ロシア52人虐殺犯チカチーロ」 1995年「いつか晴れた日に」 1996年「十二夜」 1998年「恋に落ちたシェイクスピア」 2000年「ラット・ゲーム」 2004年「ヴェラ・ドレイク」 2005年「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」 2006年「沈黙の奪還」 その他の出演者: Harry Melling ... Dudley Dursley Jason Boyd ... Piers Richard Macklin ... Malcolm Miles Jupp ... TV Weatherman Fiona Shaw ... Petunia Dursley Richard Griffiths ... Vernon Dursley Kathryn Hunter ... Mrs. Arabella Figg Adrian Rawlins ... James Potter Geraldine Somerville ... Lily Potter Robert Pattinson ... Cedric Diggory Natalia Tena ... Nymphadora Tonks Brendan Gleeson ... Alastor 'Mad--Eye' Moody George Harris ... Kingsley Shacklebolt User Rating: 8.1/10 (5,307 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 惜しみなくお金をかけています。 User Comments: Cocacolaguy912-2さん United States 2007年7月11日 5作のうちベスト。 だが、筋書きが問題だとごちゃごちゃ言うなかれ。 あんたの泣き言がみんなの頭痛の種になるだろうから..., 長ーい本、短い映画。 この事実が悩みの種なのだ... 複雑な原作をどうやって138分に縮めるのだ? そんなことやらない。できない。 そんなことをやれば、自殺行為だ。 無意味だし、映画をメチャメチャにするだけ。 そこで、本題に入るが、 筋書きの脚色が大事だと言い張るのなら、 この映画は見ないほうがいい。 有罪で、不誠実だと感じるなかれ。 だが、そのことに目をつぶるなら、 この映画をエンジョイすることができる。 演技はすばらしい。 ベテラン過剰とはいえ、英国の役者たちはみな上手だ。 ダニエル・ラドクリフはどうかというと、 驚くほど、嫌悪感と希望の描写が巧い。 ラルフ・ファインズは、恐ろしい物腰が巧い。 そして、イメルダ・スタウントンときたら、 拷問のような個性で必殺技を繰り出している。 配役に畏怖の念を覚えるだろう。 技術的にもすばらしい。 特殊効果ときたら、 私見では、信じられない。 撮影ときたら、仕掛けがすばらしく美しい。 さて、筋書きについて御託を並べてきたので、 いよいよ、ここらで筋書きについて話そう。 筋書きは、ご想像の通り、私にはよかった。 一貫性がある。 早いテンポだが、 スキップしているようには思えなかった。 前4作の欠点だったのだが。 まったく多くのことを省いている。 議論もあるだろうが、 そうしなければ、大混乱になっただろう。 私は非難が気にならない。 こう言おう。 "この映画はテリブルだ。 なぜなら... この事件が出だしで起きた... その時...そして... お分かりかな。 手短に言おう。 いい仕事をしてくれた。 重ねて言う。 多くを省いた。 前4作と比べると、最悪の脚色だ。 だが、そうなのだ。 実に複雑な原作なのだから、それはいい決断だったのだ。 手抜きなんかじゃない。 10点満点で、9点をあげたい。 5作のうちで、ベストだと心から思う。 オトーサン、 「ほんとに、上出来だった!」 これまでの4作をみてきたひとも、失望しないでしょう。 いくつも見所があって、大サービスしているのです。 ○見所の数々  ・空飛ぶシーン   夜のロンドンはテムズ川を魔法のほうきに跨って滑空する。  ・魔法省のロビー   ロンドン最古の地下鉄をモデルにした魔法省の   ロビーの広さは、奥行き60メートル、幅36メートル、高さ9メートル  ・ピンクを着た悪魔   魔法省から派遣されたアンブリッジは、ピンク色のスーツ。   やさしそうだが、自分に従わない生徒に残酷な罰則を与える。  ・ダンブルドア軍団   アンブリッジの所業に怒ったハーマイオニーは、   自分たちで防衛術を自習する「ダンブルドア軍団」の結成を提案する。   ホグワ−ツの「必要の部屋」で防衛呪文を学ぶ。   ハリーの先生ぶりや、守護霊、生徒同士の決闘が見もの。  ・スケールアップした生き物   ハグリッドの異父弟グロウプや、ブラック家の屋敷、妖精クリーチャー、   セストラルなど、不気味な生き物がずらり。  ・魔法省での壮絶な戦い   これが、最大の見せ場。   魔法の杖を駆使しての校長とヴォルデモート卿の格闘はすさまじい。   未来を予言する水晶球を無数に収納した倉庫は、CG効果バツグン。


マイ・ガール

オトーサン、 「カルキンくんが出ている!」 カルキンくんといえば、何といっても、 「ホーム・アローン」の名子役ぶりです。 原題:My Girl (1991) 監督:Howard Zieff 脚本:Laurice Elehwany Genre:Comedy / Drama / Family / Romance 上映時間:102分 あらすじ: 少女ベーダは、死にとりつれている。 母が死に、父ハリーは葬儀屋を経営している。 彼女は、英語の先生に恋をして、 認めてほしくて詩作の夏季講習に加わる。 トーマス少年は、彼女の親友だが、 強度のアレルギー体質、ベーダの後をついてまわる。 ベーダの父は、死者にお化粧するために メイキャップ・アーチストのシェリーを雇うが、いい仲になる。 ベーダは怒り狂い、2人の仲を裂こうとする。 出演者: Anna Chlumsky ... Vada Sultenfuss(ベーダ) Macaulay Culkin ... Thomas J. Sennett(トーマス) Dan Aykroyd ... Harry Sultenfuss(ハリー) Jamie Lee Curtis ... Shelly DeVoto(シェリー) オトーサン、 「カルキンくん、影が薄いなぁ」 大活躍するのは、ベーダ役のアンナ・クラムスキー。 おませで、お茶目で、突飛な行動をします。 女の子らしく、口紅を塗ってもらったりもしますが、 カルキンくんに、こう言われてしまいます。 「口から血が出てる!」 ANNA CHLUMSKY  アンナ・クラムスキー 誕生日 1980/12/3 出身 米イリノイ州シカゴ 生後10ヶ月で雑誌に登場。CM、写真モデルとして活躍。 8歳の時、ミュージカル「アニー」のオーディションに受かり、 シカゴ公演の舞台に立った。 91年「マイ・ガール」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1991年「マイ・ガール」◇ 1994年「マイ・ガール2」◇「マミー・マーケット」◇ 1995年「ゴールド・ディガーズ/伝説の秘宝を追え」◇ MACAULAY CULKIN  マコーレー・カルキン 誕生日 1980/8/26 出身 米ニューヨーク 父は舞台俳優クリストファー・カルキン。叔母は女優ボニー・ベデリア。 7人兄弟でキーラン、クイン、ローリー、クリスチャンも俳優。 4才からYMCAのダンス・スクールでバレエを習い、 アメリカン・バレエ・スクールに進む。 ニューヨーク、シティ・バレエ団で「くるみ割り人形」などの舞台に立つ。 87年「ジブラルタル号の出帆」で映画デビュー。 「ホーム・アローン」の主役で一躍人気スターとなるが、 父親との間で親権問題や金銭トラブルが発生し、 彼のキャリアに大きな悪影響を与える。 98年6月21日、レイチェル・マイナーと結婚するが、2000年9月に離婚。 活躍度 ▲↓ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1987年「ジブラルタル号の出帆」 1989年「いくつもの朝を迎えて」「おじさんに気をつけろ!」      「7月4日に生まれて」(シーン・カット) 1990年「ジェイコブズ・ラダー」「ホーム・アローン」 1991年「オンリー・ザ・ロンリー」「マイ・ガール」 1992年「ホーム・アローン2」 1993年「危険な遊び」「くるみ割り人形」 1994年「ゲッティング・イーブン」「リッチー・リッチー」      「ページ・マスター」 2003年「パーティ☆モンスター」 DAN AYKROYD  ダン・エイクロイド 誕生日 1951/7/1 出身 カナダ・オタワ 20才でカールトン大学卒業後、様々な職を転々とした後、 トロントのコメディ劇団「セコンド・シティ」に参加。 子供向けテレビショーの自作自演で売り出し、カナダ映画に初出演。 75年、NBCの「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーとなり、 ジョン・ベルーシとのコンビ「ブルース・ブラザース」が人気を呼んだ。 75年「ひと目惚れ」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆☆★ 出演作 1975年「ひと目惚れ」 1979年「1941」 1980年「ブルース・ブラザース」 1981年「ネイバーズ」 1982年「Dr.デトロイトを探せ」 1983年「大逆転」「トワイライトゾーン/超次元の体験」 1984年「ゴーストバスターズ」      「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」▲ 1985年「眠れぬ夜のために」「スパイ・ライク・アス」 1987年「ドラグネット/正義一直線」 1988年「カウチ・トリップ」「花嫁はエイリアン」      「ボールズ・ボールズ2」「大混乱」 1989年「ゴーストバスターズ2」「ドライビング・ミス・デイジー」      「ハーレーダビッドソン&クレイジーライダー」 1990年「キャノンズ」 1991年「マイ・ガール」「絶叫屋敷へいらっしゃい!」 1992年「ディス・イズ・マイ・ライフ」 1993年「チャーリー」「スニーカーズ」「コーンヘッズ」 1994年「マイ・ガール2」「ノース/小さな旅人」 1995年「ジョン・キャンディの大進撃」「キャスパー」      「クリス・ファーレイはトミー・ボーイ」 1996年「Sgt.ビルゴ/史上最狂のギャンブル作戦」      「レインボー」「フィーリング・ミネソタ」      「元大統領危機一髪/プレジデント・クライシス」      「ダンク・ブラザース/脱線ファンにご用心」 1997年「ポイント・ブランク」「センシャル・ウーマン」 1998年「ブルース・ブラザース2000」「アンツ」(声)      「スーザンズ・プラン 殺せないダーリン」 2000年「恋は負けない」「幸せの選択 stardom」 2001年「パール・ハーバー」「エボリューション」      「スコルピオンの恋まじない」 2002年「ノット・ア・ガール」「夢みる頃を過ぎても」 JAMIE LEE CURTIS  ジェイミー・リー・カーティス 誕生日 1958/11/22 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 俳優トニー・カーティスと女優ジャネット・リーの次女。 パシフィック大学で法律と演技を学び、 TVシリーズ「ペチコート作戦」のレギュラーを経て、 78年「ハロウィン」で映画デビュー。 88年「ワンダとダイヤと優しい奴ら」で ゴールデングローブ賞と英国アカデミー助演女優賞を受賞。 94年「トゥルー・ライズ」でもゴールデングローブ賞受賞。 84年に俳優で監督のクリストファーゲストと結婚。 アニー、トマスの二児の母。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1978年「ハロウィン」◇ 1980年「ザ・フォッグ」◇「プロムナイト」◇「テラー・トレイン」 1981年「ロード・ゲーム」「ハロウィン2/ブギーマン」◇「ニューヨーク1997」 1982年「若妻たちの秘行」 1983年「ラブ・レター」「大逆転」「カミング・スーン」 1984年「グランドビューUSA」 1985年「パーフェクト」 1986年「ジョージアの熱い風」 1987年「サイレント・ボイス/愛を虹にのせて」      「ア・マン・イン・ラブ」 1988年「ニッキーとジーノ」「ワンダとダイヤと優しい奴ら」 1990年「ブルースチール」◇ 1991年「クイーン・ロジック/女の言い分、男の言い訳」      「マイ・ガール」◆ 1992年「フォー・エヴァー・ヤング/時を超えた告白」 1994年「マイ・ガール2」◆「マザーズ・ボーイ/危険な再会」      「トゥルーライズ」◇ 1995年「ハイジ・クロニクル」 1996年「パーフェクト・ファミリー」◇「フィアーズ・クリーチャーズ」      「ハウス・アレスト」 1997年「危険な動物たち」 1998年「ワイルド・スモーカーズ」「ニコラスの贈りもの」      「ハロウィンH20」◇ 1999年「ヴァイラス」◇ 2000年「MONA 彼女が殺された理由」◆ 2001年「テイラー・オブ・パナマ」◆「真実のマレーネ・ディートリッヒ」(ナ) 2002年「ハロウィン−レザレクション−」◆ 2003年「フォーチュン・クッキー」◇ その他の出演者: Richard Masur ... Phil Sultenfuss Griffin Dunne ... Mr. Jake Bixler Ann Nelson ... Gramoo Sultenfuss Peter Michael Goetz ... Dr. Welty Jane Hallaren ... Nurse Randall Anthony R. Jones ... Arthur Tom Villard ... Justin Lara Steinick ... Ronda Kristian Truelsen ... Charles David Caprita ... Ray Jody Wilson ... Mrs. Hunsaker User Rating: 6.2/10 (9,640 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: jonnythemooseさん United Kingdom 2005年10月10日 泣かないひとは、石の心臓の持ち主。 この映画、ファンタスティックだ。 正直言って、私は、映画をみて泣くほうではない。 だが、最後の泣かせるシーンは、記憶に残る。 この映画のすべては、ただ...すばらしい。 あるシーンは陽気で、あるシーンはスイート。 映画の最後になって、登場人物たちを気遣うことになる。 もし、この映画をみていないなら、見るべし。 だが、何が起きるかは言うまい。 まず、見るべし。 このビデオを友人らに貸した。 みんな大好きになって、泣いたと言う。 真面目な話、この映画は、あなたを泣かせるだろう。 いい時間を。 オトーサン、 「カルキンくん、ひどい目に会ったなぁ」 ○ハチ毒アレルギー  症状は、局所のはれからアナフィラキシーショックまで多彩。  アレルギーの人でなければ、ハチに刺されても  強い痛み、かゆみ、発赤、はれも、3日どで消えます。  しかし、ハチ毒アレルギーの人は、強い反応が起こり、  嘔吐、寒気、全身のじんましんといった全身症状から、  呼吸困難や意識障害などのショック症状があらわれ、  時には死に至ることもあります。  アナフィラキシーがあらわれるのは、通常、刺傷後15分以内ですが、  症状が早くあらわれる時ほど重症化する傾向があるといわれています。  初めてのハチ刺し事故でもアナフィラキシーを起こすことがあります。  また、前回刺された時は局所症状でおさまっていたとしても、  再度のハチ刺し事故でアナフィラキシーが起こることがあります。  いずれにしても過去にハチ刺し事故の経験がある人は、  一度かかりつけの医師に相談し、ハチ毒に感作されているかどうか  調べてもらった方がいいいでしょう。   出典:http://www.anaphylaxis.jp/forum/allergy_bee.html


アドレナリン

オトーサン、 「なるほど、こういう手があったか!」 結末次第で、映画の評点は、大きく変わります。 実に現代的で古典的でもあるクールな結末でした。 共同監督、どちらのアイディアなのでしょうか? 原題:Crank (2006) 監督・脚本:Mark Neveldine/ Brian Taylor Genre:Action / Crime / Drama / Thriller Rated R for strong violence, pervasive language,       sexuality, nudity and drug use. Country:UK / USA Language:English / Spanish 上映時間:87分 あらすじ: ヒットマンのチェリオスは、 宿敵ベローナらから毒を盛られる。 マイルズ医師のアドバイスは、 生きのびるためには、アドレナリンを高く保てというもの。 チェリオスは、恋人のイヴに会い、 ベローナを殺そうと一緒になって探しまわる。 出演者: Jason Statham ... Chev Chelios(チェリオス) Amy Smart ... Eve(イヴ) Jose Pablo Cantillo ... Verona(ベローナ) オトーサン、 「かっこいい!」 こんなに女性に優しいタフガイって、いませんね。 とても、マネできません。 JASON STATHAM  ジェイソン・ステイサム 誕生日 1972/9/12 出身 英ロンドン 飛び込み選手として注目され、世界選手権に出場。 その後、オリンピックの3度の予選で3位につけ、 オリンピックにも出場し、世界第12位の記録を持つ。 約10年間、第一線で活躍。 現役引退後、ファッション・モデルとして リーバイスやフレンチコネクションなどのブランドで活躍。 98年にリーバイスのCMがガイ・リッチー監督の目にとまり、 「ロック、ストック&スモーキング・バレルズ」で映画デビュー。 「トランスポーター」で初主演。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1998年「ロック、ストック&スモーキング・バレルズ」◆ 2000年「スナッチ」◆ 2001年「ザ・ワン」◆「ゴースト・オブ・マーズ」◆      「ミーン・マシーン」◆ 2002年「トランスポーター」◇ 2003年「ミニミニ大作戦」◆ 2004年「セルラー」◇ 2005年「トランスポーター2」◇「CHAOS カオス」◇「エクスタシー」 2006年「ピンクパンサー」(NC)「アドレナリン」 その他の出演者: Efren Ramirez ... Kaylo Dwight Yoakam ... Doc Miles Carlos Sanz ... Carlito Reno Wilson ... Orlando Edi Gathegi ... Haitian Cabbie Glenn Howerton ... Hospital Doctor Jay Xcala ... Alex Keone Young ... Don Kim Valarie Rae Miller ... Chocolate Yousuf Azami ... Arab Cabbie Laurent Schwaar ... Man in Garage David Brown ... Sin City Brother User Rating: 7.0/10 (24,231 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 まるでよくできたビデオゲーム。 User Comments: MaximumMadnessさん United States 2006年9月2日 「アドレナリン」はペースが速く巧みだ。 実にクールなアドレナリン亢進映画だ!! あまり期待もせずに「アドレナリン」を見に行った。 毎度のことだ。 予告編をみると、うまい筋書きのように思えたが、 主役のジェイソン・ステイサムは、 「トランスポーター」の焼き直しじゃないか、 そう心配したのだ。 だが、嬉しい誤算だった。 出だしから映画は走った。 めちゃめちゃ早くなった。 それが不快ではないのだ。 最初の数分間で、観客は予感する。 ヒットマンと仕損じた仕事とセットアップが崩壊するのを。 ステイサム演じるチェリオスは、中国製血清で致命傷を負う。 心臓の鼓動がゆるやかになり、やがて心拍停止=死に至る。 唯一の解決策は、アドレナリン亢進状態を続け、 心拍数を上げ続けることだった! 映画は、まるで長いアクションシーンそのもの。 ストーリー展開のためだけに休止がある。 これは、最近の映画でよくあることだが、 他の映画では、普通うまく働かない。 だが、アドレナリンという前提があるために、 超スピードの必要性が出てきて、 アクション全開、筋書き少々が機能する。 見事なものだ。 だが、勘違いしないでほしい。 映画の筋書きもすばらしいのだ。 主人公の過去、犯罪王や仲間たちとの仕事、 そうしたことが、みなチェリオスに関係しているのだ。 いくつかは、頭を通過していった。 というのも、アクションの連続のせいだ。 だが、映画を楽しむには、何ら差支えはなかった。 監督・編集について手短に言っておく。 素早いカメラワークやクレージーなカット割りが、 邪魔になる映画が多いなかで、 この映画の監督たちは、見事な手腕を見せた。 まるで、カメラマン自身が撃たれたようだし、 自分自身が毒を盛られたようだ。 ストーリーに負けない天才的なカメラワークだ。 編集がよく、いいカメラワークを生かし切っている。 カット割りは、必要なときに使われるし、 また不必要なときだが、主人公のニーズを示すために使われている。 全体に、この「アドレナリン」はクールな映画だ。 ここ数年で見たうちで最高だ。 ハリウッドの標準をはるかに凌駕している。 この映画、アクション映画フアン、 あるいは、アドレナリン中毒者におすすめしたい。 信じてほしいが、究極のラッシュだ! オトーサン、 「いやー。あっという間に終わったなぁ」 昔、習ったアドレナリンについて復習しておきましょう。 ○アドレナリン (adrenaline)  副腎髄質より分泌されるホルモン。  神経節や脳神経系における神経伝達物質でもある。  1900年、高峰譲吉らがウシの副腎から世界で初めて結晶化した。  交感神経が興奮した状態、「闘争か逃走か」ホルモンとも呼ばれる。  動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられる状態に  相当するストレス応答を全身の器官に引き起こす。  ・運動器官への血液供給増大を引き起こす反応  ・心筋収縮力の上昇  ・心、肝、骨格筋の血管拡張  ・皮膚、粘膜の血管収縮  ・消化管運動低下  ・呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応  ・気管支平滑筋弛緩  ・感覚器官の感度を上げる反応  ・瞳孔散大 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


クルーエル・インテンションズ

オトーサン、 「へぇ、"危険な関係"の映画化か」 原作は、18世紀フランス文学の傑作。 いつの世も、愛の駆け引きは変わらないようです。 原題:Cruel Intentions (1999) 監督:Roger Kumble 原作:Choderlos de Laclos 脚本:Roger Kumble Genre:Drama / Romance / Thriller Rated R for strong sexual dialogue and sexual situations involving teens,     language and drug use. 上映時間:97分 あらすじ: キャスリンは、従弟のセバスチャンと賭けをする。 結婚まで処女を保つというアネットを落す。 それも、新学期が始まる前まで。 負ければ、セバスチャンはロードスターを失い、 勝てば、キャスリンを抱ける。 出演者: Sarah Michelle Gellar ... Kathryn Merteuil(キャスリン) Ryan Phillippe ... Sebastian Valmont(セバスチャン) Reese Witherspoon ... Annette Hargrove(アネット) オトーサン、 「若手競演!」 悪女キャスリン役のサラ・ミシェル・ゲラー、美女です。 アネット役のリース・ウィザースプーン、 美貌度では落ちますが、愛嬌と演技力で勝負していました。 えっ、実生活で、ライアン・フィリップと結婚? SARAH MICHELLE GELLAR サラ・ミシェル・ゲラー 誕生日 1977/4/14 出身 米ニューヨーク州 5歳から子役としてデビュー。 94年ドラマ「すべて私の子供たち」でエミー賞受賞。 ニューヨーク舞台芸術学院卒業。 テレビでは97年〜2003年「バフィー/恋する十字架」の バフィー役でブレイク。 99年「クルーエル・インテンションズ」で MTVムービーアワード最優秀主演女優賞受賞。 2002年に婚約中にあったフレディ・プリンゼ・ジュニアと結婚。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1988年「ファニー・ファーム 勝手にユートピア」 1997年「ラストサマー」◆「スクリーム2」◆ 1998年「スモールソルジャーズ」(声) 1999年「クルーエル・インテンションズ」◇「バニラ・フォグ」◇      「シーズ・オール・ザット」(NC) 2001年「スクービー・ドゥー」◇ 2004年「スクービー・ドゥー2」◇「THE JUON 呪怨」◇ 2006年「呪怨 パンデミック」◆ RYAN PHILLIPPE  ライアン・フィリップ 誕生日 1974/9/10   出身 米デラウェア州ニューキャッスル 17才から俳優業を志し、LAに移住。 92年「ワン・ライフ・トゥ・リブ」でデイタイムTVドラマ史上初の ゲイのティーン・エイジャーを演じる。 95年「クリムゾン・タイド」で映画デビュー。 99年6月、リース・ウィザースプーンと結婚。 二児がいる。2006年、離婚。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1995年「ホーネット」(TM)「クリムゾン・タイド」 1997年「白い嵐」「ノーウェア」 1998年「ラストサマー」◇「54/フィフティー・フォー」◇      「ワイルド・スモーカーズ」◆      「ザ・タブー/暴かれた衝撃」 1999年「クルーエル・インテンションズ」◇      「マイ・ハート,マイ・ラブ」◇ 2000年「誘拐犯」◇ 2001年「サベイランス/監視」◇「ゴスフォード・パーク」◇ 2002年「17歳の処方箋」◆ 2003年「Re:プレイ」◇ 2005年「クラッシュ」◆「CHAOS カオス」◇ 2006年「父親たちの星条旗」◇ REESE WITHERSPOON  リース・ウィザースプーン 誕生日 1976/3/22 出身 米テネシー州ナッシュビル 母は小児保育の博士号を持ち、父は外科医。 7歳からナッシュビルのローカルテレビにCM出演。 91年「マン・イン・ザ・ムーン あこがれの人」で映画デビュー。 「ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ」で 全米批評家協会主演女優賞受賞。 ゴールデン・グローブ賞コメディ部門にノミネート。 スタンフォード大学英文科に入学したが、1年で退学。 99年、俳優ライアン・フィリップと結婚。 同年9月に長女エヴァ・エリザベス出産。2006年、離婚。 活躍度 ○↑ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1991年「マン・イン・ザ・ムーン あこがれの人」      「ワイルド・フラワー」(TM) 1993年「ラスト・ウインド/少年たちは砂漠を越えた」      「みんな愛してる」 1994年「S.F.W./メディアへの銃弾」 1996年「悪魔の恋人」「連鎖殺人/逃げられない女」 1997年「恋のから騒ぎ」 1998年「カラー・オブ・ハート」「トワイライト」 1999年「ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ」◇      「完全犯罪」◇「クルーエル・インテンションズ」◇ 2000年「アメリカン・サイコ」◆「リトル・ニッキー」◆ 2001年「キューティ・ブロンド」◇ 2002年「メラニーは行く!」◇ 2003年「キューティ・ブロンド ハッピーMAX」◇ 2005年「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」◇「恋人はゴースト」◇ その他の出演者: Selma Blair ... Cecile Caldwell Louise Fletcher ... Helen Rosemond Joshua Jackson ... Blaine Tuttle Eric Mabius ... Greg McConnell Sean Patrick Thomas ... Ronald Clifford Swoosie Kurtz ... Dr. Greenbaum Christine Baranski ... Bunny Caldwell Alaina Reed Hall ... Nurse Deborah Offner ... Mrs. Michalak Tara Reid ... Marci Greenbaum Herta Ware ... Mrs. Sugarman Hiep Thi Le ... Mai-Lee Rating: 6.6/10 (41,834 votes) オトーサン、 「ま、こんなものでしょう」 フランス嫌いのアメリカ人も、 原作がフランスとはきづかなったかも? User Comments: la-36さん United States 2004年12月28日 セクシー この映画は、ありきたりの10代映画にセクシーで、 官能的なひねりを加えたものだ。 現代の若者に新しいセックス概念を伝えている。 いわゆる「やったら逃げろ」ではない。 出演者がよく選ばれている。 出演者のダイナミクスが興味深い。 多くの無名の、あるいは"Bリスト"の役者が出てくる。 だが、筋書きなどどうでもよくなる "A リストの製作者"がいなかったともいえる。 使われていた音楽はカンペキ。 映画のトーンを強調していた。 この映画、採点すると、"10"点だ。 粋なラブ・ストーリーで、フツーの映画の陳腐さがない。 オトーサン、 「現代の若者は、さしずめ18世紀の貴族か」 ○コデルロス・ド・ラクロ  Pierre Ambroise Francois Choderlos de Laclos  1741-1804  フランス・アミアン出身の砲兵士官で、  小説「危険な関係(Les Liaisons dangereuses)」の作者。  ラクロは南フランスの駐屯地での貴族たちの生活をモチーフに  1782年に「危険な関係」を著した。  ほかにも女子教育についてなど政治論や風刺詩をいくつか発表しているが、  いずれも凡作であり後世まで傑作として読み継がれているのは  「危険な関係」ただ一点のみである。  当時のアンシャン・レジームと呼ばれた貴族社会の道徳的退廃と  風紀の紊乱を活写した内容は、  上梓当時は多くの人の顰蹙を買いつつも広く読まれた。  「危険な関係」は書簡体小説の一つであり、  その優れた構成からも近代心理小説の最高傑作とされている。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ママは美人警官No.1

オトーサン、 美人警官がヌード誌に登場して大騒ぎというお話し。 「そういえば、昔はドキドキしたなぁ」 プレイボーイ誌の折込ヌード写真のことです。 原題:Policewoman Centerfold (TV 1983)    トップモデルはミス・ポリス 監督:Reza Badiyi 脚本:Jan Worthington Genre:Drama あらすじ: 婦人警官が、恋人に去られ、解雇される。 雑誌の折込ページにヌード姿をさらしたからだ。 実話に基づく。 出演者: Melody Anderson ... Jennifer Oaks(ジェニファー) Ed Marinaro ... Nick Velano(ニック) Bert Remsen ... Captain David Buckman(署長) オトーサン、 「確かに美人だな」 頬に小さなソバカスガあるのも愛嬌です。 MELODY ANDERSON  メロディ・アンダーソン 誕生日 1955/12/3 出身 カナダ・アルバータ州エドモントン オタワのカールトン大学でジャーナリズムを専攻。 卒業後、女優を志し、アクターズ・スタジオで演技を学ぶ。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1978年「ザ・シンガー」 1980年「フラッシュ・ゴードン」 1981年「ゾンゲリア」 1983年「トップモデルはミス・ポリス」(TM) 1985年「ボーイ・イン・ブルー」 1986年「ファイアーウォーカー」「ヒバリーヒルズ・マダム」(TM) 1987年「哀しみのジュリアン/愛と背信の日々」 1989年「狙われた女/イーデン・パーク殺人事件」 1989年「キャノン・ボール/新しき挑戦者たち」 1990年「ヒトラーの娘/甦るナチの陰謀」 1991年「ミッドナイト・ブレイカー」 1992年「ランドスライド」 その他の出演者: David Spielberg ... Steve Jones Greg Monaghan ... Chris Sands Michael LeClair ... Skip Oaks David Haskell ... Todd Walker Jerry Supiran ... Tommy Oaks Corinne Carroll ... Betty Oaks Donna Pescow ... Sissy Owens Jill Jacobson ... Annie John Milford ... Mr. Oaks Andrea Howard ... Margo Syms George Loros ... Bob Ron Prince ... Officer Bill User Rating: 4.9/10 (41 votes) オトーサン、 「これも低すぎないか?」 User Comments: William C. Uchtmanさん Hendersonville, TN 2001年10月22日 甘くチャーミング。 メロディ・アンダーソンは、 ハリウッドで最高の美人女優だが、評価が低い。 一方で、これは、いじめを描いた映画だ。 彼女がとても誘惑的な女優であるのに、 こんなTV映画では、それを示すのに限界がることを 残酷にも示している。 彼女がどんなにすてきな女優かが分かる一方、 ヌードを披露することで、 友人たちや息子がどんなに傷つくかも示している。 Ed Marinaroの演技は、やや気がぬけていた。 Jerry Supiranは、大人の心を書ける脚本家であることを立証した。 Donna Pescowは、ハツラツとして、やや自己チューの人物だった。 メロディ・アンダーソンは、魅力的で非凡な存在感があった。 オトーサン、 「羨ましいなぁ」 ○ヒュー・ヘフナー  Hugh Hefner、1926/4/9 - アメリカの実業家で雑誌「PLAYBOY」の発刊者。 シカゴで生まれ、高校卒業後、陸軍に入隊。  イリノイ大学に進学し、1949年にはノースイースタン大学に入学する。  エスクワイア誌でライターを務め、1953年、PLAYBOY誌を発刊。  創刊号の中綴じのグラビア写真にマリリン・モンローを起用したことが評判となり、  数週間で売り切れた。  豊満な女性のヌードグラビアと読み応えのある記事を売り物に、  アメリカ国内だけでなく世界的にも高い評価を受ける。  プレイボーイ・クラブの経営など多角化を進め、  へフナー自身も、PLAYBOY誌の「顔」として各種メディアに登場した。  1988年、娘のクリスティーが、PLAYBOY社のCEOに就任し、  経営の第一線から身を引く。  だが、現在も「プレイボーイ・マンション」に、  正妻を含む多数の女性と暮らすなど、  PLAYBOY誌の「哲学」を身を持って体現している。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ブラック・ライダー

オトーサン、 「あれ、映画が差し替えられている」 テレビ東京の映画をよく録画していますが、 雑誌TV BROSでは「扉の影に誰かいる」と出ていました。 著作権とか、何か問題があったのでしょうか。 原題:Black Moon Rising (1986) 監督:Harley Cokeliss 原作・脚本:John Carpenter Genre:Action / SF / Thriller 上映時間:100分 あらすじ: プロの泥棒が、FBIに雇われる。 捜査中の会社からテープを盗み出すためだ。 このテープを分析すれば、犯罪行為を立証できるだろう。 犯行中にみつかって、彼は咄嗟に、テープを 開発中の水素カーに隠す。 だが、不幸なことに、 このクルマに興味を抱いたものがいた。 出演者: Tommy Lee Jones ... Quint(クイント) Linda Hamilton ... Nina(ニーナ) Robert Vaughn ... Ed Ryland(ライランド) オトーサン、 「まるで、007だ!」 トミー・リー・ジョーンズ、水素カーをぶっ飛ばし、 タワービルの間を渡り切り、格闘をやらかし、 たちまち美女となかよくなり、ベッドへ直行。 美女ニーナ役のリンダ・ハミルトン、 角度によって、うつみ宮土里さんに見えたり、 落合信子夫人に見えたりしました。 TOMMY LEE JONES トミー・リー・ジョーンズ 誕生日 1946/9/15 出身 米テキサス州サンサバ 油田に務める父と婦人警官の母との間に生まれる。 ダラスの予備校を卒業後、しばらく油田で働き、ハーバート大学に入学。 優秀な成績で英文学の学位を取り、フットボールの選手として活躍。 全米チームの一員に選ばれたこともあった。 俳優になる決心をしてニューヨークに移り、 数年間、オフ・ブロードウェイの芝居で演技を磨き、 「A PATRIOT FOR ME」でブロードウェイ・デビュー。 70年「ある愛の詩」で映画デビュー。 93年「逃亡者」でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1970年「ある愛の詩」 1976年「ジャクソン・ジェイル」 1977年「ベッツィー」「ローリング・サンダー」 1978年「アイズ」 1980年「歌え!ロレッタ・愛のために」 1983年「キャプテン・ブーリーの大冒険」 1986年「ブラック・ライダー」 1987年「ビッグタウン」 1988年「ストーミー・マンディ」 1989年「ザ・パッケージ 暴かれた陰謀」 1990年「アパッチ」◆ 1991年「JFK」◆ 1992年「沈黙の戦艦」◆「ハウス・オブ・カート 心の扉」 1993年「逃亡者」◆「天と地」◇ 1994年「依頼人」◆「ナチュラル・ボーン・キラーズ」      「ブルー・スカイ」「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」◇      「ワイルド・メン」(TM) 1995年「タイ・カップ」「バットマン・フォーエヴァー」◆ 1997年「ボルケーノ」◇「メン・イン・ブラック」◇ 1998年「追跡者」◇「スモールソルジャーズ」(声) 1999年「ダブル・ジョパディー」◇ 2000年「英雄の条件」◇「スペース・カウボーイ」◆ 2002年「メン・イン・ブラック2」◇「ハンテッド」◇ 2003年「ミッシング」◇ 2005年「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」◇ 2006年「今宵、フィッツジェラルド劇場で」◆ LINDA HAMILTON  リンダ・ハミルトン 誕生日 1957/9/26 出身 米メリーランド州ソールズベリー 子供の頃から児童劇団で活躍。 19才の時、女優になる決心をし、 3年間、ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティテュートで修行。 テレビでは「美女と野獣」のキャサリン役が有名。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1979年「NIGHT-FLOWERS」 1980年「ミッキー・ロークのレイプ&マリッジ」◇ 1982年「暗殺遊戯」 1984年「チルドレン・オブ・ザ・コーン/トウモロコシ畑の子供たち」      「THE STONE BOY」「ターミネーター」◇ 1986年「ブラックライダー」◇「キングコング2」◇ 1990年「Mr.デスティニー」◇ 1991年「ターミネーター2」◇ 1994年「SILENT FALL」 1995年「多重人格」◇ 1996年「ザ・ターゲット」◇「ダンテズ・ピーク」◇ 1997年「レスキュアーズ/戦火に燃えた勇気」◇ 1998年「勇気への道」◇「サバイバル・リミット」◇ その他の出演者: Richard Jaeckel ... Earl Windom Lee Ving ... Marvin Ringer Bubba Smith ... Johnson Dan Shor ... Billy Lyons William Sanderson ... Tyke Thayden Keenan Wynn ... Iron John Nick Cassavetes ... Luis Richard Angarola ... Dr. Melato Don Keith Opper ... Emile French William Marquez ... Reynoso David Pressman ... Kid at Grocery Store Stanley DeSantis ... The Mover User Rating: 5.2/10 (921 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 User Comments: eddy-28さん Lake Isabella, CA 2003年9月23日 アクション映画のいい小品 このスタイリッシュでエキサイテイングな映画は、 John Carpenterがストーリーを書いたもの。 かなりの低予算で撮影されたように見える。 というのも、製作がRoger Cormanの古い会社、 New World Picturesだったから。 ともかく、トミー・リー・ジョーンズがすばらしい。 有名になる前の最高にエキサイティングな役ではないか。 彼が演じるのは、クイント。 政府からも盗むような男だ。 彼は、テープを盗み、NASAの元職員がつくった 21世紀のクルマに隠す。 だが、問題が生じる。 彼は政府のエージェントにつけられている。 彼のせりふが、実にいい。 "don't **** with the government!" クイントは、ニーナという名の女性と恋に落ちる。 彼女は、テープを隠したクルマを盗んだ張本人だったのだ。 お楽しみ満載、チェースシーンもいっぱいあり、 ロサンゼルスの高層ビルのアクションシーンは、身ぶるいする。 助演陣では、ロバート・ボーンがいい。 いつもの悪漢を演じている。 Richard Jaeckel、Lee Ving、William Sandersen、 Nick Cassavettes、Keenan Wynnも、活躍していた。 この映画、好きだ。 ちょっとしたアクション満載で愉快だ。 オトーサン、 「水素カー、こりゃ模型だな」 ネットで調べたら、こんな記事に出くわしました。 中国製というのがショックでした。 水素カー、日本より一足早く中国で実用化されるかも。 ○未来の車が手の平サイズに!燃料電池水素カー  水と太陽の力で走る未来の車  究極のエコエネルギーをミニチュア体験  タイム紙発明賞受賞 付属のソーラーパネルで電気を作り出し、中央のタンクに注入した水を分解。  抽出した水素をチューブを通して本体に充填します。 内蔵してあるゴム風船のような水素タンクにエネルギーを溜めて、 その水素が尽きるまで走ります。 コントロール操作はできませんが、 水と光の力だけでゆっくりと走り出す姿は 未来に繋がる力強さを感じさせてくれます。 サイズ:全長18×幅7×高さ8cm  材質/ABS樹脂、ラテックスゴム、シリコンチューブ、銅、ステンレススチール  重さ:180g  走行時間:1回の水素充填で約4分(約100m)  組立目安時間:30分  中国製  価格:19,950円


ハイエナの賭け

オトーサン、 「B級映画だな」 でも、フランスのアクション映画です。 ハリウッドのモノマネでないといいのですが.. 原題:Canicule (1984)    狼獣たちの熱い日 監督:Yves Boisset 原作:Jean Herman 脚本:Jean Herman /Michel Audiard/Dominique Roulet Serge Korber/Yves Boisset Genre:Action / Crime / Drama / Thriller Country:France Language:French 上映時間:100分 あらすじ: 数百万ドルを強奪して、 警察に追われた逃亡者が、農家の納屋に隠れる。 だが、ここの住民たるや、彼よりももっと凶悪だったのだ。 彼を襲い、カネを奪おうとする。 出演者: Lee Marvin ... Jimmy Cobb(コッブ) Miou-Miou ... Jessica(ジェシカ) David Bennent ... Chim(チム) オトーサン、 「いいねぇ、フランスだねぇ」 リー・マービンは、アメリカの俳優。 フランス映画に出ると、一味ちがってきます。 彼が演じる強盗は、 シックな黒いスーツを着こみ、 胸には真紅のバラをつけているのです。 脇役に配した農場の美人妻、そして可愛い少年、 意外性で勝負してきます。 LEE MARVIN  リー・マービン 誕生日 1924/2/19-1987/8/29 出身 米ニューヨーク 出演作 1952年「国務省の密使」「抜き射ち二挺拳銃」      「ネバダ決死隊」 1953年「最後の酋長」「栄光の鬼部隊」「復讐は俺に任せろ」      「限りなき追跡」 1954年「ゴリラの復讐」「七人の脱走兵」「ケイン号の叛乱」      「乱暴者」 1955年「日本人の勲章」「恐怖の土曜日」「見知らぬ人でなく」      「皆殺しのトランペット」「俺が犯人だ」 1956年「白人部隊撃滅」「七人の無頼漢」「攻撃」 1957年「愛情の花咲く樹」 1962年「コマンチェロ」「リバティ・バランスを射った男」 1963年「ドノバン珊瑚礁」 1964年「殺人者たち」 1965年「キャット・バルー」アカデミー主演男優賞      「愚か者の船」 1966年「プロフェッショナル」 1967年「特攻大作戦」「殺しの分け前/ポイント・ブランク」 1968年「裏切り鬼軍曹」「太平洋の地獄」 1969年「ペンチャーワゴン」 1970年「モンテ・ウォルシュ」 1972年「おとぼけカウボーイ」「ブラック・エース」 1973年「北国の帝王」 1974年「スパイクス・ギャング」「クランスマン」 1976年「冒険野郎」「グレート・サム」 1979年「アバランチ・エクスプレス」 1980年「最前線物語」 1981年「デス・ハント」 1983年「ゴーリキーパーク」 1984年「狼獣(けだもの)たちの熱い日」 1986年「デルタ・フォース」 MIOU MIOU  ミュウ・ミュウ 誕生日 1950/2/22 出身 仏パリ 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1973年「ニューヨーク→パリ大冒険」「燃えつきた納屋」 1974年「バルスーズ」 1976年「ジョナスは2000年に25才になる」 1979年「夜よ、さようなら」 1980年「ミュー・ミューの女刑事」 1981年「ミュー=ミューのスラップ・スティックはお好き?」 1983年「女ともだち」「狼獣たちの熱い日」 1985年「ふたりの女/ブランシェとマリー」 1986年「タキシード」 1988年「読書する女」「回転扉」 1989年「五月のミル」 1992年「タンゴ」 1993年「ジェルミナル」 1994年「僕は、パリに恋をする」 1997年「elles エル」 2006年「輝ける女たち」「恋愛睡眠のすすめ」 その他の出演者: Jean Carmet ... Socrate Victor Lanoux ... Horace Bernadette Lafont ... Segolene Grace De Capitani ... Lily Tina Louise ... Noemie Blue Muni ... Gusta Jean-Claude Dreyfus ... Le Barrec Juliette Mills ... Maggy Julien Bukowski ... Rojinski Jean-Roger Milo ... Julio Joseph Momo ... Doudou Cadillac Henri Guybet ... Marceau User Rating: 5.3/10 (159 votes) オトーサン、 「また、やったな」 フランス人の反米感情は相当なもの。 ワシントンの肖像があるドル札を侮辱するシーンがあります。 IMDbの投稿者のほとんどは、アメリカ人。 そんな姿勢のフランス映画だから、1点減点したのでしょう。 User Comments: marekj66さん United Kingdom 2005年5月8日 キチガイだが、妙に感動的だ。 この映画、狂っている。 まんがだ。 だが、かなり凶暴で、滑稽だ。 リー・マービンは、末期の演技だが、出番は少ない。 クライマックスシーンで、すごい演技をみせる。 死に行くギャングの真骨頂をみせる。 (おそらく当時すでに病にかかっていたのだろう) その他のシーンでは、彼は、傍観者。 あらぬ場所にいるように見える。 農場では、さまざまな営みが起きている。 だが、下らんことばかり。 全体がフランス喜劇仕立てであり、 これほど凶暴ではないが、 薄汚い人物だらけという点で、 'Carry on'か 'Benny Hill'のようだ。 女性に暴力をふるい、 人間性を無視し、セックス志向である。 死体の数が増えるにつれて、この映画は自壊していく。 農場の住民たち、警官、付近の無辜のひとびとが、 残酷に消されていくのだ。 そして、残るいいシーンは、少年。 ボートの形をしたシュールな部屋にいるのだ。 この映画のリー・マービンほど、場違いな俳優はいないだろう。 「テオレマ」のテレンス・スタンプのようだ。 リー・マービンはいい役者だが、 この映画の彼は、リン・マービンらしくない。 フランスの不気味なシュールリアリズム映画に出ている 彼を見たいなら、話は別だが。 オトーサン、 「弱ったな」 このmarekj66さん、知らない映画を引用しています。 ちょっと調べてみましょう。 ○テオレマ  定理を意味する。  キリストのような青年がブルジョワ家族を訪問し、  一人ひとりが自己改革していく。  テレンス・スタンプがブルジョワの家族を破滅していく過程と、  労働者階級である家政婦のみに奇跡を与える過程の2パターンで後半を描いている。  音楽を担当したモリコーネの楽曲やキャメラのルッツロリー二が  官能的なカラーで魅せているし。  (ドリーショット・インサートショットなど)  そして素晴らしいキャストがまわりを固めている。  母親役のマンガーノはヴィスコンティ作品の常連だし、  長女役のヴィアゼムスキーは「バルタザールどこへ行く」や  ゴダールの元奥さんで有名、  スタンプもワイラーの傑作「コレクター」で主役を演じているし、  キャストは豪華。  「テオレマ」はパゾリーニ作品のコンセプトでもある、  ブルジュワと宗教をわかりやすく挑発的に描いたたぶん彼の最高作。  7.5点 (出典:allcinema hendrixさん 2006/10/1)


アライバル/侵略者

オトーサン、 「SF映画か」 エイリアンが出てくる荒唐無稽な映画。 「ET」や「スターウォーズ」は素敵でしたが、 凡作が多いのも事実です。 原題:The Arrival (1996) 監督・脚本:David Twohy Genre:SF / Thriller / Mystery / Action Rated PG-13 for some sci-fi violence and terror, and for brief language. Country:USA / Mexico Language:English 上映時間:115分 あらすじ: ゼインは天文学者。 宇宙からのものと思われるメッセージを受信する。 その発見後、たちまち、ゼインは解雇される。 その受信元を特定するため、探索を開始するが、 ヒッチコックの世界のような狂気と陰謀の迷路に入りこむ。 出演者: Charlie Sheen ... Zane Zaminski(ゼイン) Lindsay Crouse ... Ilana Green(エレナ) Ron Silver ... Phil Gordian/Mexican Guard(ゴーディ) オトーサン、 「ま、頑張っているけどな」 CHARLIE SHEEN  チャーリー・シーン 誕生日 1965/9/3 出身 米ニューヨーク 父はマーティン・シーン、兄はエミリオ・エステベス、ラモン、 妹はレネーという芸能一家。 95年にモデルのドナ・ピールと結婚し、翌年離婚。 映画は「地獄の黙示録」のエキストラが最初だが、 正規には84年「グリスビー2」がデビュー作。 2002年、デニース・リチャーズと結婚。 娘が二人いる。2006年、離婚。 活躍度 ○→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1979年「地獄の黙示録」 1984年「グリスビー2」「若き勇者たち」 1985年「ブロークン・ジェネレーション」 1986年「ルーカスの初恋メモリー」「フェリスはある朝突然に」      「処刑ライダー」「ウイズダム/夢のかけら」「プラトーン」 1987年「ハートビートで追いかけて」「ノーマンズ・ランド」      「ウォール街」 1988年「ヤングガン」「エイトメン・アウト」「ハートに火をつけて」 1989年「メジャーリーグ」「チャーリー・シーン/アルプスを越えて」 1990年「ルーキー」◇「ネイビー・シールズ」「ミリタリー・ブルース」      「メン・アット・ワーク」「レッドボーダー」 1991年「ホットショット」◇ 1993年「キング・オブ・ハーレー」「ローデッド・ウエポン1」      「プロフェッショナル」「ホット・ショット2」◇「三銃士」◇ 1994年「ザ・チェイス」「ターミナル・ベロシティ」◇「メジャーリーグ2」◇ 1996年「天使のわんちゃん/チャーリーとイッチー」      「アライバル/侵略者」◇ 1997年「ザ・ターゲット」◇「ランナウェイ」「プレッシャー/壊れた男」◇ 1998年「フルブラント」◇「フリーマネー」◇「ポスト・モーテム/検死台」 1999年「マルコヴィッチの穴」◆「ファイブ・エイセス」 2000年「キング オブ ポルノ」 2003年「ビッグ・バウンス」◆「最‘狂’絶叫計画」◇ LINDSAY CROUSE  リンゼイ・クローズ 誕生日 1948/5/12 出身 米ニューヨーク 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1976年「大統領の陰謀」 1977年「スラップ・ショット」 1981年「プリンス・オブ・シティ」 1982年「評決」 1984年「プレイス・イン・ザ・ハート」「アイスマン」 1987年「スリル・オブ・ゲーム」◇ 1988年「コミュニオン/遭遇」 1990年「逃亡者」 1996年「陪審員」「アライバル/侵略者」 1999年「インサイダー」 その他の出演者: Richard Schiff ... Calvin Shane ... JPL Guard #1 Teri Polo ... Char Phyllis Applegate ... Mrs. Roosevelt Alan Coates ... Terraformer Leon Rippy ... DOD #1 Buddy Joe Hooker ... DOD #2 Javier Morga ... Co-worker Tony T. Johnson ... Kiki Catalina Botello ... N.C.A.R. Woman Georg Lillitsch ... Computer Tech David Villalpando ... Cabbie User Rating: 6.0/10 (6,861 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: TheGodfather907さん Deep 13 2004年1月16日 実に低い評価 「アライバル/侵略者」、 いい映画じゃないのでないか、疑っていた。 だが、間違っていた。 ストーリーがよく、どうなるのか、見続けたくなる。 主演は、チャーリー・シーンを宇宙観測者を演じる。 エイリアンの陰謀らしきシグナルを発見したために、 解雇されてしまう。 ひねりの連続で、シートに釘づけになり、 どうなるだろうかと固唾を呑む。 昨年の夏、このDVDを買った。 悪いことに、出来の悪い続編も含まれていた。 とにかく、この映画は、SFフアンに多くを提供してくれる。 10点満点で7点だ。 オトーサン、 「エイリアンって、みんなこんな姿なのかなぁ?」 ついでですから、お勉強もしておきましょう。 ○エイリアン(alien)   本来の英語では、「alien」は、外国人を意味していたが、  映画シリーズの「エイリアン」がヒットして以降、  この言葉は宇宙生物を意味することが多くなった。  なお、「alien」を「エイリアン」と表記するのは映画シリーズの邦題からであり、  それ以前は「エーリアン」と表記することが多かった。  「エーリアン」と表記する場合は、敵対的宇宙生物を意味せず、  友好的・敵対的の双方を含むさまざまな異星人・宇宙生物を包括的に意味する  (例:田中光二の小説「エーリアン・メモ〜異星の人」など)。  なお、市区町村における外国人登録は、「Alien Registration」と訳され、  空港などの外国人用の入国審査窓口は、「Aliens」と表記されていたが、  映画で悪いイメージが定着した為、  「Foreign Registration」「Non-Japanese passport」が使われるようになった。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


緊急逃亡

オトーサン、 「どうみても、B級映画だ」 出演者は、知らないひとばかり。 でも、監督・原作/脚本、出演なので、 気持ちの入った力作なのかもしれません。 原題:Pressure (2002) 監督/原作:Richard Gale 脚本:Craig Brewer/ Richard Gale Genre:Action / Thriller Rated R for violence and language. 上映時間:90分 あらすじ: スティーヴとパトリックは、医学生。 医学会からの帰り、田舎のバーに寄ったが、 アンバーなる美女に誘われるまま、屋外でキス。 だが、突如、殴り倒され、金を強奪され、 森の中に連れ込まれ、なぶり殺しされそうになる。 相手は、何と副保安官だった。 だが、幸い、そいつの拳銃が暴発し、股間に命中。 危うく死を逃れたものの、そいつに通報され、 FBIや警官の親である保安官にしつこく命を狙われる... 出演者 Kerr Smith ... Steve Hillman(スティーヴ) Lochlyn Munro ... Patrick Fisher(パトリック) Angela Featherstone ... Amber(アンバー) Donnelly Rhodes ... Sheriff Cooper(クーパー保安官) オトーサン、 「このひと、案外、前途有望なのでは?」 老練のクーパー保安官を演じたドネリー・ローズ、 出来の悪い息子をもった苦悩が胸を打つ好演技でした。 残念ながら、経歴は不明。 KERR SMITH  カー・スミス 誕生日 1972/3/9 出身 米ペンシルバニア州 テレビ・シリーズ「ドーソング・クリーク」の 転校生ジャック・マクフィー役で有名。 ピアノとベースが得意。 活躍度 ▲→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 2000年「ファイナル・デスティネーション」 2001年「ヴァンパイア・ハンター」◇ 2002年「アトミック・ハザード」(TM)「緊急逃亡」 2004年「クルーエル・インテンションズ3」 その他の出演者: Richard Gale ... San Francisco Doctor Adrien Dorval ... Bo Cooper Michelle Harrison ... Sara Laughlin David Neale ... Deputy Simms Simon Longmore ... Deputy Johnson Nicole Oliver ... Jodi Marconi John B. Destry ... Ollie Parks Michael Kopsa ... Agent Frank Gruning Alistair Abell ... Agent Shepard Brad Sihvon ... Norman the Cameraman Aeja Goldsmith ... Tracy Brock Johnson ... Bartender User Rating: 5.7/10 (527 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: dwpollarさん Shoreline, Washington 2003年3月15日 上出来だし、サスペンスに富む..., はじめて見たが、 監督のリチャード・ゲールは、10点満点で8点だ。 上出来だし、サスペンスに富んでいる。 悪いときに悪い場所に来た男を描いている。 驚いたのは、有名な役者が誰もいないことだった。 借りるのをためらってしまう映画だ。 ビデオ屋でも、負け犬の場所に置かれている。 チアリーダーが出てくるサブ・プロットのせいかも。 だが、それがどうだというのだ!! これは負け犬どころじゃない。 この映画は切れ味のいい脚本、優れた監督、いい演技だった。 最後の最後までサスペンスが続く。 そんな映画が、ハリウッドで注目されないのは、驚きだ。 カナダで製作され、すぐビデオになった。 時々、こうした掘り出し物があるので、 映画をみるのが、好きなのだ。 リチャード・ゲール監督の映画をもっと見たくなったし、 将来、カー・スミスが他の役を演じているのも見たいものだ。 おい、みんな、見ない手はないぜ!! からかい半分のユーモア、アクション、力強い音楽があり、 最後には、いい奴が勝つのだ。 オトーサン、 「データがないなぁ」 リチャード・ゲール監督の経歴がみつかりません。 映画評もごく少ないので、困りました。 jigen_daisuke2003jpさん 2007年4月26日 意外と面白いかも 医学生のスティーブは友人と訪れたバーで女性に誘われる。 誘われるまま外にでたスティーブは背後から襲われ 財布を奪われ殺されそうになる! 拳銃を突きつける男! ところが男は誤射で自分を撃ってしまう。 無線で仲間を呼ぶ男。 なんと彼は副保安官であった。 濡れ衣を着せられたスティーブは逃げることに... 出てる人とか知らない面々ですが 意外にも面白かったです。 意外にも...というところがミソですが テンポのよさといい上映時間の長さ(90分)といい いい具合じゃないでしょうか。 逃亡中に出会う偏屈なおっさんの車のプレートに 「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」 と書かれているところに微妙にメッセージを感じます。 ま、そこにしか登場しないんですが、 お話の流れも、人の行動が引き起こした結末みたいな感じでしたね。 逃亡劇にあまり緊迫感なくちょっと軽い感じになってしまったのは 残念でしたが、ヒマな午後のひと時を過ごすには 丁度いいくらいかと思います。


約三十の嘘

オトーサン、 「邦画か」 久しぶりに録画したTV映画を前に迷いました。 人気の妻夫木くんや中谷美紀さんが出ているので、 見ることにしました。 原題:(2004) 監督:大谷健太郎 脚本:土田英生/ 大谷健太郎/ 渡辺あや Genre: Drama/Suspence/Commedy 上映時間 100分 あらすじ: 大阪駅、寝台特急・トワイライトエクスプレス。 この列車に男女5人がに乗り組んできた。 久々にチームを組んでの仕事を前に和気あいあい。 京都駅では、若い女性、今井優子も加わる。 だが、この6人、実は、いずれも詐欺師なのだ。 だが、大仕事に成功し、札幌から戻る車中、 大金を入れたスーツケースが消えてしまう。 この不測の事態を前に、全員が疑心暗鬼に... 出演者: 椎名桔平 .... 志方大介(リーダー) 中谷美紀 .... 宝田真智子(クールな美人) 妻夫木聡 .... 佐々木健二(アル中の若手) 田辺誠一 .... 久津内守(格好いい男) 八嶋智人 .... 横山宏紀(お調子者で新参者) 伴杏里 .... 今井優子(ボインの女の子) オトーサン、 「中谷美紀さん、バツグンの演技!」 でも、欲をいえば、時々せりふが聞きとれませんでした。 監督、音量調整をマメにやってあげてね。 User Ratings: - オトーサン、 「6点台かなぁ」 User Comments: bonnyさん 2005年10月14日 約30の嘘良いと思うけどなぁ くすっと笑える感じがなかなかよかったと思う。 それぞれの詐欺師のキャラクターも個性あって しかもどことなく親しみの沸く、 それでいて少しこっけいなところがいい。 あえて電車の中だけに舞台を絞っているところも 魅せるなぁって思いました。 ただ恋愛感情を映画の中心に置いたところは減点。 あと、林杏里の演技があまりにもお粗末で、 観ていてかなりイラつきました。 他の5人の演技の中で浮いてしまっていて…。 オトーサン、 「知的遊戯を楽しもう」 この映画、上出来の群像劇でした。 それぞれの個性が出ていましたし、 会話のやりとりも愉快でした。


エイティーン・アゲイン/これで2度目の18歳

オトーサン、 「DVDを買いに行かなくては...」 これが買い溜めた最後のワンコイン・ムービーです。 このところ、TV映画は見たものばかりなのです。 原題:18 Again! (1988) 監督:Paul Flaherty 脚本:Josh Goldstein /Jonathan Prince Genre:Comedy / Fantasy 上映時間:93分 あらすじ: 交通事故で、デビッドの魂と 頭を強打したお爺さんの身体が入れ替わる。 お爺さんの身体は、まだ昏睡状態だが、 若い身体をもったことを楽しんでいる。 お爺さんは、デビッドの人生のいくつかを修復してあげる。 孫は、まだ、自信に欠けているからだ。 出演者: George Burns ... Jack Watson(ジャック) Charlie Schlatter ... David Watson(デビッド) Tony Roberts ... Arnold 'Arnie' Watson(アーニー) オトーサン、 「達者でいいなぁ」 91歳のジョージ・バーンズ、大活躍です。 森光子さん(1920/5/9 -)、まだまだ頑張れますよ。 GEORGE BURNS  ジョージ・バーンズ 誕生日 1896/1/20-1996/3/9 出身 米ニューヨーク 7才、街角で歌い芸を見せるピーウィー・コーテット一座に入る。 後に妻となるグレイシー・アレンと出会い、コンビを組む。 58年、妻の引退まで、ラジオ・テレビ・映画で活躍。 64年に妻を亡くして低迷する。 75年、「サンシャイン・ボーイズ」で最高の演技を見せ、 アカデミー助演男優賞受賞。 77年から「オー!ゴッド」シリーズで神様を演じた。 出演作 1932年「ラヂオは笑ふ」 1933年「響け応援歌」「国際喜劇ホテル」 1934年「ヒョットコ六人組」「娘結婚症」「恋と胃袋」 1935年「珍芸騒動」「1936年の大放送」 1936年「青春ホテル」 1937年「踊る騎士(ナイト)」 1938年「カレッジ・スイング」「百万弗大放送」 1939年「踊るホノルル」 1975年「サンシャイン・ボーイズ」 1977年「オー!ゴッド」 1978年「サージャント・ペッパー」 1979年「裸足の天使」「お達者コメディ/シルバー・ギャング」 1980年「オー!ゴッド2/子供はこわい」 1984年「オー!ゴッド3/悪魔はこわい」 1987年「エイティーン・アゲイン/これで2度目の18歳」 1994年「笑撃生放送!ラジオ殺人事件」 1996年「ダイナソーウォーズ」 その他の出演者: Miriam Flynn ... Betty Watson Red Buttons ... Charlie Anita Morris ... Madeline Pauly Shore ... Barrett Jennifer Runyon ... Robin Morrison Earl Boen ... Robin's Dad Toni Sawyer ... Robin's Mom Stephanie Baldwin ... Robin's Sister Anthony Starke ... Russ Deacon Kenneth Tigar ... Professor Swivet Bernard Fox ... Horton the Butler Nancy Fox ... Rita the Waitress User Rating: 4.9/10 (906 votes) オトーサン、 「低すぎない?」 若いひとは、年寄り映画はキライ。 誰でも、いずれ年寄りになるのに、 自分だけは年寄りにならないと思っているのです。 User Comments: jellyneckrさん Virginia 2001年8月30日 愉快なコメディ! この愉快なファンタジー・コメディで、 ジョージ・バーンズは、81歳の独身男を演じている。 煙草をぷかぷかふかしている。 孫のデビッドとともに事故に巻き込まれ、 彼の魂は、デビッドの身体に乗り移り、 デビッドの魂は、彼の身体に乗り移る。 事のはじまりは、やや奇妙で、気になる点だ。 この映画、わずらわしいことがたくさんあるものの、 かなりおかしい。 ジョージ・バーンズは、何度か面白いシーンで、 沢山の笑いをもたらしてくれる。 チャーリー・シュラッターも、この映画を楽しいものにしている。 ポール・ショアの出番は少ないが、 デビッドの友人のひとりとして活躍している。 助演陣は、すばらしいし、 音楽もファンタスティックだし、 美しく撮影されている。 身体が入れ替わるコメデイは他にもあるが、 この映画は、サイコーだ。 コリー・ハイムとコリー・フェルドマン出演の身体が入れ替わる コメディ「ドリーム・ドリーム」と比べると、 この「エイティーン・アゲイン...」は、傑作に見える。 1980年代で最高の面白いコメディだと思う。 この映画が知られていないのは、不思議だ。 みつけにくいのだ。 4店目でようやく手に入れることができた。 でも、それだけの価値はあった!!! オトーサン、 「バーンズ、いいお味!」 人柄をよく示しているバーンズ語録、 あえて、1行おきに翻訳してみました。 原文からは、自由にして闊達な心が伝わってくるでしょう。 ・引退? 最後のひとりになるまで頑張るよ。 ・I get a standing ovation just standing. ・ここにいて幸せかって?この年になると、どこにいても幸せだよ。 ・In what other business can a guy my age drink martinis,  smoke cigars and sing?  I think all people who retire ought to go into show business.  I've been retired all my life. ・オレと同い年の女性とデイトしたいけど、そんな女性もういないんだ。 ・A young mind in a healthy body is a wonderful thing.  Especially for an old man with an open night. ・ビジネスに長くとどまりたかったら、いつも生まれ変わらなきゃ。 ・I don't believe in dying... It's been done." ・ベッドで死ぬ方法はいくらでもあるが、最高なのは、ひとりでないことさ。 ・I can't afford to die; I'd lose too much money." ・(80歳でアカデミー賞を受賞して]  オレ以上の年寄りにはムリだろうね。 ・[87歳で]  I was brought up to respect my elders  and now I don't have to respect ANYBODY. ・幸せとは...いいマティーニ、うまいメシ、いい煙草、そしていい女だ。  ...あるいは悪女。どの程度の幸せに耐えられるかによるけどな。 ・I'd rather be a failure at something I love than a success at something I hate." ・オレの年になると、化粧室で欲しいのは、暖かいスープだ ・If you live to the age of a hundred, you have it made,  because very few people die past the age of a hundred. ・幸せとは、愛し合い、心の通いあう大家族を持つことだ。  ...違う街でな」


恋の選択

オトーサン、 「恋の選択か。若い頃は選択に迷ったなぁ」 冗談はともかく、原題は"ビジネスがらみの情事"。 邦題とは、大分、イメージがちがいます。 原題:A Business Affair (1994) 監督:Charlotte Brandstrom 原作:Barbara Skelton 脚本:Charlotte Brandstrom /Lucy Flannery William Stadiem Genre:Comedy Rated R for language and some sexuality. Country:UK / France / Germany / Spain Language:English 上映時間:102分 あらすじ: 愛らしいケイトとその愛を扱っている。 最初、彼女は有名作家のアレックと暮らしている。 だが、彼女が小説を書こうとすると、冷やかす。 やがて、彼女はアレックの元を去り、 アレックの出版者ヴァンニの胸に飛び込む。 別の小説を書くものの、ヴァンニは言う。 売れないよ。 彼らの行動は、虚栄心と彼女を失う恐怖からだった。 出演者: Christopher Walken ... Vanni Corso(ヴァンニ) Carole Bouquet ... Kate Swallow (ケイト) Jonathan Pryce ... Alec Bolton(アレック) オトーサン、 「美人って、トクだな」 キャロル・ブーケの様々な姿を撮っていて、 まるで、彼女のための映画のようです。 CHRISTOPHER WALKEN  クリストファー・ウォーケン 誕生日 1943/3/31 出身 米ニューヨーク・クイーンズ 活躍度 ○↑ 母が熱心なステージママであったため、幼い頃から演技とダンスを学び、 テレビで二人の兄と共に子役として活躍。 59年、ブロードウェイ・デビュー。 ホストフラ大学進学で一時俳優活動を休止後、舞台に復帰。 その後、アクターズ・スタジオで学び、 71年「盗聴作戦」で映画デビュー。 78年「ディア・ハンター」でアカデミー助演男優賞受賞。 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「盗聴作戦」 1972年「マインド・スナッチャー/恐怖の人体実験」 1976年「グリニッジ・ビレッジの青春」 1977年「アニー・ホール」「センチネル」「ローズランド」 1978年「ディアハンター」◆アカデミー助演男優賞 1980年「天国の門」「戦争の犬たち」 1981年「ペニーズ・フロム・ヘプン」「アステカの秘宝」 1982年「アクターズ・ラブ」 1983年「デッド・ゾーン」「ブレイン・ストーム」 1985年「007/美しき獲物たち」 1986年「ロンリー・ブラッド」「ウォーゾーン/虐殺報道」 1988年「ミラグロ/奇跡の地」「ホームボーイ」      「ブルースが聞こえる」 1989年「コミュニオン/遭遇」 1990年「キング・オブ・ニューヨーク」「迷宮のヴェニス」 1991年「マクベイン」「ミッドナイトチェイサー」「ミストレス」 1992年「バットマンリターンズ」◆ 1993年「ウェインズ・ワールド2」「流血の絆」      「トゥルー・ロマンス」 1994年「パルプ・フィクション」 1995年「デンバーに死す時」「サーチ&デストロイ」      「ゴッド・アーミー/復讐の天使」「ニック・オブ・タイム」      「アディクション」◆ 1996年「フューネラル」「バスキア」      「ラストマン・スタンディング」◆「ワイルド・サイド」 1997年「TOUCH<タッチ>」「エクセス・バゲッジ」「マウス・ハント」◆      「ラスト・キングス」 1998年「イルミネイト」「アンツ」(声)「メビウス」◇      「天井桟敷のみだらな人々」 1999年「タイムトラベラー/きのうから来た恋人」◆      「スリーピー・ホロウ」◆「シシリアン 虐殺の地」 2001年「マリー・アントワネットの首飾り」◆      「アメリカン・スウィートハート」◆ 2002年「スチュアート・リトル2」(声)「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」      「カントリー・ベアーズ」◇ 2003年「カンガルージャック」「ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン」      「マイ・ボディガード」「ジーリ」 2004年「ステップフォード・ワイフ」 2005年「ドミノ」「ウェディング・クラッシャーズ」 2006年「もしも昨日が選べたら」 CAROL BOUQUET  キャロル・ブーケ 誕生日 1957/8/18 出身 仏ニュイイ・シュール・セーヌ コルセルヴァトワールで演技を学ぶ。 在学中の77年「欲望のあいまいな対象」で映画デビュー。 89年「美しすぎて」でセザール賞主演女優賞受賞。 活躍度 △↓ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1977年「欲望のあいまいな対象」 1981年「007/ユア・アイズ・オンリー」「愚か者の日」 1983年「アバンチュールはデュエットで」 1985年「フレンチ・ポリス」 1987年「デ・ジャ・ヴュ」 1989年「バンカーパレス・ホテル」      「ニューヨーク・ストーリー」「美しすぎて」 1992年「タンゴ」 1993年「他人のそら似」「恋の選択」 1996年「愛の破片」 1998年「天使の肉体」 2001年「WASABI」 2005年「美しき運命の傷痕」 2006年「オーロラ」 JONATHAN PRYCE  ジョナサン・プライス 誕生日 1947/6/1 出身 英北ウェールズ・ホリーウェル 高校時代は絵画の道を志していたが、 学生演劇がきっかけで俳優志望となる。 奨学金を得て、王立演劇アカデミーで演劇を勉強、 リバプールのエヴリマン・シアターで舞台デビュー。 映画デビューは「さすらいの航海」。 95年「キャリントン」でカンヌ映画祭主演男優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1976年「さすらいの航海」 1980年「ブレイキング・グラス」 1985年「未来世紀ブラジル」 1987年「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」 1989年「バロン」 1993年「ショッピング」      「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」 1994年「摩天楼を夢見て」 1995年「キャリントン」 1996年「エビータ」 1997年「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」◆ 1998年「RONIN」◆ 1999年「スティグマータ 聖痕」◆ 2001年「マリー・アントワネットの首飾り」◆ 2002年「夢みる頃を過ぎても」 2003年「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」 2004年「五線譜のラブレター」 2005年「ニュー・ワールド」 2006年「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」 その他の出演者: Sheila Hancock ... Judith Anna Manahan ... Bianca Fernando Guillen Cuervo ... Angel Tom Wilkinson ... Bob Marisa Benlloch ... Carmen Paul Bentall ... Drunken Man Bhasker Patel ... Jaboul Roger Brierley ... Barrister Allan Corduner ... Dinner Guest Marian McLoughlin ... Dinner Guest Miguel De Angel ... Spanish Taxi Driver Christopher Driscoll ... Policeman User Rating: 5.5/10 (184 votes) オトーサン、 「低いな」 User Comments: smatysiaさん Houston 2004年5月9日 ナイスな映画、実にいい。 好きな小品。 だが、クリストファー・ウォーケン以外は、 知っている役者がいない。 彼は実にいい。 かなりノーマルな人物を演じている。 (精神異常者でも、悪漢でもない) 印象的なのはされている ケイト役のキャロル・ブーケは、 著名で尊敬されている作家アレックの妻で、欲求不満。 アレックは、まるでケーススタディだ。 愛する女に怒り、遠ざかる男を演じている。 そして、ケイトは、ヴァンニの許へ走る。 だが、ことは思ったように行かなかった。 この愛は奇妙だ。 キャロル・ブーケはアメリカにフアンが多いと思われるが、 そうならば、この映画は見逃すべきではない。 殺人や爆発がない映画が好きなら、チェックすべきだろう。 グレイドは、B。 オトーサン、 「そうか、ボンド・ガールだったんだ」 どこかで見たような気がしていましたが、 あるいは、シャネルの広告のほうかも... ○キャロル・ブーケ  Carole Bouquet, 1957/8/18- 身長173cm。 フランスを代表する女優・モデル。 15歳でソルボンヌ大学の哲学科に通う。 卒業後、コンセルヴァトワールで演技の勉強をする。  17歳でルイス・ブニュエル監督に見出され、  「欲望のあいまいな対象」(1977)のヒロインに抜擢され、  アンヘラ・モリーナと二人一役という難役を演じて高い評価を得る。  1981年、「007 ユア・アイズ・オンリー」でボンドガール役を演じた。  「愚か者の日」、「デ・ジャ・ヴュ」、「タンゴ」と映画作家の作品に出演。  1986年から“シャネルNo.5”の専属モデル。  プロデューサーのJean-Pierre Rassamと結婚し、  1児をもうけるが、1985年1月28日死別。 1989年、「美しすぎて」で、セザール賞を受賞。  1991年薬学士と3度目の結婚をした。  1997年より俳優のジェラール・ドパルデューと交際し、  2003年に婚約している。  児童虐待反対運動など政治活動にも熱心。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


シュレック3

オトーサン、 日本語吹替版を見ることにしました。 ハマコー、元へ...ハマちゃんの声を聞きたいからです。 子供たちがたくさん来ていました。 原題:Shrek the Third (2007) 監督:Chris Miller/ Raman Hui 原作:William Steig / Andrew Adamson 脚本:Howard Gould/ Jeffrey Price/ Peter S. Seaman J. David Stem/ David N. Weiss/ Jon Zack Genre:Animation / Adventure / Comedy / Family / Fantasy Rated PG for some crude humor, suggestive content and swashbuckling action. 上映時間:92分 あらすじ: シュレックとフィオナは、王国で幸せに暮らしていた ある日、国王が倒れ、シュレックが後継者に指名される。 国王はガラではないと思うシュレックは、 正当な後継者・アーサー王子を探すべく、 ドンキーと長靴をはいた猫と船旅に... だが、出発間際にフィオナから妊娠を知らされて動揺する。 しかも、対面したアーサーたるや頼りない高校生だった。 フイオナ姫が留守を預る王国では、王位を狙う別の王子が 反乱を起こしていた... 声の出演者: Mike Myers/濱田雅功 ... Shrek (シュレック) Cameron Diaz/藤原紀香... Princess Fiona(フィオナ姫) Eddie Murphy/山寺宏一 ... Donkey(ドンキー) Antonio Banderas/竹中直人... Puss in Boots(長靴をはいた猫) オトーサン、 「ハマちゃん、最高!」 その他の出演者: Julie Andrews ... Queen Lillian John Cleese ... King Harold Rupert Everett ... Prince Charming Eric Idle ... Merlin Justin Timberlake ... Artie Susan Blakeslee ... Evil Queen Cody Cameron ... Pinocchio/Three Pigs/Ogre Baby/Bohort Larry King ... Doris Christopher Knights ... Blind Mice/Heckler/Evil Tree #2/Guard #2 John Krasinski ... Lancelot Ian McShane ... Captain Hook User Rating: 6.5/10 (14,656 votes) オトーサン、 「駄作だった」 User Comments: Emily Taylorさん Utah 2007年5月20日 出てくるキャラが多すぎる。 それがよくない。 キラメキが消えてしまった。 もう何週間も前から、わくわくしていた。 前二作の大フアンだったから、 きっと失望させないだろうと思っていた。 だが、ああ、間違っていた! そこらの映画ほど悪くはないが、 この映画は、シュレック・シリーズの汚点になった。 いろんなことをやっている。 ほんとうにトライしている。 実に見事なシーンがある。 白雪姫の贈り物には、くらくらしたし、 死のシーンでは、絶対に笑うことなどできない。 アニメの出来栄えは? 最高だ。 だが、 努力すればヒラメキが得られるというものではない。 いい単純な映画には勝てない。 シュレックとフィオナを愛する沼地へ帰してやる、 それがこの映画の筋書きであり、製作の狙いだった。 だが、長い退屈な仕掛けを考えてしまった。 ハロルド国王の死により、 シュレックとフィオナは、"Far, Far Away"国の王位につく。 不幸にも、そんな地位に興味がないので、 シュレックは、長い旅に出て、次の候補を連れ戻そうとする。 若きアーサーだ。 えっ、何故なんだ? 誰も、キャメロンを愛している。 一方、アーサーは、どうみても欠点があり、愛せない若者だ。 残念ながら、彼はこの映画にでてくる チーズ風味の精神病院の患者のひとりに過ぎない。 貴重な時間が、この仕掛けで消えていった。 結局、独創的な映画は、複雑すぎる筋書きはもっていない。 悪いのは、いくつかのキャラだ。 第二作は、ごく少ないキャラを加えたが、 コントロール可能の範囲だった。 今回、こんな判断が働いていたようだ。 観客は、シュレツク、ドンキー、長靴をはいた猫、その他を もう知り尽くしているから、もう見たくないだろう。 よし、もっと沢山のキャラを登場させてやろう。 だが、紹介する時間が足りないな! お粗末で痛ましい人物描写の欠如だ。 筋書きに戻ろう。 シュレックとアーサーの間に、 ある種の父子関係を築こうと試みているが、 安手でムリがある。 意図はいいが、不毛だった。 もっと時間をかければ... だが、そうはいかなかった。 そこで、ありきたりのせりふでカバーしようとした。 最初にもどろう。 この映画、前二作のえもいわれぬキラメキを失ってしまった。 申しわけないが、そう感じる。 シリーズを続けようという生ぬるい情熱、 そして5歳児を狙おう。 それだけ。 このシリーズ、気に入っていただけに残念だ。 あんなに天才的な前二作の後に、 どうして、こんな平凡な映画をつくるのだろう? オトーサン、 「あーぁ、過ぎたるは及ばざるがごとし」 大体、脚本家が6人もいるなんて... 真面目に考えたとは、とても思えません。 監督が悪いのでしょうか。 それとも重役たちが口を出しすぎたせいでしょうか。


ボルベール <帰郷>

オトーサン、 「冴えない題名だな」 でも、あのアルモドバル監督作です。 話題作に埋もれていますが、秀作でした。 原題:Volver (2006) 監督・脚本:Pedro Almodovar Genre:Comedy / Drama Rated R some sexual content and language. Country:Spain Language:Spanish 上映時間:121分 あらすじ: ライムンダは、 娘パウラと飲んだくれの夫パコと一緒に マドリッドに住んでいる。 姉のソーレは離婚し、 ヘア・スタイリストのところで働いている。 姉妹は、生まれ故郷のラ・マンチャで、 数年前、両親を火事で失っている。 伯母のパウラは、まだ村で暮らしていて、 いつも妹のイレネが生きていると話したがる。 (イレネは、ライムンダとソーレの母) 伯母が死ぬと、状況は変わり、過去がよみがえってくる。 続いて、ミステリーとサスペンスが... 出演者: Penelope Cruz ... Raimunda(ライムンダ) Yohana Cobo ... Paula(娘パウラ) Lola Duenas ... Sole(姉ソーレ) Blanca Portillo ... Agustina(アグスティナ) Carmen Maura ... Irene(母イレネ) オトーサン、 「ペネロペ・クルスは、故郷スペインが似合う!」 PENELOPE CRUZ  ペネロペ・クルス 誕生日 1974/4/28 出身 スペイン・マドリード 14才でモデルとしてデビュー。 マドリード演劇学校でクラシック・バレエを学ぶ。 テレビタレントして活躍した後、映画に進出。 92年「ハモンハモン」でゴヤ賞主演女優賞にノミネート。 スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」と 同映画のリメイク「バニラ・スカイ」で同じ役を演じている。 活躍度 ○↑ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1990年「CRONICAS URBANAS」 1991年「E'L LABERINTO GRIEGO」 1992年「ハモンハモン」「ベル・エポック」 1993年「PER AMORE SOLO PER AMORE」 1994年「捕らわれた唇」 1996年「17歳」 1997年「ライブ・フレッシュ」「オープン・ユア・アイズ」◇      「A CORNER OF PARADISE」 1998年「ハイロー・カントリー」◆「イフ・オンリー」      「美しき虜」      「DON JUAN」「TALK OF ANGELS」 1999年「オール・アバウト・マイ・マザー」◆      「裸のマハ」 2000年「ウーマン・オン・トップ」◇「すべての美しい馬」◇ 2001年「ブロウ」◆「コレリ大尉のマンドリン」◇「バニラ・スカイ」◇      「ウェルカム!ヘヴン」◇ 2003年「ゴシカ」◇「花咲ける騎士道」◇「ボブ・ディランの頭のなか」 2004年「トリコロールに燃えて」◇「赤いアモーレ」◇「NOEL ノエル」◇ 2005年「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」◇ 2006年「ボルベール <帰郷>」◇ その他の出演者: Chus Lampreave ... Tia Paula Antonio de la Torre ... Paco Carlos Blanco ... Emilio Maria Isabel Diaz ... Regina Neus Sanz ... Ines Leandro Rivera ... Auxiliar Produccion Yolanda Ramos ... Presentadora TV Carlos Garcia Cambero ... Carlos Pepa Aniorte ... Vecina Elvira Cuadrupani ... Vecina User Rating: 7.8/10 (14,693 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 アカデミー賞ノミネート ・主演女優賞:ペネロペ・クルス   カンヌ国際映画祭受賞 2006年 ・女優賞(下記女優らのアンサンブルを称えて)   ペネロペ・クルス カルメン・マウラ ロラ・ドゥエニャス ブランカ・ポルティージョ ヨアンナ・コボ チュス・ランプレアベ ・脚本賞 ペドロ・アルモドバル 同ノミネート ・パルム・ドール:ペドロ・アルモドバル User Comments: marcosaguadoさん Los Angeles, USA 2006年7月7日 思いやりのマジック どんな映画か紹介したくない。 私の意見はあなたの意見ではないだろうし、 映画の楽しみは、自分だけのものだから。 ただ、言っておきたいのは、 ハリウッドで撮った「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」、 「バニラ・スカイ」、「コレリ大尉のマンドリン」の後、 私は、ペネロペ・クルスに女優烙印を押した。 だが、この「ボルベール <帰郷>」で考えが変わった。 彼女、まったくのところ、すばらしい。 ヴィットリオ・デシーカ監督と働いていた頃のソフィア・ローレンのようだ。 彼女は批判の嵐にさらされている。 だが、一瞬たりとも、同情を求めたことはない。 彼女の感情は、観客に乗り移り、 不可解なものを理解させてくれる。 (母親イレネ役の)カルメン・マウラは、 背筋が凍る美しくユニークな登場の仕方をした。 この崇高なアルモドバル監督作品は、 彼のもっとも素敵な脚本に基づいている。 女たちは、お互いのために結束する。 彼らは心の底からの同情心から、極端と思える境界を超えてしまう。 この映画、ある意味で、私を仰天させた。 こんなこと、他の映画ではとても永久にできないだろう。 オトーサン、 「おお、素晴らしい! 黒美君彦さんのコメントがある!」 黒美君彦さん 2007年6月14日 素晴らしい! あちこちふんだんに仕掛けが散りばめられたこの作品は、 サスペンスフルでありながらコミカルでありペーソスに満ちていた。 マドリッドに住む美しきライムンダ(ペネロペ・クルス)と パウラ(ヨアンナ・コバ)の母娘。 二人はある事件に遭遇するが、 時を同じくしてライムンダの育ての親である伯母のパウラが ラ・マンチャの村で亡くなったと連絡が入る。 姉のソーレ(ロラ・ドゥエニャス)は葬式に帰り、 そこで四年前火事で父とともに焼け死んだはずの 母イレネ(カルメン・マウラ)の姿を目撃。 一方伯母の隣人であるアウグスティナ(ブランカ・ポルティージョ)は、 ヒッピーの母の失踪にライムンダの母が関係していると考えていた…。 複雑に入り組んだ母と娘の連鎖の物語。 不幸な出来事が母と娘の間に繰り返される皮肉な運命。 だが、陰々滅々かというと決してそうではない。 ところどころクスッと笑えるシーンも(ややブラックだったりするが)多い。 不幸な境遇におかれた市井の女たちはいずれもしたたかで、 エネルギーに満ちているのだ。 物語はサスペンスチックに始まり、途中ファンタジーか?とも思わせるが、 どんでん返しで現実に引き戻される。 後半の展開は読めたが、それでもなかなか凝っている。 ペネロペ・クルスはやはり美しい!  顔の何て小さいこと。他の女優と並んだら歴然。 アルモドバル監督は「尻が小さいのが不満」などと 言って「つけ尻」をさせたそうだが、 いずれにせよその美しさは特筆に価する。 タンゴの名曲“VOLVER<帰郷>”を 彼女が感情を込めて歌うシーンは、 曲の美しさとあいまって胸を打った。 その他19年ぶりにアルモドバル監督作品に出演したという、 監督にとっての「女神(ミューズ)」カルメン・マウラ、 気弱な優しい姉ソーレを演じたロラ・ドゥエニャス、 幸薄そうな隣人を演じるブランカ・ポルティージョら、 女優陣がみな素晴らしい。 また短気なライムンダが時に姉やアウグスティナに冷たく接するのも、 妙にリアリティーがあって説得力があった。 ハリウッド作品ではなかなかお目にかかれない人間を正面から描いた秀作。 スクリーンからはスペインの風も感じられた。 男性監督が描いた女性映画ということで、 女性の視点から観たとき違和感がないだろうか、とも思ったが、 知り合いの女性はそうした違和感は感じなかったとか。 素敵な作品だ。 (あんまりコメント題に「素晴らしい!」なんて書かないのだが、 せっかく続いているので便乗しました…(笑)) オトーサン、 「つけ尻が気になって気になって...」 黒美君彦さんのコメントを たまたま事前に読んだのが失敗でした。


ラスト・ボーダー

オトーサン、 「見た映画ばかりだなぁ」 この1週間、上映されるTV映画は、みな見たものばかり。 仕方なく、貴重なDVDを見ることにしました。 「フィンランドが生んだ天才カウリスマキ兄弟。 兄ミカのバイオレンス代表作」とありました。 原題:The last border(1993)    viimeisella rajalla 監督:Mika Kaurismaki 脚本:Alexandra Deman/Mika Kaurismaki/Pia Tikka Genre:Action / SF Country:Finland / Sweden / Germany Language:English / Russian / Saami / Swedish 上映時間:105分 あらすじ: 地球環境が悪化し、 スカンジナビアの北極圏は、不毛の地になった。 軍隊とゲリラが争う場所になったのだ。 デューク率いるバイク狂の一団が市民にテロをしかけている。 ジェイクは、逃亡した囚人。 父の仇、デュークを殺そうとしている。 その過程で、地元民や記憶喪失の女に助けられる。 復讐の時はきた。 だが、デュークが先手を取った... 出演者: Jurgen Prochnow ... Duke(デューク) Jolyon Baker ... Jake(ジェイク) Fanny Bastien ... Doaiva(ドアイヴァ) Soli Labbart ... Old Woman(祈祷師) オトーサン、 「役者は大したことないなぁ」 フィンランド映画ですから、 海外映画俳優マガジンに、唯一掲載されていたのは、 このひと。 JURGEN PROCHNOW  ユルゲン・プロホノフ 誕生日 1941/6/10 出身 独ベルリン 活躍度 ○↑ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1975年「カタリーナ・ブルームの失われた名誉」 1981年「Uボート」 1983年「ザ・キープ」 1984年「砂の惑星」 1986年「キリング・カー」「さらばロンリーウルフ/非情の恋」 1987年「デビルズ・パラダイス/悪魔の楽園」      「ビバリーヒルズ・コップ2」「ターミナス」 1988年「第七の予言」 1989年「白く渇いた季節」 1990年「対決」「デスウインズ/沈黙の航海」 1991年「ハリケーン・スミス」「ロビン・フッド」(20FOX) 1992年「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最後の七日間」      「インターセプター」 1993年「BODYボディ」「ラスト・ボーダー」 1995年「ジャッジ・ドレッド」「マウス・オブ・マッドネス」 1996年「イングリッシュ・ペイシェント」 1997年「エアフォース・ワン」「D.N.A2」 1999年「ウィング・コマンダー」「ポイズン」 2000年「スノー・ステーション」「ハンギング」      「GEKICHIN 撃沈」      「ブル・ドッグ 人質救出作戦」 2001年「RIPPER リッパー 地獄からの手紙」◇      「犯罪心理鑑定人」 2002年「バルティック・ストーム」 2003年「ハウス・オブ・ザ・デッド」 2006年「ダ・ヴィンチ・コード」 その他の出演者: Kari Vaananen ... Borka Matti Pellonpaa ... Dimitri Clas-Ove Bruun ... Skunk Jussi Lampi ... Rabbit MC Overkill ... Motorcycle gang Juice Leskinen ... Bartender Esko Salminen ... Jake's Father Jochen Nickel ... Beggar Arvid Dahl ... Young Jake Tixa Juka ... Beggar Andrew Kastner ... Officer User Rating: 3.5/10 (98 votes) オトーサン、 「低すぎる」 天才監督とは思えませんが、3.5はないでしょう。 User Comments B-rapunSaarioさん Finland 2005年6月11日 「マッド・マックス」よりはいい。 「ラスト・ボーダー」は、いいSFではない。 筋書きはちがうが、「マッド・マックス」を思い出す。 理路整然ではないが、いくつか問題を指摘したい。 映画が撮影されたのは、北部スカンジナビアのどこか。 明らかに、植生が似ている。 黙示録後の世界にしては、ややノーマルだ。 それに植物がないなら、ひともいないはず。 だから、風景が実にリアルに見えた。 トナカイもいなくなっているなら、人々は何を食べていたのだろう。 前の投稿者が、衣服について疑問を呈していた。 映画に出てくるキレイな衣服は、伝統的なラップの衣装で、 この地方でよく見かけるものだ。 地球環境破壊の後でも、残ったのだろう。 多くの点で納得できるものの、 明らかに、この映画は、石油が無尽蔵にある。 そうひとびとが信じていた時代につくられたものだ。 何の目的もなくバイカーたちはオートバイを乗り回している。 ともかく、この映画、やや退屈だ。 復讐心に燃える孤独な男というアイディアは、多く使われてきた。 カウリスマキ監督は、意図的に古典的西部劇をリサイクルしたのだろう。 他方、「マッド・マックス」に非常に似通った人物やシーンが出てくる。 それが悪いというのではない。 問題は、大したことが起きないことだ。 多くの登場人物は、ただ無意味にうろつきまわるだけ。 何人かはいい可能性を秘めているが、 実際には、何ということもないままに終わってしまう。 少なくとも、Kari Vaananen 自身は楽しんでいる。 Matti Pellonpaa はせりふが少なかった。 この映画で好きなのは、究極のマッチョ文化イメージだ。 バイクに乗った連中は、子供っぽくアホみたいだった。 裏庭で戦争ごっこをしている小学生もみたいだ。 タフに見えず、アホなだけ。 世間によくいる頭の悪いガキだ。 これはある意味で、悪い映画だが、 平均的なSF映画よりは楽しめた。 おそらく風景に親しみを感じたからだろう。 オトーサン、 「マッド・マックス?」 映画の索引でチェックしました。 「ああ、メル・ギブソンがブレイクした映画か」 (参考) 原題:Mad Max (1979) 監督:George Miller (II) 脚本:James McCausland and George Miller (II) Genre: Action / SF 上映時間:88分 あらすじ: 腐敗と無秩序が支配する オーストラリアのハイウエイが舞台。 ハイウエー・パトロール警官が復讐劇に巻き込まれる。 というのも、暴走族の前のリーダーが死んだのは、 「あいつのせい」と狙われたからだ。


ダイハード4.0

オトーサン、 初日初回上映に駆けつけました。 「なぜ金曜日が初日なんですか?」 「さぁ...」 頼りないお答えでした。   原題:Live Free or Die Hard (2007)    Die Hard 4 監督:Len Wiseman 原作:Mark Bomback 脚本:Mark Bomback/David Marconi John Carlin/ Roderick Thorp Genre:Action / Adventure / Thriller 上映時間:130分 あらすじ: 犯罪者の筋書きがまさに発動しようとしていた。 すべてのコンピュータを止め、 アメリカ経済のインフラを破壊しようとしている。 そこに登場するのは、かつてのヒーロー、マクレーン刑事。 若きハッカー、マットの助けを借りて、陰謀を打ち砕く。 出演者: Bruce Willis ... John McClane(マクレーン刑事) Justin Long ... Matt Farrell(マット) Maggie Q ... Mai Lihn(メイ) オトーサン、 「まだまだ元気だな」 不死身だと分かっていても、ハラハラドキドキ。 マギー・Qとの格闘シーンは、すごかったです。 ウィルスいわく。 「生まれて初めて女性を殴ったよ。 ボコボコにされたよ。本当にハードだった」 マギーQ、ブルース・ウィリスと共演できてよかったですね。 もっと芸を磨いてください。 BRUCE WILLIS ブルース・ウィリス 誕生日 1955/3/19 出身 西ドイツ 母はドイツ人。軍人の父が駐留中のドイツで生まれる。 2年後に帰米し、ニュージャージー州で育つ。 モントクレア州立大学を中退し、 ニューヨークでバーテンをしながら、 音楽と演劇活動をする。 テレビでは85年からの「こちらブルームーン探偵社」が有名。 映画では87年「ブラインド・デート」が初の主役。 88年「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン刑事役がヒットし、大スターに。 87年、デミ・ムーアと結婚し、3児の父となるも、2000年離婚。 活躍度 ◎↑ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆☆☆★ 出演作 1980年「第一の大罪」 1981年「プリンス・オブ・シティ」 1982年「評決」 1987年「ブラインド・デート」 1988年「キャデラック・カウボーイ」「ダイ・ハード」◇ 1989年「ブルース・ウィリス/イン・カントリー」◇      「ベイビー・トーク」(声)◇ 1990年「ダイ・ハード2」◇      「ベイピートーク2/リトルダイナマイツ」(声)◇      「虚栄のかがり火」◇ 1991年「愛を殺さないで」◆「ハドソン・ホーク」◇      「ビリー・バスゲイト」◆「ラスト・ボーイスカウト」◇ 1992年「永遠に美しく」◇「ザ・プレイヤー」 1993年「スリー・リバーズ」◇ 1994年「ノース/小さな旅人」◇「ノーバディーズ・フール」◆      「薔薇の素顔」◇「パルプ・フィクション」◇ 1995年「ダイ・ハード3」◇ 「12モンキーズ」◇      「フォー・ルームス」◆ 1996年「ラストマン・スタンディング」◇ 1997年「ジャッカル」◇「フィフス・エレメント」◇ 1998年「マーキュリー・ライジング」◇「アルマゲドン」◇ 1999年「シックス・センス」◇「マーシャル・ロー」◆      「ストーリー・オブ・ラブ」◇      「ブレックファースト・オブ・チャンピオン」 2000年「キッド」◇「アンブレイカブル」◇「隣のヒットマン」◇ 2001年「バンディッツ」◇「ジャスティス」◇ 2003年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」▲      「ティアーズ・オブ・ザ・サン」◇ 2004年「隣のヒットマンズ 全弾発射」◇「オーシャンズ12」▲ 2005年「ホステージ」◇「シン・シティ」◇「ラッキーナンバー7」 2006年「16ブロック」◇「森のリトル・ギャング」(声) 2007年「ダイハード4.0」 JUSTIN LONG  ジャスティン・ロング 誕生日 1978/6/2 MAN 出身 米コネチカット州 ヴァッサー大学卒。 テレビでは「エド〜ボーリング弁護士」のウォーレン役。 映画は「ジーパーズ・クリーパーズ」のダリー役で初主演。 活躍度 △↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1999年「ギャラクシー・クエスト」◆ 2001年「ジーパーズ・クリーパーズ」◇ 2002年「ノット・ア・ガール」◆ 2003年「ヒューマン・キャッチャー」◆ 2004年「ドッジボール」◆ 2007年「ダイハード4.0」◆ MAGGIE Q  マギー・Q 誕生日 1979/5/22 出身 米ハワイ州 アメリカ人の父とベトナム人の母の間に生まれる。 18歳の時、モデルを目指し、香港に移住。 アジア各国でスーパーモデルとして活躍し、 タイム・ハーパーズ・バザー、コスモポリタンなどの表紙を飾る。 99年の台湾のテレビドラマ「ハウス・オブ・ドラゴン」で俳優デビュー。 99年「MODEL FROM HELL」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 2000年「ジェネックスコップ2」 2001年「ラッシュアワー2」 2002年「レディ・ウェポン」 2004年「マジック・キッチン」 2006年「M:i:V」 2007年「ダイハード4.0」 その他の出演者: Timothy Olyphant ... Thomas Gabriel Cliff Curtis ... Bowman Jonathan Sadowski ... Trey Andrew Friedman ... Casper Kevin Smith ... Warlock Yorgo Constantine ... Russo Cyril Raffaelli ... Rand Chris Palermo ... Del Mary Elizabeth Winstead ... Lucy McClane Sung Kang ... Raj Zeljko Ivanek ... Molina Christina Chang ... Taylor User Rating: 8.4/10 (2,058 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 若いひとには、こたえられないでしょう。 User Comments: nisdahm-1さん Denmark 2007年6月26日 確かにロックする! 「ダイハード4.0」の試写会に行ってきた。 驚いたの何の。 あふれかえるアクション。 すばらしいスタントのおかげで、 内臓に食い込んでくる。 ブルース・ウィリスは、ファイトシーンに進境をみせた。 早いペースが終始続き、脚本も実にいい。 コンピュータ用語がやや重たかった。 実は、監督がワイズマンので、心配していた。 私見だが、彼の前2作はまったくの駄作だったからだ。 だが、今回は、きちんと撮っていた。 この「ダイハード4.0」は、シリーズのなかで、何番目だろう。 2番目か、3番目にいいのかも? 分からないが、いい出来だ。 夏休みの大作映画は、このやりかたに学ぶべきだ。 歯切れがよく、何といっても面白い。 オトーサン、 「52歳なのに、よくやるなぁ」 並みの映画なら、まず20回は死んでいるでしょう。 "ダイ・ハード5"は、日本が舞台という噂もありますが... こんなハードな映画、次作まで体力がもつのでしょうか? ○ブルース・ウィリス、撮影中の怪我を語る  ブルース・ウィリスが最新作「ダイ・ハード4.0」の撮影中に  怪我をしたことを明かした。  ロンドンで行われたプレミアに参加したウィリスは、  「昔はコンクリートの上に飛び降りることも 今よりずっと簡単だったのにな。  数週間、尻から足首にかけてアザだらけだったよ。  気絶したり縫ったりする怪我もあった」と語った。 出典:シネマトゥデイ 2007/6/28


ゴッド・ディーバ

オトーサン、 「ふーん、エンキ・ビラルか」 "スチームボーイ"の大友克洋にも影響を与え、 コミックと映画を通じて現代に挑戦するひとのようです。 原題:immortel ad vitam(2004) 監督・原作:Enki Bilal 脚本:Enki Bilal/ Serge Lehman Genre:Action / Drama / SF Rated R for sexuality/nudity, language and some violence. Country:France / Italy / UK Language:English / French 上映時間:102分 あらすじ: 舞台は、2095年。 ミュータントや宇宙人が出てくる。 主人公は、ジル。人間ではない。 エルマ博士が彼女をみつけ、 見たこともない興味ある患者として様々な診断を受ける。 ジルの器官は、あるべきところになく、 記憶を喪失し、生物学的には3ケ月児だった。 エルマ博士は、彼女に住まいと食事を提供し、 身分証明書をつくってやる代わりに、実験台にする。 一方、ニコポルは、凍った囚人。 映画の始まった後、釈放される。 囚人病棟には問題があり、放り出されて死ぬが、 ニコポルは、足を失っただけで危うく助かる。 このストーリーには、ほかに多くのことがあるが、 この辺にしておこう。 出演者: Linda Hardy ... Jill Bioskop(ジル) Thomas Kretschmann ... Alcide Nikopol(ニコポル) Charlotte Rampling ... Elma Turner(エルマ) Thomas M. Pollard ... Horus(神・ホルス) Joe Sheridan ... Allgood(オールグッド上院議員) オトーサン、 「ジル、冷たい美人だなぁ」 ま、ミュータントだからしょうがないのでしょう。 でも、現代のお嬢さんにも、こういう手合いが増えました。 神ホルスやオールグッド上院議員のCGIは、ユニークでした。 その他の出演者: Frederic Pierrot ... John Yann Collette ... Froebe Derrick Brenner ... Jonas Olivier Achard ... Checker Javon Constantin ... Eugenics Little Boy Gary Cowan ... Tycho Barman Jerry Di Giacomo ... Jack Turner Corinne Jaber ... Lily Liang Augustin Legrand ... Salesman Dominique Mahut ... Hotel Receptionist Thierry Rene ... Sam Owen Steketee ... Horus's Baby Jacquelyn Toman ... Patiente Elma Rating: 6.0/10 (5,110 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 好悪が分かれたからでしょう。 セザール賞ノミネート ・美術賞 User Comments frobozさん Uppsala, Sweden 2004年12月7日 とにかく楽しめる スタイリッシュで、アーティスティックな映画だが、 ストーリーもきちんと整っている。 物悲しく、洗い古された色合い。 SFに属するが、誌的な映画である。 著者は、明らかにSFに拘っていない。 デザインの材料であり、エジプト神話の断片もある。 ストーリーは、ストレート。 フランスと日本のコミックのスタイルをミックスさせている。 アニメの真面目な史劇で、 デザインは、キッチュで、恐ろしく、 フランスの"metal hurlant"誌の定番スタイルだ。 そして、新鮮なのは、ハリウッド映画らしくないこと。 座って味わうべし。 この映画の採点は、10点満点で9点。 だが、もっと見たいとは思わない。 そう、私がスクリーンで見たいのは、本物のSFだ。 下らない「スターウォーズ」や誌的作品ではなく、 現代小説のホンモノを見たい。 例えば、Iain M. BanksやGreg Eganの映画化だ。 悲しいことに、SF映画は、 キッチェな未来のテーマに向かっている。 そのデザインやアクションは、 真のビジョンを描くよりは、本棚に溢れかえるだけ。 だが、この映画には希望がある... オトーサン、 「この監督、才能があるぞ」 経歴は、英語版のほうが充実していました。 ○Enki Bilal 1951/10/7-  セルビアのベルグラード生まれ  フランスのマンガ家で、映画監督。  「現代の神話」、ニコポル三部作などで知られる。  9歳でパリへ移住。  14歳で、ルネ・ゴシニに出会い、コミックに進む。  1970年代は、コミック雑誌Piloteに投稿し、  最初の作品"Le Bol Maudit"(1972)を発表する。  1975年、脚本家ピエール・クリスティンと共作で、  暗くシュールな話を書きはじめる。 ニコポル三部作、「不死者のカーニバル」、「罠の女」、  そして「冷たい赤道」に10年がかりで取り組んだ。  絵と脚本を書いたが、これは彼の傑作である。  第3作の「冷たい赤道」は、お堅いLire誌の今年の優秀作品賞を受賞し、  チェスボクシングなる新スポーツの発明者として知られるようになった。  最近作は、"Rendez-vous a Paris" (2006)。  新フランス・コミックの最初のベストセラーで、28万部も売れた。  4部作(the Hatzfeld)の三作目で、ユーゴスラビアの解体を扱っている。  第1作は、「モンスターの眠り」(1998)で、 主人公のNikeが、トラウマになった戦争を回想するもの。  最近の映画は、「ゴッド・ディーバ」  巨費を投じており、自作をはじめて映画化したもの。 批評家の意見が分かれた。  CGIの人物を酷評するものもいたが、  他の批評家は、原作コミックの忠実な解釈であるとしている。  From Wikipedia, the free encyclopedia ○チェスボクシング  チェスボクシングはチェスとボクシングを融合したスポーツ。  試合は、チェスとボクシングを交互に行うことによって進められる。  最初はチェスのラウンドから始まり、最大11ラウンドまで続けられる。  チェスは1ラウンド4分間であり、ボクシングは1ラウンド2分間である。  それぞれのラウンドの間には、1分間の休憩がとられる。  チェスの持ち時間は12分であり、これが切れると負けとなる。  持ち時間切れのほか、ボクシングでのノックアウト  またはチェスでのチェックメイト、審判の決定によって試合は終了する。  チェスボクシングは1992年にコミック作家のエンキ・ビラルによって構想された。  この構想はビラルの「冷たい赤道」という作品の中で詳細に描かれている。  このビラルの作品をヒントとして、  オランダ人芸術家のイップ・ルービングは、  2003年に世界チェスボクシング機構 (WCBO) を立ち上げ、第1回世界選手権を開催した。  アムステルダムで行われた第1回世界選手権では、イップ自身が優勝を果たした。  2005年10月1日には、ベルリンで第1回欧州チェスボクシング選手権が開催され、  ブルガリアのTihomir Titschkoが、ドイツのAndreas Schneiderを下して優勝した。  日本国内でもデモンストレーションファイトが行われている。  2004年4月17日に、自由が丘のT&S GALLERYでイップと柳瀬総一郎が戦い、  ラウンド9にイップが柳瀬をチェックメイトで下した。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


山猫は眠らない2 狙撃手の掟

オトーサン、 「うまい邦題だなぁ」 原題は、「狙撃手」、それを「山猫は眠らない」とは。 どうして、山猫なのか分かりませんが、 生態が不明で、半夜行性で、単独で暮らすからでしょうか。 原題:Sniper 2 (2002) (TV) 監督:Craig R. Baxley 脚本:Ron Mita/Jim McClain Michael Frost Beckner/Crash Leyland Genre:Action Rated R for violence and language. 上映時間:91分 あらすじ: 第1作からすでに11年。 元海兵隊の狙撃手ベケットのもとにCIAの高官が訪れ、 極秘任務につくように説得する。 彼は、報酬じゃない、名誉だといい、除隊前の地位に復帰する。 今度の任務は、イスラム教徒の支持を得るセルビアの高官を暗殺するのだ。 チームを組むのは、死刑囚のコール。 任務を引き受け、成功すれば、自由の身になれる。 現地で手引きをするのは、美貌のソフィア。 見事にターゲットを狙撃し、街を脱出する。 だが、コールが逮捕され、彼を救出すべく、ベケットは街へ戻る... 出演者: Tom Berenger ... Thomas Beckett(トーマス・ベケット) Bokeem Woodbine ... Cole(コール) Erika Marozsan ... Sophia(ソフィア) オトーサン、 「しびれるねぇ」 1000メートルも向こうの標的に狙いを定めたときの 野生動物を思わせる研ぎ澄まされた目付き! スナイパーって、いいですね。 TOM BERENGER  トム・ベレンジャー 誕生日 1950/5/31 出身 米イリノイ州シカゴ スポーツ記者を目指し、ミズーリ大学でジャーナリズムを勉強するが、 地元劇団のオーディションに合格したのをきっかけに舞台出演。 ニューヨークのHBステュディオで演技を学ぶ。 77年「センチネル」で映画デビュー。 86年「プラトーン」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。 「メジャーリーグ」シリーズのジェイク・テイラー役や 「山猫は眠らない」シリーズのトーマス・ベケット役が有名。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1977年「センチネル」      「ミスター・グッドバーを探して」◆ 1978年「官能の夜」 1979年「新・明日に向かって撃て!」 1981年「戦争の犬たち」 1982年「愛の謝肉祭」 1983年「エディ&ザ・クルーザーズ」「再会の時」 1984年「処刑都市」 1985年「Mr.早撃ちマン」 1986年「プラトーン」◆ 1987年「誰かに見られてる」 1988年「影なき男」「背信の日々」 1989年「メジャーリーグ」◇「7月4日に生まれて」 1990年「探偵より愛を込めて」◇「ザ・フィールド」 1991年「プラスティック・ナイトメア/仮面の情事」 1993年「硝子の塔」「山猫は眠らない」      「ゲティスバーグの戦い/南北戦争運命の三日間」 1994年「メジャーリーグ2」◇「逃げる天使」「沈黙の大地」 1996年「野獣教師」「ボディ・ランゲージ」「シェイド」 1997年「相続人」◆「シャドウ・オブ・ダウト」      「ワン・マンズ・ヒーロー」 1998年「疑惑の幻影」◆「コンフェッション」◆ 2000年「エアブレイク」 2001年「トレーニング・デイ」◆「ハリウッド・ゲーム」      「トム・ベレンジャー in 処刑岬」◇      「トゥルー・ブルー」 2002年「D−TOX」◆「山猫は眠らない2 狙撃手の掟」◇ 2004年「山猫は眠らない3 決別の照準」◇ その他の出演者: Tamas Puskas ... Pavel Dan Butler ... Eckles Linden Ashby ... McKenna Barna Illyes ... Vojislav Ferenc Kovacs ... Zoran Dennis Hayden ... Klete Can Togay ... Captain Marks Bela Jaki ... Scar Sniper Laszlo Aron ... Shadow Figure Lukacs Bicskey ... Inmate Zoltan Seress ... Nauzad Tas Szollosi ... Tony User Rating: 4.7/10 (1,132 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 User Comments: pavor nocturnusさん Canada 2006年4月5日 人生返して !!! 間違って、この映画を借りてしまった。 ひどい映画だろうなとつぶやいた。 やや緊張して座り、見ることにした。 おお、神よ。何たるミスだ。 私は、戦争映画好きだ。 矛盾だらけだろうが、、アホは会話だろうが、 お粗末な演技だろうが、薄っぺらな筋書きだろうが、 シラミがたかったセットだろうが、許してきた。 だが、こいつは許せない。 ヒドイ点がすべて当てはまる。 トム・ベレンジャーは、年だ。 フロリダで引退生活を楽しんでいればいいのだ。 彼が戦う相手は、誰なのだ? ハンガリア人、セルビア人、イスラム教徒? いまは分かる。 悪名高いセルビア人がターゲットなのだ。 (それ自体、いかに古臭い筋書きか分かるというものだ) だが、連中はハンガリー語をしゃべっている。 おいおい、観客はアホとちゃうぜ。 もっと怒鳴り散らせるが、 要するに、この映画に時間を費すべきじゃない。 私の採点は、10点満点で、1点。 0点がないからだ。 オトーサン、 「変なひとがいるなぁ」 間違って借りて、時間をソンした上に、 しょうもない悪口を書いて時間をソンしています。 よほど、トム・ベレンジャーがキライなのでしょうね。 「いい役者だと思うけど...」 ○トム・ベレンジャー  Tom Berenger, 1949/5/31- ミズーリ大学在学中に受けた「バージニア・ウルフなんかこわくない」の 舞台オーディションに合格し、俳優を志す。 1970年代にニューヨークに移住し  オフ・ブロードウェイで、下積み生活を続ける。  1986年「プラトーン」(1986)での  冷酷な軍曹であるバーンズの演技で、アカデミー助演男優賞にノミネート。  サスペンスやラブストーリーもさることながら  アクション映画での活躍は顕著で、見事なバイプレイヤーぶりを発揮。  熱狂的なファンの獲得に成功。  1990年代からはプロデューサーも務め、高い評価を得ている。  3度に及ぶ結婚の中で6人の子供を儲けている。 <結婚離婚歴> ・Barbara Berenger (1976 - 1984/2) (離婚) 2児  ・Lisa Berenger (1986/6 - 1997) (離婚) 3児 ・Patricia Alvaran (1998/1/23 - ) 1児 メーキャップ・アーチスト   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


愛に翼を

オトーサン、 「愛に翼を、懐にお金を」 なーんて、茶化したくなるような甘い題名です。 原題:Paradise (1991) 監督・脚本:Mary Agnes Donoghue 原作:Jean-Loup Hubert Genre:Drama 上映時間:111分 あらすじ: 臆病な少年ウィラード。 母親のお産の間、母の旧友リリーの家へ。 お転婆な少女ビリーと仲良くなり、 田舎町パラダイスで、夢のような日々を送る。 だが、少年は、次第にベンとリリーの 冷え切った夫婦関係が気になってきて、 二人が仲直りするように努力するのだが... 出演者: Melanie Griffith ... Lily Reed(リリー) Don Johnson ... Ben Reed(ベン) Elijah Wood ... Willard Young(ウィラード) Thora Birch ... Billie Pike(ビリー) オトーサン、 「おお、夫婦共演だ!」 メラニー・グリフィスとドン・ジョンソン、 ついたり離れたりの夫婦でした。 少年役のイライジャ・ウッド、可愛いですね。 「"ロード・オブ・ザ・リング"より、いいなぁ」 少女役のソーラ・バーチも、いいですね。 長くなりますが、経歴紹介は、この4人。 MELANIE GRIFFITH  メラニー・グリフィス 誕生日 1957/8/9 出身 ニューヨーク 活躍度 ○↑ 演技幅 自在 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1973年「青い接触」 1975年「SMILE」「ナイス・ムーブス」 1976年「新・動く標的」 1977年「ワン・オン・ワン」「セクシー・ジョイライド」 1981年「パーキング・ボーイズ」「ロアーズ」 1984年「処刑都市」「ボディ・ダブル」 1986年「サムシング・ワイルド」 1988年「チェリー2000」「ミラグロ/奇跡の地」「ストーミー・マンディ」      「ワーキング・ガール」 1990年「虚栄のかがり火」「イン・ザ・スピリッツ」「パシフィック・ハイツ」 1991年「愛に翼を」 1992年「嵐の中で輝いて」「刑事エデン/追跡者」 1993年「ボーン・イエスタデイ」 1994年「ミルク・マネー」「ノーバディーズ・フール」 1995年「DEARフレンズ」「あなたに逢いたくて」      「バッファロー・ガール」 1996年「狼たちの街」「TWO MUCH」 1997年「ロリータ」◆ 1998年「疑惑の幻影」◇      「アナザー・デイ・イン・パラダイス」◇「セレブリティ」◆      「クレイジー・イン・アラバマ」 1999年「ザ・ディレクター/[市民ケーン]の真実」(TM) 2000年「セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ」◇ 2002年「スチュアート・リトル2」(声)「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「ラブ&クライム」 DON JOHNSON  ドン・ジョンソン 誕生日 1949/12/15  出身 米ミズーリ州フラットクリーク テレビでは「マイアミ・バイス」のクロケット刑事役、 「刑事ナッシュ・ブリッジス」など。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「ウエスタンロック/ザカライア」 1973年「青い接触」 1975年「少年と犬」「グッバイ・ドリーム」 1981年「ソギーボトムの野郎ども/爆走!エアーボート大追跡」 1984年「傷だらけの帰還」 1985年「長く熱い夜」 1988年「スイート・ハート・ダンス」 1989年「サンタモニカ・ダンディ」 1990年「ホット・スポット」 1991年「ハーレー・ダビッドソン&マルボロマン」「愛に翼を」 1993年「ボーン・イエスタディ」「ギルティ/罪深き罪」 1996年「ティン・カップ」 1997年「グッド・ガイズ」 1998年「パトリシア・アークエットのグッバイ・ラバー」 ELIJAH WOOD  イライジャ・ウッド 誕生日 1981/1/28 出身 米アイオワ州 8才の時に国際モデル&タレント大会でスカウトされ、CMに多数出演。 「わが心のボルチモア」から注目されるようになる。 子役から常時主演クラスで出演している実力派俳優。 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作ののフロド・バギンズ役が有名。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「バック・トウ・ザ・フューチャーPART2」 1990年「背徳の囁き」「ナイトチャイルド」       「わが心のボルチモア」 1991年「愛に翼を」 1992年「フォー・エヴァー・ヤング」◆「ラジオ・フライヤー」 1993年「危険な遊び」「ハックフィンの大冒険」 1994年「ノース 小さな旅人」「8月のメモワール」 1996年「フリッパー」 1997年「アイス・ストーム」 1998年「ディープ・インパクト」◇「パラサイト」◇      「記憶の旅人」◇ 2001年「ロード・オブ・ザ・リング」◇ 2002年「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」◇「ロード・トゥ・ヘル」◆      「17歳 体験白書」◇ 2003年「スパイキッズ3D:ゲームオーバー」◆      「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」◇ 2004年「エターナル★サンシャイン」◆ 2005年「シン・シティ」◆ 2006年「パリ、ジュテーム」 THORA BIRCH  ソーラ・バーチ 誕生日 1982/3/11 出身 ロサンゼルス 4才の時、「QUAKER OATS」のCMで注目を浴び、 以後、40本以上のCMに出演。 6才でテレビ・シリーズ「DAY BY DAY」のレギュラーとなり、 同年「パープル・パープル・イーター」で映画デビュー。 「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」で 主人公ジャック・ライアンの娘を演じた。 99年「アメリカン・ビューティー」のケビン・スペイシーの娘役で イギリス・アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。 活躍度 △↑ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1988年「パープル・ピープル・イーター」 1991年「愛に翼を」「クリスマスに万歳!」 1992年「パトリオット・ゲーム」 1993年「ホーカス ポーカス」 1994年「ゆかいな天使/トラブる・モンキー」「今そこにある危機」 1995年「DEARフレンズ」 1996年「アラスカ/小さな冒険者たち」 1999年「アメリカン・ビューティー」◆ 2000年「禁断の蕾(つぼみ)」 2001年「ダンジョン&ドラゴン」◇「ゴーストワールド」◇「穴」◇ その他の出演者: Sheila McCarthy ... Sally Pike Eve Gordon ... Rosemary Young Louise Latham ... Catherine Reston Lee Greg Travis ... Earl McCoy Sarah Trigger ... Darlene Pike Richard K. Olsen ... Minister Rick Andosca ... Ernest Parkett Anthony Romano ... Clay, Popular Boy Timothy Erskine ... Darlene's Boyfriend Dave Hager ... Bartender Chestley Price ... Bus Driver User Rating: 6.5/10 (1,030 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: Mike-DDさん Singapore 2000年8月22日 心に触れる この映画を見て短いエッセイを書きたくなった。 魅了されたというより、いい印象が残ったからだ。 私には、'Paradise'という題名は、適切に思えた。 映画は、次のことを指摘している。 多くのひとが内なる地獄に住んでいる。 はたからみれば、楽園のような場所に住んでいるのに。 こうした人々は、社会的に時々つながるものの、 過去の亡霊につきまとわれており、 祝福さるべきいまを味わえないのだ。 つきまとっている亡霊から逃れるには、 愛と親密さの喜びを再び体験しなければならない。 この映画は、こう指摘する。 自分でコントロールできるのは何かを見定めよ。 顕微鏡で自分の人生をみつめる代わりに、大空を仰ぎみるべきだ。 失われていた物事を再発見しよう。 いつでも、それは可能なのだから。 オトーサン、 「このひと破滅型の女優なのかなぁ?」 自分で自分をコントロールできないのは、 薬物中毒になってしまい、ぬけられないためのようです。 ○メラニー・グリフィス  Melanie Griffith  1957/8/9 - ニューヨーク出身の女優。 母親はヒッチコックの名作「鳥」のヒロイン、ティッピー・ヘドレン、  妹も女優のトレイシー・グリフィス。 年齢不詳のカルト女優として有名。 4歳の時にロサンゼルスに渡り、  ハリウッド・プロフェッショナル・スクールで演技を学ぶ。 17歳の時『ナイトムーブス』で映画デビュー。 その後、作品に恵まれず、酒と麻薬に溺れていく。 1981年、ニューヨークに渡って演技を学び直し、  1984年『ボディ・ダブル』で注目され復活。 1988年、『ワーキング・ガール』でアカデミー主演女優賞にノミネート。 ドン・ジョンソンと二回結婚と離婚を繰り返し、 1996年にアントニオ・バンデラスと結婚した。 結婚離婚歴 ・Don Johnson (1976/1/8 - 1976/6) ・Steven Bauer (1981/9/8 - 1987) 1児 ・Don Johnson (1989/6/26 - 1996/2) 1児 ・Antonio Banderas (1996/5/14 - )1児 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 IMDb ○M・グリフィス、A・バンデラスとの離婚恐れる  これまで3度の辛い離婚を経験しているメラニー・グリフィスが、  アントニオ・バンデラスとの結婚も、離婚に終わるのではないかと恐れている。  バンデラスとのつながりを確かなものにするために、  バンデラスの側にいつもいられるような仕事を選んでおり、  夫妻で製作に関わっている映画は、現在のところ3つある。  この夏、メキシコで撮影が行われる『デスペラード2』(原題)に  主演するバンデラスに同行するため、スケジュールもクリアにしてある。  スパニッシュ系雑誌で“最もセクシーな女優”に選ばれ、  前作の撮影中噂のあった共演女優、サルマ・ハヤックへの牽制のため。 出典:シネマトゥデイ(2001/06/19)


フライド・グリーン・トマト

オトーサン、 「いい題名だなぁ」 文芸作品の香りがします。 アカデミー女優そろい踏みです。 原題:Fried Green Tomatoes (1991) 監督:Jon Avnet 原作:Fannie Flagg 脚本:Fannie Flagg /Carol Sobieski Genre:Drama / Comedy 上映時間:130分 あらすじ: 主婦エブリンは結婚生活に不満だ。 夫もまわりも真面目に彼女を扱ってくれない。 そんなエヴリンは、養老院に親戚を見舞いに行き、 社交的な老女ニニーに出会う。 そして、1920年年代のアラバマでの 若い女イジーとルースの友情物語を聞かされる。 イジーの溌剌とした生き方を聞いて触発され、 前向きに生き、ニニーとの強い友情を育くもうとする。 出演者: Kathy Bates ... Evelyn Couch(エブリン) Jessica Tandy ... Ninny Threadgoode(ニニー) Mary Stuart Masterson ... Idgie Threadgoode(イジー) Mary-Louise Parker ... Ruth Jamison(ルース) オトーサン、 「やはり、アカデミー賞女優は、一味ちがう」 肥っちょオバハン、キャシー・ベイツ、 物静かな老女ジェシカ・タンディ。 若い役者にはない、いい持ち味が出ています。 若い女優さんも、それぞれ好演しています。 「動」のメアリー・スチュアート・マスターソン、 「静」のメアリー・ルイーズ・パーカー、 長くなりますが、経歴紹介は、この4人ということで。 KATHY BATES  キャシー・ベイツ 誕生日 1948/6/28 出身 米テネシー州メンフィス 71年「パパずれてるゥ!」で映画デビュー。 90年「ミザリー」でアカデミー賞と ゴールデングローブ賞の主演女優賞受賞。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1971年「パパずれてるゥ!」 1978年「ストレート・タイム」 1983年「セカンド・チャンス」 1986年「モーニング・アフター」 1987年「真夏の情事」 1988年「ミスター・アーサー2」 1989年「サインズ・オブ・ライフ」「メン・ドント・リーブ」 1990年「ディック・トレイシー」「ぼくの美しい人だから」      「ミザリー」 1991年「フライド・グリーン・トマト」 1992年「ウディ・アレンの影と霧」      「キスへのプレリュード」「迷子の大人たち」 1993年「母の贈り物」 1994年「ノース 小さな旅人」 1995年「どんな時も」「黙秘」 1996年「悪魔のような女」「THE WAR 戦場の記憶」      「トークショー」(TM) 1997年「タイタニック」◆ 1998年「パーフェクト・カップル」「輝きの海」      「ウォーターボーイ」◆ 1999年「ぼくが天使になった日」 2001年「アメリカン・アウトロー」 2002年「アバウト・シュミット」「コーリング」      「夢みる頃を過ぎても」 2004年「80デイズ」 2005年「迷い婚 すべての迷える女性たちへ」 2006年「シャーロットのおくりもの」(声) JESSICA TANDY  ジェシカ・タンディ 誕生日 1909/6/7-1994/9/11 出身 英ロンドン 16才で舞台デビュー。 ブロードウェイではトニー賞を三度受賞。 89年「ドライビング・ミス・デイジー」で 史上最高齢の80才でアカデミー主演女優賞獲得。 出演作 1945年「愛の決断」 1946年「育ちゆく年」「呪われた城」 1947年「永遠のアンバー」 1948年「モナリザの微笑み」 1951年「旅愁」「砂漠の鬼将軍」 1958年「開拓者の血」 1962年「青年」 1963年「鳥」 1981年「フロリダ・ハチャメチャ・ハイウェイ」 1982年「ガープの世界」「殺意の香り」      「結婚しない族」 1984年「ボストニアン」 1985年「コクーン」 1986年「ニューヨーク東8番街の奇跡」 1987年「別れの時」(TM) 1988年「事件を追え」「コクーン2/遙かなる地球」 1989年「ドライビング・ミスデイジー」 1991年「フライド・グリーン・トマト」      「おばあちゃんの贈り物」(TM) 1992年「迷子の大人たち」 1993年「白い犬とワルツを」(TM) 1994年「カミーラ/あなたといた夏」「ノーバディーズ・フール」 MARY STUART MASTERSON  メアリー・スチュアート・マスターソン 誕生日 1966/6/28 出身 ロサンゼルス 父は俳優で監督のピーター・マスターソン、 母は女優のカリン・グリン。 8才の時に父と共演した「THE STEPFORD WIVES」で映画デビュー。 代表作は「恋しくて」「妹の恋人」「マンハッタン花物語」など。 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1975年「THE STEPFORD WIVES」 1985年「パニック・スクール/冒涜少年団」 1986年「ロンリー・ブラッド」「マイ・リトル・ガール」      「世にも不思議なアメージング・ストーリー」 1987年「友よ風に抱かれて」「恋しくて」 1988年「ミスター・ノース/風を運んだ男」 1989年「ワン・モア・タイム」「この愛の行方」 1990年「ベイビー・ウォンテッド」 1991年「フライド・グリーン・トマト」「蒼い月」 1993年「妹の恋人」「マンハッタン・ラブ」「THE LAST PARTY」 1994年「バッド・ガールズ」      「衝撃生放送!ラジオ殺人事件」 1996年「マンハッタン花物語」「ヘブンズ・プリズナー」 1997年「ドックタウン」「ウィズ・ユー」 2001年「キラー・コマンドー」 2002年「レオポルド・ブルームへの手紙」 MARY-LOUISE PARKER  メアリー・ルイーズ・パーカー 誕生日 1964/8/2 出身 米サウスキャロライナ州フォートジャクソン 高校時代から女優を志し、演劇学校で4年間勉強し、 大学卒業後、舞台に出演。 1990年、クレイグ・ルーカスの「キスへのプレリュード」の ブロードウェイ公演に主演し、 トニー賞にノミネートされる。 映画では、「フライド・グリーン・トマト」や 「我が街」が批評家から評価された。 最近ではピュリッツアー賞受賞作の舞台 「HOW I LEARNED TO DRIVE」で オビー賞とルシール・ローテル主演女優賞を受賞している。 本来はコメディ向きで、明るく快活な女の子というイメージ。 1990年「ロングタイム・コンパニオン」 1994年「ブロードウェイと銃弾」、 1998年「グッバイ・ラバー」はコミカルな一面が見られる。 だが、神経質な若い母親を演じた「依頼人」や 「ボーイズ・オン・ザ・サイド」、 「フライド・グリーン・トマト」 「ザ・メイカー」など、 暗めの難役の方が評価が高い。 ただ、映画を引っ張っていくだけの存在感がないのか、 助演としては光るが、主演となると心許ない。 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1988年「若すぎた英雄ヒーロー」 1989年「サインズ・オブ・ライフ」 1990年「ロングタイム・コンパニオン」 1991年「フライド・グリーン・トマト」「わが街」 1993年「最高の恋人」 1994年「ネイキッド・イン・ニューヨーク」「依頼人」◆      「ブロードウェイと銃弾」 1995年「ボーイズ・オン・ザ・サイド」「RECKLESS」 1996年「ある貴婦人の肖像」 1997年「ザ・メイカー」◆ 1998年「スキャンダル」◇      「パトリシア・アークエットのグッバイ・ラバー」◆ 2002年「レッド・ドラゴン」◆ その他の出演者: Cicely Tyson ... Sipsey Chris O'Donnell ... Buddy Threadgoode Stan Shaw ... Big George Gailard Sartain ... Ed Couch Timothy Scott ... Smokey Lonesome Gary Basaraba ... Grady Kilgore Lois Smith ... Mama Threadgoode Jo Harvey Allen ... Women's Awareness Teacher Macon McCalman ... Prosecutor Percy Richard Riehle ... Reverend Scroggins Raynor Scheine ... Sheriff Curtis Smoote User Rating: 7.3/10 (15,405 votes) オトーサン、 「世界の名画だ」 アカデミー賞ノミネート ・助演女優賞:ジェシカ・タンディ ゴールデン・グローブ賞ノミネート ・作品賞(コメディ/ミュージカル) ・女優賞:キャシー・ベイツ ・助演女優賞:ジェシカ・タンディ User Comments: Lechuguillaさん Dallas, Texas 2005年4月29日 何という正統派の香り アメリカ南部、20世紀初期。 若い女性の20年間にわたる友情に焦点を当てたのが、 このジョン・アヴネット監督の映画だ。 回想形式をとって、社会的な励ましを現代的な視点で描いている。 歴史的な時間枠のなかだが、物語は常ならぬ予期せぬものだった。 伝統的な南部物語を期待する観客は失望するだろう。 気だるい柳とマグノリアの古木を舞台に、 表現される暗く不吉な感情の数々。 励ましは、すばらしいことだ。 だが、2つの脇筋のように、極端に走るとどうなるか。 ひとつはフランクの、もうひとつはエヴリンのケースだが、 興味が湧くものの、問題がある。 イジーとルースの人物研究から逸れないにしても、 脇筋は、往々にして信頼性を欠くからだ。 この映画で、最も印象的だったのは、 映画のもつ”香気”ともいうべきものだ。 映画の設計、舞台装飾、衣装、すべてがきらめいていた。 まるで1920年代の南部の田舎に戻ったかのように、 ビビッドに細部まで描き込まれていた。 現代映画の多くは、若者に迎合している。 「フライド・グリーン・トマト」が永遠なのは、 養老院にいるジェシカ・タンディ演じる老女の知恵を描いているからだ。 それに、この映画のボーナスは、キャシー・ベイツの存在だ。 いつもの通り第一級の演技が見られる。 オトーサン、 「フライド・グリーン・トマト、一度食べてみたいなぁ。  どんな味がするのか知らん」 デニーズさん、メニューに加えてください。 ○フライドグリーントマト  せっかくのグリーントマトですので作ろうと思いました。  ネットで調べましたら、グラニュー糖を振ってとか  コーンミールを衣にとありましたが、手軽な小麦粉・卵・パン粉で。  今までの食卓にない色と食べた事のない不思議な食感でした。  噛んだあとで「あ~トマトだ」とさっぱりした酸味を感じました。  マヨネーズをつけたのは正解のようです。  次はちょっと甘いアメリカ風のフライドグリーントマトを  作ってみたいです。  春先に食べる、ふきのとうの天ぷら、タラの芽の天ぷらに通じる  季節限定食材かもしれません。 出典:http://blog.livedoor.jp/ichioy/archives/cat_1426953.html 2005/10/31


ダブル・チーム

オトーサン、 「バン・ダム主演か、B級映画だな」 でも、ミッキー・ルークが出ているので、 案外、期待していいのかも。 原題:Double Team (1997) 監督:Hark Tsui 原作:Don Jakoby 脚本:Don Jakoby /Paul Mones Genre:Action / Thriller Rated R for some nudity and brief strong language. 上映時間:93分 あらすじ: クインは、テロリスト、スタブロス退治に失敗する。 それが使命を果たす最後の夕方になった。 以降、彼は"The Colony"に送られる。 そこは、死んだと思われる暗殺者仲間の再生施設だった。 彼は、そこを脱出し、 武器商人のヤズの助けを借りて スタブロスとの最終決戦に臨む。. 出演者: Jean-Claude Van Damme ... Jack Quinn (クイン) Dennis Rodman ... Yaz(ヤズ) Mickey Rourke ... Stavros(スタブロス) オトーサン、 「バン・ダム、いいね!」 JEAN-CLAUDE VAN DAMME  ジャン・クロード・バン・ダム 誕生日 1960/10/18 出身 ベルギー・ブリュッセル 父の勧めに従い、幼少からバレエと空手を学ぶ。 パリ・オペラにダンサーとして参加する誘いを受けるが断り、 18才でフィットネス・センター『カリフォルニア・ジム』を開設し、成功。 80年には全欧プロ空手選手権ミドル級チャンピオンの座につく。 映画は仏映画「RUE BARBER」に出演から興味を持ち始め、ハリウッドに渡った。 そして、タクシードライバーや用心棒などの仕事をしながら、 下積み生活を送った後、 1985年「シンデレラ・ボーイ」で主人公の敵役でハリウッド・デビュー。 主演は1988年の「ブラッド・スポーツ」から。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1985年「シンデレラ・ボーイ」 1987年「プレデター」(エイリアン役) 1988年「ブラッド・スポーツ」「ブラック・イーグル」 1989年「サイボーグ」「キックボクサー」 1990年「ブルージーン・コップ」 1991年「ライオンハート」「ダブル・インパクト」 1992年「ユニバーサル・ソルジャー」 1993年「ボディ・ターゲット」「ラスト・アクション・ヒーロー」▲      「ハード・ターゲット」「キックボクサー4」▲ 1994年「タイム・コップ」 1995年「ストリート・ファイター」 1996年「サドン・デス」「クエスト」「マキシマム・リスク」 1997年「ダブル・チーム」 1998年「ノック・オフ」「レジョネア 戦場の狼たち」 1999年「ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン」      「ヴァン・ダムINコヨーテ」 2001年「レプリカント」      「ファイナル・レジェンド−呪われたソロモン−」 2002年「ディレイルド 暴走超特急」「ベルヴィル・ランデブー」(声) 2003年「HELL」 2004年「レクイエム」 2005年「ザ・コマンダー」 その他の出演者: Paul Freeman ... Goldsmythe Natacha Lindinger ... Kathryn Quinn Valeria Cavalli ... Dr. Maria Trifioli Jay Benedict ... Brandon Joelle Devaux-Vullion ... Stavros' Girlfriend Bruno Bilotta ... Kofi Mario Opinato ... James Grant Russell ... Carney William Dunn ... Roger Asher Tzarfati ... Moishe Rob Diem ... Dieter Staal Ken Samuels ... Stevenson User Rating: 3.9/10 (4,941 votes) オトーサン、 「こりゃ、低すぎないか」 デニス・ロッドマンが浮いていて、 ひとりで映画をぶっ壊しています。 ラジー賞受賞 ・ワースト助演男優賞:デニス・ロッドマン ・ワースト・スクリーン・カップル賞:  デニス・ロッドマン/ジャン=クロード・ヴァン・ダム ・ワースト新人賞:デニス・ロッドマン User Comments: gohar1985さん Los Angeles 2029 2004年10月21日 すばらしいアクション映画! アクションが好きなら、この映画も好きになるべきだ。 出演は、バン・ダム、デニス・ロッドマン、 そして、悪役にミッキー・ルーク。 3人とも、いい演技をしている。 監督は、ベテランのアクション映画監督ツイ・ハーク。 すばらしい仕事をした。 筋書きはアホらしいが、 まあ、この種の映画としては充分だ。 この映画で最高にいいのは、 バン・ダム映画の本質....アクションだ!! ほんとうに、すばらしい。 アクション・シーンは、高速でアドレナリンが分泌される。 すばらしい!眼福そのもの。 目をみはる銃撃戦、何トンもの爆発、決闘シーン。 全体として、いい映画だ。 バン・ダムの最高傑作だ。 なぜ、みんなが袋叩きにするのか理解できない。 バン・ダムがいいアクション映画じゃないか。 もし、監督が優れているアクション映画をみたいなら、 「ダブル・チーム」を忘れてはいけない。 この映画は、「ボーン・スプレマシー」じゃない。 だが、ほんとうに面白い!! 採点は、10点満点で、8点。 オトーサン、 「この監督、あまり知らんなぁ」 その経歴を勉強しておきましょう。 TSUI HARK  ツイ・ハーク 誕生日 1951/2/17  出身 中国・海豊県 監督作 1979年「蝶変」 1980年「ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟」 1983年「蜀山奇傳/天空の剣」 1984年「上海ブルース」「皇帝密使」 1985年「ツイ・ハークのチャイニーズ・ファースト・ラブ・ストーリー」 1986年「北京オペラ・ブルース」 1989年「アゲイン 明日への誓い(男たちの挽歌V)」 1990年「スウォーズマン−剣士列伝」(共) 1991年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」 1992年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」      「ハード・ブラッド」「ツイン・ドラゴン」(共)      「スウォーズマン/女神伝説の章」 1993年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇」      「青蛇転生」 1994年「バタフライ・ラヴァーズ」      「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナX 天地撃攘」 1995年「金玉満堂〜決戦炎の料理人」      「トワイライト・ランデヴー/花月佳期」      「ブレード/刀」 1997年「ダブルチーム」 1998年「ノック・オフ」 2000年「ドリフト」 2002年「ブラック・マスク2」 2003年「1:99電影行動」(一作を担当) 次に、IMDbで詳しく。 ツイ・ハークは、最近、第57回のカンヌ映画祭の審査員に選出された。 これは、中国の映画監督としては、4人目の栄誉である。 国際的にも知られた映像で勝負する監督となった。 13歳のとき、8mmで実験映画をつくりはじめた。 オースチンのテキサス大学で映画を専攻し、 卒業後の1977年、香港に戻り、テレビ局で働きはじめた。 デビュー作は、「蝶変」(1979)は、大いに注目されて、 香港映画のニューウェーブとして歓迎された。 批評家にも、興行的にも成功したので、 1984年、妻のNansun Shiと共同で、自分の制作会社を設立した。 現代的たらんとしたが、 香港で最高に成功した製作会社のひとつとなった。 香港映画の古典といわれる「男たちの挽歌」(1986)や 「男たちの挽歌U」(1987)を製作したのだ。 いずれも、ジョン・ウー監督、すてきなチョウ・ユンファの主演だった。 カンフー映画の巨匠とみなされている。 「スウォーズマン−剣士列伝」や 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」などは、 "武侠"ジャンルの新時代とスタンダードを作り出した。 映画づくりのトレンドになっている。 ○武侠  武術・任侠をテーマにした中国の大衆娯楽。  カンフーものも「武侠」に含まれる。  小説、演劇、映画など表現方法は多岐にわたる。  日本でいうとチャンバラ、  アメリカでいうと西部劇がこれに近い。


トブルク戦線

オトーサン、 「また戦争映画か」 戦争はキライですが、戦争映画は好きです。 究極の人間ドラマが好きなのです。 軍事オタクでないので、 出てくる数々の兵器には興味ありません。 原題:Tobruk (1967) 監督:Arthur Hiller 脚本:Leo Gordon Genre:War / Drama Runtime:107 min Country:USA Language:English / German / Italian / Arabic 上映時間:107分 あらすじ: 英国の奇襲部隊員、ドイツのユダヤ人、 そしてアメリカの爆破スペシャリストが、 砂漠を強行突破する。 ドイツの哨戒員や裏切り者に出会いながらも、 ロンメル将軍の燃料補給基地を爆破する使命を果たす。 北アフリカ沿岸への野心的な上陸を支援するためだ。 出演者: Rock Hudson ... Maj. Donald Craig(クレイグ少佐) George Peppard ... Capt. Kurt Bergman(バ−グマン大尉) Nigel Green ... Col. John Harker(ハーカー大佐) Guy Stockwell ... Lt. Max Mohnfeld(モンフェルト中尉) オトーサン、 「多士済々!」 なかでも、ロック・ハドソンが格好良く頑張っていました。 ガイ・ストックウェルは、裏切り者。 何となく気味悪い雰囲気なので、すぐ分かりました。 ROCK HUDSON  ロック・ハドソン 誕生日 1925/11/17-1985/10/2 出身 米イリノイ州 出演作 1948年「特攻戦闘機中隊」 1950年「ウィンチェスター銃’73」「砂漠の鷹」 1951年「戦いの太鼓」 1952年「怒りの河」「征服されざる西部」      「決闘!一対三」 1953年「最後の酋長」「王者の剣」「限りなく追跡」 1954年「アパッチの怒り」「心のともしび」      「進め!ベンガル連隊」 1955年「自由の旗風」「天は全て許し給う」 1956年「ジャイアンツ」「風と共に散る」「大空の凱歌」 1957年「黒い牙」「翼に賭ける命」「武器よさらば」 1959年「太陽の谷」「夜を楽しく」 1961年「ガン・ファイター」「九月になれば」 1962年「ジャングル地帯」「恋人よ帰れ」 1963年「ミサイル空爆戦隊」「マリリン・モンローの世界」(ナ) 1964年「男性の好きなスポーツ」「花は贈らないで」 1965年「お熱い出来事」「すべてをアナタに」 1966年「目かくし」「セコンド」 1967年「トブルク戦線」 1968年「北極の基地・潜航大作戦」「恋人泥棒」 1969年「大いなる男たち」 1970年「暁の出撃」「要塞」 1971年「課外授業」 1973年「対決」 1976年「エンブリヨ」 1978年「アバランチ/白銀の恐怖」 1980年「クリスタル殺人事件」 1984年「ジェノサイド・ストーム」 GEORGE PEPPARD  ジョージ・ペパード 誕生日 1928/10/1-1994/5/6 出身 米ミシガン州 出演作 1956年「ゆるやかにドラムを叩け」 1957年「見知らぬ男」 1959年「勝利なき戦い」 1960年「肉体の遺産」「地下街の住人」 1961年「ティファニーで朝食を」 1962年「西部開拓史」 1963年「勝利者」 1964年「大いなる野望」 1965年「クロスボー作戦」「第三の日」 1966年「ブルー・マックス」 1967年「ジェリコ」「トブルク戦線」 1968年「野良犬の罠」「ペンダラム」 1969年「非情の切り札」 1970年「華麗なる暗殺」「コンドルの砦」 1971年「最後の弾丸」 1972年「爆破作戦・基地に消えた男」「インディアン大襲撃」      「探偵バナチェック・消えた10人の皇帝」(TM)      「探偵バナチェック・消えたフットボール選手」(TM)      「探偵バナチェック・消えたバイヨンの十字架」(TM) 1973年「探偵バナチェック・消えた名画」(TM)      「探偵バナチェック・消えた100万ドルの本」(TM)      「探偵バナチェック・消えた株券の原版」(TM) 1974年「刑事ニューマン/復讐のレクイエム」「ナポリコネクション」 1977年「世界が燃えつきる日」 1978年「天国への逃走」 1979年「戦争と友情」「エアポート・パニック」「愛は陽炎のように」 1980年「宇宙の7人」「スキャンダラス・ラブ」 1982年「トップコマンドー/電撃特攻指令」 1985年「特攻野郎Aチーム・必殺!最後の大血戦」(TM) 1986年「特攻野郎Aチーム・地獄島からの大脱出」(TM) 1989年「チャイナタウン殺人事件」 その他の出演者: Jack Watson ... Sgt. Maj. Jack Tyne Norman Rossington ... Alfie Percy Herbert ... Dolan Liam Redmond ... Henry Portman Heidy Hunt ... Cheryl Portman Leo Gordon ... Sgt. Krug Robert Wolders ... Cpl. Bruckner Anthony Ashdown ... Lt. Boyden Curt Lowens ... German Colonel Rico Cattani ... Cpl. Stuhler Peter Coe ... Tuareg Chieftain User Rating: 6.1/10 (377 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞ノミネート ・特殊視覚効果賞 User Comments M Perryさん Winnipeg, Manitoba, Canada 2005年8月8日 このジャンルの古典 少数の専門家(奇襲部隊員)が 大胆な奇襲を完遂するという ドラマと個人的な葛藤がある戦争映画。 こうしたものは、もう作られなくなった。 ある意味で残念だ。 この脚本では、北アフリカでの砂漠の横断があり、 ナチに追われたドイツ系ユダヤ人が、 その主権回復を達成するために、協力するという筋書きである。 ジョージ・ペパードが無愛想にロック・ハドソンの 勘違いを訂正している。 パレスチナじゃないよ、イスラエルだ! これがこの映画に実に興味深い歴史的次元を加えている。 それに、ロンメン将軍や砂漠での戦争があり、 ナチに親近感を抱くアラブの部族も出てくるし、 ヨーロッパで、ユダヤ人の大量虐殺が進行するなか、 イスラエル建国を求めての争闘もある。 注目すべきは、この映画が1967年に製作された点だ。 またも、Six-Day Warか? 奇襲部隊がアフリカ学生組合を装うというのは、 やや、やりすぎかも。 また、うれしいのは 第2次世界大戦中のアメリカ製トラックや戦車たち。 クレジットに、大きくCalifornia National Guard gotと出ていた。 Grumman Gooseも、キュートだった。 少なくとも、出てくる銃たちは当時使われたものだ。 P-40もいい。 ロック・ハドソンがアメリカ人でなく、 カナダ人という設定も、いい感じだ。 それに、ディーン・ストックウェルがいい。 カメラワークも、かなりいいし、 クレーン撮影もいいし、dolly shotsもいい。 欠点もあり、不合理な要素もあり、 時代物になってはいるが、 実に面白い映画であり、 出演者たちがぶっ飛んでいる。 オトーサン、 「分からん言葉だらけだな。  まずは、"Six-Day War"から」 ○Six-Day War  第3次中東戦争 6日戦争 1967年6月5日〜10日 アラブ諸国とイスラエルの間に起こった戦争  1966年シリア革命により左派政権が誕生したことで  アラブ民族主義が高まりをみせる。  これを警戒したイスラエルが1967年6月奇襲攻撃を開始 空軍が制空権を握り、イスラエル機甲部隊が快進撃し、  1週間でシナイ半島全域のアラブ連合(現エジプト)領、 エルサレムを含むヨルダン領、シリア国境地帯を占領した。  米英の支持を受けたイスラエルは、国連の仲介案を拒否し、  アラブ諸国もソ連等の支持の下に結束して反撃態勢をとる  いまも、小規模な武力衝突が続いている。 "Grumman Goose"って、何だ?」 ○グラマン・グース 第二次大戦の勃発により、 民間のコミューター機から軍用に転用された傑作水上機 「"P-40"って、何?」 ○カーチス P-40 ウォーホーク  (英国名:キティホーク)  全長:10.16m 全幅:11.38m 発動機出力:1200hp  全備重量:4014kg 最高速度:552km/h  武装:12.7ミリ機関銃×6      真珠湾攻撃時、パールハーバーの空を守っていた。  カーチス社はアメリカを代表する航空機メインブランド ○dolly shot  ドリーショット  ドリーとは撮影用移動車のこと。  転じて、手持ち移動ショットも含めて移動ショット全般を  ドリーショットと呼ぶ。  映画やCM、テレビドラマの撮影現場では、  タイヤ移動車やレール移動車を使って  ドリーショットを撮影することも多い。 「それから、ドブルクって、どこにあるの?」 ○トブルク  リビア東部の地中海岸にある港湾都市。  良港を持ち、都市の周囲は砂漠となっている。  キレナイカ地方の主要都市の一つであり、空港もある。  古代ギリシャ時代から都市があったが、  最も注目されたのは第二次世界大戦時である。  要塞であったトブルクは北アフリカ戦線における  連合軍とドイツ軍の争奪戦の場となった。  開戦時はイタリア領であったものの、  イギリス軍が占領し、長期にわたるドイツ軍の包囲に耐えた。  その後、ドイツ軍が奪回したが、  1943年にはイギリス軍が再度占領している。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ホット・ショット2

オトーサン、 「おお、続編をやっている」 原題、邦題、ともに意味不明ですが、 第1作は、実に愉快でした。 (索引No1995) 原題:Hot Shots! Part Deux (1993) 監督:Jim Abrahams 脚本:Jim Abrahams/ Pat Proft Genre:Action / Comedy / War 上映時間:86分 あらすじ: トッパーは、また引退し、 いまはタイの仏教寺院で暮らしている。 だが、またもや、出番がやってきた。 今度は、湾岸戦争で、イラクに逮捕されたひとを 救助しようとして、つかまってしまった連中を救出する任務だ。 現地イラクで、彼は、裏切り者をみつけ、 イラク人を殺しまくる一方で、最愛のラマダと再会する。 出演者: Charlie Sheen ... Topper Harley(トッパー) Valeria Golino ... Ramada Rodham Hayman(ラマダ) Lloyd Bridges ... President Thomas 'Tug' Benson(ベンソン大統領) Jerry Haleva ... Saddam Hussein(サダム・フセイン) オトーサン、 「ふーん、この男がチャーリー・シーンなんだ」 ラマダ役の女優さん、出番が少ないのですが、 美人なので、印象に残りました。 CHARLIE SHEEN  チャーリー・シーン 誕生日 1965/9/3 出身 米ニューヨーク 父はマーティン・シーン、兄はエミリオ・エステベス、ラモン、 妹はレネーという芸能一家。 95年にモデルのドナ・ピールと結婚し、翌年離婚。 映画は「地獄の黙示録」のエキストラが最初だが、 正規には84年「グリスビー2」がデビュー作。 2002年、デニース・リチャーズと結婚。 娘が二人いる。2006年、離婚。 活躍度 ○→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1979年「地獄の黙示録」 1984年「グリスビー2」「若き勇者たち」 1985年「ブロークン・ジェネレーション」 1986年「ルーカスの初恋メモリー」「フェリスはある朝突然に」      「処刑ライダー」「ウイズダム/夢のかけら」「プラトーン」 1987年「ハートビートで追いかけて」「ノーマンズ・ランド」      「ウォール街」 1988年「ヤングガン」「エイトメン・アウト」「ハートに火をつけて」 1989年「メジャーリーグ」「チャーリー・シーン/アルプスを越えて」 1990年「ルーキー」◇「ネイビー・シールズ」「ミリタリー・ブルース」      「メン・アット・ワーク」「レッドボーダー」 1991年「ホットショット」◇ 1993年「キング・オブ・ハーレー」「ローデッド・ウエポン1」      「プロフェッショナル」「ホット・ショット2」◇「三銃士」◇ 1994年「ザ・チェイス」「ターミナル・ベロシティ」◇「メジャーリーグ2」◇ 1996年「天使のわんちゃん/チャーリーとイッチー」      「アライバル/侵略者」◇ 1997年「ザ・ターゲット」◇「ランナウェイ」「プレッシャー/壊れた男」◇ 1998年「フルブラント」◇「フリーマネー」◇「ポスト・モーテム/検死台」 1999年「マルコヴィッチの穴」◆「ファイブ・エイセス」 2000年「キング オブ ポルノ」 2003年「ビッグ・バウンス」◆「最‘狂’絶叫計画」◇ VALERIA GOLINO  バレリア・ゴリノ 誕生日 1966/10/22 出身 イタリア・ナポリ シリアスからコメディまで演技幅自在何でもこなす 英・仏・ギリシャ語が堪能な国際派女優。 14才の頃から学校生活と平行してモデルで活躍。 リナ・ウェルトミュラー監督に認められ83年映画デビュー。 86年「STORIA D'AMORE」でベネチア映画祭最優秀女優賞を手にした。 代表作は「ホット・ショット」「ホット・ショット2」や 「レインマン」のヒロイン役。 活躍度 △→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1984年「ブラインド・デート」 1985年「子供は何でも知っている」 1987年「タンジール/復讐の夏」      「フェラーラ物語/「金縁の眼鏡」より 1988年「三人姉妹」「ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス」      「レインマン」 1990年「マスカレード/仮面の愛」 1991年「ホット・ショット」「インディアン・ランナー」      「イヤー・オブ・ザ・ガン」 1993年「ホット・ショット2」 1994年「不滅の恋ベートーヴェン」 1995年「フォー・ルームス」「リービング・ラスベガス」      「エスケープ・フロム・L.A.」 1996年「ジェイド」 1999年「彼女を見ればわかること」 2001年「HOTEL」 2004年「あるいは裏切りという名の犬」 その他の出演者: Rowan Atkinson ... Dexter Hayman Richard Crenna ... Col. Denton Walters Brenda Bakke ... Michelle Rodham Huddleston Miguel Ferrer ... Commander Arvid Harbinger David Wohl ... Gerou Mitch Ryan ... Senator Gray Edwards Michael Colyar ... Williams Ryan Stiles ... Rabinowitz Rosemary Johnston ... Lavinia Rodham Benson Ben Lemon ... Team 2 Leader Buck McDancer ... Richard Nixon User Rating: 5.9/10 (13,788 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: nifelhemさん Sweden 2005年10月1日 最高のコメディ! オーケー、 この際、はっきりさせよう。 この映画は、アホだ。 アホで、単純で、馬鹿げていて、無用物。 だが、こいつは、ドタバタ喜劇で、実に素敵なんだ! 第1作よりもいい! どの瞬間にも、ギャグあり、ジョークあり、 まったく愉快なことがある。 笑い転げて、椅子から落ちそうになった! この映画、20回以上見たが、いまだに面白い。 思うに、この種の映画は馬鹿げているのがいいのだ。 ジョーク満載がいいのだ。 チャーリー・シーンは、はまり役だ。 生真面目に見える。 悪いランボーのようだ。 生真面目な奴がアホなことをやるのは、すばらしい。 またいいのは、 Richard Crennaが、「ランボー3」と同じ役をやっていることだ。 せりふも同じときている。 ランボー映画をみているひとなら、 ギャグやせりふが同じであることが分かるだろう。 特に仏教寺院のシーンだ。 サダム・フセインも、またよかった。 本物そっつくりだ! アホでクレージーな映画をみたいなら... この映画を見るべし! オトーサン、 「はっはっは」 この映画で、念願が叶いました。 何と米国大統領とフセインが直接対決するのです。 格闘すると、どっちが強いのか、 見てのお楽しみ! 参院選挙も、費用と手間が馬鹿にならないので、 アベとオザワの格闘で決着したら? そんなアイディアが浮かびました。


監督・ばんざい!

オトーサン、 「...不入りらしいなぁ」 話題作を一通り見終わったので、 念のためにチェックしに行きました。 「おお、貸切だ!」 原題:監督・ばんざい!(2007)    Kantoku ・ Banzai! 監督・脚本:北野武 Genre:Comedy / Drama 上映時間:104分 あらすじ: ある映画監督の得意なジャンルはギャング映画。 “ギャング映画は二度と撮らない”と宣言し、 いろんなジャンルの映画に手を出してみる。 小津映画、昭和30年代もの、ホラー、ラブ・ストーリー、 時代劇、SF...だが、いずれも中止の羽目に。 弱った監督は、つぎの映画に着手。 サギ師の母娘が政財界の大物の息子にアプローチするが、 地球に危機が迫っていたという奇妙なものだった。   出演者: ビートたけし 江守徹 岸本加世子 オトーサン、 「みんないい役者だなぁ」 その他の出演者: 鈴木杏 吉行和子 宝田明 藤田弓子 内田有紀 木村佳乃 松坂慶子 大杉漣 寺島進 六平直政 渡辺哲 井手らっきょ モロ師岡 菅田俊 石橋保 蝶野正洋 天山広吉 User Rating: 9.2/10 (5 votes) オトーサン、 「高すぎる...だけど」 投稿者はたったの5人、熱狂的フアンでしょう。 監督の自画像が見られたので、 ことさら嬉しかったのでしょうね。 User Comments: bruce_files_3さん a Beach 2007年6月1日 キタノ、長生きを!!!! タケシのギャングがまた炸裂。 それに、いい映画なんだ。 でも、私はフアンだから、私の意見、参考にしないで。 覚えていてほしい。 何といっても、この映画、 今日の映画についてココロを広げてくれるのだ。 この2時間、新鮮で衝撃的と言っているのではない。 あなたが好きそうなマジメさが垣間みえるわけでもない! そう、キタノさんは、観客や批評家を意識した映画づくりをやめたのだ。 その結果は、フアンだけが評価できるものになった。 立ち戻って、以前の作品をみるほうがいい。 そして、用意ができたら、叫ぶことができるだろう。 「監督・ばんざい!」 その通りだ!!!!! オトーサン、 「おお、黒美さんだ!」 この方のコメントはいつも愛読しています。 黒美君彦さん 2007年6月6日 自己破壊衝動 決して熱烈な北野武作品ファンとはいえない私だが、 彼が独自の表現力をもっていることは認めざるを得ない。 この作品に関して北野武監督は、 これまでの自分の作品でつけられたイメージを いちど徹底的に壊してみたかった、と発言していたが、 まさにその意気で作られている。 だが同時にそこに痛烈に感じるのは、 彼につきまとう自己破壊衝動だ。 二律背反的だが、過去の自分を壊したいという衝動は、 過剰な自意識の裏返しであり、 過去の自作へのそこはかとない愛情の裏返しでもある。 同時上映の『素晴らしき休日』では『Kids Return』(96年)が登場し、 この作品では『座頭市』(03年)、 『菊次郎の夏』(99年)のタイトルが台詞に登場する (他にもあると思うが何せ熱烈ファンではないので…苦笑)。 このように、その時々の作品に対する思い入れは相当あるのだが、 彼は敢えて偽悪的に自作を茶化してみせる。 それは「巨匠」と称されるようになった 彼独特の「照れ」のようなものだろう。 監督の孤独が表現されているとの Longislandさんの指摘は的確だと感じた。 タケシ人形には空虚な心情に加えて、 メディアなどで「巨匠」などと呼ばれる 自らの虚像を象徴させているように思える。 作品は後半、またまた破壊衝動がなせる業(わざ)か、 前半のスピーディなテンポを敢えて壊していて、 その分失速感があるのは否めない。 だが、「壊れている」と評してもらいたい本人の意向とは逆に、 この作品は北野武が、決して壊れてなんかいないことを示した感がある。 撮りかけては中止を繰り返すいくつもの作品もどきは、 どれもいちどは企画された作品だという(ホントかな?)が、 そろそろ時間が限られていることを意識した監督が、 この際「この程度の映画ならオイラはいつだって撮れるんだぜ」という 矜持を示したように思えた。 いってみれば見本市のようなものか。 逆にいえば、この作品は北野武による「もっと面白い映画撮れよ!」という 映画界に対するエールにほかならないのだ。


ファイアーストーム

オトーサン、 「よくある映画だけどな」 森林火災の映画なら何本も見たことがあります。 何か特色でもあるのでしょうか? 実は、アカデミー賞を取った撮影監督の初監督作品なのです。 火災の撮り方が見事です。 原題:Firestorm (1998) 監督:Dean Semler 脚本:Chris Soth Genre:Thriller / Action Rated R for violence and language. 上映時間:89分 あらすじ: ジェシーは、スモーク・ジャンパー、 現場に空から舞い降りる消防降下隊員だ。 ウィントの後釜としてリーダーとなる。 折しも、囚人ランダル・シェイが脱獄し、 山火事の森をぬけて逃走する。 ジェシーは元海兵隊員で鳥類学者ジェニファーの協力を得て、 彼らを追うが、猛火が森を覆う。 ファイアストームだ。 出演者: Howie Long ... Jesse Graves(ジェシー) Scott Glenn ... Wynt Perkins (ウィント) William Forsythe ... Randall Alexander Shaye(ランダル・シェイ) オトーサン、 「案外うまいね」 映画初出演とはとても思えません。 話は飛びますが、 新庄選手だって、映画に出れば、何とかなるのでは。 HOWIE LONG  ハウィー・ロング 誕生日 1960/1/6 出身 米マサチューセッツ州 NFLの殿堂入りを果たしたディフェンス・ラインマン。 ロサンゼルス・レイダースで13年間活躍後、芸能界へ。 96年「ブロークン・アロー」で映画デビュー。 97年「ファイアーストーム」で初主演。 活躍度 ▲→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆★★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1996年「ブロークン・アロー」 1997年「ファイアー・ストーム」 1998年「エミリオ・エステベス in ワイルド・ウエスタン/荒野の二挺拳銃」 2001年「スコーピオン」 WILLIAM FORSYTHE  ウィリアム・フォーサイス 誕生日 1955/6/7 出身 米ニューヨーク州ブルックリン テレビでは「新・アンタッチャブル」のカポネ役で有名。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1984年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 1987年「ウィーズ/塀の中からブロードウェイ」「赤ちゃん泥棒」 1988年「テロリズムの夜」 1989年「父の恋人」「サンタモニカ・ダンディ」 1990年「ディック・トレイシー」 1991年「アウト・フォー・ジャスティス」「ストーン・コールド」      「ウォーターダンス」 1992年「処刑マニア3」「アメリカン・ミー」      「ベティ・ルーは犯罪者<クリミナル>?」 1994年「ダイレクト・ヒット/殺し屋のバラード」 1995年「デンバーに死す時」「ザ・ロック」「パルーカヴィル」 1996年「野獣教師」「ザ・ロック」 1997年「ファイアーストーム」「ブロンドの甘い罠」 1998年「ストリート・オブ・エンジェル/ニューヨークの天使」      「ヒッチャー2004」 1999年「ブルー・ストリーク」      「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」 2002年「容疑者」 2005年「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」 その他の出演者: Suzy Amis ... Jennifer Christianne Hirt ... Monica Garwin Sanford ... Pete Sebastian Spence ... Cowboy Michael Greyeyes ... Andy Barry Pepper ... Packer Vladimir Kulich ... Karge Tom McBeath ... Loomis Benjamin Ratner ... Wilkins Jonathon Young ... Sherman Chilton Crane ... Tina's Mom Robyn Driscoll ... Tina's Dad User Rating: 4.3/10 (1,448 votes) オトーサン、 「低すぎる」 User Comments: ccthemovieman-1さん Lockport, NY, United States 2006年5月13日 思ったよりよかった。 これはB級アクション映画だ。 元フットボール選手ハウィー・ロングのデビュ−作だ。 だから、あまり期待していなかった。 驚いた。 いい冒険物語で、ハウィー・ロングはなかなか上手だ。 彼を助けるのは、3人のすてきな役者。 毎回、面白い演技をみせてくれる。 スコット・グレン、スージー・エイミス、ウィリアム・フォーサイスだ。 3人のなかでは、グレンが一番有名だ。 だが、この映画では、出番が少ない。 ウィリアム・フォーサイスは、上出来だ。 卑劣な悪漢だ。 この映画は、クロースアップとカメラ・アングルがいい。 唯一の不満は、アホなせりふが散見されることだ。 冒涜用語もあった。 さもなければ、新人俳優を擁した無名映画にしては、 思ったよりよく出来ている。 オトーサン、 「ちょっと勉強しておくか」 ○ファイアーストーム。  火災旋風。  大規模な火災現場で起こる暴風のこと。  火災で熱せられた空気が上昇気流を生み、  火災現場に外部から新鮮な空気を吹き込むと、  爆発的な炎が竜巻のように地上を荒れ狂い、  地上のもの一切を吹き飛ばし、燃やし尽くす。  日本でも関東大震災の時に、大勢の避難民が被害に遭った。  また、3月10日の東京大空襲の際も隅田川の上を炎が走った。


アポカリプト

オトーサン、 「メル・ギブソン監督作か」 怒りっぽいトラブル・メーカーです。 ”怒髪天を突く”映画づくりの才能があります。 原題:Apocalypto (2006) 監督:Mel Gibson 脚本:Mel Gibson/ Farhad Safinia Genre:Action / Adventure / Drama Rated R for sequences of graphic violence and disturbing images. Country:USA Language:Maya 上映時間:139分 あらすじ: 舞台はマヤ文明。 ひとりの男のいい暮らしが、 凶暴な侵入勢力によって、無残にも破壊される。 彼は、恐怖と抑圧に支配される世界へと危険な旅をする。 戦慄すべき結末が待っていた。 奴隷は、強制労働させられるか、神への生贄にされるのだ。 家族への愛を内に秘め、力に変え、 まっしぐらに故郷に向かい、人生を取り戻そうとする。 出演者: Rudy Youngblood ... Jaguar Paw(ジャガー・パウ) Itandehui Gutierrez ... Wife Dalia(デリア) オトーサン、 「よく走るなぁ」 怪我して、あんなに早く疾走できるのでしょうか? 「ま、いいか。映画だもんな」 キャストは、みんな無名のようです。 その他の出演者: Hernandez ... Seven Jonathan Brewer ... Blunted Morris Birdyellowhead ... Flint Sky Carlos Emilio Baez ... Turtles Run Amilcar Ramirez ... Curl Nose Israel Contreras ... Smoke Frog Israel Rios ... Cocoa Leaf Maria Isabel Diaz ... Mother in Law Espiridion Acosta Cache ... Old Story Teller Mayra Serbulo ... Young Woman Iazua Larios ... Sky Flower Lorena Hernandez ... Village Girl Sayuri Gutierrez ... Eldest Daughter User Rating: 7.9/10 (29,575 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞ノミネート ・メイクアップ賞 ・音響効果賞 ・音響賞 User Comments: quitehelpfulさん United States 2006年12月8日 完璧なアクション映画 手短に行こう。 オレはヤボだから、 「アポカリプト」がどんなメッセージを送ろうとしてるか、 分からん。 第一、メッセージ映画かどうかも分からん。 この映画のいいのは、大量のアドレナリンを送り込むことだ。 ビデオ化されたら、アクション映画コーナーに置かれる。 このジャンルでは、他の映画がかすんでしまうだろう。 「アポカリプト」が提供するのは、ノンストップの突進だ。 アクションがスタートするや、 ほかのだらけた映画とはちがって、 目がくらむようなスピードで展開していく。 繰り返し、たゆまなく、 テンションが高く急ピッチのシーンが連続する。 「アポカリプト」は、カンペキなアクション映画だ。 美しく驚くべきイメージで、熱狂を刻んでいく。 オトーサン、 「やぁ、あっという間に終わったなぁ」 でも、この映画、2時間20分近くあるのです。 では、メルギブソン監督の経歴を見てみましょう。 監督第3作ということになります。 (*印は、監督作品) MEL GIBSON  メル・ギブソン 誕生日 1956/1/3 出身 米ニューヨーク ニューヨークに生まれ、11人兄弟の中に育ち、 12歳の時にオーストラリアに移住。 高校を卒業すると、姉の薦めでシドニーの国立演劇学校に入学。 舞台を経て在学中の1977年、「SUMMER CITY」で映画デビュー。 彼を一躍スターダムに押し上げたのは、 1979年「マッド・マックス」(ジョージ・ミラー監督)。 暴漢に妻子を殺され、復讐に燃える警官マックスを演じ、注目を集めた。 1980年、ビデオ映画「ティム」(1979)と「誓い」(1981)で オーストラリア映画協会最優秀男優賞を受賞。 1984年「ザ・リバー」からアメリカ映画界へ進出。 1993年「顔のない天使」で初監督・主演をつとめ、 続く監督・主演作品「ブレイブハート」(1995)で 1996年度アカデミー作品賞と監督賞を受賞。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1977年「SUMMER CITY」 1978年「メル・ギブソンの青春グラフィティ」 1979年「マッドマックス」◇「ティム」 1980年「THE CHAIN REACTION」 1981年「誓い」「マッドマックス2」◇ 1982年「危険な年」「ATTACK FORCE Z」(特別奇襲戦隊Z) 1984年「ザ・リバー」「燃えつきるまで」      「バウンティ/愛と反乱の航海」 1985年「マッドマックス/サンダードーム」◇ 1987年「リーサル・ウエポン」◇ 1989年「テキーラ・サンライズ」「リーサル・ウエポン2」◇ 1990年「エア・アメリカ」「バード・オン・ワイヤー」      「ハムレット」 1992年「フォーエバー・ヤング/時を超えた告白」◇      「リーサル・ウエポン3」◇ 1993年*「顔のない天使」◇ 1994年「マーヴェリック」◇ 1995年*「ブレイブハート」◇「ポカホンタス」(声)◇「キャスパー」△ 1996年「身代金」◇ 1997年「陰謀のセオリー」◇「ファーザーズ・デイ」△      「フェアリーテイル」△ 1998年「リーサル・ウエポン4」◇ 1999年「ペイ・バック」◇ 2000年「パトリオット」◇「ハート・オブ・ウーマン」◇      「ミリオンダラー・ホテル」「チキン・ラン」(声) 2001年「ワンス・アンド・フォーエバー」◇ 2002年「サイン」◇ 2004年「パパラッチ」▲ *「パッション」 2006年*「アポカリプト」


地獄の戦線

オトーサン、 「B級映画かな」 大げさな題名って、好きじゃありません。 もっといい題名があるはず。 「戦火の勇者とか」 原題:To Hell and Back (1955) 監督:Jesse Hibbs 原作(自伝):Audie Murphy 脚本:Gil Doud Genre:Action / Biography / Drama / War 上映時間:106分 あらすじ: 第2次世界大戦の英雄オーディ・マーフィーの実話。 幼少の頃、父親が家出、母親も亡くなる。 弟妹を養うため18歳の若さで入隊する。 補充兵としてアフリカ派遣第3師団の隊に入隊。 様々な出身地から入隊した古参兵のいじめにあうが、 イタリア戦線へ移動し、武勲を立てるにつれて、 仲間たちから一目置かれるようになる。 伍長から軍曹へ、さらに少尉に任命される。 だが、ウェストポイント士官学校へ入学する直前、 フランス戦線で負傷してしまうのだった... 出演者: Audie Murphy ... Audie Murphy(オーディ・マーフィー) オトーサン、 「こんな子供が、24もの勲章を得るとは...」 AUDIE MURPHY  オーディ・マーフィー 誕生日 1924/6/20-1971/5/28 出身 米テキサス州キングストン 出演作 1948年「栄光は消えず」 1949年「与太者時代」 1950年「勇者の赤いバッヂ」「テキサスから来た男」「シエラ」      「命知らずの男」 1951年「シマロン・キッド」 1952年「抜き射ち二挺拳銃」 1953年「早射ち無宿」 1954年「野郎!拳銃で来い」「荒野の追跡」 1955年「地獄の戦線」 1956年「赤い連発銃」 1957年「夜の道」「東京特ダネ部隊」 1958年「静かなアメリカ人「裏切りの密輸船」 1959年「許されざる者」 1960年「荒野の逃亡者」「情無用の拳銃」 1961年「六頭の馬車」「流血島の決戦」「四人の無頼漢」 1962年「地獄の対決」 1963年「クイック・ガン」 1964年「連邦保安官」「無法者!墓場へ行け!」「大襲撃」 1965年「手錠の男」「ガンポイント」 1966年「無法のライフル」「テキサス強盗団」 その他の出演者: Marshall Thompson ... Johnson Charles Drake ... Brandon Jack Kelly ... Kerrigan Gregg Palmer ... Lt. Manning Paul Picerni ... Valentino David Janssen ... Lt. Lee Richard Castle ... Kovak Bruce Cowling ... Capt. Marks Paul Langton ... Col. Howe Art Aragon ... Sanchez Felix Noriego ... Swope Denver Pyle ... Thompson Brett Halsey ... Saunders Susan Kohner ... Maria User Rating: 7.5/10 (1,280 votes) オトーサン、 「高すぎないか?」 映画としては大したことはありません。 でも、Medal of Honorを授与された オーディ・マーフィーへの畏敬・親愛の念が この高スコアに表われたのでしょう。 User Comments: bluewallさん Deltona, Florida 1999年6月4日 良き兵士の物語、演じるのは本人 子供の頃から、オーディ・マーフィーの映画を見るのは好きだった。 彼が、ベビー・フェイスだということも手伝っていたと思う。 ヴェトナム戦争の負傷兵として 私は、彼が直面した厳しい試練がよく分かる。 この男は、他者を思いやることのできる男だ。 "Medal of Honor"の受賞者と同じく、 仲間がランボーの英雄でないことを知り、 その姿を愛した。 かれらは、"THE REAL McCOYS"なのだ。 だが、皮肉だな。 彼の最後の映画の題名が"A time for dying"だったということは。 同年、彼は小型航空機の衝突事故で死んだ。 友人がかつて言った。 「ドイツ人らが寄ってたかって彼を殺せなかったのに、 家の近所で航空機事故で命を奪われるとは」 最後に一言、「神の祝福あれ」 オトーサン、 「そうなんだ」 若くして死んだことも、 彼への畏敬・親愛の念をいや増しているのでしょう。 ○オーディ・マーフィ  (Audie Murphy 1924-71)  第2次世界大戦で数々の武勲を挙げた英雄。  戦後はB級ウェスタン映画のスターとなり、 ユニバーサル等で何本もの西部劇に主演する。  自伝を映画化した「地獄の戦場」(1955)にも主演。  ビリー・ザ・キッドを演じた"The Kid from Texas"で注目を浴び、  ポール・ニューマンやクリス・クリストファーソンが  キッドを演じるまでキッド役の代表となる。  ジョン・ヒューストンの「許されざる者」(1959)にも出演。  惜しくも1971年飛行機事故で死亡。  遺作はジェシー・ジェームズを演じた"A Time for Dying"(1969)。 ○Medal of Honor(合衆国議会名誉勲章)  アメリカ合衆国の軍人に授けられる勲章の中で、  最も高位に位置する勲章 作戦行動において、真の勇気、仲間と国への忠節、  一兵士の義務を遥かに超えた戦果を挙げた者にのみ授けられる究極の賞で、  どんなに金を積んでも、どんなに名声を得ても、  戦闘時に武勲をたてた者以外は手にする事が出来ない。  いわば軍人としての栄誉の頂点がこの合衆国議会名誉勲章である。


ゾディアック

オトーサン、 松戸の映画館へ。 「えっ、こんなに狭い部屋?」 40席くらいでしょうか。 日曜日なのに、観客は数人。 いい映画なのに勿体ないなぁ。 原題:Zodiac (2007) 監督:David Fincher 脚本:James Vanderbilt 原作:Robert Graysmith Genre:Crime / Drama / Thriller Rated R for some strong killings, language,     drug material and brief sexual images. 上映時間:158分 あらすじ: 1969年7月4日、カリフォルニアで ドライブ中のカップルが銃撃されて女性は死亡。 通報者は“犯人は俺だ”と言う。 1ヶ月後、クロニクル紙に手紙が届く。 連続殺人犯ゾディアックからの最初の手紙だった。 暗号文もあり、新聞に載せなければ大量殺人を決行するとあった。 記者のポールとイラストレーターのロバートは、 事件の謎解きに没頭し、取り憑かれたようにゾディアックを追う。 サンフランスシスコ市警のトースキー刑事も懸命に捜索するが、 犯人を逮捕できず、配置転換になってしまう。 出演者: Jake Gyllenhaal ... Robert Graysmith(ロバート・グレイスミス) Mark Ruffalo ... Inspector David Toschi(デイブ・トースキー刑事) Robert Downey Jr. ... Paul Avery(ポール・エイブリー) オトーサン、 「ジェイク・ギレンオールはうまいなぁ」 この役者、いまが旬ですが、もっとよくなるかも。 JAKE GYLLENHAAL  ジェイク・ギレンオール 誕生日 1980/12/19 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 父は映画監督スティーブン・ギレンホール、 母は脚本家ナオミ・フォーナー。 姉マギーも俳優。 ハーバート・ウエストレイク・スクールでの高校時代から 舞台と合唱の仕事をしていた。 自らのバンドではリードボーカルを務める。 98年卒業し、2000年にコロンビア大学に進学。 しかし、2002年に中退。 2002年に舞台デビュー、 ロンドン・イヴニング・スタンダード演劇賞最優秀新人賞受賞。 91年「シティ・スリッカーズ」で映画デビュー。 映画では「遠い空の向こうに」のホーマー役で主役。 2001年「ドニー・ダーコ」で インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネート。 2005年「ブロークバック・マウンテン」のジャック・ツイスト役で アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1991年「シティ・スリッカーズ」 1993年「欲望」「弟はミュータント?」(TM) 1998年「ワイルド・スモーカーズ」 1999年「遠い空の向こうに」◇ 2001年「ドニー・ダーコ」◇「バブル・ボーイ」◇ 2002年「ムーンライト・マイル」◇「グッド・ガール」 2003年「デイ・アフター・トゥモロー」◇ 2005年「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」◇      「ブロークバック・マウンテン」◇      「ジャー・ヘッド」◇ 2007年「ゾディアック」◇ その他の出演者: Anthony Edwards ... Inspector William Armstrong Brian Cox ... Melvin Belli John Carroll Lynch ... Arthur Leigh Allen Richmond Arquette ... Zodiac 1 & 2 Bob Stephenson ... Zodiac 3 John Lacy ... Zodiac 4 Chloe Sevigny ... Melanie Ed Setrakian ... Al Hyman John Getz ... Templeton Peck John Terry ... Charles Theiriot Candy Clark ... Carol Fisher Elias Koteas ... Sgt. Jack Mulanax User Rating: 8.1/10 (17,647 votes) Top 250: #177 オトーサン、 「おお、世界の名画177位だ」 カンヌ国際映画祭ノミネート ・パルム・ドール:デヴィッド・フィンチャー User Comments: serg_austinさん United States 2007年2月28日 フィンチャーのベストでない? だが、依然、実にいい。 「フィンチャーのベストでない」 みんながそう言っているのに、聞き厭きた。 正直、どうでもいいや。 フィンチャーのベストは、「セブン」や「ファイト・クラブ」。 2つとも、すばらしい傑作だ。 おそろしい出来の映画とそうでない映画の間には、大きな差がある。 ひとびとは、そのことを知らないらしい。 彼らは、スピルバーグやスコセッシの映画についても、 「シンドラーのリスト」や「レイジング・ブル」を 2度とつくらないことを分かろうとしい。 新しいスタッフがよくない、見る価値がない。 そんなことではないのだ。 批評家の信頼性を考えずに、映画についてコメントするのは、 馬鹿気ている。 さて、昨夜、私は、幸いに先行上映を見ることができた。 最初は、2つのことに落胆した。 読んだコメントと上映時間の長さだ。 だが、この映画、実に楽しめた。 手堅いサスペンス・スリラーで、観客は椅子に釘づけになる。 実話であるだけに生々しい。 それに、フィンチャーは、すばらしい仕事をした。 ストーリーに忠実で、同時に、時々、ユニークな香りを加えている。 撮影も、いつものフィンチャー映画のように、素晴らしい。 暗く碁盤の目のようなストーリーが完璧に描かれている。 毒蛇の画質に驚かされた。 デジタルカメラで撮ったのだ。 多くのひとが、この選択について批評している。 私は、尊敬する。 新しいテクノロジーを取り入れ、成功したのだから。 勿論、まだ35ミリには及ばない。 だが、監督が実験しなければ、決して画質の向上はありえない。 さて、この映画が、なぜ、「セブン」や「ファイト・クラブ」に 及ばないかと言うと、思うに登場人物たちに問題がある。 時々、やや弱いのだ。 演技は、素晴らしい。 特に、ロバート・ダウニー・Jr.がいい。 だが、この映画は複雑な登場人物たちの素顔を描き切る部分が短い。 フィンチャーの前作では、それが出来ていた。 そこで... 私のアドバイスだが、 否定的なコメントを無視し、自分の目で見るべし。 すばらしい手法で語られたすばらしいストーリーだと思う。 実に興味深く、演技がよく、監督がすばらしい。 オトーサン、 「すごい力量だな」 名監督フィンチャーの経歴を見てみましょう。 DAVID FINCHER  デビッド・フィンチャー 誕生日 1962/8/28 出身 米コロラド 監督作 1992年「エイリアン3」 1995年「セブン」 1997年「ゲーム」 1999年「ファイト・クラブ」 2001年「パニックルーム」 2007年「ゾディアック」 次に、IMDbで。 デビッド・フィンチャーは、1962年、コロラド州デンバー生まれ。 カリフォルニア州マリン・カウンティで育つ。 18歳で、ミル・バレーのJohn Korty at Korty Filmsで働きはじめる。 次に、1981年から1983年、ILM(Industrial Light and Magic)で働く。 フィンチャーは、ILMを去り、 ハリウッドで、N. Lee Lacyと契約して、 TVCFやミュージック・ビデオを手がけた。 監督仲間のDominic Sena、Greg Gold、Nigel Dickと共同で、 1987年には、製作会社Propagandaを設立した。 フィンチャーが監督したTVCFには、 Nike、Coca-Cola、Budweiser、Heinekin、Pepsi、 Levi's、Converse、AT & T,、Chanelがある。 ミュージック・ビデオのほうは、 Madonna、Sting、The Rolling Stones、Michael Jackson、 Aerosmith、George Michael、Iggy Popである。 また、The Wallflowers、Billy Idol、Stevie Winwood、 The Motels、そして最近では、A Perfect Circleを手がけている。 映画監督としては、 「セブン」(1995)や「ファイト・クラブ」(1999)で大成功し、 最近では、「パニックルーム」(2002)を監督した。


300 スリーハンドレッド

オトーサン、 「えっ? ほんとかよ」 IMDbのスコアが、8.1というハイスコアの作品が 黄金週間を過ぎた時期に上映されるのでしょうか。 原題:300 (2006) 監督:Zack Snyder 原作:Frank Miller/Lynn Varley 脚本:Zack Snyder/ Kurt Johnstad/Michael Gordon Genre:Action / Drama / History / War Rated R for graphic battle sequences throughout,     some sexuality and nudity. 上映時間:117分 あらすじ: 野心に燃えたペルシア大王クセルクセスは、 巨大な奴隷帝国を拡大せんとして 膨大な軍勢を率いて、ギリシャに侵攻する。 勇敢な国王レオニダスは、 300人の戦士からなる親衛隊を率い、 ギリシャに通じる唯一の陸路テルモピレー路を死守する。 勇気と戦う技量を発揮するものの、 裏切り者のギリシャ市民が大王クセルクセスに レオニダス軍の背後をつく秘密のヤギ道を教えてしまう。 一方、妻のスパルタ王妃ゴルゴは、 ペルシャ軍と戦うように軍勢を送るよう 議会の説得を試みるのだったが... 出演者: Gerard Butler ... King Leonidas(国王レオニダス) Lena Headey ... Queen Gorgo(王妃ゴルゴ) Dominic West ... Theron (セロン) オトーサン、 「すごい、すごい、すごい!」 「オペラ座の怪人」の演技にも息を呑みましたが、 今回は、それを遥かに超えています。 ジェラード・バトラー、万歳! 海外映画俳優マガジンの評価は、 下記のように変更を迫られるでしょう。 GERARD BUTLER  ジェラード・バトラー 誕生日 1969/11/13 出身 英スコットランド・グラスゴー 12歳の時に「オリバー」で舞台デビュー。 グラスゴー大学で法律を学び、7年間弁護士をしていたが、 ロンドンのコーヒーショップで 俳優のスティーブン・バーコフにスカウトされ、 舞台「コリオレイナス」で俳優デビュー。 97年「QUEEN VICTORIA 至上の恋」で映画デビュー。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ → ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ → ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「QUEEN VICTORIA 至上の恋」「トゥモロー・ネバー・ダイ」 1998年「タロス・ザ・マミー/呪いの封印」「桜の園」 1999年「ワン・モア・キス」 2000年「ドラキュリア」◇「戦場のジャーナリスト」 2001年「騎馬大王アッティラ/平原の支配者」(TM) 2002年「サラマンダー」◆ 2003年「トゥームレイダー2」◇「タイムライン」◇ 2004年「オペラ座の怪人」◇「Dearフランキー」◇ 2007年「300 スリーハンドレッド」◇ その他の出演者: David Wenham ... Dilios Vincent Regan ... Captain Michael Fassbender ... Stelios Tom Wisdom ... Astinos Andrew Pleavin ... Daxos Andrew Tiernan ... Ephialtes Rodrigo Santoro ... Xerxes Giovani Cimmino ... Pleistarchos Stephen McHattie ... Loyalist Greg Kramer ... Ephor #1 Alex Ivanovici ... Ephor #2 Kelly Craig ... Oracle Girl User Rating: 8.1/10 (112,928 votes)      Top 250: #225 オトーサン、 「おお、世界の名画だ! 100位以内でもおかしくないなぁ」 User Comments: Alex_Papasさん Italy 2007年2月15日 史劇戦争の進化 ここ50年間の史劇映画をふりかえると、 監督らが、新しい次元に引き上げる必要は明らかだった。 古い素材をリサイクルして、 観客が好むような新しい映画をつくるにはどうしたらいいのだろうか? 答え:昔の監督らが果たしえなかったことを手がけることだ。 劇画だ。 「ベン・ハー」、「Braveheart」「グラディエーター」 「スパルタカス」そして「トロイ」は、 観客に大きなスリルを与えた史劇映画だった。 その繰り返しはもうできない。 今日つくられる史劇映画は、 いかにストーリーがよかろうと、 いかに事実に迫ろうとも、 それらの焼き直しにしかすぎない。 いい例が、「アレクサンダー」や「キングダム・オブ・ヘブン」だ。 この映画は、そのカテゴリーには属さない。 史劇映画を新次元に導いたのだ。 これに続く映画がたくさん出てくるだろう。 「ロード・オブ・ザ・リング」のように、 この映画でも、多くのCGIが使われている。 その結果はどうか? この映画は、眼福そのもの。 カメラワークも、グラフィックも、期待を超えていた。 「ロード・オブ・ザ・リング」と肩を並べると思う。 筋書きについて、傑出した演技にも言及したい。 (とくに、ジェラード・バトラー) ギリシャ系イタリア人で、最高の役者といえば... それはまさに、ジェラード・バトラーなのだ。 彼の目に燃える怒り、 憤怒の声、 凶暴なアクション、 まさに古代のギリシャ王を彷彿させる。 これ以上言うまい。 この映画がどんなにスゴイかを分かるには もう見るしかないのだ。 でも、知っておいてほしいのは、 この映画の原作は劇画で、 紀元前480年にテルモピレーで起きたことの 忠実な描写ではないということだ。 この映画をみようと切符を買うひとは、 歴史映画ではなく、 スタイリッシュな戦闘映画であることを念頭に置くべきだ。 この映画は、「ロード・オブ・ザ・リング」とともに、 21世紀における新次元の史劇映画なのだ。 ザック・スナイダーに拍手を。 彼はどこからやってきたのか? すでに「ドーン・オブ・ザ・デッド」は、 彼が輝かしい有能な監督であることを示している。 今後、彼の映画をもっと見ることになるだろう。 さて、このコメントを読んだ? 好奇心が湧いてきた? もはや躊躇すべきでない。 最寄りの映画館へ駆け込み、 この芸術作品をみて、 見終えたら、IMDbに戻って投票すべし。 この映画、少なくともトップ100には入る。 おーい、みんな! この映画は、史劇戦争の進化なんだ! オトーサン、 「この監督、スゴーイ!」 まだ、日本では有名ではないようです。 翻訳しましょう。 ○Zack Snyder  ザック・スナイダー  1966/3/1 米国ウィコンシン州グリーンベイ生まれの映画監督  音楽ビデオとCFの監督兼撮影者としてスタート。 ナイキ、リーボック、ガートレドのTVCFで、スポーツ選手を撮った。  (マイケル・ジョーダン、マルチナ・ナヴラチロヴァほか) ゴルフ用品「タイトリスト」のTVCFもやっている。 ゴルフのPGAツアーのTVCFでは、David Duval、Dan Marino、David Robinsonらが  出演している。  彼の作品は、3つのクリオ賞をはじめ、数多くの受賞をしている。 ジープがフリスビーするTVスポットで、カンヌで金獅子賞を獲得。 同じく「ロシアの将軍たち」は、英国ロケをしたものだが、  ロンドン広告協会賞を受賞している。  最近では、スバルのキャンペ−ン(2003)を手がけている。  (ランス・アームストロングのツール・ド・フランス7連覇を扱ったもの) 彼の2つの映画とも、South Parkのパロディとなっている。  (「スリーハンドレッド」は、D-Yikes!、 「ドーン・オブ・ザ・デッド」は、一連のホームレスの夜として)    From Wikipedia, the free encyclopedia


オクラホマ巨人

オトーサン、 「妖艶!」 フェイ・ダナウェイといえば、妖艶。 汚い石油会社を敵に回して大活躍。 こういう西部劇もあってもいいのでは。 原題:Oklahoma Crude (1973) 監督:Stanley Kramer 脚本:Marc Norman Genre:Drama 上映時間:108分 あらすじ: オクラホマは石油ブーム。 リナは、頑強でシニカルな男女同権主義者。 いまは石油を採掘しようと頑張っている。 石油会社は、それが気に食わない。 やむをえず、リナは、疎遠だった父クレオンと 父が雇ったメイソンの助けを借りる。 3人はちぐはぐなチームを結成する。 リナは、男嫌いだし、メイソンは自分勝手だし、 リナの父親は、長い間放り放しにしてきた娘の機嫌を取り戻そうと懸命だ。 彼らはともに、荒くれ男たちを相手に恐ろしい闘いを繰り広げる。 出演者: Faye Dunaway ... Lena Doyle(リナ) George C. Scott ... Noble 'Mase' Mason(メイソン) John Mills ... Cleon Doyle(クレオン) Jack Palance ... Hellman(ヘルマン) オトーサン 「妖艶というより、突っぱっている」 こういう女主人公の映画は、レアものです。 「この2人も、味があるなぁ」 ジョージ・C・スコットとジャック・パランス、 3人ともアカデミー賞役者なので見応えがありました。 FAYE DUNAWAY  フェイ・ダナウェイ 誕生日 1941/1/14 出身 米フロリダ州バスコム 幼少の頃から女優を志す。 フロリダ州立大学からボストン大学演劇科に移り、 フルブライト奨学金を取得、 ロンドンのロイヤル・アカデミーにも留学を果たした。 イーリア・カザンに見出され、 62年「わが命つきるとも」でブロードウェイ・デビュー。 67年「真昼の衝動」で映画デビューを飾る。 67年「俺たちに明日はない」、74年「チャイナタウン」で アカデミー主演女優賞にノミネートされ、 76年「ネットワーク」でついにアカデミー主演女優賞を受賞した。 98年「ジーア/裸のスーパーモデル」でゴールデングローブ助演女優賞受賞。 活躍度 ○↑ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1967年「真昼の衝動」「夕日よ急げ」「俺たちに明日はない」 1968年「華麗なる賭け」 1969年「THE EXTRAODINARY SEASON」「恋人たちの場所」      「アレンジメント/愛の戒律」 1970年「ルーという女」「小さな巨人」 1971年「ドク・ホリデー」「パリは霧にぬれて」 1973年「オクラホマ巨人」 1974年「三銃士」「チャイナタウン」「タワーリングインフェルノ」 1975年「四銃士」「コンドル」 1976年「さすらいの航海」「ネットワーク」 1978年「アイズ」 1979年「チャンプ」「ARTHUR MILLERON HOME GROUND」 1980年「FIRST DEADLY SIN」 1981年「MOMMIE DEAREST」 1983年「2つの顔の貴婦人」 1984年「スーパーガール」「ドーバー海峡殺人事件」 1987年「バーフライ」 1988年「ウィーンに燃えて」「ミッドナイト・クロッシング」      「ギャンブル/愛と復讐の賭け」 1989年「HELMUT NEWTON : FRAMES」      「ムーンリットナイト」「ウィンター・テイル」 1990年「闇の聖母/侍女の物語」「黄昏のチャイナタウン」 1992年「DOUBLE EDGE」 1993年「派遣秘書」「アリゾナ・ドリーム」 1995年「ドンファン」 1996年「DUNSTON CHECKS IN」「アルビノ・アリゲーター」 1998年「ジーア/悲劇のスーパーモデル」(V) 1999年「ジャンヌ・ダルク」「トーマス・クラウン・アフェアー」◆ 2000年「裏切り者」 2002年「ルールズ・オブ・アトラクション」 2003年「ブラインド・ホライズン」 GEORGE C.SCOTT  ジョージ・C・スコット 誕生日 1927/10/18-1999/9/22 出身 米バージニア州ワイズ 59年「縛り首の木」で映画デビュー。 61年「ハスラー」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたが拒否。 結果的には受賞しなかったが当時はセンセーショナルな話題となる。 70年「パットン戦車軍団」でアカデミー主演男優賞に選ばれたが、これもを拒否。 その後はアルコール依存症にかかったりするなど、仕事に恵まれなかった。 1999年9月22日、 ロサンゼルス近郊の自宅で死去。死因は不明。 出演作 1959年「縛り首の木」「或る殺人」 1961年「ハスラー」 1963年「秘密殺人計画書」「博士の異常な愛情」 1964年「黄色いロールス・ロイス」 1966年「天地創造」「おれの女に手を出すな」 1967年「恋とペテンと青空と」 1969年「華やかな情事」 1970年「パットン大戦車軍団」      「ジェーン・エア」 1971年「ラスト・ラン」「ホスピタル」 1972年「センチュリアン」 1973年「オクラホマ巨人」「イルカの日」「激怒」 1974年「ロンリー・アイランド」 1975年「悪の天才たち」「ヒンデンブルグ」 1977年「王子と乞食」「海流の中の島々」 1978年「ブルックリン物語」 1979年「ハードコアの夜」 1980年「チェンジリング」「ジェネシスを追え」 1981年「タップス」 1984年「炎の少女チャーリー」 1990年「エクソシスト3」      「ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!」(声) 1993年「冷たい月を抱く女」「ルディ/涙のウイニング・ラン」 1995年「どんな時も」 1998年「グロリア」 1999年「ロッキー・マルシアーノ 伝説のチャンプ」 JACK PALANCE  ジャック・パランス 誕生日 1919/2/18-2006/11/10  出身 米ペンシルバニア州 課外授業で体操やボクシングに励む傍ら、炭坑夫の父と炭坑で働く。 ノースカロライナ大学を中退し、プロボクサーとなる。 第二次大戦中は爆撃機のパイロットとして従軍。 戦闘中に顔に火傷を負い、プラスチック整形手術を受ける。 戦後、スタンフォード大学に再入学し、演劇部に所属。 卒業後も演劇を続け、舞台を経て、50年に映画デビュー。 53年「シェーン」の黒ずくめのガンマン役で アカデミー賞にノミネートされる。 91年「シティ・スリッカーズ」でアカデミー賞助演男優賞受賞。 出演作 1950年「暗黒の恐怖」「地獄の戦場」 1952年「突然の恐怖」 1953年「シェーン」「第二の機会」「アロウヘッド」 1954年「異教徒の旗印」「銀の盃」 1955年「悪徳」「俺が犯人だ」 1956年「攻撃」 1957年「ロンリーマン」「0番号の家」 1959年「地獄への秒読み」「ナポレオン・アウステルリッツの戦い」 1961年「蒙古の嵐」 1962年「バラバ」「ビザンチン大襲撃」「カルタゴの大逆襲」「戦闘」 1963年「軽蔑」 1965年「泥棒を消せ」 1966年「プロフェッショナル」「0011ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング」 1967年「ドラゴン爆破指令」 1968年「残酷の沼」「ラスベガス強奪作戦」「マルキ・ド・サドのジュスティーヌ」      「地獄のプラトーン」 1969年「ゲバラ!」「豹/ジャガー」「マクマスターズ」「ならず者たち」「激戦地」 1970年「ホースメン」「チャトズ・ランド」「ガンマン大連合」「モンテ・ウォルシュ」 1973年「オクラホマ巨人」「明日なき夕陽」「狂気のいけにえ」      「ジャック・バランスの殺し屋稼業」 1975年「極道USA」 1976年「極道ひったくり750」「白衣秘められた幻想」 1977年「影の支配者」「ザ・シシリアン/復讐の挽歌」「監獄都市ブラッド」「ヒットマン」 1979年「コカイン・カウボーイ」「ザ・7エンジェルズ」 1980年「ホーク・ザ・スレイヤー/魔宮の覇者」「私刑は俺の手で」「ニンジャリアン」      「レッド・ベレー/史上最大の傭兵部隊」 1982年「ジャンク・イン・ザ・ダーク」「ラストエマニュエル異国の情事」 1987年「バグダッド・カフェ」「タイムスリップTOゴア」「タイムスリップTOゴア2」 1988年「ヤングガン」 1989年「デッドフォール」「バットマン」 1990年「クライシス2050」 1991年「シティ・スリッカーズ」 1993年「サイボーグ2」 1994年「シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え」「スワン・プリンセス/白鳥の湖」      「コップス&ロバーソン」 その他の出演者: William Lucking ... Marion Harvey Jason ... Wilcox Ted Gehring ... Wobbly Cliff Osmond ... Massive Man Rafael Campos ... Jimmy Woodrow Parfrey ... Lawyer John Hudkins ... Bloom Harvey Parry ... Bliss Bob Herron ... Dulling Jerry Brown ... Rucker Jim Burk ... Moody Rating: 5.9/10 (245 votes) オトーサン、 「低過ぎる!」 6点台後半でしょう。 ゴールデングローブ賞ノミネート ・作曲賞:"Send a Little Love My Way".      ハル・デイビッド(作詞)       ヘンリー・マンシーニ(作曲) User Comments Poseidon-3さん Cincinnati, OH 2004年8月11日 掘り下げただけのことはある 素敵な配役、よく出来た脚本のおかげで、 異例のロマンティックな西部劇がよみがえった。 フェイ・ダナウェイは、生硬で頑固は独身女性。 小さな井戸から石油を掘りだそうとあがいている。 一方、巨大石油会社は、石油を売れと彼女に圧力をかけている。 雇われと暴力団員のジャック・パランスは、 目的を達するためには、何でもやる男だ。 無能な流れ者ジョージ・C・スコットは、 フェイ・ダナウェイを助けようとする。 だが、彼女は、それに抵抗し、はねつけるために、 いろんなことをする。 ダナウェイとスコット、そしてパランスの間には、 興味深い力学がある。 フェイ・ダナウェイにしてみれば、 父親もジョージ・C・スコットも、うっとうしい存在だ。 石油を横取りしようとしているかも。 スコットは、陰影のあるすばらしい演技をみせている。 全体に暗いストーリーのなかで、コメディ気分を振りまいている。 フェイ・ダナウェイは、 魅力的な女の子イメージをかなぐり捨てている。 生硬で、化粧もしていない。 俗悪さや土臭さを楽しん演じている。 それは驚くべきものであり、効果的である。 フェイ・ダナウェイは、 魅力的な女の子イメージをかなぐり捨てている。 生硬で、化粧もしていない。 俗悪さや土臭さを楽しん演じている。 それは驚くべきものであり、効果的である。 彼女は、想像を絶する激しい女である。 パランスは、これまでの演技過剰を捨て去っている。 力強く、おそろしい、だが信じられる演技をみせている。 彼の手下の軍団は、山高帽とロングコートで、恐ろしげだ。 Rafael Camposは、インディアンの助手役。 割りの会わない役だった。 撮影がいい、 ダナウェイとスコットの間に忘れられないシーンがある。 人物研究もいいし、ストーリーもいい。 汚い話しだが、率直で、一見単純だが、 驚くほど、いとおしくなり、心理的には複雑なものがある。 心の底からの感動的なシーンがある。 暴力とコメディの併置は、ときに受け止めにくいが、 人生なんて、そんなものかも。 オトーサン、 「よく出来た片想いの歌だなぁ」 スコットがダナウェイを想う歌です。 くどくなく、さらっと流れていて、いい感じでした。 簡単な英語なので、翻訳は不要でしょう。 ○Send a Little Love My Way ♪Saw her out last night on the town  A makeshift alibi under her sleeve  I can't take this anymore  Don't know what I love her for  I'm gonna lock away my heart this time  But if you see her  Tell her you're a friend of mine  Oh, promise me you will  Tell her to send a little love my way  Send a little love my way  'Cause I know she'll come back to me  And it will be like always  Like always  Treat me like the kid with the clues  Why she is as cold as she can be  When you never tell a lie  Even when it makes her cry  That's the choice I made  So now you see  That I  Can't wait  So if you are a friend of mine  Tell her I'm to blame  Tell her  Tell her  To send a little love my way  Send a little love my way  'Cause I know she'll come back to me  And it will be  Like always  Like always  Tell her I'm to blame  Oh, promise me you will  Send a little love my way  Send a little love my way  Send a little luck my way


子鹿物語

オトーサン、 「DVDでも見るか」 今回は、少しヒマになりました。 いつもは、草とりなどでいそがしく、 見るヒマなんかなかったのです。 原題:The Yearling (1946) 監督:Clarence Brown 原作:Marjorie Kinnan Rawlings 脚本:Paul Osborn / John Lee Mahin Genre:Drama / Family 上映時間:128分 あらすじ: 南北戦争後、ある兵士と妻がフロリダで 農業をはじめる。 息子のジョディは、11歳。 暖かく愛情深いパパになついている。 ママは、ほかの子供たちの死によって傷心で、 陰気で、冷淡ですらある。 少年はペットをほしがる。 パパは、賛成だが、ママは反対。 ガラガラへびに噛まれたパパは、 毒を抜き取るために、雌鹿を殺し、その器官を使う。 ジョディは、子鹿をペットにしてと頼む。 両親は賛成する。 少年と子鹿は、すぐに切っても切れない仲になる。 子鹿はすぐに大きくなり、たばこ畑を荒らす。 ママは、怒る。 ジョディは、苛酷な大人の現実に直面する。 出演者: Gregory Peck ... Ezra 'Penny' Baxter(ペニー) Jane Wyman ... Orry Baxter (オリ−) Claude Jarman Jr. ... Jody Baxter(ジョディ) オトーサン、 「若いなぁ」 こんなに若々しい、 ある意味で頼りない感じがする ペックをみたのは、はじめてです。 このとき、30歳だものね。 GREGORY PECK  グレゴリー・ペック 誕生日 1916/4/5-2003/6/1 出身 米カリフォルニア州 「栄光の日々」で映画デビュー。 44年「王国の鍵」46年「子鹿物語」 47年「紳士協定」49年「頭上の敵機」で アカデミー賞主演男優賞にノミネート。 62年「アラバマ物語」のフィンチ弁護士役で アカデミー賞主演男優賞受賞。 出演作 1944年「炎のロシア戦線」「王国の鍵」 1945年「愛の決断」「白い恐怖」 1946年「子鹿物語」「白昼の決闘」 1947年「決死の猛獣狩」「紳士協定」「パラダイン夫人の恋」 1948年「廃墟の群盗」 1949年「頭上の敵機」 1950年「拳銃王」 1951年「勇者のみ」「艦長ホレーショ」「愛欲の十字路」 1952年「世界を彼の腕に」「キリマンジャロの雪」 1953年「ローマの休日」 1954年「春風と百万紙幣」「夜の人々」 1955年「紫の平原」 1956年「灰色の服を着た男」「白鯨」 1957年「バラの肌着」 1958年「大いなる西部」 1959年「勝利なき戦い」「悲愁」 1960年「渚にて」 1961年「ナバロンの要塞」 1962年「恐怖の岬」「アラバマ物語」「西部開拓史」 1963年「ニューマンという男」 1964年「日曜日には鼠を殺せ」 1965年「蜃気楼」 1966年「稲妻の2年10ヶ月」(ナ)「アラベスク」 1968年「レッドムーン」 1969年「マッケンナの黄金」「0の決死圏」「宇宙からの脱出」 1971年「新・ガンヒルの決闘」 1974年「荒野のガンマン無宿」 1976年「イッツ・ショー・タイム」「オーメン」 1977年「マッカーサー」 1978年「ブラジルから来た少年」 1980年「シーウルフ」 1987年「サイレント・ボイス/愛は虹にのせて」 1989年「私が愛したグリンゴ」 1991年「アザー・ピープルズ・マネー」「ケープ・フィアー」 1993年「愛のポートレイト」 1995年「想い出のロジャー・ムーア」 1998年「モビー・ディック」 JANE WYMAN  ジェーン・ワイマン 誕生日 1914/1/4 出身 米ミズーリ州セントジョセフ 活躍度 ×↓ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1936年「踊る三十七年」「襤褸と宝石」 1937年「ドッド君乗り出す」「唄ふ陸戦隊」「高圧線」 1938年「群衆は叫ぶ」「ブラウンのGメン」 1939年「紅の翼」 1941年「間抜けな兵隊」 1943年「カナリア姫」 1944年「ハリウッド玉手箱」 1945年「失われた週末」 1946年「夜も昼も」「子鹿物語」 1947年「高原児」 1948年「ジョニー・ベリンダ」アカデミー主演女優賞 1949年「嘘クラブの女王」 1950年「ガラスの動物園」「舞台恐怖症」 1951年「青いヴェール」 1954年「心のともしび」 1960年「ポリアンナ」 1962年「パリよこんにちは!」 その他の出演者: Chill Wills ... Buck Forrester Clem Bevans ... Pa Forrester Margaret Wycherly ... Ma Forrester Henry Travers ... Mr. Boyles Forrest Tucker ... Lem Forrester Donn Gift ... Fodderwing Forrester User Rating: 7.6/10 (1,315 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・美術装置賞(カラー) ・撮影賞(カラー) 同ノミネート: ・作品賞 ・監督賞: クレレンス・ブラウン ・主演男優賞: グレゴリー・ペック ・主演女優賞:ジェーン・ワイマン ・編集賞 User Comments: Flick01さん 2002年4月7日 美しい映画、そして独創的 美しい映画だ。 すばらしいストーリーが独創的だ。 Claude Jarman, Jr.は、評判通リ。 映画史上最高の子役だ。 出演者はみんないい。 監督も最高だ。 オトーサン、 「コメント、不要!ただ見るべし」 ある意味で、アダムとイブの物語を見ているようでした。 なつかしい、原初の風景が展開していきます。 アメリカは、こうであるべき。


C.C.ライダー

オトーサン、 「どういう意味だ?」 原題をみても、疑問が解けません。 原題:C.C. and Company (1970) 監督:Seymour Robbie 脚本:Roger Smith Genre:Comedy / Drama 上映時間:88分 あらすじ: オートバイの修理工C.C.ライダーが、 暴走族"ザ・ヘッド"に仲間入りする。 仲間が、リムジンが砂漠でエンコしてしまった ファッション記者アンを襲う。 だが、C.C.ライダーは、彼女を救いだす。 暴走族は、ファッション雑誌とタイアップした モトクロス・レースを妨害するだけだが、 C.C.ライダーは、競技に参加し、 アンの尊敬のまなざしを獲得する。 暴走族のリーダー、ムーンは、彼の勝利を快よく思わず、 賞金を巻きあげる。 C.C.ライダーが、金を取り戻し、暴走族から離脱すると、 連中は、アンを誘拐し、ムーンとレースして勝てば、 彼女を解放すると言い出す。 出演者: Joe Namath ... C.C. Ryder(C.C.ライダー) Ann-Margret ... Ann McCalley(アン) William Smith ... Moon(ムーン) オトーサン、 「主演はムリだなぁ」 いい奴ですが、それだけ。 「若いな、アン=マーグレット 」 最近は威張っていますが、 若い頃は、純粋で気立てもよかったようです。 ANN-MARGRET  アン=マーグレット 誕生日 1941/4/28 出身 スウェーデン・ヴォルソビン 5歳の時に家族と渡米。ノースウェスタン大学を1年で中退。 二十歳の時にバンドを組み、地方巡業中にジョージ・バーンズの目にとまり、 ラスベガスのショーで共演。 以後、テレビ・ショーで歌手として活動。 61年「ポケット一杯の幸福」で映画デビュー。 63年「バイ・バイ・バーディ」64年「ラスベガス万才」などで注目される。 71年「愛の狩人」でゴールデン・グローブ主演女優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1961年「ポケット一杯の幸福」 1962年「ステート・フェア」 1963年「バイ・バイ・バーディ」「ラスベガス万才」 1964年「セクシー・ダイナマイト」「マドリードで乾杯」 1965年「シンシナティ・キッド」「泥棒を消せ」「帰郷」 1966年「メイド・イン・パリ」「サイレンサー第2弾/殺人部隊」      「駅馬車」 1967年「スインガー」「カロリーナ」「CRIMINAL AFFAIR」      「IL PROFECA」 1968年「SETTE UOMINI E UN CERVELLO」 1970年「C.C.ライダー」「REBUS」「R.P.M.」 1971年「愛の狩人」 1972年「大列車強盗」 1973年「パリから来た殺し屋」 1975年「Tommy/トミー」 1976年「ブルース・ダーンのザ・ツイスト」「JOSEPH ANDREWS」 1977年「Oh!外人部隊」 1978年「名探偵再登場」「マジック」 1979年「サボテン・ジャック」 1980年「MIDDLE AGE CRAZY」 1982年「大狂乱」「わたしは女優志願」「戦場の罠」 1983年「ファミリー」 1985年「燃えてふたたび」 1986年「デス・ポイント/非情の罠」 1987年「サマー・デイズ」 1988年「素晴らしきニューヨーカーたち」 1992年「ニュージーズ」 1993年「ラブリー・オールドメン」 1995年「ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVELOVE日記」 1999年「エニイ・ギブン・サンデー」 2004年「TAXI NY」 2006年「ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3 クリスマス大決戦!」 その他の出演者: Jennifer Billingsley ... Pom Pom Mike Battle ... Rabbit Greg Mullavy ... Lizard Teda Bracci ... Pig Don Chastain ... Eddie Ellis Sid Haig ... Crow Bruce Glover ... Capt. Midnight Kiva Kelly ... Tandalaya Jacquie Rohr ... Zit-Zit Robert Keyworth ... Charlie Hopkins Alan Pappe ... Photographer Ned Wertimer ... Motorcycle salesman User Rating: 3.5/10 (165 votes) オトーサン、 「こりゃ、低いなぁ」 User Comments: helpless_dancerさん Broken Bow, Oklahoma 1999年12月11日 ニーマス、また袋叩き.... 今回は批評家たちに ジョー・ニーマスは、生涯最大の賭けに出たが、 残念ながら観客に阻まれた。 アホな映画ではないが、終わりだ。 最悪の演技ではないが、ほんとに終わりだ。 まったく退屈な映画だった。 全盛期のアン=マーグレットですら、この映画は救えなかった。 ジョー・ニーマスは、ヘルス・エンジェルのタイプではない。 いい雰囲気なだけ。 出だしの建物すりぬけシーン...何とアマチュアっぽさ。 連中は、半ば酔いどれ。 この沼の水は、さぞ口に合っただろう。 オトーサン、 「半煮えだったなぁ。 C.C.ライダーの意味も分からなかったし」 allcinemaのコメントで、やや分かりました。 Ikedaさん 2005年7月21日 つまらない バイク好きの人は、どうか解りませんが、 私にはつまらない映画でした。 暴走族の内部での対立やモトクロスの場面などをつなぎ合わせただけの作品で、 ジョー・ネイマスとアン・マーグレットのロマンスもあまりパッとしません。 この題名が少し気になりますが、 「See See Rider」というのは ニューオルリンズ・ジャズの古いブルースで 「Easy Rider」と言うこともある名曲です。 この意味が解り難いですが、「See See」はスペイン語の「Si, Si」 即ち「Yes, Yes」ではないかと思います。 また「Rider」の方は「気軽なギター」が「商売女が弾くギター」に転じ、 さらに所謂「ヒモ」の意味になったと聞いていますが、 正確な所はネイティブの人に聞かないと解りません。


プレステージ

オトーサン、 「えっ、世界の名画? そんなにいい映画なのか?」 クリストファー・ノーラン監督ですから、 駄作のはずはありませんが、 アカデミー賞にノミネートされた程度と思っていました。 原題:The Prestige (2006) 監督:Christopher Nolan 脚本:Jonathan Nolan / Christopher Nolan Genre:Drama / Fantasy / Thriller Rated PG-13 for violence and disturbing images. Country:USA / UK Language:English 上映時間:130分 あらすじ: 19世紀末、ライバルの奇術師が 互いの奇術の秘密を探り当てようと死闘を繰りひろげる。 題名は、成功するトリックの第3段階を指す。 即ち、「プレッジ」、「ターン」に続く「プレステージ」だ。 出演者: Hugh Jackman ... Robert Angier(アンジェ) Christian Bale ... Alfred Borden(ボーデン) Scarlett Johansson ... Olivia Wenscombe(オリヴィア) オトーサン、 「稀に見る熱演!」 この映画、奇術もそうですが、それよりも ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールの競演が見ものです。 HUGH JACKMAN  ヒュー・ジャックマン 誕生日 1968/10/12 出身 オーストラリア・シドニー ジャーナリズム専攻で大学在学中、 単位を楽に捕れると友人から聞かされていた演劇の授業を選択するが、 担当教授から主役に抜擢され、 アマチュア劇団の巡業公演に参加するうち、演技に目覚める。 大学卒業後、演劇学園の1年間コースに通ううち、 オーストラリアで最も人気の高い昼メロ番組 「NEIGHBOURS」の出演交渉を受けるが、それを断り、 バースにあるウェスタン・オーストラリア・アカデミー・ オブ・パフォーミング・アーツを選択し、 さらに3年間演技を学ぶ。 その卒業当日、囚人生活を描いたTVミニ・シリーズ「CORELLI」の出演が決まる。 彼の演技は絶賛を浴び、 その番組で共演したスターのデボラ=リー・ファーネスと後に結婚することになる。 そして、オーディションでミュージカル版「美女と野獣」の主役ガストン役を射止め、 1年間のロングランでオーストラリアのMO賞候補となる。 引き続き、ロイヤル・ナショナル・シアター・カンパニーのトレバー・ナン演出の 「サンセット大通り」のメルボルン公演で主役を演じ、 MO賞ミュージカル部門の最優秀主演男優賞を受賞。 再びトレバー・ナン演出でロンドンのウェストエンドで上演された 「オクラホマ!」のリバイバル公演でカーリー役を演じ、 本年度のオリヴィエ賞ミュージカル部門の主演男優賞にノミネートされた。 ジャックマンは、オーストラリアン・ムービー・コネクションで 1999年度のオーストラリアン・スター・オブ・ザ・イヤーに選ばれるほど 本国では絶大な人気を誇っており、 TVシリーズの「HALIFAX f.p」の他、 オーストラリア映画産業賞の主演男優賞候補となった。 「ERSKINEVILLEKINGS」「PAPERBACK HERO」など 数本のオーストラリアのインディペンデント映画に出演している。 「X−メン」のウルヴァリン役はハリウッドデビューを飾る主演作となった。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 2000年「X−メン」◇ 2001年「恋する遺伝子」◇「ソードフィッシュ」◇      「ニューヨークの恋人」◇ 2003年「X−MEN2」◇ 2004年「ヴァン・ヘルシング」◇ 2005年「ロスト・ストーリー」 2006年「X−MEN:ファイナルディシジョン」◇「プレステージ」◇ CHRISTIAN BALE  クリスチャン・ベール 誕生日 1974/1/30 出身 英ウェールズ・ペンブロークシャー 父は金融アドバイザーで母はダンサー。 音楽を志す姉の影響で、幼い頃から演技の道に進み、 TVのCMやドラマに出演。 「太陽の帝国」で初の主役。 子役からの転身を見事に遂げた俳優。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1987年「太陽の帝国」「ミオ」 1989年「ヘンリー五世」 1990年「デビルズ・パイレーツ」 1992年「ニュージーズ」 1993年「スウィング・キッズ」 1994年「若草物語」 1995年「ポカポンタス」(声) 1996年「ある貴婦人の肖像」「シークレット・エージェント」 1997年「ベルベッド・ゴールドマイン」 1998年「コーンウォールの森で」 1999年「真夏の夜の夢」「ジーザス」(TM) 2000年「シャフト」◆「アメリカン・サイコ」◇ 2001年「コレリ大尉のマンドリン」◆ 2002年「リベリオン」◇「サラマンダー」◇「しあわせの法則」◇ 2004年「マシニスト」◇ 2005年「バットマン ビギンズ」◇「ニュー・ワールド」◆ 2006年「プレステージ」◇ その他の出演者: Michael Caine ... Cutter Piper Perabo ... Julia McCullough Rebecca Hall ... Sarah Samantha Mahurin ... Jess David Bowie ... Tesla Andy Serkis ... Alley Daniel Davis ... Judge Jim Piddock ... Prosecutor Christopher Neame ... Defender Mark Ryan ... Captain Roger Rees ... Owens Jamie Harris ... Sullen Warder User Rating: 8.4/10 (63,858 votes)        Top 250: #88 オトーサン、 「おお、世界の名画88位だ!」 アカデミー賞ノミネート ・美術監督装置賞 ・撮影賞 User Comments: wordmonkeyさん San Francisco, Ca. 2006年10月5日 スタイリッシュで、ユニークなひねりのある時代劇 「プレステージ」が、実にいいのは、 世紀の変わり目のショウビジネスの歴史を創造したことだ。 奇術師の間の競争が強烈かつ重大なものになる。 複雑な装置を機敏に駆使したイルージョンが豪奢によみがえり、 ヴィクトリア時代の手品の力学を復活させている。 映画の多くは、本物の手品だが、 主役2人が力を降りしぼった演技がすばらしい。 断固たる決意がやがて死の領域に向かうのは容易に推察される。 ライバルの奇術師、上品はアンジェと豪胆なボーデンが 互いに相手を陥れようと死力を尽くすのだ。 ヒュー・ジャックマンは、胸を打つ演技をし、 クリスチャン・ベールは、楽々と下層階級の熱血の英国人を演技している。 ストーリーは、小説を脚色したものだが、 ノーラン監督の感受性に完璧にフィットしている。 観客は、2人の策謀にますます目が離せなくなり、 そのウイットと相俟って、 ノーラン監督の「メメント」のスタイルを想起させる。 ゲームが次第に致死的なものになるにつれ、 2人が愛するものへの愛すらも脅かすようになるにつれ、 そのひたむきさが魅力を増していく。 流れるような美しい叙事詩であり、見事な演技だ。 配役で気になったのは、テスラ役のデヴィッド・ボウイだ。 (その種のことが気になるひとなら、テスラに似ていないと思うだろう。 スーパースターの登場は、作品の雰囲気をこわしてしまう) デヴィッド・ボウイは、どこまでも、デヴィッド・ボウイなのだ。 マイケル・ケーンの師匠役の手堅い演技は、 作品に気品と深味を与えている。 舞台のアシスタント役のスカーレット・ヨハンセンは、 愛の三角関係の3つ目の変わり目になる。 そして、助演のアンディ・セルキスは、記憶に残る。 テスラが登場し、別のひめりがはじまる。 ありそうでないがありえる手品から蒸気爆発のSFに変わっていく。 この変化は、難しい。 映画のはじめに、示唆されていないからだ。 だが、ノーラン監督の旅に身を委ねるならば、 ますます夢の世界へ入りこみ、 モラルとは何かを考えさせられ、 ドラマティックな主張に興奮させられるだろう。 本当に面白い映画だ。 オリジナルで、稀な暗い作品だ。 広がりと映像を楽しむには、大スクリーンでみるべし。 オトーサン、 「見事なコメントだなぁ」 日本のブログにも、こんな素敵なものがありました。 ○『プレステージ』  時は19世紀のロンドン。  マジックのステージで起こったひとつの悲劇が、  ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイル演じる  ふたりの天才マジシャンの確執と  長年にわたる復讐&報復劇を生み出していく。  クリストファー・ノーラン作品ならではの格調の高さと、  彼にしか成しえない“だんだん狂っていく”幻想性とがあいまった  最高のエンタテインメントに仕上がっている。  かといって、そこに分かりやすい世界が転がっているわけではなく、  観客は「日記」というアイテムを紐解きながら、  さらに誰かが日記を読んでいるという2重構造に翻弄されながら、  時制さえも何度となく往復する。  手品師が主人公であるから、  トリックが付き物なのは言うまでもなく、  事態の複雑さはことのほか深刻にもなり、  観客としては俄かに背中のあたりが緊張してしまう。  だが、ノーランの演出は観客を振り回しながらも、  決して座席から振り落とすことはしない。  黙ってスクリーンを見つめてさえおけば、  洪水のように流れ落ちてくる情報量を条件反射的に振り分けて  理解している自分がいることに気がつくはずだ。  冒頭にマイケル・ケインが優しく語り掛ける。  マジックには3つの段階、そこに種がないことを確認する「プレッジ」、  合図によって何かが起こる「ターン」、  マジックが完結して観客の拍手喝采を浴びる「プレステージ」があるのだと。  彼がそう口にするとき、僕らはマジックのみならず、  どうしても映画のことを考えてしまう。  つまり、映画もマジックと同じエンタテインメントとして  プレッジ、ターン、プレステージを持ち合わせているはずではないのかと。  しかし、本作の中でその要素を探そうとも、  マイケル・ケインの存在が観客と映画とを結びつける  何らかの「プレッジ」の役割を担うのは理解しながらも、  後のターン&プレステージについては、  あまりにいろんなことが起こりすぎるので、  どこで息を呑んだら良いのか、  どこで拍手喝采を贈れば良いのか分からず、  ただ呆然としてしまうだけだ。  そこはやはり「メメント」で観客の常識を覆すトリックを築いた  クリストファー・ノーランのことだ。  “マジック”を題材に取り上げながらも、  映画のプレッジ、ターン、プレステージは  さらに予想がつかず一筋縄ではいかないのだと、  観客に密やかなウィンクを投げかけているようにも思える。  本作がさらに次元を超えて面白さを放つのは、  この2人のマジシャンによる因縁の対決が  何か悪いものに憑りつかれたかのように  尋常じゃなくなってくることだ。  それは世の中におけるあらゆる場面で見受けられる悲劇であり、  企業の研究開発、米ソ冷戦をはじめとする世界情勢にだって刻印されており、  少なからず「犠牲」や「代償」を伴うものだった。  もうひとつ例を挙げるならば、そもそも「映画」だって  生まれながらにしてリュミエールによるシネマトグラフ(投影式)  VSエジソン陣営によるキネトスコープ(覗き穴式)という、  両者の飽くなき闘いを運命付けられていたのであり、  その因縁の対決はいまだ「映画館VSテレビ」に引き継がれているわけである。  本作の中で姿は見えねど「エジソン」というワードが  何箇所か浮上するのも興味深いところだ。  発明王エジソンが、実はあらゆる発明の胚芽を嗅ぎつけては  自分の陣営に引き抜くか、  あるいは強行手段でもってそれを潰しにかかるといった荒業で  特許を量産していったのは有名な話だ。  本作の中盤でヒュー・ジャックマン演じるアンジャーが  旅の果てにたどり着くニコラ・テスラという人物は、  エジソンによる巨大な包囲網に抗いながらも  後世に「プレステージ」を残した科学者である。  そう、マジックを題材にしたストーリーは、  いつしか科学の領域にまでたどり着く。  これは科学の発達と人々の驚きとが同調していた19世紀という  時代ならではの奇妙な「ターン」現象であり、  そのキーパーソンをあのデイヴィッド・ボウイが  神秘的に演じているのも見逃せない。  はたしてこの物語がいかなる結末を掴み取ろうとしているのか。  これ以上喋り過ぎるのは野暮ってもんだ。  この映画が仕掛ける“プレステージ”の瞬間に、しかと瞠目して頂きたい。  出典:http://cows.air-nifty.com/seagal/2007/05/post_1a6f.html


エグゼクティブ・コマンド

オトーサン、 「なんか見たような映画だなぁ」 でも、配役をみると、知らないひとばかり。 原題:Strategic Command (1997) 監督:Rick Jacobson 脚本:Sean McGinly / Tripp Reed Genre:Action / Drama Rated R for violence and some language. 上映時間:90分 あらすじ: 副大統領を乗せた政府専用機を ローワン率いるテロリストたちがハイジャック。 彼らは、ロスを壊滅させられる化学兵器を所持し、 服役中のボスの釈放を求める。 化学兵器に詳しいFBI捜査官リックがステルスで機に潜入、 一人ずつ彼らを倒してゆく... だが、機中には、リックの妻ミシェルが記者として乗っていた... 出演者: Michael Dudikoff ... Dr. Rick Harding(リック) Amanda Wyss ... Michelle Harding(ミッシェル) Paul Winfield ... Rowan(ローワン) Michael Cavanaugh ... Vice President Charles Baker(副大統領) オトーサン、 「もうひとつ華がないなぁ」 ダディコフ、動きも表情もせりふ回しもいいのですが、 何か連敗続きのヤクルト古田監督風です。 妻ミシェルを演じたアマンダ・ワイス、感心しません。 B級映画の女優さんは、こんなものなのでしょうか。 MICHAEL DUDIKOFF  マイケル・ダディコフ 誕生日 1954/10/8 出身 米カリフォルニア州 活躍度 ○→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1980年「ブラッディ・バースディ/天使の顔をした悪魔の子供たち」      「ブラック・マーブル」 1985年「アメリカン忍者」 1986年「ラジオアクティブ・ドリーム」「地獄の遊戯」 1987年「アメリカン忍者2/殺人レプリカント」 1988年「地獄からの生還/プラトーン・リーダー」 1989年「デス・リバー/失われた帝国」 1990年「ミッドナイト・ライド」 1991年「わたしを助けて/レスキュー・ミー!」「ブラック・フォース」      「アイアン・シールド」 1993年「ファイナル・コマンド」 1995年「ソルジャー・ボーイズ」「サイバー・ジャック」 1996年「クラッシュ・ダイブ」(TM)「ムービング・ターゲット」      「バウンティ・ハンターズ/イケてる賞金稼ぎ」 1997年「エグゼクティブ・コマンド」「ハードボール」 1998年「ジェリー・スプリンガー ザ・ムービー/人の不幸はクセになる」      「ダブル・トラップ/白い肌の迷宮」「フリーダム・ストライク」      「クラッシュ・ダイブU」 1999年「ミレニアム・クライシス」「エグゼクティブ・スナイパー」 2002年「スペース.オデッセイ」 AMANDA WYSS  アマンダ・ワイス 誕生日 1960/11/24 出身 カリフォルニア 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1982年「初体験リッジモント・ハイ」 1984年「エルム街の悪夢」 1985年「やぶれかぶれ一発勝負!!」「シルバラード」 1986年「ファイヤー・ファィター/女性消防士物語」 1988年「バウワウ・ハイウェイ」「殺しのデザイア」「蒼い牙」 1990年「パニック・イン・ザ・タワー」「チェッカード・フラッグ」 1992年「ドラゴン・チェイサー」 1993年「デザート・スティール」 1997年「エグゼクティブ・コマンド」 その他の出演者: Richard Norton ... Carlos Gruber Jsu Garcia ... Captain Rattner Robin Lange ... Lisa Gina Mari ... Mira Stephen Quadros ... Vlos Tim Abell ... Dino Warren Burton ... Colpart Jim McMullan ... The President Matthew Walker ... Brier Marcus Aurelius ... Ernie Wells Larry Poindexter ... Jack Haynes User Rating: 3.5/10 (224 votes) オトーサン、 「こりゃ低すぎる」 やはり、パクリは軽蔑されるようです。 しかも、翌年では。 User Comments: rk34さん Australia 2005年2月25日 日付をチェックせよ へい、この映画、勿論「エグゼクティブ・デシジョン」と同じだ。 ハリウッドが、いい映画だと思って マイケル・ダディコフに白羽の矢を立て、 やりいわゆるトップ・スターを集め、 大がかりな特殊効果でリメイクしたのだ。 ファンタスティックな映画で、いいシーンがある。 他の映画で使い古されてはいるが。 こんな低予算の映画に何を望むのだ。 マイケル・ダディコフは手堅く信じられる演技をしているし、 他の出演者たちも、みんな頑張って、 この映画をすばらしいアクション/サスペンス映画になっている。 それを忘れてはならない。 あなたが、ダイハード風のマイケル・ダディコフのファンであれ、 そうでないにせよ、この映画は、もうひとつのダディコフの秀作だ。 チェックしてみるべきだ。 後悔しないだろう。 オトーサン、 「あの映画、面白かったなぁ」 911事件の後でみたので、絵空事でないように感じました。 (参照:索引1013)] ○エグゼクティブ・デシジョン 原題:EXECUTIVE DECISION(1996) 監督:スチュアート・ベアード 脚本:ジム・トーマス / ジョン・C・トーマス Genre:Action 上映時間:132分 あらすじ: ワシントン行きの旅客機をテロリストがハイジャック。 ガス兵器が持ち込まれている事を憂慮した国防省は、 特殊部隊を空中から機に潜入させるが、 予期せぬトラブルが隊員たちを窮地に立たせる。 出演者: カート・ラッセル スティーヴン・セガール ハリー・ベリー ジョン・レグイザモ User Rating: 6.2/10 (11,265 votes) ラジー賞ノミネート ・ワースト助演男優賞:スティーヴン・セガール


恋愛アパート

オトーサン、 「へぇ、こんな映画もあったんだ」 あのマリリン・モンローが端役で出演しています。 やはり、セクシーでチャーミングです。 原題:Love Nest (1951) 監督:Joseph M. Newman 原作:Scott Corbett 脚本:I.A.L. Diamond Genre:Comedy / Drama Color:Black and White 上映時間:84分 あらすじ: ジムとコニーは戦後アパートを経営するが、 トラブル続きで、ジムは小説を書くどころではない。 軍隊時代の戦友ボビーが、引っ越してくる。 若い女性だったので、コニーは嫉妬するが、 ジムの友人の弁護士エドは、喜ぶ。 店子のチャーリーは、同じく店子のイーディと結婚し、 ジムにアパートの修繕費を貸してくれる。 だが、そのお金は、カサノヴァとして金持ち未亡人から 巻きあげたものだった。 出演者: June Haver ... Connie Scott(コニー) William Lundigan ... Jim Scott(ジム) Frank Fay ... Charles Kenneth 'Charlie' Patterson(チャーリー) Leatrice Joy ... Eadie Gaynor(イーディ) Jack Paar ... Ed Forbes Marilyn(エド) Monroe ... Roberta 'Bobby' Stevens(ボビー) オトーサン、 「多士済々だ!」 主演のコニー役、ジューン・ハーバーは、 マリリンに負けずに演技上手でした。 でも、海外映画俳優マガジンに名前が載っているのは、 マリリンだけ。 歴史に名を残すか、 忘れ去らさられるか、 その分かれ目は何なのでしょうか。 MARILYN MONROE  マリリン・モンロー 誕生日 1926/6/1-1962/8/5 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス スクリーンの中で男性たちのセックス・シンボルであり続けた女優。 私生児として生まれ、幼少期は親戚の家を転々とした。 雑誌のカバーガールを経て、47年映画デビュー。 53年「ナイアガラ」で見せたモンロー・ウォークが話題となり、スターの座に。 「7年目の浮気」や「バス停留所」など主演作は次々とヒットするが、 マリリン自身は不安症で精神の安定を欠き、 62年自宅で謎の死体となって発見された。 出演作 1948年「嵐の園」「DANGEROUS YEARS」「LADIES OF THE CHORUS」      「ラブ・ハッピー」 1950年「彼女は二丁拳銃」「アスファルト・ジャングル」「イヴの総て」      「RIGHT CROSS」「THE FIREBALL」 1951年「HOMETOWN STORY」「AS YOUNG AS YOU FEEL」「LOVE NEST」      「結婚しましょう」 1952年「CLASH BY NIGHT」「WE'RE NOT MARRIED」「ノックは無用」      「モンキー・ビジネス」「人生模様」 1953年「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」「百万長者と結婚する方法」 1954年「帰らざる河「ショウほど素敵な商売はない」 1955年「七年目の浮気」 1956年「バス停留所」 1957年「王子と踊り子」 1959年「お熱いのがお好き」 1960年「恋をしましょう」 1961年「荒馬と女」 1994年「マリリン・モンロー/ライフ・アフター・デス」 その他の出演者: Henry Kulky ... George Thompson Marie Blake ... Mrs. Quigg Patricia Miller ... Florence Maude Wallace ... Mrs. Arnold Joe Ploski ... Mr. Hansen Martha Wentworth ... Mrs. Thompson Faire Binney ... Mrs. Frazier Caryl Lincoln ... Mrs. McNab Michael Ross ... Mr. McNab User Rating: 6.2/10 (121 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 barrymn1さん United States 2005年5月14日 Cute, minor early 1950年代初期にフォックスが送るキュートな小品。 忘れられた俳優たちが出ている。 この映画が有名になったのは、 初期のマリリン・モンローが、 ごく普通の助演女優として出演しているからである。 主演は、ジューン・ハーバー。 そして、ウィリアム・ランディガン。 当時無名の俳優だった。 この映画がステキなのは、助演陣の3人である。 滅多に顔を出さないJack Paar、 そして、フランク・フェイ。 このひとは、バーバラ・スタンウィックと結婚したこともある 有名なコメデアンだった。 ボードビル時代の式典長だった。 また、ブロードウェイのヒット作「ハーヴェイ」にも出ていた。 そして、レアトリス・ジョイは、 サイレント映画で有名な女優で、これは最後の出演作のひとつ。 こうした演技が見られるだけも、この映画は見る価値がある。 オトーサン、 「へぇ、そうなんだ」 よく勉強しているひともいるものです。 ○恋愛アパート  先ごろDVDが発売された、  マリリン脇役時代の2本の映画のうちのひとつ。  しかも邦題は、たぶんDVD発売にともなって付けられたものだから、  マリリン・ファンであっても、  DVDパッケージのマリリンを見て手にとったあとも、  なかなかピンとこないに違いない。  この「恋愛アパート」は原題が“Love Nest”。  私が初めて買ったマリリン本である芳賀書店の「シネアルバム」でも  「Love Nest」としか書いていない劇場未公開作なのだ。  訳してみれば「愛の巣」か。  30年以上前から、この映画の存在を知っていながら、  今まで観ることができなかったマリリン・ファンとしては、  まさに感慨無量!  でも、このDVD、マリリンのDVDシリーズということもあって、  脇役であっても彼女が写真で出ているけど、  主演のジューン・ヘイヴァー・ファンだったら、  納得いかないだろうなあ。  ある夫婦がアパートを経営していくうえで起こる、  いろいろな出来事を描いた物語で、セリフが多くポンポンと飛び出し、  話がスピード感をもって進む。  テンポがよくて、気軽に楽しめた。  脚本が、ビリー・ワイルダー監督とのコンビで有名な  I・A・L・ダイアモンドだけのことはある。  (原作は別にあり。)  主役のジューン・ヘイヴァーは初めて見たが、美人!   とくに最初のほうで、マリリンに似ているような顔立ちに見えたときもあった。  マリリンより背が低いようだから、ずいぶんと小柄な人だ。  調べてみたら、彼女はマリリンのスクリーンデビュー作  (といっても、ほんの少ししか映らないが)  「嵐の園」(1948年)にも主演しているし、  「虹の女王」(1949年)では、マリリンが  その名前から女優としての名前をとった、マリリン・ミラーの役を演じている。  しかもマリリンとは生まれた年と月までも同じ!  「ポケット・グレイブル」(ポケット版グレイブル、という感じ?)と呼ばれて、  ベティ・グレイブル(ピンナップガールとして断然人気があった、  いかにもアメリカ娘、という感じの可愛い女優。  「百万長者と結婚する方法」(1953年)で、マリリンと共演している)  のあとを期待されていたようだが、引退して、  フレッド・マクマレーと結婚してしまったということだ。  うさんくさい年配の紳士役も、映画の重要なキャラクター。  演じるフランク・フェイは、4歳からキャリアがあるボードヴィルのスターなのだそうだ。  なかなか、味がありました。  マリリンはアパートの住人の役。  管理人のダンナと軍隊で一緒だったという設定。  ふだんはモデルをやっていて、戦争時には軍隊に行っていたというのは面白い話。  初登場シーンから、あふれる色っぽさを、おしとどめることもできず(!?)、  間借りするダンナの戦友が女性とは知らなかった妻は、もう嫉妬の嵐(笑)。  マリリンの出番は4シーンほどしかないが、  水着姿だったり、シャワーの場面があったりで、  やっぱりお色気狙いだよなあ、と思える。  でも、色っぽ可愛い(いま作った造語)  から、なんでもOK!  事情があって管理人の夫がマリリンの部屋に入って寝ていたところへ、  マリリンが帰ってきて彼に気づくのだが、  男を起こしもせず、騒ぎもせず、彼女は悠然とシャワーを浴びるのだった。  なんという優しさ! 母性愛!? この包容力は天使か悪魔か!  このころから、もはやマリリンは唯一無二のユニークな存在感のあるスターだったのだ。  感服!!  出典:http://bojingles.blog3.fc2.com/blog-entry-504.html


有頂天時代

オトーサン、 「録画しそこなったぞ」 旅行中は電源を切らねばと思いました。 おかげで、2本録画し損ないました。 考えれば当たり前のこと。 代わりに見たのが、このワンコインDVD。 原題:Swing Time (1936) 監督:George Stevens 原作:Erwin S. Gelsey 脚本:Howard Lindsay/ Allan Scott Dorothy Yost/Ben Holmes/Anthony Veiller/Rian James Genre:Comedy / Musical / Romance Color:Black and White 上映時間:103分 あらすじ: ラッキーは楽団仲間のいたづらで、 マーガレットとの結婚式に大幅に遅刻する。 激怒した父親から、娘と結婚したいなら、 2万5000ドル稼いでこいと言い渡される。 ラッキーとポップはNYへ行き、 ダンス教師ペニーのところへ転げこむ。 ペニーとラッキーは、いいパートナーになるが、 芽生えかけたロマンスは立ち消えそうになる。 マーガレットへの想いを絶ち切れないし、 楽団指揮者リカルドが、ペニーに結婚を申し入れたからだ。 出演者: Fred Astaire ... John 'Lucky' Garnett(ラッキー) Ginger Rogers ... Penelope 'Penny' Carroll(ペニー) Victor Moore ... Everett 'Pop' Cardetti(ポップ) オトーサン、 「アステア、いいねぇ!最高!」 相手役のジンジャー・ロジャース、 こんなにうまい女優さんとは思いませんでした。 相棒のビクター・ムーア、 マジシャンでチャップリンに似ていました。 FRED ASTAIRE  フレッド・アステア 誕生日 1899/5/10-1987/6/22  出身 米ネブラスカ州オマハ 出演作 1933年「ダンシング・レデイ」「空中レヴュー時代」 1934年「コンチネンタル」 1935年「ロバータ」「トップ・ハット」 1936年「艦隊を追って」「有頂天時代」 1937年「踊らん哉」「踊る騎士」「気侭時代」 1939年「カッスル夫妻」 1940年「踊るニューヨーク」「セカンド・コーラス」 1941年「踊る結婚式」 1942年「スイング・ホテル」「晴れて今宵は」 1943年「青空に踊る」 1946年「ジーグフェルド・フォーリーズ」「ブルー・スカイ」 1948年「イースター・パレード」 1949年「ブロードウェイのバークレー夫妻」 1950年「土曜は貴方に」 1951年「恋愛準決勝戦」 1952年「ザ・ベル・オブ・ニューヨーク」 1953年「バンド・ワゴン」 1954年「我が心に君深く」 1955年「足ながおじさん」 1957年「パリの恋人」「絹の靴下」 1959年「渚にて」 1961年「結婚泥棒」 1962年「悪名高き女」 1968年「フィニアンの虹」 1969年「強奪超特急」 1974年「ザッツ・エンタテインメント」▲ 「タワーリング・インフェルノ」 1976年「ザッツ・エンタテインメントPART2」      「ドーベルマンギャングV」 1977年「紫のタクシー」 1978年「家族の誤算」 1981年「ゴースト・ストーリー」 GINGER ROGERS  ジンジャー・ロジャース 誕生日 1911/7/16-1995/4/25 出身 米ミズーリ州インデペンデンス 1930年にハリウッド映画デビュー。 33年「空中レビュー時代」でフレッド・アステアと コンビを組んだのをきっかけに以後、9作品で共演。 40年「恋愛手帖」でアカデミー主演女優賞を受賞した。 出演作 1930年「喧嘩商会」「三太郎大西洋横断」      「恋愛四重奏」 1931年「彼女の名誉」「米国撃滅艦隊」 1932年「怒号する天地」「劇場王ブラウン」「軟派ガール」      「海底マラソン」 1933年「四十二番街」「彼女の戦術」「恋に賭けるな」      「空中レビュー時代」「ゴールドディガーズ」      「メリケン音頭」 1934年「紐育の口笛」「コンチネンタル」「ロマンスの街」      「二千万人の恋人」「有閑火遊び」 1935年「ロバータ」「深夜の星」「トップハット」「本人出現」 1936年「艦隊を追って」「有頂天時代」 1937年「踊ろん哉」「ステージ・ドア」 1938年「気儘時代」「処女読本」 1939年「カッスル夫妻」 1940年「恋愛手帖」      「ラッキーパートナー」 1941年「愛は鐘のキッスで鳴った」 1942年「運命の饗宴」「恋の情報網」 1943年「夫は還らず」 1944年「恋の十日間」 1946年「アメリカの恋人」 1949年「ブロードウェイのバークレー夫妻」 1951年「目撃者」 1952年「モンキー・ビジネス」 1953年「女性よ永遠に」 1955年「消された証人」 1956年「最初の女セールスマン」 1964年「消された証人」 その他の出演者: Helen Broderick ... Mabel Anderson Eric Blore ... Gordon, Dance Studio Manager Betty Furness ... Margaret Watson Georges Metaxa ... Ricardo 'Ricky' Romero User Rating: 7.6/10 (2,040 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・主題歌賞:作詞 ドロシー・フィールズ       作曲 ジェローム・カーン       "The Way you Look Tonight" 同ノミネート ・ダンス監督賞:Hermes Pan / Bojangles User Comments: arkady_renkoさん United Kingdom 2005年2月19日 有頂天時代に思う ジョージ・スティーヴンス監督の功績大だが、 この作品を際立たせているのは、ジェローム・カーンの輝きだ。 ジェローム・カーンの美しいメロディ、 'Pick Yourself Up'、'A Fine Romance'、 そして、'The Way You Look Tonight'は、 私の心に消えない記憶を残した。 イギリスのTVが、1970、80年代に、この曲を大宣伝したからだ。 だが、最近知って驚いたのだが、 これらの曲は、すべてオリジナルだったのだ。 この映画、はじめてみたのは、2004年のクリスマス。 オリジナルな形で、数々の曲を聞けたので、幸せな気持ちになった。 勿論、ドロシー・フィールズの作詞もいい。 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが見事に歌っている。 Irving BerlinやGeorge Gershwinが、2人のために書いたというのも、 不思議ではない。 フレッド・アステアは、ダンスだけでなく、歌手としても最高だ。 とにかく、ジェローム・カーンの曲は、 モーツァルトのピアノ協奏曲が単純かつ純粋であるのに似ている。 まぎれもなく巨匠の作品だ。 それに、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの 相性がセクシーだ。 ここでも、ジョージ・スティーヴンス監督の手腕が光っている。 時代に先駆けていたのだ! マイク・ニコルズ監督の「クローサー」(2004)などメじゃない! 主役とそのつれあいが、興味深い私生活を送るというものだが、 いまひとつ魅力に欠ける。 オトーサン、 「確かに、いい歌詞だったなぁ」 作詞のドロシー・フィールズは、 ジェローム・カーンのこの曲を聞いて、 ぽろっと涙を流したとか... ○The Way You Look Tonight  ♪Someday when I'm awfully low  When the world is cold  I feel a glow just thinking of you  And the way you look tonight.  Oh, but you're lovely with your smile so warm  And your cheek so soft  There is nothing for me to love you  And the way you look tonight  With each word your tenderness grows  Tearing my fear apart  And that laugh that wrinkles your nose  touches my foolish heart  Lovely, never ever change  Keep that breathless charr  Won't you please arrange it?  'Cause I love you  Just the way you look tonight... もしも落ち込んで 世間を冷たく感じる日があるとしても 君を思えばきっと元気になれる 今宵の君のことを思い出しさえすれば そうさ 君は可愛くて、その微笑みは温かくて  ほっぺたはとっても柔らかいから  僕は何も要らない、君がいてくれれば  何か話すたび、優しさが伝わってきて  僕の心配を拭い去ってくれる  君が、鼻にしわを寄せて大笑いすると  僕の愚かな心までも明るくなってくる  ほんと素敵だよ  絶対に絶対に、変わらずにいてほしい  君の魅力に息をするのも忘れるくらい  どうかずっとそのままでいて  だって僕は今宵の君を愛しているから 訳詩の出典:http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20070303


張り込みプラス

オトーサン、 「妙な題名だ」 リチャード・ドレイファスが出ているので、見ることに。 ジョン・バダム監督の代表作は、「サタデー・ナイト・フィーバー」 期待できそうです。 原題:Another Stakeout (1993) 監督:John Badham 脚本:Jim Kouf Genre:Action / Comedy / Crime / Thriller 上映時間:105分 あらすじ: クリスとビルは、その優れた捜査能力を買われて、 湖畔の別荘を見張ることになる。 マフィア裁判の証人が隠れているらしい。 前作の「張り込み」とちがって、 今回は、地検からジーナと 言うことをきかない愛犬アーチーが加わる。 クリスとジーナが夫妻、ビルが息子を装う。 出演者: Richard Dreyfuss ... Detective Chris Lecce (クリス) Emilio Estevez ... Detective Bill Reimers(ビル) Rosie O'Donnell ... Assistant D.A. Gina Garrett(ジーナ) オトーサン、 「名優なのに、勿体ない」 コンビが下手なので、 リチャード・ドレイファスは、やや空回り。 その演技力が生きていない感じです。 RICHARD DREYFUSS  リチャード・ドレイファス 誕生日 1947/10/29  出身 米ニューヨーク・ブルックリン 67年「哀愁の花びら」で映画デビュー。 73年「デリンジャー」「アメリカン・グラフィティ」で注目され、 77年「グッバイガール」でアカデミー賞主演男優賞受賞。 スティーブン・スピルバーグ監督の作品には「ジョーズ」 「未知との遭遇」、「オールウェイズ」に出演。 オックスフォード大学のセント・アンソニーズ・カレッジで 上級顧問も務めている。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1967年「哀愁の花びら」「卒業」 1968年「海軍てんやわんや騒動記」 1969年「俺たちに鎖はない」 1973年「デリンジャー」「アメリカン・グラフィティ」 1975年「ジョーズ」 1976年「エンテベの勝利」 1977年「未知との遭遇」      「グッバイガール」 1979年「私立探偵モーゼス」 1980年「未知との遭遇・特別編」「コンペティション」 1981年「この生命誰のもの」 1983年「バディ・システム」 1986年「ビバリーヒルズ・バム」「スタンド・バイ・ミー」 1987年「ティンメン」「張り込み」「ナッツ」 1988年「パラドールにかかる月」 1989年「オールウェイズ」「のるかそるか」 1990年「ワンス・アラウンド」「ハリウッドにくちづけ」      「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」 1991年「おつむて・ん・て・ん・クリニック」「逆転無罪」 1993年「ニール・サイモンのヨンカース物語」      「張り込みプラス」 1994年「精神分析医J」 1995年「甘い囁き」「陽のあたる教室」      「アメリカン・プレジデント」 1996年「ジャイアント・ピーチ」(声)「マッド・ドッグス」 1997年「N.Y.検事局」 2000年「マイアミ・ガイズ 俺たちはギャングだ」      「クライム&ダイヤモンド」 2001年「レーガン大統領暗殺未遂事件」(TM) 2003年「イージー・ライダー★レイジング・ブル」 2006年「ポセイドン」 その他の出演者: Dennis Farina ... Brian O'Hara Marcia Strassman ... Pam O'Hara Cathy Moriarty ... Luella Delano John Rubinstein ... Thomas Hassrick, Las Vegas District Attorney Miguel Ferrer ... Tony Castellano Sharon Maughan ... Barbara Burnside Christopher Doyle ... McNamara Sharon Schaffer ... Tilghman Rick Seaman ... Van Agent Jan Speck ... Van Agent Gene Ellison-Jones ... Vegas Police Captain Frank DeAngelo ... Vegas Investigator User Rating: 5.1/10 (3,478 votes) オトーサン、 「惜しいなぁ、欲ばりすぎた」 User Comments: WOLVERINE25thさん New York 2006年4月4日 さほど悪くはない 古典となった「張り込み」の続編である。 多くのコメントは、この映画は典型的な続編で、 前作ほどよくないと指摘している。 そう、その通りで、 いくつかつまらないシーンがある。 だが、全体には、第1作同様によく出来ている。 ジョークや突っこみはおかしいし、 彼らが陥った状況は愉快だ。 おそらく、この映画の見所は、開幕シーンだろう。 多くのひとが、この映画の前提は、前作の繰り返しだと言っている。 そりゃ、そうだ、張り込みだもの。 そんなに変える必要はない。 心を決め、自分で適当に色づけすればいいのだ。 唯一変わったのは、名前とロケ地だ。 実際の張り込みよりも面白くできているし、 感じも伝わってくる。 オトーサン、 「今回は、allcinemaのあらすじ紹介がいいな!」 あらすじ紹介の域を超えて、批評になっています。 いろんなひとが作業を分担しているのでしょうね。 好評を博した「張り込み」の続編。 クリスとビルの凸凹刑事コンビに下った今回の仕事は、 犯罪組織から命を狙われ雲隠れした 裁判の証人が連絡を入れるであろう豪華別荘住まいの オハラ夫妻宅を張り込んで証人を保護する任務。 しかし張り込み早々、夫妻と“お近付き”になってしまい、 夕食に二人を招待し その真っ最中にビルがオハラ宅に盗聴器を仕掛けるはずが 何者かに襲われ、捕らわれの身になってしまったからさぁ大変!  となるはずが、現場が別荘地と言う事もあって 全体的にどうも間延びしてしまっている。 前作のヒッチコック監督作「裏窓」にも似た 覗き見のドキドキ感は影を潜めてしまったのも 敗因のひとつであろう。 それにクリスとビルのハチャメチャコンビに加え、 まぬけな女検事補ギャレット役、 「プリティ・リーグ」のR・オドネルとの 家族を装ったメチャクチャトリオ振りも いまいち空回りに終わり、 前作で恋人同志になったクリスとマリアのゴタゴタ騒動が割り込んで、 ストーリーがトッ散らかったまま終わった感あり。 オープニングの証人の隠れ家大爆破がハデな分、 スケール・アップを期待したが……もったいない事をしている。


大日本人

オトーサン、 「おお、カンヌ出品か」 北野武監督のコメントが愉快でした。 「ショックを受けていたが、才能が無いわけじゃない。 夜10時の人の来ないつらい時間の上映だった。 向こうで席を立つのは当たり前で、松本はそれに慣れないと。 でもあと10年も世界の映画祭を回ればどうにかなる。 実際、他の監督より才能がある」 原題:大日本人(2007) 監督:松本人志 脚本:松本人志 / 高須光聖 Genre: Commedy 上映時間:113分 あらすじ: お笑い芸人、松本人志。 映像分野でも才能の片鱗をみせてきた彼の第1回監督作品。 カンヌ国際映画祭“監督週間”部門に出品され、話題に。 6代目大日本人の大佐藤は、あばら家でひとり暮らし。 妻と娘と別居、父親は早く死に、祖父は認知症で老人ホーム。 防衛庁から時々頼まれる仕事で生計を立てていた。 いつものように防衛庁の命を受けた大佐藤は、 電変場に向かい儀式を行い、高圧電流によって巨大化し、 正義のヒーローとして、様々な「獣」(じゅう)と戦う。 時には負けて、世間に生き恥をさらし、 マネージャーからもボロクソに言われる。 ストーリーは、ほぼインタビュー形式で展開していく。 出演者: 松本人志 .... 大佐藤大 UA ..... 小堀マネージャー 長谷川朝二 .... インタビュアー オトーサン、 「しゃべりのトーン、間合い、風情がいい!」 松本人志の話芸は、これまでの映画になかったものでしょう。 だらしないヒーロー像の造形もユニークです。 その他の出演者: 海原はるか .... 獣 竹内力 .... 獣 板尾創路 .... 獣 神木隆之介 .... 獣 原西孝幸 .... 獣 User Ratings: 6.8(10 votes) オトーサン、 「5点台前半だと思うけどな」 一部のフアンが熱狂的に支持し、 繰り返し鑑賞するカルト映画。 切り取られた日本の現実について考えさせられます。 User Comments: Longislandさん 2007年6月4日 屑 松本人志なる人物のお笑いにも、 映画印象批評にも取り立てて思い入れは無く、 単に新人監督の映画として観ました。  初監督作品でカンヌ上映って凄いじゃん。 国内では一般試写はともかくマスコミ試写も封印?  1月の記者会見では内容についてのらりくらり、 最近では珍しい報道封鎖。  期待と不安を胸にQ-AXへ。 以下 本作を楽しみにしている方&松本人志ファンの方には 不快感を与えることがありますので、 鑑賞前には読まないほうがいいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2時間弱がこんなにも長く感じた作品はここ数年無かった。 何ぞカンヌでも観客途中退席続出だったとか。 そりゃそうだろ、冒頭30分ほどは松本人志しか画面に登場せず、 インタビュアーの問いの揚げ足を取り詭弁を並べ立てる 冗長なシーンは退屈で映画的な動き皆無。 中盤からそれなりに金が掛かったCGも実にくだらない。 随所に『命』とはとか『家族』とは、 重みを持たせようとした作為を感じる問いかけも深堀されず。 結局は松本人志の幼年期に接した巨大怪獣物を 高価なCGを使い再現したかっただけ。 緩慢なストーリーに何度時計を確認したことか、 正直『屑』のような映画。 公開日も同じ、同じお笑い出身、 北野監督作品と比較される作品だが正直比較以前の問題。 北野武初監督『この男〜』は テレビのタケシとは異なった世界を描き出したのに比べ 松本人志はテレビの延長。 自らが慣れた世界を描くのは悪くはないが あまりのも稚拙で空虚な作品。 オトーサン、 「まぁ、家主の義太夫みたいなもの。 店子諸君、そう思えば、立腹する必要もないのでは...」 テレビが一足先にそうなりましたが、 映画なんて、誰が撮ってもいい時代になったのでしょう。 大家さんの言い分も聞いてあげましょう。 ○公式会見  現地時間の5月20日、約100人の外国メディア向けに  取材の場が設けられ、矢継ぎ早に質問が飛んだ。  Q なぜ映画を作ろうと思ったのか?  A 映画を壊そうと思いました。誰もやっていないことをやろうと。  Q 政治的な意味は?  A 面白いことを追求するとそこに落ち着いた、ということですね。  Q 笑いの天才と言われていますが、『大日本人』の笑いのレベルは?  A 5段階だとすると2です。相当分かりやすくしています  Q 映画のアイデアは?  A 基本はテレビの仕事で、その先に何がある? と考えたときに、   映画を撮ることにしました  Q 製作の期間は?  A 順撮りしまして、1年間くらいですね  Q とても日本的だと思いました。   日本の監督で影響を受けたり、尊敬している監督はいますか?  A 基本的には誰にも影響されていないと思います。   もちろん尊敬している監督もいますが、作品が好きであって、   その方自身が好きであることはないですね。  Q 舞台挨拶時にいつもと違った松本さんの顔を拝見した気が致しましたが、   カンヌ映画祭に出品されてみて、   カンヌに対する意識の変化はありましたか?  A そうですね、作品に対して自信がある分、緊張も大きかったですね。  Q 日本のマスメディアがとても多く、   北野武さんの後継者なのではという期待があります。   その期待に対してどう思いますか?  A そうですね、武さんのことを意識していないと言ったら嘘になりますよね。   確かにとてもリスペクトしています。でも、それだけに勝ちたいです。  Q いらっしゃる前と後で、カンヌに対する印象は変わりましたか?  A 少し欲が出たかもしれないですね。  Q 主人公は才能を持っているのに認められていないですよね。   自画像的な面があると見受けられたのですが。  A そのとおりです(笑)。


大空港

オトーサン、 「おお、こりゃ、いいぞ」 原作となったアーサー・ヘイリーの小説は、 丹念な取材と流麗な筆致によって、 平凡で地味な人物が輝き出す名作です。 原題:Airport (1970) 監督:George Seaton/ Henry Hathaway 原作:Arthur Hailey 脚本:George Seaton Genre:Drama / Thriller 上映時間:137分 あらすじ: アーサー・ヘイリーのベストセラー小説の映画化。 中西部のハブ空港が混乱している。 25年ぶりの最悪の吹雪で、主滑走路が閉鎖されているのだ。 乗客たちは怒り心頭だし、 パイロットたちは、嵐の最中の騒音規制を拒否している。 空港長のメル・ベイカースフェルドが戦う相手は、 天候だけではない。 乗客たち、従弟のプレイボーイの機長、 離婚を求めている妻、精神変調の爆弾男、 ぬかるみで身動きできない航空機、 タダ乗り常習犯の老女、 空港のコミッショナーなのだ。 当時にしては、実に正確で、 嵐に加えて事件が起きて慌しい空港風景を描いている。 出演者: Burt Lancaster ... Mel Bakersfeld (メル・ベイカースフェルド空港長) Dean Martin ... Capt. Vernon Demerest(バーン・デマレスト機長) Jean Seberg ... Tanya Livingston(タニア・リビングストン) Helen Hayes ... Ada Quonsett(アダ・クォンセット夫人) オトーサン、 「多士済々!」 普通のひとの人生の一断片を見事に演じています。 精一杯生きているのに、予期せぬパニックに襲われます。 そして、唯一無二の個性が輝き出す羽目に... 名優4人の経歴をご紹介しましょう。 BURT LANCASTER  バート・ランカスター 誕生日 1913/11/2-1994/10/20 出身 米ニューヨーク サーカスの花形だったが、負傷し映画界へ。 46年「殺人者」での映画デビュー。 翌年、ハロルド・ヘクトと組み独立プロを設立。 サーカスの経験を生かし、「怪傑ダルド」「真紅の海賊」など 数々のアクション映画で活躍。 60年「エルマー・ガントリー」でアカデミー主演男優賞受賞。 後年はイタリアのビスコンティ監督の「山猫」「家族の肖像」にも出演。 94年、心臓麻痺で亡くなった。 出演作 1946年「殺人者」 1947年「真昼の暴動」「砂漠の怒り」      「ハリウッド・アルバム」▲「暗黒街の復讐」 1948年「私は殺される」「暴れ者」 1949年「裏切りの街角」「欲望の砂漠」 1950年「怪傑ダルド」 1951年「復讐の谷」「アメリカ野郎」「タルファ駐屯兵」 1952年「真紅の盗賊」「愛しのシバよ帰れ」 1953年「南海ピンク作戦」「地上より永遠に」「白人酋長」 1954年「アパッチ」「ヴェラクルス」 1955年「ケンタッキー人」「バラの刺青」 1956年「空中ブランコ」「雨を降らす男」 1957年「OK牧場の決闘」「成功の甘き香り」 1958年「深く静かに潜航せよ」「旅路」 1959年「悪魔の弟子」 1960年「許されざる者」「エルマー・ガントリー」 1961年「明日なき十代」「ニュールンベルグ裁判」 1962年「終身犯」 1963年「愛の奇跡」「秘密殺人計画書」▲「山猫」 1964年「5月の7日間」「大列車作戦」 1965年「ビッグ・トレイル」 1966年「プロフェッショナル」 1968年「インディアン狩り」「泳ぐひと」 1969年「大反撃」「さすらいの大空」 1970年「大空港」 1971年「迫撃のバラード」「追跡者」 1972年「ワイルド・アパッチ」 1973年「スコルピオ」「ダラスの熱い日」 1974年「真夜中の男」 1975年「家族の肖像」 1976年「1900年」「ビッグ・アメリカン」「エンテベの勝利」 1977年「カサンドラ・クロス」「合衆国最後の日」      「ドクター・モローの島」 1978年「戦場」 1979年「ズールー戦争/野望の大陸」 1981年「狂える戦場」「アトランティック・シティ」 1983年「ローカル・ヒーロー」「バイオレント・サタデー」 1985年「トレジャーinメキシコ」 1986年「タフガイ」「鷲の翼に乗って・人質奪回緊急指令!」 1988年「ジブラルタル号の出帆」 1989年「フィールド・オブ・ドリームス」 1990年「ファントム・オブ・オペラ」「恐怖の航海 アキレ・ラウロ号事件」 1991年「裁かれた壁 〜アメリカ・平等への闘い〜」 1999年「ビートニク」 DEAN MARTIN  ディーン・マーティン 誕生日 1917/6/7-1995/12/25 出身 米オハイオ州スチューベンビル 出演作 1951年「底抜け右向け!左」 1952年「底抜け艦隊」「底抜け落下傘部隊」「パリ島珍道中」 1953年「底抜けびっくり仰天」「底抜けやぶれかぶれ」 1954年「底抜けふんだりけったり」「底抜けニューヨークの休日」      「底抜け最大のショウ」 1955年「お若いデス」「画家とモデル」 1956年「底抜け西部へ行く」「のるかそるか」 1958年「若き獅子たち」「リオ・ブラボー」「走り来る人々」 1959年「果てしなき夢」 1960年「オーシャンと11人の仲間」「凡ては夜に始まる」「奥様ご免なさい」      「ペペ」 1961年「荒野の3軍曹」 1962年「浮気の計算書」「ミサイル珍道中」 1963年「テキサスの四人」「欲望の家」「僕のベッドは花ざかり      「世界の歌物語」 1964年「ナイスガイ・ニューヨーク」「7人の愚連隊」「何という行き方!」      「ねえ!キスしてよ」 1965年「エルダー兄弟」「結婚専科」「サイレンサー/沈黙部隊」 1966年「テキサス」「サイレンサー/殺人部隊」 1967年「ジェリコ」「サイレンサー/待伏部隊」 1968年「バンドレロ」「5枚のカード」「サイレンサー/破壊部隊」 1969年「大空港」 1971年「サムシング・ビッグ」 1972年「対決」 1981年「キャノン・ボール」 1984年「キャノン・ボール2」 1985年「ザッツ・ダンシング」 JEAN SEBERG  ジーン・セバーグ 誕生日 1938/11/13-1979/9/8 出身 米インディアナ州マーシャルタウン 57年18000人の中から「セント・ジョン」の主役ジャンヌ・ダルク役に選ばれ、 映画デビュー。 58年「悲しみよこんにちは」で人気となり、 演じた役の名にちなんでブロンドのベリー・ショートが セシル・カットと名付けられた。 三度結婚するが、いずれも失敗。 79年、原因不明の死体となって発見される。 代表作は「勝手にしやがれ」「黄金の男」など。 出演作 1957年「セント・ジョン」 1958年「悲しみよこんにちは」 1959年「ピーター・セラーズのマ・ウ・ス」 1960年「勝手にしやがれ」「俺の墓標は立てるな」 1961年「さよならパリ」 1963年「フレンチ・スタイルで」 1964年「黄金の男」「立派な詐欺師」 1966年「その日その時」「盗みのテクニック」      「素晴らしき男」 1968年「ペルーの島」 1969年「ペンタグラム」「ベンチャー・ワゴン」 1970年「大空港」「西部番外地」「コマンドG戦略」 1971年「殺し」 1972年「殺しのギャンブル」「真夜中の恐怖」 1974年「孤高」 1977年「星空の神話」 HELEN HAYES  ヘレン・ヘイズ 誕生日 1900/10/10-1993/3/17 出身 米ワシントンDC 「マデロンの悲劇」でアカデミー主演女優賞、 「大空港」でアカデミー助演女優賞受賞。 出演作 1931年「人類の戦士」「マデロンの悲劇」 1932年「散り行く魂」「戦場よさらば」 1933年「夜間飛行」「舗道の雨」「ホワイト・シスター」 1952年「マイ・サン・ジョン/赤い疑惑」 1956年「追想」 1970年「大空港」 1973年「続ラブ・バッグ」 1976年「エンテベの勝利」 1977年「キャンドルシュー/セント・エドモンドの秘宝」 その他の出演者: Van Heflin ... D. O. Guerrero Maureen Stapleton ... Inez Guerrero Jacqueline Bisset ... Gwen Meighen George Kennedy ... Joe Patroni Barry Nelson ... Capt. Anson Harris Dana Wynter ... Cindy Bakersfeld Lloyd Nolan ... Harry Standish Barbara Hale ... Sarah Bakersfeld Demerest Gary Collins ... Cy Jordan John Findlater ... Peter Coakley Jessie Royce Landis ... Mrs. Harriet DuBarry Mossman User Rating: 6.4/10 (4,388 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 世界の名画のはずです。 アカデミー賞受賞 ・助演女優賞:ヘレン・ヘイズ 同ノミネート ・作品賞 ・助演女優賞:モーリン・ステイプルトン ・脚色賞:ジョージ・シートン ・撮影賞:アーネスト・ラズロ ・作曲賞:アルフレッド・ニューマン ・美術監督・装置賞 ・衣裳デザイン賞 ・音響賞 ・編集賞 User Comments: Hal-900さん WA, USA 2006年6月2日 最初にして最高の"空港"映画。 「大空港」は、ソープ・オペラ風である。 インテリの観客には耐え難い娯楽作に映るかもしれない。 この映画、"空のグランド・ホテル"と言ってよい。 ストーリーは、シカゴ空港の嵐の夜に 生じた空の危機に反応する色々な人々を描いている。 ここ数年、この映画をみていなかったので、 時代遅れで退屈するだろうと思っていた。 だが、この映画、強烈に面白いだけでなく、 9/11の悲劇がそのオリジナリティを際立たせることになった。 空港運営に対する登場人物たちの先鋭な対立が織り込まれ、 カリスマ的な役者らが出演し、観客の心を鷲づかみする。 バート・ランカスターは、空港長。 ジーン・セバーグは、その秘書。 ディーン・マーティンは機長だが、 情婦のジャックリーン・ビセットの件で頭を痛めている。 ヘレン・ヘイズは、狡猾なタダ乗り客... みんな素晴らしい。 アルフレッド・ニューマンの作曲は、彼の最高のもの。 アーネスト・ラズロのカラー撮影は最高にエレガント。 微妙なスクリーン分割手法が使われているので、 充分に鑑賞するには、ワイド・スクリーンが好ましい。 (私は、この手法が大好きだ). スチュワート・ギルモアの編集に拍手を。 この映画がきっかけで、70年代の"災厄映画"騒ぎが起きた。 いまもなお、最高の映画のひとつである。 純粋なすごく楽しい映画だ。 オトーサン、 「また、読み直してみるか」 一時期、彼の大フアンになって、全作品を読了しました。 ○アーサー・ヘイリー  Arthur Hailey, 1920/4/5 - 2004/11/24 イギリスの作家。 工場労働者の子供として生まれた。 小学校を出て、オフィスボーイとして働きはじめる。  1934〜39年頃まではロンドンで、ボーイや事務員として働いていた。  第二次世界大戦中はイギリス空軍のパイロットを務め、  大尉となって中東や極東で戦い、終戦後にカナダに移住。  トロントで出版社に勤めて編集者となり、  トレイルモービル会社のセールスマネージャーをやりながら  テレビ脚本を執筆した。  1951年、シェイラ・ダンカンと再婚した。  翌年カナダ市民となる。  1956年、カナダ文芸家美術家評議会から賞を与えられ、  翌年は最優秀テレビ作家賞を受けた。  1956年頃より作家として活動を始めた。  「ホテル」がベストセラーとなり、カリフォルニアに移住。  1969年には収入の九割を課税するアメリカとカナダの所得税を避けるために  バハマに移住した。  心臓発作で死去。  <著作>  1958年「0-8滑走路」共著  1959年「最後の診断」  1962年「権力者たち」  1965年「ホテル」  1968年「大空港」  1971年「自動車」  1975年「マネーチェンジャーズ」  1979年「エネルギー」  1984年「ストロング・メディスン」  1990年「ニュースキャスター」  1997年「殺人課刑事」  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


キュラソー カリブの凶弾

オトーサン、 「キュラソーって酒だろうが」 実は、カリブ海のリゾート地でした。 首都ウィレムスタッドの町並みの美しさに息を呑みました。 何でも、世界遺産だそうです。 原題:Curacao (1993) (TV) カリブの渇いた銃弾 監督:Carl Schultz 原作・脚本:James D. Buchanan Genre:Adventure / Thriller 上映時間:90分 あらすじ: カリブ海に浮かぶ旧オランダ植民地キュラソー島。 ゲリンは、元CIAエージェントだ。 組織を裏切った同僚を射殺した過去がある。 なぜか、バーのオーナー、ウェタリングと気が合う。 南アの諜報員がゲランに近づいてくる。 過去の船舶爆破事件の解決に協力してほしいというのだ。 しかも、ウェタリングの関与を仄めかす。 一度は断ったゲリンだが、ウェタリングの養子が死に、 ゲリンは、南アの諜報員の要請を受けいれる。 だが、それは危険極まりない政治的陰謀が渦巻く事件だった。 出演者: William Petersen ... Stephen Guerin(ゲリン) George C. Scott ... Cornelius Wettering(ウェタリング) Julie Carmen ... Julia(ジュリア) Trish Van Devere ... Rose(ローズ) オトーサン、 「渋いな、一癖も二癖もありそうだ」 ウィリアム・ピーターセン、"くさや"みたいな味です。 「このひと、巧い役者だなぁ」 ジョージ・C・スコット、アカデミー賞を拒否した俳優だそうです。 WILLIAM PETERSEN  ウィリアム・ピーターセン 誕生日 1953/2/21 出身 米イリノイ州 デンマーク系。 アイダホ州立大学在学中に演技に目覚め、 大学を中退してスペインで演技を学ぶ。 シカゴでステッペンウルフ・シアター・カンパニーの舞台に立ったり、 Remains Theater Ensembleという劇団を共同で設立した。 1986年、「刑事グラハム/凍りついた欲望」で注目される。 その後はテレビ出演が多いが、 特に2000年から始まった「CSI:科学捜査班」では、 捜査班主任のギル・グリッソムを演じている。 自身の製作会社High Horseを持ち、 「CSI:科学捜査班」のプロデュースも手がけている。 ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。 活躍度 △→ 演技幅 適応 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1985年「L.A.大捜査線/狼たちの街」 1986年「刑事グラハム/凍りついた欲望」 1988年「ヤングガン2」 1989年「今ひとたび」 1992年「いつも隣にいてほしい」 1996年「悪魔の恋人」 1998年「ガンシャイ」 2000年「ザ・コンテンダー」「ザ・スカルズ/髑髏の誓い」 2001年「A.I.」 2002年「マイノリティ・リポート」 GEORGE C.SCOTT  ジョージ・C・スコット 誕生日 1927/10/18-1999/9/22 出身 米バージニア州ワイズ 59年「縛り首の木」で映画デビュー。 61年「ハスラー」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたが拒否。 結果的には受賞しなかったが当時はセンセーショナルな話題となる。 70年「パットン戦車軍団」でアカデミー主演男優賞に選ばれたが、これもを拒否。 その後はアルコール依存症にかかったりするなど、仕事に恵まれなかった。 1999年9月22日、 ロサンゼルス近郊の自宅で死去。死因は不明。 本作も含め、共演の多いトリッシュ・ヴァン・ディヴァーは、妻。 出演作 1959年「縛り首の木」「或る殺人」 1961年「ハスラー」 1963年「秘密殺人計画書」「博士の異常な愛情」 1964年「黄色いロールス・ロイス」 1966年「天地創造」「おれの女に手を出すな」 1967年「恋とペテンと青空と」 1969年「華やかな情事」 1970年「パットン大戦車軍団」アカデミー主演男優賞      「ジェーン・エア」 1971年「ラスト・ラン」「ホスピタル」 1972年「センチュリアン」 1973年「オクラホマ巨人」「イルカの日」「激怒」 1974年「ロンリー・アイランド」 1975年「悪の天才たち」「ヒンデンブルグ」 1977年「王子と乞食」「海流の中の島々」 1978年「ブルックリン物語」 1979年「ハードコアの夜」 1980年「チェンジリング」「ジェネシスを追え」 1981年「タップス」 1984年「炎の少女チャーリー」 1990年「エクソシスト3」      「ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!」(声) 1993年「冷たい月を抱く女」「ルディ/涙のウイニング・ラン」 1995年「どんな時も」 1998年「グロリア」 1999年「ロッキー・マルシアーノ 伝説のチャンプ」 Trish Van Devere トリッシュ・ヴァン・ディヴァー 誕生日:1945/3/9- ニュージャージー州出身の女優、モデル。 10代の頃からモデル志望としてカメラの前に立ち、 1970年、「パパはどこ?」で映画デビュー。 「真夜中の青春」で一躍アイドルとなった。 清楚できりっとした容姿と確かな演技力が評判になった。 「イルカの日」、「野性の少年カル」が代表作 ラスト・ラン/殺しの一匹狼」で共演したジョージ・C・スコットと結婚。 以降は彼の主演作の多くに寄り添うように登場するようになった。 ファンタジーやホラーなどの作品にも挑戦、 「美女と野獣」、「ザ・ハース/生贄の町」でヒロイン。 「カリブの渇いた銃弾」以降は、目立った活躍はない。 出演作 1970年「パパはどこ?」「真夜中の青春」 1971年「ラスト・ラン/殺しの一匹狼」 1973年「黄金の指」「イルカの日」 1974年「ロンリー・アイランド」 1975年「美女と野獣」 1976年「野性の少年カル」 1978年「ブルックリン物語」 1980年「チェンジリング」「ザ・ハース/生贄の町」 1985年「元気の出るウエスタン/荒野は最高!」 1986年「激突 特捜コマンド!恐怖の救出指令」 1989年「メッセンジャー・オブ・デス」 1993年「カリブの渇いた銃弾」 2002年「ラブコール」「くたばれ!ハリウッド」      「デブラ・ウィンガーを探して」 その他の出演者: Philip Anglim ... Van Viaanderen Larry Bucklan ... Tourist George Cheung ... Worthy Hsung David Dunard ... Agent No. 1 Maria Ellingsen ... Diana Dennis Lipscomb ... Henry Rawlings Russell Milton ... Jan Alexei Sayle ... Seemuller User Rating: 4.7/10 (67 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 User Comments: donnazzassさん Los Angeles, USA 2004年1月22日 素晴らしいムードの暗い小品。 手堅いストーリー。 いま、TVで見たところだ。 見た理由は、ウィリアム・ピーターセンの大フアンで、 彼が、ムーディでミステリアスな役にぴったりと思ったからだ。 ストーリーがいい。 語り口もいい。 キュラソーのローカルカラーもいい。 例えば、カーニバル。 そう、半年も続くらしい。 そして、ジョージ・C・スコットは、 いかにもジョージ・C・スコットらしい。 好きな俳優ではないが、いつもの仕事をやっている。 頭が痛いのは、 トリッシュ・ヴァン・ディヴァー、 スコゥトの2番目の妻だ。 (彼は、どうして、こういう平凡な女優を起用したがるのだ。 恐ろしい前妻コリーン・デューハーストの起用も謎だったが。 年寄りは、馬鹿なことをやるもんだ)... 閑暇休題 ... おお、トリッシュが主役のローズ役として大宣伝されていた。 この映画で、誰がローズという名のトリッシュを見るだろうか? 私はちがう。 おそらくTV版では、カットされたのだ。 だが、TV映画としてつくられている... 一体、何が起きたのだ。 宣伝用だったのか? オトーサン、 「ま、いいや、そんなこと」 以下では、お酒の勉強をしておきましょう。 ○キュラソー(Curacao)  酒の一種で、リキュール。  ホワイトスピリッツやブランデーに、  オレンジの皮の香味成分と、糖分を加えたもの。  17世紀後半、南米ベネズエラ沖のオランダ領キュラソー島産の  オレンジ果皮を原料にして、オランダ本国で作り出された。  無色透明のホワイト・キュラソーと、橙色のオレンジ・キュラソーがある。  キュラソーの数は多い。  主要なカクテルは、以下の通り。  ・サイドカー  ・カミカゼ  ・マイアミ  ・X-Y-Z  ・ブルーハワイ  ・マルガリータ  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ザ・シューター/極大射程

オトーサン、 「ついに映画化されたか」 原作者のスティーヴン・ハンター、 大変なガンマニアとして知られています。 銃社会アメリカを描く絶好のポジションにいます。 原題:Shooter (2007) 監督:Antoine Fuqua 原作:Stephen Hunter 脚本:Jonathan Lemkin Genre:Action / Drama / Thriller Rated R for strong graphic violence and some language. Country:USA / Canada Language:English 上映時間:124分 あらすじ: 元アメリカ海兵隊の狙撃手が、 大統領暗殺の筋書きが判明したあと、 CIAの要請を受けて現場に舞い戻ってくる。 最終的に裏切られ嵌められたものの、 彼は真の殺人者を追跡し、誰が彼を嵌めたか、 その理由は何だったのかを知る。 出演者: Mark Wahlberg ... Bob Lee Swagger(スワガー) Michael Pena ... Nick Memphis(メンフィス) Danny Glover ... Colonel Isaac Johnson(アイザック・ジョンソン大佐) Kate Mara ... Sarah Fenn(サラ) オトーサン、 「いいね!」 マーク・ウォルバーグのベストではないでしょうか。 MARK WAHLBERG  マーク・ウォルバーグ 誕生日 1971/6/5 出身 米マサチューセッツ州ドーチェスター 下層階級の貧しい9人家族で育ち、 少年時代はストリートの不良少年だった。 11歳の時に両親が離婚。 12歳の時にブレイク・ダンサーとして活躍し始め、 14歳の時にはエレクトリック・ジェネレイションに所属。 一方で同じ14歳の時、学校を中退し、 盗みや麻薬の売買に関わるようになる。 16歳の時、二人のベトナム人の強盗・暴行の罪で逮捕される。 服役中に心を入れ替え、出所後、 人気バンド‘ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック’で 成功していた兄の協力で、 ラップ・バンド‘マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ’を結成。 91年「MUSIC FOR THE PEOPLE」がヒットし、 カルヴァン・クラインの下着モデルにも起用される。 過去の逮捕歴が明るみにでて、ファンの支持を失うと、俳優に転身。 94年「勇気あるもの」で映画デビュー。 96年「悪魔の恋人」で初主演。 他ジョージ・クルーニーと共演した「スリー・キングス」 「パーフェクト・ストーム」がある。 活躍度 ◎→ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「悪女は三度涙を流す」(V) 1994年「勇気あるもの」 1995年「バスケットボール・ダイアリーズ」 1996年「悪魔の恋人」◇ 1997年「フェイクディール 偽札」「ブギーナイツ」 1998年「ビッグ・ヒット」 1999年「スリー・キングス」◆「NYPD15分署」◇ 2000年「パーフェクト・ストーム」◇「裏切り者」◇ 2001年「PLANET OF THE APES/猿の惑星」◇「ロック・スター」◇ 2002年「シャレード」 2003年「ミニミニ大作戦」◇ 2005年「ハッカビーズ」◆「フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い」◇ 2006年「ディパーテッド」◆ その他の出演者: Elias Koteas ... Jack Payne Rhona Mitra ... Alourdes Galindo Ned Beatty ... Senator Charles F. Meachum Jonathan Walker ... Louis Dobbler Justin Louis ... Howard Purnell Tate Donovan ... Russ Turner Rade Serbedzija ... Michael Sandor Alan C. Peterson ... Officer Stanley Timmons Lane Garrison ... Donnie Fenn Zak Santiago ... Senior Agent Michael-Ann Connor ... Junior Agent User Rating: 7.1/10 (8,610 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 User Comments: thecrow22さん United States 2007年3月24日 面白い 最初、この映画に懐疑的だった。 だが、まったく違っていた。 元アメリカ海兵隊の狙撃手ボブ・リー・スワガーの生活に 焦点を当てた映画だ。 彼は、任務の失敗のあと引退していた。 彼は呼び戻される。 誰かが大統領を遠方から狙撃しようとしている。 どのくらいの距離ならそれが可能か相談されたのだ。 彼は、嵌められて大統領暗殺を試み、 エチオピアの司教を殺したかどで追求される。 何としても、見実を証明しなければならない。 マーク・ウォルバーグは、追放されたベテランを完璧に演じた。 政府を尊敬しない一風変わった人物なのだ。 彼と共演するのは、すばらしい演技のMichael PenaとDanny Gloverで、 余人をもって替え難い演技だった。 唯一不満があるとすれば、Kate Maraなる女性だ。 彼女は、スワガーの親友の寡婦で、 悲しむか、ヒステリーになるか、2つの感情の間を往来していた。 好演していたが、悩ましかった。 Elias Kosteasは、Jack Payneを好演した。 精神病すれすれの政府のエージェントだったが、 時々、最高の演技をみせた。 要約しよう。 この映画は、私を魅了した。 大好きになってしまった。 アクション映画フアンなら、この映画は必見だ。 オトーサン、 「全部、読んだぞ」 "極大射程"は、"このミステリーがすごい!"で1位。 それ以来、すっかりフアンになりました。 ○スティーヴン・ハンター  1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。  68年ノースウェスタン大学卒。  71年ボルティモアサン紙に入社し、  書評担当者などを経て、映画批評担当となる。  96年ワシントンポスト紙に移り、  映画批評担当部門のチーフとして、現在に至る。  <主要作品> ・「さらば、カタロニア戦線」冬川亘訳 ハヤカワ文庫 1986  内戦の炎がスペイン全土を覆う1936年。  英国の詩人ジュリアン・レインズはファシストの叛乱軍と戦うべく  共和国側に身を投じていた。  その彼が実はソ連軍情報部のレヴィツキーに操られるスパイなのではないか――  疑いを抱いた英国情報部MI6は、彼のかつての友人ロバート・フローリーに  真相の究明を命じる。  だが、カタロニアの前線でジュリアンと再会したフローリーは  否応なく激しい戦闘の渦中へ。  一方、時を同じくしてレヴィツキーも配下のスパイを守るべくスペインに潜入していた……。  戦乱の地に展開する英ソの暗闘を描く大型冒険スパイ小説! ・「真夜中のデッド・リミット」染田屋茂訳 新潮文庫 1989  アメリカ・メリーランド州の山中深く埋められた核ミサイル発射基地。  難攻不落のこの基地が、謎の集団に占拠された。  最新鋭核ミサイルの発射を阻止するためには、基地へ侵入するしかない。  ミサイル発射までに残された時間は十数時間。  基地奪回に出動した歴戦の勇士プラー大佐率いる特殊部隊デルタ・フォースは  世界の終末を救えるのか……。息づまり迫力で描く大型軍事サスペンス。 ・「クルドの暗殺者」染田屋茂訳 新潮文庫 1991  かつて、独立のためにイラク軍と戦ったクルド人の戦士ウル・ベグが、  単身アメリカに潜入した。  目的は、一度はクルドを支援しながら土壇場で裏切ったアメリカに復讐すること。  標的は元国務長官ダンツィグ。  事態を察知したCIAは、当時ウル・ベグを鍛え、  ともに戦った元秘密工作員チャーディに白羽の矢を立てた。  チャーディは、裏切りの借りを返すべく、ふたたび戦場に身を投じる。 ・「ダーティホワイトボーイズ」公手成幸訳 扶桑社ミステリー 1997  オクラホマ州立マカレスター重犯罪刑務所に収監されていた終身囚ラマー・パイは  シャワールームで黒人受刑者を殴り殺した。  黒人たちの逆襲を恐れた彼は看守を脅し、子分2人をつれて脱獄に成功する。  迷いなく邪魔者を殺して進む、生まれながらの悪の化身ともいうべきラマーと  その一行は銃を手にいれ、車を奪い、店を襲い、警察を嘲笑するかのように、  ひたすら爆走し、破壊しつづける! ・「ブラックライト」公手成幸訳 扶桑社ミステリー 1998  アリゾナ州の田舎で平穏に暮らす名スナイパー、海兵隊退役一等軍曹、  ボブ・リー・スワガーのもとにラス・ピューティという青年が訪ねてきた。  「あなたの父上の話が書きたいのです」とラス・ピューティは言った。  1955年7月、アーカンソー州の警察官アール・リー・スワガーは  逃走中の凶悪犯との銃撃戦で殉職した。  40年前の事件を調べはじめた2人に気づき、真実が明るみに出ることを恐れた男たちが、  いま動きはじめた……。 ・「極大射程」佐藤和彦訳 新潮文庫 1999  ボブはヴェトナム戦争で87人の命を奪った伝説の名スナイパー。  今はライフルだけを友に隠遁生活を送る彼のもとに、ある依頼が舞い込んだ。  精密加工を施した新開発の308口径弾を試射してもらいたいというのだ。  弾薬への興味からボブはそれを引受け、1400ヤードという長距離狙撃を成功させた。  だが、すべては謎の組織が周到に企て、ボブにある汚名を着せるための陰謀だった……。 ・「狩りのとき」公手成幸訳 扶桑社ミステリー 1999  1971年ワシントンDC。  22歳になる海兵隊所属ダニー・フェンはかの地ヴェトナムでの軍務をはたし  本国へ帰還、退役まで1年余りとなっていた。  その彼に海軍情報部の人間が接触して来た。  ダニーと同じ隊に所属する一等兵の行動を監察し報告せよと言うのだ。  彼は反戦活動家に情報を流していると言う。  拒否すればヴェトナム送りだと脅されダニーはしぶしぶ従うが、  証言を求められると決然とそれを拒否した。  再びヴェトナムに赴いたダニーは狙撃チームに編入され  その上官が練達のスナイパー、ボブ・スワガーだった。 <その他> ・「ハバナの男たち」公手成幸訳 扶桑社ミステリー ・「最も危険な場所」公手成幸訳 扶桑社ミステリー ・「悪徳の都」公手成幸訳 扶桑社ミステリー ・「魔弾」玉木亨訳 新潮文庫


シティヒート

オトーサン、 「禁酒法の時代か」 若い頃TV映画「アンタッチャブル」に夢中でした。 財務省捜査官エリオット・ネスが、 ギャングの首領アル・カポネの逮捕に挑むもの。 そんな雰囲気をどこまで再現しているのでしょうか? 原題:City Heat (1984) 監督:Richard Benjamin 原作:Blake Edwards 脚本:Blake Edwards/Joseph Stinson Genre:Action / Comedy more 上映時間:93分 あらすじ: 1930年代のカンザスシティ。 私立探偵マーフィーの相棒が無残に殺される。 秘密帳簿をもとにギャングを脅迫していたのだ。 スピア警部と元同僚のマーフィーは、 再びマーフィーとコンビを組み、ギャングと戦う。 だが、2人は犬猿の仲。 スピア警部は無口、マーフィーは饒舌だ。 出演者: Clint Eastwood ... Lieutenant Speer(スピア警部) Burt Reynolds ... Mike Murphy(マーフィー) Jane Alexander ... Addy(アディ) オトーサン、 「二人とも、格好いいなぁ」 設定では、"両雄並び立たず"でしたが、 この映画の魅力は、両雄並び立つでした。 静と動の対比が見事でした。 CLINT EASTWOOD  クリント・イーストウッド 誕生日 1930/5/31 出身 米カリフォルニア州サンフランシスコ 父の仕事の関係で、北カリフォルニア州内で引っ越しと転校を繰り返す。 45年にオークランドで一家が定住すると、 チャーリー・パーカーの演奏を生で聴いたのがきっかけでジャズに傾倒。 トランペットとピアノを始める。 オークランド高校では、高校演劇に参加し、舞台に立つ。 卒業後、木材伐採工、トラック運転手、地元のクラブで ピアノの弾き語りのアルバイトなどをした。 51年に徴兵のため、陸軍に入隊。 モンテレー半島にあるフォート・オード基地に3年間駐留。 入隊中に知り合ったマギー・ジョンストンを追って、 除隊後、南カリフォルニアへ。 53年、ロサンゼルス市立大学入学し、経営学の演技論を学ぶ。 同年12月にマギーと結婚。 54年にユニバーサル映画のスクリーン・テストに合格。 ユニバーサル主催の俳優養成所で演技、発声法、歌、ダンスなどを習う。 週給75ドルと薄給だったため、妻マギーが水着モデルとして生計を支える。 55年「半漁人の逆襲」で映画デビュー。 2年間で7本の映画に端役出演。 57年「二人の可愛い逃亡者」の時、撮影で初来日。 57年、ユニバーサルとの雇用契約期間が終わり、大学も中退。 プール掘りの仕事などで生活資金を稼ぐ。 58年CBSのテレビ西部劇「ローハイド」で準主役ロディ・イエーツ役を得て、人気に。 そこから、スペインで撮る西部劇の話が舞い込み、 64年イタリア映画「荒野の用心棒」に出演。 「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と出演し、一躍、西部劇スターとなる。 「ローハイド」で知り合ったロクサーヌ・チュニスとの子キンバーが生まれる。 67年、製作プロダクション「マルパソ・カンパニー」設立。 68年、長男カイル誕生。 71年「恐怖のメロディ」で初監督。 同年「ダーティハリー」のハリー・キャラハン役で主演し、大ヒット。 72年、長女アリソン誕生。 77年「ガントレット」で共演したソンドラ・ロックと同棲。 79年から別居状態にあった妻マギーと85年に正式離婚。 89年、ソンドラ・ロックと破局。 92年「許されざる者」でアカデミー賞監督賞受賞。 93年8月、フランシス・フィッシャーとの間に フランチェスカ・ルーカス・フィッシャーが生まれる。 96年3月、テレビ・キャスター、ダイナ・ルイスと結婚。 同年12月、娘モーガンが誕生。 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」で2度目のアカデミー賞監督賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1955年「半魚人の逆襲」「タランチュラの襲撃」 1956年「全艦発進せよ」「底抜け西部へ行く」      「最初の女セールスマン」 1957年「二人の可愛い逃亡者」 1958年「壮烈!外人部隊」 1964年「荒野の用心棒」 1965年「夕陽のガンマン」 1966年「続・夕陽のガンマン」 1967年「華やかな魔女たち」 1968年「奴らを高く吊せ!」「マンハッタン無宿」 1969年「荒鷲の要塞」「ペンチャーワゴン」 1970年「真昼の決闘」「戦略大作戦」 1971年「白い肌の異常な夜」「恐怖のメロディ」「ダーティハリー」 1972年「シノーラ」 1973年「荒野のストレンジャー」「愛のそよ風」「ダーティハリー2」 1974年「サンダーボルト」 1975年「アイガー・サンクション」 1976年「アウトロー」「ダーティハリー3」 1977年「ガントレット」 1978年「ダーティーファイター」 1979年「アルカトラズからの脱出」 1980年「ダーティファイター燃えよ鉄拳」「ブロンコ・ビリー」 1982年「ファイヤーフォックス」「センチメンタル・アドベンチャー」 1983年「ダーティハリー4」 1984年「タイトロープ」「シティヒート」 1985年「ペイルライダー」 1986年「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」 1988年「ダーティハリー5」 1989年「ピンク・キャデラック」 1990年「ホワイトハンター/ブラックハート」「ルーキー」      「許されざる者」 1993年「ザ・シークレット・サービス」「パーフェクト・ワールド」 1995年「マディソン郡の橋」 1997年「目撃」 1999年「トゥルー・クライム」 2000年「スペース・カウボーイ」 2002年「ブラッド・ワーク」 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」 BURT REYNOLDS  バート・レイノルズ 誕生日 1936/2/11 出身 米ジョージア州ウェイクロス TVシリーズ「夜間捜査官ホーク」で主役。 映画デビューは61年「奇蹟の天使」。 70年代から80年代前半のアクション俳優。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1961年「奇蹟の天使」「機工兵団」 1965年「虐殺部隊」 1966年「さすらいのガンマン」 1968年「夏の日にさようなら」 1969年「賭けの報酬」「黄金の銃弾」「100挺のライフル」      「恐怖のダイビング/鮫と金塊」 1970年「類人猿捜索隊」 1972年「複数犯罪」「脱出」      「ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」 1973年「シェイマス」「キャット・ダンシング」「白熱」 1974年「ロンゲスト・ヤード」 1975年「デキシー・ダンスキングス」「ラッキー・レディ」「ハッスル」 1976年「サイレント・ムービー」「ゲイター」「ニッケルオデオン」 1977年「トランザム7000」「タッチダウン」 1978年「グレート・スタントマン」 1979年「結婚ゲーム」 1980年「ラフ・カット」「トランザム7000VS激突パトカー軍団」 1981年「キャノンボール」「結婚しない男」「シャーキーズ・マシーン」 1982年「テキサス1の赤いバラ」「結婚しない族」 1983年「グッバイ、デイビッド」「ストローカーエース」「キャノンボール2」 1984年「シティヒート」 1985年「スティック」 1987年「ビッグヒート」「マローン/黒い標的」 1988年「レンタ・コップ」「スイッチング・チャンネル」 1989年「ブレイキング・イン」「天使のわんちゃん/チャーリーのお話」      「証人を消せ/レンタ・コップ2」 1992年「ザ・プレイヤー」 1993年「コップ&ハーフ」 1994年「冷たい夜は死の匂い」 1996年「素顔のままで」「フランケンシュタインと僕」      「バート・レイノルズ/ザ・コマンド」「マッドドッグ」「CITIZEN RUSH」 1997年「ブギーナイツ」「ビーン」「ビッグ・シティ・ブルース」 1999年「パップス」◆「ミステリー、アラスカ」◇ 2000年「マイアミ・ガイズ 俺たちはギャングだ」 2001年「ドリヴン」「ハリウッド・ゲーム」「HOTEL」「不倫の残り香」 2004年「トレジャー・ハンターズ」 2005年「ロンゲスト・ヤード」 その他の出演者: Madeline Kahn ... Caroline Howley Rip Torn ... Primo Pitt Irene Cara ... Ginny Lee Richard Roundtree ... Dehl Swift Tony Lo Bianco ... Leon Coll William Sanderson ... Lonnie Ash Nicholas Worth ... Troy Roker Robert Davi ... Nino Jude Farese ... Dub Slack John Hancock ... Fat Freddy Jack Thibeau ... Garage Soldier Gerald S. O'Loughlin ... Counterman Louie User Rating: 5.1/10 (1,831 votes) オトーサン、 「低すぎる」 いい雰囲気でした。 User Comments shakey_jake53さん Toronto, Ontario 2003年8月7日 平均的だ これは上品なアクション/コメディだ。 主演はバート・レイノルズとクリント・イーストウッド。 この2人の俳優にとってベストの映画ではないが、 見る価値はある。 いくつか愉快なシーンがあって、 イーストウッドとレイノルズが演じている。 だが、いくつかのシーンは長すぎる。 特に、決闘のと素手の殴り合いだ。 だが、舞台はよく出来ている。 この映画、なつかしい1930年代に起きたことを再現している。 全体に、上品な映画だが、 2人にとってはベストではない。 だが、見る価値がある。 5点満点で、3点だ。 オトーサン、 「もう少しいい映画を放映してほしいな」 テレビ東京のクリント・イーストウッド特集の1本です。 あるいは、普段見られない映画を選んでいるのかも知れません。 ○禁酒法時代  聖書には"use a little wine for thy stomach's sake"とあります。  「汝の胃袋のためにちょっとは酒を飲みなさい」という意味。  でも、その昔、アメリカには本当に禁酒法がありました。  1917年、アメリカ連邦議会は禁酒を規定した憲法第18修正を可決、  1920年1月17日より、全面的な禁酒が決まりました。  ボルステッド法と呼ばれるもので、14年間にわたって暗黒の時代が続きます。  この法律は、酒の醸造・販売・運搬・輸出入を禁止しただけで、  飲酒自体は認めていました。  つまり、家で飲むのはいいけれど、バーでは飲めないというわけ。  違反者は初犯でも罰金1000ドル、禁固6ヶ月という大重罪でした。  しかし、誰も守るわけがなく、世の中には密造酒と密輸酒があふれました。  禁酒法施行前、ニューヨークには1万5000しかバーがなかったのですが、  禁酒法時代には3万2000もの闇バーがあふれたといいます。  仕切ってたのはアル・カポネをはじめとするギャング連中で、  これによりアメリカのアングラ社会が確立してしまったのです。  ギャングは儲けた金で警察や裁判官を買収、  アメリカ社会は滅茶苦茶になってしまいました。  いずれにせよ、庶民は、当局から酒を隠すのに四苦八苦。  酒瓶を本棚に隠したり、卵の中身を酒に代えたり、  はたまた酒を詰めたホースを腹に巻いて妊婦に化けたり...  結局、税収の落ち込みに耐えかね、 1933年に禁酒条項を無効とする憲法第21修正が採択され、 12月5日、ついに禁酒法は撤廃されました。 参考サイト http://www.tanken.com/kinsyu.html


荒鷲の要塞

オトーサン、 「テレビ東京、やるねえ」 アラン・ドロンの次は、クリント・イーストウッド特集。 手を変え品を変え、視聴率稼ぎをしています。 原題:Where Eagles Dare (1968) 監督:Brian G. Hutton 原作・脚本:Alistair MacLean Genre:Action / Adventure / Drama / War Country:UK / USA Language:English / German 上映時間:158分 あらすじ: 第2次大戦中、 ドイツ情報本部は、"鷲の城"と呼ばれていた。 そこに米のカーナビー将軍が捕虜になっていた。 将軍を救出すべくスミス少佐ら以下6人の英諜報部員と 米レンジャー部隊員シャファー中尉が乗り込む。 スミスは、女性諜報部員メアリーを鷲の城に潜入させる。 だが、情報は筒抜けだった。 スミスは逮捕されてしまう。 二重スパイがいるのかも... だが、スミスは逃亡。 城内に潜入し、カーナビー将軍と逮捕された諜報部員3人の 尋問場面に突如現れて叫ぶ。 「将軍は偽物だ!  その3人も、イギリスではなくドイツ側だ」 スミスは、獅子粉塵の活躍で、城内を破壊し、仲間と城を脱出し、 救援にきた上官・ターナー大佐の飛行機に飛び乗る。 だが、スミスは、ターナーにある事実を告げる... あんたは二重スパイだ! 出演者: Richard Burton ... Maj. Jonathan Smith, MC(スミス少佐) Clint Eastwood ... Lt. Morris Schaffer(シャファー中尉) Mary Ure ... Mary Elison(メアリー) オトーサン、 「なーんだ」 クリント・イーストウッドは、脇役でした。 その代わり、イギリスが誇る名優リチャード・バートンの 魅力をたっぷり楽しめました。 RICHARD BURTON  リチャード・バートン 誕生日 1925/11/10-1984/8/5 出身 英南ウェールズ・ポントリドフェン 出演作 1952年「謎の佳人レイチェル」 1953年「砂漠の鼠」「聖衣」 1955年「凶弾の舞台」「雨のランチプール」 1956年「アレキサンダー大王」「わかれ」 1958年「にがい勝利」 1959年「怒りを込めて振り返れ」 1960年「許されざる愛情」「北海の果て」 1962年「史上最大の作戦」 1963年「クレオパトラ」「予期せぬ出来事」「ベケット」 1964年「イグアナの夜」「ズール戦争」(ナ) 1965年「いそしぎ」「寒い国から帰ったスパイ」      「何かいいことないか子猫チャン」 1966年「バージニア・ウルフなんか恐くない」      「じゃじゃ馬ならし」 1967年「悪のたのしみ」「夕なぎ」「危険な旅路」 1968年「荒鷲の要塞」「キャンディ」 1969年「ふたりは恋人」「1000日のアン」 1971年「ロンメル軍団の叩け」「ロンドン大捜査線」 1972年「暗殺者のメロディ」「青ひげ」 1973年「風雪の太陽」「裂けた鉤十字」 1974年「旅路」「クランスマン」「逢びき」 1977年「エクソシスト2」「エクウス」 1978年「恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ」      「戦場の黄金律/戦争のはらわたU」      「ワイルド・ギース」 1980年「レッスン・イン・ラブ」 1981年「告発の罠」 1984年「1984」 その他の出演者: Patrick Wymark ... Col. Wyatt Turner, DSO MC Michael Hordern ... Adm. Rolland Donald Houston ... Capt. James Christiansen Peter Barkworth ... Edward Berkeley William Squire ... Capt. Philip Thomas Robert Beatty ... Gen. George Carnaby Brook Williams ... Sgt. Harrod Neil McCarthy ... Sgt. Jock MacPherson Vincent Ball ... Carpenter Anton Diffring ... SS-Standartenfuhrer Kramer Ferdy Mayne ... Gen. Rosemeyer Derren Nesbitt ... SS-Sturmbannfuhrer Von Hapen User Rating: 7.6/10 (8,779 votes) オトーサン、 「尻上りに面白くなっていく!」 User Comments: demos99さん Newport Pagnell, England 2001年1月9日 パパ、素敵な映画を教えてくれてありがとう これは、私が映画を見に行った最初の映画だ。 1970年代だった。 それ以来、私はアクション映画の虜になり、 すべての瞬間を味わうようになった。 この映画、25+年後の今も当時と同じスリルを味わわせてくれる。 大好きな映画10のうちに入っている。 当時、リチャード・バートンやクリント・イーストウッドが 何者か知らなかったが、すばらしいと思った。 数年後、BBCがTVで放映した。 (通常、クリスマスに!) 毎年、見るのが習慣になった。 数年前、ビデオを買ったので、いまでは、 好きな時にワイド・スクリーンで見ることができる! 音楽は、絶対に素敵だ。 時々、口ずさんでいたりする。 この映画、バートンやイーストウッドだけでなく、 (2人とも、大好き) Alistair MacLeanの小説や彼の映画作品を教えてくれた。 例えば、「ナバロンの要塞」、「オーロラ殺人事件」 そして「軍用列車」などで、どれもお勧めしたい。 オトーサン、 「ふーん、Alistair MacLeanね」 どんなひとか、どんな作品があるのか ネットで調べてみました。 ○ALISTAIR MACLEAN  アリステア・マクリーン  (1922/4/28 -1987/2.2)  ドイツ、ミュンヘン生まれ。 第二次大戦中の体験をもとに描いた「女王陛下のユリシーズ号」と、  続く「ナヴァロンの要塞」の成功でベストセラー作家になる。  冒険小説の王者と称された。  作品 ・ナヴァロンの要塞  ・女王陛下のユリシーズ号  ・シンガポール脱出  ・最後の国境線  ・北極戦線  ・恐怖の関門  ・黒い十字架  ・黄金のランデヴー  ・悪魔の兵器  ・北極基地/潜航作戦  ・八点鐘が鳴る時  ・荒鷲の要塞  ・ナヴァロンの嵐  ・麻薬運河  ・巡礼のキャラバン隊  ・北海の墓標  ・歪んだサーキット  ・軍用列車  ・地獄の綱渡り  ・金門橋  ・魔女の海域  ・さらばカリフォルニア  ・雪原の炎  ・死の激流  ・パルチザン  ・防潮門  ・サン・アンドレアス号の脱出  ・サントリーニの牙 オトーサン、 「...1冊くらい読まないと申しわけないなぁ」


ディレイルド 暴走超特急

オトーサン、 「荒っぽそうな映画だな」 主演がジャン・クロード・バン・ダム。 きっと空手もみられるでしょう。 原題:Derailed (2002) 監督:Bob Misiorowski 原作:Boaz Davidson 脚本:Jace Anderson/ Adam Gierasch Genre:Action / Thriller Rated R for violence and language. Country:Aruba / USA Language:English / German 上映時間:89分 あらすじ: 列車が暴走する。 "ハイテク人間兵器"といわれるジャック。 人質となった家族や乗客たちを救うために、 たったひとりで、テロリストたちと戦う。 出演者: Jean-Claude Van Damme ... Jacques Kristoff(ジャック) Tomas Arana ... Mason Cole(メイソン) Laura Harring ... Galina Konstantin (ガリーナ) オトーサン、 「空手がみられなかったなぁ」 JEAN-CLAUDE VAN DAMME  ジャン・クロード・バン・ダム 誕生日 1960/10/18 出身 ベルギー・ブリュッセル 父の勧めに従い、幼少からバレエと空手を学ぶ。 パリ・オペラにダンサーとして参加する誘いを受けるが断り、 18才でフィットネス・センター「カリフォルニア・ジム」を開設し、成功。 80年には全欧プロ空手選手権ミドル級チャンピオンの座につく。 映画は仏映画「RUE BARBER」に出演から興味を持ち始め、ハリウッドに渡った。 タクシードライバーや用心棒など下積み生活をした後、 1985年「シンデレラ・ボーイ」で主人公の敵役でハリウッド・デビュー。 主演は1988年の「ブラッド・スポーツ」から。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1985年「シンデレラ・ボーイ」 1987年「プレデター」(エイリアン役) 1988年「ブラッド・スポーツ」「ブラック・イーグル」 1989年「サイボーグ」「キックボクサー」 1990年「ブルージーン・コップ」 1991年「ライオンハート」「ダブル・インパクト」 1992年「ユニバーサル・ソルジャー」 1993年「ボディ・ターゲット」「ラスト・アクション・ヒーロー」▲      「ハード・ターゲット」「キックボクサー4」▲ 1994年「タイム・コップ」 1995年「ストリート・ファイター」 1996年「サドン・デス」「クエスト」「マキシマム・リスク」 1997年「ダブル・チーム」 1998年「ノック・オフ」「レジョネア 戦場の狼たち」 1999年「ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン」      「ヴァン・ダムINコヨーテ」 2001年「レプリカント」      「ファイナル・レジェンド−呪われたソロモン−」 2002年「ディレイルド 暴走超特急」「ベルヴィル・ランデブー」(声) 2003年「HELL」 2004年「レクイエム」 2005年「ザ・コマンダー」 その他の出演者: Susan Gibney ... Madeline Kristoff Lucy Jenner ... Natasha Jessica Bowman ... Bailey Kristoff Kristopher Van Varenberg ... Ethan Kristoff John Bishop ... Bob Sterling Binky van Bilderbeek ... Angus Riley Dayton Callie ... Lars Simone Levin ... Catherine Sandra Vidal ... Cynthia Stefanos Miltsakakis ... Stavros Jimmy Jean-Louis ... Henry George Stanchev ... William User Rating: 3.1/10 (1,838 votes) オトーサン、 「低い!」 このスコアは、ちょっと可哀想です。 User Comments ma-cortesさん Santander Spain 2004年10月5日 低予算でアクション満載 ジャン・クロード・バン・ダムとその家族愛の物語である。 彼を助けてくれるのは、泥棒のスパイ。 2人は、致死性ウィルスを手に入れようとする 悪漢とその子分たちと対決する。 その最中にウィルスが零れ落ち、事態は悪夢となる。 上映時間は、ちょうど90分。 その間にめまぐるしく状況が変化していく。 最初から最後まで、アクションはノンストップ。 サスペンス、感動、射撃、追跡が満載だが、 前作よりも低予算なので、B級映画となっている。 ストーリーは、以前の映画と同様だ。 「カサンドラ・クロス」(1976))」や 「沈黙の戦艦」(1992)のほうが出来がいい。 絵づくりは、777プロダクションで、バン・ダムの会社だ。 バンダムのフアンとアクション映画フアン向きだ。 評価は、10点満点で5点。 オトーサン、 「なぜ、いまどき?」 TV東京が、この映画を放映した理由が分かりません。 「あるいは...」 この映画に出てくる”致死性ウィルス”は、天然痘。 最近、若者に流行しているハシカに似ていますね。 種痘を受けていない若いひとだけが発症するのです。 でも、大人もご用心! こんなサイトをみつけました。 (参考)成人のハシカ  一度かかると二度と罹らない病気の代表がハシカ。  子供に多い病気ですから、成人してハシカに罹ることはまれ。  ところが成人のハシカが多くなっている。 ある医学雑誌で「重症化しやすい成人麻疹」という記事がある。  116名の内訳は、男女、各々58名。  年齢は15〜19歳が39%と最も多く、30歳未満が全体の90%を占める。  成人の症状は、小児とあまり変らないが、  発熱、発疹、咽頭痛、咳がほぼ100%、下痢が50%、 リンパ節の腫れと結膜炎は60%に、 頬の内側にできるポクリック斑は80%%に見られる。 発熱や咳による脱力感が強く、重症感が認められた。 ハシカによる死亡原因は肺炎。  栄養状態の悪い患者が重篤化しやすい。  ハシカの流行は3〜7月に限られるので、  この時期に30歳未満の成人で咳、発熱、発疹のある方は、 ハシカを疑ってお医者さんに診て貰うことをお薦めする。 30歳未満の成人でワクチンを受けたのは全体の3%。  「ハシカの輸出大国」と日本は世界から嫌われている。  子供がハシカに罹ると、6年後に20万人に1人の割合で 亜急性硬化性全脳炎を患い、植物人間になって死亡する。  ハシカは怖い病気です。  出典:http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl274.htm


9時から5時まで

オトーサン、 「...冴えないOL物語か」 まったく期待しないで見ました。 ところが後半大いに盛り上がって、 久しぶりに大笑いの連続でした。 原題:Nine to Five (1980) 監督:Colin Higgins 原作:Patricia Resnick 脚本:Colin Higgins /Patricia Resnick Genre:Comedy / Crime Country:USA Language:English / French 上映時間:110分 あらすじ: 女性蔑視の上司っているもの。、 散々、悔しい目にあっている3人のOL。 やけ酒を飲み、マリファナを吸い、その勢いで、 どうやって上司をやっつけようかと馬鹿話に興じる。 だが、翌朝、バイオレットは青ざめる。 出したコーヒーにネコイラズを入れてしまったのだ! 出演者: Jane Fonda ... Judy Bernly(ジュディ) Lily Tomlin ... Violet Newstead(バイオレット) Dolly Parton ... Doralee Rhodes(ドラリー) Dabney Coleman ... Franklin M. Hart Jr.(ハート) オトーサン、 「OL3人組、大活躍!」 名女優ジェーン・フォンダの影が薄いように思いましたが、 これも演技のレパートリーのひとつなのかもしれません。 リリー・トムリン、そのお局の演技は、特筆もの。 ダブニー・コールマン、前半はイヤな上司、 後半はOL3人組に散々やっつけられて、お気の毒でした。 ドリー・パートン、はじめてお目にかかりました。 巨乳で勝負かと思ったら、演技で勝負していました。 「変だな。...経歴が出ていない」 経歴紹介は、以下の3名ということで。 JANE FONDA  ジェーン・フォンダ 誕生日 1937/12/14 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク  活躍度 △↓ 父は名優ヘンリー・フォンダ。 弟は俳優で監督のピーター・フォンダ。 59年からモデルとなり、舞台女優、雑誌のカバーガールを経て 60年「のっぽ物語」で映画デビュー。 71年「コールガール」と78年「帰郷」でアカデミー賞主演女優賞を2度受賞。 65年に結婚したロジェ・バディム監督とは73年に離婚。 同年に反戦運動家のトム・ヘイドン氏と再婚したが89年に離婚。 91年にテッド・ターナー氏と結婚し、92年に映画界からの引退を表明。 その後はボディーエクササイズ講師としても活躍。2001年離婚。 演技力 ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1960年「のっぽ物語」 1962年「荒野を歩け」「チャップマン報告」 1964年「ニューヨークの休日」「危険がいっぱい」      「輪舞」 1965年「キャット・バルー」 1966年「逃亡地帯」「獲物の分け前」「水曜ならいいわ」 1967年「夕陽よ急げ」「裸足で散歩」 1968年「世にも怪奇な物語」「バーバレラ」 1969年「ひとりぼっちの青春」 1971年「コールガール」 1972年「万事快調」 1973年「人形の家」 1976年「青い鳥」 1977年「おかしな泥棒・ディック&ジェーン」「ジュリア」 1978年「帰郷」      「カムズ・ア・ホースマン」      「カリフォルニア・スイート」 1979年「出逢い」「チャイナ・シンドローム」 1980年「9時から5時まで」 1981年「黄昏」「華麗なる陰謀」 1985年「アグネス」 1986年「モーニング・アフター」 1987年「ビル・コスビーのそれ行けレオナルド」 1989年「私が愛したグリンゴ」 1990年「アイリスへの手紙」 2002年「デブラ・ウインガーを探して」 2005年「ウエディング宣言」 LILY TOMLIN  リリー・トムリン 誕生日 1939/9/1 出身 米ミシガン州デトロイト ミシガン州立ウェイン大学に医学部に進学したが、 選択科目で取った演劇に魅入られ、 コーヒーハウスなどでパフォーマンスに明け暮れる。 65年にはニューヨークに移り、 コメディエンヌとしてテレビ・ショーで活躍した。 69年から西海岸に戻り、 コメディ番組「LAUGH IN」の電話交換手役で有名に。 75年「ナッシュビル」で映画デビュー。 アカデミー賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされ、 全米映画批評家協会賞助演女優賞受賞。 77年「レイト・ショー」でベルリン映画祭銀熊賞受賞。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1975年「ナッシュビル」 1977年「レイト・ショー」 1978年「年上の女」 1980年「9時から5時まで」 1988年「ビッグ・ビジネス」 1992年「ウディ・アレンの影と霧」「ザ・プレイヤー」 1993年「ビバリー・ヒルビリーズ/じゃじゃ馬億万長者」 「ショート・カッツ」 1996年「あやしい奴ら」 1998年「ムッソリーニとお茶を」「Dr.ジャガバンドー」 2000年「キッド」 2005年「ハッカビーズ」 2006年「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 DABNEY COLEMAN  ダブニー・コールマン 誕生日 1932/1/3 出身 米テキサス州オースティン 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1954年「いのちの紐」 1966年「雨のニューオリンズ」 1968年「インディアン狩り」 1969年「白銀のレーサー」 1970年「くたばれ!ダーリン」 1973年「シンデレラ・リバティー」 1974年「ダブ」 1975年「あの空に太陽が」「弾丸を噛め」 1976年「ミッドウェイ」 1977年「ビバ・ニーベル」「ローリング・サンダー」 1979年「ノースダラス40」 1980年「ひと妻窃盗団」「9時から5時まで」 1981年「黄昏」「スーパー念力マン」 1982年「病院狂時代」「トッツィー」 1983年「ウォー・ゲーム」 1984年「ビデオ・ゲームを探せ!」「マペットめざせブロードウェイ!」 1985年「アメリカン50’s」「赤い靴をはいた男の子」 1987年「ドラグネット/正義一直線」 1988年「マネーゲームで大逆転」 1990年「アップルゲイツ」「女神たちの季節」「天国へ行けないパパ」 1993年「ペイダート」「アモス&アンドリュー」      「ビバリーヒルビリーズ/じゃじゃ馬億万長者」 1994年「ジュラシック・ボーイ/恐竜小僧」「不倫法廷」 2005年「ドミノ」 その他の出演者: Sterling Hayden ... Russell Tinsworthy Elizabeth Wilson ... Roz Keith Henry Jones ... Mr. Hinkle Lawrence Pressman ... Dick Bernly Marian Mercer ... Missy Hart Ren Woods ... Barbara Norma Donaldson ... Betty Roxanna Bonilla-Giannini ... Maria Delgado Peggy Pope ... Margaret Foster Richard Stahl ... Meade Ray Vitte ... Eddie Smith User Rating: 6.2/10 (6,751 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞ノミネート ・歌曲賞 User Comments: scoobyg69さん 2000年1月5日 これまでに見た最高に愉快な映画! これまでに見た最高に愉快な映画は何かと聞かれれば、 「9時から5時まで」と答える。 多くの映画は、ひとつのしゃれたジョークで、 映画全部をもたせようとする。 20分も経過すれば、面白くも何ともない。 だが、この映画は、実にスマートだ! ひとつのジョークでぶちのめしてはこないが、 次々と新手のジョークが出てくるのだ。 大笑いした。 すべてのジョークを確認するのに、3、4回巻き戻した。 今日も見て、笑った。 これが、本当のコメディのあるべき姿だ。 ハリウッドよ、ここにヒントがある。 ただ新しければいいというのではないのだ。 ドリー、ジェーン、リリーは、コミック・クイーンだ。 この映画はそれを立証している! オトーサン、 「ドリー・パートンって、どんなひと?」 興味をもったので、調べてみました。 例によって、Wikipediaをチェックしたら... 「ドリー・パートン」は翻訳中です。 翻訳作業などに協力して下さる方を求めています。 ○ドリー・パートン  Dolly Rebecca Parton 1946/1/19 - アメリカ合衆国の歌手、作詞作曲家、女優。 カントリー・ミュージックの第一人者であり、グラミー賞受賞者。 アカデミー賞ノミニー。 女優兼モデルのジュリア・パートンは従姉妹。 映画「9時から5時まで」の主演とテーマソング、  映画「マグノリアの花たち」で有名。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 オトーサン、 「澄んだ張りのあるいい声だな」 以下のサイトで、視聴を楽しみました。 http://listen.jp/store/album_bmg681529bmk0101.htm


海賊キッド

オトーサン、 「たまには、DVDでもみるか」 最近は、大型TVで録画映画ばかり見ています。 ワンコイン・ムービーの新作を買い込みました。 この映画は、一番、上映時間の短いものです。 原題:Captain Kidd (1945) 監督:Rowland V. Lee 原作:Robert N. Lee 脚本:Norman Reilly Raine Genre:Action / Drama / Adventure Color:Black and White 上映時間:90分 あらすじ: このお伽噺では、キッド船長は、 ずる賢く、無慈悲な海賊である。 1699年、彼は国王をだまして、 インドから帰る財宝満載の船の警護役を獲得する。 乗組員には、死刑囚を恩赦で起用した。 また、そのほかOrange Poveyも乗船してきた。 キッドが、岩礁で見捨てた男だ。 もう2度と会うこともないと思っていたのだが。 勿論、キッドは財宝を狙っていた。 だが、砲手マーシーは、見た目以上の男だった。 出演者: Charles Laughton ... Capt. William Kidd(キッド船長) Randolph Scott ... Adam Mercy(マーシー) Barbara Britton ... Lady Anne Dunstan(レディ・アン) オトーサン、 「いいねえ。ひとクセも、ふたくせもある男!」 チャールズ・ロートン、不逞な性格俳優です。 相手役のランドルフ・スコット、 顔つきも格好も、ゲーリー・クーパーそっくり。 気品があります。 CHARLES LAUGHTON  チャールズ・ロートン 誕生日 1899/7/1-1962/12/15   出身 英ヨークシャー州スカーボロウ でっぷりとした体格のイギリス人俳優。 ホテルマン時代に演劇に興味を持ち、27歳で遅めの舞台デビュー。 アクの強い個性が受けて31年に渡米、 「ヘンリー八世の私生活」でアカデミー主演男優賞を受賞。 善人から悪人まで幅広く演じる実力を持ち、 30年代から50年代にかけて、イギリスの名優として活躍。 「戦艦バウンティ号の叛乱」「情婦」でアカデミー賞主演男優賞ノミネート。 監督作品に「狩人の夜」がある。 出演作 1929年「ピカデリー」デビュー 1932年「魔の家」「悪魔と深海」「暴君ネロ」「百万円貰ったら」 1933年「獣人島」「ヘンリー8世の私生活」「白い肉体」 1934年「白い蘭」 1935年「人生は四十二から」「噫無情」      「南海征服」 (注:「戦艦バウンティ号の叛乱」の短縮版) 1936年「描かれた人生」 1939年「岩窟の野獣」「ノートルダムの傴僂男」 1942年「タヒチの食いつぶし一家」「運命の饗宴」 1944年「幽霊は臆病者」「容疑者」 1945年「海賊キッド」 1948年「パラダイン夫人の恋」「大時計」「凱旋門」      「若い愛情」 1949年「賄賂」「エッフェル塔の男」 1951年「青いヴェール」「人生模様」「凸凹海賊船」 1953年「情炎の女サロメ」「悲恋の王女エリザベス」 1954年「ホブスンの婿選び」 1958年「情婦」 1960年「全艦船を撃沈せよ」「スパルタカス」 1962年「野望の系列」 RANDOLPH SCOTT  ランドルフ・スコット 誕生日 1898/1/23-1987/3/2 出身 米バージニア州 織物工場の技術者の息子として生まれ、 父の跡を継ごうと織物技術を修得する。 卒業後、演劇に興味を示し、 セシル・B・デミルの勧めでパサディナ・プレイハウスに入学。 初出演は、「ヴァージニアン」(1929)、でmに出演する で主役を獲得したのは、「砂漠の遺産」(1934)だった。 以後、二枚目スターとして西部劇を中心に活躍。 プロダクションを設立して10数本の作品を手掛けている。 私生活では2度の結婚を経験して子供が2人いる。 ケイリー・グラントやフレッド・アステアは親友で、 投資家として成功し、1億ドル近い資産があった。 出演作 1928年「三人水兵恋行脚」 1929年「遙かなる叫び」「黒時計聨隊」      「ヴァジニアン」 1932年「空の花嫁」「七月の肌着」「獣人島」 1933年「白馬天国」「ふるさとの唄」「砂漠の遺産」      「動物園の殺人」「殺人魔の魂」「森の男」      「最後の一人まで」「燃ゆる山道」「轟く天地」 1934年「国境の狼群」「戦う幌馬車」 1935年「ロッキーの怪人」「ロバータ」「西部の掟」      「うるさき人々」「洞窟の女王」「薔薇は何故紅い」 1936年「艦隊を追って」「悪魔の疾走」「モヒカン族の最後」      「浮気名優」 1937年「逞しき男」 1938年「農園の寵児」「テキサス人」 1939年「地獄への道」「男対男」「国境守備隊」 1940年「ヴァジニアの血闘」「ママのご帰還」「殴り込み一家」 1941年「西部魂」 1942年「スポイラーズ」「男性都市」 1943年「無頼漢」「駆潜艇K−225」「爆撃手」 1944年「ユーコンの女王」 1945年「海賊キッド」 1946年「静かなる対決」「群盗の町」 1947年「拳銃街道」 1948年「死闘の銀山」「ブラックストーンの決闘」      「西部の裁き」 1949年「カナダ平原」「オクラホマ無宿」「平原の勇者」 1950年「拳銃(コルト)45」「決闘カリブ街道」 1951年「グレートロックの決斗」「無法街の決闘」 1952年「西部のガンベルト」「ネバダ決死隊」      「銃の後に立つ男」 1953年「平原の落雷」 1954年「勇者の汚名」「賞金を追う男」「捨身の一撃」 1956年「七人の無頼漢」「第七騎兵隊」 1957年「反撃の銃弾」「暴力部落の対決」 1959年「決闘ウエスタンバウンド」 1960年「決闘コマンチ砦」 1962年「昼下りの決闘」 その他の出演者: John Carradine ... Orange Povey Gilbert Roland ... Jose Lorenzo John Qualen ... Bart Blivens Sheldon Leonard ... Cyprian Boyle William Farnum ... Capt. Rawson Henry Daniell ... King William III Reginald Owen ... Cary Shadwell User Rating: 6.3/10 (263 votes) オトーサン、 「もう少し高くていいのでは?」 アケデミー賞ノミネート ・劇・喜劇映画音楽賞 User Comments: inspectors71さん The State of Confusion 2005年12月6日 しょっぱいコメディ おーい、みんな! この「海賊キッド」(1945)は、 チャールズ・ロートンが悪漢を演じる珠玉の作品だ。 いかつく、髪はもじゃもじゃ、ひどいテーブル・マナー。 英国の正統な船長を装っているのだ。 彼の船の乗組員は、目まぐるしく増えたり減ったりする。 (誰が、そうしているか、分かるだろう!) 彼は、英国の貨物船をハイジャックし、 埋めておいた財宝を手中に収めんとしている。 乗り合わせたのは、レディ・アンと手強いマーシーだ。 マーシーこそが、キッドの悪業の数々を暴くのだ。 おお、おお、叫びっ放し。 役者たちは、とんでもない目に会うのだから。 この映画の唯一の問題点は、 1945年の製作で、それが貧弱だということだ。 画面は薄暗く、さらに10年前の映画のように見える。 ウォルマートの投売りコーナーで入手するといい。 チャールズ・ロートンが、口を開け、 苦虫を噛みつぶすシーンを見るべし。 ランドルフ・スコットは、水兵服が格好いい。 オトーサン、 「こういう海賊映画もいいなぁ」 ジョニー・デップの海賊映画も素敵ですが、 (「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」) 海賊を演じさせたら、チャールズ・ロートンが最高でしょう。 (残念ながら、もうこの世にいませんが) たまたま、62年前のこの映画と 最新のジョニー・デップ主演作を見比べることになりましたが、 なかなか得がたい体験をしました。 最近の役者は線が細くなっていることが分かりましたし、 特撮技術の進歩のすごさも感じました。


紅の豚

オトーサン、 「へぇ、こんな作品あったんだ」 ご存知スタジオジブリの初期のアニメ映画です。 日本テレビの金曜ロードショーでやっていました。 原題:紅の豚(1992)    PORCO ROSSO 監督・原作・脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 Genre:Genre:Animation /Adventure /Comedy /Fantasy /Romance Rated PG for violence and some mild language. Country:Japan Language:English / German / Portuguese / Japanese / French 上映時間:93分 あらすじ: 1930年代初期のイタリア。 空の海賊、賞金かせぎ、野心家が空を支配していた。 なかでも、最も狡猾で熟達のパイロットが、ポルコ。 最後の空中戦で殺されたパイロットたちの魂のゆくえを 見届けようと空高く天国まで昇っていった呪いによって、 頭部が豚の形になってしまった。 いまや空の海賊たちによって誘拐されたひとびとを救助することで、 生計を立てている。 空でのポルコのライバルは、カーチス。 女性の愛を勝ちとろうと、ポルコにつねにチャンレンジしてくる。 フィナーレは、陽気でアクション満載。   声の出演者: 森山周一郎 ... ポルコ・ロッソ 岡村明美 ... フィオ・ピッコロ 大塚明夫 ... ミスター・カーチス 加藤登紀子 ... マダム・ジーナ オトーサン、 「宮崎マジックだ!」 ブタが主人公? 何じゃそれ? そう思っていたのに、やがて可愛くなってくるのです。 その他の声の出演者 桂三枝 ... ピッコロおやじ 上條恒彦 ... マンマユート・ボス 関弘子 ... バアちゃん 阪修 田中信夫 野本礼三 島香裕 User Rating: 7.7/10 (5,139 votes) オトーサン 「高いスコアだ」 毎日映画コンクール ・音楽賞 ・アニメーション映画賞 benturkaljさん Australia 2005年10月12日 低評価の古典作品 少数のひとにしか知られていないが、 これは、時代を超えて最高のアニメ映画のひとつである。 実にユニークなコメディで、 テーマも、大人の観客向けで楽しい。 子供たちも、それなりに面白味を感じるはずだ。 この映画は、ポルコという男の冒険を追う。 第2次世界大戦中、海賊たちをやっつけて賞金かせぎをしている。 いろいろな理由で、多くの敵対者と戦う羽目になっている。 実は、呪いによって豚のように見える不幸を抱えている。 この映画、多くの点で、おすすめしたい。 アートワークはすばらしい。 ディテールまで描きこまれており、アニメのスタイルもいい。 ストーリーも、実に面白い。 コメディ、ドラマ、アクションが、カンペキにブレンドされている。 ストーリーを手短かに言うのは難しいが、 この映画は、すべての年代のひとに向いている。 もっとも、多くのユーモアは大人向けではあるが。 ぜひ、見てやってほしい。 決して失望しないだろう。 オトーサン、 この映画、せりふも印象的でした。 ジーナがアメリカからやってきたフィオに言うせりふが とても素敵でした。 アメリカ文化への風刺になっています。 宮崎アニメは、奥行きの深い文化をもっている日本人の誇りです。 ○紅の豚(くれないのぶた)  宮崎駿監督によるスタジオジブリの長編アニメーション映画。  前作「魔女の宅急便」に続いてアニメ映画の興行日本記録を更新。 ・キャッチコピー  「カッコイイとは、こういうことさ」(糸井重里) ・印象的な台詞  「飛ばねぇ豚はただの豚だ」(ポルコ)  「俺は、俺の稼ぎでしか飛ばねぇぜ」(ポルコ)  「ファシストになるより、豚でいる方が良い」(ポルコ)  「ぼってるんじゃねぇ、もちつもたれつなのさ」(ポルコ)  「いい奴は、死んだ奴らだ」(ポルコ)  「3年待ったわ。もう涙も枯れちゃった」(ジーナ)  「今にローストポークになっちゃうから・・・私嫌よ、そんなお葬式」(ジーナ) 「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」(ジーナ)  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


レディホーク

オトーサン、 5月24日、テレビ東京で放映されました。 その日のうちに、この批評を書きあげました。 最初は、「何だ、これ?」と思っていましたが、 次第に映画の世界に引きづりこまれました。 原題:Ladyhawke (1985) 監督:Richard Donner 原作:Edward Khmara 脚本:Edward Khmara/ Michael Thomas Tom Mankiewicz/ David Webb Peoples Genre:Fantasy / Adventure / Romance 上映時間:121分 あらすじ: フィリップのあだ名は、ネズミ小僧。 中世の町アキラから逃げ出してきたところ。 邪悪な司教の護衛どもに追われている。 フィリップは、美しい鷹をもったミステリアスな騎士 ナバールに出会い、彼の後をついていく。 フィリップは、騎士は司教に呪われて、 夜になるとオオカミになることを知る。 出演者: Matthew Broderick ... Phillipe Gaston(フィリップ) Rutger Hauer ... Captain Etienne Navarre(エチエンヌ・ナバール) Michelle Pfeiffer ... Isabeau d'Anjou(イザボー) オトーサン、 「チョロチョロ、チョロチョロ、ネズミみたいだなぁ」 マシュー・ブロデリック、23歳の作品です。 「ミシェル・ファイファー、出番少なく、勿体ないなぁ」 でも、こんな贅沢に役者を使えるのも、 リチャード・ドナー監督ならではでしょう。 MATTHEW BRODERICK  マシュー・ブロデリック 誕生日 1962/3/21  出身 米ニューヨーク 父は俳優ジェームズ・ブロデリック、母パトリシアは脚本家。 グリニッジビレッジで育ち、高校卒業直前の79年、 父との共演で舞台デビュー。 82年「キャッシュマン」で映画デビュー。 86年「フェリスはある朝突然に」に ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされる。 妻は女優サラ・ジェシカ・パーカー。 2002年に長男ジェームズが誕生。 活躍度 △→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1982年「キャッシュマン」 1983年「ウォーゲーム」 1985年「レディホーク」 1986年「フェリスはある朝突然に」 1987年「飛べ、バージル/プロジェクトX」 1988年「トーチングトリロジー」「ブルースが聞こえる」 1989年「ファミリービジネス」「グローリー」 1990年「ドン・サバティーニ」 1992年「マシュー・ブロデリックの緊急事態」 1993年「ロマンスに部屋貸します」      「黄昏のブロードウェイ/ライフ・イン・シアター」 1994年「ライオンキング」(声)「ケロッグ博士」      「ミセス・パーカー〜ジャズ・エイジの華」 1996年「ケーブル・ガイ」「インフィニティ/無限の愛」 1997年「恋におぼれて」 1998年「ゴジラ/GOZILLA」 1999年「ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ」      「GO!GO!ガジェット」 2000年「ユーキャン・カウント・オン・ミー」 2003年「惑星「犬」。」(声) 2004年「ステップフォード・ワイフ」「ラスト・ショット」 2005年「プロデューサーズ」 RUTGER HAUER  ルトガー・ハウアー 誕生日 1944/1/23 出身 オランダ・ブロイケレン テレビでは2001年からの「エイリアス」「ヤング・スーパーマン」に出演。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1973年「危険な愛」 1974年「ルトガー・ハウアーのダンデライオン」「コールド・ブラッド」 1975年「ケープタウン」「娼婦ケティ」 1976年「ルトガー・ハウアーのキャンサー カニ座の女」 1977年「女王陛下の戦士」 1978年「ミステリーズ」 1980年「ナイトホークス」 1981年「ココ・シャネル」 1982年「ブレード・ランナー」「錆びた黄金」「アンダーカバー刑事」 1983年「バイオレント・サタデー」 1984年「孤高の戦士」 1985年「グレート・ウォリアーズ/欲望の剣」      「レディホーク」 1986年「ヒッチャー」「ウォンテッド」 1988年「聖なる酔っぱらいの伝説」「ワンナイト・オブ・ブロードウェイ」 1989年「サルート・オブ・ザ・ジャガー」「ムーンリットナイト」 1990年「ブラインド・フューリー」 1991年「デザート・ソルジャー」「ウェドロック」      「ミッドナイト25時 殺しの訪問者」 1992年「スプリット・セカンド」 1993年「バッフィ/ザ・バンパイア・キラー」「デラクルーズ 欲望の嵐」      「ビジター 欲望の死角」 1994年「サバイビング・ゲーム」「ルトガー・ハウアー/処刑脱獄」      「誘惑」「ノストラダムス」「ラストフライト」 1995年「処刑ドクター」「ファーザーランド/生きていたヒトラー」      「MR.STITCH 悪魔の種子」 1996年「アウターゴールド」「オメガ・ドーム」「クロス・エレメント」      「ザ・サバイバル」「ヘモグロビン」 1997年「レッドライン」 1998年「ボーン・ダディ」 2000年「ワイルダー」「デンジャーゾーン タービュランス3」(TM) 2001年「フライング・ヴァイラス」 2002年「ディープ・コア2002」「ソード・オブ・ザ・ファンタジー 勇者と聖なる剣」      「コンフェッション」 2005年「バットマン・ビギンズ」「シン・シティ」 2006年「デッドライン 報復の導火線」 その他の出演者: Leo McKern ... Father Imperius the Monk John Wood ... Bishop of Aquila Ken Hutchison ... Marquet Alfred Molina ... Cezar Giancarlo Prete ... Fornac Loris Loddi ... Jehan Alessandro Serra ... Mr. Pitou Charles Borromel ... Insane Prisoner Massimo Sarchielli ... Innkeeper Nicolina Papetti ... Mrs. Pitou Russel Case ... Lieutenant Donald Hodson ... Guard on Cart User Rating: 6.7/10 (9,806 votes) オトーサン、 「面白かったなぁ」 アカデミー賞ノミネート ・音響賞 ・音響効果編集賞 User Comments Noelさん Bromsgrove, England 2005年4月6日 実にいいファンタジー映画 子供の頃から、ファンタジー映画が好きだった。 事実、剣戟はすばらしい。 大きくなって、「ロード・オブ・ザ・キング」をみたが、 それ以前のお気に入り映画といえば、 80年代後期のファンタジー史劇「プリンセス・ブライド・ストーリー」、 「ウィロー」、そして「レディホーク」だった。 この映画は、追放された騎士とその愛するものを描いている。 邪悪な司教の呪いによって、夜と昼の間は動物に変身させられ、 人間として出会えなくなったのだ。 彼は、オオカミに、彼女は鷹になる。 (題名の「レディホーク」は、ここからきている) 騎士は若き泥棒の助けを借りて 城に押し入り、司教に復讐をする。 こうした前提の良否はさておき、 この映画は、ファンタジー映画というよりも、歴史映画だ。 呪いのほかには、マジックはない。 仕掛けも、巨人も、何もない。 それも、この映画が好きな理由だ。 この映画、大好きなのは、 すばらしいストーリーと興味深い登場人物のためだ。 フィリップの神との対話は、いまだに面白いし、 Leo McKern演じる酔いどれ僧侶もいい... これは、リチャード・ドナー監督作品だ。 彼といえば、勿論、「スーパーマン」や「リーサル・ウェポン」などだ。 この映画、とくによく出来ている。 多くのひとは、音楽の選択がよかったと言っている。 ある種のテクノ・ポップで、 「ネバーエンディング・ストーリー」で使われていて、 がっかりした覚えがある。 80年代のファンタジー映画は、大体、こんなアイディアだが、 「レディホーク」は、ほかの映画よりも、よく出来ている。 もっとも、私は、より伝統的で、 ゴチャゴチャしない曲のほうが好きだ。 全体に...闘いのシーンは、まあ、大したことはないが、 セットも、助演陣もなかなかいい。 この映画では、若きマシュー・ブロデリックの演技が見られが、 これ以降、演技があまり進歩していないことが分かる。 彼が悪い役者と言うのではない。 早熟なのだろう。 私は、カルトの偶像、ルトガー・ハウアーの大フアン。 (「ブレイド・ランナー」、「ヒッチャー」、 そして「ラストキングダムIV 10番目の王国」) 彼は、追放された騎士役を好演している。 それに、みんなも同感だろうが、 ミシェル・ファイファーを出すというのは、いいアイディアだ。 どのようなジャンルの映画のフアンであろうが、 どんな俳優のフアンであろうが、 この映画、絶対に見るべきだ。 あらゆる年代の人向けのファンタジー・アドベンチャー映画だ。 オトーサン、 「そうか、道理で」 リチャード・ドナー監督作だったのです。 名作をいくつもつくるなんて、大したものです。 ○RICHARD DONNER  リチャード・ドナー 誕生日 1930/4/24  出身 米ニューヨーク 監督作 1968年「君は銃口/俺は引金」 1969年「おませなツインキー」 1976年「オーメン」 1978年「スーパーマン」 1980年「サンフランシスコ物語」」 1982年「おもちゃがくれた愛」 1985年「グーニーズ」「レディホーク」 1987年「リーサル・ウェポン」「ロスト・ボーイ」 1988年「3人のゴースト」 1989年「リーサル・ウェポン2」 1992年「リーサル・ウェポン3」「ラジオ・フライヤー」 1993年「フリー・ウィリー」 1994年「マーヴェリック」 1995年「暗殺者」 1997年「陰謀のセオリー」 1998年「リーサル・ウェポン4」 2003年「タイムライン」 2006年「16ブロック」


ブラッド・クライム 血に染まる森

オトーサン、 「ようやく退治した」 録画映画が溜まって、容量一杯。 すると番組表が出てこなくなるのです。 こりゃ、たまらんとせっせと見ました。 原題:Blood Crime (TV 2002) 監督: William A. Graham 脚本: Mark Lawrence Miller/ Preston A. Whitmore II Genre:Drama / Thriller Rated R for some violence. 上映時間:128分 あらすじ: シアトルの燃え尽きたし刑事ダニエルは、 キャンプに出かけたが、一転、それは地獄になった。 妻のジェシカが森の中で乱暴されたのだ。 病院に向かう途中、ダニエルらは犯人らしき男と出食わす。 ジェシカは、その男が彼が加害者と言う。 怒り狂ったダニエルは、男を殴り殺す。 だが、救急救命室で、彼女は気持ちを変え、 看護士が加害者だと言う。 だが、ダニエルは、 犠牲者が保安官モーガンの死んだ息子だと知る。 出演者: James Caan ... Sheriff Morgan McKenna(保安官モーガン) Johnathon Schaech ... Daniel Pruitt(ダニエル) Elizabeth Lackey ... Jessica Pruitt(ジェシカ) オトーサン、 「偉丈夫だ」 この言葉、もはや死語になっていますが、 ジェームズ・カーンにはぴったりです。 ダニエルとジェシカ役の役者さんは、 ちょっとなー?という出来でした。 JAMES CAAN  ジェームズ・カーン 誕生日 1940/3/26 出身 米ニューヨーク・ブロンクス クイーンズで育ち、家業の精肉店は継ぐ意志はなかった。 16才でミシガン州立大学に入学、経済を学び、 フットボールの選手として活動。 その後、法律を専攻するため、ホフストラ大学へ移るが、 春休みにスタンフォード・マイスナーの ネイバー・フッド・プレイハウスの面接を受け、採用。 奨学金を獲得し、ウィン・ハンドマンに学び、 その後、オーディションを受けて最初の舞台に立つ。 61年オフブロードウェイ「輪舞」でデビュー。 64年「不意打ち」で本格映画デビュー。 69年「雨の中の女」のフットボール選手役で サン・セバスチャン映画祭最優秀男優賞受賞。 72年「ゴッドファーザー」のソニー・コルレオーネ役で アカデミー賞にノミネートされた。 息子に俳優のスコット・カーンがいる。 活躍度 ○→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1963年「あなただけ今晩は」(クレジットなし) 1964年「不意打ち」 1965年「栄光の野郎ども」「レッドライン7000」 1967年「エル・ドラド」「悪魔の口づけ」「テキサスの七人」      「潜水艦X−1号」 1968年「宇宙大征服」 1969年「雨のなかの女」 1970年「ブライアンの歌」 1971年「愛はひとり」 1972年「ゴッドファーザー」      「ブライアンズ・ソング/友情のタッチダウン」 1973年「シンデレラ・リバティー」 1974年「フリービーとビーン大乱戦」「熱い賭け」      「ゴッドファーザーPART2」 1975年「ファニー・レディ」「ローラーボール」 1976年「キラー・エリート」「ニューヨーク一攫千金」      「サイレント・ムービー」 1977年「遠すぎた橋」 1978年「続・男と女」「カムズ・ア・ホースマン」 1979年「第2章」 1981年「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」      「愛と哀しみのボレロ」 1982年「キス・ミー・グッバイ」 1987年「友よ、風に抱かれて」 1988年「エイリアン・ネイション」 1990年「ディック・トレイシー」「ミザリー」 1991年「フォー・ザ・ボーイズ」      「ワンダー・アーム・ストーリー」 1992年「ハネムーン・イン・ベガス」 1993年「クォーターバック」      「フレッシュ・アンド・ボーン/渇いた愛のゆくえ」 1995年「デンバーに死す時」 1996年「イレイザー」「フリーズ/地獄の相続人」      「ボーイコールド・ヘイト」「ダーティ・ボーイズ」 1998年「フィオナが恋していた頃」 1999年「恋するための3つのルール」      「マーロウ 最後の依頼」(TM) 2000年「誘拐犯」「裏切り者」「デッド・ヒート・コネクション」 2001年「レッド・ロック」(TM)「地獄の戦艦」(TM) 2002年「シティ・オブ・ゴースト」 2003年「ドッグヴィル」 その他の出演者: David Field ... Jonah Ganz Sydney Jackson ... Roy Biggs Paul Glover ... Bobby John Atkinson ... Redmond Sawyer Ted Clark ... Wayne Skuggs Jenny Apostolou ... Mary Ellen Tustin Andrew Robertt ... Deputy David Forrest Natalie Duggan ... Louise Fraley Cerutti ... Big Man Bruce Hopkins ... Hostage Gunman Ingrid Park ... Hostage Woman Katrina Browne ... Naomi User Rating: 5.1/10 (168 votes) オトーサン、 「低いな。TV映画だもんなぁ」 Memletsさん Lubbock, TX 2002年10月18日 ニュージーランド人(オージー)がアメリカ人のアクセント 私は、このTV映画を楽しんだ。 だが、何かイライラさせる点がある。 見るのをやめるほどではないのだが... これは、アメリカの俳優たちが、ニュージーランドかオーストラリアで 撮影した映画だ。 だが、アクションは、アメリカのどこかで行われている。 この映画の場合は、アメリカ北西部だ。 だが、その他の出演者は、 ニュージーランド人かオーストラリア人なので、 アメリカのアクセントをしなければならなかった。 何人かは、この点で、他の役者よりもよかった。 アメリカのアクセントがうまく行かないのは、 せりふを大声で言う時だった。 何はともあれ、実に、実に気が散る。 ま、ただの不平だ。 前にも言ったが、この映画、楽しんで見た。 オトーサン、 「オージー英語にはまいったなぁ」 今日のことを英語では、Today(トゥデイ)。 オージー英語では、トゥダイ(死に行く)となります。 ほかにも、こんなものが。 ・グダイ・マイト!   G'day mate! (Good day friend!)  オーストラリアで挨拶するときは「ハロー」なんて言ってはいけません。  "グダイ!"です。 ・プッシュバイク  pushbike  なんだと思いますか?   壊れたバイクを押すことかな?  答えは「自転車」。  農場の裏に川があって、釣りやバーベキューをするのですが、  そこへ行くときに使います。


ホット・スポット

オトーサン、 「へぇ、デニス・ホッパーが監督なんだ」 「イージー・ライダー」(1969)は秀作でした。 一時期干されたのに、見事に復活。 その経験が映画製作にも性格俳優ぶりにも生きています。 原題:The Hot Spot (1990) 監督: Dennis Hopper 原作:Charles Williams 脚本:Nona Tyson /Charles Williams Genre:Crime / Drama / Romance 上映時間:130分 あらすじ: ハリーは独り者。 キサスの小さな町へやってきて、中古車ディーラーに職を得る。 小さな町の銀行強盗を思いつく。 新しく口座を開設するとき、近所で火事があって 従業員たちが火消しに出向き、銀行は無人になったからだ。 ボスの妻ドリーは、彼を利用しようとする。 "ハリー、あたし、いつも思い通りにしてきたのよ" 彼は、濃密な誘惑に抵抗する。 というのも、同僚の会計係グロリアと恋に落ちたからだ。 だが、彼女も問題を抱えていた。 出演者: Don Johnson ... Harry Madox(ハリー) Virginia Madsen ... Dolly Harshaw(ドリー) Jennifer Connelly ... Gloria Harper(グロリア) オトーサン、 「女優さん、2人がいい!」 女の美しさと怖さをしみじみ感じました。 DON JOHNSON  ドン・ジョンソン 誕生日 1950/12/15 出身 ミズーリ州フラットクリーク テレビでは「マイアミ・バイス」のクロケット刑事役、 「刑事ナッシュ・ブリッジス」など。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「ウエスタンロック/ザカライア」 1973年「青い接触」 1975年「少年と犬」「グッバイ・ドリーム」 1981年「ソギーボトムの野郎ども/爆走!エアーボート大追跡」 1984年「傷だらけの帰還」 1985年「長く熱い夜」 1988年「スイート・ハート・ダンス」 1989年「サンタモニカ・ダンディ」 1990年「ホット・スポット」 1991年「ハーレー・ダビッドソン&マルボロマン」「愛に翼を」 1993年「ボーン・イエスタディ」「ギルティ/罪深き罪」 1996年「ティン・カップ」 1997年「グッド・ガイズ」 1998年「パトリシア・アークエットのグッバイ・ラバー」 VIRGINIA MADSEN  バージニア・マドセン 誕生日 1961/9/11 出身 米イリノイ州ウィネトカ 父は消防士、母はエミー賞受賞のフィルム・メイカー。 兄は俳優のマイケル・マドセン。 84年「砂の惑星」で注目される。 2004年「サイドウェイ」のマヤ役で インディペンデント・スピリット賞助演女優賞受賞。 アカデミー賞とゴールデングローブ賞にもノミネートされる。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1983年「恋のスクランブル」 1984年「砂の惑星」「エレクトリック・ドリーム」 1985年「クリエイター」 1986年「禁じられた恋」「モダン・ガールズ」 1987年「スラムダンス」「ゾンビ・スクール1990」      「思い出のハートブレイク・ホテル」 1988年「ミスター・ノース/風を運んだ男」 1989年「マネーゲームで大逆転」 1990年「ホットスポット」 1991年「ハイランダー2/甦る戦士」      「コレット/水瓶座の女」 1992年「キャンディマン」「コレット/水瓶座の女」 1994年「刺青/IREZUMI」「ゴッド・アーミー/悪の天使」 1996年「ゴースト・オブ・ミシシッピー」◆ 1997年「レインメーカー」◆ 1999年「ホーンティング」◆ 2002年「アメリカン・ガン」◆ 2004年「サイドウェイ」◆ 2006年「ファイヤーウォール」◆「今宵、フィッツジェラルド劇場で」◆ JENNIFER CONNELLY ジェニファー・コネリー 誕生日 1970/12/12 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク市 11歳の時、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で映画デビュー。 2001年「ビューティフル・マインド」のアリシア役で アカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。 夫は俳優のポール・ベタニー。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1984年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 1985年「フェノミナ」◇ 1986年「ラビリンス/魔王の迷宮」「ジェニファーの恋愛同盟」 1988年「ダルク家の三姉妹」◇ 1989年「エトワール」 1990年「ホットスポット」「恋の時給は4ドル44セント」 1991年「ロケッティア」 1994年「愛の奴隷」 1995年「ハイヤー・ラーニング」 1996年「狼たちの街」「誘惑の恋人たち」 1997年「秘密の絆」 1998年「ダークシティー」◇ 2000年「レクイエム・フォー・ドリーム」◆「ウエイキング・デッド」◇      「ポロック 2人だけのアトリエ」 2001年「ビューティフル・マインド」◇ 2003年「ハルク」◇「砂と霧の家」◇ 2004年「ダーク・ウォーター」◇ その他の出演者: Charles Martin Smith ... Lon Gulick William Sadler ... Frank Sutton Jerry Hardin ... George Harshaw Barry Corbin ... Sheriff Leon Rippy ... Deputy Tate Jack Nance ... Julian Ward Virgil Frye ... Deputy Buck John Hawker ... Uncle Mort Margaret Bowman ... Woman at Gas Station Debra Cole ... Irene Davey Karen Culley ... Cowgirl Cody Haynes ... Cowboy User Rating: 6.2/10 (2,530 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: sonomamikeさん Sebastopol, CA 2002年6月10日 熱い夏の夜にカップルでどうぞ この映画、好きなひとと嫌いなひとに分かれるだろう。 ドン・ジョンソン、バージニア・マドセン、 そして、ジェニファー・コネリーの関係は、 あなたにも、あなたの彼女にも興味があるだろう。 私は、南部に住んだことはないので、 あなたが南部の描写を好むかどうか分からない。 南部出身でなくても、舞台が南部でなくても、 よこしまと欺瞞は、普遍的なものだ。 最初にみたあとでは、ひねりにはもう驚かないだろうが、 演技者たちの運命を決める正義と皮肉の描写に ますます惚れてしまうだろう。 大いにお勧めする。 オトーサン、 「サービス精神旺盛だなぁ」 ジェニファー・コネリーのヌード・シーンは、 不必要だと思いつつも、 あまりのボリュームに目を剥きました。 ○デニス・ホッパー  Dennis Hopper, 1936/5/17 - アメリカの俳優および映画制作者。 カンザス州ドッジシティ出身。 高校時代彼は最も成功しそうな人物として投票された。 演劇への興味を持ち、ウィリアム・シェイクスピアの演劇を好んだ。 TVドラマ「メディック」(1955)での若いてんかん患者役でデビュー。 ジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」(1955)、  「ジャイアンツ」(1956)に出演。  ディーンの自動車事故死は若いホッパーに深い影響を与えた。  監督・脚本・主演「イージー・ライダー」(1969)は、  アメリカン・ニューシネマの代表作となり、ホッパーの名前を高くした。  共演したジャック・ニコルソン、ピーター・フォンダを  「白昼の幻想」(1967)で、脚本、俳優として起用している。  1970年代には飲酒や麻薬、映画会社との確執で役に恵まれなかったが、  デヴィッド・リンチの「ブルー・ベルベット」(1986)で復帰した。 「パリス・トラウト/静かなる狂気」(1990)で、  犯罪王パリス・トラウトをサディスティックに演じ、性格俳優として評価される。  絵画や写真に関しても造詣が深く、個展を開くなど精力的に活動。  親日家で、1995年にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭の審査員を務めた。  トヨタ・セリカやホンダ・アヴァンシアなど、CM出演歴もある。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ヘブンズ・プリズナー

オトーサン、 「直訳すると、天国の囚人」 よく考えると、実に奇妙な題名です。 全米ベストセラーだそうですが、映画のほうも面白いかも。 原題:Heaven's Prisoners (1996) 監督: Phil Joanou 原作:James Lee Burke 脚本:Harley Peyton /Scott Frank Rated R for strong violence and language, and for some nudity. Runtime:132 min / Canada:135 min (Ontario) Country:USA / UK Language:English 上映時間:132分 あらすじ: デイヴは、ニューオーリンズの貸しボート屋。 妻のアニーとボートで釣りをしている最中、飛行機の墜落を目撃。 少女ひとりを救出したが、背後に麻薬が絡んでいるのを知る。 元警部補の血が騒ぎ、妻の反対を押し切り、捜査を開始する。 出演者: Alec Baldwin ... Dave Robicheaux(デイヴ) Kelly Lynch ... Annie Robicheaux(アニー) Teri Hatcher ... Claudette Rocque(クローデット) オトーサン、 「大活躍だ!」 屋根から屋根へ飛び移ったり、 市電を追いかけて飛び乗るなど、みていて疲れるほど。 妻役のケリー・リンチ、スタイル抜群です。 それに、ヌードを披露してくれた女優さん、 テリー・ハッチャーのプロフィールも紹介しましょう。 ALEC BALDWIN  アレック・ボールドウィン 誕生日 1958/4/3 出身 米ニューヨーク州ロングアイランド ワシントン大学で学び、79年、ニューヨーク大学ドラマ・プログラムの オーディションに合格し、演技の勉強を始める。 翌年、NBCのソープオペラ「THE DOCTER」(63-82)でレギュラーとなる。 舞台を中心に活動後、87年「ウーマン・イン・ニューヨーク」で映画デビュー。 2004年「THE COOLER」でナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞受賞。 アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされる。 弟に俳優のダニエル、ウィリアム、スティーブンがいる。 93年8月にキム・ベイシンガーと結婚。2001年離婚。娘が一人いる。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1986年「ルルよ、永遠に」「ウーマン・イン・ニューヨーク」 1987年「アラモ2」 1988年「結婚の条件」「ビートル・ジュース」      「ワーキング・ガール」「愛されちゃって、マフィア」      「トーク・レディオ」 1989年「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」 1990年「レッド・オクトーバーを追え!」◇      「マイアミ・ブルース」「アリス」 1991年「あなたに恋のリフレイン」 1992年「摩天楼を夢みて」「キスへのプレリュード」 1993年「冷たい月を抱く女」 1994年「ゲッタウェイ」「シャドー」◇ 1995年「アル・パチーノ/天国の約束」(ナ) 1996年「アル・パチーノのリチャードを探して」「陪審員」◇       「ヘブンズ・プリズナー」◇「ゴースト・オブ・ミシシッピー」 1997年「ザ・ワイルド」◇ 1998年「マーキュリー・ライジング」◆ 1999年「シック・アズ・シーヴス」◇ 2000年「きかんしゃトーマス 劇場版/魔法の線路」◆ 2001年「パール・ハーバー」◆「ファイナル・ファンタジー」(声)      「キャッツ&ドッグス」(声) 2002年「ブルート・ナッシュ」 2003年「インプット 記憶」(TM)「ハッとしてキャット」 2004年「ポリー my love」◆「アビエイター」◆「ラスト・ショット」 2005年「エリサベスタウン」◆「ディック&ジェーン 復讐は最高!」◆ 2006年「ディパーテッド」◆ KELLY LYNCH  ケリー・リンチ 誕生日 1959/1/31 出身 米ミネソタ州ミネアポリス ニューヨークのモデルとして成功した後、女優に転身。 1989年「ドラッグストア・カウボーイ」で インディペンデンス・スピリット賞主演女優賞ノミネート。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1985年「サバイバル・ウォーズ」 1988年「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」      「カクテル」 1989年「ロードハウス/孤独の街」      「ドラッグストア・カウボーイ」 1990年「逃亡者」 1991年「カーリー・スー」 1993年「スリー・オブ・ハーツ」 1994年「詐欺 イマジナリークライム 1995年「バーチュオ・シティ」「ヘブンズプリズナー」      「ジャンクション」 1997年「コールドハート」「Mr.マグー」 1998年「ワイルド・スモーカーズ」 2000年「チャーリーズ・エンジェル」 2001年「リーマン・ジョー!」 2002年「デブラ・ウインガーを探して」 2005年「ジャケット」 TERI HATCHER  テリー・ハッチャー 誕生日 1964/12/8 出身 米カリフォルニア州ルーカスバレー アメリカン・コンサバトリー・シアターで演劇を学び、 アネット・ベニングらに師事する。 89年「ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦」で映画デビュー。 テレビでは93年から97年に「新スーパーマン」の 女性記者ロイス・レーン役を演じた。 97年「トゥモロー・ネバー・ダイ」ではボンド・ガールを演じた。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦」      「デッド・フォール」 1991年「ソープ・ディッシュ」 1992年「ストレート・トーク/こちらハートのラジオ局」      「氷の仮面」 1993年「ワイルド・スマッシャー」 1996年「ヘブンズ・プリズナー」「DEAD GIRL 狂気の愛」 1997年「トゥー・デイズ」「トゥモロー・ネバー・ダイ」 1998年「ディープ・ハプニング」(TM) 1999年「悪魔の棲む部屋」 2001年「スパイキッズ」 2002年「ラナウェイ・ジェーン」 その他の出演者: Mary Stuart Masterson ... Robin Gaddis Eric Roberts ... Bubba Rocque Vondie Curtis-Hall ... Minos P. Dautrieve Badja Djola ... Batist Samantha Lagpacan ... Alafair Joe Viterelli ... Didi Giancano Tuck Milligan ... Jerry Falgout Hawthorne James ... Victor Romero Don Stark ... Eddie Keats Carl A. McGee ... Toot Paul Guilfoyle ... Det. Magelli Chris Krisea ... Priest User Rating: 5.4/10 (1,962 votes) オトーサン、 「低すぎないか?」 User Comments: bob the mooさん Birmingham, UK 2004年3月21日 手堅いノワール。 ちょっと長いが、アレック・ボールドウィンいい。 元刑事で、アル中のデイヴは、 日常を取りもどし、貸しボート屋として ニュウオリンズ郊外で妻のアニーと暮らしている。 河に小型機が墜落したのを目撃したデイヴは、 少女を救出し、その孤児の面倒をみることにする。 だが、麻薬捜査局やヤクザが訪ねてきて、 小型機は、ただ不法なものを運んでいただけではなかったことが分かる。 デイブを取り巻く新生活は、粉々になっていく。 スタイリッシュで、いい雰囲気のカメラワークで、 この映画は、たちまち私を魅了し、 さほどよくないものの、見続けてしまった。 舞台は、深南部。 この地方を描くマンネリの定石にややうんざりした。 だが、それでも楽しめた。 筋書きは、制御不能なまま漂い、 登場人物が多すぎて手に汗を握るまでにはいかなかった。 だが、度胸も緊張もあって、見続けた。 いくつかの要素は、他の映画よりもいい。 デイヴとそのタフな捜査は、すばらしい。 だが、売春婦Robinが出て脇道にそれると、よれよれ状態。 すごいアクション・シーンはないものの、 なかなかいいチェースやスリリングなシーンもある。 特にいいのは、ニューオリンズの屋根から屋根へ飛び移るシーンだ。 だが、私の好みからすると、 テンポののろい南部なまりでのおしゃべりが長すぎる。 それに、おそらくやや長過ぎる! しゃべりはいい。 トーンやアクションを定めるためには不必要なものがある。 しゃべり続けすぎる! この点と登場人物が多すぎるし、よれよれでチグハグな感じだ。 だが、ボールドウィンの活躍で救われている。 全編を通じて、彼はすばらしい演技をした。 いろいろな感情をうまく処理してみせた。 Eric Robertsは、OKだ。 これまでに見たクソ映画の演技よりもいい。 アニー役のKelly Lynchは、出番が少ないが、ビキニ姿がいい。 Mary Stuart Mastersonは、役に恵まれなかった。 下らないストリッパーには見えなかった。 テリー・ハッチャーは、裸になり、いい眺めだった。 だが、脚本の上では、あまり、いい扱いではない。 助演陣には、HallやGuilfoyleがいる。 だが、これはアレック・ボールドウィンの映画だ 映画の欠点を救っている。 監督もいい。 緊迫感のあるいいシーンもあるし、 重要なシーンでのペースもいい。 脚本家がもう少し丁寧に書いてくれれば言うことなしだ。 要するに、この映画は、ノワ−ル調のタフなスリラーだ。 時々、せりふと登場人物に足をとられるものが難だ。 ひどい南部なまりやアイスティーのような決まり文句に 我慢できるなら、これは見る価値がある。 オトーサン、 「この作家、面白そうだ。読んでみるか」 ○James Lee Burke 1936/12/5 - アメリカのミステリー作家。  とくに、デイブ・ロビショー・シリースが有名。  エドガー賞を2度受賞している。  "Black Cherry Blues"(1990)、"Cimarron Rose"(1998) テキサス州ヒューストン生まれ。  だが、育ったのは、Texas-Louisiana 沿岸地帯だった。  Southwestern Louisiana InstituteとUniversity of Missouriに入学し、  文学修士になった。  数年間いろいろな仕事をした。  石油産業、記者、ソーシャルワーカーなどである。  モンタナ州へ移る前に、1980年代の数年間、  Wichita State University創作クラスで教えたこともある。  彼と妻のPearlは、モンタナ州のMissoulaと  ルイジアナのNew Iberiaを行き来している。  娘のAlafair Burkeも、ミステリー作家である。  バークの小説の刑事デイブ・ロビショーは、  アレック・ボールドウィン主演と  トミー・リ−・ジョンズ主演で映画化されている。 From Wikipedia, the free encyclopedia


パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

オトーサン、 「新庄が応援していたなぁ」 金曜日が初日。初回上映に駆けつけました。 この第3作でシリーズ完結だそうですが、 大ヒットするでしょうし、第4作も撮ることになるでしょう。 そうなれば、新庄がチョイ役で出演することになるかも。 原題:Pirates of the Caribbean: At World's End (2007) 監督:Gore Verbinski 脚本:Ted Elliott/ Terry Rossio/Stuart Beattie/Jay Wolpert Genre:Action / Adventure / Comedy / Fantasy Rated PG-13 for intense sequences of action/adventure violence       and some frightening images. 上映時間:168分 あらすじ: エリザベス、ウィル、バルボッサは、 ジャック・スパロウを溺死した死者の墓場から救い出すが、 デイヴィ・ジョーンズやベケット卿と対決せねばならない。 ベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手中に収め、 彼と闇の連盟を結び、東インド貿易会社のトップとして、 次々と海賊どもを一掃しようとしている。 ジャック、バルボッサ、ウィル、エリザベス、ティアらは、 それに対抗すべく、伝説の海賊の首領9人を地球の四隅から呼びよせる。 その中には、有名なサオ・フェンもいる。 こうして、ベケット、ノリントン、空飛ぶダッチマン、 そして東インド貿易会社を相手に最後の意地をみせるのだ。 出演者: Johnny Depp ... Jack Sparrow(ジャック・スパロウ) Orlando Bloom ... Will Turner(ウィル・ターナー) Keira Knightley ... Elizabeth Swann(エリザベス・スワン) Geoffrey Rush ... Barbossa(バルボッサ) オトーサン、 「特撮がスゴイなー」 流石のジョニー・デップも影が薄いほど。 「うまいなぁ」 感心したのは、キーラ・ナイトレイ。 男性陣に負けぬ堂々たる演技でした。 JOHNNY DEPP ジョニー・デップ 誕生日 1963/6/9   出身 米ケンタッキー州オーウェンズボロ フロリダで育つ。 音楽に傾倒し、ロック・バンド”キッズ”に参加。 20歳の時、ロサンゼルスに移るが、バンドが解散。 83年に結婚したメークアップ・アーティスト、 ロリ・アン・アリソン(85年離婚)が デップの俳優デビューを助けるため、友人のニコラス・ケイジを紹介。 ケイジはデップにエージェントを紹介し、 オーディションを受けて84年「エルム街の悪夢」で映画デビュー。 87年からのテレビ番組「ハイスクール・コップ」で有名に。 90年「クライ・ベイビー」で初主演。 「妹の恋人」「シザーハンズ」「エド・ウッド」で ゴールデングローブ賞にノミネートされる。 2003年。「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」では アカデミー主演男優賞にノミネートされた。 97年「ブレイブ」で監督デビュー。 現在のパートナーはバネッサ・パラディ。 リリー・ローズ・メロディとジャックという子供がいる。 寡黙で心の内を見せないミステリアスな男の役をやらせたら、天下一品の俳優。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1984年「エルム街の悪夢」◆ 1985年「マイアミ・ホット・リゾート」 1986年「プラトーン」 1990年「クライ・ベイビー」 「シザーハンズ」◇ 1991年「エルム街の悪夢 ザ・ファイナル・ナイトメア」△ 1992年「アリゾナ・ドリーム」 1993年「妹の恋人」◇「ギルバート・クレイブ」◇ 1994年「エド・ウッド」◇ 1995年「ドン・ファン」◇「デッドマン」       「ニック・オブ・タイム」 1996年「ザ・カンヌ・プレイヤー」 1997年「フェイク」◇「ブレイブ」◇ 1998年「ラスベガスをやっつけろ」◇「ミー&ウィル」 1999年「スリーピー・ホロウ」◇「ノイズ」◇「ナインス・ゲート」◇      「ビートニク」◆ 2000年「ショコラ」◆「夜になるまえに」◆「耳に残るは君の歌声」 2001年「ブロウ」◇「フロム・ヘル」◇「ロスト・イン・ラマンチャ」 2003年「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」◇      「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」◇ 2004年「シークレット・ウインドウ」◇「ネバーランド」◇      「フレンチなしあわせの見つけ方」▲ 2005年「チャーリーとチョコレート工場」◇      「ティム・バートンのコープス・ブライド」(声)      「リバティーン」◇ 2006年「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」◇ 2007年「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」◇ KEIRA KNIGHTLEY  キーラ・ナイトレイ 誕生日 1985/3/22 出身 英ロンドン 父が俳優ウィル・ナイトレイ、母は作家シャーマン・マクドナルド。 7歳からテレビやCM出演。 テレビでは「オリバー・ツイスト」「ドクトル・ジバゴ」。 6歳半の頃に難読症のため、専門の家庭教師の指導を受け、 14歳の頃には克服。 映画は2002年「ベッカムに恋して」で ロンドン映画批評家協会賞最優秀イギリス新人賞受賞。 2005年「プライドと偏見」でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのエリザベス役で有名。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1994年「イノセント・ライズ」 1999年「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」 2001年「穴」◆「レジェンド・オブ・アロー ロビンフッドの娘」(TM)◇ 2002年「ベッカムに恋して」「サンダーパンツ!」▲「ピュア」◆ 2003年「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」◇      「ラブ・アクチュアリー」◆「ドクトル・ジバゴ」(TM)      「キング・アーサー」◇ 2005年「ドミノ」◇「プライドと偏見」◇「ジャケット」◇「ロスト・ストーリー」 2006年「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」◇ 2007年「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」「Silk/シルク」 その他の出演者: Jack Davenport ... Norrington Bill Nighy ... Davy Jones Jonathan Pryce ... Governor Weatherby Swann Lee Arenberg ... Pintel Mackenzie Crook ... Ragetti Kevin McNally ... Gibbs David Bailie ... Cotton Stellan Skarsgard ... 'Bootstrap' Bill Turner Tom Hollander ... Lord Cutler Beckett Naomie Harris ... Tia Dalma Martin Klebba ... Marty User Rating: 8.6/10 (1,577 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 特撮は最高の出来でした。 世界の名画入りも夢ではないかも。 User Comments: Enricoさん Italy 2007年5月24日 オー、オー、オー、オー! 最初に警告する。 筋書きにとらわれるな。 いくつか気になる点がある。 大勢のひとにとては些細だが、 大変、気になるひともいるだろう。 だが、この映画、筋書きが好きになるタイプではないのだ。 特殊効果が、第1作よりもさらによくなっている。 最後の戦闘シーンは傑作だ! この映画には、多くの楽しみが満載されている。 ジョニー・デップ演じるスパロウは最高だし、 バルボッサは、偉大な海賊だ。 すべての乗組員は、陽気だ。 昨日見たが、何度も見に行くつもりだ。 なぜって? シートに座り、暗くなり、映画がはじまる。 口が裂けてもキライとは言えない。 何かサジェスチョンを? エンジョイ! オトーサン、 「久しぶりに興奮した」 同じ興奮を味わった日本人のコメントも紹介しましょう。 紅弥さん 2007年4月28日 メガヒット続編の凄さ(感嘆)!! 前作が世界的な大ヒットになっただけに、 前作も制作費がかかっていましたが、 今回は、けたはずれに制作費がかかっているように思えました。 シリーズモノだと、いかに観客を飽きさせないかが重要になってくると思うので、 あの意表をついたオープニングは良かったです。 また、ジャックのあの登場シーンも良い。 人骨をオールにしてこいでいくところなんて、コミカルだし、 百戦錬磨の海賊って感じで好きです♪ 種類の違ういくつもの大道具を使って、 スリルと面白さを兼ねているシーンが数多くあって、 私が特に好きなシーンは、縄で編んだ球体の籠の罠に閉じ込められた、 ウィルとギブス(ケヴィン・R・マクナリー)達が 何回も、崖にある枝をつかんで助かろうとするシーンです。 まるで、ブランコの様に揺れる罠(笑い) 音楽もコミカルで、楽しいんです(^^) 私は、ジョニーのファンですから、上映時間は長い方が嬉しいですが、 中盤ちょっとダレてしまいました…。 もう続編ともなると、2時間くらいの時間で十分だったと思いました。


スパイダー

オトーサン、 「大蜘蛛でも出てくるのかな?」 名優モーガン・フリードマンともあろうものが、 そんな安手なSF映画に出演するのでしょうか? 原題:Along Came a Spider (2001) 監督:Lee Tamahori 原作:James Patterson 脚本:Marc Moss Genre:Thriller / Crime / Mystery / Drama Rated R for violence and language. Country:USA / Germany / Canada Language:English / Russian 上映時間:104分 あらすじ: 上院議員の娘が誘拐される。 誘拐者ソンジは、刑事にして精神医学者のアレックスに電話をよこす。 アレックスは、そこで少女を助けようとする。 彼を助けるのは、シークレット・サービスのジェジー。 少女の警護役だった。 だが、この事件の背後にあるのは、それだけではなかった。 出演者: Morgan Freeman ... Alex Cross(アレックス) Monica Potter ... Jezzie Flannigan(ジェジー) Michael Wincott ... Gary Soneji(ソンジ) Mika Boorem ... Megan Rose(メーガン) オトーサン、 「安定感バツグン!」 モーガン・フリーマン、安心してみていられます。 ジェジー役のモニカ・ポッター、 ただのお嬢さん役者ではありませんでした。 将来、大化けするかも。 MORGAN FREEMAN モーガン・フリーマン 誕生日 1937/6/1 出身 米テネシー州メンフィス 高卒後、カリフォルニアの LAコミュニティ・カレッジで働きながら舞台芸術を学び、 兵役に就いた後、サンフランシスコのミュージカル劇団に参加。 71年「WHO SAYS I CAN'T RIDE A RAINBOW?」で映画デビュー。 「N.Y.ストリート・スマート」でアカデミー助演男優賞にノミネート。 「ドライビング・ミス・デイジー」と「ショーシャンクの空に」で アカデミー主演男優賞にノミネートされた。 2005年「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞助演男優賞受賞。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「WHO SAYS I CAN'T RIDE A RAINBOW?」 1980年「ブルベイカー」 1984年「ハリー&サン」「りんご白書」 1985年「目撃者マリー」「BAD/傷だらけの疾走」 1987年「N.Y.ストリート・スマート」 1988年「偽りのヘブン」 1989年「グローリー」「ドライビング・ミス・デイジー」       「ジョニー・ハンサム」「ワイルド・チェンジ」 1990年「虚栄のかがり火」「恋はワインの香り」 1991年「ロビン・フッド」 1992年「パワー・オブ・ワン」「許されざる者」◆ 1994年「ショーシャンクの空に」◆ 1995年「アウトブレイク」◆「セブン」◇ 1996年「チェーン・リアクション」◆「モル・フランダース」 1997年「アミスタッド」◇「コレクター」◇ 1998年「ディープ・インパクト」◆「フラッド」◇ 2000年「ベティ・サイズモア」◆「アンダー・サスピション」◇ 2001年「スパイダー」◇ 2002年「ハイ・クライムズ」◇「トータル・フィアーズ」◇ 2003年「ドリームキャッチャー」◆「ブルース・オールマイティ」◇      「ビッグ・バウンス」◇ 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」◆「ダニー・ザ・ドッグ」◆ 2005年「バットマン ビギンズ」◆「ラッキーナンバー7」◆ MONICA POTTER モニカ・ポッター 誕生日 1971/6/30 出身 米オハイオ州クリーブランド 活躍度 △↑ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「コン・エアー」◆ 1998年「パッチ・アダムス」◆「マーサ・ミーツ・ボーイズ」◇      「ラストリミッツ/栄光なきアスリート」(TM) 1999年「クールドライプレイス」◇ 2001年「恋にあこがれて in N.Y.」「スパイダー」 2004年「ソウ」 その他の出演者: Dylan Baker ... Ollie McArthur Anton Yelchin ... Dimitri Starodubov Kimberly Hawthorne ... Agent Hickley Jay O. Sanders ... Kyle Craig Billy Burke ... Ben Devine Michael Moriarty ... Senator Hank Rose Penelope Ann Miller ... Elizabeth Rose Anna Maria Horsford ... Vickie Scott Heindl ... Floyd the Fisherman Christopher Shyer ... Jim Jill Teed ... Tracie User Rating: 6.1/10 (14,038 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: rye9969さん Canada 2002年2月6日 へい、手加減しろよ... この映画の批評をいくつか読んだ。 手厳しすぎるように思う。 これは心理スリラーで、その限りではよくできている。 モーガン・フリーマンは、私の好きな俳優で、 刑事アレックスを見事に演じている。 私は、スリラー物として楽しんだ。 もし、厳しい批評をしたいなら、 原作の伝説によりかからないほうがいい... 本と映画はちがうからだと言いたい。 原作の"Along Came a Spider"は、素敵な本だ。 ソンジという人物は、クモに例えられる。 それが、この映画の題名の由来なのだ。 あまりひどくなければ、映画を叩かないほうだ。 この映画はひどいと思うあなた...あなたの出番だ。 この映画はいい。原作と映画はちがう。 10点満点で6点。 オトーサン、 「原作を読んでみたいな」 お3方の読後評を掲載しましょう。 ○カスタマーレビュー  滑らかなストーリー展開の傑作  心理学者でワシントンD.C.の刑事Arex Crossが  連続殺人、誘拐事件を解決していく物語ですが、  スーパーマンでもなく、誘拐事件ではFBIの手伝いという  真っ当な設定で、どんでん返しもありますが、  筋のたった展開です。  シークレットサービスの幹部である女性との恋愛の部分も  丁寧に描かれています。  (丁寧な分若干スピードに欠けるようにも思いましたが、  好みの問題でしょう。)  この手の小説には、時々無理などんでん返しがありますが、  全く無理はなく、傑作だと思います。  英語は、理解しやすい表現だと思います。  Along came a spider  James Patterson物で最初に呼んだのは、Mid Night Clubで  アメリカ、ヨーロッパ、アジアと飛びまわり、  悪のシンジケートと戦うストーリーで一気に大ファンになりました。  その後、6冊ぐらいJames Patterson物を読んだのですが、  やっと第1作目にたどり着きました。  やはり、ストーリー展開が鮮やかですね。  Kiss the Girlsにあるような病的なグロテスクな表現は有りません。  追い詰められた者の心理描写に長けています。  Alex Cross の魅力が最初から満開  この小説がJames Pattersonとの最初の巡り会いでした。  とても感動しました。  Alex Crossシリーズの残りの本をすべて予約して買ってしまったほどです。  話の設定と展開が実に良くできていて、手に汗握る展開となります。  最後は少し悲しい展開となりますが、  男やもめのAlex Crossのロマンスは毎回、  こういう調子で出てくるんだろうなぁという予測ができます。  このAlex Crossシリーズで意外なのは、この最初の物語で出てくる悪役が、  後の本にもどんどん出てくるという所ですね。  スーパーマンとマッドサイエンチストや  シャーロックホームズとモリアーティ教授のような関係とはかなり趣が違いますが、  しぶとく登場し、Alexを苦しめます。


マスク

オトーサン、 「マスク=仮面か」 ヴェニスでは、色々な仮面をみました。 カーニバルの日には、18世紀の衣装を着て、 仮面をかぶった人で溢れかえります。 街でその模様を写したビデオをみましたが、 それはそれは独特で豪華絢爛たるもの。 仮面ライダーや月光仮面を思い出すでしょう。 でも、この映画の主人公の少年の"仮面"は、 実は、仮面ではでないのです。 原題:Mask (1985) 監督: Peter Bogdanovich 脚本: Anna Hamilton Phelan Genre: Biography / Drama 上映時間:120分 あらすじ: ラスティは、ロッキーの母親。 ロッキーは、顔がひどく変形しているものの、 知的で、心の温かい少年だった。 ラスティは、本物の母親。 ライフ・スタイルは、しばしば突飛なのだが、 ロッキーに対しては、優しい保護者として接している。 息子が誰もが享受している 機会と幸福を得てしかるべきと考えている。 出演者: Eric Stoltz ... Roy L.'Rocky' Dennis(ロッキー) Cher ... Florence 'Rusty' Dennis(ラスティ) Sam Elliott ... Gar(ガー) Laura Dern ... Diana Adams(ダイアナ) オトーサン、 「シェール、個性の輝き!」 こう言っちゃ何ですが、ウマヅラハギを思わせる顔ですね。 CHER  シェール 誕生日 1946/5/20 出身 米カリフォルニア州エルセントロ 10代でソニー・ボノに会い、64年に結婚して デュオ・グループ”ソニーとシェール”を結成。 「アイ・ガット・ユー・ベイブ」は300万枚のヒット。 その後、ソニーと別れ、ソロ・シンガーとして活躍した。 映画は65年「WILD ON THE BEACH」がデビュー。 85年「マスク」でカンヌ映画祭主演女優賞、 87年「月の輝く夜に」でアカデミー主演女優賞受賞。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆★★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1965年「ソニーとシェールのグッド・タイムス」 1983年「シルクウッド」 1985年「マスク」 1987年「月の輝く夜に」アカデミー主演女優賞      「イーストウィックの魔女たち」「容疑者」 1990年「恋する人魚たち」 1992年「ザ・プレイヤー」 1995年「プレタ・ポルテ」 1999年「ムッソリーニとお茶を」 2003年「ふたりにクギづけ」 その他の出演者: Estelle Getty ... Evelyn Richard A. Dysart ... Abe Micole Mercurio ... Babe Harry Carey Jr. ... Red Dennis Burkley ... Dozer Lawrence Monoson ... Ben Ben Piazza ... Mr. Simms L. Craig King ... Eric Alexandra Powers ... Lisa Kelly Jo Minter ... Lorrie Joe Unger ... 1st Boyfriend User Rating: 7.0/10 (5,854 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 アカデミー賞受賞 ・メイクアップ賞 カンヌ国際映画祭受賞 ・女優賞:シェール 同ノミネート ・パルム・ドール:ピーター・ボグダノヴィッチ User Comments: tfrizzell United States 3 July 2002 時々見るのが辛くなるが、実にいい映画だ この心温まる映画は、ロッキーの実話が基になっている。 まったく何の手抜きもない。 顔が変形する病に冒された少年は、 まるで仮面をかぶっているように見える。 シェールが、ロッキーの麻薬中毒の母親役を見事に演じている。 息子によく尽くすが、ほかの誰ともうまくつきあえない。 サム・エリオットはバイク乗りを演じた。 見た目よりも、ずっと優しく、忘れえぬ印象を残した。 すばらしい脚本と欠点のないピーター・ボグダノヴィッチの監督によって、 この映画は、1980年代の最高の映画のひとつとなっている。 ひどく見過ごされている。 10点満点で、9点。 オトーサン、 「少年のマスク、よく出来ている」 一見すると薄気味悪いのですが、 慣れてくると何とも言えないよい味が... ある意味で、能のお面のように、 違った表情と感情を見せてくれました。 小面、般若、翁、増女、大黒、増髪、笑尉... 能面を研究して開発したのかもしれませんね。


ザ・コア

オトーサン、 「140分は、長いなぁ」 でも、ヒラリー・スワンクが出ているので、みました。 原題:The Core (2003) 監督: Jon Amiel 脚本:Cooper Layne / John Rogers Genre:Drama / SF / Action / Thriller / Adventure Rated PG-13 for sf life/death situations and brief strong language. Country:UK / USA Language:English 上映時間:135分 あらすじ: ボストン。この日の午前10時30分、 ペースメーカーを身に付けていた32名の人々が一斉に突然死を遂げた。 翌日、英ロンドンのトラファルガー広場。 鳩の大群が突然方向感覚を失って暴れ始めた。 その2日後、スペースシャトル・エンデバーが地球へ帰還途中、 突如として制御不能に陥る。 シカゴ大学の地球物理学者ジョシュは、一連の不可解な異常現象を分析。 彼はその原因として、地球の“コア”の回転が停止していることを突き止める。 それは、磁場のなくなった地球が太陽光線をまともに受け、 1年以内に焼き尽くされることを意味していた... 出演者: Aaron Eckhart ... Dr. Josh Keyes(ジョシュ・キーズ博士) Hilary Swank ... Maj. Rebecca Childs(レベッカ・チャイルズ少佐) Stanley Tucci ... Dr. Conrad Zimsky(コンラッド・ジムスキー博士) オトーサン、 「何だ、さしたる出番がなかったなぁ」 2人とも、名優だけに、勿体ない気がしました。 AARON ECKHART  アーロン・エッカート 誕生日 1968/3/12 出身 米カリフォルニア州 高校卒業後の3年間、ハワイでのサーフィンとフランスのスキーを楽しむ。 ブリガムヤング大学で演劇と映画を学ぶ。 そこでニール・ラビュートと知り合い、 彼の脚本・監督の舞台劇にいくつか出演する。 「エリン・ブロコヴィッチ」でジュリア・ロバーツの恋人ジョージ役。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1998年「モリー」「僕らのセックス、隣の愛人」 1999年「エニイ・ギブン・サンデー」◆ 2000年「エリン・ブロコヴィッチ」◇「ベティ・サイズモア」◆ 2001年「プレッジ」◆ 2002年「抱擁」◆ 2003年「ザ・コア」◇「ペイチェック 消された記憶」◆「ミッシング」◆ 2004年「サスペクト・ゼロ」◇ 2005年「カンバセーションズ」◇ 2006年「サンキュー・スモーキング」◇「ブラック・ダリア」◇ HILARY SWANK  ヒラリー・スワンク 誕生日 1974/7/30 出身 米ワシントン州ベリンガム 9歳の時から演技を始め、「ジャングル・ブック」の舞台に主演。 ベリンガムのローカルシアターや学校演劇で活躍。 スポーツも万能で水泳のオリンピック選考会に参加したこともある。 90年に女優を目指し、母と共に移住。 92年「バッフィ/ザ・バンパイア・キラー」では バッフィの親友キンバリー役で映画デビュー。 数百人のオーディションを勝ち抜き、 94年「ベスト・キッド4」では主人公ジュリー役を得る。 99年「ボーイズ・ドント・クライ」で性同一性障害のブランドンを演じ、 アカデミー賞主演女優賞受賞。 2005年「ミリオンダラー・ベイビー」で二度目の受賞を果たした。 テレビでは97年から「ビバリーヒルズ青春白書」の シングル・マザー、カーリー役など。 92年にハリウッドのパーティで知り合った俳優チャド・ロウと97年に結婚。 2006年、離婚。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1992年「バッフィ/ザ・バンパイア・キラー」 1994年「ベスト・キッド4」 1996年「マネークラッシュ」 1999年「ボーイズ・ドント・クライ」◇ 2000年「ギフト」◆ 2001年「マリー・アントワネットの首飾り」◇ 2002年「インソムニア」◇ 2003年「ザ・コア」◇ 2004年「ミリオンダラー・ベイビー」◇ 2006年「ブラック・ダリア」◇ その他の出演者: Delroy Lindo ... Dr. Ed 'Braz' Brazzleton DJ Qualls ... Theodore Donald 'Rat' Finch Richard Jenkins ... Gen. Thomas Purcell Tcheky Karyo ... Dr. Serge Leveque Bruce Greenwood ... Cmdr. Robert Iverson Alfre Woodard ... Dr. Talma Stickley Christopher Shyer ... Dave Perry Ray Galletti ... Paul Eileen Pedde ... Lynne Rekha Sharma ... Danni Tom Scholte ... Acker Glenn Morshower ... FBI Agent User Rating: 5.3/10 (13,883 votes) オトーサン、 「見飽きてくるなぁ」 特撮続きですが、手の内が分かると単調です。 User Comments: mfisher452さん Oklahoma 2005年1月6日 この映画、何も得るところがない。 私は地質学についてあまり知らない。 だが、私が知っている限り、 地球のコアなるものは、人間が入りこむことも、 ましてや旅行することなど決してできない。 だから、どんなSF映画でも、オズの魔法使いと同じくらいの 空想にふけることになり、「買手危険負担」が付きものだ。 大胆にも、この種のエコ寓話をでっちあげるひとは、 映画に信憑性ももたせるために、科学性をチェックしたにちがいない。 だが、見たところ、この映画に腹を立てたひとたちは、間違っている。 この映画、科学者のグループと技術者らの活躍を描いた 映画「ミクロの決死圏」(1966年)を想起させる。 そこでは、科学者が微生物サイズに縮み、 暗殺されそうになった外交官の身体に注入される。 「コア」は、いくつかの点で「ミクロの決死圏」に似ている。 第1に、この近づき難い領域へ旅行を可能にする技術的な前提は、 科学というより魔術のようになっている。 第2に、身体のなかは、ほとんどの場所が暗黒である。 だから、誰しも考える。 地球の内部も同様だろうと。 だが、両方の映画とも、不可視領域が照明によって赤く輝いている。 第三に、性比も同じである: 4人の男性とラクウェル・ウェルチ演じる1人の女性。 話が性格ではなく状況によって動かされるので 4番目は、どの登場人物もステレオタイプということだ。 ストーリーを進めるのは、状況であって、登場人物でないからだ。 そして、5番目。 ヒラリー・スワンクは、ラクウェル・ウェルチと同様に 若くも官能的でもない。 66番目、この映画の出来事は、一般大衆から秘密にされており、 エドモンド・オブライエン演じるカーター将軍は、パーセル将軍と似ている。 演じていたのは、優秀な性格俳優リチャード・ジェンキンスだった。 ジェンキンズを見るたびに、私は、「ギリーは首ったけ」での ウォルター・ウィングフィールド役での陽気な演技を思い出す。 最後に、この映画を援護しておきたい。 筋書き、人物描写、視覚効果、信用性、 いずれの点でも、不合理と思ったものの、 奇妙なことに、私は、見つけ出すために待ち構えさせ続けた。 最後まで次に何が起きるだろうかと待ち続けていた。 オトーサン、 「そんな馬鹿な、こんなちゃっちい船で、  マントルを突破できるもんか」 中学時代に習った地理の復習でもしましょうか。 ○マントル(mantle)  地球型惑星内部や衛星の地殻と核(コア)との間にある層。  地表約30kmから約2,900kmの範囲を指す。  カンラン岩を主成分とする固体であるが、  一部が融点を超えて融け、液体になったものがマグマである。  マントルと地殻の境界は、発見者の名をから  モホロビチッチ不連続面(モホ面)と呼ばれている。  地震波がモホ面を通るときには速度が急変する。  最近の研究ではこの移動の範囲を海洋地殻の下70kmから  大陸地殻の下150kmと位置づけている。  地殻の真下のマントルは地殻と融合すると同時にモホ面によって隔てられている、  硬く、固まった玄武岩から成っている。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


野獣死すべし

オトーサン、 「おお、松田優作の映画だ」 彼の映画となれば、見ないわけにはいきません。 いま人気の渡辺謙さんより、いいなぁ。 原題:野獣死すべし(1980) 監督:村川透 原作:大藪春彦 脚本:丸山昇一 Genre:Suspence /Action 上映時間:118分 あらすじ: 伊達邦彦は、通信社のカメラマン。 世界各国の戦場を渡り歩いてきた。 今は翻訳業で、優雅な日々を送っている。 だが、戦場で目覚めた野獣の血が底では煮えたぎっている。 射撃も巧みだった。 ある日、大学の同窓会で、ウェイターの真田に出会う。 同じ野獣の血を感じ、仲間に入れ、銀行襲撃を企む。   出演者 松田優作 .... 伊達邦彦 小林麻美 .... 華田令子 鹿賀丈史 .... 真田徹夫 オトーサン、 「やっぱり、松田優作はいい」 その他の出演者: 室田日出男 .... 柏木秀行 根岸季衣 .... 原雪絵 風間杜夫 .... 乃木 岩城滉一 .... 結城 泉谷しげる .... 小林 前野曜子 .... 沙羅 佐藤慶 .... 遠藤 青木義朗 .... 岡田 山西道広 .... 黒岩 安岡力也 .... 峰原 トビー・門口 .... 奥津 井上博一 .... 立花 吉岡ひとみ .... 石島 江角英 .... 梅津 岡本麗 .... エリカ 草薙幸二郎 .... 水友 関川慎二 .... 白井 加藤大樹 .... 平井 阿藤海 .... 東条 角川春樹 .... 警官 清水宏 .... 銀行ガードマン User Ratings:7.56 オトーサン、 「すごい映画だ」 孤狼さん 2007年2月11日 異色の傑作ハードボイルド 十四歳の時に読んだ大藪春彦の原作は、文句なしの傑作だった。 最初の映画化である仲代達矢版は、ストーリーや一つ一つのシーンが非常に忠実で、 仲代の容貌も原作の主人公に見劣りしなかった。 それでもこの仲代版は駄作としか思えない。 なぜなら、この作品は肝心なハードボイルドとしてのセンスがあまりにも乏しく、 単なるアクション映画にしか見えないからである。 では、松田優作版はどうか。 こっちの方は登場人物の名前以外は原作の全てが無視され、 ここまで変えてしまうのなら、 そもそも「野獣死すべし」の映画化として企画する意義がなかったように思える。 しかし、この作品は数ある日本のハードボイルド映画の中でも屈指の傑作だ。 何よりテーマ曲が良い。 夜明けの街を背景にしたメインタイトルは絶品だし、 佐藤慶や小林麻美が射殺されるシーンも秀逸。 終盤の優作の狂乱ぶりは、当時のベトナム戦争映画をもろに真似しているが、 ラストシーンだけは特異で良かった。 オトーサン、 「常在戦場か」 物騒な世のなかになりました」。 大藪春彦さん、時代を先取りするキャラを発明しました。 このシリーズの大ヒットで、一生食べていけたのです。 でも、早死にしました。 (1935/2/22 - 1996/2/26) こんな殺伐とした小説に打ち込めば、命を削るようなものです。 ○野獣死すべし  大藪春彦の中篇アクション小説。  幾度となく映画化された。  <ストーリー>  伊達邦彦は戦争で心に傷を受けた世代の生き残り。 大学院に籍を置き、普段は優秀な学生を演じるが、それは表向きの顔、 射撃、スポーツ、特殊技術の習得に影ではストイックに没頭し、 心の奥には暗い憎悪と怒りが渦巻く。 頼れるのは金と武器。 彼の憎悪と怒りはやがて完全犯罪の計画に向けられていく。 最初の殺人、強盗を犯し、逃げおおせる伊達。 ローンウルフ伊達邦彦“野獣”の人生が幕を開けた... <小説>  ・「野獣死すべし」  ・「野獣死すべし 渡米編」  ・「野獣死すべし 復讐編」  ・「血の来訪者」  ・「諜報局破壊班員」  ・「マンハッタン核作戦」  ・「日銀ダイヤ作戦」  ・「不屈の野獣」  ・「優雅なる野獣」  ・「野獣は甦る」  ・「野獣は、死なず」  <映画>  ・「野獣死すべし」(1959)主演:仲代達矢  ・「野獣死すべし 復讐のメカニック」(1974)出演:藤岡弘  ・「野獣死すべし」(1980)出演:松田優作  ・「野獣死すべし」(1997)主演:木村一八  ・「野獣死すべし 復讐篇」(1997)主演:木村一八  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ペインテッド・ヴェール ~ある貴婦人の過ち~

オトーサン、 「ナオミ・ワッツか」 この女優さん、いまが旬。 スイス航空の帰路の便でみました。 残念ながら日本では公開されません。 原題:The Painted Veil (2006) 監督:John Curran 原作:W. Somerset Maugham 脚本:Ron Nyswaner Genre:Drama / Romance Rated PG-13 for some mature sexual situations,    partial nudity, disturbing images and brief drug content. Country:China / USA Language:Mandarin / English / French 上映時間:125分 あらすじ: キティは、浮薄な英国女性で、 人生にロマンスと刺激を求めていたが、 上海在住の面白みのない研究者と結婚し、孤独な毎日を送っている。 夫のウォルターは、彼女の不倫を知り、 戦争で荒れた中国の内部部でのコレラの流行と戦う任務を志願する。 フェーン博士は、困難で危険な旅に夫に同行するよう説得する。 果たして、夫婦仲は改善されるだろうか? 出演者: Naomi Watts ... Kitty Fane(キティ) Edward Norton ... Walter Fane(ウォルター) オトーサン、 「愛しあったものが、なぜ、いまは背を向けて寝るのか?」 感受性が豊かなナオミ・ワッツ、対して冷静なノートン、 その赤裸々な葛藤が胸に迫ってきます。 NAOMI WATTS  ナオミ・ワッツ 誕生日 1968/9/28 出身 英サセックス 父はピンク・フロイドのサウンド・エンジニア兼ツアー・マネージャー。 10歳で父と死別後、14歳の時、オーストラリアに移住。 シドニー・アクターズ・センターで学ぶ。 テレビでは「スリープウォーカーズ」でレギュラー。 86年「FOR LOVE ALONE」で映画デビュー。 95年「タンクガール」の準主役以後はヒット作に恵まれなかったが、 2001年、「マルホランド・ドライブ」のベティ役の好演で 全米映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞の主演女優賞受賞。 女優として注目されるようになった。 2003年「21グラム」でアカデミー賞、BAFTA主演女優賞にノミネート、 ヴェネツィア映画祭観客賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞受賞。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1990年「ニコール・キッドマンの恋愛天国」 1993年「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」      「過失」(TM) 1995年「タンクガール」「ミラクル・アイランド」(TM) 1996年「ラスト・ウェディング」「監視」「アーバン・ハーベスト2」 1998年「娼婦ベロニカ」「ベイブ 都会へ行く」(声) 2000年「アリス」 2001年「デンジャラス・ビューティー」「マルホランド・ドライブ」◇      「ダウン」◇ 2002年「ザ・リング」◇ 2003年「21グラム」◇「ル・ディヴォース〜パリに恋して〜」◇      「ケリー・ザ・ギャング」 2004年「リチャード・ニクソン 暗殺を企てた男」「夫以外の選択肢」 2005年「ザ・リング2」◇「キング・コング」◇「ハッカビーズ」◇「ステイ」◇ 2006年「ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー」◇ EDWARD NORTON  エドワード・ノートン 誕生日 1969/8/18 出身 米メリーランド州コロンビア 高校時代から演劇活動を開始し、 イェール大学史学科を卒業後、ニューヨークに移る。 94年にエドワード・オルビー作「fragment」の初演にキャスティングされ、 以降シグニチャー・シアター・カンパニーのメンバーとして数多くの舞台に立つ。 映画デビューは96年「真実の行方」。 アカデミー助演男優賞にノミネートされ、 ゴールデン・グローブ助演男優賞を手にした。 98年「アメリカン・ヒストリーX」ではアカデミー主演男優賞にノミネート。 彼の父は連邦主席検察官で母は元高校教師。 建築家である祖父の仕事の関係で、大学卒業後に大阪に住んでいた時期もある。 活躍度 △↑ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1996年「真実の行方」◇「ラリー・フリント/裸の星条旗」◆      「世界中がアイ・ラヴ・ユー」◆ 1998年「アメリカン・ヒストリーX」◇      「ラウンダーズ」◆ 1999年「ファイト・クラブ」◇ 2000年「僕たちのアナ・バナナ」◇ 2001年「スコア」◇ 2002年「レッド・ドラゴン」◇「フリーダ」「25時」◇      「デス・トゥ・スムーチー」◇ 2003年「ミニミニ大作戦」◇ 2004年「キングダム・オブ・ヘブン」◆ 2005年「ダウン・イン・ザ・バレー」◇ その他の出演者: Liev Schreiber ... Charlie Townsend Toby Jones ... Waddington Diana Rigg ... Mother Superior Juliet Howland ... Dorothy Townsend Anthony Wong Chau-Sang ... Colonel Yu Maggie Steed ... Mrs. Garstin Lorraine Laurence ... Sister Maryse Johnny Lee ... Angry Chinese Man Li Feng ... Sung Ching Gesang Meiduo ... Amah Alan David ... Mr. Garstin Lucy Voller ... Doris Garstin Ian Rennick ... Geoffrey Denison User Rating: 7.7/10 (4,615 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 ゴールデングローブ賞受賞 ・作曲賞 User Comments: bellislandさん Scotland 2006年12月30日 夢中にさせる映画 この映画、トーンがいい。 つまり、言いたいのは、撮影、せりふ、音楽、 なかでも陰影のある演技がいい。 他の映画とは異なり、首尾一貫して崇高なのだ。 ナオミ・ワッツとエドワード・ノートンが、 この映画の製作陣に加わっていることに興味を抱いた。 そのせいか、あるいはそれとは無関係かも知れないが、 出演者はみんな熱演しており、すばらしかった。 観客を彼らの物語に招きよせ、ドキドキさせる。 演技や物語のほかにも、中国の田舎の風景美は本物。 見に行くべし。自分の目で確かめよう。 オトーサン、 「なんで日本では上映しないんだ」 文化村あたりで上映すれば、女性陣が押しかけるはず。 何といっても、ナオミ・ワッツの衣装がすてきなのです。 ヴェールをかぶった姿も、パラソルをさした姿も息を呑むようです。 せめてDVDでも見られれば、いいのですが。


アラン・ドロンのゾロ

オトーサン、 「これが最後か」 テレビ東京のアランドロン映画の最後です。 今回のドロンは、ひとり2役。 愚昧な長官と目の覚めるような怪傑ゾロ。 見応えがありました。 原題:Zorro (1975) 監督:Duccio Tessari 脚本:Giorgio Arlorio Genre:Action / Adventure / Comedy / Western Country:Italy / France Language:Italian 上映時間:120分 あらすじ: 新たに赴任してきた長官は、 腐敗したウエルタ大佐が我が物顔で仕切っているのに気づく。 ウエルタによる暗殺を避けるために、 弱く優柔不断な長官を装う。 そうすれば、ウエルタは何の脅威にもならないと思うだろう。 だが、極秘に、ゾロの仮面をかぶり、 神父フランシスコや美しい貴族の娘オルテンシアの味方として ウエルタとその兵士らに正義の闘いを挑む。 出演者: Alain Delon ... Don Diego, the false Miguel de la Serna/El Zorro(ドン・ディエゴ/ゾロ) Stanley Baker ... Col. Huerta(ウエルタ) Ottavia Piccolo ... Contessina Ortensia Pulido(オルテンシア) オトーサン、 「青い目がいいなぁ」 マスクの間からのぞく青い瞳がすてきです。 女性フアンなら、ぼーっとしてしまうのでは? 敵役のスタンレー・ベイカー、渋いいい男です。 ALAIN DELON  アラン・ドロン 誕生日 1935/11/8 出身 仏パリ 海兵隊除隊後、放浪の末、パリに戻り、 カンヌ映画祭で米国のプロデューサー、セルズニックに認められたものの、 途中で契約を破棄し、57年「女が事件に絡む時」で映画デビュー。 60年「太陽がいっぱい」で人気に。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1957年「女が事件に絡む時」 「黙って抱いて」 1958年「恋ひとすじに」「お嬢さん」「お手やわらかに!」 1959年「学生たちの道」「太陽がいっぱい」 1960年「生きる歓び」「若者のすべて」 1961年「素晴らしき恋人たち」「太陽はひとりぼっち」      「フランス式十戒」「地下室のメロディー」 1963年「黒いチューリップ」「山猫」「危険がいっぱい」 1964年「さすらいの狼」「黄色いロールスロイス」 1965年「泥棒を消せ」 1966年「テキサス」「パリは燃えているか」      「名誉と栄光のためでなく」「冒険者たち」 1967年「悪魔のようなあなた」「あの胸にもう一度」「サムライ」      「世にも怪奇な物語」 1968年「さらば友よ」「太陽が知っている」「ジェフ」 1969年「シシリアン」「ボルサリーノ」 1970年「仁義」「栗色のマッドレー」「もう一度愛して」 1971年「帰らざる夜明け」「レッド・サン」「暗殺者のメロディ」 1972年「高校教師」「ショック療法」「スコルピオ」      「リスボン特急」 1973年「暗黒街のふたり」「ビッグ・ガン」「燃えつきた納屋」 1974年「愛人関係」「個人生活」「ボルサリーノ2」 1975年「ゾロ」「フリック・ストーリー」「ル・ジタン」 1976年「友よ静かに死ね」「パリの灯は遠く」      「ブーメランのように」 1977年「プレステージ」「チェイサー」「ナイトヒート」 1978年「未知の戦場/ヨーロッパ198x」 1979年「エアポート’80」「テヘラン」 1980年「ポーカー・フェイス」 1981年「危険なささやき」 1982年「最後の標的」 1983年「スワンの恋」「鷹」 1984年「真夜中のミラージュ」 1985年「凶悪の街/刑事の勲章」 1988年「アラン・ドロン/私刑警察」 1990年「ヌーヴェルバーグ」 1992年「カサノヴァ最後の恋」 1995年「百一夜」 1998年「ハーフ・ア・チャンス」 STANLEY BAKER  スタンリー・ベイカー 誕生日 1927/2/8-1976/6/28 出身 英ウェールズ・ファーンディール 出演作 1951年「復讐の雨」「艦長ホレーショ」 1952年「うわさのスミス倫敦へ行く」 1953年「怒りの海」「赤いベレー」「零下の地獄」 1954年「善人は若死する」「円卓の騎士」 1955年「トロイのヘレン」「リチャード3世」 1956年「アレキサンダー大王」「韓国の丘」「スピードを盗む男」 1957年「地獄特急」「キャンベル渓谷の激闘」「暴力のメロディー」 1959年「怒りの丘」「昨日の敵」「狙われた男」 1960年「コンクリート・ジャングル」 1961年「ナバロンの要塞」 1962年「ソドムとゴモラ」「エヴァの匂い」「フレンチ・スタイルで」      「武器の報酬」 1963年「ズールー戦争」 1965年「ディンガカ」「カラハリ砂漠」 1967年「できごと」「大列車強盗団」 1968年「結婚大追跡」 1969年「栄光への賭け」 1970年「最後の手榴弾」「太陽の200万ドル」 1972年「国際殺人局K/ナンバーのない男」 1975年「ゾロ」 その他の出演者: Enzo Cerusico ... Joaquin, Don Diego's servant Moustache ... Sgt. Garcia Giacomo Rossi-Stuart ... Fritz von Merkel Giampiero Albertini ... Brother Francisco Marino Mase ... Miguel de la Serna Raika Juri ... Senoria de la Serna Adriana Asti ... Aunt Carmen User Rating: 5.9/10 (564 votes) オトーサン、 「低すぎる!」 IMDBがフランス映画に冷たいとしても、変です。 極上の娯楽映画ですから、7点台は間違いなし。 User Comments: Johnさん Columbia, MO 2002年10月11日 大好き! 1970年代に育ったものとしては... これこそがゾロの映画だ! 安っぽいところもある。 だが、繰り返そう... 「バットマン・リターンズ」だってそうじゃないか。 再度見ることになったが、 この映画を最近の映画と比較するのはムリだが、 充分楽しめた。 今度は、微妙なジョークを味わえた。 ゾロがガルシアの足をひっかけて、こう言うのだ。 「お気をつけて」"Have a nice trip") ゾロ特有のテーマがある。 奴隷たちの解放、 兵士にひっぱたかれるゾロを手助けする子供たち、 神父、そして優柔不断なディエゴ。 それにおなじみの剣術比べがある。 例えば、ロウソクに一振りすると、テーブルに吹っ飛ぶ。 このDVDは最近ウォルマートでみつけたのだ。 たったの$4.99だったから、期待もせず買ったのだ。 不吉なゾロのテーマ曲が流れる瞬間から、 これぞ、若い頃のゾロ映画であることが分かった! 手に入れて、楽しむべし! オトーサン、 「子供の頃、わくわくして読んだなぁ」 機会があったら、アントニオ・バンデラス主演のゾロ映画も見てみましょう。 ○怪傑ゾロ(The Mark of Zorro)  ジョンストン・マッカレー作のヒーロー小説(The Curse of Capistrano)、  およびその主人公の名前。また、その小説から派生した映画・アニメ作品。  昔の少年達の心のヒーローとなった空想人物。  その正体は大地主の息子で、どうしようもないていたらく... 15歳の時にいじめられている人々を見、密かに乗馬、剣術、武術等を鍛え、 最強の紳士、最強の盗賊になる。 <あらすじ> ゾロは、強きをくじき弱きを助く、盗賊にして紳士。 賞金がかかっているお尋ね者でもある一面、 いじめられているインディアンを助けたり、 フェアな心をもって1対1で戦うなど、まさに正義の味方だった。 ある日、元大地主の美しい一人娘ロリータは 大富豪の息子ドン・ディエゴと 青年将校ラモンから求婚される。 しかし、ロリータは、ぐうたらなドン・ディエゴや、  男気溢れるラモンよりも、強く優しいおたずね者の怪傑ゾロに心惹かれる。  <映画>  ・奇傑ゾロ (The Mark of Zorro 1920)  ・ドンQ (Don Q Son of Zorro 1925)続編  ・怪傑ゾロ/ゾロ・ライズ・アゲイン (Zorro Rides Again 1937)  ・快傑ゾロ (The Mark of Zorro 1940)タイロン・パワー主演。  ・快傑ゾロ/サン・オブ・ゾロ (Son of Zorro 1947)ジョージ・ターナー主演。  ・快傑ゾロ (The Sign of Zorro 1958)ガイ・ウィリアムズ主演。  ・ゾロの復讐 (Zorro, the Avenger 1959)続編。  ・アラン・ドロンのゾロ (Zorro 1974)アラン・ドロン主演。  ・ゾロ (Zorro, the Gay Blade 1981)ジョージ・ハミルトン主演。  ・マスク・オブ・ゾロ - (The Mask of Zorro 1998)アントニオ・バンデラス主演。  ・レジェンド・オブ・ゾロ (The Legend of Zorro 2005年)続編。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


フリック・ストーリー

オトーサン、 「お、またアラン・ドロン映画だ」 彼の映画なら何本みても見たりません。 原題:Flic Story (1975) 監督:Jacques Deray 自伝:Roger Borniche 脚本:Alphonse Boudard / Jacques Deray Genre:Crime / Drama / Thriller Country:France / Italy Language:French 上映時間:107分 あらすじ: この映画は実話に基づく。 1947年に脱獄した凶暴な犯罪者エミール・ビュイッソン狩りを描く。 情報提供者を殺し続け、3年の間、ビュイッソンは刑事の手から逃れる。 チンピラのポールの通報で最後に逮捕された時、 ビュイッソンは100件を超える強盗を働き、30人を殺していた。 出演者: Alain Delon ... Roger Borniche(ボルニッシュ) Jean-Louis Trintignant ... Emile Buisson(ビュイッソン) Claudine Auger ... Catherine(カトリーヌ) オトーサン、 「こんないい俳優がいたのか」 名優アラン・ドロンを食っています。 ジャン・ルイ・トランティニャン、 冷酷な犯罪者を見事に演じていました。 JEAN-LOUIS TRINTIGNANT  ジャン・ルイ・トランティニャン 誕生日 1930/12/11 出身 仏ブロラン 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1955年「空と海の間に」 1956年「街の仁義」「素直な悪女」「乙女の館」 1959年「危険な関係」「激しい季節」 1960年「アトランタイド」 1961年「新・7つの大罪」 1962年「追い越し野郎」 1963年「スエーデンの城」 1964年「七人目に賭ける男」「マタ・ハリ」「アンジェリク/裸の女侯爵」 1965年「パリは燃えているか」 1966年「男と女」「殺人プロデューサー」 1967年「恋びと」「危険な恋人」「殺しを呼ぶ卵」「女鹿」「消される男」 1968年「女性上位時代」「Z」「殺しが静かにやってくる」 1969年「孤独なアメリカ人」「モード家の一夜」 1970年「流れ者」「暗殺の森」 1971年「刑事キャレラ/10+1の追撃」 1972年「狼は天使の匂い」「影の暗殺者/フランスの陰謀」 1973年「離愁」「パリから来た殺し屋」      「暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ」 1974年「避暑地の異常な夜」 1975年「フリック・ストーリー」「サンチャゴに雨が降る」「危険な戯れ」      「特攻要塞都市」 1978年「銀行」 1979年「メランコリー・ベビー」 1980年「パッション・ダモーレ」「華麗なる女銀行家」「ジュ・ヴ・ゼーム」 1983年「日曜日が待ち遠しい」「アンダー・ファイア」 1984年「ヴィバラディ」 1985年「遠い日の家族」「ランデヴー」 1986年「男と女U」「悲しみのヴァイオリン」 1987年「幻の谷間」「幻の女」 1989年「バンカー・パレス・ホテル」 1991年「メルシー・ラ・ヴィ」 1994年「トリコロール/赤の愛」「天使が隣で眠る街」 1997年「ティコ・ムーン」「ロスト・チルドレン」(声) 1998年「愛する者よ、列車に乗れ」 2003年「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」 その他の出演者: Renato Salvatori ... Mario Poncini Maurice Biraud ... Le patron de l'hotel Saint-Appoline Andre Pousse ... Jean-Baptiste Buisson Mario David ... Raymond Pelletier Paul Crauchet ... Paul Robier Denis Manuel ... Lucien Darros Marco Perrin ... Vieuchene Henri Guybet ... Hidoine Maurice Barrier ... Rene Bollec Francoise Dorner ... Suzanne Bollec William Sabatier ... Ange Adolfo Lastretti ... Jeannot, le nicois User Rating: 6.7/10 (269 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 User Comments: planktonrulesさん Bradenton, Florida 2007年2月28日 稀にみるリアルな刑事物語 DVDのケースには「フィルム・ノワール」とあったが、 この映画は、ノワールのスタイルではない。 だが、その代わりに、本物の犯罪者のリアルな映画になっている。 ノワール映画につきものの安手のせりふはない。 不平を言っているのではない。 実にリアルで、エキサイテイングだ。 このジャンルの愛好者ならば、 フィルム・ノワールのスタイルでないことは分かるだろう。 せりふ、カメラワーク、全体のスタイルは、 フィルムノワールを思い起こさせるものではない。 ビュイッソンは、反社会的存在で、 脱獄し、強盗を働き、3ダースものひとを殺してのけた! 映画は、この残忍で不必要な殺人を描く。 彼にとって何の危険もないひとまで射殺するのだ。 冷血で、邪悪で、悪運が強い。 映画は彼とその行動をリアルに描くが、 それはグロテスクでも、不必要にでもない。 そこがいい。 ボルニッシュは、名物刑事である。 ビュイッソンを発見し、逮捕せよと命じられている。 だが、彼がいかに有能で礼儀正しくとも、 ビュイッソンは、優秀で逮捕のチャンスを与えない。 (裏切者はみな殺す) だから逮捕が非常に困難なのだ。 警察は動き、結局どうのようにして捕まえたのか描かれる。 いろんな面で、この映画は、ドキュメンタリーで、 伝統的な映画と融合している。 俳優たちのスキル、 (とくに、ビュイッソン役のジャン・ルイ・トランティニャンの) そして監督がこの映画を名画「サムライ」に似たものにしており、 時間を割く価値はある。 オトーサン、 「LE SAMOURAI?侍?見てないな」 IMDbなどで調べてみました。 一度見てみたいもの。 ○サムライ(1967) 原題:SAMOURAI 監督:Jean-Pierre Melville 原作:Joan McLeod 脚本:Jean-Pierre Melville/Georges Pellegrin Genre:Thriller / Crime / Drama Country:France / Italy Language:French 上映時間:105分 あらすじ: 寒々としたアパートで、たった一羽の小鳥とともに暮らす孤独な殺し屋。 が、あるピアノ弾きの女と関わった事から警察にマークされた彼は、 やがて自ら死地に赴いていく... 出演者:アラン・ドロン      ナタリー・ドロン フランソワ・ペリエ User Ratings:8.2 コメント: 仏フィルム・ノワールの巨匠J=P・メルヴィル監督の傑作で、 徹底した硬質な画面構成と氷のような色調が鮮やかな印象を残した。 他人を一切寄せつけず、己のスタイルを貫き通して死んでいく殺し屋を、 日本の侍のイメージとダブらせた演出は今なお語り草で、 ファンの多い作品である。 線路にかかった陸橋の上で、 殺し屋が他のギャングに襲撃されるシーンの素晴らしさは、 何度観ても息をのむ。


ブーメランのように

オトーサン、 「おお、またアラン・ドロンだ」 このところ、TV東京さん、アラン・ドロンづいてます。 これで、3本目です。 原題:Comme un boomerang (1976) 監督:Jose Giovanni 脚本:Alain Delon/ Jose Giovanni Genre:Crime / Drama more Country:France / Italy Language:French 上映時間:100分 あらすじ: 麻薬の影響で10代の若者エディは、警官を射殺した。 父親のジャックは、息子の酌量すべき事情を弁護し、 亡くなった警官の妻の信頼をかちえ、減刑に成功しそうになる。 だが、マスコミの暴露で、 かつてギャングとして刑務所にいたことが判明する。 出演者: Alain Delon ... Jacques Batkin(ジャック) Louis Julien ... Eddy Batkin(エディ) Charles Vanel ... Me Ritter(リテール) オトーサン、 「やっぱり、アラン・ドロンは格好いいな」 カタギになっていまは社長のアラン・ドロンが、 ブーメランのように元のヤクザに舞い戻ります。 すべては、最愛の息子を救うために。 その心情がまざまざと伝わってくるので、 ケシカラン行動だと思いながら納得させられます。 これが演技力というものでしょう。 古くからの弁護士役、老優Charles Vanelがいい味でした。 その他の出演者 Carla Gravina ... Muriel Suzanne Flon ... Mme Grimaldi/Widow Grimaldi Dora Doll ... Ginette, la mere d'Eddy/Eddy's mother Pierre Maguelon ... L'inspecteur Leoni/Police commisioner Rino Bolognesi ... L'adjoint de Leoni/The second of the police commissioner Monique Chaumette ... La femme de l'horloger Christian de Tilliere ... Le juge/The judge Jacques Rispal ... Albert Chiusi Reinhard Kolldehoff ... Le banquier Feldman/Feldman, the banker Laurent Malet ... Le premier fils Feldman/One of Feldman's sons Pierre Malet ... Le second fils Feldman/Other Feldman's son Louisa Colpeyn ... Madame Feldman User Rating: 7.0/10 (124 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 筋書きが読めますが、やはり引きこまれます。 ロビーJさん 2007年4月18日 良かった! 私には期待以上の映画でした。 父親の愛の深さに感動しました。 確かにラストの展開は多少驚いたけれど、 父親からすれば息子があのまま刑務所に入っていれば死刑だし、 ついには自殺未遂まで起こしてしまった事によって、 焦ってしまい、また元の世界に足を踏み入れてしまったのだろう。 とにかくアラン・ドロンの美しさは健在で、話とアランに引き込まれた。 そして最初と終わりに出てくる国境を目指して父と子が走る姿は印象に残る。 オトーサン、 「ほんとに、IMDb、フランス映画に冷たいなぁ」 しょうがないので、日本の投稿で代えようとするのですが、 感想文程度のものが多いので、困惑しました。


ミス・ポター

オトーサン、 「へえ、ピターラビットの映画だ」 スイス航空の帰りの便で楽しく見ました。 これも日本公開は遅れて、9月の予定です。 原題:Miss Potter (2006) 監督:Chris Noonan 脚本:Richard Maltby Jr. Genre:Biography / Drama Rated PG brief mild language. Country:UK / USA Language:English 上映時間:92分 あらすじ: 30歳で独身のビアトリクス・ポターは、 ロンドンで、裕福だが怒っている両親と暮らしていた。 娘が男たちを退け続けたからだ。 ポターの本当の友達は、動物たちで、 子供の頃から絵に描き、物語をつくった。 この物語がついに本になって、 ノーマン・ウェイン氏の手で出版された。 彼とポターと恋に落ち、2人は出版にいそしんだ。 引き続く本の成功によって、 彼女は、両親やロンドンでの暮らしから逃れることができた。 出演者: Renee Zellweger ... Beatrix Potter(ポター) Ewan McGregor ... Norman Warne(ノーマン) オトーサン、 「レニー、巧いけど、発音が気になるなぁ」 湖水地方は、こんな撥ねるような発音なのでしょうか? RENEE ZELLWEGER  レニー・ゼルウィガー 誕生日 1969/4/25 出身 米テキサス州ケイティ 60年代のアメリカに移住したドイツ系スイス人と スウェーデン人の母の間に生まれる。 高校時代はドラマクラブに所属。 テキサス大学で英文学を専攻。 演劇クラスを受講したことから女優を目指し、在学中から舞台やCMに出演。 トム・クルーズのヒロイン役を演じた「ザ・エージェント」でブレイクした。 「ベティ・サイズモア」で ゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)主演女優賞に輝いた。 2003年「コールド・マウンテン」でアカデミー助演女優賞受賞。 2005年5月、カントリーシンガー、ケニー・チェスニーと結婚。 しかし、9月現在、婚姻の取り消しを申請している。 活躍度 ◎↑ 演技幅 適応 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1993年「バッド・チューニング」 1994年「悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス」      「リアリティ・バイツ」「ガンズ・オン・ザ・ラン/明日なき堕天使」 1995年「エンパイア・レコード」 1996年「ザ・エージェント」◇「草の上の月」 1997年「ライヤー」◆ 1998年「母の眠り」◇「しあわせ色のルビー」◇ 1999年「プロポーズ」◇ 2000年「ふたりの男とひとりの女」◇「ベティ・サイズモア」◇ 2001年「ブリジット・ジョーンズの日記」◇ 2002年「ホワイト・オランダー」◆「シカゴ」◇ 2003年「恋は邪魔者」◇「コールドマウンテン」◆ 2004年「シャーク・テイル」(声)◇      「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」◇      「シンデレラマン」◇ その他の出演者: Emily Watson ... Millie Warne Barbara Flynn ... Helen Potter Bill Paterson ... Rupert Potter Matyelok Gibbs ... Miss Wiggin Lloyd Owen ... William Heelis Anton Lesser ... Harold Warne David Bamber ... Fruing Warne Patricia Kerrigan ... Fiona Judith Barker ... Hilda Chris Middleton ... Saunders Lucy Boynton ... Young Beatrix (10) Oliver Jenkins ... Young Bertram (4) Richard Mulholland ... Ashton Clifford User Rating: 7.2/10 (1,897 votes) オトーサン、 「こんなに高いかなぁ?」 ゴールデン・グローブ賞ノミネート ・女優賞(コメディ/ミュージカル):レネー・ゼルウィガー GearMavenさん San Francisco, CA 2006年12月21日 愛すべき映画 今晩、地元の映画館で、この愛すべき映画を楽しんだ。 観客も同様で、終わると熱烈に拍手した。 最後まで席を立たず、音楽に耳を傾けていた。 なんて素敵なんだろう。 友達が感動のサインをしてくれるなんて。 みんなが機知に富んだ脚本に心の底から笑っているなんて。 湖水地方のすばらしい景観、マン島の驚くべき風景、 そして美しいスケッチのすばらしい映画だった。 ようやく汚い言葉もセックス・シーンのかけらもない映画が出来た。 なんて新鮮なのだろう! 美しい友情の物語、 そして19世紀から20世紀にかけての英国における厳しい親子関係。 ホントに変だ... ハリウッドの優秀な脚本家たちが、覗き見趣味だなんて。 わたしたちが、こうした映画を渇望していることに気づいてほしい! この映画を強くお勧めする。 才能ある俳優たちに感謝したい。 オトーサン、 「ヒル・トップ、行ったなぁ」 すてきだった湖水地方の旅がよみがえってきました。 現地では、環境運動家としてのポターの評価は高いものがありました。 参照:ロンドン&パリ、夏の旅 ○ヘレン・ビアトリクス・ポター  Helen Beatrix Potter, 1866/7/28-1943/12/22 ロンドン出身の絵本作家。  ピーターラビット・シリーズで知られる。 父、ルパート・ポターは法廷弁護士だったが、 紳士クラブに入りびたっていた。 母も社交に時間を費やしていた。 両親の遺産で暮らしていたのである。  ビアトリクスと弟のバートラムは、乳母と家庭教師の世話を受けた。  成長すると両親は彼女を家政婦扱いし、教育を受けさせなかった。  彼女の多くの物語は、こっそりと家へ持ち込んだ動物や  休日に湖水地方で観察した小動物が発想の素材となっている。  彼女は「ピーターラビットのおはなし」の出版を勧められた。  この小さな本は好評で、独立した収入を得た。  出版者のノーマン・ウォーンと婚約したが、両親は結婚に反対した。  かれは、挙式の前に亡くなった。  ポターは、23冊の本を書いた。  1920年頃から視力が低下して本を書けなくなってきた。  晩年は湖水地方で牧羊場を購入し経営した。  その景観を愛し、著作権の使用料と両親の遺産で地元の土地を買い上げ、  ナショナルトラスト運動に献身した。  財産の多くを小屋、15の農場、4000エーカー(16km2)の土地を買い、  その美しさが失われないようにした。  彼女の遺産は現在、湖水地方国立公園の一部となっている。  晩年に生活していた家は、ヒル・トップという名で公開されている。  47歳の時、事務弁護士のウィリアム・ヒーリスと結婚したが  子供はできなかった。  1943年12月22日、ランカシャー州ニア・ソーリーにて逝去した。 ○ピーターラビット(Peter Rabbit)  ビアトリクス・ポターの児童書に登場する主役キャラクター。  明るい青のコートを着用しているウサギ。  シリーズ作品の総称ともなっている。  1893年9月4日にポターが友人の息子に宛てた絵手紙が原型。  1902年には初の本「ピーターラビットのおはなし  (ピーターうさぎ、ピーターうさぎのぼうけん)」が出版される。  シリーズの累計発行部数は全世界で1億5000万部を超え、  日本でも1200万部が発行されている。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


あるスキャンダルの覚え書き

オトーサン、 「機内で、こんないい映画をやっているんだ」 ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの競演。 2人とも現代を代表する名女優です。 日本公開は、6月16日。 原題:Notes on a Scandal (2006) 監督:Richard Eyre 原作:Zoe Heller 脚本:Patrick Marber Genre:Drama Rated R for language and some aberrant sexual content. Country:UK Language:English 上映時間:92分 あらすじ: バーバラは、退職間近のシニカルなベテラン教師。 同僚は、彼女の私生活について何も知らない。 老いた猫がおり、ひとりで過ごしているくらいだ。 バーバラが、寂しさをまぎらすために見つけた唯一の方法は、 日記を書くこと。 若く、魅力的な女性シバが、絵画の教師として加わると、 早速、彼女は日記に、シバの衣服や無防備な様子について記す。 シバを軽蔑しているものの、 バーバラは、いつの間には、シバに手を差し述べようとしていた。 その好意に対して、シバは自宅でのディナーにバーバラを招く。 家には、20歳年上の夫、セクシーで反抗的な16歳の娘、 ダウンズ症候群を病む息子がいた。 だが、バーバラは、彼らに心を開かない。 シバの関心を惹くための邪魔者と考えるからだ。 ある時、バーバラは、シバが芸術的才能に恵まれた15歳の生徒と セックスしている現場を目撃してしまう。 秘密を知ったことは、シバへの思いを遂げるために役立つと気づき、 バーバラは、このことは誰にも話さないとシバに約束する。 でも、少年との関係はすぐ終わらせなさいと強く言い渡す。 シバは、そうすると答えるものの、少年から離れられない。 シバは、次第にバーバラと親交に不安を抱きはじめる。 この年上の女性は、自分に性的な興味を持っているのではないか。 バーバラが可愛がっていた猫が死ぬ。 この時、2人の女性の関係は危機に陥る。 バーバラは、シバに一緒に獣医のもとへ行こうと頼む。 だが、シバは、家族と一緒に息子が出演する舞台を見に行ってしまう。 バーバラは、復讐を決意し、シバのスキャンダルを暴露する。 だが、これは2人の人生を変えてしまう。 決して想像していなかったほど激しく... 出演者: Judi Dench ... Barbara Covett(バーバラ) Cate Blanchett ... Sheba Hart(シェバ) Tom Georgeson ... Ted Mawson(テッド) オトーサン、 「2人ともお見事!としか言えない演技だ!」 演じる人間をここまで深く理解し、掘り下げる力、 たいしたものです。 JUDI DENCH  ジュディ・デンチ 誕生日 1934/12/9 出身 英ヨーク セントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマで演技を学んだ後、 オールド・ビク座の舞台でデビュー。 イギリスのアカデミー賞にあたるBAFTAは12回ノミネートされ、 「眺めのいい部屋」など6回受賞。 「QUEEN VICTORIA/至上の恋」「ショコラ」「アイリス」 「ヘンダーソン夫人の贈り物」でアカデミー賞に4度ノミネート。 「恋に落ちたシェイクスピア」でアカデミー賞助演女優賞に輝いた。 他ではピアース・ブロスナン版以降の007のM役が有名。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1957年「ハムレット」 1968年「真夏の夜の夢」(TM) 1974年「大本命」 1984年「ウェザビー」 1985年「眺めのいい部屋」「エンジェリック・カンヴァセーション」 1986年「チャーリング・クロス街84番地」 1987年「ハンドフル・オブ・ダスト」 1988年「ヘンリー五世」 1995年「007/ゴールデン・アイ」◆「赤ちゃんにバンザイ!?」 1997年「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」◆      「QUEEN VICTORIA/至上の恋」「ハムレット」 1998年「恋に落ちたシェイクスピア」◆      「ムッソリーニとお茶を」◇ 1999年「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」◆ 2000年「ショコラ」◆ 2001年「シッピング・ニュース」◆「アイリス」◇ 2002年「007/ダイ・アナザー・デイ」 2004年「ラヴェンダーの咲く庭で」◇「リディック」◆ 2005年「ヘンダーソン夫人の贈り物」◇「プライドと偏見」◆ 2006年「007/カジノ・ロワイヤル」◆ CATE BLANCHETT  ケイト・ブランシェット 誕生日 1969/5/14 出身 オーストラリア・メルボルン メルボルン大学で経済とファインアートを専攻。 見聞を広めるため、世界各地を旅して回る。 帰国後、オーストラリア国立演劇学校入学。 卒業後、シドニー・シアター・カンパニーに加わり、 「テンペスト」「ハムレット」「かもめ」などの舞台に出演し、 93年、シドニー演劇批評家協会新人賞・ローズモンド最優秀女優賞を ダブル受賞する。 映画デビューは94年「POLICE RESCUE」。 98年「エリザベス」では主演のエリザベスを演じ、 アカデミー主演女優賞にノミネート、イギリスのBAFTA主演女優賞、 ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。 97年、アンドリュー・アプトンとロンドンで結婚。 2001年に長男、2004年に第二子が生まれる。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「パラダイス・ロード」「オスカーとルシンダ」 1998年「エリザベス」◇ 1999年「狂っちゃいないぜ!」◆「理想の結婚」◇「リプリー」◆ 2000年「ギフト」◇「耳に残るは君の歌声」◆ 2001年「ロード・オブ・ザ・リング」◆「バンディッツ」◆      「シッピング・ニュース」◆「シャーロット・グレイ」◇ 2002年「ヘヴン」◇「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」◆ 2003年「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」◆「ミッシング」◇      「ヴェロニカ・ゲリン」◇「コーヒー&シガレッツ」 2004年「アビエイター」◆「ライフ・アクアティック」◆ 2005年「ロスト・ストーリー」 2006年「バベル」◇ その他の出演者: Michael Maloney ... Sandy Pabblem Joanna Scanlan ... Sue Hodge Shaun Parkes ... Bill Rumer Emma Kennedy ... Linda Syreeta Kumar ... Gita Andrew Simpson ... Steven Connolly Philip Davis ... Brian Bangs Wendy Nottingham ... Elaine Clifford Tameka Empson ... Antonia Robinson Leon Skinner ... Davis Bill Nighy ... Richard Hart Juno Temple ... Polly Hart User Rating: 7.5/10 (7,217 votes) オトーサン、 「このハイスコア、当然だ」 アカデミー賞ノミネート ・主演女優賞:ジュディ・デンチ ・助演女優賞:ケイト・ブランシェット ・脚色賞 ・作曲賞 User Comments: screenwriter-14 さん United States 2006年12月27日 光り輝く、暗く、機知がある.... そして、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが素晴らしい この映画、ジュディ・デンチの"勝利"だ。 見事なウィット、苦痛、 そして手の届かぬケイト・ブランシェットを求める悪魔的情熱 友人と思った同僚教師への"裏切り"の演技は、 ジュディ・デンチをアカデミー賞へ復帰させるだろう。 残念なことに、ヘレン・ミレンの素敵な「クイーン」と同じ年だった。 この映画で、ジュディ・デンチは、 最初から最後まで息もつかさぬ演技を披露する。 Patrick Marberは、見事なまでに邪悪で、機知に富み、パリッとした脚本を書いた。 また、スクリーンから目の離せない人物のストーリーをつくりだす 脚本家としての彼の評判を高めるだろう。 彼の"CLOSER"の脚本はすばらしく、賢いものだった。 だが、この映画で、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットに 手渡したせりふは、快速球だった。 元気さ、怒り、苦痛、そしてユーモアをブレンドしたものだった。 Patrick、どうか、早く次作を見せてくれ! 教師と生徒のロマンスもうまく書かれていた。 2人の相性は、信じられ、非常にセクシーだった。 強い肉体と精神をもった若者の若さあふれる情熱はよく伝わってくる。 若い俳優のせりふは、時々、聞きとりにくくなるが、 彼はプロのようだった。 数週先の"roar from the crowd"に期待している。 暗く、機知に富んだジュディ・デンチの演技が待ち遠しい。 彼女が、アカデミー賞で王冠を手にすることを願っている。 オトーサン、 「こんな映画も、公開がビリとは...」 日本は、映画後進国なのでしょうか? こんな状態のままでいいのでしょうか? ・USA 25 December 2006 (limited) ・Canada 5 January 2007 ・UK 2 February 2007  Germany 12 February 2007 (Berlin International Film Festival)  Australia 15 February 2007  Greece 15 February 2007  Israel 15 February 2007  Singapore 15 February 2007  Iceland 16 February 2007  Belgium 21 February 2007  Egypt 21 February 2007  Germany 22 February 2007  Netherlands 22 February 2007  Finland 23 February 2007  Italy 23 February 2007  Latvia 23 February 2007  Mexico 23 February 2007  Norway 23 February 2007  Poland 23 February 2007  Sweden 23 February 2007  France 28 February 2007 ・Hungary 1 March 2007  Portugal 1 March 2007  Brazil 2 March 2007  Turkey 2 March 2007  Argentina 8 March 2007  Russia 8 March 2007 (limited)  Estonia 9 March 2007  Venezuela 9 March 2007 (Caracas)  Venezuela 16 March 2007  Lebanon 22 March 2007  Panama 23 March 2007  Spain 30 March 2007 ・Serbia 4 April 2007  Czech Republic 5 April 2007  Slovakia 31 May 2007  Japan 16 June 2007


バベル

オトーサン、 「早く見たいなぁ」 菊池凛子さんがアカデミー賞を取れるかどうか 大いに話題が盛り上がった映画です。 旅行のため見るのが遅れました。 映画館は空いていました。 原題:Babel (2006) 監督:Alejandro Gonzalez Inarritu 脚本:Guillermo Arriaga /Guillermo Arriaga/Alejandro Gonzalez Inarritu Genre:Drama / Thriller Rated R for violence, some graphic nudity, sexual content, language and some drug use. Runtime:143 min Country:France / USA / Mexico Language:English /Arabic /French /Spanish /Japanese /Berber 上映時間:143分 あらすじ: リチャードとスーザンは、夫婦。 サンディゴからモロッコ観光にやってきた。 留守中は、メキシコ人家政婦のアメリアが子供たちの面倒をみてくれる。 ライフルが地元の羊飼いの少年の手に渡り、 面白半分にツアーバスに向け発射される。 銃弾は、スーザンの肩にあたり、重傷を負わせる。 気も狂わんばかりのリチャードは、自宅に電話し、 アメリアに留守番の延期を頼みこむ。 だが、アメリアのほうにも事情があった。 息子の結婚式にメキシコに行かなければならないのだ。 生憎、代わりのひとがみつからなかったので、 リチャードとスーザンの子供たちを連れておくことにする。 悪いことは重なるもので、 モロッコでは銃撃がテロリストによるものと大騒ぎになる。 アメリアは、サンデイエゴに戻ろうとして、 メキシコの国境でトラブルに巻きこまれる。 一方、東京には、悩めるやすじろうがいた。 妻は拳銃自殺し、10代の娘チエコは聾唖者で問題児だった。 そしていま、警察が尋問にやってきた。 モロッコを旅したとき、ガイドに進呈したライフルが、 今回の犯行に使われたからだ。 出演者: Brad Pitt ... Richard(リチャード) Cate Blanchett ... Susan(スーザン) Adriana Barraza ... Amelia(アメリア) Rinko Kikuchi ... Chieko(チエコ) オトーサン、 「ブラッド・ピット、案外いい」 こういうドキュメンタリー調のシアリアスな映画に、 有名俳優が出ると、その華やかなイメージが邪魔になります。 でも、それを感じさせない演技でした。 この映画、脇役の2人の女優さんが目立ちました。 アメリヤ役のアドリアナ・バラーザとチエコ役の菊地凛子さん。 でも、菊地凛子さんは、やや期待外れ。 「ヌードで勝負じゃなぁ」 BRAD PITT ブラッド・ピット 誕生日 1964/12/18 出身 米オクラホマ州ショーニー ミズーリ州スプリングフィールドで過ごし、 高校卒業後、ミズーリ大学コロンビア校でジャーナリズムを専攻。 卒業直前にグラフィックデザインを学ぶため、 ロサンゼルスに移り住み、やがてロイ・ロンドンの師事の元、俳優を目指す。 映画デビュー作は1988年「リック」。 いきなり主演で、日光に当たると死んでしまう青年リックを演じた。 旧ユーゴで撮影され、一度は内乱でお蔵入りしかけた作品。 ブルース・ウイリス主演、テリー・ギリアム監督「12モンキーズ」(1995)で 精神異常者役を演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞。 2000年7月にジェニファー・アニストンと結婚。 2005年、離婚。 2005年、「Mr.&Mrs.スミス」で共演したアンジェリーナ・ジョリーと交際。 ジョリーの養子マドックスとザハラも自分の養子とした。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1988年「リック」◇ 1989年「処刑教室/最終章」「ハッピー・トゥギャザー」 1990年「傷だらけのランナー」「トゥルー・ブルース」 1991年「テルマ&ルイーズ」◆「ジョニー・スエード」      「ヒミツのお願い」 1992年「クール・ワールド」「リバー・ランズ・スルー・イッツ」◇      「ブラッド・ピットの君にメロメロ」 1993年「カリフォルニア」◇「トゥルー・ロマンス」◆ 1994年「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」◆      「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」◇ 1995年「セブン」◇「12モンキーズ」◆ 1996年「スリーパーズ」◆ 1997年「デビル」◇      「セブン・イヤーズ・イン・チベット」◇ 1998年「ジョー・ブラックをよろしく」◇ 1999年「ファイト・クラブ」◇「マルコヴィッチの穴」 2000年「スナッチ」◇ 2001年「ザ・メキシカン」◇「スパイ・ゲーム」◇「オーシャンズ11」◇ 2002年「コンフェッション」▲「フル・フロンタル」 2003年「トロイ」◇ 2004年「オーシャンズ12」◇ 2005年「Mr.&Mrs.スミス」◇ 2006年「バベル」◇ その他の出演者: 役所幸司 ... Yasujiro(ヤスジロー) Abdelkader Bara ... Hassan Gael Garcia Bernal ... Santiago Satoshi Nikaido ... Kenji Elle Fanning ... Debbie Nathan Gamble ... Mike Mohamed Akhzam ... Anwar Peter Wight ... Tom Harriet Walter ... Lilly Trevor Martin ... Douglas Matyelok Gibbs ... Elyse Georges Bousquet ... Robert Claudine Acs ... Jane Andre Oumansky ... Walter Michael Maloney ... James Dermot Crowley ... Barth User Rating: 7.7/10 (36,569 votes) オトーサン、 「意欲作。まぎれもない傑作!」 モロッコ、メキシコ、東京...それぞれ問題の多い都市。 ハリウッドが、世界の現実に目を向けはじめたサインならば、 大歓迎です。 アカデミー賞受賞 ・作曲賞 同ノミネート ・作品賞 ・助演女優賞:アドリアナ・バラーザ     菊地凛子 ・監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ ・脚本賞 ・編集賞   User Comments: locationmanagerさん Ireland 2006年5月25日 すばらしい演技、監督、脚本! バベルは、今年のベストだ。 ここ数年でみたうちで最高の映画だろう。 映画は、夫と妻、親子、兄弟姉妹の関係をみつめ、 逆境における愛をテーマにしている。 登場人物たちは、実にランダムに結びつき、 まるで、"10 degrees of separation"のようだ。 (訳注:「誰かを人づてに辿ろうとすれば、  地球上にいる全ての人へ、自分から数えて6人以内に到達できる」  有名な法則をもじったもの) 映画の舞台は、モロッコ、メキシコ、日本、アメリカ。 監督は、異なった背景を駆使することで、 生き生きした映画をつくりあげた。 登場人物たちは深く掘りさげられ、それぞれ問題を抱えている。 精妙で自然な演技が感動的な映画をつくりあげている。 ヒーローの物語ではない。 壁にぶちあたったとき、正しい選択をしようとし、 内なる懐疑に悩むのだ。 すばらしい映画だ。 特に、あなたが親であるならば、 見ている間中、保護本能をかきたてられるだろう。 オトーサン、 「バベル、重たい映画だ」 ひとびとは、誤解しあう。 ひとびとは、愚かで、過ちに気づかない。 ひとびとは、愛しあおうとして、ムダな努力を重ねる。 これは、神の与えた罰なのでしょう。 ○バベルの塔  旧約聖書の創世記に出てくる伝説上の巨大な塔。  古代メソポタミアの中心都市、バビロンにあったとされる階段状の建造物。  もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。  シンアルの野に集まった人々は、煉瓦とアスファルトを用いて  天まで届く塔をつくってシェムを高くあげ、  全地のおもてに散るのを免れようと考えた  神はこの塔を見て、言葉が同じことが原因であると考え、  人々に違う言葉を話させるようにした。  このため、彼らは混乱し、世界各地へ散っていった。  バベルの塔の物語は、世界にさまざまな言語が存在する理由を  説明するための物語である。  空想的で実現不可能な計画はバベルの塔といわれる。  16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルが描いた絵画が有名。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


主人公は僕だった

オトーサン、 スイス航空の往路で見た映画の4本目。 ウトウトしながら見たのですが、愉快なので、 引きこまれてしまいました。 原題:Stranger Than Fiction (2006) 監督: Marc Forster 脚本:Zach Helm Genre:Drama / Fantasy Rated PG-13 for some disturbing images, sexuality,         brief language and nudity. 上映時間:113分 あらすじ: ハロルドは、国税庁の会計検査官。 単調な毎日を送り、粛々と未納税者の督促に回っている。 ある朝、頭のなかで女性の声が聞こえはじめる。 自分の行動が描写されているようなのだ。 さらに、“このささいな行為が死を招こうとは、 彼は知るよしもなかった”という文章まで聞いてしまう。 ハロルドは、ヒルバート教授の協力を得ながら、 悲劇的な結末を回避しようとする。 出演者: Will Ferrell ... Harold Crick(ハロルド) Emma Thompson ... Karen Eiffel(カレン) Dustin Hoffman ... Professor Jules Hilbert(ヒルバート教授) Maggie Gyllenhaal ... Ana Pascal(アナ) オトーサン、 「ウィル・フェレル、渋いね」 脇を固める役者さんが、それぞれ個性的で巧いので、 大分トクしていました。 WILL FERRELL  ウィル・フェレル 誕生日 1967/7/16 出身 米カリフォルニア州アーヴィン 南カリフォルニア大学卒業後、 LAの即興コメディ・グループ、ザ・グランドリングスに参加。 95年から「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーとなり、7年間出演。 2000年の大統領選挙の際には、ジョージ・W・ブッシュの物真似で人気となり、 アメリカン・コメディ賞受賞。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1997年「オースティン・パワーズ」 1998年「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」 1999年「オースティン・パワーズ:デラックス」「ザ・サバーバンズ」      「スーパースター 爆笑スター誕生計画」 「キルスティ・ダンスとの大統領に気をつけろ!」 2000年「MONA 彼女が殺された理由」「レディース★マン」 2001年「ズーランダー」「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 2003年「アダルト♂スクール」「エルフ〜サンタの国からやって来た〜」 2004年「メリンダとメリンダ」「俺たちニュース・キャスター」 2005年「奥さまは魔女」「プロデューサーズ」「ペナルティ・パパ」 2006年「おさるのジョージ」(声) その他の出演者: Queen Latifah ... Penny Escher William Dick ... IRS Co-Worker #1 Lacy Coil ... Accident Witness Will Clinger ... Accident Witness Albert Samuels ... Accident Witness Frank Caeti ... Accident Witness Andrew Rothenberg ... Doctor Mercator Ricky Adams ... Young Boy Christian Stolte ... Young Boy's Father Denise Hughes ... Kronecker Bus Driver Peggy Roeder ... Polish Woman Tony Hale ... Dave Danny Rhodes ... Bakery Employee #1 Helen Young ... Bakery Customer #1 User Rating: 7.8/10 (22,682 votes) オトーサン、 「こんなに高いのか」 ゴールデン・グローブ賞ノミネート ・男優賞(コメディ/ミュージカル):ウィル・フェレル User Comments: ロビーJさん 2007年5月12日 小説の主人公は自分! 昨日、試写会で見てきました。 試写会に行くのは初めてだったのでウキウキだったし、 見に行くのが大好きなウィル・フェレルの主演作だったというのも 嬉しすぎます! 本作はアメリカで公開していた時から気になっていたし、 予想できない展開に興味があったんです。 なので見るうちにどんどん話しに引き込まれていきました。 真面目な国税庁に勤めるハロルド(ウィル)が ある日、自分の行動や考えを話す声が聞こえ動揺する。 しかもその声は自分が近いうちに死ぬと言うのだ! そしてハロルドはどうしたらいいのかを相談したり、 自分のやりたかった事を積極的にやるようになる。 そこで彼は生きる事の素晴らしさを今まで以上に感じるのだが...。 ウィルの今までにないシリアスな演技と控えめな笑いがとても素敵でした! 彼の俳優として確実に演技が上がってきている事が本当に嬉しいです。 小説家役のエマ・トンプソンも面白いし、ダスティン・ホフマンも素敵でした。 クイーン・ラティファもかっこいいし、 ウィルの相手役を務めたマギー・ギレンホールもすごくキュートです! 普通に考えればちょっと怖い話ですが、 映画はクスクス笑ってしまうシーンと心温まる物語に仕上がっているので 見ていて感動も出来ます。 ウィルはギターと唄も歌ってくれたのでもう最高でした! ウィル・ファンはもちろん、たくさんの人に見てもらいたい映画です! きっとこの映画を見れば夢や愛の素晴らしさを改めて感じると思うし、 クッキーも食べたくなると思いますよ(笑)! 絶対オススメです! オトーサン、 「やーい、試写会よりも早く見られたんだ」 4月25日に機内映画で見られたのです。 IMDbで世界各国の公開日を調べてみました。 日本は、ビリじゃないですか。 日本の映画フアン、怒るべし。 ・Canada 9 September 2006 (Toronto Film Festival) ・USA 5 October 2006 (Chicago International Film Festival) ・USA 10 November 2006 ・Romania 1 December 2006 ・UK 1 December 2006  Israel 14 December 2006  Turkey 15 December 2006  Sweden 25 December 2006  Norway 26 December 2006  Singapore 28 December 2006  Finland 29 December 2006 ・Iceland 1 January 2007  France 10 January 2007  Greece 11 January 2007  Brazil 12 January 2007  Mexico 12 January 2007  Denmark 19 January 2007  Spain 19 January 2007  Latvia 26 January 2007 ・Australia 1 February 2007  Malaysia 1 February 2007  Estonia 2 February 2007  Italy 2 February 2007  Germany 8 February 2007  Austria 9 February 2007  Portugal 15 February 2007 ・Argentina 8 March 2007  Venezuela 9 March 2007 ・Hungary 19 April 2007 ・Slovakia 10 May 2007  Bulgaria 11 May 2007  Poland 18 May 2007  Japan 19 May 2007


スパイダーマン3

オトーサン、 「世界中で大宣伝だな」 スイスでも、北イタリアの都市でも、 スパイダーマンの看板が目立ちました。 「肝心の映画にお金をかければいいのに」 原題:Spider-Man 3 (2007) 監督:Sam Raimi 原作:Stan Lee / Steve Ditko 脚本:Sam Raimi /Ivan Raimi/Alvin Sargent Genre:Action / Adventure / SFi / Thriller Rated PG-13 for sequences of intense action violence. 上映時間:140分 あらすじ: ピーターは、破綻した人生を立て直そうとする。 恋人MJとの仲とスパイダーマンとしての責務をバランスさせるのだ。 だが、若きヒーローには、さらなるチャレンジが待っていた。 ピーターの旧友ハリーが復讐しはじめる。 亡き父の遺志をついで、新たなゴブリンとして姿を現したのだ。 ピーターは、また、叔父ベンを殺したFlint Markoとも対決する。 いまや、超能力を身につけ、サンドマンとして現れたのだ。 しかも、彼のスーツが、突如、黒色に変わり、無力化され、 総ての希望は絶たれたかに見えた。 だが、その一方、ピーターには邪悪な力が増幅していた。 自分を見失うほどに。 ピーターは、自分をみつめ、慣れ親しんだヒーロー像と決別し、 内なる暗黒と戦わねばならない。 そして、より強大な敵たちと向き会わなければならない。 出演者: Tobey Maguire ... Spider-Man/Peter Parker(スパイダーマン/ピーター) Kirsten Dunst ... Mary Jane Watson(MJ) James Franco ... New Goblin/Harry Osborn(ハリー) Thomas Haden Church ... Sandman/Flint Marko(サンドマン) オトーサン、 「トビー・マグワイア、精一杯頑張ってるなぁ」 恋人役のキルステン・ダンストは、いまいちでした。 TOBEY MAGUIRE  トビー・マグワイア 誕生日 1975/6/27 出身 米カリフォルニア州サンタモニカ 2006年11月、宝石デザイナーで 婚約者のジェニファー・マイヤーとの間に長女誕生。 活躍度 △↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1993年「ボーイズ・ライフ」デビュー 1994年「S.F.W.」 1995年「DUKE OF GROOVE」 1996年「JOYRIDE」 1997年「アイス・ストーム」「地球は女で回っている」 1998年「カラー・オブ・ハート」◇「ラスベガスをやっつけろ」◆ 1999年「サイダー・ハウス・ルール」◇「楽園をください」◇ 2000年「ワンダー・ボーイズ」◇「あのころ僕らは」 2001年「キャッツ&ドッグス」(声) 2002年「スパイダーマン」◇ 2003年「シービスケット」◇ 2004年「スパイダーマン2」◇ 2007年「スパイダーマン3」◇ その他の出演者: Topher Grace ... Venom/Eddie Brock Bryce Dallas Howard ... Gwen Stacy Rosemary Harris ... May Parker Rosemary Harris ... Aunt May Parker J.K. Simmons ... J. Jonah Jameson James Cromwell ... Captain Stacy Theresa Russell ... Emma Marko Dylan Baker ... Dr. Curt Connors Bill Nunn ... Joseph 'Robbie' Robertson Bruce Campbell ... Maitre d’ Elizabeth Banks ... Miss Brant User Rating: 6.8/10 (41,796 votes) オトーサン、 「こんなに高いかなぁ?」 User Comments: bitterbuffalox4さん United States 2007年5月6日 ひどい 大変、失望した。 何たる駄作。 途中で映画館を出てしまったことはないが、 トビーが歩道を歩くあたり、 まるで出来の悪い「サタデイ・ナイト・フィーバー」を見るようだった。 ストーリーもひどい。 スパイダーマンのセンスの良さはどこへ消えたのだ? 流れ星が1メートル先を落下しているのに、気づかない。 耳を疑わないか? おお、黒いネバネバが付着する。 でも、その説明がまったくないなんて。 そして、サンドマン。 NYで警官に追われているのだが、 まるでネバダ砂漠のようだ。 男がサンドマンに変身した説明ときては、 まるで納得できるものではない。 もう何も言いたくない。 金と時間を浪費したかったら、 自分の目で駄作を確認すればいい。 こんな最悪の映画で金儲けをしている奴がいると思うとヘドが出る。 大げさな駄作。 予告編だけが、前2作より優れている。 この映画、より暗く安手なだけでなく、 前2作のイメージもぶち壊してしまった。 見るなかれ。 オトーサン、 「どうしちゃったんだ? スパイダーマン、冴えなかったなぁ。 むしろ、サンドマンのほうが、魅力的だったな」 もっと、蜘蛛の糸の魅力的な活用法を開発しなければ。 例えば、ネバネバとか...(笑) アニメ風でも、リアルでもなく、中途半端でした。


お手をどうぞ(仮題)

オトーサン、 スイス航空機内DVDのリストをみて、 「次は、コメディがいいな」 自殺話のあとは、口直しが必要です。 好きなタイプのシャルロット・ゲンズブールが出ています。 原題:Prete-moi ta main (2006) 監督:Eric Lartigau 脚本:Philippe Mechelen /Alain Chabat Laurent Tirard/Gregoire Vigneron/Laurent Zeitoun Genre:Comedy Country:France Language:French 上映時間:90分 あらすじ: ルイは、43歳で独身の調香師。 女ばかりの家族から「早く結婚しろ」と言われ続けている。 そこで、彼が思いついた筋書きとは... 女性を雇って婚約者になってもらい、結婚すると宣言。 だが、結婚式の当日、彼女は来ず、絶望してみせる。 そんなルイに同情して、家族はもはや結婚話はしない。 だが、そんな甘い筋書き通りにいくはずもなく... 出演者: Alain Chabat ... Luis Costa (ルイ) Charlotte Gainsbourg ... Emma(エマ) Bernadette Lafont ... Genevieve Costa(ジュヌヴィエーヴ) オトーサン、 「やっぱり、この人、好きだなぁ」 肩で風を切って歩く姿、ほれぼれしてしまいます。 それでいて、案外フェミニンで。 CHARLOTTE GAINSBOURG  シャルロット・ゲンズブール 誕生日 1971/7/21 出身 英ロンドン 父は作曲家で音楽家セルジュ・ゲンズブール、 母は女優ジェーン・バーキンの芸能一家。 84年「残火」で映画デビュー。 85年「なまいきシャルロット」でセザール賞有望若手女優賞。 1999年「LA BUCHE/ブッシュ・ド・ノエル」でセザール賞助演女優賞受賞。 96年「ラブetc.」でセザール賞主演女優賞ノミネート。 俳優イヴァン・アタルと結婚し、一児を出産。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1984年「残火」 1985年「なまいきシャルロット」「イザベルの誘惑」 1986年「シャルロット・フォーエバー」 1987年「カンフー・マスター!」      「アニエス.vによるジェーン.b」 1988年「小さな泥棒」 1989年「太陽は夜も輝く」 1991年「メルシー・ラ・ヴィ」「愛を止めないで」 1992年「シャルロット・ゲンズブール/愛されすぎて」 1993年「ルナティック・ラブ/禁断の姉弟」 1994年「他人のそら似」 1995年「ジェイン・エア」 1996年「ラブetc.」「アンナ・オズ」 1999年「LA BUCHE/ブッシュ・ド・ノエル」「イントルーダー 侵入者」 2000年「レ・ミゼラブル」(TM) 2001年「フェリックスとローラ」「私の妻はシャルロット・ゲンズブール」 2003年「21グラム」 2004年「フレンチなしあわせのみつけ方」 その他の出演者: Wladimir Yordanoff ... Francis Bertoff Gregoire Oestermann ... Pierre-Yves Veronique Barrault ... Catherine Marie-Armelle Deguy ... Axelle Katia Lewkowicz ... Carole Louise Monot ... Maxine Luce Mouchel ... Marie Christiane Millet ... Francoise Messier-Lalande Aissa Maiga ... Kirsten Hansen Tatiana Gousseff ... Francine Lebrun Alix De Konopka ... Sandrine Philippi ex-Bourrague Eric Debrosse ... Beau-frere 1 User Rating: 6.7/10 (285 votes) オトーサン、 「そんなにいいかなぁ?」 セザール賞ノミネート ・主演男優賞:アラン・シャバ ・主演女優賞:シャルロット・ゲンズブール ・助演女優賞:ベルナデット・ラフォン User Comments: chatbadaさん France 2007年1月14日 過大評価だ 最初、この映画をみる気はなかった。 IMDbの批評が月並みで、期待過剰だったからだ。 だが、最近、面白い映画を見つけた。 "Mensonges et trahisons et plus si affinite" 見事に監督しているのは、Laurent Tirardだった。 彼が、この映画の脚本家なのだ。 気が変わって、見てみることにした。 これも、"mensonges..."のようにいいと思ったからだ。 だが、間違っていた。 脚本はそう悪くもない。 だが、監督が"Mensonges..."ほどではない。 役者はあまりよくない。 特に、いつものことだが、 シャルロット・ゲンズブールが退屈だし、 Edouard Baerも、Clovis Cornillacもそうだ。 正直に言って、どうしてこんな下らん映画がヒットしたのか、 理解しかねる。 しかも、こんな顔ぶれで... ともかく、ストーリーは、愉快な筋書きをつくる口実だが、 これは、Tirardの"Mensonges..."ほど良くない。 同じ彼の手になるものなのに。 安易で、驚きもなく、手抜きだ。 まったくの過大評価だ! オトーサン、 「"Mensonges..."、そんなにいいのか」 そういわれても、日本未公開では、判断しようもありません。 「シャルロット・ゲンズブールが退屈?」 そんなことはありません。 ま、このひと、個人的なやっかみもあるのでしょう。 「彼女、随分恵まれた境遇だからな」 ○シャルロット・ゲンズブール  Charlotte Gainsbourg, 1971/7/21 - フランスの女優。 セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの間にロンドンで生まれる。 母の出演映画の現場で早くから注目され、 「残火」(1984)でカトリーヌ・ドヌーヴの娘役に抜擢され、映画デビュー。 1986年にクロード・ミレール監督の「なまいきシャルロット」で  セザール賞の有望若手女優賞を受賞し、  2000年に「ブッシュ・ド・ノエル」で最優秀助演女優賞を受賞。  自分と縁故関係のある人物が監督する映画に出演していることでも知られる。  実父であるセルジュや夫であるイヴァン以外にも、  母ジェーンの再々婚相手であるジャック・ドワイヨンや  母方叔父であるアンドリュー・バーキンによるものがそれである。  また、歌手として、1986年には父のプロデュースでアルバム  「魅少女・シャルロット」 Lemon incest をリリース。  以後は自身の主演映画で3度主題歌を歌っている。  2006年9月には久しぶりのアルバム「5:55」をリリースし、  ビッグセールスを記録している。  夫の俳優・映画監督のイヴァン・アタルとの間に二人の子供がいる。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ハリウッドランド

オトーサン、 「おお、未公開映画だ」 スイス航空の機内映画でみました。 ハリウッドの内幕を描いた秀作でした。 日本公開は、因みに6月16日です。 原題:Hollywoodland (2006) 監督:Allen Coulter 脚本:Paul Bernbaum Genre:Crime /Drama /History /Mystery /Thriller Rated R for language, some violence and sexual content. 上映時間:126分 あらすじ: 1959年6月16日。 ハリウッドで最も不名誉なミステリーが起きた。 これは、名声とアイデンティティの探検談である。 リーヴスは、俳優。 テレビでスーパーマンを演じて活躍中だったが、 金ピカの町ハリウッド・ヒルの自宅で死ぬ。 拳銃自殺だった。 向上心に燃えた大スターの卵の婚約者を残し、 その死にショックを受けた数百万人のファンがいた。 だが、彼の死の真因は究明されない。 この事態に苛立ったのは、悲しみの母、ヘレンだった。 ヘレンは正義を求め、少なくとも答えを求めた。 ロサンゼルス警察は、事件をうやむやにするが、 ヘレンは、1日50ドルで私立探偵を雇う。 たちまちシモは、すぐに突き止める。 リーブズは、MGMの役員エディの妻トニーと熱い関係にあり、 これが真実への鍵を握っているようなのだ。 だが、真実と公正はハリウッドでは見つかるものではない。 シモは、危険を冒すながら、手がかりを追跡していく。 だが、事件は、より個人的なものになっていき、 それは、探偵自身の人生と予期せぬ関わりをもっていたのだった。 彼は、自分の姿を通じて、リーブズをもっとよく知ることになる。 スターの真の姿は、複雑な人間だった。 出演者: Adrien Brody ... Louis Simo(シモ) Diane Lane ... Toni Mannix(トニ) Ben Affleck ... George Reeves(リーヴス) オトーサン、 「エイドリアン・ブロディ、いいなぁ」 代表作は、「戦場のピアニスト」ですが、 影を帯びた冴えない男を演じさせたら、ピカ一です。 ADRIEN BRODY  エイドリアン・ブロディ 誕生日 1976/12/23 出身 米ニューヨーク 写真家シルヴィア・ブラーキを母に持ち、 幼少からカメラの被写体となる。 12歳から演劇のクラスに通い、 13歳でテレビ映画「HOME AT LAST」の主役を射止める。 同年、リンカーン付属高校に入学し、演劇を専攻。 その後、アメリカ演劇芸術アカデミーに進む。 2002年「戦場のピアニスト」のシュピルマン役で アカデミー賞主演男優賞他、セザール賞、ボストン映画批評家協会賞、 全米映画批評家協会賞受賞。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1989年「ニューヨーク・ストーリー」 1993年「わが街セントルイス」 1994年「エンジェルス」 1996年「ハード・ブレッド/怒りの銃弾」 1997年「死にたいほどの夜」「ゼロ・ゲーム」 1998年「シン・レッド・ライン」◆「ハード・デイズ」「レストラン」 1999年「サマー・オブ・サム」◆「人質」(TM)◇「リバティ・ハイツ」 2000年「ブレッド&ローズ」◇「戦場のジャーナリスト」 2001年「マリー・アントワネットの首飾り」◆      「ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男」 2002年「ダミー」「戦場のピアニスト」◇ 2003年「歌う大捜査線」 2004年「ヴィレッジ」◆ 2005年「キング・コング」◇「ジャケット」◇ DIANE LANE  ダイアン・レイン 誕生日 1965/1/22 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク 79年「リトル・ロマンス」で映画デビュー。 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1979年「リトル・ロマンス」 1980年「ラスト・レター」      「CATTLE ANNIE AND LITTLE BRITCHES」 1981年「LADIES AND GENTLEMAN ,THE FABULOUS STAINS」      「NATIONAL LAMPOON GOES TO THE MOVIES」 1982年「幸福のチェッカー」 1983年「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」 1984年「ストリート・オブ・ファイヤー」「コットン・クラブ」 1987年「ビッグタウン」「愛は危険な香り」 1988年「ダイアン・レインの愛にふるえて」 1990年「ダイアン・レイン/愛と青春の鼓動」 1992年「美しき獲物」「落陽」「チャーリー」      「マイ・ニュー・ガン/あぶない若妻」 1993年「インディアン・サマー/タスクワの英雄たち」 1995年「ジャッジ・ドレッド」◇「ワイルド・ビル」 1996年「ジャック」「マッド・ドッグス」 1997年「ホワイトハウスの陰謀」◇ 1998年「デッド・ロイヤル」 1999年「マイ・ドッグ・スキップ」「オーバー・ザ・ムーン」 2000年「パーフェクト・ストーム」◇ 2001年「陽だまりのグラウンド」◆「グラスハウス」◆ 2002年「運命の女」◇「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「トスカーナの休日」◇ 2005年「理想の恋人.COM」◇ BEN AFFLECK ベン・アフレック 誕生日 1972/8/15 出身 米カリフォルニア州バークレー 俳優として8歳の頃から活動。92年「青春の輝き」が映画デビュー。 弟にケイシー・アフレックがいる。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1992年「青春の輝き」「バフィ/ザ・バンパイア・キラー」 1993年「バッド・チューニング」 1995年「モール・ラッツ」 1996年「グローリー・デイズ 旅立ちの日」(TM) 1997年「グッド・ウィル・ハンティング」◆      「チェイシング・エイミー」◇      「インディアナポリスの夏/青春の傷跡」◇ 1998年「アルマゲドン」◇「恋に落ちたシェイクスピア」◇      「200本のたばこ」◇      「ファントム」◇ 1999年「恋は嵐のように」◇「ドグマ」◇「ディセプション」 2000年「レインディア・ゲーム」◇「偶然の恋人」◇      「マネー・ゲーム 株価大暴落」◇ 2001年「パールハーバー」◇      「恋の方程式 あなたのハートにクリック2」      「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」 2002年「トータル・フィアーズ」◇「チェンジング・レーン」◇ 2003年「デアデビル」◇「ペイチェック 消された記憶」◇「ジーリ」◇ 2004年「世界で一番パパが好き」◇ その他の出演者: Bob Hoskins ... Eddie Mannix Lois Smith ... Helen Bessolo Robin Tunney ... Leonore Lemmon Larry Cedar ... Chester Jeffrey DeMunn ... Art Weissman Brad William Henke ... Russ Taylor Dash Mihok ... Sergeant Jack Paterson Molly Parker ... Laurie Simo Caroline Dhavernas ... Kit Holliday Kathleen Robertson ... Carol Van Ronkel Joe Spano ... Howard Strickling Gareth Williams ... Del User Rating: 6.6/10 (6,547 votes) オトーサン、 「もう少し高くてもいいのでは」 ヴェネチア国際映画祭受賞 ・男優賞:ベン・アフレック User Comments: IComeAnonさん Dobbs Ferry, NY 2006年6月27日 ハリウッドの才能を誇示 幸せなことに、この映画を見たあと、 監督のAllen Coulter、ダイアン・レイン、 エイドリアン・ブロディとの質疑応答に立ち会えた。 みんなすばらしい仕事をやってのけた。 Allen Coulterの監督デビューは、成功した。 全編に「ソプラノ(The Sopranos)」での撮影経験が生きている。 出だしのロサンゼルスのシーンは力強い。 カメラは、警官とともに、俳優リーヴスの家に入りこんでいく。 Jonathan Freemanの撮影は、力強く、 光と影のコントラストが効いていて、 映画に描かれた2つの時間を微妙な違いで描き分けていた。 Coulter監督は、音楽や音響を異ならせて、 シモとリーヴスの時間の違いを描き分けてもいた。 演技は全体に素晴らしかった。 ベン・アフレックとエイドリアン・ブロディは、 人物像を把握し、人物を生き、素晴らしかった。 ベン・アフレック演じるリーヴスの声が かすかに途切れるようだったが、ほとんど気づかない範囲だ。 2人ともほぼカンペキな演技だった。 その他の出演者についても、 この映画では、下手な役者はいなかった。 Expect a SAG ensemble nomination here. この映画の全体のスタイルは、実に興味深い。 Coulter監督は、この映画について 「現代のフィルム・ノワール」であり、 「現代人についての映画だ」と述べていた。 物語は、リーヴスの人生をその死まで行きつ戻りつし、 その運命の夜についての私立探偵のシモの捜査を、 美しく語っていた。 全体に、この映画、10点満点で、9点。 ほとんど傷がないからだ。 私は、幸せな気分で映画館を後にした。 この映画、来たるべき受賞シーズンに何からの賞を取ってほしい。 オトーサン、 「そうなんだ」 このスーパーマン役者の死は、当時、大いに話題を呼んだようです。 長いのでポイントだけ翻訳しましたが、興味のある方は原文をどうぞ。 ○George Reeves  1914/1/5 - 1959/6/16  アメリカの俳優。  代表作は、1950年代のTV映画"Adventures of Superman” 45歳の若さで不審な死を遂げた。  <その死について> At approximately 1:30 AM on June 16, 1959, George Reeves died of a gunshot wound to the head in the upstairs bedroom of his Benedict Canyon home. He was 45 years old. Police arrived within the hour. 当時、居合わせたのは、Leonore Lemmon、William Bliss、  作家のRobert Condon、そしてCarol Van Ronkelで、 彼女は、夫の脚本家Rip Van Ronkelから数ブロック離れて住んでいた。 すべての証人たちは、 Lemmon and Reevesは夕方早く食事し、飲んでいた。  居合わせたのは、作家のCondonで、プロボクサーArchie Mooreの  ゴースト・ライターだった。 ReevesとLemmonは、レストランで喧嘩し、3人は帰宅した。  だが、Lemmonは、Reevesの伝記作家Jim Beaverとのインタビューで、  こう述べている。 彼女とReevesは、 飲食に同伴していず、レスリングの試合に行った。 Contemporary news items indicate that Reeves' friend Gene LeBell was wrestling that night - yet LeBell's own recollections are that he did not see Reeves after a workout session earlier in the day. In any event, Reeves went to bed, but some time near midnight, an impromptu party began when Bliss and Carol Van Ronkel arrived. Reevesは、怒って部屋から下りてきて、ウルサイと言った。 After blowing off steam, he stayed with the guests for a while, had a drink, then retired upstairs again in a bad mood. The house guests later heard a single gunshot. Bliss ran into Reeves' bedroom and found George Reeves dead, lying across his bed, naked and face-up, his feet on the floor. This position has been attributed to Reeves sitting on the edge of the bed when he shot himself, after which his body fell back on the bed and the Luger pistol fell between his feet. Statements made to police and the press essentially agree. Lemmonも他の証人たちも、発射音を聞いた後、  警察に通報するのが遅れたことを 弁解していない。 but the shock of the death, the lateness of the hour, and their state of intoxication were given as reasons for the delay. Police said that all of the witnesses present were extremely inebriated, and that their coherent stories were very difficult to obtain. 最近のニュース記事では、Lemmonは、Reevesの自殺をうつ病のせいにしている。  いい仕事をさせてもらえない挫折したキャリアのせいだと。 The police report states, "[Reeves was]... depressed because he couldn't get the sort of parts he wanted. " Newspapers and wire-service reports frequently misquoted LAPD Sergeant V.A. Peterson,as quoting Lemmon: "Miss Lemmon blurted, 'He's probably going to go shoot himself.' A noise was heard upstairs. She continued, 'He's opening a drawer to get the gun.' A shot was heard. 'See, I told you so. " However, this statement may have been embellished by journalists. Lemmon and her friends were downstairs at the time of the shot with music playing. It would be nearly impossible to hear a drawer opening in the upstairs bedroom. Lemmon later claimed that she'd never said anything so specific, but rather had made an offhand remark along the lines of "Oh, he'll probably go shoot himself now." Witness statements and examination of the crime scene led to the conclusion that the death was self-inflicted. A more extensive official inquiry concluded that the death was indeed suicide. Reevesは、1956年、全財産をToni Mannixに遺贈している。 このことにLemmonは驚き、落胆した。 Her statement to the press read, "Toni got a house for charity, and I got a broken heart," referring to the Myasthenia Gravis Foundation. In point of fact, Reeves's home had been given to him by Toni Mannix. 世間はこう言っている。  Reevesが死んだのは、スーパーマンの力を得たと思って、  飛ぼうとして死んだのだと。 出典:Wikipedia, the free encyclopedia


黒いチューリップ

オトーサン、 「お、アラン・ドロンだ」 昨日に引き続き、アラン・ドロンをみましょう。 原題:Le Tulipe noire(1964) 監督: Christian-Jaque 原作:Alexandre Dumas pere 脚本:Marcello Ciorciolini/ Paul Andreota Christian-Jaque/ Henri Jeanson Jose Luis Dibildos Genre:Action / Adventure / Comedy Country:France / Italy / Spain Language:French 上映時間:120分 あらすじ: 1789年、フランス革命の進行中、 黒いチューリップと名乗る盗賊が、ルシヨン村周辺を恐怖に陥れていた。 貧しいひとびとは、革命家と称する彼をロビンフッドと尊敬した。 だが、ギヨーム・ド・サン・プルー伯爵こそが、この"慈善家"を演じていたのだ。 彼は、刑事役のラ・ムーシュ男爵と戦い、頬に傷を負う... 出演者: Alain Delon ... Guillaume & Julien de Saint Preux (ギヨーム&ジュリアン・ド・サン・プルー) Virna Lisi ... Caroline 'Caro' Plantin(カロ) Dawn Addams ... Catherine de Vigogne(カトリーヌ) Adolfo Marsillach ... Baron La Mouche(ラ・ムーシュ) オトーサン、 「若いねー」 アラン・ドロン、この映画が上映されたとき、 弱冠33歳! ALAIN DELON  アラン・ドロン 誕生日 1935/11/8 出身 仏パリ 海兵隊除隊後、放浪の末、パリに戻り、 カンヌ映画祭で米国のプロデューサー、 セルズニックに認められたものの、契約を破棄。 57年「女が事件に絡む時」で映画デビュー。 60年「太陽がいっぱい」で人気に。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1957年「女が事件に絡む時」 「黙って抱いて」 1958年「恋ひとすじに」「お嬢さん」「お手やわらかに!」 1959年「学生たちの道」「太陽がいっぱい」 1960年「生きる歓び」「若者のすべて」 1961年「素晴らしき恋人たち」「太陽はひとりぼっち」      「フランス式十戒」「地下室のメロディー」 1963年「黒いチューリップ」「山猫」「危険がいっぱい」 1964年「さすらいの狼」「黄色いロールスロイス」 1965年「泥棒を消せ」 1966年「テキサス」「パリは燃えているか」      「名誉と栄光のためでなく」「冒険者たち」 1967年「悪魔のようなあなた」「あの胸にもう一度」「サムライ」      「世にも怪奇な物語」 1968年「さらば友よ」「太陽が知っている」「ジェフ」 1969年「シシリアン」「ボルサリーノ」 1970年「仁義」「栗色のマッドレー」「もう一度愛して」 1971年「帰らざる夜明け」「レッド・サン」「暗殺者のメロディ」 1972年「高校教師」「ショック療法」「スコルピオ」      「リスボン特急」 1973年「暗黒街のふたり」「ビッグ・ガン」「燃えつきた納屋」 1974年「愛人関係」「個人生活」「ボルサリーノ2」 1975年「ゾロ」「フリック・ストーリー」「ル・ジタン」 1976年「友よ静かに死ね」「パリの灯は遠く」      「ブーメランのように」 1977年「プレステージ」「チェイサー」「ナイトヒート」 1978年「未知の戦場/ヨーロッパ198x」 1979年「エアポート’80」「テヘラン」 1980年「ポーカー・フェイス」 1981年「危険なささやき」 1982年「最後の標的」 1983年「スワンの恋」「鷹」 1984年「真夜中のミラージュ」 1985年「凶悪の街/刑事の勲章」 1988年「アラン・ドロン/私刑警察」 1990年「ヌーヴェルバーグ」 1992年「カサノヴァ最後の恋」 1995年「百一夜」 1998年「ハーフ・ア・チャンス」 VIRNA LISI  ビルナ・リージ 誕生日 1937/9/8 出身 イタリア・アンコーナ 大学時代、フランチェスコ・マゼーリ監督に見いだされて、 53年映画デビュー。 ハリウッドではプラチナ・ブロンドの髪と美貌から <第二のジーン・ハーロー>としてセクシー路線で売り出そうとするが、 演技派のビルナには水があわなかった。 94年仏映画「王妃マルゴ」でカンヌ映画祭主演女優賞を獲得した。 活躍度 △→ 演技幅 個性 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1958年「金と女と機関銃」 1961年「逆襲!大平原」「100人のスカート作戦」 1962年「地上最笑の作戦」「エヴァの匂い」 1963年「黒い情事」「黒いチューリップ」 1964年「カサノヴァ’70」 1965年「女房の殺し方教えます」「ゴールデン・ハンター」      「女と男と金」「バンボーレ」 1966年「蜜がいっぱい」「クイーン・メリー号襲撃」      「おれの女に手を出すな」 1967年「女と将軍」「25時」 1969年「クリスマス・ツリー」「サンタ・ビットリアの秘密」      「火曜日ならベルギーよ」 1970年「狼の賭け」「雨のエトランゼ」 1972年「青ひげ」 1973年「エスピオナージ」 1978年「エルネスト/美しき少年」 1980年「スキャンドール」 1987年「I LOVE N.Y.〜ニューヨーク恋物語〜」 1994年「王妃マルゴ」 1995年「心のおもむくままに」 その他の出演者: Akim Tamiroff ... Marquis de Vigogne Laura Valenzuela ... Lisette George Rigaud ... Intendant General/Chief of Police Francis Blanche ... Plantin Robert Manuel ... Prince Alexandre de Grasillach de Morvan Lobo User Rating: 6.6/10 (315 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 Artemis-9さん Portugal 2003年9月14日 他の批評家たちの意見も知らないではないが、 剣戟映画を見たいなら、この映画がいい。 私の見解がオリジナル稼動か分からないが、 巨大スクリーンでのフランス版でみないと、 愉快な風刺やすばらしい色彩、そして美しい撮影には、 お目にかかれないだろう。 お粗末なVHS版では、時間が短縮され、 おそらく吹き替えもお粗末なものだろう。 すくなくとも、アラン・ドロンの演技と 相手役のビルナ・リージの演技は、飛びぬけていい。 とくに、絶え間なく想像を喚起するアクション・シーンがいい。 この2人は、見事な剣の腕前だった。 敵方も、悪い警察役も同様だった。 「黒いチューリップ」は、怪傑ゾロのような復讐者である。 だが、このアメリカの復讐者よりも、より豊かに描かれている。 筋書きを度外視すれば、 アメリカの観客も、双方にスリルを感じるだろう。 そして、フランスのアクション映画の監督は、 コメディとドラマを巧みにミックスできることに驚くだろう。 DVD版を取得したひとは、ノーカットのフランス版の存在に気づくだろう。 これは、フランスの文化団体アリアンス・フランセーズ・メディアティークで、 見たり、さらに借りることもできるのだ! 問い合わせ先:mediatheque@alliance-francaise.or.th 担当者:film PAL #161... 今度、フランスへ行くぞ!... オトーサン、 「バブル再来か」 チューリップ・バブルを扱ったこの映画の上映は、 時宜をえたものかもしれませんね。 ○黒いチューリップ  アレクサンドル・デュマ・ペールによる1850年の小説で、  17世紀のオランダで起きたチューリップ・バブルと、  1672年のデ・ウィット兄弟の惨殺事件を題材に、  多額の賞金が懸かった黒いチューリップを巡る陰謀と、  黒いチューリップの品種開発に情熱を傾けつつも、  デ・ウィット兄弟の係累として投獄されてしまった青年と  牢番の娘の愛を描く。 ○チューリップ・バブル  オランダで1637年に起こった世界最初のバブル。  オスマン・トルコから輸入されたチューリップの球根に人気が集中し、  異常な高値がついた。  その後価格は100分の1以下にまで下がり、  オランダ諸都市は混乱に陥った。  チューリップ・バブルは南海泡沫事件(イングランド)や  ミシシッピ計画(フランス)と並んで、  近世ヨーロッパの三大バブルに数えられる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


復讐のビッグガン

オトーサン、 「おお、アラン・ドロンだ!」 若い頃、彼の代表作「太陽がいっぱい」をみました。 「ジェームス・ディーンみたいだ、かっこいいなぁ」 でも、青春スター、ドロンだって年をとるのです。 原題:Parole de flic (1985) Cop's Honour 凶悪の街・刑事の勲章(ビデオ・旧) 監督:Jose Pinheiro 脚本:Alain Delon / Frederic Fajardie Jose Pinheiro/ Philippe Setbon Genre:Action / Crime / Drama / Thriller Country:France Language:French 上映時間:120分 あらすじ: オトーサン、 「IMDb、さぼっている、書くか」 プラットが警察を辞めた理由は、 妻を殺した容疑者が容疑不十分で釈放されたことに 抗議してのものだった。 いまは、アフリカで事業家として快適に暮らしている。 ひとり娘に時どき会うのが楽しみでもある。 だが、リヨンで勉学中の娘が殺されたという知らせが入る。 急遽、リヨンに向かうプラット。 黒覆面の自警団グループが浮かびあがる。 連中によって娘が殺されたのだ、 かつての同僚は、彼の単独捜査をきらうが、 彼は、自警団の面々を突き止め、次々と抹殺していく。 そして、やがて黒幕が判明する。 同僚だったのだ。 出演者: Alain Delon ... Daniel Pratt(プラット) Jacques Perrin ... Stephane Reiner(ライネル警部) Fiona Gelin ... Sabine Clement(サブリーヌ) オトーサン、 「いいねぇ」 シワは隠せませんが、若いなぁ。 メタボとは無縁のようだし... がむしゃらで、わがままで、モテモテなのも、 昔とまったく変わりません。 ALAIN DELON  アラン・ドロン 誕生日 1935/11/8 出身 仏パリ 海兵隊除隊後、放浪の末、パリに戻り、 カンヌ映画祭で米国のプロデューサー、 セルズニックに認められたものの、契約を破棄。 57年「女が事件に絡む時」で映画デビュー。 60年「太陽がいっぱい」で人気に。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1957年「女が事件に絡む時」 「黙って抱いて」 1958年「恋ひとすじに」「お嬢さん」「お手やわらかに!」 1959年「学生たちの道」「太陽がいっぱい」 1960年「生きる歓び」「若者のすべて」 1961年「素晴らしき恋人たち」「太陽はひとりぼっち」      「フランス式十戒」「地下室のメロディー」 1963年「黒いチューリップ」「山猫」「危険がいっぱい」 1964年「さすらいの狼」「黄色いロールスロイス」 1965年「泥棒を消せ」 1966年「テキサス」「パリは燃えているか」      「名誉と栄光のためでなく」「冒険者たち」 1967年「悪魔のようなあなた」「あの胸にもう一度」「サムライ」      「世にも怪奇な物語」 1968年「さらば友よ」「太陽が知っている」「ジェフ」 1969年「シシリアン」「ボルサリーノ」 1970年「仁義」「栗色のマッドレー」「もう一度愛して」 1971年「帰らざる夜明け」「レッド・サン」「暗殺者のメロディ」 1972年「高校教師」「ショック療法」「スコルピオ」      「リスボン特急」 1973年「暗黒街のふたり」「ビッグ・ガン」「燃えつきた納屋」 1974年「愛人関係」「個人生活」「ボルサリーノ2」 1975年「ゾロ」「フリック・ストーリー」「ル・ジタン」 1976年「友よ静かに死ね」「パリの灯は遠く」      「ブーメランのように」 1977年「プレステージ」「チェイサー」「ナイトヒート」 1978年「未知の戦場/ヨーロッパ198x」 1979年「エアポート’80」「テヘラン」 1980年「ポーカー・フェイス」 1981年「危険なささやき」 1982年「最後の標的」 1983年「スワンの恋」「鷹」 1984年「真夜中のミラージュ」 1985年「凶悪の街/刑事の勲章」 1988年「アラン・ドロン/私刑警察」 1990年「ヌーヴェルバーグ」 1992年「カサノヴァ最後の恋」 1995年「百一夜」 1998年「ハーフ・ア・チャンス」 その他の出演者: Eva Darlan ... Mrs. Reiner Jean-Francois Stevenin ... Sylvain Dubor Stephane Ferrara ... Abel Salem Vincent Lindon ... Dax Sacha Gordine ... Adjoint Dax Dominique Valera ... Brice Jean-Yves Chatelais ... Remy Jean-Philippe Lafont ... Ranko Aurelle Doazan ... Mylene Guy Viltard ... Luis Bertrand Migeat ... Ivan Serge Ruben ... Le gardien du stand de tir User Rating: 5.6/10 (212 votes) オトーサン、 「6.6だぞ」 フランス映画は、1点プラスです。 User Comments: paroledeflicさん Germany 2003年8月22日 アラン・ドロン、最高のアクション映画!!!!!! これは、私には最高のアラン・ドロン映画だ。 みよ、その肉体のコンディション! 50歳だぞ。 アクションがてんこ盛りだ。 すばらしいスタントだって、アラン・ドロンがやっている。 凶暴な映画だ。 それは、ノーカットのフランス版だけで、 TVシリーズとDVDのドイツ版は大幅にカットされている。 物語は、ある種の復讐譚。 アラン・ドロンが脚本を書き、プロデュースしている。 主題歌のシャンソンも歌っている! せちふに期待してはいけない。 彼の映画を見たくなったら、 「スワンの恋」、「太陽が知っている」 そして、勿論「太陽がいっぱい」がいい。 ドイツでは、ノーカット映画をみる機会がない。 可哀想なアラン・ドロン、 他のフランス俳優の映画、 最近のフランス映画は、ドイツの劇場で上映されないが、 ケーブルTVで見られる。 オトーサン、 「アラン・ドロン、やっぱり、いいなぁ」 ○アラン・ドロン  Alain Delon 1935/11/8 - フランスの映画俳優。 パリ郊外ソーに生まれる。 幼い頃両親が離婚し、母方に預けられるが  再婚した父と合わずインドシナへ出兵した。  その後各地を放浪し、転職を繰り返しながら  有名人と知り合い、アメリカのプロデューサーにスカウトされる。  1956年のフランス映画「女が事件にからむ時」でデビュー。  代表作はルネ・クレマン監督「太陽がいっぱい」、  ルキノ・ヴィスコンティ監督「若者のすべて」など。  当時の大スター、ロミー・シュナイダーと婚約するが、破棄。  ナタリー・ドロンと結婚するが、離婚。  ミレーユ・ダルクと長い愛人関係にあった。  1987年、ドイツ人モデル、ナタリー・ヴァン・ブレーメンと出会い、  アヌーシュカとアラン・ファビアンの2子をもうけるが、2002年に別れた。  ドイツ人のモデル・歌手のニコとの関係も有名。  ニコは長男クリスティアンを生むが、彼は認知していない。  日本でも人気は絶大で、1960〜70年代には美男の代名詞だった。  D'URBANやマツダ・カペラのCMが有名。  近年は、香水のプロデュースに精を出している。  男性用香水SAMOURAI・SHOGUN・47SAMOURAIも好評を博している。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


従妹ベット

オトーサン、 「文豪バルザックか」 彼の作品の映画化ならきっと面白いでしょう。 原題:Cousin Bette (1998) 監督:Des McAnuff 原作:Honore de Balzac 脚本:Lynn Siefert / Susan Tarr Genre:Comedy / Drama Rated R for sexuality. Country:UK / USA Language:English 上映時間:108分 あらすじ: ジェシカ・ラングが従妹ベットを演じる。 貧しく孤独なお針子で、 有名でお金持ちの姉の死後、 義兄の男爵ヘクターとその姪ホルテンスと 一緒に暮らすのを期待したものの、うまく行かなかった。 たまたま貧困のあまり自殺を図った 年下のハンサムな彫刻家ウエンセスラスを救い、 ともに暮らしはじめ、それによって心の慰めを得た。 だが、前途有望なアーチストは、他の若い女を愛するようになる。 その相手は、何と姪のホルテンスだった。 ベットは、またも一人暮らしになる。 彼女は、自分を遠ざけ、唯一の愛を盗んだ一家に復讐を誓う。 有名な娼婦ジェニーの助けを借りて、 自分を軽蔑したものの人生を徐々に破壊していく。 出演者: Jessica Lange ... Cousin Bette(従妹ベット) Hugh Laurie ... Baron Hector Hulot(ヘクター) Kelly Macdonald ... Hortense Hulot (ホルテンス) Aden Young ... Count Wenceslas Steinbach(ウエンセスラス) Elisabeth Shue ... Jenny Cadine(ジェニー) オトーサン、 「アカデミー賞ものの名演技!」 老いらくの恋の色気をものの見事に演じました。 若い女優さんたちは、この演技をお手本にすべきです。 普段は脇役で、いじわる婆さんしか演じさせてもらえないのですが、 それだけに、この役には期するところがあったのでしょうね。 JESSICA LANGE  ジェシカ・ラング 誕生日 1949/4/20 出身 米ミネソタ州クロケット 演劇を専攻したミネソタ大学を中退。 その後、ニューヨークに出て、ソーホーの小さなモダン・バレエ団に入る。 実験劇場などの舞台を踏みながら、 マイムにとりつかれ、パリに赴き、エティエンヌ・デュクローに師事する。 74年にニューヨークに戻り、モデルやウェイトレスをしながら、 アクターズ・スタジオに学んだ。 76年「キングコング」で映画デビュー。 82年「トッツィー」のジュリー役でアカデミー助演女優賞、 94年「ブルースカイ」でアカデミー主演女優賞を受賞。 活躍度 ○→ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1976年「キングコング」 1979年「オール・ザット・ジャズ」 1980年「ひと妻窃盗団」 1981年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 1982年「女優フランシス」      「ペニーズ・フロム・ヘブン」      「トッツィー」 1984年「カントリー」 1985年「スウィート・ドリーム」 1986年「ロンリー・ハート」 1988年「熱き愛に時は流れて」「ファーノース」 1989年「ミュージック・ボックス」「メン・ドント・リープ」 1991年「ケープ・フィアー」 1992年「ナイト・アンド・ザ・シティ」 1994年「ブルー・スカイ」 1995年「代理人」「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」 1997年「シークレット/嵐の夜に」 1998年「従妹ベット」「沈黙のジェラシー」 1999年「タイタス」 2001年「私は「うつ依存症」の女」 2003年「ビッグ・フィッシュ」「ボブ・ディランの頭のなか」 2005年「アメリカ、家族のいる風景」「ブロークン・フラワーズ」 その他の出演者: Bob Hoskins ... Cesar Crevel Toby Stephens ... Victorin Hulot Jefferson Mays ... Stidmann Geraldine Chaplin ... Adeline Hulot John Benfield ... Dr. Bianchon Paul Bandey ... Priest Laura Fraser ... Mariette Janie Hargreaves ... Celestine Gillian Martell ... Portress John Sessions ... Musical Director User Rating: 6.2/10 (852 votes) オトーサン、 「低い!」 大人にしか分からない魅力があります。 User Comments: gws-2さん United States 2001年3月14日 恐ろしいブラック・コメディ。 「従妹ベット」は、機知に富み、意地悪なブラック・コメディだ。 つまり、この映画は、万人向けではない。 従妹ベットは、利己的でひとの気も理解できぬ身内の犠牲になる。 バルザックの小説に基づき、ベットは、愛を求めるものの、 信じていた男にも不当な扱いを受けるのだ。 物事は、必ずしも、従妹ベットがたくらんだようにはいかない。 だが、その事態に適応する。 ジェシカ・ラングは、美しいものの、 魅力のない独身女を見事に演じた。 ボブ・ホプキンズズは、いつもながら巧い。 エリザベス・シューも同様だ。 彼女は出ると画面をひとり占めにする。 いい役者ぞろいだ。 おすすめ。 オトーサン、 「"谷間のゆり"を読んだっけ」 フランス語を専攻していたので、原書に挑戦。 ところが、1行に3つも辞書を引く難解さ。 めげずに読みすすめていくと、 10ページあたりからは、辞書いらずになりました。 自筆原稿を見る機会がありましたが、 最初の数ページの書き込みの多いこと。 目もくらむような修正、加筆でした。 「なるほどなるほど」 こうして緻密に人物像を練りあげ、 あとは自然に人物たちが動き出すのを待っているのです。 ○バルザック  Honore de Balzac,1799/5/20 - 1850/8/18 フランスの小説家。 S.モームは、バルザックを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と言う。  90篇の長編・短編からなる小説群「人間喜劇」を執筆。  写実的小説で、19世紀ロシア小説(ドストエフスキー、レフ・トルストイ)の  さきがけとなった。  「レ・ミゼラブル」の作者ヴィクトル・ユーゴーの親友でもあった。  オノレ・ド・バルザックの「ド」は貴族を気取った自称。  トゥールで生まれた。  幼少から母親に愛されず、寄宿学校に入れられ孤独な少年時代を送っていた。  その愛の欠乏が、多くの女性遍歴を招いた。  バルザックの母親アンヌ=シャルロット=ロールは、  小説を書くとき、まずコーヒーを牛飲し、夜、長時間執筆した。  何回も推敲を繰り返した。  執筆が終わると、疲れをおしてすぐに社交界に顔を出した。  多食・大食いは、晩年の失明、死に至る腹膜炎を引き起こした。  事業の失敗、贅沢な生活により莫大な借金がたまり、  晩年結婚した貴族の未亡人の巨額の財産によって清算された。  その小説の特性は、社会全体を俯瞰する巨大な視点と、  同時に人間の精神の内部を精密に描くところにある。  聖人君子的な高潔な善人が小説のなかに出てくるが、  かれらは偽善的な社会のなかで苦悩のうちに死んでいく  (「ゴリオ爺さん」、「谷間のゆり」など)。  天才で、たくさんの本を書いてもアイデアが尽きることがなかった。  社会のあらゆる人物、場面を描くことによって、  フランス社会史を成す「人間喜劇」を構想したが、未完におわった。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン

オトーサン、 「安っぽい邦題だなぁ」 いかにもB級アクション映画のように見えます。 でも、案外、面白い映画でした。 原題:The President's Man (2000) (TV) 監督:Eric NorrisMichael Preece 脚本:Bob Gookin Genre:Action / Adventure / Drama / Thriller 上映時間:90分 あらすじ ジョシュア・マッコードは、大統領直属の特別戦闘員。 テロリスト集団に大統領夫人が誘拐され、 直ちに過酷な任務に赴き、荒業を駆使して始末する。 だが、その過程で、年をとってきたことに気づく。 そう、若手の後継者を育てるべき時期になったのだ。 しかし、後継者育成は至難の技だった。 出演者: Chuck Norris ... Joshua McCord (ジョシュア・マッコード) Dylan Neal ... Deke Slater(ディーク・スレーター) Jennifer Tung ... Que(キュー) オトーサン、 「面白いキャラだな」 茶道をたしなむ主人公が一転して、マーシャル・アーツを駆使。 この静と動のコントラストが、この映画の見所でしょう。 CHUCK NORRIS  チャック・ノリス 誕生日 1940/3/1  出身 米オクラホマ州ライアン 98年にジーナ(33)と再婚。2001年9月に双子誕生。 男の子は「ダコタ・アラン」、 女の子のほうは「ダニリー・ケリー」と名づけられた。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆★★★ 出演作 1968年「サイレンサー/破壊部隊」 1972年「ドラゴンへの道」 1977年「トラック・ファイター」 1978年「死亡遊戯」「暗黒殺人指令」 1979年「フォース・オブ・ワン」 1980年「オクタゴン」 1981年「チャック・ノリスin地獄の刑事」 「バイオニック・マーダー」 1983年「テキサスSWAT」 1984年「地獄のヒーロー」 1985年「野獣捜査線」「地獄のコマンド」      「チャック・ノリスの地獄のヒーロー2」 1986年「デルタ・フォース」 1987年「ファイヤーウォーカー」 1988年「ブラドッグ/地獄のヒーロー3」      「ザ・ファントム/地獄のヒーロー4」 1990年「デルタフォース2」 1991年「ザ・ヒットマン/危険な標的」 1993年「サイドキックス」「ヘルバウンド/地獄のヒーロー5」      「実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男」      「チャック・ノリス テキサスレンジャー」 1995年「トップドッグ」「ダーク・テリトリー」 1996年「ザ・サバイバー」 2000年「地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン」(TM) 2002年「地獄のヒーロー グラウンド・ゼロ」(TM) 2004年「ドッジボール」 2005年「チャック・ノリス in 地獄の銃弾」 その他の出演者: Ralph Waite ... President Mathews Stuart Whitman ... George Williams Soon-Tek Oh ... General Vinh Tran Marla Adams ... First Lady Matthews Ariel Chipman ... Terry Anderson Greg Ricks ... Dr. Francis Anderson Cherami Leigh ... Stacy Anderson Morgana Shaw ... Donna Anderson Dan Kern ... Douglas Wetherby User Rating: 4.1/10 (441 votes) オトーサン、 「いくら何でも低すぎる」 User Comments: Richard Fordさん Phillipsburg, NJ 2005年11月15日 チャック・ノリス、まだやれるぞ! これは、私が見た最高のアクションTV映画だ。 ワーナーブラザースの甘ったるいものじゃなく、実に凶暴だ。 借りたDVD映画よりもずっといい。 並みのアクション映画よりも、マーシャル・アーツや銃撃戦が多い。 チャック・ノリスが、為すべきことをやっている。 最初の15分と最後の30分は、チャック・ノリスのフアンにはたまらんだろう。 中間は、愉快。 チャック・ノリスが後継者に教え、 やりそこなりかけた任務から後継者を救い出す。 チャック・ノリスとSoon Tek Ohとの対決シーンは、クールだ。, "Missing in Action II"以来の宿敵なのだ。 この映画のDVDで、もうひとついいのは、 ワイドスクリーンで見られるので大迫力が楽しめることだ。 この映画に悪い点をつけたひとは、 思い起こしてほしい。 これは、CBSのTV映画で、予算が限られているのだ。 この映画を「デルタ・フォース」などの劇場映画と比べてほしくない。 高齢の都会人よ、チャック・ノリスは健在だ。 オトーサン、 「この主人公、日本づいているな」 上手に箸をもって和食を食べられますし、 どうやら茶道の作法に精通しているようですし、 大学では、武士道について、こんな講義もしています。 「武士道とは、侍の生き様なり。  武士道とは、剣に生きる者の戦いの作法である。  真の試練と覚悟は、決死の定めを知った瞬間にのみ訪れる。  こうして昔の武士達は学んだ。  避けられぬ死を前に、ひるまず恐れず心を無にして。  諦めるのではなく、死を受け入れる。  武士は一生をかけて悟りの境地に達する」 そんな一風変わった主人公を演じた俳優チャック・ノリスも どうやら、ユニークなひとのようです。 ○チャック・ノリス  Chuck Norris、1940/3/10 - 元空手ミドル級チャンピオン。  ジョン・ウェイン主演の「グリーン・ベレー」(1968)で  マーシャルアーツ・パフォーマーとして映画進出。  友人だったスティーブ・マックイーンの勧めで  リー・ストラスバーグの演技指導を受け、俳優になる。  同年ディーン・マーティン主演の「サイレンサー/破壊部隊」の端役でデビューし、  1972年、ブルース・リーと共演した「ドラゴンへの道」で注目される。  1974年「チャック・ノリスin地獄の刑事」の悪役で初主演を果たす。  「チャック・ノリスのブレイカー・ブレイカー」(1977)などの  B級映画で経験を重ね、「地獄のヒーロー」(1984)の大ヒットでトップスターになり、  以後2本の続編が製作された。  その他の代表作に寡黙な一匹狼刑事を演じた「野獣捜査線」(1985)で高い評価を得た。  同年ノリス自身脚本の共同作業をした「地獄のコマンド」は全米No.1を獲得。  アクション大作「デルタ・フォース」(1986)は続編も製作された。  最も人気、知名度の高いシリーズである。  日本での知名度は高くない。  テレビ東京の午後のロードショーで特集された程度。  その特異なキャラクターからチャック・ノリスジョークが数多くある。    <チャック・ノリス ジョークの主な例>   「銃が人を殺すのではない、チャック・ノリスが人を殺すのだ」    注:銃規制反対のスローガン    「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」のパロディ  ・合衆国内での主な死因は 1.心臓病 2.チャック・ノリス 3.癌。  ・チャック・ノリスは本を読まない。   欲しい情報が得られるまで本を睨み続けるのだ。  ・チャック・ノリスは時計をしない。彼がいま何時何分かを決めるのだ。  ・毎晩、ブギーマンは寝る前に自宅のクローゼットに   チャック・ノリスがいないかチェックするんだ。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


沈黙の聖戦

オトーサン、 「おいおい、また沈黙かよ」 セガール映画の邦題ときたら、"沈黙"つけ放題。 「沈黙の戦艦」、「沈黙の要塞」、「沈黙の断崖」、 「沈黙の陰謀」、「沈黙のテロリスト」... 原題:Belly of the Beast (2003) (V) 監督:Siu-Tung Ching 脚本:James Townsend MPAA:Rated R for violence, language and brief nudity. Country:Canada / Hong Kong / UK Language:English / Thai 上映時間:91分 あらすじ: ジェイクは、元CIA捜査官。 タイを旅行中の娘が拉致されたことを知る。 連中の目的は、仲間の釈放。 彼は、即座にタイに飛び、仲間の協力を得て、テロ組織に迫っていく。 やがて彼は、事件の背後にCIAも巻き込んだ 巨大な陰謀が存在することを突き止めていく... 出演者: Steven Seagal ... Jake Hopper(ジェイク・ホッパー) Byron Mann ... Sunti(スンティ) Monica Lo ... Lulu(ルル) オトーサン、 「静と動、武士道の感覚がウリだなぁ」 監督がタイSiu-Tung Chingだけあって、 そのあたりはお手のもの。 セガールの魅力がうまく引き出されています。 STEVEN SEAGAL スティーブン・セガール 誕生日 1950/4/10 出身 米ミシガン州ランシング 7才の頃から武道に興味を持ち、空手を習い始める。 10代でカリフォルニア州フラートン市に移住し、 オレンジカウンティー気合会に入門し、合気道を始める。 17才の時、日本に渡り、一旦帰国。合気道初段の有段者となる。 74年10月に再来日。大阪市淀川区十三の武徳館道場に入門。 道場長の娘、藤谷美也子と結婚し、 76年に天心道場として再建し、道場を構える。 その当時で合気道五段(その後、七段)、弟子は200名。 うち8割は大阪の領事館で働く外国人。 妻との間に、長女・文子、長男・剣太郎をもうけるも83年に帰国。 ロサンゼルスでマーシャル・アーツ・アカデミー天心を開校。 88年「刑事ニコ/法の死角」で製作・原案・主演を兼ね、映画デビュー。 この時の武道を使ったアクションが注目され、 以後の映画でセガール・アクションを生み出した。 94年「沈黙の要塞」で初監督。 96年「グリマーマン」でサウンド・トラック2曲を作曲し、自ら歌った。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆★★★★ 出演作 1988年「刑事ニコ/法の死角」◇ 1990年「死の標的」◇「ハード・トゥ・キル」◇ 1991年「アウト・フォー・ジャスティス」◇ 1992年「沈黙の戦艦」◇ 1994年「沈黙の要塞」◇ 1995年「暴走特急」◇ 1996年「エグゼクティブ・デシジョン」◇      「グリマーマン」◇ 1997年「沈黙の断崖」◇ 1998年「マイ・ジャイアント」◆      「沈黙の陰謀」◇ 2001年「DENGEKI 電撃」◇「沈黙のテロリスト」◇ 2002年「奪還 DAKKAN −アルカトラズ−」◇      「激鉄 GEKITETZ −ワルシャワの標的−」◇ 2003年「沈黙の標的」◇「沈黙の聖戦」◇ 2004年「ICHIGEKI 一撃」◇「沈黙の追撃」◇ 2005年「イントゥ・ザ・サン 東京戦争!!」◇「沈黙の脱獄」◇      「激鉄2 クリティカル・リミット」◇「沈黙の傭兵」◇ 2006年「沈黙の奪還」◇ その他の出演者: Tom Wu ... General Jantapan Sarah Malukul Lane ... Jessica Hopper Patrick Robinson ... Leon Washington Vincent Riotta ... Fitch McQuad Norman Veeratum ... Suthep Elidh MacQueen ... Sara Winthorpe Chau Siu Tung ... Kong Kevork Malikyan ... Fernand Zadir Pongpat Wachirabunjong ... Mongkol Alastair Vardy ... Security Guard #1 Andy Adam ... Security Guard #2 Shahkrit Yamnarm ... Brice User Rating: 4.3/10 (1,496 votes) オトーサン、 「せめて5点台にすべきでは」 User Comments: liammurphy1さん United Kingdom 2004年4月24日 セガールのベストのひとつ! the abysmal,complicated,confusing,badly acted and edited mess 「撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的」を借りたことがある。 救い難い。 複雑で、混乱し、演技も編集もひどかった。 セガールのキャリアはもうお終いだと思った。 だから、この映画に期待していなかった。 ほぼ£10支払ったものの、大間違いだと思っていた。 だが、今夜、TVで何も見るものがないので、 この映画でも見てやろうと思い立った。 何という驚き! 最初から最後まで椅子にしがみついていた。 ストーリーは、そう目新しいものではない。 シュワルツネッガー主演の「コマンドー」(1985)に似ている。 (以下、あらすじ紹介は省略) 筋書きは首尾一貫しているし、 アクション満載、いい演技、すてきなロケーションだ。 それに、予算も妥当だ($18m)。 アクション映画に必要なすべてがある! 上述のように、初期のセガール映画は避けるべきだ。 まず、この映画を見るといい。 私の採点は、10点満点で6点。 オトーサン、 「そうか、タイも危険なのか」 外務省の警告を採録しましょう。 ・2006年9月19日夜、陸海空3軍司令官等による政変が発生しました。  武力衝突は発生せず、21日からは銀行も営業を再開しましたが、  戒厳令が布告されている状況は変わりません。  外出禁止令は含まれていませんが、5人以上の政治集会が禁止されており、  集会に近づいたりすると軍や警察との衝突に巻き込まれるおそれがあります。 ・タイでは、殺人等の凶悪事件が人口比で日本の約15倍発生しており、  日本人が被害に遭うケースがあります。  バンコクでは、睡眠薬強盗事件が増加し、日本人旅行者を対象とした  いかさま賭博や盗難(スリ・置き引き・ひったくり)も多発しています。 ・最南部では、分離独立を標榜する集団による襲撃・爆弾事件等が連続発生、  これまで多数の死傷者が出ています。  2006年9月には、デパートやホテルが爆破され、旅行者多数が死傷しました。 ・2003年8月、国際テロ組織ジュマ・イスラミーヤの最高幹部の一人が  アユタヤに潜伏しているのをタイ警察に発見され、逮捕されました。  5月から7月にかけて、タイ南部で、関係者が摘発されており、  タイも国際テロと無縁ではなくなっています。  欧米人が多く集まる場所や欧米権益には出来る限り近づかないように。 出典:外務省海外安全ホームページ    http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=7


101

オトーサン、 「101匹ワンちゃん大行進、面白かったなぁ」 ダルメシアンが101匹そろうと、これは大したもの。 とくに、アニメならではのド迫力がありました。 さて、こちらの実写版の出来栄えやいかに... 原題:101 Dalmatians (1996) 監督:Stephen Herek 原作:Smith 脚本:John Hughes Genre:Family / Comedy / Adventure Country:USA Language:English / Spanish 上映時間:103分 あらすじ: ファッション・デザイナーのアニータと コンピュータ・ゲーム作家のロジャーは、 ダルメシアンのペルディータとポンゴの取り持つ縁で、 出会い、恋に落ち、結婚する。 だが、子犬たちが、アニータのボス、クルエラ・デビルによって盗まれる。 ダルメシアンの毛皮で、コートをつくろうと心に決めているからだ。 "英国動物王国"の助けを得て、ペルディータとポンゴは、 99匹の子犬たちを恐ろしい捕獲者ジャスパーとホラースの手から 救い出そうとする。 出演者: Glenn Close ... Cruella De Vil(クルエラ・デビル) Jeff Daniels ... Roger(ロジャー) Joely Richardson ... Anita(アニータ) オトーサン、 「グレン・クローズ、怪演!」 衣装やメークもド派手ですが、うまい演技です。 GLENN CLOSE  グレン・クローズ 誕生日 1947/3/19 出身 米コネチカット州グリーンウィッチ カレッジ・オブ・ウィリアム&メアリー大学卒業後、 ニューヨークで舞台デビュー。 82年「ガープの世界」で映画デビューし、アカデミー賞にノミネートされる。 他に「再会の時」ナチュラル」「危険な情事」「危険な関係」でも アカデミー賞にノミネート。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1982年「ガープの世界」 1983年「再会の時」 1984年「THE STONE BOY」      「グレイストーク/ターザン伝説」(声)「ナチュラル」 1985年「白と黒のナイフ」 1987年「危険な情事」 1988年「危険な関係」「LIGHT YEARS」(声) 1989年「この愛の行方」 1990年「運命の逆転」「ハムレット」 1991年「ミーティング・ヴィーナス」「フック」 1993年「愛と精霊の家」 1994年「ザ・ペーパー」 1995年「ANNE FRANK REMEMBERED」 1996年「ジキル&ハイド」「マーズ・アタック!」「101」 1997年「エアフォース・ワン」「パラダイス・ロード」 1999年「クッキー・フォーチュン」「彼女を見ればわかること」      「ターザン」(声) 2000年「102」「アルマーニ」 2003年「ル・ディヴォース〜パリに恋して〜」 2004年「ステップフォード・ワイフ」 2005年「美しい人」 その他の出演者: Joan Plowright ... Nanny Hugh Laurie ... Jasper Mark Williams ... Horace John Shrapnel ... Skinner Tim McInnerny ... Alonzo Hugh Fraser ... Frederick Zohren Weiss ... Herbert Mark Haddigan ... Alan Michael Percival ... Police Inspector Neville Phillips ... Minister John Evans ... Pensioner with Bulldog Hilda Braid ... Woman On Park Bench #1 User Rating: 5.4/10 (8,409 votes) オトーサン、 「せめて6点台前半にしたら?」 ゴールデングローブ賞ノミネート ・最優秀主演女優賞:グレン・クローズ User Comments: 1fortheroadさん USA 2002年7月13日 とてもいい 幼い子供の頃、 私は1961年の「101匹ダルメシアン」を見て育った。 それが好きで、ディズニーの傑作のひとつだと思っていた。 そんなことで、1966年ものがやってきたとき、 原作よりよくないかもと疑ってしまった。 でも、間違っていた。 この映画、実にファンタスティックだ! 美しく書かれているし、犬たちはキュートで愛らしい。 だが、これらすべてを結びつけているのは、配役ではなかろうか。 登場人物たちは、実在するかのように生き生きしている。 ダルメシアン好きで、クルエラ嫌いのジェフ・ダニエルズをはじめ、 ミス・デビルを演じるグレン・クローズが素晴らしい。 出演者たちは、みんな持ち味を生かしており、 コミックのタイミングも絶妙だ。 あらゆる点で、ディズニーの傑作と言えよう。 オトーサン、 「ダルメシアンか、ハハハ」 奥方が、一時、車体色がダルメシアンの自転車に乗っていました。 ○ダルメシアン(Dalmatian) イヌの品種の一つ。 白黒の模様が特徴的だが、茶色のブチを持ったものもある  ディズニー映画「101匹わんちゃん」で有名。  原産はダルマチア地方。  穏やかな性格と美しい外見から馬車の先導犬として活躍し、  消防隊のマスコット的存在として親しまれた。  激しい作業に耐えうる体力・持久力を保有している。  馬をリードする能力がある。  後に貴族の家庭犬として大人気を博したため、  ブリーダーによる近親交配が進んだために、  聴覚や股関節に異常をもつ個体が誕生することもある。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ラブソングができるまで

オトーサン、 「こりゃ、見に行かなくては」 「ノッティングヒルの恋人」の後遺症でしょうか。 ヒュー・グラントのフアンになってしまいました。 原題:Music and Lyrics (2007) 監督・脚本: Marc Lawrence Genre:Comedy / Music / Romance Rated PG-13 for some sexual content. 上映時間:104分 あらすじ: ダメになった歌手(ヒュー・グラント)にいい話が舞いこむ。 ヒット・チャートのトップを走る歌手(ヘイリー・ベネット)から、 若者にセンセーションを巻き起こす歌を依頼されたのだ。 歌詞なんか書いたことがないぞ、 困っていた彼は、すっとんきょうな若い女性(ドリュー・バリモア)に出会う。 観葉植物の手入れに来たアルバイトだったが、 彼女には、類い稀な作詞のセンスがあったのだ。 出演者: Hugh Grant ... Alex Fletcher(アレックス) Drew Barrymore ... Sophie Fisher(ソフィー) Haley Bennett ... Cora Corman(コーラ) オトーサン、 「ヒュー・グラントは、いい!」 歌も案外うまいし、踊りだって、大したもの。 相手役のドリュー・バリモア、 なかなかの演技力なので、感心しました。 HUGH GRANT  ヒュー・グラント 誕生日 1960/9/9 出身 英ロンドン オックスフォード大学で英文学を学ぶ。 卒業後にノッティンガム・プレイハウスで多くの舞台に立ち、 84年からテレビに進出。 87年「モーリス」でヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞獲得。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1982年「オックスフォード・ラブ」 1987年「モーリス」「白い炎の女」 1988年「ベンガルの夜」「幻の城」 1989年「青い夜明け」「白蛇伝説」 1990年「スピリット/傷だらけの栄光」 1991年「即興曲/愛欲の旋律」 1992年「赤い航路」 1993年「日の名残」「処刑特急/テロリストの罠」 1994年「フォー・ウェディング」「恋する予感」 1995年「9か月」「いつか晴れた空に」「ウェールズの山」      「泉のセイレーン」「恋の闇 愛の光」 1996年「ボディバンク」「ダンシング・クイーン」 1998年「リラクタント・グルーム」「アザーワイズ・エンゲージド」 1999年「ノッティングヒルの恋人」◇「恋するための3つのルール」◇ 2000年「おいしい生活」◇ 2001年「ブリジット・ジョーンズの日記」◇ 2002年「アバウト・ア・ボーイ」◇「トゥー・ウィークス・ノーティス」◇ 2003年「ラブ・アクチュアリー」◇ 2004年「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」◇ 2006年「アメリカン・ドリームズ」◇ 2007年「ラブソングができるまで」 DREW BARRYMORE  ドリュー・バリモア 誕生日 1975/2/22 出身 米カリフォルニア州ロサンゼルス 両親は俳優のジョン・バリモア・ジュニアとイルディコ・ジェイド。 芸能界デビューは、両親の友人がタレント・エージェントに 写真を送ったことから始まる。 映画デビューはケン・ラッセル監督「アルタード・ステーツ」(1980)で ウィリアム・ハートの子供の役。 彼女が注目されたのは、「E.T.」でのヘンリー・トーマスの妹役。 ここで好奇心旺盛で表情豊かな女の子を演じた彼女は、 早くも俳優としての才能を見せつつあった。 (ユース・イン・フィルム賞受賞) この時、スピルバーグ制作の 「ポルターガイスト」のオーディションも受けたが、 選ばれたのはヘザー・オルーク。 ヘザーのその後の活躍を考えると、 この時期に二人の天才子役が誕生したことになる。 その後、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネートされた 「ペーパー・ファミリー」「炎の少女チャーリー」で主演をつとめ、 順調なキャリアを重ねていたが、私生活では荒れていた。 アルコール依存の父に捨てられ、母親の厳しい締め付けにより、 ドリューは9才にして酒を飲み始め、10才でマリファナを吸い、 12才でコカイン、13才の時にはリハビリを繰り返していたが、 この頃から禁酒に励むようになり、 14才で一度は自殺を図るものの、 15才の時、母親と縁を切る法的判決を勝ち取り、 ついに自立に成功した。 19才の時には電撃結婚し、電撃離婚している。 その後の彼女は、子役の頃のイメージとは正反対の、 不良少女のようなダーティーな役柄を演じることが多くなったが、 1992年には「ガンクレイジー」で 二度目のゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされ、 ついに「スクリーム」(1996)でオープニングを飾って、 子役時代に培った愛くるしい顔立ちを観客に印象づけ、方向転換に成功。 「ウェディング・シンガー」からは清純でキュートな笑顔を見せるドリューを 見ることが出来るようになった。 95年にナンシー・ジュボネンと製作会社フラワー・フィルムズを設立、 第一作「25年目のキス」、第二作「チャーリーズ・エンジェル」で主演・制作を勤めた。 最近では女性のための性に関するキャンペーンや野生動物の保護の資金集めにも活躍。 自身も肉や魚や卵を食べない菜食主義者となっている。 2000年の夏に「チャーリーズ・エンジェル」でも共演したトム・グリーンと婚約を発表。 2001年3月に結婚、同年7月、カリフォルニア州マリブで結婚式を挙げた。 しかし、同年12月に離婚。 現在はザ・ストロークスのドラマー、ファブリッチオ・モレッティと結婚の噂がある。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1980年「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」 1982年「E.T.」◆ 1984年「ペーパー・ファミリー」◇「炎の少女チャーリー」◇ 1985年「キャッツ・アイ」◇ 1986年「おもちゃの国のクリスマス」◇ 1989年「いくつもの朝を迎えて」◆      「ネバダ・ファミリー/静けさは危険な香り」 1991年「モトラマ/5億ドルを狙え!」◆ 1992年「ノー・プレイス・トウ・ハイド」「ボディヒート」      「ドッペルゲンガー」◇「ガンクレイジー」◇ 1993年「ウェインズ・ワールド2」 1994年「バッド・ガールズ」◆「ドリュー・バリモア プワゾンの香り」◇ 1995年「マッド・ラブ」◇「ボーイズ・オン・ザ・サイト」◆      「バットマン・フォーエバー」◆ 1996年「世界中がアイ・ラブ・ユー」◆      「スクリーム」◆ 1997年「リスキーブライド/狼たちの絆」◆ 1998年「ウェディング・シンガー」◇「100万回のウィンク」◇      「エバー・アフター」◇ 1999年「25年目のキス」◇ 2000年「タイタンA.E.」(声)「チャーリーズ・エンジェル」◇      「誘惑の接吻(キス)」 2001年「サンキュー、ボーイズ」◇「ドニー・ダーコ」◆      「フレディのワイセツな関係」▲ 2002年「E.T.20周年アニバーサリー特別版」◆「コンフェッション」◆ 2003年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」◇「おまけつき新婚生活」◇ 2004年「50回目のファースト・キス」◇ 2005年「2番目のキス」◇「デート・ウィズ・ドリュー」 2006年「おさるのジョージ」(声) 2007年「ラブソングができるまで」? その他の出演者: Brad Garrett ... Chris Riley Kristen Johnston ... Rhonda Fisher Campbell Scott ... Sloan Cates Scott Porter ... Colin Thompson Nick Bacon ... Pop Bass Player Andrew Wyatt ... Pop Guitar Player Dan McMillan ... Pop Drummer Tom Foligno ... Has-Beens Promo Announcer Zak Orth ... David Newbert - TV Executive #1 Brooke Tansley ... Janice Stern - TV Executive #2 Daniel Stewart Sherman ... Willy Aasif Mandvi ... Khan Rating: 6.6/10 (6,425 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 User Comments: Chris_Dockerさん Scotland, United Kingdom 2007年2月12日 安直さが、いい。 認めよう。 我々が映画をみにいくのは、 ちょっとした楽しみを期待してなのだ。 「ラブソングができるまで」のケースでは、 まさに80年代スタイルのバンド“PoP”からはじまるので、 仰天する。 レトロな巻き舌で、ヒュー・グラントがアレックスを演じる。 かれは、ダメになった歌手で、 いまはオバハンを相手にナツメロで巡業中である。 彼は陽気なソフィー(ドリュー・バリモア)に出会う。 彼女は、彼のアパートの植木に水をやるアルバイターだったが、 歌詞を書く特技があったのだ。 そのおかげで、 流行歌手の歌姫コーラから依頼された新曲と 彼女とのデュエットが実現したのだ。 ヒューグラントにとってのこのチャンスは、 まさに観客にとっては、次のようなものだ。 嘔吐バッグを取りたくなるか、くすくす笑ってしまうか。 ヒュー・グラントが歌い、舞台にカンバックする。 そんな設定に我慢できれば、もうダイジョウブ。 この映画、洗練された他愛のないロマンティック・コメディなのだ。 彼とドリュー・バリモアが、映画を押しすすめていく。 エネルギッシュに、機知と暖かさと、愛すべき執念で。 そう、いつもとちょっと違う新しい面をみせてくれる。 愉快な演技だし、 ヘイリー・ベネット(コーラ) のステキなデビュー曲もあるし、 心に響くリアルな脚本がバックアップしている。 コーラは、10代のある種のスーパースターで、 Shakira、Britney Spears、そして若い頃のマドンナのような存在だ。 彼女の凝った舞台は、'Buddhism & thong'哲学がテーマで、 セクシーで、神秘的である。 この映画では、アレックスとソフィーがそうであるように、 音楽世界は、序列がはっきりしているのだ。 最初は、ミスマッチにしか思えないが、 最後になると、観客は、ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの ロマンスが舞台の外でも続いてほしいと願うようになっている。 ちょうど1930年代の古典的なロマンス映画のように。 そう、「ラブソングができるまで」は、あらゆる点で成功している。 この映画、主役の2人が控えめで、出しゃばっていない。 バレンタインデイの上映開始にふさわしい。 誠実で、並みのチーズよりも上位にランクできる。 配役は妥当だ。 ソフィーの姉もそうだ。 どこにでもいる人物で、マンネリだが。 気軽に見られる。 年輩の子供にも、向いていないわけではない。 より洗練され、しっかりした映画がお好きなら、 映画批評など見る必要はない。 近所の映画館か、アカデミー賞作品を見ればいい。 「ラブソングができるまで」は、 ちょうど芳醇なシャルドネのワングラスのようなものだ。 無分別で、ありきたりだが、よく出来ている。 オトーサン、 「主題歌、ステキだったなぁ」 ネットで歌詞を検索したら、 話題のYou Tubeに、2人の画像つきで、 歌が流れているではないですか。 有難い時代になったものです。 ○Way back into love I've been living with a shadow overhead I've been sleeping with a cloud above my bed I've been lonely for so long Trapped in the past, I just can't seem to move on I've been hiding all my hopes and dreams away Just in case I ever need em again someday I've been setting aside time To clear a little space in the corners of my mind All I want to do is find a way back into love I can't make it through without a way back into love Oh oh oh I've been watching but the stars refuse to shine I've been searching but I just don't see the signs I know that it's out there There's got to be something for my soul somewhere I've been looking for someone to shed some light Not just somebody just to get me throught the night I could use some direction And I'm open to your suggestions All I want to do is find a way back into love I can't make it through without a way back into love And if I open my heart again I guess I'm hoping you'll be there for me in the end There are moments when I don't know if it's real Or if anybody feels the way I feel I need inspiration Not just another negotiation All I want to do is find a way back into love I can't make it through without a way back into love And if I open my heart to you I'm hoping you'll show me what to do And if you help me to start again You know that I'll be there for you in the end 出典:http://gootube.net/way-back-into-love.php


オー・ブラザー!

オトーサン、 「おお、ワンダフル!」 TVで、コーエン兄弟の映画が見られるとは! テレビ東京に感謝しなければ。 原題:O Brother, Where Art Thou(2000) 監督: Joel Coen / Ethan Coen 原作:Homer 脚本:Ethan Coen / Joel Coen Genre:Comedy / Adventure / Crime / Music Rated PG-13 for some violence and language. Runtime:106 min Country:UK / France / USA Language:English 上映時間:106分 あらすじ: ホメロスの「オデッセイ」をベースにしている。 この映画は、エヴェレットと仲間のデルマーとピートの グロテスクな冒険の数々を描いている。 かれら3人は、脱獄し、わが家に帰る途中で、 略奪した品物を手に入れようとする。 その過程で、様々な奇妙な人物たちに出会う。 魔女たち、一つ目の巨人、銀行強盗のジョージ。 (あだ名はベビーフェイス。本人は、そう呼ばれると怒る) 選挙運動中の知事、そのライバル、KKKのリンチに走る群集、 そして、盲目の預言者。 (彼は、3人に警告する。 あんたらが探している財宝は、みつけるものとはちがう」 出演者: George Clooney ... Everett(エヴェレット) John Turturro ... Pete(ピート) Tim Blake Nelson ... Delmar(デルマー) Holly Hunter ... Penny(ペニー) オトーサン、 「個性豊かというか、風変わりというか...」 主役の3人とも好演していますが、 コーエン兄弟が次々と繰り出す人物の数々に 唖然呆然の連続でした。 GEORGE CLOONEY  ジョージ・クルーニー 誕生日 1961/5/6 出身 米ケンタッキー州レキシントン アメリカン・ムービー・クラシック局のホスト役として 有名なニック・クルーニーが父、 祖母は歌手のローズ・マリー・クルーニー、 従兄弟に俳優ミゲル・フェラーという芸能一家に育つ。 俳優を目指して82年、ロサンゼルスに移り住む。 不遇の1年をハリウッドで過ごした後、 数々のテレビドラマに出演し、 中でもNBCの「ER 緊急救命室」ダグラス・ロス医師役で、 一躍スターとなる。 このドラマではエミー賞、ゴールデン・グローブ賞、映画俳優組合賞を受賞した。 映画では「フロム・ダスク・ティル・ドーン」あたりから 本格的に主役を演じるようになった。 2002年「コンフェッション」で監督デビュー。 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1984年「グリズリー2」 1988年「ハイスクールはダンステリア」 1989年「リターン・オブ・キラートマト」「TRUE BLUE」      「レッド・サーフ」 1996年「フロム・ダスク・ティル・ドーン」◇ 1997年「バットマン&ロビン/Mrフリーズの逆襲」◇      「素晴らしき日」◇ 「ピースメーカー」◇ 1998年「アウト・オブ・サイト」◇ 1999年「シン・レッド・ライン」◆「スリー・キングス」◇ 2000年「パーフェクト・ストーム」◇「サウスパーク」(声)      「FAIL SAFE/未知への飛行」(TM)「オー・ブラザー!」◇ 2001年「オーシャンズ11」◇「スパイキッズ」▲ 2002年「コンフェッション」◆「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」◆ 2003年「ソラリス」◇「スパイキッズ3−D:ゲームオーバー」◆      「ディボース・ショウ」◇ 2004年「オーシャンズ12」◇ 2005年「シリアナ」◇「グッドナイト&グッドラック」◇ その他の出演者: John Goodman ... Big Dan Teague Chris Thomas King ... Tommy Johnson Charles Durning ... Pappy O'Daniel Del Pentecost ... Junior O'Daniel Michael Badalucco ... George Nelson J.R. Horne ... Pappy's Staff Brian Reddy ... Pappy's Staff Wayne Duvall ... Homer Stokes Ed Gale ... The Little Man Ray McKinnon ... Vernon T. Waldrip Daniel von Bargen ... Sheriff Cooley User Rating: 7.8/10 (53,783 votes) オトーサン、 「こりゃ、名作だ!」 アカデミー賞ノミネート ・脚色賞 ・撮影賞 カンヌ国際映画祭 ・パルム・ドール:ジョエル・コーエン   User Comments: cham2さん Arnhem, Netherlands 2001年6月4日 嬉しい驚き 大見出しでは、みんなリアルだという。 私は、この映画をみにいくのをためらった。 まず、芸術映画だという点だ。 大衆向けでなく、これみよがしな映画だというのだ。 クルーニーが家庭を省みないとうのだ。 だが、批評をみると、1度でなく何度も見るべし。 ユーモアが、素早く、連発されるから、 そうしないと存分に味わえないというのだ。 コメントは英語なまりのオランダ語だったが、 映画を理解するのに困ることはなかった。 嬉しいことに、この映画、大いに楽しめた。 クルーニーは、好演していた。 他の出演者も同様だった。 ユーモアはすばらしかった。 ときに、ありきたり、ときに絶妙だった。 私の知る限りでは、大当たりしなかったようだが、 当たってしかるべきだと思う。 見れば、きっと驚くだろう。 オトーサン、 「ホメロスの"オデッセイ"が、下敷き?」 恥かしながら、読んでおりません。 ○オデッセイ  古代ギリシアの叙事詩。 伝説的な詩人ホメロスの「イリアス」の後編にあたる。  トロイア戦争後、イタカ島の王である英雄オデュッセウスが  各地を放浪して行った貴種流離譚の冒険と  その息子テレマコスが父を探す探索の旅を歌う。  紀元前8世紀頃に成立し、盲目の吟遊詩人が音楽と共に吟唱したが、  紀元前6世紀頃から文字に書かれるようになり、  24巻からなる叙事詩に編集された。  古代ギリシアにおいては、「オデッセイ」と「イリアス」は、  教養ある市民が必ず知っているべき知識のひとつとされた。  現代の欧米諸国の教養層においてはも基本的な教養になっている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ハンニバル・ライジング

オトーサン、 「羊たちの沈黙はよかったなぁ」 原作を読んで、トーマス・ハリスのフアンになりました。 そんなことで、初日朝一番に見に行ったのですが... 原題:Hannibal Rising (2007)    Hannibal 4 監督:Peter Webber 原作・脚本:Thomas Harris Genre:Drama / Horror / Thriller ated R for strong grisly violent content and some language/sexual references. Country:France / UK / USA Language:English 上映時間:117分 あらすじ: 1944年、リトアニア。 独ソ戦で両親を亡くしたハンニバルは、 妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいた。 だが、逃亡兵グループによって、ミーシャは虐殺される。 孤児院で成長したハンニバルは、脱走し、パリの叔父のもとへ。 だが、叔父は死んでおり、未亡人の日本人女性に出会う。 彼女の庇護で、医学などを学び、復讐の技術を磨く。 そして、次々と宿敵を探し出し、残忍な方法で殺すのだった。 出演者: Gaspard Ulliel ... Hannibal Lecter(ハンニバル・レクター) Li Gong ... Lady Murasaki Shikibu(レディ・ムラサキ) Rhys Ifans ... Grutas(グルータス) オトーサン、 「なぬ?」 主役に日本女性が登場し、その名は紫式部。 演じるのは、中国人女優コン・リー。 日本人なら仰天するでしょう。 ギャスパー・ウリエル    GASPARD ULLIEL 誕生日:1984/11/25 出身:フランス 出演作 1999年「アリアス」 2001年「ジェヴォーダンの獣」 2003年「かげろう」 2004年「ロング・エンゲージメント」「タルサ・ルパー・スーツケース2」      「メゾン・デ・ニナ」 2005年「パリ、ジュテーム」 GONG LI  コン・リー 誕生日 1965/12/31 出身 中国遼寧省 北京中央戯劇学院で演技を学び、 在学中の87年「紅いコーリャン」で映画デビュー。 92年「秋菊の物語」でベネチア国際映画祭女優賞受賞。 93年「さらば、わが愛/覇王別姫」で ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞受賞。 活躍度 ○→ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1987年「紅いコーリャン」 1988年「ハイジャック/台湾海峡緊急指令」 1989年「続・西太后」 1990年「テラコッタ・ウォリア/秦俑」「菊豆/チュイトウ」 1991年「ゴッド・ギャンブラー3」「紅夢」 1992年「秋菊の物語」 1993年「さらば、わが愛/覇王別姫」      「画魂/愛、いつまでも」「詩人の大冒険」 1994年「項羽と劉邦/その愛と興亡」「活きる」 1995年「上海ルージュ」 1996年「花の影」 1997年「チャイニーズ・ボックス」 1998年「始皇帝暗殺」 1999年「きれいなおかあさん」 2002年「たまゆらの女」 2004年「2046」「愛の神、エロス」 2005年「SAYURI」 2006年「マイアミ・バイス」 2007年「ハンニバル・ライジング」 RHYS IFANS  リス・エヴァンス 誕生日 1968/7/22 出身 英ウェールズ 第一言語はウェールズ語で10歳の時に自ら名字を EVANSからウェールズ語風のIFANSに変えた。 18歳で演劇を学ぶためにロンドンへ。 ギルドホール音楽演劇学校卒業し、 シアター・クルーイドやロイヤル・ナショナル・シアターなどの舞台に出演。 96年「8月の誘惑」で本格的に映画デビュー。 97年、弟で俳優のリル・エヴァンスと「ツイン・タウン」で主演。 99年「ノッティング・ヒルの恋人」のヒュー・グラントの 同居人スパイク役で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、 それ以後は個性的な助演俳優として大活躍している。 活躍度 ○↑ 演技幅 個性 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1996年「AUGUST」 1997年「ツイン・タウン」◇ 1998年「DANCING AT LUGHNASA」「ギャング・オブ・UK」 1999年「ノッティング・ヒルの恋人」◆「ジャニスのOL日記」◆      「ロンドン・ドッグス」◆「ハート」 2000年「リプレイスメント」◆「リトル・ニッキー」◆      「イビサボーイズGO!DJ!」 2001年「ヒューマンネイチュア」◇「シッピング・ニュース」◆      「HOTEL」 2002年「ケミカル51」◆「家族のかたち」◇ 2004年「Jの悲劇」 2007年「ハンニバル・ライジング その他の出演者: Kevin McKidd ... Petras Kolnas Stephen Walters ... Zigmas Milko Richard Brake ... Enrikas Dortlich Charles Maquignon ... Paul 'The Butcher' Momund Dominic West ... Inspector Popil Aaron Thomas ... Hannibal (8 Years) Helena Lia Tachovska ... Mischa Richard Leaf ... Father Lecter Ingeborga Dapkunaite ... Mother Lecter Joerg Stadler ... Berndt Ivan Marevich ... Bronys Grentz Ota Filip ... Lecter Cook Vaclav Pacal ... German Sergeant Timothy Walker ... SS Major Joe Sheridan ... Headmaster Dominique Bettenfeld ... Chef Jos Houben ... Serge Nancy Bishop ... Marielle User Rating: 5.7/10 (6,524 votes) オトーサン、 「5点台かぁ」 こんな出来じゃ、しょうがないでしょう。 User Comments: alkinsey1982さん United Kingdom 2007年2月9日 好きだ この掲示版での多くの書き込みには反対だ。 これは、すばらしい映画だ。 見る前に原作を読んでいたが、期待通りで、何ら問題はない。 アンチヒーロー役のガスパール・ウリエルは、恐ろしかったが、 時に、チャーミングだった。 ハンニバルはそうあるべきだ。 それに、すばらしい脇役で固めていた。 (特に、リス・エヴァンスがいい) 「羊たちの沈黙」を思い出させるのはいい趣向だ。 サムライのマスクは、ハンニバルが「羊たちの沈黙」で着用していたし、 医学校の部屋で聞く音楽は、 ボルティモアの独房で弾いていたのと同じだ。 私は最初から最後まで夢中になった。 ほかのひとにも、お勧めしたい。 オトーサン、 「日本人なら、このひとのコメントのほうが、 ピンとくるかも」 Priscillaさん 2007年2月15日 レクター博士よ どこへ行く レクター博士シリーズの最新作。 博士の若かりし頃を演じるのが  オードリー・トトゥの"The very long engagement"で 婚約者役を演じていた役者さん。 これは観る必要がありと判断。 さて観た結果ですが... 面白いかと質問されれば、面白くはないと答え、 つまらないかと質問されれば、つまらなくはないと答えるでしょう。 脚本を書いたのは「羊たちの沈黙」の作者その人なのですが、 ハンニバルの悪い癖、自己満足に走っています。 殺人鬼、食人マニアというのではなく、 一般の常識を超えたところで行動しているというのが、 恐ろしくも魅惑的なところだったわけですが、 この映画は、なぜ殺人鬼となり、人間を食べるようになったか  その理由を解明するという設定になっており、 その理由が 死んでしまった妹の復讐と理にかなっているため 単純な復讐譚となってしまっています。 「羊たちの沈黙」のよさが、全くなくなっていました。 気に触ったのは、訳わからない日本趣味。 ハンニバルを引き取るのが、 ハンニバルの亡くなった叔父の妻である日本人女性という設定。 この女性を演ずるのがゴン・リーであることには、目をつぶりましょう。 西洋人には、日本人と中国人の違いは、よくわからないのですから。 能面が吊り下がった部屋に、ご先祖様の鎧兜が飾られている ご先祖様をまつる部屋も、許すとしましょう。 コン・リーが、ハンニバルに剣道を教えるシーンも、許しましょう。 ハンニバルが、サムライが戦の時につけるお面をつけるのも、許しましょう。 コン・リーの着物風ガウンが、フェンディであることも、許しましょう。 ですが、彼女の名前のレディ・ムラサキ ...それはないんじゃない? 更に気に障ったのが、俳優さんたちのアクセント。 イギリス人のリース・イファンスまで、変なリトアニア訛りで話すのは  どうかと思うんですが。 元々ターゲットは英語圏だとわかっているならば、 普通の英語で話したところで何の問題もないのに。 それとも、主役のガスパー・ウリエルとゴン・リーの二人とも  母国語の訛りが取れないので、こうなったら、ご当地風の訛りにしよう! そうしたら、異国情緒も増すしとでも考えたのでしょうか・・・。 血みどろ映画が好きな人には、出血量が少なすぎるかもしれないし、 ロマンスめいたシーンがあるのも、なんとなく、 知的で紳士ながらも恐ろしいアンソニー・ホプキンスのレクター博士には 似つかわしくないもの。 一体この映画、誰を対象に作ったのか、さっぱりわかりませんでした。 しかし、この映画にもいいところがありました。 それは、撮影。 リトアニアの荒涼とした雪原やフランスの豊かな実りある畑、 パリの市場、郊外の貴族の館など、実に美しく撮られています。 特に最初の雪原は、見とれてしまうような光景でした。 ホラー好きな方なら、話のネタに観ておいてもいいと思いますが、 レクター博士のファンはがっかりするでしょう。 劇場には 大学生くらいの若者が多数来ており、 残虐シーンがあると叫び声をあげておりました。 「そういう」ホラー映画に成り果ててしまったのかな・・・と考えると 「羊たちの沈黙」を再度観なくてはという思いに駆り立てられます。 出典:http://blog72.fc2.com/q/queenofthedesert/file/20070215230110.jpg


特攻野郎Aチーム/必殺大西部作戦

オトーサン、 「見るからにB級映画だなぁ」 タダで録画したから見ますが、時間のムダ。 お金を払うなら、見ない代物でしょう。 でも、これが意外や意外... 原題:"The A-Team"    When You Comin' Back, Range Rider(1983) 監督:Christian I. Nyby II 脚本:Stephen J. Cannell /Frank Lupo Genre:Action / Comedy / Drama / War 上映時間:94分 あらすじ: Aチームを率いるハンニバルらは、 牧場主カーターの屋敷に忍び込む。 野生馬を捕獲して、メキシコに密輸出し、 ペットフードにしているからだ。 証拠をみつけようとしているところを発見され、 カーターの姪を誘拐し、逃亡する。 他のチームメンバーと再会したハンニバルは、 メキシコへ向かうカーターの列車を止める。 保安官デッカーがすぐ後まで追ってきていたものの、 次の列車を襲い、最後の馬たちを解放しようとする。 だが、ハンニバルら3人が捕らえられる。 その逃亡は、残るAチーム・メンバーの活躍にかかっていた。 出演者: George Peppard ... Col. John "Hannibal" Smith(ハンニバル) Lance LeGault ... Col. Roderick Decker(デッカー) Morgan Woodward ... Bus Carter - Rancher(牧場主カーター) オトーサン、 「愉快なギャングだな」 友人のひとりに、そっくりです。 GEORGE PEPPARD  ジョージ・ペパード 誕生日 1928/10/1-1994/5/6 出身 米ミシガン州 出演作 1956年「ゆるやかにドラムを叩け」 1957年「見知らぬ男」 1959年「勝利なき戦い」 1960年「肉体の遺産」「地下街の住人」 1961年「ティファニーで朝食を」 1962年「西部開拓史」 1963年「勝利者」 1964年「大いなる野望」 1965年「クロスボー作戦」「第三の日」 1966年「ブルー・マックス」 1967年「ジェリコ」「トブルク戦線」 1968年「野良犬の罠」「ペンダラム」 1969年「非情の切り札」 1970年「華麗なる暗殺」「コンドルの砦」 1971年「最後の弾丸」 1972年「爆破作戦・基地に消えた男」「インディアン大襲撃」      「探偵バナチェック・消えた10人の皇帝」(TM)      「探偵バナチェック・消えたフットボール選手」(TM)      「探偵バナチェック・消えたバイヨンの十字架」(TM) 1973年「探偵バナチェック・消えた名画」(TM)      「探偵バナチェック・消えた100万ドルの本」(TM)      「探偵バナチェック・消えた株券の原版」(TM) 1974年「刑事ニューマン/復讐のレクイエム」「ナポリコネクション」 1977年「世界が燃えつきる日」 1978年「天国への逃走」 1979年「戦争と友情」「エアポート・パニック」「愛は陽炎のように」 1980年「宇宙の7人」「スキャンダラス・ラブ」 1982年「トップコマンドー/電撃特攻指令」 1985年「特攻野郎Aチーム・必殺!最後の大血戦」(TM) 1986年「特攻野郎Aチーム・地獄島からの大脱出」(TM) 1989年「チャイナタウン殺人事件」 その他の出演者: Dirk Benedict ... Lt. Templeton "Faceman" Peck #2 Mr. T ... Sgt. Bosco "B.A." Baracus Richard Yniguez ... Daniel Running Bea Dana Kimmell ... Lane Carter Melinda Culea ... Reporter Amy Amanda Allen Dwight Schultz ... Capt. H.M. "Howling Mad" Murdock Mills Watson ... Stryker Carl Franklin ... Capt. Crane Walter Brooke ... Army Major General Philip Gordon ... Shelley - Daniel Running Bear's Nephew Alicia Fleer ... Girl - Dressing Room Will Hunt ... Wino User Rating: 6.5/10 (9 votes) オトーサン、 「おお、高いスコアだ」 Shawn Watsonさん Badger's Brook, Scotland 2000年7月3日 最高のショウのひとつ このTVシリーズ、3年しか続かなかったのは残念だ。 当時子供だった私は、これが最高のTV映画だと思っていた。 Aチームは、頭のいい奴らだなぁ、ホントにそう思っていたのだ。 腐敗した保安官か市長によって逮捕される毎に、 Aチームはトンデモナイ秘密兵器を発明して、 事態を好転させ、悪い奴らをやっつける。 彼らがマシーンをつくっていると、 いつものようにAチームの古典的なテーマソングが流れる。 どのシリーズでも、10番目になると、デッカーがあらわれ、 犯してもいない犯罪でAチームを逮捕しようとして、 毎回失敗するのだ。 ほんとうに頭のいい奴らなんだ。 批評家は、都合がよすぎるという。 その通り。 クルマが爆破され、乗客が這い出し、咳き込み、埃を振り払う。 ...まったく無傷なんだ。 そして、Aチームは、排気管からロケット砲をつくれるのだ。 でも、それが愉快なのだ。 オトーサン、 「Aチーム、愉快な面々だなぁ」 ○特攻野郎Aチーム  1983年1月から1987年3月にわたって  全98話がアメリカで制作・放送されたTVドラマシリーズ。  米軍コマンド出身の腕利き4人組「Aチーム」が  その技術を生かして、無法の影に脅かされている人々の依頼で  悪と戦うアクション・ドラマ。  悪者・Aチーム・MPの三すくみのストーリー展開、  それぞれ個性的で愉快な主人公と、痛快なアクションが魅力。  武器として主人公は主に自動小銃を使用、時には爆弾も使用する。  にもかかわらずあまり死人が出ない  日本では1985年10月から1988年11月にかけて  テレビ朝日で毎週土曜日午後3時から全話放送。    <チームメンバー>  ・ジョン・スミス大佐:ジョージ・ペパード   ニックネームはカルタゴの名将ハンニバルから。   チームリーダーでベトナム時代から一同を率いる老練な指揮官。   変装の名人。   Aチームを探す為に依頼人が最初に会う中国人の「ミスター・リー」は   実はハンニバルの変装。   ハンニバルとして依頼人に会う時も、最初は依頼がMPの囮でない事を確かめる為に   変装している。   奇襲戦を得意とするが、意外に格闘戦でも活躍する。   チームでは作戦立案と指示を担当するが、   当初の作戦通りに推移する事は極めて少なく、成り行き任せになる事が多い。   普段は着ぐるみ俳優として生活している。   口にくわえた太い葉巻がトレードマーク。 ・テンプルトン・アーサー・ペック中尉:ダーク・ベネディクト   通称フェイスマン。二枚目。   口八丁手八丁で物資や機材の調達を担当する。   少年時代は孤児院で育った。   常識的な思考の持ち主。格闘戦は苦手。  ・“H・M”マードック大尉:ドワイト・シュルツ   通称クレイジーモンキー。陸軍航空隊出身の名パイロット。   戦争中、ハンニバルの隊を支援していた事からAチームに加わる。   空の移動や追跡・支援を担当する。 頭のネジが数本抜けたようなところがあり、 これを利用し普段は戦闘疲弊症を装って退役軍人病院の精神病棟に入院しており、 チームに呼ばれた時に抜け出す。 抜け出す際の芝居には、彼にしか見えない犬「ビリー」がよく登場する。 マントと覆面を着けてタクシーを運転したり、 西部劇のヒーローになりきったりするなど、 奇行を繰り返してはコングと喧嘩になる。 チームメンバーの中で唯一指名手配されていない。  ・“B・A”・バラカス軍曹:ミスター・T    通称コング。モヒカン頭が特徴の天才メカニック。   腕力も自慢で、カッとなると上官のハンニバルも殴るほど気性は激しいが、   本当は心の優しい男である。   そのため子供からは好かれており、彼自身も子供好き。   チームでは各種機器の製作・修理を担当する。   メカの専門家であるにもかかわらず飛行機が大の苦手で、   パイロットであるモンキーとはすぐに喧嘩になる。   飛行機で移動する時には睡眠薬を注射したり、   後頭部を殴って気絶させるなどして強引に現場へ空輸する描写がお約束。   牛乳を好む。また、血液型は非常に珍しいAB型のRh−。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


探偵物語

オトーサン、 「薬師丸ひろ子かぁ」 角川映画がつくった青春スター。 美人でもないのに、なぜ選ばれたのか。 デビュー当時、そう思いましたし、 いまだに、その疑問が消えません。 原題:探偵物語(1983) 監督:根岸吉太郎 原作:赤川次郎 脚本:鎌田敏夫 Genre: Romance / Suspence 上映時間 111分 あらすじ: 女子大生・新井直美は、富豪の娘。 1週間後アメリカ留学に旅立つ予定だった。 自由奔放で好奇心旺盛。 鉄砲玉のような性格なので、 心配してボディーガードを頼むことになる。 最初、その探偵・辻山をうっとおしがっていた直美だが、 殺人事件に遭遇して、打ち解けるようになる。 直美は、猪突猛進、犯人探しに乗り出していく。 留学はどうなるのだろうか? 素人探偵の力で、犯人はつかまるのだろうか? 直美に危険が及ばないだろうか? 出演者: 薬師丸ひろ子 .... 新井直美 松田優作 .... 辻山秀一 秋川リサ .... 直木幸子 岸田今日子 .... 長谷沼君江 オトーサン、 「このひと、ホントに体型悪いな」 いわゆる鳩胸出尻というのでしょうか。 薬師丸ひろ子さん、 着物を着ればいいのに、洋服だから目立ちます。 おまけに155cmと背が低いので、 身長185cmの松田優作と踊るシーンは、 正視できませんでした。 でも、彼女、岸田劉生の「麗子像」のように、 日本娘の原型なのでしょうね。 その他の出演者: 北詰友樹 .... 永井裕 坂上味和 .... 進藤正子 ストロング金剛 .... 和田 山西道広 .... 佐藤 清水昭博 .... 若い男 林家木久蔵 .... 警官 藤田進 .... 国崎剛造 加藤善博 .... 直美を誘う男 草薙良一 .... 黒背広の男A 清水宏 .... 黒背広の男B 壇喧太 .... 黒背広の男C 南雲佑介 .... 黒背広の男D 榎木兵衛 .... アパートの住人 中村晃子 .... 国崎三千代 鹿内孝 .... 国崎和也 荒井注 .... 赤川晶 蟹江敬三 .... 高峰刑事 財津一郎 .... 岡野 User Ratings:3.0 (13) オトーサン、 「低いなぁ」 manzoさん 2007年1月14日 岸田さんさん 岸田さん、亡くなられましたねえ... 松田優作もいませんしねえ... 今の人が見たら粗ばかりが目立つんでしょうけど、 あの時代の角川映画を知ってる人にとっては愛おしい映画でしょう。 薬師丸さんもいいですね。お尻ばかりが大きくて足も太いです けど、なんとも愛らしい女優さんですねえ。 評価がお一人で3点ではなんとも寂しいので9点付けておきます。 角川春樹さんも功罪とりまぜていろいろと有りましたが、この 映画を作って下さったのは大変立派な事だったと思います。 オトーサン、 「"蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜"、 不入りのようだけど、 角川春樹さん、完全復活してほしいなぁ」 なんだかんだありましたが、貴重な存在です。 ○角川春樹  1942/1/8 - 富山県生まれ、東京都育ち。  父は角川書店創業者・角川源義。姉は作家の辺見じゅん。  杉並第五小学校・天沼中学校から國學院久我山高等学校に。  在学中は剣道部に所属。  早大に合格したが、理事である父の懇願で  國學院大學文学部に進学し、ボクシングに熱中。  渋谷ハチ公前で全学連相手に大立ち回りを演じ、新聞沙汰になった。  1970年から映画「ある愛の詩」「いちご白書」の原作本を始めとして、  洋画の原作やノベライゼーションを次々と刊行。  フレデリック・フォーサイスを日本に紹介した。  過去の作家となっていた横溝正史のブームを仕掛けた。  70年代後半から80年代にかけて"角川映画"で一世を風靡した。 文庫本ブームの創始者でもある。  だが、1993年、麻薬取締法・関税法・業務上横領被疑事件で逮捕され、  角川書店社長を退任し、最高裁で懲役4年の実刑確定。  <製作作品>  1976年「犬神家の一族」  1977年「人間の証明」  1978年「野性の証明」「悪魔が来たりて笛を吹く」  1979年「白昼の死角」「蘇える金狼」「金田一耕助の冒険」       「戦国自衛隊」  1980年「復活の日」「野獣死すべし」       「ニッポン警察の恥といわれた二人・刑事珍道中」  1981年「魔界転生」「蔵の中」  1982年「この子の七つのお祝いに」「蒲田行進曲」「伊賀忍法帖」  1983年「里見八犬伝」  1985年「早春物語」  1991年「天河伝説殺人事件」  2005年「男たちの大和/YAMATO」  2007年「蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜」  <監督作品>  1982年「汚れた英雄」  1984年「愛情物語」  1986年「キャバレー」  1990年「天と地と」  1993年「REX 恐竜物語」  1997年「時をかける少女」  <著作>  ・句集「流され王」  ・句集「角川春樹獄中俳句 海鼠の日」  ・「試写室の椅子」  ・「わが闘争 不良青年は世界を目指す」  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


蘇える金狼

オトーサン、 "ブラック・レイン"はよかったなぁ。 松田優作、確か、早死にしたんだっけ。 原作者の大藪春彦さん、 わが国のハードボイルドの元祖的存在でしたね。 「野獣死すべし」なんかよかったなぁ。 原題:蘇える金狼(1979) 監督:村川透 原作:大藪春彦 脚本:永原秀一 Genre: Suspence 上映時間:131分 あらすじ: 朝倉哲也は表向きは平凡なサラリーマンだが、 夜は身体を鍛えて巨大資本乗っ取りを企んでいる。 朝倉はある日、手に入れた麻薬で上司の愛人、永井京子を手なずけた。 しばらくして会社幹部達の横領事件をネタに、 桜井という男がゆすりに来ていることを突き止めた。 朝倉は桜井と会社を巧みに利用して 社長令嬢の絵理子と婚約することに成功するが、 一方、嫉妬に燃える京子は、ある決意をしていた。   出演者: 松田優作 ... 朝倉哲也 風吹ジュン ... 永井京子 千葉真一 ... 桜井光彦 オトーサン、 「俊敏だ」 松田優作、あらためて動きの切れ味に感心しました。 金の狼も、あながち変ではありません。 千葉真一さん、風吹ジュンさん、 「懐かしいなぁ」 その他の出演者: 佐藤慶 ... 清水 成田三樹夫 ... 小泉 小池朝雄 ... 金子 草薙幸二郎 ... 竹島 河合絃司 ... 秀原 加藤大樹 ... 富田 岩城滉一 ... 湯沢 加藤健一 ... 石田 真行寺君枝 ... 清水絵理子 安部徹 ... 鈴木光明 椎谷健治 ... 栗原 江角英明 ... 冬木 結城しのぶ ... 牧雪子 吉岡ひとみ ... 西川朱実 岸田森 ... 石井 高橋明 ... 田宮 待田京介 ... 国友 トビー・門口 ... 福田 南原宏治 ... 磯川 村松克己 ... 植木 猪狩元秀 ... 磯川のボディガード 田畑靖男 ... 磯川のボディガード 野牛軍団 ... 磯川の配下 今井健二 ... 坂本 阿藤海 ... 野坂 山西道広 ... 吉村 飯田敏之 ... 今野 久米明 ... 兵庫 角川春樹 ... 沢野 榎木兵衛 ... 警官 中島ゆたか ... スチュワーデス User Ratings: 7.83 オトーサン、 「6点台は間違いなしだ」 グランさん 4月7日 良い。 邪道かも? だけど、昨日夜中TVでやっていたので観ました。 優作の演技ってのは本当に凄いと思う。 今40代後半の女性で好きな人が多いのも頷ける。 存在そのものが、当時の若い人に受けたんだな、と。 とにかくインパクトがある。存在感がある。 取り立てて自分は優作のファンでもない、にも関わらず、 その圧倒される感じ?が伝わって来てしまうのはなんなのか? 本当に凄い人だと思う。 こんな役者、他にいないんじゃないかなぁ。 内容の流れ等に時代の古さやアクション?のショポさは どうしても出てしまってるけど (つーか度派手なものに目が慣れ過ぎてるから)、出てるっつーか、 変な島で戦うシーンなんて無くていい、無くても十分、すんばらしい作品。 中途半端なカーチェイスとかさ、いらない、と感じました。 狂気な感じの部分をクローズアップして、 もっとクールにもってっちゃっていいのでは?と。 いやぁ、なんなんだろ、本当に。この役者の存在感は。 大して上手くないけどボーカルの存在感だけで持ってる バンドを観た、みたいな、違うな。。。 なんか観た後考え込んじゃう感じ?とでも言いましょうか。 とにかく言葉にならない。 でも映画の中の世界のような人だったんだろうなぁ、プライベートでも。 周りの人(家族とか)は大変だったろうな、と思う。 いや、でも良い。 オトーサン、 「 惜しい役者だったなぁ。まだ若かったのに...」 ・松田優作 39歳 俳優。「ブラック・レイン」。癌。 「みんな神様に愛されたのでしょう」 ○若死した芸能人 ・赤木圭一郎(22歳) 俳優、ゴーカートで事故死。 ・尾崎 豊(26) ロック歌手、若者世代の教祖。肺水腫。 ・夏目雅子(28) 女優、「時代屋の女房」主演。急性骨髄性白血病。 ・園井恵子(31) 女優、「無法松の一生」主演。広島巡演中に被爆。 ・松井須磨子(33) 女優、「カチューシャの唄」。自殺。 ・佐田啓二(38) 俳優、「君の名は」。自動車事故。 ・田宮二郎(43) 俳優、「悪名」。発砲自殺。 ・坂本 九(43) 歌手、「上を向いて歩こう」。日航機墜落事故。 ・太地喜和子(49) 女優、「雁の寺」。自動車事故。  出典:職業と死因 http://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/199702.html


あらしのよるに

オトーサン、 「アニメか、気がすすまないなぁ」 春休みだから子供向け映画が多くなります。 「何かと話題の中村獅童くんが声の出演か」 そうなれば、話は別、興味が沸いてきました。 原題:あらしのよるに(2005) 監督:杉井ギサブロー 原作:きむらゆういち 脚本:きむらゆういち/ 杉井ギサブロー Genre: fantasy /Drama 上映時間:107分 あらすじ: 嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイは、 山小屋に避難する。。 そこへ、嵐を逃れてやってきた狼。 部屋は真っ暗なので、2匹は仲良くなってしまう。 次の日、待ち合わせた場所でメイの前に現われたのは、 なんとオオカミだった。   声の出演者: 中村獅童 ... ガブ 成宮寛貴 ... メイ オトーサン、 「獅童くん、芸達者だね」 声の吹き替え、なかなかのものでした。 メイの成宮寛貴くんと息が合っていました。 えっ?成宮くんって、知らなかったけど、 「セックスしてみたい男性」ランキングのトップだって? その他の声の出演者: 竹内力 ... ギロ 山寺宏一 ... バリー 林家正蔵 ... タプ KABA.ちゃん ... ヤギのおばさん 板東英二 ... ヤギの一族の長老 柳原哲也 ... ビッチ (アメリカザリガニ) 平井善之 ... ザク (アメリカザリガニ) 小林麻耶 ... ミイ 早見優 ... ガブの母 市原悦子 ... メイのおばあちゃん   User Rarings: 6.85 オトーサン、 「6点台は間違いないな」 日本アカデミー賞ノミネート ・アニメーション作品賞 黒美君彦さん 2005年12月1日 びみょう... アニメとしての質は高いし、中村獅童はなかなかの声達者。 思った以上に上手かった。 が、問題はストーリーの起伏のなさだろう。 原作が絵本だからなのか、無理やりエピソードを盛り込んで、 時間稼ぎをしている印象は拭えない。 そして、主人公のオオカミとヤギの関係は...、これは友情の域を超えている。 友情は互いの立場を尊重しつつも敬意を払う関係だが、 ここにあるのは“同一化”したいという感情。 これはもう愛情であり、殆ど“異種同性愛”とでも呼びたい関係だ。 意外に女性の多くはこうした描き方に抵抗がないそうだが、 私は違和感を払拭できなかった。 音楽やアニメ技術は悪くないし、杉井ギサブロー監督は好きな監督だが、 そのあたりがびみょう... オトーサン、 「ホモみたいでキミ悪い!」 そういうコメントを見受けました。 「...そうかなぁ?そうは思わないけど」 オオカミvsヤギは、イラクvsアメリカの関係では? あるいは、日本と中国の関係では? さらには、日本と北朝鮮では? 天敵といわれる両国の関係を どうすれば、和解の方向に向かわせることができるのか、 その手がかりが、この映画にあるのでは? そういう問題意識をもって見ていました。 だから、まったくカッタルイとは思いませんでした。


東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

オトーサン、 「題名がいい!」 とくに、"時々、オトン"というのがいいですね。 父親の影が薄いのは、どこの家庭でも同じなのでしょうか。 身につまされる題名です。 原題:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 監督:松岡錠司 原作:リリー・フランキー 脚本:松尾スズキ Genre: Drama 上映時間:142分 あらすじ: 1960年代、オカンはオトンに浮気され、 筑豊の炭鉱町で女手一つでボクを育てた。 1980年代、上京して美大生となったボクは、 留年し、オカンに仕送りを頼む始末。 イラストレーターとして食べていけるようになった ボクは、オカンを東京に呼びよせる。 人並みに彼女もでき、仲間たちの溜り場になった わが家は、オカンの手料理に笑いが絶えなかった。 だが、そんな幸せな日々は長く続かなかった。 ...オカンがガンに犯されたのだ。   出演者: オダギリジョー ... ボク 樹木希林 ... オカン 内田也哉子 ... 若い頃のオカン 小林薫 ... オトン オトーサン、 「樹木希林さん、うまーい!」 ぶっちゃけた話、昔はブスでしたが、 齢を重ねるにつれて、いい顔になっておられます。 女性は最高の美容術は、精神的熟成なのでしょうね。 末期ガンで、点滴のチューブを引きちぎるあたり。 亡き母の末期に重なって、不覚にも涙しました。 オダギリジョーさんは、演技しない地のほうがステキですね。 その他の出演者: 松たか子 ... ミズエ 冨浦智嗣 ... 中学、高校時代のボク 田中祥平 ... 小学校時代のボク 谷端奏人 ... 幼少時代のボク 渡辺美佐子 ... 筑豊のばあちゃん 佐々木すみ江 ... 小倉のばあちゃん 原知佐子 ... 現在のノブエおばさん 結城美栄子 ... 現在のみえ子おばさん 猫背椿 ... ブーブおばさん 伊藤歩 ... タマミ 勝地涼 ... 平栗 平山広行 ... 磯山 荒川良々 ... えのもと 辻修 ... ホセ 寺島進 ... ハイカラな男 小島聖 ... 若い頃のノブエおばさん 吉本菜穂子 ... 若い頃のみえ子おばさん 光石研 ... 小料理屋の客 千石規子 ... 病院の借家の老婆 仲村トオル ... ラジオ局のディレクター 土屋久美子 ... 高校の女教師 小泉今日子 ... 不動産屋の事務員 板尾創路 ... 「かっぱ」の客 六角精児 ... 編集長 宮崎あおい ... アイドルDJ 田口トモロヲ ... 郵便配達 松田美由紀 ... 中目黒の大家 柄本明 ... 笹塚の診療所の医者 田中哲司 ... 東京の病院の医者 塩見三省 ... 葬儀屋 岩松了 ... 催促する編集者の声 江本純子 ... 風俗嬢C 安藤玉恵 ... 風俗嬢A 栗原瞳 ... 風俗嬢B 麻里也 ... 堕落した日々の彼女 竹下玲奈 ... 大学時代の彼女 小林麻子 ... 似顔絵教室の女子社員 ぼくもとさきこ ... 東京の看護婦 User Ratings: 9.5(2) オトーサン、 「ま、6点台前半だな」 おしゃべりチャックさん 2007年4月10日 さすがベストセラー本原作 以前テレビの2時間枠のを見たので 大方の内容は知っていましたが、 作りはこちらの方が断然良かったです。 142分の長丁場の作品でしたが最後まで充実して、 リリーさんの原作が210万人部も売れたと言うのが理解出来ました。 いつの時代も親子愛は不変です。 先ずオダギリジョーさん。 チャランポランな現代っ子の主人公の役を演じましたが好演。 オダギリさんは絶妙なスタイルの持ち主なので、 この映画でオダギリさんは何度も衣装替えをしましたが全て似合っていました。 なかなか難しい配色の服もありましたが。 また、長い髪にトレンチコートを着ると遠方から見ると 女性と間違う位スレンダーでした。 樹木希林さんは末期のオカンを好演しました。 若かりし頃の役は良く似た方を探されたと思ったら 実子・内田也哉子さんなんですね。 也哉子さんも非常に良い味を出していました。 時々出て来る東京タワーが印象的でした。 また、終盤に出て来る若かりし頃に オトンとオカンが出会ったダンスのシーン、 オカン死の後に若かりし頃のオカンが出て来るシーン、 オカンの死を意味する夕焼け雲のシーンは涙をそそりました。 親子愛は不変なテーマですよね。 また、アダルトなシーンが幾度か出て来るので大人向けだと思いました。 オトーサン、 「そういえば、まだ登ったことないなぁ」 ○東京タワー  東京のシンボル・観光名所。  港区芝公園四丁目にある赤白に塗装した電波塔。  地上アナログ・デジタルテレビ放送及びFM放送のアンテナとして  電波を送出するだけでなく、JR東日本の防護無線用アンテナや  東京都環境局の各種測定器を設置している。    <東京タワーが登場する主な作品> 「Tokyo Tower」江國香織の小説と映画。  「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン」   リリー・フランキーの小説・テレビドラマ・映画。  「ALWAYS 三丁目の夕日」建設中の姿で登場。  「大怪獣ガメラ」ガメラが破壊する。  「キングコングの逆襲」メカニコングとの決戦場。  「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」   ゴジラによって東京タワーが破壊される。  「みんな〜やってるか!   北野武監督作のコメディ。   ダンカン演じるバッタ男が東京タワーに腹部を貫通される。  「ドラえもん」東京タワーが登場。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ツォツィ

オトーサン、 「ツォツィ、何これ?」 南アの地味な映画です。 でも、この映画、あなどれません。 2006年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作。 幸い、近場でやっていたので、見にいきました。 「...こんなところに住んでいるなんて」 あまりの貧困に目を疑いました。 原題:Tsotsi (2005) 監督・脚本:Gavin Hood 原作:Athol Fugard Genre:Crime / Drama Rated R for language and some strong violent content. Country:UK / South Africa Language:Zulu / Xhosa / Afrikaans / English 上映時間:94分 あらすじ: 南アフリカ、ヨハネスブルクの黒人スラム街。 アパルトヘイトの爪痕が今も残るこの街に、 “ツォツィ”(不良)と名乗る青年がいた。 彼らは暴力、窃盗、殺人さえもする。 ある日、ツォツィは女性が運転するBMWを止め、 車を奪い、追いすがる女性に銃弾を浴びせ、逃走する。 だが、後部座席には何と赤ん坊が乗っていた。 彼は、思い留まって泣き叫ぶ赤ん坊を抱き上げ、 自宅に連れ帰って、育てるのだった。 出演者: Presley Chweneyagae ... David/Tsotsi(ツォツィ) Terry Pheto ... Miriam(ミリアム) Kenneth Nkosi ... Aap(アープ) オトーサン、 「何をやらかすか分からん不良少年!」 ツォツィ、そんな不気味な印象がずっと続くのですが、 最後の最後になって、人間味が戻ってきました。 ミリアムは、現代版の守護天使でしょう。 その他の出演者: Mothusi Magano ... Boston Zenzo Ngqobe ... Butcher Zola ... Fela Rapulana Seiphemo ... John Dube Nambitha Mpumlwana ... Pumla Dube Jerry Mofokeng ... Morris Ian Roberts ... Captain Smit Percy Matsemela ... Sergeant Zuma Thembi Nyandeni ... Soekie Owen Sejake ... Gumboot Dlamini Israel Makoe ... David/Tsotsi's father Sindi Khambule ... David/Tsotsi's Mother User Rating: 7.5/10 (5,561 votes) オトーサン、 「大したものだ。 "戦場のアリア"や"白バラの祈り..."を押さえたんだ」 アカデミー賞受賞 ・外国語映画賞 User Comments: nemo1043 Los Angeles 2005年8月30日 すばらしい映画だ! 忘れ難い。 「ツォツィ」は、 ゴージャスで、胸を打ち、豊穣で、スリリング。 第1級のストーリというだけでなく、 観客をいまだ見たことのない 南アの貧困と犯罪社会へと導いてくれる。 監督/脚本のGavin Hoodは、 悲劇的な償いと常ならぬ詩のお話を語る。 おぞましくも不道徳なサブカルチャーだ。 ほんとうに忘れ難い。 最近の映画で、この映画に比較できるのは、 「シティ・オブ・ゴッド」だろう。 そこでも、観客は、存在することすら知らなかった 貧困と犯罪社会を目撃する。 かような物寂しい世界を前にすれば、 観客は自分のモラルを問わざるを得ない。 自分が享受している文明社会は、 飽食と安楽に満ちた単なる贅沢でしかないと思う。 限界状況で暮らしているひとびとの原初的な情熱は、 サバイバルなのだ。 最後に言いたいが、 「ツォツィ」が「シティ・オブ・ゴッド」より優れているのは、 複雑だが、希望の感覚を提供しているからだ。 最も過酷なケースにおいても、 誠実で、センチメンタルでない方法で償おうとする そうした魂のありかたが重要なのだ。 オトーサン、 「ハリウッドが貧困を正視するようになったな」 最近の映画「ブラックダイヤモンド」も「バベル」も、 アフリカの貧困を描いています。 ○飢餓・貧困ってなに?  飢餓や貧困について知るために、  まずは次の3問のクイズに挑戦してみましょう! Q1.世界中で飢餓が原因で死んでいる子どもの数は? a. 1時間に1人 b. 1分に1人 c. 5秒に1人 Q2.飢餓や貧困の中で生活している人々は1人当り、    1日約何ドル以下のお金で暮らしている? a. 10ドル(=1350円) b. 1ドル(=135円) c. 10セント(=13.5円) Q3.1歳児3000人分の失明を予防するためのビタミンAカプセルを買うお金と 同じ値段のものはどれ? a. 自動小銃1丁(=約100ドル) b. 対人地雷100個(約1000ドル) c. F-16戦闘機1機(=約3500万ドル) 答えは、こちら


クイーン

オトーサン、 「ダイアナって、自由奔放だった」 「手がつけられなかったらしい」 君主制反対、自傷行為、男遍歴... エリザベス女王とは嫁と姑の関係でもあります。 その内幕がいまや白日にさらされる... とあっては、見ないわけには行かないでしょう。 原題:The Queen (2006) 監督:Stephen Frears 脚本:Peter Morgan Genre:Biography / Drama Rated PG-13 for brief strong language. Country:UK / France / Italy Language:English / German / French 上映時間:97分 あらすじ: 「クイーン」は、ダイアナの悲劇的な死後の エリザベス女王とトニー・ブレア首相との争いの内幕を描く。 両者は、あくまでの私的な悲劇とする王家の意向と ヒステリックに哀悼を求める大衆の声との間で 妥協点を見出していく。 出演者: Helen Mirren ... Queen Elizabeth II(エリザベス女王) Michael Sheen ... Tony Blair(トニー・ブレア首相) James Cromwell ... Prince Philip(フィリップ殿下) オトーサン、 「ヘレン・ミレン、まるで女王だ」 これだけの気品を醸せ出せるひとは、そういないでしょう。 マイケル・シーン、若い大衆政治家を好演していました。 HELEN MIRREN  ヘレン・ミレン 誕生日 1945/7/26 出身 英ロンドン 「ゴスフォード・パーク」でアカデミー助演女優賞ノミネート。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1968年「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」 1969年「としごろ」 1972年「狂えるメサイア」「オー!ラッキーマン」 1980年「カリギュラ」「天才悪魔フー・マンチュー」      「失われた航海」 1981年「エクスカリバー」 1984年「2010年」 1985年「ホワイトナイツ/白夜」「奇蹟の教師ヴィック」 1986年「モスキート・コースト」 1988年「パスカリの島」 1989年「鯨が来た時」「コックと泥棒、その妻と愛人」 1990年「黄土の英雄/軍医ベシューンの生涯」「迷宮のヴェニス」 1991年「天使も許さぬ恋ゆえに」 1994年「英国万歳!」 1996年「SOME MOTHER'S SON」 1998年「プリンス・オブ・エジプト」(声) 1999年「鬼教師ミセス・ティングル」◇ 2000年「グリーンフィンガーズ」 2001年「プレッジ」「ゴスフォード・パーク」 2003年「カレンダー・ガールズ」 2004年「二重誘拐」「プリティ・ヘレン」 2006年「クイーン」 MICHAEL SHEEN  マイケル・シーン 誕生日 1969/2/5 出身 英ウェールズ ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演劇を学び、 ロバート・アッカーマン演出の「WHEN SHE DANCED」で ウェストエンドにデビュー。 女優ケイト・ベッキンセールとの間に娘リリーをもうける。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1995年「オセロ」 1996年「ジキル&ハイド」 1997年「オスカー・ワイルド」 2002年「サハラに舞う羽根」 2003年「タイムライン」「アンダーワールド」 2005年「キングダム・オブ・ヘブン」 2006年「アンダーワールド:エボリューション」「クイーン」 その他の出演者: Sylvia Syms ... The Queen Mother Alex Jennings ... Prince Charles Helen McCrory ... Cherie Blair Roger Allam ... Robin Janvrin Tim McMullan ... Stephen Lamport Douglas Reith ... Lord Airlie Robin Soans ... Equerry Lola Peploe ... Janvrin’s Secretary Joyce Henderson ... Balmoral Maid Pat Laffan ... Head Ghillie Amanda Hadingue ... Queen's Dresser John McGlynn ... Balmoral Head Ghillie User Rating: 7.6/10 (12,222 votes) オトーサン、 「高いスコアだ」 脚本のすばらしいこと! アカデミー賞受賞 ・主演女優賞:ヘレン・ミレン 同ノミネート ・作品賞 ・監督賞:スティーヴン・フリアーズ ・脚本賞 ・作曲賞 ・衣裳デザイン賞 User Comments: PizzicatoFishCrouchさん United Kingdom 2006年9月27日 的確で公平、ヘレン・ミレンが素晴らしい。 1997年9月1日、世界は悲劇を見た。 それに続く大騒動のなかで、 ダイアナ妃の死の原因は、 パパラッチのせいだ、 運転手のせいだ、 その他もろもののせいにされたが、 仰天し、悪意に満ちた大衆は、王室批判に変っていった。 この映画は、バッキンガム宮殿のなかの暮らしぶりを垣間見る。 女王が冷血で、気遣いのないひとなのか、 それとも、誰よりも悩んでいるひとなのかを問う。 スティーヴン・フリアーズ監督は、1997年のある週を 知的に巧みな筆で描いてみせた。 ダイアナ妃は、ニュース記事や保存映像で紹介されていて、 彼女の存在が大衆に与えた強い衝撃を見事に示している。 女王の家のデザインや周辺の風景は、 過度でなく納得させられるように描かれている。 Alexandre Desplatの曲は、暗く、悲しく、時に崇高であり、 カンペキに関係者の心情をかもしだしている。 だが、この映画は、ヘレン・ミレンのものだろう。 最も挑戦的な役に取り組み、女王という役目の背後に、 ひとりの感情をもった人間がいることを示している。 君臨するレディとして、抑制された失望と傷そのものだった。 女王は、ダイアナの死に対して感情をぶちまけることをせず、 それがゆえに、国民は彼女を憎悪したが、 この映画で、我々は、情愛が乏しいからではなく、 誠実にやるべきことを果たしていたからだと納得する。 若くして新たに首相に選出されたトニー・ブレアは、 大いなる野心といっそうの笑顔をもっていた。 マイケルシーンは、その首相役をとてつもなく好演している。 彼の演技は、首相の好ましいサイドを示している。 大衆の女王非難に決然と立ち向かい、 女王のダメージを最小限に食い止めようとする。 非常に洞察力のある人物だった。 この映画のもうひとつの楽しみは、 かなり高尚なせりふ回しや見事な演技の数々にある。 だが、最高だったのは、観客に考えさせることだ。 とくに、自分のやったことが周囲にどういう影響を与えるか 考えもしないひとたちを批判していることだ。 100分に満たない映画だが、 「クイーン」は、面白く、的確で、高度に知的だ。 どんな話にも、別の側面があるのだ。 オトーサン、 「エリザベス2世って、どういうひと?」 ○エリザベス2世  Elizabeth II 1926/4/21 -(在位、1952/2/6 - ) イギリス連邦元首。イギリス国教会の長。 ジョージ6世と王妃エリザベスの長女。夫君はエディンバラ公フィリップ。 出生時、伯父の皇太子エドワード、父に次いで第3位王位継承者だったが、  当時独身のエドワードおよびその子供への王位継承が期待されており、  彼女の即位を予想するものはいなかった。  しかし、1936年にジョージ5世の死去を受けて即位した  エドワード8世がシンプソン夫人との結婚のために退位すると、  エドワードの弟で父のアルバート王子がジョージ6世として即位する。  エリザベスは一家とともにバッキンガム宮殿に移住し、王位の推定相続人となる。  第二次世界大戦中には戦時協力としてエリザベス・ウインザーの名前で  陸軍少尉として従軍し、軍用車輌の整備などに従事した。  戦後、1947年にウェストミンスター寺院で、  ギリシャ及びデンマークの王子フィリップと結婚。  チャールズ、アン、アンドルー、エドワードの3男1女をもうける。  55年にわたり女王の座にあり、「国民に親しまれる王室」を目指し、  私生活をTVで放送するなど新しい試みを行った。  2006年に80歳を迎えたが、現在も精力的に公務を行っている。  人気は英国内でも高く、国民の間でも退位を望まぬ声も大きいが、  ダイアナ妃の離婚や孫ヘンリー王子のスキャンダルなど苦悩が絶えない。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ロッキー・ザ・ファイナル

オトーサン、 「おお、待ちに待った映画だ」 うれしいことに一般公開が21日なのに、 地元で14日から公開なのです。 勿論、初日、朝一番に駆けつけました。 原題:Rocky Balboa (2006) 監督・脚本:Sylvester Stallone Genre:Action / Drama / Sport Rated PG for boxing violence and some language. Country:USA Language:English / Spanish 上映時間:102分 あらすじ: ロッキー・バルボアは、引退して長年経つが、 世界最高のボクサーのひとりとして記憶に残っている。 いまは、フィラデルフィア郊外に住み、 レストラン“エイドリアンズ”を経営している。 まあ、いい暮らしを送っているのだ。 昔なじみのマリーとその息子のステップスともつきあっている。 ときには、疎遠な息子ロバートにも声をかける。 あるとき、ロッキーは、最盛期の自分と現ヘビーウェイト級チャンピオン、 ディクソンロッキーとの仮想対決番組を見る。 この結果、ロッキーの勇猛心は呼び起こされる。 地元のクラブで対戦してみたいなぁ。 一方、ディクソンとマネージャーは、ちがう問題を抱えていた。 ディクソンは、無敵すぎて、フアン離れに悩んでいたのだ。 そこで、ロッキーとディクソンの対決を宣伝すべく、 ラスベガスでの一大エキジビジョン・マッチを望んでいた。 最終的に、ディクソン側の提案に乗って、 ロッキーは、ある決意を秘めて、最後のリングに備えることにした。 出演者: Sylvester Stallone ... Rocky Balboa(ロッキー・バルボア) Burt Young ... Paulie(ポーリー) Antonio Tarver ... Mason 'The Line' Dixon(ディクソン) Geraldine Hughes ... Marie(マリー) オトーサン、 「ロッキー、老いたなぁ」 昔の栄光に生き、昔話し花を咲かせる日々。 それが、昔の夢よ、もう一度と、 筋肉増強剤を飲んでのトレーニングを開始、 まことに痛々しい限りです。 SYLVESTER STALLONE  シルヴェスター・スタローン 誕生日 1946/7/6 出身 米ニューヨーク 活躍度 ○→ 両親の離婚から少年時代は素行が悪く、 ウェイト・トレーニングやスポーツに明け暮れた。 スイスの大学時代に俳優を志し、 マイアミ大学演劇科に編入したが中退する。 69年にニューヨークへ出て、生活苦の中、役者を志す。 75年、クローズド・サーキッドで観たヘビー級チャンピオン戦に刺激されて 三日で書き上げたシナリオが映画「ロッキー」として自ら主役を演じ、大ヒット。 以後、「ロッキー」「ランボー」シリーズで アクション・スターとしての地位を不動のものにする。 私生活ではサーシャ夫人とは二子をもうけたが、離婚。 ブリジット・ニールセンとも再婚したが別れ、現在は三人目。 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1971年「ザ・イタリアン・スタローン」      「ウッディ・アレンのバナナ」「レベル」 1974年「ブルックリンの青春」 1975年「ビッグ・ボス」「さらば愛しき女よ」 1976年「デス・レース2000」「爆走!キャノンボール」      「ロッキー」◇ 1978年「パラダイス・アレイ」「フィスト」「ロッキー2」◇ 1980年「勝利への脱出」◇ 1981年「ナイトホークス」◇ 1982年「ランボー」◇「ロッキー3」◇ 1983年「ステイン・アライブ」 1984年「クラブ・ラインストーン/今夜は最高」 1985年「ランボー/怒りの脱出」◇「ロッキー4 炎の友情」◇ 1986年「コブラ」◇ 1987年「オーバー・ザ・トップ」◇ 1988年「ランボー3/怒りのアフガン」◇ 1989年「デッドフォール」◇「ロックアップ」◇ 1990年「ロッキー5/最後のドラマ」◇ 1991年「オスカー」◇ 1992年「刑事ジョー/ママにお手上げ」◇ 1993年「デモリションマン」◇「クリフハンガー」◇ 1994年「スペシャリスト」◇ 1995年「暗殺者」◇「ジャッジ・ドレッド」◇ 1996年「デイライト」◇ 1997年「コップランド」◇「メン・イン・ブラック」▲ 1998年「アンツ」(声)◆「アラン・スミシー・フィルム」 2000年「追撃者」◇ 2001年「ドリヴン」◇ 2002年「D−TOX」◇「ザ・ボディガード」◇ 2003年「スパイキッズ3−D/ゲームオーバー」◇「Taxi3」▲ 2006年「ロッキー・ザ・ファイナル」◇ BURT YOUNG  バート・ヤング 誕生日 1940/4/30 出身 米ニューヨーク・クィーンズ イタリア系の貧しい家庭で育ち、16歳で海兵隊に入隊。 海兵隊除隊後に3回戦ボクサーやトラックドライバーで生活する傍ら、 脚本や小説を書き始める。 リー・ストラスバーグと知り合ったのをきっかけに オフ・ブロードウェイにデビュー。 71年「まっすぐ撃てなかったギャング」で映画デビュー。 76年「ロッキー」でロッキーの義理の兄役で アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆☆☆★★ 出演作 1971年「まっすぐ撃てなかったギャング」「生き残る奴」 1972年「110番交差点」 1973年「シンデレラ・リバティ かぎりなき愛」 1974年「チャイナタウン」「熱い賭け」 1975年「キラー・エリート」 1976年「ロッキー」「ニューヨーク一獲千金」      「新刑事セルピコ/孤独刑事最後の挑戦」(TM) 1977年「クワイヤボーイズ」「合衆国最後の日」 1978年「コンボイ」 1979年「ロッキー2」「アンクル・ジョー」 1981年「ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり」 「カリフォルニア・ドールズ」 1982年「大狂乱」「ロッキー3」「悪魔の棲む家PART2」 1983年「黄昏のブルックリン・ブリッジ」 1984年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」      「悪の華/パッショネイト」「リトル・フレンド」(TM) 1986年「ロッキー4/炎の友情」「バック・トゥ・スクール」 1988年「ブラッド・レッド/復讐の銃弾」「ビバリーヒルズ・ブラッツ」 1989年「ブルックリン最終出口」「ウィンター・テイル」 1990年「バックストリート・ドリームズ」      「本日はお日柄もよく/ベッツィの結婚」 「ダイビング・イン/栄光へのラスト・チャンス」      「ロッキー5/最後のドラマ」 1991年「アメリカから来た男」「ブライト・エンジェル/旅立ちの予感」 1993年「リーサル・コップ」 1994年「新・刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー」 1995年「フリーズ/地獄の相続人」 1997年「ステューピッド・イン・ニューヨーク」「翼があるなら」(TM) 「ラストドン」(TM) 1999年「恋するための3つのルール」 2002年「ブルート・ナッシュ」 2004年「ランド・オブ・プレンティ」 2005年「トランスアメリカ」 2006年「ロッキー・ザ・ファイナル」 その他の出演者: Milo Ventimiglia ... Robert Jr. Tony Burton ... Duke A.J. Benza ... L.C. James Francis Kelly III ... Steps Talia Shire ... Adrian (archive footage) Lou DiBella ... Himself Mike Tyson ... Himself Henry G. Sanders ... Martin Pedro Lovell ... Spider Rico Ana Gerena ... Isabel Angela Boyd ... Angie User Rating: 7.4/10 (26,950 votes) オトーサン、 「高いスコアだなぁ」 User Comments: CDShopper713さん United States 2006年12月1日 見事で心温まる結論 シルヴェスター・スタローンは、ロッキー・シリーズを 見事な結論で締めくくった。 デトロイトのKronk Boxing Gym benefitで試写会を見た。 最初の45分は、かったるかったし、 せりふに時々げんなりしたが、 少なくとも、「ロッキー2」や「ロッキー」レベルだ。 回想シーンが多いが、 「ロッキー5」よりも、見事なまとめになっている。 作品賞や主演男優賞などは獲れないだろうが、 撮影は、前5作よりずっといい。 ブログでは、ロッキーがこの作品で死ぬとあったが、 クリスマスの上映まで待って、自分の目で確認してほしい。 音楽はすばらしい。 ラストシーンは、すばらしかった。 ポーリーも、素晴らしかった! 第1作で顔をみせたリトル・マリーやSpider Ricoを 登場させたのは、面白かった。 オトーサン、 「スタローン、ありがとう!」 まず、出だしのビル・コンティの音楽。 これは聞くと、熱いものがこみ上げて来ます。 われらロッキー世代としては。 そして、エンドロール! フィラデルフィア美術館のあの長い階段。 ロッキーが再起を誓って駆け上った階段です。 そこで、素人さんが次々とロッキーになりきるのです。 階段を駆けのぼって、拳を突き上げるひと、 音楽に合わせて踊る黒人の娘たち、 自転車を抱えて階段を登る若者もいたりして、 ゆくりなくも昔のことを思い出してしまいました。 そう、実は、階段を駆け登ったひとりなのです。 ミーハー的なことは避けてきたほうですが、 退職して第二の人生を踏み出した開放感が噴出した瞬間でした。 今度は、MTBを抱いて登ろうかな。 団塊世代のひと、ぜひトライしてください。 きっと昂揚感が味わえます。


ワーキング・ガール

オトーサン、 「いい映画やってるなぁ」 早速、録画予約しました。 「うん、日本テレビだな、 4月4日、深夜1時41分〜3時30分。 これでよし..っと」 原題:Working Girl (1988) 監督: Mike Nichols 脚本:Kevin Wade Genre:Comedy / Romance / Drama 上映時間:115分 あらすじ: テスは、不満だらけの秘書。 NYの大企業の世界で昇進しようともがいている。 チャンスがやってきたのは、上司が休暇のスキー旅行で骨折したとき。 テスは、その不在を利用して、キャリアアップを図る。 投資銀行のジャックと組み、大きな取引を狙ったのだ。 上司が戻ってきたことで、状況は微妙なものになる。 出演者: Melanie Griffith ... Tess McGill(テス) Sigourney Weaver ... Katharine Parker(キャサリーン) Harrison Ford ... Jack Trainer(ジャック) オトーサン、 「こんなにうまい女優さんだったか」 メラニー・グリフィス、そういえば、 アントニオ・バンデラスの奥さんだったんですよね。 「こんなに若かったのかなぁ?」 相手役のハリソン・フォード、若いハズです。 この映画の撮影時は、40代前半だったのです。 MELANIE GRIFFITH  メラニー・グリフィス 誕生日 1957/8/9 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク 母は女優のティッピ・ヘドレン。 88年「ワーキング・ガール」でゴールーデン・グローブ主演女優賞受賞、 アカデミー主演女優賞にノミネートされた。 夫は、アントニオ・バンデラス。 活躍度 ○↑ 演技幅 自在 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1973年「青い接触」 1975年「SMILE」「ナイス・ムーブス」 1976年「新・動く標的」 1977年「ワン・オン・ワン」「セクシー・ジョイライド」 1981年「パーキング・ボーイズ」「ロアーズ」 1984年「処刑都市」「ボディ・ダブル」 1986年「サムシング・ワイルド」 1988年「チェリー2000」「ミラグロ/奇跡の地」「ストーミー・マンディ」      「ワーキング・ガール」 1990年「虚栄のかがり火」「イン・ザ・スピリッツ」「パシフィック・ハイツ」 1991年「愛に翼を」 1992年「嵐の中で輝いて」「刑事エデン/追跡者」 1993年「ボーン・イエスタデイ」 1994年「ミルク・マネー」「ノーバディーズ・フール」 1995年「DEARフレンズ」「あなたに逢いたくて」      「バッファロー・ガール」 1996年「狼たちの街」「TWO MUCH」 1997年「ロリータ」◆ 1998年「疑惑の幻影」◇      「アナザー・デイ・イン・パラダイス」◇「セレブリティ」◆      「クレイジー・イン・アラバマ」 1999年「ザ・ディレクター/[市民ケーン]の真実」(TM) 2000年「セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ」◇ 2002年「スチュアート・リトル2」(声)「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「ラブ&クライム」 HARRISON FORD  ハリソン・フォード 誕生日 1942/7/13 出身 米イリノイ州シカゴ ウィスコンシンのリボン・カレッジに学び、 夏休み中に舞台に立つようになる。 映画俳優になるべくロスに移り、 64年「現金大作戦」で映画デビュー。 「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ役や 「インディ・ジョーンズ」シリーズのインディ役が有名。 64年に最初の結婚。79年に離婚後、 83年、「E.T.」の脚本家メリッサ・マティスンと結婚するが、 2000年11月に別居、2004年1月離婚。 子供は最初の妻に二人、メリッサとの間に二人いる。 現在はキャリスタ・フロックハートと養子リアムと同居。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆☆ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1966年「現金作戦」 1967年「大いなる砲火」「テキサスの7人」 1970年「……YOU…」 1973年「アメリカン・グラフィティ」◆ 1974年「カンバセーション…盗聴」◆ 1977年「スター・ウォーズ」◇「幸福の旅路」◇ 1978年「ナバロンの嵐」◇ 1979年「ハノーバー・ストリート」◇「地獄の黙示録」◆      「フリスコ・キッド」◇ 1980年「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」◇ 1981年「レイダース/失われたアーク」◇ 1982年「ブレード・ランナー」◇ 1983年「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」◇ 1984年「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」◇ 1985年「刑事ジョン・ブック/目撃者」◇ 1986年「モスキート・コースト」◇「フランティック」◇      「ワーキング・ガール」◇ 1989年「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」◇ 1990年「推定無罪」◇ 1991年「心の旅」◇ 1992年「パトリオット・ゲーム」◇ 1993年「逃亡者」◇ 1994年「今そこにある危機」◇ 1995年「サブリナ」◇「百一夜」▲ 1997年「デビル」◇「エアフォース・ワン」◇ 1998年「6デイズ7ナイツ」◇ 1999年「ランダムハーツ」◇ 2000年「ホワット・ライズ・ビニース」◇      「地獄の黙示録〈特別完全版〉」 2002年「K−19」◇ 2003年「ハリウッド的殺人事件」◇ 2006年「ファイヤーウォール」◇ SIGOURNEY WEAVER シガニー・ウィーバー 誕生日 1949/10/8 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク市 エール大学演劇科に入学し、修士号を取得。 卒業後はアクターズ・ワークショップで演技を学び、 75年に舞台女優としてデビュー。 映画デビューは77年「アニーホール」。 87年「エイリアン2」のリプリー役でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。 88年「愛は霧の彼方に」と「ワーキングガール」でアカデミー主演女優賞と 助演女優賞にダブル・ノミネートされた。 活躍度 ◎→ 演技力 ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ ☆☆☆☆☆★ 出演作 1976年「MADMAN」 1977年「アニー・ホール」 1979年「エイリアン」◇ 1981年「目撃者」 1983年「危険な年」「世紀の取引」 1984年「ゴーストバスターズ」◆ 1985年「シガーニー・ウィバーの大発掘」◇ 1986年「エイリアン2」◇「ハーフムーン・ストリート」 1988年「愛は霧の彼方に」「ワーキング・ガール」◆ 1989年「ゴーストバスターズ2」◇ 1992年「エイリアン3」◇「1492コロンブス」 1993年「デーヴ」 1994年「死と処女」◇ 1995年「コピー・キャット」◇「ジェフリー!」 1997年「アイス・ストーム」◇「エイリアン4」◇「スノーホワイト」◇ 1999年「マップ・オブ・ザ・ワールド」◇ 2000年「ギャラクシー・クエスト」◇「CIAの男」◇ 2001年「ハートブレイカー」 2002年「9.11あの日を忘れない」 2003年「穴/HOLES」 2004年「ヴィレッジ」 その他の出演者: Alec Baldwin ... Mick Dugan Joan Cusack ... Cyn Philip Bosco ... Oren Trask Nora Dunn ... Ginny Oliver Platt ... Lutz James Lally ... Turkel Kevin Spacey ... Bob Speck Robert Easton ... Armbrister Olympia Dukakis ... Personnel Director Amy Aquino ... Alice Baxter Jeffrey Nordling ... Tim Rourke Elizabeth Whitcraft ... Doreen DiMucci Rating: 6.5/10 (11,930 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞受賞 ・主題歌賞:"LET THE RIVER RUN" 同ノミネート ・作品賞 ・主演女優賞:メラニー・グリフィス ・助演女優賞:シガーニー・ウィーヴァー ジョーン・キューザック ・監督賞:マイク・ニコルズ User Comments: JSlack-2 さん USA 2005年10月1日 テス万歳! メラニー・グリフィスは、これまでで最高の演技。 大企業でチャンスをつかめる知性も資質もある秘書なのに、 その美貌と可愛い子のイメージが昇進の障害になっている。 有能で自己中心的な上司が、 彼女のアイディアを盗もうとしていたのに気づき、 自分でプレゼンしようと思い立つ。 メラニー・グリフィスも、受けて立つ用意がある。 Mike Nichol監督は、硬軟両様、所を得ている。 おそるべき脚本から微妙な笑いを引き出している。 われらは、ヒロインを声援したくなる。 自分の価値を自覚し、不当な扱いに飽き飽きしているのだ。 脂つぽいネアンデルタール人じゃあるまいし、 (Alec Baldwin は、まさにそうしたタイプだが) 自分は、スマートなエクゼクティブになる資格があると信じている。 シガニー・ウィーバーとメラニー・グリフィスは、 2人とも、熟練の見事な演技を披露している。 シガニー・ウィーバーが格下げになるのを見るほど愉快なことはない。 オトーサン、 「そうなのか、結末は...」 こんなことを書くと、 「お前は、ほんとに最後までみていないのか」 問責決議案を出されそうですが、実はそうなのです。 録画予約したのに、最後の30分が録画されていなかったのです。 放送時間が30分繰り下げられたせいのようです。 でも、はじめのほうが録画されているのが腑に落ちません。 どなたか理由が分かるひと、いますか?


ドラゴン・ハート

オトーサン、 「けしからんなぁ。いい奴だけど」 主人公の騎士を演じるのは、デニス・クエイド。 メグ・ライアンと結婚し、離婚しているのです。 結婚もけしからんし、離婚も気に入りません。 原題:Dragonheart (1996) 監督: Rob Cohen 原作:Patrick Read Johnson / Charles Edward Pogue 脚本:Charles Edward Pogue Genre:Action / Fantasy / Adventure Rated PG-13 for action/violence 上映時間:103分 あらすじ: 舞台は、10世紀。 ボーエンは、最後のドラゴンと組む。 そして、ひとびとに長く忘れ去られていた名誉を取り戻し、 王の圧制からの自由を求めて戦うように鼓舞する。 出演者: Dennis Quaid ... Bowen(ボーエン) David Thewlis ... King Einon(アイノン王) Pete Postlethwaite ... Gilbert of Glockenspur(ギルバート) Dina Meyer ... Kara(カーラ) オトーサン、 「名演技だ!」 デニス・クエイドは、いい役で幸せです。 アイノン王と僧侶ギリバートを演じたのは、 デビッド・シューリスとピート・ポスルスウェイト、 2人とも、なかなか個性的な俳優さんです。 でも、ドラゴンに毒気をぬかれて損な役回りでした。 DENNIS QUAID  デニス・クエイド 誕生日 1953/4/9   出身 米テキサス州ヒューストン 俳優の兄ランディ・クエイドの影響で 高校時代から演技の勉強を始め、 ヒューストン大学では演劇を専攻。 75年「クレイジー・ママ」の端役で映画デビュー。 87年「ビッグ・イージー」で インディペンデント・スピリット・アワード主演男優賞受賞。 1991年にメグ・ライアンと結婚し、2001年、離婚。 活躍度 ○↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆☆★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1975年「クレイジー・ママ」 1977年「9/30/55」 1978年「勝利の季節/ウイニング・シーズン」 1979年「ヤング・ゼネレーション」 1980年「ロング・ライダーズ」 1981年「おかしなおかしな石器人」「さよならジョージア」 1983年「ザ・ファイト」「ジョーズ3」◇「ドリーム・スケープ」      「ライトスタッフ」 1985年「第5惑星」 1987年「インナースペース」「ビッグ・イージー」      「容疑者」 1988年「D.O.A/死へのカウントダウン」◇      「熱き愛に時は流れて」 1989年「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」 1990年「愛と哀しみの旅路」「ハリウッドに口づけ」 1993年「アンダーカバー・ブルース/子連れで銃撃戦」◇      「フレッシュ・アンド・ボーン/渇いた愛のゆくえ」      「ワイルダー・ナパーム」 1994年「ワイアット・アープ」 1995年「愛に迷った時」 1996年「ドラゴンハート」 1997年「ゴーイング・ウエスト」「ギャング・リレーテッド」      「スイッチ・バック」◇ 1998年「ファミリー・ゲーム」◇「セイヴィア」◇ 1999年「エニイ・ギブン・サンデー」◆「マイ・ハート,マイ・ラブ」◇ 2000年「オーロラの彼方へ」◇「トラフィック」 2002年「オールド・ルーキー」◇「エデンより彼方に」◇ 2003年「デイ・アフター・トゥモロー」◇      「コールド・クリーク 過去を持つ家」◇ 2004年「アラモ」◇「フライト・オブ・フェニックス」◇ 2005年「ヘレンとフランクと18人の子供たち」◇ 2006年「アメリカン・ドリームズ」◇ DAVID THEWLIS  デビッド・シューリス 誕生日 1963/3/20 出身 英ランカシャー州ブラックプール 自身のロックバンド「DOOR 66」と共にロンドンに行き、 音楽活動を始めるが、途中考えをあらためて、 ギルドホール音楽演劇学校で学ぶ。 85年に卒業後、テレビや舞台の脇役で経験を積み、 93年「ネイキッド」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞、 以後、主演クラスの出演作が舞い込む。 2004年、パートナーの女優アンナ・フリエルとの間に女児を儲ける。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1988年「ブルーム」 1991年「ライフ・イズ・スウィート」 1992年「トライアル/審判」「ヘルハザード 禁断の黙示録」 1993年「ネイキッド」◇ 1994年「第一容疑者3」「ブラック・ビューティー/黒馬物語」 1995年「太陽と月に背いて」 1996年「恋の闇・愛の光」「ドラゴンハート」「D・N・A」◇ 1997年「セブン・イヤーズ・イン・チベット」◇ 1998年「シャンドライの恋」「ディボーシング・ジャック」 1999年「ハロルド・スミスに何が起こったか?」 2000年「ギャングスター・ナンバー1」 「ミラクル・メーカー 奇蹟を起こした人 イエスの物語」(TM)(声) 2002年「ダイノトピア」 2003年「タイムライン」◆ 2004年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」◆ 2005年「ニュー・ワールド」◆「キングダム・オブ・ヘブン」◆ 2006年「オーメン」◆「氷の微笑2」◆ PETE POSTLETHWAITE  ピート・ポスルスウェイト 誕生日 1945/2/7 出身 英ウォリントン ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの一員として活躍。 77年「デュエリスト/決闘者」で映画デビュー。 93年「父の祈りを」のジュゼッペ・コンロン役で アカデミー賞助演男優賞にノミネート。 活躍度 △↑ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1977年「デュエリスト/決闘者」 1988年「ワルシャワの悲劇/神父暗殺」      「遠い声、静かな暮らし」 1990年「ハムレット」 1992年「秘密」「スプリット・セカンド」      「ラスト・オブ・モヒカン」      「エイリアン3」 1993年「父の祈りを」 1995年「調教師」◇「ユージュアル・サスペクツ」 1996年「ロミオ&ジュリエット」「ドラゴンハート」      「クライムタイム」「ドリーム・ゴール」      「ブラス!」 1997年「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」 1998年「アミスタッド」「マイ・スウィート・シェフィールド」 2000年「ラット・ゲーム」 2001年「シッピング・ニュース」 2002年「微笑みに出逢う街角」 2004年「ダーク・ウォーター」 2005年「イーオン・フラックス」「ナイロビの蜂」 2006年「オーメン」 その他の出演者: Jason Isaacs ... Lord Felton Brian Thompson ... Brok Lee Oakes ... Young Einon Wolf Christian ... Hewe Terry O'Neill ... Redbeard Eva Vejmelkova ... Felton's Minx Milan Bahul ... Swamp Village Chief Peter Hric ... King Freyne Sandra Kovacicova ... Young Kara Kyle Cohen ... Boy in Field Thom Baker ... Aislinn's Chess Partner User Rating: 6.1/10 (15,216 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 アカデミー賞ノミネート ・特殊視覚効果賞 User Comments: SdrolionGMさん 2001年3月3日 私のお気に入り ああ、「ドラゴンハート」、いまだに好きな映画だ... 当時、最先端の特殊効果だった。 ドラゴンの声は、ショーン・コネリー。 そして、デニス・クエイドが 崇高にして絶望せる騎士を見事に演じている... そう、...だが、それに付け加えたいことがある。 この映画は、心を高揚させてくれる映画なのだ。 今日、多くの映画が我々を取り巻く世界について 冷たいヴィジョンを提供している。 そんななか、この映画は、我々に希望を与えてくれる。 「ドラゴンハート」は、自信を失った騎士と 名誉を回復せんとするドラゴンの物語であるが、 親切、友情、愛、自己犠牲を美しく歌い上げている。 いつも、それで勇気づけられる。 私は感情に溺れるクチではないが... この映画は、私を笑わせ、泣かせてくれる。 それには、音楽も手伝っている。 これは音楽の使い方のお手本のようなもので、 筋書きや感動を強調している。 美しい "To the Stars"は、私の生涯のお気に入りの歌だ。 こんな音楽を聴いたことはない。 映画を見ないでも、私の目に情景が浮かんでくるのだ。 オトーサン、 「騎士って、案外知らないな」 ○騎士(knight) 中世ヨーロッパにおいて騎馬で戦う戦士に与えられる  名誉的称号や階級を指す。 中世においては重装騎兵が戦闘の主役であり、  優れた技量と精神的、肉体的な鍛錬が必要とされ、  その資格を有するものに騎士という称号を与えるようになった。  騎士になるには、7歳から小姓となり、主君に仕え騎士として必要な技術を学び、  14歳に元服すると従士となって先輩騎士について実際の戦闘にも参加する。  一人前の騎士と認められると主君から叙任を受けることになる。  叙任の儀式は、主君が、自分の前に跪いて頭を垂れる騎士の肩を長剣の平で叩く。  叙任されるもので生まれついての身分・階級ではなかったが、  騎士としての装備を維持するには、領地をもった階層に固定され、  やがて男爵以上の貴族の称号を持っていない者の称号となった。  16世紀以降、火器の使用により騎乗戦の意義が薄れ、  騎士が戦士としての役割を終えると、純粋な社会的階級となり、  現在でも イギリスなどでは、男爵、准男爵に次ぐ爵位として、  ナイト爵が勲章システムと結びついて存在している。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


オール・ザ・キングスメン

オトーサン、 「楽しみだなー」 ショーン・ペン主演なのに、 IMDbのスコアが、たったの5点台とは... 「そんなハズないぞ」と確かめに行きました。 原題:All the King's Men (2006) 監督:Steven Zaillian 原作:Robert Penn Warren 脚本:Steven Zaillian Genre:Drama Rated PG-13 for an intense sequence of violence,       sexual content and partial nudity. Country:Germany / USA 上映時間:140分 あらすじ: ロバート・ペン・ウォーレンの小説の映画化。 ルイジアナ州知事ヒューイ・ロングをモデルに、 南部の人気政治家ウィリー・スタークの生涯を描いている。 出演者: Sean Penn ... Willie Stark(ウィリー) Jude Law ... Jack Burden(ジャック) Anthony Hopkins ... Judge Irwin(アーウィン判事) Kate Winslet ... Anne Stanton(アン) オトーサン、 「熱演だけど、州知事らしくないな」 ジュード・ロウは、ショーン・ペンと相性良くない感じ。 名優アンソニー・ホプキンズも、ケイト・ウィンスレットも、 あまり見せ場はありませんでした。 SEAN PENN  ショーン・ペン 誕生日 1960/8/17 出身 米カリフォルニア州バーバンク 父は演出家のレオ・ペン、 母は女優のアイリーン・ライアン、弟クリスも俳優。 サンタモニカ・ハイスクール卒業後、 ロサンゼルス・グループ・レパートリー・シアターで助手を務めながら、 演技の勉強を始め、ニューヨークの舞台「ハートランド」で絶賛される。 映画デビューは81年「タップス」。 95年「デッドマン・ウォーキング」の死刑囚役で アカデミー主演男優賞ノミネート。 「ギター弾きの恋」「アイ・アム・サム」で同賞ノミネート。 97年「シーズ・ソー・ラブリー」でカンヌ映画祭主演男優賞、 「キャスティング・ディレクター」でヴェネチア映画祭主演男優賞を獲得 91年に「インディアン・ランナー」で監督デビュー。 2003年「ミスティック・リバー」でアカデミー主演男優賞受賞 最初の妻マドンナとは暴力事件をたびたび起こし離婚。 現在の妻はロビン・ライト・ペン。 活躍度 ◎→ 演技力   ☆☆☆☆☆★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ  ☆☆☆☆★★ 出演作 1981年「タップス」 1982年「初体験リッジモント・ハイ」 1983年「バッド・ボーイズ」 1985年「CRACKERS」「月を追いかけて」      「コードネームはファルコン」 1986年「ロンリーブラッド」「JUDGEMENT IN BERLIN」      「上海サプライ」 1987年「ディア・アメリカ/戦場からの手紙」(声) 1988年「カラーズ/天使の消えた街」「ジャッジメント・イン・ベルリン」      「恋人たちのキャンバス」△ 1989年「カジュアリティーズ」「俺たちは天使じゃない」 1990年「ステート・オブ・グレース」 1993年「カリートの道」 1996年「デッドマン・ウォーキング」 1997年「シーズ・ソー・ラブリー」「Uターン」◇ 1998年「ゲーム」◆「シン・レッド・ライン」◇ 1999年「キャスティング・ディレクター」◇「マルコヴィッチの穴」      「ギター弾きの恋」◇ 2000年「夜になるまえに」◆「悪魔の呼ぶ海へ」「真夜中の銃声」 2001年「アイ・アム・サム」◇「DOGTOWN & Z-BOYS」(ナ) 2002年「デブラ・ウインガーを探して」 2003年「ミスティック・リバー」◇「21グラム」◇「アンビリーバブル」◆ 2004年「ザ・インタープリター」◇「リチャード・ニクソン 暗殺を企てた男」◇ 2006年「オール・ザ・キングスメン」◇ その他の出演者: Mark Ruffalo ... Adam Stanton Patricia Clarkson ... Sadie Burke James Gandolfini ... Tiny Duffy Jackie Earle Haley ... Sugar Boy Kathy Baker ... Mrs. Burden Talia Balsam ... Lucy Stark Travis Champagne ... Tom Stark Frederic Forrest ... Willie's Father Paul Desmond ... Slade Kevin Dunn ... Alex Thomas McCarthy ... Editor User Rating: 5.9/10 オトーサン、 「低すぎる!」 ショーン・ペンの政治姿勢への批判票があったようです。 イラク戦争開戦直前にイラクを訪問して、 ニューヨーク・タイムズに意見広告を載せたので、 全米から非難されたのです。 nall-junkさん United States 2006年9月24日 歴史的には不正確だが、これは歴史映画ではない。 実に面白い。 ルイジアナ出身なので、この映画は楽めた。 演技はすばらしく、ストーリーは、面白い。 他のひとが言っているように、アクセントがよくない。 何人かは、南部なまりをマネしようともしていなかったが、 これは許そう。 だが、俳優たちが南部人を演じようとして、 歯が浮くようなしゃべり方をしたり、 アホじゃないかと思うようなやりかたには、がっかりした。 他のひとは、脚本が退屈だと不満を鳴らしているが、 これには賛同できない。 ペースは遅いが、 ストーリー展開はいいし、会話も生き生きしている。 スローな時間には、休めばいいし、 前のシーンを思い返せる。 観客は雰囲気を味わえるだろう。 この映画の登場人物たちは、 まさに、1940年代や50年代にいるみたいだった。 何も驚くようなことはない。 同名の小説に基づいているが、 ヒューイ・ロング伝説の事実に即してはいない。 まあ、その人物を彷彿させる程度のものだ。 歴史的正確さを狙ってはいない。 関係者全員の努力に拍手したい。 実りある映画をつくってくれたのだから。 これは興味深い映画だ。 過去のルイジアナの政治的腐敗の一端を描いたものだ。 (いまだに腐敗が存在するというひともいる) この映画、オープン・マインドで見るべし。 主人公の人生を追体験すれば面白いだろう。 オトーサン、 「ヒューイ・ロング? 知らんなぁ」 ○ヒューイ・ロング  Huey Pierce Long, Jr.、  1893/8/30 - 1935/9/10 アメリカ合衆国の政治家。 通称「キングフィッシュ」 訪問販売員から身を起こし、弁護士になり民主党所属であり、 急進的なポピュリズムで有名であった。 1928年から1932年までルイジアナ州知事を務め、 1932年から1935年まで上院議員。 1932年の大統領選挙ではフランクリン・ルーズベルトの支援者だったが、 のちに袂を分かち、自らが大統領になることを計画した。 1934年には“Every Man a King”というスローガンの下に、 世界恐慌のために引き起こされた犯罪と貧困を抑制するために、 “Share Our Wealth”と呼ばれる、所得再分配を評価する運動を作りあげた。 ロングの社会改革は大きな人気を集めたが、独裁傾向を批判された。 1935年9月8日、バトンルージュのルイジアナ州議会議事堂で銃弾を浴び、 2日後に死亡した。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ファイナル・プロジェクト

オトーサン、 「おお、これもジャッキー・チェンだ」 いつも楽しませてくれます。 欲をいえば、007のモノマネでないほうが いいのですが... 原題:Jing cha gu shi IV: Jian dan ren wu (1996)    警察故事4之簡單任務    Police Story 4 監督:Stanley Tong 脚本:Greg Mellott /Elliot Tong/Stanley Tong/Nick Tramontane Genre:Action / Adventure / Comedy / Crime / Drama / Thriller Rated PG-13 for plentiful action/violence. Runtime:Hong Kong:107 min / USA:88 min Country:Hong Kong / USA Language:English / Cantonese / Mandarin 上映時間:114分 あらすじ: ジャッキーは、国際的なスパイ網のおとり捜査に加わる。 だが、そのひとりツイが逃亡し、逮捕するよう命令される。 この結果、ジャッキーは、世界中を飛びまわることになり、 オーストラリアの水族館で、ツイの妹アニーと出会う。 彼は、生き延び、悪漢どもを逮捕しようとする。 出演者: Jackie Chan ... Chan Ka Kui(チャン) Jackson Liu ... Jackson Tsui(ツイ) Annie Wu ... Annie Tsui (アニー) オトーサン、 「や−、ジャッキー、元気だな」 JACKIE CHAN ジャッキー・チェン 誕生日 1954/4/7  出身 香港九龍 7歳の時、仕事の関係でオーストラリアへ渡った両親から離れ、 一人香港に残り、北京戯劇学院で寄宿生活を送る。 在学中に陳元龍の芸名で映画のスタントマンやアクション指導、 俳優の仕事を始めるが、進展なく、一度は映画界を断念。 しかし、ウィリー・チャンの誘いで 76年、中国語芸名を成龍に改め再出発を図ると、 76年「スネーキーモンキー 蛇拳」 78年「ドランク・モンキー酔拳」が大ヒットし、 ブルース・リー亡き後の香港アクション・スターのトップに。 80年「バトルクリーク・ブロー」でハリウッド映画進出。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1962年「大小黄天覇」 1971年「ジャッキー・チェンのファイティング・モンキー/昇竜拳」 1972年「アンジェラ・マカオの女活殺拳」 1973年「ジャッキー・チェンのヤング・タイガー」 1974年「ジャッキー・チェンの鉄指拳」「燃えよジャッキー拳」      「金瓶梅」 1975年「ジャッキー・チェンの飛龍拳」 1976年「新ドラゴン怒りの鉄拳」      「ジミー・ウォング&ジャッキー・チェン/キラー・ドラゴン流星拳」      「スネーキー・モンキー蛇拳」「レッド・ドラゴン」 1977年「ジャッキー・チェンの少林寺木人拳」「成龍拳」 1978年「蛇鶴八拳」「ジャッキー・チェンの拳精」      「ドランクモンキー/酔拳」      「ジャッキー・チェンの燃えよ!飛龍神拳」      「ジャッキー・チェンの龍拳」      「ヤング・ボディガード/神拳」      「ジャッキー・チェンの鉄指拳」 1979年「クレージー・モンキー笑拳」      「ドランクマスター/酒仙拳」 1980年「ヤング・マスター/師弟出馬」      「バトルクリーク・ブロー」 1981年「キャノンボール」 1982年「ドラゴン特攻隊」      「ジャッキー・チェンの醒拳」「ドラゴンロード」 1983年「キャノンボール2」 1984年「五福星」「プロジェクトA」「スパルタンX」 1985年「七福星」「大福星」「ファースト・ミッション」      「プロテクター」「ポリス・ストーリー/香港国際警察」 1986年「サンダーアーム龍兄虎弟」      「クラッシュ・エンジェルス/失われたダイヤモンド」 1987年「プロジェクトA2」 1988年「サイクロンZ」「ポリスストーリー2 九龍の眼」 1989年「奇蹟 ミラクル」 1990年「ストロンゲスト」「プロジェクト・イーグル」 1991年「炎の大捜査線」 1992年「ツイン・ドラゴン」「ポリス・ストーリー3」 1993年「シティーハンター」「プロジェクトS」      「新ポリス・ストーリー」 1994年「酔拳2」 1995年「デッドヒート」「レッド・ブロンクス」 1996年「ファイナル・プロジェクト」 1997年「ナイスガイ」◇ 1998年「ラッシュアワー」◇「アラン・スミシー・フィルム」      「ドラゴン 栄光への軌跡」 1999年「フー・アム・アイ」◇「ゴージャス」△「喜劇王」△      「ジェネックス・コップ」△ 2000年「シャンハイ・ヌーン」◇ 2001年「ラッシュアワー2」◇「アクシデンタル・スパイ」◇ 2002年「タキシード」◇ 2003年「シャンハイ・ナイト」◇「ツインズ・エフェクト」◆      「メダリオン」◇ 2004年「80デイズ」◇「香港国際警察 NEW POLICE STORY」◇      「花都大戦 ツインズ・エフェクトU」◆      「エンター・ザ・フェニックス」 2005年「THE MYTH 神話」◇ 2006年「プロジェクトBB」 その他の出演者: Bill Tung ... Uncle Bill Yuri Petrov ... Col. Gregor Yegorov Nonna Grishayeva ... Natasha John Eaves ... Mark Terry Woo ... Uncle Seven Kristopher Kazmarek ... Cmdr. Korda Ailen Sit ... Golden Dragon Club Member Chan Man Ching ... Golden Dragon Club Member Rocky Lai ... Golden Dragon Club Member Chan Wai To ... Golden Dragon Club Member Brett Arthur ... Hit Man Mark French ... Hit Man User Rating: 6.1/10 (4,119 votes) オトーサン、 「もっと高くていいのでは」 User Comments: DrLeneraさん 2003年10月13日 ジャッキー・チェンがジェームス・ボンドになる。 これは、ジャッキー・チェンの おそるべき「ポリス・ストーリー」シリーズの第4作になる。 西欧では、このシリーズを曖昧にしている。 ジャッキー・チェンは、基本的にジェームス・ボンドを演じる。 この映画、実に面白く、 多くの点で、最高の映画のひとつだ。 いくつかの信じられないアクションがあるが、 いい筋書きと演技がある。 ジャッキー・チェンのダイハード映画フアンも、 驚く2つのことがある。 この映画、批評家たちに不当な批判を受けたが、 マーシャルアーツが少ないというのだ。 だが、Crime Story や「タキシード」よりも多い。 この映画、アクションの多様化を狙っている。 スキーチェイスもあるし、大男との長い闘いもある。 (ジャッキー・チェンは 軽装で氷河の海に落下しそうになるが、ヘリに飛び乗ったり、 水中を走ったりするのだ!) 倉庫での戦いもある。 ジャッキー・チェンは、梯子を軽妙に使って戦う。 この映画、思ったよりも、テンポがスローだ。 だが、緊張が続き、 最後の30分は、信じられないほどのノンストップ・アクションだ。 そのクライマックスは、おそるべきカースタントなのだ。 なかでも最も重要なのは、水中でのマーシャルアーツの闘いだ。 ややおふざけだが、おそろしいことに変わりはない。 良くないのは、ジャッキー・チェンが怪我するあたりだ。 (「レッド・ブロンクス」でもそうだが) だが、そのおかげで、最後の闘いにつながっていく。 だが、気にすることはない。 実に楽しい。 ジャッキー・チェンは、明らかにボンド映画を意識している。 彼なりのやりかたで、やっているのだ。 (彼自身こう言っている。ボンドガールがいないのは残念) 悲しいことに、西欧向けは、20分カットされている。 筋書きも追いづらいし、 最悪なのは、いくつかのアクションがカットされている。 中には、水中でのすばらしい闘いもある。 オリジナルの香港版は、あらゆる点で優れている。 ニューラインシネマとミラマックスが、 アメリカ以外でつくられたジャッキー・チェン映画を みんなカットしているのは、ひどい。 完全版を探してみるべきだ。 オトーサン、 「そうか、番組宣伝だったんだ」 録画した映画をみはじめると、 にこやかにジャッキー・チェンが登場。 日本語で挨拶。 「"プロジェクトBB"、見てね」 これって、テレビ東京とのタイアップでしょうか? 放送法違反にならないのでしょうか?


プロジェクトBB

オトーサン、 「冴えない題名だな」 あやうくジャッキー・チェンの新作を見逃すところでした。 アメリカの題名を採用すべきでしたね。 「ジャッキー・チェンの赤ん坊」なら大ヒットしたのに。 原題:Bo bui gai wak (2006)    Baby 監督:Benny Chan 脚本:Jackie Chan/ Kam-lun Yuen Genre:Action / Comedy Country:Hong Kong Language:Cantonese 上映時間: あらすじ: 気まぐれで、何をやってもうまくいかない賭博師サンダル。 ドアに押しかけてくる債権者よりも、 もっと恐るべきことが出てきた。 泣き叫ぶ赤ん坊をなだめることだ。 だが、赤ん坊が債権者をかわす金のガチョウだったら? 彼は、オムツの交換、ミルク瓶、うんざりさせる子守唄に 耐えられるだろうか? 出演者: Jackie Chan ... Fong Ka Ho(サンダル) Louis Koo ... Octopus(フリーパス) Michael Hui ... Landlord(大家) オトーサン、 「相変わらず、元気だなぁ」 でも、一頃よりも大技はなくなって、 その分、機知に富んだ小技で勝負してします。 JACKIE CHAN ジャッキー・チェン 誕生日 1954/4/7  出身 香港九龍 7歳の時、仕事の関係でオーストラリアへ渡った両親から離れ、 一人香港に残り、北京戯劇学院で寄宿生活を送る。 在学中に陳元龍の芸名で映画のスタントマンやアクション指導、 俳優の仕事を始めるが、進展なく、一度は映画界を断念。 しかし、ウィリー・チャンの誘いで 76年、中国語芸名を成龍に改め再出発を図ると、 76年「スネーキーモンキー 蛇拳」 78年「ドランク・モンキー酔拳」が大ヒットし、 ブルース・リー亡き後の香港アクション・スターのトップに。 80年「バトルクリーク・ブロー」でハリウッド映画進出。 活躍度 ○→ 演技力   ☆☆☆★★★ アクション ☆☆☆☆☆☆ コメディ  ☆☆☆☆☆★ 出演作 1962年「大小黄天覇」 1971年「ジャッキー・チェンのファイティング・モンキー/昇竜拳」 1972年「アンジェラ・マカオの女活殺拳」 1973年「ジャッキー・チェンのヤング・タイガー」 1974年「ジャッキー・チェンの鉄指拳」「燃えよジャッキー拳」      「金瓶梅」 1975年「ジャッキー・チェンの飛龍拳」 1976年「新ドラゴン怒りの鉄拳」      「ジミー・ウォング&ジャッキー・チェン/キラー・ドラゴン流星拳」      「スネーキー・モンキー蛇拳」「レッド・ドラゴン」 1977年「ジャッキー・チェンの少林寺木人拳」「成龍拳」 1978年「蛇鶴八拳」「ジャッキー・チェンの拳精」      「ドランクモンキー/酔拳」      「ジャッキー・チェンの燃えよ!飛龍神拳」      「ジャッキー・チェンの龍拳」      「ヤング・ボディガード/神拳」      「ジャッキー・チェンの鉄指拳」 1979年「クレージー・モンキー笑拳」      「ドランクマスター/酒仙拳」 1980年「ヤング・マスター/師弟出馬」      「バトルクリーク・ブロー」 1981年「キャノンボール」 1982年「ドラゴン特攻隊」      「ジャッキー・チェンの醒拳」「ドラゴンロード」 1983年「キャノンボール2」 1984年「五福星」「プロジェクトA」「スパルタンX」 1985年「七福星」「大福星」「ファースト・ミッション」      「プロテクター」「ポリス・ストーリー/香港国際警察」 1986年「サンダーアーム龍兄虎弟」      「クラッシュ・エンジェルス/失われたダイヤモンド」 1987年「プロジェクトA2」 1988年「サイクロンZ」「ポリスストーリー2 九龍の眼」 1989年「奇蹟 ミラクル」 1990年「ストロンゲスト」「プロジェクト・イーグル」 1991年「炎の大捜査線」 1992年「ツイン・ドラゴン」「ポリス・ストーリー3」 1993年「シティーハンター」「プロジェクトS」      「新ポリス・ストーリー」 1994年「酔拳2」 1995年「デッドヒート」「レッド・ブロンクス」 1996年「ファイナル・プロジェクト」 1997年「ナイスガイ」◇ 1998年「ラッシュアワー」◇「アラン・スミシー・フィルム」      「ドラゴン 栄光への軌跡」 1999年「フー・アム・アイ」◇「ゴージャス」△「喜劇王」△      「ジェネックス・コップ」△ 2000年「シャンハイ・ヌーン」◇ 2001年「ラッシュアワー2」◇「アクシデンタル・スパイ」◇ 2002年「タキシード」◇ 2003年「シャンハイ・ナイト」◇「ツインズ・エフェクト」◆      「メダリオン」◇ 2004年「80デイズ」◇「香港国際警察 NEW POLICE STORY」◇      「花都大戦 ツインズ・エフェクトU」◆      「エンター・ザ・フェニックス」 2005年「THE MYTH 神話」◇ 2006年「プロジェクトBB」 その他の出演者: Teresa Carpio ... Landlady Baoguo Chen ... The Triad Boss Charlene Choi ... Bak Yin Yuanyuan Gao ... Melody Andrew Wei Lin ... Calvin Bey Logan ... Emergency Room Doctor Nicholas Tse ... Cameo Courtney Wu ... Father Cherrie Ying ... Man Yee Terence Yin ... Max Biao Yuen ... Steve Mok User Rating: 6.6/10 (626 votes) オトーサン、 「ま、こんなものかも」 サービス精神横溢で、プラス0.5といったところ。 User Comments: brucev13さん Netherlands 2007年3月8日 ジャッキー・チェン映画の典型ではないが、面白い。 マーシャルアーツのジャッキー・チェンが好きなひとは、 失望するかもしれない。 これは、マーシャルアーツもあるコメディだ! 何も特殊なものはない。 だが、すてきな赤ん坊が主人公のスタントがある! 実のところ、この映画は、ジャッキー・チェンが 生真面目な俳優に転身しようとしている証拠なのだ! 私見だが、彼はドラマとコメディのコンビネーションに成功している! 最後に、驚きのおちがある! ジャッキー・チェンのこの新路線、支持したい! これは、ハリウッドでの冒険が終わった後で 香港で撮った三番目の映画だ! もう一度言おう。 香港で撮った映画は、ハリウッドで撮ったものよりも、 優れていると。 オトーサン、 「赤ちゃんのスタント・シーン、マネだけどな」 階段を転げ落ちる乳母車のシーン、 エイゼンシュタインの名作「戦艦ポチョムキン」がはじめです。 「アンタッチャブル」などいくつも模倣シーンがあります。 ところで、ジャッキー・チェンのハリウッド進出は、 成功だったのでしょうか? ○ジャッキー・チェンとハリウッド  元々、ハリウッド進出の意欲は高く、  「バトルクリークブロー」、「キャノンボール1」「2」、  「プロテクター」など米作品に主演してきたが評価は高まらなかった。  しかし、95年公開の香港作品「レッド・ブロンクス」が  全米興行収入初登場1位というアジア映画初の快挙を成し遂げ、  再びハリウッドへの道が開ける。  そして1998年の「ラッシュアワー」のヒットで、ハリウッドスターの地位を築く。  このラッシュアワーシリーズの続編「ラッシュアワー2」は  全世界興行成績で驚異的な大ヒットを記録する。  その後「シャンハイ・ヌーン」、「シャンハイ・ナイト」、  「タキシード」、「80デイズ」など、立て続けにハリウッド作品に主演。  アメリカを中心に世界各国での知名度が上がり、  アカデミー賞のプレゼンターとしても登場するなど、  世界を代表する東洋人ハリウッドスターとなった。  次回公開予定ハリウッド作品は「ラッシュアワー3」  (真田広之が悪役として出演)。  2007年には、ジェット・リー)との共演作の制作も予定されている。  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ブラッド・ダイヤモンド

オトーサン、 「ブラビ主演映画か?」 題名からの連想で、ブラッド・ピットかと思ったのですが、 まるで出違っていて、主演はレオでした。 原題:Blood Diamond (2006) 監督: Edward Zwick 原作:Charles Leavitt /C. Gaby Mitchell 脚本:Charles Leavitt Genre:Adventure / Drama / Thriller more Rated R for strong violence and language. Country:USA Language:Mende / English / Afrikaans 上映時間:143分 あらすじ: 舞台は、1990のシェラ・レオーネ。 内戦の最中だった。 「ブラッド・ダイヤモンド」は、 ジンバブエからやってきた元傭兵アーチャーと メンデの漁師ソロモンの物語である。 2人ともアフリカ人だが、 その歩みはまるで違っている。 その2人の運命が交わるのは、 希少なピンクのダイヤモンドをみつけて、 人生を変えたいという強い願望を共有するためだった。 密輸で刑務所にいる間に、アーチャーは知る。 ソロモンが、家族を奪われたあと、 ダイヤモンド砕石所で強制労働させられていたが、 異常に大きな赤い石をみつけ隠したらしいというのだ。 理想に燃えたアメリカ人記者マディ・ボーエンの助けを借りて、 2人は、反乱軍支配下地域に向かって歩きはじめる。 ソロモンにとっては、家族を取り戻すための旅であり、 アーチャーにとっては、またとない機会を手に入れることだった。 出演者: Leonardo DiCaprio ... Danny Archer(アーチャー) Djimon Hounsou ... Solomon Vandy(ソロモン) Jennifer Connelly ... Maddy Bowen(マディ・ボーエン) オトーサン、 「レオ、最高の演技!」 助演のジャイモン・ハンスゥ、威厳もあって、 すばらしい演技でした。 LEONARDO DICAPRIO  レオナルド・ディカプリオ 誕生日 1974/11/11 出身 独アーケンシュミット 米ロサンゼルス説もあり ダ・ヴィンチの絵の前で胎内で動いたのでつけられた。 イタリア系の父とドイツ人の母の間に生まれたが、 幼い頃、離婚し、母子家庭でハリウッドで育つ。 子供の頃から俳優を目指して、エージェントに所属する。 14歳からコマーシャルに出演し始めて、 徐々に活躍の場をテレビ・ドラマへ。 91年「クリッター3」で映画デビュー。 TVでは「GROWING PAINS」でレギュラーだった。 代表作は「タイタニック」のジャック役や 「ロミオ&ジュリエット」のロミオ役など。 「バスケットボール・ダイアリーズ」のジム役や 「ボーイズ・ライフ」のトバイアスなどの少年役を演じていた頃は、 思春期の心の機微を表現することにたけた俳優だったが、 最近は役柄にあまり方向性が感じられないのが気になるところ。 私生活ではモデルのアンバー・バレッタやヴィルジニー・ルドワイヤンなど 新しい恋人の噂が絶えず。 現在はブラジル・モデル、ジゼル・ブンチェンと交際中だが…… 活躍度 ◎↑ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1991年「クリッター3」 1992年「ボディヒート2」 1993年「ギルバート・グレイブ」「ボーイズ・ライフ」 1995年「クイック&デッド」◆「太陽と月に背いて」       「バスケットボール・ダイアリーズ」◇ 1996年「マイ・ルーム」◇「ロミオ&ジュリエット」◇ 1997年「タイタニック」◇ 1998年「仮面の男」◇「セレブリティ」◆ 1999年「ザ・ビーチ」◇ 2000年「あのころ僕らは」(1995年撮影) 2001年「ギャング・オブ・ニューヨーク」 2002年「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」 2004年「アビエイター」 2006年「ディパーテッド」「ブラッド・ダイヤモンド」 DJIMON HOUNSOU  ジャイモン・ハンスゥ 誕生日 1964/4/24 出身 西アフリカ・ベニン共和国 13歳でパリに留学、22歳の時にファッション・モデルとして働きはじめ、 デザイナーのシェリー・モーラーの写真集に参加。 その後、デビッド・フィンチャー監督に目に留まり、 3本のミュージック・ビデオに出演。 90年に俳優としてキャリアを積むべく、ロサンゼルスに移り住み、 90年に「WITHOUT YOU I'M NOTHING」で映画デビュー。 「不法侵入」「スターゲイト」などの脇役を経て、 「アミスタッド」でアメリカ人リーダー、シンケ役で ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされ、有名になった。 「グラディエーター」でもラッセル・クロウと共に戦う仲間ジュバを演じている。 2003年「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」で アカデミー賞助演男優賞にノミネート。 活躍度 △→ 演技力   ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆☆★★ コメディ  ☆☆☆★★★ 出演作 1992年「不法侵入」 1994年「スターゲイト」 1997年「アミスタッド」 2000年「グラディエーター」 2002年「ル・ブレ」 2003年「トゥームレイダー2」「サハラに舞う羽根」      「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」「パイカー・ボーイズ」 2005年「コンスタンティン」「アイランド」「ビューティー・ショップ」 2006年「エラゴン 遺志を継ぐ者」「ブラッド・ダイヤモンド」 JENNIFER CONNELLY ジェニファー・コネリー 誕生日 1970/12/12 出身 米ニューヨーク州ニューヨーク市 11歳の時、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で映画デビュー。 2001年「ビューティフル・マインド」のアリシア役で アカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。 夫は俳優のポール・ベタニー。 活躍度 △→ 演技力 ☆☆☆☆★★ アクション ☆☆☆★★★ コメディ ☆☆★★★★ 出演作 1984年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 1985年「フェノミナ」◇ 1986年「ラビリンス/魔王の迷宮」「ジェニファーの恋愛同盟」 1988年「ダルク家の三姉妹」◇ 1989年「エトワール」 1990年「ホットスポット」「恋の時給は4ドル44セント」 1991年「ロケッティア」 1994年「愛の奴隷」 1995年「ハイヤー・ラーニング」 1996年「狼たちの街」「誘惑の恋人たち」 1997年「秘密の絆」 1998年「ダークシティー」◇ 2000年「レクイエム・フォー・ドリーム」◆「ウエイキング・デッド」◇      「ポロック 2人だけのアトリエ」 2001年「ビューティフル・マインド」◇ 2003年「ハルク」◇「砂と霧の家」◇ 2004年「ダーク・ウォーター」◇ 2006年「ブラッド・ダイヤモンド」 その他の出演者: Kagiso Kuypers ... Dia Vandy Arnold Vosloo ... Colonel Koetzee Antony Coleman ... Cordell Brown Benu Mabhena ... Jassie Vandy Anointing Lukola ... N'Yanda Vandy David Harewood ... Captain Poison Basil Wallace ... Benjamin Kapanay Jimi Mistry ... Nabil Michael Sheen ... Simmons Marius Weyers ... Van De Kaap Stephen Collins ... Ambassador Walker Ntare Mwine ... M'Ed User Rating: 7.8/10 (27,796 votes) オトーサン、 「高いなぁ」 アカデミー賞ノミネート ・主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ ・助演男優賞:ジャイモン・フンスー ・音響効果賞: ・音響賞 ・編集賞 User Comments: john_cberryさん Canada 2006年12月4日 ハリウッド映画が死と暴力にあふれたアフリカを語った。 しかも、印象的な真実を提示した。 私は、実際にシェラ・レオーネのコノに住んでいる。 ダイヤモンド採掘地帯に3年間もだ。 だから、「ブラッド・ダイヤモンド」が上映されたら、 すぐさま見なければならなかった。 すばらしい映画だった。 撮影されたのは、シェラ・レオーネではなかったものの、 見事にこの国の現実を捉えていた。 この映画では、多くの暴力が描かれているが、 その暴力は、固有のもので、リアルであり、 ここで起きたことそのものだった。 製作陣は、私たちが驚いたのと同じ暴力の衝撃を そのまま伝達しようと努めていた。 シェラ・レオーネは、かつて、世界でもっとも安全な国のひとつだった。 映画は、ダイヤモンドにまつわる葛藤を手早く正確に描いている。 ディカプリオの演技は、印象的だった。 これまで見たうちで、最高だった。 白人系アフリカ人として充分に通じる。 ジェニファー・コネリーの役は大したことはなかったが、 立派に演じていた。 ジャイモン・フンスーは、勇敢なメンデの漁師として存在感があった。 この映画は、多くの点で正しい。 いくつかリアルさに欠ける点もあるが、許容範囲だ。 この映画、万人におすすめしたい。 この数年で見たうち、最高のハリウッド映画だ。 オトーサン、 「この映画の出来事、ほんとかなぁ」 ハリウッド映画ですから、大規模な脚色がされているのでは? でも、正確な事実に基づいていたようです。 ○シェラ・レオーネ共和国  シェラ・レオーネでは、  91年に反政府軍(RUF)が蜂起し、  同国で産出されるダイヤモンドを財源に、反政府戦闘行為が断続的に継続。  96年3月、大統領選挙を経てカバ大統領が就任したが、  97年5月、政府軍下級兵士による事クーデターによりカバ大統領はギニアへ脱出。  98年にECOWAS監視団(ECOMOG)によってクーデター派が駆逐され、  カバ大統領の合法政権が復帰した。  99年10月、国連安保理は、政府勢力と反政府勢力の間の和平合意を実施するための  要員派遣「UNAMSIL(国連シェラ・レオーネ監視団)」の増設を決定し、  DDR計画(元兵士の武装・動員解除、及び社会復帰)  (国連安保理決議による6000名の要員の派遣)が展開された。  以後、2000年5月にRUFによる国連PKO要員拉致事件が続き、  再び緊張が高まったが、ECOWAS諸国の仲介により、  2000年11月のシェラ・レオーネ政府とRUFとの間で停戦合意、  更に、2001年5月の両者間の武装解除の実施方法についての合意がなされる等、  状況は平静化した。  2002年1月18日、カバ大統領は、DDR計画の進捗状況に鑑み、  シェラ・レオーネにおける武装解除の完了宣言を行い、  また、右に続き、同年3月1日には国家非常事態の終了宣言がなされる等、  和平に向けての進捗が見られている。  出典:外務省、各国・地域情勢     http://www.taxlabo.com/foreign_infomation/sierraleone.html


映画の採点簿

ブラッド・ダイヤモンド ***** プロジェクトBB **** ファイナル・プロジェクト ***** オール・ザ・キングスメン **** ドラゴン・ハート **** ワーキング・ガール **** ロッキー・ザ・ファイナル ***** クイーン ***** ツォツィ ***** 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン **** あらしのよるに **** 蘇える金狼 **** 探偵物語 **** 特攻野郎Aチーム/必殺大西部作戦 **** ハンニバル・ライジング **** オー・ブラザー! ***** ラブソングができるまで ****  101 ****  沈黙の聖戦 ****  地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン ****  従妹ベット ****  復讐のビッグガン ****  黒いチューリップ **** ハリウッドランド ****  お手をどうぞ(仮題) ****  スパイダーマン3 **** 主人公は僕だった ****  バベル ***** あるスキャンダルの覚え書き ***** ミス・ポター ****  ブーメランのように ****  フリック・ストーリー ****  アラン・ドロンのゾロ ***** ペインテッド・ヴェール ~ある貴婦人の過ち~ ****  野獣死すべし ***** ザ・コア ****  マスク ****  スパイダー ****  パイレーツ・オブ・カリビアンワールド・エンド***** ヘブンズ・プリズナー ****  ホット・スポット ****  ブラッド・クライム 血に染まる森 **** レディホーク ****  紅の豚 ****  海賊キッド ****  9時から5時まで ***** ディレイルド 暴走超特急 ****  荒鷲の要塞 ****  シティヒート ****  ザ・シューター/極大射程 ***** キュラソー カリブの凶弾 ****  大空港 ***** 大日本人 **** 張り込みプラス **** 有頂天時代 ***** 恋愛アパート **** エグゼクティブ・コマンド **** プレステージ ***** C.C.ライダー **** 小鹿物語 ***** オクラホマ巨人 **** 300 スリーハンドレッド ***** ゾディアック ***** 地獄の戦線 **** アポカリプト **** ファイアーストーム **** 監督・ばんざい! **** ホット・ショット2 **** トブルク戦線 **** ダブル・チーム **** フライド・グリーン・トマト ***** 愛に翼を **** 山猫は眠らない2 狙撃手の掟 **** ゴッド・ディーバ **** ダイハード4.0 ***** ラスト・ボーダー **** ボルベール <帰郷> ***** シュレック3 ****  恋の選択 ****  エイティーン・アゲイン/これで2度目の18歳**** 約三十の嘘 **** 緊急逃亡 **** アライバル/侵略者 **** ハイエナの賭け **** ブラックライダー **** ママは美人警官No.1 **** クルーエル・インテンションズ **** アドレナリン ***** マイ・ガール ****  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ***** 傷だらけの男たち ****  ダニー・ザ・ドッグ ****  舞妓 Haaaan!!! ***** 魔女の宅急便 ***** キングコング **** 初体験リッジモンド・ハイ **** ハートブルー **** ブレイド3 **** 時をかける少女 ***** 逢びき *****

表紙に戻る