オトーサンの2019年その3

ほのぼの映画批評

前口上

ハリウッド映画の3D化が進んでいます。
でも、相変わらず、CGに頼り過ぎが目立ちます。
ひとびとは、冴えた技術だけを見に行くのでしょうか?
好不況を問わず、どう生きるかを知りたいのでは?
薄っぺらな人間ばかりではなく、
本物の人間による本物のドラマを見たいのでは?
見る本数が増え、年齢を重ねる度に、
その思いが強くなってきました。

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目次

6938 白い沈黙(BS 2014) 6937 仮面の男(BS 1998) 6936 グリーンブック(DVD 2018) 6935 アラジン (DVD 2019)
6934 英雄の条件(BS 2000) 6933 ブラックファイル 野心の代償(TV 2016) 6932 ガンマン無頼(BS 1966) 6931 JM(DVD 1995) 6930 ダイヤルM(TV 1998)
6929 アリータ:バトル・エンジェル(DVD 2019) 6928 エージェント・ウルトラ(BS 2015) 6927 ビッグケーヒル(BS 1973) 6926 モンスター上司2(TV 2014) 6925 熱砂の秘密(DVD 1943)
6924 運命の女(TV 2002) 6923 名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻(DVD 1984) 6922 ゴーストバスターズ2(BS 1989) 6921 ノッティング・ヒルの恋人(BS 1999) 6920 オデッサ・ファイル(BS 1974)
6919 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(TV 2013) 6918 ゴーストバスターズ(BS 1984) 6917 沈黙の標的(TV 2003) 6916 異国の出来事(DVD 1948) 6915 少佐と少女(DVD 1942)
6914 僕のワンダフル・ライフ(TV 2017) 6913 残穢【ざんえ】 −住んではいけない部屋−(BS 2015) 6912 日本一の断絶男(BS 1969) 6911 ワイルドカード(BS 2015) 6910 バットマン(BS 1989)
6909 アナベル 死霊館の人形 (TV 2014) 6908 バンブルビー(DVD 2018) 6907 マイマイ新子と千年の魔法(DVD 2009) 6906 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(BS 2016) 6905 ベイブ(BS 1995)
6904 マーニー(BS 1964) 6903 スパイ・ゲーム(BS 2001) 6902 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(DVD 2017) 6901 泥棒野郎(DVD 1969) 6900 座頭市二段斬り(BS 1965)
6899 ステキな金縛り(TV 2010) 6898 関ヶ原(TV 2017) 6897 ミッドナイト・イン・パリ(DVD 2011) 6896 女神よ、銃を撃て(DVD 2017) 6895 傭兵奪還(TV 2014)
6894 バック・トゥー・ザ・フューチャー(BS 1985) 6893 ブレードランナー2049(BS 2017) 6892 ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線(DVD 2018) 6891 タイム・トゥ・ラン(BS 2015) 6890 オンネリとアンネリのおうち(DVD 2014)
6889 砂の惑星(BS 1984) 6888 ホラ吹き太閤記(BS 1964) 6887 ゲーム・ナイト(DVD 2018) 6886 処刑ライダー(BS 1986) 6885 海底47m(TV 2017)
6884 タリーと私の秘密の時間(DVD 2018) 6883 コードネーム:ストラットン(BS 2017) 6882 さすらいの一匹狼(BS 1966) 6881 溺れるナイフ(BS 2016) 6880 チョコレート・ファイター(BS 2008)
6879 スパイダーマン:スパイダーバース(DVD 2018) 6878 聖の青春(BS 2016) 6877 アクアマン(DVD 2018) 6876 リンゴ・キッド(BS 1966) 6875 11ミリオン・ジョブ(TV 2013)
6874 クレージー作戦 先手必勝(BS 1963) 6873 テッド2(DVD 2015) 6872 テッド(DVD 2012) 6871 ひろしま(TV 1953) 6870 千と千尋の神隠し(TV 2001)
6869 トゥームレイダー(BS 2001) 6868 無責任遊侠伝(BS 1964) 6867 君の名前で僕を呼んで(DVD 2017) 6866 ルパン三世 バビロンの黄金伝説(BS 1985) 6865 ボディ・ハント(TV 2012)
6864 旅猫リポート(TV 2018) 6863 マイ・プレシャス・リスト(DVD 2016) 6862 イルカと少年2(TV 2014) 6861 香港クレージー作戦(BS 1963) 6860 ダンボ(DVD 2019)
6859 マジック・ツリー・ハウス(TV 2011) 6858 ザ・ヘラクレス(TV 2014) 6857 ファーゴ(BS 1996) 6856 トレイン・ミッション(DVD 2018) 6855 弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還(BS 2014)
6854 ビッグアイズ(DVD 2014) 6853 日本一のゴリガン男(BS 1966) 6852 ミクロの決死圏(BS 1966) 6851 スティグマータ/聖痕(DVD 1999) 6850 ペット(TV 2016)
6849 運び屋(DVD 2018) 6848 女王陛下のお気に入り(DVD 2018) 6847 ベテラン(BS 2015) 6846 日本一のゴマすり男(BS 1965) 6845 怒りのガンマン 銀山の大虐殺(BS 1972)
6844 エクスペンダブル・レディズ(TV 2014) 6843 アラバマ物語(BS 1962) 6842 無宿 やどなし(BS 1974) 6841 ファースト・マン(DVD 2018) 6840 TAXI ダイヤモンド・ミッション(DVD 2018)


白い沈黙

オトーサン、 「名監督なんだ」 アカデミー賞監督賞ノミネート ・スウィート ヒアアフター カンヌ国際映画祭パルム・ドールノミネート ・ADORATION ・秘密のかけら ・フェリシアの旅 ・スウィート ヒアアフター ・エキゾチカ 原題:The Captive (2014) 監督・原作:Atom Egoyan 脚本:Atom Egoyan/ David Fraser Genre:Crime/ Drama/ Mystery Country: Canada Language: English 上映時間:1h 52分 あらすじ: マシューは食料品店に立ち寄った。 自分の車に戻ってみると、 後部座席にいたはずの娘キャスがいなくなり、 マシューの幸せな家庭は崩れてしまった。 妻のティナは夫のマシューが キャスに暴行を加えたのではないかと 疑っていたのだ。 警察に駆け込んだマシューだが、 ダンロップ刑事とコーンウォール刑事は 事情聴取をするばかりで、 娘の捜索が始まる気配はない。 実は、警察はマシューが 何か知っているのではないかと疑っていたのだ。 キャスの失踪から8年後、 2人の刑事がネット上で キャスのものと思われる近影を発見した。 マシューは、キャスの捜索に乗り出した・・・ 出演者: Ryan Reynolds ・・・ Matthew Lane(マシュー) Mireille Enos ・・・ Tina Lane(ティナ) Peyton Kennedy ・・・ Young Cassandra(キャス) Scott Speedman ・・・ Jeffrey Cornwall(コーンウォール) Rosario Dawson ・・・ Nicole Dunlop(ダンロップ) オトーサン、 「ライアン・レイノルズ、うまいね」 その他の出演者: Kevin Durand ・・・ Mika Alexia Fast ・・・ Cassandra Lane Bruce Greenwood ・・・ Vince Brendan Gall ・・・ Teddy Aaron Poole ・・・ Mike Jason Blicker ・・・ Sam Aidan Shipley ・・・ Albert Ian Matthews ・・・ Willy Christine Horne ・・・ Vicky Ella Ballentine ・・・ Jennifer Jim Calarco ・・・ a Manager User Rating:5.9/10( 27,694 votes)IMDb User Rating:6.1/10( 331 votes) Yahoo! オトーサン、 「名匠の失敗作か?」 User Reviews rjohnnetさん 2014年12月22日 ポテンシャルが、伝えられなかった この映画、コンセプトはよい。 出だしのつくりも、よい。 問題は、過去から未来に跳ぶこと。 観客が、筋道が分からず、戸惑ってしまう。 ライアン・レイノルズの演技がいい。 他のキャストは、見ていてややわずらわしい。 散々、サスペンスを盛り上げておいて、 終わりが呆気ないのには、ガッカリだ。 オトーサン、 「同感」 黒美君彦さん 2015年10月26日 サスペンスとしては物足りぬ アトム・エゴヤン監督らしく 社会派の薫りも漂うけれど、 基本これはサスペンス映画として 受け取るべきだろう。 だとすると何だか物足りない。 それは何なのか。 小児性愛者が、女児を誘拐して監禁し続ける。 挙句の果てに、同好の変質者たちによる ネットワークを使い、 悶え苦しむ親の姿を窃視して愉しむ。 そこまでして自らの嗜好を公開する というのは犯罪の重さから考えると 確かに想像しにくい。 とはいえ、実際に誘拐した子供を 家で監禁していた事件が 北米では発生しているのだから、 それに近い連中がいるということか? ただネット接続すれば、 どこにいるかは 遡って追求できそうな気がするけどなあ。 ばらばらのピースを見て 一瞬でパズルが何かがわかる刑事、 きっと彼の才能が役立つんだと思っていたけど、 そんなシーンはあったっけ?(笑) ダンロップ刑事をワゴン車に閉じ込めたのも ワケわからん。何が目的だったのだか。 時間軸が行き来するのは、 注意深く観ている分にはさほど混乱しないけど、 ちょっと目を離したらワケがわからなくなりそう。 氷結したナイアガラが見える 寒々しいオンタリオ州の町は美しかったけれど、 もう少し深みがあるかと期待していた分、 やや期待はずれ。 結局主人公が誰かはっきりしなかったような気がする。 そんなわけでサスペンス感もやや薄い。 その辺が中途半端に終わった理由か。


仮面の男

オトーサン、 「2002年に見たね」 ・仮面の男 映画批評NO.☆431 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:The Man in the Iron Mask(1998) 監督・脚本:Randall Wallace 原作:Alexandre Dumas pere Genre: Action / Adventure / Drama Rated PG-13 for sequences of violence and some sensuality/nudity Country: USA Language: English 上映時間;132分 あらすじ: 1662年、パリは飢えている。 ルイ14世がが若い女性たちを次々と寵愛し、 戦争に無駄金を使っているからだ。 護衛隊長のダルタニアンが辛うじて 王を陰謀から守っている。 ルイ14世は、軍人・ラウルの恋人、 貧しいクリスティーヌに目をつけている。 クリスティーヌを奪うために、 ラウルを前線に送り、戦死させてしまう。 陰謀のリーダーを殺すため、 国王は、ポルトスと一緒に、 元三銃士のひとりで、 いまは僧侶のアラミスも呼び戻す。 未亡人となった皇太后は、 チャペルで、バスティーユの牢獄に 閉じ込められている 鉄仮面の囚人フィリップを憂えている。 不信、静寂、忠誠、激怒、罪 が激突しようとしていた・・・ 出演者: Leonardo DiCaprio ・・・ King Louis XIV/Philippe(ルイ14世/フィリップ) Judith Godreche ・・・ Christine Bellefort(クリスティーヌ) Peter Sarsgaard ・・・ Raoul(ラウル) Gabriel Byrne ・・・ Captain D'Artagnan(ダルタニアン) John Malkovich ・・・ Athos(アトス) Gerard Depardieu ・・・ Porthos(ポルトス) Jeremy Irons ・・・ Father Aramis(アラミス) オトーサン、 「ディカプリオの1人2役は、無理がある。 いいのは、ポルトスとアラミスだけだ」 その他の出演者: Anne Parillaud ・・・ Queen Mother Anne Edward Atterton ・・・ Lieutenant Andre Hugh Laurie ・・・ King's Advisor David Lowe (V) ・・・ King's Advisor Brigitte Boucher ・・・ Madame Rotund Matthew Jocelyn ・・・ Assassin Karine Belly ・・・ Wench Emmanuel Guttierez ・・・ King's Friend User Rating:4.9/10( 207 votes)IMDb User Rating:8.3/10( 632 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれたね」 User Reviews TheLittleSongbirdさん 2013年12月19日 原作者デュマは、非常に悲しむだろう 4回の「鉄仮面」の映画化のなかで、 これは断然、最悪だ。 安っぽい。 音楽も、ディテールもよくない。 カラーも、照明も同様だ。 シナリオは、退屈だ。 ペースもよくない。 せりふも、アクションも生煮えだ。 キャラクターが面白くない。 ストーリーはゆっくり始まり、 中間で、回復せず、混乱しまま。 スリル、緊張、楽しみが、見当たらない。 監督も、お粗末だ。 オトーサン、 「いくつか、みたね」 ・鉄仮面 映画批評NO.☆3226/☆2864 ・三銃士 映画批評NO.2137 ・三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 映画批評NO.4406 コペンさん 2013年11月23日 善と悪のディカプリオ ひとりの俳優が二役をするのは 並大抵では無い! ディカプリオがそれを見事に演じ分けている! ・悪 ルイ14世を演じている時は 目がつり上がっている様に見えたし、 ・善 フィリップを演じている時は 面差しが穏やかに見えた! そういう風にメイクしているのだろうが、 見事としか思えない。 周りを固める俳優が良い味というか?! 良いスパイスになっているというか?! 4銃士、アラミス、アトス、ポルトス、ダルタニアン それぞれの立場で葛藤する場面がある。 アラミス、アトス、ポルトス、 と敵対するダルタニアン、 最後は仲間に加わる! 何故 心が揺れ動くのか?! その謎もこの映画を最後までみれば納得します。 アンヌ王女役のアンヌ・パリノー イイおんなだなぁ?!


グリーンブック

オトーサン、 「いい指摘だなぁ、敦煌さん」 ・この作品を傑作たらしめているのは 「白人と黒人の友情物語」である以上に、 「長所と短所を持つ2人の男の友情物語」 であるところ。 原題:Green Book (2018) 監督:Peter Farrelly 脚本:Nick Vallelonga/Brian Hayes Currie/Peter Farrelly Genre:Biography/ Comedy/ Drama Country: USA Language: English/Italian/Russian/German 上映時間:130分 あらすじ: 1962年、アメリカ。 ニューヨークの一流ナイトクラブで 用心棒を務めるトニー・リップは、 ガサツで無教養だが家族思いのイタリア系男。 店の改修で仕事がなくなり、 バイトを探していた彼のもとに 運転手の仕事が舞い込む。 雇い主はカーネギーホールに住む 天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリー。 黒人差別が色濃く残る南部での 演奏ツアーを計画していて、 腕っぷしの強い運転手兼ボディガードを求めていた。 こうして2人は、黒人が利用できる施設を記した 旅行ガイドブック“グリーンブック”を手に、 どんな厄介事が待ち受けているか分からない 南部へ向けて旅立つのだったが・・・ 出演者: Viggo Mortensen ・・・ Tony Lip(トニー・リップ) Mahershala Ali ・・・ Dr. Don Shirley(ドクター・シャーリー) オトーサン、 「2人のかけあいが、お見事!」 その他の出演者: Linda Cardellini ・・・ Dolores Sebastian Maniscalco ・・・ Johnny Venere Dimiter D. Marinov ・・・ Oleg P.J. Byrne ・・・ Record Exec Mike Hatton ・・・ George Don Stark ・・・ Jules Podell Iqbal Theba ・・・ Amit Brian Stepanek ・・・ Graham Kindell Tom Virtue ・・・ Morgan Anderson User Rating:8.2/10( 251,854 votes)IMDb User Rating:8.9/10( 6,102 votes) Yahoo! オトーサン、 「説得力があるなぁ」 アカデミー賞受賞 ・作品賞 ・助演男優賞 マハーシャラ・アリ ・脚本賞 ノミネート ・主演男優賞 ヴィゴ・モーテンセン ・編集賞 User Reviews martindonovanitalyさん 2018年12月26日 Are We There Yet? 私達はいまだにそこにいるのか? 私達の国でのさらなる目覚めの旅 ゴア・ヴィダルは、それを記憶喪失の米国と呼んだ。 (小説家、劇作家、評論家、脚本家、俳優、政治活動家) 南部での不合理な行動。 最も親切なひとさえ、厄介だ。 ヴィーゴ・モーテンセンは、 イタリア系アメリカの人として、 カンペキだった。 彼が心を開いていく様は、まさに喜びだ。 そして、マハーシャラ・アリは、 その人を惹きつける性格で、本作を高めている。 モーテンセンとアリは、人間性を吹き込んでいる。 本作の結末は、2018年で最も満足なものだ。 希望を残す。 私達は、いまだにそこに至っていないが、 すぐに行くだろう。 新年おめでとう! オトーサン、 「同感」 黒美君彦さん 2018年3月4日 万人受けする作品 アカデミー賞の作品賞、助演男優賞、脚本賞を 受賞した万人受けする作品。 時代は1962年。 この時期は人種で隔離することが まだ、いわゆる「ジム・クロウ法」 などで認められていた。 そんな時代に敢えて黒人差別が 根深い南部にツアーに出ることにした 天才ピアニストのドクター・シャーリー。 用心棒兼ドライバーに雇った トニー・バレロンガは がさつで乱暴なイタリア系。 しかしツアーを続けるうちに 互いに認め合って友情が芽生える… という“バディ・ムービー”であり、 ロード・ムービーでもある。 脚本を書いたニック・バレロンガは トニーの息子で、 2013年相次いで二人が亡くなった後に 映画化しようと企画したのだとか。 とにかく人間は棄てたものじゃないと ほっとさせる作品に仕上がっている。 ところどころくすっと笑えるシーンもあるけれど、 二人の距離がぐっと近づくのが ケンタッキー州でトニーが大喜びする 「ケンタッキー・フライド・チキン」のくだり。 アフリカ系アメリカ人として 上流階級に属してきたドクターは、 ファストフードであるフライドチキンなど 食べたことがない。 ところがひと口食べてから すっかりフライドチキンに夢中になってしまう。 タイトルの「Green Book」とは、 当時出版されていた 「黒人が利用可能な施設を記した 旅行ガイドブック」のこと。 公民権運動がまだこれからという時期だ。 だが一方で映画監督のスパイク・リーが この作品を批判したというのもよくわかる。 実話とはいえ、設定が1990年に大ヒットした 『ドライビングMissデイジー』と さほど変わっていないからだ。 これは「白人視点による 黒人描写のステレオタイプ」ではないのか という批判には大いに頷けるところがある。 ドクター・シャーリーが洗練され、 天才ピアニストであったということ。 つまりその背後にあるのは 「白人化した黒人」なのではないか ということだ。 人種差別はそうした属性に有無に関わらず あってはならない、という立場からすると、 この作品は物足りないというのはよくわかる。 つまり、何の取り柄もなかったとしても (例え犯罪者であろうと) 人種による差別は許されてはならない。 その視点は決して失ってはならないだろう。 ただ、映画としては万人に受ける構成であり 楽しめた。 主役のふたり、マハーシャラ・アリと ヴィゴ・モーテンセンがそれぞれ巧い。


アラジン

オトーサン、 「なんで、任せたのかな」 ガイ・リッチーの元妻は、マドンナ。 その影響を受けてか、 古典が歪曲されてしまいました。 原題:Aladdin (2019) 監督:Guy Ritchie 脚本:John August/ Guy Ritchie Genre:Adventure/ Family/ Fantasy Country: USA Language: Arabic/ English 上映時間:128分 あらすじ: アグラバーの町で 猿のアブーとともに暮らす貧しい青年アラジン。 市場へ繰り出しては盗みを働いていた。 ある日、侍女と出会う。 アラジンは彼女と心を通わせるが、 彼女の母の形見である腕輪を 猿が盗んので、ヒビが入る。 アラジンは腕輪を返すために王宮に忍び込み、 侍女との再会を果たすが、衛兵に捕らえられる。 国務大臣のジャファーは、 ジャスミンが王女だとアラジンに教え、 魔法の洞窟に入って魔法のランプを 取ってくるよう命じる。 猿とともに洞窟に入ったアラジンは、 岩に挟まれていた魔法の絨毯を助け、 ランプを取るが、 猿が「ランプ以外の財宝に触ってはいけない」 という掟を破って宝石に触れたことで、 洞窟に閉じ込められてしまう。 だが、絨毯の指示でランプをこすったところ、 ランプの中から魔人ジーニーが出現。 願い事を言えば3つかなえると言う・・・ 出演者: Mena Massoud ・・・ Aladdin(アラジン) Naomi Scott ・・・ Jasmine(ジャスミン) Marwan Kenzari・・・ Jafar(ジャファー) Will Smith・・・ Genie(ジーニー) オトーサン、 「若い2人は、いいんだけど」 その他の出演者: Navid Negahban ・・・ Sultan Nasim Pedrad ・・・ Dalia Billy Magnussen ・・・ Prince Anders Jordan A. Nash ・・・ Omar Taliyah Blair ・・・ Lian Aubrey Lin ・・・ Omi Amir Boutrous ・・・ Jamal Numan Acar・・・ Hakim Omari Bernard ・・・ Guard #1 Nathaniel Ellul ・・・ Guard #2 Sebastien Torkia ・・・ Guard #3 User Rating:7.1/10( 148,475 votes)IMDb User Rating:8.6/10( 6,680 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が高すぎる」 User Reviews chrewさん 2019年7月22日 かなり期待外れ この映画、粗悪品ではない。 よい点がいくつかある。 退屈ではないし、風景は美しい。 だが、CGIは少し時代遅れだし、 音楽は、まか不可思議だった。 私は、オリジナルのアラジンが好きだ。 特に好きでなかったのは、俳優。 登場人物の相性がいまいち。 ウィル・スミスは、OKだったが、 ほかにも、煩わしい点が多かった。 だが、これは私見。 エンジョイ! オトーサン、 「そうなんだ、今様にし過ぎだ」 warさん 2019年10月20日 アラジンは 小学生から何度も観てきた映画 ディズニーは大好き。 吹き替えで観ました。 特にアラジンは、すごい大好き。 普通に面白かった。 再来年ぐらいに また観ようかなーと思うような映画でした 王様は、頭悪いな。 ジャファーは悪い奴だったけど アニメとはまた違う悪さ。 主人公は、ジャスミン。 ジーニーには、アルって呼んでほしかった。 音楽は普通に良く、違和感なく楽しめた アルとジャスミンのイチャイチャが 増えていたけど、全然違和感なし。 ジーン、身体青いけど良かった。 ジーニーが出てきて、 あぁ‥この映画はアラジンの実写なんだと 確認できた 楽しめます。観て後悔は無かった


英雄の条件

オトーサン、 「2002年に見たね」 ・英雄の条件 映画批評NO.714 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Rules of Engagement (2000) 監督:William Friedkin 原作:Jim Webb 脚本:Stephen Gaghan Genre:Drama/ Thriller/ War Country: UK / Germany/ Canada/ USA Language: English / Arabic 上映時間:128分 あらすじ: 28年前、ベトナム戦争を生き抜いた ホッジスとチルダーズ。 ホッジスは第一線を退き弁護士となり、 チルダースは大佐としての責務を果たしていた。 暴徒の攻撃にさらされるイエメンの アメリカ大使館を救出するよう命を受け、 チルダースは現地に飛ぶ。 死者が次々と出る民衆たちの過激な襲撃。 ついに、チルダースは反撃命令を下す。 それは、大使館前の群衆に向かって銃撃せよ というものだった。 大使の救出は成功したものの、 一般市民83名の殺害は全世界に衝撃を与える・・・ 出演者: Tommy Lee Jones ・・・ Hayes Lawrence Hodges II(ホッジス) Samuel L. Jackson ・・・ Col Terry L. Childers(チルダーズ大佐) Guy Pearce ・・・ Maj Mark Biggs(マーク・ビッグス大佐) オトーサン、 「3人とも名演だね」 その他の出演者: Ben Kingsley ・・・ Ambassador Mourain Bruce Greenwood ・・・ U.S. National Security Advisor Bill Sokal Anne Archer ・・・ Mrs. Mourain Blair Underwood ・・・ Capt Lee, USMC Philip Baker Hall ・・・ Gen Hayes Lawrence Hodges, USMC (Ret) Dale Dye ・・・ MajGen Perry, USMC Mark Feuerstein ・・・ Capt Tom Chandler Richard McGonagle ・・・ court judge, Col E. Warner, USMC Baoan Coleman ・・・ Colonel Binh Le Cao, NVA (Retd) Nicky Katt ・・・ Hayes Lawrence Hodges III Ryan Hurst ・・・ Captain Hustings, USMC Gordon Clapp ・・・ Harris Amidou ・・・ Dr Ahmar Hayden Tank ・・・ Justin Ahmed Abounouom ・・・ Jimi Tuan Tran ・・・ translator John Speredakos ・・・ lawyer Jihane Kortobi ・・・ little girl David Lewis Hays ・・・ bailiff NCO Peter Tran ・・・ Col Cao's radio operator Bonnie Johnson ・・・ Mary Hodges Jason C. West ・・・ Col Childer's radio operator Attifi Mohamed ・・・ Tariq Zouheir Mohamed ・・・ Aziz Thom Barry ・・・ Chairman of the Joint Chiefs of Staff Kevin Cooney ・・・ Four-star General Helen Manning ・・・ Sarah Hodges David Graf ・・・ ARG Commander Conrad Backmann ・・・ Secretary of Defense Baouyen C. Bruyere ・・・ Col Cao's granddaughter G. Gordon Liddy ・・・ talk-show host User Rating:6.4/10( 42,359 votes)IMDb User Rating:6.5/10( 192 votes) Yahoo! オトーサン、 「よくできている」 User Reviews moviecatさん 2001年2月1日 よい俳優、いくつかの欠点 先週、このDVDを注文する時、 IMDBの格付けをチェックした。 6.5とあった。 私は、トミー・リー・ジョーンズと サミュエル・L・ジャクソンが好きなので、 注文した。 ジェットコースターのようだった。 ジョーンズとジャクソンは、 非常に信用できる仕事をした。 米国市民でないひとは、 そのステロタイプさに、いらいらするだろう。 私は、45歳以上、男性、アメリカ市民、軍人家族だ。 非常にエキサイティングな映画だと思う。 海兵隊員がイエメンの米国大使館に行かされての 戦闘シーンには、手に汗を握った。 証拠や証拠不足をめぐっての 法廷シーンの対決は、興味深かった。 私は、国務省の目的には合意できなかった。 チルダース大佐が置かれたストレスが多い状況について、 みんなが理解できるとは思わない。 魅力的な作品だった。 十分に借りる価値がある。 オトーサン、 「曲がり角にきているのでは?」 アメリカが世界中に軍を派遣し、 「世界の警察官」の役割を担っています。 そして、その先兵たる海兵隊の犠牲が ますます増加しています。 ジーナさん 2009年11月20日 納得しがたい 国家への忠誠心を誓った 誇り高き軍人は大量殺人者なのか? はたまた部下の命を守ったヒーローなのか? が焦点の法廷ドラマです。 なんやかんやマイナス点はありますが 一番大きい難点は・・・ 武装していたか、 どちらが先に発砲したのかを 証明できない状況で この結末にいたった事です。 この後味の良さ、都合の良さが ハリウッドなのかもしれないけど コレには不満が残りますね。 しかし、これが軍法会議を批判する意味で なされた事なら評価UPです。 ただ・・・製作者の本心が見えて来ないので 判断が難しいトコロ。 皮肉っているのか、単なる英雄物語なのか ・・・大きな違いですよね。 ブルース・グリーンウッドの考え方も 説得力のあるモノになっていれば良かったですね。 ナゼ隠蔽する事で戦争を防げるのか イマイチ理解できなかったです。 武装していないデモ隊を 一方的にアメリカ兵が撃った・・・ってほうが 逆にモメないですか? 体裁を守ろうとするベン・キングスレーと それに苦悩を示す妻の表情は印象的で良かったです。 トミー・リー・ジョーンズとサミュエル・L・ジャクソンと ガイ・ピアースの法廷劇は、 内容が甘いわりに彼らの熱演のおかげで 見応えがありました。 軍モノの要素、法廷モノの要素、サスペンスの要素に 男の友情物語と様々な要素を盛り込んでいながら 難解なストーリーになっていないので 肩肘張らずに鑑賞できる事はイイかもしれませんが、 こういった重いテーマで気軽に観れると言うのは どうにも違和感があります。 だからむやみにオススメできません。 冒頭の銃撃戦は臨場感たっぷりで 恐怖心を駆り立てられましたが、 大事な法廷論争が緊迫感のある内容に 仕上がっていなかったのがとても残念です。


ブラックファイル 野心の代償

オトーサン、 「へぇ、監督は日系2世なんだ」 ・シンタロウ・シモサワの 誕生日;1974/6/9 出身地;アメリカ・シカゴ 高校卒業後、 ジョージ・ワシントン大学で政治学を専攻。 映画への愛に目覚め、 卒業後すぐにハリウッドへと移る。 昼は脚本を書き、夜はナイトクラブDJ、 『THE JUON/呪怨』(04)の共同プロデューサーを務め、 清水崇監督に 日本人監督初の全米オープニング興収1位の栄誉を与えた。 その他に『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』(11/脚本)、 『リンガー 〜2つの顔〜』(11-12/製作・脚本)、 ケヴィン・ベーコン主演『ザ・フォロイング』(13-15/製作・脚本)、 フォレスト・ウィテカー主演『エンジェルの狂気』(13/脚本)など。 本作で念願の監督デビューを果たす。 原題:Misconduct(2016) 監督:シンタロウ・シモサワ 脚本: Simon Boyes/ Adam Mason Genre:Crime/ Drama/ Mystery Country: USA Language: English 上映時間:106分 あらすじ: 全米を牛耳るピアソン製薬は CEOアーサー・デニングの下、 新薬の治験結果を捏造し、多額の利益を得ていた。 メディアから激しい追求を受けていたが、 決定的な証拠が無く、不正行為は野放しのまま。 ベン・ケイヒルは、弁護士 ニューオーリンズのある一流弁護士事務所に勤める。 医師の妻シャーロットの流産をきっかけに 夫婦仲は冷え切っており、 仕事に打ち込むことで悲しみを忘れようとしていた。 そんなある日、ベンのSNSに 一通の友達リクエストが届く。 相手はエミリー。 男なら誰もが振り向く金髪美女で、 ベンの元恋人だ。 友達リクエストを承認すると早速メッセージが届き、 10年ぶりの再会を果たす。 ベンはそこで思いもよらぬ事実を知る。 エミリーはピアソン製薬に勤めており、 CEOのデニングと付き合っているというのだ。 さらに、不正行為の決定的な証拠である 機密ファイルを渡すと持ちかけられる。 世間の注目を浴びている事件を担当し、 勝訴すれば、昇進するだけでなく 知名度も格段に上がる。 ベンの野心に火がついた。 機密ファイルを受け取るために エミリーの部屋を訪れるベン。 そんな彼をエミリーは妖艶に誘う。 誘惑に負け、キスをする2人。 しかし、ベンは我に返り、 機密ファイルを手に部屋を後にする。 翌日、ベンは弁護士事務所の代表 チャールズ・エイブラムスに、 ピアソン製薬に対し訴訟を起こすよう持ちかける・・・ 出演者: Al Pacino ・・・ Charles Abrams(チャールズ・エイブラムス) Anthony Hopkins ・・・ Arthur Denning(アーサー・デニング) Josh Duhamel ・・・ Ben Cahill(ベン) Alice Eve ・・・ Charlotte Cahill(シャーロット) Malin Akerman ・・・ Emily Hynes(エミリー) オトーサン、 「パチーノ&ホプキンズ、やはり名優だね」 ジョシュ・デュアメルは、まぁまぁ。 その他の出演者: Julia Stiles ・・・ Jane Clemente Byung-hun Lee ・・・ The Accountant Glen Powell ・・・ Doug Fields Skye P. Marshall ・・・ Hatty Gregory Alan Williams ・・・ Richard Hill Ara Gelici ・・・ Joseph Andolini Jason Gibson ・・・ Graham Chris Marquette ・・・ Giffords Sara Fletcher ・・・ 911 Operator User Rating:5.3/10( 13,915 votes)IMDb User Rating:5.2/10( 221 votes) Yahoo! オトーサン、 「龍頭蛇尾!」 脚本がよくないね。 User Reviews cosmo_tigerさん 2016年3月11日 パチーノ&ホプキンズだ! だが、ゆっくりと興奮が消えていった。 なんという落胆か アーサー・デニング(ホプキンズ)は、 新薬の治験結果の捏造で訴えられている 製薬会社のCEOだ。 ガールフレンドのエミリーが、 機密ファイルをもって消えた。 ベンは、野心満々の弁護士。 ベンは、エミリーとよりを戻すが、 そのキャリアが脅されることになる。 落胆したのは、 パチーノとホプキンズが、 一緒にいたのは、わずか15分間だったのだ。 オトーサン、 「同感!」 memさん 2019年10月7日 豪華なキャストのチープな作品 アンソニー・ホプキンスと アル・パチーノの夢の競演と言いたいが、 この二人のギャラで予算不足なのか、 なんともチープな出来栄えだ。 大物俳優は年をとったせいか、 役作りもあまりせず 最近はどの映画でも同じように見える。 主人公のジョシュ・デュアメルはミスキャストで、 脚本のせいもあり、頭が悪すぎて とても有能な弁護士には見えない。 アジアでは大人気のイ・ビョンホンも やたら線が細くて下っ端のチンピラそのものだ。 脇役はすべてB級感満載の役者で (暴言ごめんなさい) 昼間のソープオペラみたいだ。 そのくせ、6万ドルのペンだの 1億ドルの報酬だの出てくる金額だけは 現実離れしていてやたら大きくて笑える。 というわけで悪口満載で心苦しいが、 映画というのは1に脚本2に監督で、 この土台がしっかりしていないと とんでもない作品になるのだなと実感した次第。 アメリカ映画には珍しく日本人監督なので 期待はしていたのだがとても残念だ。


ガンマン無頼

オトーサン、 「フランコ・ネロもの、何本見たっけ」 ・続・荒野の用心棒 映画批評NO.☆5459 ・真昼の用心棒 映画批評NO.6107 ・裏切りの荒野 映画批評NO.6110 原題:Texas, addio (1966) 監督:Ferdinando Baldi 原作・脚本:Ferdinando Baldi/ Franco Rossetti Genre:Action/ Western Country: Italy / Spain Language: Italian 上映時間:93分 あらすじ: バートは、保安官 素晴しい拳銃使いで、 無法者をのさばらせず、 テキサスの小さな町ウィドー・ロックの 人々の絶大なる信頼を受けていた。 そのバートが、ある日突然町を出た。 果さねばならない誓いがあったのだ。 父を殺したシスコを探し出し、 裁判にかけること。 弟のジムと国境を越えメキシコの町へ。 町の人々はシスコの消息を 知っていたにもかかわらず、 口に出そうとしなかった。 シスコが残虐な支配者だったからだ。 二人は、ある老人の手引きで シスコの邸宅に乗り込むが、 そこで意外な事実を聞かされ、 逮捕が出来なくなった。 シスコは、ジムの父親だった! バートの父を殺し、母を犯したのだ。 やむなくバートは何も知らないジムを シスコの邸に残し、 テキサスへ帰って行った・・・ 出演者: Franco Nero ・・・ Sheriff Burt Sullivan(バート) Alberto Dell'Acqua ・・・ Jim Sullivan(ジム) Jose Suarez ・・・ Cisco Delgado(シスコ) オトーサン、 「相変わらず、ネロはかっこいいなぁ」 その他の出演者: Elisa Montes ・・・ Dancing Mulatta Jose Guardiola ・・・ McLeod Livio Lorenzon ・・・ Alcalde Miguel, the Mayor Hugo Blanco ・・・ Pedro Luigi Pistilli ・・・ Hernandez, the Lawyer Antonella Murgia ・・・ Burt's Mother in Flashback Gino Pernice ・・・ Bank Employee Giovanni Ivan Scratuglia ・・・ Dick, Burt's Deputy Silvana Bacci ・・・ Paquita, the Barmaid Remo De Angelis ・・・ Juan, Delgado Henchman Mario Novelli ・・・ Bounty Hunter User Rating:6.2/10( 1,237 votes)IMDb User Rating:7.5/10( 10 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれるかも」 User Reviews f.gimenezさん 2001年7月28日 素晴らしいマカロニ・ウエスタン フェルディナンド・バルディは、 すばらしい映画を作れる監督だ。 フランコ・ネロ、最もよいイタリアの俳優で、 再びピークに達した。 この映画を好かないひとは、 たぶん ヨーロッパ製の500本もの西部劇も、 好きになれないだろう。 あなたのジャンルではないのだ。 そして、「スタートレック」のほうが、 たぶん、よりエキサイティングだろう。 アクション、アクション、アクション この素晴らしいマカロニ・ウエスタンに満載だ。 オトーサン、 「そう、ネロのフアン向けだね」 gapperさん 2011年6月17日 テキサスよさらば マカロニ・ウエスタン初期の フランコ・ネロ主演作品。 音楽は叙情的で、 他のマカロニ・ウエスタンとは隔絶の感がある。 同年の「情無用のジャンゴ」と同じく 童顔の美少年を出し 女性のファン層を拡大狙った感じがある。 そのためかお色気はなく、 男からすると少々残念。 結果的に見所は、フランコ・ネロだけ。 メキシコは、暑いのに、 ハーフ・コートの一帳羅で 終始汗もかかずにクールに決めている。


JM

オトーサン、 「へぇ、こんな映画があったの?」 北野武とキアヌ・リーヴスが共演! なんて素敵な配役でしょう。 原題:Johnny Mnemonic (1995) 監督:Robert Longo 原作脚本:William Gibson: Genre:Action/ Drama/ SF Rated R for strong sf violence, and for language Country: Canada / USA Language: English / Japanese 上映時間:103分 あらすじ: 西暦2021年。 世界は巨大コンピューター・ネットワークで結ばれ、 人類の半数は電磁波による環境汚染が 原因の不治の病、NASに冒されていた。 情報を脳内のチップに記録して運ぶ “記憶屋”ジョニーは、最後の仕事として 北京からアメリカのニューアーク・シティまで、 極秘情報を運ぶ依頼を引き受ける。 北京で情報をダウンロードし、 その際、暗号の役目を果たすIDコードとして 3つの画像を同時にインプットした。 そこへ、情報を狙う巨大複合企業 ファーマコム社の手先である 多国籍犯罪組織“ヤクザ”の北京支部幹部 シンジとその配下が襲撃する。 ジョニーは辛くも逃げるが、 IDコードの画像の1枚を焼失し、 残る1枚と半分をシンジに奪われてしまう。 ニューアーク・シティに着いたジョニーだが、 脳に大量の情報を長時間メモリーすることは 生命の危険を意味していた。 一方、シンジも彼を追って市内に入り、 ボスのタカハシの元へ向かった。 今回の仕事のエージェント、ラルフィーが 敵の手先であることを知ったジョニーは アジトのバーに乗り込むが、逆に捕まる。 その窮地を女ボディガードのジェニーが救い、 二人はJ‐ボーン率いるアナーキスト集団 “ロー・テク”の助けを借りて、逃走に成功した。 その頃、タカハシのコンピューターの端末に 一人の女性の像が現れ、 一人娘をNASで亡くした彼の心を慰めた。 タカハシは、その女性が6年前に死んだ ファーマコムの創設者、 アンナ・コールマンであることを知った。 シンジは説教師と名乗る殺し屋カールを雇い入れ、 ジョニーを殺すよう命じた。 NASに冒されていたジェニーが倒れ、 ジョニーは肉体改造屋のスパイダーの元へ連れていく。 ジェニーは回復し、スパイダーが驚くべきことを告げた。 ジョニーの脳内の情報はNASの治療法であり、 提供主はファーマコム社を裏切った研究所員が 盗み出したものだった・・・ 出演者: Keanu Reeves ・・・ Johnny Smith(ジョニー) Dina Meyer ・・・ Jane(ジェニー) Ice-T ・・・ J-Bone(J‐ボーン) 北野武 ・・・ Takahashi(タカハシ) オトーサン、 「この4人、好演!」 その他の出演者: Denis Akiyama ・・・ Shinji Dolph Lundgren ・・・ Karl Honig Henry Rollins ・・・ Spider Barbara Sukowa ・・・ Anna Kalmann Udo Kier ・・・ Ralfi Tracy Tweed ・・・ Pretty Falconer Abraham ・・・ Yomamma Don Francks ・・・ Hooky Diego Chambers ・・・ Henson Arthur Eng ・・・ Viet User Rating:5.7/10( 63,333 votes)IMDb User Rating:/10( 220 votes) Yahoo! オトーサン、 「見るひとを選ぶかも」 ラジー賞ノミネート ・ワースト主演男優賞 キアヌ・リーヴス User Reviews Mike_Wigginsさん 2011年7月18日 ダークなSFの傑作 SF映画をみると、 前半で興味を喚起し、 後半が混乱し、筋書がよくないのが普通だ。 ("Star Trek V" が思い浮かぶ) 本作は珍しく、前半が悪く後半で挽回している。 私が監督を非難するせりふと状況のシーンがあった。 キアヌ・リーブスの物腰が混乱するカットだ。 私見では、必要以上の流血があった。 だが、それは好みの問題かも。 本作には、たくさんの良い点があった。 暗く、物寂しい未来についてのSFストーリーだ。 「ブレード・ランナー」に多少似ている。 驚異的なセット、エキストラ、 出来がよいコンピュータ効果があった。 病院のシーンは、上出来で、 「風とともに去りぬ」を想起させる。 アトランタの列車ヤードの生者と死者。 脇役では、アイスTとヘンリー・ロリンズが、 驚くほど良かった。 たくさんの汚い言語、流血が好きでないなら、 避けたほうがいい。 驚くほどよく作られたダークなSF映画が 好きなら、見る価値がある映画だ。 オトーサン、 「何度もみるといいかも」 ジーナさん 2008年9月23日 公開当時よりも面白くは感じたが・・・ 記憶屋という設定や キアヌにたけしさんにアイス・Tなど キャスティングに面白味は感じました。 ローテクとハイテクの環境区分や 電磁波による病気の蔓延など 良かったと思います。 しかし、この作品を面白いと思えない理由は 私が近未来SFが苦手だからだけではないはず! まず、キアヌの落ち着きの無い動きが 生理的に気持ち悪い(爆) 歩き方もひどくカッコ悪いし・・・ とにかくキアヌを嫌いになりそうな程 イチイチ不快なのでファンは観ないほうがイイです。 それから音楽の使い方。 ロック調の音楽は好きだけど、 効果的に使っていないため 楽曲を活かせていないという結果に・・・。 最後に・・・ 記憶の映像も見せすぎ長すぎで飽きる。 もう少し見せ場だけで使用するなど メリハリがあると良かったのですが、 結構な頻度でキアヌが歯を食いしばってます(汗) それだけ見せても 十分な質の高い映像なら良いのですが、 そういう訳でもなく平面的な映像なので 辛いモノがありますね。 正直、この映画観るの3回目ぐらいです。 それぐらい記憶に留めておくのが 難しい作品って事ですかね(爆) せめて遊び心でもあれば 1995年の近未来SFテイストとして 斬新なモノに仕上がったかもしれません。


ダイヤルM

オトーサン、 「2001年に見たね」 ・ダイヤルM 映画批評NO.352 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 ヒッチコックの名作「ダイヤルMを廻せ!」(1954) のリメイクです。 原題:A Perfect Murder (1998) 監督:Andrew Davis 脚本:Patrick Smith Kelly Genre: Drama /Thriller Rated R for violence, sexuality and language Country: USA Language: English /Arabic 上映時間:107分 あらすじ: 莫大な財産を持ち、 米国大使の側近として働くエミリー。 自分を高価なアクセサリーのように扱う 実業家の夫スティーヴンに愛情が持てなくなり、 無名の画家デイヴィッドと逢引を重ねていた。 スティーヴンは、ふたりの仲を知っており、 デイヴィッドが、実は前科者と知っていた。 スティーヴンは、実は破産寸前。 妻の遺産を手にいれるため、 デイヴィッドに、50万ドルの報酬で妻殺しを依頼。 犯罪の露見を恐れたデイヴィッドは、 エミリー殺しを承知してしまう・・・ 出演者: Michael Douglas ・・・ Steven Taylor(スティーヴン) Gwyneth Paltrow ・・・ Emily Bradford Taylor(エミリー) Viggo Mortensen ・・・ David Shaw(デイヴィッド) オトーサン、 「3人とも見事な演技!」 その他の出演者: David Suchet ・・・ Mohamed Karaman Sarita Choudhury ・・・ Raquel Martinez Michael P. Moran ・・・ Bobby Fain Novella Nelson ・・・ Ambassador Alice Wills Constance Towers ・・・ Sandra Bradford Will Lyman ・・・ Jason Gates Maeve McGuire ・・・ Ann Gates Stephen Singer ・・・ Effete Man at Met Laurinda Barrett ・・・ Met Woman #1 Aideen O'Kelly ・・・ Met Woman #2 Reed Birney ・・・ Merchant Prince #1 Vincent Smith ・・・ Merchant Prince #2 User Rating:6.5/10( 74,419 votes)IMDb User Rating:6.8/10( 315 votes) Yahoo! オトーサン、 「まぁ、よく出来てはいるが」 User Reviews MIKE-WILSONさん 2001年7月12日 許せるリメイク スタイリッシュなスリラーだが、 オリジナルには、近づけない。 「ダイヤルMを廻せ!」のプロットでは、 キーがどこに隠されていたか、 誰がそれを知っていたか、 そして、誰がそれを見つけるかにあった 実に手に汗を握るものがあった。。 だが、本作では、この部分が見過ごされている。 とはいえ、本作は、よく出来ている。 それは、マイケル・ダグラスのおかげだ。 彼は、本当に見事だ。 グウィネス・パルトローは、すばらしく見える。 だが、デヴィッド・スーシェは、 刑事として落第だ。 だが、本作にがっかりするのは、 そのエンディングだ。 最後の場面が狩猟においてつかんでいる オリジナルでは、キー探しが 手に汗握るのに、 どういう分けか、 アンドリュー・デイヴィス監督は、 ありきたりの銃撃で終わらせてしまった。 とはいえ、本作は、見る価値がある。 ストーリーをよく見る必要がある。 お奨めは、オリジナルのほうだ。 オトーサン、 「同感!」 dadadaさん 2000年7月20日 これってリメイク? ホントに最近のアメリカ映画は、リメイク流行。 オリジナルをまるっきりコピーした 「サイコ」を除くと、 大半がシチュエーションを拝借しただけで、 オリジナルとは全くの別物。 しかも、「xxxxxxを、大胆にアレンジ」 ってのはイイんだけれど、 改悪になっているものが多い。 この映画も、オリジナルとは全く似て非なるもの。 わざわざ、ヒッチコックを引き合いに出すなよ。 引き合いに出すから、映画自体が大損しているし、 オリジナルに思い入れのある人には不愉快だろう。 「トーマス・クラウン・アフェアー」もそうだったけど、 過去の名作サスペンスのリメイクってのは、 特に難しいようだ。 まぁ、デ・パルマみたいに、 知らん顔して自分の色にアレンジしてしまえば、 また別の面白さがあるんだけれど...。 「バニシングIN60」や「黒いジャガー」といった アクション物のリメイクも控えているようだが、 こっちは期待できるかな?


アリータ:バトル・エンジェル

オトーサン、 「ロバート・ロドリゲス監督作か」 カンヌ国際映画祭パルム・ドール ノミネート ・ シン・シティ 映画批評NO.☆1888 製作は、キャメロン監督。 その名作の影響ありありですね・ ・アバター 映画批評NO. ☆3457 ・タイタニク 映画批評NO.☆918 原題:Alita: Battle Angel (2019) 監督:Robert Rodriguez 原作:木城ゆきと 脚本:James Cameron/ Laeta Kalogridis Genre:Action/ Adventure/ SF Country: USA Language: English / Spanish 上映時間:122分 あらすじ: 世界が富裕層が暮らす天空都市“ザレム”と そこから排出された廃棄物が堆積する 荒廃したクズ鉄町“アイアンシティ”に 二分された未来都市。アイアンシティに暮らす サイバー医師のイドは、 クズ鉄の山の中からサイボーグの少女を拾い上げる。 頭部だけになっていた彼女は 300年前のサイボーグで、 長い休眠状態のために一切の記憶を失っていた。 イドはそんな彼女に新たな機械の身体を与えると、 “アリータ”と名付けて娘のように大切に育てていく。 やがて町へ飛び出したアリータは、 ザレムに行くことを夢みる 青年ヒューゴと出会い、 少しずつ心を通わせていくのだった・・・ 出演者: Rosa Salazar ・・・ Alita(アリータ) Christoph Waltz ・・・ Dr. Dyson Ido(イド) Keean Johnson ・・・ Hugo(ヒューゴ) オトーサン、 「アリータの造形美!」 その他の出演者: Mahershala Ali ・・・ Vector Jennifer Connelly ・・・ Dr. Chiren Ed Skrein ・・・ Zapan Jackie Earle Haley ・・・ Grewishka Jorge Lendeborg Jr. ・・・ Tanji Lana Condor ・・・ Koyomi Idara Victor ・・・ Nurse Gerhad Eiza Gonzalez ・・・ Nyssiana Jeff Fahey ・・・ McTeague Rick Yune ・・・ Master Clive Lee Derek Mears ・・・ Romo Marko Zaror ・・・ Ajakutty Leonard Wu ・・・ Kinuba Elle LaMont ・・・ Screwhead Casper Van Dien ・・・ Amok User Rating:7.4/10( 165,153 votes)IMDb User Rating:8.2/10( 3213 votes) Yahoo! オトーサン、 「名作!」 User Reviews gerry_barnabyさん 2019年2月6日 美しく、すばらしく、信じ難い映画 ハリウッドが最終的にアニメ映画化権を得た。 ジェームズ・キャメロンとロバート・ロドリゲスが 一緒にもっと多く働くべきだと言いたい。 本作には、魂がある。 1000時間労働が、報われたと言える。 彼らは、美しい設定と背景を与え、 信じられない視覚効果とCGIによって 今年最もよい映画のひとつを作り出した。 ローザ・サラザール(声)による アリータ視覚効果を見よ。 スクリーンの彼女の目の輝き! まるで、実物の女優のようだ。 彼女の性格と演技は、魂と目的を与えている。 そして、出来がよい照明! それは聴衆に、自分が何者かを発見しようとしている 若い女性の感情の旅を味あわせる。 恋愛話は、適正だし、 アクション・シーケンスも、ムリがない。 登場人物は、よく描きこまれている。 すべてのシーンに魅了される。 続編がほしい。 唯一のわずかな欠点は、ペースかも知れない。 オトーサン、 「ふーん、こういうひともいるんだ」 Katsumi_Egiさん 2019年3月10日 拡張身体 26世紀の夜の舗道も濡れている。 これはいい。 26世紀のこの街も 「ブレード・ランナー」のLAのようだ。 これはどうだろう。 都合のいい展開はいいが、 ラッキー続きがつまらない。 町の外の湖に沈んだ宇宙船の中から、 拡張身体を持ってくるあたりで、 度が過ぎると思えて来る。 全体、アクションにはキレがある。 でも飽きて来る。 主人公アリータの造型が 雑過ぎるのもその一因だ。 バックグラウンドや性格付けも雑だが、 コンピュータ処理での整形は、 複数の意味で愚行だと思う。 彼女だけ、ストップモーションアニメーションのようで (誇張してるけど)、死活のスリルだとか、 身体能力の驚きだとかが減衰する。 あるいは、映画界(及び映画ファン)にとって、 新たなアクション女優を発見する楽しみを奪っている。 世界観全体も、キャラクターも、薄っぺらい。 ジェニファー・コネリーのガーターベルト姿を 見ることができたのは救い。


エージェント・ウルトラ

オトーサン、 「この監督、知らんなぁ」 CM やミュージックビデオで活躍し、 映画の世界に入ってきたイラン人。 1950〜60年代にかけて CIAが秘密裏に行っていた洗脳実験 「MKウルトラ計画」に着想を得ているとか。 原題:Agent Ultra (2015) 監督:Nima Nourizadeh 脚本:Max Landis Genre:Action/ Comedy/ SF Country: USA / Switzerland Language: English / Mandarin 上映時間:96分 あらすじ: 片田舎のコンビニでバイトするマイク。 フィービーという恋人がいるダメ男。 ある日、店に現われた謎の女性が 彼に暗号のような言葉を発して立ち去る。 その瞬間、彼の中で何かが覚醒する。 直後、襲いかかってきた2人の暴漢を スプーン1本で難なく退治してしまう。 マイク自身すら知らない彼の正体は、 CIAが極秘のマインド・コントロール実験で 生み出したスーパー・エージェントだったのだ。 やがてプロジェクトの封印を目論む CIAによって命を狙われるが・・・ 出演者: Jesse Eisenberg ・・・ Mike Howell(マイク) Kristen Stewart ・・・ Phoebe Larson(フィービー) オトーサン、 「有望株だけど」 ジェシー・アイゼンバーグの出演作で、 見たのは・・・ 「イカとクジラ」映画批評NO.☆4759 「ヴィレッジ」映画批評NO. 1492 「ソーシャル・ネットワーク」映画批評NO. 4110 その他の出演者: Topher Grace ・・・ Adrian Yates Connie Britton ・・・ Victoria Lasseter Walton Goggins ・・・ Laugher John Leguizamo ・・・ Rose Bill Pullman ・・・ Raymond Krueger Tony Hale ・・・ Petey Douglas Lavell Crawford ・・・ Big Harold Stuart Greer ・・・ Sheriff Watts Monique Ganderton ・・・ Crane User Rating:6.1/10( 78,221 votes)IMDb User Rating:6.1/10( 960 votes) Yahoo! オトーサン、 「うーん」 奇を衒う一人よがりな作風で、 共感できませんでした。 User Reviews staypuffさん 2016年5月12日 楽しんだ こいつは、キライだ。 ジェシー・アイゼンバーグは好かん。 だが、最初から、笑って、感じて、 興奮したので、驚いた。 チョーステキだし、 血まみれアクション満載でったのがいい。 コメディも、おかしかった。 シアリアスなシーンに投げ込まれるのがいい。 ツイストが主人公に同情させてくれる。 クリスティン・ステュワートの演技はすばらしい。 「トワイライト〜初恋〜」(2008)以上だ。 この映画、楽しめないひとは、 元気を出して! オトーサン、 「なんじゃこれ」 サルのアポロが大暴れする イラスト・アニメが ラストにくっついています。 ASHさん 2016年1月23日 君が車で、僕は木 ダメ男、実は凄腕のエージェントだった! ボンクラ版「ボーン・アイデンティティ」!!  秘めたるパワーに目覚める男が、 アクション映画とは無縁のジェシーが 演ってるってのがミソ。 アクション・シーンが もうちっと弾けていたら、傑作だったかも。 普通の人間を戦闘マシーンに 改造しておいて、お払い箱になったら始末する。 こう見えて、実はCIA批判? 結局、マイクは国家のために働く男に なっちゃったわけだから。 サルのアポロが大暴れする ヘタウマなイラストのアニメ。 マイクの妄想の具現化とはいえ、 あそこは実写でアクションが見たかった〜!! ダメ男のマイクに寄り添うフィービー。 いわゆる、だめんずかと思いきや、 彼をアッチ側の世界に引き入れた張本人。 任務終了後も、母性本能をくすぐられたのか 田舎町に留まる彼女、分かるわ。 血まみれのプロポーズも 電気ビリビリで台無しって、そりゃねぇよな。


ビッグケーヒル

オトーサン、 「うーん」 ジョン・ウェインは、 「勇気ある追跡」(1969)で、 凄腕の名保安官保安官 ルースター”コグバーンを演じて、 アカデミー主演男優賞を取りました。 この頃が、彼の最盛期だったのです。 原題:Cahill U.S. Marshal (1973) 監督:Andrew V. McLaglen 原作:Barney Slater 脚本:Harry Julian Fink/ Rita M. Fink Genre:Drama/ Western Country: USA Language: English 上映時間:103分 あらすじ: 腕利きの連邦保安官ケーヒルは 任務を終え家路についたが、 家では思いがけない事件が。 11歳になるビリーと17歳のダニエルが 銀行強盗の一味に加わろうとしていた。 兄弟は、家庭をかえりみない父に反発し、 牢にいるフレイザーら3人のならず者から、 銀行襲撃の話しを持ちかけられていたのだ。 兄弟は迷った末、3人を牢から出してしまった。 ビリーは、納屋に火をつける役を、 ダニエルは奪った金に埋める役を言い渡された。 ならず者3人は、アリバイ作りに牢に舞い戻った。 ただ襲撃中に、事件が起こっていた。 3人のならず者が、 保安官助手2人を射殺したのだ。 そんな時、無法者たちを追っていた 1年ぶりにケーヒルが帰ってきた。 ケーヒルは子供たちに不信感を抱いたものの、 再び強盗犯人を追うために クローディーを保安官助手に、 混血インディアンのライトフートを 道案内に雇って、山岳地帯に向けて出発した。 やがて一行は目撃者の証言に ぴったりの連中に出会い、彼らを逮捕した。 その頃、町に残されたビリーは 金の埋場所を変えようとして、 出獄したフレイザーに殺されそうになっていた。 息子たちの動静をさぐらせていたケーヒルは、 金の埋め変えた墓地に目星をつけた・・・ 出演者: John Wayne ・・・ U.S. Marshal J.D. Cahill(ケーヒル) Gary Grimes ・・・ Daniel Cahill(ダニエル) Clay O'Brien ・・・ Billy Joe Cahill(ビリー) George Kennedy ・・・ Fraser(フレイザー) Neville Brand ・・・ Lightfoot(ライトフート) オトーサン、 「ジョン・ウェイン、歳とってるな」 1907年生まれですから、66歳! 1979年に死去していますから、その10年前。 その他の出演者: Morgan Paull ・・・ Struther Dan Vadis ・・・ Brownie Marie Windsor ・・・ Hetty Green Royal Dano ・・・ MacDonald Scott Walker ・・・ Ben Denver Pyle ・・・ Denver Jackie Coogan ・・・ Charlie Smith Rayford Barnes ・・・ Simser Dan Kemp ・・・ Joe Meehan Harry Carey Jr. ・・・ Hank Walter Barnes ・・・ Sheriff Grady Paul Fix ・・・ Old Man Pepper Martin ・・・ Casey Vance Davis ・・・ the black man Kenneth Wolger ・・・ Boy Hank Worden ・・・ Albert James Nusser ・・・ Doctor Jones Murray MacLeod ・・・ Sheriff Gordine Hunter von Leer ・・・ Sheriff Jim Kane User Rating:6.5/10( 5,470 votes)IMDb User Rating:6.0/10( 9 votes) Yahoo! オトーサン、 「うーん、後味が悪いね」 User Reviews bkoganbingさん 2005年6月22日 ルースター・コグバーンなら、どう処理した? ジョン・ウェイン演じる 保安官ケーヒルは 仕事に取りつかれている男だ。 きちんとその仕事をするには 献身が必要だったと思う。 ウエインは、何人かのならず者に追いつく。 銀行強盗で奪った金を持っているのだ。 話の残りは、ダニエルとビリーが 気がとがめて、立ち直るかどうかだ。 保安官助手2人が任務遂行中に殺された。 別の映画では、ダニエルは死刑になっていただろう。 ジョン・ウェインは、躊躇なく若い犯罪者を撃つだろう。 だが、これは彼の家族が関係する ジョン・ウェイン映画だから、そうはしない。 デュークのファンならば この映画に満足できるだろう。 オトーサン、 「同感」 Ikedaさん 2004年3月11日 荒っぽい筋立て ジョン・ウエインが 最初に、取り囲まれた5人を相手に 撃ち勝つのも考えにくいですし、 二人の息子のやる事も少々、馬鹿げていて 荒っぽい筋立ての西部劇だと思います。 ウエインも年ですから、 馬に乗るカットもスタンド・インだろうと 思ってしまうのも映画にとけ込めない一つでした。 助演の中では、名子役だった ジャッキー・クーガンが、 年取った酔っぱらい役で 少し出ているのを懐かしく思いました。


モンスター上司2

オトーサン、 「ほう、続編が出来たのか」 第一作の出来がよかったので、 楽しみです。 ・モンスター上司 映画批評NO.☆5524 原題:Horrible Bosses 2 (2014) 監督:Sean Anders キャラクター創造:Michael Markowitz 原案:Jonathan Goldstein/John Francis Daley    Sean Anders/ John Morris 脚本:Sean Anders/ John Morris Genre:Comedy/ Crime Rated R for strong crude sexual content and language throughout 上映時間:108分 Country: USA Language: English あらすじ: 前作で憎き上司から解放された ニック、カート、デールの三人は、 独立して起業することを決意する。 だが、悪徳投資家である バートとレックス親子に騙され、 全財産を失ってしまう。 そこで、ディーンに相談したところ、 レックスの誘拐を提案される。 ニックらがホテルから 現場に移動しようとしていると、 なぜか、Dr.ジュリアが現れる。 ニック達は取引現場に行き、 バートから金を受け取った。 そんな中、突然銃声が鳴り響き、バートが死んだ。 撃ったのは、なんと息子のレックスだった・・・ 出演者: Jason Bateman ・・・ Nick Hendricks(ニック) Jason Sudeikis ・・・ Kurt Buckman(カート) Charlie Day ・・・ Dale Arbus(デール) Christoph Waltz ・・・ Bert Hanson(バート) Chris Pine ・・・ Rex Hanson(レックス) Jennifer Aniston ・・・ Dr. Julia Harris(Dr.ジュリア) Jamie Foxx ・・・ Dean Jones(ディーン) オトーサン、 「この三人、なんだなぁ」 三人寄れば文殊の知恵ではなく、 三人寄れば姦しいですね。 その他の出演者: Kevin Spacey ・・・ David Harken Jonathan Banks ・・・ Detective Hatcher Lindsay Sloane ・・・ Stacy Arbus Keegan-Michael Key ・・・ Mike Kelly Stables ・・・ Rachel Jerry Lambert ・・・ Skip Lennon Parham ・・・ Roz Suzy Nakamura ・・・ Kim Brandon Richardson ・・・ Blake Keeley Hazell ・・・ Miss Lang Bruno Amato ・・・ Sex Addict Police Officer Andy Buckley ・・・ Surveillance Audio Agent Sam Richardson ・・・ Producer Rob Huebel ・・・ Pinkberry Executive Brendan Hunt ・・・ Sex Addict Rebecca Field ・・・ Sex Addict Shelby Chesnes ・・・ Jogger (Cameo) Will Forte ・・・ Derelict (Cameo) User Rating:6.3/10( 147,048 votes)IMDb User Rating:6.1/10( 156 votes) Yahoo! オトーサン、 「まぁまぁ」 MTVムービー・アワード ノミネート ・トンデモ・シーン賞 ジェイソン・サダイキス/チャーリー・デイ 通販番組での新商品紹介にて User Reviews britquatriniさん 2018年8月20日 かなり良い続編 私は最初の映画とこれの両方が好き。 ストーリー展開は、やや予測できるが、 間違いなくおかしい。 そして、最初の映画のみんなに 会えるのは、すばらしい。 私が好きなのは、ジェイソン・ベイトマン、 チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキスだ。 この3人が出ているのなら、 間違いなく別の映画も見る。 この続編は、アカデミー賞には値しないが、 間違いなくおかしく、かなりよい続編だ。 オトーサン、 「マザーファッカー・ジョーンズ?」 そう、稀代の詐欺師で刑務所にいる ディーンの綽名です。 リーム555さん 2012年9月11日 これは面白かった。 掘り出し物。 結構なパワハラを受けてる三人だけど 「情報収集」とか凄く楽しそうで、 仲間に入りたいと思っちゃった。 意図しない形で上司同士が絡んだり、 思わぬ人がヒーローになったりと、 脚本もしっかりしてる。 マザーファッカー・ジョーンズの助言も ちゃんと役に立ってるんだよな〜。 (料金分の価値は絶対に無いけど)。 上司役三人は大物揃い。 安定のケヴィン・スペイシー、 もはやコント用メイクのコリン・ファレル、 そしてジェニファー・アニストン。 あの下着姿… ウエストのくびれセクシー。 デール羨ましいぜ。 NG集&アウトテイク集もなかなかでした。


熱砂の秘密

オトーサン、 「知らんなぁ」 本作の原作は、 ラヨス・ビロの戯曲「帝国ホテル」 原題の5つ墓(Five Graves)、 意表をつくアイディアです。 遺跡を発掘すると見せかけて、 武器弾薬を隠すなんて、 ロンメル将軍、敵ながらあっぱれ。 原題:Five Graves to Cairo (1943) 監督:Billy Wilder 戯曲:Lajos Biro 脚本:Charles Brackett/ Billy Wilder Genre:Thriller/ War Color: Black and White Country: USA Language: English / German 上映時間:96分 あらすじ: 1942年北アフリカ戦線。 ロンメル将軍傘下の独軍に追いつめられた 英軍の敗残兵ブランブル伍長は、 ひとりシディ・ハルフェイアのホテルに辿りついた。 直ちにロンメル将軍が町に進駐し、 ブランブルは、主人のファリドに匿われ、 先夜の空襲で死んだ給仕に変装した。 ホテルのフランス人メイド、ムーシュは、 弟をダンケルクで捕虜にさせられたので、 その助命をロメルの副官シュヴェグラー中尉に乞い、 体を代償にして許された。 死んだ給仕は独軍のスパイだったので、 ブランブルはロメル将軍の機密に接する機会を得、 やがて将軍がエジプトの五地点に 秘密貯蔵庫をかくしている事実をつきとめた。 一方、中尉は、 ブランブルが偽者であることを見破り、 ブランブルに殺害されたが、 中尉と秘密の取り引きをしたことから 嫌疑はムーシュにかかった。 ブランブルは彼女をあとに残して 連合軍陣地へ駆け込み、 かくて独軍の機密を知った連合軍は 一挙反撃作戦を敢行出来た。 半年後ホテルへ戻ったブランブルは、 ムーシュが連合軍の勝利を叫んで 銃殺されたと知り、冥福を祈るのだった・・・ 出演者: Franchot Tone ・・・ Corporal John Bramble(ブランブル伍長) Anne Baxter ・・・ Mouche(ムーシュ) Erich von Stroheim ・・・ Field Marshal Erwin Rommel(ロンメル将軍) オトーサン、 「フランチョット・トーン、好演!」 びっこ姿や、目つきの演技が秀逸です。 ロンメル将軍役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムは、 凄味もあり、人情味もあり、適役でした。 「メイド役、巧いな」 アン・バクスターなら当然です。 アカデミー賞受賞 ・助演女優賞:剃刀の刃 ノミネート ・主演女優賞:イヴの総て その他の出演者: Akim Tamiroff ・・・ Farid Peter van Eyck ・・・ Lieutenant Schwegler Fortunio Bonanova ・・・ General Sebastiano Philip Ahlm ... Second Soldier Kenneth Anspach ・・・ German Soldier Roger Creed ・・・ Fourth Soldier Leslie Denison ・・・ British Captain John Erickson ・・・ First Soldier Bud Geary ・・・ English Tank Commander Frederick Giermann ・・・ German Sergeant Clyde Jackman ・・・ Rommel's Orderly Ian Keith ・・・ Capt. St. Bride Miles Mander ・・・ Colonel Fitzhume Hans Moebus ・・・ Third Soldier Bill Mussetter ・・・ Schwegler (Body Guard) Fred Nurney ・・・ Maj. Lamprecht Peter F.U. Pohlney ・・・ German Soldier Otto Reichow ・・・ German Engineer John Royce ・・・ German Technician Konstantin Shayne ・・・ Maj. Von Buelow Sam Waagenaar ・・・ Rommel's Orderly User Rating:7.3/10( 4,568 votes)IMDb User Rating:7.8/10( 13 votes) Yahoo! オトーサン、 「隠れた名作だ!」 アカデミー賞ノミネート) ・撮影賞(白黒) ・室内装置賞 ・編集賞 User Reviews Christophe Chohinさん 2002年1月3日 良い宣伝映画 1943年のこの映画は、期待通りのもの。 ある種の宣伝だ。 だが、当時の映画には、 礼儀正しいような余裕はなかった。 同盟国が善で、ナチは悪だ。 だが、きまり通りには、描かれてはいない。 例えばロンメル、 確かに、彼は唯一の「健全な」ドイツ将軍であり、 精神が充実し、よい言葉を吐き、 よく教育された人物だ。 この人物をエーリヒ・フォン・ストローハイムが 良い形で演じている。 その間、メイドのムーシュは、 ペタンと同盟国の間で拷問される。 彼女は覚えている。 「フランスの兵士は、 ダンケルクのイギリス兵に置いていかれ、 ドイツ兵に捕らえられたり、殺されたりした」。 1943年において、なんという馬鹿げた文章なのだろうか。 だが、これは、ビリー・ワイルダー流の ユーモアなのだ。 シナリオは、とてもいい。 この映画は見る価値がある。 エルヴィン・ロンメルは、言う! 「我々は、チャーチルから その太い葉巻を取りあげてみせる。 ざまあみろ」 オトーサン、 「ロンメル将軍もの、何本か見たな」 ・砂漠の鬼将軍 ・砂漠の鼠 映画批評NO.1786 ・パットン大戦車軍団 映画批評NO.☆925 ・ロンメル軍団を叩け 映画批評NO.6617 ・ロンメル 第3帝国最後の英雄 Ikedaさん 2013年6月5日 面白い 北アフリカ戦線で イギリス軍はロンメル将軍に追い詰められ 後退する中、ブランブル伍長だけは 何とか砂漠の中のホテルに逃げ込んだ。 そのホテルにはファリドと メイドのムーシュしかいなかった。 彼を匿おうとしたが、 ロンメル以下のドイツ軍が来て、 そのホテルを司令部にすることになった。 ブランブルは 死んだ給仕に化けて生き延びようとしたが、 たまたまその給仕は ドイツのスパイとして イギリス側に潜入していた男で、 顔を知られていなかったので、逆に信用され・・・ 少々、ご都合主義的なストーリーですが、 かなりスリルがあって面白い映画でした。 上記のようにかなりの有力な役者が揃っているので 見応えがありますが、 アン演ずるムーシュが弟の助命を嘆願するあたりが 非常に微妙な立場で 話に面白さと同時に悲壮さを出していて、 面白くなっています。


運命の女

オトーサン、 「もし、強い風が吹いていなければ」 「もし、街で彼とぶつからなければ」 「もし、すぐタクシーがつかまって、 彼の家に行かないですんだのなら」 「もし、手をそっと握らなかったら」 原題:Unfaithful (2002) 監督:Adrian Lyne 原案:Claude Chabrol 脚本:Alvin Sargent/ William Broyles Jr. Genre:Drama/ Romance/ Thriller Rated R for sexuality, language and a scene of violence Country: France / Germany/ USA Language: English / French 上映時間:124分 あらすじ: コニーは、ニューヨーク郊外で暮らす専業主婦。 マンハッタンで会社を経営する夫エドワードと 9歳になる息子チャーリーと幸せな生活を送っていた。 ある日、チャーリーの誕生日プレゼントを買うため マンハッタンへ出掛けた。 通りを歩いていて、大量の本を抱えた青年と衝突。 その青年は、フランス人で ブック・ディーラーのポール。 膝を怪我したコニーの治療をするため 彼女を自分のアパートに招き入れる。 以来、何度か彼を訪ねることになったコニーは、 やがて越えてはならない一線を越えてしまう・・・ 出演者: Diane Lane ・・・ Constance "Connie" Sumner(コニー) Olivier Martinez ・・・ Paul Martel(ポール) Richard Gere ・・・ Edward Sumner(エドワード) オトーサン、 「3人とも、いいね」 その他の出演者: Erik Per Sullivan ・・・ Charlie Sumner Chad Lowe ・・・ Bill Stone Dominic Chianese ・・・ Frank Wilson Erich Anderson ・・・ Bob Gaylord Michelle Monaghan ・・・ Lindsay Kate Burton ・・・ Tracy Margaret Colin ・・・ Sally ?eljko Ivanek ・・・ Detective Dean Michael Emerson ・・・ Josh Damon Gupton ・・・ Other Businessman Joseph Badalucco Jr. ・・・ Train Conductor User Rating:6.7/10( 74,717 votes)IMDb User Rating:7.2/10( :269 votes) Yahoo! オトーサン、 「上出来の心理スリラー」 アカデミー賞ノミネート ・主演女優賞 ダイアン・レイン User Reviews mattymatt4everさん 2002年5月11日 非常に興味をそそる! 本作は「すばらしい」映画? アカデミー賞受賞の傑作? 正直、分からない。 私は、プロットに夢中になった。 芸術的価値を判断する余裕もなく、 終始一貫、シートにしがみついていた。 粋でセクシーなスリラーです。 俳優がいい。 それぞれの相性がすごい。 リチャード・ギアは、目玉スターだが、 主役は、美しいダイアン・レイン。 最も多くのスクリーンを占める。 スクリーン上の彼女の美しい顔を見ると、 いつも嬉しい。 しかも、彼女の最も力強い演技だ。 ニューカマーのオリヴィエ・マルティネは、 カリスマで、有能な俳優だ。 次のアントニオ・バンデラスになれるだろう。 リチャード・ギアは、 ここ何年も成功した映画がなかったが、 素晴らしく、微妙な演技をみせている。 エイドリアン・ラインの過去の作品を見ていないが、 賞賛された監督であることは知っている。 そして、今、本作を見たので 「危険な情事」などをチェックしたくなった。 彼は、トーンの設定をよく知っている。 統一感があるリズムのシーンがある。 本作は、興味をそそり、 注目せずにはいられない映画だ。 オトーサン、 「自首せず、夫婦の絆を確かめ合う。 そんな結末も、ありうるのでは? ただし、マスコミ沙汰にならなければ(笑)」 黒美君彦さん 2006年9月13日 巧みな心理描写 「不倫」をめぐる心理サスペンス といった趣だが、 ダイアン・レインがほぼ全て (リチャード・ギアもいるけど)。 何不自由ない美人妻が、 オリヴィエ・マルティネス演じる フランス人青年との情事に溺れ、その結果… というありがちなストーリーだが、 心理描写が巧みなので、最後まで飽きずに観られた。 触れたいけどぎりぎりまで触れない ストイックな関係から、弾けるように求め合う男女。 恋した時の女性の輝き。 それに気づいた夫の戸惑い。 そんなディテイルがこの作品を支えている。 ダイアン・レインがその時々の表情を見事に演じ分け、 美しく見えたり、疲れて見えたり、 老けて見えたりするのだから、なかなかの存在感。 不倫相手がそんなに魅力的とはとても思えないが、 一般的な彼の国の女性からは あれが「セクシー」ということになるのか知らん。 不倫はダメよ、というのが根底にあるのは勿論だが、 登場人物がもともといい人ばかりなので、 逆にリアリティーを感じさせる。 あの時、違う行動をとっていれば こんなことになっていなかったのに…というのは、 生きていればついてまわる命題だ。 いずれにしてもニューヨーク警察も アホやないから逃げ切れるとは到底思えず ということは夫は自首するしか道がないのではないかな。 日本的には「親子無理心中」しても おかしくない展開ですけどね。


名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻

オトーサン、 「やはり、宮崎駿さんは凄いな」 たった24分なのに、60分に感じられました。 原題:名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻(1984) 監督:宮崎駿 脚本:片渕須直 Genre:ミステリー/アドベンチャー 上映時間:24分 あらすじ: ホームズの最大のライバル モロアッチ教授が、 怪鳥型飛行機とともに現れ、 街は大パニック。 宝石店から秘宝“青い紅玉”を 盗み出したモロアッチだったが、 スリの少女ポリィに奪われてしまい・・・ 声の出演者: 柴田イ光彦・・・ ホームズ 大塚周夫・・・ モロアッチ教授 田中真弓・・・ ポリィ オトーサン、 「人物が活きてるね」 その他の出演者: 富田耕生・・・ ワトソン 信沢三恵子・・・ エリソン夫人 肝付兼太・・・ トッド 二又一成・・・ スマイリー 増岡弘・・・ 支配人 小宮和枝・・・ りんご売り User Rating:6.3/10( 14 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:8.7/10( 182 votes) Yahoo! オトーサン、 「名作だね」 User Reviews inuさん 2017年9月26日 映画版「名探偵ホームズ」 宮崎駿監督が演出・絵コンテを担当、 片渕須直監督が脚本を担当した 「風の谷のナウシカ」と 同時上映されたアニメ映画です。 TVアニメとして制作された作品ですが、 TV放映の前に劇場公開されたため、 TV版とはホームズやエリソン婦人など の声優さんとか、音響方面が違っています。 (私は映画版の方が好き) 主題歌・挿入歌も大好きだったのですが、 TV放映時はダ・カーポの歌に 代わってしまっていて残念です。 映画版はジブリコレクションで 発売されているので、 興味ある方は是非ご鑑賞ください。 オトーサン、 「同感!」 イニシャルKさん 2013年10月14日 「風の谷のナウシカ」よりも好き 宮崎駿監督が イタリアの製作会社と組んで手がけた テレビ用の短編なのだが、 テレビ用とは思えないほどの クオリティーの高さがあり、面白い。 中でも空中でのアクションの見せ方がうまいのが 宮崎監督らしいところで、見事としか言いようがない。 やはり宮崎監督の作品は、最近のものより この時期のもののほうが楽しめると改めて思った。 映画としてどうなのかと言われると 少し微妙な気もするが、 単純に楽しめる娯楽ものに徹していて、 比べるのは自分でもどうかと思うが、 劇場公開時に同時上映だったという 「風の谷のナウシカ」よりも 個人的にはこっちのほうが好みかもしれない。 ゲストヒロインの声を「天空の城ラピュタ」の パズーを演じた田中真弓が担当しているが、 ボーイッシュな外見ではあるが、 竜之介のような男勝りのキャラクターではなく、 言葉使いにちゃんと女らしさがあり、 少年役のイメージが強いだけに 多少違和感がなくもないが、 田中真弓のこういう女らしい演技は けっこう新鮮に感じる。 (とはいえ前半は ミスリードを狙っている感じなのだが) 「私は女よ」と竜之介のような セリフを言ったシーンでは思わず笑ってしまった。


ゴーストバスターズ2

オトーサン、 「2003年に見たね」 ・ゴーストバスターズ2 映画批評NO.898 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Ghostbusters II (1989) 監督:Ivan Reitman 脚本:Dan Aykroyd /Harold Ramis Genre: SF/ Fantasy / Comedy Country: USA Language: English 上映時間:102分 あらすじ: 5年後、 ゴーストバスターズは、 訴訟に悩まされ、破産。 法廷では、業務停止命令。 ディナの赤ん坊オスカーを乗せた乳母車が、 突然走り出し、道路の真中で 危うくバスに轢かれそうになった。 どうやら、何かが起きはじめたようだ。 ゴーストバスターズは、 乳母車が止まった道路に穴を掘り、 NY市の下を流れるユーレイたちの川を発見するが、 公有財産を破壊したかどで逮捕され、 法廷に引き出される。 しかし、裁判中に現れた2匹のユーレイを 処理したので、営業再開を許される。 だが、事業が軌道に乗ってたも束の間、 古代の破壊神ビーゴが、ディナの赤ん坊を狙う。 オスカーに乗り移ることで、再生できるからだ。 阻止できるのは、ゴーストバスターズ!・・・ 出演者; Bill Murray ・・・ Dr. Peter Venkman(ピーター) Sigourney Weaver ・・・ Dana Barrett(ディナ) William T. Deutschendorf ・・・.Baby Oscar(オスカー) Henry J. Deutschendorf II ・・・ Baby Oscar(オスカー) オトーサン、 「ビリー・マーレイ、芸達者だなあ」 その他の出演者: Dan Aykroyd ・・・ Dr. Raymond Stantz Harold Ramis ・・・ Dr. Egon Spengler Rick Moranis ・・・ Louis Tully Ernie Hudson ・・・ Winston Zeddemore Annie Potts ・・・ Janine Melnitz Peter MacNicol ・・・ Janosz Poha Harris Yulin ・・・ Judge Stephen'The Hammer' Wexler David Margulies ・・・ Mayor Lenny Kurt Fuller ・・・ Hardemeyer Janet Margolin ・・・ The Prosecutor Wilhelm von Homburg ・・・ Vigo User Rating:6.6/10( 170,418 votes)IMDb User Rating:6.3/10( 424 votes) Yahoo! オトーサン、 「おっ、2003年より評価が上がってる」 User Rating: 5.5/10 (9,130 votes)IMDb User Reviews lee_eisenbergさん 2005年8月9日 また彼らに連絡しよう なんで続編を作るのかと思う。 続編が、不快で、哀れで、恥ずかしく、 侮辱的なければ、許せる。 本作は、OKだ。 ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、 シガニー・ウィーバー、リック・モラニスが、 引き続き出演している。 本作は、かなりこっけい。 大まかだが、決して不愉快ではない。 オトーサン、 「やや、面白味に欠けるね」 ロビーJさん 2007年6月8日 おばけ退治!2 前作に引き続き昔から好きな映画です。 見たのは小学生の頃ですが、 やはりその頃は楽しめました。 でも今見返すと普通ですね。 もちろん前作を上回るほどの出来でもないし、 おばけキャラも普通です。 でも前作に引き続き ビル・マーレイやダン・エイクロイド、 リック・モラニスなど好きなスターが 登場してくれるので、 そういった所は嬉しかったです。 それに一作目では気に入らなかった シガーニー・ウィーヴァーも 本作ではなかなか良かったようにも思います。 でもやはり話的に面白味に欠け、 あの変な絵やスライム、 そしてピーター・マクニコルの演技にも 面白さや魅力を感じません。 なのでやはり楽しめないんです。 それでも見ると懐かしさを味わえる作品なので、 テレビなどでやっていると ついつい見てしまう不思議な魅力のある映画。


ノッティング・ヒルの恋人

オトーサン、 「1999年に見たね」 ・ノッティング・ヒルの恋人 映画批評NO.21 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 なお、後日、ロンドン留学中の娘に、 連れていってもらいました。 「ノッティン・ヒルって発音するのよ」 アンチークショップで買い物をしました。 原題:Notting Hill(1999) 監督:Roger Michell 脚本:Richard Curtis Genre:Comedy/ Drama/ Romance Country: UK / USA Language: English / Spanish 上映時間:124分 あらすじ: アナ・スコットはハリウッドの大女優。 ロンドンのノッティングヒルにある 書店に足を運ぶ。 店主のウィリアムは突然のことにびっくり。 さらに彼は買物の帰りに偶然アナとぶつかり、 ジュースをかけてしまう。 慌てた彼は服を乾かすよう申し出て、 アナを家に招く。 何とか彼女を送り出して間もなく、 彼女が戻って来てウィリアムにキスをして立ち去る。 夢のような時が過ぎて数日後、 ウィリアムに電話があったと ルームメイトのスパイクから聞かされる。 早速アナが宿泊しているホテルに向かい、 雑誌記者と偽り部屋に入る・・・ 出演者: Julia Roberts ・・・ Anna Scott(アナ) Hugh Grant ・・・ William "Will" Thacker(ウィリアム) Rhys Ifans ・・・ Spike(スパイク) オトーサン、 「相性抜群だね」 スパイクくんが、恋のいいスパイスでした。 その他の出演者: Hugh Bonneville ・・・ Bernie Emma Chambers ・・・ Honey Thacker James Dreyfus ・・・ Martin Tim McInnerny ・・・ Max Gina McKee ・・・ Bella Richard McCabe ・・・ Tony Dylan Moran ・・・ Rufus, the thief Henry Goodman ・・・ the Ritz Concierge Julian Rhind-Tutt ・・・ 'Time Out' Journalist Lorelei King ・・・ Anna's Publicist John Shrapnel ・・・ Anna's UK press agent Clarke Peters ・・・ 'Helix' Lead Actor Arturo Venegas ・・・ Foreign Actor in 'Helix'. Yolanda Vazquez ・・・ Interpreter Mischa Barton ・・・ 12-year-old Actress in 'Helix' Emily Mortimer ・・・ Perfect Girl Samuel West ・・・ Anna's Co-star Ann Beach ・・・ William's Mother User Rating:7.1/10( 250,015 votes)IMDb User Rating:8.3/10( 1,663 votes) Yahoo! オトーサン、 「アカデミー賞でもいいのに」 ゴールデン・グローブ ノミネート ・作品賞(コメディ/ミュージカル) ・男優賞 ヒュー・グラント ・女優賞 ジュリア・ロバーツ User Reviews trvwatsonさん 2003年3月12日 一種の魔法 「ノッティング・ヒル」は一種の魔法だ。 ジュリア・ロバーツが、大スターでだったためではなく とても美しい話しだし、 ジュリアが、演技でなく普段着だからだ。 リアルな女性になる。 同じことは、ヒューにも当てはまる。 彼は、鈍感なウィリアム役だ。 2人は、一緒によく働いた。 本作を見た後日、 私は、ノッティングヒルを歩き回った。 職場の近くなのだ。 有名なドアを見たかったが、見つけられなかった。 だが、このロマンチックな魔法は、 いつまでも、みんなの心に残るだろう。 オトーサン、 「感情移入できないひともいるんだ」 黒美君彦さん 2005年7月4日 小洒落てはいるが 諸賢ご指摘の通り、 最初に思い出されたのは『ローマの休日』。 ジュリア・ロバーツが絶世の美女かどうかはともかく、 大女優と平凡な青年の恋、というのは、 若き日の男の夢、ではありますね。 ヒュー・グラントは情けない好青年役が似合うし、 訳のわからない同居人や、 妙に仲のよい家族を含めた脇役陣がいい感じ。 イギリス風の味付けも悪くない (実際は通りは大部分がセットだそうだが)。 『ブリジット・ジョーンズの日記』や 『ラブ・アクチュアリー』の先駆けとなった路線で、 展開も小気味いいし、悪人も出てこない。 ただ、ジュリア・ロバーツの魅力が今ひとつ。 彼女が主人公にどうして心を惹かれたのか どうもよくわからない (前の恋人とも何故つきあっていたのかわからないが)。 その辺がもう少し語られないと 説得力がないだろうと思うのだ。 他にも、通りを歩いているうちに 四季が過ぎていく、なんていう小洒落たシーンもあるが、 残念ながら思いつきが先走って奇を衒い過ぎたように思う。 全体的にあと一歩、かな。 音楽は確かにいいと思う。


オデッサ・ファイル

オトーサン、 「2002年に見たね」 ・オデッサ・ファイル 映画批評NO.624 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 なお、同じような映画があります。 ・マラソンマン 映画批評NO.☆1215 原題:The Odessa File(1974) 監督:Ronald Neame 原作:Frederick Forsyth 脚本:Kenneth Ross/ George Markstein Genre: Thriller Country: UK / West Germany Language: English / German 上映時間:130分 あらすじ: 西独のルポライター、ミラーは、 ケネディ大統領暗殺事件と 同時期に自殺した老ユダヤ人が 遺していた日記をきっかけに、 老人が強制収容所から 解放された一人であること、 所長ロシュマンは司法の追及を逃れて 国内でのうのうと生活していることを知る。 ロシュマンは、ミラーの父を殺し、 戦死に仕立て上げた人物だった ミラーは、恋人のシギーとともに ロシュマンを探すが、 秘密組織「オデッサ」に 命を狙われるようになる。 ユダヤ人過激派グループの力を借り、 6週間にわたる特訓を受けて 元SS曹長ロルフ・コルプになりすまし、 組織に潜り込む・・・ 出演者: Jon Voight ・・・ Peter Miller(ミラー) Mary Tamm ・・・ Sigi(シギー) Maximilian Schell ・・・ Eduard Roschmann(ロシュマン) オトーサン、 「ジョン・ボイト、36歳には見えないな」 その他の出演者: Maria Schell ・・・ Frau Miller Derek Jacobi ・・・ Klaus Wenzer Peter Jeffrey (I) ・・・ David Porath Klaus Lowitsch ・・・ Gustav Mackensen Kurt Meisel ・・・ Alfred Oster Hannes Messemer ・・・ General Glucks Garfield Morgan ・・・ Israeli General Shmuel Rodensky ・・・ Simon Wiesenthal Ernst Schroder ・・・ Werner Deilman Gunter Strack ・・・ Kunik Noel Willman ・・・ Franz Bayer Martin Brandt ・・・. Marx User Rating:7.0/10( 9,183 votes)IMDb User Rating:7.8/10( 126 votes) Yahoo! オトーサン、 「2002年より、評価が上っている」 User Rating:6.5/10 (445 votes)IMDb User Reviews headmasterさん 2005年9月28日 きたないナチが、地下に潜っている。 ひねりのあるプロット、チェースシーン、 過去の歴史と現在が組み合わさった すごいストーリーだ。 こんな組織が、地下に潜っていたのか、 そう思ってしまう。 なんて薄っぺらな連中なんだ! 我々は、ミラーが、 組織に侵入する様子を注視せざるをえない。 彼は、捜していた手がかりを、ラジオで耳にし 数分間、道端で立ち止まる。 そんな彼の旅も、すばらしい。 巨悪は、暴かれなければならない、 無関心は許されないのだ! オトーサン、 「フォーサイスの筆が冴え渡る!」 黒美君彦さん 2016年5月30日 1963年元SSは 1963年11月。 主人公のフリーライター、ミラーが、 かつてリガ収容所にいたユダヤ人の 老人の自殺に立ち会ったのが、 ケネディ暗殺のまさにその日と 重なっていたというのは、 象徴的な出来事といえるかも知れない。 そしてこの1963年は、 ドイツ降伏から18年後。 ナチスの中枢にいた人物が 当然まだ数多く市井の人に紛れていた。 戦争なんて昔のこと、とばかりに ラジオからはペリー・コモのクリスマスソング。 浮かれる町で命を絶った老ユダヤ人。 彼は収容所長のエドゥアルド・ロシュマンを 市内で目撃したと日記に書き残していた。 その日記を警察の知人から入手したミラーは 調査を始めるが、 ナチ親衛隊SSの秘密組織が彼をつけ狙い始める。 一方、ロシュマンを同じように追う イスラエルの諜報組織モサドに拉致されたミラーは、 スパイとしての訓練を受けた上で 「オデッサ」潜入を試みる…。 原作はフレデリック・フォーサイス。 戦後も元軍人を中心にしたナチス信奉者は 地下組織を作り、 戦犯の国外逃亡を手助けしていた。 彼らはSSであったことを隠しつつ、 警察や行政組織などにも属していた。 まさに「顔のないヒットラー」が そこここにいたのが、この時代のドイツだといえる。 「オデッサファイル」の入手があまりに簡単すぎる というご都合主義的な弱点はあるものの、 元ナチの地下組織とイスラエルの組織との間で 危険を顧みず、人を殺してでも 真実に迫ろうとするミラーの動機が ラストで明らかにされる。 ロシュマン(「リガの屠殺人」)や、 ミラーに情報を伝えるサイモン・ヴィーゼンタールは 実在の人物であり、 一見単なるスパイ・アクションに見えながら、 そうしたリアリティの上に成立した作品として 観るといろいろ考えさせられる。 しかも元ナチは、 イスラエルに打撃を加えるために 対立するエジプトに 最先端技術を提供しようとしていた というのもあり得る話だ。 軍国思想に染まった元軍人たちは ドイツのみならずこの国にもいた。 さすがに二度と彼らが社会の中心に立つことはなく、 今やほとんどこの世を去った。 戦後間もない時期のドイツを覆っていた空気は、 どこか重苦しい。 実際フォーサイスのもとへは、 この原作の出版や映画化に際して 多くの脅迫状が送り付けられたという。 若き日(36歳)のジョン・ヴォイト、 ところどころ娘のアンジーを思わせる表情があった(笑)。 今は全然面影もないけど。


劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

オトーサン、 「なんで、前編・後編に分けるんだ」 フジテレビ、深夜2時から。 でも、見終わると、納得。 前編がこの世編、後編があの世編でした。 原題:劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013) 監督:長井龍雪 原作:超平和バスターズ 脚本:岡田麿里 Genre:青春/ファンタジー/ドラマ 上映時間:99分 あらすじ: じんたん、めんま、あなる、 ゆきあつ、つるこ、ぽっぽは 超平和バスターズを名乗り、 秘密基地でいつも一緒に遊ぶ仲良し6人組。 ところがある日、めんまが事故で亡くなり、 残された5人はそれぞれの後悔や未練を 抱えたままバラバラとなってしまう。 それから5年、 受験に失敗して引きこもり状態の 高校1年生じんたんの前に、 姿だけが成長しためんまの幽霊が現われる。 願いを叶えてほしいというのだが、 肝心の内容が思い出せない。 やがて秘密基地で久々の再会を果たす 超平和バスターズの面々。 しかしなぜか、 めんまの幽霊はじんたんにしか見えなかった。 それでも5人は、彼女の願いを突き止めるため、 行動を開始する・・・ 声の出演者:: 入野自由・・・ 宿海仁太(じんたん) 茅野愛衣・・・ 本間芽衣子(めんま) 戸松遥・・・ 安城鳴子(あなる) 櫻井孝宏・・・ 松雪集(ゆきあつ) 早見沙織・・・ 鶴見知利子(つるこ) 近藤孝行・・・ 久川鉄道(ぽっぽ) オトーサン、 「めんまの声、印象的だね」 茅野愛衣さんは、本作に大抜擢。 透明な癒し系の声優さんです。 その他の声の出演者: 田村睦心・・・ 仁太(幼少) 瀬戸麻沙美・・・ 集(幼少) 豊崎愛生・・・ 鉄道(幼少) 小形満・・・ 宿海篤 大原さやか・・・ 宿海塔子 大浦冬華・・・ イレーヌ 水原薫・・・ 聡史 金光宣明・・・ 店長 葉山いくみ・・・ 女性担任 潘めぐみ・・・ 少年A 種田梨沙・・・ 少年B 大西沙織・・・ 少年C 村田太志・・・ 客1 石川界人・・・ 客2 上田晴美・・・ おばさんA 興津和幸・・・ 男子高校生A 林和良・・・ 作業班A 赤羽根健治・・・ 作業班B User Rating:5.1/10( 22 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:7.0/10( 891 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれるかもね」 User Reviews ゆうねさん 2017年7月31日 あの花ファン必見の内容です 良作です。 TVシリーズが好きな方は 必見の内容でしょう。 初見の方だと やや分かり辛いところがありますので、 まずはTVシリーズをご覧になってから 観て頂きたいと思います。 全11話なので そんなに長編ではありませんし、 気軽に観られる作品だと思います。 1人でも多くの方に この作品を知ってもらいたいですね。 良いお話ですよ。 オススメです。 オトーサン、 「死者との対話、くどい。 でに、いいと思うけど・・・」 鉄腕麗人さん 2017年11月20日 頭からつま先まで全身がこそばゆくて、 気恥ずかしい。 その世界観を 臆面もなく貫き通したことは、 作品として評価に値するけれど、 拭い去れないストーリーテリングの 稚拙さはいかがなものか。 ストーリーにもっと巧さや閃きがあれば、 このアニメの世界観と そこに息づく「彼ら」のことを もっと好きになれたかもしれない。 ふとしたきっかけで、 テレビアニメシリーズを 今年観たばかりだったので、 せっかくなので この「劇場版」も観てみることにした。 この手の「劇場版」の多くの例に漏れず テレビアニメ版の 総集編的な意味合いは強く、 メインストーリーとなった 1年前の出来事を振り返りつつの ストーリー展開は、 良い意味でも悪い意味でも “ファン向け”の仕様であろう。 決してテレビアニメシリーズが 楽しめなかったわけではない。 むしろ、普段殆どテレビアニメ作品を 観ない自分が最初から最後まで 一気に鑑賞し得たのだから、 世間での評価の通り、 万人向けのよく出来た アニメーションと言えるのだろう。 実際、アニメーションのクオリティは 極めて高いと感じたし、 登場するキャラクターたちも その多様性も含めて 魅力的に描けていたとは思う。 ただあまりにもストーリーに 「発見」がない。 純然たるノスタルジーと言ってしまえば その通りなのだけれど、 もう少し何か新しいアイデアは 無かったものかと思う。 せめて“めんま”が再び現れた 「理由」を明確にする ストーリー上の説得力が欲しい。 その部分が結局のところ 安直に美化されたまま 曖昧にぼかされているため、 ストーリーが只々凡庸に感じるのだと思う。 思わせぶりなタイトルや、 諸々の設定に注力しすぎるあまりに、 肝心の物語の力が軽薄に感じて仕方なかった。 テレビシリーズの最終回も 決して感動しなかったわけではないけれど、 そういったストーリーの 上っ面感が残り続けるため、 キャラクターたちの一連の台詞が、 酷く空々しく聞こえてしまった。 映画化にあたり、 そのあたりの物語性の深掘りが 少しでも出来ていたならば、 テレビアニメ版も含めて 価値ある「劇場版」となっただろうけれど。


ゴーストバスターズ

オトーサン、 「2003年に見たね」 ・ゴーストバスターズ 映画批評NO.897 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Ghost Busters (1984) 監督:Ivan Reitman 脚本:Dan Aykroyd / Harold Ramis Genre: SF/ Fantasy / Comedy Country: USA Language: English 上映時間:107分 あらすじ: 大学を追いだされた超心理学者 スペングラー、スタンツ、ベンクマンは、 幽霊を捕らえて、屋敷から放り出すという ニュービジネスを開始する。 依頼人第一号は、ダナ。 高級ホテルからの依頼も続いて、 ビジネスはブームになった。 まだ死に切れない幽霊が NYに大勢いたからだ。 だが、ダウンタウンの摩天楼は、 古代神ゴーザの棲家だった。 ダナも、その隣人テュリーも、憑りつかれ、 もはや、この問題は、 ゴーストバスターズの手には負えなくなる・・・ 出演者: Harold Ramis ・・・ Dr. Egon Spengler(スペングラー) Dan Aykroyd・・・ Dr. Raymond Stantz(スタンツ) Bill Murray・・・ Dr. Peter Venkman(ベンクマン) Sigourney Weaver ・・・ Dana Barrett(ダナ) Rick Moranis ・・・ Louis Tully(テュリー) オトーサン、 「ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、 笑わせてくれるねぇ」 その他の出演者: Annie Potts ・・・ Janine Melnitz William Atherton ・・・ Walter Peck Ernie Hudson ・・・ Winston Zeddemore David Margulies ・・・ Mayor Lenny Steven Tash ・・・ Male Student Jennifer Runyon ・・・ Female Student Jennifer Slavitza Jovan ・・・ Gozer Michael Ensign ・・・ Hotel Manager Alice Drummond ・・・ Librarian Alice Jordan Charney ・・・ Dean Yeager User Rating:7.8/10( 328,764 votes)IMDb User Rating:7.2/10( 1,128 votes) Yahoo! オトーサン、 「一世を風靡した映画!」 アカデミー賞ノミネート ・歌曲賞 ・視覚効果賞 User Reviews: ccthemoviemanさん 2006年6月10日 依然して、非常におかしく面白い 「クラシック」という言葉の定義はないが、 この映画には、その資格があると確信する。 ユニークで、ポピュラーだった・・・ 20年後の今も、そうだ。 劇場を出た時、誰もが そのテーマソングを口ずさんだろう。 何度も見たが、 いまだに、非常におかしい。 ストーリーは、こっけいだ。 私は、ゴーストなど1秒も信じないし、 「神学」も無視だ。 ただ、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、 ハロルド・レイミス、リック・モラニス、 アニー・ポッツ、アーニー・ハドソンが、愉快だ。 ビル・マーレイは、いつものようにおかしい。 他の出演者よりも、注目を集め、 多くの笑いをかもし出す。 だが、私のお気に入りは、 オタクっぽいテュリー役のリック・モラニス。 もっと大きな役割にしてほしかった。 すべての男性は、 シガニー・ウィーバーを楽しんだだろう。 好色なビル・マーレイの恋愛対象だ。 私は、続編も好きだ。 本作の出演者のほとんどが出ている。 オトーサン、 「楽しいおばけたち!」 ロビーJさん 2007年6月8日 おばけ退治! 昔から好きな映画です。 主演のビル・マーレイとダン・エイクロイドは 大好きな俳優さんだし、 たぶんこの作品で2人を知ったのだと思います。 初めて見たのは小学生の頃ですが、 当時の私は可愛いけど 少し怖いおばけ達が大好きでした。 それに話も出演者も素敵だったしね! でも最近、改めて見返すと 残念ながら昔ほどは楽しめませんでしたね。 何だかシガーニー・ウィーヴァーが かなりいらなかったような感じがして・・・ なので対して笑えなかったんですが リック・モラニスがとても素敵だったので よしとします。 でもまぁ懐かしいし、 それなりに楽しめる映画には違いないので 見て損はないと思いますよ!


沈黙の標的

オトーサン、 「午後ロードか」 あまり期待しませんでしたが、 それにしても、撮影が酷過ぎます。 原題:Out for a Kill (2003) 監督:Michael Oblowitz 原作:Danny Lerner 脚本:Dennis Dimster Genre:Action, Crime, Thriller Rated R for violence, language, nudity and some drug content Country: Aruba/ USA Language: English 上映時間:90分 あらすじ: バーンズは、 今は考古学教授として 静かな人生を送っていた。 ある日、中国国境付近の遺跡で 発掘を行っていたところ、 発掘品が中国マフィアの麻薬密輸に 利用されていることを知る。 組織に狙われ、逃げ延びるが、 今度は逆に麻薬密輸の容疑で 中国軍に捉えられてしまう。 取り調べの後、釈放され アメリカに帰国したが、 ウォン率いる組織は 次々と暗殺者を送り込む。 ところが、バーンズはまたしても この危機を切り抜ける。 彼はかつて“ゴースト”と呼ばれた 類い希な格闘技術を持つ 古美術専門の大泥棒だったのだ。 しかし、執拗に迫り来る刺客の前に、 妻マヤが殺されてしまう そこで、ロバートは、ついに DEAの捜査官トミーの協力を得て・・・ 出演者: Steven Seagal ・・・ Prof. Robert Burns(バーンズ) Kata Dobo ・・・ Maya Burns(マヤ) Michelle Goh ・・・ Tommie Ling(トミー) Chooi Kheng-Beh ・・・ Wong Dai(ウォン) オトーサン、 「下手な連中ばかり」 それに、セガールは、考古学教授に見えません。 その他の出演者: Corey Johnson ・・・ Ed Grey Elaine Tan ・・・ Luo Yi Tom Wu ・・・ Li Bo Ozzie Yue ・・・ Fang Lee, 'The Barber' Bruce Wang ・・・ Tang Zhili, 'The Bird' Chike Chan ・・・ Mr. Chang Hon Ping Tang ・・・ Sai Lo Dave Wong ・・・ Yin Quinshi Michael J. Reynolds ・・・ Dean Vincent Wong ・・・ Luo Dazhong Ray Charleson ・・・ Harry 'Crash' Kupper Ganbaatar Tsevegjav ・・・ Mr Tan User Rating:3.4/10( 5,816 votes)IMDb User Rating:5.0/10( 48 votes) Yahoo! オトーサン、 「酷い出来だね」 User Reviews Gさん 2003年8月23日 警告 男性専用!! 男性には、マッチョな大脳皮質がある。 辺縁系のシステムに埋められている 生存本能とセックスという 2つの欲望に刺激されると 俺達は、よだれをたらすアホに変る。 ほとんどのアクション映画は、 悪く醜い都会人の大脳皮質を 刺激するようにデザインされている。 俺達は、赤ん坊が殺されそうになったのを見て 自分をランボーのようなヒーローとして、 悪漢から赤ん坊を助け出したいのだ。 オトーサン、 「観る価値なし、早く言ってよ」 ジーナさん 2010年9月22日 満足度低し わざとらしいワイヤーアクションは 全く臨場感がないですし、 敵が武器を持たずに襲い掛かるので 現実味もゼロでした。 ことごとくパンチとキックで攻撃する 麻薬組織って・・・ねぇ(笑) とにかくチープでみっともないアクションシーンが 満載でした(爆) 映像のほうは暗いシーンが多いので、結構疲れます。 まぁ、明るいところで戦っているのを 堂々と見せられるような撮影技術が なかったのでしょうが(爆) ストーリーのメインが復讐劇にも関わらず、 復讐の動機となるドラマ性や人物背景が薄いので 復讐劇のドラマチックな部分を感じ取る事が 出来ないのもイタイですね。 復讐劇の王道である「愛する者のために・・・」が 無いどころか、新たなロマンスまで入れちゃうんだから どうしようもないです(爆) せめてセガールさんが感情表現を 上手くやってくれると良かったんですけどねぇ。 まるで悲しみを表現していなければ、 まるで怒りを表現していないという有り様で 感情移入とは無縁でした。 でも、セガールさん以外の役者陣も なかなかの大根揃いなので 無表情なセガール演技も 一級品に映るかもしれません(爆) 謎解きのキーポイントになっている刺青の解釈も セガールさんが一瞬で解いてしまうので見応え無し。 それにイマイチ刺青とその解釈が一致していないので、 理解し難いんですよね。 設定が無理やりなのはセガール映画らしいですが、 サスペンスもアクションも完成度が低いので 観る価値なしと言えるでしょう。


異国の出来事

オトーサン、 「監督の第6作目だ」 1 少佐と少女 (1942) 映画批評NO.☆6915 2 熱砂の秘密 (1943) 3 深夜の告白 (1944) 映画批評NO.☆2143 4 失われた週末 (1945) 映画批評NO.☆1688/☆4501 5 皇帝円舞曲 (1948) 映画批評NO.☆3418 6 異国の出来事 (1948) 映画批評NO.☆6916 原題:A Foreign Affair (1948) 監督:Billy Wilder 原作:David Shaw 脚本:Charles Brackett/ Billy Wilder/ Richard L. Breen Genre:Comedy/ Drama/ Romance Country: USA Language: English / German Color: Black and White 上映時間:116分 あらすじ: 1947年。 ベルリン駐留アメリカ軍の 風紀を視察するために上院議員一行が到着する。 紅一点のフィーヴィーは、 軍の中枢部に元ナチス高官の愛人エリカと 内通している者があるとして 御守役のプリングル大佐と共に彼女を見張る。 だが、プリングルこそ、 エリカのアメリカの恋人だった。 プリングルに恋をしたフィーヴィーは エリカと対峙する・・・ 出演者: Jean Arthur ・・・ Phoebe Frost(フィーヴィー) Marlene Dietrich ・・・ Erika von Schlutow(エリカ) John Lund ・・・ Captain John Pringle(プリングル) オトーサン、 「史上最高の"両手に花"状態!」 その他の出演者: Millard Mitchell ・・・ Col. Rufus J. Plummer Peter von Zerneck ・・・ Hans Otto Birgel Stanley Prager ・・・ Mike William Murphy ・・・ Joe Raymond Bond ・・・ Congressman Pennecot Boyd Davis ・・・ Congressman Giffin Robert Malcolm ・・・ Congressman Kramer Charles Meredith ・・・ Congressman Yandell Michael Raffetto ・・・ Congressman Salvatore Damian O'Flynn ・・・ Lieutenant Colonel Frank Fenton ・・・ Major Mathews James Larmore ・・・ Lieutenant Hornby Gordon Jones ・・・ Military Police Friedrich Hollaender・・・ pianist at the Lorelei night club User Rating:7.4/10( 6,211 votes)IMDb User Rating:9.0/10( 8 votes) Yahoo! オトーサン、 「よく出来ている」 アカデミー賞 ノミネート ・脚色賞 ・撮影賞(白黒) User Reviews inframanさん 2005年12月31日 お見事! 今日も、1948年と同じことが。 このコメディには、 ウィット、知恵、真実が、 成層圏のように存在している。 政治、貪欲、偽善&日和見主義について 少しも手加減せずに扱っている。 今日の議会にも当てはめられ。 イラクの状況は、 第2次世界大戦後のドイツに通じるところがあある。 ひるまずに、第2次世界大戦で 荒廃したベルリンを描いた最初の映画だった。 なんというキャスト! ジーン・アーサー (すべてのハリウッド喜劇女優のなかで 最も偉大な人) 「嘆きの天使」のローラ役に 響き合うマルレーネ・ディートリッヒ。 2人の相手役のジョン・ランドh、 クラーク・ゲーブルやミラード・ミッチェルに ウィットと乱暴さの点で似ている。 本作は、ビリー・ワイルダーと チャールズ・ブラケットの最もよい仕事のひとつだ。 すばらしい歌を歌う ディートリッヒの伴奏者として 伝説のフレデリック・ホランダーが出演している。 オトーサン、 「これが、戦争直後のベルリンか」 20分も、被害状況の描写が続きます。 Ikedaさん 2011年11月4日 ジーンとマレーネ ジーン・アーサーと マレーネ・ディートリッヒの 二人の名優が共演しているだけに 面白い映画でした。 風紀調査に来たにも拘わらず 大尉のジョン・ランドに惚れてしまう ジーンは必ずしも適役とは思えませんが、 そのコミカルな演技は流石だと思います。 一方マレーネの方は生まれ故郷の ベルリンの歌姫役ですから、将に適役で、 往年の「嘆きの天使」から始まる 名作を思い出させる所があります。 それにしても48才のジーンと 47才のマレーネを相手に 三角関係を演じるランドは、 10才も年上のお姉さん方を相手に 演じているので、大変だったと思います。 この映画は戦後間もなく ベルリンにロケしているので、 最初に出てくる上空からの風景や、 市内の各所をバスで巡る映像などは 記録としても貴重です。 特にブランデンブルグ門前での闇市など 戦後の東京を思い出させます。 ただ爆弾で破壊された建物と違って、 東京は焼夷弾による絨毯爆撃を 木造家屋が受けて焼け野原になってしまった点で 印象が大分違います。 そのため、鉄骨構造などはかなり残っていて、 山手線で品川から大崎方面へ向かう途中、 一部破壊されたアサヒビールのネオン塔が 残っているのが見えました。 勿論点灯はされていませんでしたが 「ヒビール」の部分だけが 残っていた事を思い出します。


少佐と少女

オトーサン、 「これが、名監督のデビュー作か」 アカデミー賞受賞 ・アパートの鍵貸します 映画批評NO.☆503 ・失われた週末 映画批評NO.☆1688/☆4501 同ノミネート ・お熱いのがお好き 映画批評NO.☆672 ・情婦 映画批評NO.☆1788 ・第十七捕虜収容所 映画批評NO.☆2439 ・サンセット大通り 映画批評NO.☆1010 ・麗しのサブリナ 映画批評NO.☆912 原題:The Major and the Minor (1942) 監督:Writing Credits 原作戯曲:Edward Childs Carpenter 原作:Fanny Kilbourne 脚本:Charles Brackett/ Billy Wilder Genre: 上映時間:100分 あらすじ: ニューヨークで働いていた 頭皮マッサージ師スーザンは 客のオズボーンにしつこく言い寄られて 嫌になり、故郷に帰ろうとするが、 帰りの汽車賃が足りなくなり 12才の子供に変装して帰ろうとした。 しかし乗車は出来たものの デッキで煙草を吸っているのを 車掌に見咎められてカービー少佐の個室に逃げ込む。 カービーは彼女が少女だと思い込み、 寝台の下段に寝かせてやるが、 迎えにきたパメラがそれを見て騒ぎ出した。 カービーはスーザンを務めている 士官学校に連れて行き、 スーザンが少女である事を皆に納得させて 一件落着するが・・・ 出演者: Ginger Rogers ・・・ Susan Kathleen Applegate(スーザン) Ray Milland ・・・ Major Philip Kirby(カービー少佐) Rita Johnson ・・・ Pamela Hill(パメラ) オトーサン、 「これが、あのジンジャーか」 フレッド・アステアとの名コンビで、 映画歴史に名を残しました。 その他の出演者: Diana Lynn ・・・ Lucy Hill Edward Fielding ・・・ Colonel Oliver Slater Hill Robert Benchley ・・・ Albert Osborne Norma Varden ・・・ Mrs. Osborne Frankie Thomas ・・・ Cadet Clifford Osborne Raymond Roe ・・・ Cadet Lt. Anthony Wigton Charles Smith ・・・ Cadet Korner Larry Nunn ・・・ Cadet Babcock Billy Dawson ・・・ Cadet Miller Lela E. Rogers ・・・ Mrs. Applegate, Susan's mother Richard Fiske ・・・ Will Duffy, Susan's fiancee Aldrich Bowker ・・・ Reverend Doyle Boyd Irwin ・・・ Major Griscom Byron Shores ・・・ Captain Durand Tom Dugan ・・・ Con man "dad" at train station User Rating:7.5/10( 5,573 votes)IMDb User Rating:8.6/10( 6 votes) Yahoo! オトーサン、 「名画だね」 User Reviews Dan Burgessさん 2002年6月30日 楽しく、魅力的なロマンチックコメディ ビリー・ワイルダーは、 このすばらしい映画で、早くも勝者となったす。 ストーリー、登場人物、およびせりふを 古典的なロマンチックコメディにするために 結合したのだ。 ワイルダーとチャールズ・ブラケトとの 伝説の脚本コンビは、 相変わらず機知に富んでいる。 2002年6月のシカゴスの試写会で 聴衆は、コメディに大喜びた。 笑いっ放しだった。 本作は、時を超えた映画。 ビリー・ワイルダーは、天才だった。 本作は、彼の伝説の第1章なのだ・・・ オトーサン、 「Ikedaさん、激賞」 Ikedaさん 2012年4月13日 楽しく見れた映画 (上掲「あらすじ紹介) 31才のジンジャーが 12才の少女に扮するのですから、 当然無理がありますが、 彼女がハリウッド・スターとしては それほど長身ではない(1m64)ので 思ったほど気になりませんでした。 むしろ自分はスーエーデン系だから 背が高いなどと言い訳し、 クソ親父を怒鳴ってしまってから ワーワー泣き出すなどが面白いです。 ミランドを見たのは久しぶりですが、 彼も、この役を上手く演じていて、 楽しく見れた映画でした。 ビリー・ワイルダーは ドイツで脚本家として活躍していたけれども ユダヤ系だったため、 フランスからアメリカへ移住していますが、 フランスでダニエル・ダリュー主演の 「Mauvaise Graine」(悪い種)を 共同演出しているので、 この映画はアメリカでの監督デビューですが、 正確には彼の2作目ということになります。 またジンジャーの母親役をしている 彼女の実の母レラ・E・ロジャースは 元々脚本家で、 ジンジャーの要請で出たようですが、 出演はこの1本しかないので、 その意味では貴重です。 また、この映画は 1955年にディーン・マーティンと ジェリー・ルイスの「お若いデス」として リメイクされていますが、 男女の役柄が逆になっています。


僕のワンダフル・ライフ

オトーサン、 「この監督、好きだなぁ」 ラッセ・ハルストレム 誕生日: 1946/06/06 出身地: スウェーデン/ストックホルム アカデミー賞監督賞 ノミネート ・サイダーハウス・ルール 映画批評NO.☆62/☆6762 ・マイライフ・アズ・ア・ドッグ 映画批評NO.1093 原題:A Dog's Purpose (2017) 監督:Lasse Hallstrom 原作:W. Bruce Cameron 脚本:W. Bruce Cameron/Cathryn Michon/Audrey Wells Maya Forbes/Wallace Wolodarsky Genre:Adventure/ Comedy/ Drama Country: USA / India Language: English 上映時間:100分 あらすじ: 暑い夏の日、 ゴールデン・レトリーバーの子犬が 車に閉じ込められていて、 通りかかった一家に助けられる。 父ジム、母エリザベスと、 暮らしている少年イーサンの一員となり、 ベイリーと名づけられる。 イーサンとアメフトのボールで 毎日のように遊び、強い絆で結ばれていく。 高校生となったイーサンは 将来有望なアメフト選手として活躍する。 ある日、ベイリーは 遊園地でイーサンと 美少女ハンナの出会いを演出してあげる。 おかげで2人はたちまち恋人同士に。 いつまでもイーサンと一緒にいると 誓ったベイリーだったが、 ついに寿命を迎えてしまい、 大きな悔いを残しながら この世を去ることに。 しかし、ベイリーの執念が通じたのか、 エリーという女の子のシェパードとなって 再びこの世に舞い降りる・・・ 出演者: Josh Gad ・・・ Bailey(ベイリー) Bryce Gheisar ・・・ eight-year-old Ethan Montgomery(イーサン) Luke Kirby ・・・ Jim Montgomery(ジム) Juliet Rylance ・・・ Elizabeth Montgomery(エリザベス) Peggy Lipton ・・・ Hannah(ハンナ) オトーサン、 「ワンちゃんの調教師に一票!」 その他の出演者: Dennis Quaid ・・・ Ethan Montgomery KJ Apa ・・・ teenage Ethan Montgomery Britt Robertson ・・・ teenage Hannah John Ortiz ・・・ Carlos Ruiz. Kirby Howell-Baptiste ・・・ Maya Pooch Hall ・・・ Al Michael Bofshever ・・・ Bill Gabrielle Rose ・・・ Fran. Logan Miller ・・・ Todd User Rating:7.1/10( 57,399 votes)IMDb User Rating:8.4/10( 4,322 votes) Yahoo! オトーサン、 「ハート・ウォーミング!」 User Reviews kategcomさん 2017年1月29日 すばらしい心温まる映画 私は、この映画を満喫した。 W.ブルース・キャメロンの原作は、 いつも映画よりよいが、 原作を読んだ人々もがっかりしないだろう。 涙ぐむシーンもある。 ハッピー・エンドだったが、 テッシュ3箱が必要だろう。 俳優たちは、すばらしい仕事をしtoた。 特に、ベイリーの声を担当した ジョシュ・ギャッドに不満はないだろう。 製作者と監督に、ブラボー! オトーサン、 「後半の輪廻転生は、ちょっとね」 かたゆきさん 2009年1月10日 最愛の飼い主に再び巡り会うため、 何度も何度も生まれ変わる犬のお話。 監督は名匠ラッセ・ハルストレム。 いかにも彼らしいきれいな映像や 魅力的な人物造形、心温まるストーリー展開は 安心感抜群で、 初期の名作『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』を 思い出しながら鑑賞いたしました。 と、まぁ良かったんですけど、 さすがに後半の展開は ちょっと無理あり過ぎで ご都合主義感が半端ないっす。


残穢【ざんえ】 −住んではいけない部屋−

オトーサン、 「夫婦で稼いでいるんだ」 原作者の小野不由美さんは、 大分県中津市出身の小説家。 大谷大学文学部仏教学科卒。 夫は、推理小説家の綾辻行人。 学生結婚した。 本作で、山本周五郎賞受賞。 原題:残穢【ざんえ】 −住んではいけない部屋− (2015) 監督:中村義洋 原作:小野不由美 脚本:鈴木謙一 Genre:ホラー/ミステリー 上映時間:107分 あらすじ: 怪談雑誌で読者の体験談をもとにした 短編を連載している小説家の「私」。 ある日、読者の女子大生・久保さんから “今住んでいる部屋で奇妙な音がする” という手紙を受け取る。 「私」は彼女と連絡をとり、 一緒に調査を開始する。 すると、そのマンションでは 他にも不思議と人が居着かない部屋が存在した。 しかも過去の住人たちが、 引っ越し先で不可解な死に遭遇する ケースが起こっていた。 そこで、作家の平岡芳明や 心霊マニアの三澤徹夫らの協力を得て、 さらなる調査を進めていく・・・ 出演者: 竹内結子・・・ 「私」 橋本愛・・・ 久保さん 坂口健太郎・・・ 三澤徹夫 佐々木蔵之介・・・ 平岡芳明 オトーサン、 「みんな、パッとしないな」 というのも、登場人物はみな語り部であって、 本当の主人公は、人間ではなく 土地の記憶であり、事件であり、 悪霊だからです。 その他の出演者: 滝藤賢一・・・ 直人 山下容莉枝・・・ 担当編集者・田村さん 成田凌・・・ 山本くん 吉澤健・・・ 奥山家当主 不破万作・・・ 写真店・田之倉氏 上田耕一・・・ 住職・國谷氏 User Rating:6.3/10( 29 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:6.4/10( 2,085 votes) Yahoo! オトーサン、 「そもそも映画に向いていないな」 User Reviews ASHさん 2016年1月30日 話しても祟られる、聞いても祟られる さすが、「ほん呪」のクリエイトに 関わっている人だけに、 雰囲気はバッチグーなんだよ。 夏が舞台なのに 全体的にどんよりとした澱んだ空気が 漂っているかのようで、 スクリーンを通じてソレが伝わってくるような。 が、しか〜し、 「怖いか?」と訊かれれば、 「うんにゃ」と即答できるくらい、 ちぃ〜とも怖わないんだわ。 佐々木蔵之助が目ェ見開いて語っても、 響かないんよね〜。 オトーサン、 「静かなホラー映画って、ありうる?」 アンドレ・タカシさん 2017年5月15日 面白かったです。 ギャーとかヒェエ〜てな具合に 怖がらせる演出に凝る映画とは 違った趣きがあります。 知的な興味で呪いや祟りの根源を 探究して行く作業が楽しく映りました 。クライマックスはお化け屋敷探検。 なにも夜に懐中電灯を照らしながら 入らなくてもいいのにね。 音は聞こえるけど、 視界に入らないように配慮している 幽霊の奥ゆかしさが良かったです。 なので、最後の最後で ありきたりのホラー文法に落としたのが とても残念でした。


日本一の断絶男

オトーサン、 「断絶か」 ドラッカー教授の「断絶の時代」が 当時、経営書として大ベストセラーになりました。 原題:日本一の断絶男(1969) 監督:須川栄三 脚本:田波靖男/ 佐々木守 Genre:Comedy 上映時間:94分 あらすじ: 日雇人夫の丸山は、 大阪港の廃船で生活をしていた。 母親を心配させまいと 一流会社への就職したと伝えたので、 彼をあてにして幼友達のミミ子がやってくる。 そんな折、丸山の前に素性不明の男、 日本一郎が現れて仕事を世話してくれる。 だが、それは大阪万博の人夫。 日給を巻き上げて姿をくらました一郎を 丸山は、東京行きの新幹線の車内に捕まえるが、 さらに逃げられ、東京でなんとか捕まえる。 だが、一郎は、丸山を一流の広告社へ押し込み、 女優になったミミ子を使って アポロ食品のCMで大成功を収めて宣伝部長となる。 しかし「会社の幹部向けの猛烈な特訓」にたまらず逃げ出し、 今度は丸山の退職金を使って 日本経営研究学会という研修会を作るが、 その名前は表向きだけで、 実際はサラリーマンたち 麻雀や花札で遊ぶために作られたもの。 その会がヤクザに目を付けられてしまう。 だが、一郎は口のうまさでヤクザの客分におさまる。 しかし、調子にのりすぎて、 対立している組への殴り込み役をさせられる・・・ 出演者: 植木等・・・ 日本一郎 緑魔子・・・ ミミ子 なべおさみ・・・ 丸山 ハナ肇・・・ 土井(親分) オトーサン、 「植木等、すごい俳優だね」 世が世なら国際派俳優になったでしょう。 「緑魔子、いい女優さんだね」 その他の出演者: 高橋厚子・・・ 久美子 藤岡琢也・・・ 山崎部長 千秋実・・・ 清水重役 人見きよし・・・ 泉谷課長 飯田蝶子・・・ 黒川社長 市川和子・・・ 葉子(バーのママ) 橋本功・・・ 勝(手配師) 小松政夫・・・ 新幹線の車掌 富田仲次郎・・・ 大須賀榮三 熊倉一雄・・・ アパートの管理人 北竜二・・・ 森田局長 佐田豊・・・ 吉川産業幹部社員 中山豊・・・ チンピラ(北斗組) 桐野洋雄・・・ 杉井(特訓屋) 二瓶正也・・・ 合宿セミナーの特訓屋 藤木悠・・・ 岸井(代貸) 清水元・・・ 関東組親分 谷啓・・・ 小山(発明家) 春川ますみ・・・ 小山の女房 安田伸・・・ 下村(山師) 向井淳一郎・・・ 八百広告社社員 広瀬正一・・・ 十字組親分 辻村真人・・・ 関東組子分 二見忠男・・・ 警官 奥村チヨ・・・ 通りすがりの歌手 User Rating:8.6/10( 5 votes)Amazon User Rating:4.0/10( 5 votes) Yahoo! オトーサン、 「Amazonに1票」 User Reviews nabeさん 2016年6月26日 日本一のモーレツ男! 植木等の日本一シリーズ作品である。 無責任男のイメージが強い植木等だが、 本作品では有言実行型のモーレツ社員を 底抜けに明るく演じている。 その破天荒な言動はまさにコメディだが、 当時のサラリーマン事情をベースにしているので、 不思議なほどリアリティがあり、 50年経った今観ても違和感無く楽しめる。 まだ建設中だった大阪万博の工事現場、 ピカピカの新幹線、東京や大阪の街並みなど、 昭和の香り満載の画面に加えて、 藤岡琢也、なべおさみ、千秋実、人見きよし、 熊倉一雄といった芸達者たちが、 アドリブの効いたいい味を出している。 ヒロインの緑魔子もコケティッシュで魅力的だ。 オトーサン、 「高度成長時代の熱気満載!」 swingさん 2009年2月25日 いやー、おもしろい最高! このシリーズや 植木等ならびにクレイジーの諸作に ハズレは一つも無いです ですが、強いていうなら 坪島監督作品はどうも歯切れが悪く 「狙ってる」感があふれていて 悪い意味で時代を感じるものになっています。 それ以外は本当に未見の方であれば すべてオススメと言えるでしょう 普通ではありえない奇跡の連鎖が 植木等のキャラクターと相まって 圧倒的なリアルとテンポに還元されていく様は圧巻、 そして今作はピカレスクロマンや 無頼漢という言葉がぴったりで 他のシリーズには無いとてもブラックで 独り部屋のソファーで ニヤりとしてしまうような演出が盛りだくさんです、 破天荒で冷徹極まりない それなのに笑えてしまう植木等に拍手!! 内容はもう文句のつけようがないです、 緑魔子とのアツい2ショットが見たかったなぁ。


ワイルドカード

オトーサン、 「へぇ、そうなんだ」 ステイサムには、結婚歴なし。 イギリスのモデルと交際、破局。 また、20歳下のイギリスのモデルと交際、 男児が誕生ですが、結婚せず。 アクション・スターは、 結婚してはいけないのでしょうか。 原題:Wild Card (2015) 監督:Simon West 原作・脚本:William Goldman Genre:Action, Crime, Drama Country: USA Language: English 上映時間:92分 あらすじ: ニックは、元エリート兵士。 いまは、ラスベガスで 用心棒として生きている。 ある日、何者かに暴行された 元恋人ホリーから、 犯人に復讐してほしいと依頼される。 ニックは、すぐさま犯人を見つけ出す。 デマルコだった。 その頃ニックは、 お金持ちのボンボン、サイラスに 用心棒として雇われ、 デマルコの背後に、 イタリアン・マフィアがいると知る・・・ 出演者: Jason Statham ・・・ Nick Wild(ニック) Dominik Garcia-Lorido ・・・ Holly(ホリー) Michael Angarano ・・・ Cyrus Kinnick(サイラス) Milo Ventimiglia ・・・ Danny DeMarco(デマルコ) オトーサン、 「ステイサム、メチャメチャ強いね」 その他の出演者: Anne Heche ・・・ Roxy Sofia Vergara ・・・ DD Max Casella ・・・ Osgood Jason Alexander ・・・ Pinky Francois Vincentelli ・・・ Benny Daviena McFadden ・・・ Millicent Chris Browning ・・・ Tiel Matthew Willig ・・・ Kinlaw Grieice Santo ・・・ Cocktail Waitress Hope Davis ・・・ Cassandra Stanley Tucci ・・・ Baby User Rating:5.6/10( 47,233 votes)IMDb User Rating:5.4/10( 642 votes) Yahoo! オトーサン、 「ちょっと行き過ぎだね」 User Reviews tory-jonathanさん 2015年2月1日 楽しい・・・深く考えなければ くつかの重要なシーンが、 編集室に残ったように思う。 ストーりーは、はしょりすぎ。 十分なアイデアがあった。 ステイサムのノワール映画では、 不当に取り扱われた女性、 ギャンブル中毒、子供、そしてホテル経営者が 出てくる。 ここで、スタンリー・トゥッチに口添えしたい。 小さな役だが、しっかりやっていた。 「ホビット」の伝統に従って、 もっと出番を多くしてほしかった。 ステイサムのファンよ、 これは彼の最もよい仕事ではないが、 まだ十分、見るに値している。 オトーサン、 「銃を使わないが、いいよ」 前田有一さん 2015年2月11日 アクションの切れ味はいいが これ!といった背骨がないと、 映画全体の焦点がぼける。 「ワイルドカード」は それを地でいくような残念作である。 元兵士のニックは、 ラスベガスで用心棒を生業としていた。 あるとき、ひどい暴行を受けた元恋人から 復讐を依頼された彼は、 しぶしぶながらも引き受ける。 だが、その仕事は彼を予想外の形で 窮地に追い込むことになるのだった。 あらすじ紹介に悩んだのは、 この先のストーリーがどうも予想外に、 といっても悪い意味で迷走するように 感じられるからである。え、 そっち方面いっちゃうの? で、 戻ってこないわけ? 的な感じだ。 ジェイソン・ステイサムのアクションは 相変わらず切れ味鋭く、撮り方もうまい。 編集もテンポいいし、彼の演技じたいも上々。 しかし、この映画がいったいなにを メインディッシュとするかが観客に伝わりにくく、 結果、みる側はどこに視点を置けばいいのか 迷うことになる。 主人公は元軍人で格闘戦の高いスキルを どうやら持っているが、 銃を使わないというマクガイバー的ポリシーが、 彼にとってさほどの必然性があるとも思えず、 映画的にも効果を上げていない。 ジェイソン・ステイサムのファンからすれば、 お前いつも使ってるじゃん、 なんで今回だけ使わないのか。 と、説明責任を求めたくなるのである。 アクションスターの映画というのは、 作り手が意図しようがしまいが 継続性でもって見られてしまうのだから、 そのあたりまで配慮してもらわないと困る。 また、彼のアクションを見る映画、というには 量もバリエーションも少ない。 数回、同じチンピラと殴りあいをするだけだ。 また、後半明らかになる こうしたキャラクターを演じさせるには、 ジェイソン・ステイサムは 余りにパーフェクトに強すぎるし、 かといってアクションをメインに見せるには ベガスのホテルはこぢんまりし過ぎている。 どちらかにポイントを絞ってくれれば まだ突破口は開けたように思うのだが


バットマン

オトーサン、 「2001年に見たね」 ・バットマン 映画批評NO.☆342 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Batman (1989) 監督:Tim Burton 原作:Bob Kane 脚本:Sam Hamm/ Warren Skaaren Genre: Action/Crime/Thriller/Fantasy Country: USA / UK Language: English/French/Spanish 上映時間:126分 あらすじ: 警察が腐敗しきっている 無法都市ゴッサム・シティ。 今夜も悪人が退治される。 報道カメラマン、ヴィッキーは、 バットマンの正体をつきとめようと 警察長官ゴートンを取材するため 大富豪の邸宅パーティを訪ね、 ブルース・ウェインに魅かれるものを感じる。 実は、彼こそがバットマン。 その夜も、化学工場を襲った 暗黒街のボスの部下ネピアを退治するのだった。 廃液の毒によって容貌が一変したネピアは、 名前をジョーカーと名乗り、 バットマンへの復讐に燃えるのだった。 彼の野望は、世間を恐怖のどん底に突き落とす・・・ 出演者: Jack Nicholson ・・・ The Joker/Jack Napier(ジョーカー) Michael Keaton ・・・ Batman/Bruce Wayne(バットマン) Kim Basinger ・・・ Vicki Vale(ヴィッキー) オトーサン、 「ジャック・ニコルソン、断然すごい!」 その他の出演者: Robert Wuhl ・・・ Alexander Knox Pat Hingle ・・・ Police Commissioner Gordon Billy Dee Williams ・・・ Harvey Dent, Attorney Michael Gough ・・・ Alfred Pennyworth Jack Palance ・・・ Boss Carl Grissom Jerry Hall ・・・ Alicia Tracey Walter ・・・ Bob the Goon Lee Wallace ・・・ Mayor Borg William Hootkins ・・・ Lt. Eckhardt Richard Strange ・・・ Goon Carl Chase ・・・ Goon Mac McDonald (I)・・・ Goon User Rating:7.5/10( 317,203 votes)IMDb User Rating:7.5/10( 771 votes) Yahoo! オトーサン、 「名作!」 アカデミー賞 受賞 ・美術賞 ゴールデン・グローブ ノミネート ・男優賞(コメディ/ミュージカル) ジャック・ニコルソン User Comments: msegvicさん 2003年7月21日 ティム・バートンの傑作 ファンタジー/コミック映画の傑作。 まず、第一にジャック・ニコルソンが、 躁病でクレージーなホモの役で輝いている。 「チャイナタウン」「カッコーの巣の上で」 「女と男の名誉」「イーストウィックの魔女」 「シャイン」で、本当に驚くべき演技をみせた。 本作では、彼自身のスタイルを保っている。 マイケル・キートンは、 ティム・バートンのバットマンには、 理想的なタイプだ。 バットマンコミックの「ダークナイト」 の暗いバットマンを想起させる。 そして、バットマンの正反対です。 70年代のアダム・ウェストのそれとは、 正反対だ。 第二に、ティム・バートンは、 キャラクターにマッチするユニークな雰囲気を作り出した。 この映画が暗いというひとがいるが、 私はそうは思わない。 ダニー・エルフマン作曲のエキサイティングな バットマンのテーマ音楽がいい。 スパイダーマン、スーパーマン、ハルクのような コミックのヒーローとは、一線を画し、 実に新鮮だ。 オトーサン、 「ジーナさん、激賞だね」 ジーナさん 2010年2月25日 ジョーカー誕生 敵に向っていく 悪者退治映画という軸だけ見ると 他のアメコミヒーローと変わりませんが、 ヒーローが夜しか出てこなかったり 大金持ちだったりと それまでとは違ったヒーロー像になっていたのが 面白いですね。 ヒーローものなのに暗いという事が 評価を分かれさせたのかもしれませんが、 この「バットマン」が大人でも楽しめるヒーロー映画という ジャンルを切り開いたように感じます。 ダークすぎずコミカルすぎずなバランスが 絶妙のアメコミSFアクション映画だと思いますね。 子供時代の記憶やジョーカーが生まれる背景など 程よいドラマ性もGOODでした。 散りばめられたユーモアセンスも抜群で、 特にディナーデートのシーンはお気に入りです。 バットモービルはこの上なく素晴らしいですし、 他のアイテムにも心がわくわくしましたね。 しかし、バットウィングには もう少し見せ場があっても良かったなぁ〜。 ヒース・レジャーが極悪ジョーカーを演じた事でも 話題になりましたが、 ジャック・ニコルソンのジョーカーはヒース版には無かった 愛らしさがあるんですよね。 ニコルソン独特の持ち味は印象的ですし、 気分が高揚した時のリズミカルな演技は ヒースにはない不気味さだと思います。 わざとらしい笑い方など 計算された過剰さが見事でした。 このニコルソンのジョーカーの存在は きわめて大きいと言えるでしょう。 女の魅力たっぷりのキム・ベイシンガー・・・ 奪い合うのも必須な美女っぷりです。 この濃ゆい二人に挟まれると 目立たない存在になってしまうマイケル・キートン・・・ ヒーローにも大金持ちにも見えない普通な外見・・・ でも、落ち着いた雰囲気がステキ♪ 執事のマイケル・ガフもナイスキャラを飄々と演じていて 好感が持てますね。 満ち足りたキャストと それぞれの確立されたキャラクターは味わい深いです。 ただ・・・キム姐さんのキャ〜!って 絶叫がしつこかったカナ。 叫び声に変化をつけるのは 簡単じゃないのかもしれないけど、 一本調子でウンザリでした。 光の当たらない暗い部分にスポットを当てていたり、 ティム・バートンらしい趣ある色合いや造形美、 心に刻まれる音楽や 暗くふさぎこんだ街ゴッサムシティの世界観など 発想が独自で、新しいバットマンは 今観ても楽しめる要素はあると思います。 ビギンズあたりからバットマンデビューをした方が 観ると作風の軽さに違和感を抱くかもしれませんが、 バットマン作品の中でも出来ばえが 極めて優れている作品だと私は思っています。 ティム・バートンのバットマンでもダメなら 他のバットマン作品は観ないほうがイイかもしれません。 だって、もっと緩く もっとコミカルになっていきますから(爆)


アナベル 死霊館の人形

オトーサン、 「怖そう」 深夜、テレ東でやっていました。 でも、内容は、そんなことなく、 怖いのは、人形の顔くらい。 原題:Annabelle (2014) 監督:John R. Leonetti 脚本:Gary Dauberman Genre:Horror/ Mystery/ Thriller Country: USA Language: English 上映時間:99分 あらすじ: 仲睦まじい夫婦ジョンとミア。 ジョンは出産を控えたミアに ビンテージの人形をプレゼントする。 我が子の誕生を待ちわびていたが、 思いも寄らぬ事件に巻き込まれる。 ある日、隣家の老夫婦が カルト信者の男女に惨殺される事件が発生し、 犯人がミアにも襲いかかってきたのだ。 間一髪で男は警官に射殺され、 女のほうはミアの人形を抱いて自殺した。 以来、夫婦は次々と不可解な出来事に見舞われる。 無事に女の子が生まれた夫婦は、 忌まわしい記憶の残る家を後にし、 新天地へ引っ越す。 ところが、新しい家で荷物を整理していると 捨てたはずの人形が出てきて・・・ 出演者: Annabelle Wallis ・・・ Mia Form(ミア) Ward Horton ・・・ John Form(ジョン) オトーサン、 「好演しているね、2人とも」 妊娠、出産という節目をどう乗り越えていくか。 微笑ましい限りです。 その他の出演者: Alfre Woodard ・・・ Evelyn Tony Amendola ・・・ Father Perez Kerry O'Malley ・・・ Sharon Higgins Brian Howe ・・・ Pete Higgins Eric Ladin ・・・ Detective Clarkin Ivar Brogger ・・・ Dr. Burgher Gabriel Bateman ・・・ Robert Shiloh Nelson ・・・ Nancy Geoff Wehner ・・・ Neighbor Tree O'Toole ・・・ Annabelle "Janice" Higgins Keira Daniels ・・・ Annabelle Higgins Robin Pearson Rose ・・・ the Mother Camden Singer ・・・ Clerk Morganna May ・・・ Debbie Amy Tipton ・・・ Camilla Zach Pappas ・・・ Rick Sasha Sheldon ・・・ Nurse Christopher Shaw ・・・ Fuller Joseph Bishara ・・・ Demon User Rating:5.4/10( 127,729 votes)IMDb User Rating:6.0/10( 563 votes) Yahoo! オトーサン、 「そんなに悪くないね」 MTVムービー・アワード ノミネート ・恐怖演技賞 アナベル・ウォーリス User Reviews dunnypopさん 2014年10月2日 気味悪いB級映画 私はホラー映画ファンだ。 死霊シリーズのフアンだし、 ・「死霊のはらわた」 ・「死霊のはらわた II」 ・「キャプテン・スーパーマーケット」 「ポルターガイスト」はじめ、 韓国やフランスのホラー映画のファンだ。 ホラー映画のニューウェーブのファンだし、 「死霊館」のファンでもある。 本作の予算は500万ドル。 「死霊館」の4分の1だ。 脚本が弱い。 CGIは、少ししか使っていない。 古いタイの映画だ。 誰でも撮影することができる。 椅子の動きがいい。 赤ん坊のシーンは、たいして怖くない。 平均的なホラー映画だから、 レンタルでよい。 オトーサン、 「スピンオフ作品なんだ」 HABBYさん 2016年3月6日 新味に乏しい人形ホラー 生粋のホラーマニア でないからなのかもしれないが、 わざわざスピンオフさせて 話広げるほどの奥行き、魅力は ないと思った。 『ローズマリーの赤ちゃん』や『シャイニング』、 『チャイルド・プレイ』、『エクソシスト』などの 名作を連想させる場面もあるが、 言い換えると本作のオリジナリティ欠如という マイナス面が際立ってしまう。 『ローズマリー〜』のミア・ファローが 出産を控えてやつれどんどん衰弱していく進行は 鳥肌ものだったが、本作の女優は 最初から最後まで至って元気で、 物語の序盤であっさり出産も成功するし、 画面上から底冷えのする狂気が 伝わってこないのが惜しまれる (まあ金髪美人だから許すけど)。 ジェームズ・ワンの 他の作品でも同じことを書いたけど、 ネタ切れなのか充電中なのか、 もう一度我々をあっと言わせる快作を 送り届けてもらいたいものです。


バンブルビー

オトーサン、 「このシリーズ、好きになれんなぁ」 ・トランスフォーマー映画批評NO.2567 ・トランスフォーマー/リベンジ映画批評NO.3276 ・トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン映画批評NO.5919 ・トランスフォーマー/ロストエイジ(2014) ・トランスフォーマー/最後の騎士王(2017) 原題:Bumblebee (2018) 監督:Travis Knight 脚本:Christina Hodson Genre:Action/ Adventure/ SF Country: China / USA Language: English 上映時間:114分 あらすじ: 惑星サイバトロンでは オートボットとディセプティコンが戦争中。 劣勢を立て直す為、 オートボットのオプティマスプライムは、 B-127(バンブルビー)に地球へ行き オートボット勢立直しの根拠地として守れと命じる。 バンブルビーは米軍に追われ、坑道入り口で軍と対峙、 そこに追手の襲撃を受け、音声機能を失う。 トランスフォーマー同士の戦いに巻き込まれた 米軍部隊は全滅、隊長バーンズは 破壊された車の中からトランスフォーマーの爆発を見る。 遊園地の売店でアルバイトをするチャーリーは 18歳の誕生日に、自動車の中古パーツ探しに行く。 誕生日プレゼントとして廃品置き場にあった 黄色のフォルクスワーゲン・ビートルを手に入れる。 自宅のガレージに入れ、ビートルの底部を覗くと ビートルはロボットに変身した。 隣家に住むメモは、意を決してデートに誘いに ガレージを訪れて、バンブルビーと対面。 「バンブルビーのことは誰にも内緒に」と 約束させられる・・・ 出演者: Hailee Steinfeld ・・・ Charlie(チャーリー) Jorge Lendeborg Jr.・・・ Memo(メモ) John Cena ・・・ Agent Burns(隊長バーンズ) オトーサン、 「ヘイリー・スタインフェルドは、頑張ってるね」 その他の出演者: Jason Drucker・・・ Otis Pamela Adlon ・・・ Sally Stephen Schneider ・・・ Ron Ricardo Hoyos ・・・ Tripp John Ortiz ・・・ Dr. Powell Glynn Turman ・・・ General Whalen Len Cariou ・・・ Uncle Hank Kollin Holtz ・・・ Craig Gracie Dzienny ・・・ Tina Fred Dryer ・・・ Sheriff Lock Isabelle Ellingson ・・・ Mean Girlfriend Mika Kubo ・・・ Mean Girlfriend User Rating:6.8/10( 105,828 votes)IMDb User Rating:8.0/10( 1,675 votes) Yahoo! オトーサン、 「変身ものとしては、どうもなぁ」 ラジー賞ノミネート ・ラジー・リディーマー賞 「トランスフォーマー」シリーズ User Reviews pcapistranoさん 2019年1月1日 おちょくってるのか? 誰が、この映画を買っているのか! DVDスルーの映画を見ているようだ。 ヘイリー・スタインフェルド以外は、ひどい演技だ。 全部で15分のアクション、 不十分で、ありきたりのジョークだけ。 たぶん、20分を除いて、 プロットは感覚がずれている。 私は、まったく失望した。 10代向けには、すばらしい映画なのだろう。 最もありきたりで、最悪の「大ヒット作」だった。 私は、誇大宣伝に踊らされて。 された2018において見たが、ひどいものだった。 映画の最もよい部分は、最初の10分だけだった。 オトーサン、 「音楽通にはウケルかも」 mrさん 2019年9月10日 アクション + ハートウォーミング。 「トランスフォーマー」シリーズの人気者、 バンブルビーが主役のスピンオフ。 シリーズの前日譚になるので、 時代が1987年、というのが 我々日本人にとっては、ピンときませんが、 アメリカ人にとっては ファッションや音楽やライフスタイルとかに 懐かしさを覚えるのかもしれません。 主人公、チャーリーを演じた ヘイリー・スタインフェルドが良かったですね。 18歳の高校生役も無理なく、 十代の少女の可愛いらしさがよく出ていました。 でも、お母さん役はオバさんすぎる と思いましたが(笑) バンブルビーからビートルへの (その逆も)トランスフォーム・シーンも たっぷりあってサービス満点! アクションだけでなく、 ハートウォーミングな映画になっていました。 映画では1980年代と思われる 当時のヒット曲が効果的に使われていました。 例えば冒頭でチャーリーが歯を磨くシーンで ザ・スミスの「ビッグマウス・ストライクス・アゲイン」 が流れました。 ザ・スミス というところが渋いですね。  他にも日本でも大ヒットしたa-haの 「テイク・オン・ミー」、 それにお馴染みの「アンチェインド・メロディ」も 父親を思い出すシーンで流れました。 バンブルビ―は発声機能が壊されている設定なので、 ラジオで流れる曲の歌詞で チャーリーと会話しますが、 ラストでビートルがカマロに変身して 別れのシーンでは、 大ヒットしたシンプル・マインズの 「Don’t You Forget About Me」の歌詞、 「♪忘れないで・・僕のことを・・」と 自分の気持ちをチャーリーに伝えた時は グッときました・・・。 もちろん、アーチスト名や曲名は知らなくても、 「よい曲だな」と思ってもらえれば それで良いのでしょう。 「バンブルビー」はトラヴィス・ナイト監督の 長編2作目になりますが、 次回作は「The Six Billion Dollar Man」に なりそうで、これも楽しみですね。


マイマイ新子と千年の魔法

オトーサン、 「DVD、借りてみるか」 9月19日、ラジオ深夜便に 芥川賞作家・高樹のぶ子さんが 出演していました。 そこで、この映画の話が出ました。 山口県防府市のご出身ですが、 この映画の舞台は、岡山です。 原題:マイマイ新子と千年の魔法(2009) 監督・脚本:片渕須直 原作:高樹のぶ子 Genre:アニメ/ドラマ/ファミリー 上映時間:93分 あらすじ: 青い麦畑が広がる山口県防府市国衙は、 多くの遺跡や古い地名が残る歴史ある町。 おでこにマイマイ(つむじ)のある 小学3年生の新子は、 おじいちゃんから聞いた 平安時代に思いを馳せては、 千年前の都の様子や人々を 空想するのが大好き。 ある日、東京からの転校生 貴伊子がやって来た。 どこか元気がなく、 クラスに馴染めずにいたが、 好奇心旺盛な新子は彼女に興味を抱き、 すぐに2人は仲良くなる。 やがて、同級生のタツヨシたちともに 用水路をせき止めて作ったダム池に 夢中になる新子たちだったが・・・ 声の出演者: 福田麻由子・・・ 青木新子 水沢奈子・・・ 島津貴伊子 江上晶真・・・ タツヨシ オトーサン、 「子供時代は、田舎で過ごすに限るね」 もっとも、今の田舎は、 都会化しているようですが・・・ その他の声の出演者: 森迫永依・・・ 清少納言・清原諾子 松元環季・・・ 光子 中嶋和也・・・ シゲル 西原信裕・・・ ミツル 冨澤風斗・・・ 一平 塚田正昭・・・ 清原元輔 野田圭一・・・ 小太郎 本上まなみ・・・ 青木長子 User Rating:6/1/10( 22 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:7.1/10( 532 votes) Yahoo! オトーサン、 「岡山弁は、分からん」 例えば、 ・「ぼっけぇ」「でぇれぇ」「もんげぇ」は 全て「とても」や「すごい」と 何かを強調するときに使われる User Reviews nabeさん 2019年8月5日 無邪気に遊ぼう どこか懐かしいハートフルなアニメである。 山口県防府市にある周防国衙跡を舞台に、 昭和30年代の農村を描いている。 まだテレビもゲームも無かった時代の 田舎の子供たちが、 美しい田園風景の中で無邪気に遊ぶ姿が楽しく、 また大人たちが絡んだ現実的な出来事にも あくまでも子供目線で懸命に対処する姿が健気だ。 天真爛漫な新子が可愛い。 ちょっとクールなタツヨシや、 都会から来た貴伊子のお嬢さんぶりも 微笑ましく印象的だ。 オトーサン、 「1000年前がなくなったら、 見るべきものなしだよ」 あろえりーなさん 2012年2月20日 前半がとてものんびりとした 爽やかな展開だったので、 タツヨシの父が自殺した敵討ちをする為に ヤクザのいるバーに上がり込む 後半の展開には少々驚きましたが、 でもそのタツヨシとの別れ方が、 これまた凄く爽やかで、 そのシーンが一番ぐっときました。 ただ、これはあくまで個人的な意見ですが、 1000年前の舞台と現世が どうもいまいちリンクしていないというか これだったら、1000年前の妄想は まるまるカットして、 現世だけの構成でもいいんじゃないかと思うのです。 ノスタルジックな雰囲気、子供達の絆 そういうところは凄くいいんですけどね。


ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

オトーサン、 「ケネディは、大好きだったけど」 ジャクリーンは、後にギリシャの海運王と 再婚したので、私的には評価が下りました。 最愛の夫の死別による絶望感から立ち直ったのを 素直に喜ぶべきなのでしょうが・・・ 原題:Jackie (2016) 監督:Pablo Larrain 脚本:Noah Oppenheim Genre:Biography/ Drama/ History Country: USA/France/Chile/China/Germany/UK Language: English/ Spanish 上映時間:100分 あらすじ: 1963年11月22日、 テキサス州ダラスを訪れた ケネディ大統領が、 オープンカーでのパレード中に 何者かに射撃され命を落とした。 目の前で夫を殺害された妻ジャクリーンは 悲しむ間も与えられず、 葬儀の取り仕切りや 副大統領の大統領就任式への出席、 ホワイトハウスからの退去など 様々な対応に追われることに。 一方で事件直後から夫が「過去の人」として 扱われることに憤りを感じた彼女は、 夫が築き上げたものを 単なる過去にはさせないという決意を胸に、 ファーストレディとして 最後の使命を果たそうとする・・・ 出演者: Natalie Portman ・・・ Jackie Kennedy(ジャクリーン) Peter Sarsgaard ・・・ Bobby Kennedy(ボビー) John Hurt ・・・ The Priest(神父) オトーサン、 「役づくりに苦労しただろうね」 ナタリー・ポートマン、丸顔が細面。 減量したのか、メイクのせいか。 その他の出演者: Greta Gerwig ・・・ Nancy Tuckerman Billy Crudup ・・・ The Journalist Richard E. Grant ・・・ Bill Walton Caspar Phillipson ・・・ John Fitzgerald Kennedy John Carroll Lynch ・・・ Lyndon B Johnson Beth Grant ・・・ Lady Bird Johnson Max Casella ・・・ Jack Valenti Sara Verhagen ・・・ Mary Gallagher Helene Kuhn ・・・ Pam Turnure Deborah Findlay ・・・ Maud Shaw Corey Johnson ・・・ Larry O'Brien Aidan O'Hare ・・・ Kenny O' Donnell User Rating:6.7/10( 67,153 votes)IMDb User Rating:5.5/10( 517 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価は分かれそうだね」 アカデミー賞ノミネート ・主演女優賞 ナタリー・ポートマン ・作曲賞 ・衣装デザイン賞 ヴェネチア国際映画祭 受賞 ・脚本賞 User Reviews Red_Identityさん 2016年12月25日 夢のようで、力強く魅了される 私は、パブロ・ララインの仕事に詳しくない。 彼の映画は見たことがないい。 初見だからか、非常に興奮した。 私の性分に合っていたのだ。 アカデミーメンバーは、 本作を好きでなかったらしい。 だが、ここには、真実の性格描写がある。 ジャッキー・ケネディの心の奥にわけ入っている。 実に感動的だ。 ポートマンには、魅了された。 記憶に残る演技だ。 1度見るだけでは、充分ではない。 非常によく考え抜かれた映画だからだ。 誰もが没頭するわけではないだろうが、 私は、ファンになった。 オトーサン、 「確かに既視感あり!」 黒美君彦さん 2017年4月3日 ケネディ神話 ジャクリーン・ケネディにスポットを当てた ドキュメンタリー番組 (NHKBSプレミアム「アナザーストーリー」) を以前観たことがあるせいか、 JFKの暗殺後の夫人の立ち居振る舞いには さほど新味は感じなかった。 敢えて血痕が飛び散ったスーツのまま、 夫の遺体とともに空港に降り立ったジャクリーン。 ファーストレディとして、 暗殺された大統領を いかに最後の舞台に立たせるのかに腐心する姿。 悲しみや怒りを内面に抱えながら、 現実に立ち向かう彼女を ナタリー・ポートマンが好演している。 相談役として唯一心を許せるのは 義弟のボビーことロバート・F・ケネディ。 P・サースガードは『アイヒマンの後継者』での 主演を観たばかりだったので、 続けざまのサースガード体験(笑)。 当時の米国の混乱が感じられる記録映像を ところどころに挿入しているところは巧い。 1960年代のファッションや テレビ取材に対する語りなどは興味深く拝見した。 ただ、ケネディ暗殺をめぐるエピソードは ほぼ語り尽くされた感があり、 本作で新たな視点が示された というものではないように思う。 その意味ではやや物足りなさを 感じないではなかった。 彼女もまたケネディ神話の一部を なしていることは確かなのだけど。


ベイブ

オトーサン、 「2003年に見たね」 ・ 映画批評NO.☆987 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Babe (1995) 監督:Chris Noonan 原作:Dick King-Smith 脚本:George Miller /Chris Noonan Genre: Family /Comedy /Drama /Fantasy Country: Australia / USA Language: English 上映時間:89分 あらすじ: 農夫のホゲットは、お祭りで子豚をゲット。 自分をベイブと呼ぶ子豚と仲良しになる。 ベイブは、農場の他の動物たちについて学び、 牧用犬のフライと仲良くなる。 フライの助けを借り、 また農夫のホゲットさんのカンで、 ベイプは、羊飼いになっていくが、 それは、めざましい成果を生むことになる・・・ 声の出演者: James Cromwell ・・・ Farmer Arthur Hoggett(ホゲット) Christine Cavanaugh ・・・Babe the Gallant Pig(ベイブ) Miriam Margolyes ・・・Fly the Female Sheepdog(フライ) オトーサン、 「こりゃ、すごいや。 口の動きと言葉が完璧にシンクロしてる!」 これは、動物を完璧に調教し、 高度のCG技術とアニマトロニク技術が 実写とシンクロせねば、不可能です。 その他の声の出演者() Magda Szubanski ・・・ Esme Hoggett Zoe Burton ・・・ Daughter Paul Goddard (I) ・・・ Son-in-law Christine Cavanaugh ・・・.Babe the Gallant Pig Miriam Margolyes ・・・ Fly the Female Sheepdog Danny Mann (I) ・・・ Ferdinand the Duck Hugo Weaving ・・・ Rex the Male Sheepdog Miriam Flynn ・・・ Maa the Very Old Ewe Russi Taylor ・・・ Dutchess the Cat Evelyn Krape ・・・ Old Ewe Michael Edward-Stevens ・・・ Horse Charles Bartlett (II)・・・ Cow Paul Livingston ・・・ Rooster in Stall Roscoe Lee Browne ・・・ Narrator User Rating:6.7/10( 110,337 votes)IMDb User Rating:8.9/10( 581 votes) Yahoo! オトーサン、 「心温まる!」 アカデミー賞受賞 ・特殊視覚効果賞 ノミネート: ・作品賞 ・監督賞、 ・助演男優賞:ジェームズ・クロムウェル ・脚色賞 ・美術監督装置賞 ・編集賞 User Reviews ChristopherRiceさん 2003年12月17日 驚くべき映画 1995年秋、ガールフレンド(現在の妻)に 誘われてはじめて見た。 興味は、セロ。 ただの子供向け映画だろうと 劇場に座ったのを思い出す。 90分我慢しよう。 映画が始まって、 豚が屠殺場に連れて行かれ、 子豚が涙ぐんで、 「さようなら」をママに言う。 ベイブのママが積み込まれた後、 カメラは、むせび泣いているベイブを写す。 この瞬間、(たぶん映画がはじまって90秒後)は、 とてもよく撮影されている。 メロドラマ風ではなく、悲痛だった。 単なる子供向け映画ではない! すばらしい映画だ。 自分を信じているならば、 驚くべきことが起こりうるのだ。 かよわい個人でも勝利することができるのだ! 家族と友人の助けは、 人生の困難な旅において重要である。 見逃してはならない映画だ。 オトーサン、 「豚肉、美味しいけど・・・」 黒美君彦さん 2008年3月3日 楽しい 制作から随分経った今でも 楽しく観ることができるというのは、 この作品が単にアニマトロニクスという 技術だけに頼っていないという証明でもある。 物語はきわめて単純だが、 調教をはじめとする撮影の準備を 考えるだけで気が遠くなる。 「生命は大切だ」という正論を聞くたびに 心のどこかで反発を覚えるのは、 一方で私たちは他の生命を消費することでしか 生きられないという業を背負っているのを 知っているからだ。 だからこんな心温まる作品を観ても、 豚肉や牛肉を食べない…とはならない。 でもベイブほど賢い子豚と出会ったら、 菜食主義者になってしまうかも…(苦笑)。


マーニー

オトーサン、 「2002年に見たね」 ・ 映画批評NO.☆763 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Marnie (1964) 監督:Alfred Hitchcock 原作:Winston Graham 脚本:Jay Presson Allen Genre: Drama / Thriller Country: USA Language: English 上映時間:130分 あらすじ: マーニーは、常習犯。 雇い主の気をひくような格好をして信頼させ、 盗みを働き、逃走し、身分を変えるのだ。 彼女が愛するのは、母親だけ。 でも、母親との関係には、深刻な問題がある。 さて、マーニーは、今度は、 フィラデルフィアの出版社に就職する。 マークは、彼女の正体を見抜く。 彼女の前の雇い主のクライアントだったからだ。 だが、なぜか、マークは、警察に突き出す代わりに、 彼女と結婚することに・・・ 出演者: Tippi Hedren ・・・ Marnie Edgar(マーニー) Sean Connery ・・・ Mark Rutland (マーク) Louise Latham ・・・ Bernice Edgar(マーニーの母親) オトーサン、 「3人とも、名演だね」 その他の出演者: Diane Baker ・・・ Lil Mainwaring Martin Gabel ・・・ Sidney Strutt Bob Sweeney ・・・ Cousin Bob Milton Selzer ・・・ Man at Track Mariette Hartley ・・・ Susan Clabon Alan Napier ・・・ Mr. Rutland Bruce Dern ・・・ Sailor Henry Beckman ・・・ First Detective S. John Launer ・・・ Sam Ward Edith Evanson ・・・ Rita Meg Wyllie ・・・ Mrs. Turpin User Rating:7.2/10( 41,062 votes)IMDb User Rating:6.4/10( 92 votes) Yahoo! オトーサン、 「良く出来ている!」 User Reviews TexMetal4JCさん 2001年7月13日 過小評価のヒッチコック物 すばらしいヒッチコック映画(1950-196年)の 最後を飾る作品だ。 すべては、ティッピー・ヘドレンへの ヒッチコックのいや増す妄想からきている。 撮影の終わり頃には、 ヒッチコックはヘドリンと話しもせず、 名前を呼びさえしなかった。 友人たちは、本作がヒッチコックが 本当に愛した最後の映画だったと言う。 だが、興行的には失敗し、 最近まで注目されることがなかった。 DVD発売によって、息を吹き替えしたのだ。 まさに、絶望の灰から立ち上がる、だ。 オトーサン、 「フロイドの"夢分析"の映画版だね」 Ikedaさん 2005年4月23日 サスペンスに見所 深層心理を主題にした映画なので、 好き嫌いが分かれると思いますが、 私は好きな方です。 ショーン・コネリーが、 あまりに優しすぎるのが気になりましたが、 トラウマの原因を探って行く過程での サスペンスに見所があります。 グレース・ケリーに断られて起用されたという ティッピー・ヘドレンも 「鳥」の時よりも見せ場が多く、 異常な心理状態を無難に演じていると思いました。 ヘドレンが社長の事務所へ盗みに入る所は、 構図も良く、スリル満点です。


スパイ・ゲーム

オトーサン、 「2001年に見たね」 ・ 映画批評NO.☆384 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。  原題:Spy Game (2001) 監督:Tony Scott 原作・脚本:Michael Frost Beckner Genre: Action / Crime / Drama / Thriller Rated R for language, some violence and brief sexuality. Country: Germany / USA / Japan / France Language: English/ German/ Arabic/French/Cantonese 上映時間:126分 あらすじ: 1991年。 東西冷戦の終結と共に、 CIAの作戦担当官として 数々の伝説を築き上げてきたミュアーも、 引退の日を迎えようとしていた。 そんな時に飛び込んできたのが、 彼が育て上げたエージェント、 ビショップが 中国で逮捕されたの危機を報じるニュース。 上層部は見殺しにするつもり。 ユエ陥落後のベトナムで出会って以来、 直接の交流は途絶えた今も 師弟関係で結ばれている2人。 またミュアーは、自分の職業倫理のせいで、 ビショップが戦火のレバノンで NGO職員エリザベスとの苦い恋を締めくくる 結果になったことを気にしてもいた。 そんなミュアーに残された時間は、 在職中である1日だけ。 そして彼はCIA上層部と渡り合う 一世一代のオペレーションに取り掛かり、 見事処刑寸前でビショップを救う・・・ 出演者: Robert Redford ・・・ Nathan Muir(ミュアー) Brad Pitt ・・・ Tom Bishop(ビショップ) Catherine McCormack ・・・ Elizabeth Hadley(エリザベス) オトーサン、 「レッドフォード、巧いね」 その他の出演者: Stephen Dillane ・・・ Charles Harker Larry Bryggman ・・・ Troy Folger Marianne Jean-Baptiste ・・・ Gladys Jennip Matthew Marsh ・・・ Dr. Byars Todd Boyce (I) ・・・ Robert Aiken Michael Paul Chan ・・・ Vincent Vy Ngo Garrick Hagon ・・・ Cy Wilson Andrew Grainger ・・・ Andrew Unger Bill Buell (I) ・・・ Fred Kappler Colin Stinton ・・・ Henry Pollard Ted Maynard ・・・ CIA Administrator Tom Hodgkins ・・・ CIA Lobby Guard User Rating:7.1/10( 137,072 votes)IMDb User Rating:8/0/10( 730 votes) Yahoo! オトーサン、 「ラストにかけての盛り上げ、最高!」 7.5/10 (1756 votes) User Reviews snakeさん 2001年12月5日 High quality Hollywood thriller 高い品質のハリウッドスリラー 本作は、ハリウッド映画にはないもの。 夢中にさせ、知的で、 よく書かれて、演じられ、監督されている。 「メメント」以来の出来だ。 レッドフォードは、彼そのもの。 トニー・スコット、万歳! 「ミッション・インポッシブル」のようだ。 だが、それ以上の出来だ。 キャラクターがいいし、 ペースは完璧で、興味シンシン。 現代のカメラトリックを見事に駆使している。 せりふは、ダイアログは自然な感じ。 すべての俳優はよい仕事をしている。 話は、興味深い。 CIAが、本当は、どのように活動してるか分かる。 意のままに使えるすばらしいテクノロジーを持っているのだ。 この映画、本当に楽しい。 オトーサン、 「トニー・スコット監督って?」 誕生日 1944/6/21 - 2012/08/19 出身 英ストックトン 5年間画家として過ごし、 サンダー・アート・スクール芸術科、 リーズ・カレッジ・オブ・アートの大学院を経て 兄、リドリー・スコットのCM製作会社RSAに就職。 カンヌ国際映画祭のテレビ/映画コマーシャル・フェスティバルで 金賞と銀賞を受賞。 ロンドン王立美術学校で教鞭をとっていた時期もあった。 72年の短編“One of the Missing”で 映画界に活躍の場を移し、 83年の「ハンガー」で長編監督デビュー、 86年、「トップガン」が大ヒットし、 人気監督の仲間入りを果たした。 黒美君彦さん 2003年12月19日 ゲームとして エンターテイメントとしてはまあまあか。 大義があれば何をしてもいいという単独主義が CIAの存在意義なのだから、 内容そのものは驚くに値しないが。 ルールを破った工作員を、 一介の工作員に過ぎない R・レッドフォード演じるネイサン・ミュアーが 国家間の紛争を招きかねない方法で 救出するなんてあり得ない話。 相手は中国だから何人殺しても胸は痛まない というわけか。 キャスティングでは、 ブラピの存在感が異様に薄く感じたが…。 トニー・スコット監督では 『エネミー・オブ・アメリカ』 (コッポラの『カンバセ―ション〜盗聴』 の盗作だという声もあるが、 続編もしくは現代版と捉えるのが正しいだろう) この方がリアリティでは上だろう。


ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

オトーサン、 「真の愛国とは・・・」 政府を批判すれば“偏向報道”と騒ぐ 改憲勢力が国会とメディアを牛耳っています。 原題:The Post (2017) 監督:Steven Spielberg 脚本:Liz Hannah/ Josh Singer Genre:Biography/ Drama/ History Country: USA / UK Language: English 上映時間:116分 あらすじ: 1971年。 ベトナム戦争が泥沼化、 国民には反戦気運が高まっていた。 そんななか、ベトナム戦争に関する 経過や分析に携わった ダニエル・エルズバーグが ペンタゴン・ペーパーズを NYタイムズに手渡し、一大スクープとなる。 しかし、その後の記事は 政府の圧力で差し止められてしまう。 アメリカ初の女性新聞発行人として 足固めをしようとしていた ワシントン・ポストのキャサリン・グラハムは、 同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーらとともに、 真実を明らかにすべく奔走する・・・ 出演者: Meryl Streep ・・・ Katharine Graham(グラハム) Tom Hanks ・・・ Ben Bradlee(ブラッドリー) Matthew Rhys ・・・ Daniel Ellsberg(エルズバーグ) オトーサン、 「やはり、名優だね」 その他の出演者: Bob Odenkirk ・・・ Ben Bagdikian Sarah Paulson ・・・ Antoinette "Tony" Pinchot Bradlee Tracy Letts ・・・ Fritz Beebe Bradley Whitford ・・・ Arthur Parsons Bruce Greenwood ・・・ Robert McNamara Alison Brie ・・・ Lally Graham Carrie Coon ・・・ Meg Greenfield Jesse Plemons ・・・ Roger Clark David Cross ・・・ Howard Simons Zach Woods ・・・ Anthony Essaye Michael Stuhlbarg ・・・ A. M. Rosenthal David Costabile ・・・ Art Buchwald Pat Healy ・・・ Philip L. Geyelin John Rue ・・・ Gene Patterson Rick Holmes ・・・ Murrey Marder Philip Casnoff ・・・ Chalmers Roberts Jessie Mueller ・・・ Judith Martin Stark Sands ・・・ Donald E. Graham Michael Cyril Creighton ・・・ Jake Brent Langdon ・・・ Paul Ignatius Gary Wilmes ・・・ Punch Sulzberger Christopher Innvar ・・・ James L. Greenfield James Riordan ・・・ Vice Admiral Joseph Francis Blouin Kelly AuCoin ・・・ Assistant Attorney General Kevin Maroney Tom Bair ・・・ William Rehnquist (voice) Cotter Smith ・・・ William Macomber Jennifer Dundas ・・・ Liz Hylton User Rating:7.2/10( 111,707 votes)IMDb User Rating:7.7/10( 2,606 votes) Yahoo! オトーサン、 「完成度が高いね」 アカデミー賞 ノミネート ・作品賞 ・主演女優賞 メリル・ストリープ ゴールデン・グローブ ノミネート ・作品賞(ドラマ) ・男優賞(ドラマ) トム・ハンクス ・女優賞(ドラマ) メリル・ストリープ ・監督賞 スティーヴン・スピルバーグ ・脚本賞 ・音楽賞 User Reviews littlemartinarocenaさん 2017年12月22日 タイムリーな合図 本作は、この民主主義国における 新聞の不可欠な役割について思い出させる。 歴史上の事実が現在の危険な時を説明する。 ペンタゴン・ペーパーズの話しは古代史ではないのに、 もう人々は、忘れたようだ。 20年代のアメリカ人は、 下院非米活動委員会の活動を知らない。 教育は、私達の将来を決める そのめざめに寄与した スティーブン・スピルバーグに感謝したい。 本作は、輝いている。 トム・ハンクスは、「大統領の陰謀」の ジェイソン・ロバーズのようだ。 思慮深い男のバージョンだ。 そしてメリル・ストリープ、 おお、メリル・ストリープ! 注目の的ではなかった女性に 命を吹き込んだ。 1人の妻であり、1人の娘である ジレンマに立ち向かう姿勢に感動する。 本作は、繰り返しみるべき映画だ。 あらゆる機会に子供に見させてほしい。 オトーサン、 「流石、黒美さん、本物だ」 黒美君彦さん 2018年4月3日 フェイクニュース 現政権が、批判する報道機関を名指しで 「フェイクニュースだ」 とこき下ろす米国だからこそ、 スピルバーグはこの作品を手がけたのだろう。 1971年、ニューヨーク・タイムズがスクープした “ペンタゴン・ペーパーズ”。 それは1967年に国防長官ロバート・マクナマラの 指示で作成された7000ページにも上る文書だった。 そこにはトルーマン以降、アイゼンハワー、 ケネディ、ジョンソンといった政権にまたがる ベトナム戦争に関して隠蔽された 膨大な事実が記されていた。 そもそも戦争に一度も負けたことのない アメリカが負けるわけにはいかない… そんな理由で若き米兵たちは 泥濘のようなベトナム戦線へと送り込まれていた ということが露わになる。 当時のニクソン政権は 国家の安全保障を脅かすとして、 ニューヨーク・タイムズの記事差止め命令を 連邦裁判所に求める。 そうしたなか、資料を入手しようと 駆け回るライバル紙のワシントン・ポストが この作品の舞台だ。 掲載すれば間違いなく政権がポスト紙を潰しに来る。 だが、報道機関として掲載せず目をつぶれば、 その役割を放棄したことになる。 物語は編集主幹ベン・ブラッドリーと、 ポスト紙の社主キャサリン・グラハムを軸に、 元シンクタンク研究員だったベン・バグディキアンら 記者たちの奮闘も描かれる。 幾つか「?」というシーンもあった。 突然編集局に姿を現し、 靴箱に入れた資料の一部を持ってきたのは いったい誰なのか。 最終的にバグディキアンが 内部告発したダニエル・エルズバーグから 直接資料を入手したから良かったが、 最初の資料だけでは記事になりようがない。 あれはどういうこと?? 政権に都合の悪い事実を 「国家機密」にしてしまうのは簡単だ。 都合の悪いことが世に知れ渡れば、 国家の安定基盤が崩れる。 その結果国力が弱まり、 安全保障に重大な危険が生じる… 為政者は必ずそう自己正当化する。 困ったことにこれに同調する国民も少なくない。 知らなければ主権者たる自らの責任を問われることはない。 国のことは国に任せるべきだ、 多少の犠牲はやむを得ない… 自分にさえ不利益がなければ。 民主主義は、市民が自らの責任をも負う ということである。 つまり不都合な事実を隠す政権を否定することも また、市民の義務であり責任でもあるのだ。 さて、では報道機関はどのように振舞うべきなのか。 そもそも報道機関は誰のために働くべきなのか。 目の前に伝えるべき事実がある。 だが報じると間違いなく大混乱が起きる。 その責任を負えるのか、と自問自答する。 だが、それは報道機関が負うべき責任ではない。 メディアは「伝える」ことしか 役割は与えられていないのだ。 もちろんそれに伴う論評はあるだろう、 しかし、最終的に判断するのは 「市民」「国民」であるはずだ。 彼らは材料がなくては考えることも出来ない。 それを自ら放棄することは、 民主主義への裏切りではないのか。 たまたま新聞社の経営者であるキャサリン・グラハムは、 歴代の政権といい関係を築いてきた。 しかしそのことと報じることは違う と彼女は悩んだ挙句決断する。 この決断がその後のベトナムからの撤兵や ウォーターゲート事件のスクープに つながったのは間違いない。 政府の広報新聞と化した某紙とは異なる メディアの矜持が感じ取れる作品に仕上がっている。 ただ、社会派ドラマを描くとき、 スピルバーグ監督は登場人物に 饒舌に語らせすぎる感がある。 全てを台詞で説明しようとするかのようだ。 だから名優をキャスティングしている割に、 映画的な歓びはやや薄い。 首尾一貫してテレビドラマ的なスピード感なので、 個人的にはそこがもの足りない気がした。 しかしながら政権が「フェイクニュース」と連発し、 報道機関を批判する異常な時代、 この作品が持つ意義は決して小さくはないと思う。


泥棒野郎

オトーサン、 「うーん」 いい映画なのでしょうが、 私的には、吹き替えがなく、 字幕が小さくて長いので困りました。 ウディのマシンガントークが、 ここでは裏目に出ています。 原題:Take the Money and Run (1969) 監督:Woody Allen 脚本:Woody Allen/ Mickey Rose Genre:Comedy/ Crime Country: USA Language: English / Yiddish 上映時間:85分 あらすじ: スラム街に育ったバージルは、 “カポネ”を夢みて犯罪を重ねる。 久しぶりにシャバに出て、 すてきな美人ルイーズに出会った。 チェロ奏者だと嘘をつき 甘く楽しい逢う瀬を重ねるが、 それに必要なのはお金、 銀行強盗をはたらくが、 あえなく捕まり刑務所へ舞もどる。 そんな彼のもとにルイーズが、面会に。 「待ってるわ」に励まされ、 模範囚を志すが、 脱獄計画に乗せられ、ドジを踏む。 他州へ逃げた2人は結婚し、 バージルはセールスマンとなる。 だが、大年増の秘書に過去を知られ、 強請られ、関係を迫られる。 妻ルイーズと子供を連れて逃げるなか、 金銭難から昔の仲間を集めて 綿密な銀行強盗を計画するが、 大ドジで、その名も高きアリゾン刑務所へ。 再び脱走、小さな犯罪を重ねていく。 ある時、昔の楽団の仲間を恐喝すると、 彼は刑事になっていた。 53犯、800年の刑を受ける。 ところが、現在はというと、 刑務所内外で犯罪学の講演を繰り返し、 優雅な生活を送っている・・・ 出演者: Woody Allen ・・・ Virgil Starkwell(バージル) Janet Margolin ・・・ Louise(ルイーズ) オトーサン、 「ウディ、魅力のない中年男だね」 でも、まわりに美女が群がるのは、 お人柄でしょうか、お金の威力でしょうか。 その他の出演者: Marcel Hillaire ・・・ Fritz the Director Jacquelyn Hyde ・・・ Miss Blair Lonny Chapman ・・・ Jake the Convict Jan Merlin ・・・ Al the Bank Robber James Anderson ・・・ Chain Gang Warden Howard Storm ・・・ Fred Mark Gordon ・・・ Vince Micil Murphy ・・・ Frank Minnow Moskowitz ・・・ Joe Agneta Nate Jacobson ・・・ The Judge Grace Bauer ・・・ Farm House Lady Ethel Sokolow ・・・ Mother Starkwell Dan Frazer ・・・ Julius Epstein the Psychiatrist Henry Leff ・・・ Father Starkwell Mike O'Dowd ・・・ Michael Sullivan Louise Lasser ・・・ Kay Lewis User Rating:7.3/10( 26,400 votes)IMDb User Rating:7.6/10( 21 votes) Yahoo! オトーサン、 「なるほどね」 サイレント映画、チャップリンの影響ありと みましたが、どうでしょうか? User Reviews Runinriderさん 2004年8月23日 ウディの最初の佳作 その魅力とウィットが印象的な映画だ。 ウディ演じるバージルのお話し。 その人生をドキュメンタリー・スタイルで描く。 彼は奇妙な幼年期を過ごし、 その欲求を満たすために、犯罪に向かう。 観客は、彼のロマンスを知り、 鎖につながれる様を目撃し、同情する。 ドキュメンタリー・スタイルは、 ある種の「小道具」かもしれないが、 機能している。 また、観客は、 ウディの機知に富んだ 早口の独白に満足するだろうし、 「ウディ・アレンのバナナ」、 「スリーパー」、「マンハッタン」、 「アニーホール」(アカデミー賞受賞) をものにした監督の初期の仕事に立ち会える。 「スリーパー」のように、 挑戦的なジョークはなく 「アニーホール」のように 性的な陽気さはないが、 暖かさと内気のバランスがとれた ハッピーエンドの作品だ。 オトーサン、 「脱走劇は、ハイライトだね」 いまそのときさん 2011年12月6日 痛快!!今見ても笑える W・アレン初監督作品。 気負いや緊張感がありそうだけど、 自分の素性、屈折感、劣等感を 笑いにしてしまう彼の持味と技量は 既に完成している。 こんなに力抜いていいのかというくらい。 この抜けた感じは42年経っても新鮮だ。 どうしてラビに。 脱走劇の間の抜け方が、あんまり可笑しいので、 笑いのネタって一体どこから生まれるんだろうと つい考えてしまった。 馬鹿馬鹿しいと思わない人だけ見て欲しい。 確かにお馬鹿だが、 センス溢れる初期の快作だ。 気になるのは日本公開タイトルかな。 原題のままでいいと思う。


座頭市二段斬り

オトーサン、 「このシリーズ、楽しみだね」 これまの映画批評No.は、 ・座頭市 あばれ凧 6838 ・座頭市逆手斬り 6199 ・座頭市兇状旅 6830 ・座頭市喧嘩旅 ☆6177 ・座頭市地獄旅 ☆5629 ・座頭市千両首 6178 ・座頭市血笑旅 ☆6108 ・座頭市果し状 6238 原題:座頭市二段斬り(1965) 監督:井上昭 脚本:犬塚稔 Genre:時代劇 上映時間:83分 あらすじ: 座頭市は、ある朝突然暴漢に襲われた。 こんな旅に嫌気のさして 昔、あんまの手ほどきをうけた 彦の市師匠を麻生の宿に訪ねた。 だが、彦の市は殺され、 娘のお小夜は、女郎に身を沈めていた。 郡代役所の磯田幸右衛門のいうままにならず 土蔵に閉じ込められていた。 その夜、座頭市は、 用心棒・井戸尻軍十郎に呼ばれて 肩をもんだ。 これ幸いと座頭市は軍十郎から 彦の市殺しのことを聴くが、 口をつぐんでしまった。 そのころ郡代役所では、 八州見廻りによる帳簿調べが 始まっていた・・・ 出演者: 勝新太郎・・・ 座頭市 坪内ミキ子・・・ お小夜 三木のり平・・・ 井戸尻軍十郎 小林幸子・・・お鶴 オトーサン、 「小林幸子、子役やってる」 1953年生まれですから、当時12歳! その他の出演者: 加藤武・・・ 門倉小平太 春本富士夫・・・ 磯田幸右衛門 伊達三郎・・・ 錣山の代貸 澤村宗之助・・・ 錣山の辰五郎 嵐三右衛門・・・ 彦の市 倉田マユミ・・・お鹿 平参平・・・丑松 藤山浩二・・・比企作兵衛 寺島雄作・・・弥作 木村玄・・・大館甚吾 西岡弘・・・善山野甲蔵 User Rating:6/3/10( 8 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:9.0/10( 11 votes) Yahoo! オトーサン、 「名作だ」 User Reviews いのうえさん 2007年7月1日 鬼才井上昭の座頭市デビューだ!  って喜び方をするのは私だけかしらん。 この人を評価する人を あまり聞いたことがないのだけど、 私は大映の末期の遅れてきた才人だと思っている。 長らく三隅研次や森一生、市川崑らのもとで 助監督として下積みを積んで、 ちょうどこのあたりに一本立ちしたのではないかと思う。 ほとんどデビュー作に近いのに、 あきれるほど大胆な映像を撮る。 表情をえぐり取るようなアップ、 真上にカメラを据えるかと思うと、 極端にローアングルのショットもある。 そして何より、テンポがいい。 座頭市の居合斬りは、 たいていの監督はカメラをフィクスして、 長まわしで撮っているのだけど、 この監督は手持ちカメラで市を追いかける。 この迫力。それだけで満足。 もう一つ付け加えるとすれば、三木のり平。 いい味出してますなあ。 オトーサン、 「井上昭監督って?」 誕生日;1928/12/10日 - 出身;京都府 京都商業学校を経て、 同志社大学文学部英文科卒業。 助監督として溝口健二、森一生、吉村公三郎らについた。 森から映画を撮るテクニックを、 溝口から「形而上学的な情念の世界」を学んだ。 1960年、「幽霊小判」で監督デビュー。 大映在籍中に21本で監督を務めた。 退社後はテレビを中心に活躍。 nabeさん 2010年10月9日 第一級のエンターテインメント ゴジラの伊福部昭の重厚な音楽にのって、 今回も冴えわたった殺陣を魅せる。 三木のり平がコミカルな演技で全体を和ませ、 歌の上手な子役で 小林幸子が出ているのが貴重だろう。 それにしても座頭市は 悪者を斬って斬って斬りまくる。 それを観ている観客はスーッとするが、 本当は人を殺しているわけで、 今日のリアルなCGで描いたら グロテスクこの上ないのだが、 血も出ないし醜くもない。 それはこの映画が エンターテインメントだからだ。 社会派ドラマではないのだから リアルである必要はない。 恐らく黒澤明には座頭市は撮れなかっただろう。


ステキな金縛り

オトーサン、 「三谷ワールド、全開!」 どんどん進化を遂げているようです。 記憶にございません!」(2019)も、 楽しいかも。 原題:ステキな金縛り(2010) 監督・脚本:三谷幸喜 Genre:コメディ 上映時間:142分 あらすじ: 失敗続きの若手弁護士エミは、 資産家の妻を殺害した容疑で 捕まった矢部五郎の弁護を担当することに。 そんなエミに対し、 男はアリバイがあると主張する。 事件の夜、山奥の旅館で 金縛りに遭っていたというのだ。 早速、旅館に確かめに向かうと、 本当に金縛りに遭い、 なんと落ち武者の幽霊・更科六兵衛に 遭遇してしまう。 無実を確信したエミは、 六兵衛に法廷での証言を依頼する。 こうして幽霊が証言に立つという 前代未聞の裁判が始まる。 しかし、六兵衛の姿は すべての人に見えるわけではなかった。 おまけに、相手の検事・小佐野徹は 超常現象を頑ななまでに信じようとしない 筋金入りのカタブツ生真面目男だった・・・ 出演者: 深津絵里・・・ 宝生エミ 西田敏行・・・ 更科六兵衛 中井貴一・・・ 小佐野徹 オトーサン、 「深津絵里、巧いね」, 日本アカデミー賞 受賞 ・主演女優賞 悪人 ・助演女優賞 阿修羅のごとく ・新人俳優賞 満月のくち ノミネート ・主演女優賞 ステキな金縛り ・助演女優賞 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! ・助演女優賞 踊る大捜査線 THE MOVIE ・主演女優賞 ハル その他の出演者: KAN・・・ 矢部五郎 阿部寛・・・ 速水悠 竹内結子・・・ 日野風子/矢部鈴子 浅野忠信・・・ 木戸健一 草なぎ剛・・・ 宝生輝夫 市村正親・・・ 阿倍つくつく 小日向文世・・・ 段田譲治 小林隆・・・ 管仁 木下隆行・・・ 工藤万亀夫 山本亘・・・ 日村たまる 山本耕史・・・ 日野勉 戸田恵子・・・ 猪瀬夫人 浅野和之・・・ 猪瀬 生瀬勝久・・・ 占部薫 梶原善・・・ 伊勢谷 佐藤浩市・・・ 村田大樹 深田恭子・・・ 前田くま 篠原涼子・・・ 悲鳴の女 User Rating:6.0/10( 91 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:7.3/10( 2,661 votes) Yahoo! オトーサン、 「高い評価だね」 日本アカデミー賞 ノミネート 作品賞 主演女優賞 深津絵里 監督賞 三谷幸喜 脚本賞 音楽賞 撮影賞 照明賞 美術賞 録音賞 編集 User Reviews nabeさん 2014年1月27日 職人芸! 三谷ワールド全開の 奇想天外なコメディである。 幽霊を唯一の証人として 裁判を闘う女性弁護士、 というユニークな発想が、 この作品の成功のすべてである と言っても過言ではないほど、 三谷監督の演出は冴えわたっている。 深津絵里、西田敏行、中井貴一と 配役も完璧だ。 基本がコメディではあるが、 法廷や霊界の筋立ては 一貫した説得力を持っているので、 物語が支離滅裂にならないところが、 まさに三谷監督の職人芸である。 浅野忠信、市村正親、生瀬勝久なども、 いつもの定番役からハメを外して 楽しんで演じているのがイイ。 ラストはお決まりの ハートウォーミングなエンディングで、 最後まで楽しませてくれる。 オトーサン、 「サービス精神に溢れているね」 ESPERANZAさん 2013年12月20日 おもしろさは抜群 「清洲会議」を見て、 この映画もぜひ見なければと思った作品。 三谷幸喜と言えば「ラヂオの時間」で おもしろさを知ったわけだが、 その後「みんなのいえ」から 「ザ・マジックアワー」までは 私にとっては今ひとつだった。 それが「清洲会議」から「更科六兵衛」を経て 「ステキな金縛り」となったわけである。 おもしろさは抜群、 私にとっては「ラヂオの時間」 「清洲会議」を超える映画となった。 単にコメディとしてのおもしろさだけでなく、 どうやって幽霊に証言させるか アイデアと工夫がすばらしい。 そして主人公の深津絵里が堂に入っている。 それにタップダンスや手品まで見せてもらって・・・。


関ヶ原

オトーサン、 「ここが関ヶ原か」 若い頃、名古屋勤務時代に 行ったことあります。 名古屋といえば、三英傑(信長、秀吉、家康)の ゆかりの地、当然天下分け目の決戦には、 関心が湧きます。 当時人気の司馬遼太郎「関ヶ原」(1964)を 片手に行ってみました。 「どうってことない景色だなぁ」 原題:関ヶ原(2017) 監督脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎 Genre:時代劇 上映時間:149分 あらすじ: 幼い頃より豊臣秀吉に仕え、 常に秀吉に忠義を尽くしてきた石田三成。 大名に取立てられた彼は、 猛将と謳われた島左近を 自らの石高の半分を差し出し家来に迎え入れる。 何よりも義を重んじる三成を慕い、 伊賀の忍び・初芽も献身的に仕えていく。 そんな中、秀吉の体調は悪化の一途を辿り、 権謀術数に長けた徳川家康は、 それに乗じて秀吉恩顧の武将たちを 言葉巧みに取り込み、 着々と勢力を拡大させていく・・・ 出演者: 岡田准一・・・ 石田三成 有村架純・・・ 初芽 平岳大・・・ 島左近 役所広司・・・ 徳川家康 滝藤賢一・・・ 豊臣秀吉 オトーサン、 「岡田准一も、役所広司も、 いまいちだなぁ」 当代を代表する俳優がこの程度では、 もう時代劇は終わったのかも。 その他の出演者: 東出昌大・・・ 小早川秀秋 北村有起哉・・・ 井伊直政 伊藤歩・・・ 蛇白/阿茶 中嶋しゅう・・・ 赤耳 音尾琢真・・・ 福島正則 松角洋平・・・ 加藤清正 和田正人・・・ 黒田長政 キムラ緑子・・・ 北政所 大場泰正・・・ 大谷刑部 中越典子・・・ 花野 壇蜜・・・ 妙善 西岡徳馬・・・ 前田利家 松山ケンイチ・・・ 直江兼続 麿赤兒 久保酎吉 春海四方 堀部圭亮 三浦誠己 たかお鷹 橋本じゅん 山村憲之介 宮本裕子 永岡佑 辻萬長 User Rating:4.8/10( 25 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:6.3/10( 5,320 votes) Yahoo! オトーサン、 「詰まんねぇの」 日本アカデミー賞 受賞 ・撮影賞 ・照明賞 ・録音賞 ノミネート ・作品賞 ・主演男優賞 岡田准一 ・助演男優賞 役所広司 ・監督賞 原田眞人 ・音楽賞 ・美術賞 ・編集賞 User Reviews コナンが一番さん 2018年2月18日 評価の低い本作 シリアス系のドラマが得意な原田眞人監督なので、 評判の悪さは気にしないで、鑑賞。 最初は、さすが一味違う〜 と感心していたが 話が進むにつれ、う〜ん、色んなところが中途半端。 まず、主役の石田三成が全然目立たない。 島左近も、徳川家康も、迫力というかオーラがない。 初芽のエピソードはいるの?って思うし、 ここはお金をかけないとダメでしょ〜って 言いたくなる合戦シーンが、ダメダメのショボショボ。 毛利、吉川軍は出てこないし、 大谷、宇喜多軍の総崩れ壊滅シーンは短く、 島津義弘の決死の敵中突破&撤退戦(捨て奸)は無し。 一番の見せ所がこれじゃ〜ねぇ。 物語の背景が壮大すぎて、 何もかもショボく見えてしまう。 お金が無いのなら、物語の一部でいいから ピンポイントで一極集中深く掘り下げて 映画にしてほしかった..残念... オトーサン、 「同感!」 ナレーションにすべきところを 登場人物に語らせるとは・・・ 黒美君彦さん 2019年5月7日 早口台詞 時代劇、それもこれだけ大勢出てきて、 尚且つ合戦シーンもあるとなれば 随分金がかかっていることは容易に想像できる。 それでも合戦シーンが物足りない という声もあるようだけれど、 それはちょいと厳しすぎはしないかなあ。 大作であることは認めた上で、 面白かったかといえばうーん。 あちこちで評されているように、 まるで『シン・ゴジラ』のような早口の台詞の応酬。 も少しゆったり話しそうなものなのに、 何を皆生き急いでいるのじゃ。 石田三成が後生大事にする「義」とは何ぞや。 結局最後までよくわからないまま。 くのいちの初芽への純愛こそが「義」か(笑)。 せっかく岡田准一が演じているのに、 彼のキャラがもうひとつはっきりしなかったのが 惜しまれる。 秀吉や家康の方がその点はっきりしていたし、 島左近もキャラ立ちしているのに、だ。 一説には細川ガラシャの哀れな最期で 一気に三成は支持を失ったとも言われているが、 「そんなつもりはなかった」と言い訳させて終わり というのもなあ。 そもそも戦国時代の大名同士の争いに 興味が抱けないので、 いずれにせよ深い見方はできないのだけれど、 最後まで観られたので面白くないことはないのだろう。 ただひたすら長口舌の早口言葉だけは 勘弁して欲しかった(しかも聞き取りにくい)。 しかし、くのいちに有村架純は似合わないよなあ。 やる気は買うが、 映画作品としては今ひとつ、といったところか。


ミッドナイト・イン・パリ

オトーサン、 「いいねぇ」 パリの華やかなりし頃を堪能できます。 シャンソンとニューオリンズジャズ、 そして、ジプシーギターの調べ。 原題:Midnight in Paris (2011) 監督・脚本: Woody Allen Genre:Comedy, Fantasy, Romance Country: Spain / USA / France Language: English/ French Country: Spain / USA / France Language: English / French/ Spanish/ German 上映時間:94分 あらすじ: ハリウッドで売れっ子脚本家のギル。 しかし、脚本の仕事は お金にはなるが満足感は得られず、 早く本格的な小説家に転身したいと 処女小説の執筆に悪戦苦闘中。 婚約者イネズの父親の出張旅行に便乗して 憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。 ところが、スノッブで鼻につく イネズの男友達ポールの出現に興をそがれ、 ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。 するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、 誘われるままに乗り込む。 辿り着いたのは、パーティで盛り上がる 古めかしい社交クラブ。 そこでフィッツジェラルド夫妻や ジャン・コクトー、ヘミングウェイといった 今は亡き偉人たちを紹介され、 自分が1920年代のパリに 迷い込んでしまったことを知る。 やがてはピカソの愛人アドリアナと出逢い、 惹かれ合っていくギルだが・・・ 出演者: Owen Wilson ・・・ Gil Pender(ギル) Rachel McAdams ・・・ Inez(イネズ) Kurt Fuller ・・・ John, Inez's father(イネズの父親) Mimi Kennedy ・・・ Helen, Inez's mother(イネズの母親) Michael Sheen ・・・ Paul Bates(ポール) Tom Hiddleston ・・・ F. Scott Fitzgerald(フィッツジェラルド) Alison Pill ・・・ Zelda Fitzgerald(フィッツジェラルドの妻) Adrien Brody ・・・ Salvador Dali(サルバドール・ダリ) Marion Cotillard ・・・ Adrianaアドリアナ オトーサン、 「名優がふんだんに出てくる」 その他の出演者: Nina Arianda ・・・ Carol Bates Carla Bruni ・・・ Museum guide Yves Heck ・・・ Cole Porter Alison Pill ・・・ Zelda Fitzgerald Tom Hiddleston ・・・ F. Scott Fitzgerald Corey Stoll ・・・ Ernest Hemingway Sonia Rolland ・・・ Josephine Baker Daniel Lundh ・・・ Juan Belmonte Therese Bourou-Rubinsztein ・・・ Alice B. Toklas Kathy Bates ・・・ Gertrude Stein Marcial Di Fonzo Bo ・・・ Pablo Picasso Lea Seydoux ・・・ Gabrielle Emmanuelle Uzan ・・・ Djuna Barnes Tom Cordier ・・・ Man Ray Adrien de Van ・・・ Luis Bunuel Serge Bagdassarian ・・・ Detective Duluc Gad Elmaleh ・・・ Detective Tisserant David Lowe ・・・ T. S. Eliot Yves-Antoine Spoto ・・・ Henri Matisse Laurent Claret ・・・ Leo Stein Vincent Menjou Cortes ・・・ Henri de Toulouse-Lautrec Olivier Rabourdin ・・・ Paul Gauguin Francois Rostain ・・・ Edgar Degas Karine Vanasse ・・・ Belle Epoque woman Michel Vuillermoz ・・・ King in Versailles Catherine Benguigui ・・・ Maxim's Hostess Audrey Fleurot ・・・ Partygoer Guillaume Gouix ・・・ Partygoer User Rating:7.7/10( 360,716 votes)IMDb User Rating:7.6/10( 1,841 votes) Yahoo! オトーサン、 「夢のような時間!」 アカデミー賞 受賞 ・脚本賞 ノミネート ・作品賞 ・監督賞 ウディ・アレン ・美術賞 User Reviews littlemartinarocenaさん 2011年7月16日 ついにフランスのウディ! フランス人とアメリカ人の間の愛情は いつも軽蔑が混じっているが、 愛情はリアルだ。 ウディ・アレンは、そんなせりふを吐く。 「ミッドナイト・イン・パリ」は喜び。 私は、はじめてオーウェン・ウィルソンが好きになった。 彼は、ウディの第二のエゴ役を見事に演じた。 レイチェル・マックアダムスも、同じ。 その卑俗なアメリカの女の子の陽気さは、 驚くほどはっきりしている。 彼女の両親役、 カート・フラーとミミ・ケネディもそう。 冷えびえとするほど恐ろしく正常なペアなのだ。 オーウェン・ウィルソンのクローズアップを通じて 彼のまわりで起こっていることを 受け入れられるようになった。 幸いなことに、すばらしいシーンがある。 サルバドール・ダリとのミーティングだ。 エイドリアン・ブロディの演技は、 輝いている。 強くお勧めする。 オトーサン、 「ウディ・アレン、パリが好きなんだなぁ」 黒美君彦さん 2012年6月10日 “Golden Age Thinking” 最高にご機嫌な逸品。 ウディ・アレンが 「失われし時間」にそこはかとない愛情を 持っていることは過去の数々の作品 (『カイロの紫のバラ』とか)からも明らかだが、 それをこんな風に素敵なラブ・ファンタジーに 仕上げてしまうとは。 あの時代に生きてみたかった、 というのは誰もが思うもので、 逆に言えば、生きている限り 閉塞感や停滞感からは自由になれないのかも知れない。 現代のパリの風景も素敵だが、 1920年代はもっと素敵だっただろうし、 アドリアナ(マリオン・コティヤール)がいうように ベル・エポックの時代はさらに良かったのかも知れない。 「昔はよかった」はキリがない というのもわかりきったこと(笑)。 それでも、偉大な芸術家の謦咳に直接触れたいと思うし、 その創作の現場に立ち会えたら… と夢見てしまうこともままあること。 過去に関心が強い私は、 完全にこの映画と共鳴してしまった。 この作品がアメリカ人の立場から描かれている というのもいい。 美しいパリの夜を歩きながら、 観ている私たちもまた 夜のパリに迷い込んだような気がする。 恋人と観るには最高のラブ・ファンタジーといえるかも。 もっとも、フランスを拠点にした芸術家たちに あまり関心のない人が観ても、 ピンと来ないかも知れないのでそこは要注意。 いやいや楽しめました。


女神よ、銃を撃て

オトーサン、 「実に、魅力的な邦題だね」 原題の意味は、我らを裂くすべて 評価は低い映画ですが、 カトリーヌ・ドヌーヴが主演なので、 見ることにしました。 原題:Tout nous separe (2017) ALL THAT DIVIDES US 監督:Thierry Klifa 脚本:Cedric Anger/Thierry Klifa Genre:Thriller Country: France Language: French 上映時間:99分 あらすじ: フランスの港町セート。 チンピラ仲間のロドルフ、ベン、カリムは 麻薬の密売に手を染めていたが、 カリムが組織のボス、ダニエルから 麻薬を盗んでいたことが発覚し、 3万ユーロを返済するよう脅迫される。 困ったロドルフは、 自分の客で肉体関係もある 脚の不自由な女性ジュリアに金を無心するが 断られてしまう。 後日、再び姿を現した ロドルフと口論になったジュリアは、 鈍器で彼を殴殺し、 会社を経営する母ルイーズに 遺体の始末を手伝ってもらうが・・・ 出演者: Catherine Deneuve ・・・ Louise(ルイーズ) Diane Kruger ・・・ Julia(ジュリア) Nicolas Duvauchelle ・・・ Rodolphe(ロドルフ) Olivier Loustau ・・・ Daniel(ダニエル) オトーサン、 「名女優だね」 カトリーヌ・ドヌーヴは、1943年生まれですから 撮影当時、何と74歳! まだ、50代にみえます。 アカデミー賞 ノミネート ・主演女優賞 インドシナ カンヌ国際映画祭 受賞 ・特別賞 ヴェネチア国際映画祭 受賞 ・女優賞 ヴァンドーム広場 ・ベルリン国際映画祭 受賞 ・銀熊賞(芸術貢献賞) 8人の女たち その他の出演者: Ken Samaras ・・・ Ben Sebastien Houbani ・・・ Karim Michael Cohen ・・・ Olivier Brigitte Sy ・・・ la mere de Ben Julia Faure ・・・ Patricia Elizabeth Mazev ・・・ Regine Virgile Bramly ・・・ Stephane User Rating:5.0/10( 311 votes)IMDb User Rating:6.0/10( 7 votes) Yahoo! オトーサン、 「実は、心理ドラマ」 User Reviews searchanddestroyさん 2017年11月11日 かなり効果的な犯罪ドラマ 実際のところ、 本作は、純粋なドラマなのか 犯罪映画なのか、分からない。 たぶん、両方なのだろう。 若い女性、ダイアン・クルーガーと けちなチンピラ、ニコラ・デュヴォシェルとの ロマンスに起因する。 だが、デュヴォシェルは、腹の底では、 ダイアン・クルーガーを軽べつしています。 デュヴォシェルは、フランスのマット・ディロン。 40代だというのに、若者気取り。 悪漢を演じ続けている。 組織のボス役オリビエ・ロストウは、 暴力的で、強烈な説得力がある ダイアン・クルーガーの母役は、 カトリーヌ・ドヌーヴ。 いつのもなく素晴らしい。 この基本的なプロットには、 ちょっとしたサプライズがある。 オトーサン、 「母は強い!」 Harukaさん 2019年4月2日 カトリーヌ・ドヌーヴの貫禄が浮き立ってた。 ダイアン・クルーガーが地味に見えてしまうほど。 ダメな娘とチンピラ達によって 迷惑を被っている母…に見えるけど いやアンタ、あなたが1番謎だわ。 ある意味元凶じゃないですか? 都度都度判断がおかしい。 意外と素直で純なチンピラ君が憎めない。 なんとあのチンピラ君、本職はラッパー。 ラッパー姿を見てみたい。


傭兵奪還

オトーサン、 「巧いこと言うひとがいるね」 ・"午後ロード・クォリティ" 大いに気に入りました。 低予算映画、B級映画、未公開作、 海外のテレビ放送用に製作された作品・・・ 次から次へとよく探してきますね。 原題:The Outsider (2014) 監督・脚本:Brian A. Miller Genre:Action/ Crime/ Drama 上映時間:94分 Country: USA Language: English あらすじ: ロサンゼルスに暮らす 娘サマンサが死亡したとの報せを受けた 傭兵のウォーカーは、 作戦行動中だったエベレストから駆け付けるが、 安置されていた遺体は見知らぬ女だった。 サマンサのアパートを訪れたウォーカーは、 残されていた携帯電話から IT企業モースト・インダストリーを突き止め、 直談判に行くが、 警備員と乱闘になり拘束されてしまう。 LA警察のクライン刑事に MS社の社長シュースターが 怪しいと訴えるが、相手にされない。 そこで、娘が飲酒運転で捕まったBARに行き 写真を見せて聞いて回ると、 居合わせたマーゴが言う。 「ハリウッドのクラブオーナーと 仲良くしていた」・・・ 出演者: Craig Fairbrass ・・・ Lex Walker(ウォーカー) Melissa Ordway ・・・ Samantha(サマンサ) James Caan ・・・ Karl Schuster(シュースター) Jason Patric ・・・ Detective Michael Klein(クライン刑事) Shannon Elizabeth ・・・ Margoた(マーゴ) オトーサン、 「主人公は、なかなかいいね」 クレイグ・フェアブラスは、 身長191cm、バイキングの末裔のようです。 その他の出演者: Tim Fields ・・・ Detective Kennedy Johnny Messner ・・・ Ricky William deVry ・・・ Nick Miller Brittney Alger ・・・ Girl 1 Stephen Conroy ・・・ Gunman 1 Zack Tiegen ・・・ Holden Garrett Saia ・・・ Construction Worker William Hayden ・・・ Main gunman Mark Oliver ・・・ Hassellbring Chelsea Bruland ・・・ Marissa Philippe Radelet ・・・ Bar Patron Mike Sealas ・・・ Bruce User Rating:4.7/10( 2,274 votes)IMDb User Rating:4.6/10( 42 votes) Yahoo! オトーサン、 「低評価すぎるね」 User Reviews Tattytailsさん 2014年2月24日 楽しい驚き 何を期待したらいいか確信がなかったが、 蓋を開けたら、この低予算映画、 楽しい驚きだった。 サスペンスやアクション満載で、 筋書もよい。 次はどうなるか手に汗を握った。 プロットが進むと、 殺人があり、サスペンスがやってきた。 英国人とアメリカ人キャストのミックスがいい。 アクションは、すばらしく、 血まみれではなくクリーンで、 軍人ウォーカーにふさわしかった。 オトーサン、 「午後ロード、フアンかな」 ももくりさんねんさん 2018年11月24日 これが中々の駄作で驚き。 でもキライじゃない(笑) ごっりごりのむっきむきのパパが 事件に巻き込まれた愛娘を助けに行く物語。 すでにリーアム・ニーソンを始め ケビン・コスナーやピアース・ブロスナンが 似たようなことを かっこよく、スマートにやっているので 既視感ありあり。 違いといえば 考えずに銃をぶっぱなしちゃうとこかな? 私はスマートなパパも ごっりごりのパパも両方好きなのです。


バック・トゥー・ザ・フューチャー

オトーサン、 「2003年に見たね」 ・バック・トゥー・ザ・フューチャー 映画批評NO.☆1037 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Back to the Future (1985) 監督:Robert Zemeckis 脚本:Robert Zemeckis /Bob Gale Genre: Family /Adventure /Comedy /SF Country: USA Language: English 上映時間:111分 あらすじ: 1985年10月25日、 音楽好きの高校生マーティは、 知り合いの一風変った科学者ブラウン博士より、 夜中の1時すぎに 研究室前の広場にくるようにいわれた。 ガールフレンドのジェニファーと デートの約束もすませたマーティが 夜中に広場にいくと、 そこには改造車デロリアンがある。 実はこれはタイムマシンで、 その実験をしようとする時、 燃料に使うため博士が盗んだプルトニウムを狙う リビアの過激派が襲ってきた。 銃弾をあび倒れる博士を後に、 マーティはデロリアンで逃げ、 時速140キロをこえたため、 タイムスリップしてしまった。 ついた所は1955年。 彼のパパのジョージとママのロレーンが、 まだ知り合う前。 マーティは未来にかえろうとしたが、 デロリアンの燃料がない。 彼は若き博士をたずね、 次の土曜の夜に街の大広場にある 時計台に落雷があったことを思い出し、 それを博士はデロリアンのエネルギーにしようと 準備を始めた。 一方、マーティはその間に昔のママとパパと出会う。 ところが、そのママがマーティに一目ぼれしてしまった。 ママがパパを好きにならないと、 マーティはこの世に存在しなくなってしまう。 過去を変えてはならない。 一方、パパをいつもいじめているビフは ママにモーションをかけるばかり。 マーティはママとパパが結ばれる きっかけとなったダンス・パーティで、 パパがビフをやっつけたのを契機に やっと2人のきっかけをつくり上げた。 夜、暗雲がたちこめ、雷が鳴る。 マーティはデロリアンに乗り込む。 博士に、30年後の死のことを手紙にたくして、 彼は間一髪でタイムスリップに成功。 彼が戻ってきた1985年は、 タイムパラドックスのため、 強いパパのいる世界になっていた。 そして博士も防弾チョッキを着ていたため、 リビア過激派から身を守ることが出来た・・・ 出演者: Michael J. Fox .... Marty McFly(マーティ) Christopher Lloyd ... Dr. Emmett L. 'Doc' Brown(ドク) Crispin Glover ...George McFly(パパ) Lea Thompson....Lorraine Baines/McFly(ママ) オトーサン、 「この2人、最高だね」 元気ハツラツのマーテイと アインシュタインを思わせる発明家ドク。 その他の出演者: Thomas F. Wilson .... Biff Tannen Claudia Wells (I) .... Jennifer Parker Marc McClure (I) .... Dave McFly Wendie Jo Sperber .... Linda McFly George DiCenzo .... Sam Baines Frances Lee McCain .... Stella Baines James Tolkan .... Mr. Strickland J.J. Cohen .... Skinhead Casey Siemaszko .... 3-D Billy Zane .... Match Harry Waters Jr. .... Marvin Berry User Rating:8.5/10( 953,402 votes)IMDb User Rating:9.1/10( 4,531 votes) Yahoo! オトーサン、 「不朽の名作になったね」 2003年のスコアは、 ・User Rating: 8.0/10 (46,240 votes)        アカデミー賞受賞: ・音響効果編集賞 ノミネート: ・オリジナル脚本賞 ・音響賞 ・主題歌賞:THE POWER OF LOVE User Comments: Anonymous_Maxineさん 2000年6月1日 これ以上楽しくなれる? 本作は、独創的だ。 エキサイティングな映画製作だ。 忘れることは、不可能。 すべての登場人物の配役は、 カンペキで、演技ゴージャスだった。 私は6歳で最初にこの映画をみたが、 以来、忘れられない唯一の映画だ。 その最もよいところの一つは、 あなたを考えさせること。 あなたは詳細な会話をすることができます。 ストーリー展開のもっともらしさについて 語り合うことができる。 大いに議論してほしい。 ストーリーは物凄い。 賢く、愉快で 全体として、タイムトラベル物として 多くの愉快さがある。 この映画、大いに推奨したい。 見るたびに何か新しい発見がある。 唯一の問題は、パートIIIで終わってしまったこと。 オトーサン、 「主題歌"The Power of Love"も、いいね」 ♪愛の力は、好奇心が強い  ある人は涙し、ある人は歌いたくなる 鷹を小さい白い鳩に変えるんだ  感情を超える、それは愛のチカラ 黒美君彦さん 2016年2月18日 The Power of Love 公開時は観た記憶がないのに、 断片的にTV放映されたのを観て 結局全編を観たような…。 何かを予感させるOP。 明るい未来が予感できた、 80年代半ばのSFコミカルファンタジーとしての 頂点にある作品。 今や古典の風格?すらある。 音楽も含め、 テンポもマイケル・J・フォックスを はじめとする役者も秀逸。 たいしたもんだ。 それにしても85年当時、 トヨタやビクター、アイワといった 日本製品がアメリカの若者の間には 確固とした存在感があったんだなあとしみじみ。 バッハの交響曲のような完成度


ブレードランナー2049

オトーサン、 「監督が交代したんだ」 リドリー・スコットに、 「君のやりたいようやれ」 と大抜擢されたそうですが・・・ ・ドゥニ・ヴィルヌーヴ アカデミー賞受賞ノミネート ・監督賞 メッセージ カンヌ国際映画祭 ・パルム・ドール ボーダーライン 原題:Blade Runner 2049 (2017) 監督:Denis Villeneuve キャラクター創造:Philip K. Dick 原作:Hampton Fancher 脚本:Hampton Fancher/ Michael Green Genre:Action/ Drama/ Mystery 上映時間:164分 Country: USA / UK / Hungary / Canada / Spain Language: English / Finnish / Japanese Hungarian / Russian / Somali / Spa あらすじ: 2049年、カリフォルニアは 貧困と病気が蔓延していた。 労働力として人間と見分けのつかない レプリカントが製造され、 人間社会と危うい共存関係にあった。 しかし、人類への反乱を目論み 社会に紛れ込んでいる違法な旧レプリカントは、 ブレードランナーと呼ばれる捜査官が取り締まり、 2つの社会の均衡と秩序を守っていた。 LA市警のブレードランナー・Kは ウォレス社製の家庭用AIであるジョイを 恋人として暮らしている。 ある事件の捜査中に、 レプリカント開発に力を注ぐ 科学者ウォレスの巨大な陰謀を知ると共に、 その闇を暴く鍵となる男、 かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、 ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、 30年間行方不明になっていたデッガードにたどり着く。 デッガードが命を懸けて守り続けてきた秘密とは?  二つの社会の秩序を崩壊させ、 人類の存亡に関わる真実が明かされる・・・ 出演者: Ryan Gosling ・・・ K(K) Ana de Armas ・・・ Joi(ジョイ) Harrison Ford ・・・ Rick Deckard(デッガード) オトーサン、 「ライアン・ゴスリング、好演!」 「ハリソン・フォード、老けたなぁ」 1942年生まれですから、撮影当時65歳!です。 その他の出演者: Sylvia Hoeks ・・・ Luv Robin Wright ・・・ Lt. Joshi Mackenzie Davis ・・・ Mariette Carla Juri ・・・ Dr. Ana Stelline Lennie James ・・・ Mister Cotton Dave Bautista ・・・ Sapper Morton Jared Leto ・・・ Niander Wallace Edward James Olmos ・・・ Gaff Barkhad Abdi ・・・ Doc Badger Hiam Abbass ・・・ Freysa David Dastmalchian ・・・ Coco Wood Harris ・・・ Nandez Tomas Lemarquis ・・・ file clerk User Rating:8.0/10( 389,551 votes)IMDb User Rating:8.1/10( 7,529 votes) Yahoo! オトーサン、 「うーん、あの小気味よさが失われてる」 作品は、不入りだったそうです。 アカデミー賞 受賞 ・撮影賞 ・視覚効果賞 ノミネート ・美術賞 ・音響賞(編集) ・音響賞(調整) User Reviews dilさん 2007年10月23日 ビジュアル、グラフィックス、 および女性に魅了された 「ブレード・ランナー2049」がもちろん出来た。 前作の高評価もあって、期待は高まった。 その宇宙、グラフィックス、CGIと建物、 巨大なホログラフの女性に魅了された 予期した以上に美しい女性だった。 こんなにかわいい‘妻’がいるなんて。 残念なことに、本作は期待に添えなかった。 あまりにも結末がかったるい。 結論がどうなるかが分からないん。 レプリカントにできることが、意味不明だ。 それに超スローテンポだ。 したがって、評価は6/10。 オトーサン、 「あまりに長いと感じたけど・・・」 黒美君彦さん 2017年10月31日 木馬 上映時間2時間43分ということだが、 特に後半以降は長さを全く感じさせなかった。 レプリカントが見る夢… 記憶という名の夢にしがみつく LA市警のブレードランナー「K」。 彼が辿りついたのはレプリカントが繁殖した可能性。 その事実を追えば追うほど「K」は 自分こそがその「子ども」ではないかと思う…。 思索的で美しい映像世界が堪能できる。 アメリカでは興行成績が 散々だったということだが、 確かに万人受けする内容ではない。 物語はずっと沈潜し、 画面は静寂に彩られているのだから。 しかし、前作の主人公デッカードが 登場した辺りから、一気に物語は動き始める。 「人間もどき」によって導かれる 新たな進化の道筋が露わになる。 では、デッカードとレプリカント・レイチェル の間に生まれた子は誰なのか。 SF作品としてカルト的人気を誇った前作に比べると、 この作品は『メッセージ』(2016年)の ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ということもあって 思索的なのかも知れない。 一度観ただけでは見落とした場面があるかも と思わせる密度の濃い作品だ。 面白い、と私は思った。 個人的にはホログラムで作られるジョイが健気で、 一発でヤラレちまった。


ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線

オトーサン、 「ピガール街、変わったんだ」 かつて風俗街として知られていた ピガール街は、セックスショップに代わって、 雰囲気あるカクテルバーや 世界料理のレストランが次々にオープン! 原題:L'amour est une fete (2018) 監督・脚本:Cedric Anger Genre:Comedy 上映時間:118分 Country: France / Belgium Language: French あらすじ: ポルノ業界の脱税を一掃するため、 潜入捜査を命じられた刑事ふたり。 荒っぽくイケイケな中年刑事マルタンと 真面目で神経質なイケメン刑事ジョルジュは 偽名を使い、潜入捜査を開始する。 そこは男たちにとってのパラダイスだった。 ホシは業界のドン、モーリス・ヴォジェル。 ある日ふたりが経営するポルノクラブが 何者かの襲撃を受ける。 そんな時、手を差し伸べたのがモーリスだった。 セックスとドラッグにまみれた世界ではあるが、 モーリスとともに映画製作に乗り出す。 監督や撮影クルーたちとお祭り騒ぎのような日々を送り、 どっぷりとポルノ業界の魅力にハマっていくが、 そんなふたりに、衝撃の命令が下される・・・ 出演者: Guillaume Canet ・・・ Martin/Franck(マルタン) Gilles Lellouche ・・・ Georges/Serge(ジョルジュ) Michel Fau ・・・ Maurice Vogel(モーリス) オトーサン、 「へぇ、そうなんだ」 ギヨーム・カネは、 マリオン・コティヤールとの間に 2011年5月に長男マルセルが誕生したとか。 その他の出演者: Camille Razat ・・・ Virginie/Caprice Xavier Beauvois ・・・ Henri Pachard Elisa Bachir Bey ・・・ Melissa Marilyn Jess ・・・ Nadine Josephine de La Baume ・・・ Linda Quentin Dolmaire ・・・ Vincent Alban Ceray ・・・ Michel Clementine Baert ・・・ Nathalie Xavier Alcan ・・・ Baccardi Louis-Do de Lencquesaing ・・・ le proprietaire du chateau Jean-Louis Barcelona ・・・ Bite de singe Matthieu Dessertine ・・・ Marc Jade Laroche ・・・ Lola Herrera Marc Brunet ・・・ Georges Chalvat Guillaume Verdier ・・・ Lionel Frederic Merlo ・・・ Robert, le chef operateur Jean Abeille ・・・ le pere de Vogel Lucie Debay ・・・ Alex Antonythasan Jesuthasan ・・・ Hakim User Rating:5.2/10( 314 votes)IMDb User Rating:-/10( - votes) Yahoo! オトーサン、 「冒頭の大臣のコメントがよかったね」 裸をみてれば、すぐ飽きる。 想像力と技術が必要だ。 User Reviews bnessiさん 2019年3月12日 離れて 演技:6/10 2人のすばらしい俳優。 だが、映画は興味深くない。 シナリオ:4/10 退屈で、遅い。 ストーリー展開:3/10 ポルノ産業への潜入がテーマ。 残念ながら、時間の無駄。 ギヨーム・カネやジル・ルルーシュ の力をもってしても、 映画の失敗を回復することはできない。 オトーサン、 「中途半端だね」 監督は、1975年生まれ。 これが、5作目くらいしか分かりません。 morihideさん 2019年7月25日 コメディ?ポルノ?人間ドラマ? オープニングの カモンフィールザノイズの曲から、 80年台に引きずり込まれた。 ポルノにしては軽く、 コメディにしてはシリアスだった。 しかし、女の子はみな魅力的で、 いい意味で軽い。 撮影隊も真面目にポルノを撮影していて、 好感持てたし、 黒幕も女の子を家族のように扱っていて、 明るい感じだった。 ラストはホッとする感じで良かったです。


タイム・トゥ・ラン

オトーサン、 「原題は、強盗だね」 どこにでもあるストーリーですが、 最後がちと泣かせるいいオチになっています。 原題:Heist (2015) 監督:Scott Mann 原作:Stephen C. Sepher 脚本:Stephen C. Sepher/Max Adams Genre:Action/ Crime/ Thriller Country: USA Language: English 上映時間:93分 あらすじ: 愛する一人娘にも絶縁され、 富と名声だけを生きがいにする 元マフィアの大物でカジノのオーナー、ポープ。 そんな彼のカジノに勤務する 元軍人の凄腕ディーラー、ヴォーンは、 重い病を患う娘の命を救うため ポープに借金を申し出るが、 手ひどく断られてしまう。 自暴自棄になったヴォーンは 同僚の用心棒コックスの誘いに乗り、 カジノの現金強奪計画に加わる。 計画は簡単に進むと思われたが、 仲間の裏切りによって 一転ポープから追われる身となってしまう。 彼らは通りかかった路線バスを占拠、 運転手に逃走を命じる。 だが、すぐさまバスジャック事件は 警察の知るところとなり、 マフィアと武装強盗団、SWATによる 三つ巴の逃走劇が幕を開ける・・・ 出演者: Robert De Niro ・・・ Francis "The Pope" Silva(ポープ) Jeffrey Dean Morgan ・・・ Luke Vaughn(ヴォーン) Dave Bautista ・・・ Jason Cox(コックス) オトーサン、 「デニーロは、脇役なんだ」 主人公は、B級俳優のジェフリー・ディーン・モーガン。 でも、いい味出しています。 その他の出演者: Kate Bosworth ・・・ Sydney Silva Morris Chestnut ・・・ Derrick "The Dog" Prince Gina Carano ・・・ Officer Krizia "Kris" Bajos D.B. Sweeney ・・・ Bernie Mark-Paul Gosselaar ・・・ Marconi Stephen Cyrus Sepher ・・・ Julian Dante Tyson Sullivan ・・・ Mickey Christopher Rob Bowen ・・・ Eric Lydia Hull ・・・ Pauline Scott Herman ・・・ Sergeant Thomas Forbes User Rating:6.1/10( 25,117 votes)IMDb User Rating:7.3/10( 325 votes) Yahoo! オトーサン、 「まぁまぁ楽しめるね」 バスジャックしてからが、長かったのです。 User Reviews kosmaspさん 2016年3月31日 どのようにして、なぜ この映画、先が読める。 ひねりもあるが、そんなにたいしたものではない。 何人かの強力な俳優が出ているので、 見続けることができる。 倫理性が疑えるが、これは映画だ。 良いスリラー映画の小品。 より高いゴールを目指してほしかったが、 これは、これでOKだ。 失敗も欠点もあるが、満喫できる映画だ。 オトーサン、 「デニーロ、実生活でも電子タバコ派?」 HABBYさん 2017年1月17日 すり替え術 コンパクトながら 起承転結メリハリの効いた アクションクライムサスペンスの佳作。 悪人にも五分の魂。 キャストが華やかなところはプラス要素。 マン監督の人望ってやつかな? しかし、およそ接点がなさそうな ボスワースとカラーノが共演するとは、 映画の世界は面白い。 デニーロもとうとう電子タバコを吸う 時代になったんだね。


オンネリとアンネリのおうち

オトーサン、 「児童文学の映画化か」 原作者は、クレンニエミ・マリヤッタ。 1946年、「赤蟻プッケの冒険」でデビュー。 30作品を著し、そのうち5作品で 自国フィンランドを始め北欧の児童文学賞を受賞。 また、200作品にものぼる海外児童文学の翻訳も 手掛けている。 原題:Onneli ja Anneli (2014) 監督:Saara Cantell 原作:Marjatta Kurenniemi 脚本:Sami Keski-Vahala Genre:Family Country: Finland Language: Finnish 上映時間:80分 あらすじ: オンネリとアンネリは大の仲良し。 オンネリは9人兄弟の真ん中で、 アンネリは離婚した両親の間を行ったり来たり。 かまってもらえず、 いつも2人だけで遊んでいた。 そんなある日、 2人は“正直者にあげます”と書かれた 大金の入った封筒を拾う。 その後、バラの木夫人が売りに出していた 水色の素敵な家を目にした2人は すっかり心奪われて、その家を買うことに。 こうして、ちょっぴり不思議なご近所さんに 囲まれながら、 2人だけの生活をスタートさせたが・・・ 出演者: Aava Merikanto ・・・Onneli(オンネリ) Lilja Lehto ・・・ Anneli(アンネリ) Eija Ahvo ・・・ Mrs. Ruusupuu(バラの木夫人) Jaakko Saariluoma ・・・ Urho Ulpukka(警官) オトーサン、 「北欧の子供は色が白いね」 その他の出演者: Johanna af Schulten ・・・ Mrs. Rosina Rusina Elina Knihtila ・・・ Tingelstiina Kiti Kokkonen ・・・ Tangelstiina Samuel Vauramo ・・・ Arska Kristiina Elstela ・・・ Grandmother Elias Koistinen ・・・ Petteri Irina Pulkka ・・・ Anneli's mother Kari-Pekka Toivonen ・・・ Anneli's father Meri Nenonen ・・・ Onneli's mother Janne Hyytiainen ・・・ Onneli's father User Rating:5.6/10( 129 votes)IMDb User Rating:8.1/10( 39 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれるね」 IMDbでは、User Reviewsがありませんでした。 User Reviews むむりくさんさん 2019年7月10日 北欧は童話もおしゃれ フィンランドで、 ムーミンと同じくらい愛されている童話、 「アンネりとオンネリ」シリーズ。 その実写版映画ですが、 可愛いくて、そしてシビア! さすが、フィンランド? 主役の女の子たちを取り巻く環境は、 ちょっと寂しいけど、そこから魔法が始まります。 色彩が柔らかい鮮やかさで、 魔法や妖精も可愛いし、 アンネりとオンネリが きちんとお洒落をするところが素敵。 公開した映画館が少なかったので、 観た人は少ないかも。 是非DVDをどうそ! オトーサン、 「第3作まであるんだ」 ・オンネリとアンネリのおうち ・オンネリとアンネリの ふゆ ・オンネリとアンネリとひみつのさくせん モカセタエ さん 2019年6月7日 あまりにも可愛い… 「かわいい」以外の語彙をほぼ失った。 しかし、ふたりの親とか アイス屋さんのおばあちゃんとか、 あまりにも大人たちの描写が リアルでシビアで、ちょっと心がざわついた。 オンネリとアンネリは、 お互いがいなかったら どうなっちゃってたんだろう。 いつもなんとなくぼんやりと寂しくて、 でも悪い子になるわけでもなくて、 ものすごく苦しかったんじゃないかなあ… アイス屋さん、 最後みんなの厚意で許してもらってたけど、 ちゃんとごめんなさいしたんかな? って心配になってしまった。 あと犯人がアイス屋さんって気付くまでの スピード感わろた。名探偵。 音楽だけじゃなくて、 "音"そのものが印象的な映画だった。 ニワトリの鳴き声をはじめ ずーっといろんな音がしてて、 オンネリとアンネリには世界が こういうふうに聞こえてるんかなってふと思った。 一口ごとに味が変わるケーキ、食べたいなあ


砂の惑星

オトーサン、 「不出来だね、奇才監督」 デヴィッド・リンチの代表作は、 アカデミー賞ノミネート ・監督賞 マルホランド・ドライブ ・監督賞 ブルーベルベット ・監督賞 エレファント・マン カンヌ国際映画祭受賞 ・監督賞 マルホランド・ドライブ ・パルム・ドール ワイルド・アット・ハート 本作は、降板したアレハンドロ・ホドロフスキーに 代わって監督したので、 意に沿わない点が多々あったのでしょう。 原題:Dune (1984) 監督脚本:David Lynch 原作:Frank Herbert Genre:Action/ Adventure/ SF Country: USA / Mexico Language: English 上映時間:137分 あらすじ: 人類が恒星間帝国を築きあげた遥か未来。 人類文明は皇帝、 恒星間輸送を独占する宇宙協会、 惑星領土をもつ大公家連合の、 三勢力に分裂していた。 皇帝シャッダム4世は、 従弟の公爵レト・アトレイデスに 砂漠の惑星アラキスを与えた。 それは、不老不死の薬物を産出し、 莫大な富をもたらす惑星なのだ。 だが、皇帝は、 なぜかレトを失脚させようとしていた。 アラキスに着いたレトは、 サルダウカー軍団による襲撃に遭い、 レトは自害し、その妾妃ジェシカは、 息子のポールと砂漠へ逃げ、 惑星アラキスの原住民フレーメンに紛れ込む。 驚くべき戦闘能力を持つフレーメンと組めば、 サルダウカー軍団の打倒も夢ではない。 ポールは、やがて未来を透視する能力をもち、 巨大な砂虫を駆使する術を身につけ、指導者となる。 そして、皇帝とハルコネン男爵がひきいる サルダウカー軍団に挑戦する・・・ 出演者: Jose Ferrer ・・・ Padishah Emperor Shaddam IV(皇帝シャッダム4世) Jurgen Prochnow ・・・ Duke Leto Atreides(公爵レト・アトレイデス) Kenneth McMillan ・・・ Baron Vladimir Harkonnen(ハルコネン男爵) Francesca Annis ・・・ Lady Jessica(ジェシカ) Kyle MacLachlan ・・・ Paul Atreides(ポール) オトーサン、 「カイル・マクラクラン、魅力ないね」 デヴィッド・リンチ監督に抜擢されたとか。 その他の出演者: Leonardo Cimino ・・・ the Baron's Doctor Brad Dourif ・・・ Piter De Vries Linda Hunt ・・・ the Shadout Mapes Freddie Jones ・・・ Thufir Hawat Richard Jordan ・・・ Duncan Idaho Virginia Madsen ・・・ Princess Irulan Silvana Mangano ・・・ Reverend Mother Ramallo Everett McGill ・・・ Stilgar Jack Nance ・・・ Captain Iakin Nefud Sian Phillips ・・・ Reverend Mother Gaius Helen Mohiam Paul Smith ・・・ the Beast Rabban Patrick Stewart ・・・ Gurney Halleck Sting ・・・ Feyd-Rautha Angelica Aragon ・・・ Bene Gesserit Sister Dean Stockwell ・・・ Dr. Wellington Yueh Max von Sydow ・・・ Dr. Kynes Alicia Roanne Witt ・・・ Alia Atreides Sean Young ・・・ Chani Danny Corkill ・・・ Orlop Honorato Magalone ・・・ Otheym Judd Omen ・・・ Jamis Molly Wryn ・・・ Harah User Rating:6.5/10( 112,811 votes)IMDb User Rating:6.5/10( 146 votes) Yahoo! オトーサン、 「空振り映画だね」 アカデミー賞 ノミネート ・音響賞 User Reviews Starbuckさん 1999年4月15日 リンチは、なぜ本作を憎悪したのか? まず第一に、言いっておきたい。 私は、最初に映画を見た 数年後に原作を読んだ。 これが大事だ。 原作を読んだほとんど人は、 この映画を憎悪しているが、 映画を見た人々のほとんどは、好きだったようだ。 さて、なぜなのか? 私は本当は分からない。 この映画は、原作に非常に近いままだ。 神秘的な雰囲気で、話がきちんと進む。 だが、リンチの映画では、 いつも説明不十分な傾向がある。 私は、オープニングの独白のようなシーンが好きだ。 音楽がいい。 砂虫(ワーム)のシーンもいい。 特殊効果が見事だ。 私は、過小評価された映画の1つだと思う。 監督自身が満足していなかったし、 ファンは2時間版に多くを期待しすぎたためかもしれない。 私は、いつも、この映画を見るのを楽しむ。 そして、サウンドトラックを聞く。 ディレクターズカット版を見たいものだ。 オトーサン、 「原作は、大河小説なのか」 一人旅 さん 2019年6月30日 ヴィルヌーヴは本作の失敗をどう活かすのか 砂の惑星を巡る主人公一族と 敵対する一族の争いを描いた大作SF。 アメリカの作家:フランク・ハーバートによる 1965年発表のSF小説「デューン/砂の惑星」を “カルトの帝王”ことデヴィッド・リンチが 映像化したSF大作で、 巨額の予算を投じたものの 批評家に酷評された失敗作として知られています。 ちなみに本作に関しては、 『メッセージ』や『ブレードランナー2049』の俊英 ドゥニ・ヴィルヌーヴによる リメイク版(二部作)の制作が予定されています。 希少な香料が採れる砂の惑星“アラキス”の支配を巡って、 カイル・マクラクラン演じる主人公ポール率いる アトレイデス侯爵家が、 敵対するハルコネン男爵家と その背後にある皇帝の軍勢に 闘いを挑んでゆく様子を描いています。 原作の大河小説を1本の映画にまとめ上げるのは 無理があったのか、 所々で説明不足&駆け足な部分がありますし (特に主人公とヒロインの恋愛エピソード)、 登場人物の“心の呟き”の多用で 物語を補完している癖も否めない内容となっています。 それでも、砂の惑星の荒涼とした風景や、 砂の中に潜む巨大な砂虫(ワーム)の造形、 味方軍勢と敵軍勢が激しく衝突する 戦場シーンには目を見張りますし、 登場人物の特殊メイクや衣装、セット等も 金をかけただけあって良く作り込まれています。 主演はカイル・マクラクランで、 敵男爵の醜悪性とは対照的な 正義感溢れる主人公の青年を力演。 共演にはユルゲン・プロホノフ、 マックス・フォン・シドー、 パトリック・スチュワート、 ショーン・ヤング、リンダ・ハント、 英国ミュージシャンのスティングら 国際色豊かな顔触れが揃っています。


ホラ吹き太閤記

オトーサン、 「ご存じ、太閤記」 ただし、今川義元を破るまでで、 まだ、太閤になっていません。 原題:ホラ吹き太閤記(1964) 監督:古澤憲吾 脚本:笠原良三 Genre:コメディ/時代劇 上映時間:98分 あらすじ: 時は戦国、無責任の世。 三河の国の宿場町に、 陽気な風来坊が現われた。 その名は日吉丸 「今においらの天下がくるぞ、 ブワーッと行こうぜ、 イッチョかきまわせ……!」と 吹きまくる進軍ラッパがあたりにこだました。 これを聞き知った 野盗の大親分・蜂須賀小六は 彼の将来性に舌をまき、 低姿勢で主従固めのサカズキ。 日吉丸は、奇策縦横の奮戦ぶり。 親分からまき上げた名刀村正を肩に、 意気揚々とおさらばした。 天下をとるには、 優秀な大名に仕官するのが早道。 そこで名だたるワンマン織田信長のもとで 雑役夫として働くことになった。 名も木下藤吉郎と変えて大張切り。 そんな藤吉郎に厩番頭の娘・寧子は首ったけだ。 これにノボセあがった藤吉郎、 無責任に赤ん坊をこさえて、 寧子とスピード婚約。 この大活躍が総大将信長に認められて、 藤吉郎は、台所役人にとりたてられた。 みごとに経費を三割も節約し、 大いに面目をほどこした。 この頃信長の清洲城は猛台風で大損害を受け、 さらに敵方今川義元の放った忍者部隊に ひっかきまわされ遅れほうだい。 これを知った藤吉郎は、 たちまち城を三日間で修理してしまった。 これを知った今川義元、遅れてはならじと、 一気に織田勢めがけて猛攻撃をかけてきた。 が、ここでも藤吉郎、足軽頭として出陣し、 敵を蹴ちらして大暴れ。 みごとに義元の首を討ちとる大殊勲をあげた。 かくて藤吉郎、侍大将に取りたてられ、 さらに飛躍的な前進を続けていく・・・ 出演者: 植木等・・・ 木下籐吉郎 ハナ肇・・・ 織田信長 浜美枝・・・ 寧子 オトーサン、 「おなじみのメンバーだね」 その他の出演者: 谷啓・・・ 徳川家康 藤山陽子・・・ お万(腰元) 草笛光子・・・ 瀬名 有島一郎・・・ 藤井又右衛門 藤木悠・・・ 前田利家 青島幸男・・・ 大久保彦左衛門 藤田進・・・ 今川義元 東野英治郎・・・ 蜂須賀小六 清水元・・・ 日比野六太夫 潮万太郎・・・ 三河屋太郎兵衛 大友伸・・・ 林佐渡守 北川町子・・・ 楓の局 田武謙三・・・ 尾張屋権兵衛 人見明・・・ 柴田勝家 石黒達也・・・ 三浦備後守 藤田まこと・・・ 蜂須賀の部下 User Rating:7.0/10( 2 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:8.0/10( 5 votes) Yahoo! オトーサン、 「シリーズ最高傑作!」 User Reviews 三村一樹さん 2015年7月30日 サラリーマン物の太閤記 新宿TUTAYAでレンタルしました。 確か80年代か90年代に 昼間のTVで見ていました。 あの「速報歌の大事テン!」で 本作のラストが使われていました。 ストーリーを見ると 植木さんのサラリーマン物のパターンです。 植木さんは秀吉ですが どうしても無責任社員がダブります。 ハナサンの信長は サラリーマン物の課長で 谷さんの家康は同僚の社員でしょう。 特に「天下取り節」のシーンは 古澤監督らしくダイナミックなシーンです。 ラストの空撮の桶狭間の戦いは クレージー物の本によると ロケバスが映りこんでいるらしいです。 楽しみにして探しましたが ウィキペテアに書かれているように 分かりませんでした。 少しガックリでした。 やはり、そのシーンは映画館で見るしかないのか・・・。 オトーサン、 「お金、掛けてるね」 ・空撮の桶狭間の戦い イニシャルKさん 2008年2月13日 植木等が後の豊臣秀吉である 木下藤吉郎を演じるコメディー時代劇。 筋としては無責任シリーズを そのまま戦国時代に置き換えた感じだが、 無責任シリーズ同様 (というかこれもあのシリーズの一編なのか) 植木等のポジティブなキャラクターと 古澤憲吾監督の勢いあふれる演出が 見事に合致した娯楽作となっていて とても楽しめた。 ナレーション(芥川隆行みたいな声)が 舞台を現代の会社に例えて 解説しているのが面白いし、 合戦シーンもなかなかの迫力だった。 ハナ肇の信長は最初どうかなと思っていたが、 コメディー作品だからか それほどの違和感はなかった。 出番は少ないが、谷啓演じる家康 (なんかすごいキャスティング)も笑える。 主題歌「だまって俺について来い」は 世代的には天童よしみが歌ったカバー (アニメこち亀オープニングテーマ)を知っているが、 やはり植木等が歌うオリジナルも 聴いただけで元気が出てくる大好きな曲だ。


ゲーム・ナイト

オトーサン、 「こんなことってあるの?」 他愛のないゲームに夢中になり、 しかも、友人や隣人まで巻き込むなんて。 まぁ、日本でいえば、昔のマージャンが そうでしたが。 原題:Game Night (2018) 監督:John Francis Daley/ Jonathan Goldstein 脚本:Mark Perez Genre:Action/ Comedy/ Crime Rated R for language, sexual references and some violence Country: USA Language: English 上映時間:100分 あらすじ: ゲーム好きな夫婦マックスとアニーは、 週に1度、友人のケヴィン、ミシェルと 様々なゲームに興じていた。 ある日、彼らはマックスの兄ブルックスが 企画した謎解きゲームをすることになるが、 FBI捜査官を演じる俳優が ゲームの設定を教えていると、 そこに覆面の男たちが現れ、 ブルックスを誘拐してしまう。 しかし参加者たちは演出だと勘違いし、 ゲームを攻略すべく ブルックスの行方を追う・・・ 出演者: Jason Bateman ・・・ Max Davis(マックス) Rachel McAdams ・・・ Annie Davis(アニー) Kyle Chandler ・・・ Brooks Davis(ブルックス) Lamorne Morris ・・・ Kevin(ケヴィン) Kylie Bunbury ・・・ Michelle(ミシェル) Jesse Plemons ・・・ Gary Kingsbury(隣人の警官ゲイリー) オトーサン、 「ケヴィンとミシェル、笑える」 デンゼルとミシェルのそっくりさんを演じています。 その他の出演者: Billy Magnussen ・・・ Ryan Sharon Horgan ・・・ Sarah Darcy Michael C. Hall ・・・ The Bulgarian Danny Huston ・・・ Donald Anderton Chelsea Peretti ・・・ Glenda Camille Chen ・・・ Dr. Chin Zerrick Williams ・・・ Val Joshua Mikel ・・・ Colin Michael Cyril Creighton ・・・ Bill Natasha Hall ・・・ Madison Olivia ・・・ Bastian Jeffrey Wright ・・・ FBI Agent Henderson User Rating:6.9/10( 169,615 votes)IMDb User Rating:6.6/10( 24 votes) Yahoo! オトーサン、 「ギャグ満載だね」 User Reviews pappyspriteさん 2018年5月20日 悪いレビュー...気にしないで かなりよいコメディだ 正直に言って、 アカデミー賞映画ではないが、 なかなかよい。 私は多くを言わないが、 キャステイングがよかった。 あまり生真面目に見ないほうがい。 警察官を演じた俳優のシーンが、 映画のハイライトだった。 オトーサン、 「TAG/タグ、しらんなぁ」 9歳の少年5人は、 5月を丸々使って鬼ごっこを楽しんだ。 30年が経過した後も、 毎年5月に鬼ごっこに興じていた。 29年一度も捕まったことがないジェリーは 今年も記録の更新を狙っていたが・・・ 面白ければ良いジャンさん 2019年1月23日 アメリカンジョーク満載の不可思議コメディ 皮肉なジョークやバカ騒ぎを クスクスと冷笑しながら観る映画です 映像も演出、演技も良い感じです、 不快で下品なシーンは無いと思います 観る前にオチを考えるでしょうが ミステリーではないので気楽に騙されて下さい 頭空っぽのほうが楽しめます ストーリーは若い頃から負けず嫌いで ゲーム好きな大人になりきれない夫婦が 友人カップル達と恒例のジェスチャーゲーム、 ボードゲームをする話 そこに久しぶりに会う鼻持ちならない イケイケな主人公の兄が来て不満が爆発寸前 ゲームの夜に除け者にされる 怪しいお巡りさん(お隣さん)の視線が? 次回は兄の家で主催のゲームナイトをすることになり、 その兄が凝った演出の謎解きゲームを始めました そして… 皆さんが思うような どんでん返しのバカ騒ぎになります 終盤まではクラシックな喜劇ですが エンディングと その後までが最大のポイントです 私の感想は「はぁ?」、「怖い怖い!」でした この手のダマし映画は 観る前に深く考えると損をしますが、 考えすぎると分からなくなりますね 同じ遊びでもこの映画の少し前に 「TAG/タグ」という青春鬼ごっこ映画を 観て感動しましたが、 ゲームナイトはお気楽コメディでした タイプは違っても私の中では両方星5! 面白かった


処刑ライダー

オトーサン、 「原題の"The Wraith"って、どういう意味?」 ・死霊、死神、ゴースト 主人公のジェイクが死霊とは、 どういうことでしょうか? 原題:The Wraith (1986) 監督・脚本:Mike Marvin Genre:Action/ Horror/ Romance Country: USA / Canada Language: English 上映時間:93分 あらすじ: アリゾナ砂漠。 ブルックスという小さな町で、 不良一味の残忍な手口によって 青年ジェイミーが殺された。 町のごろつき一味のボス、パッカードが、 ジェイミーの恋人のケリーを 自分のものにしようとしての犯行だった。 やがて、驚異的なパワーの車を運転する 謎の男が現われ、 パッカード一味にカー・チェイスを挑んできた。 男はパッカード一味を、次々と事故死させていく。 町の保安官ルーミスは、事故調査を続け、 謎のライダーが、 かつてパッカード一味に殺された ジェイミーの弟ビリーと繋がっていることをつきとめた。 そして、町で見かけないジェイクと謎のライダーが、 なぜか同じ時に、同じ場所に姿を現わすこともわかった。 謎のライダーは、 パッカードが1人になるまで一味を殺し続ける。 一方、パッカードも、しつこくケリーを追い、 自分のものにならなければ殺すと強迫し続けた。 そして遂に謎のライダーは パッカードを血祭りにあげる・・・ 出演者: Charlie Sheen ・・・ Jacob "Jake" Kesey(ジェイク) Sherilyn Fenn ・・・ Keri Johnson(ケリー) Matthew Barry ・・・ William "Billy" Hankins(ビリー) Nick Cassavetes ・・・ Packard Walsh(パッカード) オトーサン、 「チャーリー・シーン、若いね」 1965年生まれですから、当時23歳! 「ニック・カサヴェテス、悪役ぶり最高」 カンヌ国際映画祭ノミネート ・パルム・ドール 「シーズ・ソー・ラヴリー」 その他の出演者: Randy Quaid ・・・ Sheriff Loomis Clint Howard ・・・ Rughead David Sherrill ・・・ Skank Jamie Bozian ・・・ Gutterboy Griffin O'Neal ・・・ Oggie Fisher Chris Nash ・・・ Minty Christopher Bradley ・・・ James "Jamie" Hankins Vickie Benson ・・・ Waitress Jeffrey Sudzin ・・・ Redd Peder Melhuse ・・・ Murphy Michael Hundrtford ・・・ Stokes Steven Eckholdt ・・・ Boy in Daytona Elizabeth Cox ・・・ Girl in Daytona Dick Alexander ・・・ Sandeval Joan H. Reynolds ・・・ Policewoman User Rating:6.0/10( 13,332 votes)IMDb User Rating:6.7/10( 89 votes) Yahoo! オトーサン、 「シンプルに、よく出来ている」 User Reviews sando_anoffさん 2004年7月30日 私の生涯のお気に入り!! 私は、車とカーチェイスに夢中ではないし、 ホラー映画の大ファンではない。 冒頭から分かったが、B級映画だ… だが、すばらしいB級映画の1つだ。 この映画は、ウンストッパブルだ。 死生のまわりのキャラクターは、 彼が本当は誰かを本能的に知っている。 それなのに、なぜか、彼らは、 彼のウェブにからめとられてしまう。 プライドが邪魔をするのだ。 軽妙な役割を負う 印象的なクレージーな人物が何人かいる。 これは、人の運命についてのシアリアスな映画だ; この映画を見ていない人、 オープンマインドで試してみて。 ハイテクの超大作映画ではないが、 明らか知能程度の高い映画だ。 オトーサン、 「カーキチには、堪らんだろうね」 初経ライダーさん 2004年10月11日 黒のターボ カー・アクション物の映画で、 最も忘れることのできない作品です。 というのも、B級映画としては 主演にチャーリーシーンを起用してみたり、 主題歌や挿入歌にティム・フィーハンや オジーオズボーンなどの有名所を抑えたなど 当時としては頑張った一本だと思います。 ただ悲しいかな、あのオンボロコルベットが 頑張ってた時代に当時としては とても斬新な黒いディアブロ (ターボインターセクター)が 出てくるのにはちょっとムリがあるかも・・・ バラクーダもいたね。 黒のターボ何もかもが お粗末になっちゃった感じの作品です。 でも、私はあの黒のターボが大好きです。 どこかに売ってなかな?( あっ、黒いディアブロ買えばいいのか。)


海底47m

オトーサン、 「よく思いついたね、この遊び」 ・シャークケージ・ダイビング 世界各地で行われているようです。 サメ映画の傑作「ジョーズ」と比べると、 サメの恐怖のほうは、薄手です。 原題:47 Meters Down (2017) 監督:Johannes Roberts 脚本:Johannes Roberts/ Ernest Riera Genre:Adventure/ Drama/ Horror Language: English / Spanish Country: UK / USA 上映時間:89分 あらすじ: ケイトとリサ姉妹は、 メキシコへとバカンスに。 地元の若者たちから シャークケージ・ダイビングに誘われる。 檻の中から野生のサメを 間近で鑑賞するアクティビティだ。 臆病なリサも、 好奇心旺盛なケイトに押し切られ、 翌日、檻のなかに入り、 水深5mで、大迫力のサメを堪能する。 ところが、檻を支えていたワイヤーが突然切れ、 2人は檻もろとも深さ47mの海底へ落下! 水深が40mを超えると身体へのリスクが 急速に高まっていくというのに、 人喰いサメの脅威が迫る中、 救助も期待できず、酸素残量も減って・・・ 出演者: Mandy Moore ・・・ Lisa(リサ) Claire Holt ・・・ Kate(ケイト) オトーサン、 「女優としての演技よりは、声優だね」 海底で、泣き叫ぶのが大半でした。 その他の出演者: Chris J. Johnson ・・・ Javier Yani Gellman ・・・ Louis Santiago Segura ・・・ Benjamin Matthew Modine ・・・ Captain Taylor User Rating:5.6/10( 41,082 votes)IMDb User Rating:6.3/10( 584 votes) Yahoo! オトーサン、 「発想がいい」 User Reviews Platypuschowさん 2019年2月6日 信じられない、それが問題だ 主演は、マンディ・ムーアとマシュー・モディン。 閉所恐怖症のサメ映画だが、 欠点が類を見ない。 メキシコで、サメ見物ケージに入るが、 ケーブルが故障し、海底へ。 2人の娘は、暗闇のなか危険にさらされる。 視覚的に、信じられない。 この数年で見た映画で、もっともドキドキした。 観客は、2人に同情する。 突然で、深刻な事態になる。 タイムリミットが迫ってきたのだ。 だが、映画のロジスティクスは、馬鹿気ている。 不可解なのは、 誰もが酸素について研究しなかったこと。 まるで、出来の悪いSF小説レベルだ。 観客を馬鹿にしている。 この点を無視すれば、 すばらしく見えるし、まずまずの演技だ。 かなりユニークで印象的な小品だ。 もう少し研究していたら、もっとよくなっただろう。 だが、そうなると、 まったく違うリアルな映画になっただろう。 オトーサン、 「人間が檻に入っている!」 あろえりーなさん 2017年12月19日 なかなか面白かったと思います。 「動物園の逆バージョンだ」 みたいなセリフありましたけど、 まさにその通りで、 海の中は完全にサメさんのフィールド。 人間にとっては不自由この上ない世界。 サメさんは襲撃の仕方が いつも唐突で驚かされますが、 それよりも窒息の恐怖の方が恐ろしかったです。 そして地に足がつかないところに出て、 迷子になるシーンなんかも 海中の怖さがよく表現されていた。 ちょっとひねりのある終わり方も良し。


タリーと私の秘密の時間

オトーサン、 「この監督、どういうひと?」 ジェイソン・ライトマンは、 1977年、モントリオール生まれ。 父は、監督・プロデューサー、 母は女優。 「マイレージ、マイライフ」で 、 アカデミー賞監督賞と脚色賞ノミネート。 「JUNO/ジュノ」で、監督賞ノミネート。 原題:Tully (2018) 監督:Jason Reitman 脚本:Diablo Cody Genre:Comedy/ Drama/ Mystery Country: USA / Canada Language: English 上映時間:65分 あらすじ: 3人目の子供の出産を控え、 マーロは大忙しの毎日を送っている。 やがて、無事に女の子を出産するも、 家事は膨大に増え、 遂に兄から勧められていた 夜間のベビーシッターを頼むことに。 やってきたタリーは 今どきの女の子で最初こそ不安だったが、 夜明け前には帰ってしまう 彼女の仕事ぶりは完璧で、 悩み事を相談するなど、 2人は友情を育んでいく・・・ 出演者: Charlize Theron ・・・ Marlo Moreau(マーロ) Mackenzie Davis ・・・ Tully(タリー) オトーサン、 「シャーリーズ・セロン、すごいね」 15歳のとき、母親が酒癖の悪い父親を射殺。 そんな境遇から、名女優へ。 そして、43歳の今も、 ハリウッド一の美貌の持ち主です。 その他の出演者: Mark Duplass ・・・ Craig Ron Livingston ・・・ Drew Moreau Asher Miles Fallica ・・・ Jonah Lia Frankland ・・・ Sarah Elaine Tan ・・・ Elyse Gameela Wright・・・ Laurie Tattiawna Jones・・・ Violet Stormy Ent ・・・ Shasta Maddie Dixon-Poirier ・・・ Emmy Bella Star Choy ・・・ Greta Dominic Good ・・・ Dash Joshua Pak ・・・ Dallas Emily Haine ・・・ Barista User Rating:7.0/10( 43,152 votes)IMDb User Rating:7.4/10( 420 votes) Yahoo! オトーサン、 「共感できるね」 3人の子供を抱えた母親を活写しています。 ゴールデン・グローブ ノミネート ・女優賞 シャーリーズ・セロン User Reviews fergusonさん 2018年5月4日 奇抜とみなさないで 監督のジェイソン・ライトマンと 脚本のディアブロ・コディは、 最初に「JUNO/ジュノ」(2007)で協力した。 4年後、「ヤング≒アダルト」で、 シャーリーズ・セロンが加わった。 現在、この3人は、母性とセルフ―ケアを テーマに、再結集した。 ここで心に浮かぶのは、 「気性が合う」という言葉だ。 監督、脚本家、女優の完全なラインナップ。 本作は、コメディとも、 シアリアス・ドラマとも受けとれる。 人生においては、 ちょっとした笑い、ドラマ、感情の暴発がある。 セロンはマーロ役、3人の子供の母だ。 8歳の娘サラ、 自閉症の6歳の息子ジョナ、 そして新生児。 毎日を何とかしのいでいく状態にある。 サラは美しい娘だが、 青春期の不安を抱えている。 ジョナは、幼稚園から転校するように言われているる。 ロン・リヴィングストンは、 マーロの夫ドルー役、旅回りのビジネスマン。 ナイスガイで愛すべき奴だが、 わが家のストレスには、無関心だ。 マーロの兄クレイグ役は、マーク・デュプラス。 裕福で、気取り屋だ。 クレイグは、ナイトシッターを マーロへの贈り物にしようと言う。 マーロは、気持ちが傾くが、プライドが邪魔になる。 だが、最終的に、 ナイトシッターのタリーがやってきて、 容赦ないプレッシャーと不眠から救ってくれる。 2人はすぐにウマが合う。 タリーは、かけがいのない友人になる。 人生のコーチとなったタリーに、 マーロは、自分の恐怖と不安を打ち明ける。 それに対するタリーの答えは、名言だ。 シャーリーズ・セロンは、本当にエリート女優だ。 美、才能、スキルのまれなブレンドがある。 この撮影のために、18キロの増量もした。 マッケンジー・デイビスは、すばらしい。 すべての場面において自分を抑えられる。 彼女の自由奔放な性格は、 現代版メアリーポピンズのようだ。 オトーサン、 「タリーの名言、グッとくるね」 ・木造船の板を毎年一枚づつ替えていくと、 最後には元の船の板はなくなり、全部新しくなる。 その船は元と同じ?それとも新しい船? 丸x さん 2009年2月16日 想像力・共感力のある方へ 心理描写が素晴らしい。 何度か見ても新たな発見がある。 見ているテレビやバーにも意味がある。 理解できなかった人はともかく、 この映画を批判する人は 「責められている」という 被害妄想のようなコンプレックスを感じるので、 そういう人にはおすすめしない。 想像力が欠如している人や モラハラ気味な人などは 非難されているように感じるようなので。 普通の想像力がある方向け。


コードネーム:ストラットン

オトーサン、 「サイモン・ウェスト監督作品か」 実績からすると、期待できそうです。 ・コン・エアー (1997) 映画批評NO.☆6244 ・将軍の娘/エリザベス・キャンベル (1999)NO.10 ・トゥームレイダー (2001) NO.6869 ・ストレンジャー・コール (2006)NO.3553 ・メカニック (2011) NO.☆4936 ・エクスペンダブルズ2 (2012) NO.☆4549 ・ゲットバック (2012) NO.5018 原題:Stratton (2017) 監督:Simon West 原作:Duncan Falconer 脚本:Warren Davis II/ Duncan Falconer Genre:Action/ Thriller Rated R for strong violence, and language Country: UK Language: English 上映時間:94分 あらすじ: SBS隊員であるジョン・ストラットンは、 アメリカ海軍Navy SEALsより SBSに派遣されたマーティーと共に イランの化学工場にある生物兵器を 破壊する任務に参加していた。 しかし、生物兵器はすでに奪われており、 マーティーが戦死してしまう。 その後ストラットンは、 MI6の分析により生物兵器を奪った組織が 元FSBのスパイで、テロリストのバロフスキーに 率いられており、 ロンドンを狙っていることを知った ストラットンは、 新たな相棒であるネイビーシールズのハンクや MI6スタッフのアギーと共に、 テロリストが潜伏しているローマへ向かう・・・ 出演者: Dominic Cooper ・・・ John Stratton(ストラットン) Austin Stowell ・・・ Hank(ハンク) Gemma Chan ・・・ Aggy(アギー) Thomas Kretschmann ・・・ Grigory Barovsky(バロフスキー) オトーサン、 「へぇ、そうだったのか」 ドミニク・クーパ^は、 『マンマ・ミーア!』で共演した アマンダ・サイフリッドと交際・破局。 その他の出演者: Tyler Hoechlin ・・・ Marty Tom Felton ・・・ Cummings Olegar Fedoro ・・・ Sergei Derek Jacobi ・・・ Ross Connie Nielsen ・・・ Sumner Jake Fairbrother ・・・ Spinks User Rating:4.8/10( 3,912 votes)IMDb User Rating:6.1/10( 70 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれるね」 User Reviews geoffboyleさん 2017年7月24日 限られた予算のボンド映画 この映画のコメントは、少し手厳しい。 SBS、MI6が主人公のアクション・スリラーだ。 キャストは、主として英国人と 2、3人のアメリカ人だ。 ジェンマ・チェン(アギー)は、見事。 印象的な役ではないが、頑張っている。 デレク・ジャコビが、いい。 ドミニク・クーパーは、 よい仕事をしたと思う。 出演前の準備時間が少なかったのに。 コニー・ニールセンは、意外な選択だった。 彼女の上品な英国のアクセントは、 強さが様々で、気まずく感じた。 本作を、巨費をかけたボンド映画や 「ボーン・シリーズ」 そして「ミッション・インポッシブル」と 比較することはできないが、 私には、面白かった。 オトーサン、 「同感!」 ひいしさん 2018年2月7日 荒唐無稽さが少なくそつない出来 イギリス発の特殊部隊の主人公が、 化学兵器によるテロを防ぐため 奮闘するアクション映画です。 ハリウッドの同系統のアクション映画と比べて、 CG満載のド派手なアクション、 爆破シーンなどが少なく、 地味なアクション映画ですが、 見ていて普通に楽しめる程度にアクションがあり、 下手にCGなどに頼らない分 むしろリアルな感じもしなくはないと思います。 ストーリーも筋が通っていますし、 敵側も、いくらなんでもそんなやつは いないだろうみたいな過剰演出のキャラが 立ったような相手でなく、リアルな感じがするので 個人的には見ていてまずます面白い作品でした。 画面上飛び交った弾丸の数、倒した敵の数、 難易度の高いアクションが アクション映画の評価のポイントという目で見れば、 残念ながら「地味」な作品になってしまうと思います。 演出とはいえ濃い敵キャラと一進一退、 逆転に次ぐ逆転というのがエンタメ性であり、 そこを考えると万人受けするハラハラドキドキ感で ハリウッド映画には劣るといえるかもしれません。 評価の難しい映画ですが 一本選んで彼女と鑑賞というのはちょっと厳しいかな。 ラストもいいし、悪くないんですけどネ.…


さすらいの一匹狼

オトーサン、 トニーノ・ヴァレリー監督は、 セルジオ・レオーネの助監督を務めました。 冒頭流れる主題歌"lanky gunman"、最高です! 原題:Per il gusto di uccidere (1966) TASTE OF KILLIN 監督:Tonino Valerii 脚本:Victor Auz Genre:Western Country: Spain / Italy Language: Italian / English / Spanish 上映時間:86分 あらすじ: 南北戦争のさなか、オマハの町。 賞金稼ぎのフェローは、 有力者コリンズに金の延べ棒の運搬を 依頼される。 悪党のケネベックが狙っていたのだ。 ケネベックはフェローにとっては弟の敵だ。 ケネベックの手下が事件を起こしたので、 フェローは、そいつを捕らえ拷問にかけ、 ケネベックとイザベラの間に息子もいるという。 ケネベックは仕事を開始するが、 イザベラから息子がいなくなったと聞くと 強盗団から離脱。 強盗団の方は仕事を続行、 オマハの町へ入り銃撃戦で フェローの協力者の大半を倒し、 銀行の金庫に入るが、 フェローは、爆弾で全員を殺す・・・ 出演者: Craig Hill ・・・ Hank Fellows(フェロー) George Martin ・・・ Gus Kennebeck(ケネベック) Rada Rassimovs ・・・ Isabel(イザベラ) オトーサン、 「リトル・イーストウッドだね」 その他の出演者: Piero Lulli ・・・ Collins Fernando Sancho ・・・ Sanchez Franco Ressel ・・・ Aarons Jose Manuel Martin ・・・ Rodrigo George Wang ・・・ Mingo / Machete Diana Martin ・・・ Peggy / Molly Kennebeck Graham Sooty ・・・ Jefferson Jose Marco ・・・ John Kennebeck Lorenzo Robledo ・・・ Sheriff Sancho Gracia ・・・ Bill Kilpatrick Jose Canalejas ・・・ Peter Dario De Grasi ・・・ Steve Enrique Santiago ・・・ Sanchez henchman Olga Karlatos ・・・ Molly User Rating:5.9/10( 207 votes)IMDb User Rating:7.2/10( 14 votes) Yahoo! オトーサン、 「スペインの荒野、遠景がいいね」 高い位置からのカメラワークを駆使しています。 User Reviews Leofwine_dracaさん 2014年6月4日 不揃いのマカロニ・ウエスタン 本作は、セルジオ・レオーネの 「荒野の用心棒」成功後につくられた 低予算のマカロニ・ウエスタンだ。 賞金稼ぎ役は、四角い顎をしたクレイグ・ヒル。 このジャンルとしては、平凡だ。 トニーノ・ヴァレリー監督は、 後に「ミスター・ノーボディ」や 「ダーティ・セブン」を監督した。 これが彼の最初の映画だ。 方向が定まったことは明らかだ。 お馴染み、 スペインの俳優フェルナンド・サンチョと ジョージ・マーティン(悪役)が出ている。 メキシコ人役の中国人俳優 ジョージ・ウォンに。ご注目あれ。 プロットとキャラクターは、 このジャンルでは典型的。 ひねりも少ない。 だが、撮影はよい。 特に、アクションシーンがいい。 私が特に好きだったは、 主役のフェローの手慣れた狙撃銃の扱いだ。 「ダイハード」ファン向き。 オトーサン、 「テーマ曲を楽しもう」 gapperさん 2012年5月14日 殺す楽しみのために(米) テーマ曲が、アルバム ”マカロニ・ウエスタン・テーマ BEST”の一曲。 マカロニウエスタンでは、 定番的なエレキギターの曲に アニメのタイトル。 そして銃の音を効果的に使用している。 ソウル・バスのパチもん的タイトルは、 いかにもマカロニだ。 ありがちな弟の復讐として賞金首を狙う。 特徴はウインチェスター風の ライフルにつけたスコープ。 金色の装飾で、いかにも安手。 相当な早撃ちなのに大抵は距離をとる。  必要もなく。  スコープが重要なアイテムで生かす為。 他に理由はない。 悪役に子供が居り、善人側がそれを人質に取る。  女を人質に取られたと言うことがあるにしても あくどい様な。 そもそも善悪は、ハッキリしない。 みんな悪党か? 金鉱山の権利者を奪われた老人が出てくる。 その老人が、コメディリリーフとして しばしば笑いを取る。  余り笑えないが。 それにしても、マチェはハナ肇に似ている。 マカロニ好きなら楽しめる。 一般のファンには、勧められない。


溺れるナイフ

オトーサン、 「ついていけないね」 原作は少女漫画で、女流監督。 舞台は田舎。そこで、 唯一、面白かったのは、吉幾三さんの歌。 ♪テレビも無ェ ラジオも無ェ 自動車(クルマ)もそれほど走って無ェ ピアノも無ェ バーも無ェ 巡査(おまわり) 毎日ぐーるぐる 朝起ぎで 牛連れで 二時間ちょっとの散歩道 電話も無ェ 瓦斯(ガス)も無ェ バスは一日一度来る 俺らこんな村いやだ 俺らこんな村いやだ 東京へ出るだ 東京へ出だなら 銭(ゼニ)コァ貯めで 東京でベコ(牛)飼うだ※ 原題:溺れるナイフ(2016) 監督:ジョージ朝倉 脚本:井土紀州/ 山戸結希 Genre:ロマンス/青春 上映時間:111分 あらすじ: 東京で雑誌モデルをしていた夏芽は、 ある日突然父の故郷である浮雲町に 引っ越すことになる。 東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、 自分が欲する何かから遠ざかったと 落ち込んだたが、 土地一帯を取り仕切る神主一族の 末裔で跡取りのコウに出会い、 強く惹かれていく・・・ 出演者: 小松菜奈・・・ 望月夏芽 菅田将暉・・・ 長谷川航一朗(コウ) オトーサン、 「菅田将暉くん、達者だね」 その他の出演者: 重岡大毅・・・ 大友勝利 上白石萌音・・・ 松永カナ 志磨遼平・・・ 広能晶吾 嶺豪一・・・ 蓮目匠 伊藤歩夢・・・ 望月竜太 堀内正美・・・ 長谷川航司郎 ミッキー・カーチス・・・ 望月鉄男 User Rating:6.0/10( 6 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:4.7/10( 3,913 votes) Yahoo! オトーサン、 「上白石、頑張ったね」 日本映画プロフェッショナル大賞 受賞 ・新進女優賞 上白石萌音 User Reviews ユーカラさん 2016年11月5日 菅田将暉と小松菜奈が初めて出会う 入江の波立つ情景などは 観る側の心もゾクゾクさせてくれるのだが、 そのロングショットと小松の視線、 水面の菅田のカットバックが 少々ぎこちなく感じられる。 土手のシーンなども、 二人の位置関係が不明瞭で、 高低差が活きていない。 劇伴や挿入曲も 過剰に感じてしまう部分が多く、 地方の映画なら尚のこと 河川や水路のせせらぎや波音などを もっと活用して欲しいところだが、 ロケーションを ロングショットのフレームの中で良く活かし、 俳優らを良く動かし、 彼らを幾度も水に浸らせて頑張っている。 森の中を風のように駆け、海に浸かり、 炎と共に舞う菅田も小松もさすがに達者だが、 これだけ映画への露出が多いと 食傷気味にもなるが、 本作では重岡大毅が なかなか新鮮なバイプレーヤーであり、 ナチュラルな口跡が素晴らしい。 彼絡みのシーンに 長回しが多用されているのも頷ける。 バッティングセンターのショット、 カラオケバーのショットなど、 緩急自在の呼吸で ロングテイクを活かしていて感心だ。 快活さとナイーヴさを体現し、 一部で科白を噛んだりしているのも 逆に自然体の魅力を生んでいる。 オトーサン、 「ロケ地は、和歌山か」 芥川賞作家・中上健次さんの 生誕の地・新宮です。 ASHさん 2017年1月7日 この海も山もコウちゃんのもの! 少女コミックを映画にする際、 その原作をただ単になぞるだけの監督さんと その原作から自身の「作家性」を表出される 監督さんがいるとしたら、 こりゃ後者の方なんかなぁ と薄ボンヤリと考えちまった。 逃げるコウちゃんを追う夏芽の あのこッ恥ずかしい追いかけっこ!  フト、ひと昔前の青春映画の匂ひを 感じてしまう。 誰が言ったか知らんが「増村保造」的 と言えば褒め過ぎだけど、 確か遺伝子は感じるわな。 そ〜そ、中上健次も (どちらも随所で指摘済みだね)。 原作通りなのか知らんが、 台詞の端々に性的なニュアンスが 含まれているような気がする。 写真集を見せたいと言いながらも もったいぶる夏芽にコウちゃんが言う 「ホラ、サッサと見せろよ」とか。 夏芽が劇中でずぶ濡れになるシーンが やたらと多い。 レイプ未遂のくだりも、 女性監督にしちゃ〜なんかナマめかしい。 気のせいか、カメラの視線も 夏芽を官能的に捉えているような。 噴出した炭酸ソーダが夏芽の顔にかかり、 それをコウちゃんがペロッと 舐めてからのキッスとか、 壁ドン青春映画にはないシーンの数々。 萌音ちゃんが演じる カナちゃんの心の機微とか 見所が多いが、 ラストの2回目の火祭りの レイプ魔再登場のくだりは、 原作未読の俺にはチンプ〜ン。 中学時代はかっぺ臭かったカナちゃんが 高校デビューするくだりの絶妙感。 演じる萌音ちゃんの風貌とマッチング。 この娘が喋ると、 「嗚呼、三葉だぁ」と感じるのは困ったちゃん。 小松菜の艶めかしい視線と笑顔のギャップ。 菅田くん、君は1年間にいったい 何本の映画に出てんのさ?


チョコレート・ファイター

オトーサン、 「題名の意味が分からない」 お菓子のチョコレートではなく、 肌の色がチョコレート色ということでしょうか? でも、チョコレート色は黒人。 タイは黄色人種ですから、変ですね。 原題:Chocolate (2008) 監督:Prachya Pinkaew 脚本:Napalee/ Chookiat Sakveerakul Genre:Action, Drama Country: Thailand Language: Thai /Japanese /English 上映時間:110分 あらすじ: 十数年前のタイでは、 ナンバー8率いる地元のマフィアと 日本ヤクザの抗争が激化していた。 日本ヤクザの大物・マサシは、 ナンバー8の女・ジンと出会い、 運命的な恋に落ちてしまう。 マサシは、ジンをナンバー8の 目の前でさらっていったので、 ジンはマサシの身を案じ、帰国を勧める。 しかしそのとき、ジンはマサシの子供を身ごもっていた。 ジンは1人で娘を産み、禅にちなみゼンと名づける。 ゼンは自閉症で脳の発達が遅かったが、 2人はつつましくも幸せな生活を送る。 やがて美しく成長したゼンは、 アクションのビデオを観ただけで その技を習得するほど、 並外れた身体能力を持っていた。 幼馴染みのムンを相手に、 ゼンは秘かに練習を積んでいく。 ある日、ジンが 末期の白血病に侵されていることが発覚する。 ゼンは治療費の工面に頭を悩ませるが、 ジンがかつてお金を貸していた記録を見つける。 そのお金を返してもらうために、 ゼンとムンはリストに載っている人を 訪ねていくが、手荒く追い返される。 するとゼンは武術で対抗し、 借金の回収に成功する。 しかし、自分の縄張りで勝手な行動を許さない ナンバー8は、ムンとジンを捕らえる。 ゼンは2人を救うため、 1人でナンバー8のアジトに向かう。 するとそこにはマサシがいた。 ジンたちの危機を知り、 十数年ぶりにタイに戻ってきていたのだ。 ゼンたちは、ナンバー8との最終決戦に挑む・・・ 出演者: Yanin "Jeeja" Vismistananda ・・・ Zen(ゼン) Hiroshi Abe ・・・ Masashi(マサシ) Ammara Siripong ・・・ Zin(ジン) Pongpat Wachirabunjong ・・・ No.8 オトーサン、 「ゼン、傷だらけの青春だね」 阿部寛が結婚していたなんて、タイで(笑) その他の出演者: Taphon Phopwandee ・・・ Mangmoom "Moom" Dechawut Chuntakaro ・・・ Priscilla Hirokazu "Hero" Sano ・・・ Ryo Sirimongkol Singwangcha ・・・ Nak Muaythai Su Jeong Lim ・・・ Su Jeong Lim Kittitat Kowahagul ・・・ Thomas Soumia Abalhaya ・・・ Boxer's Henchman User Rating:7.0/10( 16,643 votes)IMDb User Rating:8.1/10( 492 votes) Yahoo! オトーサン、 「スコア、高すぎないか」 カメラアングルも演出も単調です。 User Reviews limonaさん 2008年5月3日 よい運動競技! まず、この映画にはプロットがある。 主演俳優はマーシャル・アーツ映画で 稀なセンスがある。 身体がどれほど運動競技に耐えるか、 娘がたくさんの男たちと戦えるか。 実に、楽しい。 真実は最後に明らかになる。 これは、実生活ではなく映画だと 人々に分からせくれる。 建物の上での放れ業のシーンは、 最もよいシーンだ。 「マッハ!!!!!!!!」や「トム・ヤム・クン!」 から借用していたとしても。 だが、有能な多くの人々がいると わかることはよいことだ。 ゆったり座って、タイ映画のライドを楽しんで! オトーサン、 「ビデオゲームみたいだ」 ratさん 2019年8月25日 これでもかって位の肉弾戦! ママを助けて。 とにかくスゴい! 殴る、蹴るが、止まらない。 怒濤の肉弾戦の連続、圧巻です。 障害を持った娘を守りたい母の愛。 病気の母親に高額な治療を受けさせるために 闘う娘の想い。 ベースになるのは、この話。 だが、くどいほど続くアクションシーンに 唖然としてしまう。 これでもかって位に次から次へと、 向かい来る敵に、蹴る、蹴る、蹴る、蹴る。 ゾンビの様に何度も何度も立ち上がる。 結局、彼女の攻撃が致命傷にするほどの 威力がないってことだろうが、 それにしても止まらない。 少女一人に大勢で、 時には刃物なんかの武器まで手にして。 それでも怯まず向かっていく彼女が、ホンッとスゴい。 その技の一つ一つが、また美しく迫力満点! クライマックスのビルでの戦いなんて、 ホント圧巻以外の何ものでもない。 こんなのどうやって撮影したのって位に、 凄まじい場面の連続に大興奮です! ただ阿部寛が出てきたら、 急に日本刀のチャンバラになっちゃうところは どうなのかな? まぁ、面白かったから良いけど。 エンドロールのオマケ映像がまた良いですね。 これだけの肉弾戦をやっているんだから 当然だろうって思えるくらいの 怪我のシーンの寄せ集め。 ジャッキー映画のNGとは また違う面白さがあったような・・・ とにかく、タイのこの肉弾戦映画に ただ、ただポカ〜ンの一本でした。


スパイダーマン:スパイダーバース

オトーサン、 「うまく作ったね」 ・子どもも大人も楽しめる ・アメコミヒーローを知らなくても楽しめる ・スパイダーマンへの愛があればより泣ける 原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse (2018) 監督:Bob Persichetti/Peter Ramsey/Rodney Rothman 原作:Phil Lord 脚本:Phil Lord/ Rodney Rothman Genre:Animation/ Action/ Adventure Country: USA Language: English / Spanish 上映時間:117分 あらすじ: スパイダーマンこと ピーター・パーカーの突然の訃報を受け、 悲しみに暮れるニューヨーク市民たち。 そんな中、ひょんなことから 突然変異した蜘蛛にかまれ、 スパイダーマンの能力を手に入れた 13歳の少年マイルス・モラレス。 彼はピーターの遺志を継いで 新生スパイダーマンとして 世の中を守ると誓うが、 自分の力をうまくコントロールできずに 不安ばかりが募っていく。 するとそこへ、 死んだはずのピーターが 中年の姿で現われる。 彼は、闇社会に君臨する キングピンの恐るべき実験によって 時空がゆがめられたために、 別の次元から飛ばされてきたのだった。 マイルスはキングピンの野望を阻止し、 中年ピーターが元の次元に戻れるよう、 スパイダー・ウーマンも加わり、 一緒に戦おうと決意する・・・ 声の出演者: Shameik Moore ... Miles Morales(マイルス) Jake Johnson ... Peter B. Parker(ピーター) Hailee Steinfeld ... Gwen Stacy(グエン) Liev Schreiber ... Wilson Fisk/King Pin(キングピン) オトーサン、 「ついに,黒人少年がスパイダーマンか」 時代の変化を感じさせますね。 その他の声の出演者: Mahershala Ali ... Uncle Aaron Brian Tyree Henry ... Jefferson Davis Lily Tomlin ... Aunt May Luna Lauren Velez ... Rio Morales Zoe Kravitz ... Mary Jane John Mulaney ... Spider-Ham Kimiko Glenn ... Peni Parker Nicolas Cage ... Spider-Man Noir Kathryn Hahn ... Doc Ock Chris Pine ... Peter Parker Natalie Morales ... Miss Calleros User Rating:8.4/10( 248,719 votes)IMDb User Rating:8.5/10( :1,746 votes) Yahoo! オトーサン、 「うわ、高いスコアだ!」 コミックのフアンも、満足できるつくりです。 アカデミー賞 受賞 ・長編アニメ賞 ゴールデン・グローブ ・アニメーション作品賞 User Reviews eaglescoutさん 2018年12月17日 スタン・リー、今、微笑む マーベルの創始者、スタン・リーもうなずく映画。 信じられないアニメーション すごいストーリー、すばらしいメッセージ。 大宣伝された本作は、 正直なところ、私の予想を上回っていた。 いくつかの否定的な批評がある唯一の理由は、 みんなを喜ばすことはできないということ。 観客の大部分は、すばらしいと思うだろう。 劇場で見るよう、強くお勧めする。 驚異的なアニメーション・スタイルだ。 オトーサン、 「スーパーマンが2人とは!」 nabeさん 2019年4月8日 スパイダーマン・アベンジャーズ オスカーを受賞した アニメ版スパイダーマンである。 従来一人しかいなかったスパイダーマンを 黒人の少年マイルスを主人公に加えて 二人とし、 さらにマルチバースの世界観を取り入れて 複数のスパイダーマンを同時に登場させる というアイデアはなかなか秀逸だ。 違う世界のスパイダーマン達なので、 それぞれ個性的なのも納得がいくし、 チームを組んで敵と戦う姿は まるでアベンジャーズのようで楽しめる。 基本は3Dアニメだが、 実写に限りなく近いディズニー作品とは異なり、 あくまでも手描きのコミック風な画風にこだわり 再現しているところも新鮮だ。 コメディタッチの洒落たセリフや、 途切れることのないポップなBGMも まさにハリウッド! 日本のアニメから出てきたような ペニー・パーカーも、 日本人には嬉しいキャラクターだろう。 また、ニューヨークのブロンクスに住む マイルスを通じて、 現代のアメリカの庶民生活を垣間見ることが できるのも興味深いところだ。


聖の青春

オトーサン、 「ここが、将棋の聖地か」 子供の頃、近所に将棋会館をみつけて、 うれしくなりました。 「ここで、大山名人が指すのか」 大山康晴は、名人位通算18期および13連覇! 彼の活躍で、将棋人気が出て、 将棋をはじめたものです。 もちろん、下手でしたが。 原題:聖の青春(2016) 監督:森義隆 原作:大崎善生 脚本:向井康介 Genre:ドラマ/青春/伝記 上映時間:124分 あらすじ: 1994年、将棋のプロ棋士・村山聖七段は、 将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、 15歳の頃から10年間弟子入りし 同居していた森師匠の元を離れ、 上京しようとしていた。 聖は幼少期より「ネフローゼ」という 腎臓の難病を患っており、 家族や仲間は反対する。 しかし、幼いころから何をおいても 将棋にかけてきた聖を見ている 森師匠は、背中を押す。 髪や爪は伸び放題、 足の踏み場もなく散らかった家、 酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に 皆は呆れるが、 みな彼の将棋にかける思いを理解し、 陰ながら支えた。 その頃、同世代の棋士・羽生善治が 前人未到のタイトル七冠を達成する。 聖は強烈に羽生を意識し、 ライバルでありながら憧れの想いも抱く。 そして聖は、将棋の最高峰である タイトル「名人」になるため、 一層将棋に没頭し、 並居る上位の先輩棋士たちを下して、 快進撃を続ける。 そんな中、聖の身体に癌が見つかる。 「このまま将棋を指し続けると死ぬ、 手術し、療養すべし」 という医者の忠告を聞き入れず、 聖は将棋を指し続けると決意する。 彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた・・・ 出演者: 松山ケンイチ・・・ 村山聖 東出昌大・・・ 羽生善治 リリー・フランキー・・・ 森信雄 オトーサン、 「松山くん、似てるのかな?」 ネットで、村山聖さんをみると、 もっと肥っていて、不健康そうでした。 その他の出演者: 染谷将太・・・ 江川貢 安田顕・・・ 橘正一郎 柄本時生・・・ 荒崎学 北見敏之・・・ 村山伸一 筒井道隆・・・ 樋口陽二 竹下景子・・・ 村山トミコ User Rating:5.4/10( 14 votes)みんなのシネマレビュー User Rating:7.1/10( 2,974 votes) Yahoo! オトーサン、 「評価が分かれるね」 動きの少ない地味な将棋を丁寧に撮っています。 日本アカデミー賞 ノミネート ・主演男優賞 松山ケンイチ ・助演男優賞 東出昌大 ブルーリボン賞受賞 ・主演男優賞 松山ケンイチ User Reviews リーム555さん 2017年11月3日 若くして難病に侵され、 余命わずかと告げられれば 誰でもショックを受け、 つらい日々を過ごすと思う。 ただ、それだけでは映画としては弱く、 何かしらもう一つは見どころがほしいところ。 この映画においては 将棋がその役割を担うわけだけど、 残念ながら面白味は薄かった。 そもそも将棋、囲碁等、頭脳系の競技は その道に通じている人でないと ついていけないため、 熱戦を表現しようとすると、 役者の表情や仕草に頼りっきりになるのが つらいところ。 また、あれだけ強い、強い言ってた羽生さんに、 知らないうちに追いついてるなど、 構成としても首をかしげるところがあり、 いささか厳しい。 観終えた直後の感想としては5点だけど、 役のために実に不健康そうな太り方をした 松山ケンイチに敬意を表して 6点ということで。 オトーサン、 「藤井聡太くんも、いずれ映画になるかな?」 アリョーシャさん 2016年12月11日 見応えあり ネフローゼに膀胱がんと戦いながら、 29歳の若さで亡くなった将棋界の怪童 村上聖の将棋にかける 壮絶な人生を描いた秀作である。 「こんな体に生まれなければ、 将棋にも出会っていないし、 羽生さんに挑戦することもなかったと思う」 という聖の台詞が象徴的だ。 体重を増やし文字通り体を張った 松山ケンイチの熱演と、 それを受けて立つ羽生善治を演じた 東出昌大の好演が光っている。 特にこれまでは大根と思われていた東出が、 その表情や仕草を徹底的に研究し 羽生善治になり切っていたのには驚かされる。 彼はこれで一皮むけたかもしれない。 各映画賞の主演&助演のW受賞も 大いにあり得るのではないだろうか?  二人ともそれほどの素晴らしさだ。 リリー・フランキーや安田顕、筒井道隆、 染谷将太、柄本時生、竹下景子ら ほかの俳優たちも堅実な演技で脇を固めている。


アクアマン

オトーサン、
「DCコミックス?」
マーベルと並ぶ二大アメコミ出版社。
「スーパーマン」、「バットマン」が有名。

原題:Aquaman (2018) 
監督:James Wan
原作:Geoff Johns/James Wan/Will Beall
脚本:David Leslie Johnson-McGoldrick/Will Beall  
Genre:Action/ Adventure/ Fantasy
Country: Australia/ USA 
Language: English/ Russian/ Maori/ Italian 
上映時間:143分
あらすじ:
1985年、灯台守のトムは、
岩場の海岸に打ち上げられた
海底国アトランティスから逃亡した
女王アトランナを発見する。
アトランナは、トムとの間に
アーサー(アクアマン)をもうける。
数年後、アトランナは
アトランティスの追手に連れ戻される。
残されたアーサーはトムに育てられ、
アトランティスの参謀バルコから
武術の指南を受け、たくましく成長する。 
現代。
アーサーの異父弟にして
アトランティスの王オームは、
海の生物を殺し、自然を荒らす地上人に
戦争を仕掛けることを決意する。
デイビッド・ケイン率いる海賊から
帰りに大津波に襲われたアーサーを、
王女メラが助ける。
メラは、津波は警告であり、
オームの暴走を止めるには
アトランティス王の血を引くアーサーが
王になるしかないと助けを求めに来たのだ。
アトランティスに訪れた
アーサーを迎えたのは、バルコだった。
アーサーが王になるためには、
伝説の矛・トライデントが必要と言う。
アーサーはオームに、
地上への侵攻を中止するよう決闘を申し込む。
伝統に則り、国民たちの前で決闘が始まるが、
劣勢に陥ったアーサーをメラが助け、
二人は死を偽装して地上へ逃亡する。 
サハラ砂漠、シチリア、転々とし、
海溝の化け物たちの襲撃を逃れ
隠された海で、アトランナに再会する。
アーサーは、」怪獣カラゼンと対峙し、
伝説のトライデントを手に入れる。 
勝利を確信するオーム率いる同盟軍の前に、
トライデントを手にしたアーサーが現れる・・・

出演者:
Jason Momoa ・・・ Arthur(アーサー)
Amber Heard ・・・  Mera(メラ)
Willem Dafoe ・・・  Vulko(バルコ)
Patrick Wilson ・・・  King Orm(王オーム)
Nicole Kidman ・・・  Atlanna(女王アトランナ)
オトーサン、
「ジェイソン・モモア、知らんなぁ」
ハワイ州の先住民族、ドイツ系、アイルランド系、
アメリカ州の先住民族の血をひいている。
まさに、アクアマンにぴったりです。

その他の出演者:
Dolph Lundgren  ・・・  King Nereus  
Yahya Abdul-Mateen II ・・・  Manta  
Temuera Morrison ・・・  Tom Curry  
Ludi Lin ・・・  Captain Murk  
Michael Beach ・・・  Jesse 
Randall Park ・・・ Dr. Stephen Shin  
Graham McTavish ・・・ King Atlan  
Leigh Whannell ・・・ Cargo Pilot  
Tainui Kirkwood ・・・ Young Arthur  
Tamor Kirkwood ・・・  Young Arthur  

User Rating:7.1/10( 285,709 votes)IMDb
  User Rating:7.9/10( 3,204 votes) Yahoo!
オトーサン、
「スコア、高いね」
ヒット作品だそうです。

MTVムービー・アワード ノミネート
キス・シーン賞  ジェイソン・モモア&アンバー・ハード 
     
User Reviews 
borismkさん 
2019年1月26日
過大評価されたスーパー・ヒーロー映画

内容もないのに、大宣伝するわけが分からん。
せりふも登場人物も、こっけい。
馬鹿気た面白さかもしれないが、
愚かな感じがする。
女性の登場人物は、存在するだけ。
アクアマンの良き心を引き出す役だ。
彼は退屈だ。自分で考えることができない。
彼らには、欠点がないから、深味がない。
王オームは、安っぽい戦争挑発者。
この映画のよい点は、ビジュアル。
海中の描写は、美しくすばらしい。
アクションも、ポジティブだし
戦闘が強烈で、叙事詩的と言える。
まぁ、おすすめできない。

オトーサン、
「ビジュアルはいいね」
DVD付録のショートムービーでは、
若きジェームス・ワン監督の
張り切りぶり、こだわりぶりが印象的でした。

bobthebuilder さん 
2019年8月20日
ストーリーはありがちだが、
斬新な世界観 

人間は自然を身勝手に独占し汚染している。
海底に沈んだアトランティスの民が
そんな地上人を攻撃しようと決起する。
それを阻止する人間と
アトランティスの血を受け継ぐ
アーサーが伝説の矛を手に入れ、
この混乱に終止符をうてるか?
というのを軸に、
正直ありがち過ぎなストーリーに、
ぶっ刺さってて
正しい王の権利を持つものにし
か抜けない黄金の矛やら、
その矛を護る伝説の怪獣やら
というストーリー運びは、
ハイハイと言いながらゲームでもしながら
横目に観れば良いレベルかと思ってたら、
いやいやこの世界観はかなり斬新だねと
思わず観入ってしまった。
海の中での戦闘や移動シーンや生活シーンなど
不思議な自然体の地上での演技に
髪の毛を海底でユラユラ合成したような
不思議な感覚ながらとても自然な仕上がりだし、
海底アトランティスの世界観が、
なんか懐かしくも斬新で、
どっかで観たなぁとずっと考えていたのだが、
これっえ正に長岡秀星のイラストを
立体的な世界観に仕上げた感じじゃない?
と思って観てみたら
もう面白くてたまらなくなった。
アースウィンドアンドファイアや、
ELO などのアルバムジャケットのイラストで
世界的に有名なアーティストの雰囲気が
現代のムービークリエイターによって、
意識的か無意識的かはおいておいて、
実写化されたかのような
この映像美は素晴らしいの一言に尽きる。
何度も言うがストーリーはありきたり。
映像は斬新!
映画としての完成度は文句なし。
宿敵役が少し役不足な感じは受けつつ、
次作に続く!これもありがち!


リンゴ・キッド

オトーサン、
「英語版の題名、いいね」
・リンゴと黄金銃
セルジオ・コルブッチ監督が
『続・荒野の用心棒』と同年に撮影した
遊び心のあるマカロニウエスタンだとか。

原題:Johnny Oro (1966)
Ringo and His Golden Pistol 
監督:Sergio Corbucci
脚本:Adriano Bolzoni/ Franco Rossetti  
Genre:Western
Country: Italy
Language: Italian
上映時間:87分
あらすじ:
テキサスとメキシコとの国境。
この一帯をペレス六人兄弟は
殺戮、略奪と無法をきわめていた。
彼等の首には多額の賞金かかかっていた。
こんな兄弟にとって、
賞金かせぎの早射ちリンゴは、
目の上のコブだった。
兄弟の一人は
すでに彼の餌食になっていたし、
そしてまた今、バランコスで
二人がリンゴに打ち殺されてしまった。
リンゴは賞金を受け取ると
ゴールドストンへ踵を返すのだった。
町の保安官ノートンは、
リンゴに銃の携帯を許さなかった。
悪者を退治するとはいえ、
リンゴの身辺はいつも穏やかならず、
町の秩序が保てないからだ。
案の定、ペレス兄弟がリンゴを狙った。
一瞬丸腰のリンゴが自分の水筒を
兄弟に投げつけると、
兄弟は木端微塵に吹き飛んでしまった。
水筒の中はダイナマイトが詰まっていたのだ。
だが、この爆弾事件のため、
リンゴは、ノートンに牢にぶち込まれた。
奸知にたけたホアニト・ペレスは遂に立ち上った。
インディアンを口車にのせ協力を誓わせる一方、
ノートンにリンゴを引き渡すか、
さもなくば町を襲撃して、虐殺を行うと
最後通牒を言い渡した。
町民はノートンにリンゴを引き渡すよう要求するが、
ノートンは法を曲げることはできぬと拒否した。
期限の日が刻々と迫ってきた・・・

出演者:
Mark Damon ・・・ Johnny Oro / Ringo(リンゴ)
Ettore Manni ・・・ Sheriff Bill Norton(保安官ノートン)
Franco De Rosa ・・・ Juanito Perez(ホアニト・ペレス)
オトーサン、
「マーク・ダモン、演技うまいね」
でも、その後、俳優稼業に見切りをつけ、
若き日にUCLAで取得したMBA(経営学博士号)をバネに、
ハリウッド屈指の名プロデューサーとなっているとか。

その他の出演者:
Valeria Fabrizi ・・・ Margie
Giulia Rubini ・・・ Jane Norton
 Loris Loddi ・・・ Stan Norton
Andrea Aureli ・・・ Gilmore
Pippo Starnazza ・・・ Matt
John Bartha ・・・ Bernard 

User Rating:5.7/10( 363 votes)IMDb
  User Rating:5.8/10( 23 votes) Yahoo!
オトーサン、
「もっとスコアがよくてもいいのでは」

User Reviews 
jureさん 
2005年1月25日
マカロニ・ウエスタンの負け犬

セルジオ・レオーネの最もよい映画よりも、
そんなに悪くないと思う。
音楽は本当にすばらしい。
エンニオ・モリコーネ風だ。
多くのテーマが良いし、
「マンドリンとトランペット」の組み合わせがいい。
演技は、シアリアスだ。
セルジオ・コルブッチの他の監督も、
チェックしてみたい。
この映画、撮影されたのは、
イタリアか、アメリカか?
マカロニ・ウェスタンのフアンには、必見。

オトーサン、
「マーク・ダモンの口笛が素敵だね」

gapperさん 
2010年7月29日
ジョニー・オロ

アメリカの感じがしない、
みんなイタリア人かスペイン人のよう。
たぶん、小林明や宍戸ジョーの出ていた
無国籍映画のような感じだろう。
正義感は無いが、強くてかっこよいリンゴと
正義感は強いがその為色々と弱みが出てくる保安官。
二人が手を組んで悪党一家をやっつけるという定番だが、
リンゴが濃すぎてかっこよく感じられない。
保安官の妻は、なかなか美人だが
もっとか弱い感じがないとだめだと思う。
カトリックか何かで、
保安官の仕事や男の世界を理解していない位が
ちょうどいいのだが。
たぶん荒野の用心棒のヒットを受けて、
急遽企画、製作されたのであろうと思われる。
保安官と難のある凄腕ガンマンというと
「リオ・ブラボー」が思い浮かぶ。
たぶん、下地として利用していると思われる。
他にも、事務所、銃の取り上げ、爺さん、
トランペットの音楽など類似点多数あり。
リンゴと保安官が幼馴染というのはいいが、発展が無い。
保安官の妻とリンゴと一色あれば、
物語に立体感が出てよくなったと思う。
ラスト、口にくわえたパイプのようなものが
突然光りだすのは、余りにもという感じ。


11ミリオン・ジョブ

オトーサン、
「米国史上、最大の現金強奪事件だって?」
でも、調べてみたら、もっと巨額な事件がありました。
・ケタ外れの金額…
信じられないほど被害額が大きかった24の強盗事件

原題:Empire State (2013)
監督:Dito Montiel 
脚本:Adam Mazer   
Genre:Crime, Thriller
Country: USA 
Language: English/ Greek
上映時間:94分
あらすじ:
正義感が強く親思いの青年クリスは
警察官志望だったが、
過去に友人のエディが起こした犯罪に
巻き込まれて前科が付いたため果たせず、
地元の警備会社に就職する。 
ある日、クリスは相棒のトニーと
現金を輸送中に2人組の強盗に襲われ、
トニーは死亡、クリスも銃弾を浴びたが、
防弾チョッキのおかげでかすり傷で済んだ。 
会社からトニーの家族へ見舞金が支払われたが、
会社は金額をごまかし、
本来5万ドルのところを5千ドルしか払わなかった。
会社の対応に憤りを感じたクリスは、
会社に対する不満をエディに愚痴る。
会社のセキュリティの甘さを知ったエディは
大金強奪を計画、クリスも誘う。 
クリスは自らが夜勤の担当の時に
金庫から金の入った袋を盗み、
その金の一部を同僚の家族に渡す。
エディは、スピロの部下のマイクとジミーに
盗んだ金の話しする。
そしてクリスも加わり、金を盗む計画を立てる。
監視カメラを壊し、
クリスの電話がかかってきたら
侵入する計画を立てます。
電話をかけようとした瞬間、
ランソン刑事以下の警察が入ってくる・・・

出演者:
Dwayne Johnson ・・・ Detective James Ransone(ランソン刑事) 
Liam Hemsworth ・・・ Chris Potamitis(クリス) 
Michael Angarano ・・・ Eddie(エディ) 
Paul Ben-Victor ・・・ Tommy(トニー) 
オトーサン、
「ドウェイン・ロック・ジョンソンが出ている!」
でも、まったく格闘技の見せ場はありません。

その他の出演者:
Emma Roberts ・・・ Nancy Michaelides
Jerry Ferrara ・・・ Jimmy the Greek
Greg Vrotsos ・・・ Mike Dimitriu
Michael Rispoli ・・・ Tony
Nikki Reed ・・・ Lizzette
Wayne Pere ・・・ Williams
Craig Leydecker ・・・ Chilewski
Shenae Grimes ・・・ Eleni
Sharon Angela ・・・ Dina
Chris Diamantopoulos ・・・ Spiro
Lucky Johnson ・・・ Phil Johnson
James Ransone ・・・ Agent Nugent
Gia Mantegna ・・・ Vicky
Lydia Hull a・・・Maria
Jesse Pruett ・・・ Doorman
Taryn Terrell ・・・ Hot Guidette #1
Tara Holt ・・・ Hot Guidette #2

User Rating:5.2/10( 18,261 votes)IMDb
  User Rating:4.6/10( 62 votes) Yahoo!
オトーサン、
「拍子抜けだね」

User Reviews 
imdb-773さん 
2013年8月24日
ドウェイン、いま何時?

深夜テレビ向き。
あまりにもかったるい。
これを見るのにお金を払わないで。
だが、可能性はたくさんあった。
話は、まったく興味深い。
演技もなかなかのもの。
だが、残念なことに終わった。
私は、この映画に見切りをつけ、
ドウェイン・ロック・ジョンソンは
デジタルカシオGショックを身につけていた。
話は、30年以上前の80年代が舞台だ。
私の意見では、これが、
俳優、クルー、ディレクターの野心を表わしているし、
この映画の品質をよく表わしている。

オトーサン、
「日本の現金強奪事件といえば・・・」
オトーサンの世代で、記憶に鮮明なのは3億円事件。
でも、2011年5月に発生した立川6億円強奪事件が
最高額のようです。

TCYさん 
2017年1月23日
$1100万?結局いくら?
なぜ行方不明なのか、肝心の部分が欠落

1982年に実際に起きた強奪事件を
当時のニュースや
現在のインタビューを交えて描いた作品。
被害額は$1100万(約11億円)で、
当時のアメリカ合衆国の
史上最高額の強奪事件を描いた実話。
いつもへらへらしてるエディがバカっぽい。
ただセキュリティがほんとに甘すぎる。
これが当時の実態というところが
アメリカの雑さを伺える。
クリスとエディは逮捕されるも未だに$1100万か
その何分の1なのかは行方不明だそうだが、
(結局いくら行方不明なのか分からず)
$1100万もの大金の行方を
警察が厳しく追及しないはずがなく、
そこの詳細が映画では一切語られておらず
消化不良。 


クレージー作戦 先手必勝

オトーサン、
「へぇ、そうなんだ」
脚本の池田一朗、実は隆慶一郎さん。
代表作は、
・直木賞候補 - 『吉原御免状』
・柴田錬三郎賞 - 『一夢庵風流記』
・直木賞候補 - 『柳生非情剣』

原題:クレージー作戦 先手必勝(1963)
監督:久松静兒
脚本:池田一朗
Genre:コメディ
上映時間:96分
あらすじ:
口八丁に手八丁、
調子の良さなら日本一の上田ヒトシは、
もめ事を何でも解決する
「よろずまとめ屋」を始める。 
彼の元には、親分肌の花木、
泣き落としの谷村、計算に強い佐倉、
示談屋崩れの犬養、 
法律に詳しい女形の石山、チンピラの安井と、
その道のプロ達が集まった。 
当初は鳴かず飛ばずの商売も、
中山ミエが持ち込んできた
商店街と団地マダムのもめ事を解決すると
それがマスコミに取り上げられ、
仕事の依頼が殺到するようになるが・・・ 

出演者:
 植木等・・・ 上田ヒトシ 
 ハナ肇・・・ 花木ハジメ
 中尾ミエ・・・ 中山ミエ
 加東大介・・・ 大福権兵衛
オトーサン、
「加東大介がうまいね」
浮気の仲裁を依頼しにくる金貸し役。

その他の出演者:
 安田伸・・・ 安井真 
 谷啓・・・ 谷村啓太郎 
 犬塚弘・・・ 犬養弘 
 櫻井センリ・・・ 佐倉千里 
 石橋エータロー・・・ 石山英太郎 
 池内淳子・・・ お勝 
 淡路恵子・・・ 恵子
 柳家金語楼・・・ 山形屋龍平
 馬野都留子・・・ 大福ふく子 
 八波むと志・・・ 山形屋孝吉 
 上原ゆかり・・・ 山形屋みゆき 
 大森暁美・・・ 吉村美智子 
 如月寛多・・・ 魚徳 
 石田茂樹・・・ 山口刑事 
 柳谷寛・・・ 上田の上司 
 桐野洋雄・・・ 祭りの若い衆 
 向井淳一郎・・・ 大きい男 
 大村千吉・・・ 小さい男 
 加藤春哉・・・ ドライバーの男 
 清水由記・・・ ドライバーの女 
 水の也清美・・・ 美容院のマダム満枝 
 小桜京子・・・ 美容院の助手 
 塩沢とき・・・ 美容院の女客 
 田武謙三・・・ 八百屋の親父 
 若水ヤエ子・・・ 八百屋の女将 
 島津雅彦・・・ 太郎 
 若宮忠三郎・・・ 駅前商店会会長 
 松村達雄・・・ 山野氏 
 沢村貞子・・・ 山野夫人 
 沢村いき雄・・・ 大木 
 佐田豊・・・ 亀岡 
 津田光男・・・ バッチリカメラ社長 
 園田あゆみ・・・ 菊子 
 十朱久雄・・・ 区会議員熊木 
 上田吉二郎・・・ 植吉親分 
 高木弘・・・ 植吉の子分 
 村上冬樹・・・ 警部補 
 三條利喜江・・・ 団地の夫人 
 宮田芳子・・・ 団地の夫人 
 池田生二・・・ 駅前商店会の男 
 坂本九・・・ 洗濯屋の九ちゃん 

User Rating:6.5/10( 4 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:-/10( - votes) Yahoo!
オトーサン、
「知られざる傑作!」

User Reviews
青観さん 
2013年7月14日
暑い。暑くて嫌になる。
夏バテ気味の時には植木等映画でも見て
暑さを吹っ飛ばしたくなる。
相変わらずのお調子の良さだが
見てても不愉快にはならない。
留置場から始まって次から次へと
色んなアイデアで自ら設立した会社の経営も
どんどん成功。
しかし、最後は詐欺容疑で失敗し、
再び留置場送りもまるで悲壮感がない。
この悲壮感の無さと常に前向きな姿勢は
我々日本人は見習いたいと思わずにはいられなくなる。
植木等以外のクレージーキャッツメンバーの個性が
今一つ生かされてないような気がする不満もあるが
まあ、気楽に見ようじゃないか!
この映画の植木等を見てると
後ろ向きに生きるより前向きに生きることが
どれほど楽しいかて事が解るし、教えられます。

オトーサン、
「いわば、駅前よろずまとめ屋」

LOWさん 
2014年10月25日
クレージー作戦シリーズ記念すべき1作目 

「ニッポン無責任時代」
「ニッポン無責任野郎」の後に作られた
東宝クレージー映画の3本目、
「クレージー作戦シリーズ」の1本目。
監督は前2本を担当した古澤憲吾監督ではなく、
「駅前シリーズ」などを撮っていた久松静児監督。
これが唯一のクレージー映画の参加。
そのこともあってか
後の作戦シリーズとは空気が違い、
駅前シリーズの空気を感じさせる
人情味ある作品になっている。
植木等はこの作品ではかなり抑え目で、
古澤作品のような爆発力はここにはない。
クレージーのメンバーは
七人の侍のような集まりかたをする。
それぞれ特技のようなものがあるのだが
その特技もあまり作中で生かされていないのが残念。
以上のように欠点もあり、
大人しい作りなので
他のクレージー映画のような空気を期待すると
肩透かしをくらうけど、
すごくつまらない訳ではないと思います。
加東大介や沢村貞子の姉弟や八波むと志など
クレージー映画では
ここでしか見れない人たちの出演も魅力です。
一連のクレージー映画とは違うものが
味わいたい方にはおすすめです。 


テッド2

オトーサン、
「後半は、NYが舞台か」
ニューヨーク・コミコン会場での、
ドタバタが愉快です。
マンハッタン西地区の
ジェイコブ・K・ジャヴィッツ・コンベンションセンターで、
3日間、催されているとか。
東京コミコンは、2016年から毎年幕張メッセで開催、
日米の映画・コミック・アニメ・ゲームなどの
ポップカルチャーを扱って、大盛況だ。

原題:Ted 2 (2015) 
監督・原作:Seth MacFarlane    
脚本:Seth MacFarlane/Alec Sulkin/Wellesley Wild 
Genre:Comedy
Country: USA 
Language: English
上映時間:分
あらすじ:
ジョンと恋人の結婚から数年。
中年テディベアのテッドと親友のジョンは、
ボストンで平凡な毎日を送っていた。
しかし、ひとつだけ大きな変化があった。
テッドがバイト先のスーパーで知り合った
タミ・リンと結婚していたのだ。
お互いスーパーのバイト勤務のため
貧しい生活を送るテッド夫妻は、
ある日些細なことで大ゲンカとなり、
新婚生活は暗礁に乗り上げる。
テッドは危機を乗り越えるために、
子供を持ち、父親になることを決断する。
しかし、州政府より
「テッドは人間ではなく“モノ”である」と通達され、
子供を持つことはおろか、
タミ・リンとの結婚さえも無効と判断される。
希望が打ち砕かれたテッドは、
さらにスーパーのバイトまでクビになってしまう。
一方、親友をモノ扱いされて
怒り心頭のジョンは、州政府を相手に
テッドの人権を勝ち取るための訴訟を起こす。
若くて美人の新米弁護士サマンサを
雇い、裁判所に乗り込むが、敗訴。
そこで、サマンサたちは、はるばるNYに向かい、
人権派弁護士ミーガンに弁護を頼むが
テッドやジョンの素行不良・前科を理由に
弁護を断られる・・・

出演者:
Seth MacFarlane ・・・ Ted Clubber-Lang(テッド)
Mark Wahlberg ・・・ John Bennett(ジョン)
Amanda Seyfried ・・・ Samantha Jackson(サマンサ)
Morgan Freeman ・・・ Patrick Meighanミーガン
オトーサン、
「テディの三角関係、面白いね」

その他の出演者:
Jessica Barth ・・・ Tami-Lynn McCafferty
Giovanni Ribisi ・・・ Donny]
John Slattery ・・・ Shep Wild
Patrick Warburton ・・・ Guy
Michael Dorn ・・・ Rick
Bill Smitrovich ・・・ Frank
Cocoa Brown ・・・ Joy
John Carroll Lynch ・・・ Tom Jessup
Ron Canada ・・・ Judge Matheson
Jessica Szohr ・・・ Allison
Jay Patterson ・・・ Karl Jackson
Tara Strong ・・・ Ted's "I Love You" function
Sam J. Jones ・・・ himself
Sebastian Arcelus ・・・ Dr. Ed Danzer
Tom Brady ・・・ himself
Dennis Haysbert ・・・ Fertility doctor
Taran Killam ・・・ himself
Jimmy Kimmel ・・・ himself
Jay Leno ・・・ himself
Kate McKinnon ・・・ herself
Bobby Moynihan ・・・ himself
Liam Neeson ・・・ Customer
Lenny Clarke ・・・ Cop
Curtis Stigers ・・・ Wedding singer
Nana Visitor ・・・ Adoption agent
Ralph Garman ・・・ Stormtrooper
Jack Knight ・・・ Todd Kidder
Patrick Stewart ・・・ Himself (語り手)

User Rating:6.3/10( 168,204 votes)IMDb
  User Rating:6.9/10( 2,805 votes) Yahoo!
オトーサン、
「第1作に劣らないかも」

MTVムービー・アワード ノミネート
・ヴァーチャル演技賞  セス・マクファーレン 

User Reviews 
jpbさん 
2015年7月2日
よい寸言とギャグ、プロットはゼロ

この映画、好きなものがたくさん。
私はマーク・ウォールバーグが好き。
私はテディが好き。
私はアマンダ・セイフライドが好き。
この映画、笑いがたくさん。
よい寸言とよいギャグ。
だが、それでは不十分。
ひどいプロットを償うには。
プロットは「三十四丁目の奇蹟」風だが、
クリスマスではないし、
テッドはサンタではない。
なぜか、テッドは
サンタの神話的なレベルになっていく。
これは、子供のための映画ではない。
そして、映画は失敗に終わる。
マーク・ウォールバーグは、前作と同じ。
満喫できる。
アマンダ・セイフライドはすばらしい。
ロマンスの筋書を効果的にしようとしている。
結論。
よい話?
とんでもない。

オトーサン、
「第3作、期待したいね」

nabeさん 
2018年9月10日
人間とは何だ!?

ヒットコメディの続編である。
すでに名物になった下品さは
前作にも増してよりヒートアップされているが、
その反面ハリウッドの古典的な脚本を
巧みに取り入れて、
一風変わったハートウォーミングな
作品となっている。
セリフにアメリカのスラングや
エンタメヒーローが多く登場するので、
それらを常識的に知っている
アメリカ人じゃないとウケないかもしれないが、
テッドの表情が
何ともユーモラスなので十分楽しめる。
共演のマーク・ウォールバーグとの
掛け合いもテンポよく、
ヒロインのアマンダ・セイフライドも
キュートだが、
何と言っても
弁護士役の名優モーガン・フリーマンの起用が、
この作品のレベルを上げているのは
間違いないだろう。
下品なコメディにマジメな法廷劇という
意外な組み合わせが、
なんともアメリカらしくて楽しい!


テッド

オトーサン、
「人畜無害な映画かと思いきや・・・」
この手のおふざけ映画でした。
・ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 映画批評NO☆4619
・ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 映画批評NO4627
マクファーレンの長編映画監督デビュー作です。

原題:Ted (2012) 
監督・原作:Seth MacFarlane
脚本:Seth MacFarlane/Alec Sulkin/Wellesley Wild
Genre:Comedy/ Fantasy
Country: USA 
Language: English / Japanese
上映時間:106分
あらすじ:
1985年、クリスマスの夜。
孤独な少年ジョンは、神様にあるお願いをする。
すると奇跡が起こり、
大好きなテディベアの“テッド”に魂が吹き込まれ、
人間のように動いて喋り出したのだ。
以来、片時も離れず友情を育んだジョンとテッド。
やがて月日は流れ、27年後。
ジョンはすっかりダメ中年オヤジになり
一方のテッドは昔と変わらず愛くるしいが、
中身はジョンに輪を掛けて
不良で下品なエロオヤジになっていた。
そんなテッドの存在に我慢ならないのが
ジョンの恋人ロリーだった。
勝手気ままなテッドのせいで
ジョンとロリーの生活は引っかき回されっぱなし。
ついに怒りが爆発したロリーは、
テッドを家から追い出すようジョンに迫る・・・

出演者:
Mark Wahlberg ・・・ John Bennett(ジョン)
Seth MacFarlane ・・・ Ted(テッド)
Mila Kunis ・・・ Lori Collins(ロリー)
オトーサン、
「監督がテッド役なんだ」

その他の出演者:
Colton Shires ・・・ teenage John Bennett
Bretton Manley ・・・ young John Bennett
Joel McHale ・・・ Rex
Giovanni Ribisi ・・・ Donny
Aedin Mincks ・・・ Robert
Patrick Warburton ・・・ Guy
Laura Vandervoort ・・・ Tanya
Matt Walsh ・・・ Thomas Murphy
Jessica Barth ・・・ Tami-Lynn McCafferty
Bill Smitrovich ・・・ Frank Stevens
Alex Borstein ・・・ Helen Bennett
Ralph Garman ・・・ Steve Bennett
Jessica Stroup ・・・ Tracy
Sam J. Jones ・・・ himself
Norah Jones ・・・ herself
Tom Skerritt ・・・ himself
Mike Henry ・・・ a Southern newscaster
Robert Wu ・・・ Quan Ming/Ming the Merciless
Patrick Stewart ・・・ Himself (語り手)

User Rating:6.9/10( 541,919 votes)IMDb
  User Rating:6.8/10( 2,910 votes) Yahoo!
オトーサン、
「下品だけど、愉快だね」

アカデミー賞 ノミネート
・歌曲賞  “Everybody Needs A Best Friend”
MTVムービー・アワード 受賞
・コンビ賞  マーク・ウォールバーグ&セス・マクファーレン(テッド)
ノミネート
・作品賞     
・女優賞  ミラ・クニス    
・キス・シーン賞  マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス    
・格闘シーン賞  マーク・ウォールバーグ vs セス・マクファーレン
・シャツなし演技賞  セス・マクファーレン(テッド)    
・トンデモ・シーン賞  レジ係をどん引きさせたテッドのダンス 

User Reviews 
snodlanderさん 
2012年8月2日
予想よりずっとおかしい

私は、この手の映画は好かん。
中年・中流のイングランド人が、
遠い都市で、夕方を過ごさざるをえなくなった。
見たっていいだろう?
そう、楽しい驚きだった。
ウィル・フェレルものが1点、
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が
10点だとすると、
本作は、まさに9点だ。。
ユーモアもギャグも、
大西洋を横切って通用するのだと
了解した。
大きな子供を克服できるか、
恋人への忠誠を尽くせるか。
CGのテディと俳優の目線が完璧だった。
詰め物のおもちゃとグラフィックスが
混然としている。
ギャグの多くが好ましかった。
クイーンの主題歌「フラッシュ・ゴードン」には、
ほれぼれした。
独創的なアイデアではないか、
もし、テディベアが本当に生きていたら?
疲れ切っている30代とテッドの子供っぽい外観の矛盾、
残酷な奴がパンチをユーモアに与えている。
これは、単なるコミックではなく、
哀感に満ちている。
いい映画だとひとを説得するかも。
国に帰ったら、家内とまた見ようっと。

オトーサン、
「マーク・ウォールバーグ、なかなかやるね」

黒美君彦さん 
2015年9月25日
一切理屈なし

心温まるファンタジーと思わせて、
意外にもその通りだったという(笑)
ダメな大人のはずのジョンが、
引き締まった筋肉の持ち主では
ダメダメ感が弱くなってしまうけど…。
くまのぬいぐるみが何の理屈もなく
エロ親父になってしまう、というのは、
どことなくドラえもんチックではあるのだけど、
SF的要素はないしな。
とはいえ、テッドがとぼとぼ歩いている
シーンなんかは記憶に残りそう。
逆にそれ以外は忘れ去ってしまいそうだけど。
彼が飲んだビールって
どこに行っちゃうんだろ。。。


ひろしま

オトーサン、
「ひっそりと放映するんだ」
NHKのEテレで、深夜に放送していました。
本来なら、8月6日のゴールデンで、
放送すべきでした。
風化したなぁ。

原題:ひろしま(1953)
監督:関川秀雄
助監督:熊井啓 
脚本:八木保太郎  
Genre:ドラマ
Color:Black and White
上映時間:104分
あらすじ:
広島A高校三年、
北川の担任するクラスで
原爆当時のラジオ物語を聞いていた
大庭みち子は、突然恐怖に失心した。
原爆の白血病によって
前から身体の変調を来していたのだ。
クラスの三分の一を占める被爆者達にとって、
忘れる事の出来ない息づまる様な思い出だった。
それなのに今広島では、
平和記念館の影は薄れ、
街々に軍艦マーチは高鳴っている。
あの日みち子の姉の町子は
警報が解除され疎開作業の最中に、
米原先生始め級の女学生達と一緒にやられたのだ。
みち子は爆風で吹き飛ばされた。
弟の明男も黒焦げになった。
今はぐれてしまった遠藤幸夫の父秀雄は、
妻よし子が梁の下敷で焼死ぬのを
どうする事も出来なかった。
陸軍病院に収容された負傷者には
手当の施しようもなく狂人は続出し、
死体は黒山の如くそこここに転り
さながら生き地獄だった。
しかし軍部は仁科博士らの進言を認めようとせず、
ひたすら聖戦完遂を煽るのだった。
その戦争も終ったが、
悲惨な被爆者にとって今更降伏が何になるのか。
広島には七十年間生物は住めないと云う。
病院の庭に蒔かれた大根の芽が出るまでは、
人々はそれを信ぜずにはいられなかった。
開先から引き返してきた幸夫と洋子の兄妹は、
病院の父に会いにいったが、
そのひどい形相に
どうしても父と思う事が出来なかった。
父は死に
広島には七回目の八月六日が廻ってきたのに、
幸夫はその間浮浪児収容所、
伯父の家と転々して次第に荒んでゆき、
遂には浮浪児を使って掘り出した
死体の頭骸骨を、
原爆の記念に米人に売ろうとさえした。
みち子は河野達級友に見守られながら死んだ。
北川に連れられて警察を出てきた幸夫を、
今また河野達は
「明日は僕らの手で」の合唱で
元気づけるのだった・・・

出演者:
岡田英次・・・ 北川先生 
月丘夢路・・・ 米原先生 
神田隆・・・ 千田先生 
加藤嘉・・・ 遠藤秀雄 
山田五十鈴・・・ 大庭みね 
利根はる恵・・・ 保母 
薄田研二・・・ 仁科芳雄 
オトーサン、
「ドキュメンタリーだね」

User Rating:8.5/10( 4 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:8.6/10( 46 votes) Yahoo!
オトーサン、
「分かる人はわかるんだ」

ベルリン国際映画祭 受賞
・長編劇映画賞 

User Reviews 
Nbu2さん 
原爆の惨劇

2019年8月7日
世の中には「総合芸術たる映画」とは違った
作家監督が「自分達の主張を何とかして伝えたい
伝わって欲しい」という側面で作られた作品がある。 
同年の「原爆の子(新藤兼人)」は鑑賞済であったが、
恥ずかしながらこの作品は最近まで知らなかった。
戦後8年経った広島。
「原爆について学んでなかった・忘れようとしていた」
風潮の中で人々はあの日の悪夢を思い浮かべる。
この作品のポイントは
やっぱり原爆の惨劇を
とことん映し出した前半の群衆シーン、
そこに尽きるのだと思う。
正直このシーンだけで疲労感は極限に達した。
.映画において
「イデオロギーを声高に主張する」という方法は
作家の押し付けがましさが過度に出がちな感があり、
個人的な感想としては
「原爆の子」「ゴジラ(54)」には及ばない。
「ドイツではなく日本に原爆が落とされたのは、
日本人が有色人種だからだ」
この台詞を松竹は「反米的」と判断
そしてこの点が全国上映の扉を閉じ、
幻の映画となってしまったのだろう...   
以上が初見時の感想(2017年)。 
がこの度リマスター化したフィルムを
劇場で見る機会があり、
私は映画としての良し悪しとは別に
この作品に携わった関係者キャストの想い、
特に「絶対に戦争を起こさない
この悲劇を風化させない」
という気持ちをなんとか皆様に伝えたく、
点を+2にすることにした。
被爆者が語る
「一番自分が経験した事を
身近に感じさせるフィルム」
「(実際にエキストラとして
映画に参加した被爆者の証言)
現実から比べたらとてもじゃないが、
あんなものではない
と私たちから言えば思いますけど
その体験をした人が
どんどん少なくなっている現在だからこそ、
何かの形で伝えていく事は
絶対に必要な事なのではないかと」
(ETV特集×NHK1.5ch) 

オトーサン、
「黒美君彦さん、魂の叫び」

黒美君彦さん 
2010年12月20日
被爆8年目の広島

教育学者の長田新が編纂した
『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』(1951)
をもとに映画化された作品。
同じ原作で前年新藤兼人が監督・脚本を務めた
『原爆の子』(52年)があるが、
新藤監督と日教組とが決裂したために
1年遅れて関川秀雄監督による
『ひろしま』が作られた。
冒頭、黒い雲にクレジットが浮かび上がり、
山田五十鈴ら俳優より先に
「広島原爆被害者/広島各労働組合員/
園児・児童/生徒・学生・PTA・一般市民
/延八万八千五百余人」と出る。
当時の広島の熱意が伝わって来る。
最初ややつらいのは、
高校生たちの言葉を借りて
啓蒙的に広島に落とされた原爆について
語ろうとしているためだ。
被爆後わずか7年余でありながら、
被爆者たちの不定愁訴は
「怠けている」「原爆に甘えている」などと
退けられる状況にあったことが窺われる。
面白いのは、前年の1952年に
在野の独哲学者篠原正瑛(1912〜2001)が、
ドイツの青年との交わした書簡をまとめて
光文社から出した
『僕らはごめんだ〜
東西ドイツの青年からの手紙』が
紹介されているところ。
「…(中略)広島・長崎では
結局のところ20何万人かの、
非武装のしかも何らの罪のない日本人が
モルモット実験に使われてしまったのだと。
そしてつまりそれは、
日本人が有色人種だからということに
ほかならないのです。(中略)
毒ガスどころか、
その何倍も何十倍も残虐な新兵器を、
しかも何らの防衛力も持たない
非戦闘員に対して使ったのですから、
この問題に対しては
日本のみならず世界の良識と良心も
簡単に沈黙してしまうべきではないと思います。」
占領解放後、原爆投下に関して
ここまではっきり米国批判を紹介
(あくまで本の朗読に過ぎない)したのは、
おそらくこの作品が初めてだ。
そのせいかこの作品に
ノーギャラで出演した
広島出身の月丘夢路は、
その後米国渡航の際に
ビザが下りなかったという。
日教組が作ったといいながら、
正直さほど強烈な政治的メッセージを
感じとることはなかったのだが…。
…さて原爆投下直後の広島を再現した
並々ならぬ熱意は敬意に値する。
被爆者が納得できる再現でなくてはならない、
というプレッシャーは
相当のものだったに違いない。
ところどころ
実際のドキュメンタリー映像も
はさみこみながら、
当時の惨状を見事なまでに
再現しているといっていい。
だが、一方で再現はあくまで再現に過ぎない。
そこが新藤兼人が作った
『原爆の子』との大きな差異である。
新藤は乙羽信子演じる
幼稚園の保母を主人公として、
原爆孤児のその後を描こうとした。
いわば外部からの目を
乙羽に演じさせることによって、
原爆後の1952年を客観的に描こうとした。
ところが『ひろしま』は、
広島の内部からの訴えに終始しているが故に、
逆に“閉じている”印象から免れない。
もちろん広島で何があったか、
ということについては
占領下にあっては、検閲にあって
長く明らかにされることがなかった現実があり
(1952年8月のアサヒグラフが
初めて被爆直後の広島の写真を掲載した)、
再現にまったく意味がなかったわけではない。
しかし、被爆者たちは惨状の再現を
敢えて観たいと思わなかったはずであり、
一方で一般の観客たちは
広島に特化された再現映像に、
自らを重ね合わせることは
できなかったのではないか。
…二度と戦争をしないと
この国は本当に誓ったといえるのか。
そんな大きな命題に、
この映画のラストでは数万の人々が
淡々と原爆ドームに向かい、
原爆死した人々が
何かを訴えようとするかのように
立ちあがるシーンで終わる。
必ずしも映画作品として
成功しているとはいえないが、
被爆後8年目の広島の姿も
ところどころに残していて、
きわめて興味深い作品である。


千と千尋の神隠し

オトーサン、
「2001年に見たね」
・千と千尋の神隠し 映画批評NO.275
現在のフォーマットになっていないので、
見直すことにしました。
改めて、その素晴らしさに気づきました。

原題:千と千尋の神隠し(2001)
監督・原作・脚本:宮崎駿
genre:drama / romance
Country: Japan 
Language: Japanese / English
上映時間:125分
あらすじ:
10歳の少女、千尋は
両親とクルマで引越しの途中、
トンネルをぬけた後、
謎の町に迷い込む。
そこは神さまが訪れる温泉町だった。
彼女は人間の名前を奪われ、
“千”として巨大な湯屋で
下働きすることになる。
人生経験豊かなボイラー焚きの釜爺、
先輩のリン、謎の美少年ハクに励まされて、
千尋は懸命に働く。
眠っていた千尋の「生きる力」が
しだいに呼び醒まされてゆく。
生きている実感とはこういうものか。
それは千尋にとってはじめての感覚だった。
湯屋に現れた仮面の男カオナシ。
「さみしい、さみしい」
カオナシは他人と交流できない男。
「欲しい、欲しい、千、欲しい」
金をばら撒き、思い通りにする男。
「食べたい、食べたい、千、食べたい」
上手くいかないと暴れる乱暴な男。
ひたむきで一所懸命な千尋の存在が
カオナシを変える。
健気で一途な千尋が
カオナシの魂を解放に導く。
一方、湯婆婆の姉・銭婆の為に
傷ついたハク。
己の危険を顧みず、
千尋は敢然とハクを救う唯一の方法に挑む。
それは「他人のために何かをすること」。
与えられるのではなく、与えることを
千尋は生まれて初めて知る・・・

声の出演者 
 柊瑠美・・・ 千尋 
 入野自由・・・ ハク 
 夏木マリ・・・ 湯婆婆/銭婆
 菅原文太・・・ 釜爺
 中村彰男・・・カオナシ
オトーサン、
「湯婆婆の造形は、息を呑む!」

その他の出演者  
 内藤剛志・・・ お父さん 
 沢口靖子・・・ お母さん 
 上條恒彦・・・ 父役 
 小野武彦・・・ 兄役 
 我修院達也・・・ 青蛙 
 はやし・こば・・・ 河の神 
 神木隆之介・・・ 坊 
 玉井夕海・・・ リン 
 大泉洋・・・ 番台蛙 

User Rating:8.6/10( 566,409 votes)IMDb
  User Rating:8.0/10( 4,560 votes) Yahoo!
オトーサン、
「宮崎駿の最高傑作!」

アカデミー賞 受賞
・長編アニメ賞     
ベルリン国際映画祭 
・金熊賞 

User Reviews 
minimeltheminxさん 
2004年10月11日
大胆な企て、ディズニーよりよい

私は本当に、この映画を楽しんだ。
すべては優しい発光体として白熱し、輝く。
宮崎の他の仕事と比較すると、軽い。
登場人物は美しく、愛をこめて作られている。
の色づけと設定は完全に見事。
美しい小品だ。
宮崎駿は、ウォルト・ディズニーよりよい。
宮崎は、登場人物と環境を見事にミックスしている。
私は、満喫した。
さまざまなレベルの人々も、満喫するだろう。
宮崎は、女性のヒロインを作るのを楽しむ。
千尋は、先行する「風の谷の ナウシカ」の
表情と美しさを更新しているので、うれしかった。
美しい作品だ。
速いペースのプロットや
静かな夢のような設定を、是非味わってほしい。

オトーサン、
「見事な批評だね」

J.T.さん
2004年2月28日 
成長した宮崎アニメ

私はこの作品で宮崎アニメが
成長していると感じました。
かつて「ああ、腹いっぱいになった
といわれるカツどんのような
冒険漫画をつくりたい」
とおっしゃっていた宮崎さんですが、
その言葉の通り、
「主人公が分かりやすい、
物語が分かりやすい、表現が分かりやすい」
作品ばかり連発してきました。
その時点で
「日本のアニメじゃ
芸術性なんて追求できない」と
諦めていたはずです。
いままでは分かりやすくする意味で
健康的なメッセージ
「友愛、環境、信念、冒険」などが
ありましたが、この作品では影を潜めています。
代わりに目に付くのが、
物語で語らず、イメージで曖昧なものを表現しよう
という意思です。
その象徴が
なにがなんだかわからない化け物、顔なしです。
恐ろしくて欲深くて優しくていとおしい・・・。
冒頭で両親が泥棒になり、
豚になるエピソード同様、見る人が見れば
これは「人間そのもの」と思うのでしょうが、
作品中ではまったく説明しません。
分かりやすい宮崎アニメからすると異例です。
湯婆も同じ姿で善人と悪人が出てきて
人間の複雑さを表現しています。
観客は「だから何がいいたいの」とか
「どこを面白がれっていうんだ」というでしょうが、
映像のイメージで初めて勝負した作品だと思いますし、
あの顔なしをああいう風にデザインして
動かしただけでも、実に芸術的だと思います。
また、千が列車に乗って
魔女の家へいくシーンがいいですね。
これまでだと大して意味がない
「客の骨休めのための移動シーン」になるはずで、
あんなに描写しないはずなのに、
何の説明もせずにイメージで
何かを表現しようとしています。
実に味があります。
大衆作家として活躍してきた宮崎さんが
これからどこまで映像イメージ勝負で
芸術性の高い作品をつくっていくのか、
注目したいです。  


トゥームレイダー

オトーサン、
「2001年に見たね」
・トゥームレイダー 映画批評NO.323
現在のフォーマットになっていないので、
見直すことにしました。
本作の撮影で、ロケ地のカンボジアを
訪れたことをきっかけに、
人道支援に興味を持つ。
国連難民高等弁務官事務所の
親善大使に任命される。
2002年、カンボジア人の男児、
2005年、エチオピア人の女児、
2007年、ベトナム人の男児を養子に。

原題:Lara Croft: Tomb Raider (2001) 
監督:Simon West (I)  
原作:Sara B. Cooper
脚本:Mike Werb  
Genre: Action / Adventure / Mystery 
Rated PG-13 for action violence and some sensuality. 
Country: USA / UK / Japan / Germany 
Language: English
上映時間:100分
あらすじ:
トレジャー・ハンターのララは、
20年前に失踪した
父クロフト卿の隠し部屋から
不思議な時計を発見する。
5000年に一度の惑星直列によって
巨大な力を発揮するという、
古代の秘宝への手掛かりだった。
人類の運命を変えるという父の遺志を継ぎ、
相棒の天才プログラマー、ブライスや
考古学者のアレックス、執事のヒラリーと共に
謎解きにとりかかる。
宿敵パウエルも、この機会を狙っていた。
完全な日蝕が始まり、惑星直列まであと48時間。
その間にララたちはロンドンの地下迷宮から
アンコールワットの遺跡、
そしてアイスランドへと世界中を駆け巡り、
やがて謎を解き明かす・・・

出演者:
Angelina Jolie ....  Lady Lara Croft(ララ) 
Jon Voight ....  Lord Richard Croft(クロフト卿)
Daniel Craig (I) ....  Alex West(アレックス)
Iain Glen ....  Manfred Powell(パウエル)  
オトーサン、
「アンジェリーナ・ジョリー、大活躍」
スタントとCGの力を借りて、
ありえない身体能力の高さです。
「ダニエルクレイグ、出てたんだ」
6代目ジェームズ・ボンドに抜擢された一因にも
なっています。

その他の出演者:
Noah Taylor ....  Bryce  
Chris Barrie ....  Hillary the Butler  
Julian Rhind-Tutt ....  Mr. Pimms  
Leslie Phillips (I) ....  Wilson  
Richard Johnson (I) ....  Distinguished Gentleman  
Robert Phillips (I) ....  Assault Team Leader  
Rachel Appleton ....  Young Lara  
Henry Wyndham ....  Boothby's Auctioneer  
David Cheung (I) ....  Head Laborer  
David K.S. Tse ....  Head Laborer  
Ayla Amiral ....  Little Cambodian Girl 

User Rating:5.8/10( 186,912 votes)IMDb
  User Rating:6.3/10( 767 votes) Yahoo!
オトーサン、
「大ヒットしたのに、スコアが低いね」

ラジー賞ノミネート
・ワースト主演女優賞  アンジェリーナ・ジョリー 
MTVムービー・アワード 
・女優賞  アンジェリーナ・ジョリー    
・格闘シーン賞  アンジェリーナ・ジョリー 対 ロボット 

User Reviews 
EmperorNortonIIさん 
2002年10月2日
ララに命の息吹

多くのテレビゲーム愛好家は
「トゥーム・レイダー」ゲームシリーズの
映画化を楽しみにしていた。
ようやくリリースされて、
みんなが満足したわけではないが、
映画にはよい点がいくつもある。
アンジェリーナ・ジョリーは、ララ・クロフト役。
有名な考古学者にして、冒険家であり、
女性戦士であり、トレジャー・ハンターの美女だ。
彼女は、立派にララ・クロフト役をこなした。
非常によい視覚効果と
エキサイティングなアクションが、見ものだ。
筋書は、やや物足りない。
古代人は宇宙と惑星について
深い知識を持っていたかもしれないが、
惑星直列まで知っていただろうか。
だが、このような映画によって
惑星直列や爆発が知られることはいいことだ。
ララ・クロフトのゲームは、
万人向けではないかもしれない。
同じことは映画にも、あてはまりる。

オトーサン、
「これだけ時間と労力とお金をかけて、
ただのアクション映画をつくってていいの?」

黒美君彦さん 
2005年11月20日
アクションのみ

ここまで来ると、
いいとか悪いとかではなく
許せるか許せないかという
映画観のようなものが問われるのかも知れない。
で、私にとってはどうかと問われると、
アクションだけをサラリと観せてくれる作品
としてはいいのではないか、という答えになるだろう。
それ以上でもそれ以下でもない
ジェットコースター・ムービー。
ハリウッドの常套手段だからね。
そろそろ同工異曲のトレジャーハンター映画は
飽きてきているような気もするが、
お子ちゃま向けにはまだまだ有効なのかな。
父娘競演は微笑ましい。


無責任遊侠伝

オトーサン、
「ははーん」
「香港クレージー作戦」との2本撮り。
香港とマカオでロケ
植木等は、疲労で倒れ、公開は4ケ月遅れとか。

原題:無責任遊侠伝(1964)
監督:杉江敏男
脚本:池田一朗  
Genre:コメディ
上映時間:87分
あらすじ:
上田ヒトシは生来のばく才で、
勝負事には絶対負けないツイてる男。
勤め先のホテルの結婚披露宴で、
来客の阿波商事・花木常務と花嫁を利用して
賭けをはじめた。
賭けに夢中になった上田は、
調子にのりすぎて披露宴は大混乱。
ホテルを馘になった。
ことのいきさつを知った
阿波商事社長令嬢啓子は、上田に同情し、
社に迎えいれようとした。
しかし気ままな生活が身についた上田は、
これを嫌った。
だが、上田にまともな職についてもらおうとする
フィアンセの泉カネ子は、
彼の唯一の弱点、“犬アレルギー”を利用して、
強引に上田を納得させた。
その頃、会社では、大金持のバイヤー
ヘッケル氏の来日を機に、
商談をまとめようと大騒動。
上田と花木はヘッケルの賭け好きを利用して、
見事に商談をまとめた。
しかし数日後、ヘッケルが偽もので、
契約金を受取ると、
マカオに帰ってしまったことが解った。
社長は、上田や花木らをマカオに送った。
マカオに着いた上田は、
持ち前の才腕を発揮して、たちまち賭場をさらった。
そして意気揚々と引きあげる途中、ヘッケルをみつけ、
彼の口からこのからくりの黒幕は
マカオに悪名轟く張天玉であることを知った。
また東京で知り合った
中国娘秀玉の賭場を乗っとろうとしているのも
張天玉だった。
“みんなまとめて、めんどうみよう”と
ほぞをかためた上田は、
彼の身を案じてかけつけたカネ子や啓子らと共に、
張天玉が望む丁半バクチで彼らと相対した。
この勝負、一度は犬の出現でしくじったものの、
最後の勝負を勝ちとり、
契約金も、賭場も各々の手にかえった・・・

出演者:
 植木等・・・ 上田ヒトシ
 ハナ肇・・・ 花木常務 
 浜美枝・・・ 泉カネ子
 平田昭彦・・・ 張天玉
オトーサン、
「平田昭彦が張天玉役とは目新しいね」

その他の出演者:
 谷啓・・・ 陳秀明 
 白冰・・・ 陳秀玉 
 淡路恵子・・・ 阿波啓子 
 有島一郎・・・ 阿波社長 
 由利徹・・・ 吉川専務 
 犬塚弘・・・ 犬養課長 
 安田伸・・・ 鈴木係長 
 桜井センリ・・・ 佐倉 
 石橋エータロー・・・ 安東 
 莫愁・・・ 芳麗 
 左卜全・・・ 呑海和尚 
 天本英世・・・ 張の子分 
 桐野洋雄・・・ 張の子分 
 ジョージ・ルイカー・・・ ヘッケル 
 加藤春哉・・・ 花婿 
 田武謙三・・・ 披露宴の客 
 沢村いき雄・・・ マカオ飯店店主 
 渋谷英男・・・ 披露宴の司会者 
 夏木順平・・・ 焼芋屋の親父 
 雨宮貞子・・・ パチンコ屋の女 
 浦山珠美・・・ 花嫁 
 中島春雄・・・ ガラス拭き 
 二瓶正也・・・ ガラス拭き 
 大友伸・・・ ボーイ長 
 勝部義夫・・・ ディーラー 
 河辺昌義・・・ 花木の運転手 
 権藤幸彦・・・ マージャン屋の客 
 ヘンリー・伴・・・ 立会人 
 ローラン・チコ・・・ ボディーガード 
 川又由希夫・・・ マージャンの相手 
 川村郁・・・ カジノの客 
 天見竜太郎・・・ パチンコ屋の客 

User Rating:6.0/10( 1 votes)Amazon
  User Rating:6.0/10( 3 votes) Yahoo!
オトーサン、
「フツーだね」

User Reviews 
malさん 
2010年7月2日
犬は苦手なギャンブラーです。 

景気が悪いって言われておりますな〜。
国の代表である人が
マニュフェストを都合よく変える昨今、
せめて映画の世界だけでも、
そんなもやもや感を吹っ飛ばして
ストレートに楽しみたいものです。
そこで登場というか、
おススメなのが植木等主演の本作であります。
今回、植木等演じる主人公・上田ヒトシは
無類のギャンブル好きで、
恋人に(演じる浜美枝が可愛いです)に
ギャンブル禁止を何度命じられてもやめられない男です。
しかし、その持前の勝負強さで
勤めている会社の経営危機を救い、
更には詐欺に騙された中国人一家を救ったりの大活躍。
正直、笑いのテンションはそれほど高くないですが、
お決まりの大団円を迎えれば、
結果オーライって気持ちにさせられます。
蛇足ですが、
桜井センリと石橋エータローのお姐キャラも
違和感なく観られるのは、
日本がそれなりに自由になったことの証明でしょうか?

オトーサン、
「ファンは、これでも納得か」

recluseさん 
2007年11月3日
定番パターンの始まりか? 

1964年の7月公開作品だそうです。
というとまさに東京オリンピック直前、
オリンピックのために
いくつものホテルが建設されたわけで、
この作品でもその一端を垣間見ることができます。
この作品は、どういうわけか
まだ無責任がタイトルについていますが、
「クレージー作戦 くたばれ ! 無責任」が
前年に作られているわけで、
これは番外編ということなのでしょうか?
話自体は、ちょっとワンパターン化しています。
海外旅行の自由化は1964年の4月からなわけで、
まさにそれを背景として
今回も前年度作品に続いて、
香港(レパルス湾)と、マカオロケが組み込まれています。
作品のテーマが博打ということで、
それなりに、このマカオロケも納得はいくのですが、
もう前年度の作品のようなインパクトはないようです。
話の筋とその展開は定型化の始まりのようで、
これまでの作品のような笑いを誘うことはもうありません。
というわけで、あくまでもファン向けの作品です。
取り消し不能為替手形や信用状など
貿易立国日本をうかがわせる場面も出てきて
時代の移り変わりを感じさせますね。


君の名前で僕を呼んで

オトーサン、
「同感だね」
・ラストは近年稀に見る
いい終わり方だと断言できます
その他、2人が自転車で走り回ったり、
川に飛び込んで泳いだり、
実にうらやましいシーンが盛り沢山でした。

原題:Call Me by Your Name(2017) 
監督:Luca Guadagnino 
原作:Andre Aciman
脚本:James Ivory  
Genre:Drama/ Romance 
Country: Italy/France/Brazil/USA 
Language: English/Italian/French/German/Hebrew
上映時間:132分
あらすじ:
1983年の夏。
17歳のエリオは、
両親と一緒に北イタリアを訪れ、
歴史あるヴィラで過ごしていた。
父パールマンは、美術史学の大学教授で、
母のアネラは翻訳家。
自然に恵まれた環境の中で、
エリオに高い教養に身に付けさせたいという
両親の考えにより、クラシック音楽を編曲したり、
ピアノやギターを演奏したり、読書をしたり。
時には夜遊びをしたり、
フランス人のマルシアとふざけ合った。
そんな彼の前に、父のインターンとして
24歳の大学院生オリヴァーが滞在することになる。
ある王女に熱烈な恋をした騎士の物語を
アネラが読んでくれたことをきっかけに、
ついに、エリオはオリヴァーに
自分の想いを打ち明ける。
オリヴァーも同じ気持ちを抱いていた。
まばゆい夏の光の中で、激しく恋に落ちる2人。
しかし、夏の終わりと共に、
オリヴァーの去る日が近づいていた・・・

出演者:
Timothee Chalamet ・・・ Elio Perlman(エリオ)
Armie Hammer ・・・ Oliver(オリヴァー)
Michael Stuhlbarg ・・・ Mr. Perlman(パールマン)
オトーサン、
「ティモテ・シャラメ、好演」
17歳って、多感な難しい時期ですが、
それをよく表現できていました。
「アーミー・ハマー、背が高いなぁ」
調べたら、身長194.3cmでした。

その他の出演者:
Amira Casar ・・・ Annella Perlman
Esther Garrel ・・・ Marzia
Victoire Du Bois ・・・ Chiara
Vanda Capriolo ・・・ Mafalda
Antonio Rimoldi ・・・ Anchise
Elena Bucci ・・・ Bambi
Marco Sgrosso ・・・ Nico
Andre Aciman ・・・ Mounir
Peter Spears ・・・ Isaac

User Rating:7.9/10( 158,585 votes)IMDb
  User Rating:7.5/10( 1,373 votes) Yahoo!
オトーサン、
「並みの脚本じゃないね」

アカデミー賞受賞 
脚色賞
ノミネート
・主演男優賞  ティモテ・シャラメ    
・歌曲賞  “The Mystery of Love”

User Reviews 
betiさん 
2017年9月23日
官能美

この一年、いやこの10年で最も官能的な映画だ。
主演者の演技、特に、アーミー・ハマーと
マイケル・スタールバーグの演技、
そして、新人ティモテ・シャラメの演技は、
最近の成人映画やロマンス映画と異なって、
際立っている。
こんな世界に滞在できたらと誰しも思うだろう。

オトーサン、
「こんな父親にはなれないなぁ」
息子の同性愛について、
恥じるな、
忘れようと思うな、
永遠に心と体の全盛期を記憶せよ。

黒美君彦さん 
2018年6月5日
プラクシテレス

切ないひと夏の恋。
北イタリアの美しく古い街並みや自然を
バックに描かれる恋情は、そこはかとなく儚いものだった。
考古学者の父パールマン教授のもとにやってきた
米国人の大学院生24歳のオリヴァーと
17歳の少年エリオの恋。
これ以上近づいてはいけないと思えば思うほど
狂おしく惹き合う磁力のような感情がふたりを覆う。
ふたりで自転車で走り回る至福の時間は、
恋の魔力に溢れていて何とも魅力的だ。
エリオを演じたティモシー・シャラメは、
『ベニスに死す』のタジオのような中性的な魅力をたたえ、
ガラス細工のような脆さを感じさせる。
一方のオリヴァーを演じるアーミー・ハマーは
195cmの長身で、はじめのツンデレっぽい感じが
エリオを尚更引きつけたか。
また抑制的な音楽が、北イタリアの光景によく似合っている。
スフィアン・スティーヴンスの
「ミステリー・オブ・ラブ」の歌声は
どこかサイモン&ガーファンクルを想起させるし、
坂本龍一の楽曲も効果的に挿入される。
男同士だから、という抵抗感は殆ど感じなかった。
好きになる、という行為は理性を狂わせてしまう。
後づけで支配欲や征服欲に基づく行動だった
と思えたとしても、その真っ只中にいる時は、
そんなことは思いもしない。
頭の中は常に相手のことしかないし、
一緒に同じ時空にいられたらどんなに幸せだろう
と空想するばかりだ。
相手の体に触れることすら想像できない
狂おしい感情、それが恋だ。
海から引き揚げられる彫刻は、
紀元前4世紀の
彫刻家プラクシテレスの流れを汲んでいる。
そして作品の冒頭でも
恐らくプラクシテレス作であろう
彫刻群の写真が映し出される。
そこに象徴されるのは「永遠性」だろう。
ひと夏の恋は、永遠性を約束される。
そうした永遠性は、ピアーヴェ川の戦い(1918年6月)の
記念碑のやりとりでも顕著だ。
第一次世界大戦でオーストリア=ハンガリー帝国と
伊仏英が戦ったこの地では17万人が犠牲になった
とエリオが語る。
永遠は、いつも死と隣り合わせだ。
沼で泳ぐ若者たちの姿に
ジョン・エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』を
想起するのは穿ちすぎだろうか。
エリオとオリヴァーの関係に気づいた両親が、
諌めるどころか二人の旅行を認めるなんて
どれだけ進歩的なんだと思わせるが、
ラストの父の言葉ですべては氷解する。
ひと夏の経験は、
二度と繰り返されることのない貴重な時間だ。
狂おしい恋に身を焦がす経験に身を委ねる
稀有な体験を君はしているんだ。
それは拒絶するようなことではない、と。
とても印象的な作品ではあるが、
テンポがいいだけに後半少々長い印象もあった。
もう少し後半をカットしても良かったか。
そしてハエの多さは確かに気になったところである。
せっかくのいいシーンなのにハエが飛び回っているのは、
北イタリアのあの地では欠かせないから?


ルパン三世 バビロンの黄金伝説

オトーサン、
「劇場版第3弾か」
1 ルパン三世 映画批評NO.5836 
2 ルパン三世 カリオストロの城 映画批評NO.☆2857
3 ルパン三世 バビロンの黄金伝説 映画批評NO.6866 

原題:ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985)
監督:鈴木清順/吉田しげつぐ
原作:モンキー・パンチ  
脚本:浦沢義雄/ 大和屋竺 
Genre:コメディ/アドベンチャー
上映時間:100分
あらすじ:
ニューヨークで発見された
くさび形文字が刻まれた粘土板。
そこには黄金のバベルの塔の在処が刻まれていた。
次のターゲットを
このバビロンの財宝に定めたルパンの元に、
昔からの馴染み、老女ロゼッタが
古びた燭台を持って訊ねてくる。
彼女は謎の詩のような言葉を残し、
その燭台を置いて去っていく。
ルパンは銭形の追跡をかわし、
新しく発見されたバベルの塔の遺跡へ潜入し
黄金の獅子像を発見する。
さらに、立体映像の美女ロゼッタに遭遇し、
彼女が76年ごとに降臨する神に、
黄金強奪のために遣わされた神の使いだと知る。
だが、せっかく手に入れた獅子像は、
マフィアのマルチアーノに横取りされてしまった。
しかし、本命の財宝は
マジソン・スクウェア・ガーデンの
地下空洞に眠っていた・・・

声の出演者: 
 山田康雄・・・ ルパン三世
 塩沢とき・・・ ロゼッタ
 カルーセル麻紀・・・ マルチアーノ
 オトーサン、
「登場人物に、魅力がないね」

その他の出演者:
 納谷悟郎・・・ 銭形警部
 小林清志・・・ 次元大介 
 増山江威子・・・ 峰不二子 
 井上真樹夫・・・ 石川五右ヱ門 
 大塚周夫・・・ コワルスキー 
 おぼん・・・ ウィリー 
 こぼん・・・ 陳 
 平野文・・・ ギャラメール 
 潘恵子・・・ チンジャオ 
 吉田理保子・・・ ザクスカヤ 
 戸田恵子・・・ サランダ 
 島津冴子・・・ ラザーニア 
 河合奈保子・・・若いロゼッタ

User Rating:4.6/10( 20 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:6.3/10( 96 votes) Yahoo!
オトーサン、
「ストーリーも、魅力がないね」

User Reviews 
ASHさん 
2007年4月29日
黄金のバベルの塔

前2作は、
日本アニメ映画史上に残る傑作だと
本気で思ってるが、
この映画版3弾は、ハッキリ言って失敗作だわ。
というのも、俺の嗜好とはまるで合わない絵柄と
浦沢義雄による「わけわかんない」ギャグのせいで
焦点がボヤけちまったからなんじゃないか。
TVシリーズや映画版のファンを
置いてけぼりにしちゃってるような気がすんだよね。
まあ、それでもいくつか
面白いシーンもあるのは確かで、
ルパンたちが乗ったヨーロッパ急行が
マフィアに襲撃されるくだりの迫力は
なかなかのものだとは思う。
SF的なオチを持ってくるのは許せるとして、
ルパン・ファミリー以外の脇役たちが
まるで活かせていない点がどうも気になる。
冷酷な悪役や、美人婦警軍団とか、
いくらでも活かせるキャラクターが
揃っているってのにさぁ。
TV版シリーズ第3弾は、
銭形のとっつぁんの扱いがあまりにも酷いので
銭形ファンには黙殺されているというが、
この映画版もそれに準じてか酷いのなんの。
せっかくICPOの美人婦警軍団が
サポートに付くというのに、
ありゃねぇよなぁ。
とっつぁんの名誉のために言っとくけど、
決して「無能」な人なんかではなく、
ルパンも認める敏腕刑事なはずなんだけどねぇ。
ギャグを優先させるあまり、
とっつぁんを道化にしてしまった
浦沢義雄の罪は重い。
五右ェ門とチンジャオのロマンスが
もうちょっと発展したらとか、
不二子ちゃんがあまり可愛くないとか、
不満はあるけど、
決して愉しめなかったわけでもないので、
まあいいんじぁねぇの。
塩沢ときの声優としての好演は
意外な発見だけど、
河合奈保子は、なんだかなぁ…
(可愛い声してんだけどね)。
全盛期の河合奈保子に
TVドラマや映画が殆どないのは、
あのルックスと巨乳はともかく、
お芝居をするという点では
ダメな人だったからなのかも。
いや、俺は決して嫌いじゃないけどね。
美人婦警5人組は、
当時の声優界の名花たちが揃い踏みなのね。

オトーサン、
「鈴木清順さん、名義貸しじゃないの?」

イニシャルKさん 
2008年11月12日 
カルーセル麻紀の棒読み

もともとルパンのテレビシリーズは
あまり見ていないのだが、
特にこの映画が公開された当時に
放送されていた第3シリーズは
ほとんど見ていないため、
絵柄に馴染みがなく、
ピンクのジャケットを着たルパンにも
多少違和感がある。
冒頭のルパンと銭形のチェイスシーンは
毎年やっているテレビスペシャルを思わせていて、
何だか劇場用映画という感じがしない。
また、タレントが多く声優に起用されていて
敵役マルチアーノの声を演じているのは
カルーセル麻紀なのだが、
すごみの感じられない棒読み演技で
「ルパン対複製人間」でマモーを演じていた
西村晃とは比べ物にならないほど下手で、
キャラクター的にもぜんぜん魅力を感じられない。
全体的に見ても「ルパン対複製人間」や
「カリオストロの城」に比べるまでもなく
雑で散漫な印象。
監督は第2シリーズ監修の鈴木清順だが、
いままで見た彼の映画の中でも
イマイチな感じがする。
まあ、監督二人体制の作品なので
どこまで清順監督がかかわっているかは
分からないんだけど。 


ボディ・ハント

オトーサン、
「新潟少女監禁事件を思い出すね」
1990年11月13日に新潟県三条市の路上で
当時9歳の少女が誘拐され、
その後、9年間にわたり監禁された。
犯人は、引きこもり男。

原題:House at the End of the Street(2012) 
監督:Director: Mark Tonderai 
原作:Jonathan Mostow
脚本:David Loucka   
Genre:Drama/ Horror/ Thriller
Country: Canada / USA 
Language: English
上映時間:101分
あらすじ:
17歳の女子高生エリッサは
母サラとともにシカゴから
郊外の一軒家に引っ越して来る。
その家は、4年前に隣家で
キャリー・アンという少女が
両親を惨殺した事件が起きたため、
安く借りることができたのだ。
問題の隣家には、
今はキャリー・アンの兄ライアンが
1人で暮らしているが、
ライアンは周囲から変人と見られ、孤立していた。 
ある夜、ライアンと知り合い、
もの静かで音楽の趣味の合うライアンに惹かれた
エリッサは、母サラの反対を無視して
ライアンと付き合うようになる。
しかし、ライアンには秘密があった。
実は4年前の事件後、
失踪したキャリー・アンを
地下室に閉じ込め、面倒を見ていたのだ・・・

出演者:
Jennifer Lawrence ・・・ Elissa Cassidy(エリッサ)
Max Thieriot ・・・ Ryan Jacobson(ライアン)
Eva Link ・・・ Carrie-Anne(キャリー・アン)
Elisabeth Shue ・・・ Sarah Cassidy(サラ)
オトーサン、
「このひと、前途有望なのかな?」
・ジェニファー・ローレンス?
誕生日: 1990/08/15
出身地 :ケンタッキー州ルイヴィル
高校を2年早く卒業。ニューヨークで芸能活動を始め、
06年のTVムービー「Company Town(原題)」でデビュー。
「あの日、欲望の大地で」(08)で
ヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞。
「ウィンターズ・ボーン」は、アカデミー賞主演女優賞ノミネート
「世界にひとつのプレイブック」(12)で、
アカデミー賞主演女優賞を獲得した。

その他の出演者:
Gil Bellows ・・・ Officer Bill Weaver
Bobby Osborne ・・・ Young Ryan
Jacobson Grace Tucker-Duguay ・・・ Young Carrie-Anne
Nolan Gerard Funk ・・・ Tyler Reynolds
Allie MacDonald ・・・as Jillian
Jordan Hayes ・・・ Peggy Jones
Krista Bridges ・・・ Mary Jacobson
John Healy ・・・ John Jacobson

User Rating:5.6/10( 66,647 votes)IMDb
  User Rating:6.3/10( 242 votes) Yahoo!
オトーサン、
「ホラー度、いまいち」

MTVムービー・アワード ノミネート
・恐怖演技賞  ジェニファー・ローレンス 

User Reviews 
coastdazeさん 
2012年9月28日
何たるこの家!  

この映画は、楽しい驚きだ。
どちらかというとホラー映画ではなく、
サスペンス・スリラーと呼ぶべきだろう。
あちこちによいツイストのある、
ストーリー展開が好い。
俳優たちは、よい仕事をしている。
特に、大学生の主演男優マックス・シエリオットがいい。
音楽が実にいい。
間違いなく見る価値がある。
観客の期待と想像力に依存した
アルフレッド・ヒッチコック・タイプのスリラーだ。
先が読めると思ったが、間違っていた。
私は、劇場を出たとき、微笑んでいた。

オトーサン、
「そう、さほど美人じゃないね」

UMさん 
2013年1月17日
ジェニファー・ローレンスを
楽しむスリラー 

人気の若手女優×ホラーやスリラー は
もはや説明不要なほどに定番ですが
本作もそんな人気上昇中の若手女優を
メインに据えたスリラーです
主役を演じるは、ジェニファー・ローレンス
「ウィンターズ・ボーン」や
「X-MENファースト・ジェネレーション」の
ミスティーク役などを演じ
「ハンガー・ゲーム」で一躍脚光を浴びた
彼女ではありますが、
日本での知名度は
まだまだといったところでしょうか
スカーレット・ヨハンソンや
クリステン・スチュワートといった
絵画のような美女とはいかない彼女ですが
その少しぽっちゃりとした印象には
不思議な魅力と
男性を惹きつけるエロティックさがあります
そんな彼女の演技、叫び、そしてボディを
ゆっくり楽しみましょう。


旅猫リポート

オトーサン、
「へぇ、そうなんだ」
・皇太子(現天皇)一家が試写会に同席
オトーサンが見たのは、そのTV特別版なるもの。
未公開カットを追加したというのですが、
どこが、その部分なのか不明です。

原題:旅猫リポート(2018)
監督:三木康一郎  
原作・脚本:有川浩 
Genre:ドラマ/ファミリー
上映時間:118分
あらすじ:
交通事故をきっかけに、
悟の家にやって来た猫のナナ。
かつては野良猫として誇り高く生きていたが、
今は悟のことを大切に思っている。
しかし、ある事情から悟はナナを手放すことに。
悟はナナの新しい飼い主を探すため、
小学校時代の友人である幸介や
高校時代の友人である杉夫妻の元を
ナナと一緒に訪ね、ナナのお見合いを重ねる。
しかし、ナナは彼らに心を開かず、
しょうがなく悟はナナを連れて
育ての親、叔母法子のもとを訪ねる・・・

出演者:
 高畑充希・・・ ナナ(声) 
 福士蒼汰・・・ 宮脇悟
 竹内結子・・・ 香島法子
オトーサン、
「よくみる顔だね」
・仮面ライダーの主人公として売り出された
イケメン俳優ですが、演技力は、いまいち。
ベテランの竹内結子さんは、
安心して見ていられます。

その他の出演者:
 広瀬アリス・・・ 杉千佳子 
 大野拓朗・・・ 杉修介 
 山本涼介・・・ 澤田幸介 
 前野朋哉・・・ 吉峯大吾/虎丸(声) 
 田口翔大・・・ 宮脇悟(小学生) 
 二宮慶多・・・ 澤田幸介(小学生) 
 中村靖日・・・ 五十嵐 
 戸田菜穂・・・ 神崎 
 橋本じゅん・・・ 宮脇健悟 
 木村多江・・・ 宮脇和子 
 田中壮太郎・・・ 澤田慶介 
 笛木優子・・・ 澤田洋恵 
 沢城みゆき・・・ モモ 

User Rating:5.5/10( 6 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:7.8/10( 1,804 votes) Yahoo!
オトーサン、
「文部省推薦だね」
猫好きのひとの評価も、いまいちのようです。

User Reviews 
あにやんさん 
2018年10月28日
映画にいじめられてる

見終わって
ひたすらつらいだけの映画で困っちゃった。
お客さんを泣かすように作ってあるんだけど、
泣ける映画はいい映画
というわけじゃないからねぇ。
予告編で物語はある程度予測できるのね。
で、その予測通りなのだけど、
更に背景にはもっと色々あって、
そして主人公の境遇に対して
果たして物語は、
映画は、メッセージは、それでいいの?
って疑問に思ってしまって。
主人公、もう人生猫だけ。ひたすら不幸。
しかもその猫に対してすら不幸。
それでも猫のナナと過ごせて良かったね、
ってそれ、本当に良かった? 
猫を残してこの世を去る事の無念、
それがどれだけ不幸な事か。
つまりこれ、
アタシのような独り身の猫飼いに対して
冷や水を浴びせてくる映画ね。
日頃、感じてる不安、つらさ、
十分自覚しているつもりのそこを
改めて嫌らしくつついてくるようなカンジ。
映画にいじめられてる?みたいな。
で、アタシ
この映画、後半かなり経つまで
「ナナとの旅」が
ひとつの旅だと思い込んでたわ。
叔母さんがナナを飼うために転職して、って、
だったら最初から旅に出る必要なかったんじゃ?
ってもしかして、
その旅は何回かに分かれていて、
いちいち時間が経過してる?みたいな。
いや、ちゃんと注意して見てれば、
ひとつの旅で富士山冠雪していて
ひぐらし鳴いてて
菜の花咲いてるワケないんだけどさ、
こっちはナナばっかり見てるっての。
そういうところの構成が
ダメだった気がするのね。
何年前とか何年後とか
字幕を出すパターンもあれば、
断りなくいきなり時間が戻ったり飛んだりする
パターンもあって、
その上、旅には区切りを付けずに
出っ放し状態に思わせて。
わざわざ混乱させたかったのかなぁ?
猫のナナはとても可愛くて、
他に出てくる猫たちもみんな可愛くて、
だけどそんな猫が
不幸なことになっちゃうとしたら?
って悲しみとか不安とかを投げかけてきて
(ハチは大体5〜7歳くらいで
死んじゃったのよね・・・)、
それでいい映画を見たわ〜、
なんて気分になれるワケはないのだった〜。
つらいわ〜。 

オトーサン、
「猫の台詞、最初はよかったけど」
批評家風なのが、オシャレでしたが、
次第に、平凡な相槌に。

黒美君彦さん 
2018年11月2日
猫の擬人化に失敗

猫を擬人化した映画はまず失敗する。
そんな経験則をどのように突破するか、
その一点の興味だけで
この作品を観たのだけれど、
やはり突破できなかったか
というのが率直な感想。
まず登場してくる猫
(回想のなかの「ハチ」、現在の「ナナ」)が
いずれも美猫とはいえず可愛くない。
たまたま調教できたのが
その猫だったんだろうけれど、
この猫が撮影中
基本的に常に興奮状態にあることが
一目瞭然なので、俳優の演技と噛み合っていない。
そもそも俳優と目を合わさない猫に
語りかける台詞を吹き替えってどうよ。
無理がありあり。
そもそも猫(声・高畑充希)の台詞が多すぎる。
しかもそれがいちいち説明っぽいので、
観ていてシラけてくるのだ。
致命的なのは、
映画の中で、猫がリラックスしたり
眠ったりしている場面が皆無であること。
猫の魅力はツンデレにある。
人間の都合に合わせて走ってきたりするのは
「犬」であって猫ではない。
そしてそんな風にリラックスし、
無防備に眠る猫の寝姿に、
ひとは癒されたりするものなのだ。
恐らくこの映画の作り手はさほど猫好きではない。
そんな状況で猫に演技を求めても、
それは無理というものだ。
原作(未読)に忠実なのかも知れないが、
猫との距離感が測れる作り手ならば、
別の作り方があったような気がする。
その意味でロジャー・スポティスウッド監督の
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016年)は
主演の「ボブ」(猫)をはじめ、
よく出来ていたなと改めて思った。
動物を扱う映画はことほど左様に簡単ではないのだ。


マイ・プレシャス・リスト

オトーサン、
「このタイプの映画だね」
・ブリジット・ジョーンズの日記 映画批評NO.☆307
スーザン・ジョンソン監督は、
南カリフォルニア大学を卒業後、
ミュージックビデオの制作会社を設立し、
監督・プロデューサーとしてのキャリアをスタート。
その後、アメリカン・フィルム・インスティテュートで
映像監督の修士号をとる。
在学中に短編映画を監督し、
卒業後は「さよなら、ぼくの夏」(04)をプロデュース。
ジョン・カサベテス賞を受賞。
本作で、長編映画の監督デビュー。

原題:Carrie Pilby (2016)
監督:Susan Johnson 
原作:Caren Lissner
脚本:Kara Holden  
Genre:Comedy/ Drama
Country: USA 
Language: English
上映時間:98分
あらすじ:
マンハッタンに暮らすキャリーは、
IQ185の天才少女。
ハーバードを飛び級で卒業したものの、
コミュニケーション能力に乏しく、
引きこもり気味で、読書するばかりの
孤独な毎日を送っていた。
セラピストのペトロフ医師は、
6つの課題が書かれたリストを渡し、
それをクリアするようアドバイスする。
1 ペットを飼う”
2 子供の頃好きだったことをする
3 デートに出かける
4 友だちをつくる
5 1番お気に入りの本を読む
6 誰かと大晦日を過ごす
半信半疑ながらも、
一つずつ課題をクリアしようとする・・・

出演者:
Bel Powley ・・・ Carrie Pilby(キャリー)
Nathan Lane ・・・ Dr. Petrov(ペトロフ医師)
Colin O'Donoghue ・・・ Professor Harrison(ハリソン教授)
Jason Ritter ・・・ Matt(マット)
オトーサン、
「主人公役のベル・パウリーって、どんなひと?」
1992年3月7日、ロンドン生まれ。
父親は俳優で、母親はキャスティング監督。
歴史の勉強をするために、
マンチェスター大学に籍を置いていた。
2015年、「ミニー・ゲッツの秘密」で主演を務め、
ゴッサム・インディペンデント・アワードを受賞。

その他の出演者:
Gabriel Byrne ・・・ Mr. Pilby
William Moseley ・・・ Cy
Vanessa Bayer ・・・ Tara
Desmin Borges ・・・ Douglas
Poorna Jagannathan ・・・ Fliss
Mahaley Manning ・・・ Amanda
Zachary Infante ・・・ Davy
Joel Michaely ・・・ George
Cornelia Guest ・・・ Mrs. Rubin
Justin Dean ・・・ Dex
Bryan Winston ・・・ Bartender
Coral Pena ・・・ Hostess
Ayse Kirca ・・・ Waitress
Christina Concetta ・・・ Cooking Woman
Frank Huerta ・・・ Cute Guy

User Rating:6.6/10( 5,287 votes)IMDb
  User Rating:6.8/10( 167 votes) Yahoo!
オトーサン、
「奮闘中の若いひと向きだね」
6つの課題のうち、
出来そうなものをクリアして、幸せになってください。

User Reviews 
Gordonさん 
2017年4月17日
素敵

シニカルで、不安定な
19歳のハーバードの卒業生の話。
彼女は引きこもり。
すべてに怒っている。
精神医は彼女に、外出するようにアドバイスし、
彼女を変えるリストを提示する。
主人公は、その辺の女の子とは違う
興味深いキャラクターだ。
聡明で、かわいいが、
外の世界に高い壁をめぐらしている。
話は、彼女がトライすることについてです。
彼女のまわりの世界を理解することは
ほとんどの人々には、複雑ではない。
彼女の変化を見ることは、満足できる。
その変化には、1週間ほどかかる。
素敵なロマンチック・コメディの小品。
時間つぶしにはよい。

オトーサン、
「このDVD、おすすめできないね」
長ぜりふを細かい字幕で追うのは、
苦痛でした。

浄瑠璃さん 
2019年5月27日
キャスティング

ベル・パウリーは万人受けする美人じゃないので、
テーマ的に近い「プラダを着た悪魔」とか
「スラッシュダンス」みたいに
大ヒットはしませんよね。
でも僕にはキュートに映った。
ミドルネームにそんな効能があるのか、とか楽しめた。
キャスティングがうまいと思う。
ガブリエル・バーン使ったことで
主人公のファザコン気質がわかる。
宣伝で「コミュ障」の「天才」と書いてるのは
間違いです。
社会に興味を失ってるだけでコミュ障ではないし、
IQが高いのは秀才かもしれないけど天才じゃない。 


イルカと少年2

オトーサン、
「第1作は、よかったな」
・イルカと少年 映画批評No.☆6128
このイルカがいるのは、
・Clearwater Marine Aquarium
フロリダにあるそうです。

原題:Dolphin Tale 2 (2014) 
監督/脚本:Charles Martin Smith    
Genre:Drama/ Family
Rated PG for some mild thematic elements
Country: USA 
Language: English
上映時間:107分
あらすじ:
フロリダで暮らすソーヤーは、
学校嫌いの内気な少年。
5年前に父が失踪し、母ロレーンと2人暮らし。
ある日、海岸で傷ついた子供イルカと出会う。
イルカはハスケット医師たちの手により
海の病院へ運ばれて行く。
そこで、ソーヤーは、ヘイゼルと出会い、
2人は友達になる。
イルカはウィンターと名付けられるが、
感染症がひどくなり、
命を助けるために尾ひれが切り落とされる。
ウィンターはソーヤーと遊びたくて、
尾ひれのないまま泳げるようになっていく。
数年後。
ウィンターの母親代わりだった
イルカが死んだため、
水族館にいるイルカは
ウィンター1頭のみとなってしまう。
複数頭の飼育が義務付けられているため、
このままではウィンターを
別の水族館に移さなければならなくなる。
ソーヤーは、大学の夏季研修に誘われ、
ウィンターと離れることになる。
そんな中、新たに負傷したイルカが
水族館に運ばれてくる・・・

出演者:
Nathan Gamble ・・・ Sawyer Nelson(ソーヤー)
Cozi Zuehlsdorff ・・・ Hazel Haskett(ヘイゼル)
Harry Connick Jr. ・・・ Dr. Clay Haskett(ハスケット博士)
Ashley Judd ・・・ Lorraine Nelson(ロレーン)
Winter ・・・ herself(イルカのウィンター)
オトーサン、
「イルカには、癒されるね」

その他の出演者:
Kris Kristofferson ・・・ Reed Haskett
Morgan Freeman ・・・ Dr. Cameron McCarthy.
Bethany Hamilton ・・・ herself
Denisea Wilson ・・・ Julia
Julia Jordan ・・・ Mandy
Austin Stowell ・・・ Kyle Connellan
Kim Ostrenko ・・・ Alyce Connellan
Juliana Harkavy ・・・ Rebecca
Austin Highsmith ・・・ Phoebe
Betsy Landin ・・・ Kat
Lee Karlinsky ・・・ Troy
Taylor Blackwell ・・・ Susie
Carlos Gomez ・・・ Dr. Miguel Arroyo
Dennis Ardnt ・・・ Veteran Dennis
Tom Hillmann ・・・ Mel Prince
Tom Nowicki ・・・ Philip J. Hordern
Charles Martin Smith ・・・ George Hatton
Hope ・・・ herself

User Rating:6.4/10( 7,655 votes)IMDb
  User Rating:5.6/10( 5 votes) みんなのシネマレビュー
オトーサン、
「地味だね」

User Reviews 
utgardさん 
2014年11月29日
よい続編

友だちパナマの死と向き合う
イルカのウィンターの楽しい続編だ。
ソーヤーは、
3ヶ月間の海洋研究プログラムに出席できる
申し出を得るが、行く用意ができていない。
第1作のように、実話だ。
第1作の出演者が帰ってきているが、
モーガン・フリーマン、アシュレー・ジャド、
クリス・クリストファーソンの出番は減っている。
だが、OKだ。
本作では、イルカたちが主役だ。
脇筋に、ソーヤーとヘイゼルの恋の目覚めがある。
ペリカンが出てくるのも、楽しい。
コミカルな息抜きになっている。
ウミガメに関係しているわき筋もある。
本作は、良く、ポジティブなファミリー映画。
好ましいキャストとよいメッセージがある。

オトーサン、
「傷ついた動物を保護する、素敵だね」

あろえりーなさん 
2012年8月18日
とてもいい映画でした。
実話だというのがまたいいですね。

こういってはなんですが、
アメリカという国の
懐の深さみたいなものを感じます。
尾を失って死にかけのイルカが、
人々に希望を与える存在になるまでには、
数多くの「寛容な心」が関係している。
主役の少年は、最初に立ち入り禁止の施設に
侵入するけど、
「は〜いここは部外者禁止ね〜」
みたいに門前払いされてたら
このストーリーは成立してないわけです。
お母さんだって、
「馬鹿なことしてないで補習しなさい!」
みたいに息子が熱心にヘンテコな
施設に出入りしてることに理解を持たなかったら
やっぱり成立しなかったし、
義足制作者のおっさんも
「そんなのやったことないから出来ないよ〜」なんて
話に乗らなかったら
やっぱり成立しなかった。
11歳の子供が寄付を集めることに対して
施設の人の理解がなかったら
お金は集められなかったし、
報道もしてくれなかったでしょう。
そして最終的に
あの大富豪の理解も得られなかった。
全ては、寛容な心の繋がりが
この奇跡を生み出してるんだってのがわかる。
逆に言うと、こういう感動的な奇跡というのは、
理解や共感の気持ちがなければ生まれないんだって、
そういう教訓を教えてくれてると思う。 


香港クレージー作戦

オトーサン、
「宣伝文句は・・・」
・“クレージー作戦シリーズ”の第三弾!
・クレージー映画 初の海外ロケ!
1960年代は、海外旅行なんて夢の時代でした。

原題:香港クレージー作戦(1963) 
監督:杉江敏男
脚本:笠原良三  
Genre:コメディ
上映時間:93分
あらすじ:
第百商事の植田等は、
お調子者のサラリーマン。 
行きつけの飲ん平横丁で、
香港の大企業・中南公司が
土地を買収したことで起きた
横丁の立ち退き問題に、
たまったツケをチャラにしてもらう条件で
首を突っ込むことに。 
中南公司に乗り込み、
汪社長と交渉し、立ち退き料の代わりに、
香港の中南公司のビルに
日本料理店を出すという条件で交渉をまとめる。
立ち退きに反対していた小料理屋の八太郎、
とんかつ屋の安吉、ホルモン焼き屋の谷田を
丸め込み、小料理屋の板前・大塚に、
流しの石井と桜橋、
第百商事の経理部の浜野ミエも加わり、
香港へと乗り込む。 
満を持して汪のビルに
日本料理屋「菊花亭」をオープンさせるが、
宣伝不足のせいか一向に客は来ない。 
そこで植田は一計を案じ・・・

出演者:
 植木等・・・ 植田等 
 浜美枝・・・ 浜野ミエ 
 淡路恵子・・・ 麻美
 ハナ肇・・・ 花岡八太郎 
 谷啓・・・ 谷田敬一 
 犬塚弘・・・ 大塚太郎 
 安田伸・・・ 安井安吉 
 石橋エータロー・・・ 石井 
 桜井センリ・・・ 桜橋
オトーサン、
「植木等も、みんな若いね」

その他の出演者:
 中尾ミエ・・・ 中美樹子 
 リン・ツォン・・・ 汪社長(中南公司) 
 由利徹・・・ 中野専務(不動産屋) 
 有島一郎・・・ 中村課長 
 柳家金語楼・・・ 第百商事社長 
 塩沢とき・・・ 第百商事秘書 
 清水由記・・・ スチームバス嬢 
 人見明・・・ 上野(ラクダビール) 
 進藤英太郎・・・ 松平社長(ラクダビール) 
 マー・リー・・・ 邱力 
 石山健二郎・・・ 張大人 
 松本染升・・・ ナイトクラブ支配人 
 世志凡太・・・ ラクダビール秘書課長 
 古田俊彦・・・ ナイトクラブの司会者 
 小川安三・・・ 電話待ちの男 
 土屋詩朗・・・ 元の味社長 
 細川隆一・・・ 香港の警察 
 佐藤功一・・・ 香港の警察 
 島幸子・・・ 喫茶店のウェイトレス 
 丘照美・・・ 喫茶店のレジ係(中南公司) 
 松原光子・・・ スチュワーデス 
 浦山珠美・・・ スチームバス嬢 
 生方壮児・・・ ハゲタ醤油社長 
 熊谷二朗・・・ 日本酒メーカー社長 

User Rating:6.0/10( 1 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:7.3/10( 6 votes) Yahoo!
オトーサン、
「愉快だね」

User Reviews 
kotさん 
2013年2月16日
頑張れ、日本! 的喜劇 

いわゆる「地上げ」で
追い出されようとしている商店主が、
一念発起して香港で事業を興すという
痛快な喜劇。
うまくいかない状況に陥っても、
知恵を出し、
ひたすら前に進むという
サクセス・ストーリーです。
舞台は高度経済成長期の頃、
さすがに古さがあり、
無理矢理なストーリではありますが、
元気を与えてくれる作品です。
植木等さんの軽妙さが最高によいです。
とかくうつむきがちで疲弊した
現在の日本の情勢ですが、
明るく、負けるなと
語りかけてくれているようにも感じました。
常に前向きにが作品の根底にあり、
これが今の日本に
再び求められているのかなとも感じました。

オトーサン、
「いまや香港はデモで大変!」
1997年7月1日に、香港の主権が
イギリスから中華人民共和国へ返還。
以後、中国は1国2制度を守るとしていたが、
実は、そうでないことが判明し、
大規模なデモが続いています。

もそもそさん 
2007年1月8日
昔の香港がかわいい

そういえば高校生のころ、
モンティパイソンと
クレージーキャッツが好きだったなー、
なんてことを
ビデオのクレージー棚の前で思い出した。
再発売されたDVDをよく見ると、
クレージーキャッツが
香港に行くエピソードを発見。
うれしくなって即レンタル。
クレージーの映画としても楽しめたけど、
昔の香港がきれいな動画で見られたのが
すごくうれしかった。
トラムなんか結構映ってたりしている。
トラム、昔はもっと存在感があったんだなあ。
周りのビルも断然低かったし、
車の交通量も少なかったから
相対的に目立っていたんだねえ。
残念ながらスターフェリーは出てこなかったわ 


ダンボ

オトーサン、
「オリジナルは、見ていないなぁさ」
ディズニー・アニメの名作「ダンボ」(1941)を、
ティム・バートン監督のメガホンで実写化したもの。

原題:Dumbo (2019) 
監督:Tim Burton    
原作:Helen Aberson/ Harold Pearl
脚本:Ehren Kruger
Genre:Adventure/ Family/ Fantasy
Country: USA 
Language: English / French
上映時間:112分
あらすじ:
1919年、
一流サーカスとして名を馳せた
メディチ・ブラザーズ・サーカス。
戦争やインフルエンザの流行を受け
経営が傾いていた。
団長のメディチは、一座の再興のため
妊娠した雌のアジアゾウのジャンボを購入するが、
生まれた子象ジャンボジュニアは
異常に大きな耳を持って生まれ、
「ダンボ」とあだ名されてしまう。
失望したメディチは、
一座の花形スターだった
ホルトにダンボの世話を任せるが、
彼の子供ミリーとジョーは
ダンボが、巨大な耳を使って飛べることに気付き、
ショーで披露する。
一座の運命は好転したかに見えた。 
この話を聞きつけた
有名興行師ヴァンデヴァーに誘われ、
メディチ・ブラザーズ・サーカスは
彼がニューヨークで経営する
巨大娯楽施設ドリームランドに雇われる・・・

出演者:
Edd Osmond ・・・ Jumbo Jr.(ジャンボジュニア)
Colin Farrell ・・・ Holt Farrier(ホルト)
Nico Parker ・・・ Milly Farrier(ミリー)
Finley Hobbins ・・・ Joe Farrier(ジョー)
Danny DeVito ・・・ Max Medici(メディチ)
Michael Keaton ・・・ V. A. Vandevere(ヴァンデヴァー)
オトーサン、
「、空飛ぶダンボが最高!」

その他の出演者:
Eva Green ・・・ Colette Marchant
Alan Arkin ・・・ J. Griffin Remington
Roshan Seth ・・・ Pramesh Singh
DeObia Oparei ・・・ Rongo the Strongo
Joseph Gatt ・・・ Neils Skellig
Sharon Rooney ・・・ Miss Atlantis
Michael Buffer ・・・ Baritone Bates
Ragevan Vasan ・・・ Pritam Singh
Miguel Munoz Segura ・・・ Ivan the Wonderful
Zenaida Alcalde ・・・ Catherine the Greater
Frank Bourke ・・・ Puck
Jo Osmond ・・・ Circus Cook

User Rating:6.4/10( 40,004 votes)IMDb
  User Rating:7.9/10( 1,400 votes) Yahoo!
オトーサン、
「まぁまぁだね」」

User Reviews 
alexornelasさん 
2019年4月5日
何が悪い?

私は最初の10秒以内に涙にむせんた。
私は、ダンボに弱い。
ダニー・デビトは、至宝だ。
マイケル・キートン演じるキャラは、喜びだ。
コーリン・ファレル演じるキャラは
いまひとつだったが、子供たちがいい。
私は、ティム・バートンがスクリーンで
作り出した世界とストーリーが好きだ。
細部へのこだわりがすごい。
衣装は、最高!!!
もう少しサーカス団員の背景が描かれていれば、
もっと高く評価できただろう。
何といっても、ダンボは、最高にかわいかった!!!
オリジナルでの動物虐待への大きなメッセージがある。
ピンクの象のシーンはイマジネーション豊か。
見ていて美しい映画だ。
私のコレクション是非加えたい。
アンフェアなレビューには、惑わされないで。
ティム・バートンはアーティストであり、
進化し続けている。
本作は、彼らのビジョンを世界と共有せんとする
奇妙で、非日常で、創造的な人々の
コラボレーションの成果だ。

オトーサン、
「大胆なリメイクなんだ」

myさん 
2019年7月28日
とても良いリメイク 

元のディズニーアニメーション版
ダンボの物語は開始40分で終了し、
この実写独自の物語が進んでいくという点で
実写化した意味は十分にある作品だと思う。
実写化の必要性を問われるような
完璧なコピーでも無く、
原作を壊すようなアレンジもない。
オリジナルを描き切った上で新たな物語の展開。
ダンボが飛べるようになった後の話でもあり、
人間視点から描いたB面的醍醐味もあると思う。
まずダンボが可愛い。
特にちょこちょこと歩く姿がとてもキュート。
飛行シーンではどうしても物理的無理を感じてしまうが、
外見的リアルさとファンタジー的可愛さを融合し
実写ならではのキャラクター化に成功していると思う。
キャスティングは「バットマン:リターンズ」が
好きな自分にとっては、
ブルースとペンギンの再共演に胸が熱くなった。
個性豊か過ぎる俳優陣たちが活きる
最後のジャンボ救出劇はとても面白かった。
出来損ないたちが各々の能力を披露する展開で
ヒーローのよう。
こんなシーンがあるとは思っていなかったので熱かった。
母を亡くしたファリア家だからこそ、
ダンボにとっての母の大切さを知っているという描写がいい。
また、他と違う耳を持ったダンボと
腕が無いホルトという繋がりも裏テーマとして面白かった。
何か欠けてしまったキャラクターを好む
バートン監督だからこその面白さを感じる。
ダンボの由来もアクシデントによる
サプライズ演出で良くできているなと思った。
Dear Baby Jumbo. から ear Baby Dumbo. 
本当によく出来ている。
今作はそこまでバートン特有の毒がある訳ではなく、
子供が楽しめる作品だと思う。
しかし美術には彼のスタッフの魅力で溢れていて、
それを見るだけで
バートンの起用は成功だったなと思わせてくれる。


マジック・ツリー・ハウス

オトーサン、
「ありゃ、邦画か」
ここに出てくる4つの世界とは、
第1の国 恐竜の王国 白亜紀時代。
第2の国 中世のお城 約900年前。
第3の国 ポンペイの街 ローマ帝国時代
第4の国 海賊船 約300年前のカリブ海。
恐竜の王国だけが、時代が飛び離れています。

原題:マジック・ツリー・ハウス(2011)
監督:錦織博
原作:メアリー・ポープ・オズボーン  
脚本:大河内一楼 
Genre:ファミリ/アドベンチャー/ファンタジー
上映時間:分
あらすじ:
本が大好きでちょっぴり弱気なジャック。
どんな動物とも仲良くなれる冒険好きなアニー。
仲良し兄妹の2人はある日、
ねずみのピーナッツを追って入り込んだ森で、
大きな樫の木の上に小屋を見つける。
中に入ってみると本が一杯。
恐竜図鑑を開いたジャックが
思わず“行ってみたい”と呟いたところ、
たちまち小屋が光に包まれ、
ぐるぐると回転を始めた。
気がつくと、なんとそこは恐竜の王国。
早速、外に飛び出したアニーは
恐竜のヘンリーと友だちになる。
最初は怖がっていたジャックも
恐竜の生態に興味津々で、
草むらを探検するうちに金のメダルを拾う。
ところが、ティラノサウルスに
追いかけられて大ピンチ。
間一髪で危機を逃れ、
ようやく元の世界に戻ってきた2人は、
この不思議な木の家を
“マジック・ツリーハウス”と名付けるのだった。
翌日、再びマジック・ツリーハウスへ行くと、
ピーナッツが大きな本を眺めている。
“4つのメダルが奇跡を起こす”と書かれており、
表紙には4つのくぼみが。
そのくぼみに恐竜の王国で拾ったメダルを合わせると、
吸い込まれるようにピタリとはまった。
好奇心に駆られた2人は、
第2のメダルの場所を示す謎の言葉を頼りに、
中世のお城の世界に飛び込む。
メダルは手に入れたものの、
今度は騎士たちに追われることに。
アニーの機転によって何とか逃げ出したところ、
月明かりの中で美しい魔法使いモーガンに出会う。
魔法をかけられた彼女は、
自分の魔法が使えなくなってしまったのだと語る。
メダルの奇跡がモーガンを救うと考えた2人は、
第3、第4のメダルを探して
本の世界に旅立つことを決意する・・・

声の出演者:
 北川景子・・・ ジャック 
 芦田愛菜・・・ アニー 
 真矢みき・・・ モーガン
オトーサン、
「北川景子さん、吹き替え巧いね」

その他の声の出演者:
 折笠富美子・・・ ピーナッツ
 山寺宏一・・・ パパ 
 水樹奈々・・・ ママ 
 宝亀克寿・・・ マーリン 
 飯塚昭三・・・ ボーンズ 
 東地宏樹・・・ 騎士隊長 
 下屋則子・・・ トレイシー 
 寺崎裕香・・・ テディ 
 植村花菜・・・ ポンペイの女の人 
 春名風花・・・ キャスリーン 

User Rating:5.0/10( 3 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:5.8/10( 114 votes) Yahoo!
オトーサン、
「うーん」
ラストがあまりにも、安易です。

User Reviews 
maxpitさん 
2012年8月7日
お子様と

全世界で1億部を超える
大人気児童書シリーズが原作らしい。
ジャックとアニー兄妹が
魔法の小屋にある本を指差して願うと、
その世界に時空を超えていけるというお話。
魔法、夢、冒険という子供の想像力をくすぐる
作品だが、大人が鑑賞するには力不足。
小さいお子様とごいっしょならというところ。
4つのメダルを集めると願いが叶うということで、
冒険エピソードが4つあるが、
謎解きはあってないようなもの。
それにメダルも簡単に見つかりすぎ。
色んな時代の色んな国へ行って、
どこでも英語が通じるというのはご愛嬌(笑) 
北川景子の男の子役の声優としてはうまい。
芦田愛菜ちゃんは、
画面で表情みながらならカワイイけど、
声だけだと、
ちょっと耳についてうるさいかな?(笑) 

オトーサン、
「あくまでも、幼児向けだね」

あろえりーなさん 
2012年9月20日
北川景子

よくよく考えれば、
こういう冒険ファンタジーに特化した
和製アニメって意外と少ないように思います。
本を開いて念じれば、
その本の世界に旅をすることが出来る。
実に夢のあるお話。
対象年齢はけっこう低めな感じなので、
大人が見るには退屈してしまいそうですが、
子どもと一緒に見て楽しむ
ファミリー映画としては十二分な出来映え。
旅をし、なにかを達成することで成長していく。
その過程としてのメダル集めなのでしょう。
それにしても驚いたのは、
男の子の声を北川景子が演じていたこと。
声優としてはそれほど上手くはないけれど、
声質が全然違うのでびっくりでした


ザ・ヘラクレス

オトーサン、
「こちらのほうが断然いいね」
・ヘラクレス 映画批評NO.☆6040

原題:The Legend of Hercules(2014)
監督:Renny Harlin    
脚本:Sean Hood/ Daniel Giat  
Genre:Action/ Adventure/ Fantasy
Country: USA 
Language: English
上映時間:99分
あらすじ:
古代ギリシャ。
神々の王ゼウスと
人間との子として生まれた
半神半人のヘラクレスは
たくましい青年へと成長し、
クレタ島の美しき姫ヘベと恋に落ちる。
しかしヘラクレスの義父である
暴君アンピトリュオン王は、
長男であるイピクレスとヘベ姫の政略結婚を決める。
2人は駆け落ちを図るも捉えられ、
ヘラクレスは決して生還できないと言われる
戦地エジプトへと送られてしまう・・・

出演者:
Kellan Lutz ・・・ Hercules(ヘラクレス)
Gaia Weiss ・・・ Hebe(ヘベ)
Scott Adkins ・・・ King Amphitryon(アンピトリュオン王)
Liam Garrigan ・・・ Iphicles(イピクレス)
オトーサン、
「肝心の主人公が下手」
胸板は、女性の乳房より大きいようですが。

その他の出演者:
Roxanne McKee ・・・ Queen Alcmene
Liam McIntyre ・・・ Sotiris
Rade Serbedzija ・・・ Chiron
Johnathon Schaech ・・・ Tarak
Luke Newberry ・・・ Agamemnon
Jukka Hilden ・・・ Creon
Kenneth Cranham ・・・ Lucius
Mariah Gale ・・・ Kakia
Sarai Givaty ・・・ Saphirra
Richard Reid ・・・ Archer #1
Spencer Wilding ・・・ Humbaba
Bashar Rahal ・・・ Battalion Commander #1

User Rating:4.2/10( 50,588 votes)IMDb
  User Rating:5.4/10( 101 votes) Yahoo!
オトーサン、
「評判、悪いね」

ラジー賞ノミネート
・ワースト作品賞     
・ワースト主演男優賞  ケラン・ラッツ    
・ワースト主演女優賞  ガイア・ワイス    
・ワースト監督賞  レニー・ハーリン    
・ワースト・スクリーン・コンボ賞  ケラン・ラッツの胸筋など 
・ワースト・リメイク・盗作・続編賞 

User Reviews 
rileyjustinさん 
2014年1月12日
神は喜ばず

ヘラクレスの伝説は
2014年、2つのヘラクレス映画が上映された。
本作と、もうひとつ。
ドウェイン・ジョンソン主演、
ブレット・ラトナー監督のものだ。
本作を見た後、
私は、猛烈にブレット・ラトナー版を
楽しみにしていると言わなければならない。
どこから始めようか?
演技は、本当にひどい。
(特に、ケラン・ラッツと悪人たち)。
ロマンスは笑止千万。
戦いのシーンは、
不快なスローモーションが10秒ごとに使われている。
「300 <スリーハンドレッド>」と
「グラディエーター」からの盗用だ。
7000万ドルもの予算をかけたのに、
安っぽく見える。
これまでに見たことがある最悪の出来だ。
衣装は、明らかに安っぽく見える。
小道具は借り物。
グリーンスクリーン効果はアマチュア。
3D版は、さらに悪い。
CGIはアサイラム映画より悪く見える。
最終的な評決:
安直な笑いがほしいのでない限り、
この駄作、避けるべきだ。

オトーサン、
「3D版は、アトラクションを意識しすぎかも」

バロウズさん 
2009年2月16日
これといった感想が出てこない・・・

見た後に何も残らない映画って
こういう映画のことを言うのだろうか。
無駄にスペクタクル描写や戦闘シーンには
金掛けてる感じですが、
300の真似事をやってるだけに見えたし、
都合よくゼウスの力が降臨して
バリバリドッカーンな雑展開。
大コケしたのも納得の出来でした。
印象に残ったのは悪役スコット・アドキンスと
リアム・マッキンタイアのイカした
キャラクターぐらいでしょうか
ギリシャ神話を題材にした映画なら
サムワーシントンの「タイタンの戦い」のほうが
まだ見所があって面白かったです。


ファーゴ

オトーサン、
「2002年に見たね」
・ファーゴ 映画批評NO.☆553
現在のフォーマットになっていないので、
見直すことにしました。
実話に基づいた殺人事件を
コーエン兄弟が撮ると、こうなります。

原題:Fargo (1996)  
監督・脚本:Joel Coen & Ethan Coen
Genre: Drama / Crime / Thriller
Rated R for strong violence, language and sexuality. 
Country: UK / USA  
上映時間:98分
あらすじ:
87年冬。ミネソタ州。
自動車ディーラー、ジェリーは
早急に大金を必要としていた。
妻を偽装誘拐して、
義父からの身代金で、
借金を返済しようと企んだ。
整備工場で働く元囚人から
ノース・ダコタ州ファーゴへ向かい、
2人の男を紹介してもらった。
喋り通しの変顔男カールと
一言も喋らない大男グリムスラッドだ。
誘拐後、逃走中のグリムスラッドは
パトロール中の警官と目撃者を殺してしまう。
翌朝、女性警察署長で出産を控えているマージが
殺人事件の捜査に乗り出す・・・

出演者: 
William H. Macy ....  Jerry Lundegaard(ジェリー)  
Frances McDormand ....  Marge Gunderson(マージ) 
Steve Buscemi ....  Carl Showalter(カール)
Peter Stormare ....  Gaear Grimsrud(ゲア) 
オトーサン、
「みんな、キャラが立っているね」

その他の出演者:
Kristin Rudrud ....  Jean Lundegaard 
Harve Presnell ....  Wade Gustafson  
Tony Denman ....  Scotty Lundegaard  
Gary Houston ....  Irate Customer  
Sally Wingert ....  Irate Customer's Wife  
Kurt Schweickhardt ....  Car Salesman  
Larissa Kokernot ....  Hooker #1  
Melissa Peterman ....  Hooker #2  
Steve Reevis ....  Shep Proudfoot  
Warren Keith (I) ....  Reilly Diefenbach  
Steve Edelman ....  Morning Show Host  
 
User Rating:8.1/10( 565,963 votes)IMDb
  User Rating:7.7/10( 1,227 votes) Yahoo!
オトーサン、
「名作だね」

アカデミー賞 受賞
・主演女優賞  フランシス・マクドーマンド
・脚本賞
ノミネート
・作品賞
・助演男優賞  ウィリアム・H・メイシー    
・監督賞  ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン    
・撮影賞
・編集賞
カンヌ国際映画祭 受賞
・監督賞  ジョエル・コーエン
ノミネート
・パルム・ドール  ジョエル・コーエン    

User Reviews 
Stibbertさん 
2005年11月12日
ありがとう

ファーゴは名作だ。
力強いストーリーと
強力なキャストがある。
分別があり、信じられる。
ジェリーは、困っている。
そこで、妻を誘拐し、
義父から身代金を得ようとする。
結果、3人が殺され、女性署長マージの出番となる。
コーエン兄弟は、すごい仕事をする。
ストーリーは、オリジナルで、出来がいい。
キャラクターは少なく、筋書はシンプル、
スケールも大きくない。
シアリアスではないし、ユーモアもある。
ハリウッドのナンセンス映画とは一線を画している。
俳優はすばらしい。
彼らは、微笑みをもたらそうとしている。
ウィリアム・H・メイシーがい。
やや神経質で、ボーイスカウトのようだ。
スティーヴ・ブシェミとピーター・ストーメアは
しょうもない敗者役だが、すばらしい。
ブシェーミは小男で不恰好で、話し好き、
ストーメアは大男で寡黙、暴力的で、変質者。
撮影はよい。
オリジナルで、クールだ。
稲妻も光る。
雪のショットで、色々なドラマがある。
スコアは本当に良い。
テーマは少し悲しい。
コーエン兄弟は、永遠に楽しい映画を作った。
見てください!

オトーサン、
「やはり、コーエン兄弟は凄いね」

gapperさん 
2011年6月13日
原題そのままの邦題

アメリカ北部、寒い田舎で起こった奇妙な惨劇。
なんといってもキャラクタが優れている。
マージは妊婦なのに警官で、ど田舎勤務。
なのに警官を含む3人が殺されても
まったく動じない。
ノームは、絵描きで
妻を気遣う主夫。
事の発端を作ったジェリーは、
気弱で悪い方へ転んでいく事態を
なすすべもなく見守るだけ。
犯人の2人組は、無口な大男ゲアと
変な顔の小男カールと
まあ普通の人間じゃない。
描き方も振るっている。 
それらしく、描かないのだ。
マージは、結局は事件を解決するわけで
いわばスーパー・ウーマンだが
普通の主婦のように描かれていて、
日常の雑事をこなしているように事件を解決する。
ゲアもキレた凶悪犯だが、
木偶の坊のような描き方だ。
非日常の日常ではなく
非日常が日常と言った感じで、
その演出方法はこれまでなかったものだ。
個人的には、”サイコ・ノワール”と呼びたい。


トレイン・ミッション

オトーサン、
「このシリーズ、秀作が多いね」
・アンノウン 映画批評NO.4719
・フライト・ゲーム 映画批評NO.☆6364
・ラン・オールナイト 映画批評NO.☆6322  

原題:The Commuter (2018) 
監督:Jaume Collet-Serra
原作:Byron Willinger/ Philip de Blasi
脚本:yron Willinger/Philip de Blasi/Ryan Engle  
Genre:Action/ Mystery/ Thriller
Country: France/ USA 
Language: English / Spanish 
上映時間:105分
あらすじ:
マイケルは、元警官。
10年間勤勉に働き続けた
保険会社を60歳でリストラされる。
茫然とするが、約束したバーへ行き、
昔の相棒マーフィー警部補と会う。
事情を話すと、力になってあげたいと言われる。
そして、いつもの通勤電車で帰路につき、
顔見知りの乗客に挨拶するが、
頭の中は住宅ローンと息子の学費のことばかり。
そんなマイケルの前に、見知らぬ女が座る。
ジョアンナと名乗る女性は、
乗客の中からある人物を見つけてくれれば
10万ドルの報酬を払うと持ちかける。
ヒントは、
常連客ではない、
盗品を隠したカバンを持っている、
終点で降りる、
プリンと名乗る、というもの。
マイケルは高額の報酬に抗えず、
元警官のスキルを駆使して
その乗客を探し始める。
諦めようとしたとき、妻と息子を人質に取られてしまう。
やがて、“プリン”が重大事件の目撃者だと知る。
あと6人まで絞り込んだとき、
恐るべき陰謀が明らかになる・・・

出演者:
Liam Neeson ・・・ Michael MacCauley(マイケル)
Patrick Wilson ・・・ Det. Lt. Alex Murphy(マーフィー警部補)
Vera Farmiga ・・・ Joanna(ジョアンナ)
オトーサン、
「孤軍奮闘が似合うね」

その他の出演者:
Jonathan Banks ・・・ Walt
Sam Neill ・・・ Captain David Hawthorne
Elizabeth McGovern ・・・ Karen MacCauley
Killian Scott ・・・ FBI Agent Dylan
Shazad Latif ・・・ Vince
Andy Nyman ・・・ Tony
Clara Lago ・・・ Eva
Roland Moller ・・・ Jackson
Florence Pugh ・・・ Gwen
Edward Bluemel ・・・ Gwen's Boyfriend
Dean-Charles Chapman ・・・ Danny MacCauley
Ella-Rae Smith ・・・ Sofia
Nila Aalia ・・・ Sherri
Kobna Holdbrook-Smith ・・・ Oliver
Colin McFarlane ・・・ Conductor Sam
Adam Nagaitis ・・・ Conductor Jimmy
Kingsley Ben-Adir ・・・ Special Agent Garcia
Damson Idris ・・・ Special Agent Denys
Ben Caplan ・・・ Frank
Letitia Wright ・・・ Jules Skateboarder
Pat Kiernan ・・・ himself

User Rating:6.3/10( 85,206 votes)IMDb
  User Rating:7.2/10( 1,323 votes) Yahoo!
オトーサン、
「かなりよく出来ているね」

User Reviews 
bigfatmouthさん 
2018年1月16日
目新しくはないが、まぁまぁ楽しめる

ニーソンの映画は、やや紋切型だが、
依然として、楽しい時間を過ごせる。
のんびり過ごすにはうってつけだ。
新天地を開いていないし、
彼の強敵は存在しない。
MTAラインについて詳しいひと、
ペン・ステーションを出発する通勤列車は、
マンハッタンでは、停車しないはず。
私は、NYからの通勤者ではないが、
通勤路線がマンハッタンでは止まらないのは知っている。
この点が、私を悩ませた。

オトーサン、
「へぇ、そうなんだ」
この映画の通勤列車は、モンモノではなく、
映画撮影用の防音スタジオの模型。
車窓に流れる風景は、
グリーンスクリーンを利用して作成された。

はるるさん 
2019年6月9日
リーアムニーソンに無茶させる
サスペンス第4弾 

『アンノウン』『フライト・ゲーム』
『ラン・オールナイト』に次ぐ、
リーアム・ニーソンを混乱必至の
無茶なシチュエーションに突然放り込む
「ジャウム・コレット=セラ」監督の第4弾。
リーアム・ニーソンが
無理難題をふっかけられ、
最悪の状況下で
男らしく最善の方法を取ります。
走行中の列車が舞台なので
『フライト・ゲーム』感が強いかな?
設定に無理があるという声を聞きますが、
これでも4作の中では1か2番目くらいには
無理が無いです。
「謎」度で言えば、
『アンノウン』ほどではなかったです。
個人的にはリーアム・ニーソンに
無茶させるやつに限っては、
もっと好き放題してくれても構わなかったんですが…
まあそうするとオチをつけるのが難しいからなぁ…
そして毎回なんですが、
人の心の「光」を強く描こうとしてくれるのが
本当に嬉しくて。
人は誰しも正義や勇気などの善性を持っている。
それを人はいざという時に発揮する。
追い詰められても決して悪に堕さない人間もいるのだ
とリーアム・ニーソンを通して描いてくれ、
個人的には満足です。
吹替版に限った感想ですが、
ずっとリーアム・ニーソンの吹替を
担当されていた「石塚運昇」さんが
2018年に亡くなられまして、
声が他の方(谷昌樹さん)になっていたのが、
寂しく感じられました。
アクション少なめの
リーアム・ニーソンが楽しめます。


弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還

オトーサン、
「格闘技俳優といえば・・・」
シルベスター・スタローン、
アーノルド・シュワルツェネッガー
スティーヴン・セガール
ドウェイン・ジョンソン
ブルース・リー
ジャッキー・チェン
そのなかに、ダニー・トレホも加えていいのでは。

原題:Bullet (2014) 
監督:Nick Lyon    
脚本:Nick Lyon/Ron Peer/Byron Lester/Matthew Joynes    
Genre:Action/ Crime/ Thriller
Country: USA 
Language: English/ Spanish/ French/ German
上映時間:87分
あらすじ:
刑事バレットは、
長年犯罪王カリートを追い続けてきた。
カリートは、死刑執行が迫る
息子マヌエルを救うため、
州知事の娘ジェシカとバレットの孫を誘拐。
カリートの策略で
バレットは、汚職の濡れ衣も着せられ
警察からも追われる身となった
愛する孫を取り戻すために
復讐の鬼と化したバレットは、、
カリート一味を追い詰めていく・・・

出演者:
Danny Trejo ・・・ Frank "Bullet" Marasco(バレット)
Seri DeYoung ・・・  Jessica(ジェシカ)  
Jonathan Banks ・・・ Carlito Kane(カリート)
Eric Etebari ・・・ Manual Kane(マヌエル)
オトーサン、
「ダニー・トレホ、容貌怪異だね」
長い刑務所暮らし。
所内のボクシングでチャンピオンになり、
更生したそうです。

その他の出演者:
Torsten Voges ・・・ Kruger
Julia Dietze ・・・ Brooke Madison
Max Perlich ・・・ Leroy
Tinsel Korey ・・・ Vanessa
John Savage ・・・ Governor Johnson
Eve Mauro ・・・ Samantha
Emilio Rivera ・・・ Speedy
Eric St. John ・・・ Estes
Chuck Hittinger ・・・ Kyle
Isaac C. Singleton Jr. ・・・ Promoter
Alison Ball ・・・ Attorney General
Robert Blanche ・・・ Tarvis

User Rating:4.6/10( 2,945 votes)IMDb
  User Rating:5.4/10( 40 votes) Yahoo!
オトーサン、
「まぁ、楽しめた」

User Reviews 
isildurさん 
2014年2月26日
ダニー・トレホとジョナサン・バンクスの
出来のいい刑事映画

本作は、すごいヒット作ではないが
でたらめなB級映画ではない。
まぁ、その中間だ。
砂まじりのアクションシーンのなかに
笑いもある男の映画だ。
出来のいい銃撃戦や決闘もある。
ダニー・トレホは、ダニートレホだ。
文句あっか?
強面の風貌に、よいせりふ。
ジョナサン・バンクスも、好演。
「ブレイキング・バッド」のようだ。
私見では、相性はいまいち。
他のキャストとともに
アクション満載の楽しい映画に仕上がっている。
製作者は、最高の特殊効果も
マーシャル・アーツも使っていない。
よい話とよい演技の映画だ。

オトーサン、
「フアンがいるんだ」

みみずくホーホーさん 
2016年4月27日
ダニー・トレホは好きなんです。

ダニー・トレホは好きなんです。 
悪役でも善玉でも沢山出演して欲しいのですが、
本作ではダニー・トレホを活かしきっていなかった。
どれほど猛獣のような強さを
銃撃戦や格闘技演技で見せても
悪人を追いかける、逃げる時の走る姿が
なんとも痛ましい。
「マチェーテ」「マチェーテ・キルズ」のように
無双で幾万の敵をなぎ倒すような役は
ぴったりハマるんだが、
今回のような娘の薬物依存症や
孫の誘拐に葛藤して悩んでる
お爺ちゃん刑事のような場面は
ダニーには似合わない。
全盛期のスタローンやシュワちゃんのように 
理屈抜きで相手をぶちかますという映像を
ダニーの出演する映画で見たかった。
奪還のため戦う最後の場面で
マチェーテで向かってきた敵を銃で打ち倒して
「ナイフじゃ俺を殺せない」みたいなセリフを
吐かせたのはおもしろかった


ビッグアイズ

オトーサン、
「ビッグアイ、大きな目か・・」
その昔、広告研究の一環で、
アイトラッキング(視線計測)装置を使って、
新聞広告をみせたところ、
一番の注目箇所は、ひとの顔と判明しました。
「つぶらな瞳」「目は心の窓」というように、
「目は口ほどに物を言う」のだと納得しました。

原題:Big Eyes (2014) 
監督:Tim Burton 
脚本:Scott Alexander/ Larry Karaszewski  
Genre:Biography/ Crime/ Drama
Country: USA / Canada 
Language: English / French / Italian 
上映時間:106分
あらすじ:
1958年。
離婚を決意したマーガレットは、
幼い娘ジェーンを連れて家を飛び出す。
女手一つで娘を育てるため、
サンフランシスコのノースビーチで
似顔絵描きを始める。
そこで社交的なウォルターと出会い、結婚。
マーガレットの描く瞳の大きな子どもの絵が
ひょんなことから世間の注目を集める。
するとウォルターは、
その“ビッグ・アイズ”を
自分の絵と偽り売りまくる。
それを知り抗議するが、
ウォルターに言いくるめられてしまう。
以来、世間にもてはやされるウォルターの陰で、
マーガレットは、黙々と絵を描き続ける・・・

出演者:
Amy Adams ・・・ Margaret Keane(マーガレット)
Christoph Waltz ・・・ Walter Keane(ウォルター)
オトーサン、
「2人とも芸達者だね」
夫婦喧嘩は犬も食わぬといいますが、
それを地で行っています。

その他の出演者:
Danny Huston ・・・ Dick Nolan
Jon Polito ・・・ Enrico Banducci
Krysten Ritter ・・・ DeeAnn
James Saito ・・・ the judge
Jason Schwartzman ・・・ Ruben
Terence Stamp ・・・ John Canaday
Madeleine Arthur ・・・ Jane 
Delaney Raye ・・・ a young Jane

User Rating:7.0/10( 78,088 votes)IMDb
  User Rating:7.0/10( 958 votes) Yahoo!
オトーサン、
「高いスコアだね」」

ゴールデン・グローブ 受賞
・女優賞  エイミー・アダムス
ノミネート
・男優賞 クリストフ・ヴァルツ    
・歌曲賞 

User Reviews 
blanbrnさん 
2015年1月1日
典型的でないティム・バートンだが、
楽しく、愛情ある良いドラマだ。
芸術的な発見もある

私はティム・バートンの大ファン。
彼の最新作は、
典型的なティム・バートンではない。
コミックブック原作の
暗い感覚のアニメーションだ
ティムのいつもの深刻なトーン
とは異なっている。
本作は、実話で、
女性画家マーガレット・キーンの
生涯と時代と運命を描いている。
観客は、アートの目を通して、世界を知る。
舞台は、1950年代のカリフォルニア。
マーガレット・キーンは、シングルマザー
その絵描きの才能で、お金を稼ぎ、
娘との人生をリセットすることにする。
相手のウォルターは、興行師タイプの男。
マーガレットは、ミセス・キーンになり、
成功と名声を手に入れる。
だが、最後には法廷闘争になる。
全体としてセンチメンタルな佳作だ。

オトーサン、
「ティム・バートン監督作品か」
実話のマーガレットがインタビューで、
こう言っていました。
「とても優しくて繊細で大好きな方です。
思慮深いし、とても才能のあるアーティストなのに
浮ついていません。
彼については褒め言葉を
いくら出しても足りないくらいよ!」

ukyou さん 
2019年4月11日
人生は思い通りに行かない 

絵が不気味だけど
実際に見てみたら
きっと魅かれるものがあるんだと思う。
変わっていて当時は珍しかったと思う。
やっぱり特徴がないと
ただどこにでもある綺麗な絵の一つだ。
旦那は最初はいい人に見えるが
名声を追い求める嘘つきで
口はべらぼうに上手いサイコパス。
ウォルター役の人、演技上手すぎ。
最後の芝居がかった裁判は笑いました。
マーガレットが自分の絵を取り戻したのは
良かったです。


日本一のゴリガン男

オトーサン、
「ごりがんって、どういう意味?」
・理不尽なことを無理やり押し通すこと。
何としてでも思うとおりにすること。
「無理が通れば、道理が引っ込む」
どこかの政党そのまんま。

原題:日本一のゴリガン男 (1966) 
監督:古澤憲吾
脚本:笠原良三
Genre:コメディ
上映時間:93分
あらすじ:
「西北商事」の社員、
日本等は空から降ってきた
鉄骨に当たって脳外科手術を受ける。
その際、脳みそに溜まっていた
余分なカスや水分を取り除いてもらい、
頭の回転が100倍のスーパーサラリーマンに。
退院したその足で向かった会社は
半年前に倒産していたうえ、
そのビルには「統南商事」という
別の会社が入っていた。
ならばと、日本は統南商事内に
自らの課「日本等課」を創設し、
電話帳を駆使して次から次へと商談をまとめていくが、
会社は倒産寸前の状態に陥っていた・・・

出演者:
 植木等 ・・・日本等 
 浜美枝 ・・・左右山百合子
オトーサン、
「稀有な役者だね」

その他の出演者:
 進藤英太郎 ・・・左右山貫 
 藤村有弘 ・・・浅利営業部長 
 人見明 ・・・石亀営業課長 
 ルーキー新一 ・・・小熊 
 佐々木孝丸 ・・・国防隊司令官 
 大友伸 ・・・国防隊参謀 
 田武謙三 ・・・山北 
 石田茂樹 ・・・高井戸 
 桜井センリ ・・・友永 
 潮万太郎 ・・・岡持 
 田中邦衛 ・・・皿田 
 藤田まこと ・・・黒原 
 宮田羊容 ・・・黒山 
 柳谷寛 ・・・黒川 
 田中淳一 ・・・大黒 
 沢村いき雄 ・・・熱水 
 堤康久 ・・・泡口 
 野川由美子 ・・・りり子 
 芝木優子 ・・・えみ子 
 清水元 ・・・医学博士 
 中村哲 ・・・ゴット大統領 
 野村明司 ・・・アラジニア大使館の通訳 
 二瓶正也 ・・・刺客 
 北竜二 ・・・中仏 
 大前亘 ・・・葬式の受付 
 小川安三 ・・・毎朝新聞集金係 
 左卜全 ・・・寺の住職 
 荒木保夫 ・・・吉田(統南商事社員) 
 渋谷英男 ・・・統南商事社員 
 伊藤実 ・・・統南商事社員 
 門脇三郎 ・・・統南商事社員 
 関田裕 ・・・統南商事社員 

User Rating:8.0/10( 3 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:8.0/10( 15 votes) Yahoo!
オトーサン、
「高いスコアだなぁ」
国際化時代の幕開けを描いています。
中東に浄水プラントを売るなんて、
当時としては、画期的だったのでは。

User Reviews 
sei250trさん 
2014年12月8日
東宝クレージー映画4作目 

クレージー映画は大体同じ内容で、
キャストで雰囲気が変わる。
高度経済期のサラリーマンを描いた本作は、
景気低迷が続く今こそ見てほしい作品。
常にテンションの高い主人公と
それに振り回される周りの人達。
マンネリではあるが、
今観るとこのくらいのバイタリティのある男は
今の時代にほしい存在だと言える。
ヒロイン役の浜美枝がきれいでスタイル抜群!
植木等は38歳。
今この役ができるタレントはいるかな?

オトーサン、
「悪代官が似合う進藤英太郎が社長役とは」
娘が浜美枝というのは、突然変異の賜物かも。

イニシャルKさん 
2010年12月15日
日本一の男シリーズ第4作。

冒頭の上下逆に撮影された映像をバックにした
タイトルバックが印象的。
植木等のキャラは相変わらずポジティブで、
彼を見ていると本当に悩みなんか
どこかへ飛んでいきそうなくらいに明るくなれる。
古澤憲吾監督らしさもよく出ていて面白かった。
植木等が人見明と一緒に
「しびれ節」を歌うシーンはなんだか新鮮だった。
ほかのクレージーの面々が
桜井センリ一人しか出ていないのだが、
もうこの頃には
この日本一の男シリーズは
植木等単独主演シリーズとして確立してたんだろう。
「誠に遺憾に存じます」と
植木等の持ち歌の歌詞を口にする
左ト全がなにかお茶目。
時代劇の悪役という印象の強い
進藤英太郎が東宝現代劇の喜劇に出てるのは
ちょっと意外な感じがする。
コック役の田中邦衛は
ぼ青大将そのままの演技のような気がして、
でもそれが逆に面白かった。 


ミクロの決死圏

オトーサン、
「2002年に見たね」
・ミクロの決死圏 映画批評NO.633
人間の血管の長さの総延長は
10万マイル!
自殺願望のあるひと、
是非、この映画をみて、
人体の驚異、尊さを確認してください。

原題:Fantastic Voyage (1966) 
監督:Richard Fleischer    
原作:Otto Klement/ Jerome Bixby
脚本:Harry Kleiner/ David Duncan  
Genre:Adventure/ Family/ SF
Rated PG for mild violence and language. 
Country: USA
Language: English
上映時間:100分
あらすじ:
東西冷戦の時代。
アメリカへ亡命してきた
東側の科学者ヤン・ベネシュ博士が
東側スパイに襲撃され、
頭部に重症を負ってしまう。
彼を救うためには、
脳出血の箇所を手術しなければならない。
そこで、博士が発明したミクロ化技術を使って、
超小型潜水艇と優秀な医療チームが、
彼の血管内に注入される。
精鋭メンバーは、5人。
艦長兼操縦手のビル・オーウェンス海軍大佐、
脳外科医デュヴァル博士
その助手コーラ、
循環器の専門医マイケルズ博士、
CIA特別情報部員チャールズ・グラントだ。
だが、そのなかに東側のスパイが潜んでおり、
手術用のレーザーガンを破壊する。
小型潜水艦は、そのため、
予定したコースを取ることができず、
静脈から心臓、肺、リンパ腺、内耳、
さらに、クモ膜下腔から脳へと向かう。
ミクロ化の時間は1時間が限度、
果たして、無事に脱出できるだろうか・・・

出演者:
Jean Del Val ・・・ Jan Benes(ヤン・ベネシュ博士)
William Redfield ・・・ Capt. Bill Owens(オーウェンス海軍大佐)
Arthur Kennedy (I) ・・・ Dr. Duval(デュヴァル博士) 
Donald Pleasence ・・・ Dr. Michaels(マイケルズ博士)  
Stephen Boyd ・・・Grant(グラント)
Raquel Welch ・・・Cora(コーラ)
オトーサン、
「コーラとグラントvs.デュヴァルがドラマだね」

その他の出演者:
Edmond O'Brien ・・・General Carter, Commander of CMDF
Arthur O'Connell ・・・  Colonel Donald Reid  
Barry Coe (I) ・・・ Communications Aide  
Ken Scott (I)・・・  Secret Service  
Shelby Grant ・・・  Nurse  
James Brolin ・・・  Technician  
Brendan Fitzgerald ・・・ Wireless Operator  

User Rating:6.8/10( 15,851 votes)IMDb
  User Rating:7.9/10( 191 votes) Yahoo!
オトーサン、
「着眼点がいい」

アカデミー賞 受賞
・美術監督・装置賞(カラー)
・特殊視覚効果賞
ノミネート
・撮影賞(カラー)   
・音響効果賞    
・編集賞.  

User Reviews 
screenscribeさん 
2000年5月7日
SFの古典、素晴らしいビジュアル

この映画は、35年後でも輝いている。
テレビバージョンの一駒が、
コマーシャルによく使われている。
ビデオや映画チャンネルで、見てほしい。
超小型潜水艇を操縦する、
不思議な感覚を味わえるだろう。
治療する大胆な探検チームと
傷ついた人体の小さな損傷を見つける。
冷戦下の35年前のハイテクのビジョンではあるが
特殊効果を駆使し、
血管を通り抜けていく旅が、繰り広げられる。
時代に先行する映画だった。

オトーサン、
「最新CGでリメイクできないかな」
そう思っていたら、
ジェームズ・キャメロン製作、
ギレルモ・デル・トロ監督によるリメイク版が、
2019年公開予定とか。

じじさん 
2012年7月17日
SF映画、不滅の金字塔 

懐かしくて、廉価版を購入。
今の目で見るとシリアスなオープニングが、
自動車ごと地下の秘密基地に入る場面から
SFの世界に転換する演出が本当に秀逸です。
当時、劇中の主人公と一緒に、
観客全員がグイグイと別世界に連れて行かれたものです。
一体どこの誰が予算を出すのかわかりませんが、
巨大な地下秘密基地。
最新型原子力小型潜航艇。
どちらもSF少年の夢でした。
ミクロ化以降の見せ場の素晴らしさは
言うまでもありません。
CG技術の進んだ今では、
逆にこの素晴らしい美術表現は
生まれないのではないでしょうか。
これからも繰り返し観たい宝物のような作品です。 


スティグマータ/聖痕

オトーサン、
「聖痕って何だ?」
イエス・キリストが磔刑となった際についた傷。
釘を打たれた左右の手足と、
槍によって刺された脇腹の5箇所に現れる。
アッシジのフランチェスコをはじめ、
ドミニコ会のシエナのカタリナなど、
聖人に列せられた修道士や修道女たちに
このような聖痕が現れたことが伝えられている。

原題:Stigmata (1999) 
監督:Rupert Wainwright    
原作:Tom Lazarus
脚本:Tom Lazarus/ Rick Ramage  
Genre:Horror
Country: USA 
Language: English/Assyrian Neo-Aramaic/
Portuguese/Italian/Aramaic 
上映時間:103分
あらすじ:
ピッツバーグ。
フランキーは、ヘア・ドレッサー。
突然、キリストが受けた傷と
同じ場所から出血する
“聖痕”現象に見舞われた。
バチカンの科学者、アンドリュー神父は
神など信じないフランキーの傷を
聖痕とは無関係と判断するが、
彼女に起こる現象はひどくなるばかり。
やがて、フランキーは他人の言葉で話し、
壁に古代の文字を書き始める。
それこそはキリストが直接弟子に語った
世界で唯一の言葉だったのだ。
現在の教会に都合の悪い部分のある
その言葉の存在を隠そうとするバチカンと
アンドリュー神父は対立。
かくして、神父は自分の立場を捨て、
命がけでフランキーを救おうとする・・・

出演者:
Patricia Arquette ・・・ Frankie Paige(フランキー)
Gabriel Byrne ・・・ Father Andrew Kiernan(アンドリュー神父)
Jonathan Pryce ・・・ Cardinal Daniel Houseman(枢機卿ハウスマン)
オトーサン、
「みんな俳優なんだ」
ロザンナ・アークエット 姉 
パトリシア・アークエット 本人
アレクシス・アークエット 妹 
デヴィッド・アークエット 弟 
リッチモンド・アークエット 弟 

その他の出演者:
Nia Long ・・・ Donna Chadway
Rade ?erbed?ija ・・・ Marion Petrocelli
Enrico Colantoni ・・・ Father Dario
Jack Donner ・・・ Father Paulo Almeida
Thomas Kopache ・・・ Father Durning
Dick Latessa ・・・ Father Gianni Delmonico
Portia de Rossi ・・・ Jennifer Kelliho
Patrick Muldoon ・・・ Steven
Ann Cusack ・・・ Dr. Reston

User Rating:6.2/10( 60,974 votes)IMDb
  User Rating:6.8/10( 50 votes) Yahoo!
オトーサン、
「見る立場で、スコアは変わるね」

User Reviews 
dawnyさん 
2003年11月13日
アンチ教会だが、アンチ神ではない

この映画、素晴らしかった。
聖痕が何であるか、
その奇跡とその歴史
宗教的観点からの見解が
ともに筋書の中に述べられる。
それは、明確にアンチ教会というよりも
反体制とアンチ教会政治であり、
アンチ神ではありません。
映画は、指摘している。
神の存在を信じるためには、
教会の建物が必要ではないと人々は、
すでに分かっている。
本作は、宗教映画ではないし、
ホラー映画でもない。
恐ろしいシーンがあるが、
それは、あなたを考えさせる。
エンターテインメントを欲している気分の時に、
本作を見ないでほしい。
まず、自分の目で見て、
あなた自身で判断してください。
あるがままに。
前提に合意しなくても
演技とストーリー展開は、
十分に見るだけの価値がある。

オトーサン、
「ガブリエル・バーンか」
宣教師を目指していたが、喫煙が元で神学校を放校になる。
地元の女子中学でスペイン語の教師となり、
校内の演劇に出演中に劇場の美術監督に勧められ役者を志す。

asakoさん 
2000年11月22日
無宗教ではあるけれど...

ガブリエル・バーンが大好きで見た映画です。
タイトルが「聖痕の現れた人」だし、
ジャンル的にはホラーになっていたので
期待度は低かったのですが、
ホラーというよりも
現代的なオカルトと言うのがぴったりで、
映像も美しくかなり引き込まれながら見ました。
目当てのガブリエル・バーンの魅力を
堪能できるシーンもあったし、
何よりも、そんなに美人ではない(?)
パトリシア・アークエットが
次第にマリア像と重なって見えてきて
とても美しかったのに驚き、
十分に目を楽しませてもらいました。
私は特に宗教は持ちませんし、
「聖痕」には疑問も拭えませんが、
主人公の女性が同じく無宗教で
ヒッピーのような感じだったので、
同じような目線で見て感じることが出来て
ストーリーにも入りやすかったです。
DVDが出ていれば購入したかったのですが
販売は未定のようで残念です。

追記:
その後、DVDが発売されました。
付録に、通常版の他にエンディングの
別バージョンがついています。 
・聖痕完成バージョン


ペット

オトーサン、
「可哀そうだよ」
仕事に行っている間、ひとりぽっちで
お留守番なんて・・・
ぴゃおや、2匹目が登場!
主導権をめぐって、すごい喧嘩がはじまるぞ・・・

原題:The Secret Life of Pets (2016) 
監督:Chris Renaud/ Yarrow Cheney 
脚本:Cinco Paul/ Ken Daurio/ Brian Lynch   
Genre:Animation/ Adventure/ Comedy
Country: Japan / USA / France 
Language: English 
上映時間:87分
あらすじ:
ニューヨークのマンハッタン。
優しい飼い主ケイティに
愛情いっぱいに育てられ、
幸せな毎日を送るテリアのマックス。
ご近所にはポメラニアンのギジェット
など楽しい仲間もいっぱい。
飼い主が仕事で留守にする日中は、
一緒に遊んだり
気ままなペットライフを満喫していた。
そんなある日、
ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを
保健所から連れて帰ってきた。
以来、厚かましいデュークのせいで
マックスの平穏な日常はメチャクチャに。
散歩中にデュークの悪戯が原因で
2匹は迷子になり、
やがて、見た目は可愛いが
クレイジーなウサギのスノーボールに遭遇。
スノーボールは、飼い主に捨てられた
元ペット軍団を結成し、ある計画を企んでいた。
はたしてマックスとデュークは、
ピンチを切り抜け、
ケイティが帰宅するまでに
無事に家に帰り着くことができるのか・・・

出演者:
Ellie Kemper ・・・ Katie(ケイティ)
Louis C.K. ・・・ Max(マックス)
Eric Stonestreet ・・・ Duke(デューク)
Jenny Slate ・・・ Gidget(ギジェット)
Kevin Hart ・・・ Snowball(スノーボール)
オトーサン、
「ポメラニアンも出てくるね」
わが家のは、茶色でしたが、ギジェットは純白でした。

その他の出演者:
Lake Bell ・・・ Chloe
Dana Carvey ・・・ Pops
Hannibal Buress ・・・ Buddy
Bobby Moynihan ・・・ Mel
Tara Strong ・・・ Sweetpea
Steve Coogan ・・・ Ozone
Albert Brooks ・・・ Tiberius
Chris Renaud ・・・ Norman
Michael Beattie ・・・ Tattoo
Sandra Echeverria ・・・ Maria
Jaime Camil ・・・ Fernando
Kiely Renaud ・・・ Molly

User Rating:6.5/10( 165,149 votes)IMDb
  User Rating:6.8/10( 2,918 votes) Yahoo!
オトーサン、
「まぁまぁだね」
出てくるペットが多すぎるような気もします。

User Reviews 
patfishさん 
2016年8月1日
動物と人々の間の愛情
涼風を吹き込むエンターテインメント。

すばらしい映画だ。
始まってすぐ、よい映画だと分かる。
1時間半の間、
私は最初から最後の1秒まで魅いられた。
実のところ、最後の瞬間、終わってほしくなかった。
それは簡単な話だ。
かわいい若い犬、マックスは、
新しい同居人デュークを押し付けられ、
うまくやっていけるか心配する。
自分たちを置き去りにした人たちへ
ペットが復讐をするのを手助けする。
カナリア、ヘビ、トカゲ、スノーボールなど、
たくさんの動物が出てくる。
雨の日に何度も見る映画だ。
アクション、笑い、大声、悲鳴など
多くの楽しみがある。
特に、ペットを持っているならば、
是非見てください。

オトーサン、
「同感」

あろえりーなさん 
2017年2月10日
なかなか楽しい作品でありました。

動物たちは当然のことながら
擬人化されているわけですが、
犬ならこういうことするよね、
猫ならこういう動きするよね、
というそれぞれの習性が描かれていて、
ペット好きには
思わずニンマリしちゃうんですよね。
うんうん、こういうところが
可愛いんだよね?って。
そして楽しめるだけでなく
ちゃんと教育的内容にもなってて、
ペットを飼ったら、
ちゃんと最後まで可愛がってあげてね、て。
押し付けがましくもなく、
自然とそういう結論が導かれる
良作になってます。
また、現在進行形で
ペットをかわいがってる人が見たら、
より一層愛おしくなるでしょう。
特にワンコは主人が帰ってくると
全力で喜ぶもんね。
今日も帰ったら、
ヨシヨシしてあげてくださいまし。 


運び屋

オトーサン、
「同じ運び屋でも、随分違うな」
トランスポーター・シリーズの
ジェイソン・ステイサムは、
高額報酬で何でも運ぶトランスポーター。
契約厳守、名前は聞かない、依頼品を開けない。
この3つのルールを完璧に守るプロの運び屋。
対して、本作のアールは、
安全運転順守の市井のお爺さん。
3つのルールを破ることもしばしばあるのです。

原題:The Mule (2018)
監督:Clint Eastwood 
脚本:Sam Dolnick/ Nick Schenk   
Genre:Crime/ Drama/ Thriller
Country: USA 
Language: English / Spanish 
上映時間:116分
あらすじ:
アールは、著名な園芸家だが、
家庭を顧みず、娘の結婚式にも出席せず、
元妻や娘に嫌われている。
孫娘だけは味方だ。
商売に失敗し、自宅も差し押さえら、
途方に暮れていたとき、
孫娘アイリスの結婚式で、ある青年から誘われる。
「車の運転さえすれば、お金が入るぜ」
簡単な仕事だと思って引き受ける。
孫ほど歳の離れた新しい仕事仲間とも
すんなり打ち解け、呑気に歌を歌ったり。
道中、パンクした車を見掛けたら手助け。
保安官に止められても、年の功でやり過ごし、
麻薬カルテルのお目付け役や
DEAのベイツも振り回す・・・

出演者:
Clint Eastwood ・・・ Earl Stone(アール)
Alison Eastwood ・・・ Iris(アイリス)
Bradley Cooper ・・・ Colin Bates(ベイツ)
オトーサン、
「飄々としているさまが何とも言えないね」

その他の出演者:
Laurence Fishburne ・・・ Carl
Michael Pena ・・・ Trevino
Dianne Wiest ・・・ Mary
Ignacio Serricchio ・・・ Julio
Andy Garcia ・・・ Laton
Taissa Farmiga ・・・ Ginny
Richard Herd ・・・ Tim Kennedy
Lobo Sebastian ・・・ Bug
Manny Montana ・・・ Axl
Noel G. ・・・ Bald Rob
Loren Dean ・・・ DEA Agent Brown
Victor Rasuk ・・・ Rico
Clifton Collins Jr. ・・・ Gustavo
Robert LaSardo ・・・ Emilio
Eugene Cordero ・・・ Luis Rocha

User Rating:7.1/10( 65,579 votes)IMDb
  User Rating:8.1/10( 2,438 votes) Yahoo!
オトーサン、
「佳作だね」

User Reviews 
ThomasDrufkeさん 
2018年12月27日
白鳥の歌*

クリント・イーストウッドの
ハリウッドでのキャリアの最後にふさわしい。
彼の人生を多くの点で反映している。
その内面を洞察できる。
60年間、ひっきりなしに仕事が舞い込み、
世話をするべき大家族をないがしろにしてきたのだ。
もとより完全な映画ではないが、
監督ぶりは、手堅く、時々きらきらと強烈だ。
そして感動的でさえある。
最後が予測できて、驚くに当たらないドラマであっても。
イーストウッドの引退前の最後の仕事なら、
充分注目に値いする。

訳注:白鳥の歌*
白鳥が死ぬ際に歌を歌うという言い伝えがある

オトーサン、
「イーストウッド、100歳まで生きるかも」

黒美君彦さん 
2019年3月11日
「タタ」(爺さん)

88歳になった
クリント・イーストウッド主演の映画を
スクリーンで観られるというだけで
映画の神様に感謝したくなる。
彼が演じるアール・ストーンの
モデルとなったのは実在の人物で、
八十代半ばから運び屋として
大量の麻薬を運んだのだという。
彼は第二次大戦中にイタリア戦線で活躍し、
戦後はデイリリー栽培で財を成したものの、
ネット通販に乗り遅れて
破産に追い込まれてしまったというから、
この映画はそうした背景をほぼ忠実に追っている。
いつも現代社会への鋭い眼差しを忘れない
イーストウッドだが、
今回は麻薬取引を扱ってはいるものの
社会派というよりは、どちらかというと
主人公アールの生き方にスポットを当てている感じ。
麻薬はあくまで小道具で、
寧ろ指示通りに動かず自由に振る舞いながら
危機をやり過ごす主人公アール。
いつの間にかマフィアからも警察からも
愛される存在になってしまう“タタ”(爺さん)。
映画では90歳の「運び屋」なのに
いまだに女性からはモテモテだし
(モテモテ好きのイーストウッドを久しぶりに見た!)、
ジェームズ・スチュワートに似てる
とまで言われちゃうんだもんなあ。
今回は実娘アリソンとも初共演
(娘といってももう45歳だけど)。
「クリント・イーストウッド健在なり」を印象づける作品。
「100歳まで生きたいと思うのは99歳のヤツだけだ」とか
「時間が買いたい」とか、
その年齢だからこそ説得力のある台詞も。
老いという普遍的な問題をシリアスに描き過ぎず、
人間ドラマとして仕上げる手腕はさすがだ。


女王陛下のお気に入り

オトーサン、
「こんなことってある?」
英国最初の女王アンは、
6回の死産、6回の流産を含め
生涯に17回妊娠したが、一人の子も成人しなかった。 

原題:The Favourite (2018)
監督:Yorgos Lanthimos 
脚本:Deborah Davis/Tony McNamara   
Genre:Biography, Drama, History
Country: Ireland / UK / USA 
Language: English上映時間:119分
あらすじ:
18世紀初頭のイングランド。
フランスとの戦争が長引く中、
アン女王の幼馴染で、
イングランド軍を率いる
モールバラ公爵の妻サラは、
病弱な女王に代わって宮廷の実権を握り、
戦費の調達に奔走していた。
そんな時、サラの従妹で
上流階級から没落した若い娘アビゲイルが現われ、
召使いとして働き始める。
サラが政治に時間を取られるようになる一方、
アビゲイルは巧みに女王の歓心を買い、
着実にその信頼を勝ち取っていく。
宮廷で不動の地位を築いていたはずのサラも、
次第にアビゲイルの秘めたる野心に
警戒心を抱くようになるが・・・

出演者:
Olivia Colman ・・・ Anne(アン)
Emma Stone ・・・ Abigail Hill(アビゲイル)
Rachel Weisz ・・・ Sarah(サラ)
オトーサン、
「オリヴィア・コールマン、知らんなぁ」
実力派女優でしたが、46歳にして、
ようやく本作で、ブレイクしました。

その他の出演者:
Nicholas Hoult ・・・ Robert Harley
Joe Alwyn ・・・ Samuel Masham
Mark Gatiss ・・・ General John Churchill
James Smith ・・・ The 1st Earl of Godolphin
Jenny Rainsford ・・・ Mae

User Rating:7.6/10( 121,894 votes)IMDb
  User Rating:7.6/10( 2,303 votes) Yahoo!
オトーサン、
「高いスコアだ」

アカデミー賞 受賞
・主演女優賞  オリヴィア・コールマン
ノミネート
・作品賞
・助演女優賞  エマ・ストーン/レイチェル・ワイズ
・監督賞  ヨルゴス・ランティモス
・脚本賞
・撮影賞
・美術賞 
・衣装デザイン
・編集賞

ヴェネチア国際映画祭 受賞
・女優賞  オリヴィア・コールマン
・審査員大賞  ヨルゴス・ランティモス

User Reviews 
FrenchEddieFelsonさん 
2019年2月20日
ワーオ!! 

18世紀初期、英国最初の女王アンと、
モールバラ公爵の妻サラとの
友情はとても強いものだった。
だが、政治的見解の相違と
別のお気に入りのアビゲイルの
強まりつつある影響によって悪化した。
本作は、アビゲイルとサラの争いに焦点を当てている。:
ひどい計略、同盟、裏切り、立場の変更、性…
女王の親切な行為を得るためには、
すべてが許される!
俳優、撮影、衣装がいい。
18世紀の雰囲気、時代錯誤、
リズム、せりふ、サウンドトラックにもかかわらず、
これは素晴らしい映画になっている。
暗く、非礼で、残酷で、不道徳だ。

オトーサン、
「女の戦いは、ギリシャ悲劇みたいだ」
監督のヨルゴス・ランティモスは、ギリシャ人。

黒美君彦さん 
2019年2月18日
いろんな意味で怖い

舞台は18世紀初め、
スペイン継承戦争で
フランスと交戦中のイングランドを
率いていたアン女王。
政治に疎く、幼馴染のサラを頼り切っていた。
そこへ上流階級から没落したと
サラの従妹アビゲイルが現れる…。
英国版「大奥」と呼ばれるだけあって、
宮廷の女性三人のドロドロは見もの。
コミカルでもあり、サスペンスフルでもあり、
エロティックでもあり、といろいろな見方が出来る。
ギリシャの俊英ヨルゴス・ランティモス監督にしては
わかりやすい作品といえるかも知れない。
18世紀のドレスは美しいが、
暗い宮廷内部はどんよりしている。
引きこもりがちなアン女王が、
17人もの子を流産や死産で喪い、
同じ数だけウサギを飼っているというのが象徴的。
彼らをウサギとしてでなく、
女王の子の代わりとして慈しむことが出来るかが肝心。
だから後半、ウサギを足で踏みつぶす
エマ・ストーンの恐ろしさが際立つ。
政治に疎い女王を
主戦派、和平派それぞれが味方につけようと必死。
これもまた時代や国を超えて
どの世界でも見られること。
賢いアビゲイルが、
女中としていじめられる立場から
着々と地位を上昇していく野心的な姿を
エマ・ストーンが見事に演じている。
そしてその姿を冷ややかに見る
レイチェル・ワイズの目の怖いこと。
そして一日中馬に引きずられて
傷だらけになった彼女が恐ろしい(回復するのも怖い)。
ある意味単純な?アン女王を演じた
オリヴィア・コールマンが最も巧かったかも(笑)


ベテラン

オトーサン、
「ナッツ・リターン事件からだね」
以来、韓国財閥の腐敗が露呈してきました。
・サムスングループ
・ヒュンダイグループ
・SKグループ
・LGグループ
・ロッテグループ
そんな怒りを背景にしたのが、本作です。

原題:Veteran(2015) 
監督・脚本:Seung-wan Ryoo 
Genre:Action/ Comedy/ Crime
Country: South Korea 
Language: Russian / English / Korean
上映時間:123分
あらすじ:
広域捜査隊を率いるソ・ドチョルは、
正義感に溢れた熱血刑事。
ドチョルは、かつて世話になった
トラック運転手のペが、
シンジン物産を訪れた直後に
自殺を図り重体になったとの知らせを受ける。
彼の息子から話を聞きいたドチョルは
事件の臭いを嗅ぎとり、独自に調査を始める。
やがて巨大財閥シンジン・グループの
御曹司チョ・テオが事件に関わっていた・・・

出演者:
Hwang Jung-min ・・・ Seo Do-cheol(ソ・ドチョル)
Jung Woong-in ・・・ Driver Bae(ペ)
Yoo Hae-jin ・・・ Choi Dae-woong(チョ・テオ)
オトーサン、
「善悪の対決がすさまじいね」

その他の出演者:
Yoo Ah-in ・・・ Jo Tae-oh
Oh Dal-su ・・・ Team leader Oh
Jang Yoon-ju ・・・ Miss Bong
Kim Shi-hoo ・・・ Detective Yoon
Oh Dae-hwan ・・・ Detective Wang
Jung Man-sik ・・・ Chief Jeon
Song Young-chang ・・・ Chairman Jo
Jin Kyung ・・・ Joo-yeon
Yoo In-young ・・・ Jeong Da-hye
Park So-dam ・・・ "the youngest"
Lee Dong-hwi ・・・ Yoon Hong-ryeol
Bae Sung-woo ・・・ Used cars business owner
Chun Ho-jin ・・・ Regional investigation unit senior superintendent
Jang So-yeon ・・・ Driver Bae's wife
Kim Jae-hyeon ・・・ Driver Bae's son
Park Jong-hwan ・・・ Team leader Yang
Uhm Tae-goo ・・・ Jo Tae-oh's bodyguard
Park Ji-hoon ・・・ Security manager
Shin Seung-hwan ・・・ Reporter Park
Yeo Ho-min ・・・ Director Kim
Lee Ye-won ・・・ Jo Tae-oh's hair stylist 2
Park Ji-yoon ・・・ News reporter (voice)
Ahn Gil-kang ・・・ Jurisdiction police chief (cameo)
Ma Dong-seok ・・・ Big guy with sportswear (cameo)
Kim Eung-soo ・・・ Adviser Jeong (cameo)

User Rating:7.0/10( 4,133 votes)IMDb
  User Rating:8.1/10( 377 votes) Yahoo!
オトーサン、
「高いスコアだ」

User Reviews 
cristinaさん 
2016年1月23日
面白いアクション映画

私はめったにアジア映画を見ない。
これは、例外。
ポスターが好きだった。
見終わって、後悔しなかった。
ドラマ/コメディの/刑事/アクションを
融合させる手法は、見事。
少し泣いたし、笑い、微笑し、哀しかった。
刑事の限界を超える忍耐力は、すばらしい。
私は、準主役で悪徳女性刑事がいるのが好きだ。
ハリウッドでは見られない。
また、主役が、マーシャル・アーツの
マスターでないのも、大きなプラス。
本当にインスピレーションを与える
家族と友人関係と現実の状況描写は、
この映画をほとんど傑作にしている。
俳優の演技レベルは、アカデミー賞レベルだ。

オトーサン、
「黒美さん、韓国映画通だね」

黒美君彦さん 
2015年12月24日
理屈抜き

韓国で1300万人の観客動員という
爆発的ヒットを記録したアクションストーリー。
韓国映画界のトップスター、
ファン・ジョンミンがソ・ドチョル刑事を
そして若手注目株のユ・アインが
病的犯罪者で財閥御曹司のチョ・テオを演じる、
わかりやすい勧善懲悪劇。
ソウルの繁華街・明洞を全面封鎖して
4日かけて撮影したクライマックスの
カーアクション・シーンはさすがに迫力満点。
ユーモアもそこここに散りばめられていて、
最後までぐいぐい観る者を引っ張っていく。
理屈なしで楽しめる
エンターテインメント大作に仕上がっている。
それにしても韓国の財閥の二世三世は
こんなヤツばっかりか(笑)。


日本一のゴマすり男

オトーサン、
「ゴマすりは永遠なり」
最近では、ゴマすりといわず、
忖度というようですが。

原題:日本一のゴマすり男(1965)
監督:古澤憲吾
脚本:笠原良三  
Genre:コメディ
上映時間:110分
あらすじ:
ゴマをすれなかったばかりに、
万年係長で会社を停年退職した
中等一郎は、息子・等に
「ゴマをすらなければ出世は出来ない」
といいきかせた。
だが、等は「現代は実力の時代」
ところが入社してみると
等の仕事は封書のあて名書き。
セールス・ウーマン眉子から馬鹿にされ、
一大決心。
ゴマスリ攻勢をはじめた。
まず係長の山根が海釣りが好きとみるや、
日曜ごとに山根におともし、
帰りには課長・別当のところに
釣った魚をつけ届けする。
さらに別当がゴルフ好きと知って、
ゴルフ場に連れだし、
偶然そこで会った部長・春山にもとりいった。
春山家の引越しを手伝っていたが、
近所の目高重役が人手不足で
大掃除に難渋していると見ると、ただちにお手伝い。
この働きで目高夫人の信用を得て、
目高家のパーティーに招かれ、
そこで知りあった後藤社長の令嬢で
飛行機狂の鳩子と共に、空中ランデブー。
ところが操縦の出来ない等は、
いざ着陸というだんになって嘘がばれてしまった。
やっとのことで着陸はしたものの
鳩子からは絶交を申し渡された。
そんなとき太平洋を小型飛行機で単身横断してきた
ジョージ箱田が日本にやって来た。
汚名挽回はこの時と、
等は強引にジョージと鳩子を会わせた。
飛行機に弱い鳩子はたちまちジョージにホレてしまった。
等は結婚に反対する後藤にはおかまいなく
二人を自社の飛行機でアメリカに旅立たせた。
それから数日、心配する後藤らのもとに
無事アメリカに着いた鳩子からの電話。
二人の乗って来た飛行機が大評判になり
買手が殺到しているというのだ。
後藤の信用を得た等は重役となり、
アメリカに派遣されることになった・・・

出演者:
植木等・・・中等 
オトーサン、


その他の出演者:
浜美枝・・・細川眉子 
中村是好・・・中等一郎 
吉川満子・・・中等節子 
人見明・・・山根 
犬塚弘・・・別当 
有島一郎・・・春山 
進藤英太郎・・・小泉 
東野英治郎・・・後藤又之助 
中尾ミエ・・・後藤鳩子 
藤田まこと・・・ジョージ箱田 
高田稔・・・目高 
京塚昌子・・・目高静代 
宮田芳子・・・権田岩子 
久保菜穂子・・・てるみ 
安田伸・・・曽根 
佐田豊・・・山岡 
大友伸・・・長井 
岡部正・・・営業部長 
岡豊主任・・・ハロルド・コンウェイバイヤー 
南利明・・・中村 
小沢憬子・・・澄子 
中北千枝子・・・春子 
沢村いき雄・・・守衛 
桜井センリ・・・営業部員A 
大前亘・・・営業部員B 
門脇三郎・・・営業部員C 
渋谷英男・・・営業部員D 
二瓶正也・・・黒眼鏡の男 
浦山珠実・・・娘A 
田辺和佳子・・・娘B 
谷和子・・・娘C 
依田三千子・・・娘D 
荒木保夫・・・新聞記者 
加藤英文・・・アルバイト学生A 
久保田良男・・・アルバイト学生B 
広瀬正一・・・警官A 
なべおさみ・・・釣人 
石橋エータロー・・・ボーイ 
谷晃・・・魚屋のオヤジ

User Rating:6.0/10( 10 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:8/1/10( 20 votes) Yahoo!
オトーサン、
「いいね!」

User Reviews 
青観さん 
2013年4月7日
楽しい

オープニングから
軽快に歌いながら走り出す植木等を見てると
嫌な事など全て忘れて気楽にやろうではないか
という気持ちにさせられる。
初出社の日にいきなり一仕事してしまう凄さこそ
この映画の中等の素晴らしさである。
出世の為なら何でもする。
誉めて誉めて誉めまくる時には
徹底的に誉めてと本当にゴマスリしながらも
ミスしたら謝る。
係長との釣りの場面や課長とのゴルフの場面での
何とも調子の良いこと。
この調子の良さとご気楽さが
主人公の前向きな植木等の笑顔を見て楽しむ為の
シリーズ映画である。
日本一シリーズの植木等みたいに生きられたら
どんなに楽しいかなと
毎回毎回思わせながら見てます。

オトーサン、
「こういう見方もあるんだ」

レコードさん 
2003年7月4日
戦後民主主義の香りがする

コメディー映画としては
十分に価値があるので、
僕も8点入れたいです。
テンポよく話が進み、
『ゴマすり行進曲』をはじめとした
植木等の楽しい歌が
上手に物語の中に取り込まれていて、
日本のミュージカル映画のひとつに
加えても良い作品だと思います。 
この物語の中には、
目上の人に対して礼節を重んじ、
身分をわきまえる封建社会に対する
批判めいたシーンや、
「個人の自由」とか
「これが僕のやり方なんだ。」とかいった
戦後民主主義的なニュアンスの言葉が
散りばめられており、
この頃から日本人の価値観は
どんどん変わってきていたんだなぁと
考えさせられる部分も、私なりにありました。 
しかし構造改革などの政策により、
「自分でリスクを負って生きる」とか
「活力の無い企業はさっさとつぶし、
将来性のある企業のみを大事にして行こう」
という価値観が当たり前となった今では、
むしろこの映画の中で、
植木等が演じる、ゴマすり男の破天荒さは、
これからの社会で生きていく私たちには
絶対に身に着けなければならないものに
なったといえるだろう。 


怒りのガンマン 銀山の大虐殺

オトーサン、
「この人、好きだね」
リー・ヴァン・クリーフといえば、
・夕陽のガンマン 映画批評NO.☆1086
主演のイーストウッドを上回る存在感を示して
一躍有名になりました。

原題:Il grande duello (1972) 
The Big Showdown
監督:Giancarlo Santi 
脚本:Ernesto Gastaldi 
Genre:Western
Country: Italy /West Germany /France 
Language: English / Italian 
上映時間:98分
あらすじ:
荒くれ者の賞金稼ぎ一味と
とある西部の町に
駅馬車が到着した。
町には、3000ドルの賞金が懸った
脱獄死刑囚フィリップが潜伏しており、
彼を巡って賞金稼ぎが包囲し
緊張感に溢れていた。
ところが乗客の一人であった
元保安官のクレイトンは馬車を降り、
賞金稼ぎたちが銃撃戦を繰り広げる中、
フィリップの身柄を悠然と確保する。
一方、町では悪名高きサクソン一家が、
いよいよ覇権を握らんとしていた。
サクソン兄弟らは、
自分達の父親サミュエルを殺したのは
フィリップだと断定し、執拗に彼を付け狙う。
だが、その真相を知る者は、誰も居なかった。
そんな中、新たな金鉱が見つかった・・・

出演者:
Lee Van Cleef ・・・ Sheriff Clayton(クレイトン)
Alberto Dentice ・・・ Philip Wermeer(フィリップ)
Horst Frank ・・・ David Saxon(デイビット)
オトーサン、
「ホルスト・フランク、目立つ!」
家長殺しのゲイ役で鮮烈な登場をします。

その他の出演者:
Jess Hahn ・・・ Bighorse, The Stage Driver
Marc Mazza ・・・ Sheriff Eli Saxon
Klaus Grunberg ・・・ Adam Saxon
Antonio Casale ・・・ Hole, The Head Bounty Hunter
Dominique Darel ・・・ Elisabeth
Alessandra Cardini ・・・ Anita
Elvira Cortese ・・・ Madame Oro
Remo Capitani ・・・ Bounty Hunter
Angelo Susani ・・・ Bounty Hunter
Franco Fantasia ・・・ Bounty Hunter
Ottorino Polentini ・・・ Bounty Hunter

User Rating:6.5/10( 2,181 votes)IMDb
  User Rating:7.3/10( 25 votes) Yahoo!
オトーサン、
「一風変わってるね」

User Reviews 
Bezenbyさん 
2017年12月12日
新境地を開いてはいないが・・・

ホルスト・フランクは
箱の中に隠れている間に撃たれる。
賞金かせぎたちを撃つ間に、
ジョージ・ハリソンのそっくりさんは、
建物の上を飛ぶ。
デイビット・サクソンは、ゲイ。
無実の人々を銃でからかう奴だ。
何が起こったのか?
リー・ヴァン・クリーフは知っているが
全く質問に答えようとしない!
ホルストは、悪徳市長だ。
ホルスト3兄弟は殺人者だ。
ジョージ・ハリソンの死んだ父が
丘で発見したすべての銀を得ようとする。
リー・ヴァン・クリーフは、昔鳴らした保安官。
筋書は、ごく普通だが、
興味深いキャラクターがいるので、楽しめる。
最後の決闘もいい。
昔からおなじみのセットを使い回している。

オトーサン、
「同感!」

gapperさん 
2011年5月17日
ザ・大決着

リー・ヴァン・クリーフ主演の
マカロニ・ウエスタン。
「夕陽のガンマン(1965)」などの
準主役で光を放つ
リー・ヴァン・クリーフだが、
この作品では主役で
いつもの良さが出ていない。
とは言っても
役どころはいつもの感じの役どころ。
元保安官が、殺しの濡れ衣を着せられた
若者を助けつつ
真犯人を追っていくと言う話だが
派手なものが無く後半まで退屈する。
最後には謎が明かされるが、
演出もたいしたことは無く
原題の”大決着”とは思えない。
マカロニ・ウエスタン好きには
それなりに楽しめるが、一般的には辛いだろう。


エクスペンダブル・レディズ

オトーサン、
「こりゃ、便乗だね」
・エクスペンダブルズ 映画批評NO.3741
・エクスペンダブルズ2 映画批評NO.☆4549
・エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 映画批評NO.5498

原題:Mercenaries (2014) 
監督:Christopher Ray 
脚本:Edward DeRuiter  
Genre:Action/ Adventure
Country: USA 
Language: English
上映時間:89分
あらすじ:
アメリカ合衆国大統領の娘
エリーズを乗せた護衛車が
カザフスタンを走っていたとき、
ウルリーカ率いるテロリスト組織に
襲撃されエリーズが拉致されてしまう。
ホワイトハウスに届いた映像メッセージで
彼女はエリーズを解放する条件として、
48時間以内に母国にいる
敵対する人物を全て排除し
自分をその国の大統領にさせるよう要求してきた。
それを見たCIAのモナ・ケンダルは、
部下のボビーからウルリーカが
異常なほどの男嫌いなことと
弱い女も見下していることを伝えられる。
身近に適任者が不在のなか、
モナは能力がある服役中の女囚を
今回の任務につかせることを決め、
元海兵隊の狙撃兵のキャット・モーガン、
元特殊部隊の小隊長カサンドラ・クレイ、
元CIAエージェントで殺し屋に転身したレイヴン、
自称テクノ・アナキストで
爆発物に詳しいメイリン・フォンの4人を集める。
そして恩赦と引き換えに、
彼女たちをエリーズ救出のため
旧ソ連の刑務所跡地へと向かわせる・・・ 

出演者:
Tiffany Panhilason ・・・ Elise(エリーズ) 
Brigitte Nielsen ・・・ Ulrika(ウルリーカ) 
Cynthia Rothrock ・・・ Mona Kendall(モナ) 
オトーサン、
「怖い、ウルリーカ」

その他の出演者:
Tim Abell ・・・ Grigori Babishkova
Nicole Bilderback ・・・ Mei-Lin Fong 
Kristanna Loken ・・・ Kat Morgan 
Zoe Bell ・・・ Cassandra Clay
Vivica A. Fox ・・・ Raven 
Gerald Webb ・・・ Bobby
Alexis Raich ・・・ Lexi
Damion Poitier ・・・ Webber
Morgan Benoit ・・・ Stefan
Alicia Vigil ・・・ Kristina
Scott Thomas Reynolds ・・・ Agent Reynold
Edward DeRuiter ・・・ Vez
Emily Lopato ・・・ Prostitute
Adam Dorsey ・・・ Guard
Nickolai Stoilov ・・・ Ozgur

User Rating:3.7/10( 2,123 votes)IMDb
  User Rating:5.9/10( 99 votes) Yahoo!
オトーサン、
「やや評価が分かれるね」

User Reviews 
djmrmusicさん 
2016年3月27日
こいつは、アサイラム映画のベスト

(訳注:低予算かつ短期間で低コストの作品を
撮影する会社)

アサイラム映画は、2つのカテゴリーに分かれる。。
1) 本当に悪いか、2)悪いから面白い
本作は、予想を上回っていて、一見に値する。
本作は、良い映画ではないが、
1時間半を浪費するのには、よい。
見たが、取り乱しはしなかった…
もし、あなたが気難かしい人なら、
見ないほうがいい。
無分別なエンタメを望んでいるならば、
見たらいい…
演技は、きちんとしていて、
ストーリーはもっともらしい。
たぶん最もよい映画だ。
私は、もっと多くを見たい!
ひねくれ者だから…

オトーサン、
「シンシア、ミスキャストじゃない」,

塚原新さん 
2017年2月5日
Bの中

アメリカ大統領の娘を誘拐した
小国のテロリストの法外な要求に対し、
CIAは女囚を集めた秘密部隊を
救出に送り込むが…
という80年代調なB級アクション。
C・ローケンやB・ニールセンに加え、
CIAで作戦指揮を取るのが
シンシア・ロスロックというあたりが
ツボを押さえたキャスティングだが、
シンシアの見せ場がほぼないのが残念。
銃を持った敵が殴りかかってきたり(笑)、
全体的にユルいアクション映画の域を出ないが、
それなりに楽しめる。
スタローン、シュワゆかりの女優以外にも、
ヴィヴィカ・A・フォックスが
ドルフやヴァン・ダムと競演しており、
裏エクスペンダブルズといった色が強い。


アラバマ物語

オトーサン、
「2001年に見たね」
・アラバマ物語 映画批評NO.☆145
現在のフォーマットになっていないので、
見直すことにしました。
「そんなことがったのか」
・Operation Mockingbird
 (マネシツグミ作戦)
1950年代初期に、CIAがニュースメディアを
意のままに操ろうとした作戦。
*マネシツグミは、鳴き真似をする

原題:To Kill a Mockingbird (1962)
監督:Robert Mulligan  
原作:Harper Lee
脚本:Horton Foote  
Genre:Drama/Crime
Color: Black and White
Country: USA 
Language: English 
上映時間:129分
あらすじ:
1932年、アメリカは不況のドン底。
アラバマ州メイコムに、
弁護士アティカスは住んでいた。
男やもめの彼と幼い子供たち、
息子のジェム、娘のスカウト、
それに家事全体を切りもりしている
家政婦の4人だった。
一家は静かな幸福な日々を送っていた。
ある日、農夫ボブが、
黒人の作男トムに娘が強姦されたと
保安官に訴えた。
判事は罪を否認するトムの弁護人に、
アティカスを指名した。
町の人々は黒人を弁護したらただではすまぬと
アティカスに警告した。
いよいよ裁判の当日。
アティカスは被告の無罪を主張したが、
陪審員は有罪と決定した。
アティカスには、
控訴審で判決をくつがえす自信があったが、
トムが脱走してしまい殺された。
トムの家族にこのことを知らせに行った帰り、
アティカスはボブに会った。
彼に必ず裁判の仕返しをすると言うのだった。
スカウトの学校で学芸会が催された。
その帰りの夜道でジェムとスカウトは、
何者かに襲われた。
そこへ突然、第2の人影が現れ、
襲った男をつかまえた。
襲ったのはやはりボブだった・・・

出演者:
Gregory Peck ・・・  Atticus Finch(アティカス)  
Mary Badham ・・・Scout(スカウト) 
Phillip Alford ・・・ Jem(ジェム)
Brock Peters ・・・ Tom Robinson(トム)
James Anderson ・・・ Robert E. Lee "Bob" Ewell(ボブ)
オトーサン、
「ローマの休日のグレゴリー・ペックが、
こんな硬派な役を引き受けるとは」

その他の出演者:
John Megna ・・・ Charles Baker "Dill" Harris
Frank Overton ・・・ Sheriff Heck Tate
Rosemary Murphy ・・・ Miss Maudie Atkinson
Ruth White ・・・s Mrs Dubose
Estelle Evans ・・・ Calpurnia
Paul Fix ・・・ Judge John Taylor
Collin Wilcox ・・・ Mayella Violet Ewell
Alice Ghostley ・・・ Miss Stephanie Crawford
Robert Duvall ・・・ Arthur "Boo" Radley
William Windom ・・・ Horace Gilmer, District Attorney
Crahan Denton ・・・ Walter Cunningham
Richard Hale ・・・ Nathan Radley

User Rating:8.3/10( 274,206 votes)IMDb
  User Rating:8.8/10( 261 votes) Yahoo!
オトーサン、
「高いスコアだ」
誰かさんの言説のマネをしないようにしたいものです。

アカデミー賞 受賞
・主演男優賞  グレゴリー・ペック
・脚色賞
・美術監督・装置賞(白黒)
ノミネート
・作品賞     
・助演女優賞  メアリー・バダム    
・監督賞  ロバート・マリガン    
・撮影賞(白黒)  ラッセル・ハーラン    
・作曲賞  エルマー・バーンスタイン    

カンヌ国際映画祭 受賞
・ゲーリー・クーパー賞  ロバート・マリガン 

User Reviews 
dweckさん 
1998年12月9日
忘れ難きドラマ

そう、私は法廷ドラマの愛好家だ。
争点や真実の究明には、血が沸き立つ。
(実は、弁護士になりたかったのだ)
本作は、傑作だ。
法廷シーンは、はらはらさせる。
頑固と憎悪のタペストリーに、
釘つけになってしまう。
脚本は、美しく、叙情的で、詩的だ。
ハーバー・リーの原作を基にしたシナリオは、
見事に時間と場所を捉えている。
本作では、
最も印象的な子供の演技が見られる。
「ポネット」(1996)を見るまで 
子役の最高の演技は、本作だった。
スカウトが、
敵対するボブとの良き思い出を語り、
群集を追い散らすシーンは、
映画界において最も力強いシーンの1つだ。
本作で、グレゴリー・ペックは、
ついにアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
その静かな威厳は、貴重だ。
黒人被告役のブロック・ピータースもすごい。
白黒映画への偏見を持つひとへ。
ハリウッドの最も忘れ難き経験を
味わえないあなたは哀れだ。

オトーサン、
「子役もうまいね」
  
User Comments:
Ikedaさん
2004年12月7日
名作

偏見を題材にした映画は
多くありますけれども、
殺人や裁判がある割に
全体的に静かな進行という感じがしました。
一つには子供が
大きな役割をしていることがあって、
子役3人ともうまく演技し、
演出されていると思います。
更にはグレゴリー・ペックが
唾をはきかけられても相手にしないなど、
忍耐強い男を演じていることもあります。
ペックはアカデミー賞に
毎年のようにノミネートされていた
時期がありましたが、
この歳になって、やっとというのも変な感じです。
この映画では適役なので
演技というより貫禄で演じているというほうが
良いでしょう。
映画全体としては、
多少余分だと思われる所はありますが、
色々な意味で偏見をうまく描いていて、
カメラも田舎町の風景を綺麗に撮っている映画です。
子供でも大人でも楽しめるだろう
という名作だと思います。
ただ、ペックの証人尋問は良いですが、
最終弁論が黒人差別を弁じるだけで、
犯行についての追求が全くないのが、
映画全体の流れに沿っているだけで、
本当の個人の弁護ではないところは
気になりました。


無宿 やどなし

オトーサン、
「この名作が下敷き?」
・冒険者たち 映画批評NO.☆791
筋書は、海底に眠る財宝を引き上げるため、
三人の男女がアフリカのコンゴ沖にやってきた。
しかし財宝が引き上げられたとき、
襲ってきたギャングの流れ弾に当たり、
女は死んでしまう。
残った男二人は、財宝をもって彼女の故郷へ逃げる・・・
とあって、結末はまったく違っています。
リノ・バンチェラが勝新、
アラン・ドロンが高倉健、
ジョアンナ・シムカスが梶芽衣子でしょうか。

原題:無宿 やどなし(1974)
監督:斎藤耕一
脚本:中島丈博/ 蘇武道男
Genre:任侠・ヤクザ/ドラマ
上映時間:97分
あらすじ:
昭和十二年夏、
粋な着流しの穴吹錠吉と
白い麻の背広に力ンカン帽の駒形玄造が出所した。
駒玄は坂東梅之丞率いる
ドサ廻りの芝居小屋に舞い戻った。
錠吉の方は、兄費分の女房ユキノを女郎屋へ訪ねるが、
既にユキノは死んでいた。
女郎のサキエは、ユキノの死因は自殺で、
自分も同じ道を巡るのは嫌だ、足抜けさせて欲しい
と錠吉に哀願する。
丁度、遊びに来ていた駒玄の助けを貸りて、
錠吉はサキエを足抜きさせてやった。
しかし、人混みで錠吉を見失ってしまったサキエは、
梅之丞一座にいる駒玄と出会った。
その時駒玄は、サキエから、
錠吉が元潜水夫だった事を聞き、
自分の「計画」に錠吉を引き込む決意をした。
駒玄とサキエは兄貴分の仇・人斬り仙蔵を
狙っている錠吉を捜し廻った。
そして、とある宿屋で錠吉を見つけた駒玄は、
錠吉に、山陰沖に沈んでいるバルチック艦隊の
軍用金引き上げの話を持ちかけるが、
錠吉は無視し、再び姿を消した。
サキエを追って来た玉井組に追われた
駒玄とサキエは、とある賭場で
錠吉が捜し求めている仙蔵と会った。
そこへ錠吉もやって来た。
駒玄が止めるのを振り切った錠吉は、仙蔵と対決、
兄貴分の仇を討った。
だが仙蔵は死ぬ間際、兄貴分を殺せ
と命じたのは親分の大場である事を錠吉に告げた。
そして、錠吉はまたもや駒玄とサキエの前から姿を消した。
錠吉の事を諦めた駒玄は、
サキエとともに山陰の海へ行き、
駒玄の父の使用人だった為造の家へ巡り着いた。
目指す海域は軍の立入禁止区域となっていたが、
駒玄は為造から舟を買い、
サキエに呼吸ポンプをこがせて、
自ら潜って金を探し廻った。
そんな時、大場親分を殺し、
追手から逃れて来た錠吉が、
二人のいる海岸へやって来た。
そして、錠吉も駒玄と交替で海に潜ることになった。
数日後、沈んでいる船の残骸を発見、
大金はもうすぐ目の前とばかり大喜びする。
しかし、そこへ錠吉を追っている大場の子分の
辰平たちが現われた。
辰平たちと対決しようとする錠吉を、
駒玄は持っていた舟の残骸で殴り倒し、
「ここは立入禁止区域だ!」と叫びながら
彼らに近づくが、いきなり拳銃で射たれてしまった。
気が付いた錠吉も駒玄に近づこうとした時、
弾丸が二、三発命中、その場に倒れた。
二人が死ぬのを見ていたサキエは・・・

出演者:
勝新太郎・・・ 駒形玄造 
高倉健・・・ 穴吹錠吉 
梶芽衣子・・・ サキエ 
オトーサン、
「静と動の対比だね」

その他の出演者:
安藤昇・・・ 斐川仙蔵 
藤間紫・・・ 板東梅之丞 
山城新伍・・・ 安 
中谷一郎・・・ 辰平 
大滝秀治・・・ 大場親分 
荒木道子・・・ 女郎屋の女将 
木下サヨ子・・・遣手婆さん 
今井健二・・・ 磯吉 
石橋蓮司・・・ 勇作 
殿山泰司・・・ 為造 
三上真一郎・・・ 常泰 
神津善行・・・ ガセネタ売り 
伊吹新吾・・・ 玉井組乾分 

User Rating:6.4/10( 7 votes)みんなのシネマレビュー
  User Rating:6.9/10( 53 votes) Yahoo!
オトーサン、
「うーん」
結末には納得が行きません。

User Reviews 
nabeさん 
2012年9月10日
圧倒的な存在感

日本映画界の至宝、
高倉健と勝新太郎唯一の共演作である。
主演の健さんは十八番のシブいヤクザ。
一方の勝新は一攫千金を夢見る、
これまた十八番のアプレ役。
二人とも当時43歳の男盛りらしい匂いが
プンプンと画面から伝わってきて、
たまらなくセクシーだ。
またこの二人を取り持つ女である梶芽衣子が、
これまた色っぽくてセクシーである。
映画というものが、
存在感がある俳優たちが出演すると、
ストーリーは二の次になってしまういい見本だろう。
ぜひこの貴重な映像を堪能して欲しい。

オトーサン、
「この海、きれいだね」
映画のロケ地は、丹後半島だとか。

イニシャルKさん 
2008年8月11日
アラン・ドロン主演の「冒険者たち」
を焼き直した

勝新太郎と高倉健の共演作で
監督は勝新が「旅の重さ」に惚れ込んで
抜擢したという斎藤耕一。
「旅の重さ」が瑞々しい青春映画だったので
ちょっと心配だったが、
大物スターの共演作で感じがちな
大味感や冗長さが感じられず、
逆に「冒険者たち」にもひけをとらない
なかなか完成度の高い作品になっていると思う。
勝新と健さんは二人並ぶとなにか
異様な迫力を感じて
やっぱり二人とも
存在感のあるいい俳優だと思ってしまうが、
やはりこの監督は「旅の重さ」でも思ったけど、
今回も海や砂浜の映像が美しく、
風景描写のうまい監督だとあらためて感じた。
ヒロイン役の梶芽衣子は本作で初めて見た。
聞くところによると、
アクション映画で主役を演じていたり、
東映のヤクザ映画に何本か出てるみたいだけど、
この映画ではそんな感じは全くなく、
全編に渡ってどこか儚げな感じで
ラストのあのやりきれない悲しげな表情が
印象的ですごく良かったと思う。
これも「旅の重さ」で高橋洋子の瑞々しさを
見事に引き出していた斎藤監督の腕だろう。
映画の全体的な雰囲気も「旅の重さ」同様良かった。 


ファースト・マン

オトーサン、
「月面着陸の映画といえば・・・」
・「ライトスタッフ」1984年:
・「アポロ13」1995年:
・「フロム・ジ・アース 人類、月に立つ 」1998年:
・「月のひつじ」2002年:
・「ドリーム」2017年
:
原題:First Man (2018) 
監督:Damien Chazelle 
原作:James R. Hansen
脚本:Josh Singer  
Genre:Biography/ Drama/ History
Country: USA / Japan 
Language: English 
上映時間:141分
あらすじ:
1961年、
空軍でテストパイロットを務める
ニール・アームストロングは、
幼い娘を病で亡くす。
悲しみに暮れる妻ジャネットの前で
感情を表に出すことはなかった。
悲しみから逃れるべく
NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に
応募し、みごと採用される。
宇宙開発競争でソ連に後れをとっていたアメリカが、
人類未踏の月を目指すために欠かせない技術を
確立するための計画だった。
宇宙飛行士たちに課されるいくつもの
過酷な訓練をこなしていく中で、
飛行士仲間との間に確かな絆が結ばれていく・・・

出演者:
Ryan Gosling ・・・ Neil Armstrong(ニール) 
Claire Foy ・・・ Janet Shearon Armstrong(ジャネット) 
オトーサン、
「ライアン・ゴズリング、いい役者なんだろうけど」

アカデミー賞 ノミネート
主演男優賞 ラ・ラ・ランド    
主演男優賞 ハーフネルソン 

「妻役のクレア・フォイがいいね」
でも、感情移入はできませんでした。

その他の出演者:
Jason Clarke ・・・ Ed White
Kyle Chandler ・・・ Deke Slayton
Corey Stoll ・・・ Buzz Aldrin
Gavin Warren ・・・ Rick Armstrong
Pablo Schreiber ・・・ Jim Lovell
Christopher Abbott ・・・ David Scott
Patrick Fugit ・・・ Elliot See
Lukas Haas ・・・ Michael Collins
Shea Whigham ・・・ Gus Grissom
Brian d'Arcy James ・・・ Joseph A. Walker
Cory Michael Smith ・・・ Roger B. Chaffee
J. D. Evermore ・・・ Christopher C. Kraft Jr.
John David Whalen ・・・ John Glenn.
Ethan Embry ・・・ Pete Conrad
Skyler Bible ・・・ Richard F. Gordon Jr.
Ben Owen ・・・ John Hodge
Olivia Hamilton ・・・ Patricia White
Kris Swanberg ・・・ Marilyn See
Ciaran Hinds ・・・ Robert R. Gilruth
Shawn Eric Jones ・・・ Wally Schirra
William Gregory Lee ・・・ Gordon Cooper
Steve Coulter ・・・ Gunter Wendt
Leon Bridges ・・・ Gil Scott-Heron

User Rating:7.3/10( 123,714 votes)IMDb
  User Rating:7.6/10( 3,698 votes) Yahoo!
オトーサン、
「地味すぎた失敗作」

アカデミー賞 受賞
・視覚効果賞
ノミネート
・美術賞
・音響賞(編集)
・音響賞(調整)

User Reviews 
eggynightさん 
2018年10月13日
退屈な史実

かなり退屈な映画だ。
教会か何かに行った時のようだ。
これは、父と夫の側からの宇宙開発の話だ。
過度に派手でなかったことは良かった。
宇宙開発競争のささいなプライドを描いている。
ロケットがお墓になるなんて、
60年代の技術がどんなに原始的であったか。
飾り気のない少年がいい。
映画が終わった時に、私は失望した。
主役2人はすばらしい演技をした。
いくつかの指摘があるように、
本作には、視覚的な驚異はない。
だが、60年代半ばを感じたという点で、
ビジュアルはよく考慮され、適切だった。
音楽/スコアを除いて、cグレードだった。
私の父はあくびしていた。

オトーサン、
「丁寧な解説だね」

黒美君彦さん 
2019年2月12日
宇宙酔い

人類で初めて月面に降り立った男、
アポロ11号のニール・アームストロング船長は
歴史的存在である。
しかしこの作品で描かれる彼は、
きわめて緻密、冷静沈着であり、
勇敢でありながら性格的に不器用な男の8年間だ。
そして、この作品は宇宙への挑戦を描きつつ、
実は彼の内面と家族(特に妻)を描いたものとなっている。
物語はある意味淡々と進む。
ソ連との宇宙開発競争の頂点に位置する
アポロ月着陸計画。
コンピューターもまだ大型の時代に、
今から思えば正直無謀としかいえない
当時の加速度的な宇宙計画は、
国家の威信を賭けたものだった。
そこには過酷な訓練と、宇宙飛行士の犠牲が伴っていた。
ソ連に先を越された時のあの焦燥感はいったい何だろう。
一体誰のために、狭いコクピットにとじ込められ、
逃げ場の宇宙に飛び出さなくてはならないのか。
恐らくニール自身も
その答えは
持ち合わせていなかったのではないか。
ミッションだからこなす。
こなせるから自分が行くしかない。
そんな風に考えていたのではないか。
1967年1月のアポロ1号火災事故で、
ニールは仲の良かった
エドワード・ホワイトを失う。
普通なら計画が頓挫しても
おかしくない大事故だが、
国家プロジェクトは止まらない。
アポロ11号が打ち上げられるのは
この惨事のわずか2年半後のことだ。
このプロジェクトのスピードは異常だ。
それでもプロジェクト遂行することのみを
考え続けたニールが、
家族に対して冷淡なのは仕方ないかもしれない。
妻ジャネットは
「安定した人と結婚したかったのに」と
戸惑いを隠せない。
コクピット内での映像は主観が多く、
それ故「VR宇宙酔い」を
起こしてしまいそうだった。
注目度と反比例するかのような
徹底的に孤独なミッション。
死んだ愛娘の名を刻んだチェーンを
月面に残したのかどうかは知らないが、
そんな方法でしか彼は家族への愛を
表現できなかったのかも知れない。
地球帰還後、ニールはNASAを2年で辞め、
マスコミを嫌い、表舞台には出て来なかった。
妻とも90年代に離婚し、別の女性と再婚している。
「ファースト・マン」(人類最初の男)として
彼は歴史に名が残る。
しかし、彼の求めていたものは
そこには恐らくなかったのだろう。
そんな気がした。
個人的には興味深く観た。


TAXI ダイヤモンド・ミッション

オトーサン、
「待つてました」
・TAXi   映画批評NO.2423/☆6170
・TAXi2 映画批評NO.☆2923
・TAXi3 映画批評NO.2590
・TAXi4 映画批評NO.2591
・(番外)TAXI NY 映画批評NO.2811

原題:Taxi 5 (2018)
監督:Franck Gastambide    
脚本:Franck Gastambide/Stephane Kazandjian
Luc Besson  
Genre:Action/ Adventure/ Comedy
Country: France 
Language: French / Italian 
上映時間:102分
あらすじ:
スピード狂の警官・マロは
パリ警察検挙率No.1を誇る。
容疑者を供述させようと、
無茶な走行を繰り返し、
容疑者は恐怖のあまり供述を始める。
しかも、一夜を共にした女性が
たまたま警視総監の娘ということで、
マルセイユに左遷されてしまう。
赴任先のマルセイユ警察は、
変人ばかりの職場。
フェラーリを駆った
イタリアの宝石強盗団に頭を悩ませていた。
マロは彼らに対抗すべく、
時速300kmを叩き出す伝説のタクシー、
プジョー・407を入手するため
間抜けなタクシー運転手エディと
組むことになる。
強盗団のボスがトニードックと呼ばれる
裏社会の大物であると知ったマロとエディは、
パーティに潜入し、
本庁の刑事が強盗団の犯行を手助けしていること、
次の目的がマルセイユに展示される
世界最大のダイヤであることを知る・・・

出演者:
Franck Gastambide・・・ Sylvain Marot(マロ)
Malik Bentalha・・・ Eddy Maklouf(エディ)
Salvatore Esposito・・・ Toni Dog(トニードック)
オトーサン、
「マロは、ジェイソン・スタイナム似だね」

その他の出演者:
Bernard Farcy・・・ Gilbert
Edouard Montoute・・・ Alain Tresor
Sabrina Ouazani・・・ Samia
Sand Van Roy・・・ Sandy
Anouar Toubali・・・ Michel Petrucciani
Monsieur Poulpe・・・ Menard
Sissi Duparc・・・ Sandrine Brossard
Ramzy Bedia・・・ Rachid
Moussa Maaskri・・・ Lopez
Soprano・・・ Baba
Elise Larnicol・・・ Minister of Ecology
Francois Levantal・・・ Commissaire Morzini

User Rating:4.7/10( 6,177 votes)IMDb
  User Rating:5.5/10( 351 votes) Yahoo!
オトーサン、
「評価が低すぎる!」

User Reviews 
andra_neacsaさん 
2018年9月4日
よい笑い
本作は、みなが言うほど悪くない。
第1作のハートは持っていないが、
お馬鹿コメディだ。
たくさんのよい笑いが待っている。
最近見た最もよいコメディの1つ。
切符を買ったのを、0%後悔していない。

オトーサン、
「プジョー407、ボンドカーみたいだね」

s.mizushimaさん 
2019年4月9日
全員出動!再始動 2

「TAXi」シリーズ第5作ですね。
1998年の1作目から2,3年の間隔で
続編が作られていましたが
4作目からは12年も経っています。
しかし前作から数年後の設定ということで
別物ではなくきちんとした続編です。
原案・製作はリック・ベッソンですが
監督は違います。
監督は警官マロ役で出演もしています。
今までとは主演俳優も
まったく違う人たちになりました。
内容は伝説のタクシー運転手ダニエルが
叔父の同じくタクシー運転手である
エディを描いた作品です。
伝説の遺伝子を継ぐエディと
スピード狂の警官マロが組んで
高級車を使って宝石を盗む
イタリアの強盗団を逮捕する話ですので
ストーリー的にはアメリカのリメイク版
「TAXI NY」に似ていますね。
エディが乗るのは時速300キロも出る
プジョー407です。翼が出て空も飛びます。
他にフェラーリやランボルギーニなどが出てきます。
…実際には300キロも出ませんが
撮影時には時速200キロを出していたそうです。 


映画の採点簿

TAXI ダイヤモンド・ミッション****
ファースト・マン****
無宿 やどなし****
アラバマ物語*****
エクスペンダブル・レディズ***
怒りのガンマン 銀山の大虐殺****
日本一のゴマすり男****
ベテラン****
女王陛下のお気に入り*****
運び屋*****
ペット****
スティグマータ/聖痕****
ミクロの決死圏*****
日本一のゴリガン男*****
ビッグアイズ*****
弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還****
トレイン・ミッション****
ファーゴ*****
ザ・ヘラクレス***
マジック・ツリー・ハウス****
ダンボ****
香港クレージー作戦****
イルカと少年2****
マイ・プレシャス・リスト****
旅猫リポート(TV特別版)***
ボディ・ハント****
ルパン三世 バビロンの黄金伝説***
君の名前で僕を呼んで*****
無責任遊侠伝****
トゥームレイダー****
千と千尋の神隠し*****
ひろしま*****
テッド*****
テッド2****
クレージー作戦 先手必勝****
11ミリオン・ジョブ***
リンゴ・キッド****
アクアマン****
聖の青春****
スパイダーマン:スパイダーバース*****
チョコレート・ファイター****
溺れるナイフ***
さすらいの一匹狼****
コードネーム:ストラットン****
タリーと私の秘密の時間*****
海底47m****
処刑ライダー****
ゲーム・ナイト****
ホラ吹き太閤記*****
砂の惑星****
オンネリとアンネリのおうち****
タイム・トゥ・ラン****
ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線***
ブレードランナー2049****
バック・トゥー・ザ・フューチャー*****
傭兵奪還*****
女神よ、銃を撃て****
ミッドナイト・イン・パリ*****
関ヶ原***
ステキな金縛り*****
座頭市二段斬り*****
泥棒野郎****
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書*****
スパイ・ゲーム*****
マーニー*****
ベイブ*****
ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命****
マイマイ新子と千年の魔法****
バンブルビー****
アナベル 死霊館の人形****
バットマン*****
ワイルドカード****
日本一の断絶男*****
残穢【ざんえ】 −住んではいけない部屋−****
僕のワンダフル・ライフ****
少佐と少女*****
異国の出来事*****
沈黙の標的***
ゴーストバスターズ*****
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。****
オデッサ・ファイル*****
ノッティング・ヒルの恋人*****
ゴーストバスターズ2****
名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻*****
運命の女*****
熱砂の秘密*****
モンスター上司2****
ビッグケーヒル****
エージェント・ウルトラ****
アリータ:バトル・エンジェル*****
ダイヤルM****
JM****
ガンマン無頼****
ブラックファイル 野心の代償****
英雄の条件****
アラジン****
グリーンブック*****
仮面の男****
白い沈黙****

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