続・ティーダとティータイム


目次
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1 はじめに 2 PCトラブル
3 ♪君が代は... 4 CarViewへの書き込み
5 負け犬、頑張れ! 6 手賀沼ウォーク、その1
7 筑波山に温泉?その1 8 筑波山に温泉?その2
9 手賀沼ウォーク、その2 10 元祖・花粉症
11 新型ヴィッツは脅威か? 12 手賀沼ウォーク、その3
13 新型ヴィッツは脅威だ 14 手賀沼ウォーク、その4
15 RECAROが安い! 16 手賀沼ウォーク、その5
17 ガイド嬢の呪い、その1 18 ガイド嬢の呪い、その2
19 手賀沼ウォーク、その6 20 新型ヴィッツは脅威じゃない
21 手賀沼ウォーク、その7 22 フェザーシートは、いかが?
23 嗚呼!香取鳥見神社 24 もうひとつの手賀沼
25 新発見!七光台温泉 26 柏ナンバーを!
27 平将門の怨霊28 ティーダとティータイム


1 はじめに

オトーサン、 「年末年始、どこにも行かなかったなぁ」 でも、行かなくてよかったのかも... 南のビーチに行っていたら、大津波にあったかも。 1月20日現在、死者数は21万3600人とのこと。 人類史上最高の津波災害でしょう。 災害は待ったなし。 こうして、のほほんと愚にもつかないエッセイを書いて、 ひとさまに読んでいただけるなんて、 涙が出るほど、幸せなことと思わなくては....   オトーサン、 「オレは運がいいなー」 幸い、ティーダに乗って以来、 この3ケ月事故にあっていません。 慣らし運転期間中なので、 慎重運転に徹しているせいでしょうか。 オトーサン、 正月に出あった 友人たちにまくしたてます。 「ウチの真ん前で事故が起きたんだ.」 道路が入り組んで、卍状になっていて、 事故が起きやすいつくりになっているのです。 トイレで用を足していると、ドーン。 小窓から道路をみると、軽自動車と自転車が衝突。 「なーんだ」 無責任な発言で申しわけありませんが、 まあ、軽微な事故でした。 若い奥さんが自転車乗りの学生さんを睨んでいます。 「このひとが飛び出してきたのよ」 立ち会っているのは、彼女の旦那さんでしょう。 2対1ですから、顔面蒼白の学生さんが不利です。 よせばいいのに、つい口を出してしまいました。 「ここ、よく事故があるんですよ。 見通しがよいように見えても、死角になっている。 徐行運転しなくては」 若い奥さん、キッとなって、 「だって、あたしのクルマの後ろにぶつかったのよ」 オトーサン、 「あそこにあるミラー、見なかったでしょう」 ミラーをきちんとみていれば、 自転車が交差点に進入してくるのが見えたハズ。 そう指摘しようと思いました。 「運転しはじめて5分は慎重運転をしなくてはダメだよ」 そうアドバイスしてあげようとも思いました。 でも、この女性、興奮しているし、 ひとの言うことを素直に聞き入れるタイプでもなさそう。 歯向かうと、どうなるか分からないので、 早々に退散しました。 読者のみなさん、 トイレのやり直しの経験って、あります? 出るものも出ないとは、このこと。 「ウーン」 力んでも、力んでも、再開不可能。 読者のみなさん、 「お前、遅れたなぁ」 「申しわけない...」 ティーダとティータイム、近日再開! 価格コムで、公式に申し上げてから、はや半月。 再開の日が、遅れに遅れました。 2ケ月半も毎日連続で書き続けてバテたこともありますが、 再開するのって、 トイレもそうですが、 意外にエネルギーのいるものです。 それに、いろんな事情も重なりました。 まさに、人生いろいろ。 次回は、そのあたりをご説明しましょう。 この続編、毎日更新ではでなく、 随時ということで、ご勘弁ください。


2 PCトラブル

オトーサン、 「こりゃ、もうアカン」 2年前に買った憧れのSONYのVAIOですが、 もうボロボロ。 ネジがゆるんで、蓋がパタッと倒れます。 キ−ボードの文字がどんどんかすんでいきました。 2時間で書き終える文章が、ミスタッチで4時間。 しょうがないので、ソニーにクレーム。 修理に出すと、数週間かかるとのこと。 「そんな馬鹿な!」 激しい抗議の結果、消えた文字がいくつか送られてきました。 でも、「A」を嵌める途中でフックが壊れました。 そこで、窮余の一策。 キーボード抗菌カバーを買い、 それで字を押さえつけて何とか使ってきました。 でも、もう限界。 携帯性にもすぐれ、バッテリー駆動時間も長く、 見てくれもよかったのですが、 「これじゃぁーなー」 日経には、「ソニー、5位転落」と出ていました。 2004年度上半期のパソコン国内出荷額のシェアも出ていました。        前年同期比 1位 NEC 22.5%(-0.8) 2位 富士通 20.6 (-1.4) 3位 デル  11.4 ( 1.7) 4位 東芝   8.9 ( 1.4) 5位 ソニー  7.7 (-2,2) 6位 IBM  7.1 ( 0.3) オトーサン、 家電量販店をウロウロしはじめました。 3ケ月前は、自動車ディーラーをウロウロ。 奥方に言わせると、 酒、タバコ、ギャンブル、一切やらない手のかからぬ亭主だけど、 衝動買い・浪費グセは、何とかならないの? その通りです。 「日経トレンディ」や「DIME」の新製品を見ては、ソワソワ。 何か買っていないと落ちつかない性質なのです。 数ケ月、夢中になって、買うと落ち着く。 憑きものが落ちたようになるのです。 オトーサン、 「ティーダも、あきてきたなぁ」 この3ケ月は、何だったのでしょう。 ワクワク、ドキドキのしっぱなし。 それが、もう浮気。 「スバルのR1なんか、いいかも」 内装デザインをみてシビレました。 「ティーダの内装もこんな風だといいのになぁ」 でも、2人乗りの軽自動車が、ティーダと同じ値段とは。 「MINIもいいなあ」 でも、ロクな装備もないのに、ティーダの2倍の値段とはねぇ。 そんなことで、いましばらくは、ティーダ。 オトーサン、 この間、じっと日産の新車攻勢を見守ります。 ティーダ・ファミリーが続々出てきました。 まず、ラティオ。 これには、がっかり。平凡なセダン。 1800ccも出ましたが、ま、お値段ほどの価値はなし。 ノートも初日に見に行きましたが、どうってことなし。 フロアがフラットになるだけ。 安いから、若い人向きか。 ティーダに比べれば、弟分。 大相撲に例えれば、 朝青龍がティーダなら、白鳳はノートか。 オトーサン、 「ノートなんて命名しないで、ティーダ・ノートにすべきだ」 カローラの1位は、 カローラ、ランクス、アレックス、フィールダー、スパシオ の5車種を寄せ集めてのもの。 ノートの月販目標台数は、8000台だそうですから、 これを加えれば、カローラやフィットに楽勝できるのに。 日産は、ほんとに商売下手ですなー。 オトーサン、 PC探しに精力的に動きまわります。 我孫子のK's、柏のヤマダ、コジマ、石丸と渡りあるいて、 元旦に有楽町のビックカメラまで遠征しました。 各メーカーのノートパソコンをチェックして 「重たいけど、これにするか」 いまさらNECという気もしましたが、 キーが大きいのが気に入りました。 念のために、機種名をご披露すると、LaVie N LN300/AD1 19万4800円とポイント5%還元。 価格コムの最安値は15万円台なので、まあまあでしょう。 ・http://www.kakaku.com/prdsearch/detailspec.asp?PrdKey=00200112216 オトーサン、 「こりゃ、面倒だ」 買うまではスイスイいくのに、買ったあとは大変。 クルマとは、大違いです。 VAIOからLaVieへ、データを移行させるのに一苦労。 引越し騒ぎで、翻訳ソフトや画像処理ソフトが行方不明。 「買うのもシャクだし...」 窓の杜からダウンロードしたりしますが、 使い勝手がイマイチ。 結局、「本格翻訳」と「Paint Shop Pro 9」を購入。 ウィルス対策ソフトMc Afeeのインストールに2時間がかり。 「これじゃなー」 しょうがないので、ダイヤル接続からADSLに切り替えることにしました。 でも、最大の難関は、WEBパスワードを忘れてしまったこと。 NTTコミュニケーションのお役所対応に怒ったりして、 何度も電話でのスッタモンダがありました。 1月10日に電話して、判明したのが、21日。 ようやく、この「続・ティーダとティータイム」をUPできたのです。 読者のみなさん ほんとうに、ティーダどころではなかったのです。 まあ、毎日、手賀沼あたりに散歩に行くのに、 時速40km/hくらいでチンタラ走っていましたが。 その間、3度、価格コムに書き込みました。 どこかへ消えてしまいそうなので、 ここに再録しておきましょう。 ○2005年 1月 8日 オトーサン、 ティーダ乗りのみなさん、 購入で悩んでおられる方、 納車待ちの方にお知らせします。 ティーダの試乗記の"決定版"が出ましたよ。 ・driver 2月5日号 八重洲出版  D's フルテスト TIDA15M   P.154-159 走りの性能テスト結果が出ました。 その1例を開示しましょう。 ・0-100km/h:到達タイム  テイーダ:11.05秒  ベリーサ:12.62  フィット: 12.40  マーチ:  12.92  VWポロ:16.67 「すごい! ベリーサもフィットも、メじゃないぞ」 走行距離2500Kmと、謹慎中なので、 フル加速やフルスピードは未体験ゾーンですが、 この実測データを見る限り、 そのときが来るのが、楽しみです。 「15Mをめぐるエッセイ」 お正月休みをいただきましたが、 近日中に再開します。 乞うご期待! http://www32.ocn.ne.jp/~tytya/index.html ○ 2005年 1月 11日 オトーサン、 「また、3位かよー」 ティーダの12月販売台数が判明しました。 自販連、毎月7日には分かるのに、 1月は、正月休みでか、10日発表と遅れました。 「1万台割れ。鉄材不足のせいかな?」 1位 フィット   14.838台 2   カローラ  12,232 3  ティーダ  9,276 4  マークX 7,555 5  ウィッシュ 7,220 6  アイシス 7,097 7  パッソ  6,774 8  キューブ 6,740 9  クラウン 6,351 10 ノア 5,827 ○2005年 1月 12日 1月11日、ティーダの1800cc車発売、 以下のサイトに試乗記がでています。 1500ccユーザーにはちょっと悔しい内容です。 でも、これで勢いがついて、 カローラ、フィットの2強の牙城を 崩せるといいのですが。 「でも、ノートに足を引っ張られそうだし...」 ランキング1位は、夢でしょうか? http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000016205.html


3 ♪君が代は...

オトーサン、 「初詣に行かないか?」 「いいわ、遠慮しとく」 「あたしも遠慮するわ」 奥方にも、娘にも断わられました。 母親が存命中には、渋谷の富ケ谷の自宅から 小田急線・代々木八幡駅へ徒歩10分、 そこから1駅、参宮橋で下車、 明治神宮にお参りしたものです。 奥方は、下北沢からはるばると 成田山新勝寺まで参拝に出かけたそうです。 「年々歳々、信心が薄れていくなー」 奥方は、本格的な「おせち」も作らなくなったし、 元旦に「おとそ」も出さないし、 お年玉も出さないし、 息子夫婦がきたのは、1月4日。 オトーサン、 「しょうがないなー」 年々、長年かけてつくられてきた 日本のよき風習が音をたてて崩壊していく時代に生きています。 ぼやいたくせに、初詣したのは、1月12日。 「まぁ、松の内だから、いいだろう」 松飾りを飾る期間については諸説あって、 @元旦から1月15日まで A七草がゆを食べる7日まで 行き先は、中山法華経寺。 ナビに中山競馬場と入力しました。 渋滞もあって、1時間もかかりました。 境内に駐車しましたが、いまいち感動できないので、 一般の参拝者と同じように、京成中山駅から 参道を法華経寺まで歩き直しましたよー。 両側に、みやげもの屋。

オトーサン、 「ここ、いい雰囲気だなあ」 信者の団体がぞろぞろ。 朗々とした読経も聞こえてきます。 全国的に有名な日蓮宗の寺院のようです。 日蓮宗を開いた日蓮が迫害されて、かくまわれた聖地。 聖教殿には日蓮自筆で国宝の「立正安国論」が所蔵されているとか。 「見たいけどなあ」 でも、非公開。それは無理というもの。 重文の法華堂、四足門、五重塔が見応えがありました。 境内にある鬼子母神で500円の根付を買って、 久しぶりに、ゆったりと散歩しました。 ・一老鶯 唱名一途 法法華経  草田男 オトーサン、 こうした枯れた結構な句を読むべきなのでしょうが、 浮かぶのは、下世話な句ばかり。 ・無駄金と 知りつつ払う 初穂代 ・新札の お釣り悲しや 旧紙幣 ・太腿を 出して寒そな 女子高生 オトーサン、 帰り際に、ふと立札を発見。 「えっ?これが、あのさざれ石なの?」 読者のみなさん、 「君が代は歌えますよね」 歌いたいかどうかは、ともかく。 ♪君が代は   千代に八千代に  さざれ石の  いわおとなりて  こけのむすまで オトーサン、 66歳になってはじめて、 国歌に出てくる「さざれ石」にお目にかかりました。 じつくりとそのさざれ石をみて、 「こんな石なの?ちょっとがっかりだなー」

オトーサン、 帰宅して「君が代」と入力。 はじめて、歌詞の全容を知りました。 「2番もあるの?」 ♪君が代は 千代に八千代に さざれ石の  巌となりて 苔のむすまで 動きなく  ときはかきはに かぎりもあらじ ♪君が代は 千尋の底の さざれ石の    鵜のいる磯と 現わるゝまで 限りなき  御世の栄を ほぎ奉る (作詞:読人知らず  作曲:奥好義  編曲:フランツ・エッケルト/近衛秀麿) オトーサン、 「さざれ石」も入力。 ・石灰石が長年の間に雨水で溶け、  大粒、小粒、色や形の違う石が次々と集まったもの さざれ石、みかけは悪いものの、 その成り立ちを知ると、大したもの。 国粋主義者が有難がるのも分かるような気がします。 ・砂粒のような個人が一家をなし、  市町村・都道府県を形成し、日本国家へと結集する  さざれ石は、まさにその様をあらわしている。 オトーサン、 「...でもなぁ」 この「君が代は」は、 もともとは、古今集にある 民衆の間に親しまれていた祝儀の歌。 縁談、新築、.病気快癒などのお祝いの席で、 「君が代は」と歌われたのです。 ここで、「君」とは、みんなから祝ってもらっているひと。 つまり、あなたであり、わたしだったのです。   それが、和漢朗詠集で「君が代は」に変わり、 どういうわけか、最近、法律になってしまいました。 ○「国旗及び国歌に関する法律」   1999年8月13日施行   (国旗)   第一条 国旗は、日章旗とする。   2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。   (国歌)   第二条 国歌は、君が代とする。   2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。 オトーサン、 「ティーダも、さざれ石が苔むすまで、 オレのクルマ、わたしだけのクルマだったらいいのになぁ。 ユーザーは、全国津々浦々、気のいいひとだけが集まっている」 でも、それはムリというもの。 たくさん売れていくにつれて、 ディーラーも、売りっ放しで知らん顔、 なかには、変なやつも買うようになって、 心ない存在になっていくのでしょう。 「...そうなったら手放すしかないなー」


4 Carviewへの書き込み

オトーサン、 1月15日にNTTコミュニケーションと喧嘩しました。 「お宅はどうなってるんだ?」 何度、電話しても、つながらないし、 ようやくつながった担当者に事情を懇切丁寧に説明し、 忘れたWEBパスワードを教えてくれように依頼しました。 後日、書類が送られてきました。 書き方が分かりにくい書類だったので、 また電話して、記入事項に不備がないか確認しました。 それなのに、しばらくしてから書類が届いて、 記載事項に不備があるので、 再提出願いますと書いてあったのです。 これでまた、ティーダの続編の再開は、お預け。 「頭にくるなあ...お役所仕事」 民営化したって、一朝一夕に体質が変わらない見本です。 無為に過ごしていても仕方ないので、 ほぼ連日見ているCarviewのティーダの掲示板に 書きこみをしようと思いつきました。 ・価格コムよりも、読者が多いのか? ・価格コムと読者は、重なっているか? そんなことも、調べてみたくなったのです。 以下のように書き込みました。 ○ティーダ情報の決定版?  2005/01/16  ティーダ乗りのみなさん、  購入で悩んでおられる方、  納車待ちの方に「お知らせ」  ティーダ15Mをめぐる長編エッセイ、  「ティーダとティータイム」読みましたか?  読まないで他車に決めたら、きっと後悔しますよ。  ・http://www32.ocn.ne.jp/~tytya/index.html オトーサン、 宣伝部にいましたから、 キャッチ・フレースの重要性を身にしみて知っております。 ”Compact meet Luxury" このティーダのおなじみのキャッチ・フレース、 反応は、さまざま。 「ほんとうに、その通りだ」 「そんなに豪華じゃないぞ」 まぁ、世のなか、さまざまなひとがいますから、 受け取り方もさまざま。 そこで、 @「ティーダ情報」 A「ティーダ情報の決定版」 B「決定版:ティーダ情報」 C「ティーダ情報の決定版?」 いくつか、人目を引きそうなものを考えました。 宣伝部時代は、100くらい案を出してから選んだものですが、 そこは、お仕事ではないので、手ぬき。 「?」をつけて、謙遜の意を表すとともに、 興味を引くように工夫しました。 オトーサン、 「難しいもんだなあ」 ・・・さんからは、お叱りの書き込みをいただきました。 ○読まないで他車に決めたとしても、  それは個人の様々な理由によるんだから、  そういう断定的な物言いはよくないよ、おじさん。  あなたは価格.comの住人なんだから多方面で荒らさないでよ。 「ケワシイ物言いだな。  おじさん、荒らす..か。  ま、オレと同じで、腹が立つようなことが多いのだろう。  気の毒に。世の中、ホントニ荒れているもんなー」 でも、・・・さんのものは、掲示板の書き込みとしては、 まあ、上品なほうではないでしょうか。 軍鶏の喧嘩が展開されている掲示板も多々みかけます。 「趣味のページで、喧嘩腰とはねぇ」 このほかにも、 耳の痛い書き込みがありました。 身にあまる励ましの書き込みもいただきました。 Carview以外の読者のみなさんに、ご紹介しましょう。 (公開のものなので、お許しいただけると思います) 本来ならば、Carviewの掲示版でお答えすべきなのでしょうが、 ま、いろいろあるので、こちらでご勘弁ください。 ○シーブックさん  2005/01/17  オトーサンさん  拝見しました!!  ティーダに関する詳細レポート、ティーダでのドライブレポート  そして時々横道にそれて様々な人物レポート等・・・。  一度でファンになってしまいましたよ〜(^o^)/  今後は時々ホームページにお伺いしようと思います。  カキコ等させていただいた際には何卒よろしくお願い申し上げます!! *オトーサン、  フアンになっていただいたなんて、光栄です。 カキコ、楽しみにしています。 力をあわせて、ティーダを盛りあげましょう。 ○Okaponさん  2005/01/17  初夜にSMは笑えました。 *オトーサン、  そんなアホなこと、書きましたか?  ゴメンナサイ。 ○タカさん  2005/01/17  最初の方は参考になりましたが・・  後半はティーダに関係ない横道が多かったような気がしましたよ?(^^;  楽しく拝見させて頂きましたが、  個人的にはもっとティーダにまつわるレポを次回作に期待します。 *オトーサン、  ティーダについてもっと書けか。  耳が痛いなー。  でも、73回も書くと、正直ネタ切れでした。  何か、いいネタないですか? ○日産初心者さん  2005/01/18 エッセイと呼ぶには、あまりに含蓄のある内容で... 一通り目を通すだけでもかなりの時間を要しましたよ〜(^^)v  ちょうど私の母と同い年でいらっしゃいますが、 昭和の流行歌からFINAL FANTASYのティーダ姫まで、 幅広い知識をお持ちなことに驚かされました。 また、ご自身の長年のキャリア・豊富なご経験に基づく、 自信と迫力に満ちた理論展開に敬服いたしました。 ただ、工藤静香(駆動、静か)はなかなかウケましたが.. . 「リアシートを前方にピッタリつめたら荷物が置きやすい」 という後席スライド機能のセールスポイントは、 今どきの営業君なら誰でも使ってると思われます。  担当のWJくんは、あえて知らなかったふりをして、  お父さんを得意な気持ちにしてくれたのではないでしょうか?  近頃の若い人も、けっこう上手に気遣って寒いオヤジギャグでも  笑ってくれたりするし、(私もそうなのですが)   自称フレキシブルなおじさんとしては、  油断禁物かも?ですよ〜(笑)  ティーダ続編を楽しみにしておりますので、  前車アルファロメオのように短期間で  乗り換えられないようお願い致します〜m(__)m *オトーサン、  長文のカキコ、ありがとうございます。  <リアシートを前方にピッタリつめたら荷物が置きやすい」   という後席スライド機能のセールスポイント...   実は、WJくんではなくて、ティーダのすべてから借用しました。  <前車アルファロメオのように短期間で    乗り換えられないようお願い致します〜m(__)m   もう見抜かれましたか?   そろそろ、他のクルマが気になってきました。 ○ Okaponさん   2005/01/21 私が買ったディーラーマンはもう30年も前からのお付き合いで、 クルマの機能に関するセールストークはさっぱりです。 ティーダ納車時にはカーウイングスの説明不可、 速度センサーのキャンセルスイッチの説明不可、 メーカーやディーラーから送られてくるアンケートの記入は 「何卒穏便に・・・」という方です。 でも一月にフーガ3台も売ったらしい。 *オトーサン、  セールスマンは、商品知識も大事ですが、  人柄がもっと大事ですよね。  いいセールスマンにめぐりあえて幸せですね。  私の場合、奥方がダイハツの営業所長さんのフアンで、  ダイハツ以外のクルマに買い替えそうもないので、弱っています。  毎年、山菜を山荘に届けてくれるし...マメに電話してこられるし。 「♪いいじゃないの、幸せなならば」 オトーサン、 以上の書き込みを熟読させていただきました。 ちょっとつけ加えさせていただくと、 クルマだけでなく、その周辺も味わいつくさなければ。 総額200万円もする商品について、 価格、デザイン、性能、仕様、装備品を味わうだけで、 終わっては、いかにも勿体ない。 せっせと書いているのは、そういう思いが根底にあるからです。 伝統的な自動車評論に毒されていませんか? クルマって、人生を楽しむための手段でしょう。 だったら、クルマにまつわる話、お笑い、歌、神話があっていいハズ。  オトーサンの好きな徳大寺さんも、 最近は、こうした方向でエッセイを書いておられます。 テリー伊藤さんのエッセイも愉快ですね。 「自称リアシート評論家」なんて、ステキな着眼点じゃないですか。 オトーサン、 「そういえば、自動車ショウ歌なんていうのもあったなあ」 美空ひばりのダンナだった小林旭さんが歌っていましたっけ。 ♪ あの娘をペットに したくって    ニッサンするのは パッカード  骨のずいまで シボレーで  あとでひじてつ クラウンさ  ジャガジャガのむのも フォドフォドに  ここらで止めても いいコロナ ビュックりするほど タウナスで  おまけに心臓が デボネアで    おやマアキュリーな 人だこと    てなてなおだてに すぐルノー    オペルオペルは もうお止し    あんまりコルトじゃ 身がもたぬ   あなたは私の ブルーバード    ミンクス買うのよ 約束を    キャロルと忘れて ダットサン    こんど逢ったら コンテッサ    とっちめちゃおうと マツダけど    逢えばやっぱり オースチン   ベンツにグロリア ねころんで    ベレットするなよ ヒルマンから    それでは試験に クライスラー    鐘がなるなる リンカーンと    ワーゲンうちだよ 色恋を    忘れて勉強 セドリック  (自動車ショー歌   作詞:星野哲郎 作曲:叶弦大) オトーサン、 「なつかしいクルマの名前がどんどん消えていくなあ。  コロナも、セドリックもなくなったし...さびしいなあ」 そうそう、ヒルマン・ミンクスなんていうクルマもありました。 あの頃は、いすずは、いい乗用車をつくっていたのです。  いずず、日産、トヨタが、乗用車御三家といわれたもの。

○昭和28年にいすゞ自動車と英国ルーツ社が  技術援助協定を結んで製作した乗用車で、  英国風高級感溢れる乗用車として好評を博した。  昭和31年にはニューヒルマンへモデルチェンジし、  技術移転と共に国産化比率を高め、  昭和32年10月までには全部品が国産化され、  昭和39年6月まで製造された。  保存車は、国産第一号車であり、  トヨタ博物館に貸出し展示中である。 ・http://www.jsae.or.jp/motor180/car_data/12.html


5 負け犬、頑張れ!

オトーサン、 バラエティ番組などで、 デカイ態度の30台後半の女優さんがいるので、 「あれ、誰だ?」 芸能通の奥方に聞きます。 「杉田かおるよ、知らなかったの?  天才子役だったのよ」 「へぇ」 頭のなかは、ただでさえ、 余分な知識がぎっしり詰まっているというのに、 芸能ネタまで入れる余裕はありません。 その後、たまたま「24時間テレビ」をみていたら、 杉田かおるが、よろよろ走っているじゃないですか? 「何アホやってるんだ?」 「100キロマラソンに挑戦中なのよ。知らなかったの?」 「ほう、エライもんだなー」 オトーサン、 過去最長のマラソンが、 学生時代の山中湖一周12Kmでしたから、 率直に敬意を表しました。 「あれじゃ、歩いたほうが早いんじゃないの?」 悪口をいったものの、見直しました。 もうすぐ40歳にもなる独身女性が、 マラソンなんて、青春しているじゃありませんか。 「ふーん、頑張り屋さんなんだ」 オトーサン、 「えっ、ぎょっ」 早速スクープした週刊文春を入手しました。

○杉田かおるさん:44歳会社経営者と結婚   女優の杉田かおるさん(40)が、 11日に会社経営者の鮎川純太さんと結婚。   所属事務所を通じファクスで   「電撃的、運命的な結婚という結果になりました。 ドラマチックな人生を歩いてきた、 私らしいと受け止めていただけましたら幸いです」 仕事は続けるという。   鮎川氏の親族には、元外相・井上馨氏、 日立製作所創業者、久原房之介氏、 元首相、西園寺公望氏の西園寺家 元首相、岸信介氏の岸家、 東急グループの創始者・五島家、 高島屋創業者の飯田家らがある。 オトーサン、 早速、彼女の公式サイトをチェック。 http://www.sugitakaoru.info/top.html ○結婚のご報告   2005年1月11日、結婚いたしました。 これからも仕事を続けてまいりますので、 どうぞよろしくお願いいたします! 「なーんだ、これっきりか」 セレブをゲットする秘訣でも教えてくれるのかと思ったのに。 参考になることがあったら、娘たちに教えてやれるのに。 オトーサン、 「杉田の話は、もう過ぎた」 お寒いオヤジ・ギャグのあと、 今度は、 杉田さんのお相手鮎川さんの祖父である 日産創始者・鮎川義介をネットでチェック。 「トヨタ50年史」編纂のときに、すこし勉強しましたが、 あらためて、その波乱万丈の人生に感じ入りました。

○鮎川義介  (あいかわ よしすけ)  1880〜 1967  日産コンツェルンの創始者。  1910年、井上馨の援助で戸畑鋳物株式会社を設立。  20年、久原房之助より久原鉱業を中心とする  系列企業の経営を引継ぎ、  28年、同社を日本産業株式会社と改称して社長になる。  また、日産自動車・日立電気・日本鉱業等の各社も掌握、  日産コンツェルンを形成した。  敗戦後戦犯に指名され公職追放。  51年、追放解除後、ただちに中小企業助成会長となり、  53年、参院議員に当選。  56年、日本中小企業政治連盟を結成して総裁となり、  57年11月の臨時国会でこれを屈強の圧力団体として使い、  中小企業団体組織法を成立させた。  さらに日本農林漁業政治連盟総裁に就任。  59年選挙法違反で参院議員を辞した。 オトーサン、 「ついでに、日産の歴史もみておこう」 ネットってスゴイですよね。 日産のもとになる「ダットサンの由来」が出ていました。 見事な文章なので、そのまま転載しましょう。 ○後に日産の大元となる快進社  明治44年に橋本増次郎が快進社を設立するが  設立資金を工面した田健次郎(D)青山禄郎(A)竹内明太郎(T)の頭文字を  取って同社にて製造したクルマを『DAT』号と呼ぶことになった。  橋本増次郎と快進社のエンジニア達が初めて造った車は  2気筒10馬力の3人乗り最高速度32km/hと高度な性能は望めなかったが  車輪・タイヤ・プラグ・ベアリング以外は全て日本製で在り、  まさに国産車のパイオニアと成ったと言っても過言ではないが、  同時期いすゞの前進も純国産車製造に着手していた。  其の後に快進社では大正5年に直列4気筒15馬力のDAT41型を完成させるが、  アメリカを中心として外国車が主流の時代、  関東大震災を切っ掛けにして一層外国車が増え  大正14年には「合資会社ダット自動車商会」となって  経営規模の大幅な縮小を余儀なくされた。  この頃、国産車の製造を目指す動きが強くなっており  大正8年7月大阪の久保田鉄工所の久保田権四郎社長の養子  「篤次郎」の誕生日を記念して「実用自動車製造株式会社」が創立された。  この会社にエンジニアとしてアメリカ人の「ウィリアム・ゴルハム」が迎え入れられる。  ゴルハムはもともと日本に航空機産業を興すために来日したのだが、  当時の日本の工業力は航空機を実用化出来る技術力に全く達して無く、  ゴルハムは飛行機の代わりに自動車産業に目を向けた。  しかし自動車産業でも日本には充分な技術力が養われておらず、  そこで彼は日本独特の人力車に目を付けて、  なんと人力車にハーレーのエンジンを搭載した3輪自動車を造ってしまうのだ。  其れが有名な「ゴルハム式三輪車」である。  この設計特許を買い取ったのが久保田権四郎であり、  ゴルハム式三輪車をベースとし大正10年日本人技師の後藤敬義と  ゴルハムとの共同設計で4輪自動車の「リラー号」を完成させる。  この会社も外国車の攻勢に苦戦し経営は厳しかった。  必然的に久保田はパートナーを求める事となり  大正15年に「合資会社ダット自動車商会」と  「実用自動車製造株式会社」が合併する事となる。  日本人の為の国産車造りを理想とした橋本氏と  久保田氏が互いの理念と理想の実現の為に両社が合併し  「ダット自動車製造株式会社」が誕生する。  会社合併後の昭和6年、新しい「自動車」が誕生した。  そして「DATSON」と令名される。  当時「ダット自動車製造株式会社」の重役だった  橋本と(彼への出資者) DATの子供と云う意味で名付けられたのである。  DATSONは売り上げを伸ばす。  当時の自動車の購買層は企業家や権力者が主な顧客であり、  発売後間も無く、多くから名前が良くないとの声が聞こえる様になる。  其の人々は特に語呂や縁起を重んじていた為である。  つまりDATSONの「SON」「息子」だが「損」につながると。  また当時工場が洪水の被害で壊滅的な被害に遭ったり  火災に遭ったりとした事も在り、縁起を担ぎ  「旭日昇天」等々を意味しての太陽「SUN」に纏わる名前として  昭和7年3月名称が「DATSON」から「DATSUN」に変更された。  脱兎は「DAT」を何かのレースに出す時に  DATが「脱兎の様に走れ」とレース参戦車に  「脱兎号」と名付けたと云う事だったらしいですね。 出典:http://www.geocities.jp/hanimaru012/HG/page003.html     http://www.auto-g.jp/carlife/name_origin/nissan.html#nissan オトーサン、 新発見をしました。 「そうか、ダットサンは、”脱兎+太陽”だったんだ。 つまり、”脱兎+ティーダ”だったんだ。 それなら、ティーダは、よく走るはずだ。 ああ、早く慣らし運転の終わる3000kmにならないかなあ」 今日現在、2940Kmなのです。 あと、もう一っ走りです。 「長い間、待ったなぁ」 このペースでいくと、あと1週間。 しょうがないので、それまで童謡でも歌っていましょう。 ♪待ちぼうけ 待ちぼうけ  ある日せっせと 野良かせぎ  そこへ兎が飛んで出て  ころり ころげた 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ  しめた これから寝て待とか  待てば獲ものは 駆けて来る  兎ぶつかれ 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ  昨日鍬とり 畑仕事  今日は頬づえ 日向ぼこ  うまい伐り株 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ  今日は今日はで 待ちぼうけ  明日は明日はで 森のそと  兎待ち待ち 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ  もとは涼しい黍畑  いまは荒野の箒草  寒い北風 木のねっこ  (待ちぼうけ   作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰) 負け犬のみなさん、 この歌、参考になりましたか? ・「待てば海路の日和あり」 ・「棚からボタ餅」 そんなことは期待しないほうがいいということですよ。 ぼんやり待っていて、いいひとが現れるハズありません。 やはり、杉田さんのように、前向きでいきましょう。 わが娘にも、次の名文句を贈りましょう。 「運命の女神は前髪をつかめ」


6 手賀沼ウォーク、その1

オトーサン、 今年に入ってから、 すっかりウォーキングにはまってしまいました。 最初は、数キロ歩いただけで、疲れましたが、 人間の体って、不思議なもので、 酷使すると、機能が回復してくるもののようです。 しかも、景色がいいので、飽きないのです。 「日本有数の遊歩道じゃないかなー」 ウォーキング記録メモ 1/3 5km  6 10 7 10 8 10 10 10 13 7 17 22(半周:北柏側) 20 16(半周:湖北台側) 24 10 27 8 オトーサン、 1月20日、 勝利の雄たけびをあげました。 「やったぁ、手賀沼を一周したぞ!」 一周って、何キロあると思われますか? 38キロですよ、38キロ。 なんと我孫子から東京までの距離! ま、2日がかりで1周ですから、 威張るほどのものではないのですが、 本人にしてみれば、大満足。 「そのうち、楽々と歩き通せるようになるかもなー」 なーんて、感慨にふけっております。 でも、高橋尚子さんにしても、 野口みずきさんにしても、大したものですなー。 42.195Kmをたったの2時間強で走り終えるのですから。 オトーサン、 では、手賀沼遊歩道を散策しての 実況中継といきましょう。 ティーダのフアンクラブができて、 第1回会合が手賀沼で開催されたとしましょう。 集合場所は、手賀大橋を我孫子側に渡ってすぐ右折し、 2百メートル先にある親水広場の駐車場。 鳥の博物館や山科鳥類研究所のすぐ手前なので、 迷うことはないでしょう。 目印は、水の館。 ご覧のように、ユニークな形をしています。 1階は、水にちなんだ展示コーナー。 3階には、展望台とプラネタリウム。

オトーサン、 ガイド役をつとめましょう。 「では、早速ですが、沼のほうをごらんください。 沼のなかの噴水、オツでしょう。 背景は、もちろん、手賀大橋です」

「では、散策をはじめましょう。 この道、アカシアと桜並木になっています。 2人並んで歩けるほどなのがいいでしょう。 たまに自転車やジョギングのひとがやってきますので、 その際は、道を譲ってあげてください」

「えー、ここは、撮影ポイントです。 葦の間に何がいるか、双眼鏡で確かめてください。 あー、カメラやビデオ・カメラをおもちの方、 ズームしてごらんください。何がみえましたか?」 「オオバンですか?」 「よく、お分かりですね。 実は、私が、いちばん先に名前をおぼえた水鳥です」

クロースアップしてみましょう。

○オオバン  全長約39cm 翼長オス20〜23cm,メス20〜22cm   体重400〜1000g  大形のクイナで,体が全体的に黒く,額板の白色が目立つ。  ヨシなどのはえる湖沼,河川に生息。  水生植物や小魚,昆虫などを食べる    出典:http://homepage1.nifty.com/bird-edu/bird/ooban.html オトーサン、 こんな風に、双眼鏡で鳥をみて、名前を覚えました。 手賀沼では、40種類の野鳥が見られるそうです。 ・水面で見られる鳥:カルガモ、オナガガモ、コガモ、オオバン、バン、           カイツブリ、ハシホロガモ、マガモ、ハクチョウ、サギ ・ヨシ原で見られる鳥:スズメ、オオヨシキリ、オオジュリン、 ホオジロ、カワラヒワ ・水田で見られる鳥:ヒバリ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ツグミ ・斜面林で見られる鳥: ヒヨドリ、スズメ、メジロ、アオジ、カワラヒワ 出典:http://www.town.shonan.chiba.jp/teganuma.htm#t1 でも、名前を覚えたのは、まだ半分以下。 お気に入りは、やはり、白鷺。 コサギ、チュウサギ、ダイサギの大中小。 それぞれに美しい姿ですが、 やはり、コサギが可愛いですねー。

○コサギ  全長約61cm 翼長23〜30cm   体重350〜650g  本州以南で繁殖。くちばしと脚は黒色,目先と足指は黄色。  水田,河川,湖沼,湿地,干潟などの水辺で  小魚,甲殻(こうかく)類,カエル,昆虫などを食べる。 出典:http://homepage1.nifty.com/bird-edu/bird/kosagi.html 1月23日には、同じような形で、 我孫子野鳥の会の主催で、探鳥会が開催されました。 オトーサン、 「オレなら、もっと充実した内容にするけれどなぁー」 手賀沼を散策し、水鳥を観察するだけでなく、 卵の直売所や魚協の野菜直売所に、ご案内します。 産みたて卵、朝採り野菜が格安なのです! そのあと、名物のうなぎをたべて、 食後には、白樺文学館を見学、 その後、近くの温泉に入ってから解散。 読者のみなさん、 こんな風な一日を過ごすのって、いかがですか? 東京からドライブしてくるだけの価値はあると思います。 そうそう、当日の旅支度としては、 ウィンドパーカー、手袋、帽子、歩きやすい靴、 双眼鏡、カメラなど...


7 筑波山に温泉?その1

オトーサン、 手賀沼を半周していたときに、 散策中のおじさんと仲良くなりました。 「筑波山の温泉に行くのが楽しみでね。  混浴もあるよ、ばあさんばかりだけど」 「えっ、筑波山に温泉があるのですか?」 「ああ、2年前に出たんだ」 千葉県や埼玉県北部、 あるいは東京・下町にお住まいのみなさん、 この情報、ちょっと気になりませんか? 「箱根もいいけど、遠いからなあ」 そうなのです。 都心の渋滞をぬけていくのでは、 保養どころか、疲れに行くようなもの。 そこへいくと、筑波山なら身近。 つくばエクスプレスが開通すれば、 秋葉原から30分もあれば、温泉地に着くでしょう。 そう、筑波山温泉は、 地元のひとしか知らない穴場ですが、 間もなく東京の新しい保養地に変身するのです。 オトーサン、 南柏駅に娘を送って、 ナビの目的地を「筑波山温泉ホテル」に設定しました。 昨日、ネットに「筑波山 温泉」と入力してみつけた宿です。 距離計をみると、2993キロ。 「おお、あと7kmじゃん」 待ちに待った慣らし運転終了の3000Kmが間近。 9時04分、16号の十余二交差点で、3000kmになりました。 「あー、これで、常磐道を心おきなく飛ばせるぞ!」 オトーサン、 9時32分、土浦北ICに到着しました。 距離計をみると、3042km。 20分余で40Km走ったことになります。 単純計算すると、平均時速120Kmくらい。 1回だけ、時速150Kmを出してみました。 エンジン回転数は、4000rpm。 ティーダ、常用域では、静粛なエンジンですが、 3000回転を超えてからは、君子豹変。 俄然、音が高くなります。 「乾いた音だ」 「濁った音」と書いた自動車評論家がいましたが、 耳が悪いのか、言葉を知らないのか、どちらかでしょう。 アルファロメオほど官能的ではないですが、 エンジンが、咆哮してくれます。 回転数をもっと上げれば、 アルファなみの咆哮になるかもしれないのですが、 日本の高速道路では、そんなに飛ばず機会はないでしょう。 だいいち、そんなに飛ばしてはイケマセン。 直進安定性も言うことなし。 東名や中央道に比べると、 この常磐道、路面状態は数段上で、スムースに走れます。 オトーサン、 「1500ccで余裕十分だ。 1800cc車は、まったくの金のムダ遣いだ」 ”Car and Driver"誌の最新号に、 ティーダ1800cc車の試乗記が出ていて、 トイクに余裕があるとありましたが、 その分、咆哮を聞く機会が少なくなるので、 走り屋は、かえって欲求不満になるかもしれません。 燃費は、土浦北ICまで走って、13.9km/Lでした。 南柏から柏ICまでが12.9km/Lでしたから やはり、飛ばすと燃費は伸びません。 前に、時速80kmで走行した場合の半分でした。 オトーサン、 「まだ、9時半か」 ホテルのチェックイン・タイムは、午後3時。 あと5時間もあります。 セブンで、お茶を買ってから、トイレを借りたあと、 国道125号線をノンビリ走りました。 「すいているなー」 途中、クルマをとめて、筑波山を撮影しました。 「左手が男体山、右手が女体山かなぁ?」 前に登ってから、もう20年以上も経っています。 ○筑波山、  神代の昔から関東の名山として、  「西の富士、東の筑波」と並び称され、  秀麗な山の姿は、朝夕にその色を変えるところから  「紫の山」・「紫峰」などといわれています

オトーサン、 「これから登坂路だ」 さすがに、1500ccでは力不足と思いましたが、 思い出して、sport modeに切り替えました。 1000回転くらい上って、難なく急坂を登り切りました。 「1500ccで、充分。...あっ、道を間違えた」 目の前に、旅館街が出現。 ステキなホテルもありました。 予約したホテルは、このホテルよりも格下のようです。 2km弱下っていくと、筑波温泉ホテル。 平凡な建物、うらさびれています。 それに、下った分だけ、眺望も落ちます。 「キャンセルするか」

オトーサン、 筑波山神社へ舞い戻ります。 お茶屋のおばさんが、 懸命に駐車場の呼び込みをしていました。 おいしいコーヒーを飲みたい気分。 おばさんには、申しわけありませんが、 Uターンさせてもらって、 さきほどの高級ホテルの前に駐車。 筑波山ホテル・青木屋とあります。 ロビーで休憩しました。 パンフレットをみていると、 雲上の湯とあって、すてきな展望風呂の写真があります。

オトーサン、 「ここに、すればよかった」 12時から日帰り入浴1050円をやっているので、 体験入浴をすることにしました。 時計をみると、まだ11時。 新聞各紙に目を通して、時間をつぶすことに。 静かなもんです。女性客が1人いるだけ。 コーヒーラウンジからの下界の眺めは、最高! それに快晴なので、陽光さんさん。 こういうところで飲むコーヒーの味って、最高ですね。 オトーサン、 筑波山神社へ舞い戻りました。 駐車場のおばさん、 「おお、カモがやってきた」と大喜び。 平日なので、客がいないのでしょう。 「1時間300円ですよ。 お客さん、このクルマ、いいクルマだね。外車かね」 お世辞と分かっていても、 ティーダをほめてくれるのは、ウレシイものですねぇ。 「いや、日産のティーダというんだ。  いま、日本でイチバンいいクルマだよ」 日産の関係者のみなさん、 粗品くらいくれてもいいのでは? オトーサン、 筑波山神社にお参りしました。 お賽銭を入れて、適当に拝んだのですが、 考えてみれば、この神社、格式が高いのです。

○筑波山神社  古来坂東無双の霊山と仰がれる「筑波山」に鎮座し、  イザナギ・イザナミ男女二神を祀り、  縁結び、夫婦和合の社として崇められています。  4月1日・11月1日に行われる御座替祭が有名で、  常陸風土記に記され、万葉集・古今和歌集に詠まれている  全国屈指の由緒深い名社です。 オトーサン、 「2礼2拍って、どうやるんでしたっけ?」 お札を売っている神主さんに聞いて、拝み直しました。 交通安全のお守りも買いました。 「500円か。安いですねえ。鬼子母神は1000円もしました」 「まあ、ほかの神社のことは存知ませんので」 当然といえば、当然のお答えでした。 「劇安お守り、販売中!」 神社が、そんな下世話なPRをするハズありませんよね。 さて、筑波山の歌として有名なのは、次の2句です。 ・筑波嶺の 嶺より落つる 男女の川  恋ぞ積もりて 淵となりぬる  ・筑波嶺の 岩もとどろに 落つる水  世にもたゆらに わが思はなくに 境内には、こんな歌碑もありましたよ。 ・橋の下 吹く風の 香わしき 筑波の山を 恋ひすあらめかも 

オトーサン、 11時40分のケーブルカーで山頂まで行くことにしました。 高低差495m。一気に標高877mの山頂まで。 たった8分の乗車でしたが、童心に返りました。 「おお、雪だ!」 山頂は、一面の雪景色でした。

気温6度。 関東平野にひとりそびえ立っているだけあって、 山頂からのパノラマは、壮麗そのもの。 「ちょっと走って別世界か、いいもんだなあ」


8 筑波山に温泉?その2

オトーサン、 山頂は歩け回れないし、寒いので、 すぐにケーブルカーの山頂駅へ。 12時発です。 したがって、山頂滞在は、わずか10分。 お茶屋のおばさんが待ち構えて、 「お昼食べていなよ」 「ああ」 ティーダをほめてくれた余韻がまだ残っていました。 「しまった!」 焼きおにぎり2ケとケンチン汁で、850円。 ぼったくりでした。 でも、体が冷えていたので、美味しくいただけました。 オトーサン、 1時前に青木屋へ。 1050円払って、気がつきました。 「しまった、タオルを忘れた」 100円で、青木屋のタオルを買いました。 2月19日から3月21日まで、筑波山梅まつりがあるというので、 その1日前ならまだ空いていると思って、 2月18日に部屋の空きがあるか聞いてみました。 しとやかなお姉さんが、 「まだ、何部屋かあります」 「ああ、そうですか」 奥方がその気になったら、泊まりにきましょう。 展望風呂は、最上階の7階。 エレベーターを降りて、右手が展望露天風呂「雲上の湯」。 左手が展望大浴場「銀河の湯」。 迷わず、雲上の湯へ。 狭い脱衣場で脱ぎ終わったところで、 ハタと気づきました。 「しまった。タオルを忘れた」 もう一度、着直したところへ、先程のお姉さん。 「タオルをお忘れになったので」 「すまん、すまん」 どうも、ボケがひどくなったようです。 オトーサン、 「こりゃ、いい眺めだ!」 標高300mからの眺めは、絶景です。 遠くに見えるのは、筑波学園都市でしょうか。 今日は、もやっていますが、 空気が澄んでいれば、富士山も見えるとか。 湯加減も上々。 誰もいません。絶景をひとり占め。 「これで、1050円は、安いよなあー」 すぐお値段が出てくるのは、庶民の証拠。 でも、これが部屋付のお風呂だったら、数万円はするでしょう。

オトーサン、 「次は、展望大浴場、銀河の湯だ」 そのまま行けるといいのですが、また着衣します。 ここの脱衣場は、広くて、マッサージ機がありました。 「おっ、無料だ!」 ここも、誰もいないので、 凝ったところをもんだり、叩いたり、伸ばしたり。 長いこと、マッサージ機で遊んでいました。 「お風呂は、もういいや」 そこで、時間つぶしに、 壁に貼ってある温泉表示を丹念に読みました。 「泉温は、たったの25.7度か。  湯量は、28L/分しかないのか」 お茶屋のおばさんに聞いたところでは、 これを5軒で分けていて、 週1回タンクローリーで配っているとか。 「これで、お湯がまともなら、最高なのになぁ」  オトーサン、 次は、温泉街の入り口にあるドライブインへ。 コーヒーを飲みました。 それでも、まだチェックインの3時には間があるので、 となりの観光案内所へ。 筑波山梅まつりのリーフレットをもらいました。 「しまった」 ケーブルカー1割引 日帰り入浴、800円とあります。 「でも、梅まつりの期間だけですよ」 「...そうかぁ」 読者のみなさん、 梅まつりに行くなら、先に観光案内所へお寄りください。 オトーサン、 ようやく筑波山温泉ホテルへ。 「おお、案外、いい部屋だ」 予約時に8畳間と聞いていたのですが、 12畳で、しかも、眺望もなかなかのもの。 標高は、200mくらいでしょうか。 青木屋より、100m下です。 早速、お風呂へ。 こちらは、庭園露天風呂と大浴場。 湯量が豊富です。 先客がひとりいて、 「温泉は、こっちのほうがいいよ。  週に何回か来るんだ」 日帰り入浴は、青木屋は、12時から4時でしたが、 こちらは、日曜日から木曜日までは、12時から7時。 近所のひとなら、気軽に勤め帰りに寄れるのでしょう。 オトーサン、 最初に、大浴場で暖めてから、露天風呂へ。 春なら桜がきれいでしょう。 湯上りに、温泉分析表をチェック。 「泉温:37〜42度、  湯量:18立方mか」 こちらは、立派な温泉です。 何となく、温まるような気がしてきました。 なんでも、先代の市川栄子が全財産を投下して 常識を破って、温泉を掘り当てたのだとか。

オトーサン、 部屋に戻って、お昼寝。 なにとなく襖をみると、3ケ所破れています。 「こんな部屋を貸すのか」 ちょっと、目が冴えてきて、TVをつけます。 「有料放送か、セコイなー」 しかも、旧式TVで画像がぼけています。 「こりゃ、青木屋に泊まって、 風呂だけ入りにくるのが正解かも」 でも、夕食は豪華でした。 食べきれないほどで、あとで胃の薬をもらったほど。 朝食も、食べきれないほどでした。 「食事は、こっちのほうがいいかもなぁ」 読者のみなさん、 どちらのコースを選びますか?   宿泊         日帰り入浴 @青木屋        筑波温泉ホテル A筑波温泉ホテル   青木屋 そうそう、お値段は、両ホテルとも、1万円から。 なお、オトーサンの支払い明細を記しておきましょう。 ・宿泊料(2食付) 12000円 ・ビール 600 ・奉仕料 90 ・消費税 635 ・入湯税 150 ご利用料金    13475   オトーサン、 翌朝、帰り際に、 3階の部屋の窓から、 わがティーダを撮影しました。 この角度で、ティーダを見るのは、はじめてです。 テイーダ姫がいとおしく思えました。 「夜目、遠目、傘の内か」


9 手賀沼ウォーク、その2

オトーサン、 筑波山から帰ってきて、 なか1日過ぎた月曜日、娘を南柏駅へ送りました。 いつもより3分遅れで家をスタートしたので、 飛ばしました。 「慣らし運転が終わったのだから、 少しくらい飛ばしてもいいだろう」 黄信号でも突っこんだりして、最短時間の9分で駅へ。 ナビの「情報表示」をチェック。 「ありゃ、6.5km/Lだ」 天罰てきめん、燃費が極端に悪化しています。 やはり、急発進、急加速は、燃費の敵です。 オトーサン、 「しまったなぁ。ひどい燃費だった」 悔やんでいるうちに、道を間違えました。 「そうだ、郵便局に行かなくては」 1月31日が期限の支払いが3件もあります。 ・特別区民税・都民税 270,800円(3ケ月分) ・私学共済任意継続掛金 25,804 ・介護保険 7,000 合計        303,604 「冗談じゃないよなー。 こんなに取られたら、年金じゃ、暮らしていけないよなー」 預金の取り崩しで暮らしているようなもの。 さらに、頭が痛いのは、今年度分の確定申告。 税金は前年の収入に対してかかるので、 3月までは私大に勤めていましたから、 その収入や退職金を含めた収入に課税されるのです。 「数百万は覚悟しなければ。  ほんとに、ティーダ15Mにしておいてよかった」 買うときは、誰でも、のぼせあがりますから、 1800cc車だ、AXISだ、フル装備だとなるのですが そのツケがやがて回ってくるのです。 「自賠責保険も上がるそうじゃないか」 「OPECが原油高を決めたそうじゃないか」 ま、高いくるまを買ったひとは、極力、走らないことですなー。 ま、クルマに乗らずに、歩くことですなー。 オトーサン、 手賀沼ウォークを再開。 今日は、雲ひとつない晴天。おまけに無風。 きらきら輝く水面をみながら歩いていくと、幸せそのもの。 エンドルフィンが分泌されるのでしょう。 今朝は、いつもよりも、歩くひとが多いようです。 「あの年になって、仲むずましいのは、いいものだなぁ」 バ−ド・ウォッチングをしている老人夫婦をみかけました。 公園のベンチで、お茶を飲んでいる老夫婦もいます。 オトーサン、 手賀沼ウォーク、 前回は、卵の直売所あたりで散策を打ち切ったのですが、 今回は、その先まで足を伸ばしてみましょう。 「おお、チュウサギがいた!」 なかなか見かけることはないのです。 今日は、ついているのかも。

○チュウサギ  全長約68cm 翼長114cm   大きめの体に少し短めの嘴、 水田や湿地に生活し、河川や干潟に出ることは少ない。 餌は昆虫、カエル、アメリカザリガニ、魚、昆虫。   レッドデータブックに掲載されるほど数が減っている。 出典:http://www5a.biglobe.ne.jp/~simicuri/zukan/tyuusaki.htm オトーサン、 杖下広場の先で、 沼をみつめている小柄な女性をみかけました。 「何か、いますか?」 「あれ、もしかしたら、カワセミではありませんか?」 手持ちの双眼鏡を覗いてみました。 沼の中の2mほどの竹竿の先に、何か止まっています。 焦点があってきました。 「ああ、カワセミですね」 すぐにわかったのは、机の上で毎日見ているからです。 鳥の博物館で買ったメモパッドに、 このカワセミがカラーで印刷されているのです。 「よかったぁ、しあわせー、2回目なの」 「そうですか、ボクも2回目です」

○カワセミ  体長17cm,翼開長25cm  鮮やかな色彩でバードウォッチャーに人気の鳥。  コバルト色の背中と橙色の下面をもった  くちばしの大きい美しい小型の鳥。  川の宝石と呼ばれるる。  枝先から、もしくはホバリングして水中にダイビングし、  小魚やザリガニなどを捕らえて食べる。  河川汚染のため数が減り幻の鳥になりかけたが、  近年では身近な川や池で見られるようになった。  巣穴も崖が見つからない場合は排水溝を利用している。  雌雄ほぼ同色だが、メスの下くちばしは赤橙色で  オスは全体が黒い。 出典:http://www.mmjp.or.jp/WBSJ-Kyoto/birds/kawasemi.html オトーサン、 「今日はラッキーだなー」 今度は、高校生の一団に出会いました。 しばらく後続集団について走りましたが、 すぐに息ぎれ。 「若いって、いいなぁ」 いくら悔やんでも、 このハチキレルような若さだけは取り戻せません。 我孫子高校の体育の授業では、 この遊歩道がジョギングのコースにしているようです。 男子学生は4km、女子学生は2.5km。とのこと。 オトーサン、 この日、川柳を3句ものにしました。 ・チュウサギの 首伸ばしたる 先をみる ・カワセミも 冬ソナみたか メイクラブ ・横Gで スピード鈍る 女子高生 最後の句は、若干解説が必要なようです。 みていると、早い娘さんと遅い娘さんがいます。 早い娘さんたちは、足の蹴り、腿の上げ方、腕の振りがスムースで、 上下動や横ゆれがありません。 でも、胸の大きい娘さんは、概して遅いようです。 そこで、スピードダウンは、 胸の横揺れ(横G)のせいと判断しました。 この我孫子高校、 手賀大橋のたもとにある 写真左手の白い建物です。 「文武両道」がモットーだそうです。

オトーサン、 手賀沼ウォークから帰宅しました。 省エネ運転の甲斐あって、 南柏駅での6.5kn/Lが、10.2km/Lにまで回復しました。 ネットでニュースをチェックして、 「嗚呼ー」 ●訃報:  北原謙二さん

 昭和30年代半ば「若いふたり」など青春歌謡で人気を得た  歌手の北原謙二さん、虚血性心疾患のため死去した。  65歳。喪主は妻治子さん。  1961年、大阪のジャズ喫茶で  ロカビリーを歌っていたところをスカウトされ、 同年「日暮れの小径」でデビュー。 翌62年に「若いふたり」が大ヒットし、  同年のNHK紅白歌合戦に出場した。 「君には君のー夢があーりー」とのびやかに歌う 歌謡演歌的な青春歌謡のひとつのスタイルを作った。 ほかに「若い太陽」など「若いシリーズ」。  91年、脳内出血で倒れたが、懸命のリハビリで復活。 5年後カムバックしテレビ出演などを続けていた。 (毎日 年1月27日) オトーサン、 高音域につやのある歌を思いだしました。 ♪きみにはきみの夢があり  ぼくにはぼくの 夢がある  ふたりの夢を よせあえば 後は、もう歌えません。 同じ年齢のひとが死ぬってこたえますよねー。 「元気に歩けるのは、いつまでかなぁ」 合掌。


10 元祖・花粉症

オトーサン、 「こりゃ、アカン」 そう思ったのは、昨年末。 来年のスギ&ヒノキ花粉の飛散量は、 史上最高というニュースをみたからです。 「医者に行かねば...」 でも、引っ越してきたばかり。 どのお医者さんにかかったらいいのか分かりません。 晴海トリトンに住んでいたときは、 慈恵医大晴海トリトンクリニックで、いいお薬をもらっていました。 第二世代の予防薬ということで、効果絶大でした。 「医者に行かねば...」 そう思いながら、行くのが面倒で放置していました。 オトーサン、 「もう待ったなしだ」 そう観念したのは、花粉前線のグラフを見たときです。 「東京は、2月20日か。 すると、2月6日がデッドラインだ!」

読者のみなさん、 「なんで、2月6日なんだ?」 確かに、もっともな疑問ですよね。 でも、2週間前から治療薬を飲みはじめねばならないのです。 余裕をみれば、3週間前から。 数年がかりで治療することを考えれば、楽なものです。 オトーサン、 1月26日 重い腰をあげて、近所の小野医院へ。 お隣のおばさんが推薦しておられたからです。 「いいお医者さんですよ」 「そうかなぁ?」 半信半疑、ティーダを乗りつけました。 「午後は2時から受付です」 「あと1時間半も待つのかー」 新築したので、待合室も広く清潔に見えましたが、 院内感染ということもあります。 「そうだ、ティーダで待とう」 冬の陽ざしのおかげで、室内はポカポカ。 そのうち、眠くなってきました。 椅子を倒して、グッスリ。 「おお、もう2時か」 無事、受付をすませて、外へ出ようとすると、 看護婦さんに呼びとめられました。 「時間まで、ここでお待ち下さい」 「ああ、あそこのクルマで待ってるからダイジョウブ」 オトーサン、 2時40分には診察室へ。 40代のザックバランなお医者さんです。 「よろしくお願いします」 そう言って、頭を下げたあと、 慈恵医大晴海トリトンクリニックの診察券を見せました。 「おお、トリトンにかかっていたのですか?」 「あそこに住んでいました」 「じゃ、受付の高橋くん、知ってますか?」 「いや、そうしょっちゅう行くわけでもないので」 この小野先生、慈恵医大でも診察されているようで、 それがご自慢のようです。 テキパキとお薬を処方してくれました。 「じゃ、2週間分でいいのね」 「はい」 オトーサン 頂いたお薬をネットでチェック。 ジルテックとあります。 出典:http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se44/se4490020.html 「そうか、眠くなるんだ。肝臓によくないのか、  そんな警告、聞かなかったけど」 みなさんも、ネットでチェックするといいですよ。 オトーサン、 その翌日から、眠いの何の。 昼夜を問わず、眠いのです。 「運転要注意」というのも分かるような気がします。 「会社勤めだったら、大変だろうなあ」 みなさん、 お医者さんにかかったときは、 その旨、よく相談されたほうがいいですよ。 読者のみなさん、 「エラソーに。お前、花粉症の専門家か?」 オトーサン、 「よく言ってくれました。私、元祖・花粉症です」 発症したのは、1978年。 この柏に家を新築したときですから、 もう足かけ27年。 当時は、花粉症なんて社会的に認知されていませんでしたから、 「お前、ズル休みしてるんじゃないのか」 目はかゆくてたまらないし、 クシャミ、鼻水、鼻づまりがひどくて、 毎夜、寝られませんでした。 屑籠がティッシュで埋まりました。 仕事をしていても、集中力がなくなるのです。 ミスをしそうになったことも。 「いっそ、この世にオサラバするか」 そんなに落ち込んだこともあります。. でも、当時は、誰も信じてくれませんでした。 毎年、何十枚ものマスクを買ったことか。 点鼻薬の使いすぎで、鼻血も。 オトーサン、 毎年、2月中旬から5月上旬まで、 こんなマスク姿です。 これに加えて、帽子とメガネも忘れずに。

「みっともないなあ」 こんな姿じゃ、女性にもてっこありません。 「...いっそ、こんな姿で街を歩いてやるか」

オトーサン、 そんな次第ですから、 「手賀沼ウォークも、あと1週間しか楽しめない」 せっせと戸外を歩いているのです。 それ以降は、もう室内に引きこもらざるをえません。 読者のみなさん、 「オレは、幸いダイジョウブだ」 そんなアホなことを言っているヒマがあったら、 今日・明日中にお医者さんに行きなさい。 出遅れると、大混雑の待合室で長時間待たされますよ。 今年の飛散量は、史上最高ですから、 今年はじめて発症するひとも多いはずです。 「後で後悔しても知らないよ」 オトーサン、 「しかし,,,今年は、強力な武器がある」 そうなのです。 ティーダには、強力な抗菌フィルターがついています。 ティーダに乗っている限りは、OK! でも、果たして、どのくらい効果があるか、疑問です。 「やはり、大事をとって、海外へ行くか」 これまでも、この時期、数週間ですが、 NY、バリ島、ニュージーランドに逃亡して、 その間、夢のような健やかな日々を送りました。


11 新型ヴィッツは、脅威か?

オトーサン、 1月31日に、 日産サティオのセールスマンWJくんに電話しました。 「はい、WJです」 「おお、元気そうだなぁ」 「おクルマの調子はいかがですか?」 「あぁ、順調だよ。 3000kmを超えたけど、 エンジンオイル、変えなくていいかなぁ?」 「5000km点検がありますから、そのときでいいですよ。 ご案内しますから」 「あー、そうなの。 ...ところで、1月、何台売った?」 「6台です」 「1月としては、まあまあじゃないの?」 「でも、目標が8台でしたから」 「内訳は?」 「ティーダが2台、ラティオ1台、ノート1台、マーチ1台、 それから、2500ccが出たので、エルグランドが1台でした」 「ノートを買ったのは、やはり若いひとかなー?」 「ええ、20代のひとでした」 「色は?」 「ホワイトパールです」 「そう...ノート、売れそうだと言ってたけど、 その割りには、売れてないんじゃないの」 「コンパクトカーが出尽くした後ですから...」 オトーサン、 その翌日、新型ヴィッツ発売を知りました。 早速、トヨタのホームページ゙をみました。 「どんなスタイルなのかなぁ? ノートよりスタイルいいのかなぁ?」 興味深々です。

「なーんだ。 "マガジンX"、2月号に載っていたのと同じだなー。 写真で見る限りでは、 ノートよりもヴィッツのほうがカッコいいいなぁ。 装備も、オプティトロンメーターやゲート式シフトレバーが 魅力的です。 「ノートは、フルフラットシートが、いいけどなぁ。 それに、ナビがCDでなく、DVDだし...」 オトーサン、 主要諸元を比較してみました。 「ティーダは、やはり格上だ。 ノートとヴィッツは、まあ、好き好きだなぁ。 でも、ブランドイメージがヴィッツのほうがいいからなぁ」 ノートは、苦戦するのではないでしょうか。 オトーサン、 価格コムのノートの書き込みに目を通しました。 「ま、これが代表的な意見かも」 がっぽり さん 2005年 1月 25日 今日、ノートとティーダ、ともに1500を試乗してきました! 最初、ノートに乗ったとき、 掲示板に書かれてるような問題もなく、 いいじゃん!いいじゃん!連発でした♪ 次に、ティーダ15Mに試乗したんですが・・・ 椅子がしっくりきて、柔らかい乗り心地、 なんだかすごく快適に感じてしまいました! 二台並べていろいろチェックすると ティーダの方が何もかもついてて、 ノートはカット!って感じで、 何よりも椅子の大きさが快適さに違いがあるようでした! 載ったのはs−vだったと思います。 外観は格好いいのですが、日産党の僕としては フィットをこれで倒せるかな!?と心配になりました。 フィットは520くらいの椅子の幅、 あの椅子だけはもう少し大きくするべきですね・・・。            ティーダ    ノート    新型ヴィッツ 型式         15M     15E       X 排気量cc      1498 1498 1496 ミッション       CVT     CVT       CVT  価格(万円)     157.5 139.6 140.7  全長(mm)      4205 3930 3760 全幅 1695 1690 1695 全高 1535 1535 1520 ホイールベース   2600 2600 2460   燃費Km/L      18.2 18.2 18.6 月間目標台数  10000 8000 10000   オトーサン、 価格コムの新型ヴィッツの書き込みにも目を通しました。 「ま、これが代表的な意見かも」 きっちょむさん さん 2005年 1月 29日 要点のみ書きます。 ボディー剛性が日本国内では最強レベル。 ヨーロッパでもトップクラスを実現。 しかし、その代償は重量増に顕れて、 4気筒版の1.3と1.5のFFでも1トンを越えてしまった。 (重量税が増えます) その中にあって唯一1トン以下は1リットル版ですが、 そのエンジンはパッソ等に積まれる3気筒になってしまいました。    で、私的結論ですが、スタイリング抜群ですから売れると思います。 売れると断言できるモデルチェンジだと思います。 オトーサン、 「週末に試乗してみようっと」 そうすれば、デザイン、内装、装備、走り、 さらに値引きも含めた総合的な良し悪しが分かるでしょう。 トヨタの弱点といわれるエンジン、足回りやシートは、 どうでしょうか? なお、 オトーサン、 かつて、ヴィッツが登場したとき、 ホントに買おうと思いました。 そのいきさつについては、 このホームページ「ヴィッツに胸騒ぎ」に書きました。


12 手賀沼ウォーク、その3

オトーサン、 「外を歩けるのも、わずか」 花粉が舞い散る季節まで、あと1週間。 でも、昨日など、目がかゆくなって、 あわてて花粉症に効く目薬を買いましたよー。 この目薬、早めにつけると、いいようです。 オトーサン、 いつものように手賀沼へ。 水の館の裏手に駐車しようとして、 先客を発見しました。 「あっ、オレと同じティーダだ!」 早速、2台並べて撮影しました。 シトロエンのコマーシャルだったでしょうか、 2羽の蝶がたわむれるように パリの広場をくるくる回るシーンがありました。 「まったく同じ仕様かなぁ?」 じろじろ眺めました。 大量生産ですから、同じに決まっていますが、 シャレた装備でもつけているかも知れません。 「あーらら、こらら」 このひと、リアフェンダーをぶつけたのか、 それともぶつけられたのか。 「運転席側も必要なんだ」 日産ご自慢のサイド・ブラインド・モニターは、 助手席側しか写しません。

オトーサン、 今日は、秘密兵器を持参。 実は、昨日、デジタルビデオカメラを買ったのです。 先日、手賀沼を散策していたら、 おばさんが、こいつを持っていて、水鳥を撮影していました。 「NHKの"撮れたてマイビデオ"に送るのよ」 「ほー、そんな手があったか」 老後の楽しみのひとつに、 いつかは映画でも撮ろうかと企んでいましたが、 大ががりすぎて、とても手がでませんでした。 NHKならば、5分程度の映像でいいのです。 「こんなおばさんでもできるなら、オレでも」 早速、K'sデンキで購入しましたよー。 1月下旬に出たばかりの機種で、 DEGICAM150。 世界最小・最軽量(本体重量420g)、 3CCDで画質が断然良いというのです。 静止画で、223万画素。 「ズームが、スゴイじゃん!」 光学10倍、デジタル25倍、スーパーデジタル100倍。 これなら遠くを飛んでいる野鳥も撮れそうです。 オトーサン、 でも、今日は試験運転。 静止画を撮る練習をすることにしました。 価格は、8万9800円でしたが、 三脚とソフトバッグをおまけしてくれました。 早速、三脚にカメラを装着して、 ジャブジャブ池と手賀沼漁協前で撮影開始。 「いい写真が撮れたなぁ」 こういうのを、自画自賛というのです。

オトーサン、 手賀沼大橋の下をぬけて、 手賀公園まで1km続く遊歩道へ。 ここは、100mおきに、印がついています。 「100m、何秒で走れるかなぁ?」 学生時代は、13秒。 いまは、25秒。 それなのに、走ったあとは筋肉痛。

オトーサン、 「もう少し、充実させればいいのに」 いつもそう思うのが、手賀沼公園近くの文学の広場。 志賀直哉、武者小路実篤、柳宗悦、 加納治五郎、バーナード・リーチ、杉村楚人冠など 白樺派の文人の碑が並んでいるのです。

オトーサン、 300m歩いて、手賀沼公園へ。 「ここ、景色いいなあ」 欧米のリゾート気分をちょっぴり味わえます。

オトーサン、 手賀沼ウォークを終えて、昼食。 歩いたあとは、何を食べてもおいしいもの。 松屋の豚丼(290円)などは、 ヴァリュー・フォー・マネー、企業努力の代表です。 ワカメと油揚げのみそ汁までついて、このお値段。 「お前、ケチってるなぁ」 「まあ、そう言わんで下さい」 実は、この後、オランダ家に行くために、 お金とカロリーをセーブしているのです。

オトーサン、 「うまいなあ、オランダ家のケーキ」 しかも、コーヒー無料サービスなので、 いちごのショートケーキの代金294円だけで、 ケーキセットをいただけるのです。 「こたえられんなぁ」 東京銀座あたりでは、考えられないお値段です。 オトーサン、 この後、大満足で、 新型ヴィッツを見にいきましたが、 そのご報告は、次回ということで。


13 新型ヴィッツは脅威だ

オトーサン、 「新型ヴィッツ、展示しているかなぁ?」 オランダ家から、手賀大橋に向かいます。 裏手に志賀直哉の寓居跡のある K’sデンキを過ぎると、 スバルの営業所。 道を隔てて反対側に、千葉トヨタの我孫子営業所。 隣接して、ネッツトヨタ千葉。 オトーサン、 街路からショウルームを覗きこみます。 「新型ヴィッツ、展示してないか、残念」 今日は、2月3日。 展示試乗会は5日の土曜日から。 でも、奥の車両置き場にあるかも知れません。 「あった!」 屋外の展示スペースにありました。 黒の新型ヴィッツ。 前からみると、塊感があって精悍そのもの。 「リア・スタイルはどうかな?」 前のヴィッツほどユニークではありませんが、 それなりに、まとまっています。

「かっこいいなぁ、でも汚れている」 黒は汚れが目立つので、しょっちゅう磨かねば。 まして、高額商品です。 「お嬢さんに拭かせればいいのに」 大半のディーラーがそうですが、 受付嬢やセールスレディがヒマそうにしています。 この業界の遅れた体質を象徴しています。 オトーサン、 車内を覗きこんで、 真っ先に気になっているメーターを確認。 「やはり、センターメーターだ!」 キライなひともいるようですが、不思議です。 使いやすいじゃないですか。 助手席からもよく見えるし... 肝心の計器盤は、暗くてみえません。 「エンジンをかけないとダメか」 ショウルームに入って、お嬢さんに一声かけます。 「新型ヴィッツ、室内をみたいんだけど」 スンナリOKが出て、乗り込んでエンジンをかけます。 「おー、かっこいいじゃん」 売りのオプティトロンメーター、 この写真よりは、明るくみやすいデザインでした。 ちょっと安っぽく感じたのは、 エアコンのパネル素材とゲート式シフトレバーの細さ。 「でも、大半のひとは、これで満足するだろう」 ハンドルも、握った感じはなかなかのものでした。 シートの座り心地も、まあまあ。

オトーサン、 「トヨタは、うまいなぁ」 押し出しのあるフロントデザインといい、 目新しい計器版といい、ゲート式シフトといい、 若者が喜びそうな装備をきちんと採用しています。 「いかがですか?」 小柄な中年のセールスマンが登場しました。 オトーサン、 今日は取材にきたので、最初に打ち明けてしまいます。 「実は、トヨタ本社に勤めていたんだけど」 「そうですか」 彼、実にうれしそうな顔をします。 身内に出会ったときのようです。 この仲間意識の強さも、トヨタの強みでしょう。 「ようやく出ました。6年も待ちましたよ。 1月下旬の発売予定が、また少し遅れたりして」 「そうなの?」 「これ、何のマークか、お分かりですか?」 フロント・グリルの文字を指さします。 オトーサン、 どうみても、トヨタマークにはみえないので、 とまどっていると、 「Nですよ、ネッツ店のN」 「そうか、Nか−」 「そうなんですよ、 ネッツ店を売りだすためなんですよー」 ネッツ店、トヨタの5つの販売店系列のなかでは、 末っ子で弱体でした。 ところが、5月から、オート店と合併するので、 ファンカーゴやイプサム、アルファードなどが 取り扱い車種に加わります。 トヨタ、トヨペット、カローラ系列に負けない 強力な販売力をもつようになるのです。 セールスマン、 うれしそうに、サイドに回って、 ボディを縦に撫でます。 「これ、S字カーブになっているんですよ」 「へぇ、すごいなぁ。 大量販売が期待できるから、 こういう贅沢な鋼板の処理ができるんだ」 セールスマン、 「リアシートの下をみてください」 シートをガバッと外してしまいます。 フロアとシートの留め金が見えました。 「ほら、安物でしょう。トラックと同じですよ。 でも、こうやってコストを下げといて、 かけるべきところには、お金をかけているのです。 みてください、このリアシート。 われわれの要望をいれて、 ようやく、リクライニングになりました」 鮮やかな操作ぶりです。 オトーサン、 ティーダの素敵なリア・リクライニング・シートを 日々体験していますから、驚きません。 それよりも、リアシートが室内寸法をかせぐために、 あまりにもボディ後端に近いのが心配になりました。 「後ろから衝突されたら、ひとたまりもないだろうに。 オレは、座りたくないなー」 あらためて、ティーダに惚れ直しました。 セールスマン、 運転席の前にも収納スペースを設けたことなどを 軽やかに説明した後、ドアを閉めて、 「このフロントのドアの音いいでしょう。 イストあたりから、重厚な音になりました。 以前の大衆車ノドアは、いかにも安っぽい音でしたが」 「そうね、アウデイほどじゃないけど」 剛性が高くなったのはいいけれど、 車両重量が1トンを超えたのはなぁ。 800kgぐらいに押さえこめればと思っていたんだけど」 「....そうですか」 プジョーと共同開発中のクルマに期待すべきなのでしょう。 オトーサン、 「ところで、カタログいただけますか?」 「では、ショウルームへどうぞ」 分厚いカタログをもらいました。 「お金かけてるなぁ、よくできている」 以前、ティーダのカタログに失望しましたが、 このカタログなら、夜、抱いて寝る気になれそうです。 最初の見開きペ−ジをご覧下さい。

オトーサン、 その後、20分くらいセールスマンと世間話をしました。 TJさん、 数年前に、 メカニックからセールスに変わったようです。 勤続30年、工場長までなったとか。 「お客にとっては、理想的じゃないの。 調子が悪くなったら、いつでも見てもらえるなんて」 オト−サン、 彼にあるエピソードを話しはじめました。 「昔、プリンス系の優秀セールスマンの話を聞いたことがある。 トヨタとちがって、月1−2台売れればいいほう。 ところが、彼は10台も売る。 その秘訣が簡単なんだ。 お客さんを訪問するとき、真白いYシャツ姿で行く。 クルマの調子をみましょうといって、 ボンネットを開けたりした後、 クルマの下にもぐりこんで、異常がないか調べる。 Yシャツがまっ黒くなるから、お客さんは、恐縮する。 いっぺんにフアンになって、他のお客さんを紹介する。 ま、クリーニング代なんて安いもんだ」 セールマン、 「なるほどねぇ」 「メカニックあがりのあなたは、有利な立場にあるんだ」 「そうなんですよ。 お客さんも、そのことがよくお分かりで、 いつも可愛がってもらっていますよ。 ...でも、それも良し悪しなんですよー」 「お医者さんみたいなもんか。 夜中に呼び出されたりして」 「そうなんですよ、最近はケータイがあるから、なおさら。 しかも、ここから遠いところに住んでいるから」 自宅は、我孫子から1時間ほどかかるところだそうです。 ひとしきり、地価の話をしたあと、共通の趣味を発見。 ビデオ・コレクションの話で盛りあがりました。 一見、ムダな時間に見えますが、 この顧客との共感づくりがトヨタの強み。 他のメーカーには、この余裕がありません。 オトーサン、 ひさしぶりにトヨタの営業所を訪問しました。 ぽそつと、取材の感想を漏らしました。 「トヨタは、やっぱり、すごいなー。 いいセールスマンが、たくさんいるもの。 これじゃ、ヴィッツは売れるに決まっている!」 いいクルマでなくたって売り切る販売力があるのですから、 このクルマなら、大量販売してしまうでしょう。 オトーサン、 この新型ヴィッツ、 セールスのTJさんが力説していたように、 最高級グレードのRSやTRDモデルが 若い男性に受けると思いました。 ご覧のように、ド迫力の顔つきです。 「...新しいアウデイの顔に似てるなぁ」

このパクリも、徳大寺さんがいうように、 トヨタのお家芸ですが,,,


14 手賀沼ウォーク、その4

オトーサン、 デニーズで朝食。 読売の朝刊をみて、「おっ!」 「おっ、ティーダが2位だ! やったぁ」 カローラとたった35台差なのですから、 頑張って、1位になっておけば、いいのに。 「ま、日産は、マジメだから」 そうは思うものの、営業は下手ですなー。 月末が近づいてくれば、あと何台積みませばいいか、 メーカーなら登録データで分かるハズ。 「もどかしいなあ」 順位  車名    台数  1  カローラ   9740  2  ティーダ   9705          3  フィット   7796          4  キューブ  7565         5  マークX   7399        6  デミオ    7247        7  ウィッシュ  6385        8  アイシス  6147         9  パッソ   6102        10  クラウン  5833        オトーサン、 「オレの眼力に誤りはなかった」 気をよくして、手賀沼ウォークに出発。 「おっと、腰痛対策をせねば」 価格コムを見ていたら、腰痛の方が、 ティーダのシートはダイジョウブかと尋ねているので、 思わず、カキコしてしまいました。 ○オトーサン、  私も腰痛もちでした。  国産車のシートが悪いので、  AUDIやALFA ROMEOで治しましたよー。  数年かかりました。  高くつきましたよー。  いまは、ティーダですが、再発していません。  言うまでもないことですが、  お医者さんに見ていただいたらいかが?  単なる腰痛だけではないかも知れないし。  筋肉も弱っているのでは?  運動もお忘れなく。  参考サイト:  ・腰痛ー委員会  http://www.hot-j.com/yothu/you1.html  なお、「ティーダ15Mをめぐるエッセイ」  続編を再開いたしました。  読んでいる間だけは、腰痛を忘れられるかも。  http://www32.ocn.ne.jp/~tytya/ オトーサン、 その後も気になって、腰痛を検索。 「レカロのシートがよさそうだけど、高いなぁ」 http://www.recaro.jp/ 数十万円もします。 いずれ、オートバックスに見に行きましょう。 「へぇ、悩んでいるひと、多いんだ」 代表的なサイトを発見しました。 ・http://www5a.biglobe.ne.jp/~katsuaki/heta009.htm ○ドライブと腰痛   @シートはできるだけハンドルに近づける。   具体的には、ダッシュボードのスイッチ類に手を伸ばしても、   背中がバックレストから離れない位置。   ステアリングをまわしても肩甲骨がシートから離れない。  Aバックレストの角度は約110度。これに背中を密着させる。  Bシート高と位置の調整で膝と腰の角度はそれぞれ約90度に。  C1時間に1度は休憩、軽い体操をして、腰の負担を開放する。    急発進、急停止、急ハンドルや高速時の無理なコーナリングを避ける。 オトーサン、 早速、ティーダに乗り込んでシートを調節しました。 「だいぶ、前に動かすんだなぁ」 何度かやっているうちに、コツが飲み込めてきました。 @シートに深く腰掛け、背筋を伸ばします。 Aそして、背中をバックレストにピッタリつけるのです。 Bそれから、シートを前にずらす。 それまでは、シートを目一杯後ろにスライドしていました。 そのほうが腰にいいものと錯覚していました。 今度の運転姿勢、慣れないうちは、こわく感じます。 でも、慣れてしまえば、快適です。 「おっと、バックミラーも調整しなくては」 オトーサン、 今日は、手賀大橋の手前にある 「道の駅 しょうなん」へ。 奥方に好評なので、新鮮な野菜を仕入れに。 土曜日のせいで駐車場が混んでいたので、 ちょっと離れた臨時駐車場へ。 カブと長芋を買ったあと、 三日日みかん(Mサイズ、秀、10kg) 1箱2500円を買いました。 えっちら、おっちらクルマまで 重い箱を運んでいる間に気づきました。 「しまった、腰に悪いぞ。 もっと近くに駐車すべきだった」 オトーサン、 手賀沼のほとりへ。 「天気晴朗なれども、波高しか」 北風が強くて、はじめのうちは、寒く感じました。 今日から、花粉マスクを着用開始しました。 みっともないですが、北風から顔を守ってくれます。 「さあ、北千葉導水ビジターセンターまで、いざいざ。 それにしても、すいぶん贅沢な道路だなぁ」 2車線、幅6mの自転車専用道路が 延々と手賀沼に沿って伸びています。 「自動車レースもできそうなのに」 自動車は、立ち入り禁止です。 今年の3月になれば、全長12kmのコースが完成。 「公共事業かー。ムダ遣いの典型だなー」 猪瀬さんがみたら、きっと怒り出すでしょう。

オトーサン、 6kmほど歩いて、ようやく到着。 「立派な建物だなあ」 受付嬢がひとり。 ビジターはといえば、誰もいません。 パンフレットが何種類もあります。 ビデオやPCや資料も揃っています。 でも、国土交通省の関連団体に丸投げしたのでしょう。 無味乾燥な説明がだらだら。 「仏つくって、魂いれずだなー」 それでも、 丹念に目を通すと、 この北千葉導水事業は、 大変重要な大事業であることが分かってきました。

数々のパンフのいわんとすることを ひとことで言えば、 「利根川〜手賀沼〜江戸川まで全長32kmの水路と ポンプ場・浄水場をつくる事業」 その狙いは、 @流域一帯の洪水被害予防   徳川家康もできなかった大工事です。 A手賀沼の水質浄化   昭和30年までは、水泳場だったのが、   都市化によって生活排水が増加の一途。   平成12年度まで連続24年、水質汚染全国1位。   それが、14年度には、9位にまで改善された。 B東京への水の供給 オトーサン、 「そうだったんだ!」 早とちちりを恥じました。 2車線、幅6mの自転車専用道路の下には、 直径3メートルもの水道管2本が埋まっていたのです。

オトーサン、 「街路樹もないし、殺風景だな」 そう思っていましたが、工事は開始されたばかりで おいおい沼のほとりの景観が整備されていくことが分かってきました。 すでに、いくつかのモニュメントができていました。

オトーサン、 手賀沼ウォーク10Kmを終えて、 沼のほとり沿いに運転。 はじめてみつけた鴨料理のお店で、 鴨南そばを注文。 北風にさらされた身体を暖めました。 その後、ナビには表示されない 国道16号の下を通過する新ルートを開拓しました。 帰宅して、ティーダの燃費をチェック。 「あれっ、9.6km/L しかない!」 どうも腰痛予防の新しい運転姿勢は、 アクセルに足が近い分だけ、 踏み過ぎになるキライがあるようです。 オトーサン、 手賀沼ウォークで、 疲れて眠くなったものの、 「まだまだ、やることが多いなぁ」 ・ナビの使いこなし、 ・新運転姿勢の習得、 ・北千葉導水ビジターセンターiまでのサイクリング. ・手賀沼の支流で釣りをするetc 「そうだ、もっと大事なことがあった!」 ・2月の販売台数で、 ティーダが1位になるのを支援する勝手連の結成です。 「もう、メーカーには、任せられん」 同じ思いのひとも多いのでは? CarViewには、こんな書き込みもありましたよー。 NTCさん 2005/02/05 先月1月の自販連発表の全国新車登録台数結果によれば カローラ(セダン・フィールダー・ランクス・スパシオ含み)と 僅か35台差でティーダ(含むラティオ)がトップを逃しました。 もしティーダがトップを取ってたら 日産にとっては単一銘柄で実に18年ぶりの快挙だっただけに 惜しい事をしました。残念。 カローラが伸び悩みというのもありますが、 実に惜しい事です。 読者のみなさん、 知人友人、見知らぬひとにも、 一声かけて、ティーダを推薦してやってください。 「ティーダ、買ってよ」 「ティーダ、サイコウですよ」 「ティーダにしない?あんたオカシイとちゃう?」 もしかすると、 お金がありすぎて困っていて、 社員に腰痛持ちが多くて何とかしなくてはと思っている 社長さんがどこかにおられて、 「そうか、ティーダに乗れば、腰痛にならんのか。  ...分かった!ティーダ買ってやる。  ただし、条件がある。全色そろえてくれ」 これで、8台売れますよねぇ。 社長さんだって、損にはなりません。 「こんなひともいる!」 絶対、TVのワイドショウに取り上げられますよ。 ネタに困っているんだから。・


15 RECAROが安い!

オトーサン、 Car Viewを覗いていたら、 やたらヒデボーさんが登場していました。 「でも、いいこと言うなあ」 感心したので、彼の発言を総チェック。 ティーダが1位にならないほうがいいという 発言には賛成いたしかねますが、 それ以外の発言は、賛同したり、感心したり... なかのひとつが気になりました。 ○ヒデボーさん  2005/01/10  …で、最近覚えたことですが  "音声ガイドOFF"のボイスコマンドを使うといいですよ  (既にご存知かも知れませんね…) オトーサン、 「そうか、そうなんだ」 ナビのガイド嬢とは、 ここ3ケ月ほど、おつきあいしましたが、 「新しいル−トをご案内します」 「ルートを逆走しています」 など、そのコウルサさが鼻についてきました。 音量を小さくしたり、 聞かないフリをしたり、 いっそのこと、ナビを叩き壊そうかと 必死にこらえてたりしていたもの。 きっぱり別れたいなあーと思っていたのです。 でも、離婚となると泥沼、そう相場が決まっています。 それが、このヒデボーさんの一言で、目がさめました。 オトーサン、 早速、朝イチバンに、離婚手続きに入りました。 「これか、これだったんだ」 音声入力はキライなので、 いままで一度も押したことのないナビのボタンに手を伸ばします。 @「ルート(音声案内)」を押す A「ルートガイド音声」を押す BOFFにする 実に簡単でしたが、 「あっ、ブラックアウトした!」 ナビ画面が真っ暗になりました。 「あのアマめ、逆上しやがったか?」 でも、冷静に、冷静にと言いきかせて、 その画面を2秒ほど押しつづけると、 無事、画面が普通に戻りました。 「何じゃ、これ?」 オトーサン、 ナビ嬢なしの人生に一歩踏み出しました。 実に晴れ晴れとした気分です。 好きな音楽を邪魔されずに、存分に聴けます。 「あの娘、おしゃべりだったなぁ」 喜怒哀楽、いろんな気持ちでゆれ動いたもの。 ○黙らんなら 殺してしまえ ガイド嬢 (信長風に) ○黙らんなら 黙らせてみせよう ガイド嬢 (秀吉風に) ○黙らんなら 黙るまで待とう ガイド嬢 (家康風に) オトーサン、 腰痛対策を施したと思うシート位置で運転しています。 でも、どことなく違和感があります。 「この位置も、イマイチだなあ」 ステアリングが膝に触りそうなのです。 「そうか、チルトだったっけ」 位置を少し上にずらしまました。 「これなら、手をステアリングに乗せて休めるから、 肩こりにならないかも」 でも、頭部のサポートが不安定です。 ヘッドレストが前方に倒れてくれないのです。 「...ヘッドレストに帽子をかぶせて、 なかに詰め物でも入れれば、いいかもなぁ」 そんなアホなことも考えました。 オトーサン、 その昔、 ショールームに新味を出そうとして、 シートを取り外して展示したことがあります。 そのとき、シートの原価を聞いて、呆気にとられました。 メーカーの担当者、 「いくらすると思う?」 オトーサン、 応接セットの値段をイメージして 「10万円?」 「いや、2万円もしないよ」 「ひとつで?」 「いや、2つで」 こうして、お金もかけず、 座布団文化でやってきた日本車には、 椅子づくりのノウハウが、まるっきしないのです。 シートメーカーを視察したことがありますが、 「「これじゃーな」 椅子文化の欧米に学ぶ気配も、 人間工学の粋を尽くしてシートの開発にあたる気配もないのです。 トップメーカーのトヨタがそうですから、 他は、押して知るべし。 そこで、絶望して、外車に走ったわけ。 ロングドライブが快適で疲れ知らずのものになりました。 オトーサン、 ティーダを高く評価しているのは、 コンパクトカークラスなのに、 ゆったりした大きなシートを用意したこと。 快適なシート、これって基本中の基本でしょう。 それなのに、メーカーときたら、 7人乗りだ、いろいろなアレンジが可能だなどと、 アホなことにウツツを抜かしています。 その狂態を苦々しくみつめてきました。 「かといって、外車も馬鹿らしいし」 お値段が高すぎます。 高いだけの価値があればともかく、 ベラボーな値段をつけているのが、気に入りません。 「シートさえ、マシになればなー」 そう思っていたところに、ティーダが登場してきたのです。 「でも、ティーダも、イマイチだなー」 かといって、RECAROは、高いしなー」 オトーサン、 「一度、オートバックスに行ってみようか」 そう思っていました。 来週あたり行こうと思っていたのですが、 「なーんだ。2月11日から上映開始か」 マット・デイモンの新作映画に行くつもりでしたが、 やってなければ仕方ありません。 急遽、スーパーオートバックスかしわ沼南店に行くことに。 「...久しぶりだなあ」 付設の映画館が改装中で、遠ざかっていたのです。 オトーサン、 朝イチバンで入店し、売り場へ急行します。 「おお、こんなに多く展示してるんだ!」 「なに?RECAROが、こんなに安いの?」 展示台数は、何と28台。 最安値は、6万2790円! 確かに、最高値は、55万8600円でしたが、 大部分は、10万円以下。 「これなら、誰でも買えるなぁ」 15Gを15Mに、 1800ccを1500ccに、 AXISを普通のモデルにグレードダウンしなくても、 楽に買えるお値段です。 オトーサン、 急に買いたくなってきました。 「でも、一度、座ってみないことには」 マッサージ機をみてください。 ちゃんと座って体験できるようになっています。 RECAROのシートだって同じこと。 「ほー、うまい展示だなあ」 このお店では、 28台のうち、17台は、座って試せるのです。 「そうだよなあ、こういう展示をすべきだよなー」 係員を呼んでもらいました。 取材ということで、名詞をもらいました。 「スポーツアドバイザー 土井敦」 オトーサン、 「この展示、うまいねー」 「ええ、私が頼んで作ってもらったのです」 「いやー、えらい!社長賞ものだよ。 ところで、ティーダに取り付けられるかな?」 「ちょっと、お待ちください」 戻ってきて、 「今日は日曜日なので、 メーカーと連絡がついきません。 月曜日なら、連絡がつくのですが」 「じゃ、電話してくれる?」 用紙に、住所なども記入して、手渡します。 「ところで、いろいろあるけれど、 腰痛対策シートって、あるの?」 「ええ、このERGOMEDシリースですね」 RECAROは、レーサーか、走り屋専用シートと思っていましたが、 高齢者も増えて、時代は変わったのです。 オトーサン、 その腰痛モデルのお値段をチェック。 ERGOMED−Dが、10万2900円でした。 座ってみると、スポーツカーのシートに座った気分。 何だか若返りそうです。 「これいいなあ。 でも、色は黒と赤しかないの? オレの内装色はベージュなんだけど」 「ちょっとお待ちください」 土井くん、戻ってきて、 「あー、ありますね。新色でベージュが追加されています」 「そりゃありがたい。へぇ、立派なカタログがあるんだ」 18ページのカタログには、 全製品の写真、機能、価格が掲載されています。 ●ERGOMEDシリース  @ERGOMED−Classic オープン価格  AERGOMED−D      10万2900円  BERGOMED−LD     13万4400円  CERGOMED−E 16万5900円  DORTHOPAO 31万2900円 「どう違うの?」 @は、ベーシックモデル。 無段階リクライナー、ヘッドレスト高さ角度調節、     専用パッドヘッドレスト、ランバーサポート(パット調節式)     ラバーマットサスペンション Aは、@に手動式エアランバーつき。 Bは、Aにシート深さ調節つき。 Cは、Bに電動式リクライニングとシートヒーターつき。     シート深さ調節なし。 Dは、最高級モデル。     ショルダーサポートアジャスターつき、     エアマチック・ランバーサポート、ヴェント(通風)つき オトーサン、 機能を見ているうちに、Bがよく思えてきました。 ・http://www.recaro.jp/products/medical/index.html

「ところで、外したシートはどうするの?」 「お客さまのご要望があれば、当店で廃棄します」 「廃棄?勿体ないなー」 「もちろん、お持ち帰りいただけますが...」 家に置けば、かさばります。 「あのー、変なこと聞くようだけど、 また、元のシートを取り付けたくなったら、可能なの?」 「ええ、簡単です」 オトーサン、 ぼそっ。 「ティーダも、フロントシート・レス車を発売すべきだなー」 明日の夕方になれば、 ティーダにRECAROが装着可能かどうか判明します。 乞う、ご期待!


16 手賀沼ウォーク、その5

オトーサン、 「今日は、歩かなくては」 体重が増えてきました。 64kgを超えると、警戒信号発令。 「よーし、手賀沼を半周するぞ」 幸い、風もなく、寒くもなく、花粉も飛ばず。 スタート地点は、道の駅しょうなん。 手賀大橋のたもとです。 対岸の白い建物は、我孫子市役所。

オトーサン、 「まだ、工事中だ」 工事の看板には、3月25日開通と書いてあります。 ブルが活躍中なので、畦道など迂回路を歩きました。 でも、作業員が誰もいないところでは、 まだ車線も真新しい未開通道路を歩きました。

でも、悪い奴、おりますなぁ。 自転車専用道なのに進入してくる軽自動車。 葦原に冷蔵庫を捨てるやつ。 できるだけ、汚いものから目をそむけて、 美しいものを見ようと努力しました。 1時間ほどせっせと歩くと、汗びっしょり。 ようやく、手賀沼の端にきました。 「キレイだなぁ」 曙橋のたもとをハクチョウが行進しています。 周囲には、カメラマンも。 「何撮っているんですか?」 「カワセミ」 「やっぱりねえ」 この手賀沼の宝石は、カワセミのようです。

オトーサン、 やや疲れてきました。 出発してから、もう6kmは歩いているでしょうか。 ようやく、いつもの遊歩道の終わり、 五本松下広場に到着しました。 「手賀大橋まで、3.6km」の表示があります。 「あと、3.6kmか。  橋を渡るから、4km以上残っているか」

オトーサン、 「歩き慣れた道って、短いなー」 どんどん前方を歩いているひとを追い抜きます。 あと数キロだと思うと、元気がでてきます。 競技場に入ってきたマラソン走者のようなもの。 ちょっとオーバーか。 もう手賀大橋のそばです。 女性が水鳥にパンをやっています。 「いいのかなあ、餌やって?」 そう思いましたが、写真に収めました。 いい絵になっていませんか? 「なってない!」 「失礼をばいたしました」

オトーサン、 いまや手賀大橋の上。 歩き終えたコースを展望します。 「ずいぶん、遠くまで歩いたもんだ」 はるか彼方、霞んでいる場所まで歩いていき、 戻ってきたのです。 「やったぜ、ビイビー!」 自分で自分をほめてやりたい気分です。 「たった10kmでか?」 「まあ、そう固いこと言わないで」

オトーサン、 いつものように、 松屋で豚丼、オランダ家でケーキセットの後、 ティーダで帰宅。 「今日は、無口だなぁ、ナビ嬢」 そう思ってから、気づきました。 「そうか、昨日音声ガイドをOFFにしたんだ」 別れたことすら忘れているなんて、薄情かも。 「でも、シッコイ女だったなあ」 新しいルートをご案内します。 新しいルートをご案内します。 新しいルートをご案内します。 新しいルートをご案内します。 新しいルートをご案内します。 オトーサン、 帰宅すると、水槽の金魚が大量死。 「しまった!」 餌のやりすぎか、それとも水質汚濁か。 20匹もいたのが、4匹になってしまいました。 「ティーダにかまけすぎたかなー。 そうそう、オートバックスに電話しなくては」 電話をかけようとして、思い出しました。 「土井さん、月曜は休みと言っていたっけ」 読者のみなさん、 「ゴメンナサイ」 ボケがだいぶ進行してきたようです。 RECAROがティーダに装着できるかどうかは、 明日のお楽しみとあいなります。 失礼をばいたしました。


17 ガイド嬢の呪い、その1

オトーサン、 雨が降っています。 「あーあ、せっかく、洗車したのに」 こんな経験って、ありませんか? 今朝うれしかったのは、ohyamaさんからのメール。 ○ティーダ用のレカロのレール  ヤフオクに出品されてますよ。  合うかはわかりませんが。  日産 ティーダ で検索できます。 早速、Yahoo Auction!を覗こうとして、 思いとどまりました。 昨夜のNHK「クローズアップ現代」で 「フィッシング詐欺」を扱っていて、 ヤフオクそっくりのサイトでだまされた 新たな手口が紹介されていました。 「やはり、オートバックスへ直接行ってみよう。 買うことになったら、キャッシュで払おう」 オトーサン、 昨年のお正月、詐欺に出会いました。 アルファロメオにナビをつけることにして。 近所のオートウェ−ブ晴海店へ。 トヨタカードで支払いました。 その数ケ月後、電話がかっていて、 「○○から○○の間に、海外に旅行されましたか?」 「いや」 「ルーマニアに行かれたことは?」 「そんなところ行くはずないだろ」 確か、ドラキュラ伯爵の生まれた場所でしたっけ。

○吸血鬼のエリート貴族ドラキュラは  古城の地下に住み、夜ごと棺のふたをあけて起き上がる。  紳士の正装を整えて町に現れ、  コウモリや霧に変身して美女の寝室へ忍び込み、  生き血を吸って永遠の生命を保つ。

「そうですよね。  お客様のカ−ドから多額の費用が落とされています。  カードを交換させていただきます。  いまのカードは破棄してください」 数十万円の損は免れたのですが、 以来、カード使用には神経質になっているのです。 オトーサン、 「ティーダにRECAROが装着できそうだ。  うれしいーなぁ」 RECAROを装着したばかりのティーダで、 湯河原温泉に行く情景が浮かんでまいります。 「いやぁ、このREAROのシートはいいなぁ」 奥方、 「いくらしたの?」 オトーサン、 「31万2900円、それと取付工賃」 「えっ....、何やってるのよ」 「そんなお金、どこにあったのよー。 大型液晶TVが買えるでしょう。 マッサージ機なら2台買えるわ」 キッチンのリフォームもできるし... 海外旅行だって行けるわ」 「だって、RECAROは、一生ものだぜ。  クルマを変えるときも、つけ変えられるんだ。  オレの腰痛が治ると思えば安いもんだろー」 「.....」 想像ですから、 ここで奥方が黙ってくれたのですが、 現実には、そう簡単には怒りがおさまらないでしょう。 「そうだなー、値段は言わないほうがいいかも」 オトーサン、 RECAROのサイトで、 最高級モデルの機能説明を読みました。 ありとあらゆるものが備わっています。 「冬のシートの冷え冷えもなくなるのか。 夏の背中や腰の汗びっしょりもなくなるのか。. 事故にも強く、疲れないのか」 ○最高級モデル:ORTHOPAO(31万2900円) ・パワーリクライナー コントロールパネルスイッチ一つで水平位置まで無段階で調節 ・ ショルダーサポート・アジャスター コーナリング時の横Gによる身体の横揺れを防ぐため肩をサポート ・ サイドサポート・アジャスター ダイヤル操作により体型に合わせてバックレストサイドの幅を調節 ・ ヘッドレスト高さ・角度調節 頭部の位置に合わせるため、ヘッドレストの高さ、角度を調節 ・ 専用パッドヘッドレスト 万一の追突事故にも頭部を保護し、むち打ちを防止 ・ シート深さ調節 ドライバーの脚の長さに合わせてシートクッションの長さを調節し、 大腿部の筋肉疲労を防ぐ ・ シートヒーター スイッチひとつでシートを温め、血流をうながし疲労軽減と腰痛を予防 ・ バックレスト前倒し機構 左右に設けられたレバーひとつでバックレストを前方へ倒せる ・ レカロ・エアマチック・ランバーサポート バックレストにエアバックを内蔵。スイッチ操作で強弱を調整し、 ドライバーの腰椎にフィットし、腰痛を予防 ・ レカロ・ヴェント(除湿機能) バックレストに内蔵されたモーターファンで空気を循環させ、 湿気を強制的に排除し腰痛を予防 ・ ラバーマットサスペンションシステム ラバーマットによって路面からの振動を抑え込む   出典:http://www.recaro.jp/products/medical/index.html オトーサン、 このシートの存在を知ってしまうと、もう後戻りできません。 「ティーダのシートって、何なのさ」 オートバックスしょうなん柏店に乗り込んでいったときは、 すでに、最高級モデルを買う気になっていたのです。 「土井くん、いる?」 「はい、そちらで座ってお待ちください」 こんなとき、安っぽい椅子に座ってなんかおられません、 早速、展示してあるORTHOPAOを眺めます。 上段に展示してあるので、座れないのが残念です。

大分たって、土井くん、姿を現しました。 「RECAROの件ですが、問い合わせました」 「で?」 「まだ装着できないそうです」 「...そうなの」 オトーサン、 悔しいので、すぐそばにあるオートウェ−ブへ。 「へえ、RECAROが27台も展示してあるんだ」 ただし、座れるのは、3台のみ。 土井くんに聞いたのと同じ質問を繰り返しました。 おなじようにメーカーに問い合わせてくれて、 おなじような答えが返ってきました。 「残念だなあ。  ところで、RECAROのシート、月に何台くらい売れるの?」 「15台くらいですね。先月は、17台でした」 オートバックスは、10台と言っていました。 「どんなのが売れるの?やはりスポーツモデル?」 「そうですね、最近は、腰痛対策モデルがよく売れるようになりました。  あの最高級モデルを買ったひともいます」 オトーサン、 せっかく現金まで用意してきたのに、空振り。 腹いせに、となりのミドリ電化へ。 ビデオカメラ用に、SDカードを買いました。 128Mで、3780円は、安いのかどうか。 走りながら、パッケージから取り出しました。 「切手サイズで、このお値段か」 そんなことを思いながら、 SDカードを置きました。 確か、置きました。

オトーサン、 その後、数時間にわたって、 このSDカードを探し続けました。 ウィドブレーカーなどのポケット、 カバンのなかのあちらこちら、 そして、ティーダの車内のすべて。 「あちこちに小物入れがあるんだなー」 買ったときは、その数の多さがうれしかったものですが、 こうやって、しらみつぶしに探すとなると、有難迷惑。 人間って、勝手なもの。 シート脇や座面の奥にも手を挿しこんで探しました。 フロマットもめくりました。 助手席の下も覗きこみました。 ETCの機器が収納されているの発見しました。 RECAROのシートが装着されるはずだった シートレールもみつけました。 「へぇ、椅子をずらすと、レースがよく見えるんだ」 オトーサン、 「どこに消えたんだ?」 「どこか見落としたところはないか?」 すると、ナビのガイド嬢の声が聞こえてきました。 「新しいルートを探索しています」 「新しいルートを探索しています」 「新しいルートを探索しています」 もっとよく探せと言わんばかり。 でも、どう考えても、これ以上、探す場所が思いあたりません。 ルーマニアをちょっとバカにした発言をしたことは認めますが、 ドラキュラ伯爵がいまどき呪いをかけてくるはずはないし... やはり、可能性がイチバンあるのは、ガイド嬢。 彼女の呪いではないでしょうか。 彼女、もしかしたら、 こんな顔をしているのかも。

読者のみなさん、 同じような不気味な体験をされた方いませんか? 新たな都市伝説が誕生するかも。 ともかく、 ナビの音声ガイドをOFFにするときは、 相当な覚悟をもってなさってください。 彼女、実は、岩さんなのかも。 二目と見られぬ姿なのかも...


18 ガイド嬢の呪い、その2

オトーサン、 起きがけに、 「やけに寒いなぁ、手がかじかむんて」 こんなこと久しぶりです。 子供の頃は、ロクな暖房もないので、 赤ぎれ、しもやけがあたりまえでした。 今朝の分をUPし終わって、 換気のために窓を開けました。 「ありゃ、開いている!」 夜中、窓を開け放って寝ていたのです。 布団の外に出ていた手は、冷えたのですが、 羽毛布団のおかげで体のほうは、OKでした。 「羽毛って、すごいなあー」 オトーサン、 次は、金魚に餌やり。 「ありゃ、金魚が死んでる!」 20匹いたのが全滅です。 山荘は氷の世界。 冬を越せないのがかわいそうと思って、 遠路はるばる運んできた4匹も全滅。 「おととい、半分、水を交換をしたのになぁ」 思いあたるのは、ガイド嬢の呪い。 「...執念深いんだなぁ」 オトーサン、 屋外に駐車しているティーダをみます。 「おー、ガリガリだ」 昨日の雨が凍ったのでしょう。 暖気運転をしましたが、その間、シートの冷たいこと。 「シートヒーターは、必需品だなー」 RECAROには、一刻も早く、 ティーダ用の取り付けレールを開発してほしいものです、 それから、昨日書き忘れましたが、 MOMOも、ティーダ用のステアリングを開発してもらいたいものです。 それに、シフトエバーも。 いずれも、オートバックスやオートウェ−ブで 問い合わせてもらいましたが、 現時点では、取り付け不可能ということでした。 「残念!」 オトーサン、 安全運転のために、 サイドミラーの氷を拭き取ろうとしました。 「ありゃ、動く!」 そうでした。 壊れているのではないのでしょうが、 鏡の部分だけがすぐ動きます。 サイドミラーを畳んで、駐車します。 エンジンをかけると自動的にミラーが開くのはいいのですが、 その際、鏡の部分が妙に動いたりするのです。 読者のみなさん、いかがですか? これも、ナビのガイド嬢の呪いでしょうか? オトーサン、 「今日も手賀沼に行くか」 昨日と一転して、ポカポカ陽気です。 「春霞か、これもいいもんだ」 彼方の林のシルエットが沼に写りこんでいます。

オトーサン、 ジョギング用の靴を履いてこなかったので、 「今日は、5Kmくらいでやめとくか」 そう思いましたが、調子が出てきて、10km歩くことにしました。 汗ばむ陽気です。 途中の広場には、こんな案内板もあります。 「大体、覚えたなぁ。 しかし、鳥って、すごいよなー。. 羽毛の性能は抜群だし、 陸海空を自在に動きまわれるんだから。 そこに行くと、ウチの金魚はかわいそうだった。 汚い水から逃げ出せなかったんだから」

オトーサン、 五本松下広場から折り返しました。 いつもこの先の橋のたもとに、 おじさんたちがたむろしています。 餌をやったり、世間話をしたりしているのです。 会長と呼ばれるおじさんが仕切っています。 「そういえば、奥田会長、留任か」 今朝の日経新聞に出ていました。 ○トヨタ、渡辺副社長の社長昇格を発表・奥田会長は留任  トヨタ自動車は、張富士夫社長が副会長に就き、  後任社長に渡辺捷昭副社長が昇格する人事を発表した。  奥田碩会長は留任。  6月末の株主総会後の取締役会で正式決定する。  豊田章一郎名誉会長の長男、豊田章男専務は副社長に昇格、  7人が副社長に昇格し、副社長8人体制になる。 「ふーん、張社長の副会長就任は、  次期経団連会長を目指すということか。  そうか、渡辺さんが社長かー」 このひと、直属の上司でした。 トヨタから大学教授への転身を世話してくれました。 根が性善説ですから、社内外に敵をつくらない性格。 トヨタの金庫番といわれた辻副会長の秘書として 課長の頃から敏腕を発揮。 「オレの秘書にくれよ」 実力者の豊田英二会長が、そう言っていたほど。 「まあ、豊田章男さんまでのワンポイント・リリーフだろうが」 豊田一族のサラブレッドの実力は未知数。 いい番頭を周囲に配置しなければ,,, オトーサン、 「痛い!」 歩いている途中、腹痛がはじまりました。 「お腹が冷えたのかなぁ?」 いつもは、お腹にガスがたまって痛むのですが、 今日のは、痛む位置がちがいます。 「肝硬変かなぁ?」 2週間飲み続けた花粉症の薬、ジルテック錠の副作用かも。 「それとも、腹膜炎か?」 オヤジが、この病気で亡くなりました。 「あるいは、癌かも? この数年、健康診断に行ってないからなー」 オトーサン、 それでも、10km歩き終えて帰宅。 「お医者さんに行こうっと。. しまった!今日は休業日だった」 しょうがないので、 近所のスーパー銭湯に行って体を温めました。 「ちょっとよくなったか」 そう思った矢先、お腹がチクリ。 「おかしいなぁ。  こりゃどうも、ナビのガイド嬢の呪いとしか思えんな」


19 手賀沼ウォーク、その6

オトーサン、 「しまった。昨日が水曜日だったんだ」 ボケが進んだのか、 あるいはナビのガイド嬢の呪いのせいか、 曜日の感覚が失われてきました。 花粉症の薬も切れてしまいました。 「今日は、家の中で過ごそうか」 そう思っていましたが、 娘を駅に送ると、 習慣というものは恐ろしいもの。 いつの間にか、手賀沼に向かっていました。 ただし、国道16号をくぐる新しいルートを使いました。 手賀沼をのぞむ田園地帯を走るので、気分爽快です。 とくに、今朝は雨あがりで景色が水々しくみえます。 胃痛も治ったようです。 道の駅しょうなんまで、4kmは信号なし。 ところどころに、きついカーブがあります。 オトーサン、 いくつものカーブを時速40km〜60kmで曲がりながら、 ステアフィールを、何度も確認しました。 「そうか、この感じが不評なのか」 ステアを戻したとき、ふっと重さが消えてしまうのです。 ○ただし、現時点で不満がまったくないわけではない。   たとえば,街中でのキビキビ感を演出するパワステの設定は、   しかし高速道路でのレーンチェンジ時や山道走行では   思いのほかシャープに感じられ、不用意にステアすると、   切れすぎる傾向が見受けられ(車体の動きも早い)   ねっとりした人工的なステアフィール(とくに戻し時)も   要改良点だろう。    (青山尚輝「ティーダのすべて14p) オトーサン、 「しまった!」 そんなことを考えながら走っていたので、 いつの間にか、道の駅を通過してしまいました。 「コーヒー、飲みそこなったなぁ」 道の駅のレストランに可愛い娘がいるのです。 顔なじみになりました。 パンも、おいしいし。 オトーサン、 鳥の博物館の裏手に駐車しました。

「さて、今日はどうするか」 病みあがりだし、花粉症の薬も切らしたし、 10kmウォークを控え、散歩程度にしました。 ミニ手賀沼へ。 手賀沼の形を模した池があって、 水鳥が遊んでいます。 餌をやるひとも多く、ひとに慣れています。 子供連れの若い奥さんに 聞かれもないのに教えました。 「これはオナガガモ。尾が長いでしょ」

photo:オナガガモ オトーサン、 「そうだ、鳥の博物館に行こう」 名前が分からず気にかかっていた水鳥をみつけて、 パチリパチリと写真を撮りまくりました。 インストラクターにみせて、教えてもらいましょう。 以下は、そのなかから精選したものです。 読者のみなさん、 名前、分かりますか? 分かったら、大したものです。

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photo:? オトーサン、 鳥の博物館へ。 入場料300円を払って、 インストラクターにデジカメ画像をみせました。 若い女性です。 「紀宮さまにちょっと似てるかも」 紀宮さま、 隣接する山科鳥類研究所に勤務されていますが、 まさか、ここまでお見えにはならないでしょう。 週刊誌の広告を思い出しました。 ○紀宮さま、黒田さんの新居は「40階建て超高層マンション」  ”最新セキュリティ”と”通勤時間”で「秋葉原」に白羽の矢  (週刊ポスト2月15日号) オトーサン、 「妙なことを聞くけど、住まいは近いの?」 「ええ、湖北台です」 「そうか。  あのさぁ...紀宮さま、新居は秋葉原だそうだど、 つくばエキスプレスで通われるのかなぁ」 「さぁ....?」 「柏たなか駅がいちばん近いと思うんだけど」 「そうでしょうね」 「秋に開通すれば、 秋葉原から、15分で来られるよなぁ」 「ええ、東京へ出るのが便利になります」

路線図 オトーサン、 彼女があまり話に乗ってくれないので、 本題へ。 デジタルビデオカメラの画面を開いて、 「この鳥、何という名前?」 「これですか?バリケンでしょう」 「バリカン?」 「バリケンです、外来種です」 「バンじゃないの?」 「いいえ」 小学生の一団が入ってきて、話は終わり。 しょうがないので、後でネットで調べました。 ○バリケン   アヒルとカルガモのあいのこで、 メキシコや中南米に生息したノバリケンを家禽化したもの。 目のまわりは赤く、白と黒のまだら模様の羽をしている。 図鑑にもあまり載っていない怪鳥。 鶏を連想するような、ちょっと不思議な鳥です。 ・http://www.gofield.com/trekking/kanto/t0093-kiyosumi/ そこで、カルガモとアヒルの画像を並べてみました。 「ほんとうかなぁ?」

photo:アヒル

photo:カルガモ 読者のみなさん、 バリケンがアヒルとカルガモの”あいのこ”だなんて、 信じられますか? オトーサン、 この後、ネッツ店に行って、ヴィッツの試乗をしました。 試乗のご報告は、明日のお楽しみ。


20 新型ヴィッツは脅威じゃない

オトーサン、 手賀沼を後にして、昼食へ。 「どこで食べるかなぁ?」 流石に、毎日、松屋の豚丼では飽きてきました。 「そばでも食すか?でも、なぁ?」 前に、我孫子にはロクな蕎麦屋がないと聞きました。 柏には、阿部孝雄さんの名店「竹やぶ」があります。 「一度、行かねば」 六本木と箱根は行ったのですが、肝心の本店はまだ。 実は、引っ越して1度行ったのですが、 木曜日は、定休日でした。 ・http://www.president.co.jp/book/1764-2.html オトーサン、 K’sデンキの前にあった巴屋へ。 老人夫婦が入っていったのをみて、 「そう、ヒドイ店ではなさそうだ」 続いて、入店しました。 もりそば(600円)を食べ終わって、 女店員に「おいしかった」と一言。 「我孫子においしいおそばやさんがないと聞いていたけれど、 お宅は、おいしかった」 麺は、機械打ちでしたが、タレがまあまあ。 女店員、女主人にでしょうか、 「お客さん、ウチのがおいしいと言ってたわよ」 ま、たまには、お世辞もいいものです。 オトーサン、 ネッツトヨタの前を通りかかりました。 実は、昨日も立ち寄ったのですが、 誰も出てこないので、「売る気ないな」 「試乗するか」 店に入っていって、 セールスのTJさんを呼び出してもらいました。 「ああ、いらっしゃいませ」 TJさん、顔を覚えていてくれました。 「試乗できるかなぁ」 「いいですよ」 早速、試乗車のところへ。 「ライトブルーマイカメタリックだな」

オトーサン、 前回カタログをもらっていますし、 昨日は「ヴィッツのすべて」を買って目を通しています。 ヴィッツのカラーは、全11色。 そのうち、ミディアムシルバーMだけが 最上級モデルRSの専用色です。 ・ボディカラー一覧 ホワイト  シルバーマイカM    ブラックマイカ  スーパーレッドV  ペールオレンジマイカM  ベージュパールマイカ  グリーンマイカM  ダークブルーマイカM  ライトブルーマイカM  レディッシュパープルマイカM  ミディアムシルバーM オトーサン、 「”ヴィッツのすべて”を読んだけれど、ケナしてたよ」 「誰がですか」 「誰だったっけ、忘れたなー」 忘れたフリをしました。 河村康彦さんも、星島浩さんも、 さっきのオトーサンのように、 一応、褒めてはいるのですが、 いまひとつ文章に感動が感じられません。 オトーサン、 乗り込んで、あらためて、室内をチェック。 「メーターは、まあまあだなー」 でも、センターパネルもシフトレバーも安っぽく感じます。 コストダウンしているせいかも。

photo:オプティトロンメーター

センターパネル&ゲート式シフトレバー オトーサン、 運転席に座ります。 「これ、いいじゃないの」 ちょっとRECAROの座り心地に似ています。 RSのスポーツシートなら、もっといいかも。 コーナリング時の横Gによる身体の横揺れを防ぐため 肩をサポートしてくれます。 メーカーも、セリングポイントにしています。

○フロントシート  緩やかな曲線とスポーティでスリムな先進感のあるデザインとしました。  薄型シートバックフレームを採用するとともに  シートスライドレール幅を拡大することにより、  後席乗員の足元スペースの確保に寄与しました。  腰と背中をしっかりと支持することで  前後方向に姿勢がずれにくく、  身体との接触面を拡げて横方向の動きを抑えることにより、  最適なホールド性と快適な座り心地を確保するシート構造を採用しました。  長時間ドライブでも疲労感を感じさせることの少ないシートとしました。 オトーサン、 「ほんとに、このシート、いいよ。 飛鳥さんの言うとおりだ。 ところで、ヘッドレストは前に倒せるの?」 「いいえ。コンパクトカーは、みんなそうですよ」 「でも、頭がつくよ。前倒し気味にしてるのは、いいね」 ○飛鳥学さんのコメント  正直言うと、成形シートが嫌いである。  表皮とパッドを接着成形するので  掛け心地の微妙な調整がしにくく、  柔軟に仕立てにくいからだ。  が、これは悪くない。  ホールド感もフィット感も、グンと充実。  ずっと快適に遠出できると思う。 オトーサン、 「これを押すんだね」 「そうなんですよ」 セールスのTJさん、得意そうです。 「インテリジェントキーみせて」 「これです」 「ふーん」 ティーダのほうが、かっこいいので安心しました。

走りだしました。 「何これ?」 まるで、軽自動車そのまんま。 安っぽいエンジン音がします。 「そうなんですよ。この試乗車1000ccエンジンなのです」 「他の営業所に置いていないの?   1300cc車?」 「ありません」 「何で、そんな馬鹿なことするの?」 「ほら、試乗車って、すぐ売るでしょう。  損がすくなくなるように、イチバン安いモデルにしているのです」 「馬鹿だなー、売るための試乗車だろうに」 オトーサン、 エンジンについては、かねて批判的です。 「パッソのを載せたのか」 「1300ccや1500ccエンジンも従来型なんだ」 「フィットやティーダ(ノート)のエンジンには敵わないだろう」 この音を聞いて、主査の見識を疑いました。 「6年も待たせといて、 こんなエンジンしか搭載できなかったのか」 ○新開発1000ccエンジン( 1KR-FE)  VVT-iの採用やヘッド内インテークボートの最適化などにより、  低・中速域での豊かなトルクを確保し、  ストップ&ゴーが多い市街地走行で優れた加速性能を発揮します。  また、コンパクトな燃焼室やオフセットクランクを採用するとともに、  ピストンへの新樹脂コートの実施やピストンリングの張力低減などにより  エンジン内部の摩擦抵抗低減を追求しました。  高剛性アルミブロックやアルミオイルバンなどの採用により、  低振動と静粛性を確保するとともに  軽量化も実現し、10・15モード走行22.0km  という優れた低燃費を達成しました。  さらに、インテリジェント触媒やイリジウムプラグなどの採用により、  優れた低排出ガスを実現しています。 オトーサン、 500mも走ると、試乗する気がうせてきましたが、 我慢して走り続けます。 「乗り心地ぐらいチェックしなくては...」 メーカーの宣伝文句は以下の通りです。 ○軽快で安定感のある走りを実現する、優れた走行性能   新開発のサスペンションとブレーキ、高いボディ剛性により、 安定感のあるキビキビした走りとフラットな乗り心地を両立。 新Super CVT-iを採用し、リニアな加速と   滑らかな走行フィーリングを実現。 オトーサン、 加速してみました。 回転だけが先に上がっていきます。 「CVTは、いまいちだなー」 やはり、日産に一日の長があるようです。 段差を乗り越えました。 ショックは、まあまあ。 この点では、ティーダよりマシでしょう。 オトーサン、 路地に入って、帰路につきました。 回転半径は、4.4m。 ティーダが5.2mですから、小回りは大したもの。 「このエンジンじゃなぁ」 同じことを繰りかえしました。 「今度、1300cc車を用意しますから、乗ってください」 「だって、社の方針で置いてないんだろう」 「私の1300cc車に乗ってください」 「えっ?」 「実は、全損事故で買い換えたのです」 「全損事故?」 「大型トラックが突っこんできて、 避けたら、崖を転げ落ちて」 「よく、無事だったねー」 「みんながそういいます」 オトーサン、 セールスのTJさんが気の毒になりました。 「また、くるよ」 こんなに気のないモデルチェンジをし、 こんなにいい加減な試乗車しか用意しない トヨタからは、もう買うまいと思ったのですが、 TJさんに免じて、 もう一度、1300cc車を試乗しようかと思います。 なお、オトーサンには、 悪評サクサクの1000cc車、 そのお値段は、105万円でした。 安値で釣って、上級グレードへ誘導。 いつもの手口です。 「まあ、軽と小型車のあいのこモデルだなー。 バリケンだ」 「えっ、バリカン?」 「ああ、バリカンでカットしまくったんだ」 ○価格一覧  1.5RS 159万6000円  1.5X  140万7000円  1.3U  138万6000円  1.3F  121万8000円  1.0F  115万5000円 1.0B  105万円


21 手賀沼ウォーク、その7

オトーサン、 娘を駅まで送ると、 今朝も、また、手賀沼に向かっていました。 フリーになったから、どこへ行こうと自由なのですが、 会社通勤のクセへが抜けません。 いまや手賀沼が会社代わり。 刈込坂で大渋滞。 田んぼのど真ん中で事故とは... Uターンして引き返すクルマもあるほど。 「なんでかなぁ?そうか、3連休か」 連休に事故が多い原因は、 クルマの数が増えることもありますが、 運転が乱暴な奴とか、 家族との対話で気もそぞろのひとが増えるからです。 久しぶりに遊びに行くので、 気分が高揚しているひともいるでしょう。 はじめての道を走るひともいるでしょう。 「あー、やっぱり事故だ」 ビデオカメラを携帯してたので、パチリ。 武士の情けで、衝突したクルマは撮りませんでした。

オトーサン、 ちらっと、今朝見た価格コムの書き込みを思いだしました。 ぶつかったクルマが赤色だったからです。 ○塗装ーだ さん  2005年 2月 11日  お久しぶりです。  ボディーの色で未だ結論出せません。(優柔不断?)  黒か赤で迷っています。  最後は、自分の好みと解っているもののもう一度  皆さんの意見を聞かせて下さい。  黒の手入れは、大変ですか?特に夏場など。  また、赤を購入された方がいましたら意見をお聞かせ下さい。  よろしく。 オトーサン、 その昔、若い頃、 赤いスプリンターに乗っていたことがあります。 その体験からすると、 「赤はやめたほうがいいよ。 事故を起こしやすいし、パトカーににらまれるから」 そう書き込みしようと思ったのですが、 水を差すようなので、やめたところです。 若いひとしか似あわない色ってありますよね。 オトーサン、 いつもの遊歩道へ行こうとして、 気が変わりました。 昨日、鳥の博物館で買った資料で、 五本松下広場の上には、五本松公園があると知ったからです。 クルマで直行しました。 「へえ、深い森なんだ」 手賀沼のほうから見た森はこんな風だったのです。

オトーサン、 公園は、さして広くもなく、キャンプ場があるだけ。 「スギ林か、花粉のメッカだった」 早々に、手賀沼のほうに逃走しました。 いつも"会長"が威張っている橋のたもとへ。 今日は、どうやらユリカモメが会長の代役を勤めているようです。 コガモたちを見下ろして威張っていました。 「海にいりゃ、いいのに」 川や沼にくることも多いそうです。

「鳥の数が少ないなぁ。  志賀直哉は、たくさんの鳥を見たんだろうなあ」 ふと、昨日の資料を思いだしました。 ○数値で見る手賀沼  ・平均水深 86cm     琵琶湖は41mだからきわめて浅い  ・面積 6.5平方キロメートル    干拓事業の結果、江戸時代の2割に減少。 ・冬季にみる鳥の数 2000〜3000羽    大正10年には40万羽もいたそうです。 オトーサン、 橋に流れ込んでいる川を遡ることにしました。 「この川の名前、何っていったっけ?」 ド忘れしましたが、正解は「湖北集水路」 枯れ草と土の昔ながらの道です。

川沿いに歩いていくと、 望遠カメラを三脚にのせて、構えているひとがいました。 「何かいますか?」 「ああ、カワセミを待っているんだ」 「カワセミ?」 「ああ、もう2時間ほど待っている」 「へぇ」 歩いていくと、 また望遠カメラを構えているひと。 「カワセミですか?」 「ああ」 「餌は何を食べるのですか?」 「コイだよ」 「コイ?あんなに大きなものを?」 さきほど橋のたもとに大きな鯉がうようよしていました。 「いや、稚魚だよ」 親指と人指し指で幅をつくります。 「5cmくらいですか。ふーん。 水中にダイビングするんだ」 「いや。水面をさっとかすめるようにして取るんだ。 目にもとまらぬ早技だよ」 「へぇ、そうなんですか」 「オレ、魚を咥えているのを撮ったよ」 どうやら、このおじさん、 さっきから、それを自慢したくて我慢していたようです。 「どこの世界にもあるんだなー」 人間って、何か自慢したい動物なんですね。 ティーダ乗りも、その例外ではないようですが...。 「1800ccだ、AXISだ、アルミホイールだ..ひとと違うんだ」 違いなんて、クルマじゃ出せませんよ。 そんなの一時シノギ。 やはり、人間の中身を高めることが大事なのにねぇ。 まあ、この年になって分かっても手遅れですが... オトーサン、 川から離れて、また手賀沼へ向かいます。 あたり一面、畑と水田。 昔は、広大な水面だったのでしょう。 もう春の兆しでしょうか。 枯れ草の風景のなかに青草もみえます。

「おお、シロサギだ」

ハシボソガラスもみかけました。 ヒバリらしきものもみかけました。 畑と水田も、また、鳥たちのすみかなのです。 水面、ヨシ原、水田&畑、斜面林と それぞれ住みわけているのです。 鳥たちも、 餌を取り合って喧嘩しますが、すぐ仲直り。 子供だってそうですよね。 すぐ仲直りして、 「♪鬼ごっこしましょ」 子供なりに平和共存の知恵を知っているのでしょう。


22 フェザーシートは、いかが

オトーサン、 「今朝は、寒さがもどってきたなぁ」 ティーダに乗り込んで、エンジンをかけます。 腰や背中から冷さが伝わってきて、 クシャミを立て続けに3回しました。 「花粉症再発か」 この3連休、お医者さんは休み。 休日前に、クスリを貰いそこねたので、 ここ数日、服用していません。 クシャミは、その影響かもしれません。 「それにしても、寒いなー」 車内が温まるまでは、我慢我慢です。 「でも、芸のない話だなぁ、こうしているのも」 メーカーが競って、多彩な装備をつけている このご時世に、大事なお客さんを寒がらせておくなんて、 メーカーは、一体、何を考えているのでしょう。 「みんな困っているじゃないか!」 そういえば、 今朝の価格コムにも、こんな書き込みが。 ○初期化さん  2005年2月12日  早朝出勤が多いのですが、アイドリングをさせておくと、  ご近所からクレームが入ることが予想されました。  従って、エンジンスターターをあきらめ、  寒い思いをしながら、霜取り用のへらで霜を取り除いてから  すぐに車を発進させるようにしています。 オトーサン、 「シートぐらい暖めろよ」 でも、エンジンをかけないと、 シートヒーターだって温まりません。 そこで、日産に提案。 「フェザーシートを開発せよ!」 どらえもんではありませんが、 フェザーシートなら、すぐ温まります。 羽毛布団が、まさにそうです。 真冬だって、羽毛布団1枚で熟睡できます。

オトーサン、 羽毛布団を買ったときに、ちょっと勉強しました。 最高級のものは、グース(ガチョウ)の成鳥のもの。 ダック(アヒル)は、少し落ちるとか。 ○羽毛の選び方のポイント  ・http://www.rakuten.ne.jp/gold/futon/umou/umouerabi-umou.html

PHOTO:ガチョウ

PHOTO:アヒル オトーサン、 自問自答します。 「なんで、こんな簡単なこと考えつかないのかなぁ?」 「やはり、コストかなぁ?」 「でも、レザーシートは、高値でも売れるじゃないか」 「クルマ用には大量にいるから、  ガチョウをたくさん殺さねばならない。  動物保護団体からクレームがくるだろうが」 「それでは、羊毛ならどうだろう」 「羊毛なら、刈るだけで羊を殺すわけでなし、 安いし、いいんじゃないの?」 一応、羊毛シートということで決着しました。

羊毛100%掛布団 9800円 オトーサン、 「手賀沼に行くか」 でも、日曜出勤するようで気がひけます。 そこで、1ケ月ぶりに、松戸の「21世紀の森と広場」へ。 「水鳥、減ったなぁ」

そこで自然観察舎へ。 設置されている倍率100倍の双眼鏡で、 水鳥でも探そうと思ったのですが、 「ちょっと、ちょっと」 係りのおばさんに呼びとめられました。 「何か?」 とがめられるようなことはしておりませんが。 「これから自然観察会を開催しますので、 よろしかったら、どうぞ。 20分くらいですみますから」 人の集まりが悪いようです。 子供を2人連れた父親、 おじさん、 そしてオトーサン、 たったの5人で、スタートしました。 池のなかに設けられたボードウォークを歩きます。 「ちょっと、立ち止まってください」 ヨン様に似たガイドが、命令します。 子供2人は、聞いちゃいません。 跳ねまわっていて池に転げ落ちるかも。 落ち着かない観察会ですが、 水辺に多い樹木の冬姿を学びました。 ミズキ、ヤナギといったもの。 ガイドさん 「これが、ガマです」 「ガマガエル?」 子供がアホなことを聞いています。 ガイドさんが指さすほうを見ていないから、 こういうことになるのです。

「ちょっと、この穂を見てください」 ひとりずつに穂をちぎってくれました。 綿毛のひとつひとつが、 飛んでいって水中に落ちて芽を出すそうです。 「へぇ、すごいメカニズムだなぁ」 生物の生き延びるための戦略って、大したもの。 水辺で、ヨシやマゴモと棲みわけているのです。 ガマは、ヨシよりも、水深の深いほうに生えるそうです。 ヒメガマというのも、ガマの一種で、茎が細いそうです。

ガイドさん、 「地中に根がどんどん伸びていくので、 あっという間に、池がガマに占領されてしまいます。 刈るのが大変なので、困っています」 オトーサン、 「それじゃ、このガマで座布団でもつくったら?」 みんなが、オトーサンを見ました。 「アホなこと言う奴っちゃなぁー」 ガイドさん 「その通りです、昔はそうしていました」 オトーサン、 「それみろ!」 ○ガマ(蒲)  水辺に生えます。  穂の茶色い部分は雌花で,雄花はその先につきます  フランクフルトソーセージみたいな感じですね。  秋になると綿をほぐしたようにほころびて,  風に吹かれて綿毛のついた種を飛ばします。  因幡の白兎が「蒲の穂にくるまりなさい」と大黒様に教えられたのは,  この綿のようになったころの蒲の穂でしょうね。  別名ミスグサ。葉や茎からすだれやむしろを作ったことによります  ・http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/gama.html オトーサン、 そこで、胸を張って提案します。 「ガマのシートをつくろう!」 「ちょっとなぁ?」 そう思われた方、以下の神話をお読みださい。 ○因幡の白兎  須佐之男命には大勢の子孫がいました。  その一人が、大国主の命(おおくにぬしのみこと)。  隣国に、八上姫という美しい姫がいるそうな。  神々は嫁さんにしようと因幡の国へ出かけて行きました。  旅の荷物は、みんな大国主の命に持たせたのです。  大国主の命は大きな袋を肩に掛けて、  後からゆっくりとついていきました。  先を歩いていた神々は海岸にでました。  毛をむしり取られたウサギがうずくまっていました。  「おい、ウサギ。元の体にもどりたければ、  海の水を浴びて風に吹かれて寝れば治るぞ」  言われたとおりにすると、前よりも痛みがひどくなりました。  泣きながら転がっていると、大国主の命が通りかかりました。  命は優しく、そのわけを聞きました。  ウサギたちが、松原で遊んでいると、  突然恐ろしい音とともに洪水が押し寄せてきたのです。  一匹が波にさらわれ、ようやく隠岐島にたどりつきました。  でも、寂しくなって、因幡の国に帰りたくなりました。  そんなある日、海でワニザメを見つけました。  「ワニザメさん、仲間が大勢いますねー。  私の仲間とどっらが多いか比べっこしようよ。  仲間を集めて、この島からあの岬まで並べてごらん。  渡りながら数えてあげよう」  島から岬まで見事な橋ができあがりました。  ウサギは数えながら渡っていきました。  岬につく頃、ウサギは嬉しさのあまり、  余計なことを口走ってしまいました。  「岬に帰りたかっただけさ、お馬鹿さん」  それを聞いた最後のワニザメは、ウサギを捕え、  毛をむしり取ってしまったのです。  その話を聞いて、大国主の命は気の毒に思いました。  「これからは、ウソをついてはいけないよ」  体を川の真水でよく洗いなさい。  ガマの穂綿にくるまっているとなおるよ」  ウサギの身体には、やがて白い毛が生えてきました。  ウサギは大国主の命に言いました。  「八上姫は、あなた様を選ぶでしょう、   あの意地悪な神々ではなく」  ・http://homepage1.nifty.com/KONDO/inabanosirousagi.htm オトーサン、 「神様、仏様、大黒様っていうじゃん」 北朝鮮に勝った試合、見ていました? 大黒様の活躍シーン見ました? ガマのシートは、とても縁起がいいのです。 無病息災、縁結び、交通安全、w杯勝利..., 霊験あらたかなのですぞ。


23 嗚呼!香取鳥見神社

オトーサン 朝、Carviewの書き込みをチェック。 「納車後気づいた点について」というスレッドがありました。 買って3ケ月にもなると、 ・ティーダを買うべきかどうか? ・グレードやカラーは、どれがいいか? ・値引きはどのくらいまで可能か? ・性能面での長所・短所は? これらの諸問題は、すでに解決済み。 そんなとき、タイミングがよくでてきたのが、 この「納車後気づいた点について」なるスレッド。 早速、熟読しました。 「ふーん、そうなんだ。タメになるなぁ」 早い話がドアミラー。 角度調整は知っていましたが、 電動で格納できるなんて知りませんでした。 いつも手動で格納していました。 取扱説明書50pに、ちゃんと書いてあるのです。 でも、ねじり鉢巻+赤ペンで、 熟読するひとって、いるのでしょうか? オトーサン、 読み進んで、 「メガネポケット?そんなものあるの?」 ○ ヒデボーさん   2005/02/12 昨日、初めてメガネポケットにメガネを入れてみたのですが、 ポケットの深さが足らないためにスッポリ入りきりません 無理して押し込めば入るかも知れませんが、 メガネとは本来微妙なもの、 そんなことまでして入れたいとは誰も思わないだろう 本来の目的は一体何なのか? 日産設計マンさんへ 中途半端な装備はユーザーの反感を買うだけ! ということを肝に銘じてください まあ、ユーザー側は他の目的に使えば良いのかも知れませんが… では、何を入れようか? 頭の上で"カタコト音を立てないもの"って、何があるだろか? 思い浮かばない… 福沢諭吉?? オトーサン、 早速、取扱説明書183pを熟読しました。 ○オーバーヘッドコンソール   マップランプの前側にあります。   サングラスなどを入れることができます。   オトーサン、 「メガネを入れろとは、決めつけていないなー」 一安心しました。 実は、トンデモナイものを入れているのです。 ヒデボーさん、思い浮かびますか? 「福沢諭吉?」 「いえいえ」 「もっと大事なもの」 「お金より大事なものとなると....命?  そんなハズはないし...さて」 「ほら!見てください」

写真、左から右へ。 ・筑波神社、 ・浅草の浅草寺、 ・千葉のあじさい寺で有名な本土寺のお守り。 霊感あらたかで、目下、無事故です。 3神のご協力のおかげです。 取扱説明書は、こう書き改めるべきでしょう。 ○ミニ神棚・仏壇   マップランプの前側にあります。   お守りを入れてください。 お命を授けられていることをくれぐれもお忘れなく。     ティーダは、安全なクルマではありますが...。 オトーサン、 「今日はどこに行くか?」 幸い雲ひとつない晴天。 寒いので、花粉は飛散していないとか。 外出のラストチャンスかも。 「...香取鳥見神社に行ってみるか」 お守りから連想して、お参りに行くことにしました。 でも、ナビに「香取鳥見神社」と入力しても、 出てきません。 散々苦労したあげく、 「そうか、こういう手があったのか」 ポインターを利用して行き先を設定しました。

読者のみなさん、 「ローカルなネタだなぁ」 そうバカにしてはいけません。 まず、家康の大事業をご紹介しましょう。 ○利根川東遷   東遷工事は、東京湾に流れていた利根川の流れを東に移し 台地を切り通し、常陸川と多くの湖沼を結びつけて銚子に流すもの。 徳川家康は、伊奈備前守忠次に利根川東遷事業を行わせた。   事業は60年の歳月をかけて、1654年に完了。   これによって、わが国最大の流域面積を誇る河川が誕生した。

オトーサン、 何は、ともあれ、現地へ。 沼南町役場から印西市のほうへ走りました。 「手賀沼はかつて香取海だった?ホントか?」 走っているうちに、次第に納得してきました。 尾根道で、両側が低地なのです。 手賀川から、神社林を遠望すれば一目瞭然。 まさに、香取海に浮かぶ半島でした。 「縄文人も弥生人も、 天皇も貴族も鴨猟を楽しんだだろうなー。 無数の水鳥が乱舞しているのを見たんだろうなぁ」

オトーサン、 香取鳥見神社の境内へ。 「巨木の森だー」 縄文中期の布施貝塚もありました。 鴨猟の石碑もありました。

オトーサン、 神社の由来を書いた石碑を読みます。 「創建、698年は、スゴイ!」 1748年には、光格天皇から十六菊、五七桐の御紋を下賜されたとか。 拝殿は、1986年に不審火で焼失。 氏子の寄進で再建された簡素なものでした。 「残念だなあ、いい神社をこんな状態にしておくなんて」 オトーサン、 その足で、沼南町役場へ。 教育委員会・社会教育課のWKさんから 「沼南の歴史を歩く」を拝借しました。 平成2年発行101pの充実した内容の冊子。 「もう残部がないのですか?」 柏市に吸収合併されると、 沼南の歴史はもっと粗末に扱われそうです。 「さびしいなー」 太古からの歴史を歩んできた、 香取鳥見神社の原風景が、 ブルド−ザーの一走りで すべて消えてなくなってしまったのです。 茫々たる香取海も消え 空を乱舞した無数の水鳥の影もなく、 布施の「夜まつり」の熱気もいずこ、 眼前に広がるのは、手賀沼干拓地の風景のみ。 その農業も壊滅状態。 一見ローカルですが、 これは、日本全体の縮図でもあります。

オトーサン、 「お守りもなくなったなんて...」 筑波神社、浅草寺、本土寺と一緒に、 ミニ神棚・仏壇にお供えするつもりだったのに... 核ミサイルが飛来してきて、ドーン。 「滅亡後気づいた点について」 日本人には、そんなスレッドも必要かもね。


24 もうひとつの手賀沼

オトーサン 昨日、花粉対策に空気清浄機を買いました。 「へぇ、1万円もしないのか。 この値段なら買ってもいいや」 衝動買いのあと、価格コムをチェック。 サンヨーの該当機種をクリックすると、 こんなグラフが出てきました。

photo:SANYO ABC-HA15

「しまった!」 デザインはいいのですが、電気を食うようです。 「...こまめに節電しなければ」 評価数も項目も違いますが、ティーダとはエライちがい。 歪んだ形になっています。 でも、見慣れているティーダのグラフは、ほぼ正五角形。 photo:TIIDA オトーサン、 興に乗って、ライバル車のグラフもチェック。 「やっぱり、ティーダは、最高だ」

photo:FIT photo:VERISA photo:COROLLA

オトーサン、 この結果に、上機嫌になって、家をスタート。 娘を駅に送ってから、南手賀沼をめざします。 今日も、幸い晴天に恵まれました。 「南手賀沼?そんなものあるの?」 はじめて耳にしたときは、半信半疑。 教育委員会のWKさん、こう言われたのです。 「南手賀沼なら、手賀沼の原風景が見られますよ」 「原風景!」 オトーサン、 この「原風景」という言葉に弱いのです。 「名物」「源泉」「ホンモノ」 それらに匹敵する香りがあるじゃありませんか。 香取鳥見神社の先にあるようです。 オトーサン、 「あそこか」 ようやく駐車スペースをみつけ、 岸辺を歩いていきます。 ゴミが散乱しています。 「ここなら、キレイに写るだろう」 ヨシ原に、コサギもみつけました。

オトーサン、 「やだなぁ、ほんとうにゴミだらけだ」 これでは、いにしえの原風景どころか、 ニッポン人の浅ましい現風景そのものです。 犯人は、釣り人たちでしょうか。 「看板たてるカネがあるなら、掃除しろよ」 沼南市長さんに申しあげたいところです。 「もう手遅れか」 この3月28日に柏市と合併して沼南町は消滅します。

オトーサン、 気をとりなおして、対岸へ。 ところが、沼に向かう道がないのです。 あるのは、あぜ道だけ。 何とか慎重運転を続けて岸辺へ。 沼の一部のヨシ原が黒こげになっています。 野焼きとは、到底、思えません。 誰かが捨てたタバコから出火したのでしょう。 高圧線の鉄塔の列なりも、風景を損なっています。 「東京電力も罪つくりだなー」 日本の景観を汚くした主犯格です。

オトーサン、 これ以上見るものもなさそうなので、 沼南町役場へ。 昨日お借りした資料を返却します。 そのあと、中央公民館図書館の郷土史コーナーへ。 いろいろと興味深い本がありました。 4冊借用しました。 @手賀沼と松ケ崎城の歴史を考える会   「手賀沼が海だった頃」 たけしま出版 2000年 A我孫子市、山科鳥類研究所   「手賀沼と共に生きる」平成4年 B我孫子の文化を守る会「東葛我孫子手賀沼」平成13年 C上條彰「歴史探訪 平将門伝説」平成15年 非売品 オトーサン、 1階のラウンジで、 休憩がてら、借りた本をパラパラめくりました。 「へぇ、こんな詩があるんだ」 上條彰さんのもの。 ”沼南の社寺を訪ねて所感”とあります。 ○社(やしろ)     鄙びた田舎の   小さな森の奥に  ひっそりと  鎮座する社    その昔   着物姿の若い男女の  華やいだ声   胸をときめかせ  幸せを夢見た  村の祭り 今はない  親から子へ 子から孫へ  人々の哀歓を  呑み込んだまま  時が過ぎる  壊れかかった軒  古びた扉 苔むした石垣  そこには昔の陰が  因縁が宿る  年寄りのほかは 訪ねる人もなく  小鳥の鳴き声 虫の音のすだくなかで  社は黙想する  永い時の哀しさを オトーサン、 「素直な詩だなぁ」 上條彰さん、 お生まれは1922年。 いま83歳でしょうか。 その軍歴を拝見しました。 シンガポール、マレーシア、ビルマ、 北ベトナムなどアジア各地を転戦、 敗色濃厚のなか逃亡に次ぐ逃亡。 死の山越えもされたとか。 終戦後も、4つの収容所を転々。 「...報われない人生だったんだ」 オトーサン、 ラウンジの壁にかけてある古地図に気づきました。 明治初期の手賀沼を示しています。 「埋め立て前は、こんな風だったんだ」 「つ」の字のような形をしています。 「つ」の書きはじめのあたりが、 いまの手賀沼。 そして、「つ」の終わりの部分だけが、 ぽつんと切り離されて 南手賀沼として、辛うじて残っているのです。 まるで、絶滅寸前のトキのように。

オトーサン、 ポツリと一言。 「...南手賀沼も、恵まれない沼だなぁ」 地震、津波、核ミサイルなど、 「...日本人も、恵まれない民族だったなぁ」 後世そう言われないようにしなくては。


25 新発見!七光台温泉

オトーサン、 早朝、強い地震で飛び起きました。 「関東大震災か、この世の終わりか」 すぐにNHKテレビをつけます。 ○16日午前4時46分ごろ、  関東地方で強い地震があり、  茨城県土浦市とつくば市で震度5弱を観測した。  震源は県南部で、震源の深さは40キロ。  マグニチュードは、5.4と推定される。  津波の心配はないという。 「あー、よかった」 柏、沼南、我孫子あたりは、震度4でした。 わが家も、幸い被害なし。 食器棚も無事でした。 オトーサン、 目が冴えてしまったので、 ベッドには戻らず、PCへ。 価格コムをチェックします。 「おー」 黄色子さん 2005年2月15日 15Mの購入を考えています。 色についてですが、 第一印象でハーベストイエローにかなり惹かれました。 検討していたのですが、 ここの書き込みをみると、 イエローを検討もしくは購入したという人が 全然いない気がします。 なぜでしょうか? やっぱり派手なのかな。 町でもダイヤモンドシルバーやレッドは見かけましたが、 イエローはまだ一度もみていません。 やめたほうがいい理由とかあるのでしょうか? なぜでしょうか? やっぱり派手なのかな。 町でもダイヤモンドシルバーやレッドは見かけましたが、 イエローはまだ一度もみていません。 やめたほうがいい理由とかあるのでしょうか? オト−サン アンダーラインの部分を目にして、激怒。 「タワケ! 何ちゅうことを。 このオレ様の書き込みを、ご存知ない? 近う寄れ!手打ちにしてくれようぞ」 でも、冷静になって考えてみれば、 ティーダが発売されて、4ケ月経過しました。 月平均1万台売れているとして、4万台。 新学期を控えてクルマを買う方、 車検時期が来たので、買い替えようという方、 3月は、1年のうちで最大の需要期。 価格コムへの書き込みも増えて、 よほどのヒマ人でないと、 はじめの頃の書き込みまでは読まないでしょう。 オトーサン、 そこで、冷静さを取り戻して、 久しぶりに書き込みを敢行いたしました。 ○黄色子さん  ハーベストイエローは、いいですよ、  理由  @いま絶好調のニッサン・デザイナーが    苦労して選びに選んだテーマカラー   ハーベストは、収穫という意味   秋の黄金色  A売れている(たしか3番目だと思います)   B目立つので事故が少ない(黄色は、交通安全色) C天候によってさまざまな表情を楽しめる D女性に好かれている Eおしゃれなので、輸入車とよく間違えられる Fサニー(太陽)の後継車を示している G最初、セールスマンは下取りで損と言っていましたが、   その後、正式に謝罪し、訂正しましたよ。 H汚れが目立たない I他社車には、黄色のいい色が設定されていない 十人十色。 お好きな色をどうぞ。 まー、迷っている間が、 イチバン楽しい時期なのでしょうね。 これ以上、ハーベスト・イエローが、 増えないほうがいいというのが正直な気持ちです。 なお、蛇足ですが、 オトーサン、この色を愛していて、 ティーダ姫として崇めたてまつっております。 「ティーダとティータイム」をご覧ください。 ・http://www32.ocn.ne.jp/~tytya/TIIDA.html 続編も進行中です。 オトーサン、 娘と奥方を駅まで送って、 「さぁ、どうしたものか」 雨です。 雨では、恒例の手賀沼ウォークもムリ。 でも、足はやはり手賀沼方面へ。 「あの娘の顔をみれば、気分が晴れるかも」 道の駅のレストランViaggioにマドンナがいるのです。 ここのパンはおすすめです。 カイエチョコレート・クロワッサン(220円)の美味なること! 手賀沼の水面をみながらの味は格別。 で、期待して入っていたのですが、 お目当ての彼女はいません。 親しくなって、雑談の相手になってくれるのに。 「いないのかー」 でも、応対してくれたのは、 眼鏡をかけた小柄な美人です。 「ややっ!さめだー」 いくら地震の後とはいえ、 陸上に鮫が出現するハズはありませんよね。 その女性、鮫田というお名前でした。 「珍しい名前だなぁ」 鮫島さんには出会ったことがありますが、 鮫田さんは、はじめて。 聞けば、山梨県出身とか。 「山のなかで鮫ですか?」 よく、聞かれるそうです。 オトーサン、 「さて、どこへ行くか」 しばらく考えて、野田のSCにでも行ってみるか。 「...野田かぁ」 柏からは、16号で、すぐの距離。 でも、混むので、長い間ご無沙汰しています。 行ったのは、これまで、数回。 中学校の遠足で清水公園や醤油工場の見学。 あとは家族でステーキのあさくまへ。 子供たちが小さかった頃です。 ですから、もう20年以上のご無沙汰。 オトーサン、 「雨だし、危ないルートは避けよう」 平成5年7月11日、警察庁と国土交通省が 事故危険箇所を指定しました。 千葉県では、195ケ所。 柏市近辺では、以下の5ケ所。 ・国道6号 北松戸3丁目交差点    八ケ崎交差点 柏駅西口交差点    我孫子市青山字東屋敷571          ・国道16号 若柴交差点 そこで、我孫子駅を経由し、 国道6号を横断し、国道7号を北上しました。 柏ICのそばで、16号に戻り、野田へ。 まったく渋滞なしのルートでした。 オトーサン、 30分ほどで、野田七光台SCに到着。 「おー、雪だ」 野田は、雪景色なのです。 案内板をチェック。

このショッピングセンターの核店舗は、 地図をみても分かるとおり、広い2店舗。 大和ハウス系のホームセンター、ロイヤルと ジャスコ系のスーパー、マックスバリュのようです。 雪が積もったクルマも見えるでしょう。

オトーサン、 ホームセンターとスーパーを見たあと、 「何か、旨いものないかなぁ?」 時計を見ると、11時30分。 地震騒ぎで、もう空腹。 先ほど貰った案内地図をチェック。 「すし屋があるぞ」 駐車場Aゾーンを横切って、 出入口そばの「技の福兆」へ。 カウンター席に座って、職人さんに聞きます。 「おすすめは?」 「ランチがお得ですよ、行列ができるんだから」 お値段に目を走らせると1050円でした。 「へぇー、じゃ、それを」 読者のみなさん。 福兆ランチ、ホイントに、おすすめです。 ・すし12貫(あぶりすしも入る) ・サラダ ・お椀 ・コーヒー ・デザート オト−サン、 「おたく、何店舗あるの?」 「3店舗です」 「柏から来たんだけれど、柏にもある?」 「ええ、東口に」 「もう1店は?」 「本店が、名戸ケ谷にあります」 「名戸ケ谷?名戸ケ谷のどこあたり?」 「名戸ケ谷病院、ご存知ですか?」 「ああ、ウチから近いよ」 「あのそばですよ」 「あー、野田線・新柏駅のそばの?  元祖あぶり寿司の看板が出ているお店がそうなの?」 「ええ、そうですよ」 「灯台下、暗しだなー」 何度も、その前を通過していました。 「じや、明日にでも行ってみよう」 オトーサン、 味に満足、満腹になって店を出ます。 すると、目線の先に、 七光台温泉という大文字が... 「おー、おー、 おんせんだー、げんせんだー」 ショッピングセンターに温泉、それも源泉があるとは。

早速、入湯料700円とタオル100円を買って入店します。 昨年5月に開店したばかりとかで、 何もかも、真新しく、デザインも見事です。 すぐ露天風呂に直行しました。 先客に聞きます。 「どれが源泉風呂ですか?」 奥のジャグジーみたいな場所でした。 ドブーン! 実にまろやかです。 もうひとつ気に入ったのが、寝湯。 ヒノキ板のベッドの上をお湯が流れています。、 さらに気に入ったのが、ひとり風呂。 入ると、お湯がザーっと溢れ出しました。 「贅沢だなあ」

オトーサン、 風呂から上って大広間へ。 「よく出来てるなぁ」 衝立で仕切って、昼寝コーナーまであるのです。 長座布団をみたのも、久しぶりです。 「何畳あるのかなぁ」 ヒマにまかせて、畳数を勘定しました。 3×13+3×12=75か。 そのほか、椅子席もあります。 食事したり、昼寝したり、大型テレビを見たり、 もう一度風呂に入り直したり... 1日のんびり過ごせそうです。 ボディケアもやっていました。 食事処のお値段を書いておきましょう。 ・焼津直送・まぐろ丼 680円 ・もりそば 400円 ・生ビール(中) 430円 オトーサン、 「ほんとに源泉なんですか」 帰り際に受付嬢に質問しました。 「ええ」 特別に資料をみせてもらいました。 ・泉温:43.3度 ・泉量:581L/分 ・食塩泉 ・掘削深度:1243m 2003年12月に掘削に成功し、 2004年5月にオープンしたものだそうです。 経営主体は、焼津ミマツ。 ・http://kk-mimatu.com/index.html 「それで、焼津直送のまぐろと書いたんだ」 ここの会長さん、 なかなかの趣味人で、 蒸気自動車の模型が飾ってありました。 そういえば、蒸気機関車を発明したジェームス・ワットの お孫さんが教授で大学の同僚でしたっけ。 オトーサン、 帰路は、野田松戸有料道路を利用して、 たったの30分で帰宅しました。 「渋滞なしだったなぁ」 地震で幕開けした1日でしたが、 まあまあの日になったようです。 読者のみなさん、 お住まい、勤務先、出張先が、 野田、岩槻、春日部、久喜、柏、流山あたりなら、 一度ティーダで訪ねてみたらいかが? きっと満足されると思います。


26 柏ナンバーを!

オトーサン、 「どこへ置いたのかなー?」 また探し物です。 今度は、小銭入れ。 鞄のなか、クルマのなか、部屋のなかを探し回りました。 「ないなー」 入っていたのは、数百円。 小銭入れの代金が、柏の丸井で4000円程度。 しめて、5000円の損害です。 金額はともかく、 忘れっぽくなったことがショックです。 精神的ダメージは、5000円以上です。 オトーサン、 娘を駅に送ったあと、柏図書館に直行。 リクエストした本が届いたのです。 郷土史コーナーをのぞいて、 手賀沼の名称の変遷を勉強しました。 ・相原正義「手賀沼100話」岑書房 1983年 一説には、「テガ」は、アイヌ語でワシ。 別の説では、「手下の水海」とか、 「手賀野間」「手賀浦」「小印旛沼」といわれていたとか。 そのなかで、勉強になったのは、 「沼」と「湖」の違い。 読者のみなさん、分かりますか? 答えは、実に簡単でした。 水深5m以上を湖、以下を沼というのだそうです。 「すると、手賀沼は、あと2mも掘りゃ、手賀湖だ」 今日の掘削技術をもってすれば、 実に簡単に「沼」は「湖」になるのです。 オトーサン、 小銭入れショックから立ち直って、 駐車場へ。 「あれ?ありゃ何だ?」 市庁舎に大きな垂れ幕がかかっています。 「柏レイソルJ1残留おめでとう! そんなのなら、そのまま通り過ぎるのですが、 ちょっと気になる垂れ幕です。

「へぇ、いい運動やってるじゃん」 以前、書いたことですが、 東京・晴海から柏に引越してきて ナンバーが、品川から野田に変わったことがきっかけで、 アルファロメオを手放して、ティーダにしたほど、 この「野田ナンバー」は、ショックでした。 「せめて、柏ならなー」 でも、陸運局が野田にあるので仕方ありません。 泣く泣く「野田ナンバー」になった次第。 それを柏ナンバーにしよう、 それも市役所が音頭を取っているなんて、 すばらしいことじゃ、あーりませんか。 オトーサン、 受付で、その担当部署を聞いて、 3階の企画調整室へ。 用件を告げると、若いマジメそうな係員が応対してくれました。 わざわざ、テーブル席をすすめてくれるなんて、いい奴です。 取材して、事情が飲み込めてきました。 もともと、自分のナンバーに 不満を持っているひとが多かったのですが、 その声に押されて、 国土交通省の自動車交通局技術安全部管理課が 平成16年11月30日に出した文書(要綱)が発端です。 ○「新たな地域名表示ナンバープレートの導入について」 地域振興や観光振興の見地から、 ・一定のまとまりのある複数の市町村の集合 ・登録自動車数10万台以上 ・都道府県内の人口、登録自動車数などに関して、  極端なアンバランスがないこと 以上の要件を満たせば、市町村が住民の意向などを踏まえて、 都道府県を通じて、平成17年5月末までに地方運輸局に要望し、 平成18年度中の導入をめざす。 オトーサン、 「それで、署名運動をはじめたのですか?」 「ええ」 「それで、正直な話、実現の可能性は?」 「登録自動車台数は、沼南町を合わせて、14万台あります」 「すると問題は、複数の市を巻きこまなければダメという条項か」 「ええ、隣接する市に打診中です」 「野田市は、当然反対だよね、 松戸市も、プライドが高いから反対するでしょう」 「ええ」 松戸市は、かねがね、自分のほうが東京に隣接しているのに、 柏市が発展しているのが気にくわないのです。 「流山市も、松戸市寄りじゃないの?  同じく江戸川に面しているから。 すると、手賀沼に面している我孫子市を説得するしかない。 でも、我孫子市もプライドが高いから反対するでしょう」 「野田と柏のいずれがいいかと言えば、柏になるかも」 「怪しいなぁ、じゃ、いっそ手賀沼ナンバーにしたら」 「そうですね、それなら我孫子も話に乗るかも」 手賀沼浄化や観光振興では、両市は共同歩調をとっているそうです。 オトーサン、 市役所を辞し際、その昔、千葉県の依頼で 「東葛飾北部地域業務核都市育成整備推進調査委員会」 委員を勤めたことがあるといいました。 すると、企画調整課のMJさん、 「えっ?」 態度が一変しました。 それまでは、変わったひとがきたと思っていたようです。 「そうか、国にウンと言わせる前に、 頭の固い千葉県をウンと言わせる必要があるのか」 戦後、地方自治/地方の時代が叫ばれました。 もう何十年も経過しました。 いまだに「国ー県ー市」という堅牢な序列が 幅をきかせています。 何とかなりませんかねー。 オト−サン、 帰宅して、「ベストカー」の編集部に電話しました。 「地域ナンバープレート問題、  面白いから、追っけるといいよ」 大変興味をもっていただきました。 いろんな方面から声をあげるといいと思います。 昨日発効した地球温暖化に関する京都議定書、 CO2削減目標達成のための財源捻出のために、 またもや、ガソリン税をあげる動きが出ているとか。 自動車ユーザーは迫害されっぱなしです。 「少しは、いい目をみさせてくれなくては...」 ナンバープレートくらい、好きなの選ばせてよ。 明日は、民主党の代議士にでも電話してみましょう。 オトーサン、 市役所を出て、国道16号へ。 「ありゃ」 大渋滞です。 20分ほどまったく動きませんでした。 反対車線はとみると、5kmくらい長蛇の列。 「現場検証、もっと短時間でやれよ」 これだけ科学技術が発達したのですから、 衛星写真を撮って、事故車はヘリで運んでしまえばいいのです。 チンタラチンタラ、道路を塞いでの現場検証。 役人の発想がいかに貧弱か、 前例踏襲に名をかりて、いかに怠慢かの見本。 しかし、われわれ自動車ユーザーもアホですなぁ。 ただ、じっと耐えているだけなんだもの。 考えているのは、テメエのクルマのことばかり。 まるで喜劇です。 そこで、パチリ。

オトーサン、 その後、将門神社へ。 読者のみなさん、 平将門、ご存知ですか。 その昔、国司(国や地方自治体)の 苛斂誅求に怒って反乱を起こし、 悲運の最期を遂げた武将です。 将門神社は、民衆が彼を慕って建てた神社。 でも、この話は長くなるので、明日にしましょう。 オトーサン、 帰宅して、2階の自室へ。 「あった!何でこんなところに?」 小銭入れ、椅子の肘掛の上にホンと置いてありました。 「アホだねぇ」 われながら、ほんとに阿呆です。 地方の時代を叫ぶ前に、 わが痴呆の時期を憂うべきなのかも。


27 平将門の怨霊

オトーサン、 手賀沼の辺りをウロウロしていると、 ときどき平将門なる名前に出会います。 「昔、習ったけどなぁ」 受験が終われば、忘却の彼方。 そこで、Googleに「平将門」と入力。 「おーっ」 しょっぱなから度肝を抜かれました。 ・平将門怨念ツアー  http://www004.upp.so-net.ne.jp/dhistory/tv_taira.htm 平安の昔、  東国に壮大なユートピアを築こうとする者有り ユートピアは夢と消え  38歳の若さでこの世を去った。 しかし、  その力は怨念となり、   帝都を揺さぶり続け神となった。 「鳴り物入りだー、よく調べているなぁ」 平将門は人気者なのでしょうか、 あるわあるわ。 崇徳上皇,菅原道真と並ぶ3大怨霊です。 殺された後、首は京都まで送られ、 都大路にさらされました。 3日目、夜空に舞い上がり、 故郷に向かって飛び、数カ所に落ちた。 その首塚のひとつが、 東京のド真ん中、それも、 千代田区大手町一丁目一番一号にある... 平将門の史跡、伝説は数多く、 とても素人の出る幕じゃありません。 そこで、まず、ざっと経歴に目を通しました。 ○(たいらのまさかど)

 平安中期の武将(903-940) 桓武天皇の曽孫・高望の孫,鎮守府将軍・良将の子。 下総国豊田・猿島西郡を根拠とした。 父の死後,一族と紛争が生じ、伯父・国香を殺した。  国香の弟・良兼、国香の子・貞盛らは,  将門を討滅すべく合戦を仕掛け、朝廷にも訴えたが、  将門は恩赦もあって危機を乗り越え、坂東に武名を響かせた。  将門は、隣国・武蔵国の国司と郡司の紛争の調停に乗り出したが失敗。  官物未納のために国司の追捕を受けた藤原玄明をかくまった結果、  939年常陸国衙での合戦となった。  守の藤原維幾を捕えた将門は、意を決して下野・上野の国衙を襲撃し,  上野国庁において新しい天皇に即位した。  やがて本拠に帰った将門を貞盛は藤原秀郷を誘い襲撃した。  940年2月,総国猿島郡北山の合戦で敗死した。  ・http://www.tabiken.com/history/doc/L/L142C100.HTM 平将門、 関東一円を平定したわけですから、 その行動範囲の広いこと、 足跡をたどろうとしたら、一生かかるでしょう。 オトーサン、 「まぁ、いいか。 "千里の道も一歩から"というじゃないか」 まずは、手賀沼にそそぐ大津川へ。 たたずまいが、琵琶湖の大津に似ていることから 平将門が命名したといわれています。

この岸辺を歩いて、道路を横切って森に入ります。 高台に、竹やぶ、ねぎ畑の田園風景が広がっていました。 ハウス栽培でしょうか、トマト直売の旗も。 そんな風景のなかに、古い山門が出現しました。 1729年、徳川吉宗の時代の創建。 上部にある晩鐘は、 手賀八景のひとつ「大井の晩鐘」 このあたりには、将門伝説に出てくる 「鏡の井戸」や「将門山」があるそうですが、 結果、分からずじまい。 「標識くらい、つくれよ」

オトーサン、 その後、迷いに迷って、車の前五輪塔へ。 細い路をときどき車が通過するので、 気をつけないといけません。 ・気をつけよう 車の前と その後ろ 「何で、車の前なんて言うんだろうなー」 上條さんの本を読むと、 平将門の愛妾・車御前が、 将門の死後、遺児とともに逃れてきて、 堂を建てて、菩提を祭ったところ。 命日の2月21日には、 いまでもお祭りがあるとか。 ようやく農家のおばあさんに出会いました。 「あのネギ畑の向こうじゃ」

オトーサン ネギ畑を突っ切って、たどりつきました。 「こんな場所、分かるはずないだろうが。 もっと親切に標識をつくれよ」 五輪塔の「五輪」とは、 勿論、オリンピックの五輪ではありません。 空、風、火、水、地の5つ。 高さ160cm。 どうということはありませんが、 ここまで大石を運んでくるのは、 当時としては、大変だったでしょう。. オトーサン、 その後、手賀沼の堤防沿いにとめたティーダに戻って、 ナビに目的地をセット。 「将門神社」と50音入力しても、 施設ジャンル、神社からたどっていってもダメなので、 直接、画面をクリックして、目的地を設定しました。 「道もない場所だー」 ようやくたどりつきました。 後から考えれば、沼南高校と入力すればよかったのです。

オトーサン、 将門神社の社殿をみて、 「こんなに、お粗末なのかぁ。 わびしいなあ、あわれなもんだなぁ」 安普請の岩井青年館や 椎の古木の影にかくれてしまっています。 ・将門忌 鐘つき祈る 我も末   不骨

オトーサン、 「基壇の彫刻が見事だなぁ」 江戸時代、1859年の作。 「放れ駒」や「隻眼の人物」が有名だそうですが、 どれがどれやら分かりませんでした。 1点だけ、ご紹介しましょう。 「これ、一体、何なんでしょうね?」

オトーサン、 隣接する竜光院の境内にある 地蔵尊にも参拝しました。 将門の3女、如蔵尼が庵を結んだところ。 「美人なのに結婚しなかったのかぁ」

オトーサン、 「何かさびしいなぁ。 もっと将門さまを大事にしないと、たたりがあるぞ、 何しろ、日本三大怨霊だからなー」 そう思いながら、帰りかけると、 「おー」 眼前に広がるのは、巨大な宅地開発。 近鉄不動産が開発主体のようです。

「おー、おー」 手賀沼を見晴らす高台で、 実に、魅力的ではあります、 「でもなぁ...」 将門様の怨霊の怒りが心配です。 先日の茨城県の地震も、無関係ではないのかも。 ・世は末ぞ 我軽んぜる 者どもよ    将門 怨霊の怒りをふせぐためにも、 ここは何らかの手を打っておくべきでは。 読者のみなさん 会社関係者がおられたら、 下記サイトをよーく見ておいてください。 ・将門の首塚  http://hp.vector.co.jp/authors/VA011532/Masakado.html オトーサン、 帰路、沼南中央公民館へ。 「あっ、貸し出しカードがない!」 またもや、失せものです。 痴呆症が着実に進行しているのでしょう。 あるいは、将門様の呪いかも。 「写真ばかり撮っていないで、 きちんと頭を下げるべきだったなぁ」 あるいは、 読者の怒りのせいか。 「お前、このページ、重たすぎるぞ。 ようやく開いたと思ったら、将門ばかり。 ティーダの話がなかった」 読者のみなさん、 ご安心ください。 次回が最終回となります。


28 ティーダとティータイム

オトーサン、 「いよいよ、最終回だ」 このエッセイ、 表題は、ティーダとティータイム。 最終回は、手賀沼や我孫子駅あたりで、 ティータイムの楽しめるステキなお店を紹介しましょう。 お茶だけでは店数が少ないので、ランチも含めましょう。 クルマで、こういうお店を探してあるくのは愉快です。 第一は、鳥善。 将門神社に行ったときに発見しました。 それこそ、畑のド真中の農家です。 バスが1日何本という世界。 クルマでしか行きようがありません。

「営業しているの?」 営業中の札をみても、まだ疑いました。 店の中に入っても、まだ疑っていました。 うなぎと焼き鳥の店。 まるで奇木の洞窟。 出会ったおばさん4人は、 この店のへんぴな場所や 店の造作が面白いと言い合って 女学生のようにはしゃいでいます。 おばさんたち、我孫子から来たとか。 ・うなぎ定食1780円。 ・親子丼 850円。 出来て、2年弱とか。 昨年は、日本テレビが取材にきました。 この天井なら撮りたくなります。 電話:04-7191-3660 住所:沼南町岩井78-5

第2は、おなじみオランダ家。 手賀沼公園のそば。 鳥善でのおはなしの続き。 「じゃ、オランダ家、知っているでしょう」 「ええ」 「ええ、知ってるわ」 有名なお店なのでしょう。 でも、おばさん4人連れ、 肝心なことを知りませんでした。 @無料のコーヒーコーナーがあること。   ケーキとそのコーヒーをセットにすれば、  300円以下の格安ケーキセットになるのです。 Aラッキー・パーキングがあること。  店の前に5台分の駐車スペースがあって、  その日のラッキーナンバーが3番だとすると、  3番に駐車すると、名物・楽花生パイがもらえるのです。  でも、確率5分の1ですから、なかなか当たりません。  「みんなで連携プレーすればいいんですよ」  ひとりが先に車を降りて、レジの脇に近づき、  番号をちらっと読み取ります。  いま、ATMなどで流行のスキミングですなー。  そして、3つ指をヒラヒラさせれば3番。  Vサインを出せば、2番というわけ。 おばさんたち、 異口同音に、「面白そう、行くわ行くわ」 電話:04-7165-3588 住所:我孫子市緑2-11-43

第3は、我孫子駅南口徒歩3分のコ・ビアン。 外観をみて、高級レストランと思いました。 北イギリスのハーフティンバー様式の建物。 「ランチで5000円、ディナーだと10000円しそうだ」 敬遠して通り過ぎたのですが、 タイムスのパ−キングにティーダを入れて、 念のために、お値段を確認しに行きました。 「ほんとかよー」 ランチ時だったので、 以下のものを注文しました。 ・スパゲッティ・ナポリタン 400円 ・アメリカンコーヒー 180円 お味、接客は並ですが、 雰囲気やコスト・パーフォーマンスは抜群。 平日なのに、女性たちでいっぱいでした。 店名の由来は、 フランス語の”C’est bien”をもじって、 我孫子の"ko"をつけたとか。 地元の方は、我孫子を愛しているようです。 自然が豊かで、文化的で、みんなが街を愛していて。 「北の鎌倉」というひともいるそうです。 電話:04-7183-1002 住所:我孫子市本町2-6-26

第4は、洋菓子のセビアン。 コビアンのあとセビアンなんてねぇ。 我孫子駅の北口から徒歩3分。 こぶりなお店ですが、お味は折り紙つき。 るるぶに出たとか。 ・いちごのミルフィーユ 367円。 「イチゴがこんなに入っている!」 それだけで、感動ものですが、 カスタードクリームの味も、 パイのサクサク感もなかなかのもの。 電話:04-7185-1216 住所:我孫子市我孫子233-4 ル・ソルボンヌ1F

第5は、佃煮の老舗・安井家。 我孫子駅南口、イトーヨーカ堂の先の線路沿い。 このあたりでは、大きなビルでしょう。 屋上の大看板が目印です。

オトーサン、 「クチボソの佃煮ありませんか?」 「・・・」 「じゃ、モッゴの串焼きは?」 「・・・」 若い女店員に代わって和服姿の女将が出てきて 「これでしょう、うちの名物です」 ”ざっこのつくだに”と書いてあります。 ざっこは、雑魚のことだろう。 たなごや若わかさぎも混じっているかも。 「まあ、いいや。 お宅、安いやと言う割には、安くないね。 こんな立派なビルが建つんなら、 オレもつくだ煮屋でもやるかー」 そんな軽口を叩いてから、 一番安いパック525円を買い求めました。 夕食時につまんでみました。 「こりゃ、うまい!また買いに行こう」 水あめを使わず、白砂糖やざらめを使っているとか。 いまや変わりはてた姿、カルシウム源となった 長さ数センチの小さな小魚をみて、 手賀沼のほとりの釣り人を思い出しました。 「何が釣れるんですか」 おじさん、ボソッと 「ボソだよ」 「ボソ?」 「クチボソだよ」 安井家、ランチもやっています。 ・うなぎ茶漬け840円。 量はすくないのに、このお値段とは。 でも、小腹の空いた時にはいいかも。 遠方から食べにくるひともあるとか。 気に入ったら、うなぎの大和煮を買ってくださいとのこと。 電話:04-7182-4102 住所:我孫子市本町3-5-1 第6は、うなぎの西周 手賀沼公園から我孫子駅へ坂をあがって左手。 江戸時代のうなぎ問屋。 昭和になってからうなぎ屋に。 その昔、手賀沼はうなぎの本場。 上物として江戸で珍重されたとか。 ・うな重1470円 「タレがいいなぁ」 「後味が何ともいえないなあ」 舌なめずりしてしまう絶品です。 電話 04-7182-1421 住所:我孫子市白山1-3-16

オトーサン、 「まだまだ、いいお店がありそうだけどなぁ」 読者のみなさん、 ティーダで、いい旅つくりませんか。 <読者のみなさんへ> 長らくご愛読いただき、ありがとうございました。 欲張って画像を入れたので見づらくなりました。 その点については、深くお詫び申しあげます。 「続々・ティーダとティータイム、 書こうかなぁ?どうしようかなぁ...」 いずれ、お目にかかる機会もあるかも.... それまで、お元気で!


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