オトーサンの2023年その2
Q1 映画は、お好きですか? Q2 洋画と邦画、どちらがお好きですか? Q3 好きな俳優・女優は、どなたですか? Q4 印象に残った映画の題名をあげてください? Q51年に映画を何本みていますか? Q6 映画をみる機会が一番多いのは、どれですか? (TV/DVD/映画館/SNS) 以上で、そのひとのお人柄が大体分かります。
PHOTO:ジョニーとキャロル、フィッシャー、ヴァン・メア
オトーサン、 「2005年に見たね」 ・海外特派員 映画批評NO.☆1945 現在のフォーマットになっていないので、 見直すことにしました。 原題:Foreign Correspondent (1940) 監督:Alfred Hitchcock 脚本:Charles Bennett/ Joan Harrison James Hilton/ Robert Benchley/ Ben Hecht Genre: Thriller Black and white Country: United States Languages: English/ Dutch/ German/ Latvian 上映時間:120分: あらすじ: 第二次世界大戦の危機が叫ばれるヨーロッパ。 ジョニーは、NYの行動派新聞記者。 ありきたりの記事にあきあきしている社長から 突然、欧州特派員に指名される。 ジョニーの最初の仕事は、 国際平和条約を提唱する オランダの政治家ヴァン・メイアと 英国の平和運動の指導者フィッシャーの取材 だが、物事は思い通りにはいかない。 ジョニーは、スパイ・グループを追跡するために、 フィッシャーの娘キャロルの助けを受けることになる。 出演者: Joel McCrea .... Johnny Jones(ジョニー) Laraine Day .... Carol Fisher(キャロル) Herbert Marshall .... Stephen Fisher(フィッシャー) Albert Bassermann .... Van Meer(ヴァン・メア) オトーサン、 「ヴァン・メア、強烈な印象」 その他の出演者: George Sanders .... Scott ffolliott Robert Benchley .... Stebbins Edmund Gwenn .... Rowley Eduardo Ciannelli .... Mr. Krug Harry Davenport .... Mr. Powers Martin Kosleck .... Tramp Frances Carson .... Mrs. Appleby Ian Wolfe .... Stiles Charles Wagenheim .... Assassin Eddie Conrad .... Latvian Charles Halton .... Bradley User Rating:7.4/10( 22,000 votes)IMDb User Rating:7.2/10( 151 votes) Yahoo! オトーサン、 「傑作だ」 アカデミー賞ノミネート ・作品賞 ・助演男優賞:アルバート・バッサーマン ・脚色賞 ・美術監督賞(白黒) ・撮影賞(白黒) ・特殊効果賞 User Reviews borisさん 2004年2月2日 もう一つのヒッチコックの観客を喜ばせる作品 『外国特派員』の最初の30分は、 軽いロマンチック・コメディーにも、 時事問題を題材にした風変わりなドラマにもなりそうだ。 ジョエル・マクリーが元気よく演じた主人公が、 雨の中、混雑した政治会議に出席するシーンがある。 マクリーは、彼の新しい友人である年配の大使が うつろで曇った目をしていることに気づく。 その後、謎の写真家が介入。 写真家はカメラの隣に銃を持っている... この時点で、「外国特派員」は 独創的な追跡スリラーとなり、 狂った追跡で観客の目を横切る。。 ヒッチコックがハリウッドのツールを すべて自由に使えるようにしたのは これが初めてであり、 そこから魅惑的で楽しい古典が生まれた。 オトーサン、 「なるほど、ここがプロパガンダなのか」 gapperさん 2010年6月27日 ヒッチコックのスパイ物の傑作 ジョン・ジョーンズが いきなりハントレー・ハバーストックという 意味のない変名を付けられたり、 恋愛あり、アクションありで娯楽性十分。 「ハリーの災難 (1955)」にも出ている エドマンド・グウェンがローリー役で出ている。 すぐに落ちて死んでしまうが、殺し屋の役だ。 ラストにプロパガンダのメッセージが入っているが、 これはヒッチコックらしい処置である。 ヒッチコックは、 ”映画が作れないなら死んだほうがましだ” と言うほど究極のこだわりの映画人間だが 一方で、不自然な芝居をしなければならなず悩む イングリット・バーグマンに ”嘘で良いんだよ”と助言したと言う 達観したこだわりの無さを持つ。 つまり、世が認めプロデューサーが 要求するのならプロパガンダも平気で入れるのである。 それで、プロデューサーに貸しが出来て 次回作につながれば良いのである。 そもそもプロパガンダと言えるのは、 ラストの部分のみであり全体に影響していない。 大きく評価を変えるのは、間違っていると言える。 ジョーンズがイギリスでキャロルと出会う 昼食会で演奏されているのは、 ヨハン・シュトラウス二世の ”ピチカートポルカ”である。 ヴァイオリンを減で弾くのではなく、 ギターのように指ではじく方法 (この方法をピチカートと言う)で 演奏されると言う選曲は面白い。 開戦間近と言う中での恋愛の導入として、嵌っている。