第十八回は、フィレンツェ。 NHKの「新春!ハイビジョン世界中継:伊・フィレンツェ」をみて、 かつて訪れたときの感激を新たにしました。 その録画をチェックがてら写真に収めてみました。 まずは、街の上空からの写真(1)。 画面右手に、アルノ河がみえますね。
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次の2点は、あまりにも有名ですね。 ・大聖堂(ドゥオーモ)(2)、 正式名称は「花の聖母教会」(サンタ・マリア・デル・フィオーレ) イタリア・ゴシック建築の精粋。 1296年から175年間の歳月をかけて建造されたもの。 建物の奥行きは153m、高さは100m超。 ・ヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)(3) アルノ河にかかるフィレンツェ最古の橋。 橋の両側に彫金細工店や宝石店がぎっしりと並んでいる。
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次の4点が分かるひとは、かなりのフィレンツェ通です。 ・大聖堂にあるヴァサーリ作の天井画「最後の審判」(4) ・ピッテイ宮殿(5) メディチ家のライバルだった豪商のピッティ家が建てたもの。 ラファエロ、ティツィアーノが展示されているパラティーナ画廊がある。 ・サンタマリア・ノヴェッラ教会(6) 聖母マリアに捧げられたこのドメニコ会の教会。 修道院が教会美術館として公開されている。 ・ジョット作の「十字架のキリスト」(7) ノヴェッラ教会にある。 ジョットは、ルネッサンスを代表する画家・彫刻家・建築家。 キリストや聖人らを生きた人間として描いた。 ジョットの鐘楼でも知られる
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...さて、以下の彫刻を知らないひとはいないでしょう。 答えは、ミケランジェロの「ダビデ像」。 言わずと知れたミケランジェロの最高傑作。 ヴェッキオ宮殿前にあり、高さは5.17mで 大理石でできています。 旧約聖書のイスラエルの王、ダビデが 巨人ゴリアテと戦うことを決意した瞬間を表しています。 できれば、ぐるっと一回りしてください。 その正面(8)からは均整美、背面(9)からは、力強さ、 そして顔のクローズアップ(10)からは、 青年のもつある種の幼なさや危うさも伝わってきます。
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撮影機材:RICOH CAPRIO RR30