オトーサンの写真美術館

第二十六回は、金沢・近江町市場界隈。
加賀百万石の城下町・金沢といえば、前田利家。
秀吉の親友で、秀吉の実子、秀頼の後見人でした。
金沢観光といえば、兼六園となります。
今回は、あえて近江町市場界隈に集中しましょう。
武蔵ヶ辻の南東側一帯にあって、
170店の商店・飲食店が軒を連ねています。
まずは、その周辺の尾崎神社(1)、兼六荘(2)、尾山神社(3)。
市場の喧騒が消えて、静かな町並が続きます。

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宿から近江町市場へは、300歩。
朝夕、何度も足を運びました。
昼間の喧騒はどこへやら、朝の市場風景を撮ってみました。
水揚げされたばかりの鮮魚、お値段の張るマツタケ。

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この周辺で名高いお店に行ってみました。
金沢を代表する料亭・浅田屋(7)は、数奇屋造りです。
創業380余年の老舗和菓子店・森八。(8)
そして、しゃもじ屋(9)。店先には2mの大しゃもじ。
市場で買った魚を持ち込むと料理してくれます。

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近江町市場も再開発中でした。
近代化の波は、ここも襲い、昔ながらの家屋が消えていきます。
隣家が派手な色の家に建て替えられたり(10)、
後ろに高層マションが出来たり(11)、
家の一部を駐車場にしたり(12)、
何だかとっても寂しい気持ちになりました。

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参考までに周辺地図を掲載しましょう。

撮影機材:Nikon COOLPIX P3

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