オトーサンの写真美術館

第二十八回は、柏の西光院。
「篠籠田の三匹獅子舞」は、県の無形民俗文化財指定。
徳川5代将軍綱吉の頃から伝わる獅子頭は、
雨を呼ぶ龍頭となっているそうです。
牛皿定食を食べた"すき家・篠籠田店”の店員さんに聞きました。
「このお店の名前、どう発音するの?」
「すき家よ」
「いや、そうじゃなくて、この地名のほう」
「...しごた、シ、ゴ、タよ」

ここも、花の御寺・長谷寺系です。
見事なぼたん園が地元で評判とか。
でも、牡丹は、まだ半分くらいしか咲いていません。
手入れをしているおばあさんに聞きました。
「いつが見頃ですか?」
「牡丹は終わるのが早いからね」
ゴールデン・ウィーク中が見頃かもしれません。

4月末に再訪して、門前で聞きました。
「牡丹、どうですか?」
「いやぁ、最高です」
その通り、牡丹の饗宴でした。



桜がいいね。
八重桜、枝垂れ桜、芝桜。
「芝桜は、ちがうか」

椿と山吹と躑躅が同時に見られました。
「このお寺はいつきても、お花が絶えないのよ」

1眼レフカメラで撮っている品のいい老人に聞きました。
「この花、何という名前ですか?」(左)
「思い出せんなぁ。そこまで出かかっているんだが」
「スズランですか?」
「いや、ちがう」
再訪したときに、つれあいに聞きました。
「あまどころ(甘野老)よ」

通りかかったご婦人に聞きました。
「こちらのお花、何という名前ですか?」(右)
「えーと、そう、シャガよ」
「シャガって言うんだ。そうかぁ」
「...」
わが家の庭の日陰に咲いていますが、
つれあいが名前を教えてくれません。
「何度言ったら覚えるのよ」
                  
著莪(しゃが)
 「胡蝶花」ともいう。
   檜扇(ひおうぎ)の漢名、”射干”を音読み。          
   寺院によく植えられる。    
  「紫の斑の仏めく  著莪の花」(高浜虚子)              
   6月22日の誕生花で、花言葉は「友人が多い」


西光院の住所:柏市篠籠田1214
参考までに周辺地図を掲載しましょう。

撮影機材:Nikon COOLPIX S500

表紙に戻る