オトーサンの写真美術館

第四回は、山荘風景
10年ほど前に建てた山荘は、
八ケ岳の網笠山(2524m)山麓1300mの高地にある。
周囲は、一面のからまつ林で、赤松や白樺も点在する。
初夏になると、ウグイス、かっこうなどが鳴く。
最初のうちは、小鳥が飛来してくるのが嬉しく、
バードバスや巣箱を置き、ひまわりの種を置いたものだ。
池もつくって、金魚やカメを飼ったりもした。
種々の草木や花も植え、庭づくりも樂しんだ。
最近は、すべてが面倒で、草むしりをする程度。

今年はじめてハルゼミを見た。
小型のセミで、準絶滅危惧種だそうだ。
透明な羽、体は黒褐色。
天気の日しか鳴かない。
ピークは午前10時から午後2時頃まで。
集まって一斉に鳴くので、かなりうるさい。
鳴き声は「ギー、ギー」「グェッ、ギー」 という感じ。
優美な姿とは似ても似つかない。

撮影機材:Panasonic DMC-LX1


題名検索へ 表紙に戻る